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皆様今晩は。明日からは大学選手権が始まりますね。明日は、古川(日本文理大)投手や加藤(九州国際大)遊撃手などが登場して来ます。ところで日米大学野球って、その会場だけの特別推薦メンバーみたいな選手が出場しますよね。これって代表選考会のメンバーとは別でしたっけ?東北地区での試合が2試合に、四国地区の試合が1試合ありますよね。なんだか選考会に呼ばれていない選手の中で、誰か選出されないのか気になります。今年から日米野球の試合も、TV中継されるそうなので期待しております。
今晩は、今日入れ替え戦を制した立正大の左腕・小石博孝投手を取り上げます。入れ替え戦では、二日連続の先発。名実共に、立正大の主戦として認められた瞬間でした。秋に向けてクローズアップされ、プロ入りして欲しい投手です。
◎小石 博孝(立正大 4年)投手 177/77 左/左
(どんな選手?)
大学3年生までは、リーグ戦で10試合登板。しかし制球に不安があるなど、ここまであまり印象的な活躍は出来ていなかった。そのためリーグ戦でも3年間で1勝もしていないなど、かなり地味な存在だった。しかし今春のリーグでは、球の出所を隠した独特のフォームと、140キロ台の速球を武器に活躍。私の周りの観戦仲間達からも、面白いイチオシ選手として話題になる存在となっていた。
(投球スタイル)
前の肩の開きをギリギリまで抑えた球の出所の見難いフォームと、地面に向けた足をギリギリまで着地させない独特のフォームで打者はタイミングが取りにくい。技巧派と思いきや常時130キロ台後半〜140キロ台中盤を記録する球の威力・勢いもあり、かつカーブ・スライダー・スクリュー・カットボールなど多彩な変化球や攻めのバリエーションで、相手の的を絞らせない投球も出来る実戦派左腕。
それほど細かい投げ分けは出来ないが、球は全体的に低めに集まり、勝負どころでは高めの空振りを誘ったり、内角を厳しく突いたりとストレートも、いろいろ投げ分けることが出来るのは魅力。カウントを悪くして立て直す制球力もあり、勝負どころでも踏ん張ることが出来るなど、けして四球で自滅するタイプでもない。牽制もそれなりで、クィックも1.1秒台と早く、ランナーを出しても得点に結びつけない投球が出来るところが買い。
まだまだスクリュー系の球を、上手くコントロール出来ないことが多いので、この辺の球が上手く使えるようになると、投球も随分と楽になるだろう。特に縦の変化はないものの、三振も奪える強さと上手さを兼ね備える投手。更に経験を積んだ秋には、更なる飛躍が期待出来そうだ。
(今後は)
投球に凄みとか、素材にスケールを感じさせるタイプではない。むしろイヤらしいタイプを売りにしながらも、意外に球の力・精神的なタフさも感じさせる投手。良い球を持っていても、後一歩踏ん張れない湯本(専修大)とは対照的に、プロでも地味ながら確実に計算出来る投手に育つのではないかと言う期待を抱かせてくれる。けして最上位の器ではないが、一年目からプロの即戦力としての活躍を期待出来る貴重な存在ではないのだろうか。
蔵の評価:☆☆
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