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大学選手権初日・東京ドーム第三試合

 投稿者:蔵建て男  投稿日:2009年 6月25日(木)01時42分44秒
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  皆様今晩は。今日は、午前中雨に濡れての仕事だったので、きっと二、三日後には、風邪の症状がでそうです。ただ最近、持病の眼の症状が出なく、薬を変えてから、かなり改善出来てきました。身体が疲れて早めの就寝をとることはあっても、目の調子が悪く寝るしかないと言う機会が減ったのは、非常にこの活動をしていても大きいですね。用さえ溜め込まなければ、毎日の更新も安定して出来ると言うものです。

さて今回は、東京ドーム初日の弾三試合・佛教大VS中京大の試合です。この試合は、ここまで見てきた大学選手権でも、一番刺激的な試合となりました。

◎大野 雄大(佛教大 3年)投手 182/72 左/左 (京都外大西出身)

(どんな選手?)

京都外大西時代から、非常に注目されたサウスポーです。昨年までは、神宮でコンスタントに140キロを超えて来ると言う感じから、今回の大学選手権では、球速表示の厳しい東京ドームで、145キロ級の球速を連発致しました。明らかに球威・球速が増しており、来年のドラフト最上位候補です。

(投球内容)

腕を外からブンと振って来るような強引なフォームながら、常時140〜MAX147キロを記録した球威のある剛球を投げ込んで来ます。また低めに結構行くことが多いのですが、この低めに決まる速球は、少し沈むような独特の球筋で中々打者は捉えにくいなどの特徴があります。変化球は、カーブ・スライダー。殆どはスライダーなのですが、速球の勢いがあるので、思わず振ってしまうようなキレはあります。

制球は完全に荒れ球タイプなので、細かいコースの投げ分けは出来ませんが、四球で大きく自滅するようなことはありませんし、外へ外へと球が散っているので、それほど悲観する必要はありません。ただ牽制・クィックなど相変わらず下手で、その辺の課題が修正出来ていない点が気になります。

元々は、もっと投球をまとめることが出来たタイプの投手でしたし、元来フィールディングも下手投手ではないはずです。パワーアップする反面、そういった投手としての総合力・バランスが崩れているところが気になるところです。

また、かなり身体に負担のかかるフォームなので、アフターケアなど充分に注意して欲しいところです。2回戦の富士大戦では、かなり一回戦に比べると、球威・球速が落ちていたところからも、その辺が気になりました。

(今後は)

20歳ぐらいまでは、肉体の成長も続けるので、ポテンシャルは向上します。問題は、この成長が終わりをつげ衰え始める時に、如何に試合をまとめる能力・術を磨けるか、身につけられるかが、投手としては大事な要素となります。

ここまでは、その勢いで押すスタイルでも好かったでしょうし、それでも通用してきたと思います。しかし、これからプロと言う世界を想定すると、ただ力だけで押すだけでは厳しいと思います。この選手の本当の真価が問われるのは、これから最終学年に向けて、如何に投手としての総合力・実戦力を意識的に、改善出来るのか、そこにかかっているのではないのでしょうか。小さくはまとまって欲しくはないのですが、その辺も一つ期待してみたいところです。それさえ改善して行ければ、間違いなく豊作の来年でも目玉級の存在になれる投手だと思います。

△武藤 好貴(中京大 3年)投手 176/70 右/右 (札幌藻岩出身)

(どんな投手?)

札幌藻岩時代から、それなりに知られていた好投手でした。130キロ台だった球速も、大学では、140キロ台中盤まで叩き出せるまでに成長。今春のリーグ戦では、7試合に登板して、5勝1敗 防御率0.89と安定した成績を残しました。

(投球内容)

中背体格ながら、東京ドームのスピードガンでも常時140キロ台〜MAX143キロを記録するなど、かなり速球には力強さを感じました。スライダーに、かなりブレーキがあり、緩急が効いて効果的です。他に、カーブ・チェンジアップなどもあるようですが、この球は、投球の幅を広げる程度の意味合いで、それほど存在感は大きくありません。

相変わらず着地が早く、下半身の使えないフォームです。球も全体的に高い点なども、あまり改善はされておりません。それほど甘くない球を打ち返されている点からも、開きの速さも改善されていないのではないのでしょうか。

(今後は)

先発でやって行くのか、リリーフで押して行くのかは、彼が進むチームの投手事情で左右されるかもしれません。ただ速球とスライダーの威力はある選手なので、社会人でも1年目から活躍するかもしれません。

現状、社会人レベルならば、今のポテンシャルでも力で押せるだけのものはありそうです。ただ元来、縦の変化には乏しい選手で、空振りを何処まで狙って取れるようになるのかと言う疑問は残ります。

全体的に球が高く、アバウトな部分はあるのですが、粘り強く先発で抑えて行く方が、向いているかもしれませんね。今後も社会人などで、その活躍を見守り続けたい投手ではありました。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 
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