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秋季中国大会はベスト4が決まりました。前評判が圧倒的に高かった関西・広陵・開星が力の差を見せつけて順当に勝ち上がっています。おそらくこの3校は近年の中国地方では最もレベルが高いと思います。打の開星、投の関西、総合力の広陵。ぜひこの3校で選抜に出場して活躍してもらいたいです。
今大会で1番力を発揮しているのは開星高校なんですが、秋の時点では同校史上最強という呼び声もあって、さすがに強いです。攻守とも非常にハイレベルで、全国でも上位に入れる力を充分もっていると思います。今日は逸材多い開星の中でも全国に誇れるであろう選手を軽く紹介しておくので、お目にかかる機会があればぜひチェックしていただきたいです。
●白根 尚貴(1年) 投手 右投右打
開星の絶対的エースで、昨春から登板の多かった期待の逸材です。ややスリークウォーター気味のサイドから最速145kmのストレートを投げます。体格は183cm83kgと1年生離れしており、マウンドでの図太さも大物感を感じさせます。抜群にコーナーをつけるわけではありませんが、制球は安定しており、自滅することはまずありません。それが秋の公式戦防御率0点台という数字につながっているのだと思います。力むとインコースにいくクセがありますが、打者からは恐怖を感じて逆に打ちにくい部分もあるでしょう。変化球はスライダー・カーブ・シュート・シンカーなどを投げ分けますが、詳しくはまだ分かりません。フォームは何かロボットが投げているような硬い印象を受けます。上体に頼っているような投げ方に見え、これでこの投球ができるのですから今後に期待です。
また、打者としても中国最強の開星打線の中で5or6番を打ちます。この体格だけあってパワーがあり、県大会では5割以上の打率を残した強打者です。練習試合では14打数連続安打も記録したようです。
2年後には必ずドラフト候補になる選手だと思うので、今後が非常に楽しみです。
●出射 徹(2年) 捕手 右投右打
新チームで4番になり一気に頭角を現した選手です。85kgくらいに見えるガッシリした体格から非常に鋭い打球を放ってきます。県大会からの7試合で5本の本塁打を放ち、絶対的な4番として強力打線の核を担っております。4番が固定できなかった旧チームとの大きな差は、彼の存在による強さだと思います。県大会決勝ではライトに2発、先日の中国大会初戦ではレフトに特大の2発を放ったのが印象的です。今後はレベルの高い投手に対してどう対処するのかを見ていきたいと思います。
捕手としては強肩を生かして高い盗塁阻止率を誇っていますが、その他はデータ不足です。まだまだ荒さはありますが魅力的な素材ですのでぜひご確認を。
●糸原 健斗(2年) 三塁手 右投左打
最後に、蔵さんも寸評しておりよく知った選手だと思いますが、この選手を。
ご存じの通り(?)走攻守3拍子揃った好選手で、新チームでもその活躍は止まること知りません。昨年の中国大会で新庄の六信らから9打席連続安打を放ち一躍有名になった彼。選抜でも良いところばかりを見せつけました。中国屈指の好打者として注目された新チームでも、彼は相変わらず凄いです。
県大会では5試合で5割超・本塁打1・二塁打5と高い成績を残し、迎えた中国大会。初戦でホームランを打ち、迎えた好投手星野擁する東岡山商業戦。彼は流し打ちで2本の本塁打を放ちました。
1本目は星野が投じた高めのボール球を上から強く叩きスタンドへ。圧巻は2本目、変化球にタイミングを狂わされるものの技ありでレフト場外へ・・・。とにかくすごいです。彼を抑えられる投手が中国地方にいるのか疑問に思います。どのコースにも逆らわずに力強く広角に打ち返します。体重も夏より5kg増え、それが本塁打が増えた要因でしょう。スイングは相変わらずコンパクトで鋭いです。
打席での雰囲気も堂々としておりとても頼りがいがあります。中国地方では完全に別格の存在となりました。彼が1番にいることは相手にとって脅威・・・。おそらく島根県史上最高の1番打者だと思います。
足も肩も守備も良く、本当にいい選手です。身長があればプロも可能性があるのですが・・・
新チームになれば彼がショートを守るものだと思っていましたが、1年生の大畑という上手いショートがいるのでサードのままです。それでもスカウトが注目する選手であることは間違いないと思います。
一段と輝きを増した、全国の舞台で存分に暴れてほしいと思う好選手です。
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