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大学選手権初日・東京ドーム第三試合2

 投稿者:蔵建て男  投稿日:2009年 6月26日(金)01時59分13秒
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  皆様今晩は。今週は、久々に関東圏を出ないでの観戦となり、のんびりページもいじられると思います。夏の予選までに、まず行いたかったこともあり、それを済ませて夏本番を迎えたいですね。

大学選手権も、今日で初日の全試合の模様を確認で、1回戦の模様は全部確認出来ました。まだ2回戦で確認出来ていないカードがあるので、また一日1試合ぐらいのペースで更新を進めて行きたいと思います。また大学選手権の主立った選手の個別の寸評も、そろそろ初めて行きたいと思います。今日は、昨日お送りした最も刺激的な試合・佛教大VS中京大レポートの第二弾から。

△戸軽 優二(中京大 4年)DH 182/75 右/左 (豊田西出身)

(どんな選手?)

豊田西時代は、高い出塁率・俊足・軽快なフィールディングに定評のあった遊撃手。しかし、この大学選手権では、3番・DHでの出場でした。今春のリーグ戦では、打率.238厘・0本・3打点、あまり芳しくない成績に終わりました。リストに名前があがっていた選手なので、チェックを入れてみました。

(守備・走塁面)

残念ながらDHでの出場と言うことで、守備に関してはよくわからず。走力に関しては、180センチ台の大型野手ながら、塁間を4.05秒前後で走り抜けるなど、基準を上回る脚力の持ち主です。恐らくこの選手の売りは、180センチ台の大型野手ながら、動ける身体能力に高さにあるのではないのでしょうか。

(打撃内容)

大型の左強打者タイプでしたが、佛教大・大野の前に持ち味を充分発揮することは出来ませんでした。ヘッドスピードは、まずまず基準レベルあり、野手の間を抜けて行く強打が持ち味なんでしょう。

ただこの試合を見る限り、脆いというか対応力はイマイチなのかなと言う気が致しました。リーグ戦の成績からも、全国レベルの投手相手だと少々厳しいのかなと思いました。

(今後は)

4年生で中軸を任されている選手だけに、社会人あたりでは何処か受け皿があるかもしれません。ただそこでアピールするためには、まだまだ対応力を増して行かないと厳しいと思われます。また走塁・守備力でもアピールして行かないと、よほど打たない限りは、出番にも恵まれないと思います。志しを高く持って、更に上を目指して欲しい選手でした。

△東間 竜也(中京大 3年)捕手 176/80 右/右 (大府出身)

(どんな選手?)

塁間1.7秒台を記録する猛肩の持ち主で、私も長く捕手のスローイングタイムを計測致しておりますが、殆ど記憶にないぐらいの破格のタイムです。ただ肩が強いだけでなく、捕手としての資質も悪くなく、打撃でのアピールが出来れば来年楽しみな存在ではないのでしょうか。ちなみに今春のリーグ戦では、打率.222厘 1本 9打点と、打率こそ低いのですが勝負強い打撃が光っていたようです。

(ディフェンス内容)

少し強引なぐらいのスローイングですが、捕ってからも素早く破格の1.78秒前後のタイムでランナーを刺す大学球界屈指のスローイングの持ち主です。キャッチングもミットの存在を示しながら、地面までグラブを降ろさずに捕球出来る選手なので、ワンバウンド処理などの際も、機敏にしっかり受け止めることが出来ておりました。

グラブ捌きも柔らかいですし、キャッチング自体も悪くないと思います。投手に軽く返球するなど、恐らく相手に配慮したタイプの捕手だと思われます。カバーリングなどもしっかり出来ておりますし、ディフェンス力には光るものがあります。

(打撃内容)

課題は、正直あまり気になりませんでした。ただ来年の最上位候補左腕・大野雄大(佛教大)の速球をはじき返すなど、145キロ級の速球には力負けしないスイング持ち主です。

ただ次の打席では、スライダーで翻弄されるなど、変化球への対応などが、今後の課題でしょうか。

(今後は)

捕手はまず肩からと言うプロの考えからすれば、彼は超A級の素材です。それでいて、ディフェンス力もある選手ですから、守りの面から考えれば来年のドラフト候補と言うことになりそうです。

ただ実際見てみると、そういった雰囲気は全くしてきません。それだけに本人も自覚を持って、打撃でもチームの中心選手になるんだと言う意識の元、あえてプロを前提に今後は野球に取り組んで頂きたい選手です。けして非力な選手ではないので、対応力を増せば中軸も充分担えるポテンシャルは、秘めているのではないのでしょうか。強肩だけの捕手は、全国にあまたおりますが、ディフェンスの総合力を加味している選手は稀です。更に打撃でのアピール次第では、非常に面白い存在になって行くのではないのでしょうか。

◎上杉 芳貴(中京大 3年)投手 179/75 右/右 (豊田西出身)

(どんな選手?)

豊田西時代から評判の投手でしたが、大学1年の神宮大会では、いきなりMAX146キロを記録するなど存在感を示した投手でした。ただ当時は、身のこなしが固く、好い変化球・制球力に課題があったのですが、だいぶその辺も改善されてきました。今春のリーグ戦では、4試合に登板して2勝0敗 防御率0.90とだいぶ実戦力が身についてきた印象です。

(投球内容)

相変わらず少し身のこなしが固いところがあるのですが、腕をしっかり振れるところは魅力です。ワインドアップから振りかぶり、球速表示の厳しい東京ドームのガンでも、常時140キロ台〜MAX145キロまで記録。しっかり手元まで来る力強い球質も兼ね備えるなど、その球は来年の最上位クラスに位置する本格派です。

この試合では、リリーフでの登板だっただけに、速球で押す投球。120キロ台の横滑りのスライダーとフォークのような縦の変化でも空振りの三振を奪えておりました。また球もコーナーに散るなど、課題であった制球力・変化球も、かなり好くなった印象です。

(今後は)

来年は、チームのエース格として、どんな投球を魅せてくれるのか注目です。特に先発時の球の勢い・制球力・変化球の精度など、もう少しじっくり見てみないとわからない部分も多くあります。

ただその球そのものは、来春のリーグ戦にチェックに行かなければならないぐらいの器の選手であり、順調に行けばドラフト戦線を盛り上げる上位指名候補者だと考えられます。この制球力・変化球が本物ならば、最終的に大豊作が期待される2010年度においても、上位12名に入って来る可能性を大いに秘めた存在だと思います。期待して見守りたい1人ですね。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 
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