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2009年 神宮大会の逸材3!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年11月25日(水)02時58分38秒
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  皆様今晩は。中々集中して更新出来る時間もないのですが、毎ペースで書き込んで行けたらと思います。今回も来春の選抜に向け、神宮大会で気になった選手を。

○岡本 健(兵庫・神戸国際大2年)投手 177/76 右/右

(どんな選手?)

中背でそれほど奥行きは感じられませんが、馬力のある投手です。ある程度投球が出来る完成度もあり、現時点での総合力は、全国レベルの力があります。雰囲気的には、同じ兵庫の逸材だった佐藤 翔太(東洋大姫路-東洋大1年)投手に、なんとなくだぶるものがあります。順調に一冬超えれば、選抜でも話題になる投手の一人ではないのでしょうか。この投手の最大の良さは、しっかり腕を振ることの出来るリリースにあるように思えます。

(投球内容)

バランスの取れたフォームから投げ込む投手で、球速は135~140キロ強の球速を誇ります。その球には、球威・勢いが感じられ、そういった球をコンスタントに投げ込める肉体にも馬力が感じられます。変化球は、スライダー・カットボール・縦スラ(フォーク)・チェンジアップ系の球もあり、かなり多彩な球種を持ち合わせているようです。そういった球種を使って、狙って内角を厳しく突いたり、確実に縦に落差のある球を投げ込んで空振りを誘うなど、すでに投球がある程度出来る完成度が、この投手にはあります。

1.1秒台後半~1.2秒台後半のクィックは平均的で、牽制なども平均的な技量はあります。打ってもパワフルな打撃をする選手ですが、こういった動作や打撃センスなどを観ていると、それほど野球センスが高いようには見えません。そのため投手らしい、きめ細やかな投球や、「間」を上手く使ったり、ハズしたりと言う駆け引きが上手いタイプ、投球センスが高いタイプとは、少々違うように思えます。

投球フォームを観ると、引き上げた足を空中でピンと伸ばすことなく一気に体重を落とす珍しいメカニズムを採用しております。そのためエネルギーは一気に放出される分、投球にタメなどの「間」作れない傾向にあります。また足の甲の抑えがつま先のみなので、上体が浮き、球が高めに上吊る傾向にあります。彼の最大の欠点は、どちらかと言うと空振りを誘うような質の速球ではない球が高めに甘く行き、その球を痛打される欠点があります。

やや早い着地・開きの投球フォームが、上手く上体が突っ込まない時は良いのですが、これがバランスを崩し始めると怖いですね。かなり身体への負担の大きなフォームをしているので、連投など疲れが貯まってきた時のフォームバランスの維持が一つ課題かと思います。

特筆すべき点は、リリースにあります。腕を強く振ることが出来、それでいてボールをしっかり前で離せる球持ちは特筆ものです。これで一冬超えて、上半身と下半身のバランスが取れてきた時に、一体どんな球を投げ込めるようになるのか、春までの成長がとても楽しみです。

(今後は)

それほど今後、上積みが多く期待出来る余力があるのかは微妙です。ただ身体自体は強いですし、腕もしっかり振れる選手なので、一冬超えた選抜ぐらいまでは、更にワンランク・ツーランク伸びてくる可能性は残されていると思います。選抜で常時140キロ前後~MAXで145キロを超えて来るようだと、ピッチングもそれなりに出来る選手なので、ドラフト候補として注目される存在になろうかと思います。縦の変化を狙って投げられるなどの特徴もあり、その点でも興味深いです。それほどスケール・センスは感じませんが、方向性を間違わなければ、高校卒業の時点で有力大学・社会人チームはたまたプロなどの選択肢をも期待出来るぐらいの可能性は、秘めているのではないのでしょうか。

○濱元 大希(愛媛・今橋西2年)遊撃 172/65 右/左

(どんな選手?)

小柄ではあるのですが、チームの核弾頭を担う三拍子バランスの取れたプレーヤーです。特に構えた時に、ビシッとフォームを決められる選手で、そこからは高い集中力と意識の高さを感じさせてくれる選手です。一見良くいる高校生の好打者かと思いきや、ピリリッと光るものがあるナイスガイです。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.1秒強ぐらいで走破する、中の上レベルの脚力です。ただプレー全体にはスピード感が感じられ、動作の1つ1つに高い集中力も感じられるなど、その走力以上に、盗塁を狙って奪える可能性を秘めた選手だと思います。

また遊撃手としても、打球への一歩目の勘の良さが目立ちます。それでいてボールを丁寧に扱うと言う意識もあり、現状キャッチング・スローイング・フットワーク共に際だつものはありませんが、将来的には上のレベルでも二遊間を担えるスピード感を秘めており、この冬の成長次第では、大きく資質を伸ばしてくる可能性があると踏んでおります。地肩も基準以上ですし、攻守に完成度は高くありませんが、大きく伸びる可能性を秘めております。この点では、選抜での成長ぶりに一つ注目したいポイントですね。

(打撃内容)

とにかくビシッと決めて構えられる選手で、意識と集中力の高さは特筆ものです。一度始動してからベース側につま先立ちしてからチョンと小さくステップする選手で、本格的な始動がリリース後と言うのが、上のレベル球速・キレを意識すると苦労しそうかなと言う大きな欠点はあるのですが、グリップをいち早くトップの位置に持ってきて、一気に無駄なく振り抜ける選手なので、意外に差し込まれることは少ないタイプかもしれません。

この「間」の時間が殆どないことからも、緩急への対応が課題となると思いますが、高めの甘い球は逃さず振り抜けるように、狙いを絞った球を射貫く能力には高いものがあります。

下半身も足下がブレずにスイング出来るので、打ち損じも少なそうですし、上半身もトップ~インパクトまでロスなく振り抜ける技術は高いです。またヘッドが下がることなく、コンパクトかつヘッドスピードもシャープで、長打は期待出来るタイプではないですが、的確に捉える・バットの芯で射貫く能力には高いものがあります。目線のブレ・身体の開き・軸足の粘りなどの体軸のブレ・狂いも極力抑えられているなど、打撃技術はかなり高い選手だと言えるでしょう。

(今後は)

現時点での走・守のレベルは際だつものはありませんが、この冬の取り組み次第では、かなり上手いレベルまで引き上げられるのではないかと期待しておりますし、その資質を強く感じさせます。

打撃も本格的な始動の遅い「仕掛け」には、少々将来的な不安は感じますが、高校生レベルならば、ある程度の投手まで対応して来るのではないかと思います。現に岡本健(神戸国際大附)レベルの全国級の投手の球にも、すでに立ち後れることなく甘い球をはじき返しておりましたので。

プレー1つ1つ・指先の先端まで意識が行くようなプレースタイルは、高校生としては滅多にお目にかかれない集中力です。過去にこういった選手は、西岡剛(大阪桐蔭-ロッテ)や田中賢介(東福岡-日ハム)などがおりを彼等を彷彿させるものがあります。ただ彼等よりも、肉体的なポテンシャルの面で劣る部分があるので、その辺を今後の成長で何処まで埋めることが出来るのか、今後の野球への取り組み方が非常に求められます。それによって大学タイプの好打者タイプなのか、プロをも意識出来るまでに成長するのか、選抜までの成長ぶりが大いに注目されます。彼の研ぎ澄まされたプレーの一つ一つを、ぜひ選抜では注目して頂きたい!

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 
 
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