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2009年 神宮大会の逸材14!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月12日(土)08時53分3秒
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  皆様おはようございます。昨日の夜から少し時間が出来たので、今日も積極的な更新を進めて行きたいと思います。

△皆本 晃介(関西国際大)三塁 170/70 右/右

(どんな選手?)

3年春に首位打者を獲得した実績の持ち主で、今秋は二塁ではなく三塁手として出場しておりました。卒業後は、Jプロジェクトに進んで野球を続けるようです。元々リストに名前があがっていた選手だったので、今回取り上げてみました。

(守備・走塁面)

打球への反応が良く、ガッツ溢れる三塁手です。また地肩も強く、上のレベルでも三塁手としてならば上手い部類の選手になりそうです。こと三塁手としてのディフェンス面には、注文のない好選手です。

一塁までの塁間を4.2秒強ぐらいの脚力の持ち主で、これを左打者換算にすると、3.9秒強に相当するなど、走力もそれなりの俊足選手です。ただ6番を務めるように、実際その走力ほど足を活かすプレースタイルのかは微妙かなと言う印象は受けました。

(打撃内容)

スクエアスタンスで、グリップをあらかじめ捕手側に添えて構える選手です。投手の重心が下がりきったあたりで始動する「平均的な仕掛け」を採用。本質的には、中距離・ポイントゲッタータイプなのかもしれません。

足を大きく引き上げて真っ直ぐ踏み込んで来ます。足をあげてから降ろすまでの「間」があるのですが、基本的に着地までのタイミングを計っていると言うよりは、大きく足を上げ降ろす踏み込みを重視したスタイルとなっております。踏み込んだ足下は我慢出来るので、右方向への打撃も可能になります。基本的には内野の間や外野前に鋭くはじき返す打撃が持ち味の選手のように思えます。

早めに打撃の準備段階であるトップ(バットを振り出す位置)を作れるのは良いのですが、少しリストワークに遊びがない分、打撃の対応力に固さと言うか脆さみたいなものが感じます。またスイング軌道がやや身体から離れているので、インパクトまでの軌道に課題があり、この辺が対応力に影響している気が致します。

特に上体が悪いと、自分からボールの方に身体が突っ込んで行ってしまうので、その辺に注意してボールを呼び込めるようになると、もっと安定した打撃が出来るようになるのではないのでしょうか。基本は、コンパクトにはじき返すのが、この選手の持ち味だと思いますので。

(今後は)

俊足・強肩の身体能力を活かしつつ、2番・6,7番あたりでの活躍が期待されます。この身体能力を活かして二塁あたりが務められるようだと、付加価値がついて良いですね。

ただ打撃は、首位打者こそ獲った経験があるようですが、上のレベルを意識すると対応力に課題があるように思えます。もう少し打撃に特徴が出てくると面白いです。タイプ的には、梵 英心(広島)の大学時代に少し似た印象があります。彼のように社会人で、その才能を爆発させて欲しい選手でした。

○大塚 豊(創価大 4年)投手 180/83 右/右 (創価出身)

(近況)

日ハムに2位指名された大塚だったが、この秋はリーグ戦・神宮代表決定戦と観戦出来ず、ようやくチェック出来たのは、神宮大会・九州産業大戦で敗戦濃厚な9回からだった。その状況での登板こそが、彼の今の状態を如実に語っている。

(投球内容)

この1イニングに投じたすべての球は、90キロ台のスローカーブと120キロ弱のフォークとのコンビネーション。一球も速球を投げてこないあたりに、彼の状態の深刻さが伺われる。

この投手、生粋のフォークボーラーなのだが、お尻の落としが甘い上に、着地までの粘りがあるタイプではない。そのためどうしても、フォークなどの球を投げるには、身体への負担が大きくなるタイプなのだ。元々フォークは、かなり身体への負担の大きな球種。その上フォームの後押しがないのは、よほどアフターケアに注意しないと、今後も故障に悩まされる可能性が高い。

また以前から気になるのが、彼のフォークと言うのは、球速が遅くドロンと落ちるタイプのフォーク。この手のフォークは、意外にプロの打者は見切ったり、ファールで粘られることが多く、プロでは苦労することが多い。そういった時に、如何に他の球種でも抑えられる術を持っているのかは重要な要素になる。

ピッチングの上手い彼なので、大学レベルならば上手く誤魔化すことが出来たが、プロレベルの打者相手ではどうだろうか?特に速球の伸び・キレがもう一つで、手元までボールの来ないタイプの大塚にとって、フォークでは仕留められない・フォークを投げたくても身体への負担が大きく投げられない、なんて状況に陥ると翼をもがれた鳥のようなものだ。その辺が、アマ球界屈指の完成度を誇る好投手でも、不安と言えば不安要素になる。

(今後は)

元々この投手の魅力は、大学生にしてプロ級の投球が出来る、マウンド捌き・投球レベルの高さにあった。逆に言えば、今後の伸びしろを期待するとか、投手としてのスケールに期待を寄せるようなタイプではないだけに、一年目から使えないとなると、正直魅力が半減してしまう。この秋の投球を観ると、その点で一年目は、自分の能力を発揮出来るまでに回復するのかな?と言う不安は、この投球を観ると募った。

アマ球界屈指の即戦力候補である彼が、実は即戦力になり得ないのではないか?そういった部分だけが膨張した登板であり、最終的な評価こそ変更はしないが、暗雲が立ちこめてきた印象は拭えない。果たして1年目は、どんな成績なるのか注目してみたい。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 
 
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