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皆様おはようございます。遠征の間いなかった分の用を、昨日は片付けておりました。大体片付いたので、今日は帰宅後更新作業も進めて行けると思います。ここ数日中に、都市対抗で取り上げていない選手が数名残っているので取り上げて、総括を週末までに完成させたいと思っております。それが済むと、ドラフトまで20日あまりの間は、未発表選手の個別寸評を連日、1日1名程度のペースで更新出来ればと考えております。
今回は、先日観戦してきた九州の大学生を。古川(日本文理)投手と門脇(福岡大)投手に関しては、個別での寸評を予定し、ここでは取り上げませんので、ご了承ください。
○岩尾 利弘(別府大)投手 179/69 右/右 (津久見出身)
(どんな選手?)
大学選手権でも登板の経験がある九州地区を代表する好投手です。冷静なマウンド捌きと安定した制球力が売りの、完成度の高い選手です。
(投球内容)
ちょっと球を置きに来るような感じのフォームが気にはなるのですが、球速は135〜MAX89マイル(142.4キロ)を記録する選手です。特に速球に勢い・伸び・キレなど特筆すべきものはありませんでしたが、両サイドを突く制球力は健在でした。
変化球も、カーブ・スライダー・チェンジアップ・フォークなど一通りあります。大学選手権で見た時には、ストレートを微妙に動かしていたように見えましたが、この日はその辺はよくわかりませんでした。
この選手の素晴らしいのは、両サイドにきっちりすべての球種の球を投げ分けられるコントロールにあります。また以前にはなかった縦の変化も増え、攻めのバリエーションが増し、相手の的を絞らせないようになりました。
フォームに癖がなく、これは!と言う球がないのですが、淡々としたマウンド捌きと安定した制球力で、相手を抑えて行きます。
(今後は)
フォーム・球自体に凄みがないので、プロとなるとインパクトが物足りない部分はあります。ただ投球レベルは高く、精神的にも波が少ない選手なので、自分の持ち味を上のレベルでも遺憾なく発揮出来れば、ソコソコ抑えてしまう可能性もあります。
ただ現状の投球でプロに混ぜた時に、上積みが乏しそうなタイプで、通用しなかった時は怖いかなと思います。そういった意味では、あえて社会人レベルに進んで、大舞台・更にレベルの高い相手でも、通用するところを示してからでも、プロ入りは遅くはないかなと思います。今がすでに「旬」とみるか、リスクを避けて2年後まで様子見をするかは、意見が別れるタイプかもしれません。
△美沢 将(第一工業大)遊撃 181/75 右/右 (喜界高校出身)
(どんな選手?)
個人的には、喜界高校の2年時に見たことがあったが、それ以来の観戦となる。180センチ台の均整の取れた体格が目を惹き、高い身体能力が売りの選手で、この試合では4番・遊撃手として出場していた。
(守備・走塁面)
試合前練習から見ていると、ボールの正面にまわって補強しようとする基本に忠実なプレーを心がける。ただボールが手につかないことが多く、キャッチングの際にポロポロすることが多いのが気になった。
グラブ捌きに柔らかさは感じられるものの、繊細さや動作にスピード感・感じられず、やはり上のレベルだと遊撃は厳しそう。ただ地肩に関しては、基準レベル以上のものがあるのは確かだ。
走力に関しては、よくわからず。上のレベルで足を売りにするほどのスピード感は、この試合を見る限りしなかった。
(打撃内容)
スクエアスタンスで構え、特に構えた時の緊張感・威圧感・柔らかさなど、特徴らしいものは感じられなかった。ネクストバッターボックスでも、相手投手の球筋を確認し、タイミングを図るなどしていたが、素振りの動作からも、それほどチェックポイントを決めて、考えてスイングをしているようには見えず。
足場を慣らすのは並程度で、打席に入る時にもラインを踏んで入って行くことから、それほど細かいことまで気が行く、あるいは強いこだわりがあってプレーしている選手は見えなかった。
ボールを捉えるセンス・選球眼・ヘッドスピードも、プロを想定すると、際だつものは感じなかった。
(今後は)
守備・打撃共に、プロとなると物足りない印象。ここは、社会人野球に進み、本格的な指導で、その身体能力を活かしたプレーを身につけたい。今後の成長に期待してみたい選手だった。
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