teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]
あなたも高機能な無料レンタル掲示板を作りませんか?
作成は、こちらから→

 投稿者
 メール
  題名 ※管理者の承認後に掲載されます。
  内容 入力補助画像・ファイル<IMG> youtubeの<IFRAME>タグが利用可能です。(詳細)
    
 URL
[ ケータイで使う ] [ BBSティッカー ] [ 書込み通知 ] [ 検索 ]


2009年 宮崎大会の逸材1!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 1月 9日(土)11時08分47秒
返信・引用
  皆様こんにちは。今日から、宮崎大会の逸材も佐賀と並行して行って行きたいと思います。宮崎大会の資料は、準決勝2試合と決勝の計3試合となります。個人的には、春季九州大会なども含めて、2010年度に逸材の多い、日南学園あたりが見たかったですね。また春季九州大会への遠征も、考えてみたいと思います。

△吉原 光一郎(宮崎・宮崎商 3年)右翼 178/72 右/左

(どんな選手?)

甲子園に出場し、個人的にも春季九州大会で見ているはずなのですが、正直印象は残っておりませんでした。ただ今回、野球小僧のリストに掲載してあったので、再度注目してみました。タレントの揃った宮崎商の核弾頭を務めていた選手です。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間を、4.2秒前後で走り抜ける選手で、これは、プロの基準である4.2秒に相当するタイムです。高校レベルでは速い部類ですが、上のレベルで足を売りにするには少々物足りないかなと思います。実際そのプレーぶりを見ていても、それほど足を売りにするタイプには見えませんでした。

センターの藤本がマウンドに上がる時は、中堅手として。また藤本が守る時は、ライトでスタメン出場致します。キャッチング・打球への勘などは平均的、ただボールを捕って、スローイングするまでの動作には、ややもたつきが見られます。地肩自体は、平均的。守備・走力共に、可も不可もなしといった感じでしょうか。

(打撃内容)

左オープンスタンスから、バランス良く構えます。「早めの仕掛け」を採用し、足をよ~く回し込んでから踏み込みます。「間」がしっかり取れる選手なので、打てるポイントは多そうです。左打者ながら、ベース側に踏み込んで打てますので、外の球を強く叩くことができます。逆に内角への捌きは、少々窮屈かもしれません。踏み込んだ足元もブレませんし、打ち損じは少なそうです。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのも早く、上から叩ける選手です。膝を柔らかく使えるなど、ボールを当てる能力には秀でたものがあるようです。ただ、これまで目につかなかったように、打球が鋭いとか、何か迫力・アピール度の高いわかりやすいタイプではないようで、簡単には良さが伝わってこないタイプかもしれません。技術的には、しっかりした裏打ちがあるので、上のレベルのスピードに慣れてきたら、数字も残せるかもしれません。

(今後は)

進路について良くわかりませんが、大学などでも野球を続けて行ける選手だと思います。守備・走力は平均的、打撃もアピール度に欠ける部分もあるので、なんとか自分の特徴を、どんどんアピールして行って欲しいですね。そうしないと、大学などで埋もれてしまうかもしれませんから。今後もまた、何処かのグランドで出会ってみたい選手でした。

△松山 勝太(宮崎・宮崎農 2年)投手 171/64 右/右

(どんな選手?)

小柄の投手ですが、適度なまとまりと、130キロ台を記録しそうな勢いのある球を投げ込む好投手です。2010年度の宮崎を代表する、好投手の一人ではないのでしょうか。

(投球内容)

体格・フォームに威圧感はありませんが、高めの速球には130キロ台~MAX135級の勢いが感じさせます。また低めへの球筋は、何か沈む傾向にあるクセ球です。ツーシームも投げると言うことで、この球がそうなのかもしれません。

変化球は、カーブ・スライダー・チェンジアップ(シンカー系)の沈む球など、一通りの球を投げ込みます。クィックも1.15秒強ぐらいですし、マウンド捌き、制球力など、まとまりがある投手です。

(今後は)

恐らく、中学時代から経験が豊富な投手なのでしょう。四球で自滅するようなことはないと思いますが、時々高めに甘く入る球を、痛打されることがあります。フォームの威圧感・イヤらしさがないところを、今後どう対処するのかが課題だと思います。

まとまりがあるので、高校野球レベルだと、勝てるタイプの投手だと思います。ひょっとすると、2010年度は全国大会への道も開かれるかもしれません。そのためにも、より実戦的な術に磨きをかけて、その成長を期待したい選手でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 
 

2009年 佐賀の逸材3!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 1月 9日(土)05時04分38秒
返信・引用
  皆様こんばんは。今日から数日間、本格的にビデオ観戦にも時間が取れそうなので、時間を見つけて、どんどん書き込んで行けたらと思います。また2010年度のページ更新も、少しずつ行って行き、2月後半~3月初旬のシーズン初めに間に合うように、ページの整備を続けて行きたいと思います。今日も佐賀の逸材の続きから。

◯田中 崇大(佐賀・鳥栖 2年)三塁 176/73 右/右

(どんな選手?)

09年度において、佐賀屈指のタレントが揃っていた鳥栖高校の中でも、下級生ながら中軸を打っていた強打者です。2010年度の佐賀を代表する選手として、注目する価値のありそうな選手でした。

(守備・走塁面)

正直、私の見た試合だけでは、守備機会や走塁計測の機会がなかったので、何試合か他の試合の模様も見て、この辺は詰めて行きたいと思います。この試合では、対応力のある打撃が目立ちました。

(打撃内容)

ボールを的確に捉えるセンスと鋭いスイングが印象的です。スクエアスタンスで、バランス良く構えます。ただ仕掛けは、「遅めの仕掛けを採用し、ボールをよ~く引きつけて叩く長距離タイプの打者が採用するスタイルです。この試合で受けた印象よりも、実際はロングヒッターの資質を秘めているかもしれません。

遅めの始動にも関わらず、足を軽く回しこむ「間」があるのが一つ特徴で、しっかりベース側にインステップして踏み込み、強く外の球が叩けます。また踏み込んだ足元がブレないので、打ち損じの少ないバランスの良いスイングができます。

また、打撃の準備段階である「トップ」を早めにつくることができ、またインパクトまでのスイング軌道にもロスを感じさせません。ただバットを寝せて出しながら、ヘッドを寝かせないようにしているので、どうしてもスイングは横切りになり、縦の変化にはどうなのかな?と言う印象は受けました。

それでもスイングの弧やフォロースルーは小さめなのですが、コンパクトかつシャープで、フォローまでしっかり振り切れている選手です。頭のブレは小さいですし、体の開きも我慢し、軸足にも崩れが見られません。安定した打撃が、期待できます。

(今後は)

スケール的には、高卒プロと言った圧倒的なポテンシャルを感じさせる選手ではありません。ただ今回の観戦では、三塁手としての守備・走力もよくわかりませんでした。高校生としては、極めて高い技術は、かなり完成度が高く、逆に伸び代はどうなのかな?と心配になります。もう少し、体全体に厚みと言うか、強打者としてのスケール感が出てくると面白い存在だと思います。2010年度の九州の高校野球を語る上では、ぜひ覚えておきたい好選手です。

△平野 智基(佐賀・鳥栖 3年)捕手 175/73 右/右

(どんな選手?)

タレント揃いの09年度の鳥栖高校において、4番・捕手を務める攻守の要的存在です。「野球小僧」のリストにも掲載されていた選手なので、今回チェックを入れてみました。

(ディフェンス面)

グラブを示し、その後もミットを下げないで捕球できる選手です。そのため低めへの球にも、対応が遅れることが少ないと思います。ただ打球への反応やキャッチングは、平均的。ガッチリした体型で、フットワークを使って来る動くタイプの捕手ではありません。

残念ながらこの試合では、スローイングの機会がありませんでした。正確なスローイングが魅力の選手だそうですが、また別の試合も見ることになると思いますので、その時に詳細を詰めたいかなと思います。

(打撃内容)

スイングは、基本的に巻き込み型のプルヒッターです。強い体を生かして、パワフルな打撃が売りです。スクエアスタンスで、あらかじめ捕手側にグリップを添えます。少々構えた時から、硬さを感じさせるのが残念です。

仕掛けも「遅すぎる仕掛け」を採用しており、一定レベル以上の投手に対応するのには、立ち遅れる可能性が高いです。・足をほとんど上げないスタイルなので、極めて打てるポイントは限られます。あらかじめインステップ方向に足を踏み出しますが、その割に足がいち早く地面から離れる引張専門のスイングになっております。

あらかじめ捕手方向にグリップを持って来て、そこから振り出すので「トップ」を作るのが遅れることはありません。ただ肘が下がって出てくるので、インパクトまでのスイングにはロスを感じさせます。それでいて、意外にスイングの弧・フォロースルーも小さめで、スイング自体はコンパクトと言うか、強打者としては物足りないスイングをします。最大の課題は、「開き」が我慢できない選手なので、外への対応が、これからの大きな課題ではないのでしょうか。

(今後は)

ディフェンス面は、まあ可も不可もなしと言った感じでした。むしろ問題は、かなり打てる球が限られているであろう、対応力に欠ける打撃にあると思います。肉体的には「柔らかさ」が物足りないので、もう少しリラックスして、その辺を出して行きたいですね。

上のレベルでも野球を続けて行く素材だとは思いますが、更に上のレベルを考えると、いろいろ根本から打撃を変えて行かないと行けないかもしれません。それでも09年度の佐賀を代表する捕手だったと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

佐賀の逸材2!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 1月 7日(木)01時33分1秒
返信・引用
  皆様こんばんは。昨日は、日中体調が悪く仕事は辛かったのですが、一睡してからの夜の仕事に入りました。しかし今日は、早めに昼の仕事を終え家に帰ってきて、夜の仕事を多めにしていたら、この時間に。休む時は休んで、少し多めに仕事をし、残りの一週間で取り返せば、なんとかなるなと思います。何事もトータルバランスで考えて行かないと、中々上手く行ません。この後は、余力ができたので、「迷スカウト」の更新を朝方までして、軽く一睡してまた出かけたいと思います。さて、久々に「佐賀の逸材」の続きでも。

◯福田 遼河(佐賀・佐賀北 2年)二塁 185/77 右/右

(どんな選手?)

甲子園優勝を果たした佐賀北い、球の速い選手がいると聞いておりました。しかしこの夏の模様を確認してみると、3番・二塁手として出場し、背番号も4でした。チームが劣勢の中でも、一度もマウンドに上がらず、そのまま破れてしまった佐賀北。このことからも、現状投げられない状態だったのか?それとも投手を辞めてしまったのかは定かではありません。しかしチームの中では、その体格ともに、頭一つ抜けたポテンシャルの持ち主は確かでした。

(守備・走塁面)

大型の内野手で、けして機敏で繊細さのある二塁手ではありません。ただボールを丁寧に扱おうという姿勢が感じられ、破綻のない動きを魅せておりました。ただ彼ほどのポテンシャルなら、サードあたりをやらせても良いと思うのですが、それをやらせないのは、肩の調子が良くないか、スローイングに大きな欠点があるのかなと、軽い返球を見ると思います。

一塁までの塁間は、4.5秒前後。左打者換算で、4.2秒前後と基準レベルです。現状、走守にポテンシャルの高さは感じさせますが、可も不可もなしといった感じでしょうか。

(打撃内容)

ボールを捉えるセンスは、正直あまり感心しないのですが、当たった時の打球の強さには、彼の肉体的な資質の高さを感じさせます。雰囲気的には、昨年の選抜優勝投手・今村猛(清峰)の打撃を見ている感じです。

恵まれた体格は目をひきますが、スクエアスタンスで、グリップも平均的なオーソドックスなスタイル。ただ気になるのは、一度始動してからつま先立ちして、本格的な始動がリリース直前と言う「遅すぎる仕掛け」を採用しており、一定レベル以上の投手には苦労しそうな印象はあります。

真っ直ぐ小さくステップするのですが、踏み込んだ足元が地面をいち早く離れてしまうタイプで、典型的な巻き込み型のスイングです。そのため打球も、引っ張る打球が目立ち、内野ゴロも多くなります。

打撃の準備段階の「トップ」自体は早めに作れていて良いのですが、インパクトまでのスイング軌道にロスがあり、インパクト~フォローまでのスイングの弧の大きさ・フォロースルーの取り方は小さいのが残念です。基本的に、腰の逃げが早く、開きが我慢できないスイングに、打撃の幅の狭さを感じさせます。

(今後は)

高校生としては、走守のバランスもとれており、体も大きく打球も強いものがあります。ただ、さほど器用さがある選手ではないですし、上のレベルに混ぜると何が売りなのかわからなくなります。

素材としてスカウト受けは悪くないと思いますが、じゃ上のレベルで大成するのかと言われると難しいタイプかなと。できればポテンシャルが高いので、投手としての能力も見てみたいかなと思います。ただ九州の逸材として、最終学年では野手としてもドラフト候補に名前を連ねる可能性は充分ありそうな選手でした。

◯原田 昌裕(佐賀・厳木3年)投手 右/右

(どんな投手?)

右のスリークオーターで、メガネをかけた速球派投手です。映像を見るまで、その存在を知りませんでしたが、今年見た佐賀勢(春季大会も含む)の投手では、この投手が一番だったのではないかと思わせるものがありました。接線の末、早々破れておりましたが、もう少し勝ち上がっていたら、話題になっていた選手だと思います。

(投球内容)

上背はあまりないのですが、スリークオーターから、常時135~140キロぐらいの力強いストレートと、カーブ・スライダーを織りまぜて来るオーソドックスなスタイルです。右打者外角への制球に優れ、内角胸元を突く厳しさもあります。制球・マウンド捌きも悪くなく、クィックも1.15~1.25秒ぐらいにまとめられ、基準レベルでした。けん制も上手いですし、投球の基礎がしっかり出来ている投手との印象を受けました。

(今後は)

今後も野球を続けて行くかは定かではありません。しかし、中央の大学での道はないのかもしれませんが、地元九州の大学で、ぜひ野球を続けて欲しい選手です。力量は確かなので、大学に進んでからも、比較的速い時期から活躍できる投手だと思います。

今の時代でも全く無名の選手でしたが、こんなに良い投手がいるんだなと正直思いました。今後も、ぜひ何処かの会場で、その成長ぶりを確認したい投手でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

プロアマ交流戦2!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 1月 6日(水)05時05分11秒
返信・引用
  皆様こんばんは。昨日は、少々目の調子が悪く、早めの就寝となりました。ようやく疲れがとれたので、この時間から書き込んで行きたいと思います。

◯多木 裕史(法大 1年)遊撃 177/74 右/左 (坂出出身)

(どんな選手?)

高校時代は殆ど無名だったのですが、1年春から法大のレギュラーとして、打率.341厘の好成績を残し、いきなりベストナインに輝いた六大学の有望株です。秋も打率.286厘をマークし、警戒されるなかレギュラーを守りました。

(守備・走塁面)

春は、打球が飛ぶだけでヒヤヒヤするほどミスの連発でしたが、この試合では上手くはないけど、打球をソツなくこなせるようになりつつあると思います。肩も悪くない選手ですが、あまり細かい動きが出来る選手ではないので、将来的にこのポジションを守って行けるのか疑問です。

一塁までの塁間は、緩めて4.1秒ぐらいで走れる選手なので、実際最後まで本気で駆け抜けたら、4.0秒を切るような脚力はありそうです。ただ実際のプレーを見ると、あまり足を売りにするタイプではなく、秋のリーグ戦も盗塁は1個のみでした。今後プレーに余裕が出てくると、脚力自体はある選手なので、もう少し盗塁数は増えるかもしれません。ただ走力への意識は、けして高い選手には見えませんでした。

(打撃内容)

実際フォーム分析するまでは、もっと強打者タイプかと思っておりましたが、意外に好打者タイプなんで驚きでした。左オープンスタンスから、バランス良く構えられる選手です。仕掛けも、「平均的仕掛け」を採用しており、中距離・ポイントゲッタータイプなのでしょう。

足を回しこみ、打撃に「間」が作れる選手なんで、ボールを広く呼び込んで打てるポイントは多そうです。ベースから離れた方向に踏み込むアウトステップですが、足元もブレないでスイングができるので、外角の球にもある程度対応できるはずです。元来は、内角よりの球を巻き込むのが、この選手の得意なゾーンなのではないのでしょうか。

スイングは、インパクトまでのスイング軌道にも大きなロスはありませんし、スイングの弧・フォローまで非常にコンパクトに振り抜きます。スイングだけ見ていると、完全にアベレージ打者のそれであります。体軸も安定しており、軸足にも粘りを感じます。1年生ながら極めて高い打撃技術を持っております。

(今後は)

無名のスーパー1年生の場合、その後伸び悩むことが多いのですが、この選手はどうでしょうか?ただ技術には確かな裏うちがあり、更に自分を高めて行こうと言う意識があれば、まだまだ伸びて行けると思います。彼の活躍は、偶然ではなく、まさに必然だったのではないかと思います。三拍子のポテンシャルは高いので、それに胡座をかかず、すべての資質を高めて真の三拍子揃った選手に成長して欲しいと期待しております。

△若松 政宏(近畿大 3年)DH 179/87 右/右 (大阪桐蔭出身)

(どんな選手?)

秋のリーグ戦では、規定打席にこそのりませんでしたが、打率.409厘の好成績が評価されて、プロアマ交流戦の4番を任された強打者です。思いっきりの良いスイングと、パワフルな打撃が自慢の選手のようです。

(守備・走塁面)

今回の試合では、DHでの出場だったので詳細はよくわかりません。リーグ戦で出場する時は、レフトで出場しているようです。走力に関してもよくわからず。来春のチェックポイントになりますが、実際のところ、守備・走力でアピールするタイプではなく、あくまでも打撃勝負といったタイプに思えました。

(打撃内容)

思いっきりは良いのですが、まだまだ粗い印象は否めません。少々プロの投手相手では、荷が思いかなと思いました。やや構えた時から、肩に力が入って力みがちです。仕掛けも「早めの仕掛け」であり、生粋の強打者と言うよりは、強烈な打球で野手の間を抜けて行くタイプで、それほどオーバーフェンスを期待するタイプではないのかなと思います。

足を大きく回し込んで「間」がつけるので、打てるポイントは多そうです。右打者ながら腰の逃げが早めの割に、アウトステップするので、外角への捌きが一つポイントになります。真ん中~内角よりの球を巻き込むのが、この選手の一番の持ち味なのではないのでしょうか。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは遅れ気味ですし、ややグリップも奥に入り気味なので、ヘッドの滑りだしはよくありません。インパクトまでのスイング軌道にもロスを感じるなど、上のレベルを意識すると、まだまだ課題は大きいようです。

スイングの弧・フォロースルーはしっかり取れているので、その辺は強烈な打球を生み出すのに良いと思います。大きなスイングの割には、頭の動きなどは、抑えられているのは良いと思います。

(今後は)

思ったよりも、アベレージ傾向の強い打者と言う印象を浮けました。確かに打球はパワフルですが、将来的にもスラッガーと言うことはないと思います。

技術的には、上のレベルを意識するには、まだまだ課題も少なくありません。プロのレベルを肌で感じたこの経験を、最終学年ではいかに活かすことができるのか。まずは、近大の4番として、文句なしの活躍を期待してみたいと思います。大学生の強打者タイプは、極めて不足しておりますから、彼のようなタイプの成長は誰もが期待しているところだと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

プロアマ交流戦1!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 1月 4日(月)17時16分41秒
返信・引用
  皆様こんにちは。こちらの掲示板は、こちら年内初めてなります。有料ページを作成していても、基本的に迷スカウトのスタンスは変わりませんから、これまでどおり、ここでも書き込みを行って行きたいと思います。

今日からは、U-26と大学選抜の試合で、今年あんまり取り上げてこなかった選手を中心に、取り上げてみたいと思います。大学球界のトップクラスの選手たちが集まり、中々興味深い一戦でした。

△土生 翔平(早稲田大 2年)左翼 180/76 右/左 (広陵高出身)

(どんな選手?)

広陵時代から注目されてきた強打者で、甲子園ベスト4チームの主力選手でした。名門・早稲田進学後も、1年生から試合に出場。2年春には、打率.318厘、この秋には、打率.400厘を残し、リーグ2位の成績を残しました。また自身初のベストナインにも輝いた充実のシーズンでした。

(守備・走塁面)

この試合では、正確なタイムは計測できず。ただ高校時代の時のタイムは、4.3秒弱と基準以下の数字でした。しかしこの秋は7盗塁を記録するなど、実際はもう少し速いのかもしれません。ある程度走れる脚力があるようで、プロでも売りにできる程なのかどうか、今年見極めてみたいと思います。

高校時代は、あまり上手くない三塁手でした。しかし現在は、外野にコンバート。この試合では、3番・レフトでの出場でした。ボールのキャッチング・反応などを見ていると、平均的な守備力かなと思います。元々地肩は基準以上なので、見せ場はありませんでしたが、弱いと言うことはないと思います。ただ現時点では、守備でアピールするほどのものはないように思えます。

(打撃内容)

対応力のある打撃と、ツボにはまれば長打もあるパンチ力のある中距離タイプです。構えた時からリラックスして、バランス良く構えます。一度ベース側につま先するのですが、本格的な始動が「遅い仕掛け」程度で、極端に遅くならないのが良いです。

足を引き上げて、真っ直ぐからややアウトステップ気味に踏み込みます。インパクトの際にも足元がブレないので、体の開きや打ち損じなどは少なそうタイプです。それほど「間」が取れるタイプではないので、打てるポイントは限られますが、甘い球を捉える鋭さはあるように思えます。

残念なのは、打撃の準備段階である「トップ」を作るのが早いのは良いのですが、振り出しからインパクトまでのスイング軌道が外回りで、少々ロスが感じられるのが残念です。頭のブレ・体の開き・軸足の強さなど、体軸の安定感は感じますが、スイング軌道とヘッドスピードの強さに、まだまだ課題を感じます。

(今後は)

リーグでも、その対応力は目立存在になってきました。走塁でのアピールもできるようになってきたのですが、まだ守備やスイングの強さなどに、物足りなさを感じます。最終学年でドラフト候補になるには、もう少し何か売りにできる特徴が欲しいですね。ここまでは順調に来ていますが、それに胡座をかくことなく、高い志しで突き進んで欲しいものです。それでもだいぶ、高校時代よりは成長したように思えます。

◎荻原 圭吾(関西学院大 1年)一塁 181/82 右/左

(どんな選手?)

一年生ながら、今や大学球界でも1,2を争うほどの強打者だと思います。大阪桐蔭時代から、打席での集中力が素晴らしく、その強打だけでなく意識の高さを絶賛してきました。その意識は、大学に入ってもすぐに頭角を現す原動力になったのではないのでしょうか。

(守備・走塁面)

大阪桐蔭時代から、一塁手で、今回の試合でも一塁手として出場しておりました。残念ながら、この試合ではよくわかりませんでしたが、一塁と言うポジションで、ニ失策。更に、リーグ2位の打席成績を残しながら、ベストナインにも選出されていないなど、守備でアピールと言うタイプではないようです。走力も同様に、盗塁は0。高校時代同様に、守備・走塁は目をつむって、打撃で勝負と言うタイプのようです。

(打撃内容)

高校時代は、本塁打を連発していたスラッガーでした。左オープンスタンスで、リラックスして構えられております。仕掛けも「平均的な仕掛け」を採用しているように、本質的には中距離・ポイントゲッタータイプかと思います。木製バットを使うようになり、より対応力の高さが目立ってきました。

足を回しこむ踏み込むスタイルで、打つまでの「間」があり、打てるポイントも多いタイプです。アウトステップに踏み込みますが、外の球もきっちり捉えられます。もちろん踏み込んだ時に、足元がブレないのが良いです。

また高校時代は課題だったスイング軌道も、インパクトまで最短距離にバットを出せるようになり、スイングの弧・フォロースルーは小さいのですが、ボールをきっちり捉えられるようになってきました。打球も力強いですし、打撃だけなら今すぐプロで鍛えてみたいタイプです。目線のブレ・体の開き・軸足の強さなども感じさせ、精度の高い打撃が期待できます。

(今後は)

5リーグ対抗戦などでも生で見ましたが、関西の学生の中では一人抜けた存在に見えます。意識・度胸も良いですし、レベルの高い相手にも力負けしません。ジャパンの4番として、育っていって欲しい選手です。世代屈指の強打者として、今後も期待して見守って頂きたい選手でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 神宮大会の逸材28!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月31日(木)10時34分39秒
返信・引用
  皆様おはようございます。今日で、一応神宮大会のレポートは最終回。来年度の上位指名が期待される選手に関してはここでは触れませんでしたが、来年度初頭のこのオフシーズン中に個別で特集して行くつもりなので、ご了承願います。これで長かった神宮シリーズもこれが最終回。また明日からは、別の特集を初めて行きたいと思います。

△神野 達哉(立正大 4年)左翼 183/81 右/右 (埼玉栄出身)

(どんな選手?)

埼玉栄時代は、強肩・強打の内野手でした。立正大に進んでからは、通算打率.210厘程度と際立つ実績はない選手ですが、名前があがっていたので取り上げたいと思います。

この春のリーグ戦では、打率.220厘・0本 0打点と言う数字。更に秋のリーグ戦では、怪我だったのか?不調だったのかわかりませんが、リーグ戦に出場していなかったようです。神宮大会では、2番・左翼手として出場。しかし試合途中で足を故障し、途中交代するなど残念な内容でした。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間を、4.35秒強ぐらい(左打者換算で4.05秒強)で走り抜ける、まずまずの走力のある選手です。実際、高校時代とのイメージとは違い、2番打者として出場しておりました。

また元々内野手だった選手なのですが、左翼手としては中~中の下程度の反応・キャッチングかなと思ってみておりました。地肩は、この試合ではよくわかりませんでしたが、高校時代からまずまずの強さがあったので、けして弱いことはないと思います。ただ現状、守備に光るものはありませんでした。

(打撃内容)

むしろ粗いかなと思った打撃の方に、好感が持てました。スクエアスタンスで、グリップを高めに添えた強打者スタイルなのですが、全体にバランスの取れた好い構えでした。「早めの仕掛け」を採用するなど、アベレージ傾向が強く、高校時代の強打者イメージとは、少々違うタイプです。

足を早めに引き上げ回しこむなど、「間」をしっかり作れる選手なので、打てるポイントが多くもっと対応力があっても好いのかなと思います。ベース側にしっかりインステップし、更に踏み込んだ足元がブレないなど、外の球も強く叩けるスイングができます。

打撃の準備段階である「トップ」も立ち遅れることなく作れますし、少々トップが浅いのが物足りませんが、ロスのないスイングが魅力です。バットも上から振り出せるので、インパクトまでロスを感じません。ただコンパクトで、非常にシャープなスイングは好いのですが、少々ヘッドが下がるので、ヘッドを立てるようなスイングでミートできると、もっとしっかりボールを捉えられそうです。スイングの弧は小さめですが、フォロースルーまでしっかり振りきれております。

頭のブレは平均的ですが、体の開きも我慢でき、軸足にも安定感を感じさせるなど、波の少なそうなスイングではあります。こと技術的な観点で言えば、かなり高いように思えるのに、それが結果に現れていないのは残念です。

(今後は)

卒業後は、チームメイトの赤堀と共に、セガサミーで野球を続けるようです。俊足・地肩とある程度の身体の能力はありますし、打撃技術も悪くありません。ぜひ社会人で、その才能を開花させて欲しい選手だと思います。

◯柳沢 一樹(東北福祉大 3年)投手 181/78 右/右 (上田千曲出身)

(どんな選手?)

春の大学選手権の時にも取り上げましたが、MAX148キロの速球を記録する力強いストレートが魅力です。

(投球内容)

ランナーがいなくても、セットポジションから投げ込みます。ミットにビシッと突き刺さる球威のあるストレートは、常時140キロ台~選手権ではMAX148キロまで記録しておりました。変化球は、スライダー・チェンジアップ(フォーク)のような球を投げておりましたが、神宮大会では短い登板で、正直細かいことまではよくわかりませんでした。

クィックも1.05秒前後と高速で、けん制も鋭いものがあります。投球を組み立てると言うよりは、力で押すリリーフタイプだと思います。制球はアバウトで、ボールが高めに浮くところが気になります。

お尻を一塁側に落とせるタイプではないので、将来的に見分けの難しいカーブや縦に落差のあるフォークを武器にできるのかは微妙です。ただ着地までの間は悪くないので、あるレベルの変化球は、習得できるものと思われます。

「着地」「開き」「球持ち」などは並ですが、しっかり前に「体重移動」ができているので、ボールに勢いがある選手です。

(今後は)

まだまだ細かい制球や高めに浮く欠点などがあり荒削りですが、なかなか好い球を投げ込む投手です。来年度は、ドラフト対象年度になりますが、春に一度チェックを入れてみたい投手の一人です。神宮大会では、僅かな投球でわかり難かったのですが、大学選手権では好感が持てる内容でした。一冬超えた更なる成長を期待してみたいと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 神宮大会の逸材27!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月30日(水)23時15分17秒
返信・引用
  皆様こんばんは。このシリーズも、個別に寸評を予定している選手を除き、明日が最終回を迎えます。今回も、続きを行って行きたいと思います。

△越前 一樹(立正大 3年)右翼 180/78 右/右 (横浜高出身)

(どんな選手?)

横浜高校時代から、強打者としての片鱗をみせていた選手でした。ただどうしても脆い部分があり、この秋も打率.196厘と、それを解消できておりません。一応来年の候補として名前もあがっているようなので、久々にチェックを入れてみました。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.4~4.6秒ぐらいと、左打者換算すると4.1秒~4.3秒ぐらいで、基準レベル前後の脚力はあるようです。しかし秋のシーズンも盗塁0個と、実際には足を売りにして行くようなタイプではないようです。

右翼手としての動きは、可もなく不可もなくといった感じで破綻はありません。地肩も中の上レベルぐらいと、まずまずのものがあります。守備に関しては、際立つものはありませんが、足を引っ張ると言うことはなさそうです。上のレベルなら左翼あたりならば、問題がなさそうなレベルです。

(打撃内容)

打撃は、脆い反面、もっと荒々しいタイプなのかと思いましたが、意外にそうでもありませんでした。スクエアスタンスで、グリップを下げてリラックスして構えられております。ただ仕掛けが、投手の重心が上がりきったあたりで始動する「早すぎる仕掛け」を採用。これだと、投球フォームによってタイミングを狂わされる恐れがあります。

早めに引き上げた足は、真っ直ぐ踏み込むのですが、インパクトの際に足元がブレてしまいます。打てるポイントは少なくないはずですが、打ち損じの多いタイプかと思います。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは遅くないのですが、バットの振り出しが悪くインパクトまでに、ロスのあるスイング軌道をたどります。ただインパクト後は、無理にヘッドが下がらないように心がけているので、スイングが横切りになり、縦の変化に脆そうな印象を受けます。スイングの弧は、意外に小さくコンパクト。強打者としてのイメージとは、現状違うイメージのスイングです。そのため現状、ヘッドスピード・打球共に、それほど光るものはありません。

(今後は)

2010年度の、大学球界期待の大型野手ですが、現状は高校時代から殻を破れていないように思えます。守備・走力共に平均的で、打撃も脆い。何か売りになるものを作って行かないと、更に上のレベルと言うのも見えてこないかもしれません。最終学年で、その潜在能力を開花させることはできるのでしょうか?

◯赤堀 大智(立正大 4年)中堅 188/83 右/右 (掛川西出身)

(どんな選手?)

巨体を活かしたスケール溢れる打撃が魅力の選手です。この春のオープン戦あたりから、個人的には大いに気になる存在になりました。また地肩もバカ肩で、アマ球界でも指折りの強肩外野手です。ただ、今秋のリーグ戦でも打率.205厘と、粗さは最後まで解消できませんでした。卒業後は、社会人のセガサミーに進んで野球を続けるそうです。

(守備・走塁面)

ちょっと手元に、正確なタイムを記したものがないのですが、大型ですが動ける選手です。そのため今秋のリーグ戦でも2盗塁を記録しているように、ただのでかい選手ではありません。ただ上のレベルでも、足を売りにできるような絶対的な走力がある選手ではないように思えます。

高い身体能力があるので、守備の動きも悪くはありません。ただ安定感に欠ける一面があるのも確かです。ただ地肩に関しては特筆もので、プロでも売りにできるレベルです。今年見た候補の中でも、指折りの強肩外野手であります。この点でアピールできる部分であり、もう少し今後は、安定感のあるプレーが望まれます。

(打撃内容)

巨体ながら、前足をトントンとしてリズムを刻み、背筋を伸ばしながらグリップを高い位置に添える強打者スタイルで、非常に打席に入ると威圧感のある選手です。

ただ投手の重心が引き上がる時に、すでに自分の足も引き上げるような「早すぎる仕掛け」を採用し、足を引き上げてから降ろすまでの時間が異常に長すぎます。またここまで早いと、投手の足の上げ下ろしでもタイミングを狂わせることができ、始動が早い割に逆効果になります。

せっかく足を空中で長く引き上げて、降ろすタイミングを計っているのですが、足の上げ下げのアクションが大きすぎて、非常にロスのあるのが残念です。もう少し動作を小さくして、これができると好いのですが・・・。せっかく踏み出した足元も、アウトステップで、おまけに足元がブレるなど、外角への対応に課題を残すスイングです。

スイング軌道も、バットが下から潜りこむなど、粗い印象が否めません。ただヘッドスピードは尋常ではないので、しっかりと捉えた打球は、火の出るような勢いがあり、この点では素晴らしいです。スイングの弧も大きく、フォロースルーも効かせられ、将来的に長距離打者の片鱗は伺われます。

大きく足を上げ下ろすスタイルからも、目線のブレが大きく正確にボールを捉えることができません。また足元のブレからも、体の開きが我慢出来ないなど、課題の多い選手です。そのため、どうしても粗い印象は否めません。

(今後は)

大学時代は、超一級品のポテンシャルを、充分に生かしきるまでには至りませんでした。地肩は一級品ですし、何よりその体の強さ・パワーは、凄いものがあります。ただ打撃のメカニズムの関係もあり、癖のあるフォームが対応力に大きな影響を及ぼしております。

今後、この打撃を改善出来るのかは微妙なのですが、好い指導者に恵まれ改善されることを期待致します。ただ、よほど本人の意識も変わらないようだと、このまま素材は凄いが・・・と言うことで、未完の大器のまま終わる可能性が高そうです。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 神宮大会の逸材26!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月29日(火)23時15分4秒
返信・引用 編集済
  皆様こんばんは。今年もあと僅かになりましたが、なかなか仕事から解放されない管理人。ページ更新のペースもイマイチですが、なんとか今年中に、この神宮大会の逸材シリーズと2009年度のドラフト指名選手の個別寸評を、終えたいと思います。

◎中根 祐二(東北福祉大 2年)投手 180/78 右/右 (仙台育英出身)

(どんな投手?)

昨年の神宮大会のレポートでも、世代屈指の存在だとして、最高評価でプロ入りが期待できる素材として絶賛した投手です。今年も春のオープン戦などから何度も見ましたが、ゆるやかな成長を続けている投手です。

(投球内容)

この投手の最大の良さは、腕を強く振らなくても、非常にしなやかにしなり、打者の空振りを誘える伸びやかな速球を投げ込める点にあります。このわかっていても当たらない速球は、球速でも常時145キロ前後(MAX148キロ)を記録し、変化球はカーブ・スライダー・フォークなどを投げ込んで、昨年と基本的なピッチングスタイルは変わっておりません。

けん制もまずまずですし、クィックも1.05~1.2秒弱と素早いです。マウンドさばきも悪く無いですし、もの凄くピッチングが上手い・器用なタイプには思えませんが、投球に破綻はありません。

右打者には、アウトコース真ん中~高めのゾーンに速球とスライダーを集めてきて、時々カーブで、アクセントをつけます。内角への厳しい攻めや縦の変化は見られないのですが、外角クロスへのストレートが、この投手の最も好い球筋になり、この球で三振が奪えます。左打者には、昨年からアバウトになる傾向はあるのですが、大雑把には内外角に球を集めることができ、フォークで仕留めることができます。

投球フォームでは、足の甲の押し付けが浅い投手なので、どうしても重心が浮き気味になり、球がやや高くなる傾向にあります。ただ「開き」「体重移動」「着地」は平均的で破綻はなく、何より非凡なまでに、ボールを前で放せると言う「球持ち」の良さが、彼の最大の魅力です。これが、尋常ではない球の伸びを実現する要因なのでしょう。

(今後は)

ストレートには素晴らしいものがありますが、ピッチングにおいては、攻めのバリエーションも限られておりますし、フォームにおいても甘い部分も少なくありません。あくまでも破綻がないけど、よくもないと言う部分が多い投手でもあります。その辺を、残りの2年でいかに突き詰めて行くが、プロで即戦力に成り得る技量を身につけられるのかの別れ目ではないのでしょうか。

高校・大学と、チームの中には他にも頼れる投手がいたので、チームを背負って立つような絶対的な責任を負っての登板経験が少ない気が致します。そのため接戦になると、時々精神的に弱い部分と言うか、ムラみたいなものが一つの試合の中にも垣間見られる時があります。

そういったチームで全幅の期待をかけられる中、エースとしてどんな投球ができるのか、来年あたりは、期待して見守ってみたいですね。あくまでも今は、ノビノビ投げられる環境の中、自分の投球に徹することができました。しかしこれからは、いろいろ背負って立つものが出てくると思います。そのプレッシャーの中、結果を残すと言う経験・実績ができた時、この投手は、最高評価でプロ入りしてできる投手に育っているのではないのでしょうか。

△黒葛原 祥(立正大 4年)二塁 168/63 右/左 (横浜高校出身)

(どんな選手?)

横浜高校時代から、神奈川県下屈指のディフェンス力と言われたセカンド守備が魅力の選手です。今秋のリーグ戦ではチームの核弾頭として、打率.297厘をマークし、初のベストナインを獲得。卒業後は、日立製作所でプレーを続けてけるとの話です。

(守備・走塁面)

高校時代から定評のあるバネとスピード感を兼ね備えた二塁守備は、今も健在です。地肩も強いですし、上のレベルでも二塁ならば充分通用するものがあります。

走力に関しては、少々最後緩めて4.3秒強ぐらいだったので、実際には塁間を4.1秒ぐらいで走り抜けられる脚力はあるようです。リーグ戦でも4盗塁を記録するように、上のレベルで足を売りにできるかは微妙ですが、中の上レベルの脚力はありそうです。

(打撃内容)

左の巧打者で、相手投手を揺さぶって来るイヤラシイタイプの選手です。スクエアスタンスで、腰がしっかり座った構えで、グリップを動かして自分のリズムを刻みます。

「早めの仕掛け」を採用するように、典型的なミート・アベレージ型の巧打者です。足を回しこむスタイルで、「間」を使える選手なので、打てるポイントは多いと思います。ただ左の巧打者にしては、しっかりインステップして踏み込んで来る選手であり、逆に言えば内角クロスに食い込んで来る球筋には、少々窮屈な印象はあります。それでも踏み込んだ足がブレないので、外の球をしっかり叩けるところは好感です。

ちょっと残念なのは、打撃の準備段階である「トップ」を作るのが、遅れ気味な点です。せっかく早めに始動しているのですから、トップをもう少し早くきっちり作りたいです。特にインパクトに大きなロスは感じませんが、上からバットのヘッドが下がらないことを意識して、被せるようなスイングをする選手です。どうしてもボールを捉えるセンスは悪くないのですが、ひ弱な印象はスイングから受けてしまいます。

(今後は)

守備には良いものがある選手なので、打撃を磨いて欲しいですね。それでもようやく最後のシーズンで、ひ弱だった打撃にも明るい材料が見えてきました。ボールを転がそうと言う意識もある選手ですし、元々持っている野球センスも悪くありません。あえて「強さ」「鋭さ」と言うものを強く意識し、今後もその資質を伸ばしていって欲しい選手でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

質問

 投稿者:Mr.R  投稿日:2009年12月28日(月)18時54分41秒
返信・引用
  よくドラフト候補選手への評価で「金属打ち」という言葉を目にするんですが、あれは具体的にはどういった打ち方なんでしょうか?
もしよろしければ教えて下さい
 
    (蔵建て男) 簡単に言えば、木製バットでは打てないけど、金属バットの反発力ならヒットにできる打ち方このことですよね。

しっかり体を使わないようなフォームでも、ある程度ヒットやホームランになってしまうような打ち方です。しかし木製だとダメだよなと言うのは、結構いろいろなパターンがあります。

もちろん金属でも、しっかりした動作でスイングしている選手は、木製への対応も早いと思われます。上半身と下半身の連動と一致で打てる選手は、あとは慣れで解決できると思います。
 

2009年 神宮大会の逸材25!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月28日(月)08時08分29秒
返信・引用
  皆様おはようございます。この神宮大会レポート恐らく年内一杯には終えることができると思うのですが、と言うよりもそうしたいと思っております。年明けからは、また新しいシリーズでも初めて行きたいですね。

◎小石 博孝(立正大 4年)投手 177/77 左/左 (鶴崎工出身)

(どんな選手?)

春の入れ替え戦でチェックした時には、☆☆をつけるなど、ドラフト候補として面白い存在として高く評価した選手でした。秋のリーグ戦を見た時はイマイチでしたが、再び神宮大会で観戦することができました。リーグ戦では、3勝2敗 防御率 1.74 とリーグ6位の防御率で、優勝に貢献致しました。

(投球内容)

最大の特徴は、球の出所をギリギリまで隠し、足を地面に着きそうなところまで降ろして中々そこから降ろさない「着地」の粘りがあるフォームにあります。こういった技巧派・変則派でありながら、球速は130キロ台後半~MAXでは140キロ台中盤を叩き出すことができ、それでいて様々なバリエーションを使えるピッチングの上手さもある力と技を兼ね備えているところです。変化球は、カーブ・カットボール・たまにスクリュー系の球もありますが、この球の扱い春同様もう一つです。

けん制もそれなりに鋭いですし、クィックも1.2秒前後と基準レベル。マウンドさばきもよく、ピッチング自体にセンスも感じられます。ただ制球は悪くないのですが、時々甘い球があるのと、性格的に結構起伏の差があるというか、カッカしやすい部分があるように思えます。そうなった時に、それまで良かったピッチングが雑になる時があるように思えます。ピッチングは技巧派ですが、内面的には力投派タイプの側面があり、クレバーなタイプとはちと違う気が致します。

(今後は)

いかせん頭角を現したのが、4年の春季リーグから。それだけに、すでに社会人などの話も進んでいて、よほどの上位じゃないとプロへは難しかったのかもしれません。下位なら面白いと思ったスカウト・関係者もいたと思いますが、NTT東日本に進んで2年後までの更なる成長を期待と言うことになりました。

すでにプロ級の力はあるので、社会人で確かな実績でも残せば、2年後の指名は有力だと思います。ただ社会人に進んだのですから、そこからまたいろいろ学んで、今度は文句なしの評価で、プロ入り実現させて欲しいと思います。きっと春のスポニチ大会から、登板機会に恵まれる投手ではないかと思います。また出会えることを楽しみにしたいと思います。

△阿部 俊人(東北福祉大 3年)遊撃 180/74 右/左 (花咲徳栄出身)

(どんな選手?)

俊足・巧打の二塁手で、来年のドラフト候補として注目されている内野手です。リーグ戦では1年秋以降レギュラーで、ここまで3回のベストナインを獲得。全日本に招集されるなど学生球界を代表する存在になってきました。

(守備・走塁面)

もともと二塁手でしたが、今秋は遊撃手として活躍しました。フットワーク・キャッチングなどもそれなりで破綻はありませんし、地肩も基準以上で悪くありません。上のレベルでは、二塁手向きかもしれませんが、打撃でも守備でも安定感が、この選手の魅力です。

一塁までの塁間は、4.05秒前後。際立って速いわけではありませんが、その打撃能力と粘れるプレースタイルから、一番を任されているようです。もう少し足でアピールできると好いのですが、プロの基準を上回る俊足選手です。

現在は、守備・走力共に中の上レベル。悪くはないが、売りに出来るほどではないかといった感じです。最終学年で、どの程度まで引き上げ、アピールできるのか注目したいと思います。

(打撃内容)

非力だったスイングも、かなり「強さ」が出てきました。それでもプロを意識するには、まだ芯の入ったスイングとは言い難いです。ただ非常に粘ることができるなど、ミートセンスと考えたプレーができる選手なので、その辺の高い野球センスに、力強さが加わって来ることを期待したいです。

前足を軽く引いて構えます。特に体を動かしてリズムを刻むわけではないのですが、リラックスして構えられているのは好いと思います。ただ残念なのは、投手の重心が下がる時にベース側につま先立ちし、本格的な始動はリリース前後という「遅すぎる仕掛け」を採用。これだと一定レベル以上の投手のスピードボールに対応するのは厳しいだけでなく、彼のような非力なタイプが、この仕掛を上のレベルで扱うのは厳しいように思えます。

また足を小さくステップさせて、真っ直ぐ踏み込んできます。実際のところ「間」が短い選手なので、打てるポイントは限られているように思えます。また踏み込んだ足元が、インパクトの際にもブレてしまうことがあり、打ち損じも結構ありそうです。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのも遅れがちですし、ボールを捉えるまでのスイング軌道も、最短距離というタイプではありません。ただボールを捉えてからフォロースルーまでのスイング軌道や振り切りは悪くなく、スイング自体は好いと思います。動作が小さい分、頭の動きは小さいので、あとは軸がブレない下半身の安定を期待したいですね。

(今後は)

もともと持っている野球センス・リストワークの柔らかさを活かしたミートセンスは悪くないと思います。ただ動作全般が立ち遅れることが多く、すべての動作を早くして、余裕を持ってボールを迎えられる打撃に移行することが求められると思います。

非力なのは、肉体的な問題だけでなく、そういった動作のメカニズムにも、いろいろ課題を抱えていることがわかりました。また守備・走力・打撃共に、まだまだプロを意識するのには売りにできるものがありません。ドラフト候補だとは思いますが、現状では社会人タイプなのかなという印象が強いです。最終学年で、どんなプレーを見せてくれるのか期待してみたいと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 佐賀大会の逸材1!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月27日(日)04時25分40秒
返信・引用
  皆様こんばんは。神宮大会のレポートばかりで、なかなか全国の逸材シリーズの更新が出来ませんでした。ようやく佐賀大会のレポート準備ができたので、今日から行って行きたいと思います。

△田代 和也(佐賀・東明館 3年)遊撃 180/70 右/右

(どんな選手?)

チームの3番・遊撃手を努める大型遊撃手です。非常にロスを省いたシンプルな打撃をする選手でした。

(守備・走塁面)

私が見たのは、夏の鳥栖工業戦の模様だったのですが、この試合は打球がよく彼のところに飛んできました。けしてフットワークの機敏さやグラブさばきが柔らさを活かした上手い遊撃手に見えませんでしたが、無難に打球をさばくタイプの選手だと思います。地肩も基準レベルぐらいですし、上のレベルだと三塁あたりかなと思います。投手としてもマウンドに上がったのですが、球速は125キロぐらいだったのではないのでしょうか。

ただ気になったのは、足でも痛めていたのでしょうか?塁間を右打者とはいえ、5秒前後は、どの打席でもかかっており、全く走力に関しては遅すぎる印象でした。ただこの試合を見る限り、走力・守備力を売りにタイプには見えませんでした。

(打撃内容)

ミートポイントが後ろの方なので、打球は右方向への打球が多い選手です。特に体を動かしてリズムを刻まないタイプなのですが、打席では非常にリラックスして構えられております。ただ仕掛けは、リリース直前で「遅すぎる仕掛け」であり、少々一定レベル以上のスピードへの対応は厳しそうです。

足を少しだけ浮かして、インステップしてきます。外の球を、右方向に無理なくはじき返すのが、この選手の持ち味であるように思えます。踏み込んだ足元がブレないタイプなので、外角の球への対応は悪くありません。

ただ、打撃の準備段階である「トップ」を作るのが少し遅いのが気になります。ただトップ自体は深く、それでいてグリップは体の奥に入り込まないので、バットの出は素直に出やすいと思います。「トップ」~「インパクト」までのスイング軌道が遠回りなので、その辺で的確なミートと言う意味では疑問が残ります。バットのヘッドが下がらないような意識があるようで、「インパクト」~「フォロースルー」までのスイング軌道には、大きなロスは感じられません。

ヘッドスピードは、ドラフト候補としてみるのであれば、まだまだ物足りないレベルです。またスイングも横切りなので、基本的に打球が上がるタイプのスイングではないように思えます。動作がシンプルな分、目線が大きくブレたりしませんし、開きが我慢でき、軸足も安定していて、打撃の並は少なそうな選手でした。

(今後は)

けして長打を売りにするタイプではないので、守備・走塁のアピール度が低いのは気になります。打撃も課題が多く、今のままだと上のレベルでは苦労すると思います。すべてに関してまだまだといった感じで、今後野球を続けるとするならば、かなり志しを高く持って取り組んで行かないと厳しいと思います。大型内野手として、その才能を伸ばすことを期待しております。

◯馬場 健吉(佐賀・鳥栖工1年)一塁 右/右

(どんな選手?)

夏の佐賀大会では、一年生ながら中軸を任されていたパワフルな強打者です。右に左にセンターへと広角にはじき返し、東明館戦では5安打の固め打ちをして、その存在感を示しておりました。

(守備・走塁面)

残念ながら、一塁までの正確なタイムは計測できず。ただ三塁打などの時の走塁を見ていると、かなり足は遅そうな印象は受けました。少なくても、足を売りにするタイプではないと思います。

守備も一塁手だったので、目立ものはありませんでした。打球の処理などは無難にしていたので、下手ではないように思えますが、身体能力的に守備位置は限定されるのかもしれません。完全にこの選手は、打撃でアピールするタイプです。

(打撃内容)

体が強く、打球もパワフルな選手です。それでいて、ボールをきっちり押し込んで捉えられるセンスも、一年生ながら光るものがありました。スクエアスタンスで、前の足のカカトを浮かし、グリップを高めに添えて構えます。仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用しているようで、ある程度の対応力と長打力をバランス良く兼ね備えた中距離・ポイントゲッタータイプと言うのが、その本質なのかもしれません。そのためオーバーフェンスよりも、どの方向にも野手の間を抜けて行くような、二塁打などが多いタイプの強打者ではないのでしょうか。

足を上げてまわし込むスタイルを採用しており、着地までの「間」があるので、打てるポイントは多そうです。踏み込みも真っ直ぐ踏み込むので、内角の球でも外角の球でも、幅広く打ちに行けるオーソドックスなタイプ。踏み込んだ足元もブレないなど、基本に忠実なスイングをする選手です。けして上半身の力に頼った、力任せな打撃をする選手とは違います。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは平均的で、ややボールをとらえるまでのスイング軌道が遠回りなのは気になりますが、その辺は今後の課題として改善を期待します。スイングも大きな弧を描き、打球を遠くに運びますし、フォロースルーまでしっかり振り切ることができております。打球も強いのですが、もう少しヘッドスピードにキレが出てくると
将来楽しみです。多少頭が動いて、自分からボールに向かって行ってしまう部分はありますが、体の開きも我慢でき、軸足にも強さが感じられる選手です。

(今後は)

一年生にして打撃に関しては、技術的な部分も含めてよいものを持っていると思います。ただ、守備・走力のレベルが低いところが、高校を卒業したあとのことまで考えると、可能性を狭めているかなと言うのが残念。

ただ打撃に関しては、最終学年の頃には佐賀を代表する、いや九州を代表する強打者として注目されて行く存在ではないのでしょうか。今後も、ぜひ注目して行きたい一人でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 神宮大会の逸材24!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月26日(土)07時00分2秒
返信・引用 編集済
  皆様おはようございます。来年の2010年度組は、大学生投手のあたり年と言われますが、2011年度世代にも楽しみな投手が多いと思います。今日は、そんな現在大学2年生達のレポートをお送りしたいと思います。

◯浦野 博司(愛知学院大 2年)投手 178/70 右/右 (浜松工出身)

(どんな選手?)

好素材の多い愛知学院大の中でも、個人的には一番気になった投手がこの投手でした。非常に独特のメカニズムのフォームと強く腕が振れる点では、将来非常に面白い存在だと思います。

(投球内容)

ボールが中々出てこない特殊なフォームから、球速表示に感じさせる130キロ台後半~MAX142キロの非常に伸びのあるボールを投げ込む投手です。今回は、リリーフと言うことで、ほとんど変化球は見られなかったのですが、小さく曲がる120キロ台前半のスライダーを投げ込んで来ます。また制球も、適度に両サイドに散っており、破綻のないレベルにはあります。

けん制もなかなか鋭く、リリーフタイプだと思いますが、投球レベルの高い投手です。自分の体をうまく使っていることからも、運動能力・野球センスは悪くない選手だと思います。

なにより特徴的なのが、その投球フォーム。地面に向けて足を伸ばすタイプなので、将来的にもスライダー・チェンジアップを武器にするタイプだと思いますが、足を地面に着きそうな高さから降ろして、なかなか着地しないのが最大の特徴です。そこからグィッと前に体重移動を行い、ようやく踏み込んで来るので、打者としては中々ボールが出てこなく、タイミングがつかみ難いはずです。

腕の振りも鋭く「球持ち」「体重移動」も悪くなく「開き」も平均的です。この投球動作の核である「着地」をここまで遅らせることができる投手は、今のアマチュア球界でも極めて稀な存在だと思います。

(今後は)

更に球威・球速を増して来ると、球速以上に感じさせる球質だけに、相当厄介な存在だと思います。まだわずかにしか投球を見ていないので、なんとも言えない部分もあるのですが、順調ならば2年後はとても楽しみな投手でした。個人的には、神宮大会一番のサプライズでしたね。

△中根 久貴(愛知学院大 2年)投手 182/75 右/右 (比叡山出身)

(どんな選手?)

まだ荒削りなのですが、MAX146キロを記録する速球を投げ込む、ポテンシャルを秘めた選手です。

(投球内容)

少しシュート回転するのですが、常時140~MAX146キロまで記録する、球速豊かな投手です。特に素晴らしいのが、スライダーの曲りの大きさ。この球を、もう少し自在に操れるようになると面白いと思います。その他、チェンジアップ系の球もあるようです。

クィックは、1.05秒前後と高速で、けん制も極めて上手い選手です。ただそういった動作の機敏さは感じますが、投球をまとめるセンス・指先の感覚など、そういった投手としてのセンスは、あまり感じられません。ただ制球に関しては、アバウトではありますが、けして制球難ではなさそうです。

投球フォームも、お尻を一塁側に落とせるタイプではないので、将来的にもスライダー・チェンジアップ系の投手だと思います。「着地」「開き」「球持ち」などは悪くないのですが「体重移動」がもう一つで、前に体重が乗ってこないので、球速ほどボールに勢いが感じられません。またテイクバックした際に、肘が下がっているのでボールを押し出すようなフォームになっているのも気になります。腕を体から離れた位置を軌道しブンと放るタイプなので、元来細かい制球力がつくタイプではないのではないのでしょうか。現状は、球速表示ほど苦になる球質ではないので、打者からもそれほど甘くない球でも打たれる場面が目立ちました。

(今後は)

速い球を投げるポテンシャルと言う意味では、逸材揃いの愛知学院大の中でも、1,2を争う素材なのではないのでしょうか。その反面、実戦面と言う意味では、まだまだと言う感じが致します。

ものすごく荒々しいタイプではないのですが、課題は山積みです。志しを高く持って、課題の克服に努めて欲しいと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

野球馬鹿さんへ

 投稿者:みずの  投稿日:2009年12月25日(金)21時47分11秒
返信・引用
  私も以前から田前と言う選手に注目してました。私のみた感想を述べたいと思います。


  田前 亮 〔初芝立命館〕 〔右・右〕 〔165・75〕

身長と体重はわかりませんがたぶうnこんな感じだと思います。この選手をパッとみてまず下半身がものすごくがっちりしていました。高校生でこれほどの下半身をしている選手は層はいないと思います。打つほうではバットの使い方がうまいと思います。追い込まれてもファールで逃げる技術を持っています。なんといってもこの選手の魅力はスウィングスピードの速さです。ボールを身体の近くまで呼び込み高速スウィングで打球を運んでいきます。しかしこれだけのスピードがあるのにもかかわらず初球からでも当てにいく打ち方が目立ちました。上では空振りを怖がらず思いっきりスウィングしてほしいです。


守備はキャッチャーをしていますが上では内野手の方がいいでしょう。体の割りに動きが機敏ですしシートノックのボール回しを見ても内野手の方がいいと感じました。なので内野手として頑張ってもらいたいです。

走塁にかんしては自分の気分でやってる感じでした。常に次の塁を狙う姿勢が全くといっていいほどなかったように感じました。


最後にこの選手のプレーを三回ほど見ましたが三回ともチーム一ユニホーム汚れていて常に笑顔でプレーしていて野球が本当に好きなんだなぁと感じました。
この野球に対する姿勢を忘れず次のステージでの活躍を期待しています。

以上私の感想でした。
 
    (蔵建て男) よく知らない選手ですが、今後もぜひ頑張って欲しいと思います。レス有難うございました。  

専修大学 森山選手

 投稿者:野球経験者  投稿日:2009年12月25日(金)15時38分10秒
返信・引用
  よく東都大学の試合を見に行っています。(2部リーグの試合が多いです)
元々キャッチャーをしていたのですが、個人的に注目している選手がいます。
専修大学の森山誠選手です。バッティングは打てない日が続いたりしていますが、当たると大きいので安心してみていられます。
体も大きいので、バッターボックスに入った時に何かしてくれそうな気がします。
肩はすごく良く、全国で3本の指に入るのではないでしょうか。
来年は4年生となり最後の年なのでぜひ頑張ってほしいです。
そしてプロへ行って活躍する姿を見たいです。
ぜひ東都大学の試合で確認してみて下さい。
 
    (蔵建て男) 森山選手ですね、ぜひ東都の試合を観戦する際には、注目してみたいと思います。特に野手は不足しているんで、期待したいですね。  

2009年 神宮大会の逸材23!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月25日(金)10時11分42秒
返信・引用
  皆様おはようございます。昨日は更新できなかったので、その分、朝頑張って更新して行きたいと思います。

△前田 英雄(愛知学院大 4年)右翼 172/82 右/右 (三好出身)

(どんな選手?)

昨年のチームでも、4番に座っていた強打者です。小柄なんですが、力強い打撃と俊足・強肩の身体能力も併せ持つ選手です。ただ、卒業後の進路については、よくわかりません。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.45秒前後。これを左打者に換算すると4.15秒前後ということで、プロの基準である4.2秒を上回るなど、基準以上の脚力があります。ただ、そのプレースタイルを見る限り、足を売りにして行くタイプには見えませんでした。

また右翼手としての、打球への勘などは好いとは思えないのですが、地肩の強さは本物です。なかなか低く伸びる球筋は、上のレベルでも強肩の部類に入ると思います。ただスローイングまでの時間など、動作一つ一つにスピード感が欲しいかなと思いました。

(打撃内容)

グリップを下げて構える、独特の選手です。ただパワフルな打撃とは裏腹に、仕掛けは「早めの仕掛け」を採用するなど、アベレージ傾向が強い選手です。強烈な打球で野手の間は抜けてゆきますが、オーバーフェンスを得意とするタイプではないように思えます。それでも肉体が強いので、ツボにはまればスタンドインのパンチ力は秘めております。

足をしっかりまわしこんで、真っすぐから少しアウトステップに踏み込んできます。足をあげてから降ろすまでの時間が長いので、ボールをとらえるポイントが多いのが魅力です。また真っすぐから少しアウトステップに踏み込むのですが、足元がブレないでスイングできるので、甘い球を逃さない「鋭さ」を併せ持っているように思えます。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのが少し遅れ気味なのと、ややグリップが入り込んで、バットの出がスムーズではありません。トップ~インパクトまでのスイング軌道にロスがあり、その辺が上のレベルではどうなのかな?と思える部分はあります。ただヘッドを下げないようなスイングができ、ボールをとらえてからのスイング軌道に悪さはありません。大きな弧を描きつつ、しっかりフォロースルーまでバットを振ることができております。

リーグ戦でも3割を超えるアベレージを残すように、ボールをとらえるセンスは悪くありません。またボールの絞り込み、ヘッドスピードも悪くなく、打撃に関しての資質は社会人級だと思います。

(今後は)

ぜひ今後も野球を続けて欲しい選手です。身体能力もありますし、打撃にも好いものを持っていると思います。今後もぜひ、どこかで野球を続けている元気な姿をみたい選手でした。


◯荒木 郁也(明治大 3年)中堅 180/75 右/右 (日大三高出身)

(どんな選手?)

学生球界を代表する野手の一人で、2010年度のドラフト候補として注目される存在です。特に迷いのないスタートがきれる盗塁技術に関しては、アマチュアトップクラスのものがあります。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.1秒前後と計測した時は際立つタイムではありませんでした。ただ実際には、これだけ盗塁を決めるのですから、もっと早いタイムは叩き出せそうです。ただこの選手、絶対的な走力で盗塁を決めると言うよりは、盗塁する思いっきりの良さ・勇気と言う気持ちの部分の方が優れている気がいたしますね。ただ鳥谷(阪神)なども、リーグ戦で二桁盗塁を記録したことを考えると、実際にプロで通用する走力かどうかは、来年の大きな観戦ポイントになると思います。

かつては遊撃手でベストナインを獲得するほどの選手でしたが、今は中堅手にコンバート。特にその動きなどを見ていると、破綻のないように思えます。その反面極めてうまいようにも見えません。地肩も元々際立つものはなかったので、平均的な選手だと思います。その辺も来年に向けてのチェックポイントにしたいと思います。

守備・走力に関しては、大学生レベルでは悪くありませんが、プロに混ぜた時にどうか?ここを来年の観戦ポイントとし、自分への宿題にしたいと考えます。

(打撃内容)

ヘッドスピードはシャープで、際立つものはありませんが、基準レベルぐらいのスイングはしてきます。スクエアスタンスでバランス良く構えるのですが、自分のリズムを刻めていないので、少し構えが固く見えます。

特に仕掛けが「遅すぎる仕掛け」を採用しているので、一定レベル以上の投手に、どの程度対応できるのかが気になります。上のレベルを意識するのであれば、動作全体を改善して行かないと厳しいかなと思います。

軽く地面から浮かして踏み込む小さなステップなので、どうしても打てるポイントは限られているはずです。ただ昨年よりも良くなかったのは、足元のブレがなくなり、上半身と下半身のバランスが取れたスイングができるようになりました。

打撃の準備である「トップ」は浅いので、打球の勢いがイマイチなのが気になります。また「トップ」を作るのも遅れ気味ですし、ボールをとらえるまでスイングにも課題を感じます。

ただボールをとらえてからは、大きな弧を描きつつ、フォロースルーまで振り切れているので、その辺は悪くないと思います。特に動作が小さい分、体重移動などが下手な反面、頭の動きが小さく目線のブレが少ない点、開き我慢できる良さはあります。

(今後は)

ただこの選手を見ていて思うのは、素材としては、まさにプロ級の素材だと思います。ただプレーへの意識が低く、またどこまで考えてプレーをしているのか?正直疑問に思える部分があります。その辺が、来年に向けていかに改善してこられるのか、個人的には評価の大きな別れ目になるかなと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 神宮大会の逸材22!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月24日(木)02時55分32秒
返信・引用 編集済
  皆様こんばんは。今日も中々更新が進みませんが、神宮大会のレポートの続きを行って行きたいと思います。

◯野村 祐輔(明治大 2年)投手 176/72 右/右 (広陵出身)

(どんな選手?)

広陵出身の選手で、甲子園を沸かした好投手です。個人的にも、この選手の3年時の成長を絶賛し、将来を非常に楽しみにしていた投手でした。今や六大学を代表する投手に成長し、再来年の上位指名候補と言われるまでになりました。

(投球内容)

中背で、バランスの好いフォームから投げ込みます。その球速は、コンスタントに140キロ台を記録し、140キロ台中盤前後の球速も結構記録します。手元までしっかり伸びる球質で、打者の空振りを誘える良さがあります。その反面、それほど球威はないので、甘く入ると怖いかなと言う側面も併せ持ちます。

変化球は、ブレーキの好いカーブ・カットボール・フォーク・チェンジアップなど実に多彩な球種を併せ持ちます。落ち着いたフィールディング・1.1~1.2秒台ぐらいの素早いクィック・鋭い牽制・間のとり方や指先の感覚の良さなど、肉体的なポテンシャルよりも、高い野球センスが際立つタイプです。

右打者には、アウトコース中心に球を集め、左打者には両サイドに球を投げ分けてきます。真ん中近辺に甘く入ることはなく、制球力も中々好いものがあります。

投球フォームも、お尻を一塁側には落とせるのですが、「着地」までの粘りに欠けるので、少し物足りなさを感じます。また「開き」も少し早く、更に前にグッと乗って来るような「体重移動」もないなど、指先の感覚抜群の「球持ち」を除けば、不満な部分も少なくありません。

(今後は)

凄みこそないのですが、多彩な球種を交えた総合力・マウンド捌きなどを見ていると、すでにプロでもローテーションを担えるのではないかとさえ思えるぐらいの投手です。ただ先輩である川上憲伸あたりと比べると、まだワンランク落ちるかなと言う印象は受けます。

フォームでも投球でも、まだまだ物足ない部分もあるので、高い志しを持って、残りの2年で更なる進化を期待したいところです。まだ世代を引っ張って行くような、圧倒的な凄みには欠ける気が致します。

◯大野 弘仁(愛知学院大 4年)遊撃 166/65 右/左 (柳ケ浦出身)

(どんな選手?)

スピード感と軽快さ溢れる遊撃守備は、プロでも通用するものがあると思います。また打っても核弾頭として、神宮大会に出場して参りました。卒業後は、新日鉄広畑で野球を続けて行くことが決まっております。

(守備・走塁面)

実にスピード感がある、素軽い動きを見せる遊撃守備は、見るものを魅了します。ただその反面ミスも少なくなく、安定感と言う意味では不安を残す部分もあるのは確か。小柄ですが、地肩も基準以上のものがあります。守備に関しては、どのレベルでも二遊間を担える素材です。

守っては、塁間4.3秒強ぐらいと、左打者としては基準以下で、けして足を売りに行くタイプではないようです。この手のタイプにしては、走力がないのが残念です。

(打撃内容)

スクエアスタンスで、グリップを高めに添えて、腰をしっかり据えて構えます。気になるのは、始動が「遅すぎる点」。これでは非力な彼が、スピードボールに対応するのは厳しいと考えます。上のレベルでは、少々そのスピードに苦労するのではないのでしょうか。

リリース後に、小さくステップして踏み込むので、打てるポイントは限られていそうです。ただ少しインステップ気味に踏み込んだ足元が、インパクトの際にブレないのは好いです。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのが遅れ気味なのが気になります。スイング軌道は、ヘッドを立てて振り抜こうと言う意思が感じられ、大きなロスは感じません。元々ボールを捉えるセンスには、好いものを持っております。

(今後は)

目線がブレないで、動きが小さいのは好いと思います。ただ全体的に「仕掛け」「トップ」などを作るのが遅く、上のレベルを意識すると動作を早める打撃に以降することになるのではないのでしょうか。

打撃では、社会人レベルでも少々苦労しそうですが、守備では魅せるものがあります。9番打者としてでも、その守備だけで試合に出られるタイプかもしれません。少々プロと言う領域は厳しいかもしれませんが、ぜひその守備には注目して頂きたいと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 神宮大会の逸材21!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月23日(水)02時54分42秒
返信・引用 編集済
  皆様こんばんは。中々余裕がなく、こちらの掲示板までは手が回りませんでした。しかし今回も、神宮大会の逸材シリーズの続きを、行って行きたいと思います。

△内野 博文(九州産業大 4年)投手 176/63 右/右 (福翔出身)

(どんな選手?)

中背ながら、コンスタントに140キロ台の速球を投げ込んで来る投手です。生でも少し見ていたのですが、球場にいると、さほどインパクトがあるタイプではありませんでした。むしろTV映えするタイプなのかもしれません。

(投球内容)

この投手の良さは「バランス」にあります。軸足一本で立った時のバランス・投げ終わったあとも、速球派でありながら大きくバランスを崩すことはありません。

勢いのある常時140キロ~MAX145キロを記録する速球とスライダーとのコンビネーション。それほど細かいコントロールがありそうなタイプではないのですが、ストライクゾーンの枠の中に球を集めることは出来ますし、真ん中近辺に甘く入る球は少ないようです。

変化球は、この試合で確認した限り、スライダーとのコンビネーション。他にチェンジアップか何かがあるようです。クィックは、1.15~1.20秒ぐらいで投げ込めており、リリーフタイプとしても、基準以上のものがあります。ただ試合を作ると言うよりは、攻めのバリエーションが少ないタイプなので、短いイニングの方が向いているように思えます。

投球フォームは、お尻をしっかり一塁側に落とせるタイプなので、気持ち引き上げた足をに塁側に送る方がバランスが取りやすく、着地までの粘りを生みやすいかなと思います。このフォームならば、カーブで緩急・縦への変化も期待できるだけに、今後のバリエーションの増加に期待したいところです。

ただ制球に破綻はないのですが、グラブをしっかり抱えられない、足の甲の押し付けは、つま先のみで上体が高くなってしまっているなど課題があります。それでも球持ちは悪くないので、むしろ指先の感覚でボールをコントロールするタイプなのだと思います。

フォームに関しては、「着地」「体重移動」「球持ち」は悪くないのですが、「開き」の早さが最大の課題。結構コースを突いた球でも痛打されるのは、その辺に大きな原因があるようです。

(今後は)

進路については、残念ながらよくわかりません。ただ社会人に進んでもやって行けるだけのものがあると思いますので、続けて欲しいなと思います。

「開き」の早さと攻めのバリエーションを増やし投球の幅を広げられれば、中々面白い存在になり得ると思います。今後もどこかで、出会えることを楽しみにしたいと思います。


△溝口 雅人(愛知学院大 4年)投手 172/70 右/右 (愛知啓成出身)

(どんな選手?)

小気味の良いテンポとマウンド捌きの良さが目立つ好投手です。今秋のリーグ戦では、5勝3敗 防御率1.10で、リーグの最優秀防御率や敢闘賞などを受賞致しました。卒業後は、JR東海に進むことが決まっております。

(投球内容)

やや球威に欠けるのですが、135キロ前後の速球(MAX138キロ)とカーブのように曲がりながら落ちるスライダー・チェンジアップなどを織り交ぜる投球スタイルです。制球は意外にアバウトなので、結構甘い球を痛打されることが多いのですが、ストライクゾーンの枠の中にボールを集めることが出来るので、四球で自滅するタイプではありません。

クィックも1.1秒台でまとめるなど動作も素早く、マウンド捌きも洗練されており、野球センスに優れたタイプだと思います。ただこれまで、凄みと言うか自己主張の激しいタイプではないので、正直あまり気に留めたことがありませんでした。

お尻は一塁側に落とせるタイプなのですが、足を降ろすまでの粘りに課題があり、せっかくのフォームを生かせないのが今後の課題になります。引き上げた足を軽く二塁側に送るなどしてバランスを整え、着地までの粘りを意識して欲しいと思います。

(今後は)

「球持ち」「体重移動」に関しては悪くはないのですが、あとは彼も「開き」の早さが課題です。あまり細かいコントロールがない上に開きが早いとなると、上のレベルでは苦労する可能性があります。社会人では、あえて実戦的なフォームを強く意識して、課題に取り組んで欲しいところであります。またそういうことに対処出来そうなセンス・器用さはありそうです。今後も末永く、社会人球界で活躍して欲しい好投手でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 神宮大会の逸材20!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月21日(月)08時41分35秒
返信・引用 編集済
  皆様おはようございます。神宮大会の逸材シリーズも、高校の部・大学の部と行ってきて、これが第20弾。計40名を取り上げてきたことかと思います。来年のドラフト上位指名候補に関しては、別枠を設けて個別寸評を予定しておりますし、あと明大・愛知学院・立正大組などもいるので、まあ年内一杯ぐらいまでかかるかもしれませんね。全国の逸材シリーズとは違い、こちらは正直まったりやろうかと思っておりますので、気長にお付き合いくださいませ。

△神田 博史(九州産業大 1年)右翼 180/78 右/右 (福岡工大城東出身)

(どんな選手?)

高校時代から、大型野手としてプロからも注目されていた選手でした。九州産業大に進んでからも、一年生からレギュラーとして出場。この秋は、打率.364厘 2本 5打点の活躍で、新人賞も獲得したシーズンでした。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.4秒強(左打者換算で4.1秒強ぐらい)と、基準を上回る脚力の持ち主です。ただそれほどスピード感・走塁センスは感じられず、足を将来的に売りにするタイプかは疑問です。

右翼手としても、意外に守備レベルは低くなく、基準以上の上手さがありそうですし、地肩も同様に中の上レベルぐらいはあると思います。走力・地肩など基準を上回る身体能力の持ち主でした。あとは、その身体能力を、如何に実戦に活かして行けるのかが、これからの課題かと思います。

(打撃内容)

構えた時に少しだけ前足を引いておりますが、ほぼスクエアスタンスで構えます。グリップの高さは平均的で、バランスもとれた構えなのですが、打席で力が入り過ぎて力みが感じられるところが気になります。もう少しリラックスして構えられると好いですね。

仕掛けは、投手が下がる時にカカトを浮かし、リリース直前に始動する「遅すぎる仕掛け」を採用。どうしても始動が遅すぎる分、打撃に必要な動作を端折ったり、立ち遅れるタイプのスタイルです。

足を少しだけベースの外側にアウトステップさせるスタイルで、元来ボールを引っ張って巻き込むのを特にするタイプのようです。ただ踏み込んだ足元がブレるなど、打ち損じが多いタイプだと思います。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは並なのですが、「トップ」~「インパクト」までのスイング軌道が遠回りで、ロスを感じさせます。スイングの弧・フォロースルーなども並ぐらいと特に光るものはないのですが、打球はすでに基準以上の強さを感じます。やはり肉体のポテンシャルが、非常に高い選手なんだと思います。

(今後は)

プロが如何にも好みそうな体格と基準を満たす身体能力の持ち主です。その一方で対応力に課題があり、その改善に時間がかかりそうです。そして上のレベルで売りに出きる絶対的なものがありません。これから残り3年間の間に、如何に上のレベルでも自慢できる武器を増やして行けるのかが、一つポイントになるのではないのでしょうか。非常に楽しみな選手な反面・まだまだ物足りなさも感じる選手でした。

◯白川 貴一(九州産業大 3年)捕手 173/75 右/左 (九産大九州出身)

(どんな選手?)

非常に捕手としての適性・センスを感じさせる好選手で、今秋のリーグ戦では、MVPに輝いた選手です。この秋は、打率.361厘 0本 6打点と、打撃でも成長した姿を見せてくれました。

(ディフェンス面)

この選手の最大の良さは、捕手としてのセンス・配慮の効く如何にも捕手らしい選手だと言うことでしょう。柔らかいリストワークを活かしたグラブ捌き・しっかり投手の球を受け止めるキャッチングには、見るべきものがあります。

グラブを示したあと降ろさないので、ワンバウンド処理などの対応にも立ち遅れません。小柄な選手だけにフットワークも機敏で、的確な指示も出せますし、相手ベンチに突っ込んでキャッチしてアウトにするようなガッツマンでもあります。

1.9秒台でスローイングが出来、地肩も基準以上でコントロールも安定し、中々実戦的な捕手でもあります。現状、大学球界でもトップクラスの存在です。

(打撃内容)

基本的に、無駄を省いたスイングで、当てるのは上手い選手だと思います。ただ投手の沈みでカカトを浮かし、リリース後に本格始動すると言う「遅すぎる仕掛け」を採用しているので、一定レベル以上の投手への対応には苦労しそうです。

ただ真っ直ぐから少しインステップ気味に踏み込んだ足元はブレないので、打てるポイントは少なそうですが、その球を逃さず叩く「鋭さ」を持っております。

やや打撃の準備段階である「トップ」を作るのが立ち遅れておりますが、バットは上から叩けており、インパクトまでのスイングはそれなりです。またインパクト後のスイングの弧・フォロースルーまではしっかりとれており、スイング軌道も悪くありません。

ヘッドスピードも、まあ捕手としてならば問題ないレベルだと思います。走力は、塁間4.45秒前後と左打者にしては遅いので、あくまでも彼は捕手をしてナンボの選手だと思います。打撃は、打てるポイント・対応出来る投手のレベルは限られていると思いますが、ひ弱でもないですし、当てるのも下手ではないので箸にも棒にもかからないと言うことは、上のレベルでもないと思います。

(今後は)

個人的には大変好みタイプですが、如何にもアマチュアが好むタイプの捕手です。その理由としては、やはり体格の無さ・リード面に関する奥深さ・スローイングの能力がプロに混ぜると際立つものがない・レベルが上がった相手投手への対応レベルなどなど、捕手としての適性・センスは非常に高く評価する一方で、プロがどう評価するのか?と言われれば、疑問を持たざるえません。来年は、プロを想定したレベルで、どのぐらいのプレーを見せてくれるのか注目したいですね。その成長次第では、下位指名~育成枠なんて言う可能性も、広がって来るかもしれません。期待して見守りたいナイスガイでした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 熊本の逸材ラスト

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月20日(日)08時27分24秒
返信・引用 編集済
  皆様おはようございます。昨日は、用が入ってしまい全然更新出来ませんでしたが、今日は休日なので、昨日の分も含めて更新して行きたいと思います。今回は、熊本大会の最終回を更新して行きます。

△山内 隆太(熊本・熊本商 3年)中堅 182/74 右/左

(どんな選手?)

大型の中距離ヒッターで、ハンドリングの良さを生かした好打者だと聞いていたので、チェックを入れてみました。この夏は、三番・中堅手として出場。

(守備・走塁面)

一塁の塁間は、4.3秒前後と言うことで、左打者としては基準より劣るタイムです。実際のプレーを見ていても、それほどスピード感は感じられずプロの基準で言えば中の下ぐらいでしょうか。

また中堅手としても、打球の反応・そのキャッチングなどを見ていると、あまり上手い外野手には見えませんでした。地肩については良くわかりませんでしたが、守備・走力を売りにすると言う選手ではないようです。

(打撃内容)

前足を軽く引いて、グリップをやや高めに添えます。全体に的に腰が据わってバランス良く構えられているのですが、少し両目で前を見据える姿勢が悪く見えます。

「平均的な仕掛け」を採用する中距離・ポイントゲッタータイプの選手です。足を軽く引き上げてまっすぐ踏み込みます。まっすぐ踏み込んだ足元がブレないので、打ち損じは少ないタイプに見えますし、始動してから着地するまでの「間」が少しあるので、打てるポイントは少なくないようです。ただステップの幅が狭いタイプなので、基本的に引っ張って巻き込む打撃を得意にしているように思えます。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは遅くないのですが、トップ自体が浅いので、それほど打球に勢いを感じません。それでもバットを上から叩ける選手なので、インパクトまでのロスがなく、ミートポイントまで最短距離でボールを捉えることができる貴重な選手です。

スイングの弧も大きいですし、フォローも大きく取れます。後ろが小さく前が大きいと言うスイング軌道は、中々理想的です。ただもう少し動作にキレと言うか「鋭さ」が備わって来ると好いかなと感じられました。

(今後は)

守備・走力のレベルが低いのが残念です。ただスイング軌道やミートするまでの技術には好いものを持っているので、打撃でアピールしたいタイプですね。上のレベルでは少々苦労するかもしれませんが、自慢の打撃を磨いて頑張って欲しい選手です。

△渡辺 他真斗(熊本・熊本商2年)捕手 右/左

(どんな選手?)

事前に名前があがっている選手ではなかったのですが、2年生ながら塁間を1.9秒強ぐらいでスローイングできる、高校生としては中々のスローイングの持ち主だったので取り上げることに致しました。この夏は、捕手ながら2番を打っていた選手です。

(ディフェンス面)

グラブをしっかり示すタイプではないのですが、ミットを下げることなく構えられる選手です。少々ミットを上から被せるようなキャッチングは気になるのですが、ワンバウンドの球でも身体で止めにゆきますし、ミットもストレートに力負けせずに、ボールを押し込めるキャッチングは好いと思います。そして塁間を1.9秒強でスローイングできる能力は、高校生としては中々です。

(打撃内容)

チームの2番を任されている選手ですが、打撃にはそれほど光るものは感じられませんでした。バットを短くもち、スクエアスタンスでカカトを浮かして構えます。仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用するなど、元来はある程度の対応力とパンチ力を兼ね備えた中距離・ポイントゲッタータイプの適正があり、最終学年では中軸を担うかもしれません。

足を上げて左打者らしくアウトステップで踏み出します。その足元も、なんとかブレずにインパクトの瞬間我慢出来ますので、打ち損じは少ないタイプではないのでしょうか。気になるのは、打撃の準備段階である「トップ」を作るのが立ち遅れる点。上から叩けるスイング軌道には、インパクトまでのロスは感じられません。ただインパクトのあとに、こねてしまうのが気になるところでしょうか。

(今後は)

2010年度の熊本を代表する捕手に育って欲しい選手です。まだまだディフェンス力・打力共に、際立つものはありませんから、志を高く持って九州を代表する捕手に成長して欲しいですね。

△江原 淳貴(熊本・済々黌 3年)投手 175/70 左/左

(どんな選手?)

130キロ台の速球を投げ込む、県下を代表する左腕と言うことですが、ほんの少しだけ見られました。ただ夏の大会では、敗れた秀岳館戦までわずか1試合のみの登板。それもこの試合でも試合の途中から登板と言うことで、万全の状態ではなかったのかもしれません。投げない時は、一塁手として出場しておりました。

(投球内容)

実際見られたのは、数球だったので細かいことはわかりません。ただ球速は、125~130キロ弱ぐらいでしょうか。それほど際立つキレ・勢いは感じさせるものはなく、制球もアバウトな印象を受けました。

(今後は)

ちょっと万全な投球ではなかったようなので、なんとも言えません。ただ上のレベルでは、どうかな?と言う印象は正直受けました。まずは体調を整えて左腕と言う利点を活かして頑張って欲しいと思います。次回は、じっくりと元気な勇姿を今度は期待しております。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 神宮大会の逸材19!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月19日(土)09時12分10秒
返信・引用 編集済
  皆様おはようございます。今日こそは、少し更新ペースをあげて行きたいですね。今朝は、神宮大会のレポート続きから。

△百崎 一兵(九州産業大 2年)左翼 184/82 右/左 (福岡大大濠出身)

(どんな選手?)

高校時代は、強打者として福岡でも知れ渡っていた。1年生ながら強豪・九州産業大の4番を任せられるなど、将来が期待される強打者。

(守備・走塁面)

塁間は緩めることも多いのだが、本気で走れば4.2秒台で走り抜ける身体能力はある。ただ走塁への意識・意欲に欠けるため、上のレベルで足を売りにすることはなさそうだ。

地肩に関してはよくわからなかったが、左翼を守っているように、守備に関しては中の下ぐらいといった印象で、あまり上手いようには見えなかった。この選手は、打撃重視の選手と考えて好いだろう。

(打撃内容)

この選手の最大の良さは、ボールの見極めが好い選球眼の良さ。左オープンスタンスから、グリップを下げていて、それでいて捕手側に少し引いている独特の構え。自分のリズムを刻んでいないので、グリップを下げってリラックスしているように見えて、意外に脆そうな印象を受ける。

仕掛けは、投手の沈み込みで始動しベース側に足を持ってきて、本格的な始動はリリース前後と言う「遅すぎる仕掛け」を採用。ボールをじっくり見極められる反面、ここまで遅いタイミングで始動すると、速いボールに立ち遅れる。

また重心が下がる時に、自分の重心も下げて「シンクロ」してタイミングを図る。わずかにステップするだけなので、打てるポイントは限られているタイプ。打てるポイントの球を、如何に逃さず叩くかが、この選手の生命線となる。左打者らしくアウトステップし、踏み込んだ足元はブレない。そのため真ん中内角よりの球を上手く巻き込めば、力強い打球が飛んで行く。

ボールを呼び込む際に「ヒッチ」する癖があり、トップの形成も遅れがち。ただバットを上から降ろす意識があるので、打撃の準備段階である「トップ」~「インパクト」までのロスは少ないので、当てるのは下手ではないだろう。また意外に強打者タイプかと思いきや、スイングの弧は小さめでコンパクトのスイングをしてくる。本質的には、鋭い打球が野手の間を抜けて行くタイプの強打者で、スラッガーと言うよりは中距離タイプ。ただ上から降ろす割に無理にヘッドを立てようとするので、バットをコネてしまうのが気になるところ。

(今後は)

1年生で4番を務めていると言うことで、チェックを入れてみた。しかし守備・走塁のレベルも低そうで、打撃もかなり癖のあるタイプ。それだけに、今後は伸び悩む可能性も否定出来ない。

ボールを見極める目と力強いスイングには見るべきものがあるので、あと3年間の間に、少しずつ課題を克服して行って欲しい。あくまでもまだ、期待込みの選手であることは否めなかった。

△下平 裕次郎(九州産業大 1年)投手 182/85 右/右 (伊万里商出身)

(どんな投手?)

08年度の佐賀を代表する右腕として、プロからの注目された存在。骨格のしっかりした体つきで、低めに丹念に集めるなど、スケールよりも意外な実戦派であることに驚いた。今秋のリーグ戦では、3勝1敗 防御率 2.76を記録し、ドラフト候補に名前を連ねる、榎下に継ぐ存在に成長した。

(投球内容)

それほど躍動感はないのだが、安定した下半身を生かし135~MAX140キロぐらいの球威のあるストレートを投げ込んでくる。変化球は、緩いカーブとスライダーとのコンビネーション。基本的に決め手がある投手ではないので、低めに球を集めて打たせて取るのが身上。

クィックは、1.05~1.15秒ぐらいとまずまず早く、牽制も中々鋭い。マウンド捌きも上手く「間」を取ったりして試合を組み立てられる先発タイプ。多少まだ球にバラツキがあり甘い球も見受けられるが、制球に大きな破綻はない。

投球フォームも、お尻を一塁側には落とせるタイプなので、見分けの難しいカーブの習得や将来的に縦の変化の習得も期待できるのではないのだろうか。バランスの好い割に制球が不安なところがあるのは、グラブの抱えが甘かったり、足の甲の押し付けの粘りに欠けるなど、まだまだ動作に甘い部分が多いからだろう。

「着地」「開き」「体重移動」と平均的で「球持ち」は結構好いほうだろう。投球にフォームに悪い癖はないので、確実に肉付け意識付けが出来て行くば、素直に伸びる要素はあると評価する。

(今後は)

少しもっさりしたところがあるので、身体のキレなど「鋭さ」を意識して行くことが大事なのではないのだろうか。あとは、まだまだ発展途上の部分もあるので、少しずつ動作の精度・プレーレベルを引き上げてゆけば、九州産業大の不動のエースへの階段も昇って行けるだろう。ぜひ粘っこい投球で、3年後はプロの門を叩いて頂きたい。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 九州の逸材!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月18日(金)23時17分5秒
返信・引用 編集済
  皆様こんばんは。今日も大きな用を片付けて、少しホッとしている管理人。間が開いてしまいましたが、今日は福岡の逸材のラストと熊本の逸材をひとりご紹介したいと思います。

△片岡 翔(福岡・戸畑3年)捕手 右/右

(どんな選手?)

事前に全く知らない選手だったのですが、中々良い選手だったので取り上げてみたいと思います。捕手ながら一番を務める俊足・捕手としても中々好感の持てる選手でした。

(ディフェンス面)

捕手としては、センス・適性を感じさせる選手です。グラブを示してから一度グラブを降ろす癖はあるようですが、ワンバウンド処理には身体ごと止めに行く選手です。キャッチングも安定しており、打球への反応も中々良いと思います。座ったまま返球するので、プレーが雑なのかなと思いましたが、そんなことはありません。軽くボールを返球するあたりに、捕手としての気遣いができるタイプだなと思いました。

地肩自体も基準以上ですし、塁間を2.05秒~2.1秒ぐらいで到達するなど、高校生としては悪くありません。肘でしっかりポイントを作ってから投げる選手なので、球筋は安定していると思います。動作一つ一つに、捕手らしさが感じられる好捕手です。

(打撃内容)

一塁までの塁間を4.3秒強(左打者換算で4.0秒強)に相当するように、中々の俊足の持ち主です。ただ打撃に関しては、あまり印象が強くありません。

前足を軽く引いて、グリップを高く添えて構えます。バランスは好いのですが、少し力みが感じられるのが残念です。「遅すぎる仕掛け」を採用しているので、一定レベル以上の投手相手には、立ち遅れる心配があります。ただトップを早くから作るので、それほど悲観するほどではないのかもしれません。

ただを浮かしてから着地するまでの時間は極めて短いので、打てるポイントは限られているはずです。ただインステップ気味にしっかり踏み込みその足がブレないので、打てる球は逃さないタイプだと思います。

少し打撃の準備段階である「トップ」~「インパクト」までのスイング軌道に課題を感じますが、その分大きな弧を描いて、フォロースルーもしっかり振りきれております。体軸も安定しており、技術的には悪くありません。

(今後は)

ポテンシャルとしては、際立つほどではないのですが、投手の気持ちを察することのできる、センス型捕手として、今後も活躍を期待したい選手です。打撃の能力も悪くないので、大学レベルでも、いずれは頭角を現して来る可能性があります。攻守にセンスと能力を持っている選手であり、好捕手が揃った09年度の福岡大会でも、ぜひ触れておきたかった選手でした。

◯梅田 広久(熊本・秀岳館3年)投手 178/69 右/右

(どんな選手?)

09年度の熊本屈指の投手として、話題を集めた選手です。夏の大会の序盤までは不調だったようですが、大会が進むについれて、本来の力を取り戻しつつあったようです。特に腕の振りの良さに特徴のある選手です。

(投球内容)

中背の右本格派で、ノーワインドアップからそれほど躍動感あるフォームではありません。むしろバランス重視のフォームから常時135~140キロ強ぐらいの伸びと勢いを感じさせる球を投げ込みます。MAXは、147キロまで到達したといわれ、時々指にかかった時の球には、見るべきものがある選手です。

変化球は、カーブ・スライダー・フォークなどがあるようで、特に緩いカーブで、緩急とカウントを整えつつ、フォークで空振りを誘います。特に狙って落とせる精度のフォークを身につけており、これは彼にとって、今後大きな武器になるのではないのでしょうか。

フィールディングはあまり上手い印象はなく、クィックも1.25~1.30秒弱と、やや遅い気が致します。両サイドに大まかに投げ分けられる制球力もあるのですが、物凄く投球が上手いとか言う感じはいたしませんが。しかし適度に「間」を取ることもできますし、投球に破綻はないタイプです。勝負どころで一番のボールが行くのだから、好い投手の要素を持っております。

やや二塁側に引き上げた足を送り過ぎかなと思える部分はあるのですが、一応お尻を一塁側にそれなりに落とせるので、将来的にも見分けの難しいカーブや落差のあるフォークを、武器にして行ける可能性はあると思います。

やや身体の「開き」や「体重移動」、そして「着地」までの粘りなどに物足りなさは感じますが、「球持ち」は悪くありません。将来的に身体の成長共に、そういったことも意識的に取り組めば、フォームのメカニズム的には改善が可能なレベルだと思います。

(今後は)

高校時代の高崎健太郎(日産~ベイスターズ)投手と、レベル的にはそう差はないように思えます。今後の本人の意識と周りの導き方にもよると思いますが、いずれはプロと言う可能性は充分ありそうです。そう感じさせてくれたのは、指先にかかった時の球には、見るべきものがあったからです。

いずれはプロと言う可能性を秘めた、今後の成長にも注意を払いたい投手の一人でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

安達選手について

 投稿者:瀬尾  投稿日:2009年12月18日(金)16時51分55秒
返信・引用
  書き込みをさせて頂くのははじめてですが、以前よりこちらのサイトを拝見させていただいておりました。いきなりですが上武大の安達選手は神宮大会では一度も二塁の守備にはついてないのでは?二塁は殆ど3年の富澤選手がはいっていたはずです。  
    (蔵建て男) 私の完全な勘違いで、大変失礼致しました。

安達選手、ポテンシャルも意識も高い選手なので、二年後は大いに楽しみだと想います。期待しておりますよ。
 

2009年 神宮大会の逸材18!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月18日(金)08時29分40秒
返信・引用 編集済
  皆様おはようございます。昨日は、掲示板のメンテナンスなどもあり、ここに書き込む機会を逸してしまいました。今朝も神宮大会のレポートの続きなどを行って行きたいと思います。神宮大会のレポートは、恐らく今週中に終わると思います。また終わったら、別の試合のレポートでも行って行きたいと思います。

◯安達 了一(上武大 4年)遊撃 178/75 右/右 (榛名出身)

(どんな選手?)

関甲新リーグ屈指の強打者に成長した、打って守れる強打者です。卒業後は、東芝に進む予定で、2年後のドラフト有力候補の一人だと言えそうです。

(守備・走塁面)

遊撃手としては、少々スピード感・繊細に物足りなさを感じましたが、地肩も強い選手です。。ただ上のレベルを意識すると、二塁あたりが一番しっくり来るのではないのでしょうか。

一塁までの塁間を、4.6秒弱ぐらいで走破する脚力の持ち主。これを左打者換算すると、4.3秒弱ぐらいと、走力に関してはあまり速いと言う選手ではありません。少なくても上のレベルで、足をバシバシ売りにするほどではなさそうです。

(打撃内容)

この選手の良さは、打席での集中力とボールに食らいつく姿勢にあります。スクエアスタンスで軽く前足のかかとを浮かし、バランス良く構えます。構えた時の集中力・意識の高さを強く実感させてくれる選手です。

仕掛けは、「早めの仕掛け」を採用するように、一見パンチの効いた中距離タイプに見えるのですが、動作の観点からすれば、アベレージ傾向の強い打者です。

ただ早めに足を引き上げるのですが、その足を降ろすタイミングを計っていると言うよりは、大きな足の上げ下ろしによる強い踏み込みを重視したスタイルような感じで、それほど対応力に絶対的なものは感じません。またまっすぐ踏み込んだ足元が、微妙にブレるあたりに、まだバランスの悪さと言うかロスが感じられなくもないです。それでも動作に余裕があるので、比較的打てるポイントは多いのは対応力の高さにつながっております。

打撃の準備段階である「トップ」を早く作れるのは良いのですが、少々「トップ」~「インパクト」までのロスが感じられます。それでも大きな弧を描きつつ、フォロースルーまで振りきれており、強い打球は飛ばせます。ヘッドスピードも鋭いですし、もともと意識・集中力が高いので、最後までボールを見て叩くことが出来ております。

二遊間を担う選手の割には、やはりかなり打力のある選手だと評価しても良いと思います。

(今後は)

個人的には、育成枠レベルならば充分にプロが指名しても良かったかなと思う選手でありました。まだまだ技術的に粗さもありますし、社会人あたりでも通用するところを示してからでもプロ入りは遅くはないかなと思える部分もあります。

野球への意識の高さもありますし、守備・打撃のポテンシャルもプロ級のものがあります。東芝で2年間で実績を残しアピールできれば、2年後は高い評価でプロ入りできる可能性を秘めた選手だと思います。今後の活躍から、益々目が離せない選手として、ぜひ覚えておいてもらいたい好選手でした。

△金丸 俊(関西国際大 1年)一塁 177/75 左/左 (国士舘出身)

(どんな選手?)

関西の新興勢力・関西国際大の4番を、一年生ながら務めている強打者です。真ん中~内角よりの球を、思い切って巻き込む強打に魅力のある選手です。

(守備・走塁面)

左打者ながら、塁間4.7秒(本気で走ればもっと早いと思うが)ぐらいと、全く走力への意識・スピードは高くない選手です。少なくても、足を売りにして行くタイプではないように思えます。

また一塁手としての動きは悪くありませんが、少々プレーが雑だなと言う印象が残り、少々守備・走力への意識の低さが感じられたのは残念でした。

(打撃内容)

この選手の良さは、思いっきりですかね。大舞台でも臆することなく、バットを振り抜きます。前足を少しだけ引いて構え、ネコ背で気味に背中を丸めて構えます。グリップを下げ気味に、力みがでないように心がけているのは良いと思います。ただ少し構えに癖があるかなと。

仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用しているように、本質的には肉体のパワーはありそうですが、中距離・ポイントゲッタータイプで、それほどオーバーフェンスすると言うよりは、二塁打タイプの長打が多いタイプかなと思います。

足を引き上げ回しこむので、見ためと違い、それなりに打てるポイントは多いように思えます。そのためある程度の対応力はあるのですが、スタンスが狭めなので、基本的に引っ張って巻き込む打撃を得意としているのだと思います。それでも踏み込んだ足元はブレないでスイング出来ているので、ある程度は左方向へも打球が飛ばせる可能性はありますし、甘い球の打ち損じの少ないタイプかなと思います。

打撃の準備段階である「トップ」を早めに作れるのは良いのですが、少しヒッチする癖があるようですね。「トップ」~「インパクト」までに少しロスが感じられるものの、スイングの弧は意外にコンパクトで、高速スイングで最後まできっちり振り抜けます。

(最後に)

元々あまりピンとは来なかったのですが、1年生ながら大舞台で臆することなく打撃ができていると言うことで、チェックを入れてみました。

思ったよりも技術的にも悪く無いのですが、少々癖のある打撃なのは気になるのと、プレースタイルに物足りなさを感じます。まだまだ1年生なので、その辺が残りの3年間で如何に変わって来るのか注目してみたいと思います。長いようで短い4年間ですから、来春あたりには、全国の舞台を経験した糧を、ぜひ活かして欲しいかなと期待してみます。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 神宮大会の逸材17!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月16日(水)01時07分59秒
返信・引用 編集済
  皆様こんばんは。体調は良いのですが、中々自分のペースが取り戻せない管理人。更新も思い通りにゆきません・・・。

うんな中、少々更新が滞ってしまった、この掲示板での書き込み。今回も、神宮大会のレポートの続きでも、行って参りたいと思います。

△加藤 翔平(上武大 1年)中堅 181/81 右/両 (春日部東出身)

(どんな選手?)

個人的には、あんまりピンとは来ないのですが、見に行く試合、見に行く試合、結果を残している一年生です。神宮大会では、一番・中堅手として試合に出場しておりました。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.1秒前後で到達。右打席でのタイムなので、0.3秒引くと、おおよそ左打席でのタイムが求められる。そう考えると塁間は3.8秒前後に相当し、相当な脚力の持ち主と言うことになる。試合を観る限り、そこまで足を売りにするタイプには見えないが、出塁すれば盗塁を試みるなど、やはり総力はかなりあると見て良いのかもしれない。

残念ながら、この秋3試合見ているのに、この選手の守備に関しては気にして見ておりませんでした。したがって守備に関してはよくわかりませんし、地肩についてもよくわからず。今後の観戦の際には、注意してみたいと思います。

残念ながら私の見方が悪く、守備・走塁が、いったいどのレベルなのかよくわからない。この辺は、今後の大いなる課題。ただ今後は、関甲新リーグを背負って立つ選手だろうから、長い付き合いになりそうだ。

(打撃内容)

基本は、広角に打ち返す中距離タイプの強打者。前足を軽く引いて、かかとを浮かして構える。投手の重心が下がって来る時に、足をベース側にもっていってから、投手のリリース時に再度ステップすると言う「遅すぎる仕掛け」を採用しているのだが、トップを作るのが早いので、それほど立ち遅れることも少なそうだ。

足の上げも小さく、足を浮かしてから着地までの時間が短いので、打てるポイントは限られているのだろう。真ん中~外角よりの球を好む傾向がが強く、真っ直ぐ踏み出した足は、インパクトの際にもブレない。そのためしっかり捉えた球は、打ち損じなく叩くことが出来ている。

打撃の準備段階であるトップ(バットを振り出す位置)を早めに作り、非常に浅いものの、そこからロスなく振り出すのが特徴。最大の良さは、上からコンパクトに振りぬけ「トップ」~「インパクト」まで小さくかつ、無駄のないスイングが出来、それでいてフォロースルーまで、しっかりバットを振り抜くことができるスイング軌道の良さにある。

けしてボールを遠くに運ぶタイプではないが、しっかり振り切れるので、打球が飛んで行く良さがある。頭のブレも小さく、体の開きも抑えられている。ややステップが狭めなので、巻き込むようなスイングは良いのだが、少し右方向への打撃には無理があるのかなと言う印象はある。それでも打球は、結構右方向へも飛ばすことが出来ている。

(今後は)

広角に打てる選手ではあるが、それほど打撃に柔軟性を感じるタイプではない。ただ甘い球を逃さず、しっかり振り切ると言う良さがあり、実戦に強いタイプだ。関甲新リーグを代表する打者として、今後も注目されてゆく存在だろう。守備・走塁の技術も磨き、将来のドラフト候補になれるような活躍を期待してみたい。

◯前田 憲磨(上武大 3年)三塁 177/75 右/左 (九州学院出身)

(どんな選手?)

一年生の頃から、リーグ戦や全国大会でも活躍してきた関甲新リーグ屈指の好打者です。ちょっと人が届かないような外角低めの球をミートして捌けるような極めて精度の高い対応力が、この選手の最大の魅力です。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.1秒台と基準こそ上回りますが、際立って速いわけではありません。しかし一塁までの塁間を、けして緩めることなく最後まで走り抜ける全力疾走と隙あらば次の塁を狙い盗塁を試みる積極的な走塁には、目を見張るものがあります。

三塁手としても、非常に気持でボールに食らいつく姿勢がある選手です。際立ってキャッチングやグラブさばきが上手いとは思いませんが、三塁手としては上手い部類の選手です。また地肩の基準レベル以上で、三塁手としては文句はありません。ただ長打力のタイプではないので、上のレベルを考えると、三塁手としてはスケール的にどうなのかな?と言う問題はあります。

守備・走塁共に、中の上レベルの選手です。ただプレースタイルが素晴らしいので、その能力以上のものを見せてくれるのが、彼の最大の良さでもあります。

(打撃内容)

スクエアスタンスで、グリップを高く添えた強打者スタイルです。バランスのとれた構えで、打席でも高い集中力を感じさせます。

重心が下がって来る時に一度、チョンと小さくステップしてから、リリース後にまたステップしなおす「遅すぎる仕掛け」を採用致します。しかし興味深いのは、それでは立ち遅れる相手だと思うと、別の打席ではこの動作をやめ、足を早めに足を浮かしてキープする「早めの仕掛け」に切り替えて、神宮大会ではヒットを呼び込むなど、打席・相手によって、その打撃を変化させる、天才肌の選手です。

小さなステップなのですが、ベース側にしっかりインステップして踏み込む叩くタイプです。したがって通常の人が届かないような外角の遠い球でも、長い手足を活かして届いて叩くことができるのが、この選手の最大の良さです。ただその分、内角の捌きは窮屈にはならないのか?そのへんが、来年に向けてのチェックポイントとなりそうです。

意外にこの選手、トップ自体は早めに作るのですが「トップ」~「インパクト」までの動作が大きく、インパクトまで時間がかかっているなあと言う印象を受けます。ただ「インパクト」~「フォロースルー」までも大きな弧を描きつつ、フォローまでしっかり振り抜ける良さもあります。

ボールをミートするセンスには、素晴らしいものがあります。あとは、ボールを見極める能力と、スイングに更なる鋭さが増すようだと、文句なしだと思います。

(今後は)

守備・走塁に関しては中の上レベルですが、気持ちの強さがその能力以上に、良い方向に導いております。ただ三塁手としては、長打力があるタイプではないところが、どう評価されるのか?その辺が気になりますね。

打撃も、非凡なミートセンスはありますが、内角をどう捌くのかを重点的に、今後は見てみたいと思います。遅すぎる仕掛けや意外に動作が大きすぎる点が、プレーにどう影響しているのかも最終的なチェックポイントの対象となりそうです。

ただ相手によって、ステップの仕方を根本的に変えることができる柔軟性。常に全力プレー・気合の入ったプレースタイルは、2010年度組の中でも、最も好感の持てるナイスガイです。その辺も含めて、意識・集中力の高い選手なので、特徴を見出しにくいタイプではあるのですが、どう評価して行くのか興味深いものがあります。個人的には、ぜひ春のリーグ戦に、再度チェックに行きたい好選手のひとりです。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

大阪の好素材

 投稿者:野球馬鹿  投稿日:2009年12月15日(火)11時03分31秒
返信・引用
  私が見つけた好選手を紹介したいと思います。

△田前 亮 (初芝立命館 3年) 捕手兼内野手 170/75 右/右

(どんな選手?)

この選手を最初ぱっと見て思ったのはユニホームがものすごく似合うなと思いプレ-を見てみると思ったとおりセンスがあり好選手だと思いました。

 (打撃内容)

構えはオープンで構えひざと腰を揺らいでリズムを取りこの選手の特徴でもある高速スウィングでボールを飛ばしていきます。スウィングもインサイドからバットが最短に出ておりダウン・レベル・アッパーでとても美しいバットの軌道でした。
さらにバットのいじり方がものすごくうまいです。なので追い込まれてもファールで逃げることもできます。打つほうに関しては今のまま順調にいけば木のバットで苦労することはないでしょう。

 (守備・走塁面)

キャッチングは中々うまいです。ワンバウンドもしっかり膝を使ってとめることができますね。スローイングはもう少し練習が必要だと思います。

走塁は次の塁も狙うそぶりもまったく見せないので残念でした。

 (今後は)

センスがあり見ていてわくわくするような選手でした。上では今以上にバッティングに磨きをかけ守備と走塁にも興味を持って取り組んでもらいたいです。
 
    (蔵建て男) 直感的に、何かピンと来ると言うか感じることって、物凄く大事なことなんですよね。

自分自身の選手の評価って、8割方第一印象で、決まっているものですから。

ぜひ私も確認出来る機会がありましたら、田前選手に注目してみたいと想います。
 

2009年 神宮大会の逸材16!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月14日(月)09時59分12秒
返信・引用
  皆様おはようございます。今朝も、神宮大会レポートの続きから。

△益田 直也(関西国際大 2年)投手 175/65 右/右 (市立和歌山商出身)

(どんな選手?)

サイドから繰り出す140キロ台中盤の球速を連発できるリリーフ型投手です。サイドからこのレベルの球速をたたき出せる投手は貴重なので、2年後に向けて楽しみな存在ではあります。

(投球内容)

常時140~MAX147キロを記録する、勢いのある速球は魅力です。また腕の振りのせいかわかりませんが、その速球も微妙に変化しているように思えます。変化球は、スライダーとのコンビネーション。まだ変化球はこれだけなんで、もう少し変化球のバリエーションを増やしたいところです。

現状、このスライダーが抜群にキレるとか、上手くボールになるように切れ込んで空振りを誘うと言うよりは、あくまでも速球との変化と言う意味で使っている意味合いが強く、それほど効果的に使えているわけではありません。またストライクゾーンに球を集めることはできますが、コースを突いたりといった投げ分けは見られず、勢いのある球を枠の中に投げ込んで来ると言うシンプルな投球内容です。それだけに現状は、短いイニングを球の勢いで抑え込むスタイルとなっております。

ただ気になったのは、連投となった上武大戦。前日とは打って変わって、球速が極端に落ちていた点です。たまたまなのか?それともスピードガンの計測の問題なのか、その辺までは定かではありませんが、もしこの手のリリーフタイプとしては、連投が効かない体質となると、ちょっと気になる材料ではありますね。

(今後は)

まだ下級生なので、そう多くは望みません。ただこれだけの球速・キレのある球を投げられる投手がいると言うことは嬉しい収穫です。しかしあと2年間は、長いようで短いです。投球における課題も少なくないので、プロを意識するのであれば、まだまだクリアしないと行けない課題も多そうです。問題は、二十歳ぐらいまでは球が速くなります。問題は、そこから実戦的な術を意識した時に、いかにこの球の威力を維持しながら、技術を高めて行けるのか、ここからがまた大きな関門となります。志を高くもって、一つ一つ課題を乗り越えていって欲しいですね。それができるようになれば、2年後はプロをも意識できる存在になろうかと思います。

△石本 洋介(関西国際大 2年)投手 174/71 右/右 (如水館出身)

(どんな選手?)

まだまだ球にバラツキは見られますが、常時145キロ前後の速球を投げ込む力のある投手です。逸材きらめく関西国際大の投手陣に、またひとり楽しみな投手が出てきた印象です。

(投球内容)

中背でそれほどスケールを感じさせるフォームでもないのですが、球威のある145キロ前後(MAX147キロ)の速球には、見るべきものがある選手です。ただ昨年スピードガンをいじった神宮球場は、それまで以上に球速表示が出やすい印象で、個人的には5キロ程度割り引いて(以前は3キロ程度)考えた方が適性だと考えます。実際にのリーグ戦や神宮大会の予選で135~後半ぐらいの投手が、神宮では140キロ台中盤を連発していたと言う例が多数ありましたので、そのへんはあまり球速を鵜呑みにはしない方が良さそうです。

それでも速球にはそれなりに威力がありますし、カーブのように曲がりながら落ちるスライダーに、フォークのように縦に落ちるスライダーだかフォークもある投手です。多少ストレートは暴れますが、大まかに両サイドに球を投げ分けられるますし、破綻のない投球ができる選手です。ストレートの殆が真ん中~高めのゾーンに浮いているのが気になりますが、同学年の森川や益田とは違い、ピッチングを組み立てられる上に、速球と変化球で三振が奪えるのも魅力です。また勝負どころで、ズバッと良い球を決められるメリハリの良さに、投手としての可能性を感じます。

ただ投球フォームなどは、グラブの抱えが甘かったり、足の甲の押し付けが浅いので、どうしても制球が不安定になりがちです。お尻が一塁側に落とせるので、将来的にも縦の変化を磨けると思いますが、その割に着地までの粘りに欠けるのと、腕の振りが無理に引き上げられている点が心配です。

体の「開き」も早く、「着地」までの粘りに課題があります。「体重移動」は並ぐらいですが、「球持ち」は、ボールを前で離せるのが良いと思います。実際、リーグ戦でも放っていなかく、追加メンバーでの今回の登場でした。そう考えると、少し今回は出来すぎだったのかなと思える部分はあります。

(今後は)

ただそれでも、可能性がある素材として、今後も注目して行きたい選手です。まだまだフォームなどを見ると、課題が多くありますから、その辺を一冬超えて、改善して行けるのか注目したいですね。また最終学年あたりでは、先発を任されて行く選手だと思いますので、そういった時に、どんな投球を魅せてくれるのか楽しみにしたいと思います。またひとり、将来楽しみな投手が出てきたなと言う印象を残してくれました。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

迷いの選択肢?

 投稿者:匿名HY  投稿日:2009年12月14日(月)08時45分18秒
返信・引用
  前橋泰輔(八戸大>ホンダ鈴鹿)180/79,max146k,右腕投手に巨人&西武が密着マークですが昨年日刊に出る来季の隠し球,諏訪部共々分析を懇願致します。  
    (蔵建て男) 掲示板の上部にも記載しているように、寸評へのご要望にはお応え出来ないことになっております。

ただ前橋投手に関しては、こちらでコメントしておりますし http://members2.jcom.home.ne.jp/kuratateo/2009%20syakaizin.html

諏訪部投手に関しては、こちらで個別の寸評を作成しているので、そちらを参照して頂けると幸いです。

http://members2.jcom.home.ne.jp/kuratateo/09sp-14.html
 

2009年 神宮大会の逸材15!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月13日(日)08時22分7秒
返信・引用 編集済
  皆様おはようございます。今朝も神宮大会の逸材特集の続きから。

△北嶋 奈雄人(関西国際大 3年)投手 178/72 右/右 (県尼崎出身)

(どんな投手?)

大学選手権の時にも取り上げましたが、全身を使って投げ込む力投派右腕です。ただ球威・球速で圧倒するのではなく、球のキレと鋭い変化球で押す珍しいタイプの力投派です。

(投球内容)

全身を思いっきり振って投げ込むフォームながら、球速は135~MAX139キロ程度と大学選手権の時とあまり変わりませんでした。ただこの投手、左打者の外角低めの球が少しツーシーム的に沈みますし、上半身の鋭い振りでキレを生み出しつつ、実は投げ込む球は、かなり手元で変化するという癖球投手です。

その他変化球も、カットボールに、スピリットのような沈む球など、変化球もストーレートとの見分けが難しい球速豊かな変化球が中心です。そういった意味では、球種は多彩なのですが、意外に単調なところを微妙な変化で芯を外すスタイル。大きく上体を振る分、細かい制球力には欠けます。

クィックは、1.25~1.35秒ぐらいともう一つ。フィールディング・牽制も、あまり上手いとは言えません。また投球をまとめるセンス・制球力はもう一つで、器用そうですが、けしてそうではないと思います。

投球フォームもグラブが後ろに抜けていって投げ込むタイプで、外に逃げようする力を内に押さえ込めないタイプです。「着地」「開き」「球持ち」など、大きな破綻はないのですが、最大の特徴は「体重移動」。ダイナミックに重心移動させて地面を激しく蹴り上げる躍動感のあるフォームです。まあ逆の見方をすれば、これだけ全身をめい一杯使って投げていて、この球速なのですから、それほど今後の伸び代は残されていないのかな?という気は致します。

(今後は)

この投手の最大の特徴は、「ギャップ」です。凄く速さそうな球が来るのかな?と思ったら、思ったほど速くない。ストレートかなと思ったら、実は変化球だった。そういった打者を幻惑するところに、彼の最大の良さがあると思います。

ただタイプ的には、アマタイプの好投手であり、よほど来春までに劇的な進化がない限りは、力のある投手ですが社会人タイプだと思われます。何かアクセントになる遅い球を、一つコンビネーションに加えられると、グッと投球に奥深さが出てくるのではないかと思うのですが・・・。

◯森川 達哉(関西国際大 2年)投手 185/87 右/左 (水戸短大附出身)

(どんな選手?)

大学選手権では、その剛球で将来非常に楽しみな投手との印象を残してくれた投手です。春の大舞台の経験を、どのように秋に生かしてきたのか、その成長が注目されました。

(投球内容)

この投手は、関西国際大に多く見られる腕の振りの良さが特に目立つ投手です。球速は、130キロ台後半~MAX147キロ。伸びある球質と球威を兼ね備えたボリューム感のある球で、まさに将来のドラフト候補にふさわしい球を投げ込みます。

変化球は、チェンジアップのような球とフォークのような空振りを誘う二種類のフォークとのコンビネーションか?春見た時は、確かスライダーを少し投げていたように思えます。そういった意味では、変化球のコンビネーションに変化は感じられました。ただ現状は、細かい制球力・組み立てはなく、力と縦の変化で押さえ込むクローザータイプです。ただリリーフタイプに求められるクィックは、1.2秒弱と基準以上のものがあるところには好感が持てます。

引き上げた足をピンと伸ばすことなく体重をそのまま落としてくるので、登板回数が増えた時の腰への負担などは大丈夫なのかな?という不安は残ります。ただ腕の振りは適性なので、フォークボーラーでも肩周辺部への負担は少ないという良さはある選手です。ただお尻が一塁側に落とせないタイプなので、今後もさらにフォークのキレに磨きをかけ精度が増して行けるのかには疑問が残ります。

この手のタイプにしては「球持ち」が良いので、球質に優れる特徴があります。ただ「開き」の早いタイプなので、よほどフォークなどの変化球に良さがないと、今の速球がさらに磨かれても効果は薄いタイプなのかなと思います。ボールを隠すことを重視するか、変化球のレベルをさらに引き上げられるようにするかの、いずれかしないと伸び悩みそうです。

(最後に)

投球フォームのメカニズムやピッチングスタイルは、大塚 豊(創価大)投手をリリーフ型にしたような選手です。ただ彼よりも上体を鋭くしっかり振れるぶん、フォームにメリハリがありますし、球持ちも良い分速球の球質に優れた特徴があります。同時期の彼よりも、優れた資質が感じられます。

ただ先発でしっかり試合が作れる大塚のピッチングセンスと比べてしまうと、現時点で似ても似付かぬタイプであり、完全なリリーフで持ち味が出るタイプかと思います。現状最終学年では、上位候補への可能性も充分感じさせてくれる一方、現在いろいろ試行錯誤の段階で、伸び悩む危険性も強く感じられる危ういタイプかなと思いました。志を高くもって、深く投球を追求して行って欲しいと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 福岡大会の逸材4!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月12日(土)18時07分24秒
返信・引用
  皆様今晩は。また少し時間が出来たので、夜に向けて更新を始めたいと思います。まずは、この夏の福岡大会レポートから。

△龍頭 大樹(福岡・自由ヶ丘 3年)遊撃 172/66 右/右

(どんな選手?)

元々チームの1番打者を務めていたようですが、夏は7番に下がっておりました。柔らかいグラブ捌きが魅力の好守の遊撃手です。

(守備・走塁面)

グラブ捌きが上手いキャッチングに、ボールへの入り方の上手い遊撃守備・地肩も強いスローイングなど、上のレベルでも遊撃手として期待出来る守備力が魅力の選手です。

残念ながら、一塁までの走破タイムはわかりませんでしたが、元々一番打者だっただけに、それなりに早いのだと思います。まだ観ていない試合もありますので、わかり次第その辺はプラスしたいと思います。

(打撃内容)

ただ打撃に関しては、正直印象が薄いです。スクエアスタンスで構え、グリップを高めに添えるのですが、中々バランスの良い構えをする選手です。「早めの仕掛け」を採用し、大きく足を引き上げて回し込んで来ます。そのため打てるポイントは多そうな印象を受けました。真っ直ぐ踏み込んだ足下もブレないのは良いのですが、足を上げた時に内側に膝を閉めてしまうのが残念です。膝を閉めてしまうと、タイミングがずれやすいのです。

早めに打撃の準備段階であるトップを作ることが出来るのは良いのですが、その時にグリップが身体の内側に完全に入り込んでしまい、ヘッドの出がよくありません。そのため打てるコースと言うのは、かなり限定されてしまっているのではないのでしょうか?

またバットが身体から離れ気味に振り出されるので、インパクトまでのスイング軌道にロスが感じられます。ヘッドが下がらないような意識はあるので、スイング後半はコンパクトにまとめられておりますので、インパクトまでが課題です。フォロースルーまでバットが振り切れている点は良いと思います。

(今後は)

少々癖のあるフォームをしているので、対応力に課題があります。ただ遊撃守備に関しては観るべきものがあり、例え打てなくても守りで起用してもらえる強味があります。まずは、打撃の欠点を改善して、上のレベルでも通用する打力を身につけて欲しいですね。これからも野球を続けて欲しい選手でした。

○中村 道太郎(福岡・戸畑2年)遊撃 右/右

(どんな選手?)

チームの3番打者を担う選手で、好守・強打の遊撃手です。来年の福岡を代表する内野手になるのではないのでしょうか。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.5秒弱(4.2秒弱)に相当するなど、プロの基準レベル級の脚力がある選手です。けして足を売りに出来る程ではありませんが、高校生としては速い方です。

高校生としては、良く鍛えられている印象です。深いところでも刺せる踏ん張りの効いたスローイングが魅力で、地肩にも中々の強さがあります。この冬更に鍛えられると、更に守備でアピール出来るレベルにまで到達するかもしれません。

(打撃内容)

ボールに食らいつくしぶとさがあります。まだ力感と言う程の強さはありませんが、2年夏の時点では、基準を満たすだけの打力もあります。

スクエアスタンスで構えるのですが、グリップを身体の近くに持ってきて構えます。背筋をピンと伸ばしてボールを見据えるのは良いのですが、少し癖のある構えです。

「平均的な仕掛け」を採用するように、生粋のアベレージヒッターと言うよりは、パンチの効いた打撃も出来る中距離タイプです。足を引き上げ強く踏み込むスタイルで、それほどタイミングの合わせ方に光るものがあるわけではありません。また踏み込んだ足下が、長く地面で抑えられるタイプではないので、基本的に引っ張り中心の打撃になります。もう少しセンターから右方向への打撃も覚え、打撃に幅が出てくると良いですね。

良いのは、あらかじめ捕手方向にグリップを引いているので、打撃の準備段階であるトップ(バットを振り出す位置)を早く作れて、速い球にも立ち後れることがない点です。またトップ~インパクトまで上から綺麗に振り下ろせているので、最短距離でミートポイントまでバットを持ってこられる高校生としては稀なスイングが出来る選手です。

それでいてフォロースルーまでしっかり振り切れますし、スイング軌道の良さには評価出来る部分があります。頭の動きも小さく・体軸にも破綻がありません。

(今後は)

遊撃手としての可能性を秘めた素材ですし、その割に打撃のポテンシャルも悪くありません。もう少し下半身を中心にタイミングが上手く取れるようになると、上半身の動きは素晴らしいので、打撃でもアピール出来る存在になると思います。

2年夏の時点としては、打撃レベルも悪くないですし、その上遊撃手としてもまずまずのものがあります。2年生野手が、夏の時点で目に留まることは少ないのですが、全く無名の選手ながら、光るものがありました。2010年度の飛躍を期待したい好選手です。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 神宮大会の逸材14!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月12日(土)08時53分3秒
返信・引用
  皆様おはようございます。昨日の夜から少し時間が出来たので、今日も積極的な更新を進めて行きたいと思います。

△皆本 晃介(関西国際大)三塁 170/70 右/右

(どんな選手?)

3年春に首位打者を獲得した実績の持ち主で、今秋は二塁ではなく三塁手として出場しておりました。卒業後は、Jプロジェクトに進んで野球を続けるようです。元々リストに名前があがっていた選手だったので、今回取り上げてみました。

(守備・走塁面)

打球への反応が良く、ガッツ溢れる三塁手です。また地肩も強く、上のレベルでも三塁手としてならば上手い部類の選手になりそうです。こと三塁手としてのディフェンス面には、注文のない好選手です。

一塁までの塁間を4.2秒強ぐらいの脚力の持ち主で、これを左打者換算にすると、3.9秒強に相当するなど、走力もそれなりの俊足選手です。ただ6番を務めるように、実際その走力ほど足を活かすプレースタイルのかは微妙かなと言う印象は受けました。

(打撃内容)

スクエアスタンスで、グリップをあらかじめ捕手側に添えて構える選手です。投手の重心が下がりきったあたりで始動する「平均的な仕掛け」を採用。本質的には、中距離・ポイントゲッタータイプなのかもしれません。

足を大きく引き上げて真っ直ぐ踏み込んで来ます。足をあげてから降ろすまでの「間」があるのですが、基本的に着地までのタイミングを計っていると言うよりは、大きく足を上げ降ろす踏み込みを重視したスタイルとなっております。踏み込んだ足下は我慢出来るので、右方向への打撃も可能になります。基本的には内野の間や外野前に鋭くはじき返す打撃が持ち味の選手のように思えます。

早めに打撃の準備段階であるトップ(バットを振り出す位置)を作れるのは良いのですが、少しリストワークに遊びがない分、打撃の対応力に固さと言うか脆さみたいなものが感じます。またスイング軌道がやや身体から離れているので、インパクトまでの軌道に課題があり、この辺が対応力に影響している気が致します。

特に上体が悪いと、自分からボールの方に身体が突っ込んで行ってしまうので、その辺に注意してボールを呼び込めるようになると、もっと安定した打撃が出来るようになるのではないのでしょうか。基本は、コンパクトにはじき返すのが、この選手の持ち味だと思いますので。

(今後は)

俊足・強肩の身体能力を活かしつつ、2番・6,7番あたりでの活躍が期待されます。この身体能力を活かして二塁あたりが務められるようだと、付加価値がついて良いですね。

ただ打撃は、首位打者こそ獲った経験があるようですが、上のレベルを意識すると対応力に課題があるように思えます。もう少し打撃に特徴が出てくると面白いです。タイプ的には、梵 英心(広島)の大学時代に少し似た印象があります。彼のように社会人で、その才能を爆発させて欲しい選手でした。

○大塚 豊(創価大 4年)投手 180/83 右/右 (創価出身)

(近況)

日ハムに2位指名された大塚だったが、この秋はリーグ戦・神宮代表決定戦と観戦出来ず、ようやくチェック出来たのは、神宮大会・九州産業大戦で敗戦濃厚な9回からだった。その状況での登板こそが、彼の今の状態を如実に語っている。

(投球内容)

この1イニングに投じたすべての球は、90キロ台のスローカーブと120キロ弱のフォークとのコンビネーション。一球も速球を投げてこないあたりに、彼の状態の深刻さが伺われる。

この投手、生粋のフォークボーラーなのだが、お尻の落としが甘い上に、着地までの粘りがあるタイプではない。そのためどうしても、フォークなどの球を投げるには、身体への負担が大きくなるタイプなのだ。元々フォークは、かなり身体への負担の大きな球種。その上フォームの後押しがないのは、よほどアフターケアに注意しないと、今後も故障に悩まされる可能性が高い。

また以前から気になるのが、彼のフォークと言うのは、球速が遅くドロンと落ちるタイプのフォーク。この手のフォークは、意外にプロの打者は見切ったり、ファールで粘られることが多く、プロでは苦労することが多い。そういった時に、如何に他の球種でも抑えられる術を持っているのかは重要な要素になる。

ピッチングの上手い彼なので、大学レベルならば上手く誤魔化すことが出来たが、プロレベルの打者相手ではどうだろうか?特に速球の伸び・キレがもう一つで、手元までボールの来ないタイプの大塚にとって、フォークでは仕留められない・フォークを投げたくても身体への負担が大きく投げられない、なんて状況に陥ると翼をもがれた鳥のようなものだ。その辺が、アマ球界屈指の完成度を誇る好投手でも、不安と言えば不安要素になる。

(今後は)

元々この投手の魅力は、大学生にしてプロ級の投球が出来る、マウンド捌き・投球レベルの高さにあった。逆に言えば、今後の伸びしろを期待するとか、投手としてのスケールに期待を寄せるようなタイプではないだけに、一年目から使えないとなると、正直魅力が半減してしまう。この秋の投球を観ると、その点で一年目は、自分の能力を発揮出来るまでに回復するのかな?と言う不安は、この投球を観ると募った。

アマ球界屈指の即戦力候補である彼が、実は即戦力になり得ないのではないか?そういった部分だけが膨張した登板であり、最終的な評価こそ変更はしないが、暗雲が立ちこめてきた印象は拭えない。果たして1年目は、どんな成績なるのか注目してみたい。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 福岡の逸材3!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月12日(土)00時20分52秒
返信・引用 編集済
  さて今晩・二度目の書き込みとなります。今度は、福岡大会の続きでも。九州は、この福岡大会加え、まだ大分・宮崎・それに熊本の一部と佐賀大会の模様が大量に残っております。年内中にはレポートしたいと思いますが、何処まで出来ることやら。

△辻 拓郎(福岡・福岡工大城東 3年)投手 183/80 右/右

(どんな投手?)

ガッチリした体格から投げ降ろす球威のある速球が武器の投手。ただ春季九州大会の時には、125キロぐらいとその体格の割に拍子抜けだったが、最後の夏は、MAX140キロを記録するなど復調気味だった。

(投球内容)

時々シュート回転する時はあるが、力強い135~140キロぐらいの速球を投み、変化球は、カーブ・スライダー・フォークと一通りの球種を持っている。両サイドに球を集めつつ、縦の変化も織り交ぜてくる。正直牽制は上手くないが、クィックは1.2~1.25秒前後と基準レベル。それほどマウンド捌きなどにセンスは感じないがが、そうかといって投球に大きな破綻はない。

お尻を一塁側に落とせる投手なので、将来的にも見分けの難しいカーブやフォークなどの縦変化にも磨きがかけられそう。やや「着地」が早く、球の出所も少し見やすい「開きの早さ」が観られる。「球持ち」・「体重移動」は、それほど悪くなく、特に上体を強く振れるところが、この選手の最大の良さではないのだろうか。

(今後は)

体格にも恵まれ、上体の強さも兼ね備える選手。それでいて大きな制球の乱れ・投球に破綻がないなど、上のレベルでも活躍が期待される素材。更にワンランク・ツーランク資質を伸ばせるようだと、将来的にドラフト候補へも浮上して来るかもしれない。全国レベルの大会には出場出来なかったが、ぜひ上のレベルでは、それを実現して欲しい。

○花山 亮太郎(福岡・自由ヶ丘 3年)捕手 178/80 右/左

(どんな選手?)

09年度は、福岡には全国屈指の好捕手が集まった。そんな中、どっしりした構えと強肩・更に思いっきりの良いスイングをするこの選手も、全国レベルの技量を兼ね備えた捕手だった。

(ディフェンス面)

どっしりと座り、グラブもしっかり示す選手なので、投手としては投げやすいはず。グラブも降ろすことなく捕球するので、低めの球への対応も立ち後れることがない。身体ごと止めに行く姿勢やボールを押し込めるキャッチングも悪くなく、低めのワンバウンドになるような難しい球でも、塁間2.05秒前後で到達するスローイングは、中々の強肩の持ち主。あまり動きたがるプレースタイルではないが、いざと言うときは動ける準備・反応が出来る選手だった。

(打撃内容)

前足のカカトを浮かしたスクエアスタンス。グリップを幾分顔の近くで固め、捕手側に添えて構える。投手の重心が下がりはじめには始動する「早めの仕掛け」~「早すぎる仕掛け」を採用。少し始動が早すぎる分、投球フォームに惑わされなければ良いのだが・・・。

足を大きく回し込むので、打てるポイントが広く良い。ベース側にしっかり踏み込んで来るタイプなので、内角は窮屈だろうが、外角球を強く叩けるのは良い。

打撃の準備段階であるトップ(バットを振り出す位置)を作るのは、事前に出来ている。ただトップ~インパクトまでのスイング軌道にロスが感じられるので、対応力・確実性に課題を残すタイプ。大きな弧を描きながら、フォローまでしっかり振り抜くことが出来るのはスイングには好感。ヘッドスピードも、中々思いっきり良く力強い。ただ打球は、それほど上に上がるタイプではなく、野手の間を強く抜けて行くタイプだろう。

(最後に)

ディフェンス面に大きな破綻はなく、これから上のレベルでも捕手としてやってゆける素材。打撃は対応力に課題はあるが、思いっきりの良いスイングには、強打者としての可能性も感じさせる。今後も攻守に渡って活躍が期待される素材で、これからも注目して行きたいナイスな捕手だった。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 神宮大会の逸材13!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月11日(金)19時37分26秒
返信・引用
  皆様今晩は。今日は、一日冷たい雨が降り続いておりますね。こういう日は、外で仕事をする人間には大変な一日です。皆様も、くれぐれも管理人のような風邪をひかないよう、お気をつけくださいませ。

○松永 昴大(関西国際大 3年)投手 173/70 左/左 (高松商出身)

(どんな投手?)

左のサイドハンドに近いスリークオーター独特の球筋を活かした実戦派左腕です。これまで正直気にしたことがなかった投手ですが、今大会では来年のドラフトに向け、少し面白いかなと思える内容でした。

(投球内容)

左スリークオーターから繰り出される速球にはキレがあり、いろいろな変化をする癖球投手です。それでも球速は、130キロ台後半~MAX147キロまで記録。球一つ一つを観ていても、面白い存在に浮上して来ました。変化球も、カットボールやツーシーム系だけでなく、120キロ前後のスライダーも投げ込んで来ます。

ベースカバーも素早く、牽制も中々左腕らしく上手いです。ただクィックは、1.35秒前後とイマイチ。球の出し入れの出来る投球には、投球を組み立てるセンス・技術を感じます。ただし、コースを突いた球を簡単に痛打されてしまうところが気になります。

最大の特徴は、ボールの出所を隠し「開き」の遅いフォームです。しかしながら、これだけ球の出所を隠しても厳しいコーナーへの球を痛打されてしまうのは「着地」までの粘りに欠け、タイミングが意外に合わせやすい点。前への「体重移動」が不十分なので、意外に球速ほど球が手元まで来ないのかもしれません。また球持ち自体は悪いとは思いませんが、身体の遠くを腕が軌道してブンと振るタイプなので、あまり指先の感覚は良くなく、微妙な制球力は良くないように思えます。

(今後は)

球の出所が見難いとか、ボールの出し入れが出来るあたりに、実戦派左腕としての可能性を感じますが、その一方で意外に技術的に課題も感じる部分があります。また投球に緩急・縦への落差のある球がない点も、上のレベルを意識すると、少々幅が狭いかなと思える部分はあります。現状は、もう少し投球の幅が広がったり、技術的に高くなれば、面白い存在に成りうるかなと思いますが、まだまだ絶対的なものは感じません。最終学年を迎え、その辺がどのように変わるのか注目したいです。ただ来年は、ぜひともチェックを入れてみたい、左腕の一人ではあるのは間違いありません。

△小川 泰弘(創価大 1年)投手 170/74 右/右 (成章出身)

(どんな選手?)

成章時代は、小柄でまとまった好投手タイプといった感じで、それほど伸びしろが残されているようには思えませんでした。しかし135キロ出るか出ないかぐらいの投手だった彼が、神宮では145キロ前後を連発して力で押す姿を見せて非常にびっくりしております。

(投球内容)

バランスの取れたフォームから繰り出す球は、常時140~147キロを記録。ただリーグ戦の流通経済大との試合を観ましたが、そのときは135~後半ぐらいの球速で、実際神宮での投球を観ても、そこまでは速さは感じないと言うか、打者にとっては苦にならないタイプの速球だと思います。変化球は、スライダーもありますが、大塚同様にフォークとのコンビネーションが目立つ投手です。

クィックは、1.2~1.25秒ぐらいと平均的ですが、フィールディングもまずまずで、牽制は中々上手いものがあります。元々まとまり型の好投手タイプなので、マウンド捌き・制球・投球術共に安定しており、それなりに野球センスのある選手だと思います。

(今後は)

ただ「開き」が早く、苦にならないフォームはどうでしょう?これでは、いくら球速をあげても、全国の強豪校・更に上のレベルなどを想定すると、厳しいかなと思います。まだまだ一年生なので、そういった相手に嫌がられる「イヤらしさ」「怖さ」みたいなものを、追求して行って欲しいですね。たとえ145キロ級の球を投げてても、正直あまり意味のある速球ではないように思えます。その辺、もう一歩深く投球を追求して、残りの大学生活を取り組めば、まだまだ良い投手になるのではないのでしょうか。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 福岡の逸材2!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月11日(金)04時40分59秒
返信・引用 編集済
  皆様今晩は。体調も完全回復し、今日は年に数度もない絶好調の一日でした。仕事も上手く行き、個人的には自己満足出来る一日でした。そんな中、更新はさっぱり進みませんが、本日も福岡の続きを。

○中村 将太朗(福岡・自由ヶ丘 3年)投手 176/70 右/右

(どんな投手?)

全国的には無名でしたが、中背から繰り出すキレのある速球とスライダーを武器にする好投手。特に腕の振り・マウンド捌きに優れ、非常に野球センスを感じさせる良い投手でした。

(投球内容)

村山実(阪神)のザトペック投法を彷彿させるところがある、オールドタイプのフォームの投手です。腕の振りの良さと外角一杯にビシッと決まる常時135キロ~MAX140キロを記録する速球は、キレを感じさせます。変化球は、カウントを稼ぐスライダーと外角低めに切れ込む鋭いスライダー。たまに左打者にチェンジアップのようなタイミングを狂わす変化球も交えます。ただカウントを稼ぐスライダーが甘く入ることが多いのが気になります。

クィックも1.05秒前後と早く、牽制も中々シャープです。ランナーを出してからのマウンドの「間」の取り方なども上手く、動作にスジの良さ・投球に高い投球センスを感じさせます。

スッと足を引き上げる時に、センスの良さを感じさせます。お尻が一塁側に落とせる投手なので、将来的にもっとブレーキの良いカーブや縦の変化の修得も期待出来るタイプです。ただ技術的には、「着地」までの粘り、球筋が「見やすい「開き」の早さ・体重が前に乗って行かない「体重移動」・腕が最後絡んでこない球持ち」など、その高い投球センスとは裏腹に、上の野球を意識した時の技術に課題が多いタイプです。その辺が、上のレベルに進むにつれてどうなのかな?と言う疑問は残ります。

(今後は)

体格的には、それほどスケール感を感じさせるタイプではありません。ただ投手としてのセンスが良いので、強豪大学や社会人で野球を続けて行ける才能はあると思います。まさに高校生レベルでは、全国級の力の持ち主でした。これから先、上のレベルでも通用する技術が身につけば、将来も楽しみな地方の逸材。ぜひ全国の舞台を経験させてあげたかった投手です。

○大宮 慎司(福岡・戸畑 2年)投手 173/66 左/左

(どんな投手?)

前に身体を倒しこんで来るようなサイドハンド気味の独特のフォームから繰り出される、スリークオーターです。マウンド捌きも、中々の実戦的な投手です。

(投球内容)

上背はないのですが、結構球威のある球を投げ込んで来ます。また変則で右打者クロスに食い込んで来る球筋にも大きな特徴があります。球速は、恐らく常時130キロ前後~MAXで135キロぐらい。この時期の2年生左腕としては、悪くありません。

変化球は、左腕らしい大きなカーブと、低めに鋭く食い込んで来るスライダー。速球・カーブでカウントを整え、スライダーで仕留めるといったタイプでしょうか。牽制は、中々上手いのですが、クィックは1.5秒弱ぐらいと出来ません。マウンド捌きなどは良いのですが、フォームの構造上、大まかには内外角に投げ分けますが、球が暴れるタイプで制球はアバウトな印象を受けます。

投球フォームは、球の出所が見難く「開き」が遅いのが特徴です。「着地」までにも粘りが感じられます。ただ身体の遠くを腕が通り、外からブンと振って投げる投手なので、「球持ち」自体は悪くないのですが、細かい制球力が付くタイプかと言われると微妙です。ただ制球に大きな破綻もないので、適度な荒れ球と良い方に解釈したいです。またフォームの構造上、前にグッと体重が乗るタイプではありません。腕をブンと振ることで、球に勢いがつくタイプです。

(今後は)

意外に変則でアバウトなタイプには見えるのですが、その投球・フォーム共に、ツボはしっかり抑え要所を締められるのが特徴だと思います。良い意味での、変則・実戦派左腕になり得る資質のある投手で、2010年度の福岡を代表する左腕の一人になるのではないのでしょうか。高卒プロのようなスケール型と言うよりは、大学・社会人などで実績を残すことで評価されて行くタイプかと思います。ただ方向性次第では、いずれプロと言う可能性もある投手ではないのでしょうか。10年度の福岡の高校野球を語る上では、覚えておいて損のない存在だと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 神宮大会の逸材12!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月 9日(水)22時16分22秒
返信・引用 編集済
  皆様今晩は。今日は、持病の眼の調子が悪化し、午後からの仕事は正直かなり辛かったのですが、なんとか薬を飲んで凌ぎました。家に帰ってすぐに眠り、今は幾分回復傾向にあります。今までは深い眠りをとればまず回復していた眼が、この間体調を崩してからは完全に回復しない日々が続き、常に眼に違和感がある毎日です。こういった経験は初めてなので、個人的には少々不安を感じずにはいられません。

さて、そんななか今日は、神宮大会の続きからでも。

△徳山 元康(徳山大 2年)左翼 177/70 右/右 (柳井出身)

(どんな選手?)

徳山大の核弾頭を務める選手なのですが、抜群のヘッドスピードが際だつ選手です。少々まだ粗い印象はありますが、このスイングにはアマチュア野球全体を通しても、目を見張るものがあります。このスイングをするだけで、下級生ならば取り上げるだけの価値がある選手だと言えるでしょう。

(守備・走塁面)

この秋、中国地区のリーグ戦を観戦してきた時の手帳が見あたらず、守備・走塁に関しては、神宮大会の試合模様だけではよくわかりませんでした。手帳が見つかり次第、補充出来る部分は、補充出来たらと思います。ただチームの核弾頭を務めるように、足は遅くないと思います。スラッとしたアスリート体型の選手なので、走力に関してはソコソコのものはありそうです。逆にこの手のタイプなのにレフトと言うことは、守備・地肩など、ディフェンス面には何か課題がありそうです。

(打撃内容)

軽くクローズ気味に構えるのですが、バランスが取れて良い構えです。ただ構えた時に、自分のリズムが刻めないので、少々脆いと言うか固い印象をうけます。

「遅めの仕掛け」を採用するように、かなり強打者としての傾向が強いです。一番打者でも、対応力が高いアベレージタイプではなく、思いっきりの良いスイングと破壊力のある打球で勝負するタイプ。

軽く足を浮かし踏み込む小さな動作なので、ロスこそ少ないのですが、打てるポイントは限られていると思います。また踏み込んだ足下が、いち早く地面から離れる巻き込み型の打者です。そのため引っ張れるような甘い球は良いですが、難しい球に対しては空振りをしたり引っかける可能性が高いです。もう少しセンターから右方向への打撃も出来るようだと、確実性も増すと思うのですが。

けして打撃の準備段階であるトップを作るのが遅いとは思わないのですが、バットを振り出す時に、身体から離れて振り出すので、インパクトまでのスイング軌道にロスを感じます。ただヘッドが下がらない・強烈スイングスピードがその欠点を補って、スイング後半は、フォローまでロスなく力強く振り抜ける良さがあります。

そのため彼のスイングは、ボールを捉えるまでの動作に課題と言う部分で、この部分を如何に改善出来るのかが、今後の大きな課題でしょう。それでもボールを捉えてからの動作とヘッドスピードの鋭さは、彼のポテンシャルの高さを感じずにはいられません。

(今後は)

一地方リーグの彼が、課題を克服するだけの意識・そしてそれを導くだけの指導者がいるかどうかと言うのが一つポイントになります。持っているものは、大変面白いものを持っていると思いますが、まだまだその能力を活かす術に課題があります。志し次第では、大学を卒業しても野球を続けられる道も開かれるでしょうし、中国地区を代表する強打者として、今後活躍して行ける可能性を感じます。もしそうなれば、自ずとドラフト候補にも名前があがって来ると思います。

△相本 芳洋(徳山大 2年)投手 182/78 右/右 (華陵出身)

(どんな選手?)

華陵時代から観てきた投手ですが、恵まれた体格が目を惹く投手で、球威のある140キロ台の速球をすでに投げ込んで来ます。持ち得るポテンシャルは高い選手なので、意識次第では最終学年では、ドラフト候補への期待も高まる剛球タイプです。

(投球内容)

球威のある130キロ台後半~MAX143キロを記録する速球に、スライダー・フォークなどを織り交ぜてきます。フィールディング・牽制の動きが緩慢で、クィックも1.3秒前後と少々もの足りません。投球テンポ・動作のキレに欠け、投球にセンスに疑問が残ります。

制球力も、とりあえず枠の中に球を淡々と集めるだけといった感じで、大きな破綻はありませんが、細かい投げ分けが出来るタイプではありません。肉体のポテンシャルは感じますが、投球の意図が伝わってこないタイプです。

ただお尻は一塁側に落とせるタイプなので、将来的にも縦の変化が期待出来ます。投球動作においては、「開き」「着地」「体重移動」などに課題を抱えております。この点を如何に後二年で改善出来るのか気になるところです。

(今後は)

何処まで深く考え野球に取り組めるかで、その将来像も大きく変わってきそうです。今の投球でも、リーグ戦レベルではソコソコ投げられてしまう環境の中、如何に向上心を持って先のレベルを想定して日々努力出来るかにかかっております。

このまま順調にスケールアップ・技能UPが望めるならば、将来プロをも視野に入れられると思いますが、現状は、投球センス・動作の緩慢さ・実戦的な技術などに課題が多く、ちょっと球威があるだけの投手でしかありません。ここからが、大きな別れ目。才能よりも本人の野球頭脳と努力出来る才能次第で、いくらでもその未来は変わって来るはず。全国大会を経験し、自分の足りないものを自覚出来たはず。この冬をどう取り組むかで、大体この選手の可能性ははっきりして来ると思います。今度会う時は、ビックリするような成長を望んでみたい選手でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 福岡大会の逸材2!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月 9日(水)07時51分51秒
返信・引用 編集済
  皆様今晩は。中々更新に集中出来る時間も限られているのですが、今日もこの夏の福岡大会のレポートから。今回の2人は、春季九州大会でも、少し観た選手達です。

△梅野 隆太郎(福岡・福岡工大城東 3年)捕手 172/75 右/右

(どんな選手?)

09年度の福岡は、全国屈指の捕手の当たり年でした。そんな福岡を代表する強肩・強打の捕手です。沖縄で開催された春季九州大会では、試合前練習には参加していたものの、実際にはその試合には出場しておりませんでした。そこで試合でのプレーを、今回初めて観ることが出来ました。

(ディフェンス面)

ミットを示した後も、グラブを下げないで捕球出来る選手です。そのため低めへの対応にも優れ、ワンバウンド処理の対処も悪くありません。フットワークも機敏で、打球への反応も悪くないです。残念ながら、この試合ではスローイングの機会はなかったのですが、九州大会の時の試合前練習からも、地肩はかなり強い選手だと言う印象を受けました。捕手としての資質はかなり高い選手なのですが、キャッチングが雑なのと、プレーへの集中力・繊細さに欠けるなど、捕手的適正に関しては、正直疑問を持ちました。

(打撃内容)

思いっきりの良いフルスイングが魅力です。チームの3番を担うなど、打力も悪くない選手です。前足を軽く引いて、自然体に構えられリラックスして構えられているのが良いですね。「早めの仕掛け」を採用する、アベレージ傾向が強いタイプです。足を大きく引き上げて真っ直ぐ踏み込んで来ます。そのためタイミングを合わせるというよりは、思いっきり踏み込んで叩くタイプの選手。それでも踏み込んだ足下も、インパクトの際にブレないでスイング出来るので、自分の打てるポイントの球は、逃さず叩くことが出来るはずです。

残念なのは、トップを作るのがやや遅れる点。そして肘が下がって出てくるので、インパクトまでのスイング軌道にロスがあり、ボールを捉える確実性が低い点です。それでも大きな弧を描きつつ、フォローまでしっかり振り抜けるスイングは、中々見事です。

ヘッドスピードも基準レベルあり、力強いです。ただ粗い・脆い部分があり、打てる球は仕掛けが早い割に、結構限られているかなと思います。ただ捕手と言うポジション柄、その辺はあまり気にしなくても良いのではないのでしょうか。

(今後は)

打撃にしても、ディフェンスにしても、一つ一つの動作からは、ポテンシャルの高さを強く感じます。動きも良いですし地肩も強く、打球も力強いです。

ただプレーへの意識・野球への取り組み方、インテリジェンス等、もう少し考えて行かないと、結局ある程度のところで伸び悩んでしまうのではないのでしょうか。大学で野球を続けられる才能は充分ありますが、更にその上でと言うことになると、そういった意識づけも大事になります。攻守に良いものを持っているだけに、志しを高く持って取り組んでもらいたいと思います。

△中谷 狩大(福岡・福岡工大城東 2年)捕手&左翼 184/80 右/右

(どんな選手?)

春季九州大会では、背番号7を付けて捕手として出場。夏の大会では、4番・左翼手として出場しておりました。新チームでは、強打の捕手として注目されているようです。

(ディフェンス面)

捕手としても、どっしり感があって、地肩も結構強いものがありました。細かい部分ではよく覚えておりませんが、2010年度の九州を代表する強打者だと思います。ただあまり、動作が機敏だとか、足が速いとか動けるタイプの選手ではないように思えます。

(打撃内容)

スクエアスタンスで、カカトをあげて構えます。グリップを高めに添えて、あらかじめ捕手側に持って行き、構えた時から力みは感じられるのが気になります。ただ打席では、その巨体を活かして、中々存在感のある選手です。

ただ足を一度地面を踏んで、そこからカカトの踏み込みだけで打つ選手なので、極めて打てるポイントは限られていると思います。実際にその打撃を見ても、当たれば強烈な打球が飛びますが、脆い印象は否めません。

肘が下がってもヘッドを下げないで振り抜くので、ロスは少ないのコンパクトなスイング軌道なのですが、横切りなので縦の変化には脆そうです。フォロースルーまでしっかり振り抜きますが、打球を遠くに運ぶと言うよりは、強烈な打球で野手の間を抜けて行くタイプかと思います。

(今後は)

捕手としての、センス・インテリジェンスはあまり感じないのが気になります。ただどっしり感・地肩の強さは悪くありません。現状捕手としてよりも、そのパワフルな打撃の方が注目だと思います。

ただメカニズム的に、かなり脆い・粗い印象は否めず、将来的にもその傾向を改善するのは、かなり難しい作業になると思います。そのため捕手としてならば許されますが、それ以外のポジションは厳しいのではないかと思います。

そのため、まず捕手としての総合力を引き上げて欲しいですね。打てる捕手と言うことで、アピールして行けば、来年度はかなり注目される存在まで成長出来るかもしれません。あとは、もっとプレー全体にキレみたいな「鋭さ」を強く意識して、取り組んで欲しいかなと思います。2010年度の九州を代表する強打者の一人だと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 神宮大会の逸材11!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月 8日(火)01時08分27秒
返信・引用 編集済
  皆様今晩は。今日から神宮大会のレポートも、大学の部に入って行きたいと思います。

△岡村 孝政(徳山大 3年)投手 180/65 右/右 (西市出身)

(どんな選手?)

非常にオーソドックスなフォームの投手で、リーグを代表する投手です。すでに大学選手権も経験しており、今回も神宮大会を経験するなど全国レベルでの登板も充分です。来年度は、中国地区を代表する投手として、更なる飛躍が期待されます。

(投球内容)

非常に癖のないフォームの投手で、球筋も綺麗です。球速は、135~140キロ強ぐらいで、球威が軽く球筋も綺麗過ぎるのが気になります。変化球は、縦に割れるカーブで緩急を付けつつ、縦に落ちるフォークだかスライダーを投げ込みます。この三つの球を組み合わせて投球を組み立てて行きます。

牽制もまずまずで、クィックも1.1秒前後と素早いです。またマウンド捌き・投球術も悪くなく、野球センスを感じさせる選手です。ただ開きの早いフォーム・あっさりとした着地など、フォームや球が苦にならない投手です。今のままだと、やはり全国レベル相手では苦しいですし、更に上のレベルではもっと厳しくなります。また速球が、真ん中~高めに浮く傾向が強く、この球を打たれるケースが目立ちます。

(今後は)

身体の「強さ」・投球の「嫌らしさ」・身体から発せられる「怖さ」などが物足りません。今のままでは、地方大学の好投手レベルで終わるでしょう。更に卒業後も野球を続けたいと願うならば、もっと深く、厳しく野球を追求して欲しいところです。持っているセンスは悪くないので、この冬の成長を期待して、来年全国大会で出会いたいところです。

△岸村 祥太郎(徳山大 4年)三塁 172/78 右/右 (華陵出身)

(どんな選手?)

チームの4番打者を担う強打者で、今秋のリーグ戦では、MVPに輝きました。卒業後は、伯和ビクトリーズでプレーを続けることが内定しております。

(守備・走塁面)

この試合では、正直守備に関してはよくわかりませんでした。一塁までの塁間は、4.55秒強ぐらい(左打者換算で4.25秒強)ぐらいと、やや平均より劣るぐらいの脚力の持ち主です。そのプレースタイルからも、足を売りにするタイプではなさそうです。

(打撃内容)

甘い球を逃さず叩く「鋭さ」が、この選手の一番の良さです。構えた時から力みなく、リラックスして構えられております。一度ベース側に足を持って行ってから再度ステップする動作なのですが、二度目の足の引き上げが「遅めの仕掛け」ぐらいのタイミングになっており、この手の動作の選手の割には、立ち遅れないのが良いところです。

ただ足を上げ下ろす時間は短いので、どうしても打てるポイントは限られます。自分の打てるポイントの球だけを絞り込み・その球を逃さない集中力に優れております。ただトップを作るのが立ち後れ気味なのと、インパクトの際に足下がブレてしまうので、けして的確にミートポイントで捉えられているわけではありません。

神宮大会の関西国際大戦でも、第一打席に右中間を破る長打を放ったのですが、変なボールのこすり方をしており、恐らく自分の意図とは違う方向にボールが飛んだのだと思います。元来は、足下が地面から離れるのが早いので、引っ張る打球を得意とするタイプかと思います。

ただヘッドスピードは鋭いですし、フォロースルーまでしっかり振り切るので打球も力強いです。オーバーフェンスするタイプではなさそうですが、二塁打・三塁打など強い球足で、野手の間を抜けて行く長打は、結構ありそうな選手です。

(今後は)

粗さは感じられますし、走力・守備力で、何処までアピール出来るのかは微妙かなと思います。少々社会人レベルだと苦労するかもしれませんが、気持ちの強い選手です。これからカベにもぶち当たるとは思いますが、どんどんそれを乗り越えて行けるタフさに期待したいですね。社会人でも、ぜひその成長を確認出来ればと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 福岡の逸材1

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月 7日(月)07時57分5秒
返信・引用 編集済
  皆様おはようございます。いよいよ年末年始が近づいてきた感じがしております管理人。そろそろ「迷スカウト2010」のことも考えて行かなければ行けない時期になって参りました。よりよいページ作り目指して、邁進して行きたいと思います。

さて今日から全国の逸材は、福岡に入ります。九州はこれまで、沖縄・鹿児島・熊本・長崎・佐賀としてきましたが、6県目。その他に、大分・宮崎がありますが、恐らく取り上げる選手も、この県が一番になるのではないのでしょうか。毎年九州には、何回か足を運ぶのですが、高校野球で一番観戦が楽しいのは、やはり九州ですね。来年は、どんな選手に出会えるのか、本当に楽しみです。今回は、春季九州大会でも観てきた選手達の最後の夏です。

△河野 純(福岡・福岡工大城東 3年)二塁 170/70 右/左

(どんな選手?)

春季九州大会では二番打者でしたが、この夏は1番打者として出場しておりました。コースに逆らわない打撃が持ち味の好打者です。

(守備・走塁面)

一番打者なんですが、一塁までのタイムは4.4秒前後と左打者としては早くありません。二塁手としてはよくわからない部分もあったのですが、動きは悪くなさそうです。地肩に関しては基準以上でした。

(打撃内容)

スクエアスタンスで、グリップを高く引き上げて、あらかじめ捕手側に添えて構えます。一度ベース側につま先を置いて、リリース直前に始動する「遅すぎる仕掛け」を採用するので、一定レベル以上の投手に対する対応が気になります。

ただ動作は、あげたカカトを降ろすだけなので、極めてロスを小さくした動作。それだけに打てるポイントは、かなり限られているタイプです。また最初からトップのところにグリップを引いているので、そのまま上から振り下ろす徹底的に無駄を削ったスイングになっております。

ただそういった動作には不満があるのですが、上から大きな弧を描いてフォローまできっちり、綺麗にスイング出来るのは魅力。動作が小さい分、頭のブレが少なく、身体の開き・軸足の粘りも悪くありません。そのため打てそうな球は限られているのですが、けして当てるのは下手ではありません。

また打球への勢い・ヘッドスピードの鋭さなども、高校生としては悪くないと思います。上のレベル・木製バット等で通用するスイングなのか?と言われると疑問ではあるのですが、それはまたダメだった時に、上のレベルで考えれば良いこと。高校生レベルでは、きっちり右に左にはじき返せる好打者でした。

(今後は)

今のままだと走力も遅く、打撃も癖が有りすぎて苦労するとは思います。ただ持っているポテンシャルがけして悪いとは思わないので、木製バットでもきっちり対応出来るスイングを身につけて欲しいですね。また何処かで出会えることを楽しみにしたいと思います。

△松田 直也(福岡・福岡工大城東 2年)投手 175/70 左/左

(どんな選手?)

春季九州大会でも、キレのある130キロ台の速球に、マウンド捌きに優れた投球には目を見張るものがあり、来年度の福岡を代表する左腕になるんだろうなと予感させてくれた選手です。夏の予選でも、主力としてチームを支えたようでした。

(投球内容)

左のかなりサイドに近いスリークオーターです。ポンポンとテンポ良く投げ込んで来る投手で、ビシッとミットに突き刺さる130キロ級の速球とスライダーとのコンビネーション。ただそのマウンド捌きの割に、リリースが安定しないのか?意外に制球はアバウトです。今はストライクゾーンに、どんどん球を放るといった印象の投球。

またクィックが出来ない・牽制はイマイチなど、意外に投球以外の部分がまだまだ。球の出所が見難そうで、背中越しから来る感じがするはずの、左打者にも外角高めの速球を狙い打たれるなど、打者が意外に苦にしていないのが不思議です。

「着地」「球持ち」「開き」などは良い実戦的なフォームですし、「体重移動」も破綻があるほどではありません。その割に打者が苦にならないのは、甘い球が多かったり、速球とスライダーのみと言う単調な配球によるところも大きいのでしょうか?

(今後は)

意外に実戦派と思いきや、まだまだ細かい技術に、いろいろ課題を抱えていることがわかりました。ただフォームの構造上、カーブや縦に鋭い落差を覚えるのは難しそうです。そのため、スクリューなどを覚えてもう少し投球の幅を広げたいですし、もう少し投球の総合力を引き上げて行きたいところです。

高卒プロのようなスケール型ではないのですが、イヤらしい実戦派左腕として、大学・社会人などにまで進んでの活躍が期待される左腕です。2010年度の福岡を代表する左腕として、今後の成長を期待してみたい投手でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

池辺選手

 投稿者:高校野球ファン  投稿日:2009年12月 6日(日)19時21分18秒
返信・引用
  こんばんわ。この前オール早慶戦を見ていて池辺選手(智弁和歌山ー慶応ー新日本石油)がOBとして出場していました。私は長年高校野球を見ていますが、すごいと思ったのはこの池辺と1学年下の武内(現ヤクルト)の2人です。中田などのスラッガーはパワーはすごかったですが、高校時の対応力という意味ではこの二人が図抜けていたと思います。前置きが長くなりましたが、今年の一目瞭然には池辺選手の名前が載っていませんでしたが、年齢的に厳しいということでしょうか?テレビで見た感じだと昔とフォームも変わっておらず、打席での雰囲気というものは失っていない気がしたのですが・・・。雰囲気というのは曖昧ですが名選手は皆、自分の間合いみたいなものがあってそこに投手がはまってしまうように見えます。抽象的な表現ですいません。武内もプロで苦労しているし、池辺はプロ入りさえしていないということでこういうことで、個人的にすごい残念です。  
    (蔵建て男) 私もご存じかと思いますが、彼を高校時代「天才」と評した一人なので、彼の伸び悩みには物凄くショックを受けております。

ただ大学時代彼を間近で観てきて思ったのは、プライドが高すぎるのか、高校時代からの自分のスタイルにこだわり過ぎて、あまりに変化しようとする意識に欠ける気が致します。またいたずらにリストが強いのか、ボールを飛ばすことに頭がいってしまい、天性の対応力が損なわれているようにも感じます。そういった環境適応などの柔軟性が、あまりにもないこと。貪欲に進化を望まない気質などが、上のレベルで突き抜けられない要因だった気が致します。

その変化が望めない人間だと私も判断し、適齢期を過ぎた彼に期待するのはやめました。非常に残念ですが、彼はここまでの選手かなと思います。才能はピカイチですが、それを磨く術を怠る人間は、プロには向かないと思います。

http://members2.jcom.home.ne.jp/kuratateo/06sd-1.htm を読むと、彼への評価の変遷がわかるかと思います。
 

2009年神宮大会の逸材10!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月 6日(日)11時04分43秒
返信・引用 編集済
  皆様おはようございます。今日もいろいろ用があるのですが、空いた時間を見つけて書き込んで行きたいと思います。今回は、神宮大会レポート・高校の部最終回です。

△眞謝 博哉(沖縄・嘉手納2年)捕手 168/68 右/右

(どんな選手?)

強打・嘉手納打線の中でも4番を任されている選手で、フォロースルーを活かした強打に観るべきものがある選手。守っては捕手を務め、投手の池原と共に攻守の要的存在でした。

(ディフェンス面)

上背はないのですが、ガッチリとした捕手らしい体型の持ち主です。あまりグラブをしっかり示さないので、投手としては的を絞りやすいタイプではないかもしれません。しかしグラブを下げずに捕球するので、ワンバウンド処理など低めの球の対応に立ち後れることは少なそうです。この選手は、ドシッとお尻を落とさないので、次の動作に移行しやすいフットワークの身軽さもある選手だと思います。

キャッチング・リードなどなど一つ一つのプレーには、それほど捕手としてのセンスは感じられません。ただ次の動作への移行が早いので、スローイングも塁間2.05秒ぐらいと地肩はたいしたことはないのですが、ランナーを刺すことが出来るなど、高校生捕手としては悪くありませんでした。ただ一冬超えた成長がないと、上のレベルで捕手として活躍出来るのかは微妙かなと思います。

(打撃内容)

スクエアスタンスで、グリップを高めに添えます。腰の据わりが良くないのが残念ですが、力みなく立てているのが良いです。仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用するなど、本質的には、中距離・ポイントゲッタータイプなのかもしれません。

足を引き上げて回し込むことからも、ある程度打てるポイントは多そうです。アウトステップして踏み出すので、元来真ん中~内角よりの球を巻き込む打撃を得意にしてそうなのですが、足下がブレないので、ある程度のところで開きが抑えられる特徴があります。そのため外角真ん中~高めの球ぐらいならば、充分に捌ける打ち方になっております。

この選手の凄いのは、手足が短そうなのに、ちょっと届きそうもない外角の球を、バックスクリーンまで運べる、きっちりしたスイングと長打力にあります。大きな弧を描く遠心力を活かし、フォロースルーを効かして外の球を遠くに運ぶことが出来る稀な才能がある選手です。

ただこの打撃をするために、トップの段階で、かなりグリップが身体の内側に入り込んでおります。そのためアウトステップ打者ですが、実際には内角よりの球は捌けるのかな?と言う疑問は残ります。選抜では、ぜひ内角への対応を観てみたいところです。

(今後は)

捕手としては、素材的に上のレベルは微妙かなと思いましたが、これは一冬超えた成長を待ちましょう。打者としては、神宮大会では外角の球を強打し続けていたので、内角の捌きがどうなのか?そこが一つポイントになると思います。遠心力を活かしつつも、それほどボールを捉えるまでにもロスは感じませんし、ボールを運ぶ術を身につけている選手です。身体のサイズは、それほど気にすることはないのではないのでしょうか。ただ出来れば、捕手が出来る上での強打者であった方が、アピールポイントとしては高いので、捕手としての成長を期待してみたいところです。

○阿知羅 拓馬(岐阜・大垣日大2年)投手 187/85 右/右

(どんな選手?)

神宮大会では、故障明けのため背番号10を付けていた選手です。右の本格派で、将来性豊かな投手です。ただ神宮大会では、決勝戦の最後の最後で登場するなど、まだまだ万全の状態ではなかったようです。

(投球内容)

右の正当派右腕で、悪い癖がないフォームです。ストレートは、135~140キロ前半ぐらいでしょうか。他にスライダーやチェンジアップのような球があるようです。ズバッとコーナーに決まる大胆さが魅力の投手なのですが、まだまだスライダーなど変化球の精度に課題がありそうです。

物凄いスケール・ポテンシャルを秘めている素材かと言われると微妙ですが、破綻のない成長が期待出来る選手で、安心してその成長が見守れる選手です。そのためこの一冬で、何処まで変化球や細かい制球力も兼ね備えた成長が出来るか注目したいですね。選抜では、140キロ台の速球で、全国のファンにその存在感をアピールしてくれそうです。

(今後は)

一学年下に、非常に実戦派の葛西と言う左腕がおります。神宮大会でもほぼ一人で大会を投げ抜き、経験と自信を付けたはずです。その彼に比べるとまだ阿知羅は、経験・実績では劣る部分があるはずです。ポテンシャルでは葛西を上回る球の威力がありますが、総合力ではまだ彼に劣る印象です。

まずは、一冬超えて丈夫な身体をつくり、チームのエースになることを期待したいところです。神宮大会では、まだまだ万全と言う状態ではなかったでしょうから、ぜひ良い状態の彼を観てみたいですね。神宮大会組では、一冬超えた上積みを期待出来る数少ない素材でした。その将来像に触れるのは、選抜までの楽しみにとっておきたいと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 神宮大会の逸材9!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月 5日(土)18時26分3秒
返信・引用
  皆様今晩は。神宮大会の高校の部のレポートは、全10回を予定しております。まあ、センバツで再び出会うメンバーなんで、それほど細かくやるつもりはないのですが、一応センバツの時の目安となるように、あと4人ほどご紹介させて頂きたいと思います。本当は、全国の逸材シリーズのペースを、もう少し上げたいところでもあるのですが、この後は大学の部のレポートも、年内一杯をメドに行って行きたいと思います。

△池原 有(沖縄・嘉手納2年)投手 171/67 右/左

(どんな選手?)

中学時代から有名な選手だったようで、投げてはエース・打っては3番を務めるチームの柱です。

(投手としては)

上背もなく、ランナーがいなくてもクィックモーションで投げ込むために、投球にスケールを感じるタイプではありません。球速も125~MAX134キロぐらい。カーブ・スライダー・チェンジアップ・カットボールなど多彩です。クィックは、1.1秒前後と素早く、フィールディングの動きなども中々良い選手です。経験豊富なマウンド捌きの持ち主で、投手としてのセンスと言うよりも、野球センス自体が高い選手なのだと思います。

ただ制球は、かなりアバウトですし、投手としての今後の伸びしろ・奥行きはあまり感じられる素材ではないのが残念です。むしろ魅力を感じるのは、野手としての才能でしょうか。

(打者としては)

残念ながら走力に関してはよくわかりませんでしたが、フィールディングなど、動作一つ一つを観ている限り、運動神経・野球センスは悪くないです。投手としても130キロ台を記録するように地肩も良いので、外野手ならば問題のない身体能力はありそうです。

(打撃内容)

懐の深いバランスの良い構えは、打者としてのセンスの良さを感じさせます。ただ仕掛けが「遅すぎる仕掛け」で、一定レベル以上の球速・キレに対応出来るのかは疑問です。また足の上げ下げが殆どなく、体重移動の観られないスイングは、木製バットで誤魔化しが効くかは疑問です。現状打てるポイントは、かなり限られているのだと思います。

ただ下半身の動きには大いに不満があるのですが、上からヘッドを残して無駄のないスイングは中々魅力的です。トップがあまりしっかり作れないのも気になりますが、鋭いスイングは、最後までバットを振り抜く嘉手納打線の中でも際だつものがあります。また足の上げ下げが殆どがない分、頭のブレが小さく、身体の開きが抑えられ、軸足にも粘りが感じられる体軸の良さと言うメリットがあります。

(今後は)

将来的には、断然野手の素材だと思います。それでも選抜までには、まだもうワンランクは、球威・球速を増して来る可能性はあると思います。打者としても、下半身の動作に大いに課題があるので、上のレベルでは苦労するかもしれませんね。打撃には良いものを持っているので、上手く上のレベルでも通用する技術を、身につけて欲しいものです。ただフィールディングなども悪くないので、内野手として期待したいところですが、少々プレーに雑な面が見られ、どちらかと言うと三塁か外野手向きの素材ではないかと思います。

△森田 将健(岐阜・大垣日大2年)左翼 174/68 右/左

(どんな選手?)

チームの核弾頭として、神宮大会で大暴れしました。鋭いヘッドスピードと、しっかりボールを叩くミートセンスを活かし、打撃では光るものがある選手です。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は4.1秒前後と、まずまずの脚力はありそうです。ただ上のレベルで売りに出来る程の絶対的な脚力・走塁技術があるかは微妙です。

また左翼手を守らされているだけに、打球への反応・キャッチングなどは、かなり危なっかしいです。けして上手い外野手とは言えないでしょう。左翼としては、捕殺する場面がありましたが、地肩としては平均的。高校生としては悪くありませんが、やはり上のレベルでは際だつものはありません。身体能力は悪くありませんが、守備に走力にと、まだまだ課題が多いように思えます。

(打撃内容)

前足を引いた左オープンスタンス気味に立ち、グリップを下げて構える癖のある構えです。気になるのは、一度ベース側に足を持って行き、リリース直前にチョンとステップする例の動作をする選手です。そのため球速のある投手相手には、立ち後れないように充分気をつけて欲しいものです。

上から綺麗に叩けるスイング軌道も良く、ヘッドスピードも鋭いのは好感です。ただトップを作るのが遅れ気味なので、その辺を注意して欲しいですね。小さくステップしているところからも、打てるポイントは結構限られているのではないかと思います。特に外角低めの球を捌く技術に優れているように思えます。ただ真っ直ぐ踏み出した足下がブレないのは良いいところ。また体軸も動きが小さい分、頭のブレ・身体の開き・軸足の崩れが少ないのも魅力です。

(今後は)

守備・走塁に関しては、一冬超えた成長を期待してみたいです。神宮大会では、素晴らしい対応力を魅せてくれましたが、しっかり相手は研究して来るでしょうし、球速のある投手や高めへの対応などを選抜では確認したいところです。

ただポテンシャル的には、高卒プロとかそういったタイプの選手ではなく、大学などに進むタイプの好選手だと思います。選抜での活躍で、有力大学への進学を決定づけて欲しいところです。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

09年 佐賀の逸材!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月 4日(金)22時12分14秒
返信・引用
  皆様今晩は。今日は、全国の逸材シリーズ・佐賀編をお送りしたいと思います。たぶん明日から福岡・そして宮崎・大分と続くことになると思いますが、福岡大会などは、かなり取り上げる選手が多くなると思います。佐賀に関しては、春季九州大会でもレポートした選手の最後の夏も確認出来たので、その選手について取り上げたいと思います。

○古賀 翔也(佐賀・佐賀商3年)遊撃 176/72 右/左

(どんな選手?)

九州を代表する内野手として注目されてきた選手です。ただ今年の佐賀大会では、決勝まで調子が上がらず、ようやく決勝戦の伊万里商業戦で結果を残すことが出来ました。しかし後一歩甲子園に届かず、昨年に続いて甲子園出場はなりませんでした。三拍子バランスの取れた好選手です。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間を4.05秒強で走り抜ける、まずまずの俊足の持ち主です。上のレベルで足を売りに出来る程の絶対的な脚力ではありませんが、プロに混ぜても俊足レベルの選手です。

遊撃手としても、フットワーク・球際に強いキャッチング・スローイング共に安定し、上のレベルでも二遊間を担って行ける選手だと思います。地肩も基準以上で、まずまずのものがあります。守備・走力に関しては、中の上レベルはあると評価出来る選手です。

(打撃内容)

前足をしっかり引いた左オープンスタンスで構えます。投手の重心が下がる時に始動する「早めの仕掛け」を採用。そのまま足をしっかり引き上げ、真っ直ぐブレないで踏み込んできます。

打撃の準備段階であるトップも早く作れるのは良いのですが、少々トップ~インパクトまでのスイング軌道にロスが感じられるのが、好打者だけに残念です。それでも安定した体軸を武器にスイング出来ております。

ボールを捉えるポイント多く、ミートセンスに優れます。またその球を見逃さない「鋭さ」もあり、ヘッドスピードも強さこそ欠けますが鋭さは感じます。夏の大会では、微妙にミートポイントがズレていたのかもしれませんが、完全に決勝戦では上手く修正出来ておりました。

(今後は)

三拍子バランスの取れたプレーヤーですが、物凄い何か突出したものがあると言うタイプではないので、スカウト受けはしなかったかもしれません。それでも打撃にも良いものを持っておりますし、守備・走力のレベルも高いのです。野球への意識・集中力も高いので、強豪大学や社会人に進んでもやって行ける全国レベルの内野手だったと思います。

今後は、「強さ」や「凄み」みたいな迫力・オーラを身につけて、最終学年ではプロを意識出来るようなスケールを身につけて欲しいですね。今年の高校球界では、トップクラスの内野手の一人ではないのでしょうか。

△笠継 泰成(佐賀・佐賀商 3年)投手 174/71 右/右

(どんな選手?)

確か昨夏や春季九州大会でも確認した投手だと思いますが、バランスの取れたフォームから、総合力に優れた好投手との印象が強い選手です。凄みはないのですが、勝負どころで踏ん張りの効く投球が魅力です。

(投球内容)

ランナーがいなくてもセットポジションから投げ込んで来ます。癖のないオーソドックスなフォームから常時130~135キロぐらいの速球に、カーブ・縦・横のスライダーがあるように見えました。クィックも1.2秒前後・フィールディングもまずまずで、決勝戦では疲れからか?制球を乱すケースも目立ちましたが、元来制球も安定し、試合をまとめるセンスに優れた、佐賀を代表する好投手です。

ただ残念なのは、ランナーがいなくてもクィックの時と同じく、軸足にタメを作ることなく一気に体重を落としてしまうスケールのないフォームです。投球フォームに大きな欠点もなければ長所もないのですが、癖がないフォーム・球質のために打者が苦にならないのが残念です。

(今後は)

勝負どころで力の入れ加減を変えられるように、メリハリのある投球は出来るセンスがあります。ただフォーム・球に、これといった特徴がないので、悪い欠点も少ないのですが、特徴に欠ける部分もあります。そのため今後は、投球全体のレベルアップを図りつつも、何か武器になる球や、特徴的な部分を見出して行かないと、上のレベルでは埋没してしまう可能性が高そうです。総合力で勝負するタイプの投手なので、急激に伸びて結果が出るタイプではないだけに、ジワジワと地道に努力して、力を身につけていって欲しいですね。今後も何処かの球場で出会える日を楽しみにしております。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

(無題)

 投稿者:門馬  投稿日:2009年12月 4日(金)14時20分6秒
返信・引用
  田中健太×


田中俊太〇


お願いしますょ


俊太は東海大学 田中広輔の実弟です
 
    (蔵建て男) 大変失礼いたしました。訂正致しましたので、ご確認くださいませ。  

2009年 神宮大会の逸材8!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月 4日(金)07時39分5秒
返信・引用 編集済
  皆様おはようございます。ようやく目の痛み・腹の調子・全身のだるさもなくなり(多少頭が痛みますが)、今日から外に出られそうです。ここ三日間、全く外部との接触を断っておりましたが、少しずつ身体を慣らして行きたいと思います。

今朝は、神宮大会のレポートの続きでも。

○田中 俊太(神奈川・東海大相模1年)二塁 174/70 右/左

(どんな選手?)

1年生ながら、東海大相模の4番を務める好打・好守の二塁手です。強打者と言うよりは、きっちりと球を捉える対応力の良さが目立つ選手で、その技量の高さ故の4番打者だと思います。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.2秒弱ぐらいと、左打者としてはプロの基準レベルぐらいの脚力です。高校生レベルではまずまずの速さですが、上のレベルで足を売りにするには、もうワンランクスピード感が欲しいところでしょうか。

二塁手としては、実に鍛えられている印象で、難しい打球にも下半身で踏ん張って捌く二塁守備は、中々上手いものがあります。すでに二塁手としては、高校生レベルではトップクラスなのではないのでしょうか。

(打撃内容)

スクエアスタンスで、グリップを下げ気味に構えます。もう少し下半身にどっしり感が欲しいのと、身体でリズムを刻んで欲しいかなと思える構えです。また仕掛けも、投手が足を引き上げる時に、すでに一緒に足を引き上げるので、仕掛けが「早すぎる仕掛け」になり、これでは、投手の投球フォームでリズムが狂わされる可能性があります。投手の重心が下がり始めれば、投手はタイミングを狂わすことは出来ませんので、プロレベルの打者が始動するのは、基本的にその段階からになります。そうしないと、あまりに空中で長く引き上げた足をキープしなければならなくなります。

それでも引き上げた足をタイミングに合わす降ろすことが出来、ボールを打てるポイントも非常に多い対応力が高い打者です。少し左打者らしくアウトステップ気味に踏み込み、その足がブレないのも魅力です。

トップを作るのも早いのですが、あまり深くありません。そこから振り出すのですが、少し肘が下がって出てくるのが残念です。ただ少々当てに行くような動作にも見えるのですが、ボールはきっちり捉えるミートセンスには光るものがあります。対応力の高さは、一年生としては際だつものがあります。

(今後は)

二塁守備とミートセンスには、非常に良いモノがある選手です。後は、走力・打撃の「強さ」などを磨いて、更なる成長を期待したいですね。神奈川でも、その将来が楽しみな選手として、今後もマークして行きたい存在でした。

△葛西 侑也(岐阜・大垣日大1年)投手 176/71 左/左

(どんな投手?)

1年生ながら、チームの主戦を張る左サイドスローの投手です。中背ですが、手足の長さがある選手で、如何にも左サイド向きな体型の投手です。技巧派に見えますが、すでにMAXで130キロ台を記録するなど、けして球速のない投手ではありません。

(投球内容)

左サイドハンドから、手足の長さを活かした打ち難さ、横手特有の球筋を活かす投手です。球速は、125~130キロ強と際だつものはありませんが、カーブ・スライダーなどを使い両コーナーに球を集める制球力と、いわゆる「投球が出来る投手」であり、安心して観ていられます。

左打者のインハイを厳しく突く速球を魅せつつ、外角低めにカーブやスライダーを集める対角線の配球が出来る点は高く評価出来ます。牽制は並ぐらいですが、左投手らしく牽制も上手い選手、あとはクィックが出来ないのが課題でしょうか。

(今後は)

エースの調子の回復次第だとも思いますが、その安定したピッチング内容からも、選抜でも主戦として活躍する可能性は充分あります。更に球速・キレなどが増しているようだと、中々初めての対戦では厳しいタイプかもしれません。

非常に投手としての基礎が出来ている投手なので、このまま最終学年まで成長して行けると楽しみな投手です。ただ球威・球速を増した時に、今の繊細さを維持出来るのかも大きなポイントだと思います。凄みがあるわけではないのですが、個人的には、今後が気になる投手でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

09年 長崎の逸材

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月 3日(木)23時43分58秒
返信・引用 編集済
  皆様今晩は。完全に昨日の夜から体調が悪化し、一日寝ておりました。ようやく少し書き込めるまでに回復出来ましたが、まだ本調子ではありません。更新ペースも落ち気味ですが、ご了承願いたいと思います。

さて今回の全国の逸材は、長崎へ。その次に佐賀の続き、福岡・宮崎・大分などの九州各県を年内一杯までに終えたいと考えております。長崎に関しては、決勝戦のみの観戦となりますので、もし他の試合の模様もありますよと言う方がいたら、ご協力頂けたら幸いです。

○高尾 宗一郎(長崎・長崎日大2年)左翼 180/80 右/右

(どんな選手?)

夏の長崎大会では、7番・左翼手として出場。しかし腕っぷしの強さを活かした長打力は、あの選抜優勝投手・今村  猛 (清峰)を粉砕した長崎日大打線でも、2年生にしてNO.1と言う強打者です。決勝の創成館戦でも先制の右中間打や2本の本塁打を含む活躍で、チームの甲子園出場を決定づける活躍をしました。

(守備・走塁面)

この決勝戦では、打球が殆どレフトに飛ばず、その守備力を伺うことは殆ど出来ませんでした。ただ一度本塁に返球する場面があり、その返球を見る限り、けして肩が高校生としては弱いとは思いませんが、プロを意識するとなると中の下レベルといった印象。高校レベルで左翼を任されていることからも、守備でアピールするタイプではないように思えます。

走力に関してはも、計測出来る機会はなくよくわかりませんでしたが、どうも足を売りにするようなタイプには見えませんでした。実際に長崎予選の6試合では、盗塁0個と、どうも足を売りにするタイプでもないようです。

(打撃内容)

とにかく腕っぷしの強さで、強引に持って行くタイプの選手です。非凡なパワーがありながら7番を任されていたのは、やはり粗い面があるからなのでしょう。長崎予選の成績は、.389厘 2本 と言うことで、この決勝戦の内容は、出来過ぎだったんでしょうね。現に甲子園での試合では、特にメモした記憶がなかったので。

構えた時に腰がどっしり座り、如何にも強打者といった雰囲気のする選手。「遅めの仕掛け」を採用する生粋の強打者で、小さくステップして真っ直ぐ踏み込むのですが、ステップが狭いので、地面に足を押しつけている時間が短いタイプです。すなわち外角の球を、引きつけて叩くような打撃は出来ず、真ん中~内角よりの球をやや巻き込み気味に叩くのが得意なタイプです。打てるポイントは、かなり限られた選手だと感じられました。その球を逃さず叩くことが出来るのかが、この選手のポイントです。

ヘッドスピードは、もう少しキレが欲しいかなと思いますが、肘が下がって腰が早めに逃げるような感じなんですが、その下がったスイングを強引にしゃくりあげるようなスイングでボールを遠くに運びます。フォロースルー・軸足の強さ・仕掛けなどの観点から言えば、なお上のレベルでも、長距離打者の可能性が感じられる貴重な右のスラッガーです。

(今後は)

体格もそうですが、性格的にも資質的にも、大物打ちの資質がある選手です。走・守でのアピールが低い点と、技術的にかなり粗い点が気になりますが、小さくまとまって欲しくない選手ですね。すでに県内では存在感をアピールしている存在、ぜひ来年は全国レベルのスラッガーに育って欲しいと思います。その資質は、充分に秘めていると思います。

△野中 賢人(長崎・創成館2年)投手 177/66 右/左

(どんな選手?)

夏の長崎予選では、背番号19を付けておりましたが、チームでも主戦級の登板をしていた投手でした。スリークオーターから繰り出す球は、秋には141キロまで到達したと言われる投手です。

(投球内容)

ランナーがいなくても、セットポジションから投げ込んで来るスリークオーターです。夏の試合を観る限り、球速は、常時125キロ前後~MAXで130キロ強ぐらいの投手に見えましたが、状態が万全になった秋には140キロを超える速球を投げるような投手には見えませんでした。

むしろこの投手の持ち味は、速球でも何やら常に手元で変化するような癖球で、スライダーに、どうも縦に変化するシンカー的な球が最大の持ち味のように思えます。そのため手元で球がキレるようなタイプでもなく、アウトコースに球を集めて打たせて取る印象が強いです。球は比較的外角に集まり甘い球は少ないのですし、ピンチでもマウンドをしっかりハズしたりとマウンド捌きも悪くないのかなと思ってみておりました。

しかしイニングによっては、突然ストライクが入らなくなったりと、かなり気持ちの面でムラのあるタイプのように思えます。まだまだ試合の中でも良い時と悪いときの波が激しい内容でした。

ただ投球フォームに関しては、スリークオーターにして、お尻が一塁側に落とせるために、縦の変化が使える貴重なタイプですし、着地までの時間を稼げる貴重なタイプです。そのため開きもけして早すぎることもなく、投球フォームに大きな破綻がない珍しいスリークオーターです。

(今後は)

癖球に、シンカーだかフォークの落差のある投手との印象でしたが、これでストレートが140キロ以上出せるとなると、結構厄介な投手かもしれません。まだまだ「強さ」などにも物足りないものがある投手でしたが、一冬超えてその辺も変わって来るようだと、来年の長崎では注目される存在になるかもしれませんね。今後も、注目してみたい投手の一人でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 神宮大会の逸材8!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年12月 1日(火)19時46分20秒
返信・引用 編集済
  皆様今晩は。ようやく少し体調が回復して、書き込む元気も出てきました、今日も神宮大会の続きから。今日取り上げる2人は、夏も取り上げた選手で、そのため印象は大きくは変わりませんでした。

○伊藤 拓郎(東東京・帝京1年)投手 185/81 右/右

(どんな選手?)

春先から関係者の間で大いに話題になっていた大器です。夏の甲子園でも少し投げましたが、今回は先発でじっくり観られましたので、おおよそのイメージはつきました。一年生にして破格な肉付きと球速が自慢の投手です。

(投球内容)

それほど力を入れなくても、常時130キロ台後半~MAX148キロの球速は、1年生としては破格の球速の持ち主です。少々リリースにバラツキが目立ちますが、角度と球威のあるボールを投げ込みます。変化球も、カーブ・スライダー・フォークなど、すでに一通りの球を持っており、牽制こそ並レベルですが、ベースカバーも素早く、クィックも1.2秒前半とよく鍛えられている印象です。

投球は、まだ自分のリズムと言うか「間」が使えません。ただストライクゾーンに投げ込んでいるだけと言う感じです。その一番の理由は、投球フォームにおける「着地」までの粘りがない点。またそのため「身体の開き」も誘発し、例え非凡な球速があっても打者の空振りがあまり誘えない部分があります。またもう一つ空振りを誘えない理由として、体重移動が不十分で、前に乗って行かないので、ボールに勢いが出てこない印象があります。

けしてお尻を一塁側に落とせない選手でもないですし「球持ち」も悪くありませんし、不器用な投手とも違うようです。ただその投球からは、センスと言うものは感じられませんし、不思議と肉体の完成度からも、今後爆発的に伸びるといった印象も薄いです。

(今後は)

現時点では、スーパー1年生ではありますが、これから世代を引っ張って行くだけの存在感を示せるかと言うと全然別になると思います。まずは、一つ一つの投球の意味と「間」を考えながら、もっと深い投球を目指して欲しいところです。選抜までの成長ぶりを、期待して見守りたいと思います。

○一二三 慎太(神奈川・東海大相模2年)投手 185/85 右/右

(どんな投手?)

1年生から名門・東海大相模のマウンドを任され、スーパー1年生として注目された投手です。しかし今年は、調子が上がらず、ようやく頭角を現したのは、新チームになってから。しかし復帰してからは、この世代を代表する本格派の一人と言えるのではないのでしょうか。

(投球内容)

中学時代は、ジャイアンツカップの優勝投手と言うことで、マウンドを上手くハズしたり、経験豊富なマウンド捌きは、単なる速球派投手ではないです。時々シュート回転する球もあるのですが、球威のある130キロ台後半~MAX149キロの速球を投げ込み、カーブ・スライダー・チェンジアップなど、多彩な球種の持ち主です。

クィックも1.0秒弱~1.1秒前後と高速であり、スタート良いのフィールディング・牽制の上手さなど、投球以外の部分も極めて高いです。マウンドでも気持ちの強さなども感じられ、投手としての資質を高い条件で満たしております。

ノーワインドアップからゆっくり足を引き上げるのですが、そこからいち早く地面に向けて重心を降ろしつつ、前にグィッと大きくステップする腰に負担のかかりそうなフォームです。始動はゆっくりながら、エンジンがかかってからは、素早く腕を強く振るのが大きな特徴です。

「着地」・「球持ち」はそれなりで、「体重移動」は並ぐらい。しいて言えば「開き」が、やや早いかなと言う印象があります。特筆すべきポイントはありませんが、大きな破綻もないフォームかなと。腕を強く振れるので、スライダーなど変化球の曲がりもハードなのではないのでしょうか。

(今後は)

かなり筋肉の付きも良いので、あまり今後の爆発的な伸びしろは感じられません。イメージ的には、同じ東海大相模時代の吉田道(近鉄2位)に、似たタイプ(フォームの感じは違うけど)かなと思います。ただ投球センス・気持ちの強さなどは、上手く行けば松坂大輔のような、高いレベルでの総合力投手への変貌を期待出来なくもない投手だと思います。

素材としての「奥行き」「面白み」は、あまり感じられませんが、内角を狙って突けたりと、ある程度投球の出来る選手で、選抜大会ぐらいまでは「世代を代表する投手」として引っ張って行けると思います。その後の可能性については、また選抜までの成長具合を確認して考えてみたいです。「センス」・「強さ」「総合力」を兼ね備えた投手であり、不思議とその体格・球速の割にスケールを感じないだけに、あとは「器」がもう少し大きくなることを期待したいかなと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 神宮大会の逸材7!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年11月30日(月)08時58分41秒
返信・引用 編集済
  皆様おはようございます。今朝も、神宮大会の逸材シリーズから、初めて参りたいと思います。

○松本 剛(東京・帝京1年)遊撃 180/70 右/右

(どんな選手?)

1年春からレギュラーを任されている大型遊撃手です。特に球際に強い守備とスタートの良い走塁が目を惹きます。

(守備・走塁面)

大型ですが、基本に忠実に丁寧にプレーしようと言う意識が感じられます。特に広い守備範囲を誇ると言うよりは、球際でのグラブ捌きやバウンドに合わせに対応するのが上手いタイプ。また高校生にして、中々の強肩と言うポテンシャルの高さは、名門・帝京高校で1年から遊撃を任されるだけのものがある選手です。鍛えようによっては、まだまだ上手くなるのではないのでしょうか。

一塁までの走破タイムは、引っ張った打球でも4.45秒前後(左打者換算で4.15秒前後)。実際には、もっと速く駆け抜けられる能力はありそうで、プロレベルでも俊足に位置づけられそうな脚力がありそうです。走塁でも、スタートの良く盗塁が試みられるなど、ただ速いだけでなく、判断力にもセンスがあるかもしれません。まだ攻守に図抜けたものはありませんが、後2年間の間に真摯に取り組めば、走・守に関しては、かなり期待出来る素材ではないかと思います。

(打撃内容)

チームの7番打者のように、まだ対応力と言う意味では課題が多いように思えます。前足を少しだけ引きますが、スクエアスタンス。グリップを高い位置で、あらかじめ捕手側に添えて構える選手です。あらかじめ少し外側に腰が流れた立ち方で、顔もあまり正面を向いていないなど、まだまだ構えから改善の余地がありそうです。

仕掛けも、投手の重心が沈む時に動き出し、ベース側につま先してから再度リリース直後にステップする「遅すぎる仕掛け」を採用。それだけに、一定レベル以上の球速・キレに立ち後れやすいスタイルです。

小さくステップした足を、少しベース側にインステップさせるのですが、その足下が早く地面を離れてしまう、いわゆる「巻き込み型」スイングになっているので、センターからレフト方向に打球が集中いたします。もう少し足下を長く地面にキープさせる意識を持ち、センターから右方向への打球も意識したいところです。

バットを上から出す意識はあるのですが、肘が下がって出てくるので、動作が無理がありスイングが波打つことがあります。ヘッドスピードなどは中々鋭いものがあるのですが、技術的に大きな欠陥があります。この辺の課題を、後1年半でどの程度改善されるのか注目して観て行きたいです。

(今後は)

守備・走力に関しては、将来的に中々面白いものを持っていると思います。ただ打撃に関しては、かなり癖のあるフォームをしており、ポテンシャル・センスは悪いとは思わないのですが、何処まで改善出来るのか疑問な部分があります。打撃の欠点を改善出来るようになると、まさに三拍子揃った大型内野手として、最終学年では全国的に注目されるドラフト候補になるのではないのでしょうか。今後の成長が、楽しみな選手ではないのでしょうか。

△安尾 俊哉(東京・帝京2年)捕手 178/70 右/右

(どんな選手?)

機敏なフットワークを活かしたセンス型捕手です。こと捕手としてのセンスは、阪神に指名された原口 文仁選手より上ではないかとさえ思います。ただ打力の無さが、気になるところです。

(ディフェンス面)

ミットは、しっかり示すタイプではないのですが、殆ど下げないで捕球するので、ワンバウンド処理などに立ち後れることがないのは好感です。ただ神宮大会では、結構ポロポロしていた部分もあり、まだまだ修練が必要かなと思います。

この選手の良さは、身軽なフットワークの機敏さ。キャッチングもまずまずで、何より塁間1.9秒強のスローイングも、中々の安定感があります。まだまだリズムや間の取り方やリード面など課題も多いと思いますが、捕手らしい捕手と言う感じで、個人的には気になる選手です。

(打撃内容)

課題は、完全に8番を任されている打撃にあります。早めに足を大きく引き上げるスタイルなのですが、足を降ろすのが早く、早く足を引き上げている旨味がありません。いち早く地面に足を降ろすことで下半身が固定されてしまい、非常に窮屈なスイングに迫られます。更に肘が下がってバットを出して来るのを、それでもバットのヘッドを無理に立てようとするので、スイングが横切りの無理なスイングになり、極めて打てる球は制限されていると思います。スイングも波打ち、スイングのキレもイマイチです。

(今後は)

多くの投手をリードするのに神経が言って、打撃まで気が回らないと言う印象です。しかし上のレベルでの野球を意識するのであれば、打撃も根本的に見直さないと行けないでしょう。

早く引き上げた足を、もう少しタイミングを計りながらゆっくり降ろす意識を。バットを上から出したいのならば、バットがクビの後ろから振り下ろすのではなく、頭の後ろから斜めに振り降ろす意識を持たないとダメです。肘が下がっているのに、無理にヘッドだけ立てようとすると、非常にいびつなスイング軌道になります。

攻守にまだまだ課題は多い選手なのですが、捕手としてのスジ・野球選手としてのセンスは好いと思います。選抜までに何処まで成長しているのか、確認してみたい選手でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

09年 富山大会1!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年11月29日(日)18時08分47秒
返信・引用
  皆様今晩は。今日から全国の逸材は、九州を飛び越え、富山大会の模様からと言っても、氷見の2人なんですが・・・。この後、このシリーズは、新潟と青森を予定しております。

△酒元 大(富山・氷見2年)投手 181センチ 右投げ

(どんな選手?)

この夏の大会では、エース・滝下の調整不足により、準決勝までの全試合で先発し、試合の殆どを任された本格派右腕です。

(投球内容)

立ち上がりこそ、125~130キロぐらいで、球の走り・球速など物足りませんでしたが、イニングが進むにつれスピードを増し、常時130キロ前後~指にかかった球は、135キロを超えて来るようなビシッと球筋の良い速球を投げ込んでいました。

バランスの取れたフォームで、カウントを取る横滑りのスライダーと、低めで空振りを誘う縦に割れるスライダーの二種類のスライダーを投げる投手です。クィックは、1.25秒前後で平均的、フィールディングの動きなどはそれなりに良い選手です。けして物凄くマウンド捌き・投球が上手いとは思いませんが、この夏の経験は来年に生きてきそうです。

投球フォームは、タメがなく一気に体重を落として来るようなフォームで、着地までの粘りがないのが気になります。そのため身体の開きも早く、体重移動もままならず、重心が前に乗ってこない欠点があります。ただそれでもボールは意外に前で離せており、全体に大きくバランスを崩すことがないのは、制球に大きな破綻をしない大きな要因なのかもしれません。

(今後は)

投球に「間」と言うものを意識しつつ、着地までの粘りを身につけたいですね。身体を鍛練しつつ、上手く一冬超えられれば、最後の夏には常時130キロ台~MAXで130キロ台後半ぐらいまでは、充分期待出来る可能性を秘めていると思います。2010年度の、富山を代表する好投手の一人として期待出来るのではないのでしょうか。すでに、それだけの実績も積み重ねつつある投手です。

△滝下 雄介(富山・氷見3年)投手 179/72 左/左

(どんな選手?)

早くから北信越を代表する左腕として注目されてきた投手です。私自身、春季北信越大会に足を運ばなかったので、彼の勇姿が観られたのは負けた試合の9回ツーアウトからの投球のみでした。この夏は、肘の違和感から調整が遅れ、準決勝までに登板したのは、僅かに1/3イニング。負けた南砺福野戦でも9回ツーアウトからの登板でした。

(投球内容)

元々聞いていたのは、肉体のポテンシャルは高いものの、まだまだ実戦力に欠けるタイプとの話しを聞いておりましたが、この夏の投球では、球を置きに来るようなフォームで、明らかに腕が振れておりませんでした。恐らく140キロ台も記録すると云う球速も、130キロにも観たいな球速だったと思います。変化球は、カーブ・スライダーなどが確認出来、左投手らしく牽制は下手ではなそうです。

引き上げた足を、かなり二塁側に送り込むフォームで、お尻を三塁側(左投手の場合は)に落とせないフォームのため、将来的に縦の変化の修得は厳しいかもしれません。着地までの粘りに欠け、体重移動が不十分なのも気になります。テイクバックが背中に入りすぎて、更に腕も無理に角度を付けているので、身体への負担も大きそうですね。球持ちもイマイチで、投球フォームには課題が多そうです。しいて言えば、球の出所が醜いのが、左腕らしく良い点でしょうか。

(今後は)

まず、身体の故障を治し、立て直しが求められます。投球フォームに課題も多いので、球が回復したとしても、何処まで実戦的な投球が、実際出来るのかはわかりません。いずれにしても、まずは大学なり社会人なり次のステップでも野球を続けて行くと思いますので、まずはその世界で実績を残し、3~4年後のプロ入りを目指して欲しいと思います。一度、元気な彼を、ぜひ観てみたいと思いました。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 神宮大会の逸材6!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年11月29日(日)10時08分57秒
返信・引用 編集済
  皆様今日も、神宮大会のレポートの続きから行って行きたいと思います。

△園田 崇人(東京・帝京2年)左翼 173/70 右/左

(どんな選手?)

チームの3番・左翼手を務める選手で、ミートセンスのある打撃と、隙あらばすかさず次の塁を狙う貪欲さがある走塁が魅力の好打者です。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.15秒前後と左打者のプロ基準である4.2秒を僅かに上回る程度の脚力です。ただ実際の走力以上に、次の塁を狙う姿勢・貪欲さがあり、走塁センス・意欲がある選手に思えます。

ただ、結構走力などの身体能力はソコソコなのに、左翼を守っているのは、あまり打球への勘やキャッチングが上手くないからではないのでしょうか。プレーを観ていると、けして上手い外野手には見えません。また地肩に関してはよくわからなかったのですが、これも高校レベルで左翼を守っていることからも、あまり期待出来ないのかなと思います。

走力は意欲もあり悪くありませんが、この手の好打者タイプにしては、守備でのアピールが不足しているのが残念です。一冬超えて、どの程度になるのか選抜では注目してみたいポイントでした。

(打撃内容)

スクエアスタンスで構え、バットを寝せてあらかじめ捕手方向にグリップを添えている選手です。全体にバランスの取れた構えなのですが、自分のリズムが刻めていないのと、捕手側に引いたグリップの影響もあり、やや力みと言うか柔らかさに影響しているようにも思える構えなのは残念でした。

仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用し、ある程度の対応力と長打力を兼ね備えたスタイルです。実際に試合を観ていても、オーバーフェンスをするタイプではないのですが、野手の間を抜けて行くような二塁打・三塁打の長打は結構多そうな印象は受けました。

左の好打者らしく、軽くステップした足は、ベースから離れた方向に踏み出すアウトステップを採用。その足もとがブレずにスイング出来ている点は良いと思います。あらかじめ捕手方向にグリップを引くことで、トップを早めに作りますし、グリップが奥に入り込むようなロスは感じられません。

ただ少しバットを寝かせて出す分、トップ~インパクトまでに少しロスを感じます。ただそれ以降のスイング軌道には大きなロスが感じられず、大きな弧を描きながらフォーローまで持って来るスタイルです。

ボールをバットに当てるセンス自体には、良いものがあると思います。ただ現状は、ヘッドスピードにもう少しキレが欲しいのと、バットの芯で射貫くミートポイントの確かさには、まだ物足りなさを感じます。一冬超えて、その辺の「鋭さ」を如何に身につけて来るのか注目したいです。

(今後は)

タイプ的には、ドラフト候補と言うよりは、大学タイプの好打者だと思います。走力に意欲とセンスを感じられるので、その辺を活かしたプレースタイルを確立して欲しいですね。課題である守備の向上・打撃の強さを磨いて、選抜での成長ぶりに期待して見守りたい選手でした。

△岡部 通織(東東京・帝京2年)右翼 178/80 左/左

(どんな選手?)

下級生の頃から帝京では注目されてきた強打者ですが、旧チームではスタメンから外れることが多かったようです。新チームでは、4番・右翼手を任されるなど、パワフルな打撃で帝京打線の中心選手としての活躍が期待される選手です。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、その見た目によらず4.1秒前後で走り抜けるなど、中々の俊足の持ち主です。ただ走塁での諦めも多く、プレーに貪欲さがないのが気になります。その辺が、ポテンシャルはありながら、旧チームでレギュラーを任されていなかった理由の一つなのかもしれません。

右翼手としての守備力などは、あまりよくわからない部分も多かったのですが、地肩に関しては、それなりに基準以上の強さがあります。それほど守備力が高くなさそうでも右翼を任せられているのは、この地肩の強さによるところが大きいのでしょう。

(打撃内容)

前足を引いて、グリップを高めに添え、あらかじめ捕手側に構えます。腰の据わり・バランスなども良く、強打者としての臭いがプンプン臭う雰囲気のある選手です。

仕掛けは「平均的な仕掛け」だけに、ある程度のアベレージと長打をバランス良く兼ね備えた中距離・ポイントゲッタータイプだと思います。

足を軽く上げ、少しアウトステップ気味に踏み込みますが、その足下がブレないタイプ。甘い球を逃さず叩くのを得意とする強打者かと思います。ややトップを作るのが遅れ気味ですが、深くトップを作ることで強い打球を生み出します。それほどスイング軌道にロスは感じられず、フォローまでしっかり振り抜きます。特に頭のブレが少なく、身体の開きも抑えられ、軸足にも強さが感じられるなど、「体軸」の良さには光るものがあります。

ボールを捉えるセンスなど、対応力にはそれほど光るものはありません。ただヘッドスピードは基準レベルで、強い打球が飛ばせる肉体の強さは感じられます。難しい球を捌くと言うよりは、自分の打てるポイントの球を逃さず叩く「鋭さ」を磨くことで、打撃レベルを向上させて行くことが期待されます。

(今後は)

プレーに貪欲さと言うか、欲がない淡泊さが残念ですね。見た目以上に・走力・地肩などの身体能力はあるだけに、それをもっと積極的に活かす術を磨いて欲しいところです。

タイプ的には、高校の先輩である 中村晃(ソフトバンク)を目指すのが、理想ではないのでしょうか。ただ彼よりも、走力・守備力でアピール出来る可能性を秘めているだけに、打撃レベルを引き上げて、選抜に挑んできて欲しいと思います。ドラフト候補云々になれるかは、選抜でのプレー次第といった感じだと思います。彼の場合は、技術的な成長以上に、内面の成長に注目して、選抜では注目してみたいと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 神宮大会の逸材5!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年11月28日(土)08時42分1秒
返信・引用 編集済
  皆様おはようございます。今日も、神宮大会のレポートから始めたいと思います。

○西田 明央(北海道・北照2年)捕手 175/85 右/右

(どんな選手?)

捕手らしくガッチリした体格の持ち主ながら、パワフルかつ動きも機敏な選手です。特に捕ってから全く無駄のないスローイングは特筆もの。この送球だけでも、一見の価値がある選手です。

(ディフェンス面)

ガッチリした体格で、如何にも頑強そうな捕手らしい体型。その割にフットワークなども良く、ワンバウンド処理などにも機敏に反応出来る、動作への移り変わりに光るものがあります。ただ捕手としての身のこなしなど、あまり捕手としてのセンス・インテリジェンスは、ちょっと観ただけでは感じられず、身体能力の高さに優れたタイプですが、捕手向きの資質があるかには、少し疑問が残りました。

ただその点は別にしても、捕ってから二塁までの塁間を1.75秒前後で到達し、それでいてしっかりランナーの滑り込んで来るところに返球出来る無駄のないスローイングは、超高校級だと言えそうです。このスローイングを、もしコンスタントに出来るのならば、全国でもトップ級の素材ではないのでしょうか。選抜では、再度詳しく考察してみたい選手でした。

(打撃内容)

前足をあらかじめ大きく引いた、右オープンスタンスです。ただその割に、あまり顔が正面を向いていないのは、かなり身体が固いと言うことなのでしょうか?ただ自分のリズムを刻みながら適度にリラックス出来ており、それほど構えに力みは感じられないのは良いことです。

「平均的な仕掛け」を採用するように、ある程度のパンチ力を兼ね備え、強い打球で抜けて行くのが持ち味の強打者です。足を上げて回し込むスタイルからも、打てるポイントは多そうなのですが、かなり巻き込み型のプルヒッターと言うスタイルが、打撃の幅を狭めているかもしれません。もう少し踏み込んだ足下を長くキープ出来ると、右方向への打球も増えそうです。

またトップを作るのが遅れる傾向にあり、その辺も一定レベル以上の投手のスピードに、立ち後れる可能性が高そうです。スイング軌道には大きなロスはなく、コンパクトに、それでいてフォローまでしっかり振り切れる選手です。ヘッドスピードも基準レベルを満たす力強さがありますが、打球が遠くに飛ぶと言うよりは、野手の間を強烈に抜けて行くタイプかと思います。仕掛けは平均的で、ある程度の対応力がありそうですが、かなり打てる球は限られているタイプではないかと思います。

(今後は)

捕手としてのセンスはあまり感じませんが、次の動作への移行の素晴らしさとスローイング能力には非常に光るものがあります。打撃も打てる球は限られていそうですが、パワフルで強烈なヘッドスピードを誇り、チームの3番を担うように、けして打力のない捕手ではありません。それだけに資質としては、全国級の捕手であり、選抜ではチェックを入れてみる価値は充分ありそうです。ドラフト候補云々かどうかは、選抜でのプレーぶりを観て判断したいと思います。一冬超えて、更に捕手らしくなっていることを期待してみたいと思います。

△又野 知弥(北海道・北照2年)投手 186/81 右/右

(どんな選手?)

力任せに上体に頼ったフォームながら、MAX141キロを記録する右腕として北海道では注目されてきた存在です。またタレント揃い北照打線でも4番を務めるなど、ポテンシャルの高さが自慢です。

(投球内容)

ノーワインドアップから下半身が使えずに、上体をブンと振って投げ込む強引な投球フォームです。球速は、135~MAX141キロぐらいで、それなりに球威も感じさせてくれます。変化球は、カーブ・スライダーを多く織り交ぜ投球を組み立てつつ、たまにフォークらしき縦の変化球も見受けられます。

フィールディング・クィックは平均レベルですが、牽制は悪くありません。制球は、かなり球にバラツキが目立ち、細かいコントロールは無さそうです。ただ真ん中近辺に甘く入る球は殆ど無く、外に外へと散る傾向が有り、打者としては的が絞りにくい荒れ球投手。

投球フォームは、「着地」「球持ち」「開き」「体重移動」など、すべてに大きな課題を抱えており、かなり修正が厳しい癖のあるフォームです。ただ強引ではあるのですが、腕を強く振れる点では好感が持てますし、投げ終わった後のバランスは大きく崩れることはありません。投手としてのインテリジェンス・身のこなしからセンスは全く感じないのですが、返って荒れ球で、打者としては厄介なタイプかもしれません。

(今後は)

打撃にもミートセンスや技術の高さは感じませんし、投球も前述の通りです。ただこの選手の持っている馬力と言いますか、肉体のパワーから来るポテンシャルの高さが、この時期の高校生としては投打に圧倒出来るものがあります。

課題は、投打において、このポテンシャルを活かす術が身につけられる器用さやセンスがあるのかと言う部分になります。しかし残念ながら、私には上のレベルでも修正が厳しく、このポテンシャルを生かし切れないで終わる可能性は極めて高いのではないかと思っております。

ただ技術には欠けますが、ポテンシャルの高い高校生は、それだけ才能でありますから、とりあえず一冬超えた選抜までは注目してみたいかなと思います。どのように才能を磨く努力を続けてこられたのか、また周りの首脳陣が導いてこられたのか、選抜でのプレーぶりに期待してみたいと思います。「強い身体」、それだけで非凡な才能です!

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年夏 熊本大会3!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年11月27日(金)21時26分37秒
返信・引用
  皆様今晩は。ようやく時間が出来たので、少しずつオフシーズンの更新を進めて参りたいと思います。まず今日は、熊本大会の続きから。

△富高 央崇(熊本・九州学院 2年)三塁 172/73 右/右

(どんな選手?)

気持ちを全面に出すプレーヤーとのことで、この夏は5番・三塁手として出場しておりました。よく言えばブレない、悪く言えば柔軟性に欠けるパワフルな打撃の強打者です。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.6秒強(左打者換算で4.3秒強に相当)ぐらいの脚力と言うことで、基準を下回る脚力の持ち主です。少なくても、上のレベルで足を売りにするタイプではないように思えます。

ただ三塁手としての守備力はまずまずで、地肩も基準レベルはあります。この一冬の間に、もっと精度を高めれば、高校生レベルでは上手いレベルの三塁手に育つのではないのでしょうか。現時点では、守備・走塁共に際だつものは、残念ながらありませんでした。

(打撃内容)

スクエアスタンスで構える選手なのですが、構えた時に自分のリズムで「揺らぎ」ようなことはなく、見るからに脆そう・粗そうな印象は構えから受けます。また両目でしっかり前を見据えられていないので、ボールを的確に追うことがし難い構えなのも気になりました。

「遅めの仕掛け」を採用し、ベース側にインステップして踏み込みます。足の上げ~踏み込みまでの時間は短いので、どうしても打てるポイントは限られそうです。それでも踏み込んで、更にその足がブレないように、打てるポイントの球は逃さず叩くタイプの打者かと思います。

タイミングは、投手の重心の沈みに合わせて、自分の腰も沈ませて合わせるシンクロを採用。ただバットを寝せて出すのに、ヘッドを下げないようにスイングするので、どうしても身体の横で切るようなスイング軌道になります。きっと高低の対応には脆いタイプだと思われます。

ヘッドスピードは、基準レベルはあり、やはり課題は柔軟な対応力に欠ける点でしょう。この辺を意識して、もう少しリラックスしたプレーに心がけたいですね。

(今後は)

ツボにはまれば、スタンドインのパンチ力も秘めた選手です。ただ対応力の低さを、この一年で如何に改善して行けるのか気になりますね。また打てる球を逃さない「鋭さ」を更に磨き、熊本を代表する強打者に育って欲しい選手であります。

△津田 拓司(熊本・九州学院3年)投手 右投げ

(どんな投手?)

MAX136キロを誇る右のスリークオーター右腕。キレのある速球を武器に、いわゆる「投球が出来る」ピッチャーだった。

(投球内容)

常時130~135キロぐらいのストレートに、カーブ・スライダー・シンカーを投げ込むオーソドックスなスリークオーター。打者の外角に球を集め、変化球を交えつつ、投球を組み立ててきます。牽制も上手く、クィックも1.0秒前後と超高速。フィールディングはあまり上手く感じませんでしたが、野球センスは悪くありませんでした。

(今後は)

凄み・将来性を感じるタイプではないのですが、ある程度投手としての形が出来ているので、大学などでは比較的速く頭角を現すかもしれません。今後もうワンランク・ツーランク球威・球速を増した上に、この投球が出来ると、かなり注目される存在になろうかと思います。09年度の熊本を代表する好投手の一人ではなかったのでしょうか。

○山下 翼(熊本・九州学院1年)中堅 173/62 右/両

(どんな選手?)

1年春からレギュラーを獲得する高い野球センスの持ち主で、夏の大会も核弾頭として俊足・巧打ぶりをアピールしていた選手でした。

(打撃内容)

一塁までの塁間を4.05秒弱で走り抜ける脚力は、上のレベルでも俊足レベル。その脚力を活かした中堅守備は、広い守便範囲を誇り、打球への反応・キャッチングなども基準レベル以上の内容。まだ一年生だと言うことを考えると、最終学年では更に走力・守備力でアピール出来る存在になりそうだ。

(打撃内容)

ほぼ左のスクエアスタンスで構える選手。自分のリズムで打席に立て、バランスの取れた構えが出来る選手です。しいて言えば、好打者の割に、両目で前を見据える姿勢がもう一つな点でしょうか。

イメージ的には、当てるのが上手い巧打者タイプに見えるのですが、仕掛けは「平均的」で中距離・ポイントタイプ。インステップに踏み込むなど、強く叩こうと言う意識が観られます。

早めにトップを作ることが出来、上からきっちり叩くロスのないスイング軌道には好感。低めの球を、上手く拾う上手さと粘りがあるバッティングにも、高いミートセンスを感じさせます。

(今後は)

まだまだ「ひ弱い」印象が強いのだが、走攻守まさに揃った高い野球センスは、2年後全国レベルの好打者として注目されるだけの素材かと思います。すべてに一定レベル以上のポテンシャルを秘めているので、後は本人が如何に貪欲に、プレーの向上を務めるかどうかで、将来像も大きく変わって来そうです。スケール型ではないですが、今後の成長が非常に楽しみな選手であり、ぜひ覚えておいて頂きたい選手の一人ではないのでしょうか。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 神宮大会の逸材4!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年11月27日(金)03時10分2秒
返信・引用 編集済
  皆様今晩は。秋の高校生の試合と言うのは、あんまり個人的に好きではないのですが、やはり今まで観たことのない選手達を観るのは、とても新鮮で楽しみな作業です。一冬超える前までの、彼等の姿から、その成長を見守ることが出来るのは、中々嬉しいことです。

そんな中、今回も神宮大会のレポートから、選抜に向けて楽しみな選手が結構おりました。

○鈴木 昇太(東京・帝京2年)投手 180/82 右/右

(どんな投手?)

帝京らしい肉付きの良い体格の投手で、甲子園も経験してきた実力派右腕です。独特のゆったりと足を引き上げるフォームから、意図してピッチングを組み立てることの出来る点は、この時期の高校生としては、レベルの高い総合力を兼ね備えた全国レベルの投手でした。

(投球内容)

ノーワインドアップながら、ゆったりと足を引き上げて行く独特の「間」を作りつつ、グラブをポンと叩いて投げ込むフォームです。球速は、135~MAX141キロ程度で、際だつものはなかったのですが、角度とそれなりに球威のある球を投げ込んで来ます。縦横二種類のスライダーでカウントを整えつつ、フォークボール・意図的に130キロ台前半のシュートボールも投げ込みます。ただ速球は、結構シュート回転して(これはナチュラルだと思う)、中に甘く入る傾向もあるようです。

あまり指先の感覚が良い投手ではないので、細かいコントロールはないのですが、アウトコースに球を集めつつ、右打者には胸元を突くなど両サイドの投げ分けは出来る選手です。右打者には、外角低めにスライダーを振らせ、左打者には縦のフォークで被りを誘う技術に優れます。意識的にボールを外したりして、球の出し入れが出来たりと、繊細さと言う程のものは感じませんが、ピッチングが出来る投手です。牽制もまずまず上手いですし、クィックも1.2~1.3秒ぐらいと平均レベル。すでにある程度、投手としての形は出来つつあるようです。

お尻は、一塁側に落とせる投手なので、将来的にも縦の変化を武器にして行けるタイプかと思います。ただグラブの抱えが甘かったり、足の甲の押しつけがつま先のみなので、元来高めに浮きやすい球を、無理に腕を縦に振って押し込もうとしている点は気になります。

投球動作も「開き」「球持ち」は平均的なのですが、「着地」までの粘りがなくあっさりしているのと「体重移動」が不十分なので、前にグッとボールに勢いが乗り移って行かない点が大いに気になります。そのため結構頭を使ってピッチングを意図的に作れているのに、ボールに何か訴えかけて来るものに欠けるのが残念です。

(今後は)

帝京の投手らしく身体はパンパンで、今後肉体的(球威・球速面)での伸びしろが、どの程度残っているのかは正直疑問です。2年秋の時点としては、かなりのレベルなのですが、これから何処まで伸びるのかは微妙です。ただセンバツぐらいまでは、もう少し球威・球速と言う観点でも伸びてくれるのではないかと期待しております。

頭の良い投手だとは思うのですが、それを活かす器用さがあまりないのが残念です。悪い投手ではないのですが、現時点ではあまり素材として面白みは感じません。それだけに、もう少しボールが自己主張してくるようだと、投球の出来る投手なので期待は持てます。現状は、有力大学・社会人タイプといった感じで、これだけの能力を持ちながら、不思議とドラフト候補と言う臭いが全然してこない選手でした。一冬超えた時に、あっと驚くような成長をして、私の期待を良い意味で裏切って欲しいと思います。

△大野 雅也(北海道・北照1年)遊撃 178/72 右/左

(どんな選手?)

軽快な遊撃守備を武器に、広い守備範囲を誇る守備は一年生離れした場慣れした感じを受けます。また打ってもチームの核弾頭を担うように、シャープなスイングがから鋭い打球を放てる選手でした。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.4秒前後と、左打者としては早くありません。ただチームの核弾頭を担っているように、実際にはもっと速い駆け抜けも出来るものと思われます。ただ現状は、極めて足が速くそれを売りにするような選手には見えませんでした。

売りは、打球への反応が素早く、広い守備範囲を誇る遊撃守備です。物凄くキャッチング・フットワークなどが良いとは思わないので、難しいバウンドなどに合わせる球際での強さはどうなのかな?と言う印象は受けます。それでも1年秋で、これだけの動きを魅せられれば上出来であり、地肩もまずまず強いなど、この一冬の成長次第では、上のレベルでも二遊間を担えるほどの選手に育つかもしれません。

(打撃内容)

前足を引いて構えるのですが、グリップを高めに添えた時に、肩に力が入りすぎて力みが感じられるのが気になります。また自分のリズムを刻めない選手なので、あまり対応力に高さ・非凡さは感じられません。もう少し身体の力を抜いて、柔らかく身体を使える準備を事前にしたいところです。

仕掛けは「早めの仕掛け」を採用しており、足を上げてから降ろすまでの「間」があるので、打てるポイントは多目で、バットに当てるのは下手ではありません。ただ先にあげたように余計な力が入っているせいなのか、バットの芯で射貫くセンスはもう一つです。

1年生にしては、すでにヘッドスピードも基準レベルに達するなど、結構シャープで鋭いスイングは出来ております。ただ左打者の割に、ベース側にインステップする上に、ステップも狭めなので、どうしても内角よりの球には、窮屈な印象を受けます。どちらかと言うと一番打者なのですが、ボールに上手く当てて対応しようと言うよりは、しっかり踏み込んで叩く、強打者タイプの打者を目指しているのかもしれません。

その打球もフライが多く、出来れば強く叩こうと言う意識は悪くありませんが、もう少しボールをゴロで抜けるような当たりが増えてくると良いなと思います。

(今後は)

北照打線の中では、中々光るものがあります。遊撃手としては観るべきものがありますし、打撃もけして悪くはありません。後は、もう少し走力でのアピールや、試合での絡みの点で、打撃でのアピール・試合での貢献度が増すことを期待したいと思います。まだ1年生と言うこともあり、期待半分、不安半分といった感じですが、現時点で目立つものはあるので、方向性さえ間違わなければ最終学年では、全国級の選手に育つかもしれませんね。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

神戸国際 岡本ですが

 投稿者:尼庵治  投稿日:2009年11月25日(水)18時06分10秒
返信・引用
  > No.9800[元記事へ]

蔵建て男さんへのお返事です。

神宮での岡本なのですが、大会直前に風邪を引いた影響で万全の体調ではなかったとのことで
本人も地元紙に、「ボールが抜けて高めに浮いてしまった」という様なコメントを出しております。

ちなみに県大会から神宮を通じての岡本ですが、県大会の疲労が残っていたのか
近畿大会決勝以外は、県大会時の調子と比較して、ほど遠い内容でした。
本来はあまりコントロールに苦しむタイプではないので、神宮での内容は
良くて6割程度の出来だったと見て良いかと思います。
球速も145km位は楽に出せていたようですし、その速球の切れとスライダーで打者を牛耳る
タイプだったと思いますが、県大会以降直球が切れない分、その姿がなりを潜めてしまった
感じがしました。

兵庫県大会時は、今年ロッテに指名された大谷(報徳)を思わせるような別格の安定感で
勝ち進んでいただけに、あの神宮での内容は意外でしたね。
 
    (蔵建て男) 岡本は、かなり本調子ではなかったんですね。選抜での投球益々楽しみになってきました。

今年の高校の部は、正直あまり評判が良くなかったので心配していたのですが、個人的には新鮮味もあり、結構面白い選手が多いかなと思って観ております。
 

2009年 神宮大会の逸材3!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年11月25日(水)02時58分38秒
返信・引用 編集済
  皆様今晩は。中々集中して更新出来る時間もないのですが、毎ペースで書き込んで行けたらと思います。今回も来春の選抜に向け、神宮大会で気になった選手を。

○岡本 健(兵庫・神戸国際大2年)投手 177/76 右/右

(どんな選手?)

中背でそれほど奥行きは感じられませんが、馬力のある投手です。ある程度投球が出来る完成度もあり、現時点での総合力は、全国レベルの力があります。雰囲気的には、同じ兵庫の逸材だった佐藤 翔太(東洋大姫路-東洋大1年)投手に、なんとなくだぶるものがあります。順調に一冬超えれば、選抜でも話題になる投手の一人ではないのでしょうか。この投手の最大の良さは、しっかり腕を振ることの出来るリリースにあるように思えます。

(投球内容)

バランスの取れたフォームから投げ込む投手で、球速は135~140キロ強の球速を誇ります。その球には、球威・勢いが感じられ、そういった球をコンスタントに投げ込める肉体にも馬力が感じられます。変化球は、スライダー・カットボール・縦スラ(フォーク)・チェンジアップ系の球もあり、かなり多彩な球種を持ち合わせているようです。そういった球種を使って、狙って内角を厳しく突いたり、確実に縦に落差のある球を投げ込んで空振りを誘うなど、すでに投球がある程度出来る完成度が、この投手にはあります。

1.1秒台後半~1.2秒台後半のクィックは平均的で、牽制なども平均的な技量はあります。打ってもパワフルな打撃をする選手ですが、こういった動作や打撃センスなどを観ていると、それほど野球センスが高いようには見えません。そのため投手らしい、きめ細やかな投球や、「間」を上手く使ったり、ハズしたりと言う駆け引きが上手いタイプ、投球センスが高いタイプとは、少々違うように思えます。

投球フォームを観ると、引き上げた足を空中でピンと伸ばすことなく一気に体重を落とす珍しいメカニズムを採用しております。そのためエネルギーは一気に放出される分、投球にタメなどの「間」作れない傾向にあります。また足の甲の抑えがつま先のみなので、上体が浮き、球が高めに上吊る傾向にあります。彼の最大の欠点は、どちらかと言うと空振りを誘うような質の速球ではない球が高めに甘く行き、その球を痛打される欠点があります。

やや早い着地・開きの投球フォームが、上手く上体が突っ込まない時は良いのですが、これがバランスを崩し始めると怖いですね。かなり身体への負担の大きなフォームをしているので、連投など疲れが貯まってきた時のフォームバランスの維持が一つ課題かと思います。

特筆すべき点は、リリースにあります。腕を強く振ることが出来、それでいてボールをしっかり前で離せる球持ちは特筆ものです。これで一冬超えて、上半身と下半身のバランスが取れてきた時に、一体どんな球を投げ込めるようになるのか、春までの成長がとても楽しみです。

(今後は)

それほど今後、上積みが多く期待出来る余力があるのかは微妙です。ただ身体自体は強いですし、腕もしっかり振れる選手なので、一冬超えた選抜ぐらいまでは、更にワンランク・ツーランク伸びてくる可能性は残されていると思います。選抜で常時140キロ前後~MAXで145キロを超えて来るようだと、ピッチングもそれなりに出来る選手なので、ドラフト候補として注目される存在になろうかと思います。縦の変化を狙って投げられるなどの特徴もあり、その点でも興味深いです。それほどスケール・センスは感じませんが、方向性を間違わなければ、高校卒業の時点で有力大学・社会人チームはたまたプロなどの選択肢をも期待出来るぐらいの可能性は、秘めているのではないのでしょうか。

○濱元 大希(愛媛・今橋西2年)遊撃 172/65 右/左

(どんな選手?)

小柄ではあるのですが、チームの核弾頭を担う三拍子バランスの取れたプレーヤーです。特に構えた時に、ビシッとフォームを決められる選手で、そこからは高い集中力と意識の高さを感じさせてくれる選手です。一見良くいる高校生の好打者かと思いきや、ピリリッと光るものがあるナイスガイです。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.1秒強ぐらいで走破する、中の上レベルの脚力です。ただプレー全体にはスピード感が感じられ、動作の1つ1つに高い集中力も感じられるなど、その走力以上に、盗塁を狙って奪える可能性を秘めた選手だと思います。

また遊撃手としても、打球への一歩目の勘の良さが目立ちます。それでいてボールを丁寧に扱うと言う意識もあり、現状キャッチング・スローイング・フットワーク共に際だつものはありませんが、将来的には上のレベルでも二遊間を担えるスピード感を秘めており、この冬の成長次第では、大きく資質を伸ばしてくる可能性があると踏んでおります。地肩も基準以上ですし、攻守に完成度は高くありませんが、大きく伸びる可能性を秘めております。この点では、選抜での成長ぶりに一つ注目したいポイントですね。

(打撃内容)

とにかくビシッと決めて構えられる選手で、意識と集中力の高さは特筆ものです。一度始動してからベース側につま先立ちしてからチョンと小さくステップする選手で、本格的な始動がリリース後と言うのが、上のレベル球速・キレを意識すると苦労しそうかなと言う大きな欠点はあるのですが、グリップをいち早くトップの位置に持ってきて、一気に無駄なく振り抜ける選手なので、意外に差し込まれることは少ないタイプかもしれません。

この「間」の時間が殆どないことからも、緩急への対応が課題となると思いますが、高めの甘い球は逃さず振り抜けるように、狙いを絞った球を射貫く能力には高いものがあります。

下半身も足下がブレずにスイング出来るので、打ち損じも少なそうですし、上半身もトップ~インパクトまでロスなく振り抜ける技術は高いです。またヘッドが下がることなく、コンパクトかつヘッドスピードもシャープで、長打は期待出来るタイプではないですが、的確に捉える・バットの芯で射貫く能力には高いものがあります。目線のブレ・身体の開き・軸足の粘りなどの体軸のブレ・狂いも極力抑えられているなど、打撃技術はかなり高い選手だと言えるでしょう。

(今後は)

現時点での走・守のレベルは際だつものはありませんが、この冬の取り組み次第では、かなり上手いレベルまで引き上げられるのではないかと期待しておりますし、その資質を強く感じさせます。

打撃も本格的な始動の遅い「仕掛け」には、少々将来的な不安は感じますが、高校生レベルならば、ある程度の投手まで対応して来るのではないかと思います。現に岡本健(神戸国際大附)レベルの全国級の投手の球にも、すでに立ち後れることなく甘い球をはじき返しておりましたので。

プレー1つ1つ・指先の先端まで意識が行くようなプレースタイルは、高校生としては滅多にお目にかかれない集中力です。過去にこういった選手は、西岡剛(大阪桐蔭-ロッテ)や田中賢介(東福岡-日ハム)などがおりを彼等を彷彿させるものがあります。ただ彼等よりも、肉体的なポテンシャルの面で劣る部分があるので、その辺を今後の成長で何処まで埋めることが出来るのか、今後の野球への取り組み方が非常に求められます。それによって大学タイプの好打者タイプなのか、プロをも意識出来るまでに成長するのか、選抜までの成長ぶりが大いに注目されます。彼の研ぎ澄まされたプレーの一つ一つを、ぜひ選抜では注目して頂きたい!

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

東北福祉大対函館大

 投稿者:kimi  投稿日:2009年11月23日(月)22時00分10秒
返信・引用
  蔵さんこんばんは

神宮大会から日が開いてしまいましたが、時間が出来ましたので第二球場の試合で気になった選手を中心にまとめました。福祉大と函館大の試合は8回途中まで観ましたがなかなかの好ゲームでした。今年は土曜から三日間神宮に行ってきましたが、秋田商以外は一通り観ることができました。


東北福祉大5-4函館大
函館大の佐藤将太朗は高校時代に中継で観ましたがあまり記憶がなく、まとまった好投手かなと思ってました。ややずんぐり体型で、ワインドアップから投げこみます。あまりキレのある球ではなく、球速は近くのスカウトのガンで81~84マイルくらいでした。
スライダー、カーブ、チェンジアップは確認できました。組み立ての基本となるスライダーは、手元で大きく曲がりますが、置きに来るような投げ方なので見極められていた感じでした。調子が悪かったのか、天候の影響もあったのかもしれませんが、ボール先行で球数が多く、2回以降はなんとか2点で抑えたという感じです。
函館大はスタメンに3,4年が2人だけで、主軸が1,2年でという若いチームでした。5番を打つ1年生の土屋(右/右 179/78 浦和学院)は不安定だった佐藤を上手くリードしましたし、大型ショートの4番長谷川(183/73 右/右 聖望学園)も3拍子そろった好選手でした。

福祉大先発の石山は春にリーグ戦で観たときよりも投球がまとまっていました。寒い中で140キロも何度か出ていましたし、斜めに切れ込むスライダーの精度が上がっていました。ただ福祉大が豪華投手陣なのでなかなか登板機会に恵まれないようなのが残念です。素材はいいのですが、下半身が硬いのか上体投げぽいのが気になりますし・・・。
この日は4回までは1安打投球だったのですが、5回に急に崩れました。緩い系の変化球をあまり投げないのでどうしても単調になってしまうのでしょうか。この試合でリリーフした森山、立正戦でリリーフした柳沢は制球が悪く、ボール先行の不安定な内容でした。福祉大の投手は4人投げましたが、中根が球速・キレ・制球ともに一番安定してました。


月曜に神宮第二で行われた高校の部2試合です。
第1試合では高岡商の守備力の高さが印象に残りました。相模は2番の臼田がよく振れていました。右中間へのツーベース、センター前ヒット、レフトへのホームランと広角に打ち分けていました。レギュラーでは貴重な右打者ですし、足もあるので面白い選手ですね。
第2試合では開星の糸原を期待して観たのですが、3打席とも早撃ちの凡打でした。エースの白根は130中盤くらいの伸びのある球を投げていましたが、急に制球が乱れることがありました。観戦は5回まででしたが、毎回三振を奪うなど球に力はありましたし、要所できまるインズバにはほとんど手が出ませんでした。

他気になった選手では、北照のキャッチャーの西田のスローイングが良かったです。8回に松本を刺した送球は見事でした。
今治西の二番手投手の林は球速130後半でしたが、なかなか伸びのある球を投げていました。三塁ランナーのときにホームスチールをしかけてきたり(セーフに見えたのですが・・)、敗戦濃厚の9回二死から同点打を放つなど、気持ちを前面に出すタイプの好選手でした。
大学生では、創価大の小川はかなり伸びたようです。6月に新人戦で観たときは高めの抜け球が多く、球速も130後半くらいでした。榎下との投手戦は見応えがありました。


地元勢についても少し触れます。
優勝した大垣日大は、地元紙で坂口監督が大したメンバーではないと言っていたように、まさか自分も優勝するとは思いませんでした。
県大会の準決勝で観たときは小尾、長岡、時本、高田、森田、安藤、後藤、小島、葛西という葛西以外は全く違う並び(ポジションは同じ)でした。サードでノックを受けていた1年生の八杉(右/右 183/100)という選手が気になりましたが出番はありませんでした。
嘉手納戦は、序盤はエース池本のカーブを打ちあぐねていましたが、3巡目になると各打者ともしっかりミートし、臭いコースに手を出さなくなっていました。特に上位4人はよく振れていました。
葛西は制球がよくなく、スライダーで右打者の内角を突く場面が少なかったように見えました。決勝の中継を少し観たのですが、阿智羅はまだまだ制球が不安定で危なっかしいですね。よく抑えたと思います。
神宮大会優勝校はセンバツではすぐに負けてしまうジンクスがありますが、課題ははっきりしているので冬の間の成長を期待したいです。
東海の枠が1つ増えましたが、おそらく地域性で三重高かなと思います。好投手加藤のいる中京が選ばれると嬉しいのですが・・・。

愛知学院は今年も初戦負けでした。愛知・東海勢は2005年に愛知学院が準決勝まで進んだのを最後に勝てなくなりました。去年までは神宮大会を意識して秋のリーグ戦は指名打者無しで行っていましたが今年は指名打者制を採用と、一貫性が無いのが気になります。
やはり打てないことが大きいですね。チャンスが無かったわけではないのですが、少ないチャンスを活かした明治と活かせなかった愛学との差が出た試合でした。
ただエースの小川が不在で入替戦の可能性もある状況から、よく代表決定戦まで勝ち進んできたと思います。長くチームを支えてきた大野と前田が引退しますが、安井や田中といった下級生も育ってきましたし、来年も楽しみなチームになりそうです。


昨日は浦和で市民大会を観てきました。浦学の南は内容の悪かった関東大会の頃よりも球の威力・伸びが良かったです。まあ相手関係やプレッシャーがかからない大会というのも大きいですが、2メートル近い長身から威力のあるストレートが低めに決まるとなかなか手が出ないですね。抜け球も多かったのですが、何球か140を超える球がありました。
これが今年最後の観戦になるかもしれませんが、時間の都合つけば高校の練習試合を観に行く予定です。
 
    (蔵建て男) 福祉大には、来年の候補にあがる阿部内野手などもおりますね。大学の部は、春・秋に観たことのあるチームが多く、あまり正直新鮮味のない中、愛知学院大が今年どんなチームなのか気になります。

この後取り上げますが、西田(北照)のスローイングタイムは、かなり破格のものがありました。ああいったスローイングを安定して出来るようだと、面白い存在にはなりそうです。
 

09年 神宮大会2

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年11月23日(月)20時50分37秒
返信・引用 編集済
  ええ~、神宮大会の模様などは早めに終えて、出来れば全国の逸材に集中したいかなと言う思いが強いです。ただ選抜での一冬超えた成長具合も見たいので、めぼしい選手に関しては、しっかりチェックしておきたいところです。

△石岡 諒太(兵庫・神戸国際大附2年)一塁 184/76 左/左

(どんな選手?)

大型ですが、カーブを上手く貯めて打ったりする柔らかい打撃と、思いっきりの良いフルスイングも出来る選手です。打撃では中々面白いものを持っているので、チェックを入れてみました。

(守備・走塁面)

大型ですが、一塁の打球処理などを観ていると、結構動きが良いですし、ボールを丁寧に扱う点は好感が持てます。大型故の緩慢さはあまり感じられず、外野なども担える身体能力はあるのかなと思います。ただ地肩などはよくわからないですし、上背も大きい左投げ選手なので、一塁が適任なのでしょう。ただ長打力がさほどあるタイプではないので、将来的に一塁を任せられるかは微妙です。

一塁までの塁間を4.15秒前後で走り抜けるなど、左打者のプロの基準である4.2秒を上回る走力がある選手です。けして足を売りにする程ではありませんが、動けない選手ではありません。一塁と言うポジション柄、アピール度には欠けますが、これに地肩があるようだと、将来的に左翼あたりへの可能性も広がります。

(打撃内容)

少々腰高の構えは気になりますが、比較的リラックスして構えているところには好感が持てます。ちょっと「早すぎる仕掛け」なんで、投球フォームでタイミングを狂わされる可能性はあるのですが、バットに当てるのは上手い選手です。ただ当てるのは上手いのですが、芯で捉えるミートセンスに欠けるようで、その辺で微妙に打ち損じている部分が多く、木製バットでは誤魔化しが効かないかなと思えます。

その最大の要因は、足を大きくあげて降ろす動作の際に、上下の目線がブレ過ぎている点。これによりミートポイントが微妙にズレる要因を作り出しているように思えます。ただ踏み込みをするタイミングを空中で計る高度な技術もありますし、踏み込んだ足下もブレないので、足の上下運動を小さくすることで、今のスタイルを維持出来れば、もう少し的確に射抜けるのではないかと考えます。

ただ当てるのが上手いだけでなく、内角の球には豪快に振り抜く思いっきりの良さも兼ね備えます。その辺が、この選手の魅力であるように思えます。まだ線の細さから、スイング自体の「強さ」に物足りない部分はありますが、一冬超えてどのぐらい逞しさを増しているのか注目したいです。

(今後は)

素材としては「柔らかさ」を活かした柔軟な打撃が、最大の魅力です。またカベをギリギリまで我慢して崩さない、粘りのある打撃が出来るのも良いです。その反面、線の細さから来る芯の弱さがあり、また「怖さ」に欠ける部分があるのが、今後の課題であるように思えます。打つことに関しては、かなり良いものを持っているので、一冬超えて課題の改善と逞しさが出てくると、面白い存在ではないのでしょうか。

○林 正也(愛媛・今治西1年)投手 175/65 右/左

(どんな選手?)

まだ一年生だけに、上背・肉付きなどには物足りないものは感じますが、手足の長い投手体型ですし、上体を鋭く振れる点には好感が持てます。何より気持ちの強さが、この投手の最大の魅力ではないのでしょうか。

(投球内容)

ワインドアップで、ゆったり振りかぶって来る本格派です。まだ身体が出来ていないので、球威には欠けますが、腕がしっかり振れるので、手元まで球がキレるのが良いところです。球速は、130~138キロ程度ですが、打者にはもっと速く感じられるのではないのでしょうか。

腕がしっかり振れるのに、カーブがしっかり緩まず投げられるところが良いです。曲がりながら落ちるスライダーの時に、少々わかってしまう部分はありますが、充分に修正出来るレベルだと思います。他にもカットボール気味の球もあるようですが、現状はスライダー系投手です。ただフォームのメカニズム的には、将来的に縦系の球種を修得出来る可能性を感じます。

一年生としては、外角にしっかり集められますし、ピンチでも全く動じないで、自分の能力を出せところが素晴らしいです。特に1-0で負けていた最終回・最後の打者。ツーストライクまで追い込まれても、散々粘った末に同点となるライトオーバーのスリーベースを放ち勝利の原動力になりました。ピッチングのみならず、バッティングからも、精神的に追い込まれても自分の能力を発揮出来る勝負強さ・気持ちの強さがプレーに滲み出てくる選手です。

ただ全身を使って投げ込む力投派で、グラブの抱え込みが出来ないですし、腕を思いっきり角度をつけて投げ込み、あとはボールに訊いてくれ!といった感じのフォームです。躍動感はあって良いのですが、これでは「開き」も「球持ち」などにも課題を抱え、故障するか技術的に上で通用しないままで終わる可能性があります。今後は、その辺の部分も踏み込んで、野球を深く追求して欲しいと思います。

(今後は)

中背ですが、背筋・お尻の盛り上がりなどは、一年生にしては発達しております。それだからこそ、あれだけ全身を鋭く振ることが可能なのだと思います。ただその分、すでにかなりキャパは出し切っている部分もあり、今後どの程度球速を伸ばす余地が残されているかは微妙かもしれません。

一冬超えて、体つきが一回りも二回りも成長することを期待しますし、技術的にも少し勢いだけではない部分にも、そろそろ意識して行って欲しいかなと思います。「ハート」と言う部分では、本当に素晴らしいものを持っているので、この部分は萎縮することなく技術と身体の成長を期待したいですね。方向性を間違わなければ、最終学年では四国を代表する投手として、注目される存在になれると思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 神宮大会の逸材1!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年11月23日(月)18時37分21秒
返信・引用
  皆様今晩は。先日書き込んだ神宮大会の逸材1なのですが、寝ぼけ眼で試合を観戦したものを、そのまま寸評してしまいました。さすがに、これから2010年度の選手達を取り上げて行く最初の時点での観戦としては、これはまずいだろうと言うことで、再度取り上げる選手は同じなのですが、寸評し直すことに致します。あんまり目新しはないと思いますが、ご了承くださいませ。

△鍋田 浩成(富山・高岡商2年)投手 172/69 右/右

(どんな選手?)

小柄で、あまり手足の長い投手体型の投手ではないのですが、この時期の投手としては適度に球速・まとまりのある投手です。一応リストに名前があがっていたので、取り上げてみました。

(投球内容)

球速は、コンスタントに135キロ前後の球速を記録して来ます。ただ実際には、まだミットに突き刺さる時にスポッと来る感じで、手元までの勢い・球威に欠ける球質で、一冬超えてどの程度変わって来るのか注目したいです。

変化球は、カーブ・スライダー・縦スラ?などがあります。スライダーは、曲がりながら落ちる変化に加え、縦の変化は結構落差があり、これが確実に自分のものになって来ると面白いと思います。試合をまとめるセンス・マウンド度胸などはあるようで、高校生レベルならば、そこそこ抑えられる能力があります。

気になるのは、腕を無理に上から振ろうと言う意識があり、それが腕の回旋のスムーズさを欠く要因になっているようです。また足の甲の押しつけが出来ていないので、身体を思いっきり振るとボールの抑えが出来ないかもしれません。

全体的にバランスは取れ、体重移動などにも破綻がないように見えますが、「開き」と「球持ち」に課題を抱えている点も、これから先、投手として考えてみた場合には、少々将来性に不安を感じます。

(今後は)

投球のメカニズム・投球技術には、まだまだ多くの課題を抱えております。それを適度な野球センスと気持ちの強さで補っている部分があり、現状では高校レベルまでの投手かなと言う印象は否めません。

ただすでに、投手としての形はある程度出来ている投手ですし、縦の変化が使えるのは魅力です。名門の選手なので、肉体的上積みがどの程度残されているかは疑問ですが、春までにはワンランク上の成長は見込めそうです。球質の向上・実戦的なフォームなど課題も多いのですが、腕の角度を、もう少し自然体にすることから、取り組んでみたらどうでしょうか?

○柴田 匡(秋田・秋田商1年)投手 182/71 右/右

(どんな選手?)

まだ線は細いのですが、スラッとした投手体型と柔らかい腕の振り、それにスッと軸足一本で立った時の姿に、投手としての筋の良さを感じさせます。非常に、素材としては可能性を秘めた選手だと思います。

(投球内容)

柔らかい腕の振りから伸びてくる速球は、常時125~130キロ強ぐらい。その球筋を観ていると、高い可能性を感じさせます。変化球は、115キロ前後のスライダーとのコンビネーション。 まだその投球は、ただ投げているだけと言う感じで、打者との駆け引き云々といったものではありません。

しかしながら、牽制も鋭いですし、クィックも1.15秒前後と基準以上など、根本的な野球センスがないわけではないと思います。まずは、もう少し場数を踏んで、ある種の自信を掴んで余裕を持った投球が求められます。

実際1年生と言うこともあり、圧倒的に筋力が不足しております。ただお尻もフワッと一塁側に落とせるので、将来的に緩急の聴いたカーブや縦の変化の修得も期待出来るタイプだと評価しますし、それだけの腕の振り・身のこなしの柔らかさも感じます。

どうしても技術的には、筋力の不足から着地までの粘りがなくあっさりしているので、身体の開きも自然と早くなっております。ただ腕のしなりから繰り出す球持ちも良いですし、体重移動も、もっと下半身が使えて来ると効率良く投げられそうな下地があります。

(今後は)

まだ投手としての形が出来ていない投手なので、今後どう化けるか・どんな色づきをして来るかは想像し難い部分はあります。身のこなしの柔らかさからは天性の素材の良さを感じさせる一方、身体の芯の強さ・投球やフォームから「怖さや嫌らしさ」と言う実戦面を司る部分にも課題があり、このまま素材型で終わる可能性も充分秘めていると思います。

ただ名門の選手ですから、その辺はぬかりなく育成されると思います。後は、本人が何処まで深く野球に対し考え、更に上手くなりたいと欲するのか、その辺のハートの部分が大きいそうです。その辺の意識次第では、最終学年でプロをも意識出来る素材にもなれるでしょうし、逆にこのまま伸び悩んで高校レベルで終わりの投手にもなるかもしれません。ぜひ可能性のある選手ですから、この冬を、今を一つ一つ大事にして長い冬を乗り越えて行って欲しいと願います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

09年 熊本大会2!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年11月23日(月)09時30分4秒
返信・引用
  皆様おはようございます。今朝は、熊本大会の逸材2から行って行きたいと思います。

△浦田 裕也(熊本・九州学院3年)二塁 173/76 右/左

(どんな選手?)

快足を活かした広い守備範囲が自慢の二塁手とのことですが、チームでも3番を担うなど、攻守の中心的な選手でした。

(守備・走塁面)

ただ試合では、その快足の正確なタイムは計測出来ず。実際試合を観ている限り、そこまで際だつ走力なのかな?と言う印象はありました。また二塁手としても、キャッチング・フットワークなども平均的で、地肩などもあまり強いようには見えませんでした。正直よくわからない部分も多かったので、別の試合でもう少し詳しく観られる機会があればなと思います。

(打撃内容)

スクエアスタンスで構えるのですが、腰を深く屈めて構える選手です。自分のリズムで打席に立てるのは良いのですが、少々バットが下から出るスイング軌道が気になります。

足を引き上げベース側にしっかりインステップして来る選手なのですが、私の観た試合では内角を厳しく突かれ苦しんでおりました。踏み込んだ足下は、インパクトの際にブレないなど、外の球を強く叩く強打者タイプのスイングです。

(今後は)

守備・走力のレベルを高めつつ、打撃の粗さを解消して欲しいですね。今のままだと、大学レベルでは相当苦労しそうなので、打撃レベルの向上に励んで欲しいと思います。

○井 翔平(熊本・九州学院2年)右翼 右/左

(どんな選手?)

2年生ながら、名門・九州学院の4番を務める強打者です。鋭いヘッドスピードに、上手さと強さを兼ね備えた強打は、来年に向けて楽しみな選手でした。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.4秒強ぐらいと左打者としては遅いです。そのため、足を売りにするタイプではなさそうです。また右翼手としては、よくわかりませんでした。ただどうも、守備・走力を売りにするタイプには見えません。

(打撃内容)

腰をしっかり据え、身体を動かさないでビシッと構えるタイプです。足のあげている時間は短いのですが、足下がブレないでスイング出来る選手で、狙った球を逃さない「鋭さ」が自慢です。

高めの甘い球をはじき返したかと思えば、低めの難しい球にも膝を上手く使ってついてゆける対応力があります。ヘッドスピードも基準以上で鋭いですし、非常に楽しみな強打者です。

(今後は)

守備・走塁面でのアピールが薄いことが気になりますが、上手さと強さを併せ持った強打は、来年の熊本を代表する左の強打者となりそうです。ぜひ覚えておいてもらいたい強打者の一人でした。

△前田 潤也(熊本・九州学院3年)左翼 174/75 右/右

(どんな選手?)

旧チームから主軸をはってきた実績の持ち主でしたが、この夏の大会では6番・左翼手として出場しておりました。下位打線でしたが、破壊力のある打撃が自慢です。

(守備・走塁面)

残念ながら、この試合では一塁までの正確なタイムは計測出来ず。ただ試合を観る限り、それほど足を売りにするタイプには見えませんでした。また左翼手としては、打球の追い方・そのキャッチングを見る限り、それほど上手い外野手ではなさそうです。守備・走力でのアピールにやや欠けるタイプかと思います。

(打撃内容)

スクエアスタンスで構え、全身からだを揺らいで構えます。足を引き上げ、ベース側にしっかり踏み込み、インパクトの際にもブレないでスイング出来るところには好感が持てます。

ヘッドスピードも基準レベルあり、スイングのメカニズムは悪くありません。外角の球も、しっかり叩けるのが魅力です。

(今後は)

打撃は悪くありませんが、守備・走塁でのアピールが薄いために、何処まで重宝されるのかは微妙かと思います。今後は、守備・走塁を破綻のレベルまで引き上げ、自慢の打撃を磨いて欲しいと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

早稲田・斎藤

 投稿者:つくつく  投稿日:2009年11月22日(日)14時42分24秒
返信・引用
  テレビで先発しているのを見ましたが、少しがっかりでした。

どうも体重移動が良くないので理由を探りましたが、
軸足に体重を乗せるときに、重心が下がりすぎているのではないでしょうか。
そのため外国人のように軸足の屈伸を利用する移動になっています。
それも前ではなく上に移動する感じなので、体重が前に乗らず、
腰から上の回転だけで投げているような不自然さがありました。
そして、それが原因なのか左足がリリース時に突っ張ってしまっています。

ここ二年間の投球を全然見ていないので良くわからないのですが、
最近もこのような投球なのでしょうか? だとしたらすごく心配です。
 
    (蔵建て男) 着地を中心に課題があり、前足が突っ張って体重移動が上手く出来ていない印象があります。

この日に関しては、速球の球威・球速は普段以上でしたが、彼の持ち味である細かい制球力・試合をまとめるセンスが、今年になりかなり粗くなった印象です。フォームのバランスを、如何に改善して行けるのか気になりますね。
 

09年夏 熊本大会1

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年11月22日(日)07時39分8秒
返信・引用
  皆様おはようございます。今日で、アマチュア野球最後の全国大会・社会人日本選手権が終わりをつげ、本格的なオフシーズンに入ります。私もすでにオフシーズンに突入して、これからは、ページの更新やビデオ観戦中心の日々にあります。そこで今回は、沖縄・鹿児島とすでに終えている全国の逸材シリーズ・今回は、熊本を先に取り上げて行きたいと考えております。

△楠本 健次(熊本・熊本国府 3年)投手 170/66 右/右

(どんな選手?)

それほど小さくは見えないのですが、MAX142キロを誇る速球が武器の本格派投手。

(投球内容)

少しもっさりした感じの選手で、常時135キロ前後ぐらいの速球には、確かに球威と勢いは感じられるものの、まだまだキレに欠けるタイプの速球を投げ込みます。変化球は、腕が緩むドロンとしたカーブ・曲がりながら落ちるスライダー・縦に切り込むフォークなど、一通りの球種があります。

牽制には鋭さがなく緩い牽制も多く、フィールディングも動作・スローイング共にイマイチ。ただクィックに関しては、1.0秒前後で出来る高速クィックの持ち主です。両サイドに球を散らす制球力はあるのですが、開きが早いのか?甘くない球を痛打されるケースが目立ち、マウンド捌き・リズム感などの投球センスは、あまり感じられません。

(今後は)

もう少し本格的な指導を受けると、球質など向上し、大学などでも活躍出来る投手に育つかもしれません。もう少し動作一つ一つに「キレ」・「テンポ」などを意識して、リズム感・スピード感のあるプレーを期待したいと思います。

△岩本 涼(熊本・熊本国府 1年)一塁 右/右

(どんな選手?)

すでに一年夏から、チームの4番を任されていたパワフル強打者。甘い球を逃さない鋭さ・集中力と思いっきりの良さが、この選手の最大の持ち味。

(プレースタイル)

一塁手と言うことで、守備・走塁面に関しては、正直よくわかりませんでした。秋の新チームでは、マウンドに上がることもあるようで、地肩はそれなりのものがあるのだと思います。身体全体に力があることが、この選手の魅力です。

(打撃内容)

少しクローズ気味に構え、自然体に構えられているのが良いです。足を上げて、真っ直ぐ踏み込んできますが、インパクトの際に足下がブレてしまうので、巻き込む打球には向いておりますが、高めの甘い球じゃないと、外角の捌きは厳しそうです。すでに一年生にして、基準以上のヘッドスピードの速さと力強いスイングが出来ますが、まだまだ脆い印象は否めません。

(今後は)

2年生になる来年は、熊本を代表する強打者になる存在だと思います。また今後の成長次第では、3年生になる頃は全国レベルの強打者に育つ可能性も秘めております。ただ技術的には、かなり粗いものがありますので、何処まで上のレベルを意識した、しっかりした技術を身につけつつ、思いっきりの良さを損なわないで育つのか注目したい選手です。

△窪田 恭平(熊本・国府3年)捕手 181/80 右/右

(どんな選手?)

09年度において、熊本を代表する大型捕手として注目された選手です。チームの5番を担う強打も兼ね備えます。

(ディフェンス面)

グラブを構えてからは、地面に落とすことなく捕球してきます。大型ですが、フットワークは悪くありませんし、ワンバウンド処理などに関しては、それなりに反応してきます。ただ低めの球に対し、上から被せるように捕球したり、キャッチング一つ一つは、それほど上手いように思えません。そのプレースタイルからも、リードセンス・捕手センスなどをそれほど感じさせてくれる選手ではありませんでした。また正確なタイムは計測出来ませんでしたが、地肩も送球を観ている限り、それほど強いとの印象は受けませんでした。ディフェンス面に関しては、かなり上のレベルで鍛える必要がありそうです。

(打撃内容)

スクエアスタンスで構え、ほとんど揺らぐことなく構えます。そのため打撃では、脆さ・粗さみたいなものを感じさせる選手です。足もつま先をチョンと小さくステップするだけの踏み込みなので、かなり立ち後れる可能性と打てるポイントは限られていそうです。

また真っ直ぐ踏み込んだ足下が、インパクトの際にブレる傾向があり、外角への捌きにも課題が残ります。パワフルなスイングをする選手で、ヘッドスピード・強さは、基準レベル満たしておりますが、対応力・技術に改善の余地がありそうです。

(今後は)

攻守に、まだまだ課題の多い素材です。そのため上のレベルでは、かなり苦労することが予想されますが、ポテンシャルは秘めた素材だと思うので、その辺が期待かなと思います。少し長い目で見守ってみたい選手ですが、目の色を変えて取り組んで行かないと、ここまでの選手で終わってしまいそうです。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

岩手球児の進路

 投稿者:まさ  投稿日:2009年11月21日(土)23時51分43秒
返信・引用
  過去最高と言えるほどの好選手が集まった今年の岩手の高校3年生、
菊池君と伊東君、そして岩手出身の下沖君がドラフトで指名され、
その他の好選手も大学や社会人への合格(内定)を決めているようです。

例えば、花巻東の猿川・柏葉・千葉・佐藤君、盛岡大附の熊谷君が
東都や首都の某強豪校の進学が決まったとの噂もあり、1年先輩の
日本大の中井君が秋から4番打者として試合に出るようになり、
青学大の新沼君が投手としてベンチ入りしているので、
岩手の野球ファンとすれば、東都・首都リーグからも目が離せなく
なってきそうです。


蔵さんが「その成長が、すげえ楽しみ」と評された一関学院の菊地翔太君は、
監督(国士舘の同期)つながりでJR九州に内定したようですね。
報道されている記事によると、夏休みにJR九州の練習に参加してきたとか。

高校のときは怪我に相次いで見舞われて、能力を発揮し切れなかっただけに
社会人でみっちりと鍛え上げられてプロへの道を切り開いて欲しいです。
プロを狙える可能性がある子なだけに、菊地君の現時点での蔵さんの見解
(寸評)も見てみたいなあと思うのですが、、勝手な事書いてすいません・・・
 
    (蔵建て男) 元々岩手大会を観ていると、個々のポテンシャルはかなり高いものがあったと思います。ただそれがチーム・組織となると、全国の舞台で発揮出来ない弱さがありました。その辺は、秋田にも似た傾向を感じます。

しかし今年の花巻東の活躍で、全国に通用するチームが出てきました。こういった野球をしていれば、全国でも勝てると言う良い目標になるのではないのでしょうか。今後もどんどん岩手の球児が、全国・大学・社会人・プロなどで、活躍されることを大いに期待しております。
菊地投手に関しても、時間を見つけて取り上げることが出来たらと思います。
 

2009年 神宮大会の逸材1!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年11月21日(土)20時18分50秒
返信・引用
  皆様今晩は。ここのところ、全くこの掲示板の書き込みが出来ませんでしたが、来年に向けて、徐々にこの掲示板を使って選手達をご紹介出来たらと思います。まず今回は、来年の選抜に向け、神宮大会の逸材について考えて行きたいと思います。

△鍋田 浩成(富山・高岡商2年)投手 172/69 右/右

(どんな選手?)

 
この時期の2年生としては、適度にまとまっていて、力のある球を投げ込む投手です。小柄ですが、コンスタントに130キロ台を記録する球があり、縦に割れる球があるのも魅力です。

(投球内容)

 
球速は、コンスタントに135キロ前後の球速を記録して来ます。ただ実際には、まだミットに突き刺さる時に、スポッと来る感じで、手元までの勢い・球威に欠ける球質で、一冬超えてどの程度変わって来るのか注目したいです。 変化球は、カーブ・スライダー・縦スラ?などがあります。スライダーは、曲がりながら落ちる変化に加え、縦の変化は結構落差があり、これが確実に自分のものになって来ると面白いと思います。

(今後は)

 
現状は、この時期としては、適度に制球・変化球・球速のある投手として注目すべきものがありますが、一冬超えた成長がないと苦しいと思います。ただ名門所属の選手なので、その辺は、それほど心配しておりません。 高校即プロのようなスケール型ではありませんが、今後の成長次第では、北信越を代表する投手への可能性は秘めていると思います。特に縦の変化には可能性を感じますので、速球の質の向上と共に磨けば、大学などでの活躍も期待出来る選手への成長も期待出来るのではないのでしょうか。

○柴田 匡(秋田・秋田商1年)投手 182/71 右/右

(どんな選手?)

 
まだ線は細いのですが、スラッとした投手体型と柔らかい腕の振りに、高い将来性を感じさせる楽しみな投手です。順調に育って行けば、最終学年では東北を代表する素材として、ドラフト候補に浮上してくることが期待されます。

(投球内容)

 
柔らかい腕の振りから伸びてくる速球は、常時125~130キロ強ぐらい。その球筋を観ていると、高い可能性を感じさせます。変化球は、115キロ前後のスライダーとのコンビネーション。 まだその投球は、ただ投げているだけと言う感じで、打者との駆け引き云々といったものではありません。しかしながら、牽制も鋭いですし、クィックも1.15秒前後と基準以上など、根本的な野球センスがないわけではないと思います。まずは、もう少し場数を踏んで、ある種の自信を掴んで余裕を持った投球が求められます。

(今後は)

 今は、その才能を信じ、地道な努力を続けて欲しいですね。身体の芯を強くして、確実に資質を伸ばして行ければ、将来的にはコンスタントに140キロ台を投げ込めるような素晴らしい本格派に育つと思います。大きな期待を抱きながら、少し長い目で見守ってみたい大器だと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

日本選手権

 投稿者:M&T  投稿日:2009年11月15日(日)23時16分6秒
返信・引用
  本日も観戦して参りました。
日曜日、しかも地元のNTT西日本のゲームとあってか、かなりのお客さんが入ってました。

第1試合 三菱重工神戸VS鷺宮製作所
※三菱重工神戸の木林投手がノーヒットノーラン達成!

<三菱重工神戸>
・津野裕貴 内野手 22歳 右投左打
都市対抗予選で打率.423。今日も右へ左へ打ちまくってました。
相手はベテラン左腕の岡崎だったのですが、対左でも苦にしないようです。
来年、即戦力の内野手が欲しいチームには3、4順目あたりでぜひともオススメしたい選手です。

第2試合 NTT西日本VSJR九州
<NTT西日本>
・吉元一彦 投手 22歳 右投
球速帯は133~137キロ台。140キロもありませんでした。
いい感じにまとまっていると言うタイプで、投球にもう少しボリュームが欲しいところです。
大観衆に慣れてなくて緊張したのか、立ち上がりにかなり打ち込まれました。
前評判では来年の上位候補と言うことですが、今日見た感想は「?」と言うところです。

<JR九州>
・濱野雅慎 投手 24歳 右投
6回から米藤をリリーフして後続を完璧に抑えました。
横手と下手の中間のような位置からのフォームで、140~144キロをビシバシと決めます!
この手の球の軌道は滅多にないので、プロでも重宝される事でしょう。
ただ変化球はもうちょっと精度が必要か。できればシンカー系の球が欲しいところです。
あと通常時がかなりゆったりとタメて投げるフォームなので、
走者が出てクイックになった時に球速や軌道は変わってないのですが、どうしても差が出て別モノのピッチングになっている様に見えてしまうのが気になりました。
出来れば通常時からクイックで投げた方が良いのでは、と思ったのですがいかがなものでしょうか。

第3試合 ヤマハVS富士重工
<富士重工>
・畠山 太 投手 26歳 左投
175cm73㌔と上背、体の線ともちょっと無いのですが、135~142キロの球をドンドン放り込み、制球力、投球術ともかなり良く見えました。
正直、ここまで力のある投手だとは思いませんでした。
来年27歳と年齢的にもキツいかも知れませんが、まさに摂津の左版として即戦力の中継ぎでどこか指名して欲しいです。

<ヤマハ>
・岡本洋介 投手 24歳 右投(西武6位指名)
球速的には140キロ前後でコントロールも良く、7回無失点と好成績。
「これでなぜ6位指名?」と最初は思ってたのですが、よくよく見ると何となくですがその理由が分かってきました。

①球速が141キロ止まりでフォームも素直すぎる。一番慣れられやすいタイプ。
 現に今日も打順3順目ぐらいから打ち込まれ始めました。
 せめて常時145、6キロ出せて、タイミングの合わせづらい工夫をすればもっと良いのですが。
②通常時とセット時で投球リズムが若干違う。セットの方がちょっと落ち着きが無い。

そしてコレが決定的。
③ストレートと変化球の見分けがつく。変化球の時は若干モーションが早い。
私は技術面では素人ですが見つけてしまいました・・・。

プロ入りしてこれらの点を改善しないと結構厳しいかも知れません。
 
    (蔵建て男) 岡本に関しては、指名拒否なんて話しも出ておりますね。元々先発と言うよりは、勢いで押す傾向が強いリリーフ型だったので、どうしても先発すると脆さが出てしまう傾向にあるようです。

いずれにしても、即プロで活躍するには、いろいろ改善しないと行けない部分も多そうです。
 

ヤマハ 高橋孝典選手

 投稿者:のりメール  投稿日:2009年11月15日(日)15時07分27秒
返信・引用
  ヤマハの高橋孝典選手ですが、中京大中京、立命大、ヤマハとそれぞれプロ注目選手に挙がった選手でしたが、今はもうプロ注目の選手ではなくなったのでしょうか?力強いバッティング、強肩俊足の守備、走塁とどれも良いかと思いますが、もう年齢的に難しいのでしょうか?  
    (蔵建て男) 以前ほど注目されなくなって来ておりますね。やはり社会人野手が、プロに入ろうと思うと、かなり図抜けた実績が求められます。またプラスα守備や走力などもプロで売りに出来るモノが欲しいですね。

その辺のアピールが出来れば、最近は高齢での指名も増えておりますので、それほど年齢的なモノは気にしなくて良いと思います。
 

日本選手権

 投稿者:M&T  投稿日:2009年11月12日(木)23時12分55秒
返信・引用
  今日は文化の日に休日出勤した代休がやっと取れたので、予定外ではありましたが京セラドームの日本選手権を観戦に行きました。

第3試合 東芝VS大阪ガス
東芝の新垣隼人と大阪ガスの岩見優輝両投手の投げ合いは圧巻でした!
新垣は初回から142~147キロ、MAXで149キロをマーク!制球力、変化球のキレともすばらしかったです。しかも走者を出しても大崩れしい精神力もスゴい。(岩見もでしたが。)

私自身、野間口(巨人)、岸田、平野(オリックス)らのアマチュア時代も見てますが、今日のピッチングを見る限りでは彼らと同等、もしくはそれよりも上と見ています。
スカウトが今日の試合ちゃんと見ていれば斎藤世代を差し置いての1位評価もアリだと思います。

対する岩見も135~142キロの球速帯で、低目への制球、精神面も文句ナシです。
ただ欲を言えばもう少し三振を取れる変化球が欲しいですね。
今日はほとんどストレート押しだったので・・・。

大阪ガスはいつもなら田辺、田中洋平、牧野、投手に坂本、山田といったおなじみの面々がスタメンに名を連ねるのですが、今日は24歳の藤本、23歳の藤原&山地、そして20の岡田と若手がズラリと並んでいるのに驚きました。

東芝も20歳の吉田、22歳の松永らがスタメンに並んでおり、ドラフト的にはとても見ごたえのある試合でした。


あとの2試合も観戦したのですが、この東芝VS大阪ガス戦があまりにも良かったのでかすんでしまって・・・(苦笑)

第1試合では新日本石油の大塚投手が9回1イニングの登板。球速は138~142キロ、MAX144キロをマークしたのですが、あとの新垣を見ると何とも・・・。
でも投手交代のコールが呼ばれてマウンドに上がった時の風格は凄く感じました。
個人的にはプロでもクローザーをやって欲しいと思います。
基本的にストレートとスライダーの投手なので同姓の大塚投手(元近鉄)みたいになると思います。

第2試合、三菱重工横浜のホセ・ゴンザレス投手。カープアカデミー出身の29歳。
やはり9回1イニング登板し、145~152キロのストレートで押しまくり!
ハッキリ言ってアマチュアでこのピッチングは反則です!(笑)
なぜ彼はプロではなくアマチュア球界にいるのでしょうか・・・。
 
    (蔵建て男) 日本選手権のレポート有り難うございます。新垣は、スカウトのチェックが入っていた選手なので、来年以降が楽しみですね。岩見も都市対抗ではイマイチでしたが、ここに来て巻き返しでしょうか。来年の候補として、期待しております。

大塚は、どうなんでしょうね?かなり調子が落ちているのか?春先から頭角を現し、チームのクローザーに成長。150キロ級の球を連発しておりましたが、調子を崩していたのかもしれません。昨年もそうですが、年間を通しての投球に課題があるのかもしれません。

ホセは、地元の選手なので、何度か観ております。確かに速いのですが、かなり不安定な投手です。良い時は良いのですが、ボールを観られると脆い印象が強いです。その辺を、来年はどの程度改善出来るのか?
 

千葉市長杯と入替戦

 投稿者:kimi  投稿日:2009年11月 8日(日)23時25分44秒
返信・引用
  蔵さんこんばんは

3日の日に社会人の千葉市長杯を観に千葉マリンへ行ってきました。
陽が沈むと急に寒くなりましたが、凍えながら観た3試合目のホンダ対東芝戦が一番見所がありました。

ホンダの先発はハムに5位指名された増井でした。1年前に観たときは実力差の大きいクラブチームとの対戦だったので少し抜いて投げている感じがしましたが、この日は初回から気持ちのこもった投球でした。ストレートが主体の投球で、キレ・伸びともにあり、相手打線は打ちあぐねていました。芯で捉えられることもありましたが、フェンス前で失速していました。長野に対しては内角ストレートでバットをへし折るなど4打席で2三振と完璧に抑えていました。

増井よりも印象に残ったのがホンダ先発の武藤でした。9回を6安打2四球2失点、三振は12個で、うち8個が6回からの4イニングで奪ったものでした。追い込んでから内角のカーブを使うなど、中盤まではカーブとスライダーを決め球にしていましたが、終盤はチェンジアップを多投します。そんなに落差があるわけではないのですが、東芝打線が面白いように空振りしていました。8回9回は明らかにばてていたのですが、9回二死から奪った三振がこの日最速の140を計測していました(それまでのMAXはたぶん138)。春先のオープン戦で観たときよりもいい意味でまとまっていました。現状ドラフト候補としては物足りないのですが、今後実践を積んでいけばもっと伸びるかと思います。

野手では7番指名打者で出場したホンダの大島が印象に残りました。5回には高めの曲がりきらない変化球をライトスタンドに運びます。まだまだ打てるポイントが限られているように見えましたが、来期はドラフト解禁の年ですし、長野の後釜としても期待したいです。


他気になった選手では、東京ガスの美馬が9回1イニングのみ登板しました。都市対抗の予選や本選でも観たのですが、この日が一番良かったです。高めの146,7キロのストレートは伸びがあり、田中・中村をボール球で空振り三振、村山は詰まったピッチャーゴロと強打者相手に見事な投球でした。


今日は東都の入替戦を観に行ってきたのでこちらも少し。
国士舘の先発は1年生の松村でした。高校時代もフォームがやや硬い感じがしましたが、さらにぎこちなくというか肘がきれいにぬけないように見えました。球速は140前半が稀にでますが平均は130中盤くらいでした。ただ10月末に神宮にいったときもガンの数値がおかしく、スカウトのガンと10キロ近い誤差(神宮のガンのほうが遅い)があったのでもう少し出ていたかもです。
国士舘は3番手で登板した3年の樋口が良かったです。左サイドよりやや上から投げ込む変則派で、スライダーのキレがよく、時折投げる抜いたストレートも効果的でした。
この試合は序盤からお互い毎回のようにランナーを出すも無得点という展開が続き、進行が遅く間延びしていました。樋口は6回から登板して打者12人をパーフェクトに抑える好投でした。先制点を取られた後の青学は焦っていたように見えました。右打者からも外のスライダーで空振りがとれるなど、なかなか面白い投手でした。来期一部でどんな投球をするか楽しみです。
 
    (蔵建て男) ご無沙汰しております。大島は、高校時代は丸と比べると意識の差が随分感じられました。ただ関東選抜リーグかなんかで今年観た時は、随分野球に対する姿勢も変わってきたなあと思いますし、実力もついてきましたね。現時点でドラフト候補として、来年マークしてみようかなと言うものを感じさせてくれました。

武藤ですか、高校時代から密かに話題の投手でしたね。私自身あまり記憶がないのですが、どんな投手なのか気になります。

増井は、日通にいた弟(?)だかの方が、個人的には気になった素材でした。こちらの方は、駒大時代から後一歩何かがと言う感じでしたが、今年の活躍が認められて指名されましたね。美馬は、スポニチ大会だったかな?素晴らしい球を投げていたので、思わず嬉しくなりましたね。こういった投手を、プロはどう評価するのでしょうか?

国士舘の樋口ですか?よくわからないのですが、来年ぜひ注目してみたいと思います。
 

2009年 鹿児島の逸材4!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年11月 8日(日)23時09分10秒
返信・引用
  皆様今晩は。今日は、2009年度の鹿児島大会のラストです。もしこれらの学校の映像をお持ちの方がいて、寸評して欲しいなと思う方がいたら、管理人メール頂けたら幸いです。

△中村 星也(鹿児島・神村学園 3年)捕手 180/82 右/右

(どんな選手?)

思いっきりの好い強打とガッチリした体格でホーム死守する大型捕手です。

(ディフェンス面)

ミットを示した後、一度地面に降ろす癖があるのが気になりますが、大型なのに深く重心を下げて構えるのに好感が持てる選手です。フットワーク・打球への反応も素早く、プレーに集中していて、動けるタイプの捕手です。二塁までの正確なタイムは計測出来ませんでしたが、地肩も悪くないと思います。

(打撃内容)

パワフルで、思いっきり好くバットを振ってきます。ややクローズ気味に構えているのですが、その割に引っ張りにかかるので、ボールを引っかけやすいところがどうでしょうか?

クローズで構えるのならば、センターから右方向に打ち返すのが基本です。仮に引っ張るのならば、高めに浮いた変化球の時だけです。ただ基本的に、踏み込んだ足下が地面から離れるのが早い、典型的な巻き込み型のスイングなので、むしろクローズに構えるのではなく、オープンスタンスで腰の回転を促したり、せめてスクエアスタンスにする方が、自然なのではないのでしょうか。

(今後は)

大型で捕手らしい捕手ですが、動きに緩慢さがなく好感が持てます。打撃も粗いですが、捕手らしくパワフルです。今後も、ぜひ野球を続けて頂き、その技術・才能を磨いて欲しいですね。

△中原 大樹(鹿児島・鹿児島城西 2年)一塁 183/95 右/右

(どんな選手?)

気持ちの強さを感じさせる選手で、初球でも甘い球が来れば逃さず叩く強打者です。2010年度の鹿児島を代表する打者の一人だと言えそうです。

(守備・走塁面)

私の観戦した試合では、4番・一塁手として出場しておりましたが、早々交代してしまい、守備・走力に関してはよくわかりませんでした。ただその体格が示す通り、パワーはありそうですが、スピード感のあるプレーヤーではありません。それだけに守備・走塁が何処まで期待出来るのかは疑問です。

(打撃内容)

小さくベース側に足を持って行き、チョンと小さくステップするタイプです。そのため打てるポイントが限られており、全体の始動が遅れないことが求められます。恐らくオーバーフェンスタイプと言うよりは、強烈な打球で野手の間を抜けてゆくタイプではないかと思います。踏み込んだ足下が、インパクトの際にブレない、バランスの良いスイングは魅力です。

(今後は)

打つだけならば、中々目立つものがあります。2010年度の鹿児島を代表する強打者になりそうですが、守備・走塁などの総合力には微妙そうなだけに、ドラフト候補になり得るかはどうでしょうか?ただ来年の鹿児島の高校野球を語る上では、覚えていて損はなさそうです。

△山之内 克典(鹿児島・神村学園2年)二塁 168/65 右/左

(どんな選手?)

この夏は、神村学園の核弾頭として活躍。三拍子バランスの取れたプレーヤーで、高い野球センスを感じさせる好選手です。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.1秒弱と、基準を上回る俊足。軽快な二塁守備の守備力・地肩にも光るものがある選手です。更に走力・守備力を磨けば、来年は鹿児島を代表する好打者として注目されると思います。

(打撃内容)

真っ直ぐスクエアスタンスで構え、足を引き上げ踏み込む際に、足下がブレないのが好いです。ボールを見極める選球眼に優れ、持っている野球センスも光ります。

(今後は)

身体は小さいので、ドラフト候補になり得るかは微妙です。しかし野球センスは高く、守備・走力・打撃共にバランスの取れた好プレーヤーです。大学などの関係者などには受けそうなタイプの好選手ですね。2010年度の鹿児島を代表する強打者として、今後も注目して行きたい一人でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

中国大会と余談

 投稿者:hiroshijin  投稿日:2009年11月 8日(日)01時38分21秒
返信・引用
  先に投稿が寄せられていますが、私個人も中国大会で気になった選手の寸評をしていきたいと思います。注目選手的には以前投稿された方とかぶりますので、なかなか難しいところはありますが。

堅田 裕太投手 (関西1年) 174cm73kg 左投げ左打ち
1年生投手とは思えない完成度を誇る実戦型左腕です。テークバックの時点ではサイドスロー、トップに入ってからは肘が上がり、左のスリークォーターの位置からリリースしてきます。MAXは142km/hとの事ですが決して力勝負せず、130前半~中盤位の直球と、変化球をコーナーに散らす投球が身上です。これだけ言うと技巧派に思われるのですが、中国大会では29回ちょっとで40奪三振というピッチングをしました。
ユニフォームがはちきれそうなくらい鍛えられた身体で、投球フォームがぶれないのが最大の特徴でしょう。それゆえに左腕投手特有の制球のブレも少ないです。あくまで直球は見せ球で、左打者にはスライダー、右打者にはスクリューで空振りを誘います。ただ、カーブを有効に使って打たせて取る事も出来るので、1試合の投球数も少ないです。
体格的にも、現状の見た目的にも凄みのあるタイプではないので、将来の読みづらい部分があります。ただ、この秋季大会を通じてタイムリーを1本も許さなかっただけに十分にスーパー名存在だろうと思います。実戦で結果を残してナンボのタイプだけに、今回の大会は十分過ぎる結果だったと思います。春のセンバツが楽しみです。

渡邉 雄基投手兼外野手 (関西1年) 180cm62kg 右投げ右打ち
130km/h中~後半の球速のある、エース堅田の控え投手の一人なのですが、今回は野手としての打撃センスが光りました。同じような長身細身の倉敷商の岡選手に似たリストを十分に利かしたスイングが魅力です。
基本的にはトップで大きく腕を引き、真ん中~外角の球を巻き込むように引っ張っていく打撃に特徴のある選手です。長打量産というわけではないのですが、甘い球ならばきっちり真に捉える確率は高いように思えます。緩急にもろさを見せるものの、奔放なスイングでミートセンスには光るものが有ります。
ネックは細身の体格で、それゆえにスイングの軸がぶれて、鋭さを活かしきれて居ないように感じます。特に下半身の安定性に欠け、足元がぶれるのは難点でしょう。もっともっと肉体を鍛える事が出来れば、今後のブレイクもありそうです。

糸原 健斗三塁手 (開星2年) 173cm 70kg 右投げ左打ち
走攻守すべてに秀でた、今年の中国地区1番の野手です。特に中国大会では4本塁打の活躍で、チームを優勝に導きました。身体能力やセンスに頼らず、常に全力プレーで試合前ノックでも大きな声を出すのも好感度が高いです。
技術面に関しては既に多くを語られているのであえて述べることも無いのですが、それ以上に精神面に充実したものを感じます。決して手抜きせず、常に相手にプレッシャーを掛け、さらに味方を鼓舞できるリーダータイプです。声の大きい開星の選手の中でも、トップクラスのうるささを誇っています。こういった気合いが、身体的に目立つわけではない彼を全国でも目立つ存在にしたのでは、と思います。
課題は、第1打席の結果次第でその日の打撃成績が決まってしまうムラが見受けられることでしょうか。準決勝の広陵戦ではショートエラーとは言えどヒットにならずに5打数1安打と消化不良でしたし、ノーゲームになった決勝第1戦も、ノーヒットでした。気合い勝負の反面、空回りになるところが、昨年からの引き続きの課題になると思います。

白根 尚貴投手(開星1年) 183cm 83kg 右投げ右打ち
う~ん、なんとも言えない選手です。上体主導の右クォーターからサイドハンドで、制球に難があるように思えるのですが勝負どころでは140km/hを越える球や変化の大きいスライダーやシンカーをバンバンコーナーに決める。かと思えばイニングの先頭打者を簡単に安打や四球で出塁させる。毎回のように走者を背負いながらもなかなか失点しない。その割には中国大会の初戦のように点差が開いた場面で相手の8番打者に簡単に一発を食らう。まぁ、そんな感じの投手です。
彼の考えは「とりあえず勝ちさえすればいい」というシンプルなものだと思います。広陵戦なんか際たるもので被安打10、与四死球7、被盗塁9ながらも12奪三振で3失点完投という訳の分からない投球をしました。この試合で176球投げながらも翌日連投して79球無失点、雨天中止で中1日置いたあとに完投と、とにかく精神的にタフです。
ただ、投球以外のことに気を向けられるタイプではないのか、フィールディングは非常に雑です。ファーストへのベースカバーは遅いですし、非常に足が遅いのが気になります。特に一塁手の森との連携面での不安は、この先確実に突かれてきそうです。ただ、それで崩れるような投手なのかは分かりませんが。
16歳にして、相手を顔で威圧できるのは一種の才能だと思います。センバツも確実ですし、全国の舞台でどれだけ通用するのか楽しみです。こういった「オレ様」タイプの投手も最近見なくなったので、見ている側には面白いのではないでしょうか。

戸根 千明投手 (石見智翠館2年) 173cm72kg 左投げ左打ち
前出の堅田投手とフォームも体格もそっくりな選手です。こちらはMAX138km/hなのですが、球威型の堅田投手と違い、スナップのよさを生かしたキレのいい直球を投げ込んできます。ただ、変化球の制球に乏しく、甘く入った球を狙い打ちにされ、ベスト8の新庄戦で12被安打、準決勝の関西戦で8被安打6四死球と苦労しました。
制球の甘さがあり、特徴的な変化球がない為に結構走者を出すのですが、そこから粘って簡単に崩れないのが最大の特徴です。いい意味での開き直りがあるのではないでしょうか。制球のブレをものともしない気合いを入れた投球も持ち味です。
現状では速球に対応されると終わりの面があります。体格的に今後の球威の成長は望みにくいだけに変化球の精度UPがポイントになるでしょう。懐も積極的についてきますし、上の世界ではリリーフで生きるタイプなのでは、と思います。

これからは先のドラフトで指名された中国地方の2人の選手について述べたいと思います。

土屋 朋之投手(シティライト岡山) 178cm 70kg 右投げ右打ち
創部2年目のチームから「まさか」の指名でした。資料によるとMAXで145km/h前後の直球を投げるとの事ですが、実際に見たときは140km/h前後、それにスライダー・カーブ・フォークといった球種を織り交ぜてくる印象です。担ぎ投げっぽい投げ方で制球力がなく、自分が見た試合では3回途中くらいにKOされていました。現状ではプロ入りの旬ではないと判断し、特に記憶に残る選手ではありませんでした。
夏以降も投球に変化は見られなかったみたいなので、本当の意味でのサプライズ指名だったと思います。愛知大学2部リーグの名商大から新設チームに飛び込み、2年目で副主将を務めた人格的な面を評価されたのでしょうか。シティライトは社業(車の営業)をきっちりこなしながら、というスタイルなので、十分に野球に専念できる環境は今後が始めてだと思います。その意味では、伸び白は十分にあるのかもしれません。

大立 恭平(岡山商科大) 178cm 70kg
MAX148km/hの直球を誇り、昨年末には大学全日本候補合宿にも参加した、知る人ぞ知る素材型左腕投手でした。ただ、そのときの紅白戦で見事に打ち込まれ、それで歯車が狂ったのか元々悪かった制球面が制御が利かなくなり、今年のリーグ戦では春・秋ともに結果を出す事は出来ませんでした。左腕で球速があるという一芸のみを評価した、育成枠らしい指名でした。
非常に肩肘関節が柔らかく使える投げ方で、なかなか球を離さないのが最大の特徴です。速球は力を入れて投げさえすれば140km/hを越え、140km/h後半を記録する時もしばしばあります。これが右打者の膝元に決まる時は、手の出しようがありません。
ただ、そういった投球が見られるのはごくまれで、いつもは120km/h台、さらには110km/h台まで球速を抑えて投球します。暴れだしたら止まらない制球力を気にしての事だと思いますが、すっぽ抜けの球を多発させ、更に悪循環を生んでいるようにしか思えません。完投すれば10以上の四死球を与える事はざらです。
高校・大学と先発での起用が中心でしたが、もしかしたらリリーフで思い切り投げ込むことだけに専念させれば化けるかもしれません。ただ、場面によって投球リズムが大きく変化する部分があるので、メンタルの強化は必須ですが。相手の見逃しを誘える浮き上がる直球は見ものですので、プロでもひょっとしたら、という期待はあります。第2の山口になれればいいのですが。
 
    (蔵建て男) 詳しいレポート大変参考になります。特に大立投手のところでは、私の観た試合が素晴らしかった割に、周りの評判が聞こえてこなかったのは、なるほどそういった理由があるんですね。巨人に育成枠で指名されましたが、どんな活躍を見せてくれるのか。私に魅せてくれた投球を、安定して魅せてくれれば面白いとは思うのですが・・・。  

追加

 投稿者:花京竜  投稿日:2009年11月 6日(金)23時46分10秒
返信・引用
  もうちょい追加で書くことをば。
確かに、大学に入り直して云々は正しいとは思います。

プロ野球もセカンドキャリアとか、さらにはたとえば、通信制の大学で学んで学士をとるとか、そういうのも考えた方がいいかな、とも思います。

いい年になって解雇されて・・・・というのは確かにそうではありますけど。
結局、中途半端に才能ある人が逆に苦労する、てことなんでしょうかね。
連続投稿、失礼しました。
 

ドラフト指名云々

 投稿者:花京竜  投稿日:2009年11月 6日(金)23時38分51秒
返信・引用
  いろいろと意見がありますが・・・・
あくまで「交渉権獲得」しただけの話なんであって、まあとやかく言いがちですけど、行きたければ行け、行きたくなければ行くな、ですむ話ですよね。
ただプロ野球の球団側からすれば、それをどう口説き落とすか、というのが重要なわけで。
今までもそういう例もあるわけですから。
だから、当事者同士の問題であるんで、外野はどうこういう話ではない、というのはそうなんですよ。
まあつい言ってしまいますけどね。

ただね。
TAKEさんの前半部分は同意しかねるなあ。
そもそも5年くらいみろ、てのは、それくらい時間がかかることを前提で指名しているわけですよ。
これは球界共通の認識のはず。
指名されることによって本人の人生も大きくかわってしまうわけであって、プロ野球が他人の人生にあまりにも無責任な態度で、金も含めて振り回している。
そのことへの責任は問わなくてもいい、ということはないはず、というのが一点。

もう一つは、蔵さんいうところの「旬」でないのに指名して、あげくに2年で解雇というのは・・・・
社会人なら最後のチャンスだから、ともいえますが、高校生とかは上述の前提のもと指名したのではないか、と。
「指名したけど見込みないから~」なんていうなんて、その球団やスカウトが、いかに見る目がないかフシアナか、てことで。
その見込みがない選手に対して契約金や年俸等、いかに「無駄な金」を出してるんだ、てそういう部分において、責められるべきだと思います。

1年目の年俸は400万、とか言いますが、大卒1年目でそこまで給料もらえる企業なんてそうそうないですよ。
それを出してるのに、2年で解雇するなら、はじめから指名するな、て話です。金の無駄だから。
かなり長いことリサーチして、検討に検討を重ねて、労力かけて指名して、あげくにそれって、ちゃんと仕事してないじゃん(雇う側が)、て話。
一般企業が社員雇うのとはわけが違う。一般企業でたとえれば、普通の就職ではなくヘッドハンティング(エリートを引き抜く)なわけですから。

本人どうこう、というのもありますが、球団側にとってもマイナスだろ、てことです。
 

Re: (無題)

 投稿者:A  投稿日:2009年11月 6日(金)20時02分48秒
返信・引用
  > No.9778[元記事へ]

あしさんへのお返事です。

> 清田選手が入団拒否をするそうです。
> 長野選手のときもそうでしたがこの球団は何かとドラフト時問題起こしますねえ

ロッテの昨年の長野選手の指名には制度上何の問題もありません。
それはロッテが長野をより欲した結果であり、それこそドラフトの意義ではないでしょうか。
と言うと「道義上~」等の言葉にすり替える人が多いのですが。

では、長野選手が希望した巨人でも、過去には桑田・清原の指名は制度上どうでしょうか。
(あるいは「道義上」どうでしょうか。私はそこを特に触れる気はありませんが)
2005年4位で指名された福井優也(早大)にも下位指名を理由に拒否されていますよね。
 

プロ拒否、早期解雇

 投稿者:TAKE  投稿日:2009年11月 6日(金)16時48分44秒
返信・引用
  プロ野球選手になることって東大に入ることより難しい。しかしプロから解雇されたら元東大生より社会での再浮上は難しい。

高卒は少なくとも5年は見てあげろって本当に本人たちのこと考えているの?「取り合えず契約したけど、お前見込みないから再契約できない」って早い段階で言ってあげることの方がよっぽど本人のため。高卒で2、3年目ならまだ大学に入り直してまっとうな職業を目指せる年齢だし、その気があればクラブチームや独立リーグで野球を続けて、それで本人の才能が開花するのであれば、再びプロだって狙える。一番かわいそうなのは、プロに入って結果は出ないものの家庭も持って、いい歳になって解雇される人たち。「元プロ」ってだけでは潰しが利かない、その上家族は養っていかなくてはいけない。

残念ながらNPBではセカンドキャリアのサポートがしっかりしているわけではないし、高校時代「プロも注目する選手」とちやほやされて勉強もしていない選手も多いと聞く。しかしプロ野球で大成するのは一部の選手。球団も選手がプロに入った時から社会に出ていかなければいけなくなった時のことまで考えてあげればいいのだけれど、そこまでできない以上早期解雇は本人の為であることは間違いない。小川や高野のように人生を踏み外す人も少なくないからね。

それから指名され、入団するのも拒否するのも本人の権利。本人たちがどう考えて拒否を口にするに至ったかまでは窺い知ることはできないが、「指名順位が低く」拒否するというのも、プロは夢を追う場所ではあるが、同時に大きなリスクを背負うことを考えたら、「今のプロでの評価はこれまでだ」と本人が夢を取るか、現実を取るか、選択権は本人にあるのは間違いない。周りがとやかく言う問題じゃない。あんたら、指名拒否をした藤川や清田の判断にとやかく言うなら、彼らの人生に責任が持てるってことなの?
 

(無題)

 投稿者:BS  投稿日:2009年11月 6日(金)12時25分59秒
返信・引用
  いつも楽しく拝見しております。

スポーツ科学を修めておりましてそういった点からの意見です。


秋山 拓巳(愛媛 西条)

体格、投げ方とも伊良部(元ヤンキース)に似ております
メカニカルは二神一人(法政大)よりも遥かに良いと思います
大化けする可能性があると思われます。
 
    (蔵建て男) 個人的には、少しそっくり返りますが、大魔神佐々木に何となく似ている気が致します。  

一二三、全国の舞台へ

 投稿者:ホライゾン  投稿日:2009年11月 6日(金)12時18分41秒
返信・引用
  秋季関東大会で東海大相模が優勝して4年ぶりの選抜出場を確実なものとしました。
投打に活躍した一二三投手がいよいよ全国の舞台に登場しますね。
1年時からマウンドを踏んでいる選手なので、
神奈川県の高校野球ファンにとっては馴染み深い選手です。
スカウティングの観点から見ても注目を集めそうですね。

来春の東海大相模、一二三投手の活躍を期待しています。
目指せ10年ぶりの優勝!
 
    (蔵建て男) 神宮大会、関東代表として期待しております。  

Re: 藤川に続いて・・・

 投稿者:怪獣大戦争  投稿日:2009年11月 6日(金)11時17分14秒
返信・引用
  > No.9776[元記事へ]

寅吉さんへのお返事です。

> どうやら、藤川選手につづいて、ロッテから指名を受けた清田選手まで、
> 4位以下なら残留するという事らしいので、もしかしたら、入団拒否の可能性も
> 出てきたようですよ。
> ちなみにロッテは清田選手が入団拒否したら、去年の長野選手に続き、2年連続社会人の
> 選手から入団拒否される可能性がでてきましたね。
> 清田選手は例え、4位以下だろうが、プロに入るべきだと思いますし、
> その悔しさをプロに入って、グランドで証明すればよいと思いますよ。
> ただ、ドラフトで指名順位とかは関係ないと思いますけど、こうなると、
> 阪神球団とロッテ球団お互いが、藤川選手と清田選手の調査をしておけば、
> こんな有力な選手が2人も入団拒否という事は無かったように思いますし、
> 個人的には、大嶺弟の順位と清田選手の順位が逆だったような気がしますけどね!

私も同じ意見です。ドラフトは終わりではなくスタートです。入団してから上位指名の人をみ返せばいいんです。おカネを先にもらうか後から貰うかの違いですよ。
 

(無題)

 投稿者:あし  投稿日:2009年11月 5日(木)11時06分52秒
返信・引用
  清田選手が入団拒否をするそうです。
長野選手のときもそうでしたがこの球団は何かとドラフト時問題起こしますねえ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091105-00000009-spn-base

 

(無題)

 投稿者:どう思われますか?  投稿日:2009年11月 5日(木)09時14分45秒
返信・引用
  ドラ4清田、入団拒否も…ロッテ
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20091105-OHT1T00043.htm

指名順位に難色 ロッテ4位の清田、入団拒否も
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2009/11/05/10.html



今年は色々ありますね…
これはアマとプロの癒着がなくなってきたからとみていいんですかね
それとも今年はたまたまこんな年だったんですかね?
ロッテとしては二年連続で拒否されたらたまらないでしょうね
 

藤川に続いて・・・

 投稿者:寅吉  投稿日:2009年11月 5日(木)08時48分57秒
返信・引用
  どうやら、藤川選手につづいて、ロッテから指名を受けた清田選手まで、
4位以下なら残留するという事らしいので、もしかしたら、入団拒否の可能性も
出てきたようですよ。
ちなみにロッテは清田選手が入団拒否したら、去年の長野選手に続き、2年連続社会人の
選手から入団拒否される可能性がでてきましたね。
清田選手は例え、4位以下だろうが、プロに入るべきだと思いますし、
その悔しさをプロに入って、グランドで証明すればよいと思いますよ。
ただ、ドラフトで指名順位とかは関係ないと思いますけど、こうなると、
阪神球団とロッテ球団お互いが、藤川選手と清田選手の調査をしておけば、
こんな有力な選手が2人も入団拒否という事は無かったように思いますし、
個人的には、大嶺弟の順位と清田選手の順位が逆だったような気がしますけどね!
 

2009年 鹿児島の逸材3!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年11月 5日(木)07時56分9秒
返信・引用
  鹿児島大会の逸材は、全4回を予定。今回は、その三回目になります。出かけるまでに時間がないので、少し少なめに。

△名所 航(鹿児島・神村学園 3年)投手 190/80 右/右

(どんな選手?)

190センチの長身から投げ降ろす、140キロ台の速球が魅力の素材型です。センバツにも出場していた神村学園ですが、私自身、この投手を観るのは初めてでした。

(投球内容)

リリーフで少し見ただけなのですが、確かに135~140キロ近い球速は記録していたような球を投げ込みます。ただ腕の振りが悪いのか?ストレートが変化する感じで(たぶんナチュラルだと思いますが)、あまり綺麗な回転のストレートではありません。そのため長身から投げ降ろして来ますが、それほど球速ほど空振りを誘えるタイプの速球ではないように思えました。

主な変化球は、スライダーとのコンビネーション。この球でカウントを整えつつ、追い込むとフォークらしき縦の変化があります。まだまだ、制球・マウンド捌き・球の切れなど課題も多い素材型ですが、スケールな大きな変貌する可能性は秘めていると思います。

(今後は)

まだ投手としての形が出来上がっていない投手なので、どういった投手に育つかわかりません。ただ恵まれた体格・すでに一定水準の球速を出せるところからも、地方大学ならば野球を続けて行ける素材だと思います。志しを高く持って大きく育ててもらえば、ひょっとすると将来何処かで、その名前を再び聞けることになるかもしれません。頭の片隅に、覚えておきたい投手でした。

○中野 献人(鹿児島・鹿児島城西2年)投手 右投げ

(どんな選手?)

チームでは、強気の投球と勢いのある速球で、リリーフで活躍していた投手のようです。新チームでも、秋季九州大会に出場するなど、来春の選抜への出場も残している速球派です。

(投球内容)

強気にどんどん投げ込んで来る投手で、その球速は135~後半ぐらい出ていそうな勢いのある速球が魅力です。変化球は、カーブ・スライダーに加え、決まれば非常に落差のあるフォークがあります。この球に、更に磨きがかかるようだと面白いと思います。

体格は、中背ぐらいだと思うので、何処まで一冬超えて大きくなるかわかりませんが、来春には、140キロ台も期待出来る素材かもしれません。

(今後は)

勢いに任せたリリーフタイプなので、何処までアピール出来るかはわかりませんが、2010年度の鹿児島を代表する投手の一人になるかもしれません。高校生としては、稀なフォークの落差も誇り、この球と速球に、更なる磨きがかかると楽しみです。来年の鹿児島球界を語る上では、覚えておいて損はなさそうな投手でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

Re: PL学園勧野・吉川

 投稿者:PLファン  投稿日:2009年11月 5日(木)01時30分10秒
返信・引用
  > No.9758[元記事へ]

つくつくさんへのお返事です。

> 来年の目玉? 選手ですね。
> 歓野選手は夏は故障・スランプでベンチ外でしたが、ポテンシャルの高さは評判ですね。
> 打撃はアウトステップで身体が開いてしまうのと、選球眼が悪そうなのが気になります。
> 春から大スランプに陥ったそうですが、そのあたりでしょうか。
> 新チームでは復調しているそうなので楽しみですね。
> 投球フォームですが着地があっさりしている以外は結構まとまっていて、球質も悪くありません。
> 使える変化球を覚えたらかなり打ちにくいのではないかと思いました。
> 個人的意見ですが、ひょっとしたら投手専念のほうが良いかもしれませんね。

夏の選手権は勧野選手の勇姿が見れずとても残念でした。勧野選手がいればPLの優勝も
あったのではと思います。昨年1年生ながらの彼の活躍は素晴らしいものがありましたね。
個人的な見解なのですが、この秋から再び、PL学園の4番として高打率(・430)出塁率(・800)をマーク、周りが不振だとか、終わったとか言われ続けて、少し彼が気の毒だなと感じた時期もありましたがPLの4番というだけでプレッシャーに押しつぶされる選手もいる中、勧野選手は努力し続け腐らずに返り咲くあたり、只者でない大物さを感じさせる強い精神力を持った選手だと思いますね。
秋の大阪大会や近畿大会でもまともに勝負された打席は少なく、大阪大会の興国戦(3四球)、履正社戦(2四球)、大阪桐蔭戦(3四球)、近畿大会の福知山成美戦(3四球)、他の対戦も毎試合四球がつきもの、これだけ警戒されているだけで勧野選手の現高校生でまともに勝負できる投手はいないような気がします。
確かに昨年から1年少し立ち、勧野選手の打球の速さ、ヘッドスピードの速さなどプロにいってもこれだけは1軍上位レベルに達しているでしょう。
私も彼を入学時から応援し続けていますが、春選抜は11番を背負い、夏はベンチ外にされ
それでも文句ひとつ言わず、ひたすら頑張って努力してきた勧野選手に少年期から鍛えられた強い精神力を持った素晴らしい選手だと思います。
 つくつくさんは投手専念?とか大スランプと言われていますが、彼に今のところスランプなんてないですよ。(通算打率は・500前後の高打率をマーク)
自分に厳しさがある選手なので、まだまだ納得出来ていないと自分自身に言っているのでしょう。
 

(無題)

 投稿者:ジャンヌダルク  投稿日:2009年11月 5日(木)00時13分54秒
返信・引用
  中国大会の準決勝と決勝(5回途中ノーゲーム)をテレビで観戦しました。
守備のミスなどが多くありましたが、やはり今年の中国大会はかなり能力のある選手が集まり、レベルの高い大会だったと思います。特に開星・関西・広陵の3チームは全国でも上位を意識できる戦力を持っているのではないでしょうか。
今回テレビ観戦した中から簡単ですが何人か選手を紹介したいと思います。

開星

白根尚貴1年 右投右打 投手
大物感漂う右サイドスローの投手です。前エース春木のようなフォームに近いでしょうか。すでに最速140㌔を超えるストレートは1年生とは思えない威力があります。カーブ、スライダー(キレはまずまず)、シンカーかチェンジアップのような微妙に縦に落ちる変化球を確認することができました。コントロールはアバウトですが勝負所で良い球がいくので大きな痛手は負いません。ただ癖があるのか広陵戦では走られ放題で、ダブルスチールを何回も決められるなど、確か計9盗塁を許していたような…。ベースカバーに遅れることもあって、投球以外の面で課題が多い印象です。
また、バッターとしては意外と当てるのがうまい選手だなと思いました。

糸原健斗2年 右投左打 三塁手
全国トップクラスのバッターでしょう。
基本的に甲子園で活躍した時とフォームは変わってないんですが、構えがバットを真っ直ぐ立てる形になっています。当時よりパワーがアップしており、中国大会では4本塁打。ミートセンスも相変わらず抜群です。センター方向やレフト方向への打球が多く、あまり引っ張りにはいかないですね。サードの守備もうまいし、送球が安定しています。中国大会優勝により神宮大会出場と2年連続の選抜出場は確定的なので再び全国での活躍を期待したいと思います。

出射徹2年 右投右打 捕手
強肩強打の捕手ということですが、打者としては選球眼が良いなと感じました。有原の力のあるストレートに負けないパワーも魅力です。捕手としては確かに肩が強いようです。広陵戦は完全にピッチャーの癖を見抜かれていたため、送球するのを諦めていたんですが、決勝の関西戦ではランナーを刺す場面が見られました。ただ、あまり細かい気配りができるタイプではないのかなという気がします。

関西

堅田祐太1年 左投左打 投手
174センチと中背の左スリークォーターで、テイクバックが大きくイメージとしては楽天・藤原のようなフォームをしています。変化球はスライダー、カーブ、スクリューを持っていていずれもキレがあり、特に左バッターに対して外のスライダーで三振を奪うケースが目立ちました。事前にストレートは最速140㌔を超えると聞いていたものの、準決勝では目測で常時130~135㌔あたりに見えました。それでも安定感があり打ち崩すのは難しい左腕だと思います。

水原浩登1年 右投右打 投手
控えの1年生右腕ですが伸びのあるストレートが印象的でした。こちらもテイクバックが大きく、投球後に1塁側へバランスを崩す場面もあるんですが、スライダーとのコンビネーションが良く、将来楽しみな選手です。

舩守圭吾2年 右投右打 一塁手
中国大会大当たりの9番打者です。大きく足を回しこんでややアウトステップに踏み込む打撃フォーム。そんなに大きな体格ではないですが長打力は結構あります(準決勝では2塁打が2本)。

広陵

有原航平2年 右投右打 投手
186センチの大型右腕です。最速144㌔というストレートは中々力があります。下半身がやや使えず立ち投げに近いフォームなのが難点ですが、長身に加えて重心が高いのでバッターからしたら角度があって打ちにくいのではないでしょうか。カーブ、縦のスライダーを持っていて、特にスライダーは空振りを誘えるキレがあります。

丸子達也1年 左投左打 一塁手
前チームからすでに広陵の4番を任せられている1年生です。
大柄な体格で当たればかなり強い打球が飛びます。夏に見たときと同様にやや変化球に脆いようです。開星戦では白根に3三振と抑えられて打線の流れを切ってしまいました。また足は速いとは言えません。ただ左の大砲候補として貴重な存在ではないでしょうか。

福田周平2年 右投左打 二塁手
開星戦は5打数5安打の大活躍に加えて盗塁も3つ決めました。
内野安打が2本あり、俊足で盗塁センスは良いものを持っているようです。塁に出ると積極的に揺さぶってくるので、相手投手はバッターに集中できなくなってしまいます。かなりイヤらしいタイプのバッターとして成長が期待されます。

石見智翠館

陳健男2年 右投右打 三塁手
台湾出身のパワフルな打者です。関西戦では4番サード(背番号は9)で出場しました。体が固そうな印象をうけましたが、踏み込んだ足がブレずしっかりと振り切るスイングで、鋭い打球が飛んでいきます。選球眼もまずまずなので見た目のイメージよりも脆くはないのかなと思いました。サードからの送球を見る限り肩も強いようです。
 
    (蔵建て男) 開星は、神宮に来るんですね。どんなピッチングを、全国で披露してくれるのか楽しみです。

いろいろ知らない選手もいるのですが、ぜひ選抜で出会えたらと思います。
 

趣旨から逸脱してますが。。

 投稿者:たろ~  投稿日:2009年11月 4日(水)22時17分59秒
返信・引用
  ちょっとずれてるかもしれません
日本ではなくアメリカの話ですが
ブライス・ハーパーという選手が凄いみたいです。
2010年ドラフト1位は確実な選手です。
投げて155キロ、打って170メートル。
動画http://www.youtube.com/watch?v=jQQ5cZD8PgU
物凄いスイングしてます。。。
 
    (蔵建て男) あれだけバットを思いっきり振っても、身体が突っ込みませんし、足下もブレずにしっかりスイング出来ておりますね。あの飛距離は、圧巻です!近いうちに、実際の試合を観てみたいものです。  

樋口

 投稿者:hiroshijin  投稿日:2009年11月 4日(水)20時54分17秒
返信・引用
  故障がもとで夏には実家に帰省していたみたいです。スレチすみません。  
    (蔵建て男) 高校時代、彼を福山で観られないで残念な思いをした選手です。野球が続けられることを祈っております。  

初めまして

 投稿者:いりりん  投稿日:2009年11月 4日(水)20時24分27秒
返信・引用
   初投稿宜しくお願いします。

 先日、秋季九州大会準々決勝の、長崎商ー興南、佐世保実ー嘉手納を観戦しました。

 第二試合の、興南の島袋投手、流石の投球でしたが、トルネード投法故に、セットになると球威が甘めになり(ファウルで粘られていた)、走者出塁だと、投球間隔が長くなったりが、ちと気ななりました(牽制暴投もありましたし…)。

 また、フィールディングはマシですが、緩い送球でフィルダースチョイス2つというのも気にになりました。

 一方、長崎商の竹野投手も、島袋投手と互角の投手戦に持ち込んだいい投手です。(島袋投手の様に、セットで甘くならないのは、分があったかな?)。

 第一試合は後半からの観戦でしたが、秋季九州大会優勝の池原投手、終盤スタミナ切れで失点したりで、正直、第二試合の印象が強すぎてあまり覚えていません…。

 正直、高校野球現地観戦は何十年振りなので(いい試合に出会えて感謝!)、感想も甘めかもですが、本来オリックスの2軍観戦が好みなので、また機会があれば現地観戦したいと思ってます…。(最近では、東光寺での対ハム戦見ましたが、甲斐投手の直球は魅力的だったかな?)。
 
    (蔵建て男) 甲斐は、あの世代でエンジンが違っておりましたからね。あとは、球の威力以外の部分を、如何に磨いて行けるかだと思っております。  

早期解雇

 投稿者:年中野球  投稿日:2009年11月 4日(水)08時30分23秒
返信・引用
  大橋雅法(高卒3年目)水落暢明(高卒3年目)松下圭太(高卒3年目)
梅村学人(高卒3年目)小島昌也(高卒3年目)菊池俊夫(高卒3年目)
宇都格(高卒3年目) 梅原伸亮(大卒2年目)大抜亮祐(高卒3年目)
作田啓一 (大卒1年目 下山学(大卒1年目) 深町亮介(大卒2年目)
加登脇卓真(高卒3年目)平岡政樹(高卒3年目)山本賢寿(大卒2年目)
田中崇博(高卒1年目)白川大輔(独立2年目)小林憲幸(独立2年目)
池田健(高卒2年目)末永仁志(高卒3年目)柳田将利(高卒3年目)
杉原洋(高卒3年目)樋口賢(高卒2年目)竹下哲史(大卒2年目)
金本明博(高卒2年目)高江洲拓哉(高卒3年目)春田剛(高卒2年目)
植大輔(大卒2年目)瀬間仲ノルベルト(高卒3年目)湊川誠隆(大卒2年目)

やはり高校生は5年、大学生は3年くらいは見てもらいたいですね。
成績不振というより怪我であったり、練習態度、素行、チーム状況であったり事情は異なるでしょうが。
枠に余裕のないチームは解雇が早いのではないかと個人的に思うのですが。
 
    (蔵建て男) いろいろ事情はあるんだとは思いますね。それに比べると、巨人は余裕があるのか、結構面倒見が最近はいいですね。  

2009年 鹿児島の逸材2!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年11月 4日(水)07時42分37秒
返信・引用
  ええ~、人間一日の間に出来ることはごく僅か。それだからこそ、地道にコツコツ続けて行くことが大事なんだと思います。俺は、それが出来ないまま、この歳になってしまいました・・・。

○江口 拓也(鹿児島・神村学園 3年)遊撃 175/68 右/左

(どんな選手?)

センバツの時に取り上げた選手ですが、3番・遊撃手を務める攻守の要的存在です。積極的なバッティングな好打者です。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.2秒前後と基準レベルがありますが、特別足を売りにするタイプではないように思えます。新チーム結成以来の45試合で8盗塁と言う数字からも、それを伺うことが出来ます。

 遊撃手としての動きは想像以上によく、打球への一歩目が早く捕球も丁寧で、スローイングまでの流れも速いスピード感のある遊撃手です。地肩も基準以上でまずまずで、もう少し繊細さが磨かれれば上のレベルでも二遊間を担って行けるレベルまで行けるのではないのでしょうか。

(打撃)

クローズ気味に打席に立ち、足を軽く回し込んで踏み込むも幅のある好打者です。にも左も鋭く打ち返す打撃が持ち味です。本塁打をバシバシ打つようなタイプではなく、内野手を抜けるような、はじき返す打球が身上です。踏み込んだ足下もブレませんし、ヘッドスピードも基準以上。私の観た試合では、結果は出ませんでしたが、打撃にも好いモノがあります。

(今後は)

三拍子バランスの取れた好選手で、プロとかそういったスケール感はありませんが、今後が楽しみな好打者です。今後も、ぜひ何処のグランドで、出会ってみたい一人でした。

△大畑 健人(鹿児島・神村学園3年)三塁塁 178/82 右/左

(どんな選手?)

高校通算35本以上を記録する、パワフルな打撃が自慢の強打者です。気持ちも強い選手で、チームをガンガン引っ張るタイプでしょうか。

(守備・走塁面)

残念ながら、走力に関してはよくわらかず。ただ三塁手としての、打球への反応・キャッチング・スローイングも悪くありませんでした。地肩もよく、上のレベルでも三塁手を続けて行ける素材だと思います。

(打撃内容)

前足を軽く引いた構えながら、構えた時のバランス・どっしり感も好く雰囲気のある打者です。強打者ですが、ボールを見極め叩く目も悪くないですし、ヘッドスピードもすでに基準レベルあります。

(今後は)

パワフル強打者として、上のレベルでも活躍が期待される選手です。守備力もある程度あるので、首脳陣としては使いやすい選手ですね。大学などでも、その打力を活かして頑張って欲しい一人でした。

△永田 峻也(鹿児島・鹿児島城西3年)右翼 174/72 右/右

(どんな選手?)

一年から主軸を任されてきた遊撃手でしたが、今は右翼手に転向。鹿児島城西の核弾頭として活躍してきた選手です。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、緩めたもので4.65秒前後(4.35秒前後)を記録。実際のところは、左打者換算で4秒台前半ぐらいで走り抜けられる走力はありそうな選手です。

右翼手としては、あまり好くわかりませんでした。ただ真っ正面に落ちるライナーを上手く好捕するなど、球際には強いタイプではないのでしょうか。

(打撃内容)

軽く足を浮かしまわし込むタイプの好打者です。また踏み込んだ足下はブレないなど、元来甘い球を逃さないで叩く「鋭さ」がある選手だと思われます。四球を選んだ第一打席を除けば、観戦した試合の他の打席では、ボールを捉えておりミートセンス・目の良さを持った選手だと思います。

(今後は)

大学などに進んで、その資質を高めて行って欲しいですね。恐らく一番打者を務めていることからも、三拍子の総合力が高い選手なのだと思います。更に存在感の高いプレーヤーに、成長されることを期待しております。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

前橋工・平井東投手

 投稿者:前橋工甲子会メール  投稿日:2009年11月 4日(水)07時06分19秒
返信・引用
  開催中の関東大会で、前橋工は、4強入りを果たし、久し振りに甲子園出場が出来そうなところまで進出しました。
さて、昨日の準々決勝戦では、エース・平井東(2年・右腕・176cm71kg)が、被安打6の好投で、千葉1位の千葉商大付属を抑えきりました。
まだ最速138kmですが、この冬の走り込み等で、140km超えは、可能と思われます。
昨日は、連投ということで、打たせて取る投球に徹していました。
チェンジアップと右打者への外角直球が、生きていました。
今後、注目株です。
 
    (蔵建て男) 前工が、選抜出場をほぼ現実のものに致しました。ここ数年、悔しい思いをした分、選抜では大暴れしてください。応援しておりますよ!  

藤井選手

 投稿者:花京竜  投稿日:2009年11月 3日(火)23時44分15秒
返信・引用
  2軍でも芳しい成績を残せてないんで、育成契約、というのもありとは思えます。

近年のソフトバンクの早期解雇は、問題があった(起こした)選手、という噂も聞いてますが(一人だけですが)

育成で再契約ならいいんですが、高卒2年目での解雇が続くのはよろしくないですね。
中日も高卒2年目の樋口を戦力外に。
ここもこういうことがここ最近かなり多い球団ですね。

まあ表には出てこないさまざまな事情があるのかもしれませんが、好ましいことではないでしょう。
選手としてはイマイチなら、第二の人生歩むのは早いほうがいいとはいっても。
 
    (蔵建て男) 中日は、早期に判断することが、本人にとっても好いこだと割り切ってような感じが昔から致します。

個人的には、指名したからには責任を持ってもらいたいし、しっかり調査を行ってから指名をして欲しいと思います。そのためにスカウトは、いるのですから。
 

Re: 藤井選手について

 投稿者:横浜横須賀道路  投稿日:2009年11月 3日(火)14時50分25秒
返信・引用
  > No.9748[元記事へ]

高校野球ファンさんへのお返事です。

ソフトバンクは過去にも高卒選手を早期に解雇していますね…
2005年:溝口大樹投手(3年目)、田中直樹選手(3年目)
2006年:定岡卓磨選手(2年目)、榎本敏孝選手(3年目)
2007年:伊奈龍哉選手(1年目!)、川口容資(2年目)
2008年:大西正樹投手(3年目)、※川頭秀人投手(大卒2年目)
育成再契約の選手もいますし、また伊奈選手のように残念ながら再起不能の故障をしてしまった選手もいるようですが、それにしてもここまで早期解雇を繰り返しているのはこの球団だけでしょう。
スカウトの眼力が弱いのか、それとも「下位指名だし駄目ならとっとと解雇すればいいや」ぐらいの気分で指名しているのでしょうか…
ちなみに今秋のフェニックスリーグでは活躍していたようです。
http://www.nishinippon.co.jp/nsp/hawks/item/128568
育成再契約なのでしょうか?それにしても酷いと思いますが。
横から失礼しました。


> ソフトバンクが藤井翼選手を戦力外通告とありますが、この選手は桜井高校出身の2年目のはずですが、こんなに早く解雇することなんてあるのでしょうか?個人的には高校生は最低5年は辛抱するぐらいの我慢がないと球団側も指名してはいけないと思います。球団には高校生の人生を変えてしまうという自覚をもってほしいと思うのですが、蔵さんはどうお思いでしょうか?少し迷スカウトの趣旨とは外れているので削除してもらってもかまいません。
 
    (蔵建て男) ソフトバンクが選手を獲得する際に、選手の能力以外の部分の調査が足りないのかな?と思える時があります。

怪我を抱えている選手、問題を起こす選手などです。ちょっとその辺は、私もどうしてかな?と気になっております。
 

(無題)

 投稿者:M&T  投稿日:2009年11月 3日(火)12時49分16秒
返信・引用
  >蔵さん。いつもこのサイトにお世話になっています。質問があります。
筒香はどれほどの選手だとお思いですか?高校時代の林(柳川)や大島(埼玉栄)、福留(PL学園)、岡田(履正社)らと比べてどうですかね?

上の注意書きをよく見ましょう。
 

(無題)

 投稿者:トウッ!!  投稿日:2009年11月 3日(火)03時57分13秒
返信・引用
  仏教大学の大野投手が報知とディリーに池ノ上スカウトがマックス148キロで来年の目玉左腕と掲載されていました。京都外大西の頃のピッチングを動画で見たんですが、ナカナカ切れのいい球投げますね。背番号は10でしたが。蔵さんの評価はどうですか??如何せん、所属リーグのレベルが気になるところですが…
それと話は変わりますが、阪神ファンとして福岡大 甲斐の評価が気になります。
個人的には好きそうな選手ですし、小僧の評価もかなり高いです。新庄2世?
僕はてっきり、清田か中原か松井を先に指名し、甲斐は下位での指名と思いましたが…
後の順位で、清田をロッテ、中原をソフトに取られましたよね。
長尾スカウトの眼力にかかってると思いますし、来年から長尾2軍コーチが自ら手塩にかけて育ててほしいものです。
阪神ってこの手の外野手が好きなような気がします。大学代表にまでは選らばてないですが、伸び代のあるアスリート系とでもいうのでしょうか。
スケールは甲斐の方が大きそうですが、立命の赤松もこんな感じでしたよね。強肩・俊足は
共通ですし。
甲斐は博多工業の時から小僧にも写真つきで掲載されてましたし、高校時代から評価の高かった選手ではあるみたいですが…
赤松との比較論で寸評をお聞かせ下さい。宜しくお願い申し上げます。
 
    (蔵建て男) 大野は、実力・勢い共にあり、来年の上位12名に入ってくる可能性充分の本格派左腕です。まだ目玉になり得るだけの実績・知名度はありませんが、神宮大会で文句なしの内容を示すようだと、今年の藤原のように一気に目玉レベルまで評価が上がるかもしれませんね。

甲斐は、パワフルな強打者です。身体能力も高いのですが、恐らく足や守備を売りにするタイプにはならないと思います。

あと対応力に課題がありまして、これを改善して行けるのかがポイントです。豪快ではあるのですが、脆いと言うか粗い選手ですね。赤松よりは守備・走塁面でのアピールに乏しいですが、ずっとパワフルだと思います。
 

追記

 投稿者:花京竜  投稿日:2009年11月 3日(火)01時08分53秒
返信・引用
  ちと追加。
とおりすがりさんがこちらの言いたいことを書いた、ではなく
とおりすがりさんの意見に賛同、に訂正します。
そっちが正しいんで。


横浜の秦の2軍での投球をみた蔵さん評にもあったんですが、いまいち覇気が感じられない・気迫が前にでない、でも結果はしっかり残す選手もいる。
でもそういう選手は評価されにくい。
そういった返信を蔵さんにもらったこともあります。
BCリーグやアイランドリーグの打者もそんな感じなのかもしれません。
しかし、必死に何年も続けて結果を残しているのに、自分は指名されず、他の素材型が指名されてプロに行っているという現実をみると・・・・
本人の必死な気持ちを思うとやりきれませんね。
現実というのは厳しいけどそんなもんなんでしょうけど。

さらに守備に難がある選手が多いというのも状況を悪くしているのでしょう。

ちなみに、投手に関しては、イニング数を上回る三振をとってる投手がほとんどいないんで、数値的にはドラフトという観点ではおすすめ選手をあげにくい感じです。
かの2リーグがともに打撃レベルがあがっているであろうことを加味しても、NPBに行った投手がまったく結果が出てないんで、やはり乏しい陣容ということになるのかな、と。

追記のつもりが長くなってすいません。
後日書こうと思ってたこともだいぶ書いてしまいました。

ちなみに、エロブログのコメ欄にも書いたのですが、独立リーグの問題、社会人チーム減をあてこんで始まったのに、予想外に社会人チームは減らなかったんで、社会人野球のエリートは独立リーグにはこなかった、見通しの失敗という問題も抱えているかと。

広げたからといって観客が増えるわけでもないし、独立リーグもいろいろと曲がり角を迎えてるんでしょうね。
今年は体調を悪くしたりいろいろあったんで、去年以前ほどはまったくチェックできなかったんですが。
にしても、関西のはひどい・・・・スレの方にも書いたけど。
あ、以前の書き込みで書き忘れましたが、千里眼にもコメント書いておきました。参考にはならないでしょうけどご参考までに。
ほなまた
 
    (蔵建て男) いつもエロブログ・千里眼への書き込み有り難うございます。中々レスつけられませんが、いつも楽しみに拝見させて頂いております。  

ドラフトのこと(一部、後日もっと書こうと思う、その前書き

 投稿者:花京竜  投稿日:2009年11月 3日(火)00時52分15秒
返信・引用
  変な題名でどうもです。
こちらではおひさです。

ドラフトに関してはいろいろあるんですが、とりあえず。
関西のはぐちゃぐちゃになったんで、略すとして。
BCリーグやアイランドリーグのサイトをみると、野手陣はおもしろそうな選手が多くいるように思います。
特にホームランも多い長打力のあるバッターも多く。

しかし、指名がなく残念です。
楽天に行った森田丈夫よりホームラン打ってるのに。
なので、プロでも期待できそうに思うのですが。
プレイに覇気が感じられない、ととられたのかな。
蔵さんもレポートで書いておられたこともあったように。
でも結果は残せるのかもしれないけど、そういう覇気というものが重要視される面はあるんでしょうね。
このことに関してはまた後日詳しく書きたいと思ってるんで、別の話題をば。

藤川問題、スレッド掲示板でもだいぶ議論されてます。
収束したようですが。
こちらでも熱い議論がなされてるんで、一言書こうかな、と思ったんですけど、こちらが思ってることをとおりすがりさんがほとんど言ってしまった感じなんで。

他のことはスレッドの方で書いてしまったんで。
要はその交渉を受け入れるか拒否するか、てだけでいいと思うんで、今後のための議論はそこまでしなければならないことなのかな?そこまで必要ないのでは、と感じてます。

過去の強行指名があったからプロ志望届け、というくくりができたんであって。
指名されたくなければ志望届け出さなければいい、志望届けだして指名されても、あくまで交渉権の獲得ってことだけなんで、契約しようが拒否しようが本人の自由なんだから。

拒否しても2年すればまたドラフトの指名権は復活するんで、それでもうかまわないだろう、と思ってます。
指名されて拒否した例は、下位でも上位でも多いわけだから、拒否してもそこまで気に病むこともないでしょう。
指名を受け入れた、となれば、大学と社会人でしこりを残さないように当事者同士で話しあってフォローする。それですむ話だと思います。

ちなみに、上位指名でどうこう、てのは藤川自身が考えてどうこう、ではなく大学側の都合だと推測してます。
 

2009年 鹿児島大会

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2009年11月 2日(月)23時00分15秒
返信・引用
  皆様今晩は。これから、2010年度の逸材紹介もかねて、2010年度の鹿児島大会の逸材をご紹介して行きたいと思います。すでに沖縄大会の模様は、夏頃に行ったので、これからしばらくは、九州地区の各県を中心に更新を行って行きたいと思います。

△栗牧 一樹(鹿児島・鹿児島南 3年)投手 181/73 右/左

(どんな投手?)

腕を横からブンと振って来るサイドハンドで、打っても四番を務めるチームのまさにチームの柱的存在でした。この鹿児島南は、春・夏共に県大会で4強に残る活躍を見せました。

(投球内容)

右サイドから、少しナチュラルシュートする速球に特徴がある選手です。球速は、恐らく125~130キロぐらいだと思います。変化球は、右打者には外角にスライダー・左打者にはシンカーを使って来ます。

けして球威・球速で討ち取るタイプではなく、両サイドに球を集めて打たせて取る投球が身上です。クィックは、1.2秒前後と基準レベルありました。試合をまとめるセンスなども破綻のないタイプかと思います。

(打撃内容)

むしろ将来性では、打撃の方があるかもしれません。左打席から懐深く構える選手です。ヘッドスピードにはキレがないのですが、低めの球を捉える腕の長さがある選手。普通の人では届かないような低めの球を、かなりの確率でミート出来る打撃センスは感じます。これに「鋭さ」や「強さ」がスイングに加わると好いですね。

(最後に)

今後、野球を続けて行くかはわかりませんが、地方の大学ならば続けて行ける素材だと思います。打撃も本格的に振り込めば、当てるのは上手いだけに面白いと思います。また何処かでのグランド出会える日を楽しみにしたいと思います。

△平峯 裕士(鹿児島・鹿児島南2年)投手 右/右

(どんな選手?)

背番号5を付けた選手ですが、リリーフとして2イニングほど見ました。上背はないのですが、バネのあるフォームからポンポンと勢いのある球を投げ込む投手です。

(投球内容)

腕の振りの好く勢いを感じさせる125~130キロ強のストレートを投げ込む2年生です。球筋もス~と伸びて来る感じで、それなりに見応えがあります。変化球は、カーブ・スライダー。少々球にバラツキは感じさせる選手で、細かいコントロールはありません。ただ元々野手だけに、クィックは1.15秒など、中々運動神経は良さそうです。

ただアウトコースにある程度球を集めることが出来ているのですが、それほど甘くない外角球を痛打されるなど、球自体は見やすいのかもしれませんね。そういった総合力では、まだまだ課題の多そうな選手です。

(今後は)

新チーム以後は、三塁手としてよりも投手として活躍するのではないのでしょうか。一冬超えれば、コンスタントに130キロ台~MAXで135キロぐらいまでは期待出来る素材でしょう。来春あたりには、鹿児島を代表する投手の一人として、名前があがって来ることを期待したいと思います。

△久保田 一馬(鹿児島・鹿児島城西3年)投手 173/64 左/左

(どんな投手?)

09年度の鹿児島県下を代表する左腕の一人ではないのでしょうか。コンスタントに130キロ台を記録し、MAXで136キロまで到達したと言われる左腕投手です。

(投球内容)

やや重心が沈んだフォームから、130キロ前後ぐらいのストレートを投げ込んで来ます。それほど球威・球速には目立つものはありませんが、球筋は安定していて制球力は悪くありません。変化球は、やや高めに抜けることが多いのが気になりなるカーブ・スライダー・特に右打者の外角に確実に落とせるスクリューが最大の武器です。

アウトコースにしっかり球を集めることが出来、制球・マウンド捌きなどは悪くありません。牽制はあまり入れませんが、下手ではないようで、クィックは1.15秒前後とまずまずで、フィールディング結構上手いです。野球センスのある選手で、投手としての総合力を感じさせる選手です。

(今後は)

驚くような球はないのですが、左腕ですし、まとめる能力はある選手です。大学などでも野球を続けて行くだろう素材であり、今後も何処かでまた出会えそうな投手です。志しを高く持って、自らの資質を磨いて行って欲しいですね。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

(無題)

 投稿者:ローマの球場  投稿日:2009年11月 2日(月)20時26分37秒
返信・引用
  蔵さん。いつもこのサイトにお世話になっています。質問があります。
筒香はどれほどの選手だとお思いですか?高校時代の林(柳川)や大島(埼玉栄)、福留(PL学園)、岡田(履正社)らと比べてどうですかね?
 
    (蔵建て男) ドラフト後のコメントにも書いているように、プロでも長距離打者・30本級に育つと評価しております。

上記にあげているタイプだと、一番・岡田に似たタイプですね。ただ確実に仕留める能力は、岡田の比ではないなと思います。ボールに対応するセンスは、岡田も技術的に高いものがありましたが、スケールでは断然筒香の方が今みると上だと思います。ただ性格的にのんびりしているので、どの段階で目が覚めるのかが、大きなポイントかと。

林の高校時代はよくわかりませんが、大島は今観ると、長距離打者ではなかったですね、その辺でスケールは断然筒香が。中距離タイプの福留と比べると、長打力では筒香ですが、野球選手としてのポテンシャルは、福留の方が上だと思います。

その辺は、複数球団競合の福留・単独の筒香・3位の大島・大卒経由の林と言うのが、彼等の高校時代の指名が見事にその能力を示している印象ですね。
 

PL学園勧野・吉川

 投稿者:つくつく  投稿日:2009年11月 2日(月)13時05分0秒
返信・引用
  来年の目玉? 選手ですね。
歓野選手は夏は故障・スランプでベンチ外でしたが、ポテンシャルの高さは評判ですね。
打撃はアウトステップで身体が開いてしまうのと、選球眼が悪そうなのが気になります。
春から大スランプに陥ったそうですが、そのあたりでしょうか。
新チームでは復調しているそうなので楽しみですね。
投球フォームですが着地があっさりしている以外は結構まとまっていて、球質も悪くありません。
使える変化球を覚えたらかなり打ちにくいのではないかと思いました。
個人的意見ですが、ひょっとしたら投手専念のほうが良いかもしれませんね。

吉川選手はクローズ気味に踏み込んでくるタイプで、蔵さんが評価するタイプのスラッガーだと感じました。
フォロースイングで身体がくちゃっとなってしまうのが残念ですが、俊足強肩も魅力なので大過なく成長していただきたいものです。

個人寸評が作られるとしたらセンバツ前くらいになるでしょうか?
蔵さんがどんな見解を示されるか楽しみにしています。
後追い寸評などで大変でしょうが、お身体には気を付けてください。
では失礼します。
 
    (蔵建て男) 歓野は、故障などもあり伸び悩んでおりますね。ただ打席での雰囲気などは、やっぱり素晴らしい選手だと思います。吉川は、生で観るとあまりインパクトは残らないのですが、着実に進化してきた努力型ではないのでしょうか。この2人が、一冬超えてどんなになっているのか楽しみです。

寸評を行うかどうかは、まだわかりません。ただ事情により、この夏の大阪大会の模様は手に入らなかったので・・・。
 

バファローズのドラフト

 投稿者:ブーマー・バフィー君  投稿日:2009年11月 1日(日)22時45分58秒
返信・引用
  今季は、投手陣の崩壊に泣いたシーズンでした。
特に、終盤の競い合った接戦で、競り負ける試合が多く目につきました。
もちろん、監督の采配ミスや、投手交代のタイミングの悪さもありますが、中継ぎ以降の選手層の薄さが露呈された1年間だったと思います。

岡田新監督を迎えて臨んだ、今回のドラフトでは、まさにこの問題を解消するような、良い指名をしたと思います。
現状、中継ぎ左腕は、清水・菊地原・吉野の3人だけと、明らかに不足しています。
しかも、この3人とも、30歳を過ぎています。(清水・菊地原は来年で35歳)
これに、先発ローテ入りしている山本と故障明けの高木、来季に期待が持てるルーキーの伊原、制球力に課題のある中山、そして、若手の高卒3年目の延江と8人しか左腕はいませんでした。
来季も、このまま行けば、清水・菊地原・吉野の3人しか、中継ぎとして計算の立つ投手がいないというチーム事情です。(しかも、この3人は、非常に防御率が悪かった。)
左投手4(即戦力3、高校生1)、右投手1(即戦力)というドラフト結果も、上記の事情からやむを得なかったと思われます。

しかし、目先の補強にとらわれて、菊池雄星投手の指名回避したことが、今後影響しなければよいなあと思います。
確実に、古川投手・比嘉投手を指名できたのは、素晴らしいことですが、菊池投手を指名しても、獲れていた可能性はあるのです。
(くじを外して、2人のうち1人、または2人とも獲れなかった可能性はありますが、2人とも獲れた可能性もあります。)
1位古川投手は、今季の大学生NO.1左腕とも呼ばれる素晴らしい投手ですが、菊池投手のような『華』はなく、逆に古川投手の活躍は、菊池投手なら十分に可能であるのかもしれません。
くじ引きに参加すれば、リスクは伴うものの、参加しなければ、『未来に輝くスター選手』を獲得することもできません。
ただ、現状のチーム事情が、上記に記述したように、非常に厳しい戦力構成であったのも現状です。

来年は、いよいよ『ハンカチ世代』のドラフトです。
また、選抜や夏の甲子園で、菊池投手のような『甲子園の星』がでてくることでしょう。
豊作ドラフトであると予想されていますが、この問題(『未来に輝くスター選手』の獲得)を、来季のドラフトでどのように解消するのか、注目したいと思います。
 
    (蔵建て男) やはり今回のドラフトを観て思いました。上位チームは思い切った指名が出来ますが、どうしても下位チームは、一本釣りを狙わなければならないなと。しかしそれはいたしないこと。来年は、目玉に行けるような戦力の充実を期待したいですね。オリックスの先手をとった指名は、上手いなと思いました。  

秋期関東大会

 投稿者:kimi  投稿日:2009年11月 1日(日)22時04分38秒
返信・引用
  蔵さんこんばんは
土曜は天台、日曜は市原に秋期関東大会を観に行ってきました。
土曜はあまり収穫が無かったので日曜の試合を紹介します。


東海大相模と甲府商の試合は3-1で相模が勝ちました。
これまではなかなか一二三の登板機会に恵まれなかったのですが、ようやく観ることができました。
この時期の投手にしては速球、変化球ともにキレや伸びがあり、頭一つ抜けている感じがしました。最初の投球練習を観たとき、これは打てないかなと思ったのですが、特定の打者にはあっさり打ち返されていました。
140以上出ているかと思ったのですが、ガンでは139が最速でした。三振は意外に少なく、セーフティーが多かったこともあって大半がゴロアウトでした。

惜しくも負けてしまった甲府商ですが、背番号10の左腕河野圭吾(2年 178/70)は変化球を主体に相模打線をよく抑えました。内角中心と投球なので死球が3つありましたが、高めのスライダーを振らせたりと内角の変化球で上手くタイミングを外していました。
機動力のある相模打線は再三足で揺さぶってきますが、8回途中まで7安打3失点と自分のペースでよく投げたと思います。一二三にはあわやホームランかというレフトフェンス直撃の当たりを打たれましたが、他のヒットは大半が詰まった当たりでした。
エースナンバーをつけた3番ファーストの選手を5回で下げてしまったのには驚きましたが、リリーフで登板した右サイドの丸茂、右オーバーの赤池(5番レフトでスタメン)は球威のある球を投げており、層の厚さを感じました。


第二試合は浦和学院が波崎柳川に4-3で勝ちました。
一番観たかったのが浦学の南貴樹(2年 196/85)という右投手でした。
先月埼玉予選の準々決勝を観に行ったとき、背番号10でハーフっぽい背の高い選手がいたので気になっていました。このときの立教新座戦ではずっとベンチ前でキャッチボールをしていましたが最後まで登板はありませんでした。
その南ですが、エースの阿部が5回で降板したあと6回頭からマウンドに上がります。6回は二死一三塁のピンチがありましたが次打者を内角で詰まらせてレフトフライ。7回は二死から四球、一塁線を抜くツリーベースで1点差に迫られ、ここでマウンドを降りました。
手足が長いのですが柔らかいフォームです。ただ下半身が弱いのかふらつくところがありますし、グラブの抱え込みも甘いです。制球はアバウトで球速は130そこそこくらいでしょうか。変化球はスライダーにカーブらしき球は確認できましたが、観た位置が斜めなので自信はないです。
現時点では課題が多いのですが、今後の活躍に期待したい選手でした。

波崎柳川の4番エースの安藤竜也(2年 右/左 172/64)は上背はないのですが、バネがありフォームに躍動感のある好投手でした。身体能力が高そうなので、内野手としても面白そうな選手でした。

土曜の試合は東海大望洋の長友がお目当てだったのですが、この日は制球が悪く4回で降板しました。ヒットは1本だけでしたが7四死球と大荒れで、降板も仕方ない感じでした。2番手で投げた尾澤のほうがキレ・伸びともにありましたし・・・。
あまりにも試合がダラダラしていたので途中で帰りました。


話は変わりますが、東海大会は大垣日大が優勝しました。中京大中京が大本命かと思っていたのですが、宗雲がいなかったのと森本の調子がいまいちだったので厳しい試合が多かったようです。東海大会は浅野が全試合で先発するなど大きく成長したようです。癖のない柔らかいフォームですので一冬越して身体ができればさらに面白いのではないでしょうか。センバツはほぼ確定ですので来年にその成長ぶりを確認できればと思います。

大垣日大は常葉橘、中京、中京大中京と厳しいブロックを勝ち上がっての優勝は立派です。エースの葛西は左のスリークォーターからキレのあるスライダーを投げる1年生投手です。前にも書き込みましたが、今年の夏は背番号20、パンフには別の投手の名前が掲載されており、滑り込みでのベンチ入りでした。コールドで負けた県岐商戦では阿智羅、平沼よりも安定していたので楽しみだと思ってましたが、まさかここまで成長するとは驚きました。東海大会は3試合とも葛西が完投し、彼に続く投手がいないのが不安です。阿智羅など、他の投手の台頭を期待したいです。
 
    (蔵建て男) 伸び悩んでいた一二三が、完全に復活したようで、神宮大会で大いなる楽しみになりました。神宮大会ですが、ちょっと代表校を調べたら、140キロ台をMAXで投げられる投手が結構いるので、それなりに楽しめる大会になりそうですね。

岐阜勢が、今年はどんなチームなのか、個人的も気になるところです。
 

広島の指名

 投稿者:つくつく  投稿日:2009年11月 1日(日)21時22分44秒
返信・引用
  個人的には良かったと思うんですけどね。
カープは若手が結構伸びているので、
中途半端な即戦力よりは将来性というのは間違ってないと思います。
今村はもちろんのこと伊東も左腕で将来性豊か。
堂林、庄司は野手として高いポテンシャルを持っています。
さらに即戦力も武内・川口をしっかり押さえています。
正直カープは全体的に選手が足りないので、
ドラフトは二~三年くらいかけ無いと満足のいく結果にはならないと思います。
強打者、強肩外野手、即戦力ショートは大学生が豊作な来年に期待しましょう。

スレ違いのような気がしてきたので、もし議論が続くならスレッド掲示板に移ります。
 
    (蔵建て男) 将来的には、非常に楽しみなメンバーが揃いましたね。彼等が、どんな風に球界に影響を与えて行くのか期待したいと思います。  

広島の指名

 投稿者:バル  投稿日:2009年11月 1日(日)18時50分30秒
返信・引用
   各球団の採点をされていくようなので、先に行わせていただきます。
 今村単独はいいとして、万年Bクラスなので将来性よりも即戦力で固めてほしかったです。2位は堂林でしたが、サウスポーが残っているので藤原がよかったと思います。3位は外野手で強肩、右打者がいなかったので清田、中原どちらかで良かったかと。4位は武内、残っていなかったら阿南でいってもらいたかったです。
 その場での駆け引きもありますが、ファンというのは、無責任にいろいろ言うものですので悪しからず。
 
    (蔵建て男) 当然そういった味方はあると思います。私自身も、もう少し即戦力重視の指名でも好かったかなと思いました。その辺が、指名したメンバーは好くても、満点評価にならなかった理由でもありますね。  

祝・嘉手納九州制覇

 投稿者:半島  投稿日:2009年11月 1日(日)09時57分16秒
返信・引用
  蔵さんおはようございます。
九州大会は昨日で閉幕し九州大会初出場の県代表・嘉手納の優勝で幕を閉じました。
また興南も準決勝で敗れましたがその内容から来春の選抜出場はほぼ確定だと思います。
県民の悲願でもある選抜2校出場が実現できそうで非常に嬉しいです。
いやしかしまさか、嘉手納が優勝するとは思いませんでした。今大会4番の真謝選手に当たりがないなか、その他の選手がそれをカバーするなどチーム全体としてかなり成長してきたのではないかと思います。準決勝に勝った段階で優勝するような雰囲気がありましたね。
一方興南は、準決勝では初回に2点を奪ったもののエラーから逆転されそのままずるずると行ってしまいました。去年も守りのミスから崩れ敗れたのでそれがまた出てしまったのは非常に残念です。また打撃も県大会のようにはいかず少しプレッシャーがあったのかもしれません。興南は劣勢に立たされた時の試合運びやメンタル面に課題があるような気がします。
ただ島袋投手はやはり別格でしたね。ここまで自責点0ですから流石としかいいようがありません。池原投手も再三のピンチを押さえるなど、ここ最近の沖縄の投手は粘り強くなっているなと思いました。
嘉手納は神宮大会でも伸び伸びと自分達の野球をやって欲しいです。

またドラフトでも県出身選手が3人指名され県の野球が盛り上がった一週間になりました。
指名された選手達の活躍を期待したいです。
 
    (蔵建て男) 沖縄から3名の指名、更に選抜2校出場の可能性と言うことで、県内の野球が盛り上がることは嬉しいですね。

昨年は、二度も訪問させて頂き、現地でも毎度親切にして頂いている沖縄。来年も、選手達の成長を観に足を運べたらと思っております。
 

レンタル掲示板
/27