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2009年 神宮大会の逸材27!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月30日(水)23時15分17秒
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  皆様こんばんは。このシリーズも、個別に寸評を予定している選手を除き、明日が最終回を迎えます。今回も、続きを行って行きたいと思います。

△越前 一樹(立正大 3年)右翼 180/78 右/右 (横浜高出身)

(どんな選手?)

横浜高校時代から、強打者としての片鱗をみせていた選手でした。ただどうしても脆い部分があり、この秋も打率.196厘と、それを解消できておりません。一応来年の候補として名前もあがっているようなので、久々にチェックを入れてみました。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.4~4.6秒ぐらいと、左打者換算すると4.1秒~4.3秒ぐらいで、基準レベル前後の脚力はあるようです。しかし秋のシーズンも盗塁0個と、実際には足を売りにして行くようなタイプではないようです。

右翼手としての動きは、可もなく不可もなくといった感じで破綻はありません。地肩も中の上レベルぐらいと、まずまずのものがあります。守備に関しては、際立つものはありませんが、足を引っ張ると言うことはなさそうです。上のレベルなら左翼あたりならば、問題がなさそうなレベルです。

(打撃内容)

打撃は、脆い反面、もっと荒々しいタイプなのかと思いましたが、意外にそうでもありませんでした。スクエアスタンスで、グリップを下げてリラックスして構えられております。ただ仕掛けが、投手の重心が上がりきったあたりで始動する「早すぎる仕掛け」を採用。これだと、投球フォームによってタイミングを狂わされる恐れがあります。

早めに引き上げた足は、真っ直ぐ踏み込むのですが、インパクトの際に足元がブレてしまいます。打てるポイントは少なくないはずですが、打ち損じの多いタイプかと思います。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは遅くないのですが、バットの振り出しが悪くインパクトまでに、ロスのあるスイング軌道をたどります。ただインパクト後は、無理にヘッドが下がらないように心がけているので、スイングが横切りになり、縦の変化に脆そうな印象を受けます。スイングの弧は、意外に小さくコンパクト。強打者としてのイメージとは、現状違うイメージのスイングです。そのため現状、ヘッドスピード・打球共に、それほど光るものはありません。

(今後は)

2010年度の、大学球界期待の大型野手ですが、現状は高校時代から殻を破れていないように思えます。守備・走力共に平均的で、打撃も脆い。何か売りになるものを作って行かないと、更に上のレベルと言うのも見えてこないかもしれません。最終学年で、その潜在能力を開花させることはできるのでしょうか?

◯赤堀 大智(立正大 4年)中堅 188/83 右/右 (掛川西出身)

(どんな選手?)

巨体を活かしたスケール溢れる打撃が魅力の選手です。この春のオープン戦あたりから、個人的には大いに気になる存在になりました。また地肩もバカ肩で、アマ球界でも指折りの強肩外野手です。ただ、今秋のリーグ戦でも打率.205厘と、粗さは最後まで解消できませんでした。卒業後は、社会人のセガサミーに進んで野球を続けるそうです。

(守備・走塁面)

ちょっと手元に、正確なタイムを記したものがないのですが、大型ですが動ける選手です。そのため今秋のリーグ戦でも2盗塁を記録しているように、ただのでかい選手ではありません。ただ上のレベルでも、足を売りにできるような絶対的な走力がある選手ではないように思えます。

高い身体能力があるので、守備の動きも悪くはありません。ただ安定感に欠ける一面があるのも確かです。ただ地肩に関しては特筆もので、プロでも売りにできるレベルです。今年見た候補の中でも、指折りの強肩外野手であります。この点でアピールできる部分であり、もう少し今後は、安定感のあるプレーが望まれます。

(打撃内容)

巨体ながら、前足をトントンとしてリズムを刻み、背筋を伸ばしながらグリップを高い位置に添える強打者スタイルで、非常に打席に入ると威圧感のある選手です。

ただ投手の重心が引き上がる時に、すでに自分の足も引き上げるような「早すぎる仕掛け」を採用し、足を引き上げてから降ろすまでの時間が異常に長すぎます。またここまで早いと、投手の足の上げ下ろしでもタイミングを狂わせることができ、始動が早い割に逆効果になります。

せっかく足を空中で長く引き上げて、降ろすタイミングを計っているのですが、足の上げ下げのアクションが大きすぎて、非常にロスのあるのが残念です。もう少し動作を小さくして、これができると好いのですが・・・。せっかく踏み出した足元も、アウトステップで、おまけに足元がブレるなど、外角への対応に課題を残すスイングです。

スイング軌道も、バットが下から潜りこむなど、粗い印象が否めません。ただヘッドスピードは尋常ではないので、しっかりと捉えた打球は、火の出るような勢いがあり、この点では素晴らしいです。スイングの弧も大きく、フォロースルーも効かせられ、将来的に長距離打者の片鱗は伺われます。

大きく足を上げ下ろすスタイルからも、目線のブレが大きく正確にボールを捉えることができません。また足元のブレからも、体の開きが我慢出来ないなど、課題の多い選手です。そのため、どうしても粗い印象は否めません。

(今後は)

大学時代は、超一級品のポテンシャルを、充分に生かしきるまでには至りませんでした。地肩は一級品ですし、何よりその体の強さ・パワーは、凄いものがあります。ただ打撃のメカニズムの関係もあり、癖のあるフォームが対応力に大きな影響を及ぼしております。

今後、この打撃を改善出来るのかは微妙なのですが、好い指導者に恵まれ改善されることを期待致します。ただ、よほど本人の意識も変わらないようだと、このまま素材は凄いが・・・と言うことで、未完の大器のまま終わる可能性が高そうです。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 
 
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