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プロ志望届け提出者

 投稿者:宮嵜の巨人ファン  投稿日:2011年 9月27日(火)10時04分2秒
返信・引用
   私はいつもこの時期になると思うのですが、高校生・プロ志望届け提出者の中に「プロのスカウトも蔵さんも全く注目していない
選手の名前がリストの中にある」事です。殆ど誰も注目していないのですから当然プロ側の指名はありません。
 一番疑問なのは「自分の実力を理解しているのか?」という事です。プロが能力を評価しても実際には指名されない選手がいる中で
注目されていないのにプロ志望届けを出すのは「プロになるのが子供の頃からの夢」「プロでやっていく自信がある」など様々な理由
があると思いますし、届けを出すのは本人の自由なんですが、少なくともプロ志望届けを出すようになって全く注目されなくて指
名された選手は皆無ですし・・・本当に本人は自分の進路を真剣に考えているのか疑問が多々あります(本当にプロになりたい
のであれば大学や社会人などでもっと力をつけてプロを目指す筈)。










 
    (蔵建て男) 私の情報も限られたものですから、中には隠れた逸材が本当にいるのかもしれません。
ただその多くは、やはり志望届け云々でない選手が多く提出されていることも否定できません。

この志望届けですが、NPBだけでなく独立リーグへ進もうという選手も提出しているので、その辺
の理由で提出している選手もいるんでしょうね。
 
 

山形県大会終わる。

 投稿者:ジロー  投稿日:2011年 9月25日(日)22時30分50秒
返信・引用
  秋の山形県大会が終わり、優勝は酒田南、準優勝は東海大山形、3位は日大山形と、順当と
いうかあまり変わり映えのしない組み合わせで、東北大会出場校が決まりました。県大会で
目に付いた選手を挙げてみます。
《酒田南》
・会田隆一郎・2年・投手・181・86・右右
1年から酒田南のエース。昨秋は140km台の速球を投げ込み、おおいに期待されました
が、今年は春先から不調。夏はイップスかストライクが入らず羽黒にKOされました。その
後サイドハンドに変えたとのことで、期待して見に行きましたが、結果はボロボロ。準決勝
の米沢中央戦に先発するも、1回1/3で1安打4四死球(死球が3つ)1暴投で降板。見
るからに急造感ありありのサイドで、体重が流れるとすっぽ抜け、スライダーが引っ掛かる
と、左打者にぶつけるとさんざんでした。準々決勝では山形城北相手に完投、141kmで
たとのことでしたが、準決勝では130km前半位でとてもそんな感じではありませんでし
た。打撃も粗さが目立ち、転向間もなく140km位出せる身体能力は認めますが、ドラフ
ト候補からは大きく後退したという印象です。
・下妻貴寛・2年・捕手・186・80・右右
酒田南の主将、4番も務める大黒柱。強肩も健在であり、会田がKO後も控えの投手を上手
くリードし、守備面での成長が目立ちました。打撃では長身をやや前屈みにし、膝も曲げる
ため、ややスケールが小さくなったようにも見えますが、打球の速さは流石というものがあ
り、東北では屈指の大型捕手だと思います。
《東海大山形》
・飯屋崎(いやざき)有汰・2年・投手・178.72・右左
1年から登板しており、経験豊富な投手。すらっとした投手体型から135km位の速球と
スライダー、カーブ武器で、常にセットポジションから制球重視で投げ込んできます。死球
を与えてもひるまずに内角を突くハートの強さもあり、プロはないでしょうが大学、社会人
で活躍が期待できそうです。
・宮川暁伸・2年・遊撃手・166・63・右左
主将でトップバッターで内野の要。打撃はやや力強さに欠けますが、俊足そして守備が光り
ます。深いポジショニングから前に出て来る脚と安定したスローイングは一級品、JR東日
本東北時代の小坂(ロッテ→巨人)を思い出させる好守の遊撃手です。
《日大山形》
・奥村展征・1年・遊撃手・175・62
今春滋賀から来てすぐ二塁の定位置を確保したスーパー1年生。秋からは遊撃にコンバー
トされました。俊足、ミートのうまい打撃に守備も安定、期待通りの活躍でした。特によ
かったのは打撃で、準決勝では飯屋崎が勝負を避け2四球、3位決定戦では米沢中央の左
腕を苦にせず3安打。守備でも6-4-3の併殺時のピボットの速さなど、1年生とは思
えない選手です。今後どこまで伸びるか非常に楽しみです。
・浅沼佑亮・2年・中堅手・182・74・右左
体の回転がきれいで、まきつくようなスイングから良いライナーを外野に飛ばす好打者。俊
足で肩も悪くないのですが、。このタイプはアマ球界に多いため、よほど打撃面で目立たな
いとプロは難しいかもしれません。但し大学なら充分やれそうな感じです。日大山形でこの
タイプと言えば、東北福祉大→冨士重工の川岸潤がいますが、川岸の高校2年時と比べると
インパクトでの強さは川岸、柔らかさ、ミート力では浅沼に分があるように思えます。
《山形中央》
・須貝勇哉・2年・投手・184・64・右右
準々決勝ではエラー絡みの失点で東海大山形に敗れましたが、長身、細身の体をしならせ、
サイドから130km中盤の速球、カーブとシンカーを投げる好投手です。イメージとして
は鈴木平(オリックス等)を遅くした感じと言えば、そう遠くありません。左打者のイン
コースを突いた後、外角にゆるく落ちるシンカーが効果的で、東海大山形の左打者が三振を
重ねていました。まだ腕の角度が一定しないのと、線が細すぎる点が課題ですが、体幹がし
っかりして腕の位置が決まれば、もっとよくなりそうな気がします。梅津(広島)加藤武
治(横浜→日本ハム)の系譜に繋がる、山形出身の大型サイドハンドとして活躍してほしい
選手です。

ドラフトの見地からは、来年は下妻、再来年は奥村位かも知れませんが、大学あたりでやれ
そうな選手は結構いて、少しづつですがレベルは上がってきた感じです。

 
    (蔵建て男) 貴重な情報ありがとうございます。来春は、東北に遠征したいなあと思っております。山形では、下妻選手が最有力候補なんですね。
また一冬超えて、投手でも候補に成り得る選手が出てきて欲しいですね。
 

神奈川

 投稿者:pen  投稿日:2011年 9月23日(金)21時06分2秒
返信・引用
  秋の準々決勝を観戦

なんといっても横浜商大高の右腕エース馬場(右投げ左打ち、178cm76kg)です
max144kmの本格派右腕で今日は142km止まりでしたけどノビのある直球は魅力満載でした
スライダー、カーブ、チェンジアップのキレも素晴らしくかなりの完成度を誇る投手だと思います
前チームのエース服部と比較するとバネがあり粘り強い投球で馬場に軍配が上がります
明大・野村にフォームが似てるなと思いました

商大4番の廣木(右投げ左打ち、170cm68kg)も特大2ランを打ち通産本塁打が30本越えたようです


横浜高校の4番はあの山内
特大本塁打を打ち、打者でこれほどの才能があるとは思いもしませんでした
柳投手は相変らず制球が素晴らしく球速も140に届くものもありました

準決勝の横浜vs商大戦は事実上の決勝戦でしょう
 
    (蔵建て男) 春に服部選手を見に行ったときに、ブルペンで投げていました。来春は、ぜひその成長ぶりを確認しに行きたいと思います。

山内は、4番なんですか。ぜひ打者としても大成して欲しいですね。
 

2011秋期西部地区予選

 投稿者:岡山人メール  投稿日:2011年 9月22日(木)17時32分28秒
返信・引用
  岡山県の西部地区の秋期予選で、おかやま山陽のショートを守る今井選手が目を引きました。身長は170位で細身でしたが、グラブさばきや足の運びは一流で、高校レベルでは際だっていました。
また、終盤はマウンドにも上がり、すごくいいストレートと縦スラで打者から空振りを奪える球を投げてました。今後がすごく楽しみです。
 
    (蔵建て男) また今後も、いろいろ教えてくださいませ。今井選手の成長楽しみにしております。  

151㌔

 投稿者:おやっさん  投稿日:2011年 9月20日(火)07時59分54秒
返信・引用
  菰野の1年生右腕・浦嶌選手が151㌔をマークしたとか。
ただ、この叩き出した時の球場のガンが甘いという意見を聞きますので参考記録ってところでしょう。
ですが、1年生のこの時期に140㌔台を連発できると言うのは素晴らしいので、今後楽しみにしたいですね。
 
    (蔵建て男) 非常に馬力を感じさせる選手ですね。プロ入りしていった先輩よりも、スケールは上だと思います。今後の成長楽しみですね。  

希望!!

 投稿者:TAIJI  投稿日:2011年 9月15日(木)10時45分37秒
返信・引用
  今まで何度かしか書き込んでいないですが、
久しぶりに書き込ませていただきます。
蔵さんの寸評をいつも楽しく見させていただいてましたが、
有料になって、ブロマガってのが解らなくて見る事が出来ません。
どうすれば見れる様になるのでしょうか?
それとドラフト前にドラフト候補総集編みたいのは創っていただけるのでしょうか?
是非、購入したいのでお願いします!!
もし、創っていただけるなら、いつ頃に出来るでしょうか?
 
    (蔵建て男) 私自身も有料記事の登録をしたことがないのでよくわかりませんが、
クレジットカードなどの個人情報を入力しないと、見られないのではないか
と思います。

ドラフト前ではなく、ドラフト後に指名全選手と各球団の指名総評をしたものを
電子出版で考えています。こちらは、クレジットカードがなくても他の複数の
支払い方法があったかと思います。いろいろご不便をかけてしまい、申し訳ございません。
 

浜田晃成君と岩重章仁君

 投稿者:宮崎の巨人ファン  投稿日:2011年 9月 8日(木)11時15分25秒
返信・引用
   今年の夏、浜田君と岩重君、二人揃って「完全に力み過ぎて大スランプ」に陥ってしまいました。
 特に浜田君の場合、「以前より体が大きくなって(175cm72kg、ただし、体重はもっとあるという
情報もある)スイング自体がが鈍くなった」という話があります。そのせいか知りませんが、今年
の県予選の決勝、1回裏無死満塁の絶好のチャンスで簡単に三振(確か3球三振)してしまいま
した。
 岩重君はチームの方針からファースト以外のポジションを守らせるらしく、今年の新人戦では
ショートとファーストを守っていました。ただし、延岡学園の監督さんはあまり評判が芳しくな
く、試合を見る限り(今年の夏までの試合)岩重君は足が速いようには見えず、守備範囲が広いよ
うには思えない為、守備に気をとられ過ぎて肝心の打撃に悪影響がでる懸念があります。本当に
本人の適正を考えてのコンバートかどうかかなり「疑問あり」です。
 
    (蔵建て男) 浜田選手の下級生からの活躍を知るものからすると、最後の夏はモノ足りませんでしたね。

岩重選手の大変評判好かっただけに、夏の調子は残念でした。二人ともこれを糧に大きく飛躍して行って欲しいと思います。
 

北北海道

 投稿者:スタルヒン  投稿日:2011年 9月 7日(水)23時10分4秒
返信・引用
  はじめまして!

本日北北海道の予選に
足を運びました。
今年の北北海道は旭大高[二年前の夏の北北海道代表校]の左のエースががなかなか良いものを持っているとの
話しを聞いていたので今日少しのぞいてきました。
名前は確か野澤?くんだったような気がします。
二年生の投手らしいのですが、
とても球に力があり、相手チームの
打者がとてもおされていたような
印象をうけました。

球速は目測ですが
常時132~136ぐらいと
言ったところですかねー!
でもさっきも言ったとおり
球の勢いは感じました。

変化球はスライダー、チェンジアップ
カーブ?と一通りは持っているそうですが
変化球のコントロールは
うーん。といった感じです
しかしストライクゾーンに
いれるのはわけなさそうな
レベルです。

夏に137だか138キロ
だしているらしいので
まだ余裕のある投球を
今日はしていたのかな?と思います。

一度機会があれば見てみて
損はない投手だと思います。
 
    (蔵建て男) もう新チームの季節なんですね。ぜひ勝ち上がってきて選抜に出場して欲しいですね。
これから注目してみたいと思います。
 

2011年秋 東都リーグの逸材

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 9月 7日(水)17時31分27秒
返信・引用
  皆様こんにちは。どうしても個別寸評や高校野球のレポートは、他のスペースでの更新になってしまい、こちらの掲示板での書き込みが滅多にできなくなっております。今回は、久々に、東都リーグの中継があったので、こちらのスペースでレポートさせて頂きたいと思います。

△岡 将吾(駒沢大 4年)遊撃 177/79 右/左 (西日本短大附出身)

(どんな選手?)

駒大の主将としてチームを引っ張る選手であり、スカウトからチェックが入る程の好選手。ただイマイチプロを意識すると、図抜けた武器がないところが、決めてに欠ける選手です。そんな選手の最後の秋を見てみました。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、基準レベルの4.2秒前後。確かに実際試合を見ていても、ある程度動ける選手ではありますが、プロレベルで足を売りにするほどの絶対的なものは感じられません。

遊撃手としても、日大戦ではダイビングキャッチで好捕するなど、気迫のあるプレーを魅せてくれました。東都の試合前練習でも何度も見ましたが、まあ中の上レベルの遊撃手といった感じで、プロでもニ遊間候補としてチームでも期待されるでしょうが、一年間遊撃を任せるには物足りないといった感じ。二塁あたりの方が、この選手は向いているのではないのでしょうか。

(打撃内容)

膝の伸縮が柔らかく、体勢を崩してでも低めの球に当てて行く柔らかさがあります。しかし4年間の通算打率は、.220厘程度、春も.225厘とイマイチ殻が破れておりません。その原因を探るべくフォーム分析をしてみたいと思います。

(打撃フォーム)

<構え>

左打者らしく、前足を引いて打席に立ちます。グリップをの高さは平均的、腰の据わり具合、両目で前を見据える姿勢などもよく、バランスの取れた好い構えだと評価できます。特にリラックスできているところが、とても好感が持てます。

<仕掛け> 早めの仕掛け

投手の重心が下がる時に始動する「早めの仕掛け」を採用するアベレージヒッター。

<足の運び>

足を早めに地面から静かに浮かし、ベース側にインステップして踏み込んできます。足を上げてから降ろす「間」が取れているので、いろいろな球に対応できるタイプ。ベース側にインステップして踏み込むので、外の球は強く叩けます。ただ左の好打者は、最初の一歩目を早く走り出したいので、その多くはアウトステップを採用します。特に右打者の内角クロスに食い込んで来る球筋が窮屈になるので、左打者のインステップ打者は、あまり打率が残りません。彼も率を意識するのであれば、足を真っ直ぐ踏み出す形の方が好いのではないかと思います。

また踏み込んだ足元は、インパクトの際にブレません。打ち損じの少ないタイプかと考えられます。ただ藤岡(東洋大)との対戦では、外角を攻められて対応できませんでした。ですから、絶対的に外角の捌きが上手いのかとおもいきや、けしてそうでもないようです。

<リストワーク>

早めに打撃の準備であるトップの位置にグリップを持ってきて、速い球に備えます。バットも上から最短距離に当てるダウンスイング気味に振り抜かれるタイプで、バットのヘッドも下がらず綺麗に振りぬけています。これだけロスのないスイングができるのに、率が低いのは何故なのか?返って天性の膝の柔らかさがあるばかりに、ボールになるような難しい球にも手を出してしまっているように見えます。早めに動き出す打者にありがちなのですが、ボールの見極めに課題を残します。

<軸>

足の上げ下げが静かなので、目線の動きが小さいのは好いです。体の開きも我慢できておりますし、軸足にも安定感を感じます。

(最後に)

この選手の場合、技術的な問題よりも、ボールの見極めだったり、インステップの弊害だったりと、そういった部分での課題を感じます。持っている打撃センス・技術は素晴らしいので、ちょっとしたキッカケで、何か打撃のコツは掴めそうな気は致します。

ただアベレージヒッターにしては、守備・走力で、あと一歩図抜けたものがありません。そういった意味では、社会人などに進み、物足りなさの解消を務めるべきではないのでしょうか。

△吉田 一将(日大 4年)投手 191/89 右/右 (青森山田出身)

(どんな選手?)

190センチ台の大型右腕なのですが、かなりサイドに近いスリークオーターから投げ込んできます。今や日大のエースに成長し、春の二部での成績は、4勝1敗 防御率 2.63。入れ替え戦でも活躍し、チームの一部昇格に貢献致しました。

(投球内容)

右スリークオーターから、恐らく130キロ台後半~140キロ台中盤ぐらいまで球速は出ていたのではないのでしょうか?ストレートの威力には見るべきものがあり、他にもシンカーを武器に、カーブ・スライダーなどを織り交ぜます。

結構ボールが暴れる選手で、ビシッとピンポイントで決めたい時に決められない、もどかしさみたいなものがあります。逆にそれが、相手打者からすれば、的を絞り難い要因なのかもしれません。

左打者には、速球とシンカーとのコンビネーション。ただ右打者には、あまりシンカーを使えないので、カーブやスライダーなどを織り交ぜますが、絶対的な球種がなく物足りない投球になります。

大型ですが、クィックは1.2秒台と大きな破綻はありません。ただ「間」を上手く取るとか、投球術に優れているというほどではありません。あくまでも抑揚なく、淡々とボールを投げ込んで来る投手との印象を受けます。

(投球フォーム)

ランナーがいなくても、セットポジションから投げ込んできます。サイドハンドのように体を前に折って来る、スリークオーターです。

<広がる可能性>

引き上げた足を地面に向けて伸ばすので、お尻の落としは深くありません。そのため見分けの難しいカーブで緩急をつけたり、縦に鋭く落ちるフォークのような球を身につけるのは厳しいと考えられます。また「着地」までの粘りもそれほどではないので、今後もスライダー・シンカー系やカットボール・ツーシームなど球速のある変化球で投球の幅を広げることになりそうです。

<ボールの支配>

グラブは最後まで内に抱えられているので、両コーナーへの投げ分けに優れていそうですが、実際にはそういった細かさはありません。足の甲の押し付けも長く深くできているのですが、意外なほどボールが上吊ったりもします。完全に荒れ球投手なのですが、その最大の要因は「球持ち」が長くなく、指先の感覚は悪そうな投手です。将来的にも、極め細やかな制球や微妙な出し入れをするような投手にはならず、ボールの威力で押すタイプではないのでしょうか。

<故障のリスク>

特に無理な角度も作って投げるわけでもないですし、物凄く力投して投げる負担の大きなフォームではありません。フォークやカーブを無理に投げようともしていませんし、シュート系などで肘を痛める心配も感じません。タフな体を武器に、どんどん体を鍛えてレベルアップに励んで欲しいですね。

<実戦的な術>

「着地」までの粘りはあまり感じませんが、体の「開き」は早すぎることはありません。そのためスリークオーターにありがちな、球の出どころの見やすはないように思えます。

ただ腕はそれほど体に絡んできませんので、速球と変化球の時の腕の振りの違いに気がつく時があります。球種が読まれやすく、その辺が今後の大きな課題ではないかと思います。「体重移動」は適度にできており、全く下半身が生かせないタイプではありません。そのためボールの勢いも、打者の手元まで落ちません。

(最後に)

まだまだ大型で制球も、投球内容もアバウトです。現状、これは!という絶対的な武器がありませんが、馬力も体格にも恵まれておりますし、無理のないフォームは、これから更に資質を伸ばせる余力を感じさせます。そういった意味では、社会人でしっかりした指導者に恵まれれば、二年後は楽しみではないのでしょうか。今後も期待して、見守って行きたい投手でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

変形打ち、新打法?発見

 投稿者:広島赤鬼メール  投稿日:2011年 9月 6日(火)13時28分48秒
返信・引用
  先日、崇徳高校と公式試合を行い、カープのご子息を見に行きました。そこで非常に印象に残る選手を紹介します。選手名 松 君 。右投げ、左打ち、高校生には、少ないスライドする打撃フォームです。イチロー、青木選手タイプです。大変スローなスイングで、非常に速いライナーを
打ちまくる感じ、このギャップは、どこからくるのか? 見た目も 一瞬で分かりずらいですが、変形打ち、新打法?
非常に可能性を感じました。専門家にあの打法を解説してもらいたいです。
 
    (蔵建て男) 崇徳は夏の大会に準決勝まで勝ち上がっているようなので、広島大会の中継を見るときは、松選手映っている
かもしれません。見るときは、ぜひ注目してみたいと思います。
 

大社高校ファンのななみさん

 投稿者:浪速野球道  投稿日:2011年 9月 5日(月)20時27分35秒
返信・引用
  追加の情報ありがとうございます。

おっしゃる通り、ショートの今岡選手の事をご家族の方も話をしていました。
名前が思い出せなかったのと、新チームで調子を落としているとかで、その1試合を見ただけでは印象の残らなかったのですが、
夏の大会では3番打者で7割以上の打率をマークした、というような話だったと記憶しております。

大社高校が現在の監督に変わられてから、毎年5月と8月に東大阪大柏原と試合をしているとのことなので、
来年の5月が楽しみです。

秋の大会の情報、是非ともよろしくお願いします。
 
    (蔵建て男) ちょっと夏に打ち過ぎましたね。当然、そのあと打てなくなることはいたし方ないと思います。
ただこれを乗り越えられれば、その経験が今後の人生に大きな財産になると思います。
 

(無題)

 投稿者:安藤さん  投稿日:2011年 9月 4日(日)18時46分52秒
返信・引用
  自分は高校生でクレジットを持っていないので、東南西北を見ることが出来ません。大変おこがましくと申し訳ないですが、誰でも見れる違うシステムになれば有り難いです。  
    (蔵建て男) 本当は、当初は電子出版の方で行こうと思ったのですが、そちらはこちらの
見込みを大きく下回ってしまい今の形になりました。海外の会社なので、日本の
会社に切り替えることも考えておりますが、しばらくは今の形を継続することに
なろうかと思います。

一応、ドラフト会議後には、全指名選手を取り上げた総括を電子出版で予定
しております。そちらは、カード支払い以外の方法もあるので、大丈夫だと
思います。ご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ございません。
 

東大阪大柏原高校vs大社高校

 投稿者:島根の古豪観戦者  投稿日:2011年 9月 2日(金)12時19分32秒
返信・引用
  初めて書き込みます。

私も東大阪大柏原高校の新チームと大社高校の練習試合を見ておりましたが、
確かに大社高校のバッティングは目を見張るバッティングが多かったように思います。

ですが特筆するのは守備です。
セカンドの???君(名前が分からず申し訳ありません)の足の動き、カバーリングなど
非常に地味ですが目に付きました。

接戦や要所などでは地味ですが守備に助けられる場面も多いですよね。
守備も鍛えられてるチームだと思い観戦しておりました。
 
    (蔵建て男) 名前わかったら、教えてくださいね。  

大社高校ファン

 投稿者:ななみ  投稿日:2011年 8月29日(月)21時30分54秒
返信・引用
  > No.10578[元記事へ]

大社高校野球部のファンです♪ショートの今岡君センスありますよ!キャッチャーの岡田君もバッティングいいです!OBも慶應で頑張ってます目
 
    (蔵建て男) 今村君は、夏の島根大会で7割以上打っていましたね、これからに期待です。若い選手が多く、今後が楽しみなチームでした。
 

高校野球 岩手大会の選手

 投稿者:アンディ  投稿日:2011年 8月28日(日)21時40分0秒
返信・引用
  こんばんは、急な書き込みの上、今更なのですが夏の高校野球岩手大会で見た選手についてちょっと書きこませて頂きたいと思います。

代表校の花巻東については甲子園でご覧になっていると思いますが、登板のなかった佐々木毅投手も好投手です。130キロ台中盤ぐらいの真っすぐとスライダー・フォークで組み立てる中背の右上手でいかにも王道といった感じ、悪くいえばけっこう多いタイプです。フォークはかなり鋭く落ちて三振を奪える球ですが、基本外角に球を集めて打たせて取る投球。制球は良いし球の威力もあると思いますが、内を攻める場面が少ないので相手に踏み込まれがちなのが意外と被安打の多い理由ではないでしょうか?準決勝のテレビ中継なんかを見ると相手に速球を狙い打たれていたと思いますし、本当はもう少しだけフォークの割合を増やせば投球が楽になるとは思います(フォークでカウントを稼ぐだけの制球はできてるし、あまりにも外角速球にこだわりすぎた投球に見える)。ただフォークを使っていたのはピンチの場面、ここぞという所がほとんどで、得点を許すまでは速球で勝負していこうというバッテリーの考えがあったのかもしれません(大谷君が投げない分、決勝で小原君を万全で使いたかったため、完投を意識した投球ということもあった?)

花巻東は2年生主体で来年も大いに期待できるとは思いますが、甲子園で優勝を狙うなら大谷君はもちろん、小原、佐々木毅の両投手がどれだけ信頼できる投手になれるかも大きなカギになりそうです。

それと今年の3年生で唯一ドラフト候補といえた大向君ですが、ガタイの良さと体のパワーは凄いものの、大成には時間がかかりそうに思いますがいかがでしょうか??
体のキレ・スピードに欠ける点、野手としては守備位置もネックになりそうですしプロ入りなら育成ということになりそうな気もしますが…。マウンド上ではピンチの場面でも外角のキビしい変化球でカウントを稼いできますし、意外と冷静で考えて投げてるのかな、という感じがしますので(基本細かい制球云々はもちろんないですしバックが守りやすいとはいえませんが)単に力任せの選手ではないようには思います。ただ野手にしてもそういった考えてプレーする姿勢があまり感じられないですし、だるそうにアップをしている姿が散見されるのが注目されているだけに残念な気がします。もちろん将来的に活躍してほしいと願ってやまない選手なのですが…。

2選手のことしか触れてない内容ですけど以上です。長文失礼いたしました^^;
 
    (蔵建て男) 花巻東は、大谷投手が苦しい中、激戦を演じましたね。来年に向けて、各選手が
どのように成長してゆくのか楽しみです。その一翼を、佐々木選手も担って欲しいと思います。

大向選手に関しては、今年のプレーを見ていないので、なんとも言えません。ただ以前も岩手
の方が書いて頂いたと思うのですが、まだまだとの話でしたよね。ただ大向選手に関してのプロ
側の評価は打撃にあったと思います。最後の夏の打撃は、どうだったのでしょうか?
 

宮崎日大 武田翔太投手

 投稿者:宮崎の巨人ファン  投稿日:2011年 8月25日(木)11時17分51秒
返信・引用
   武田翔太投手、残念ながら甲子園に行く事は出来ませんでした。全国の武田ファン(?)には申し訳ないのですが、
地元宮崎では「武田君は確かに良い投手ですが、県内で特定の高校に勝てないので甲子園は無理ではないか?」「宮
崎日大の打線では甲子園で勝てないのはないか?」という意見がありました。また、好投していても8回に突然崩
れることが多々あったので、「肉体的、精神的にスタミナに問題があるのでは?」とも言われていました。最後の
夏、言われ続けていた武田投手の問題点は改善されたようですが、宮崎日大の抱えていた最も深刻な問題点で
ある「得点不足」は全く改善されず、しかも、勝てないと言われていた特定の高校(鵬翔高校)に準々決勝で負け
てしまいました(1-0の完封負け)。地元の高校野球ファンの多くは「全国的に知られている特定の選手のいる高
校が甲子園に出る」のではなくて「個々の選手は無名でも、兎に角甲子園で優勝出来る高校」が
甲子園に出場する
事を望んでいるので、たぶん、全国の野球ファンと地元の野球ファンとの間には「温度差」が
あると思います。
この事(有名選手のいる高校よりも甲子園で優勝出来る高校)は宮崎県だけではなく、他の都道府県でも同じ
ではないのでしょうか?。
 
    (蔵建て男) 武田選手や宮崎日大について、詳しくありがとうございます。まあ宮崎県の代表として応援するのか、
好い選手を見たいという思いで見ているかで、見方も変わって来るかと思います。

個人的には、吉田投手のいる宮崎商が、全国で通用する投手だと思っていただけに出場できなかったのは残念でした。
その吉田投手以上に、県内では評判のよかった武田投手。その勇姿を、最後の最後実際に見られてよかったです。確かに
援護なく力尽きた感は否めませんでしたね。
 

島根の古豪・大社高校

 投稿者:浪速野球道  投稿日:2011年 8月17日(水)09時51分3秒
返信・引用
  始めて書き込みます。

一昨日、東大阪大柏原高校の新チームが早速スタートするということで、
新チームの練習試合を見に行きました。
お目当ては、柏原高の福山投手、1年生ながら活躍した望月君を見ることだったのですが、
福山君は主将、望月君は1番バッターとして、
新たなスタートを切っている姿が嬉しくなりました。

一方で、対戦相手の島根・大社高校のバッティングが素晴らしかったので、
側にいた大社高校の選手のご家族の方にお話を聞かせて頂きました。

この夏は準決勝で逆転サヨナラ負けをしたようなのですが、
中心選手として活躍した2年生が残り、
さらに今年の1年生は島根県のオールスターチームということで、
来年こそ、古豪復活、久々の甲子園を狙っているようです。

中でも光っていたのは、1番・センターの久家君(1年)と3番・レフトの廣戸君(1年)。
久家君は、難しいカーブを本塁打しただけでなく、毎打席、ほぼ確実に自分のミートポイントで捕えてました。
廣戸君も、センターに鋭い当たりではじき返すバッティングが光り、
共に1年生とは思えない鋭いスイングをしていました。

この2人に限らず、大社高校の打線は切れ目がなく、素晴らしかったです。
センター中心に鋭い打球を打ち返し、大袈裟にいえば、日大三高や智弁和歌山のバッティングを見ているようでした。
聞くところによると、監督が慶応大学野球部OBの方で、一昨年に監督に就任してから、
選手が大社に集まり出したとのことです。

この秋、ぜひ大社高校の活躍に注目したいと思います。
山陰地方の方、情報があったら、よろしくお願い致します。


 
    (蔵建て男) 島根大会の準決勝まで進まれているようなので、この夏の島根大会の模様
もチェックできます。ぜひ書き込みを参考に、選手達を注目させて頂き
たいと思います。秋季大会勝ち上がって、選抜の切符を手に入れたいですね。
 

唐津商 北方投手

 投稿者:M&T  投稿日:2011年 8月14日(日)21時08分36秒
返信・引用
  スレッド掲示板の方でも話題になったのですが、
150キロ前後をコンスタントに投げる割には簡単に打ち返されてるように思えました。
一方で140キロ前後でもなかなか打てない投手もいます。
この違いって何なんでしょうね?
 
    (蔵建て男) 北方のフォーム分析をしていないので、なんとも言えませんが。一番は、やはり球の出どころ
が見やすい可能性。または着地までの粘りがなくタイミングが合わせやすい可能性、そして配球
が偏っている可能性など、複数の要因が考えられます。

ストレートで大切なのは、球速表示が速いことではなく、ストレートを速く魅せることができるかです。
 

伊勢工 中川投手

 投稿者:中日ファンの一人  投稿日:2011年 8月 8日(月)02時33分36秒
返信・引用
  伊勢工 中川投手を見てて思ったんですが投球フォームが
中日ドラ1の大野雄大投手のフォームに似てるなあと思いました。
いかがでしょうか?
 
    (蔵建て男) そうですね、確かに近いものがあるような気が致します。ただ長身から投げ
降ろしてくるイメージの大野とややスリークオーターような感覚に陥る
中川だと角度に差があるような気がするのですが、如何でしょうか?
 

池辺の今

 投稿者:5714個メール  投稿日:2011年 8月 7日(日)22時28分18秒
返信・引用
  お世話になります。初めての書き込みです。
毎年甲子園のTV中継を見ると、何時も思い出すのが智弁和歌山の池辺です。
何故彼ほどの選手がプロに行けなかったのか?
僕の中では、高校時代の清原やトニーグインと並び立つ
最高の打者の中の一人なのです。
当時、彼の行方を気にしていた時に、東京6大学野球のTV中継で彼を見つけて
バッティングフォームが変わっていた事に非常にがっかりしたのを覚えています。
バットのヘッドが体に巻きつく様なスイング、懐の深そうなバッティング、
そしてあの構え方、最高に好きなフォームだったのに・・・
それに彼は守備も美味かった。
ボールを追いかける時のコースの選び方、落下点に入る速さ。
やはりプロのスカウトから見た時に光るものが無かったのか?
何故、大学に進学したのか?進学高の事情?
非常に残念でならない。年齢的に無理なのは分かるが、彼がプロの世界で活躍してくれる
事を望みます。
 
    (蔵建て男) 私も高校時代の彼を高く評価致しました。当時は技術的な観点から考察しなかったので
高校時代と大学時代との比較はできませんが、やはりこれは木製バットで対応するためには
そうせざる得ない理由があったのでしょうね。

守備に関しては、肩があまり良くなかった点。年々パワーアップするなかで
守備範囲などが狭くなっていったのかもしれません。甲子園・神宮と多くのスカウトの目に
触れる中での評価であり、プロの目から見て物足りないものがあったのでしょうね。
 

聖光 歳内投手

 投稿者:高校野球ファン  投稿日:2011年 8月 6日(土)17時54分39秒
返信・引用
  聖光の歳内投手ですが、蔵さんがよくコメントされる「アーム式」に見えるのですがアーム式なんでしょうか?テレビ画面で見る限りではいい真っ直ぐがいっているように見えるのですが、カットされる場面が目立った気がします。

ただ、去年の投球ではスプリット一本だったのが、スプリットを見せ球にして真っ直ぐで勝負する形も見られ、個人的にはとても買っています。体もおおきくなっていますし、クールに投げ込む姿などみてもメンタル的にもプロ向きなのかなあと。アーム式は故障しやすいとかタイミングが合いやすいとか言われますので、どうなのかなと思いました。

蔵さんは歳内投手の投球をどう見られたのか、非常に興味があります。
 
    (蔵建て男) 確かに肘をしなやかに使うタイプではないのですが、アーム式と言うほど肘が突っ張っている感じは致しません。

基本的にフォークボーラー系の投手は、どうしてもその球に頼ってピンチがどんどん汲々になってくるのですが、昨年に比べると
スライダーやカーブ、ストレートの活かし方にも工夫が観られ、投球の幅を広げてきました。

ウエートも意識的に10キロ増やして球威もつけましたし、昨年よりもフォームの無駄もなくなるなど課題に取り組んできたことが伺えます。
そういった意味では、意識も高いですし、頭のいい子など思います。どんどん進化して行けるタイプだと評価します。
 

今年確認できなかった滋賀の逸材達!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 8月 6日(土)09時33分47秒
返信・引用
  すでにページでも発表しているように、11年度の滋賀大会の模様を見終えることができました。そこで今回は、予選の模様を今年確認できなかった選手達の中で、昨年の模様から簡単に、その選手達ご紹介してみたいと思います。

△岩永 幸大(滋賀・守山3年)投手 177/70 右/左

(どんな選手?)

11年度の滋賀を代表する投手として、必ず名前があがる好投手。とにかく相手の打ち気を逸らす巧みな投球術が魅力で、高い投球センスが際だつ選手でした。

(投球内容)

サイドのような体の使い方ですが、肘はしっかり立てて投げ込むフォーム。球速は、125~130キロぐらいと、けして球威・球速でねじ伏せるタイプではありません。変化球は、カーブ・スライダー・シンカーなど多彩で、この球を効果的に織り交ぜてきます。

両サイドにボールを散らし、相手の裏をかく配球が身上なのですが、相手に読まれてしまうと球威・球速がない分、打ち込まれてしまいます。ただフォームに余計な力みが全くないので、打者としては厄介投手だと言えそうです。

(最後に)

最終学年では、MAXで144キロまで到達したとも言われますが、前年の投球観る限り、そんな速球派に変貌しているようには見えません。仮にそうなっていたとしても、2回戦で敗れてしまったのは、投球のバランスを崩してしまったのではないかとさえ思います。ただその成長を、ぜひ確認してみたかった投手です。

△奥村 健介(滋賀・比叡山3年)投手 170/68 右/右


(どんな選手?)

中学時代から好投手として知られていたようで、マウンド経験豊富なまとまりのあるピッチングが自慢です。肘を固めて、テイクバックを小さくし、制球重視のピッチングフォームでした。

(投球内容)

球速は、120~125キロぐらいといった感じで、一年の頃から殆ど変わった印象はありませんでした。しかしMAXで140キロまで到達したとも言われますが、この投手も球威・球速で押すタイプではなく、丁寧に外角にボールを集める制球力が生命線だと思います。

変化球は、スライダー・シンカーなどで、クィックなども1.1秒前後と素早く、肉体には恵まれない分、高い野球センスで補うタイプかと思います。

(最後に)

球に凄みは感じませんが、高い制球力を背景に、まとまりのあるピッチングが出来る好投手。何か売りにできる球が身につけられると面白いと思うのですが、最終学年ではどんな成長を遂げていたのか気になるところです。いつかまた何処かの大学で、その勇姿に出会いたいですね。

◯村井 昇汰(滋賀・北大津3年)遊撃 174/61 右/右

(どんな選手?)

昨年は9番打者として甲子園に出場も、2試合連続本塁打やダイナミックな遊撃守備で、スカウトを魅了した派手な選手でした。ただ大会前に不祥事を働き、夏の予選に出場できず。本当に残念なことをした選手だと思います。

(守備・走塁面)

とにかく凄いプレーをするだけの身体能力と思いっきりの良さがあります。ミスも多そうですが、スーパープレーができる派手な遊撃手。地肩も強いのですが、少々プレーが雑だったのが気になっていました。

一塁までの塁間を、4.5秒前後(左打者換算で4.2秒前後)と、基準レベルの脚力があります。思いっきりの好い選手なので、その走力以上に走塁でアピールできる可能性を秘めた選手でした。

(打撃内容)

とにかく思いっきりの好いスイングが目を惹きます。けして長距離打者ではないのでしょうが、ツボにはまれば思いっきり巻き込みスタンドインさせます。かなり打てるポイントが限られたタイミングでのスイングだったのですが、どの打席でもしっかりミートポイントで捉えられる打撃能力も高いと評価します。荒削りですが、期待を抱かせる選手でした。

(最後に)

非常に目につく選手で、スカウトからも注目されていたのは納得できます。ただ甲子園での活躍が逆に、彼の場合はマイナスに働いた面があったのかと思います。もう一度原点に返って、見つめ直して欲しいですね。持ち得る潜在能力は素晴らしいだけに、このままで終わらないことを期待してやみません。ぜひ最終学年での成長ぶりを、確認しておきたかった1人です。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

お願い!!

 投稿者:野球一筋  投稿日:2011年 8月 1日(月)11時11分23秒
返信・引用
  初めて書き込みます。
蔵さんは2011ドラフト候補 最終寸評 的なものは作っていただけるんでしょうか?
必ず買いますんで製作お願いします!
あと一言、帝京の松本が良いですね=。
まさにセンスの塊。
足も◎守備も◎今年、急成長した打撃も◎ですね。
最近、続いてる、高校生右打ち遊撃手、坂本、浅村、西田、山田
の高校時代と並べても遜色ないと思います。
2位ぐらいで消えるかな?
 
    (蔵建て男) 一応ですね、今年からは「迷スカウト」内ではなく、オフシーズンイン「電子出版」
と言う形での発表を予定しております。

松本は、プロ志望であれば指名されると思います。あとは、甲子園でのアピール次第で
順位は結構変動するのではないのですからね。甲子園では、大いに期待して見守りたい選手です。
 

右投げ左打ち

 投稿者:宮崎の巨人ファン  投稿日:2011年 7月30日(土)10時34分14秒
返信・引用
   今まで「利き腕と打席が同じじゃないと長距離打者では成り得ない」と言われてきました
が、阿部慎之助、松井秀喜、ロジャー・マリス、ジェイソンジオンビー、プリンス・フィ
ルダーなど、「右投げ左打ち」で「特大ホームラン」をかっ飛ばす選手もいますし、ミッキー
・マントルやマーク・テシェイラなど「右投げ左右打ち」の選手の中にも左打席で特大ホー
ムランをかっ飛ばす場合があり、「右投げ左打ちが長距離砲に向かない」とは単純に言い切
れないと思います。確かに「右投げ左打ち」は利き腕と逆なので利き腕と同じ場合と比較し
て筋肉の使い方と脳内ネットワークの形成が複雑で「ホームランを打つ事が難しい」のは事
実と思いますが、ボールを遠くに飛ばす力だけを考えてみると、上体で押し込む力よりも
下半身の回転から生み出される力の方の依存が遥かに大きい為、利き腕の問題よりも「よ
り下半身の回転し易い方の打席に立つ事」が重要と考えられます。実際に「左投げ右打ち」
という選手が存在しますが、これは「右打席の方が下半身が使い易い」と考えられます。

 結論 打席というのは利き腕の関係よりも下半身の回転し易い方に立つべきである。

 ↑の話について、参考までに言いますと、ゴジラ松井とイチローは体の回転が右回りに
回転し易いそうです(←確か某テレビ東京系の番組で言ってたなぁ~・・・^^)。従って、
二人が揃って「右投げ左打ち」であることは体の構造から考えると自然なことです。
 
    (蔵建て男) なかなか素晴らしい考察ありがとうございます。右投げ左打ちの本塁打の多くが、圧倒的に腰の回転を活かした巻き込んで打つ引っ張りにあります。
これは、利き手の力が強すぎて引っ張るのには向いていますが、踏ん張ってレフト方向に飛ばすのが極めて難しいからだと考えられます。

ただ阿部慎之助や松井秀喜は、それでも外角低めの球を左中間に運ぶ稀な技術を持っておりますね。ああいう特殊な選手もいるので、一つの傾向として
捉えておくべきで、絶対とは言い切れません。ただむしろ例外的な選手として観る方が、スカウティングとしては自然です。

ホームラン打者は、当然マークも厳しくなるので外角中心の攻めになるんですね。そのときに外角の球をしっかりスタンドまで叩く込む技術があれば
好いのですが、あくまでも左方向に合わせることしかできない右投げ左打ちが殆どなのです。ですから右投げ左打ちの長距離打者は
産まれにくいのだと思います。
 

智弁学園・青山大紀

 投稿者:M&T  投稿日:2011年 7月27日(水)22時13分24秒
返信・引用
  奈良大会は結局智弁学園が圧倒的な強さで甲子園出場を決めました。
注目の青山選手ですが投手としては140キロ前半(目測)をコンスタントに投げ、
馬力もかなりある投手です。
ただ今大会は2番手扱いで、チーム自体も準決勝までオールコールド勝ちという状況で
スタミナの程は不明です。

特筆すべきはバッティングの方で、準々決勝、準決勝、決勝と3試合連続ホームランを放ち、
打球の早さもケタ違いで、私的には野手としての評価をしたいです。

桝田(現楽天)、生多(現東北福祉大)と左の好打者がいる時の智弁は強いですね。
 
    (蔵建て男) ぜひ甲子園では、その強打確認してみたいですね。期待しております。  

右投げ左打ち

 投稿者:戸松  投稿日:2011年 7月25日(月)23時00分6秒
返信・引用
  統一球で右投げ左打ちの打者が苦しんでますが、何故ですか?
また高橋や伊藤は統一球でもホームラン二桁以上打てるでしょうか?
 
    (蔵建て男) 基本的に、利き腕と打席が同じじゃないと長距離打者では成り得ないと言われております。
すなわち右投げなら右打ち、左投げなら左打ちということです。

そのため今までは、中距離タイプでも本塁打ができましたが、統一球では誤魔化しが効かなく
なりました。そういった意味では、右投げ左打ちで、もともと中距離タイプの高橋周平や伊藤(慶応)
などの打者は、もっとも影響を受けやすいタイプだとは思います。

ただツボにはまればスタンドインできるポイントは持っておりますので、上手く規定打席に入るぐらい
打席に立てれば15本~20本ぐらいまでは残せる資質はあると思うですよね。問題は、それだけ使って
もらえるだけの対応力を示せるかにかかっていると思います。
 

2011年 大学選手権22

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 7月25日(月)18時16分35秒
返信・引用
  大学選手権のレポートも、ここで取り上げるのは最終回になるかもしれません。今回は、2年後のドラフトの目玉になり得る選手も取り上げてみたいと思います。

△生島 峰至(同志社大 4年)右翼 177/80 右/左 (大阪桐蔭出身)

(どんな選手?)

大阪桐蔭時代は、左の好打者と言った感じで、大学で4番を務めるような打者になると思いませんでした。今春のリーグ戦では、打率.217厘 0本 ながら、9打点をあげる活躍を魅せました。

(守備・走塁面)

残念ながら、一塁までの塁間タイムは計測できず。高校時代のメモによると、4.2秒ぐらいと、基準レベルの脚力はあるようです。実際そのプレーを観ていても、足を売りにするほどのスピード感は感じられません。

むしろ目につくのは、右翼の守備の方。落下点への入りや打球の追い方などに大きな欠点はありません。特に地肩が強くスローイングは武器にできるレベル。少し捕ってから投げるまでに時間がかかるかなと言う印象はありますが、この肩は見物です。



(打撃内容)

前の足を大きく引く、左オープンスタンス。グリップは下げ気味に添え、バットを立てて構えます。腰をグッと深く落とし背筋を伸ばす独特の構えであり、両目で前を見据える姿勢も悪くありません。

仕掛けは、投手の重心が下がる時つま先立ちし、本格的に始動するのは投手がボールを放してからと「遅すぎる仕掛け」を採用。これでは一定レベルの球速やキレのある投手の球には、対応仕切れないことが予想されます。

足のカカトをその場で降ろすだけの、動作を極力小さくしたスタイル。ただその割に、踏み込んだ足下がインパクトの際にブレてしまい、体の開きが我慢できません。完全に「点」の打撃であり、狙い澄ました球を逃さない「鋭さ」が求められます。

トップを作るのは遅くはありませんし、バットの振り出しも悪くありません。ただ足下の開きが我慢できないので、外の球を我慢して捌くことができません。目線も大きく動きませんし、軸足にも粘りが感じられるだけに、誠に惜しい選手だと言う気が致します。

(今後は)

足下のブレを防ぐスイングが身につけられれば、もっと打率が上がって来ると思います。元々ボールを捉えるセンスは悪くありませんし、右に左へと打ち返す幅広さもあります。

守備・走力とも抜けてはいませんが、スローイングは魅力。社会人などに進んでプレーをして行くことになると思いますが、そこでの更なる進化を期待してみたいところです。

◎大瀬良 大地(九州共立大 2年)投手 186/82 右/右 (長崎日大出身)

(どんな選手?)

もしプロ志望届けを出していれば、中位から上の順位でドラフト指名されていたほどの逸材です。1年時からリーグ戦で活躍しておりますが、更に今春は大きく成長した姿を魅せてくれました。今春のリーグ戦では、5勝1敗 防御率 0.96 。全日本メンバーにも選ばれ、まさに充実時を迎えつつあります。

(投球内容)

長身から投げ降ろしてくるストレートは、常時140~後半を記録。球速だけでなく、球威も兼ね備えたボリューム感溢れる球を投げ込んできます。ボール全体が、真ん中~高めに集まる傾向があるのですが、ボールに勢いと球威があり、大学生レベルでは中々芯で捉えることができません。

変化球は、小さく沈むスライダーと落差のあるフォークとのコンビネーション。特に縦の変化をストレートと併用するのが大きな特徴。両サイドに大まかに投げられるコントロールを有します。

それほど鋭い牽制は魅せませんが、ランナーをしっかり目で威嚇。クィックも1.2~1.3秒ぐらいと、それほど鋭さは感じられません。ただ足をジワ~と引き上げるような「間」を強く意識したり、ピンチでパッとマウンドをハズして魅せたりと、その見た目以上に、マウンド捌きは悪くありません。



(投球フォーム)

最大の成長は、少し無理に抑え込んでいるようには見えるものの、前の肩の開きをギリギリまで我慢できるようになったこと。そのため球速ほど苦にならなかった球が、かなり打者には厄介な代物になりました。結構甘い球も多いのだが、打者がなかなか芯で捉えることができなくなっている。これは、球速が上がったとか球質が上がったと言うよりは、この球の出所によるところが大きいと言えるのだろう。

引き上げた足を地面に向けて伸ばすので、見分けの難しいカーブの修得や縦の鋭い変化を望み難いフォーム。しかしその割には縦の変化を多く織り交ぜて来るので、体への負担は大きなフォーム。アフターケアには、充分注意して欲しい。この投球を可能にしているのは、着地しそうなところから、上手く前に足を逃がし、「着地」のタイミングを遅らせることができるようになったこと。目に見えて球威・球速は増していないのだが、技術的には大きく進歩している。

グラブを内にしっかり抱えており、指先の感覚がさほど優れていなくても、ある程度ボールを両サイドに散らすことができている。ただ足の甲での地面の押しつけが浅く、上体が高いためにボールが上吊る傾向が強い。この欠点を、今後何処まで改善できるのか注目したい。

「着地」までの時間を稼げるようになり「開き」も我慢できるようになってきた。腕も振れているし、見た目以上に前への「体重移動」も悪くない。もう少し下が更に使えるようになると、本当に手出しが不可能なぐらいの領域に届くかもしれない。

(今後は)

すでに現役の大学生では、1,2を争うような球を投げ込んで来る。更にまだ発展途上の選手であり、持っているエンジンは桁外れだと言う気がして来る。更に昨年~今年にかけて、大きく技術的に改善。そういった意識も高さも感じられ、志しの高さを伺うことができた。

かなりポテンシャルに頼った素材型の印象が強かった高校時代に比べると、上のレベルを想定した実戦力を備えつつある。この探求心を失わず、努力を続けて行ければ、プロ野球界を代表する投手にまで昇り詰められる器の持ち主。久々に、ドキドキさせられる大物に出会った。そんな気にさせてくれる大器だ!

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2011年 大学選手権21

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 7月24日(日)23時25分39秒
返信・引用 編集済
  本格的な高校野球のレポート更新を前に、どうしても終えておきたいのが、大学選手権のレポート。本当に残り僅かなので、今日、明日ぐらいで終えられればと思っております。

△高田 寛敏(富士大 2年)投手 182/68 右/右 (三沢出身)

(どんな選手?)

青森の三沢高校時代から、好投手として知られていた投手。今春のリーグ戦では、3勝1敗 防御率 1.36 と活躍し、チームの優勝に貢献しました。大学選手権緒戦となった近大工学部戦でも先発し、全国の舞台を経験しました。

(投球内容)

上下動の激しいフォームながら、常時135~MAX140キロの綺麗な球筋の速球を投げ込みます。それほど驚くような球威・球速はないのですが、正当派投手といった感じで、伸びのある球を投げ込みます。

変化球は、120キロ台のスライダー中心に、130キロ台前半のカットボールらしき球。その他あまり投げませんが、緩いカーブやチェンジアップ系の球もあるかもしれません。更に高速で沈むスピリットのような球など、球種は少なくありません。

牽制は、ややモーションが大きいものの鋭い牽制を魅せます。フィールディングも、落ち着いて処理できており、クィックも1.05~1.25秒ぐらいで投げ込めるなど、投球以外の部分にも破綻はありません。

右打者には、両サイドに大まか投げ別けられるのですが、左打者には枠の中に投げ込むだけといった感じですし、ボールも高めに抜けるなど制球に課題を残します。マウンド捌きなどは悪くないだけに、そういった投球の細かさを身につけたいところ。

(投球フォーム)

ランナーがいなくてもセットポジションから投げ込み、勢いよく足を引き上げる投球フォーム。ただ引き上げた足を地面に伸ばすので、お尻の一塁側への落としは浅く、更に「着地」までの粘りに欠けるところが気になります。そのため見分けの難しいカーブの修得やフォークのような縦に鋭く落ちる球種の修得が厳しく、投球の幅を広げて行くことには苦労しそう。

グラブは最後まで内に抱えられているのですが、「球持ち」はそれほど好くなく、指先の感覚にはそれほど優れません。まして足の甲の押しつける時間が極めて短いので、ボールが上吊りやすい要因を作ります。また腕の角度を無理につけているので、体への負担も大きなフォーム。故障などには充分注意して、登板後のアフターケアを入念にやって欲しいものです。

「着地」までの粘りに欠ける割には、肩の可動域の柔らかさからか、ボールの出所が見えるのは平均的。もう少し腕を鋭く振れるようになると変化球も活きてくると思いますが、筋力不足が投球からも観られます。ただ「体重移動」は悪くないので、今のフォームをベースに肉付けすれば、まだまだ球威・球速を増すことは期待できそうです。

(今後は)

全国の舞台を経験し、この経験を以下に今後につなげて行けるのか。これはもう、指導者や環境と言うよりは、本人の意識の問題だと考えられます。これから更に上を目指すとするならば、課題も多く抱えますし、肉体的にも発展途上の印象を受けます。投手としては、今後卒業するまでの2年間の間に、どのぐらい己を高めて行くかで、その将来が決まってきそうです。ぜひ今度出会える時は、大きく成長した姿を、ぜひ確認してみたいものであります。

△山川 穂高(富士大 2年)左翼 175/98 右/右 (中部商出身)

(どんな選手?)

中部商時代は、沖縄屈指の強打者としてパワフルな打撃を披露。更に日米大学野球の代表メンバーに選出され、全日本の中軸を任されました。今春のリーグ戦では、2本塁打 8打点 打率.375厘をマークするなど、この春大きく飛躍した選手です。

(守備・走塁面)

打球への反応、ボールの追い方などを観ていると、かなり危なっかしく安心して観ていられると言うレベルではありません。プロでも左翼手としては、正直かなり厳しいかなと言う印象を持っています。また地肩自体やスローイングの形は悪くないので、右翼手を務めたりすることもあります。

正確なタイムは計測できておりませんが、足を売りにするプレースタイルではありません。完全にオフェンス型の選手であり、走力・守備力には目をつむってでも打撃に期待したいタイプです。

(打撃内容)

平塚で行われた全日本合宿で観ていても、そのパワフルなスイングは、学生球界屈指の力強さを感じます。しかしその一方で、まだまだ脆いなと言う印象は受けました。それでも右方向への打撃も観られるようになり、打撃の幅は随分と広がってきています。日米野球のメンバーに選出されたのは、米国人投手の力強い速球にも、力負けしないであろうスイングが高く買われたからだと思われます。日米野球では、その期待に応えるだけの打撃を魅せてくれました。



(打撃フォーム)

スクエアスタンスで、グリップを高く添えた強打者スタイル。足を早めにベース側につま先立ちしますが、実際に始動するのはリリーフ直前と言う「遅すぎる仕掛け」を採用。これだと一定レベル以上の球速・キレのある投手の球には、差し込まれる可能性は高いと言えます。

足を少しだけ浮かし、アウトステップして踏み込みます。すなわち懐を空けて叩く内角を強く意識したスタイル。そのため上手く巻き込めた時は、そのままスタンドインの長打力はあるのでしょう。しかし踏み込んだ足下は、インパクトの際にブレてしまっており、真ん中から低めのゾーン、特に外に逃げて行くスライダーへの対処が大きなポイントになります。またタイミングも点のポイントで捉えるだけに、狙い球を逃さないで叩く「鋭さ」が求められます。そういった意味では、足下が我慢できず開きが抑えられないのは、致命的だと言えそうです。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのも少し遅れ気味ですし、バットも振り出しも少し体から遠回りです。それでもドアスイングにならないように、バットの先端まで下がらないのは救い。強打者らしくスイングの弧が大きいのはいいのですが、フォロースルーを上手く使えないので、体の腕力で飛ばすと言う無理のあるスイングです。

目線のブレは平均的ですが、体の開きが我慢できず、軸足の形も崩れ気味です。安定した打撃を望むのならば、まず軸の安定を決められるようにならないと厳しいでしょう。あくまでも、まだまだ腕力に頼ったスイングであり、技術的には粗さが目立ちます。

(今後は)

やはり抑えるポイントは押さえてスイングしないと、長く安定した成績は望めません。これから上のレベルで野球を続けることを考えた時に、同じ相手と何度も対戦するわけです。その場合に大きな欠点を持っていれば、そこを徹底的に攻められます。その対処、見極めを今から意識してやって行かないと、必ず大きな壁にぶちあたります。全日本に選ばれた自信も大事ですが、その先を見据えた取り組みが、更に求められて行くことになるのではないのでしょうか。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2011夏!高校野球観戦記Ⅱ

 投稿者:DINAMO-JIN  投稿日:2011年 7月24日(日)23時14分45秒
返信・引用
  【0717/船橋市民球場】
 前日の疲れが残っていたのか少々寝過ごしてしまい、球場で着席した折にはちょうど1回裏の東京学館浦安の攻撃が始まるところだった。マウンド上に上沢直之(専大松戸/③/187-85/右投右打)投手の姿があり一安心。専大松戸にはもう一人林田かずな(③175/78右投右打)という140㌔台の球速を誇る本格派がいて、且つ3回戦ではこの2人以外の投手の継投で勝利するなど投手の層が厚い。というわけで実際球場のその場で目にするまではエースが投げるか分からないだけに胸を撫で下ろした。

 が!その立ち上がり、まず目を奪われたのは上沢ではなく東京学館浦安の3番に座る齋藤涼(③/185-81/右投右打)二塁手の鋭い打棒だった。初回に先制点への好機を拡げる二塁打をレフト線に放ったが、いかにも懐が深そうな構えからの振り抜きの良いスイングは、好投手・上沢のボールにも全く負けていなかった。守備の動きにはもう少しキレが欲しいが、大型内野手としての魅力満載。全く知らない選手だったが、帰りの書店で野球小僧を覗くとしっかりリストに掲載されている。思わず感心。。。

 さて、注目の上沢だが…。いろいろなところで観戦評などを読む限りだと、変化球のキレと制球がなかなか良さそうな印象を受けたが、この日は立ち上がりから四死球も多くとにかくコントロールに苦しんでいた。ボールが上ずり球道が定まらず、降板するまで毎回走者を背負う有様。
 スピードは130㌔台半ばから後半ぐらいだろうか。驚くほどの速さは感じなかったが、それでも時折さすがにホンモノのドラフト候補と思わせる伸びのあるストレートがあった。フォームは涌井秀章(西武)の横浜高時代を何となく彷彿とさせる感じ。躍動感やダイナミックさはあまり感じないが、コントロールや安定感を重視しているであろうことが窺えた。とにかく何とか調子を取り戻そうと四苦八苦で、イニングによってノーワインドアップにしたりセットにしたりといろいろ試行錯誤していたが、7回の攻撃の際代打を出されてベンチに退いた。

 最後まで調子が上がらなかったこともあるが、ボールのスピードや動きのキレは上位候補としてはやや物足りなくも映った。紙面では昨年腰を痛めてからスピードが落ちたという記事も見掛けた。それも起因しているのだろうか?今の投げ方も、何かスケール感を抑えて窮屈にまとめ上げた感じにも見える。体格にも恵まれるだけに、本来内包するキャパを全開できればもっとすごいボールを放れるのかもしれないし、スカウトはそのあたりの潜在能力を買っているのかもしれないが。まだまだ鍛える余地がありそうな点は確かに魅力ではある。

 この試合、専大松戸は結局反撃及ばず敗れるのだが、7回裏から上沢をリリーフした栗原洸(②/182-70/右投右打)投手(恐らく)は、下級生ながら二枚看板の林田を差し置いて先にマウンドに立つだけあって、なかなかに小気味良い好投手だった。線は細いがボールのキレが良く、例えばマウンド捌きや野球センスという点では、エースの上沢以上に惹かれるものがあった。順調に育てば来年あたりはMAX140㌔ぐらいの本格派として注目を集めるのではないだろうか。3年計画で作り上げたチームの甲子園出場は成らなかったが、案外、栗原がエースとなった新チームが、あれよあれよと関東四強ぐらいまで残って選抜出場しちゃったりなんかして…!?

 球場には風があり、前日ほどの暑さは感じなかったため、この日は2試合目もフル観戦することにした。第2試合に登場する安房は2008年の選抜に21世紀枠で出場したことが記憶にもまだ新しい。今年のチームは川名健太郎(③/191-86/右投右打)投手というプロ複数球団が注目する大型右腕を擁し、その時以来の甲子園出場を狙っている。

 この川名が素晴らしい投球を披露した。翌日の紙面には“岩隈2世”なんて文字が躍っていて驚かされたが、左足を跳ね上げる感じを見てそう銘打ったのだろうか…。投法はスリークオーターより下のサイドに近い位置からの腕の出。球速自体は上沢のほうがあったかもしれないが、常時セットから球威、勢いを感じさせるボールをリズムとテンポ良くグイグイ投げ込んでくるのがこの川名のスタイル。マウンドが近く見える191cmの長身にこの変則気味の位置から、上沢以上に映る勢いのあるストレートを投じてくるのだから、バッターはかなりタイミングが取りづらく打ちづらかったはず。2点を失ったといっても初回の失点は2失策に犠飛が絡んだもの。7回の1点も失策絡みで、被安打わずか2本とほとんど打たれていない。その2本も打ち取った当たりの内野安打。7回先頭打者に許した初安打、二塁内野安打も、送球が逸れての失策といってもいい内容だった。

 序盤は内角を突く直球と変化球のコンビネーションが冴え渡っていたが、グラウンド整備後の6回以降はさらに調子が上がり球威球速が増した感。MAX130㌔台後半は出ていたと思う。味方が逆転したこともありノってきた感じで、再三相手が真っ直ぐを空振りするようになる。前に飛んでも差し込まれた当たりばかりで打球が外野にすら飛ばない。計10個の三振を奪ったが、9回の三者三振含め6回以降で何と!8個も記録している。無四球フィニッシュと投球にまとまりもある。
 内容的には楽々完封していておかしくない出来だったが、2失点を喫したことでスコアは競った結果になってしまった。後逸を記録した捕手含め、内野が軒並みまんべんなくエラーを重ね、いずれの失点にも絡んでいたのがちと残念。

 川名はプロ好みの素材という観点では現時点では上沢を上回るかもしれない。まず身体がデカく頑強で体幹の強さも高校生としては十分なものがある。搭載しているエンジンもデカい。投げっぷりも力強いがバッティングもパワフルで、大型だがフィールディングも良く、大きくても動ける点はかなりの評価に繋がりそう。希少な大型サイドの本格派として、個人的には十分ドラフト対象になると見受けたが、はたしてプロの目にはどう映ったことだろう。。。



【0718/神宮球場】
 拙宅から30分強で着けることもあり前2日より遙かに余裕を持っての出立となった。“下町のダルビッシュ”こと吉本祥二(足立学園/③/187-78/右投右打)投手を観戦するのはこの日が二度目。昨秋、雨中の昭和市民球場で散った試合を観て以来になる。今年に入ってからの評価が鰻登り↑↑↑で、東日本No.1ともドラ1候補ともいわれ、今夏緒戦の都立桜町戦には日米15球団41人ものスカウトが集結した。秋の段階では線が細く、かなりの荒削りさを感じただけに期待を抱いての観戦となったが…。

 結果からいうとこの日も良い投球を拝むことはできなかった。被安打はそれほどでもないのだが、立ち上がりから四死球を連発し、エラーも絡んで失点を重ね全く立ち直る気配なし。5回先頭打者にヒットを許したところで降板、守備には付かずベンチに下がってしまったので再登板の機会もなし。翌日の紙面には、大会直前からプレッシャーで体調を崩していたとあったが、期待値が大きかっただけに誠に残念な限り。

 秋に観た時はダルビッシュというよりも岩隈(楽天)の高校時代を思い起こさせたが、常時セットから左足をゆったりあげるこの日のフォームはちょっとダルビッシュチックに映った。ストレートは近くのスカウトのガンでは常時130㌔台中~後半、MAXで143㌔だったが、遠く前方のスカウトのガンでは140㌔台がビュンビュン出ていた(MAX146㌔)。9ヶ月前に目にした時よりは伸びのあるストレートをコンスタントに投じているようにも見えたが、球道が定まらないという点での印象は変わらず。特に右打者の内に抜けるボールが多いのが気になった。

 この体格でこのスピードを誇るのだから逸材には間違いないが、投げる以外のこと含め、今プロに入っても一線級として出てくるのは結構時間が掛かる気がする。本当に良い時を観ていればまた印象も少し変わったのかもしれないが。5回戦で帝京と当たるのを期待していただけに、ここでの敗退は本当に残念だった。





 今週末には首都圏は全て代表が出揃っているでしょうから、今夏予選で球場に赴く機会はもうなさそうです。後はスカイAの全国の決勝で注目選手を観て、来月からの夏の甲子園中継観戦を迎えたいところです。
 
    (蔵建て男) 吉本は今年3度ほどみましたが、6月に行われた日米野球の時が一番良かった感想です。
その時は短いイニングだったので常時145~後半を記録しており、スピード能力は確かに
東日本屈指のものがあるなと思います。

ただ単調なコンビネーション、同じような打たれ方を繰り返すなど、なんか投手としてのセンス
を感じないんですよね。かなり一線に出てくるまでには、私も時間がかかると思います。ただ順調
に資質を伸ばしてこられた点は、素直に評価したいと思っています。

まだ千葉・埼玉選手はあまり見られていないのですが、レポートを参考にさせて頂きながら、観戦
を楽しみにしたいと思います。
 

2011夏!高校野球観戦記Ⅰ

 投稿者:DINAMO-JIN  投稿日:2011年 7月24日(日)23時03分52秒
返信・引用
  ご無沙汰してます。本日、千葉マリンに赴きこの夏生観戦の〆とするつもりでしたが、昨夜の飲み過ぎが祟り断念…(汗)。先週末までに出向いた試合の観戦記を投稿したいと思います。4日分ということもあり、ちょっと長くて申し訳ありません。


【0710/習志野市秋津野球場】
 うだるような暑さの中での今夏観戦はじめ。この日のお目当ては鈴木康平(千葉明徳/③/186-75/右投右打)投手だ。昨秋、県大会出場を掛けたブロック予選で強豪・千葉経大付を3安打14奪三振の快投でシャットアウトして注目を集めるようになった存在で、ストレートのMAXは146㌔とも148㌔ともいわれている。春は早期に敗退したためあまり実戦まわりの声が聞こえてこず、評判ベースで一人歩きしている感もあったので是非とも直に観てみたかった投手だ。苑田スカウト部長(広島)が誌面や紙面で盛んに高評価しているコメントを出していたことも、かなり気を惹くものがあった。

 実はこの試合に勝てば次戦はシード校、専大松戸との対戦となるため、そこでの上沢直之との投げ合いを本当は観に行きたかったのだが、そちらは平日開催お仕事のため断念。。。取りあえずこの日に鈴木だけでも抑えておこうと足を運んでみた次第である。
 夏の緒戦!次戦が強豪・専大松戸戦!…ということを考慮すれば、調整も兼ねて恐らく頭から数イニングは放るだろう…なんて読みだったのだが甘かった!何と鈴木は先発せず!試合前ノックで一塁横で補助をしているのを観てガクーーンと落ち込んだが、相手の柏の葉が予想以上の頑張りを見せ2-1でリードしたまま試合は終盤へ推移。いつ出るかいつ出るかと思っていたら、6回二死一二塁という場面で遂にマウンドへ上がってきた。

 186cmの上背でスラリとした投手体型と言う風情。雰囲気は悪くない。肩甲骨周りが柔軟そうで腕の振りも柔らかい。フォームの流れもスムーズで、注目されるだけの素材の良さは確かに一見しただけでも感じられる。ただし、劣勢での登板ということでかなり気合いは入っていたようだが、思っていたほどのスピードは感じられなかった。状況を考えれば試運転ということはないだろうが、調整途上なのか恐らくストレートはMAXでも130㌔を超えるくらい(目測)。120㌔台というボールも結構あったのではないか。ブルペンでの投球を遠目に観た感じでは140㌔ぐらいのボールを放りそうにも見えたが、そこまでの速さに映ったボールはなかった。8回終了まで打者8人に相対し被安打は1本だったが、先発投手にタイミングが取りづらいそうだった柏の葉各打者が真っ直ぐを捉えた当たりをカンカン飛ばしていたのが印象的だった。
 ストレート以外にはスライダーを投じていたが、このスライダーのキレはかなり鋭く良かった。ウイニングショットとしても十分に使えそう。
 上沢との投げ合いで引き分け再試合にまでもつれ込んだ専大松戸戦ではMAX141㌔を記録したというし、やはりこの試合ではまだ7割ぐらいの出来だったのかもしれない。


【0716/川越市営初雁公園野球場】
 川越市の初雁球場に初めて足を運んだ。最寄りの駅から徒歩で行くにはちょっとシンドイ距離なのでバスを利用。初雁球場は公園内の球場施設で古びてはいるが、周囲を木々に囲まれたなかなかに趣がある球場である。

 “川越工の根岸”。夏前に誌面で今年のエース根岸哲也(③/182-80/右投右打)投手の記事を目にした時に即座に脳裏に浮かんだのが、1985年に春の埼玉を制し関東四強、夏も県準優勝したチームで、その年のドラフト1位でロッテに入団した石田雅彦投手と左右の二枚看板を形成、打っても共に中軸を張っていた根岸信明選手のこと。「もしや…」と思ったが、調べてみると今年のエースはやはり子息だという。これまでにマスコミ等ではほとんど名前が出てこなかったが、その記事を目にして以来何故か気になって仕方なく、この日球場へと歩を伸ばした次第。

 マウンド上での根岸はサイズほどの重量感は感じないが均整の取れた体格が目を惹く。ノーワインドアップから投じるオーソドックスな本格派で、地肩や腕力の強さを感じさせるフォームだった。球速は常時130㌔前後、MAXで135、136㌔ぐらいだろうか(目測)。死球こそ2つ与えたが四球ゼロと高校生としては試合をまとめる制球力は十分に有し、内外角を突く投球もできるが、時折不用意に甘く入ったストレートを痛打される場面が目に付く。それでもコースに決まった速球は、意外と相手打者が差し込まれるのか、外野飛球でのアウトがかなり多かった。
 5回に下位打線8番打者に被弾した以外は、再三走者を背負いながらも得点だけは許さない投球で、特に8回は無死満塁の絶体絶命だったが、遊撃飛と二塁併殺で切り抜けた粘りは見事だった。

 カウントを取る緩い縦のカーブも緩急が利いていて良かったが、この投手で最も素晴らしかったのが横のスライダーのキレ。外のコースに決まった時は都度都度空振りを奪うなど、ちょっと打たれる気がしなかった。とはいえ決してそこに頼った投球ではなく、打たれてもストレートを投じるあたりにはこの投手の持つ気の強さを感じた。
 現時点でもそれなりのまとまりはあるし投手としての土台も良いので、大学などで身体ができてくれば自然に球速もUPするはず。ハタチを超えたあたりでどれくらいの投手になっているかが非常に楽しみである。

 しかし、この日はこの夏何日か観戦に出向いた中でも最も暑い一日だった。10時開始の第一試合を観終わった段で、かなりの疲弊を余儀なくされていたが、そのまま粘ってもう1試合を5回まで観戦。2試合目には強豪・聖望学園が登場したからだ。

 エースの瀧瀬諒太(③/190-74/右投右打)投手は、昨秋から注目を集める大型右腕。聖望学園の190cm台投手というと門倉健(韓国・三星)を思い出すが、さすがにマウンドまでの距離が近く感じる。常時セットからの投球で、初回の速球には130㌔台後半をマークしていそうなかなりの威力を感じた。大型だが投球にはまとまりはあり、制球難で破綻するタイプではない。
 試合が進むに連れて球速は130㌔前後ぐらいで落ち着き、コーナーを突いて打たせて取る投球に推移。プロフィールよりは体重がありそうだが、まだまだ線が細いし体幹も鍛える余地がありそう。その段で最終的にどれくらいのボールを放れるかという未完の大器という意味で、こちらも根岸同様大学などの本格化が期待される。

 聖望学園の打線では5番を打つ奥村大介(③/175-70/右投左打)中堅手のシュアな打撃が目を惹いた。2回戦ではランニング本塁打を放ちこの試合でも3安打と気を吐いた。巧打者タイプの外野手として気に留めておいて損はない好選手だ。

 この試合は結局延長12回までもつれ込む接戦で聖望学園がサヨナラ勝ちを収めたようだが、翌日以降の観戦予定もあるなか、ここで無理して最後まで観るのは困難だっただけに、やはり5回で退散して正解だったかもしれない。せっかく川越まで来たのだからと、鰻屋で食と涼を取り帰路に就いた。
 
    (蔵建て男) ご無沙汰しております、毎度素晴らしいレポートありがとうございます。少しレポートの仕方が変わりましたね。

私が現在確認できたところでは、やはり千葉明徳の鈴木投手。上沢投手との投げ合いは、中々良かったですね。精神的に波を感じましたが、素材としては面白いなと思わせてくれました。
下位指名ならば指名して来る球団はあるかなと思っております。低めにボールが集まりますし、まだまだ伸びそうな感じがしていますので、個人的にはプロもありかなと思っております。
 

京都大会

 投稿者:キヨピー  投稿日:2011年 7月24日(日)19時48分17秒
返信・引用
  本日、京都大会準決勝が行われ、注目の龍谷大平安VS福知山成美は6対3で平安が勝ちました。平安の2年生4番 高橋 大樹 捕手 180/75 右/右は2打席連続ホームランを放ち勝利に貢献しました。1打席目はバックスクリーン左に文句なしの一発を放ち、2打席目は左中間スタンドにライナーではない低い弾道で物凄い速い打球を叩き込みました。関係者からは平安出身で現西武の炭谷銀次郎捕手より打撃は上ではないかと聞いていたのですがたしかにそれもうなずけるパフォーマンスでした。本来は捕手ですが本日はライトを守っていました。明日、立命館宇治との決勝戦でもどんな打撃をみせてくれるのか楽しみです。  
    (蔵建て男) 岸谷銀次郎以来の大物捕手なんですね。甲子園での活躍、大いに楽しみにしておりますよ。個人的には、高校時代銀次郎の打撃を高く評価したんですけどね、現状はまだ打撃まで気がまわらないんでしょうかね?  

奈良予選

 投稿者:M&T  投稿日:2011年 7月23日(土)13時07分45秒
返信・引用
  昨年準優勝の奈良大附が準々決勝で高田商に敗れました!
やはり昨年は好投手、松田(現近大)におんぶにだっこのチームだったので
彼の抜けた今年は厳しかったようですね。

郡山も2回戦で早々に敗退し、今年は本命無き大会になりそうです。
 
    (蔵建て男) 天理の出場辞退で混戦が予想されましたが、その通りになっていますね。智弁あたりがイメージ的には有力に見えるのですが、そうでもないのでしょうか?  

大波乱>へ<

 投稿者:薩摩のぶにせ  投稿日:2011年 7月22日(金)12時01分52秒
返信・引用
  初めまして こんにちわ

今 第1SEED  鹿児島実業が ノーシードの 薩摩中央に 4ー2 で敗れました。

これで 第2SEEDの 神村学園が 有利かな?

何が 起こるか解らない 高校野球  これだから 面白い。(^^)
 
    (蔵建て男) これには、私も驚きました。全国制覇も期待できた鹿実の敗退で、ライバルの神村学園が甲子園を決めましたね。
神村学園も、甲子園で上位を狙える好チーム。期待して見守りたいと思います。
 

2011年 大学選手権20

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 7月21日(木)00時38分30秒
返信・引用 編集済
  皆様今晩は。台風接近に伴い生観戦も遠征ができず、そうかといって体調を崩していた管理人。体調は未だ良化途上ですが、少しずつ更新を進めて参りたいと思います。今回も残り僅かとなりました、大学選手権のレポートから。

△若杉 健(道都大 4年)投手 177/77 右/右 (留萌千望出身)

(どんな選手?)

2年前の大学選手権では、MAX144キロの力強いストレートを投げ込んでいた投手。しかしその後、靭帯断裂の大怪我に遭いながらも復活。今春のリーグ戦では、3勝1敗 防御率 1.45 の成績を残し、優勝に貢献致しました。

(投球内容)

中背の体格から、オーソドックスなフォームで投げ込んできます。球速は、常時135キロ前後ぐらいと、以前ほどの球威・球速は陰を潜めました。変化球は、縦・横2種類のスライダーでしょうか、それにカーブなどを織り交ぜるオーソドックスなスタイル。

牽制などには、それなりの鋭さがあり、ランナーへの警戒をゆるめません。ピンポイントの制球力はありませんが、両サイドに大まかにボールを投げ分けられます。ただ、やや左打者には甘く入る球も見受けられます。投球センス・マウンド捌きなどにも大きな破綻はなく、適度にまとまっているという印象を受けます。

(投球フォーム)

ノーワインドアップから投げ込むフォームで、足を引き上げ伸ばす時は、地面に向かって伸ばします。そのためお尻の一塁側への落としは甘く、将来的に見分けの難しいカーブや縦に鋭い変化球の修得には疑問が残るものの、実際の投球においてはカーブや縦の変化を使えています。その理由は、「着地」までの「間」をある程度取れているからではないのでしょうか。ただしっかりスペースを確保できて投げているわけではないので、体への負担は少ないないはず。

グラブは最後まで内に抱えられており、両サイドの制球は安定。足の甲の押し付けも深く粘りがあるというほどではありませんが、ある程度押し付けることができております。ただ「球持ち」は平均的で、それほどボールを上手くコントロールできているというほどではないように感じます。

「着地」までの時間は平均的なため、体の「開き」も並ぐらいでしょうか。腕をかなり高い位置から振り下ろしてきており、ボールを持っている肩が上がり、グラブを持っている方の肩が下がり、かなり負担の大きなフォームです。故障には、十分注意したいところ。腕は強く振れているのですが、「体重移動」が上手く行っていないので、体重がグッと乗れておらず、ボールがイマイチ来ないのも、その辺に原因がありそうです。

(今後は)

2年前のようなボールの勢いはありませんが、ある程度投球の型はできております。まずは、故障に注意しつつ、ボールの勢いを取り戻したいですね。「体重移動」が上手く行っていないので、この辺が改善されれば、もう少しストレートが生きたものとなりそうです。

社会人などに進んで野球を続けて行ける選手だと思うので、地道に課題を見つめ直し取り組めれば、社会人での活躍も期待できるかもしれません。これからも、注目して行きたい投手でした。

◯松葉 貴大(大体大 3年)投手 180/75 左/左 (東洋大姫路出身)

(どんな選手?)

右の宮川将と共に、左右の2枚看板としてチームを支えます。今春のリーグ戦では、4勝2敗 防御率 1.91 と優勝に貢献。来年のドラフト候補として、期待が高まります。

(投球内容)

グラブを大きく前に突きあげて投げるフォームで、球速はコンスタントに140キロ台を記録し、MAX147キロまで到達。昨年よりも、ワンランク球威・球速を増してきた感じが致します。これに横滑りする120キロ台のスライダーと、縦に大きく割れる110キロ台のカーブのような軌道を描く独特の球種があります。更に100キロ台のスローカーブを織りまぜてきます。

両サイドに投げ分ける制球力、力みなく淀みのない投球ができる投球術など、投球に大きな破綻はありません。ただそうかと行って、物凄くメリハリが効いているとか要所をビシッと締めるというアクセントはあまり感じられません。

もともと野手だったので、フィールディングは上手いです。クィックは、1.2~1.3秒台ぐらいと平均的。牽制などは、左腕にしてはそれほど上手いようには見えません。そういった投球以外の部分が、もうワンランク引き上げられて来ると良いですね。



(投球フォーム)

引き上げた足が地面に向かって伸びて行くタイプで、お尻を三塁側(左投手は)に落とせるタイプではありません。そのため見分けの難しいカーブや縦に鋭く落ちるフォークのような球種は修得し難いタイプ。また「着地」までの「間」も少ないので、フォームに粘りが感じられなかったりして、さほどタイミングが取りにくいタイプではありません。

グラブもしっかり抱えられているわけではありませんが、最後まで体の近くはあります。足の甲の押し付けは、つま先のみが地面を捉えており、ボールは高めに集まりやすい傾向にあります。「球持ち」がいいタイプではないので、ボールを上手くコントロールできる繊細さはなく、ある程度のところに集めて来るといった投球になります。

「着地」までの「間」は取れておりませんが、ボールの出所は、けして早くありません。その代わり、テイクバックした際に、かなり肩が奥に入り込み体への負担は少なくないはず。更に腕の角度も無理に作っているので、故障への危険性を感じずにはいられません。腕はしっかり振り抜かれておりますが、「体重移動」は、それほど上手く前に移っておらず、球速ほど、ボールに自己主張するような存在感のある球が投げ込まれないのは残念なところ。

(今後は)

昨年も、球速は結構出ていたわりに、勝負どころの甘さもあったり抑揚のない投球のため、あまり印象が残らない投手でした。しかし今年は、投球全体レベルを引き上げることで、徐々に存在感を高めてきた投手だと言えるでしょう。

このまま行けば、来年の上位候補としてマークされる存在ですが、まだプロの即戦力を期待するのには、課題も少なくありません。この一年の間に、そういった高いレベルを想定し詰めの甘さを解消して行けるのか、その辺に注目して見守ってゆきたいと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2011年 大学選手権19

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 7月19日(火)23時06分58秒
返信・引用
  今日は、台風接近のために生観戦はできず。そこで残り僅かになっておりました、大学選手権のレポートの続きを久々に、この掲示板使用して行いたいと思います。

△橋詰 和明(奈良産業大 3年)投手 183/81 右/右 (東大阪大柏原出身)

(どんな選手?)

今春のリーグ戦では、第二戦を任されることが多かった投手。5試合に登板して、2勝0敗 防御率 1.08。ストレートが常に動く、癖球が持ち味の投手です。

(投球内容)

右の正当派右腕で、球速は130キロ台中盤~MAX145キロを記録。ただストレートの威力で押すと言うよりは、常にボールが動く癖球を活かし、相手の芯をハズして打ち損じを誘うピッチングスタイル。

投球は、ほとんどが動くストレートで構成。たまにスライダーを投げる程度。実際5リーグ対抗戦でも生で観てきましたが、もう一歩物足りない感じは否めません。両サイドにボールを散らせるコントロールはありますが、特に武器になると言うほどの絶対的なボールがないからです。

制球は、それなりに安定。牽制も、1.1秒台と基準以上の素早さで、投げ込むことが出来ています。それほど投球に上手さ・センスは感じられませんが、特に大きな破綻があるようにも思えません。

(投球フォーム)

お尻を一塁側に落とせるフォームであり、見分けの難しいカーブや縦の鋭い変化の修得も期待できそうです。更に前への足の逃がしも悪くないので、着地までの時間も稼げます。それだけに、もっといろいろな変化球を覚えて、投球の幅を広げて行くことは充分期待が持てると思うのですが。

グラブは、最後まで内に抱えられており、両サイドへの制球は安定。ただ足の甲が浮いてしまい、完全にボールが上吊る傾向にあります。腕の角度には無理がないと思うのですが、テイクバックした時に、両肩を結ぶラインよりも肘が下がってしまい、ボールを押し出すようになっているのは気になるところ。

「着地」までの「間」は作れている割に、体の「開き」はやや早い気が致します。「球持ち」は平均的で、腕もしっかり振り切れています。しいて言えば「体重移動」が上手く行っておらず、ある程度球速がある割に、ボールが前に乗ってきません。やはり足の甲の押しつけを行い、下半身のエネルギー伝達をしっかり行いたいところです。

(最後に)

かなりボール動きますし、その割に両サイドにしっかり投げ別けられる制球力・一定の球速がある点も魅力を感じます。投球フォーム・体格なども好いので、好い変化球が身につけられると、面白い存在にはなると思います。それだけのフォームの土台があるだけに、来年はどのようなピッチングを魅せてくれるのか、密かに期待したいですね。

△高橋 峻也(日体大 3年)投手 183/72 右/左 (牧方津田出身)

(どんな選手?)

日体大には、一般入試で入学し這い上がってきた反骨精神が魅力。小さなテイクバックからピュッと来る感じの球が、打者からはタイミングが計り難い。

(投球内容)

球威・球速があると言うよりは、小さめのテイクバックから突然ボールが出てくる打ち難さに特徴があります。ボール自体もピュッと切れる感じの球で、130キロ台後半~MAX142キロ程度。生でも観たことがありますが、あと一歩ストレートは物足りないかなと言う印象は残ります。

変化球は、スライダーとチェンジアップ。テイクバックが小さい分、変化球の曲がり・精度はもう一つ。それでも打者の両サイドにボールを投げ別ける制球力には、一定レベルがあると評価します。

クィックは、1.25~1.35秒ぐらいとやや遅いのですが、その分牽制が鋭いのが特徴。それほどピッチングセンスは感じませんが、投球に大きな狂いはありません。

(投球フォーム)

足を勢いよく引き上げる、躍動感のある入り方をします。お尻は比較的上手く一塁側へ落とせているのですが、もう少しピンとしっかり伸ばせると、もっと確実に落とせるようにできるでしょう。着地までも、前への大きなステップがあり「間」を作ることは出来ています。もっと見分けの難しいカーブや縦に鋭く落ちるフォークのような変化を身につけることは期待できます。

グラブは最後まで体の近くにあり、両サイドへの制球は安定。足の甲での押しつけも、もう少し粘りこそ欲しいのですが、悪くはありません。「球持ち」自体も悪くないので、ボールを上手くコントロールできる能力はありそうです。腕の角度にも無理はありませんので、故障への可能性も、それほど高いとは思えません。

「着地」までの時間は稼げている割に、体の「開き」は少し早い気が致します。しかしテイクバックを小さくすることで、その欠点を補います。前への大きなステップが、返って「体重移動」を阻害しているのは残念。もう少し足の逃がし方を、工夫する必要がありそうです。体重が上手く乗せられるようになれば、もっとストレートにも球威・勢いが出てくるものと思われます。

(今後は)

今後は、更なるストレートに磨きをかけたいところ。また球種を増やして投球の幅を広げるなど、まだまだ取り組まないとならない課題も少なくありません。今後、持ち前の反骨精神で、何処まで資質を伸ばしてこられるのか期待して見守りたいと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

鹿児島南 笛田

 投稿者:野球好き  投稿日:2011年 7月18日(月)09時45分47秒
返信・引用
  鹿児島在住の高校野球野球好きです。数年前からこちらのサイトさんを拝見させてもらっています。今回は戸田と笛田をとりあげて頂いてありがとうございます。特に笛田は高い実力を持ちながら話題にあがることが少なかったのでとても嬉しいです。しかもかなりの高評価をなされているようですし。

関東には笛田と同じくらいの身長で知名度の高い伊藤、吉本、上沢といますが、サイトを見ていると蔵建て男さんはこの三人にも負けていないと言ってくださっているので県内野球ファンとして喜んでいます。
なにしろ中々全国で取り上げてもらえないので。薩南工業戦の投球は素晴らしく、スピードも150㌔近く出ていたという声も聴きましたが、新聞等に載っていないということはスカウトの方はいらしていなかったようですし、負けたあとで少しは記事が出ると思っていたのですが、新聞やパソコンを探しても全く。出てくるのは「伊藤二回を投げて失点も大人のピッチング!」とかばかりで笑

あれほどの投手を見るのは久しぶりです。間違いなく県内では木佐貫(川内から亜細亜大学、現オリックス)以来の素材だと思います。総合力や実績では木佐貫には及びませんが、素直すぎるフォームだった木佐貫と違い笛田には打ちづらさががありますので素材としては勝るとも劣らないと思っています。

ただ、蔵建て男さんはドラフト三位くらいとおっしゃっていますが、私が思うにこの学校は志望届を出させないような気がするんですよね。よほど評価が高くなければ、まずは進学という感じで。あくまで予想ですが。プロの評価も蔵建て男さんのようには高くないようですし、今のままでは志望届を出しても下位指名や育成枠のような気がしないでもないです。

やはり上位指名であればそれなりに大事に見てはもらえますので、私としても育成枠などで指名さるのであれば進学したほうがよいとは思います。
木佐貫と同じ年にこれまた同タイプの宇都格(川内高校)という選手が近鉄から五位で指名されましたが、結局四年で解雇でしたからね。笛田と宇都では実力は笛田の方が何枚も上だと思いますが、宇都は九州大会にも出ていて実績もあり、将来性は木佐貫以上と言われていましたので。それが四年で解雇でしたから。そう考えると不安があります。

ですのでなおさら笛田にはまだ勝ち残ってどんどん取り上げてもらって、騒がれて欲しかったのですが。二番手もいい投手だったのに笛田だけに投げさしたのが大きな敗因だと思います。鹿屋中央戦ではかなり球威やコントロールが落ちていましたからね。夏は投手一人では勝てないと改めて感じました。

鹿児島南は投手育成に定評があり毎年県を代表するような投手を出していて、昨年も144キロくらい投げる投手が他に二人もいましたが、それでも笛田クラスはめったに出てこないと思います。県全体でもいったいあと何年先になるだろうか

ただ笛田は負けてしまいましたが鹿児島にはまだいい選手はいますので、これからもとりあげて頂ければと思います。戸田もいますし神村学園の坂口と言う選手もかなりいい選手です。
あとよろしければ球場で顔なじみのスカウトに会われたら、笛田をアピールしてやって下さい笑
これからも更新楽しみにしております。

 
    (蔵建て男) 確かに考えて見れば、あの木佐貫以来の素材かもしれませんね笛田は。戸田の方は、2年春に春季九州大会に出場しておりますし、昨夏は決勝戦まで勝ち上がっており知名度はかなり高かった。
それに比べると、笛田は今春復活しましたが、早く破れてしまったりしてアピールする機会が少なかったことは否めません。

しかしずっと怪我して夏に間に合ったと言うパターンではないだけに、これだけの逸材のチェックが、各球団遅れて間に合いませんでした。だとすれば今のスカウティングのあり方に大きな疑問を
感じます。私のように少し昨夏の鹿児島予選の模様を観た人間が簡単に見付け出しておりましたし、それこそ野球関連の雑誌では名前はあがっていたわけですから。もう少し夏前に知り合いのスカウトに
推しをしておけば良かったと反省しております(笑)。

さて個人的な来年のイチオシは、柿沢貴裕(神村学園)ですね。こちらは、ボリューム感のある球も投げますし、順調に伸びて行けば来年九州を代表する右腕としての期待が広がります。秋以降どのような立場
になるのか大いに楽しみです。
 

2011年 大学選手権18

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 7月 8日(金)16時28分36秒
返信・引用
  沖縄遠征を前に、もう少し書きこんでゆきたいと思います。沖縄からもどってきたら、高校野球も本格的にスタートするので。

△有吉 優樹(東京情報大 3年)投手 178/76 右/右 (東金出身)

(どんな選手?)

今春のリーグ戦では、5試合に登板して 1勝0敗 防御率 2.70 。第二戦で先発していた投手のようです。したがって大学選手権でも2回戦の東京国際大戦で先発を致しました。

(投球内容)

ワインドアップから振りかぶって、常時140キロ台~MAX145キロまで記録。実際球を見ていると、それほど球威や球に勢いは感じません。その印象どおり、ストレートで空振りを奪うような場面は、ほとんど見られませんでした。

変化球は、スライダー・チェンジアップ中心で、余裕が出てくるとカーブを混ぜて来るスタイル。ただチェンジアップは、ほとんど落ちず単なる緩急のみの球となっていました。両サイドに球を散らせて打ち損じを誘います。特に制球力やマウンドさばきなどに、特に光るものは感じませんでした。

クィック1.25秒前後と、それほど早くはありません。むしろ気になったのは、フィールディングでは焦って悪送球をするなど、冷静さを欠いたプレーをしておりました。

(投球フォーム)

お尻は、結構一塁側に落とせます。ただ着地までの粘りがないので見分けの難しいカーブや縦に鋭く落ちるフォークなどの球種を身につけられないのかもしれません。もう少し「着地」までの粘りを意識して時間を稼げれば、もっと良い変化球を投げられる可能性を秘めています。

グラブの抱えも体の近くにはありますが、少し甘い気が致します。ただ足の甲の押し付けは悪くないですし、ボールは前で離せています。その割にボールが上吊るのは、少し理由がわかりません。

「着地」までの粘りの無さが「開き」の早さにつながっています。そのため140キロ台を連発しても、打者はあまり苦にならないようです。腕の振りには無理がないので、それほど故障の心配はありません。腕も振れておりますし、「体重移動」も悪いとは思わないのですが、思いの外ボールにグッと体重が乗ってきませんね。

(今後は)

第二戦を任され、またこの全国大会での経験を元に、来年はエースとしての期待がもたれます。ここから伸びるのかは、本人の意欲と意識によるところが大きいです。来年までに、どのぐらいの投手になっているのか密かに期待してみたいと思います。少なくても千葉リーグで、140キロ台を連発できる投手は、かなり貴重な存在だと思いますので。

△真島 健(東京国際大 2年)投手 178/78 右/右 (浦和学院出身)

(どんな選手?)

高校時代は記憶にないのですが、今春のリーグ戦では5試合に登板して 2勝1敗 防御率 1.41と活躍。大学選手権でも、第二戦での先発を任されました。

(投球内容)

ランナーがいなくても、セットポジションから投げ込みます。そのストレートは、コンスタントに145キロ前後(MAX146キロ)を記録するなど、凄みは感じませんがそれなりに勢いは感じさせます。変化球は、スライダー・チェンジアップ中心で、たまにカーブやフォークも織り交ぜます。

左打者には、外角中心にボールを集められますが、右打者の制球は少しアバウトになります。クィックは1.0秒を切るなど高速で、牽制でもしっかり目配せなどは忘れません。パッとランナーを背負うとマウンドを外したりと、マウンドセンスは悪くないと思います。

(投球フォーム)

足を引き上げる時に勢いや高さがあり、セットポジションでもしっかりエネルギーを作り出せます。お尻をそれほどしっかり一塁側には落とせないので、見分けの難しいカーブやフォークなどの修得で、ピッチングの幅を広げてゆくのかは厳しいかもしれません。それでも着地までの時間は稼げているので、ある程度の変化球の修得は期待できます。

グラブもある程度内に抱えられておりますし、足の甲もそこそこ抑えられております。ボールも前で離せるなど、制球に大崩れすることはなさそうです。また腕の振りにも無理がないので、故障などの可能性も低そう。

「着地」もソコソコ粘れているので、「開き」も平均的。腕も振れているのですが、前への大きなステップが、かえって「体重移動」を阻害しているのは残念です。下半身を使えるようになると、もっと体重がグッと乗った良い球が行くと思います。

(今後は)

それほど身体は大きくないのですが、まだ2年生であることも考えると、もうワンランクは球威・球速を増して来るかもしれません。投球の土台も悪くないので、今の投球にパワーアップできると、面白い存在になりそうです。

まだ細かい部分での課題は少なくないのですが、志を高く持ってやって頂きたい。これからの取組み次第では、大学からのプロ入りも期待できるかもしれません。今後の成長を、期待してやみません。

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2011年 大学選手権17

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 7月 8日(金)09時22分32秒
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  沖縄行くまでにメドをつけようと思ったのですが、ちょっとそこまでには到りませんでした。しかし大学選手権組のレポートも、後半戦なのでなんとか7月の早い段階で終えたいと思います。

◯トマセン・ダニエル(東農大生産学部 4年)左翼 182/85 右/右(神戸弘陵出身)

(どんな選手?)

高校時代から、兵庫ではパワフルな打撃をする選手として評判でした。ただ私自身も観たことがありますが、当たれば強烈ですが脆い印象は否めませんでした。昨年の神宮大会でも(唯一TV中継のなかった試合です)生で見ましたが、その印象は変わらず。今春のリーグ戦で、0本 6打点 打率.359厘で首位打者に輝いたと聞いて驚きました。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間を4.55秒強ぐらい(左打者換算で4.25秒強に相当)と、プロの基準よるは劣りますが、極端に遅いわけではないようです。ただ足を売りにするプレースタイルではないので、盗塁などは期待できません。

肩も全く弱いと言うことはないですが、守備の動きはどうしても緩慢で、動作の切り替えも素早くなく、上のレベルでは左翼でもどうかな?といった感じです。一塁手としての適性があれば、そちらの方が良いかもしれません。

まあ守備・走力は期待せずに、打撃オンリーで評価すべき選手かと思います。

(打撃内容)

大学選手権緒戦の横浜商科大戦では、内角の高めの球を上手く肘をたたんでレフトスタンドに叩き込みました。ただ本質的には、スラッガーではなく打球がそれほど上に上がるタイプではありません。あくまでも強烈な打球が野手の間を抜けて行くタイプの強打者です。よほど内角の球を巻き込まない限りは、打球は上がらないと思います。このことは、リーグ戦の本塁打0本からも伺うことができます。

ただ脆さが一時より解消できたのは、引っ張り専門だった打撃が、右方向にも強い打球を飛ばせるようになった点です。これにより、随分と率が稼げるようになってきました。

(打撃フォーム)

スクエアスタンスで、グリップを高めに添えます。ただ構え全体が、あまりバランスが取れていなく、理に適っていないのは気になりました。仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用するように、本質は中距離・ポイントゲッタータイプと言うことでしょう。体に力があるので、上手く巻き込めればスタンドインも期待できます。

足を軽く回しこむ「間」が作れているので、結構いろいろなタイミングでボールを捉える幅はあります。ベースから離れたアウトステップを採用しており、懐を開けて真ん中~内角よりの球を引っ張り込む打撃が得意です。ある程度右方向への打撃を可能にしているのは、踏み込んだ足元がブレないこと。これにより外角でも高めの球ならば右方向への打撃も期待できます。

ただ残念なのは、トップを作るのが遅れがちで一定レベルの球速・キレのある球に対してはどうなのかな?と言う不安が残ります。またスイングも体から離れて大きく外回りしますし、腰の開きが早いフォーム。外格低めにスライダーを投げていたら、まず打てないなと思えるフォームです。そのコースへの微妙な見極めや対処の仕方などは、ぜひ見てみたかった気が致します。ただ少なくても2戦目の慶応大戦では、徹底的な外角攻めに合い、結果を残すことはできませんでした。

(今後は)

日本育ちの選手なので、外国人枠が必要ないのは魅力です。ただスラッガーだと思って獲得したら、意外に小器用で打球が上がらないと言う、イメージと違う成長曲線を描くかもしれません。昨秋までは、確かにパワーはあるものの、スイングが鈍くキレに欠けどうかな?と言う印象がありました。ただそのへんは、かなり最終学年になり、ヘッドスピードにキレが出てきた感じは致します。日本人にはない体の力があるので、育成枠あたりで指名する球団は現れるかもしれません。個人的には厳しいかなと思いますが、個性を評価する育成枠でなら、ありなのかなとも思えます。

◯陶久 亮太(東農大生産学部 3年)投手 178/73 右/右 (帯広農出身)

(どんな選手?)

今春のリーグ戦では、3勝1敗 防御率 1.77と活躍。昨年神宮第二で観た時は、130キロ台中盤ぐらいの投手だったような記憶がありますが、メモを残すほど惹かれませんでした。しかしこの大学選手権では、リリーフで常時140キロ台~後半をたたき出すなど、来年に向けて期待の高まる投球をしてくれました。

(投球内容)

第一戦の横浜商科大戦の映像を消してしまって、その時の詳細がわからないのですが、第ニ戦の慶応大戦では、僅か1球で終わってしまいました。第一戦でのコメントを見直すと、ゆったりとした始動からピュッと鋭い腕の振りから投げ込む投手で、コンスタントに140キロ台~後半ぐらいのストレートを投げ込む勢いのある球が魅力。変化球も緩い球はないのですが、ストレートとの見分けの難しい高速で沈むボールが武器だと記載されています。

(投球フォーム)

お尻を一塁側にしっかり落とせるフォームなので、見分けの難しいカーブや縦に鋭く落ちる球を修得できる可能性が高いフォームです。着地までの「間」も作れているので、充分にピッチングの幅を広げて行ける可能性を感じます。

グラブは最後まで内に抱えられておりますし、前でボールを離せる「球持ち」の良さもあります。ただ足の甲の押し付ける時間が短いので、低めへの制球と粘りが今後の課題か。腕の角度はある程度ありますが、けして無理な振り抜きにはなっておりません。

「着地」のタイミングも悪くないので、「開き」が早過ぎることもありません。腕も強く振れておりますが、「体重移動」は、それほどまだ下が上手く使えているというほどではありません。そのへんがもう少し上手くリード出来てくると、ウエートの乗った良い球が行くようになるのではないのでしょうか。

(今後は)

すでに本格化し、球が速くなってきました。落ちる系の球にも威力がありますし、現状はリリーフで持ち味を発揮するタイプでしょうか。フォームの土台も良いので、意識次第ではまだまだ伸びることが期待されます。少なくても来年は、北の逸材としてドラフト候補としてマークされる可能性を秘めています。志し次第では、大学から指名があるかもしれませんね。期待して見守ってみたい一人でした。

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2011年 大学選手権16

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 7月 7日(木)16時39分4秒
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  皆様こんにちは。ようやく沖縄遠征の正式な日程が決まり、少しホッとしているところであります。遠征中は更新できないので、できれば今日・明日で、遠征中の分も、更新しておきたいかなと思っております。今日も大学選手権のレポートの続きから。

△玉井 大翔(東農大生産学部 1年)投手 178/68 右/右 (旭川実出身)

(どんな選手?)

1年生ながらリーグ戦で、5勝0敗 防御率 0.21 と素晴らしい成績を残しました。大学選手権二戦目の慶応戦では、ロングリリーフで、その存在感を全国に知らしめました。

(投球内容)

オーソドックス右上手投げ投手ですが、球速は130キロ台後半~140キロ台中盤まで到達。特に打者の内角に厳しく突く球が目立ちました。また曲がりながら沈むスライダーにも威力があり、この球とのコンビネーションで投球を組み立てます。

おおよそ両サイドに球散らせ、勝負どころでは厳しいところを突けます。マウンド捌きも経験豊富な印象で、ピンチでも動じずに投球。クィックも1.0秒台前後と高速で、牽制などは見分けが難しく、思わず一塁走者が刺される場面も観られました。持っている野球選手としてのセンスが高いのでしょう。肉体の資質よりも、そういったセンスで相手牛耳るタイプです。

(投球フォーム)

静かにおとなしめに入るフォームで、一塁側へにはお尻を落とせます。そのためもっと見分けの難しいカーブや縦の変化も身につけそうなものなのですが、着地までの粘りがなく時間が足りないのが今後の課題でしょうか。

グラブをしっかり抱えきれていないので、フォームは暴れ気味。足の甲の押しつけも、やや甘い傾向にあります。球持ち自体が良いので、これでもある程度の制球を保てていますが、もっと高い精度の制球力を追求するのならば、この辺の細かい部分まで神経を行き届かせて欲しいところ。

体の「開き」は平均的で、「着地」までの粘りが作れれば、もっとフォームにイヤらしさが出てくるはず。腕の振り・体重移動に関しても、可も不可もなしといった感じでしょうか。

(今後は)

爆発的に資質を伸ばしてゆけると言う伸びしろは、正直感じません。ただ一年生にして、確かな実績を残しましたから、その段階で全国を経験できたことは、新たな目標を持つためにも大きかったと思います。これから卒業するまでに、何処まで資質を高めてゆけるのか、じっくり見守って行きたいと思います。



△風張 蓮(東農大生産学部 1年)投手 181/82 右/右 (伊保内出身)

(どんな選手?)

昨年・岩手の逸材として、プロから熱い視線が送られた選手。結局は進学しましたが、この春は 4試合 0勝0敗 防御率 2.25 とリーグ戦を経験し、高校時代成し得なかった全国の舞台にも登場いたしました。

(投球内容)

負けん気の強そうな顔から、球威と球速を兼ね備えたストレートを投げ込んできます。その球速は、130キロ台後半~MAX144キロ。変化球は、110キロ台後半の横滑りスルスライダーとのコンビネーション。

まだまだ細かいコントロール・投球術はないようで、力のある球をストライクゾーンの枠の中に投げ込んで来るといった感じです。制球力・球種・リズム・マウンド捌き、すべてのおいて、これからの投手との印象を受けました。

(投球フォーム)

お尻を一塁側にしっかり落とせますし、着地までのタイミングは悪くはありません。そのため将来的に、見分けの難しいカーブで緩急をつけたり、縦に鋭く落ちるフォークのような球を修得し、投球の幅を広げてゆける可能性は秘めています。

足の甲での押しつけは悪くありませんが、グラブを抱える意識がないので、フォームが暴れて制球が安定しません。ボールを前で離せる「球持ち」の良さはありますが、まずは投球フォームの基本を身につけ、ストライクゾーンにボールが行くようにしたいところ。

「着地」が平均的なため、「開き」も早すぎることはありません。少し無理に腕の角度を付けている印象で、腕の回旋がスムーズでないのは気になります。しかし「球持ち」は、前に肘が出て悪くありませんでした。「体重移動」も悪くないので、もっと腕を強く振れるようになれば、まだまだボールは速くなるはず。土台さえ構築できれば、将来は150キロ近い球速を、連発できるポテンシャルは秘めていそうです。

(今後は)

すべてにおいて、学ばないと行けないことが多い素材型です。これからは、本人の強い意識と教える側の指導にもよりますが、どんな風に育つのかは想像できません。ただ先発で試合を作るタイプと言うよりは、馬力で圧倒するタイプに育つ可能性は高そう。先発は、玉井に任せて、試合の後半を担うような役割になって行くかもしれません。お互い切磋琢磨して、大きく育っていって欲しいと期待します。


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2011年 大学選手権15

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 7月 6日(水)23時36分44秒
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  あんまり今日は調子が良くなかったので、昨日ほど更新が進みませんでした。ただそれでも私用はかなり片付けられたので、明日への弾みにはなりそうです。今日も大学選手権レポートの続きを行って行きたいと思います。

△西山 勇弥(福井工大 1年)投手 179/75 右/右 (京都府立工出身)

(どんな選手?)

高校時代は、春季京都大会で実際に観たことのある選手です。当時は、MAX142キロを誇る投手と言う触れ込みでしたが、観た印象ではスライダー投手との印象が残っております。ただ大学選手権では、すべてストレートだけで押す投球でした。

(投球内容)

テイクバックが小さいなフォームから常時135キロ前後~MAX139キロ。球速以上にボールには勢いが感じられました。大体球速以上に勢いを感じさせる投手と言うのは、それ以上の球速を秘めているか、将来更に球速を伸ばして行ける投手が多いと経験的に思います。高校時代計測した時が、MAX86マイル(137.2キロ)だったことを考えると、この一年でも緩やかに球速を伸ばしていることがわかります。ただ制球はアバウトで、力任せで投げている感じが致しました。

高校時代に、もう少しじっくり投球を観た時は、外角低めへの制球に優れ、そこに切れこむスライダーに絶対的な自信を持っているように感じられました。そういった投球も、大学で徐々に先発などを任せられるようになると、これから見られるのではないのでしょうか。

(投球フォーム)

お尻の落としは、けして一塁側に落とせていないわけではないのですが甘い傾向にあります。着地までの粘りも平均的で、見分けの難しいカーブや縦に鋭く落ちるフォークなどの修得により、投球の幅を広げてゆくのは難しいかもしれません。

グラブは比較的最後まで体の近くにありますが、足の甲の押さえが浮いてしまい上手くできません。そのためボールが抜けてしまうことも少ないないようです。腕の振りにも無理はなく、故障への可能性は低そう。

小さなテイクバックの上にグラブで上手くリードしながらボールを隠し、打者からは突然ボールが見えて来る感じで長くボールを隠せております。開き自体は平均的ですが、球持ちも悪くなく、まずまず実戦的です。

腕も振れているのですが、足の甲の押さえができないことから、下半身のエネルギー伝達が上手く行かず、体重移動に大きな課題を抱えます。

(今後は)

リーグ戦では、5試合で1勝1敗 防御率 2.63 と経験も積みました。高校時代では無縁の全国の舞台も経験し、この投球をいかに今後に活かすか注目されます。福井工大の将来を担う存在になるのではないのでしょうか。今後の活躍に、期待してみたいと思います。



△眞砂 将広(東北福祉大 4年)捕手 175/75 右/右 (高崎商出身)

(どんな選手?)

高崎商時代から、強肩・強打の捕手として群馬では名の知れた選手でした。今春のリーグ戦では、0本塁打 3打点 打率.290厘の成績でしたが、鋭い打球を飛ばしておりました。

(ディフェンス面)

福祉大の選手にしては、結構荒っぽいプレーをする選手です。ミットを示したあと、一度グラブを地面に付ける癖があります。そのためミットを戻すのが捕球の寸前なので、際どいコースでも審判からストライクカウントを導き難かったり、ワンバウンド処理でもワンテンポ遅れる傾向が見らます。ボールを押しこめるキャッチング・打球への反応の良さ・フットワークの身軽さなどがあるだけに、少し残念に思えます。スローイングは、1.85秒前後とかなりの強肩なのですが、力任せのスローイングで、制球が不安定なのが気になりました。これまできっちりした捕手を育成するイメージが強かった福祉大にしては、資質は高くてもプレーが荒っぽく、少し残念に思います。

(打撃内容)

バットを前にブランブランさせてから構える独特のスタイル。仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用するように、ボールをよ~く引きつけてから叩くスタイルで、元来長距離打者が多く採用する仕掛け。

軽く足を上げて、真っ直ぐ踏み込みます。その足元がブレないので、狙い球を逃さず叩く打撃を可能にします。あらかじめトップの位置にグリップを持ってきており、そこから降りだすので速い球に振り遅れる心配はありません。少し遠回りにバットが出てくるのですが、ドアスイングにならないように、バットの先端を下げないでスイングすることを心がけます。また打つポイントが遅いので、右方向にも強い打球が打てます。対応力は高くはありませんが、体のパワーと仕掛けの遅さからも、ツボにハマれば長打を期待できるパンチ力がありそうです。

(今後は)

強肩で、打力もけしてないわけではありません。そういった意味では、社会人でも捕手として野球を続けて行くことになりそうです。ただディフェンス面には、少し雑と言うか粗い部分があり、その辺が気になります。もう少し繊細なプレーにも、これからは心がけたいところ。また打撃でも、パンチ力は秘めていそうですが、もう少し対応力も高めたいですね。上のレベルで、どんなプレーを魅せてくれるのか注目して行きたいと思います。

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2011年 大学選手権14

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 7月 5日(火)16時05分57秒
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  皆様こんにちは。更新の遅れを取り戻すために、今日二度目の投稿となります。今回は、高校時代あまり騒がれませんでしたが、個人的には注目していた選手のその後です。

△対馬 和樹(九州共立大 2年)捕手 181/86 右/右  (駒大苫小牧出身)

(どんな選手?)

駒大苫小牧時代の2年生時に北海道で観て、その将来を期待していた選手でした。しかしドラフト候補としては騒がれないまま、九州共立大にひっそりと入学。しかし1年時から正捕手を掴むなど、やはり確かな資質があったのは間違いありませんでした。大学選手権ではリーグ戦で打率.205厘だったにも関わらず、4番打者で起用されるなど、その思いっきりの良いスイングに期待が高いようです。

(ディフェンス面)

ミットをしっかり示し、グラブも下に下げません。昨年までは、グラブを一度地面に降ろす癖があったのですが、そういった癖もなくなりました。元々打球への反応も素早いですし、ワンバウンド処理も下手ではありませんでした。そういった部分の技術は、更に磨かれた気が致します。福井工大戦では、塁間1.8秒台前半のスローイングを魅せる場面はなかったものの、地肩の強さは本物です。ガッチリした体格ですが、フットワークも機敏。更に投手を叱咤激励しながらプレーする強気の選手ですが、まだまだ先輩投手相手にだけに、そういった傾向は高校時代よりも弱い気が致します。ただディフェンス力の信頼は、極めて高いのではないのでしょうか。

(打撃内容)

体が強いので、当たれば強い打球が放てます。長距離打者ではないのですが、足を大きく引き上げて、思いっきり踏み込み振り切るスイングが魅力です。

スクエアスタンスで構え、もう少し構えがリラックスできていると良いですね。投手の重心が下がり始める前に足を大きく引き上げる「早すぎる仕掛け」を採用。その足を真っ直ぐ、思いっきり踏み込んできます。ただ少し残念なのは、踏み込んだ足下がブレてしまう点。そのため開きが我慢できずに、打ち損じも多くなってしまいます。そこを改善できると、随分と打率は変わって来るように思えます。

あらかじめグリップをトップの位置に添えており、そこから振り出します。バットの振り出しは平均的ですが、大きな弧を描きつつ、思いっきり最後まで振り抜きます。この選手の良さは、何より思いっきりがいいことにあります。

(最後に)

まだまだ打撃では粗い部分がありますが、気持ちで負けていないのが良いところ。これにもう少し確実性が出てくると、捕手としては合格ラインでしょう。ディフェンス力も確かなものがありますし、最終学年までの成長が楽しみです。志しを持って、世代を代表する捕手として活躍して行って欲しいと思います。

△松園 史敏(九州共立大 4年)三塁 180/77 右/右 (自由ヶ丘出身)

(どんな選手?)

福岡の自由ヶ丘時代の最後の夏は、何故この選手がドラフト候補として話題にならなかったのかと疑問になるほど、三拍子バランスの取れたスケールの大きな遊撃手として活躍しました。九州共立大入学後も、1年春からレギュラーで、いきなり4割台をマークするなど、その才能の片鱗を魅せました。しかし今春のリーグ戦では、打率.190厘と低迷、8番・三塁手としての出場と寂しいものでした。

(打撃内容)

高校時代から大学の下級生の時には、甘い球を逃さない「鋭さ」がありました。しかし今は、迷いがあると言うか、スイングに鋭さ・強さが感じられないのが残念です。

スクエアスタンスで構え、「遅めの仕掛け」を採用しています。彼のような鋭くはじき返す打撃をするのならば、もう少し始動は早めて対応力を上げた方がと思うのですが、どうなのでしょう?

ボールを引きつけて、小さく足を浮かす「点の」打撃であり、狙った球を逃さず叩く「鋭さ」が求められるスタイル。ただ真っ直ぐ踏み込んだ足下はブレません。そのため開きは我慢できますし、打ち損じも少ないはず。

早めに「トップ」の形を作れているので、速い球に差し込まれる心配もありません。バットの振り出しも悪くないので、ミートポイントまで無駄なく振り抜けています。ただボールを
捉えた後のスイングも弱々しいですし、スイングに思いっきりの良さや強さが感じられず、迷いがあるように思えます。この選手は、技術的な問題よりも、むしろ気持ちの部分に問題があるのではないのでしょうか。あまり型にこだわらず、思いっきり振り抜くことを重視して欲しいですね。

(守備・走塁面)

打球への反応もよく、キャッチング・スローイング・フットワーク共に優れた遊撃手でしたが、今は三塁手に落ち着いてしまいました。ただ福井工大戦では打球も飛んでこないまま途中交代。三塁ならば問題のないディフェンス力はあると思われます。

塁間は、4.4秒前後(左打者換算で4.1秒前後に相当)で走り抜けられる脚力があり、足を売りにするほどではないにしろ、中の上レベルの脚力はあります。

(最後に)

元々の実績や資質の高さからも、社会人でも何処かが拾ってくれる可能性はあると思います。そういった環境の変化で、新たな魅力が引き出されるかもしれませんね。

二遊間を担えるセンスもあると思いますが、もしダメならば外野手としての身体能力もあると思います。技術的には間違っていないので、自分のやってきたことを信じて、思いっきり良くプレーをして欲しいところです。ミスを恐れてプレーが小さくなってしまっているのが、なんとも惜しい選手でした。再度輝きを取り戻した、彼本来のプレーに出会える日を楽しみにしております。



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2011年 大学選手権13

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 7月 5日(火)08時28分55秒
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  毎日まったり更新している、大学選手権レポート12弾。今日も、いつも通り続きを書いて行きたいと思います。

○川満 寛弥(九州共立大 3年)投手 186/71 左/左 (宮古総合実出身)

(どんな選手?)

長身でスラッとした体型の本格派左腕で、今春のリーグ戦では、5勝0敗 防御率 0.62と安定。大学選手権緒戦の福井工大戦でも、その片鱗を発揮してくれました。

(投球内容)

ゆったりしたモーションから繰り出される速球は、135~140キロぐらいですが長身から繰り出す角度とキレのある球が持ち味です。変化球は、横滑りするスライダー・スクリュー系の球、そして左腕らしい大きなカーブと一通りものがあります。

特に右打者に対しては、かなりピンポイントでコースを突ける高い制球力があるのに対し、左腕の割に左打者にはやや制球が乱れる傾向にあります。また大型故に、牽制はそれほど鋭くありませんし、クィックも1.3秒台と遅く、投球以外の部分のレベルアップが望まれます。

安定した制球力を背景に、マウンド捌きも落ち着いて投げられています。特別投球にメリハリは感じられませんが、恵まれた体格を上手く活かすピッチングができています。

(投球フォーム)

引き上げた足を地面に伸ばすので、お尻を三塁側(左投手の場合は)に落とせるタイプではありません。従って見分けの難しいカーブや縦に鋭く落ちるフォークの修得は厳しいかなと。ただし左腕は、右打者からは体の陰に隠れて腕の振りが観にくいので、それほどカーブを投げる時の影響は受けにくい部分があります。足は地面の着きそうなところから、前に逃がすことができており、着地が早すぎることはありません。

グラブを内にしっかり抱えられており、両サイドの制球は安定。足の甲の押しつけもできているのですが、ストレートは高めに集まります。もう少しリリースでボールを押し込めるようになると、その辺の改善も期待できるかもしれません。

ボールの出所は見難いので、ボールが突然出てくる感じにとらわれるでしょう。腕も角度がある割に、無理なく振り抜かれているのは好感。「球持ち」は、それほど悪いようには見えませんが、キレ型の球質とボールが上吊るのを観ると、もう少し長く持てる粘りが必要かもしれません。

大型ですが、腕をしっかり振れておりますし、体重移動も悪くありません。それでいて投げ終わったあとのバランスも崩れないなど、非凡な資質を秘めています。

(今後は)

まだまだ完成されていると言うよりは、発展途上の投手だと思います。しかしフォームや制球などの基礎はしっかりしているので、もうワンランク来年までにストレートに磨きがかかれば、上位指名も意識できる素材です。同時期の塩見(楽天)あたりに比べると、ワンランク上だと思います。今後の更なる飛躍を、期待してやみません。

△三国 勇弥(福井工大 4年)投手 175/73 右/右 (市立西宮出身)

(どんな選手?)

中背でオーソドックスなフォームながら、今春のリーグ戦では8勝0敗 防御率 0.15
と素晴らしい成績を残しました。

(投球内容)

足を勢いよく、高い位置まで引き上げて投げ込んできます。ストレートの球速は、135~140キロぐらいと際だつものはありませんが、かなりボールを微妙に動かしている印象で、綺麗な回転の球は殆どありません。

変化球は、カーブ・スライダー、スピリットのような高速で小さく沈む球を織り交ぜます。ストライクゾーンの枠の中にはボールを集められますが、コースを投げ別けるような、細かいコントロールはあまり観られませんでした。そのため高めに浮いたところを、九共大打線に狙い打たれておりました。

たださすがに実績豊富な投手だけに、マウンドでも実に落ち着いています。クィックも1.1秒台ぐらいと基準以上ですし、牽制も動作が鋭い以上に、送球しなくても目配せをよくしてランナーを釘付けにします。そういった野球センスは、なかなか好いものがあるように思えます。

(投球フォーム)

勢いのある踏みだしや、軸足一本で立った時のバランスの良さが光ります。お尻も一塁側には落とせているのですが、着地までの粘りがもう一つで、その辺で縦の変化が大きく落ちると言うことがないのかもしれません。

グラブは最後まで体の近くにとどめられますが、足の甲の押しつけは少し甘いです。もう少し重心が沈むと、ボールが上吊ることも減るのではないのでしょうか。足の甲で地面をしっかり押さえつつ、膝小僧に土が着かない程度で投げ込めることが、理想的な体重移動を生み出します。

「着地」までの粘りは充分ではないものの、体の「開き」は平均的。腕の振りにも無理はありませんし、「球持ち」もそれほど悪くはありません。結果的に腕の振りも悪くはありませんし、「体重移動」も思ったほど悪くはありませんでした。それほど際だつ特徴は見あたりませんが、上手くまとめられたフォームではないのでしょうか。

(今後は)

実績もある投手なので、社会人などで野球を続けて行くことになるのではないのでしょうか。更に志しを高く持って、社会人でも活躍してゆけるだけの術を身につけて欲しいと思います。今後もまた観られる機会がありましたら、注目してみたい投手でした。

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2011年大学選手権12

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 7月 4日(月)17時02分58秒
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  皆様こんにちは、昨日から沖縄の日程で二転三転しておりまして、その対応でまともに更新もできませんでした。そんなこんなやっていたら、目の調子も悪くなってしまって、すっかり効率が低下気味です。今回も大学選手権レポートの続きでも。

△蔵当 一幸(名桜大 4年)投手 170/65 右/左 (中部商出身)

(どんな選手?)

小柄の選手ですが、内野手にでもしたいような運動神経を活かして、大学でも投手をやっています。今春のリーグ戦は、4勝3敗 防御率 1.12。それでも一発勝負の九州トーナメンを勝ち上がって、悲願の全国大会を掴みました。

(投球内容)

やや上体が勝ったフォームから、常時120キロ台後半~MAX135キロぐらいのストレートを投げ込みます。投球の多くは、チェンジアップ気味の曲りの小さなフォークと右打者には横滑りするスライダー中心で、たまにカーブを交える配球。投球におけるストレートの割合は、極めて少ない配球だと言えるでしょう。

ただその変化球を、打者の外角中心に集める確かなコントロールがあります。何より沖縄人特有のバネのあるフィールディング・牽制の鋭さ・クィック0.9秒台で投げ込む素早さなどを見ていると、内野手として育ててみたいと思わせる非凡な運動神経の持ち主です。

(投球フォーム)

引き上げた足を、かなり二塁側に送り込むので、お尻の一塁側への落としは甘めです。そのため縦の変化も空振りを誘うと言うよりは、ゴロを打たせるようなチェンジアップ的な効果になります。

グラブを内にしっかり抱えられているので、両サイドへの制球は安定。ただ足の甲の押し付けが浮いてしまいがちで、ストレートを力一杯投げると高めに浮いてしまうようです。その分変化球を低めに集めることで投球を組み立てています。

「着地」までの粘りは平均的で、「着地」も悪くはありません。ただ「球持ち」「体重移動」はそれほどでもなく、それほど投球フォームに光るものはありません。

(今後は)

もし打撃などのセンスも非凡ならば、上のレベルでは遊撃手なんか、ぜひやらしてみたい選手ですね。社会人で投手として活躍できるかは微妙です。今後どのような形で野球を続けてゆくのか、密かに注目して見守ってゆきたいと思います。

△久保田 高弘(近大工学部 3年)投手 173/65 右/左 (山陽出身)

(どんな選手?)

左のスリークオーターから投げ込む投手で、高い制球力が自慢です。今春のリーグ戦では、7勝0敗 防御率 0.87と抜群の成績を残し、その勢いで挑んだ大学選手権・名桜大戦でも、ノーヒットノーランを達成致しました。

(投球内容)

球速は、130キロ台~MAX137キロ程度と、驚くようなキレや球速はありません。むしろ光るのは、コントロールミスのほとんどない制球力にあります。変化球は、横滑りする曲りの小さなスライダー・右打者の外に逃げるスクリュー・それにカーブなどがあります。ストライクゾーンからボールゾーンに切れこむスライダーやボールになるスクリューなど、結構微妙なところの出し入れもできる投球術も見事です。

安定した制球力を背景に、自分で投球を組み立てて行ける選手です。投球術もしっかりしておりますし、マウンド捌きも悪く有りません。左のかなり重心の低いスリークオーターなので、左打者にとっても厄介な球筋。東京ドームで130キロ台後半でしたから、神宮で登板していれば、140キロ台も記録したかもしれません。「左腕はまずコントロール」と言う私のこだわりからすれば、来年に向けて楽しみな存在です。

(投球フォーム)

非常に足を引き上げる勢いやその高さも小さく、おとなしめのフォームです。重心を深く沈めて投げるフォームなので、ボールは低めに集まりやすい特徴があります。グラブもしっかり抱えられており、両サイドへの制球も安定しております。この高い制球力が、この投手の一番の武器。

ボール出所も見難く、左打者にとっては少し背中越しから来る感じで厄介な球筋。「球持ち」も悪くないので、粘っこい投球が期待できます。ただ重心が沈み過ぎているので、「体重移動」は阻害されがちで、前にグッと乗って来るようなボールの勢いには欠けます。

(今後は)

全国大会でも実績を残し、確かな自信になったはずです。来年ドラフト候補となるには、もうワンランク上のキレや球速を望みたいところ。投球の基本はしっかりしているので、それができれば、大学からのプロ入りも期待できるかもしれません。来年までに、どのぐらい成長するのか、期待して見守りたいと思います。

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2011年 大学選手権11

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 7月 3日(日)09時06分49秒
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  皆様おはようございます。本当なら今頃、沖縄にいるはずだったのですが・・・。週末に延期することになりましたので、今週は高校野球が本格化する前に、大学選手権の模様を終えられればと思います。

△横井 貴行(日大国際関係学部 4年)投手 183/76 右/右 (西湘出身)

(どんな選手?)

この大学選手権でも、MAX147キロを記録するなど、東海地区を代表する好投手です。今春のリーグ戦では、6勝1敗 防御率 0.88 とチームを全国大会に導きました。

(投球内容)

オーソドックスな右上手投げで、コンスタントに140キロ台~MAX147キロを記録。ただ気になったのは、球速ほど球に勢いや伸びがなく、打者としてはそれほど苦にならない球だと言うこと。変化球は、カーブ・スライダー・チェンジアップなどを織り交ぜるタイプで、コンビネーションで仕留めるタイプです。

それほどピンポイントの制球力はありませんが、両サイドにボールを散らしつつ、ストレートや変化球を織り交ぜ、相手を的を絞らせません。ワインドアップでふりかぶって投げる時も、その「間」を一球一球変えたりするなど投球に工夫は観られます。クィックも1.05~1.15秒前後でまとめられるなど速いですし、牽制なども悪くありません。球速は速いのですが、先発タイプの投手だと思います。

(投球フォーム)

足をゆっくり引き上げて「間」を重視したフォームです。前に倒れ込むようにして重心を沈ませるフォームなので、お尻の一塁側への落としは期待できません。ですが着地までの粘りは悪くないので、ある程度の変化球は投げられるようです。

グラブは最後まで内に抱えられており、両サイドの制球は安定。足の甲の押しつけもできておりますが、その時間が短く粘りに欠けるのが残念です。気になるのは、テイクバックした時に、肘が両肩のラインよりも下がったところから無理に角度をつけて投げるので、体への負担が大きいのと、ボールを押し出すようなフォームになり滑らかな回旋を妨げます。

投球の4大動作では「着地」までの粘りは平均的なため、体の「開き」も普通です。ただ「球持ち」があまりよくないので、ボールにバックスピンがかけられず球質が悪化。更に前への「体重移動」も上手くできていないので、ボールにウエートが乗って行きません。そういった球質の向上が、今後の一番の課題ではないのでしょうか。

(今後は)

投手としての型はある程度できているのですが、肝心のボールや体の切れがイマイチです。この点を改善して行かないと、投球の核を為すストレートに磨きがかかりません。そこが上手く改善できれば、投球の基礎的なものはできているので、2年後は楽しみだと思います。社会人などで、良い指導者に出会うことができれば面白いのではないのでしょうか。

△山岸 大輝(日大国際関係学部 2年)投手 183/82 右/右 (流経大柏出身)

(どんな選手?)

エース横井貴行に良く似たタイプの投手で、今春のリーグ戦では7勝1敗 防御率0.85と彼に負けない素晴らしい成績を残しました。まだ2年生だけに、今後の活躍が期待される投手です。

(投球内容)

ワインドアップから勢いのあるフォームで、常時145キロ前後・MAX147キロまで到達しました。ただ横井同様に、球速ほどボールの伸びや勢いは感じられず、それほど苦になる球ではないように思えます。独特の曲がりながら沈むスライダーやチェンジアップなどを織り交ぜ、ボールを両サイドに散らしてきます。

制球も大まか両サイドに散らせる制球力がありますし、フィールディング・クィックも基準レベルを満たしており、大きな破綻はありません。ただ、これといった武器も上のレベルを想定すると無いように思えます。今後は、何か売りにできる変化球を一つモノにすることが求められます。

(投球フォーム)

「間」を重視する先発型の横井に比べると、この山岸は勢いを重視するリリーフ型です。お尻も一塁側に落とせるフォームなので、将来的にもっと見分けの難しいカーブやフォークの習得も期待できます。ただ残念なのは、着地までの粘りに欠けるので、良い変化球を習得するのを阻害している点。もう少し引き上げた足を、下ろすまでに動作に工夫が欲しいところ。

グラブは最後まで内に抱えられているので、両サイドの制球は安定。足の甲の押し付けも悪くなく、これに「球持ち」が更に良くなって指先まで力が伝えられるようになると、もっと細かいコントロールがつきそうです。

気になるのは、「着地」までの粘りがもう少しなので、「開き」も少し早くなってしまっている点。ただ「体重移動」は上手く行っていますし、腕も振れております。そういった意味では、ストレートに関しては横井以上の資質を持っているともいえ、今後の更なる飛躍が期待されます。

(今後は)

投球センスと言う意味では、エースの横井の方に分がありますが、将来的にもっと速いストレート・質の良い球をと言う意味では、この山岸のほうが資質が高い気が致します。あと2年間の間に、志しを高く持って課題に取り組められれば、大学からプロ入りできる可能性を秘めていると思います。これからも注目して行きたい、将来楽しみな投手でした。

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2011年 大学選手権10

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 7月 2日(土)17時18分50秒
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  皆様こんにちは。沖縄遠征の日程を大幅に修正しないと行けないことがわかり、その手続きで翻弄された一日でした。ようやく一段落ついたので、大学選手権のレポートの続きでも。

△古本 武尊(龍谷大 3年)右翼 175/77 右/左 (福岡大大濠出身)

(どんな選手?)

高校時代から福岡では知られていた強打者で、龍谷大進学後もその打撃で活躍。今春のリーグ戦では、2本塁打 19打点 打率.328厘 と好成績。日米野球の選考会では、力を発揮できませんでしたが、5リーグ対抗オールスターでは自慢の打撃を思う存分発揮していました。

(打撃内容)

中背ですが、ガッチリした体格の持ち主で、パワフルな打撃が自慢です。全国大会や平塚合宿では持ち得る能力を発揮仕切れませんでしたが、地元関西での試合では無類の打力を見せつけます。

スクエアスタンスで、構えそのものはオーソドックスなスタイル。仕掛けは、足のカカトを上げ降ろすだけのスタイルなので、なかなか何処から始動しているのかわかり難いです。ただ本格的に始動しているのは、どうもリリース直前ぐらいで「遅すぎる仕掛け」に属するように思えます。そのため一定レベル以上の球速やキレのある投手には、対応仕切れないのではないかと考えられます。

足を浮かしそのまま降ろすだけのスタイルで、踏み込んだ足下はブレません。仕掛けも遅く、体重移動もその場の上げ下ろしだけで行うので、あくまでも点の打撃であり、線でボールを追えません。ということは、打てるポイントは決まっていて、その球を逃さず叩くことが、この選手の持ち味です。

ただこの選手がそれでも数字を残しているのは、早めにトップの形を作ることで、始動の遅さを補えていること。更にバットの振り出す角度がよく、ミートポイントまでロスなく振り抜けているからだと考えられます。ですから強打者の割には、非常にスイングはコンパクトですし、スイングの弧も小さめです。それでも長打を放てるのは、体が強くパワーがあるからでしょう。ただ本質的には、強い打球で野手の間は抜けても、柵越えを連発すようなタイプではないように思えます。

(守備・走塁面)

走力に関しては、けして速くありません。と言うか遅い部類だと思います。しかし守備に関しては、5リーグオールスターでも難しい前に落ちる打球を好捕したり、球際で強い守備を見せつけてくれます。地肩も結構強いので、守備範囲こそ広くないのですが、ライトの守備もこなせます。上のレベルでは、上手い部類の左翼としての活躍が期待されます。

(今後は)

来年度の関西を代表する強打者として、注目される存在だと思います。ただ全国レベルに来ると殻を破れないように、自慢の打撃でも一定レベル以上の投手を打てるスキルアップが望まれます。その辺がアピールできるようだと、プロ入りも視野に入れられるかもしれません。

○菅野 智也(東京情報大 4年)投手 186/76 右/右 (東総工出身)

(どんな選手?)

ドラフトの目玉・東海大の菅野 智之投手と一字違いですが、こちらもなかなか素晴らしい投手です。サイドハンドから繰り出す140キロ台のストレートで、東京情報大の絶対的エースに君臨。5勝0敗 防御率 0.62 の好成績で、チームを初の全国大会に導きました。

(投球内容)

非常に力みのないフォームから、コンスタントに140キロ台~MAX143キロぐらいのストレートを投げ込んできます。変化球は、カーブ・カットボール・スライダー・シンカーなどで、両サイドに球を散らせて来るのが身上。

クィックは、1.2秒強とそれほど素早くはありませんが、フィールディング・牽制なども基準レベル以上です。マウンド捌きも、さすがに安定しており、千葉リーグ屈指の投手だと言われるだけのことはあります。ただ制球は、ピンポイントに決めるような絶妙なものではなく、おおよそ両サイドに散らせるといった感じですし、それほど三振をバシバシ奪うと言うよりは、コースに集めて討ち取るタイプです。

(投球フォーム)

ランナーがいなくても、セットポジションから投げ込みます。この選手は、途中まではスリークオーターやオーバースローの投手に近いフォームで、体をおこして投げ込むタイプのサイドハンド。ただ残念なのは、「着地」までの粘りが感じられない点。そのため投球フォームに、あまりイヤらしさを感じません。

グラブも体の近くにはありますが、しっかり内に抱えていると言うほどでもありませんし、足の甲での押しつけも極めて短いタイプ。更に肘を立てて投げているわけではないので、指先まで力は伝え難く、おおよそにはコントロールできても細かい制球は付けにくい特徴が観られます。ただサイド故に、体への負担は少ない故障し難いフォームではあります。

「着地」までの粘りは感じられませんが、体の「開き」は平均的。サイドハンドに多く観られる、早めに開くタイプではけしてありません。ただその分、変化球の曲がりは小さく、絶対的な武器がないのも確かです。「球持ち」もそれほど長くありませんし、体重がグッと前に移るような「体重移動」も観られないので、手元でグッと勢いが乗って来るような感じの球ではありません。

(今後は)

確かにすべての面で、総合力の高い良い投手です。ただプロと言うことを想定すると、抜けたものがないかなと言う印象を受けます。ただ力はあるので、社会人などで全体の底上げが出来てくると、またその印象は変わって来るかもしれません。

まだ動作一つ一つ、投球一球一球を観ていると、思い入れが足りないように思えます。もうワンランク上のこだわり、注意力、意識などを持って野球に取り組めれば、近い将来プロのユニフォームを着ることになるかもしれません。今後の成長を期待して、見守ってみたいと思います。

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2011年 大学選手権9

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 7月 1日(金)20時31分40秒
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  皆様今晩は。今日もまったり大学選手権のレポートの続きを行って行きたいと思います。特に今回ご紹介する2人は、平塚合宿や5リーグ対抗戦でも生で観てきた選手なので、その辺も含めてレポートができたらと思います。

△井口 勇佑(龍谷大 3年)投手 190/80 右/右 (天理出身)

(どんな選手?)

190センチ台の大きな体を折り曲げて投げ込む、かなり腕が下から出てくるサイドハンドです。ただアンダースローではありません。今春のリーグ戦では、4勝1敗 防御率0.24と安定、リーグ屈指の好投手と言われるまでに成長致しました。

(投球内容)

この投手の大きな特徴は、足を引き上げる時はガバッと勢いよく足を引き上げるのですが、そこからなかなか足を地面に着地させない、独特の「間」が、打者のタイミングを狂わせます。

そのタイミングの合わせにくいフォームを元に、球速は135~140キロ弱ぐらいのストレート、カーブ・スライダー・シンカーなどを織り交ぜます。基本は、両サイドにボールを散らせて、打ち損じを誘うピッチングスタイル。球威・球速でねじ伏せるタイプではありません。

制球も大まかに投げ別けられていますし、大きな体にしては、牽制・フィールディングにも破綻はありません。また着地までの時間をかけるモーションが持ち味ですが、ランナーを背負えば1.0秒台後半~1.15秒ぐらいでクィックできるなど、意外に器用な一面が見られます。そういった相手に嫌がられることを強く意識できる、実戦的な投球が持ち味です。

(投球フォーム)

グラブをしっかり抱えれていないので、フォームが暴れ気味です。ただ足の甲の押しつけは出来ています。しかしストレートが抜けたり、暴れたりしがちなのは、肘を立てて投げる
フォームではないので、なかなか指先まで力が伝えきれず、細かい制球がつけられないからでしょう。

「着地」までの充分過ぎる粘りがあり、「開き」もサイドハンドとしては早くありません。そのためボールの出所は、けして見やすくないです。腕が体に絡むような粘っこさはないのですが、「体重移動」も悪くないので、ボールに勢い感じます。サイドハンドですが、特に左打者を苦手にするようなフォームではないように思えます。

(最後に)

ピンポイントを突くような絶妙な制球力・爽快感は観られません。ある程度のところに、ボールを集めるタイプですが、意外に肝心のところで甘くポカを食ってしまうことがあります。その辺がまだ、全国レベルで勝ちきれない甘さにつながっているように思えます。

すでに関西六大学では屈指の実績と実力がありますが、来年までに何処まで全国で通用するような力量を身につけられるのか注目されます。球速も常時140キロ前後でMAX140キロ台中盤ぐらいまで出せるようになれば、ドラフト戦線でも注目される存在になりそうです。

○沖野 哲也(東京国際大 3年)捕手 180/82 右/右 (広島工出身)

(どんな選手?)

強肩・強打の捕手として、チームの4番も担う攻守の柱です。今春のリーグ戦では、2本塁打 11打点 .368厘 と好成績を残し、全日本候補にも選出されました。来年のドラフト候補して、期待が高まる大型捕手です。

(ディフェンス面)

一球、一球ボールを押し込むような、しっかりしたキャッチングが印象的。大きな体を小さく屈め、投手に的を大きく魅せる配慮が観られます。ミットもしっかり示し、投手としてが投げやすいはずです。グラブ捌きが上手く、グラブも下げる癖もないので、低めの球、コースの外れた球でも素早く対応。更に座ったままいち早く返球することで、投手の心地よいリズムを作り出すことに成功しています。また捕ってから投げるまで素早く、型のしっかりしたスローイングは、塁間1.8秒台を記録。地肩も強く、非常に総合力の高い捕手だと言えそうです。

(打撃内容)

前足を大きく引いて構えます。この選手は、非常にスイングの弧が大きく、思いっきり振って来るところに良さがあります。

投手の重心が下がり始める頃には、開いていた足をスクエアに戻します。投手の重心が沈み込んだあたりで、足を軽く引き上げアウトステップで踏み出します。仕掛けは「平均的な仕掛け」ぐらいで、本質的には中距離で勝負強さを売りにするタイプでしょう。踏み込んだ足下はブレないでスイングはできますが、引っ張り傾向が強く低めにスライダーへの対処は苦労しそうです。ある程度甘く入った球を思いっきり巻き込む、それがこの選手のスタイルのようです。

残念なのは、少しバットをトップの位置まで引くのが遅く、スピードボールに差し込まれそうなところです。バットの振り出しは悪くなく、これだけフルスイングをしていても、高いアベレージを残せるのは、ミートポイントまでロスなく振り下ろせるからだと考えられます
。非常に大きな弧を描き、最後までしっかり振り切れるスイングは、この選手の大いなる強味。ただそのために、目線が大きくブレたり、振り終わったあと軸足が崩れてしまうのは、諸刃の剣といった感じでしょうか。

(最後に)

単なる強打者ではなく、しっかりとしたディフェンス力を兼ね備えます。体格にも恵まれておりますし、A級のスローイングもできますから、来年度のドラフト候補として期待が持てそうです。この経験を元に、どのぐらいの選手にまで昇りつめるのか、これから注目して観て行きたいですね。

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2011年 大学選手権8

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 7月 1日(金)09時06分35秒
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  皆様おはようございます。今日から7月に入りましたね。今月中は、高校野球の予選一色となりますが、その前に大学選手権のレポートを、できるだけ進めて参りたいと思います。

△小林 弘樹(東日本国際大 4年)投手 176/73 右/右 (松山出身)

(どんな選手?)

中背でオーソドックスな右の本格派です。この春の成績は、2試合で0勝0敗 防御率 0.00と言う平凡な成績でしたが、140キロ台中盤を投げ込むスピード能力の持ち主でした。

(投球内容)

コンスタントに140キロ台を記録するストレートは、MAXで144キロに到達。変化球は、カーブ・スライダーと球種は少なめですが、特に左打者の内角に食い込むスライダーを活かすのが上手いです。

制球・投球センスにも大きな破綻はありませんし、クィックも1.05~1.2秒台前後と基準レベル。ただ気になったのは、けして甘くないコースを突いた球でも痛打される場面が目立ったことです。これには、単調なコンビネーションと投球フォームに大きな原因があるように思えます。

(投球フォーム)

残念なのは、これだけのスピード能力がありながら、ランナーがいなくても軸足をすぐに折ってしまうクィックモーションで投げてしまうところです。そのため投球フォームの「間」が作れずに、打者としてはタイミングが合わせやすい傾向にあります。

地面に向けて足を伸ばすので、お尻を一塁側に落とすことはできません。したがって将来的にも、見分けの難しいカーブや縦に鋭く落ちるフォーク系の習得は厳しく、攻めのバリエーションを増やして行く過程で苦労されることが予想されます。それだけにチェンジアップやスライダーを上手く活かす術を磨きたいところ。

グラブは、最後まで体の近くにとどめているので、両サイドへの制球は安定しやすいタイプ。ただ足の甲の押し付けはつま先のみと、やや腰高なフォームになっています。そのためボールは力を入れて投げると上吊る傾向がみられます。

「着地」までに大きく前にステップさせることで、打者のタイミングはけして合わせやすいわけではありません。また「開き」も平均的で、ボールの出所が見やすいわけではないようです。腕の角度を付けている割には、フォームには無理もありませんし、「球持ち」「体重移動」も悪いようには思えません。そういった意味では、そんなにフォームが打ちやすいわけではないように思えます。

(最後に)

この投手は、単調なコンビネーションと軸足にタメを作らないで投げる投球フォームの改善が、今後の課題ではないのでしょうか。スピード能力がある割に、けして破綻のある制球力や野球センスではないだけに、上手く導けば社会人でも活躍できる資質はあると思います。ぜひ今後も、野球を続けて行って欲しい一人ですね。

△中篠 健佑(東日本国際大 3年)投手 174/68 右/右 (川越初雁出身)

(どんな選手?)

昨年の大学選手権では、MAX148キロをマーク。今春のリーグ戦では、1勝0敗 防御率 1.13ながら、リーグ戦では僅か1試合の登板に留まりました。大震災の影響も大きく、満足の行くシーズンだったとは言えないようでした。ただこの投手の素晴らしさは、腕を非常に強く振れるところにあります。

(投球内容)

かなり重心が深く沈んだ、サイドハンドに近いスリークオーター。球速も130キロ台中盤~140キロ台前半ぐらいと、昨年ほどの勢いはありません。昨年は、もっとスライダーが多かった印象ですが、今シーズンはシンカーとのコンビネーションが目立ちました。細かい制球力はなく、ボールの勢いで押すリリーフ型だと考えられます。

(投球フォーム)

足の横幅をしっかり取って構え、足を勢い良く高い位置まで引き上げる力投派。お尻を一塁側に深く沈めるので、縦への変化も期待できます。また「着地」までの粘りも平均的で、良い変化球を投げられる下地はあるのですが、腕の振りの鋭さが身上ですし、肘も下がっているので、緩い球やフォークのような縦の変化球の習得は厳しいのではないのでしょうか。

抱えているグラブが最後後ろに抜け気味で、両サイドへの制球はアバウトです。足の甲の押し付けは深いので、ボールが低めに集まりそうですが、肘を立てて投げられないので、どうしてもボールが低めに押し込めません。この辺の腕の振りは、修正した方が良いと思います。またテイクバックした時に、両肩のラインよりも肘が下がってしまい、ボールを押し出すようなフォームになっています。これだと体への負担も大きく、故障の可能性は高くなります。

「着地」までの粘りは平均的で、体の「開き」もスリークオーターにありがちな早過ぎることはありません。「体重移動」も上手く行っているのですが、「球離れ」の早いリリースの改善が求められます。肘を立てて、ボールを長く持てれれば、制球だけでなく球持ちにも粘りが出てくることが期待できます。

(今後は)

身体は大きくないのですが、馬力があり勢いのあるボールを連発できます。腕の角度・リリースを改善できれば、かなり楽しみな投手です。来年までに上手くその辺が改善できると、面白い存在になり得るのではないかと密かに期待してみたい投手でした。

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2011年 大学選手権7

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 6月30日(木)17時49分9秒
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  皆様こんにちは。なんだか暑くて、なかなか更新のペースが鈍いのですが、なんとか少しずつ行って行きたいと思います。今日も、大学選手権の続きから。

△中根 久貴(愛知学院大 4年)投手 182/75 右/右 (比叡山出身)

(どんな選手?)

一昨年の神宮大会では、MAX146キロのストレートを投げ込む荒削りな投手と言う印象でした。最終学年になった今春は、2勝1敗 防御率 1.96と、それほど絶対的な数字は残しておりません。しかし大学選手権緒戦の東日本国際大戦では、先発のマウンドに上がりました。

(投球内容)

以前ほど力で押すピッチングスタイルではなくなり、130キロ台中盤~MAX142キロ程度と、かなり大人しくなりました。変化球は、スライダー・チェンジアップ・それにカットボールなどを多く織りまぜてきます。

元々それほど細かい制球力はなく、ストライクゾーンにボールを集め、アバウトに両サイドに散らし、チェンアップなども混ぜながら、左右・高低と的を絞らせない投球が持ち味。

牽制やフィールディング・クィック動作など、投球以外の部分の能力は優れますが、投球センス・制球力などは、それほど高いものは感じられません。特に以前ほど、ボールに勢いがなくなったのは、ドラフトと言う観点では魅力が薄れました。。

(投球フォーム)

ランナーがいなくても、セットポジションから投げ込みます。引き上げた足は、地面に向けて伸ばすのでお尻の一塁側への落としは深くはありません。ただ「着地」までの粘りは悪くはないので、それほどフォームが淡白な印象はうけません。

グラブをしっかり最後まで内に抱えられておりますし、足の甲の押し付けも悪くないのですが、もう少し「球持ち」をよくしないのと、指先まで力が伝えられず細かいコントロールがつきにくい要因となります。テイクバックした時に、両肩のラインよりも肘が下がり、ボールを押し出すようなフォームになっています。更にリリースの時に右肩は上がり、左肩は下がるようになっているので、体への負担も少ないはず。故障への可能性や疲労の貯まりやすい無理のある投げ方です。

セットポジションから投げ込むのもあって、少し「開き」が早く、球の出所がわかりやすいフォーム。「着地」までの粘りは悪く有りませんが「球持ち」が浅く、ボールにバックスピンがかけられないので、ボールが手元で伸びてきません。更に「体重移動」も上手く行っていないので、前にグッと体重が移らず、ウエートの乗った勢いのある球が投げられません。そのため球速ほどボールの勢いを感じ無いのは、その辺に理由がありそうです。

(最後に)

どうしても先発で試合をつくろうとすると、球速が抑えられてしまうのは致し方ないことだと思います。しかしその分、制球力や投球フォームの欠点が解消されているのかと言われると疑問です


やはりこの投手は、リリーフで持ち味を発揮するタイプでしょうし、まだまだ発展途上の段階。社会人などで速球の勢いを取り戻しつつ、課題を克服して行けるのかにかかっていると思います。本人の意欲と環境次第では、2年後のプロ入りも期待できないわけではないので、これからの成長に期待して見守ってゆけたらと思います。

△浜崎 浩大(東日本国際大 4年)投手 175/72 右投げ (北海道栄出身)

(どんな選手?)

北海道栄時代から好投手として知られ、昨年の大学選手権でもリーグMVP選手として、全国の舞台を踏みました。今春のリーグ戦では、2勝0敗 防御率 0.00 と言う成績。震災を乗り換え精神的にも大きくなって神宮に戻ってきました。

(投球内容)

身体は大きくはないのですが、投手らしい投手です。球速は、130キロ台後半~MAX144キロを記録。特に綺麗な回転の伸びのある球が印象的。変化球も、スライダー・チェンジアップなどを織り交ぜ、非常にオーソドックスな組み立てです。

右打者には、インハイにボールを魅せておいて、アウトコースに速球とスライダー。それにチェンジアップを織り交ぜ的を絞らせません。左打者にも同様の配球なのですが、やや外角を突いているはずの球が、中に入る傾向が見られませす。この辺が、左打者から痛打を浴びる可能性を広げているように思えます。

クィックは、1.2秒前後と平均的。牽制は、かなり鋭く上手いのですが、少しランナーが出ると神経質ぐらい送球します。そのため普段の投球は安定感があるのすが、ランナーを背負うと精神的に不安定な部分を露呈します。それでも持っている野球センス・試合をまとめる能力は、非常に投手らしい先発タイプです。

(投球フォーム)

正統派の本格派投手らしく、ワインドアップで構え、足を引き上げ軸足一本で立った時も、バランス良く立てています。そこから前に倒れ込むようなフォームですが、着地までの粘りは悪くなく、淡白になるのを防いでいます。

ただグラブの抱えが最後ほどけたり、足の甲の押し付けが浅かったりと、意外に制球を司る動作に甘さがあるところを、球持ちの良さで指先で上手くコントロールして補っています。腕も真上から振り下ろす割に、けして無理のない投げ方になっています。

「着地」までの粘りが「開き」が早くなるのを抑えることにつながり、「球持ち」の良さにも結びつきます。ただ腕の振りはいいのですが、けして下半身を上手くリードして投げるフォームではないので「体重移動」には課題を抱えます。どうしても下を使って投げられないので、疲労が溜まって腕が振れなくなると、ガクンと投球内容が劣化します。その辺が、好投していても、イニングを重ねると打ち込まれてしまう彼の投球にも現れているのではないのでしょうか。

(今後は)

神経質過ぎるランナーを背負ってからの投球の改善
と、もう少し下半身をリードできるフォームになると、投球内容も変わって来るのではないのでしょうか。ただ投手としての形はできているので、社会人などでも早くから頭角を現す可能性は高いのではないのでしょうか。そこから更に一皮むけることができるのか、今後の成り行きを見守ってゆきたいと思います。

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一二三慎太

 投稿者:豪炎寺修也  投稿日:2011年 6月30日(木)16時06分32秒
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  一二三はヤクルトの抑えに似ていると思います

一二三の決め球は直球かスライダーです
 
    (蔵建て男) プロ入り後も、フォームはサイドなのですかね?  

2011年 大学選手権6

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 6月29日(水)22時42分33秒
返信・引用
  大学選手権を振り返るシリーズ。関西遠征などもしていて、少し間開いてしまい申し訳ないです。今日から再び再会して行きたいと思います。今日は、大会初日東京ドームで行われた最後の試合。第四試合の模様から2人ほど取り上げたいと思います。

△竹田 隼人(四国学院大)投手 180/75 右/右 (呉港出身)

(どんな選手?)

昨年も大学選手権で、MAX145キロ前後のストレートを披露して、四国学院史上最も速い球を投げる投手ではないかと取り上げた選手です。あれから一年が経ち、今春のリーグ戦では、4勝0敗 防御率 1.65と確かな実績を作り、全国の舞台に戻ってきました。

(投球内容)

大体大戦では、リリーフで登場。相変わらず球速は確かで、常時130キロ台後半~MAX144キロを記録。変化球は、カーブ・スライダーなどを織り交ぜるオーソドックスなスタイル。

昨年は、球速が出るも綺麗な回転では投げ込まず癖球的な感じが致しましたが、今年はかなりそうった部分は修正されているように思えます。味方のミスなどもあり、リズムに乗り切れなかったのもあるのでしょうが、ボールはバラツイておりました。それでも昨年よりは、だいぶ投手らしくなってきたのではないのでしょうか。

(投球フォーム)

特に着地までの粘りに欠けたフォームだったのを、足の逃がしにも工夫が観られ、以前よりも粘りが出てきました。そのため課題だった「開き」の早さも、かなり改善されているように思えます。

ただボールがバラツクのは、最後までしっかりグラブが抱えれないために、体を振るときに遠心力で外に力が分散してしまい両サイドの制球を乱しているからです。また足の甲での押しつけができていないので、どうしてもボールが上吊りやすい傾向が観られます。そういった制球の部分では、まだまだ課題が多い印象は否めません。

「球持ち」は平均的で、腕も振れております。ただ「体重移動」が悪いわけではないのですが、暴れる上半身を下半身が受け止めることができず、投げ終わった後に一塁側に流れるなどの欠点が観られます。

(最後に)

昨年よりは投手らしくなってきましたが、まだまだ投球内容・投球フォームは発展途上です。それだけにれから一年もの間に、どれだけ実戦的なものを追求してゆけるのか?意識の高さが求められます。上手く伸びて行けば、大学から直接のプロ入りも期待できる素材。その成長具合が、今後も気になるところです。

△高野 圭佑(四国学院大 2年)投手 177/72 右/右 (呉工出身)

(どんな選手?)

四国学院には、武田隼人投手にも負けないスピードボラーがいることを、この大学選手権で教えてくれました。今春のリーグ戦では、4試合に登板して1勝0敗 防御率 0.00。まだまだ実績の浅い選手です。

(投球内容)

竹田投手に比べると、ボールが手元までビシッと切れる特徴があります。球速も常時140キロ台~MAX144キロと同ランク。小さく手元で横滑りするスライダーと、チェンジアップだかフォークのような縦の変化も併せ持ちます。

この試合では、適度にボールは散っておりましたが、まだまだ地に足の着いた投球とは言い難い。ただこれからの経験次第では、まだまだ良くなって行きそうです。試合をまとめるような投球の細かさありませんが、クィックは1.05秒前後で投げ込みますし、牽制もそれなりに鋭さを感じます。その見た目以上に、秘めたる総合力が高いのかもしれません。

(投球フォーム)

足を実に力強く高い位置まで引き上げます。軸足一本で立った時に、膝から上がピンと伸び気味なのですが、上手くバランスを取って構えられるなど、フォーム序盤に特徴が観られます。

ただお尻の一塁側への落としがやや浅く、着地までの粘りには欠けます。そのため縦の変化も投げますが、どうしても落ち方は中途半端になりがちなのが気になります。

グラブはしっかり最後まで抱えられており、意外に両サイドへの制球は安定。ただ足の甲での押しつけが浅いので、ボールは高めに抜け気味です。

投球の4大動作である「着地」までの粘りに欠けるので、どうしても打者からは淡泊でタイミングが合わせやすい特徴があります。またそのため「開き」が早く、球速ほどその効果は薄いものとなりがち。「球持ち」自体は悪くありませんが、前への「体重移動」は不十分であり、もっと上手く下が使えるようになると、ボールにグッと体重が乗った球が行くのではないのでしょうか。

(最後に)

まだまだ課題も多いのですが、手元でしっかりボールに力を伝えられるリリースや両サイドへの制球など、竹田投手にはない特徴も観られます。

それでもまだまだ実戦的は言い難いのですが、今後の努力次第では再来年のドラフト候補として注目される存在になれる可能性を秘めます。チームには良いお手本や指導者がいるようなので、今後の成長具合を、大いに期待して見守って行きたいと思います。

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(無題)

 投稿者:野球マニア  投稿日:2011年 6月23日(木)23時51分21秒
返信・引用
  市ヶ尾の沢本君の情報ってもう少しありませんか??

戸塚高校に途中まで粘投したのは知っているのですが…(^_^;)
 
    (蔵建て男) 残念ながら、私ではよくわかりません。  

2011年 大学選手権5

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 6月22日(水)22時17分7秒
返信・引用
  今日もまったりと、大学選手権の続きでもレポートして行きたいと思います。

△加藤 翔平(上武大 3年)中堅 181/81 右/両 (春日部東出身)

(どんな選手?)

一年生の頃から、リーグ戦で活躍。個人的にはピンとあまりこないのですが、結果を残してきた選手です。大学選手権では、4番・中堅手として出場。今春のリーグ戦では、0本 5打点 打率.308厘の成績でした。

(守備・走塁面)

スイッチヒッターですが、右打席でも4.1秒前後(左打者換算で3.8秒前後)で走り抜けるなど、大型ですが非常に脚力があります。この試合でも、すかさず盗塁を決めるなど、四番でも積極的に足を活かしてきます。

この試合では守備に関しては、正直打球もほとんど飛ばず詳細はよくわかりません。ただその身のこなし、バックアップなどを観ていると、それなりに上手そうには見えます。自慢の脚力を活かし広い守備範囲を誇るのでしょうから、打球への勘やキャッチングがどのレベルなのか、ぜひ今後は確認してみたいところです。

(打撃内容)

一年生の頃から結果は残すのですが、何か特徴があるとか、非凡なものが何なのか私にはわかりませんでした。そこで今回は、フォーム分析をして考えてみたいところ。前足を引いて、グリップを体の近くに添え、捕手側にあらかじめ引いて構えます。以前は「遅すぎる仕掛け」を採用しておりましたが、今は「早めの仕掛け」を採用することで、アベレージ打者としての傾向が強くなってきました。足を地面をなぞるように動かし、少し真っ直ぐ~ベース側に踏み込みます。踏み込んだ足下は、インパクトの際にブレないでスイングできるなど、大きな欠点は見あたりません。打てるポイントの多い打撃を、上手く実践できているのではないのでしょうか。

打撃の準備段階であるトップを、きっちり取れないまま振り出す傾向があります。ただバットの振り出しの角度はよく、インパクトまでのロスは感じられません。4番打者ですが、大きな弧を活かした強打者と言うよりは、無駄を廃しロスのないスイングで振り抜くタイプの打者です。頭のブレも小さく開きも我慢でき、軸足も大きくは乱れません。少しステップが狭いので、センターライト方向に引っ張る打球が多いのではないのでしょうか。せっかくベース側に踏み込んでいるので、レフト方向への打球も増えると、もう少し打撃の幅が広がりそうです。

(今後は)

走力があるのは間違いないと思うので、あとは守備がどのレベルなのか見極めたいところ。打撃も技術的にはしっかりしているので、甘い球を見逃さない隙無しの「鋭さ」が出てくるとドラフト候補として注目されるかもしれません。ぜひこの秋~そして来年へと、その成長を期待して見守って行きたいと思います。

○宮川 将(大体大 3年)投手 183/83 右/右  (大体大浪商出身)

(どんな選手?)

大体大浪商時代は、大阪NO.1言われ話題になった投手です。私自身、高校時代に☆☆を付けた選手で、高くその才能を評価してきました。ただ昨年の大学選手権あたりから、球速UPは観られたのですが、その分投球が粗くなって評価は上がりませんでした。果たして、あれから一年どの程度成長したのか気になります。

(投球内容)

以前よりも、投球フォームが荒々しくなった気が致します。力感は出てきた一方で、投球内容は粗くなりました。そのフォームが示す通り、今春のリーグ戦では4勝1敗 防御率 2.03 と絶対的な数字ではないようです。

以前は、下半身を中心に安定感のあるフォームだったのですが、結構今は力投派で投球フォームからして暴れ気味です。球速は、コンスタントに東京ドームでも140キロ台を記録し、MAXでは145キロを叩き出します。

右打者には、徹底的に横滑りスライダーとこの速球を、外角に集める配球。左打者には、外角低めに集められるところは素晴らしく、インコースへの投球も観られます。それほどランナーに対する牽制は鋭くもないのですが、クィックは1.05~1.15秒と高速。高校時代は、典型的な試合を作るセンス型かと思っていましたが、今や球威・球速で押す、力投派に変わりつつあります。昔の繊細なピッチングが、陰を潜めたのは少し残念なところ。

(投球フォーム)

足の横幅をしっかりとり、ワインドアップから投げ込んできます。足を勢いよく高い位置まで引き上げるなど力投型です。お尻を一塁側にしっかり落とせますし、着地までの「間」も悪くありません。そのため見分けの難しいカーブや縦に鋭く落ちるフォークのような球種を身につけられる下地はあります。

ただ残念なのは、グラブの抱えが最後ほどけてしまいがちなのと、足の甲が地面から浮きがちなので、ボールが暴れ制球が不安定なところが観られます。「球持ち」は悪くないだけに、この辺の動作をしっかりやれば、もっと球筋は安定してきそうです。

けして「着地」までの粘りがないとは思いませんが、まだステップの位置や粘りなどに、改善の余地がありそうです。そのため「開き」も自然と早くなり、球速ほど打者は苦にならないのではないのでしょうか。腕の角度には無理はなく、強く叩くことができています。強い上半身の振りが磨かれた一方で、それを受け止める下半身がついてきていないのが現状です。この両方のバランスが取れて来ると、制球と威力を兼ね備えた、彼の元来持っている持ち味と上手く合致した、新しいフォームが出来上がると考えられます。

(最後に)

まだまだ成長過程のフォームや投球だと評価します。高校時代は、フォームが安定していた分、殻を破れないもどかしさがありましたが、大学では殻は破れたものの、元来の安定感・丁寧さが陰を潜めてしまいました。最終学年に向け、もう一度土台に目を向け、強く成長した上半身を受け止められるようになれば、一躍上位候補としての可能性を秘めていると言えるでしょう。ここから先は、才能と言うよりも、彼の意識と努力の見せ所といった感じです。ぜひ大学に進んだのは、間違いではなかった。そう思わせてくれるような、モノの違いを魅せつけて欲しいと思います。


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2011年 大学選手権4

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 6月21日(火)20時55分28秒
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  まあいつ終わるかわかりませんが、今日も大学選手権のレポートを行って行きたいと思います。

△松永 大介(上武大 4年)投手 185/83 右/右 (九州学院出身)

(どんな選手?)

独特のフォームから繰り出す投球で、下級生からリーグでは中心的な役割を果たしてきた好投手。特に相手の打ち気を反らしつつ、打てないところを探りながら投球するスタイル。今春のリーグ戦では、4勝2敗 防御率 2.01 と彼の力からすれば調子はイマイチだったのではないのでしょうか。

(投球内容)

今時珍しいぐらい、両腕を高く引き上げるワインドアップ。そこから繰り出す速球は、常時135キロ前後(MAX137キロ)ぐらい。球速以上に角度を感じさせる速球に、縦・横二種類のスライダー・チェンジアップなどを織り交ぜ、両サイドを丹念に突いてきます。球威・球速がない分、微妙なコースへの制球が身上だと言えるでしょう。

両サイドを突く制球力は確かなのですが、ボールに威圧感がない分、踏み込んで打たれるケースが目立ちます。牽制・クィック・フィールディングにも優れ、投球もまとめるピッチングの上手さは感じます。ただ絶対的な球がないので、馴れられると怖い部分があります。

(投球フォーム)

大きくワインドアップで振りかぶったあと、引き上げた足を地面に向けて伸ばします。そのため見分けの難しいカーブや縦に鋭く落ちるフォークのような球種は身につけ難いのですが、他の球でそれを代用しています。大きく前に突き上げるグラブに目が奪われがちですが、実際には着地までの粘りは殆どありません。そのためグラブに幻惑されなければ、けしてタイミングがとりにくいフォームではないはず。

グラブを内にしっかり抱えられており、両サイドへの制球は安定。ただ足の甲の押しつけが浅く、ボールが上吊る傾向にあります。腕の角度を相当つけてはいますが、それ程無理な投げ方にはなっておらず、この角度こそがこの投手の持ち味でもあることから、今のままで良いと思います。

「着地」までの粘りがない分、やや「開き」が早くなりがちです。そのためコースを突いた球でも、踏み込んで打たれやすいのです。また「球持ち」は悪いとは思いませんし、腕も振れているのですが、「体重移動」が上手く行なわれておらず、ボールに体重が乗りません。球速ほどボールが手元まで来ないのは、この体重移動が上手くできていないからでしょう。

(今後は)

コースを丹念に突くコントロールがあるので、ボールの出所が隠せるようになると、効果的なコーナーワークが演出できそう。またもう少し生きたボールが行くようになると、球速はなくても、実戦的な投球が期待できるでしょう。

ピッチングは上手く総合力はあるので、早くから社会人で活躍してゆける土台はあると思います。ただそこからプロと言うことになると、まだまだ物足りない部分が多いです。プロと言うよりも、長く社会人で活躍してゆける投手を目指すべきではないのでしょうか。

○佐藤 峻一(道都大 3年)投手 178/68 右/右 (北見柏陽出身)

(どんな選手?)

小さめなテイクバックながら、ピュッと差し込まれるような投球フォームが特徴。しかしその球質は、キレと言うよりもビシッと指先まで力を込めた力強い代物。今シーズンは、5勝0敗 防御率 0.24と圧倒的な成績を残し、全日本大学選抜合宿にも選出されたほどの逸材です。

(投球内容)

ほとんどの球が140キロを超え、球速表示の厳しい東京ドームでもMAX145キロまで到達。実際手元までビシッと力強い球を投げているのですが、生で観た時は手元で切れず、球速ほど球が来ないなといった印象で、調子も代表合宿の時は落ちていたのかもしれません。

変化球は、横滑りするスライダーと縦に鋭く落ちるフォーク、更にカーブなども織り交ぜてきます。両サイドに球を散らせつつも、フォークで仕留めると言うケースが目立ちました。それほど試合をまとめる投球センスなどは感じませんでしたが、要所を締めるメリハリのある投球ができています。

(投球フォーム)

テイクバックが小さくピュッと出てくる感じで打者は差し込まれるのですが、繰り出すボールは意外なほどキレ型ではないのが面白い投手です。お尻を一塁側に落とせており、着地までの粘りも平均的で、見分けの難しいカーブや縦に鋭く落ちるフォークなども期待できます。実際その通り、縦の変化を武器にしています。

グラブを内にしっかり抱えられているので、両サイドへの制球は安定。しかし足の甲は、完全に浮いてしまっていて、地面を押しつけることができていません。そのためボールが上吊る傾向が見られます。

また体の「開き」が早く、ボールが見やすい欠点があります。それゆえ球速ほど、打者は苦にならないのではないのでしょうか。「球持ち」もそれほどよくないせいか、ボールには勢いは感じても、手元までの伸びは余り感じられません。腕は鋭く振れているのですが、足の甲の押しつけがないので、下半身のエネルギー伝達が上手く行っておらず、上半身が突っ込んでしまったフォームになっています。

(最後に)

北の逸材として、来年のドラフト候補にあがるのは間違いないでしょう。ただボールが球速ほど苦になるタイプではありませんし、上吊る傾向にあります。その辺の甘さを、縦の変化で補っている部分があります。これから全国大会や代表合宿の貴重な経験を糧に、本人がいかに資質を伸ばして行こうと思うかだと思います。それが実現できれば、上位指名への可能性も秘めた素材だと言えるのではないのでしょうか。

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2011年 大学選手権3

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 6月20日(月)17時49分56秒
返信・引用
  非常にマイペースで申し訳ないですが、まったりと大学選手権レポートの続きでも。

△白濱 尚貴(京都学園大 2年)投手 178//66 左/左 (明豊出身)

(どんな選手?)

それほど上背はないのですが、手足の長い投手体型を活かし、左サイドから繰り出す独特の球筋に特徴がある投手です。明豊時代は、今宮健太(ソフトバンク)とチームメイトでした。今春のリーグ戦では、4勝1敗 防御率 0.92と安定した成績。

(投球内容)

左サイド独特の球筋を活かし、コンスタントに135~MAX139キロのストレートを東京ドームで記録。恐らくこれが神宮だったら、140キロ台連発の投球だったと思われます。ただその球速表示以上に、打ち難さを活かした投球が自慢。変化球は、スライダーとのコンビネーションで、それほど細かいコントロールもないのですが、相手からすれば球筋に馴れるまでは厄介な存在なはず。

牽制は、左投手ですが鋭いものは観られません。ただしっかりランナーを目で牽制してから投げ込みます。フィールディングの動きはまずまずも、クィックはモーションが大きいだけに1.2秒台でも後半とやや遅くなってしまいます。マウンドセンスなどは悪くありませんが、細かいコースの投げ別けが今後の課題でしょうか。

(今後は)

球の出所がわかり難く、左打者からは背中越しから来るような独特の感覚に陥ります。この手のタイプにしては、球速・球の勢いはそれなりなので、もう少し制球力が磨かれたり、シュート系の球種を身につけて投球の幅を広げたいところ。左サイドから140キロ台を記録し、細かいコントロールがつくようになれば、将来はドラフト候補として名前が浮上する日も遠くはないかもしれません。志しを高く持って、課題の克服に努めてもらいたいものです。

△副島 浩史(福岡大)一塁 180/78 右/右 (佐賀北出身)

(どんな選手?)

佐賀北時代には、全国制覇を経験。夏の決勝戦では、野村 祐輔(広陵-明治大)投手から、逆転本塁打を放った選手です。また福岡大に進み、昨秋のリーグ戦ではベストナインにも輝きました。

(打撃内容)

足を大きく引き上げ、思いっきり踏み込んで来るのが持ち味です。今春は、1本塁打 3打点 打率.214厘と低迷し、大学選手権では7番・一塁手として出場に留まりました。

スクエアスタンスで、カカトを浮かして構えます。両目がしっかり前を向いておらず、全体のバランスがもう一つ。仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用するように、中距離・ポイントゲッタータイプ。

足を大きく引き上げ、アウトステップしながら踏み込みます。すなわち内角の球を強く意識した打撃フォームで、踏み込んだ足下がブレてしまい右方向への打撃は得意ではないと考えられます。

打撃の準備段階であるトップは早く作れており、バットの振り出しも悪くありません、しかし下半身が不安定なためか、スイングも波打って力をしっかりボールに伝え切れていません。軸も不安定で、安定した成績を望みにくいように思えます。

(守備・走塁面)

守備位置も一塁ですし、タイムは計測できませんでしたが、足を売りにするようなタイプには見えませんでした。今後いかに、身の丈あったプレーをして、他のポジションへのコンバートも含めて考えたいところです。

(今後は)

卒業後、野球を続けるのかは定かではありません。最後までしっかり振って来るスイングは魅力なものの、売りになるものが見あたりません。そういった意味では、何か大きな売りが欲しいところ。それを残りの学生生活では考え、探求して行って欲しいと思います。

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2011年 大学選手権2

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 6月19日(日)23時27分2秒
返信・引用 編集済
  皆様今晩は。ちょっと生観戦続きで、なかなかページが思い通り更新できませんでした。しかし少し余裕ができたので、更新ペースを元に戻したいと思います。今回取り上げる選手は、今日発表された日米野球の代表選考会にも参加し、見事日本代表に選ばれた選手も含まれております。

△稲垣 将大(京都学園大 3年)投手 176/65 右/右 (米子松蔭出身)

(どんな選手?)

今春のシーズンでは、5勝1敗 防御率 2.22の好成績で、チームを全国大会に導く中心的な役割を担いました。イメージ的には、強い上半身の振りに下半身が負けてしまいがちな西口文也(西武)投手に似た感じのフォームです。

(投球内容)

球速は、135~MAX140キロぐらいと驚くほどのものはありません。しかしボールが手元でピュッとキレますし、カーブ・スライダー・シンカーなどの球種を織り交ぜたコンビネーションが光ります。特に縦に落ちるシンカー系の球を、最大の武器にしております。

テンポの良い心地よりリズムが印象的で、ピンチでもパッとマウンドを外すような「間」の取り方も悪くありません。クィックも0.9秒台~1.1秒台前半と非常に高速で、ランナーにも目で牽制しつつ、鋭く一塁へも送球することができます。そういった、投手としてのセンスは悪くありません。課題は細かい制球力で、右打者を中心にボールが高めに抜ける傾向が強いのが気になります。左打者に両サイドに散っているのですが・・・。

(投球フォーム)

引き上げた足を地面に向けながら、着地の際に大きくステップして着地のタイミングを遅らせます。その分打者のタイミングを狂わすことはできているのですが、その分前への体重移動が上手く行かず下半身が不安定なのが気になります。

グラブの抱えもやや甘いですし、足の甲の押しつけも浮いてしまっているので、ボールが上吊り制球を乱す傾向にあります。ただ腕の角度には無理はなく、故障への不安は少ないフォームだと考えられます。

投球の4大動作の観点で考えると、「着地」までの粘りはできているので、「開き」は平均的です。「球持ち」も悪くないですし、腕も鋭く振れております。意外にフォーム自体は、実戦的なフォームではあるように思えます。

(今後は)

最大の課題は、微妙な制球力に欠け、ボールが甘く浮きがちなところ。更にもうワンランク上の球速が身につくと、全国大会でも攻略困難な投球が期待できそうです。大学選手権では打ち込まれてしまいましたが、この経験を糧に、ぜひ来年へつなげて欲しいところです。

○梅田 隆太郎(福岡大 3年)捕手 173/72 右/右 (福岡工大城東出身)

(どんな選手?)

09年度の福岡は、全国屈指の捕手の当たり年でした。その時の福岡でも、強肩・強打の捕手として名前があがっていた選手です。ただプレースタイルが雑で意識も低く、ただ投げる・打つだけのポテンシャルに頼ったプレーで、正直評価いたしませんでした。しかし福岡大に進んで、だいぶその辺の部分が改善されつつあるようです。このたびの日米大学野球のメンバーに、見事選出されました。

(ディフェンス面)

体を小さく屈め、投手からグラブが大きくしっかり見えるように構えます。ミットを動かさず、しっかりボールを受け止められるキャッチングは好感です。ミットを示した後も、グラブを下に下げることがないので、低めの球にも素早く反応。キャッチング・フットワークなどはしっかりしております。以前のような雑な印象は、試合を観る限り陰を潜めました。

今でもリードセンスや捕手的適正があるのかは疑問なのですが、スローイングはピカイチです。まず捕ってから投げるまでの型が崩れず、実に素早くて無駄のない動作で投げ込みます。また制球も安定しており、塁間1.7秒台~1.8秒台前半で投げられ、アマでも屈指なレベル。そういった意味では、今の内容ならば全日本に選ばれたのも、納得できる部分があります。また純粋に地肩の強さでも、今やアマで1,2を争うほどではないのでしょうか。

(打撃内容)

今シーズンは、1本塁打 2打点 打率.349厘 と打力もあります。投手の重心が沈みきった底あたりで始動する「平均的な仕掛け」を採用する中距離・ポイントゲッタータイプ。足をしっかり引き上げて、真っ直ぐ踏み込んできます。基本的に踏み込んだ足下が、地面から離れるのが早い、引っ張り型です。そのため巻き込める球しか打てない傾向が強いので、粗さがあることは否めません。

ただ高校時代に比べ、トップを作るのが早くなりましたし、バットの振り出し角度がよくなり、ミートポイントまで無駄なく振り抜けるようになりました。スイングも強いですし、最後までしっかり振り切れます。あとは、下半身がブレないで我慢できるようになれば、もっと対応力が増して来るのではないのでしょうか。

(今後は)

攻守に粗さ・雑なところが、当なくなって、素材の良さを活かせるようになってきました。あとは、足下のブレを無くす努力をし、右方向への打撃を磨けると、打撃の幅も広がります。体は小柄ですが、当然来年のドラフト候補としてマークされるだけの存在に成長してきました。

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2011年 大学選手権1

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 6月18日(土)02時45分5秒
返信・引用
  皆様ご無沙汰しております。今日から掲示板も利用して、大学選手権のレポートも行って行きたいと思います。

△小林 義昌(奈良産業大 3年)投手 177/68 右/右 (日南学園出身)

(どんな選手?)

右のスリークオーターから、微妙なコースの出し入れを得意とし、粘っこい投球が身上。内角も厳しく攻められますし、落ち着いたマウンド捌きも魅力。球威・球速はさほどではありませんが、実戦的な投球で勝負します。

(投球内容)

球速は、常時120キロ台後半~135キロ弱ぐらいと、際だつものはありません。しかし両コーナーをしっかり突く制球力を有し、マウンド捌きも安定。クィックも基準以内ですし、牽制も悪くはないのですが、もう少し目配せなどもして相手を送球しない時も牽制して欲しいかなと思います。

(投球フォーム)

足を地面に着きそうな高さまで降ろし、そこから大きく前へステップさせることで、着地のタイミングを遅らせます。そのため打者からは、上手くタイミングを合わせにくいフォームを作り出します。

グラブは常に体の近くにあり両サイドの制球は安定しておりますが、重心がサイドハンドのように深く沈むものの、足の甲の押しつけと言うよりも膝まで地面に着いてしまっていて、返ってボールが高めに上吊る傾向があります。

着地を遅らせることで、体の開きはスリークオーターでも平均的。腕を下げて投げるので、体への負担は小さいでしょう。球持ちも良いですし、粘り強い球質を実現出来ています。

もう少し腕を鋭く振ったり、前に体重が乗って来るようだと、ストレートにもキレや勢いが生まれてきそうです。ボールが高めに浮くのとストレートの質の向上が、今後の課題ではないのでしょうか。

(今後は)

高い制球力を武器に、今後の奈良産大の中心的な役割を担う存在になるかもしれません。ただそのためには、もっとストレートの質や低めへのコントロールを磨くことが必要だと考えます。粘っこい投球はできておりますが、更にチームで絶対的な存在に育って欲しいですね。来年は、不動のエースとして、また大会に戻ってきて欲しいと思います。

○田中 祐樹(福岡大 4年)投手 175/68 右/右 (沖学園出身)

(どんな選手?)

沖学園時代から、地元では知られた好投手でして、私自身も観たことがある投手です。中背ですが、球速以上にビシッと手元まで来るストレートが魅力です。

(投球内容)

オーソドックス右上手投げで、ストレートは常時135~MAX140キロ程度と、驚くような球速はありません。しかし指先まで、しっかり力を入れてリリースできており、ビシッとミットに収まるストレートは何より魅力です。変化球も縦に曲がりながら落ちるスライダーに、フォーク、カーブなどを織り交ぜるコンビネーションピッチャー。

おおよそ両サイドに球を散らせるコントロールがあり、マウンド捌きも安定。クィックも1.15秒前後と素早く、フィールディングも落ち着いてボールを処理できます。精神的に強いものがあるのか、最後まで大きく揺らぐこともなく、京都学園戦では完投いたしました。

(投球フォーム)

全体にバランスが取れていて、無理なく投げられているのが良いところです。また球持ちが非常に良いのが、この選手の最大の特徴です。

お尻をフワッと一塁側に落とせており、見分けの難しいカーブや縦の変化の修得にも問題ありません。着地も無理なく自然にできており、悪くないと言えます。

グラブは最後まで体の近くにありますが、足の甲の押しつけが浅いのが残念です。もう少し重心が沈むと、ストレートも低めに集まってきそうです。

着地が粘れているので、体の開きも平均的です。腕の角度にも無理がありませんし、球持ちは素晴らしいです。腕も振れておりますし、体重移動も良いフォーム。全体に上手く体が使えています。

(今後は)

大学からプロと言うスケールはありませんが、実戦的で総合力の高い投手です。社会人ならば、早くから即戦力としてチームでの活躍が期待されます。低めへの制球を磨き、ストレートがもうワンランク上がれば、2年後のプロ入りも期待できるかもしれません。しっかりと段階を踏んできての成長だけに、今後も大きく落ち込むことはないのではないのでしょうか。地味ですが、着実な活躍を期待できると思います。

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2011年六大学12

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 6月 3日(金)13時01分42秒
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  春の六大学特集も、ここで取り上げるのは最終回。あとは、伊藤(慶応大)や野村(明大)などは、個別寸評として、また福谷(慶大)・岡部(立大)・三嶋(法大)あたりは、また別のスペースで取り上げたいと思っております。今日は、個別に取り上げるべき注目選手なのでしょうが、春シーズンイマイチだったので、今回はここで取り上げたいと思う選手です。

△土生 翔平(早稲田大 4年)右翼 180/76 右/左 (広陵高出身)

(どんな選手?)

斎藤佑樹の後を継いで、今年から早稲田のキャプテンを任されました。広陵時代から好打者として知られ、ミートセンスに優れた好打者です。ただ個人的には、プロで売りになるものに乏しく、ドラフト候補と言われるのには疑問を感じてきた選手でした。

(打撃内容)

昨秋の首位打者であり、3年間の通算が.350厘と言う破格の成績を残してきた選手です。しかし今シーズンは、打率.188厘と、大学に入って初めて経験するスランプのシーズンとなりました。

スクエアスタンスで、グリップを高めに添えます。全体にバランスが取れて理に適った構えです。しかし打席では力が入り、固くなっているのがわかります。柔らかさが売りの選手ですから、できるだけリラックスした形を心がけたいところ。

仕掛けは、投手の重心が沈み込んだあたりで始動する「平均的な仕掛け」。ある程度の対応力と長打力を兼ね備えた中距離・勝負強さを売りにするスタイル。軽く足を上げ、真っ直ぐ踏み込むスタイル。内角でも外角の球でも捌きたいと言う幅広い打撃を意識し、打てるポイントも多い対応力のある打撃です。踏み込んだ足下もブレないなど、下半身に大きな問題はありません。

トップは、あらかじめ捕手方向に引かれています。トップの形を作るのが遅れないようにしたいのはわかりますが、あらかじめ捕手方向に引きすぎると、上半身がガチガチになりリストワークに遊びがなくなり、かえって打てる球が限れます。この辺も、もう少し無駄を減らすことばかりを重視しないで、柔軟性を持ちたいところ。バットの振り出し、スイング軌道などは、けして悪くありません。目線のブレも小さいですし、開きも我慢でき、軸足にも大きな崩れは感じません。総じて言えば、技術的な問題よりも、精神的な部分に問題が生じたシーズンだった気が致します。

(守備・走塁面)

昨年までは左翼手でしたが、今シーズンは右翼手でした。地肩に関しては基準以上のものはありますし、打球への反応・キャッチング等に大きな狂いはありません。

この選手は、これまで速いタイムは計測できなかったのですが、盗塁などのセンスに優れていた印象です。しかし今シーズンは、一塁まで全力で走り抜ける意識が持て、塁間4.0秒を切るような俊足ぶりを魅せてくれました。また三塁までの到達が、11秒台前半など破格のベースランニングの上手さもあります。図抜けた脚力ではありませんが、プロでも走力を売りにできる資質はありそうです。ただ今シーズンは、あまり出塁が少なく、盗塁は僅か1個に終わりました。

(今後は)

春の内容で、大きくドラフト戦線から後退した印象は否めません。非凡な対応力・プロでも通用するであろう走力があり、地肩もプロの基準を満たします。それまで、すべて中の上レベルで、特徴に欠けるとの印象がありましたが、けしてそうでもないのではないかと思い始めました。

問題は、打撃の復活です。私が思うに、あまりに形にこだわり過ぎて、技術に縛られてしまっている気がするのです。そのため思いっきりの良さが薄れ、野手に不可欠な大胆な攻めが打席で観られなくなりました。打者で一番必要な要素は、技術よりも攻める姿勢です。これを束縛するような技術ならば、体の思うままにバットを振った方がましです。技術は大切ですが、気持ちはもっと大切です。もう充分な技術もありますから、あえてその型を崩してでも打ちに行く、そのぐらいの大胆さがあって好いのではないのでしょうか。そうすれば自ずと、持っているものは出せると思います。あえて恥も外聞も捨てて、ガムシャラにプレーして観て欲しいと思います。これは、土生だけでなく今の早稲田全体に言えることです。

△渡邊 侑也(早稲田大)二塁 166/63 右/左 (聖光学院出身)

(どんな選手?)

小柄な体を逆手にとって、イヤらしい打撃に徹したプレーが魅力です。昨春は、そんな打撃を活かして首位打者に輝きました。ただ今シーズンは、完全に不調に陥り、打率.088厘と、彼の力を考えると信じられない数字に終わりました。

(打撃内容)

バットを短く持って、コツンコツンと当てたり揺さぶったりするのが、この選手の元来の持ち味。ただ右投げ左打ちの選手にありがちな、作られた脆さ弱さがあるのは、以前から感じられました。

バットを短く持って、前の足を引いて構えます。構え自体は理に適っており、問題があるようには思えません。ただ残念なのは、非力な上に仕掛けが「遅すぎる仕掛け」を採用。これでは、一定レベル以上の投手の球速・キレに対応できません。もう少し余裕のあるタイミングで、始動を早めるべきかと思います。小さくステップするので「間」が取れません。一点集中で叩くことが求められますが、彼はそういった破壊力を追求する必要はないと思います。また踏み込んだ足下が、インパクトの際に完全にブレます。これでは、非力な打撃の上に、その力を逃してしまいます。打撃の基本は、足下の安定にあると私は考えます。

あらかじめ始動が遅い分、トップの位置にグリップを添えております。完全に無駄を無くすだけに終始している打撃で、リストワークに遊びはありません。当てることは出来ても、前には飛ばない打撃です。最初からあえて転がすことを重視して、そういう打撃を割り切ってやっているのならば、それもありなのでしょうが・・・。しかし実際は、単なる手打ちになってしまい、結果が伴いませんでした。バットの振り出しやスイング軌道の問題では、けしてありません。

打撃に関しては、足下のブレが我慢できないスイングに問題があります。この基本が崩れてしまっては、成績が伴わないのは致し方ありません。もう一度原点に戻って、下半身と上半身のバランスの取れたスイングを目指すべきです。そうすれば、自ずと下半身も安定して来るはずです。

(守備・走塁面)

スピード感があって、軽快な守備を致します。ただ少しスローイングが雑かなと思える部分はあるので、指先まで神経を通わせた送球を期待したいところ。走力は、この手のタイプにしては、それほど光るものはありません。けして遅くはありませんが、そのイメージほど速くないのではないのでしょうか。もう少し秋のシーズンも含めて、守備・走塁の部分は詰めて行きたいと思います。

(最後に)

あえてこの選手は、もう一度足下を見直すことから初めて欲しいと思います。とりあえず下半身がブレないスイング。下半身がしっかりしてくれば、元来当てるのは上手い選手なのですから、復活すると思います。

いずれにしても、ドラフト云々と言うタイプではありません。社会人などに進んでの活躍が期待されます。無駄を無くすことばかりを重視しないで、何かを作り出すような広がりを持ったプレーを期待したいと思います。



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2011年 六大学11

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 6月 2日(木)10時45分57秒
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  このシリーズも、残りあと2回。今回は、早稲田のバッテリーについて触れてゆきたいと思います。

△大野 健介(早稲田大 4年)投手 169/65 左/左 (静岡商出身)

(どんな選手?)

小柄なサウスポーですが、静岡商業時代から甲子園で活躍致しました。早稲田に進んでからは、一つ上の世代に斎藤佑樹・大石・福井らがいたために、これまでの3年間で9試合しか登板の機会はありませんでした。本格的にリーグ戦で投げるようになったのは、最終学年になった今年からです。ちなみに今シーズンは、9試合に登板し、2勝4敗 防御率 3.89と言う成績でした。

(投球内容)

大きく前にステップする独特のフォームから、135キロ前後~MAXで140キロぐらいまで記録するストレート、それにスライダー・ツーシーム・カーブ・チェンジアップなど多彩な球種を操ります。特にスライダー中心に投球を組み立ててくるのが、この投手の特徴です。

右打者には、変化球中心に両サイドに球を投げ分けることができていますが、左打者にはストレートを多く使うものの、その速球が暴れて制球が安定致しません。左投手ですが、どうも左打者には投げにくそうに見えます。ストレートは左から140キロを記録しておりましたが、それほど有難味のある威力は感じません。あくまでも変化球と上手く交えてナンボと言うタイプ。

牽制は鋭く、目配せもしっかりしているので、ランナーを一塁に釘付けにできます。ただその分、クィックが1.3秒前後と遅い傾向があります。高校時代からマウンド経験は豊富で、その辺は安心してみていられるまとまりはあります。ただ如何せん、ボールに威力を感じません。

投球フォームは、かなり前に倒れ込むようなフォームであり、重心の沈みはサイドハンドのようです。前に突っ込む身体を、無理に大きくステップさせることで防ぐと言う独特のメカニズム。そのため着地のタイミングは遅らせることができている反面、滑らかな体重移動は阻害されています。

グラブの抱えが最後後ろに抜けてしまい、体のブレが押さえ込めず制球を乱します。足の甲での押し付けはソコソコできているので、ストレート以外の球種は低めに集まりやすいようです。

投球の4大動作では、「着地」までの粘りが作れるために、体の「開き」は早くありません。ただ「球持ち」は長くなく、指先での繊細なコントロールはなさそう。前に大きくステップし過ぎているので、体重が後ろに残ってボールに手元までの勢いを与えません。

(今後は)

左腕で、ソコソコピッチングができると言う意味では、社会人での需要もあるでしょう。すでに高校時代から形ができている投手なので、今後劇的に変わると言うことは期待できなそうです。

今の状況下で、いかに創意工夫を重ねて行けるのか、それを続けて行かないと社会人でも埋もれてしまう気が致します。あえてあまり名門に進まず、自分がいなければダメなんだなんてチームに進んだほうが、この選手は伸びるかもしれません。どんな進路を選択するのか?注目してみたいと思います。

△市丸 大介(早稲田大 4年)捕手 170/70 右/右 (佐賀北出身)

(どんな選手?)

佐賀北時代には、夏の甲子園で優勝。チームを優勝に導いた巧みなプレーが自慢です。早稲田入学後は、一学年上の斎藤佑樹の信頼を勝ちとり正捕手に。しかし最終学年では、一学年下の地引中心の起用になり、今シーズンは出番が減っていました。

(ディフェンス面)

投手の気持ちを察し、そのプレーの隅々まで捕手らしさを感じさせる選手です。ミットを軽く示し、グラブを下げることなく捕球しに行きます。そのため低めの球への対応も上手く、打球への勘にも優れたプレーが見られます。

スローイングも1.85秒前後で二塁に到達するなど、プロレベルです。特に型がしっかりしているので、送球の乱れも少ないです。リードセンスも高いですし、やはりディフェンスの総合力の高さは光ります。早稲田復活を来シーズンに果たそうとするのならば、やはり市丸中心の起用の方が私は好いでしょう。

(打撃内容)

スクエアスタンスで、バットを立てて構えます。元々3年間の通算で、打率.208厘の数字が示すとおり、打撃には弱さはありました。ただ塁間4.1秒前後(左打者換算で3.8秒前後)と極めて身体能力が高いのも特徴としてあげられます。

残念なのは、一度始動してからベース側につま先立ちして再度踏み出すと言う「遅すぎる仕掛け」を採用。これだと一定レベル以上の球速・キレに対応するのは厳しそうです。

また小さく踏み出した足を、ベース側にアウトステップ。その足元が、インパクトの際にブレてしまうので、どうしても外の球を捌き切れません。打てるポイントも限れている上に、打ち損じの多い打ち方。これでは、結果が伴わないのも致し方ないです。

またトップの位置までバットを引くのが遅く、速い球に差し込まれます。バットの振り出しも少しミートまで遠回りです。しっかり最後まで振り切っているのは好いのですが、もう少し対応力を上げて行かないと苦しいです。目線のブレは小さいのですが、開きが我慢できないのが残念。

(今後は)

ディフェンス面に関しては、体の小ささは気になりますが 素晴らしい総合力とセンスの持ち主。打てないけど、守れる捕手・考える捕手が欲するチームに進んで欲しいですね。

せっかく非凡な捕手としての資質と身体能力があるのですから、それをもう少し打撃に生かせないかと残念になります。末永く社会人などで、チームを支える存在になって欲しいと期待しています。

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2011年 六大学10

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 6月 1日(水)14時15分23秒
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  皆様こんにちは。なんとか大学選手権までには、六大学のレポートを終えたいと思います。あとは、早稲田の選手たちが中心になります。

△岩崎 脩平(東京大 4年)遊撃 179/80 右/左

(どんな選手?)

東大の主将であり、一番・遊撃手を務めるチームの精神的柱です。リーグ戦65試合の出場を誇る、経験豊富選手です。

(打撃内容)

この春の成績は、11試合に出場し、0本 0打点 1盗塁 打率.200厘。前足を軽く引いて、グリップを下げて構えます。構えの時点では、非常にリラックスすることに心がけ、本格的に始動するまでは、お尻をグッと座らせることなく立っています。その変わり、ボールをしっかり見据えるために、背筋は常に伸ばしており、目線はしっかり前を見据えており、一見脱力だけに心がけているように魅せて、ボールをきっちり見据えることは忘れておりません。

仕掛けは「早めの仕掛け」を採用するように、アベレージ打者の傾向が強いです。足を長く引き上げておき、踏み込むと言う「間」を作れるフォームで、打てるポイントは少なくありません。左の巧打者としては、ベース側にしっかり踏み込んで来る選手であり、最初の一歩目のスタートよりも、外の球でもしっかり叩くことに主眼が置かれたスイング。踏み込んだ足は、インパクト際にもブレません。

少々残念なのは、トップに近い位置にはグリップが添えられているのですが、完全にトップの形をつくるのは遅れがちです。早めに始動している割に、その恩恵が薄い動作になってしまっています。バットの振り出しには問題はなく、ミートポイントまで大きなロスは感じられません。スイング軌道全般には問題はありませんし、最後までしっかり振りきれています。トップの形勢に注意すれば、もっと対応力を増すのではないのでしょうか。

(守備・走塁面)

遊撃の守備もけして下手ではありませんし、地肩も悪くありません。上のレベルでも、遊撃とまでは言わなくても、二塁あたりならばこなせそうです。

一塁までの塁間を、4.1秒台前後と、基準である4.2秒を満たします。めっぽう足が早いわけではありませんが、プロのレベルを満たします。

(今後は)

今後野球を続けるのかは定かではありませんが、守備・走塁は基準を満たすだけのものはありますし、打撃も悪くはありません。名門の企業チームであたりだと微妙ですが、比較的力をいれていない社会人チームやクラブチームならば、レギュラーとして活躍して行けるかもしれません。今後も末永く野球を続けて行く姿を、ぜひ見てみたいものです。非常に考えてプレーをしている選手なので、どんどん道を切り開いってくれることが期待できそうです。

△横山 貴明(早稲田大 2年)投手 180/79 右/右 (聖光学院出身)

(どんな選手?)

福島の聖光学院時代から、プロ注目の本格派でした。もし高校時代に、プロ志望届けを出していたら、指名されたのではないかと思えるほどの選手でした。今春からリーグ戦二日目の先発を任され、1シーズンを乗り越えました。5試合に登板し、1勝2敗 防御率 5.47と、高校時代の彼の力を考えると、まだまだ物足りない内容。

(投球内容)

均整の取れた体格、投球フォームから、常時130キロ台後半~MAX144キロを記録していました。ただ残念なのは、球速はソコソコも、実際には球速ほど球が手元まで来ていない感じで、球質がイマイチな点。変化球も、カーブ・スライダー・チェンジアップ・フォークなどもあるのでしょうか?曲がりがドロンとして、鋭くキレないのが気になります。

実際には、縦の変化が多いのでイニング以上の奪三振は奪えておりますが、上のレベルでは厳しい球のキレです。細かく見てみると、右打者には外角中心にボールを集めて、投球を組たることができております。しかし左打者への制球はアバウトで、被安打も左打者に打たれるケースが目立ちます。左打者への投球が、今後の大きな課題になるのではないのでしょうか。

牽制は鋭いのですが、クィックは1.25~1.30秒台と、やや遅い気がします。投球をまとめるセンスなどは並で、格別そういったマウンド捌きに光るものは感じませんでした。

投球フォームも、やや前にツッコミがちで、お尻の落としと着地までの粘りが、甘くなっています。そのため縦の変化の落ちも鈍いですし、投球フォームにも嫌らしさが足りません。

グラブを内に抱えられているので、両サイドへの制球は安定しやすいです。足の甲の押し付けもできているのですが、その時間が極めて短い。そのため後の動作に、しっかりネネルギーが伝わっていません。ですから体重移動がイマイチで、ボールの手元までの伸びに欠けます。

投球の4大動作である「着地」「球持ち」「開き」「体重移動」の観点いえば、「着地」までの粘りは平均的、しかし「球持ち」「開き」「体重移動」イマイチで、まだまだ発展途上の投手であることが伺えます。せっかくの高い資質を、まだ活かせていないなと言うのが率直な感想。

(今後は)

現状の防御率 5.47 が示すとおり、それが彼の力です。これからは、肉体的な資質を伸ばすこと以上に、理にかなった投球フォームや技術を身につけることによって、パフォーマンスの質の向上に務めて欲しいと思います。

かなり志を高く持って努力して行かないと、殻は破って行けないでしょうし、大学からのプロ入りは厳しいかもしれません。高校時代から期待している投手だけに、あえて苦言を呈したいと思います。

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東洋・戸田大貴一塁手、首位打者獲得

 投稿者:前橋工甲子会メール  投稿日:2011年 6月 1日(水)00時15分12秒
返信・引用
  蔵さんご無沙汰しています。
東都大学リーグ戦は、今日の中央ー亜細亜で閉幕となりましたが、今リーグ戦終盤に東洋の4番に入った、戸田一塁手が、東都の前橋工OBとしては、現在、阪神スカウトの佐野仙好氏(中大)以来の首位打者となりました。
蔵さんには、戸田が前工2年春の横浜スタジアムでの関東大会で見てもらっていると思います。
全日本大学野球選手権での活躍も期待しているところです。
 
    (蔵建て男) 戸田選手、首位打者おめでとうございます。ぜひ大学選手権では、その活躍に注目させて頂きたいと思います。
順調に東都でも実績を残してくれて、個人的も嬉しいところ。大学選手権での大暴れ期待しております。
 

鹿児島県選抜NHK旗争奪大会決勝

 投稿者:+松  投稿日:2011年 5月31日(火)17時30分20秒
返信・引用
  蔵さん、お久しぶりです。訳あって今年から故郷鹿児島に帰ってきました。
今日はNHK旗という地元の選抜大会をテレビ中継で観戦したのですが、機会がありましたら以前のように地元の逸材を紹介させていただきます。
まず試合ですが、神村学園が鹿児島実を4-2で降しましたが、全国クラスの両校だけに非常にレベルの高いゲームとなりました。
鹿実はこれで九州内の公式戦で初黒星。初回先制するなど序盤は優勢だったものの、守備や走塁のミスが響き徐々に神村ペースへ。逆に神村のスキのない守りや、嫌らしい攻めは見事でした。

鹿実のショート平山は選抜で痛めた足も、今日見たかぎりでは心配ないようで完全復活。
ただ前から気になっていたのですが、逆方向にしか飛ばない打撃。ミートは上手いのですが、強く引っ張る打撃も身につけてほしいです。
豊住は相変わらずの安定感。スイングの速さや打球の鋭さはチームでも郡を抜いてます。
揚村は追い込まれても粘る柔軟性や逆方向への長打に成長を感じました。ただ、相変わらず外の逃げる球には弱いようで…
今日リリーフした野田投手は、勝ち越しを許すなど精彩を欠く内容。選抜での躍動感を感じませんでしたが、夏までに立て直してほしいです。
対する神村は、打力は全国でも上位。
一番白澤(右翼手)は左の好打者で、広角に打つバットコントロールと俊足が魅力。
三番の坂口(中堅)は恵まれた体格からの強打に加え俊足強肩、四番本田(三塁)は強く叩けるスイングが魅力の強打者でした。
今日は先発した柿澤が2失点完投。二年生ながら真っ直ぐの球威は県内でもトップクラスでしょう。以前は安定感を欠いたようですが、今日は制球もまずまずでした。
また両チーム、一年生の活躍も目につきます。
鹿実は福永泰志(左翼手)が大会通してスタメン。昨日四安打、今日も一安打と活躍しました。まだ力感はないものの、左右に打ち分ける左の好打者です。
神村は代打で登場した大坪直希が、勝ち越しの口火を切る左前安打。こちらはガッチリした身体つきで、右の強打者として成長が期待できます。
この試合を見た限りでは、どちらが甲子園に行っても上位を狙える力があると感じました。
他の勢力も含めて、夏の県大会が楽しみです。
 
    (蔵建て男) 神村学園は、全国レベルの力があるのですね。鹿実は全国トップクラスの実力校ですが、それと双璧の学校あるようで夏が非常に楽しみですね。

笛田や戸田などドラフト候補もおり、今年の鹿児島大会は非常に楽しみです。ぜひまたのレポートお待ちしておりますので、よろしくお願い致します。
 

2011年 六大学9

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 5月31日(火)09時40分52秒
返信・引用
  皆様おはようございます。昨日は、なんだか今後の遠征プランなどを考えていたら、疲れ果てて早めに寝てしまいました。したがって当初予定していた更新ができませんでしたが、地道に取り返して行こうと思います。

△川辺 健司(明治大 4年)捕手 180/76 右/右 (日大藤沢出身)

(どんな選手?)

日大藤沢時代から、神奈川では好捕手として知れ渡っていた選手でした。明大に進んでからも正捕手として活躍、特に柔らかいボール捌きにセンスを感じます。

(ディフェンス面)

キャッチングの柔さかが目を惹く選手で、非常にディフェンスセンスを感じます。重心を低く構えることで、投手への低めへの意識を徹底させる共に、審判からのストライクカウントを呼び込みやすい体勢を作ります。ミットも下げる癖もなく、ワンバウンド処理などの低めへの対応も上手く、打球への反応も素晴らしい集中力の高いプレーが期待できます。相手の裏をかくような巧みなリードに、塁間1.9秒台のスローイングもまずまず。投手への軽い返球からも、ガンガン鼓舞するタイプではなく、投手の気持ちを察するセンス型捕手なのが伺えます。上のレベルでも、そのディフェンス力は充分通用するのではないのでしょうか。ただこここでと言うときに、どんとこいと言う頼もしさは感じないので、勝負どころでは強い気持ちを忘れないでプレーして欲しいところ。

(打撃内容)

スクエアスタンスで構え、オーソドックスなスタイル。仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用する中距離・ポイントゲッタータイプ。足を引き上げて真っ直ぐ踏み込んで来るので、内角でも外角でも幅広く捌きたいタイプ。踏み込んだ足下もブレないので、右方向への打撃も可能にします。

トップを作るのも遅れないのですが、少しグリップが奥に入り込んでいるのが気になります。そのためバットの出がスムーズではなく、少し遠回りなスイング軌道になりがちです。それでも、最後までしっかり振り切れているのは好いところ。特に目線のブレも小さいですし、開きも我慢でき軸足にも安定感を感じます。そのため軸のしっかりした、スイングができています。

打撃には派手さはないのですが、それほど弱い印象はありません。グリップの内への入り込みに注意して、バットの振り出し角度をもう少し上からにすると、対応力が上がるのではないのでしょうか。捕手としては、可も不可もなしといった感じの打撃です。

(今後は)

プロといったスケール型ではなく、社会人などに進むことになると思います。ディフェンス力は確かなので、打撃に比重を置いていないチームならば、比較的早くからスタメンで出場できる力はありそうです。打撃の資質も悪くないので、それなりの結果は残せそう。あとは、欲を持っていかに本人が上を目指せるのか、それにかかっていそうです。

△島内 宏明(明治大 4年)左翼 180/75 左/左 (星稜出身)

(どんな選手?)

昨秋のリーグ戦で、打率.400厘の高打率を残し、今シーズンも首位打者争いをして打率.385厘でリーグ3位の好成績をあげた強打者です。今や明大の今年の4番を務める存在までに成長し、この春のベストナインにも選出されました。

(打撃内容)

パワフルな打撃で、打球が力強いのが特徴。体に力はありますが、今シーズンは 0本 4打点に終わったところは4番としては残念でした。

前足のカカトを浮かし、スクエアスタンスで構えます。仕掛けは、一度ベース側につま先立ちしてからステップさせる「遅すぎる仕掛け」を採用。ここまで遅いと、上のレベルへの対応が気になりますが、六大学の速球派立ち相手にも実績を残しているので、カベにぶつかるまでは、今のスタイルで好いのではないのでしょうか。

小さくステップし、真っ直ぐ踏み込みます。打てるポイントは限られているはずですが、その球を逃さない鋭さがあるのでしょう。踏み込んだ足下もブレないので、打ち損じは少ないはずです。

トップを作るの自体は遅くはありませんが、スイングが少し遠回りなのが気になります。ただどうしてもボールを遠くに飛ばそうと考えると、多少遠心力を使ったバットをしならせることも必要で、最短距離のスイングばかりを追求しているわけには行きません。そういった意味では、彼のスイング軌道は許容の範囲内の気が致します。

ただ頭のブレも小さいので目線も安定し開きも我慢できているのですが、腰の逃げが早いのは気になります。足下の我慢で開きを抑え、真ん中~高めの外角球を捌くことはできそうです。外角低めへ切れ込むスライダーやストレートを、いかにカットしたり見極めたりできるのかが、一つポイントではないのでしょうか。

(守備・走塁面)

打球への判断は、思ったほど悪くありません。ただ走力・地肩があるタイプではないので、守備範囲は広くないと思います。一塁までの塁間を、4.3秒ぐらい。基準である4.2秒には劣り、足を売りにするタイプではありません。それでもシーズン2盗塁を決めるように、走塁への意欲・意識はけして低くなさそうです。

(今後は)

守備・走力の高い選手ではなく、打球も上にそれほど上がるタイプの強打者ではありません。ただ打席での集中力、甘い球を逃さない「鋭さ」もあり、頼りにできる強打者です。打撃へのウエートが高い選手で、それでもいいと言うチームで野球を続けて行くべきではないのでしょうか。社会人でも、その強打で活躍して行ってくれる選手だと期待しています。

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2011年 六大学8

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 5月29日(日)20時14分11秒
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  皆様こんばんは。今週は、台風接近なので週末の観戦が出来ませんでした。ただダービーが的中したので、少し遠征費にも余裕が持てましたので、6月は1,2回は関東を出て観戦して来ようと思います。今回も、六大学レポートの続きでも。

△伊藤 諒介(法大 1年)三塁&左翼 172/78 右/左 (神港学園出身)

(どんな選手?)

神港学園時代は、あの中田翔(日本ハム)の高校通算本塁打を塗り替え、94本もの本塁打を放った小さなスラッガーです。法大に進学した今春も、いきなり11試合に出場し、2本塁打・6打点・打率.300厘と言う好成績を残しました。次代の六大学のスター選手として、その成長が期待されます。

(打撃内容)

神港学園時代も言った通り、凄まじいスイングをする選手です。前足を軽く引いて、グリップを高く捕手側に強く引いて構えます。そのため構えから力みが感じられるのが、なんとも惜しいところ。もう少し力を抜いて、余裕を持って打席に入れると好いですね。

仕掛けは「遅めの仕掛け」に属するように、ギリギリまでボールを引きつけ、一気に叩く生粋のスラッガー。足をほんの少しだけ浮かし、ベースに離れた方向に踏み出すアウトステップ。踏み込んだ足元は、なんとかブレずにスイングできますが、その足が早く地面を離れるので、基本は引っ張って巻き込むタイプ。そのため外角低めへの対応は、かなりつらそうです。

トップを比較的早くつくるので、速い球にも立ち遅れません。振り出しの角度も悪くなくアッパースイングですが、大きな弧を描きながら、何よりフォロースルーを豪快に使ってきます。振り終わったあとに、グリップが高い位置まで引き上げられており、ボールを遠くに運ぶことができます。目線のブレは小さいのですが、腰の逃げは早く、身体が前に突っ込む傾向があります。すなわち前のカベが、早く開いてしまいがちです。

身体は小さいのですが、身体に非常に力がある上に、仕掛け・フォロースルーなどの動作が、生粋のスラッガーであります。この選手が、この体格でも高校通算本塁打を塗り替えたのには、天性のスラッガーとしての資質を持っているからです。

(守備・走塁面)

三塁手としては、キャッチング・フットワーク共に、危なっかしく見えます。打球への反応や肩はまずまず強くスローイングは好いので、もう少し安定してくれば三塁を任せられるかもしれません。

走塁も塁間4.35秒前後と、左打者の基準である4.2秒には、かなり劣ります。現状、守備・走力でのアピールには欠け、やはり打撃で勝負といったタイプです。

(今後は)

問題は、研究され外角中心の配球をされた時に、以下に結果を残せるかでしょう。ただ現時点では、左方向への打撃には課題を残すだけに、秋以降の成績が心配です。そういった欠点を一つ一つ乗り越えて行ける資質があったならば、素晴らしい記録を残すのではないのでしょうか。彼の長打力は本物だけに、安定して使ってもらえるだけの確実性・守備力・走力の向上を望みたいと思います。六大学の本塁打記録を、ぜひ塗り替えて欲しい逸材です。


△中村 将貴(明治大)中堅 178/68 右/左 (関西出身)

(どんな選手)

関西高校時代は、ダース・ローマシュ匡(日本ハム)投手と共に、チームの投手陣を支えました。俊足、強肩・強打の三拍子揃った好選手です。これまで通算でも、打率.289厘とまずまずの成績を残しています。

(打撃内容)

野手の間を、鋭く抜けてゆくタイプの選手です。一番打者ですが、巧打者と言うよりは強打者タイプ。前の足を軽く引いて、バランスよく構えられています。仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用するように、ギリギリまでボールを見定めてから降りだす、生粋の2番打者タイプと言うのが本質なのかもしれません。

足の引き上げてから降ろすまでの「間」が短いので、打てるポイントは限られます。それだけ狙い球を、逃さず叩く鋭さが求められます。足を引き上げ踏み込んで来る時に、足元がブレません。これにより右にも左にも、しっかり打球を飛ばすことができます。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのも、けして遅くありません。これにより速い球にも立ち遅れませんし、バットの振り出しもいいです。そのためボールを捉えるまでに大きなロスは感じませんし、外角の球でもバットの先端を立てるようにスイングし、フェアゾーンに上手く落とします。目線のブレや開きは悪くないのですが、少し重心が崩れます。あえて型を崩し、膝の柔らかさを活かして低めの球を拾える柔らかさを活かすスタイル。

仕掛けが遅いだけに、打てるポイントが限られているのが、イマイチ打率が上がって来ない要因だと考えられます。あえて少し始動を早めることで、動作に余裕をもたせることも手段ではないのでしょうか。

(守備・走塁面)

高校時代から投手をやっていたので、肩は悪くないのでしょう。中堅守備にもソツはありません。塁間のタイムは計測できませんでしたが、今シーズンは10盗塁マーク。大学のリーグ戦で、1シーズンで10盗塁を記録すると言うのは、相当な脚力です。この脚力は、大いなる武器と言えそうです。

(今後は)

プロと言うほどの絶対的なものはありませんが、足と言う武器があるのは強みです。打撃にもう少し確実性が出てくると、今後が楽しみです。まずは、社会人に進んで力を養い、2年後のプロ入りを、ぜひ目指して欲しい選手でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

広島六大学など

 投稿者:hiroshijin  投稿日:2011年 5月28日(土)20時50分22秒
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  広島六大学は近大工学部が2季連続の優勝となりました。このリーグでは広島経済大との2強なのですが、力はあっても不安定な経大に比べて小粒ながらまとまりの良さが身上です。昨年のエース中元勇作投手(現伯和)が抜けて投手陣が心配されましたが、久保田高広投手(3年・広島山陽)が台頭し最優秀防御率とMVPの2冠に輝きました。
広島経済大は広島工業大戦以外では常に初戦を落とすという苦しい戦いで、勝ち点4ですが内容は悪かったです。エースの村上泰規投手(4年・広島商)が制球難で不調に陥り、廣瀬和哉投手(3年・萩商工)と渡部一也投手(3年・広島市工)を中心になんとか立て直しました。攻撃陣もソフトバンク入りした柳田選手など、昨年の最上級生の穴を埋めきれなかった印象があり、とくに捕手に人材が不足したのが痛かったです。

久保田 高広投手(近大工学部3年・広島山陽) 173cm75kg 左/左

前年度までは中継ぎが主でしたが今季からエースとなった左腕投手です。高校時代は時折投げるクロスファイヤーに魅力があったものの球威不足でとくに目立った存在ではありませんでした。しかし徐々に成長して球威が見違えるほどになり、おそらく130km/h中盤~後半くらいは出ていると思います。この直球で右打者の膝もとをえぐることができるようになったことが活躍の要因だと思います。テークバックの小さいフォームで出所が見づらく、球の勢いもあるのでこのリーグでは攻略が難しいのではと思います。
変化球はカーブ、スライダー、スクリューでしょうか。とくに右打者は膝もとの速球と外角のスクリューという攻めが徹底されており、まともな打撃をさせません。現在メッツの高橋尚成投手のような投球をしてきます。反面カーブやスライダーの切れがいまいちで、左打者には苦労しているのが気になります。現状では有効な攻めが見いだせず、制球も右打者に比べて相当荒れています。
普段の力さえ出せれば全国でもそこまで崩れないのでは、という期待はあります。ただ、総合力でみるとまだまだ全体的に物足りないと思います。球速が140km/hくらいまで出てくるようになってきますとさらに面白いと思うのですが。

渡部 一也投手(広島経済大3年・広島市工) 183cm74kg 右/右

MAX147km/hを誇るスリークォーターの速球投手です。昨秋から先発を任されるようになりましたが秋は火だるまになる試合が多く課題が残るシーズンでした。この春は多少制球が安定し、結果も残せるようになりました。
右ひざを曲げたままで左足も直角よりも低いくらいまでしか上げず、かなり低い位置でためを作って投げ込んできます。肩肘の柔軟性は感じるのですがテークバックでかなり背中に入りそこから体を回転させてスリークォーターで投げ込んでくる、滅茶苦茶なフォームをしています。そのため制球はばらつき、速球も球速は出るのですがシュート回転がひどく、かなり捕らえられてしまいます。現状ではスライダーが決まらない日は投球にならないです。
変化球は130km/h台と120km/h台のスライダーと130km/h中盤のSFF、調子がいい時は110km/h中盤のカーブを混ぜてきます。スライダーやSFFは打者の手元で小さく曲がるもので開きの早さが治ればかなり使える球種です。ただ、現状ではボールの出所が見やすい上球速差もさほどないので、打者に簡単についていかれています。また、制球面でもとりあえず低めに狙っているだけなので、もっと細かい出し入れが必要でしょう。
持っている素質は中国地区では1番なのではと思うのですが、現状では課題も多く、ただの原石といった印象です。まだまだ線が細く伸びしろはありそうで、少しづつ課題を克服してきていますので、今後も地道に成長していってほしいです。

あと、時期は前になりますが、社会人広島大会でカープ2軍相手に好投した伯和の中元投手も紹介します。

中元 勇作投手(伯和ビクトリーズ・竹原高-近大工学部) 178cm67kg 左/左

高校時代は無名の左腕ですが大学4年で急成長を遂げ、さらに社会人でもエース格に上り詰めつつある成長株です。ちょっと変則的なスリークォーターで球に勢いがあり、カープの若手選手相手に堂々の投球をしました。
左投手ですが捕手のようなテークバックでかなりインステップして投げ込んでくる変則的な投げ方です。少し体をかがめてスリークォーターの位置からMAX143km/hの速球とスライダー、右打者にはチェンジアップを早いテンポで投げ込んでくるのが印象的です。制球はいいとは言えませんが適度にコーナーに散っており、とくに左打者は嫌がっていました。
序盤は丁寧に攻めすぎていましたが、ピンチをしのいで自信がついたのか、中盤は山本芳・會澤といったカープ2軍の主力にも攻めの投球が光りました。しかし7回に球威が落ちてピンチを招いたところで降板し、後続投手が打たれて敗戦投手になりました。好投はしたものの課題も残る結果でした。
近大工学部の下級生の頃は投球回数以上の四死球を出すノーコン投手だったことを考えると、本当によく成長したと思います。大学で我慢して先発で起用され、ゲームメイクを覚えたのが大きかったと思います。一時は制球を重視して落ちていた球速が戻ってきており、今後もさらに増す期待が膨らみます。こういう純地元産の投手は珍しいですので、ぜひプロまで進んでほしいです。
 
    (蔵建て男) 毎度詳しいレポート、とても参考になります。久保田投手は、大学選手権での投球が楽しみです。渡部投手は、ぜひ来年は観てみたいですね。実戦力に課題があるようですが、資質が一番と聞き来年は注目してみます。

中元投手は、今年は行けなかったカーブとの二軍戦で好投したんですね。もし都市対抗などで観られればと思います。3人共にとても楽しみですね、今年・来年とまた楽しみが増えました。
 

2011年 六大学7

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 5月28日(土)19時10分58秒
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  皆様こんにちは。雨で月曜日頃ぐらいまで生観戦はできそうもないので、この期間に六大学のレポートを終えたいと思います。基本的には、4年生中心に取り上げたいと思っております。おおよそ残る学校は、明治・早稲田・東大あたりになります。

△阿倍 寿樹(明治大 4年)遊撃 184/75 右/右 (一関一出身)

(どんな選手?)

一関一高時代は、大型遊撃手として注目された選手です。明大に進んでからも、通算で.294厘・昨秋も.306厘と、それなりに打ってきた選手です。ただ今春は、打率.186厘と、成績は振るいませんでした。

(打撃内容)

高校時代の長打力が忘れられないのか?大きな弧を描きながら、最後フォロースルーを大きくとる強打者です。その割に通算では1本の本塁打も放っておらず、少し打撃の粗さを解消する必要があるのではないのでしょうか。チームでは、中軸を任されたりはしているのですが・・・。

スクエアスタンスで、前の足をカカトを浮かし、グリップを高めに添えて構えます。腰の据わり・全体のバランス・両目で前を見据える姿勢もよく、自分のリズムも刻めて構えは悪くありません。

仕掛けは、「平均的な仕掛け」を採用するなど、中距離・ポイントゲッタータイプ。足を引き上げ強く踏み込むタイプで、けして変化に応じて着地を変えるような対応力を重視したスタイルではない。残念なのは、真っ直ぐ踏み出した足が、インパクトの際にブレてしまうこと。これでは外の球に対し我慢できず、打ち損じも少なくないだろう。

打撃の準備段階である「トップ」を作るまでは遅れないが、バットを振り出す際に肘が下がってしまい、腰の逃げが早い。スイングもドアスイングになってしまい、打てる球は限られる。頭も結構動いているし、開きも我慢できないので、空振りのあとバランスを崩してしまう。まずは、足下がブレないようなバランスの良いスイングを身につけるべきだろう。

(守備・走塁面)

遊撃手としては、高校時代のようなダイナミックさはありませんが、だいぶ上手くなっていると思います。地肩も基準レベルはありますし、無駄な動きが減ってきました。上のレベルでも、二遊間を任されるのではないのでしょうか。

走力に関しては、基準である4.2秒(左打者換算に直しても)を下回る脚力で、走力でアピールするタイプではありません。今シーズンも、盗塁は1個も記録しませんでした。

(今後は)

184センチの大型遊撃手としてのスケールが魅力でしたが、まだ粗い打撃が解消できておりません。滅法上手いとは思いませんが、大型の割には遊撃手としてもソツがないと思います。社会人レベルならば、二遊間を担って行くのではないのでしょうか。まずは、打撃の確実性を高め、社会人でも活躍して欲しい1人です。


△原田 直輝(法政大 4年)捕手 183/82 右/右(宇部商出身)

(どんな選手?)

宇部商時代から、中国地区を代表する大型捕手として注目された選手です。ただ法大では、この春からスタメンで出場するようになりました。本格参戦した初めてのシーズンで、13試合 1本塁打 9打点 打率.319厘 と見事な打撃成績を残し存在感を示しました。

(ディフェンス面)

ミットをグッと前に示し、グラブを全く動かしません。これによって、投手は的を絞りやすく、ボールは投げやすいはずです。審判に対しても、重心を深く沈めることで、見やすい体勢を作ります。これにより、ストライクの判定が導きやすくなります。なにより一球一球押し込むような、しっかりしたキャッチングができるのが魅力です。ただ低めに落ちて来るような球に対し、上からミットを被せるような出し方は、あまりいただけません。

塁間のスローイングは、2.0秒前後で投げ込まれます。地肩も含めると並~中の上レベルでしょうか。総合的な捕手としての力は、平均的。捕手層の厚いチームに入った場合は、その打撃を活かしてコンバートさせられるかもしれません。

(打撃内容)

高校時代の強打者の名残で、スクエアスタンスで足を揃え、グリップを高めに添えバットを立てて構えます。全体的には、これといった悪い癖はなく、平均的だと言えるでしょう。

仕掛けは、「平均的な仕掛け」を採用する、中距離・ポイントゲッタータイプ。軽く足を浮かし、真っ直ぐ踏み込んできます。それほど対応力は感じませんが、踏み込んだ足下がブレないのは好感です。

あらかじめ捕手方向にグリップを添えているので「トップ」を作るのは遅れません。ただそれだけリストワークに遊びはなくなるので、どうしても柔軟性に欠けるきらいはあります。バットの振り出し角度は悪くないのですが、外角の球を拾う時に、バットの先端が下がってしまうのはいただけません。フェアゾーンによりボールを落とすためにも、バットのヘッドを立てたスイングを心がけたいものです。

足の上げ下げが小さいので、目線のブレは小さいです。体の開きも我慢でき、軸足にも大きな崩れは感じません。比較的、体軸が安定したスイングが出来ています。

(最後に)

捕手としては図抜けてはいませんが、打てる捕手として存在感を示せる選手だと思います。社会人でも野球を続けてゆける素材だと思います。今後も、どんなプレーを魅せてくれるのか楽しみに見守って行きたいです。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2011年 六大学6

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 5月27日(金)17時47分37秒
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  皆様こんにちは、よその更新に追われてしまい、こちらでは久々。六大学のレポートの続きを行って行きたいと思います。

△長谷川 裕介(法政大 4年)遊撃 175/76 右/右 (常葉菊川出身)

(どんな選手?)

07年の選抜優勝メンバーで、3年の夏の大会では、非常にプロ側からも評価が高かった選手です。現在は、法大の3番・遊撃手として活躍。それほど派手な実績はありませんが、堅実に活躍しているといった印象です。ただ高校時代から、個人的にはピンと来たことはなく、ここまで取り上げたことはなかったと思います。

(打撃内容)

昨秋のシーズンに、2本の本塁打を放っており、パンチの効いた打撃をします。基本的に引っ張り型の選手で、上手く巻き込めると長打を生みます。ただリーグ通算.209厘で、今シーズンも.263厘。もう少し対応力を、上げたいところ。

スクエアスタンスで、グリップを体の近くに添えます。リリース後ぐらいに、軽く足を浮かす程度のステップを魅せ、ベース側にインステップします。その割にステップを狭めに取り、一気に腰を開いて巻き込むスイングをする特殊なメカニズム。踏み込んだ足下は、インパクトの際にブレますし、「間」もほとんどないので、打てるコース・タイミングのポイントは極めて限られます。特に「遅すぎる仕掛け」は、社会人~プロを意識すると、対応に苦労しそうです。

グリップもあらかじめ捕手方向に据えておりますが、少し奥に入り気味でスムーズではありません。振り出しの角度も少し遠回り。けして、ロスの少ないフォームではありません。それでも大きな弧を描きながら、フォロースルーもある程度使えるので、タイミングさえ合えばボールを運ぶ術があります。ボールを捉えるまでの技術に、改善が求められます。

(守備・走塁面)

遊撃手としては、可も不可もなしといった感じです。地肩も悪くないのですが、少し安定感に欠ける嫌いがあります。社会人より上のレベルでは、遊撃ではなく他のポジションを担うことになるのではないのでしょうか。

一塁までの塁間は、4.5秒台後半。これを左打者に換算すると、4.2秒台後半に相当。そのためプロの基準レベルよりは、やや劣る脚力です。全く走れないと言うことはありませんが、足を売りにするタイプではないようです。

(今後は)

現状、ドラフト候補云々と言う内容ではありません。ただ高校時代からの実績もありますし、社会人で野球を続けて行くことは期待できます。ただその中で異彩を放つほどの、何か特徴を見出せるのか?と言われると疑問です。対応力に課題のある打撃を改善し、信頼される打者を目指して欲しいところであります。

○建部 賢登(法政大 3年)右翼 172/71 右/左 (桐光学園出身)

(どんな選手)

法大の1番・右翼手を務める選手ですが、強い打球が打てる強打の核弾頭で、個人的には法大で一番魅力を感じる野手です。今シーズンは、1番打者ながら2本塁打・8打点の数字を残しました。

(打撃内容)

強く野手の間を抜けて行くのが持ち味です。前足を軽く引いて、グリップを高く添える強打者スタイル。特に、腰を深く沈めたフォームが印象的。ただ少し、構えから力みが感じられるので、もう少しリラックスして構えられるといいですね。

仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用するように、中距離・ポイントゲッタータイプ。ある程度の対応力とパンチ力を兼ね備えます。始動してから、ゆっくり足を回し込む「間」が作れているので、打てるポイントは多そう。インステップして踏み込んで来るので、強く外の球が叩けます。インパクトの際にも足下はブレないのですが、踏み込んだ足が地面から離れるのが早く、基本的に引っ張って巻き込みます。

あらかじめ捕手方向にグリップを引いており、トップを作るのは問題ありません。ただ最初からグリップを引いているので、リストワークに遊びがなく以外に対応できる範囲は限られているかもしれません。せっかく下半身は柔軟に対応できる形を作れても、上半身がカチンコチンでは、数字が上がってきません。特にバットの振り出しやスイング軌道に欠点は感じませんし、最後まできっちり振り切ることはできています。当てることよりも、強く振りきることに主眼が置かれています。目線も安定し、開きも我慢でき軸足にも安定感を感じます。プロ仕様の強いスイングはできますが、もう少し力を抜いて柔軟性を追求して欲しいかと思います。

(守備・走力)

右翼手としては、ソツのない印象です。地肩も強いですし、守備にも大きな問題は感じません。走力も塁間4.05秒前後で、中の上レベルの脚力。足を売りにするほどではありませんが、プロに混ぜても俊足ではあります。

(今後は)

強く叩けるスイングは、来年のドラフト候補としてマークしたい素材です。ただ守備・走力・中距離タイプで小柄な体格などを考えると、かなりハイレベルなアピールがないと、指名は厳しいと思われます。そういった部分を乗り越えて指名にまで至るのか、来年は注目して追いかけてみたい1人です。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

大谷翔平選手(花巻東)

 投稿者:まさ  投稿日:2011年 5月22日(日)18時22分13秒
返信・引用
  2年生にしてドラフトでも注目を集めている大谷投手、
昨日休みだったので花巻東の試合を見てきたのですが、残念ながら
試合展開的に楽勝ムードで登板の機会はありませんでした。

その代わり3番ライトとして出場していたのですが、どの打席も
ボールをしっかり捉えていて4打数3安打(1本塁打)と能力の高さ
(大谷選手にどれだけの打撃技術があるかは素人の自分の目では
判断つきませんが、軽々と振り抜いてスタンドに打球を運んだのは
普通の高校生とは違うなと、、)を感じました。

映像を撮ってきましたので、もしよければご覧になってください
(※アップロード時間の関係上、画質は落としました。元の映像は
もう少し画質がマシですし、前の打者の打席を見ている様子とかの
映像もありますので、もし希望があれば申し付けてください)
http://www.youtube.com/watch?v=U1rRrRJ7Xgo

今度は是非投球の方を見てみたいのですが、春の岩手県大会の残り試合は
平日なので、平日勤務の身では見に行くことはできません。夏の岩手県
大会で是非見てみたいなと思いますし、中継があるようなら蔵さんにも
提供できるかと思います。

ちなみに、1回戦(対盛岡大附戦)の登板の様子は、別の方がアップされて
いますね。
 
    (蔵建て男) 映像とても参考になりました。この映像を見る限りですが、かなりベース側に立つところからも、内角や打撃への自信を感じますね。

打席に入るまでの所作を見ていると、ラインを踏まない仕草やパッと急いで落ちているものを拾いに行くことからも、細かいことまで意識が行く投手らしさを感じます。

打ってからの一歩目のスタートも速く野球への意識の高さが感じられます。一見リラックスして構えられているのですが、ボールが来るとグッと集中力が増すなどオンオフの切り替えも上手い選手なのですね。

監督さんの指導も素晴らしいのだと思いますが、本人の意識も高いのでしょう。実際のプレーを見なくても、この選手の人間としての資質の高さが拝見できました。夏の岩手大会の模様もしよろしければ、お願いできれば幸いです。噂に違わない才能と人間性を感じます。貴重な映像ありがとうございました。
 

お久しぶりです

 投稿者:hiroshijin  投稿日:2011年 5月21日(土)22時22分26秒
返信・引用
  長い間ご無沙汰してすみません。今回は中国地区大学野球リーグについて書き込もうと思います。今回は徳山大学が神宮への切符を手にしました。エースの相本芳洋選手(4年・華陵)を中心に、目だった選手はいないものの安定感のある戦いが印象的でした。2位になった東亜大も含めて、山口の2大学は、勝負強さを感じました。個々の力に関しては、他の大学にもいい選手はいるのですが。

相本 芳洋投手(徳山大4年・華陵) 182cm 78kg 右/右
2年生の頃から登板経験豊富な投手です。岡村孝政投手(現ツネイシ)が抜けた今年からはエースとして安定感のある投球が目立ちました。最終戦の環太平洋大戦では延長11回で18奪三振したものの、本来的には140km/h前後の直球とスライダーを低めに集め、ゴロを打たせる投球が持ち味です。
以前は突っ立ったままという感じのフォームで開きが速く、MAX143km/hの速球も大きく横に曲がるスライダーも生かしきれていないイメージがありました。今年になってダルビッシュを参考にしたかのようなゆったりとしたフォームに変わり、下半身も大分使えるようになってきて、ボールが低めに集まるようになりました。スピード自体は140km/h弱と以前より抑えられたものの、内外角への投げわけも出来るようになり、130弱のスライダーやチェンジアップも手元で切れるようになり、打者にとってはいやらしい投手になったと思います。
課題としては試合終盤になってくるとフォームの維持が難しくなり、高めにボールが浮いてきだすところでしょうか。後は投球にメリハリが少なく、淡々としすぎている印象があるのが気になります。また、カーブも110後半で横曲がりするもので、緩急と縦の変化にも乏しいです。
現状の感じからしまして社会人の好投手タイプかなぁ、と思います。ちょっと小さくまとまりすぎている感じがします。こういう選手はあくまで実績を残してナンボですので、選手権で活躍してくれることを期待します。

相本 宏二塁手 (徳山大4年・高川学園) 165cm64kg 右/右
今年になって主将を任され、突然打撃が開眼した小柄な選手です。第2週の東亜大戦では、非常に狭い徳山大球場ではありますが2試合で2本塁打を放ち、パワーがあることを証明しました。
打順は最初は2番、シーズン終盤は3番を任されるようになりました。基本的には右方向へのつなぎの打撃が持ち味の選手です。バットを立てて構え、しっかりと引き付けてから逆方向へたたくような打撃をします。ただ、リストが強いのか逆方向への打球がよく伸びて、長打が多いのが特徴的です。今大会は合計で4本塁打を放ち、リーグの本塁打王になりました。
打撃以外の要素は、1塁までの駆け抜けが4.4秒くらいですからまずまず俊足の部類には入ると思います。ただ、積極的に盗塁を狙ったりとかするような感じには見えませんでした。守備に関しては失策が多く、特に送球面が雑なのがもったいないところです。
今回のリーグでは本塁打をよく放ちましたが、あくまでつなぎを求められる選手だと思います。ただ、そう考えるとプレーの確実性が攻守ともに不十分にみえます。意外性のパワーは魅力ですが、それに走り過ぎないようにしてほしいところです。

永岡 涼遊撃手(福山大4年・宇部鴻城) 184cm74kg 右/右
強肩を利したアクロバティックな守備が魅力の選手です。またスイングも鋭く、マスカットスタジアムのレフトスタンドに放り込めるパワーがあります。ただ、攻守に非常に雑で、荒削りな印象があります。しかし動ける大型選手は貴重なので、今後の進化に期待です。

中国地区は最近は混戦で、安定感の徳山大、超クセモノの東亜大(昨年まで遊撃手の樫岡が急にエースになりました)、打ち出すととまらない猛打の岡山商大、パワーの環太平洋大、継投の吉備国際大、潜在能力の福山大とチームの個性がはっきりと出て、リーグだけで考えると非常に面白いです。今回は徳山大が優勝しましたが、昨秋の環太平洋大のように、いきなり番狂わせが起きるのも魅力です。出来れば以前の東亜大のように、全国で勝てるチームが存在すると、もっと面白くなるのでしょうが。以上、相変わらず非常に長くなり、申し訳ありません。
 
    (蔵建て男) いつも詳しいレポートありがとうございます。このリーグのレベルの高さ・面白さは、大立(巨人)などを観に行った時に強く実感しております。

徳山大が、全国に駒を進めたのですね。大学選手権での登板、今から楽しみです。遠征すると、どうしても地方リーグは人材不足で退屈になってしまうのですが、
このリーグは違いました。この活気は、愛知リーグに双璧ではないかと思うぐらい。もっと上のレベルにつながってゆける選手が多くいるように思えます。この
熾烈な競争が続けば、いずれは東亜大のような全国制覇やプロ選手も、もっと増えるのではないかと思います。大立選手は、かなり評判は高いようで、支配下選手
入りが期待されています。山口投手のように、育成から一軍へのサクセスストーリーを描いて欲しい1人です。
 

ドラフト候補の投げ合い

 投稿者:赤間  投稿日:2011年 5月21日(土)18時29分28秒
返信・引用
  失礼します。鹿児島県NHK杯での樟南の戸田と鹿児島南の笛田というドラフト候補同士の投げ合いを観戦したので久しぶりに投稿したいと思います。


結果は1対0で樟南となりました。奪三振は笛田が15、戸田が12か13だったと思います。

見た感じでは、両投手とも140㌔中盤は出ていたのではないかと。スカウトの方も結構いらしていたので、もしかしたら明日記事に詳しく載るかもしれません。

戸田は新チーム以降不調で、このままでは指名は無いと思っていましたが立て直してきましたね。
相変わらずスリークォーターからのスライダーはエグイです。やはり左腕では全国屈指ではないですかね。

笛田は、関東大会で上沢を見てきた野球好きの友人が言うにはフォームのキレイさ以外は全て笛田の方が良かったとのことでした。
全国的な知名度は今はまだないようですが、九州大会で見た他のドラフト候補右腕と比べても全くひけをとりませんし、今日の投球を続ければかなり騒がれると思います。

ストレートで空振りが取れ、五回終了時点で二桁奪三振を奪っていました。後半はさすがにバテていましたが。


今日の投球だけでの判断ですが、志望届けを出せば二人とも指名されると思います。戸田は夏の出来によっては上位指名も十分あるかと。

ただ二人とも負担の大きそうなフォームで、おまけに線が細いので故障は恐いですね。特に笛田はかなり細いのでプロで通用するにはあと体重が15㌔以上は欲しいですね。

今蔵さんがおっしゃってる選手の内面まではさすがに分かりませんでした。ただ、どちらもお山の大将タイプなのは間違いないです笑
今年は鹿児島実業がかなり強いので、甲子園では見れそうにないですがぜひ二人とも寸評して頂いて、感想を伺いたいです。
どのような評価をなさるのかとても楽しみにしています。


いつも更新楽しみにしてます。おからだにはお気をつけ下さい。

長文失礼しました。
 
    (蔵建て男) スコアだけは、すでに鹿児島県の高野連のページで確認していて、いい投げ合いだったのだろうなと思っていました。

2人とも順調に夏に向けて来ているようですね。笛田は、あまり話題になっていなかったので心配していたのですが、夏に向けて期待。戸田も今年になってからの噂を聞いていなかったのですが、素材の良さを見せてくれたみたいですね。

彼等の活躍、大いに期待しております。夏に彼等の勇姿を観られることを、今から楽しみにしております。
 

臼田哲也

 投稿者:むむむ  投稿日:2011年 5月16日(月)21時26分54秒
返信・引用
  東海大相模高の臼田君の寸評読ませてもらいました。
彼は率も残すし、三振もしないんですよね。たしか秋から選抜まで公式戦では打率5割以上で三振は0だったはずです。
戸塚高の水上君には2三振したそうですが。

選抜で変化球に泳がされながらレフト前に持って行ったのは巨人の坂本みたいでした。確かな対応力を持っていて、走塁も良い。東海大にいって順調に成長すれば昨年ロッテに指名された伊志嶺のようになるかもしれません。そうなると青田買い的に下位~育成で指名するところも出てくるんじゃないでしょうか?特にパイプのある巨人とか伊志嶺を取れず右打ち外野手の少ないオリックスとか。

臼田君もそうですが日大三校の畔上君なんかはファームで2割以上は打てると思いますが、そんなに甘い世界じゃないんでしょうか?
 
    (蔵建て男) 結局投手のレベルが違えば、打撃の内容でも全然変わってきますからね。むしろ高校生で大切なのは、今の技術より性格的なもの。
カベにぶつかった時の対処の仕方や引き出しを持っているのかとか、何かを新たに見出し行こうと言うセンスや意欲だと思います。確かに畔上選手は、好いものを持っていますが、プロで売りにできるものが何なのか?と言うと
なかなかスカウトは推せる材料に乏しいと思うですよね。むしろ臼田選手の場合は、打撃がダメでも走力などで潰しも効きますし、あの性格や今のベースとある打撃技術は、上のレベルにもつながって行けると思います。ただそれが、
どのタイミングでプロ入りすべきは難しいですね。学長命令で、ほとんどの相模の主力選手は、そのまま東海大へと引き継がれるのではないのでしょうか。

臼田選手からは、何か更に自分の打撃を広げて行けるような可能性を感じさせてくれるプレーヤーですね。
 

鹿児島南VS報徳学園

 投稿者:ゆう  投稿日:2011年 5月16日(月)20時09分55秒
返信・引用
  結果は3対0で報徳が勝ちました。

笛田は、9回途中まで投げて5安打3失点11奪三振でした。7回には4者連続三振でした

打撃陣が報徳の徳永に4安打13奪三振で完敗でしたが、笛田はある程度投げれていました
 
    (蔵建て男) 全国レベルの報徳相手に、まずまずの内容だったのではないのでしょうか。夏に向けて、何処まで調子を上げて行けるのか神奈川の地から応援させて頂きます。  

大間幹起選手について

 投稿者:道産子  投稿日:2011年 5月16日(月)08時08分56秒
返信・引用
  5月15日、春季北海道大会の札幌地区予選Cブロック準決勝の札幌南ー札幌光星を観戦。
目当ては札南の大間幹起選手(176cm、75kg、右/右)。
元拓銀内野手だった父の血を受け継ぎ、主将、エース、3番を務める噂どおりのセンスある好選手でした。

①投手部門
 柔らかくきれいなオーバースローで、本日の最速は136km。
ストレートは125~130km前後が多く、力を入れると130~135kmが出るという感じ。
変化球は115km前後のスライダーと105km前後のカーブ。
何より制球がいい。ほとんど捕手の構えているところにきており、内角にも制球できる。
6安打、8奪三振、2失点で、安定した内容でした。

②打撃部門
 両翼が92m、中堅111mと狭い麻生球場だったが、2本塁打。2本目は風に助けられたが、1本目は文句なしの場外弾で上がった瞬間それと分かる見事な当たりでした。

もともとは内野手で、投手経験は昨秋からのようです。現時点では体格その他からしてプロ云々という選手ではありませんが、めきめき進歩しているようであり、持ち前のセンスのよさから夏までどれだけ成長するか、北海道では大いに注目される選手の1人だと思います。
 
    (蔵建て男) 大間選手の打撃、これから夏に向けて楽しみですね。投手としても、チームを上位に導いて欲しいものです。今年も北海道行きたいな。  

2011年 六大学5

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 5月11日(水)19時02分9秒
返信・引用 編集済
  六大学の選手を、何処まで取り上げればいいのかわかりませんが、今回も2人ほど取り上げてみたいと思います。

△多木 裕史(法大 3年)一塁 177/74 右/左 (坂出出身)

(どんな選手?)

高校時代は全く無名でしたが、1年春から法大の遊撃手として抜擢されたスーパー1年生として鮮烈なデビューを飾りました。その後も全日本などに選出され、中心選手として活躍。しかし最近は、どうも伸び悩んでいる感は否めません。今シーズンは、4番打者ながら一塁手として出場。打撃に集中できる環境を整えてもらいましたが、結果が伴っていません。

(打撃内容)

リーグ戦でも一割台と低迷してきましたが、ここに来て打率を上げてきました。基本的には、パンチ力を秘めた強打者タイプで、上手さも兼ね備えた選手です。

前足を引いて、懐深く実にバランスよく構えられています。仕掛けは、「平均的な仕掛け」を採用する中距離・ポイントゲッタータイプ。足を軽く引き上げて、真っ直ぐ踏み込んできます。真っ直ぐ踏み込むと言うことは、内角の球でも外角の球で同じように捌きたいと言う幅広い打撃が持ち味です。足の上げている時間は短くないのですが、着地のタイミングを図るような非凡なタイミングの取り方はしてきません。今は、上げた足が早く地面を捉えてしまっており、下半身が早めにロックされて上半身だけでスイングしてしまう傾向にあります。この辺をもう少し「間」を意識できると、対応力も増してきそう。踏み込んだ足は、しっかりカベを作り開かないので、外角の球でも突っ込むことなく捌くことはできています。

打撃の準備段階である「トップ」の位置に、早めにグリップを持ってこられています。ただそこから、またグリップを戻したり微妙に動かすので、どうしてもスイングに迷いが感じられ余計な動きが見られます。決めたらトップから一気に振り下ろす潔さが必要なのではないのでしょうか。バットの振り出しもよく、ミートポイントまで綺麗に振り抜けます。そういったスイング軌道の滑らかさは、この選手の持ち味。多少頭が上下しておりますが、身体の開きも我慢でき、軸足にも粘りが感じられます。そのため、低めの球にも食らいつくことができます。

(守備・走塁面)

けして上手いとは言えなかった遊撃守備が、一塁手にコンバート。さすがに無難にこなしておりますが、プロとなるとアピール度が薄くなるのは確かです。走力は、塁間4.1秒台とソコソコの脚力があり、足を売りにするほどではありませんが基準以内で走り抜けられます。

(今後は)

ただ今は、バッティングの調子を取り戻すことが第一です。守備・走力がと言っていられる状況ではありません。まだ3年生ですので、まずは打撃で六大学では図抜けていると言う、他を圧倒するだけのものを身につけたいところ。打撃には確かに非凡なものがありますから、その復活、更なる進化を期待してやみません。

△梅田 広久(法政大 2年)投手 179/73 右/右 (秀岳館出身)

(どんな選手?)

熊本の秀岳館時代は、早くから熊本屈指の速球派として、プロからも注目されていた投手です。ベイスターズに育成枠で入団した国吉佑樹投手と同期で、むしろ前評判ではエースの梅田の方が評判の高い投手として知られていました。

(投球内容)

元々中背の投手で、テイクバックも小さくスケールのある投げ方ではありません。球速は、常時130キロ台後半~140キロ台前半ぐらい。それほどボールに威圧感はなく、スライダーやチェンジアップだかフォークのような独特の縦の変化を交えます。

制球は、枠の中にボールを集めるのには苦にしません。しかしながら、ストレートが高めに浮く傾向があり、ボールにそれほど勢いがないので怖い側面があります。その分、低めのボールゾーンに切れ込むスライダーがあるので、右打者にはインハイにストレート、アウトローにスライダーと言う対角線の配球ができます。現状イマイチ殻を破れないのは、ストレート全体が高いからではないかと考えられます。

ただ、まだリーグ戦での経験が浅いせいか、マウンドでは落ち着いて地に足の着いた投球ができていません。元来マウンド捌き、投球センスはある選手なので、もう少し六大学の舞台に場慣れして来ると、もっと違う投球が期待できそうです。

(投球フォーム)

お尻を一塁側に落とせる投手なので、もっと緩急の利いたカーブや縦に鋭く落ちる変化球を修得できる土台はあると思います。そのためには、更に着地までの粘りが出てくると、投球の幅が広げられる可能性があります。

グラブの抱えが最後ほどけてしまっているので、どうしても両サイドの制球が不安定です。更に足の甲の押しつけはできてるいるのですが、膝小僧に土が着いてしまうほど重心が沈む瞬間があり、その割に下半身が使えないフォームで、ボールが高めに抜け気味です。球持ちも浅いので、もう少しボールを低めに押し込めるようになると良さそうです。

投球の4大動作においては、「着地」までの粘りは平均的ですが、「開き」が早くボールが見やすい欠点があります。また「球持ち」も浅く「体重移動」も不十分で、イマイチ体重が前に乗ってこないので、ボールが手元まで生きてきません。もう少し小手先で投げるのではなく、腕を強く振って、下半身が上手く使えて来ると、フォームに躍動感、ボールに威圧感が出てくるのではないのでしょうか。

(最後に)

持っている野球センスも悪くないですし、よくなる可能性も秘めています。あとは、いかに自分で投球の引き出しを増やしていったり、自分の欠点を見つめ修正してゆける意識が持てるかだと思います。現状、まだ高校時代の能力を充分発揮するまでには至っていないので、まずは場数をこなし自信をつけることで、地に足の着いた自分の投球ができるようになることではないのでしょうか。今後の投球に、期待してみたいと思います。

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縦社会隠された才能

 投稿者:野球爺  投稿日:2011年 5月10日(火)18時23分31秒
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  私の息子のスイングは、変わってます。良く言えば、色々TV等で確認しましたが、新しい打ち方です。しかもミート率は、従来のスイングよりかなり高いです。にもかかわらず、自分のスイングさせてもらえません。指導者も悪意は、ないですが、日本縦社会の皆同じが、新しいものを生みにくい、組織に成っているようです。中学、高校未だ自分のスイングができない、我が子を見ると、切ないです。陰で隠れて、バッティングセンターで打つ姿が悲しい、辞めないか心配です。誰にも言えずに、消えていくのかな?????イチロー超え間違いなし、信じる、信じないは、自由です。  
    (蔵建て男) 指導者も結果を残さない。それも自分が教えられる範囲って、どうしても自分の経験論
から来るものが多くなって、なかなかその人の常識の範疇を越えることができない。それが
現実ではないのでしょうか。高校野球の名門なんて言われる学校でも、その多くが同じような
打ち方にみんななっている学校が多いです。

ただ自由奔放にさせていいなと思っていると、単に指導できないだけと言う
学校も多いので、3年間でちっとも伸びてこない。あえてわかって自分で考える力を養わせて
いる高校以下の指導者が、一体どのぐらいるのか? みんな限られた中で結果を残すことに飢えて
いるのでしょうね。そうするとどうしても、効率を重視して個性に欠ける指導になってしまう土壌が
野球界にはあります。
 

2011年 六大学4

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 5月 8日(日)09時14分16秒
返信・引用 編集済
  皆様おはようございます。昨日は、トップページが破損してしまい、それの修理に追われておりました。今日も新しくトップページを構築しようと思っております。そのため更新を午前中に行ってからにしたいと思います。今朝も六大学のレポートから。

○白村 明弘(慶応大 2年)投手 187/80 右/左 (慶応高出身)

(どんな選手?)

慶応高校時代は、関東屈指の素材として注目されました。慶大に進んだ昨年は、リーグ戦で、2試合のみの登板に留まりました。今シーズンから、ようやくその真価を発揮し始めた投手です。この選手の一番の特徴は、独特のスピンの効いたストレートにあり、球速以上にボールを速く感じさせます。その球質は、かつての与田剛(中日)の球を呼び起こさせてくれます。

(投球内容)

元々変則クィック気味な独特のフォームをしていたのですが、今は少し身体の突っ込みを抑えるべく、ゆったりした始動することを心がけているようです。球速は、昨年あたりは150キロ以上出せるようになっていたのですが、少し抑え気味で140~中盤ぐらいでしょうか。そのため球そのものには、それほど凄みは感じませんでした。それでも勝負どころで投げ込んで来る、高めへのストレートの勢いには観るべきものがあります。

変化球は、スライダー・フォークなど。一つ一つのボールの威力はあるのですが、まだ投球全体の組み立てやトータルでみると、未完成な投球。それでもその能力の高さから、ここまでのリーグ戦で、5試合に登板し防御率0.59でリーグ2位につけております。

(投球フォーム)

お尻を一塁側に落とせるフォームではないので、基本的に緩い球や縦に鋭く変化球には向きません。しかし着地までに大きな前へのステップをさせることで、ある程度の変化球を放れられる時間を確保します。また打者からも、この一伸びがあるので、タイミングが合わせやすいと言うことはなさそうです。

グラブを最後までしっかり抱えられていると言うほどではありませんし、指先まで力をしっかり伝えると言う指先の感覚の良さは感じません。足の甲の押しつけは見事ですが、膝小僧に土が着いてしまうぐらいものなので、高めにはボールを浮いてしまうのかもしれません。結構動作が激しいフォームなので、軸がブレやすくボールが暴れるのだと考えられます。

投球の4大動作においては、「着地」までの粘りを作れている割に、前に倒れ込むフォームのせいか?身体の「開き」が早く、球の出所は見難くありません。「球持ち」も独特のスピンを生み出すのですが、際だって好いようには見えませんでした。一番の課題は、なんと行っても前への「体重移動」が不十分な点。これは、恐らく前への大きなステップのせいで、踏み込んだ足と軸足の間にお尻が落ちすぎてしまって、滑らかなに体重が乗って行かないからだと考えられます。球の回転は素晴らしいのですが、これにもっと体重が乗せられるよう
になると、更にグッと勢いのある球が行って、手がつけられなくなるでしょう。

(今後は)

まだ短いイニングでの起用が多く、全幅の信頼はないようです。実際その投球も未完成で、成長途上の印象を受けます。しかし伸びしろは充分で、もう少し上手に身体を使えるようになったら、手がつけられない領域のストレートを投げ込めるようになるのではないかと期待しております。バラバラになって崩壊する危険性も秘めますが、どえらい投手に育つ可能性も感じます。今後もその可能性に期待して、見守って行きたい投手です。

△岡崎 啓介(立教大 4年)二塁 173/78 右/右 (PL学園出身)

(どんな選手?)

PL学園では、1年生ながら遊撃守備を任されるなど、早くから才能を示していました。立教大進学後もリーグ戦で活躍、今シーズンはキャプテンとしてチームを引っ張ります。やや体調を崩し試合に出られない試合もあったのですが、ボールを食らいつく執念のある打撃を魅せてくれています。

(守備・走塁面)

今シーズンは、二塁手としてソツのないプレーを見せています。高校時代から派手さはないのですが、堅実で信頼できるプレーをする選手。キビキビしした、メリハリのあるプレーをします。地肩なども悪くなく、上のレベルでも二塁手としてやってゆける選手だと考えられます。

走力に関しては、それほど際だつものは感じません。タイムは、やや抜いた時のタイムでは、4.75秒前後(左打者換算で4.35秒前後)。もう少し一生懸命走った時のタイムならば、4.2秒台も出るかもしれません。いずれにしても、プロの基準からやや劣るぐらいタイムといった感じでしょうか。この選手は、こういった肉体のポテンシャルよりも、気持ちの強さと安定感を持ち味として発揮するタイプだと思います。

(打撃内容)

甘いところにくれば、スタンドインのパンチ力を秘めます。右に左へと強い打球を打てますが、基本は巻き込んで長打を呼び込むタイプ。ただ難しい球にも食らいつける反面、ややボール球を強引に打ちに行く傾向があります。

スクエアスタンスで、オーソドックスに構えます。仕掛けは「平均的仕掛け」を採用するように、中距離・ポイントゲッタータイプ。足を引き上げ、軽くベースから離れたアウトステップ気味に踏み込んできます。特にタイミングを上手く取ると言うよりは、きっちり叩くことを重視したスタイル。腰の逃げが早い引っ張る打撃に適しますが、踏み込んだ足をブレることなく踏み込めるので、外の球でもある程度ついて行き右方向への打撃を可能にします。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは平均的。ただ少し気になるのは、腰が早く開いて、ボールを捉えるまでに遠回りなスイング軌道をする点。そのためスイングの弧は大きいのですが、対応力に少し粗さを感じます。それでも足下を抑えることで開きを最小限に抑えておりますし、頭の動きも足の上げ下げをするフォームの割には大きな目線のブレは感じられません。軸足の崩れも少ないので、課題もあるフォームなのですが、大きな破綻のないスイングにまとめることができています。

(最後に)

プロと言うほどの、絶対的な身体能力や図抜けた打力は感じません。しかし観ていて気持ちのいい選手ですし、抑えるポイントはしっかりおさえている選手なので、社会人でも勝負どころで好い働きができそうです。今後も末永く観て行きたい、ナイスガイでした。

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関東大会へ

 投稿者:花菱パチェコ  投稿日:2011年 5月 6日(金)14時05分42秒
返信・引用
  ご無沙汰です。群馬県春季大会から簡単に選手紹介します。

最大収穫は前橋商・岩崎巧。180センチの体の薄い一年生左腕で四回戦対前橋高戦、5回無死満塁のピンチをリリーフし(ここは失策され2失点だが)好投。以降エースとして活躍しました。投球パターンとかあまり詳しく知らせると関東大会に影響あるかもしれないので控えますが、肩肘に不安があって今は投げやすくスリークォーターにしてます。最速137、8キロの速球を武器にしてきます。

打者はドラフト誌で名前の知れた森澤翼に主将で4番の松井大輝(遊・右右)も先輩樺沢(東農大)までの凄味はまだありませんがちょっと面白い選手でした。

桐生市商には準々決勝・前橋育英戦で公式戦初先発延長12回完封の柿田兼章。中肉中背の140キロ力投型右腕です。しかし田面巧二郎程の威力ではありませんし、球が軽いのかよく外野まで運ばれるのですが、それでも低めスラが効果を発揮してました。
それまでリリーフやサードを守ってた柿田。5番打者の打撃はパワー系というよりしなやかスイングで弧を描くさま。出塁時の身のこなしなどいちいち動きに様式美あり、つまりセンスのある奴とみました。

前橋育英の元スーパー一年生・茂原は三番ショート。この試合イージーゴロをファンブルしサヨナラエラー。しかし元々腰高で危なかしかったのでヤリそうな気配はありました。外野向きかもしれません。
高橋亮はこの試合1番レフト。3番捕手の試合もありましたが打撃の成長は感じませんでした。

樹徳の4番根岸晃太郎(3年・遊・右右)は守備は凡庸ですが打撃はヒットメイクの引き出しはありそうです。二年生右腕・矢野剛士はアマ的ながら好投手。

昨年、牛若丸という印象を持った健大高崎の内田遼太(2年・右右)は身長が170センチくらいながら4番サードとなり、しかしスイングが大きくなりヒットポイントが狭くなったみたいでした。キャラ間違っている印象でした。



現段階で高卒プロを連想させる逸材は観られてませんが今後も地元の選手を追っていきますね!
失礼しました。


 
    (蔵建て男) ご無沙汰しております。話題の一年生左腕・岩崎投手は、15日に袖ヶ浦で見られると思います。
当日を楽しみにしたいところ。

樺沢や田面巧二郎との比較は、イメージがつくだけにありがたかったです。群馬では、高崎商の金井
の評判をよく聞きますね。ぜひ最終学年の投球ぶりを確認したいところです。また群馬情報お待ちして
おりますので、よろしくお願い致します。
 

甲斐の国のタカハシを観てきました。

 投稿者:DINAMO-JIN  投稿日:2011年 5月 6日(金)13時24分34秒
返信・引用
  ご無沙汰してます。
3日に春季山梨県大会準決勝を観に、甲府まで足を運びました。お目当ては今のところ高校球界No.1野手と目されてそうな高橋周平(東海大甲府)選手観戦。
「パワーは森野(中日)よりも上」
同校・村中秀人監督をして、かつて東海大相模で指導した教え子の高校時以上といわしめるほどであるならば、一度は足を運ばないわけにはいきません(笑)!
甲府の小瀬球場へ赴くのは2005年夏以来6年ぶり。高橋の先輩にあたり、現在東京ヤクルトで活躍する村中恭平投手を観に行ったのですが、中央道の渋滞で試合開始に間に合わず泡食った思い出があるだけに、今回は特急列車で出立(でも、行きは立ちっぱでしたが…)。相変わらずバスの本数が少ないので甲府駅からはTAXI使用、2300円強掛かったのには苦笑いでしたが、第一試合の序盤に球場到着することができました。



【 甲府工 5-3 甲府城西 】
4回に甲府城西が先制、7回に甲府工が巧打者望月のタイムリーで同点と中盤までは1点を争う展開に。8回にスクイズを見破った投球が暴投になり甲府工が逆転すると更に佐野のセンター横への二塁打で加点。しかし、粘りを見せる甲府城西はその裏同点に追い付き試合は延長戦に突入。迎えた10回表、8回途中からリリーフした甲府城西2人目の中西の制球が定まらないところを突いた甲府工が、再び8番佐野のタイムリー三塁打と暴投でリードを奪い勝利を収めたという試合でした。
最後は地力に勝る甲府工が押し切ったという試合でしたが、敗れた甲府城西も巧打連発で3安打を放った諏訪選手などは目を惹く存在でした。そして先発の新堀雄介投手が降板後そのまま捕手に就いたのはビックリ!軟投派の投球スタイルからも感じましたが、なかなかに器用な選手のようです。
そういえば、甲府工はユニフォームの袖にラインが入っていましたが、いつからなんでしょう(スタンド選手のユニフォームにはなかったので最近でしょうか?)。個人的にはラインなしの前のユニフォームのほうがカッコ良かったと思うのですが。うーん。


【東海大甲府 6-2 日本航空 】
初回に幸先良く日本航空が先制、先発藤本も上々の立ち上がりで4者連続三振を奪うなど、なかなか付けいる隙もなさそうな感じ。これは東海大甲府は結構厳しい戦いになりそうだな…と思った矢先の中盤、満塁から仲佐、入倉の連続タイムリーで逆転、試合の流れを引き寄せると6回にも加点し藤本をKO、8回には注目の高橋にも2点タイムリーが飛び出しリードを拡げます。守っては本多-石井の2年生バッテリーが日本航空の反撃を7回の1点に抑え、東海大甲府が快勝を収めたという試合でした。
POINTとなったのはやはり高橋だったように感じました。日本航空先発・藤本は、とにかく高橋に関しては徹底的に臭いところを突いて歩かせるのもやむなし…といった投球。それが序盤は奏効していましたが、5回にタ高橋に四球を与えて満塁として4番打者を迎えた場面は、ちょっと自身を苦しくしてしまったようにも映りました。そこでしっかり結果を残した打者陣の集中力は立派でしたし、以降日本航空ペースだった試合の流れが東海大甲府のほうに完全に移ってしまっただけに、一つPOINTだった気がします。
敗れたとはいえ、日本航空は個々の選手に関しては、東海大甲府の面々以上に素材やスケールに魅力を感じる選手が多かったです。身体能力の高そうな選手、身体の大きい選手も多々いたので、夏までの成長に期待したいところです。



◆ 高橋 周平 ③ 遊撃手(東海大甲府)182/85 右投左打
 サイズ通りのドッシリした下半身が目を惹く大型遊撃手。面構えも悪くない(去年の成田・中川に少し似てるかも…)。引いた右足で一旦タイミングを取ってから振ってくるバットスイングの鋭さと打球の速さは確かに非凡なモノがあった。
 この日は2打数2安打。8回には貴重な追加点となる2点タイムリーを放った。とにかく相手投手のマークが尋常でなく、最初の打席から死球、四球、四球。マジメな話、1回も打球を前に飛ばす機会も拝めず帰路に就くのではないかと焦らされた。幸いにも2番手以降の投手が勝負してくれて事なきを得たが…。
 2本のHITはライナーでセンターへ抜ける当たりと一二塁間をゴロで破る当たり。通算56本塁打という数字だけ見ると打球の上がる長距離砲のスラッガーという姿をイメージしがちだが、本質的には鋭いライナーを放つ中距離タイプの打者かもしれない。そういった点では確かに森野にダブるモノがある。
 秋がどうだったかは分からないがこの日は3番を打っていた。後ろに強力な打者が控えるなら、4番に座って歩かされまくるよりも3番を打つほうがチームとしての打線の回り、巡りとしては良いのでは!?
 プレー全体にダイナミックさを感じる場面はあったが、ショートの守備に鋭さやキレはあまり感じなかったので、上のレベルではサードか外野手タイプかもしれない。ベースランニングは結構速かったので、盗塁をビシバシ決めるほどではないにしろそれなりの走力を兼備。 スローイングは正確だし地肩も強そうだった。
 現段で今秋のドラフト上位24人に入る程かというとまだ何とも…といった印象だが、今後、特に夏までのアピール次第ではその可能性はなきにしもあらずか。東海大甲府は春季県大会を制し関東大会出場を決めたので、上手くタイミングが合えばそこでもう一度観戦してみたい。

◆ 藤本 鈴也 ③ 投 手(日本航空)180/70 左投左打
 手足が長くボールの出所が見辛そうなフォームから投げ込んでくるサウスポー。ストレートはほとんどが120㌔台だった(MAX133㌔)が、観た感じもう少し出ていそうにも映った。いつでもカウントを稼げる緩いカーブにスライダーをMIXする投球で、準々決勝の日大明誠戦では毎回の16奪三振を記録するなど、ボールのキレが良くスピードはさほど出ていないが三振が取れる。この試合でも2回から3回に掛けての4者連続をはじめ5回1/3で6三振を奪った。ノッてる時のマウンド捌きは良く、試合をまとめるコントロールも有しており、夏にまたバッタバッタと三振を奪い快進撃を見せれば、先輩“八木2世(日本ハム)”の形容が紙面にでも踊るかも!?
 波に乗った時は快投を披露しそうな反面、打席でアッサリ三振を喫した場面からは淡泊な一面も窺えた。

◆ 藤原 啓介 ③ 投 手(日本航空) 右投右打
 リリーフしていきなり先頭打者に頭部死球を与えるなどかなり荒削りではあるが、ストレートの球威や勢いという点ではこの日観た投手の中でも一番。
 総じてちょっと辛いようにも感じた小瀬球場の球速表示だが、この藤原に関しては常時135㌔以上、MAX142㌔を記録した。緩い変化球を交え右上手から投げ下ろす本格派だが、投球後軸足が後方に残ったまま体重移動しきれていないこともあるフォームや、細かいコントロールや試合をまとめるという点ではまだまだ課題はある。しかし、強いボールを放れる素材として面白いのは確か。今秋ドラフト対象ではないが、大学などで一伸びすると楽しみだ。
 日本航空は3番手で投げた長身2年生右腕、堀誠も138㌔を記録するなど、出てくる投手出てくる投手何れも将来性を感じさせる楽しみな存在だった。

◆ 安富 翔太 ③ 中堅手(日本航空)182/78 左投右打
 均整の取れた体格の4番打者。最後の当たりはちょっとエラー臭くもあったが、全打席HITで出塁した安打製造器。それほど威圧感は感じさせないが、程よくリラックスした構えでバットの出が良く、鋭い当たりを連発した。4番を打っているが長打を連発するというよりは、本質的には鋭く野手の間を抜く当たりを放つタイプと映った。センターを守ることから走力や身体能力もそれなりに高いことが窺えるし、将来的には中軸の周りを固めるタイプかもしれない。
 
    (蔵建て男) ご無沙汰しております。読み応え充分のレポート大変参考になります。私も昨秋甲府に行った時に、10時の試合に間に合わないとタクシー使って高かったのを覚えております(笑)。ここでお金を使ってしまい、北麓球場の帰りは1時間以上富士吉田の駅まで歩かざる得ませんでしたから。

日本航空の各選手のポテンシャルは、甲府以上だったと評判ですね。この藤原と言う選手、完全にノーマークで完全に掘り出しものだったようですね。夏までに評判になって行くのではないのでしょうか。
高橋は、1年春と夏に見ているのですが、その時と今の皆様の印象とそれほど変わっていないのかなと。勿論打者としては、成長しているのでしょうが、中距離で三塁手タイプと言うのは、おおかたどの人も同様の感想を言いますよね。私もそう感じられました。春季関東大会で、ぜひ私も
久々に彼の勇姿をみてきたいところ。当日を楽しみにしておりますよ。日本航空は、夏に見られることを期待しております。

甲府工の袖にライン?全くわかりません。なかったと思いますが・・・
 

2011年 六大学3

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 5月 6日(金)11時53分4秒
返信・引用
  皆様こんにちは。今日も、六大学のレポートの続きから。

△伊場 竜太(慶応大)捕手 175/80 右/右 (慶応義塾出身)

(どんな選手?)

中学時代からシニア日本代表として世界大会に出場し、大会5本塁打ホームラン王を獲得したり、慶応高校時代も、その強力なキャプテンシーと意識の高さでチームを引っ張ってきた選手。大学に入ってからは、先輩捕手がいたので外野を務めていたが、最終学年に捕手として戻ってきた。

(ディフェンス面)

ミットを投手にしっかり示し、一切下げないでそのままミットを構えます。どっしり座って来るタイプなので、けしてフットワークを活かすタイプではありません。キャッチング・ワンバウンド処理・リードなどに際立つものは感じません。スローイングも基準レベルはありますが、際立って肩が強いと言う感じは致しませんでした。捕手としては、最終学年まで任されなかったように、大学レベルに混ぜてしまうと際立つものはないかなと思えます。

(打撃内容)

やはり売りは、パワフルな打撃です。スクエアスタンスで、グリップを下げてリラックスを心がけます。仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用するように、天性のスラッガータイプ。足を小さく上げ、少しベース側に踏み込みます。「間」を作れるタイプではないので、線より点の打撃。狙い球を逃さない鋭さが、より求められるスタイル。踏み込んだ足元もブレませんが、地面から離れるのが早い巻き込み型です。基本は、引っ張って巻き込んでの長打が持ち味だと思われます。

トップを作るのも平均的で、バットの振り出しも悪く有りません。そのためボールを捉えるまでに、大きなロスは感じれません。ただ強打者タイプにしては、意外なほどスイングの弧も小さくフォロースルーも活かせていないので、よほど上手くタイミングが合わないとオーバーフェンスとは行かないのでしょう。せっかくの仕掛けの遅さを生かしきれていなく残念。やや粗く打てる球も限られているのかなと言う印象もあり、まだまだ上のレベルを意識すると対応力が物足りません。

(最後に)

野球への意識も高く、気持ちも強い選手です。素材としてはA級とは言えないので、入るチームによっては捕手よりも他のポジションへコンバートされるかもしれません。自慢の打撃も、長距離砲としての資質はありますが、それを活かすスイングではありません。確実性を重視するあまりに、スイングが小さくなってしまっています。もう少しスイング後半を大きくとってみてもと思うのですが。大学を卒業しても野球を続けるかはわかりませんが、もし続けるのならば、少し長い目で見守ってみたい一人でした。

△吉越 亮人(法政大)投手 174/76 左/左 (国学院栃木出身)

(どんな選手?)

国学院栃木時代は、3年の春季関東大会ではプロスカウトから注目される存在になりました。それまで球速に乏しく弱々しい技巧派左腕と思っておりましたが、最終学年では躍動感溢れる力投派として、プロを意識できるだけの力を身につけてきました。大学入学後には更にパワーアップして、常時140キロ~中盤ぐらいの球速をたたき出し、リリーフ中心に見栄えのある球を投げ込む楽しみな素材です。

(投球内容)

テイクバックを小さめに取るので、打者としてはピュッと突然ボールが出てくる感じで、ボールの出所はわかりにい投手。ボールも常時130キロ台後半~140キロ台中盤ぐらいまで出ていると思いますが、あまり繊細なピッチングはできません。そのためボールの勢いは素晴らしいのですが、短いイニングしか任されません。

イマイチ数字が上がらないのは、球種がストレートとカーブなど使える持ち球が少ないこと。ボールの出所を隠したり、足の伸縮を使ってタイミングを外そうと言う意識はあるのですが、根本の着地までの粘りがなく、その効果が薄いことがあげられます。そのため、けして甘くないコースを突いた球でも、簡単に打ち返されるケースが目立ちます。

(投球フォーム)

お尻を三塁側にしっかり落とせるフォームでない上に、着地までの「間」が稼げないので、なかなか限られた変化球しか投げられません。また打者からもタイミングが合わせやすい傾向にあります。

グラブを内にしっかり抱えられ、両サイドの制球は安定しやすいはず。また足の甲の押し付けからも、けしてボールを高めに浮くタイプには見えません。しかし高校時代の繊細さは薄れ上体のブレが激しいのか、けして細かい制球力はありません。

投球の4大動作に当てはめても、「開き」「球持ち」などは平均的。「着地」などに課題を抱えます。けして「体重移動」が悪いとは思いませんが、ステップの幅が狭いのか?投げ終わったあとバランスを大きく崩します。

(最後に)

素材としては、プロを意識できるものがあります。しかし、まだその能力を充分生かしきれておりません。社会人に進んで好い指導者に恵まれると、一気にその才能を爆発させることができるかもしれません。今後も期待して、見守ってゆきたい一人です。

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鹿南 笛田

 投稿者:ゆう  投稿日:2011年 5月 6日(金)10時17分8秒
返信・引用
  秋の大会は故障あけだったのもあり、勝ちあがれませんでしたが、春はベスト8まで勝ち上がりました。神村戦も2失点だったので・・・

打撃が弱いチームなので、好投しても報われないことが多いです。

ただ、ポテンシャルは高い投手です。
 
    (蔵建て男) 貴重な情報ありがとうございます。あれだけのボールを持っていて、何故あまり話題になっていないのかなと思ったら、そういった理由がやはりあったんですね。

夏に向け、クローズアップされて行くことを期待しております。報徳との招待試合。絶好のアピールの場となりそうで、期待したいところです。
 

2011年 六大学2

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 5月 5日(木)09時48分9秒
返信・引用
  皆様おはようございます。今日も六大学レポートの第二弾から。

△竹内 大助(慶応大 3年)投手 176/78 左/左 (中京大中京出身)

(どんな選手?)

とにかくマウンドでは脱力して、ゆったりと力みのないフォームから投げ込んで来る実戦的な左腕です。好い時は、普段ゆっくりで、要所でピュッと言うギャップを生み出すのが、この投手の持ち味。ただ最近は、「緩い球」ばかりに走って、鋭さと言うかギャップがなくなってきているのが気になるところ。そのため成績も伸び悩んでいて、序盤で降板するケースが目立ちます。

(投球内容)

ストレート、カーブ・スライダー・スクリューなど一通りありますし、球速も135~140キロ強ぐらいは出ていると思います。ただストレートの手元までの勢いはイマイチで、ボールに自己主張が足りません。四球で自滅するようなことはないのですが、コースを突く制球力よりも、枠の中へスピードや曲がりの変化で翻弄するタイプの投手です。

投球が遅い球中心なので、打者にその球を狙い打ちされます。ストレートを見せておいての遅い球は有効ですが、遅い球ばかりの遅い球は正直あまり意味がありません。あくまでも投球の基本はストレートと言われる所以がそれです。完全に六大学の打者には、その投球が馴れられてしまっているのだと私は思います。その投球スタイルを、根本から見つめ直す時期ではないのでしょうか?

(投球フォーム)

最大の課題は、前に乗って行かない「体重移動」にあると思います。そのためボールが、打者の手元まで来ません。もう少し踏み出すステップの位置など考えて、下半身が上手く使えるようにしたいです。したがって「着地」もやや早く、ゆったりモーションしている割には、打者からタイミングが合わせられます。

グラブは最後まで抱えられているのですが、足の甲の押しつけが浮き気味です。これも「着地」やステップの位置とも深く関係しているのですが、重心が高くストレートを力一杯投げてしまうと、高めに浮いてしまう傾向があるようです。

(最後に)

元来球威・球速でねじ伏せるようなタイプではなく、イヤらしい投球を追求する実戦的なタイプだと思います。そのためには、もっと着地などを工夫して、重心の沈み込みと体重移動を考え、粘っこい投球を追求すべきです。そうしなければ、相手に馴れられて、活躍できても一時的なもので終わってしまうはずです。そのフォームやピッチングが形になってきたとき、プロを意識できる投手になっているのではないのでしょうか。

○山崎 錬(慶応大 3年)三塁 176/80 右/左 (慶応義塾出身)

(どんな選手?)

慶応高校時代から、通算40本塁打以上を打つスラッガーとして鳴らした選手でした。慶大に進んでからも、勝負に絡む場面での活躍が目立つ選手として、来年に向け楽しみな強打者です。

(守備・走塁面)

高校時代は二塁手でしたが、今は三塁手。少しフットワークや足の運びに不安を感じますが、打球への反応・守備範囲は広く、強肩を活かした守備にも磨きがかかってきました。

高校時代から走力でアピールすることはなく、大学時代に入ってもその傾向は変わりません。塁間も4.35秒前後と左打者としては、基準以下の脚力です。

(打撃内容)

高めのカーブでも、上から被せるように捉えることができますし、内角の球でも開かないで捌けるスイングは魅力。

スクエアスタンスで、あらかじめ捕手方向にバットを引いて構えます。その割に、打席ではリラックスして構えられ、力みが感じられないところが好いところ。仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用するように、本質的には中距離・ポイントゲッタータイプ。

足をしっかり引き上げ、真っ直ぐ踏み込みます。着地のタイミングを図るような対応型なのではなく、しっかり強く踏み込むことを重視したスタイル。その踏み込んだ足下がブレず、開きを我慢したバランスの取れたスイングができます。

あらかじめトップの位置にグリップを持ってきているので、速い球に差し込まれにくいタイプです。バットの振り出しもよくミートポイントまで大きなロスがない割に、大きな弧を描いて、しっかり最後まで振り切れます。足を上げ下げするタイプにしては、目線のブレも小さく、開きを我慢しながら軸足の崩れも少ない安定した打撃が期待できます。技術的には、大きな欠点は見あたりません。

(今後は)

来年は、伊藤隼太のあとを追う存在になることが期待されます。彼のように、けして長距離打者ではないのですが、甘い球を逃さないことで結果を残す打撃を期待したいところ。彼の背中をみて得るものは少なくないはずで、その方向性を間違えなければ、来年ドラフト候補としてマークできる数少ない野手の1人になれるのではないのでしょうか。

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2011年 六大学1

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 5月 4日(水)02時45分45秒
返信・引用 編集済
  皆様こんばんは。本当に、ここに書くのは久々となります。今回は、六大学の中継を見直すことができたので、この春確認して気になった選手たちについて、ここで短評を行って行きたいと思います。

◯小室 正人(立教大 3年)投手 172/68 左/左 (日野出身)

(どんな選手?)

これまで通算で2勝しかしておりませんでしたが、今シーズンは立教のエースに成長したサウスポー。140キロ台のストレートに加え、タイミングの取りにくい実戦的な投球ができる実力派です。

(投球内容)

ワインドアップで振りかぶり140キロ台のストレートに加え、カーブ・スライダー・スクリューなど、左腕としてのひと通りの球を持ち合わせます。右打者にも左打者にも、外角にボールを集めることができますし、右打者には内角の攻めも忘れません。特に膝下に食い込んで来るスライダーを活かします。特に凄みのある球を投げ込むわけではありませんが、打者からタイミングを合わせやすいような、あっさり感がないのが良いところです。

ただ左腕の割には、鋭い牽制を魅せるとか、素早いクィックがみられるとか、マウンドセンスが感じられタイプではありません。また物凄く三振をバシバシ奪うとか、ピンポイントの制球力があるわけでもありませんが、試合をトータルで組み立てることができるようになってきました。

(投球フォーム)

お尻を三塁側に落とせるフォームではないのですが、地面に着きそうなところから、前への一伸びがあり、着地を遅らせることができています。そのため打者からはタイミングが取りにくいですし、ある程度の変化球を投げられる時間を確保できています。

グラブを最後まで内に抱えられ、足の甲の押し付けもできており、両サイドにボールを投げ分けられ、高めに浮くことも少ないです。ただ少し無理に腕に角度をつけているので、負担が大きいフォームなので、故障には注意したいところ。

投球の4大動作である「着地」「球持ち」「開き」「体重移動」に関しては、「着地」までの粘りがよく、ボールの出所も見難い「開き」の遅さがあります。逆に「球持ち」が浅いので、ボールの回転や指先でコントロールするような繊細さはありません。また「体重移動」もイマイチで、ボールにウエートが乗って行かない傾向にあります。あとは、腕があまり振れない投手なので、ボールを置きに行った時が怖いなと言う印象は残ります。

(今後は)

コンスタントに左腕から140キロ台を投げ込める力はありますし、試合を壊さないだけの制球やまとまりもあります。まだ身体が振れない、生かしきれない部分もあり、その辺で凄みと言うか、ボールが自己主張してこれないのが惜しいところ。そういった存在感のある投球ができるようになると、スカウト達にも訴えかけられるのではないのでしょうか。そういったことって、スカウトも人間ですから敏感に感じ取るんですよね。感情移入できない選手に、スカウトも力を注げませんから。

◯岡部 賢也(立教大3年)投手 182/86 右/右 (立教新座出身)

(どんな選手?)

立教大伝統の上下にギッコンバッタンするフォームながら、気持ちのこもった球を投げ込む力投派です。今シーズンはリリーフで活躍し、六大学を代表する速球派に成長致しました。

(投球内容)

足の横幅をしっかり取り、ワインドアップから投げ込みます。ダイナミックなフォームから投げ込むそのストレートは、常時145~後半ぐらいを記録し非常にボールに勢いを感じさせます。その速球を軸に、ブレーキの効いたスライダーや縦に鋭く落ちるフォーク(縦スラ?)のような変化球があります。また走者への意識は低く、目配せなどもイマイチ。クィック動作も1.2秒台後半と大きいので、リリーフ投手としては、盗塁をフリーパス状態にさせる危険性を感じさせます。そのため一つ一つのボールの威力は素晴らしいのですが、トータルで投球を組み立てる総合力に課題を残します。

ハッキリいって、細かい制球力・繊細なマウンドさばきはありません。実際成績をみてもそうなのですが、イニング数に近い四死球を出している一方、イニング以上の奪三振を奪う極端なタイプ。勢いがある時は素晴らしいのですが、一つ歯車が狂うと完全に崩壊する微妙なバランスの上で成り立っています。

(投球フォーム)

その最大の要因は、癖のある投球フォームにあります。上下動の激しい独特のフォームで、フォーム後半からは、サイドスローのように前に身体を倒し、重心を深く沈めて投げ込んできます。当然お尻を一塁側に落とせるフォームではないのですし、着地までの粘りに欠けるので、勢いはあっても一辺倒な投球フォームになってしまいます。これでも縦の変化を結構使って来るので、体への負担は少なくなさそうです。

グラブも抱えも最後にほどけてしまうので、両サイドへのブレも激しいです。また上下動への動きも多いので、制球が不安定です。ただこの辺は、彼が長年培ったフォームであり、修正は極めて難しいです。またそれを修正すれば、当然持ち味であるダイナミックさも失うので、今のスタイルで微調整するしかありません。

投球の4大動作では、「着地」までの粘りがないので、どうしても投球が一辺倒に感じられます。また体の「開き」が我慢できないので、ボールの出所がわかりやすい。これでは、よほどボールに勢いがない限りストレートの効果は薄いものになります。ただ「球持ち」に関しては、思ったほど悪く有りませんし、腕の角度にも無理している印象はありません。「体重移動」も、けして出来ていないわけではないのですが、最後に一塁側に流れてしまうように、ステップの位置含めて「着地」を見直す必要性に迫られそうです。

(今後は)

修正が厳しいほど、癖のあるフォームをしております。そのため根本的なメカニズムの改善は厳しい中で、いかにポイントだけを抑え矯正を加えてゆくのかが今後の大きな課題になります。下手にいじると0になってしまうほど危うい投球フォームであり、さりとてこのままでは、同じことを繰り返します。

ボールの勢いは素晴らしいのですが、少しでもその勢いに陰りが見られる時は、修正や誤魔化しが効かないタイプだけに不安定です。それでも数少ない魂のこもった本物のストレートを投げ込める投手であり、リリーフで上手く活路を見いだせないかと、思わず期待を込めたくなります。球一つ一つの威力は、来年のドラフト組の中でも上位の部類。それを上手く安定して引き出させることができたならば、プロの世界でも活躍して行けるだけのポテンシャルは秘めているといえるでしょう。こういった個性のある選手の長所を引き出してゆくことこそ、プロのプロフェショナル所以ではないかと密かに指名への期待も膨らみます。

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釜田がやっぱりナンバーワン

 投稿者:虎キチ  投稿日:2011年 4月23日(土)12時21分16秒
返信・引用
  選抜で投げた投手達を見直しましたが、プロ入り後やはり素材と性格面共に
選抜ナンバーワンだと思ったのは釜田でした。
球質が劇的に改善されたのも素晴らしいですが
それよりも感心したのが動画で工藤を参考にしたという点。
プロ野球選手のOBの多くが成功するには優秀な選手の技術を盗むべしと言っていますが
私も何年かプロ野球を見ていて、今まで作ってきた型に拘る選手よりかはチームの優秀な選手の技術を積極的に取り入れる選手が多いです。
故に優秀な選手を見よう見真似でもいいですから、技術を取り入れようとする姿勢は
大成する為の条件だと思いますし、そう言う姿勢がある釜田はプロで活躍できる可能性は
高いと感じました。
 
    (蔵建て男) 私も松田(波佐見)よりも、釜田投手を評価したポイントは、人間としての幅を持っていそうに感じたからです。

そういった幅が、これから壁に当たっても、それを乗り越えて行く術を見出して行ける可能性を感じたからです。
精神的には少し弱い部分は感じられますが、その幅の部分に期待して評価しております。

この2人が、将来的にどのような成長曲線を描くのかは、個人的に大変興味があります。
 

東北の好投手

 投稿者:花まる  投稿日:2011年 4月17日(日)23時34分7秒
返信・引用
  東北大会が中止となり東北の好選手を観る機会が減ってしまい残念です。その分練習試合をマメに観ようと思い、今日は共に好投手のいる花巻東-山形中央の試合を見に行きました。
山形中央の先発は期待どうり横山。立ち上がりはまずまずだったのですが味方のエラーが絡んで失点を重ね、終盤は一発を浴び結局9回を完投したものの12失点でした。
球のばらつきが目立ちキレもいまひとつの印象。
花巻東は大谷が6回から登板。ろくにブルペン投球もせず力の入れ具合も7割程度といった感じなのですが、いきなり3者三振。長身から角度ある速球にチェンジアップと思われる落ちる球を混ぜて、それが打者には見分けがつかないようで空振りばかり。
結局打者12人に投げ三振11個を奪う圧倒的なピッチングでした。
一冬越えて下半身が安定してきており、この夏の甲子園デビューを期待したい投手です。
 
    (蔵建て男) どうも貴重な情報ありがとうございます。レポートを拝見していると、横山は課題をまだ充分克服出来ていないのかなと言う印象を受けます。

逆に大谷は、評判どおり大器なんだなと改めて感じさせますね。夏には、良い形で2人が予選に挑んでこられることを期待せずにはいられません。
 

畔上

 投稿者:虎キチ  投稿日:2011年 4月15日(金)20時54分30秒
返信・引用
  畔上の寸評を拝見させてもらいました。
私は長打を狙って大振りする選手よりも、追い込まれても、崩されても粘ってヒットを量産する選手の方が好感が持てるので、ああいうタイプは好みです。
横尾が選抜では4番でしたが、春季大会からは畔上が4番かもと思わせる位頼りがいのある
活躍でした。
変化球で多少崩されてもヒットゾーンにボールを運ぶ打撃技術はプロレベルの魅力を感じさせますが、本当に惜しいのはアピールできるのが打撃だけと言う事ですね。
ただ、大学でも早くから木製に対応できる、1年目からレギュラーをつかめる選手だとは
選抜を見て強く感じました。
 
    (蔵建て男) 選抜では、勝負どころで打てそうな感じがしたのは、間違いなく畔上でしたね。チームとして打線を昨日させるのならば、その方が良いと思います。その方がプレッシャーで力みまくっている横尾の力も抜けて良いと思います。

畔上選手は、基本的にいじるところがないぐらい悪い癖がない選手ですね。大学でも早くから活躍が期待できますし、何より気持ちの持ちようが素晴らしい選手だと思います。
 

猿川拓朗投手(花巻東→東海大)

 投稿者:まさ  投稿日:2011年 4月11日(月)22時04分40秒
返信・引用
  2年前の選抜で蔵さんが投手として注目された猿川拓朗選手が、
東海大で投手としてリーグ戦デビューを果たしましたね。

東海大野球部の公式サイトでは最速147キロと、
高校時代の球速を塗り替えたようです。
何よりも、2年で菅野の次に先発を任されたというのは
大きいんじゃないかと思います。

高校時代は、変化球でかわすタイプのピッチャーだっただけに
今、どんなタイプの投手になったのかは分かりませんが、
一度投球を見てみたいものですし、投手としての将来も非常に
楽しみです。
 
    (蔵建て男) 選抜で投げた時に、そのストレートにビックリさせられました。しかしその年の6月ぐらいに神奈川に遠征してきたときに生で観たのですが、あまりにマウンド捌きが野手そのものだったので、やっぱ野手なんだなあと思ったものです。

威力のある球を投げると言う資質には素晴らしいものを持っているので、どんな剛球投手に育つのか今から楽しみですね。
 

亜大 中西

 投稿者:たかメール  投稿日:2011年 4月 5日(火)20時15分35秒
返信・引用
  今日の東都開幕戦、3年間は度重なる怪我などもあり、目立った活躍のなかった亜大 中西(青森山田)が、国学院の高木から豪快なホームランを含む2安打を見せ、最終学年でのブレイクを予感させました。もともと、打球のスピード、飛距離は目を見張るものがあり、潜在能力が開花すれば、指名される可能性の高い選手だと思うので、注目していきたいです。  
    (蔵建て男) 私も生で観ていましたが、相変わらずパンチ力がありますね。対応力の粗さを解消して、大形野手として大成して欲しいと期待しております。  

平良裕馬

 投稿者:山原  投稿日:2011年 4月 4日(月)23時10分48秒
返信・引用
  平良 裕馬(前原1年 180・68 右・右 投手)
1年生エースの屋宜と同じくらい期待されている投手だと思います。
深めに振りかぶってゆったりとした感じのフォームで真上から投げ込んできます。癖の無い纏まったフォームという印象で体重もある程度乗りますし、投げ終わりのバランスもいいです。ただ、やはりまだまだ体幹が弱く力強さには欠けますね。直球のキレはまずまずですが、リリースが安定しないのか制球はあんまりで、また3ボールになると必ず大きく外れてしまうなどセルフコントロールはいまいちでしょうか。
牽制やクイック、マウンド捌きも安定しており投手としてそれなりに纏まっているような印象です。ただ、全体的に平均的過ぎるというか、個人的には現状おっと思うのは無かったです。とはいえ体格もあってバランスは良いので成長が楽しみです
 
    (蔵建て男) 体格にも恵まれているようなので、それでいてバランスもある。それだけで、資質の高さが伺われますね、楽しみにしております。  

富士大レポート

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 3月31日(木)09時55分39秒
返信・引用
  最近は、高校野球.COM様に高校生の寸評をUPしてしまうので、なかなかこちらへの書き込みも減ってしまい申し訳ございません。久々にアマチュアのオープン戦を観戦してきたので、簡単に選手レポートを作成したいと思います。今回は、野球小僧のリストにも掲載されいた富士大の2人の4年生を取り上げたいと思います。

△佐藤 弘典(富士大 4年)中堅 174/70 右/左 (金足農出身)

(どんな選手?)

一昨年の大学選手権で、富士大がベスト4に入った時も、1番・中堅手で出場していた選手です。その選手が、最終学年を迎えました。俊足・巧打の三拍子バランスの取れたプレーヤーです。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間を、4.1秒台で走り抜けるなど、基準以上ではありますが、際立って足が速い印象はありません。そのため上のレベルで、足を武器にできるかは疑問です。

ただ中堅守備は安定しており、安心して観ていられる選手です。地肩に関しては、正直よくわかりませんでした。

(打撃内容)

完全にアベレージタイプの打者だと思うのですが、難しい球を上手く捌くと言うよりは、甘い球を逃さないタイプの選手です。そのため極めてボールの捌きやミートセンスに、非凡なものは感じませんでしたし、打球が鋭いと言う迫力もありませんでした。

これらの打撃の特徴は、大学選手権の時のフォームを見なおして、その理由がわかりました。この選手は、「遅めの仕掛け」を採用するなど、幅広くボールを捉えると言うよりは、狙い球を絞って叩く強打者タイプの打撃を採用しているのです。ですから長距離打者と言うよりは、生粋の2番タイプであり、社会人などではそういった役割を果たして行くのではないのでしょうか。

また打撃の準備段階である「トップ」をしっかり作れないまま振り出すので、どうしても手打ちと言うか、リストワークだけで対応してしまう傾向があります。そのため強く振り抜くことができず、打球にもイマイチ強さが感じられません。恐らく先日の観戦からも、この傾向は変わっていないように思えました。

(今後は)

北の好打者として、社会人などで野球を続けて行くことになるのではないのでしょうか。守備・走力とバランスはあるので、あとは上で通用するだけの確かな打力を身につけたいところです。

△古川 貴広(富士大 4年)一塁 183/80 右/右 (菊華出身)

(どんな選手?)

一昨年の、大学選手権ベスト4に入ったときからの4番打者です。がっちりした体格から繰り出すパワフルな打球と勝負強さが自慢です。特にボールに食らいつくダイビングキャッチを果敢に挑んだり、初球からガンガン振りに行くなど、気持ちを全面に出すプレースタイル。

(守備・走塁面)

大学選手権の時もそうでしたが、この日も一塁手として出場しておりました。上手いとか下手と言うことに関係なく、ボールに飛びつきます。そういった守備で、味方を鼓舞できる貴重な選手です。

残念ながら、細かい走力はわからず。けして動けない選手には見えませんが、足を売りにするタイプだとも思えません。ただずっと守備的負担が低いポジションを任されているので、売りにすると言うほどではないのでしょう。

(打撃内容)

完全に打撃オンリー型のプレーヤーです。当たったときの打球は力強いのですが、外のスライダーの見極めができていない点と、緩急などへの脆さも魅せるなど、まだまだ粗い印象は否めません。

少しクローズ気味ですが、スクエアスタンスでバランス良く構えます。ただ仕掛けが「遅すぎる仕掛け」を採用しており、一定レベルの球速やキレのある球に対応しきれない可能性があります。特に打てるポイントが、非常に限られたタイプだと考えます。

残念なのは、踏み込んだ足元が早く地面から離れてしまう巻き込み型なので、体の開きが我慢できず、外に逃げて行く球に対応しきれません。この辺の欠点も、生観戦の際に感じたとおりです。

ただ動作が非常に小さくシンプルであるので、軸がブレない良さがあります。またスイングの振り出し角度もよく、インパクトまでに無駄は感じられませんし、力強く最後まで振りきれています。

(今後は)

動けない強打者タイプと言うことになると、社会人でその需要があるのかは微妙です。それでもリーグを代表する強打者なので、なんとか野球を続けて行って欲しいと願います。

課題は、始動が遅すぎることでのポイントの少なさと、足元のブレによる開きの早さ。上半身の使い方、体軸の安定感は好いので、この辺を改善できてくると、大きく対応力が変わって来るかもしれません。最終学年での進化に、期待して見守ってみたいと思います。

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(無題)

 投稿者:佐賀者  投稿日:2011年 3月27日(日)17時59分32秒
返信・引用
  2010年の夏の甲子園で1年生ながら登板した伊万里農林の梅崎潤平投手は1回戦の佐賀農は7イニングを投げ被安打はわずか3(内野安打2)の毎回の12奪三振を奪う快投で佐賀農を1失点に抑え、最速を143キロに更新した。3回戦の唐津商に敗れはしたが延長12回190球を一人で投げぬき、許した安打は7本、うち内野安打が3本。奪三振は14と好投。だがそれ以上に相手の九州屈指の豪腕投手北方悠誠が良すぎた。最速149キロのストレートを武器に三振の山を築き、9回2死までノーヒットピッチングで延長12回を被安打2の快投だった。佐賀北に敗れたが佐賀商の田中豊樹も秋までの四球連発が無くなり、最速146キロの馬力のある身体を生かした投球にカーブなどの緩急をうまく使うピッチングをしていた。佐賀の夏はこの3投手に注目です。  
    (蔵建て男) これから、昨夏の佐賀大会の模様に触れてゆきたいと思いますが、この3人が今年の佐賀の中心投手なんですね。

北方投手は、球速もあるのですが、適度にまとまっているタイプですよね。149キロまで記録しているのですか、ぜひその成長ぶり確認できたらと思います。

これからも、佐賀の最新情報、いろいろ教えてくださいませ。
 

センバツ大会

 投稿者:かものはしメール  投稿日:2011年 3月26日(土)20時45分38秒
返信・引用
  はじめまして
私が観戦して良いと思った選手は、
松田選手(波佐見)見た目は力一杯で投げているようだが、フォームにタメが
あり、しかも内角に140キロを超えるストレートが投げ込めるあたり、リリーフなら面白いのでは。
井上選手(加古川北)松田選手とは、逆に8割のフォームから、投げる瞬間に10割で投げ込み、指にかかったストレートは
140キロを超えるので、育て方次第で145キロを超えれば、上でも面白いのではと感じた。
釜田(金沢)、野村(静清)も、面白い存在だったので、また記載します☆
 
    (蔵建て男) 松田は、今まで観たことがなかったので、想像以上に素晴らしい投手だったので嬉しかったです。

私も少々幅の狭さからも、リリーフの方が向いていると思います。あの馬力は、将来プロの打者にも力で押せる可能性を秘めていると思います。

他にも好い選手が多く、なかなか興味深い大会となりました。
 

徳島・沖縄交流試合

 投稿者:半島  投稿日:2011年 3月22日(火)22時14分5秒
返信・引用
  蔵さん、こんばんは。いよいよ春季大会が始まりました。今年は沖縄から選抜に出場しないので春季の観戦をこなしています。
花城や川満が怪我をしているとの噂がありますが、気になります。しかし花城は秋に続き大会直前で怪我とは・・・。体調管理ができないというのはいろんな意味で心配です。
初戦の中商戦は前回同様に途中出場かもしれません。初回から多和田との投げ合いが見たかったので残念です。

今日は徳島・沖縄の交流試合が行われ、選抜に出場する城南が県内校と対戦したのでそのレポートです。
良く考えたら春季があるので県内選手のレポートは終わってからにします。

城南2-7中部商業
城南のエース竹内が中商打線に捕まり、7回を投げて被安打13の7失点と散々でした。多和田は5回から投げて被安打3無四球奪三振5という内容でした。

城南0-1宮古
宮古の平良・平山の2枚看板が完封リレーで1点を守りきり勝利しました。城南は打線に元気が無かったです。

城南5-1沖縄尚学
初日とは違って城南は投打がかみ合っていました。竹内は9回を完投被安打8ながら失点1に抑える粘投。打っては名城から3ランを放つなどパワーを見せつけてました。

竹内 勇太(城南3年 182・79 右・右 投手)
長身細身の体型ですが、細いというよりも引き締まっていて筋肉質って感じですね。
投手としてはいまいちパッとしないなーという印象です。
振りかぶって真上から投げ込んでくるので角度を感じさせる球筋です。グラブも斜め気味に使っていて、腕も体で隠しているので出どころは見づらいかなと思います。体の開きもそれほど悪くないですし、蹴り挙げも大きめで体重が前に乗っているように感じます。グラブの抱えもまずまずで投げ終わりのバランスは悪くありません。
何というか、いまいち垢抜けないフォームという印象が強いですがバランス自体は悪くなく、何かしら大きな課題というのはあまりないように思います。
直球は球威型で空振りを奪うタイプではなく、変化球はスライダー・カーブ・フォークと一通り投げれるようです。
直球とカーブでカウントを稼いでスライダー・フォークで仕留めるという投球でした。制球も細かいのはないですが、ストライクに困る感じでも無かったです。
牽制やクイック、マウンド捌きもまずまずといった感じ。
投手としては悪くもないですが良くもないんですよね。全体的にキレが無く、打者に芯で捉えられ綺麗に振り抜かれており、そういった部分が気になりました。全国レベルの打線や打者相手ではちょっと厳しいのでは?と思います。

打者としては、グリップも耳の辺りと高めで結構捕手寄りに引いて構えています。腰をやや深めに落とし、クローズに踏み込んで振ってきます。スイングはなかなかキレもあって力強いです。フォロースルーも大きく足元も崩れませんし、頭の位置もそれほど動かず、ボールの見極めも良いタイプです。また、この手のタイプにしては芯で捉えてくるなどミートも案外良いです。逆方向へ打てるかは分かりませんでしたが、センター中心に打つように心がけている印象です。膝などもまずまず使えるタイプなどで変化球への対応は悪くありません。
彼は強さがあって、更にまずまず柔らかさがあるという感じですね。どこかしら粗いとか雑だとかいう感じは受けないです。
1年から4番に座っているだけあって打席でも堂々としており、更にチームバッティングも出来るタイプなので周りからの信頼も厚そうです。
マウンドに上がってない時はレフトの守備についていますが、無難にこなしていました。強肩なのは間違いないので鍛えていけばセンターやライトを任されるタイプかなと思います。
個人的には投手よりも打者ですね。粗さも特に感じないですし適度に纏まっており右打者としては全国でもトップレベルだと思います。ただもう一つ主張してこないのでそういった部分が身についてくれば凄く楽しみな選手です。
選抜での活躍を期待したいです。
 
    (蔵建て男) 実際、センバツでの城南の選手たちのプレーをみて、レポートに書いてあることを強く実感致しました。

竹内は、完全に野手としての素材ですね。なかなか大型ですが、粗さがないですし、身のこないも好い選手だと思いました。
また変化球への対応には多少どうなのかな?と言う疑問はありましたが、敗れた鹿児島実戦でもボールをミートポイントで捉えていましたね。

ただ高校からプロに入ると言う、そういう野球への貪欲さ・鋭さは感じられず、素材は面白いのですが意識の面で進学した方が好いのかなと見ていて思いました。

ただ今大会では、最も嬉しい収穫だった選手です。
 

練習試合

 投稿者:半島  投稿日:2011年 3月15日(火)22時47分45秒
返信・引用
  蔵さん、こんばんは。いろいろと予断を許さない状況が続いておりますが、無理をせず更新を続けてくださいね。
今日は高校の練習試合のレポートです。

波佐見5-2中部商業
波佐見打線が序盤に中商の控え投手陣を捉え、加点し試合を優位に進め勝利しました、波佐見エース松田が登板。9回完投で被安打8四死球2奪三振8失点2という内容でした。多和田は4回途中から登板し、4回2/3を被安打2無四球奪三振2という内容でした。
松田・多和田と両チームに注目投手がいるためか、スカウトも4球団ほど見に来ておりなかなか注目度が高かったようです。

松田 遼馬(波佐見3年 183・83 右・右 投手)
セットポジション足をゆっくりと上げて、軽く溜めてからオーバーで投げ込んできます。足はそれほど伸ばしませんが、まずまず腰を落としてきます。やや腰をくの字に曲げるようなフォームは気になりました。グラブは打者に正対気味で体の開きは早めですが、テイクバックは体のラインで隠しているので、出どころは抑えられておりそれほど見づらさはないかなと思います。腕の振りは力強いですが、体に巻きつく感じではないのでそこまでしなやかさは感じないですね。グラブの抱えにも甘さがあるので投げ終わりは体が一塁側に流れるケースも多いです。
直球は剛球タイプという感じで、高めで空振りを奪うシーンも多く圧力はあるようですが、そこまでキレがあるようには思いませんでした。変化球はスライダー・カーブ・チェンジアップ?でしょうか。スライダーは綺麗に横滑りするもので、カーブはたて気味に落ちますしまずまず大きいものでした。制球は細かいものはないですが、苦しむほどではなかったです。
右打者には外に直球とスライダーを集める投球。スライダーは制球も安定して外低めに決まってますが、そこまで空振りを奪うというシーンは無かったです。曲がりが早いのか見極められたりしていました。
左打者には内を厳しく突いてきたりします。まぁ右打者の外・左打者の内になるこのコースが投げやすいのだと思います。また、チェンジアップを外に投げるなど縦の変化を使っていました。
牽制やクイックはまずまずという印象で、フィールディングなどを見ても動きは良さそうです。
マウンド捌きにはそれほどセンスを感じず。
気になったのは走者がいないと、テンポ良くどんどん投げて抑えるのですが、走者を出した途端にちょっと不安定な雰囲気を感じさせます。ただ、一球ごとに声を出すなど気迫を出して投げますし、気持ちも強い投手だと感じるのでドタッと崩れるタイプではないかなと。とはいえ良くも悪くも威力で押すという投球ですね。
選抜でどういう投球をするか楽しみです。マウンド経験が豊富である程度堪えることができる投手ですが、個人的にはやや花城(八重山)に似たような印象を受ける投手でした。

この試合はアナウンス無かったので野手に関しては良く分かりませんでしたが、波佐見打線では3番と5番の選手が目立っていました。恐らく柴山選手と小峰選手かな?柴山選手は体はちょっと小柄ですが、ホームランを放つなどパンチ力がある選手でした。小峰選手は打球が上がるタイプではないように思いますが、痛烈な打球を打てる選手。両選手とも選抜で見ることができればもう少しじっくり見たいと思います。

多和田 真三郎(中部商業3年 180・70 右・右 投手)
この試合では1死1・2塁の場面で登場しましたが、落ち着いてカーブを引っ掛けさせての内野ゴロ2つで切り抜けるなど相変わらず落ち着いた投球を展開していました。
フォームは捻りを加えて軽くトルネード気味になり、投げる位置もやや上になったでしょうか。フォームのバランスやしなやかさは相変わらず。
体幹が強くなっており、フォームに力強さが出てきましたし、直球も力強さが増していました。手元での伸びが一段と増しており、波佐見打線も直球を捉えることができてませんでした。
スライダーはやや曲がりが落ちたかなと思いますが、カーブやチェンジアップは変化量大きくなっているように思いました。
制球もいいですし、横・縦の変化、そして緩急も使えるのでやはり投球術では県内投手では一番でしょう。各打者の胸元厳しく突いてカウント取れますし、組み立てが上手いです。
クイックは秋に比べると上達していましたが、もう少しよくなって欲しいかなと思います。フィールディングなどの動きを見ても力強くなったのでしっかりと体を作ってきたかなと感じます。
一冬越えて順調に成長していると思います。個人的には去年の同時期の宮國よりも上だと見ているので、夏にどれほどのレベルになるか楽しみです。まぁ生では見れない可能性が高いですが・・・。

中根 奨(中部商業3年 172・70 右・左 遊撃手)
秋季では3番でしたが、春からは1番になっているようです。
フォーム自体はそれほど変わっておりませんが、ヘッドの効いたスイングが出来るようになってりました。もともと芯できっちり捉えるなどミートが上手い選手なので、打球に鋭さがでてきました。
塁に出ると投手にプレッシャーを与えて揺さぶってきますし、バッテリーが警戒していないと見るとすかさず盗塁を決めてくるなど、やはり卒のないプレーが目立ちます。足はそれほど速いわけではないのですが、案外足を活かせる選手ではないでしょうか。
もっとスイングに力強さが出てくると良いかなと思います。センスと頭が良い選手なのでどういう風に成長していくか楽しみです。


浦和学院12―4小禄
小 宮城、冨名腰、仲村、山里―大城
浦 中山、佐藤―森、林崎

この試合は小禄の投手陣を確認するのが目的でしたが、浦学打線が各投手を打ち得点を積み重ねました。この試合はただの練習試合ながら各選手をアナウンスしたのでメンバーが分かるなどこちらにとってはありがたい試合でした。特に小禄は新チーム以降見れていなかったので。
まずは小禄の選手から。
宮城 壱成(小禄3年 181・79 右・右 投手)
小禄の選手にしては珍しくがっちりとした体格で筋骨隆々です。
投球を見るのは招待試合以来で、その時も打者二人で交代ですから実質まともに見たのは初めてですね。
フォームに関しては細かい部分では課題もあるかと思いますが、何かしらが悪いというわけではないですし、バランス自体は悪くないです。ただ、指先の感覚がイマイチでしょうし、リリースに凄くバラつきがあって制球は荒れ荒れでした。なので投球の組み立てができない投手ですね。
ただ、走者を出しても案外冷静で適度に牽制を入れたり間を外したりと投手としてのセンスはそこまで悪くはありません。だからこそ何か惜しいと感じる選手ですね。
公式戦では使いづらいタイプなので夏に向けて野手として力をつけても良いかなと思います。小禄打線はとにかく振りが鈍く力強さに欠けるので・・・。スイングはなかなか安定していますし、これから振り込んでくれば夏には結構な強打者になるかもなと思います。

冨名腰 晃平(小禄3年 180・59 左・左 投手)
夏のパンフのデータなので流石にもう少し体つきは良くなっているでしょうが、とにかく細いです。
セットポジションから足をすっと上げて軽く溜めてスリークウォーター気味に投げ込んできます。グラブも斜め気味に使い、テイクバックも小さいので出どころは抑えられています。そこまで腰を落とせず、上体主導という印象ですが使う意識はあるようです。この投手のいいところは肘が柔らかく使えるところですね。なかなかしなやかに使えるので素質は高そうです。
体つきの割には腕を強めに振ってきますが、足腰が弱いので上体を支えきれない場面も目立ちました。
直球はまずまずキレが良く、変化球はスライダーとチェンジアップでしょうか。チェンジアップは結構落差とブレーキが効いているようで決め球として使っているようです。
牽制などはまずまずも、クイックは出来ないのかな?
マウンド捌きは安定していますし、投手としての感性は良さそうな印象です。
長身左腕で、フォーム自体も特に癖が無いので体つきさえ良くなってくれれば・・・という投手ですね。まだ肩は使い減りしていないでしょうし、大学などできちっと体を作り指導されていけば楽しみな投手ではないでしょうか。将来性は高い投手だと思うので期待したいです。

山里 悠也(小禄3年 174・60 左・左 投手)
旧チームでは3番手投手として試合を締める役割を担った投手です。新チームからはエース投手になりました。スカウトにも一応その存在は知られているようですね。沖縄の左腕というと彼が一番だと思います。ただ、この試合では2イニングしか投げなかったもののだいぶ打たれてしまいました。
体つきは相変わらず細いですが、少しは腕を強く振れるようになったかな?フォーム自体はこの動画とそこまで変わりません。http://www.youtube.com/watch?v=MkIReuQuCRY
直球はピュッとキレてくるような球筋。変化球はスライダー・カーブ・チェンジアップ(スクリュー?)があったと思います。直球には浦学打線も差し込まれてファールにしていましたが、変化球のキレが悪く中に集ってしまい打ちこまれていました。元々制球は良いので、そのためにゾーンに入ってしまってかなという感じです。
牽制も上手いですし、フィールディングは素早くかなり良かったです。
マウンド捌きも安定している投手ですし、試合も作れるタイプだと思います。
まぁこの投手も体幹を鍛えていけばという感じですね。個人的には期待している投手なので、夏までにどういうレベルに仕上がるか楽しみです。

次は浦学から。

佐藤 拓也(浦和学院2年 172・73 右・左 投手)
ラスト2イニングをしかなげていないので良く分からない部分も多かったですが、動画などを見る限りフォームはそこまで変わってないかな?
この試合では既に点差がついてたこともあって楽に投げていたのかもしれませんが、ポコポコ打たれていました。直球とカーブを主体に組み立てる投球でしたが、そこまでビシッとした球筋ではなくちょっと物足りないように思います。沖縄に来て登板していますが、あんまりピリッとしない投球が続いているようなので調子はあんまり良くないのかもしれませんが、やはり秋に通用するタイプの投手なのかもなと思います。

小林 賢剛(浦和学院3年 176・74 右・左 遊撃手)
浦学の主将で、3番ショートの選手ですね。
オープン気味に開いてバットを立たせて構える選手です。グリップはそこまで高めに添えませんが、ある程度捕手寄りに引いて構えています。スイング自体は力強いというよりシャープという印象で、迫力はないですがバットコントロール良く広角に打てるというタイプでしょうか。下半身もまずまず強いかなと思います。
守備は派手さこそ無いですが、堅実という感じですね。反応良く、グラブ捌き・足運びはなかなか良かったです。肩も強そうで、スナップスローが効いたスローイングは良かったです。
個人的には纏まっているものの、まだ凄みはないかなと思うのでどれほどまでにそれを身に付けるかなと。一応スカウトも注目しているようですが、高卒よりも大学経由タイプのように感じます。

沼田 洸太郎(浦和学院3年 180・82 右・右 三塁手)
この試合では山里からホームランを放ったりタイムリーを打ったりとかなり相性が良いようでした。
ちょっと細かくは見ていませんでしたが、リストが強くしっかりと押し込むことができる打者だなと感じました。一応右方向にも強い打球が打てる選手ですが、右打ちに関してはもう少し修正していく必要があるかなと思います。気になるのは膝の開きが速いように感じることかな?ボールを捉えるセンスはそれほどという感じです。まだまだ粗さを感じますが、右の強打者として選抜でも活躍を期待したいです。

石橋 司(浦和学院2年 182・75 左・左 中堅手)
結構開いたオープンでバットを立たせて構える選手。速い段階で足を高く回しこむように引き上げ体勢を作るというちょっと独特な構えです。グリップはそこまで高くはなく、トップの形成にロスを感じさせますが、スイングは浦学打線の中でもヘッドが効いたもので鋭かったです。しっかりと振りきるので嵌ればスタンドインをありそうです。個人的に打者としては浦学打線の中で一番スケールがあるように思いました。
守備はそこまで印象にはありませんが、中堅なので足はまずまず速いのかなと思います。肩は送球も低く強いものだったので良いのではないでしょうか。
新チーム以降から大きく注目されてくる選手になるのではないかなと思います。期待したいです。


浦商が神奈川遠征するのですか。まぁここは夏とかも行きますので関東辺りには良く行きますね。ブログなどをみると佐村投手も80キロ越えたようでしっかりと体を作ってきたみたいです。意外と肉付きが良いほうなようで良かったです。玉城選手は、個人的に旧3年含めてもトップレベルの打者ですし、島袋も自分達の台を含めても1番の打者と認めているとか。私が見ている試合では必ず結果を残すなど、ここ数年の県内の打者の中でも一番好きな選手かもしれません。この状況なので実際に完投遠征が行われるかは微妙かもしれませんが、生で見られると良いですね!

ではだいぶ長くなりましたが、失礼します。また後日に交流試合のレポートをしたいと思います。
 
    (蔵建て男) 選抜組は、かなり何かしらの形で観たことがある選手が多く、そういった意味では、波佐見の松田は観たことがないので
ぜひ観てみたい筆頭候補なんです。

今年は、沖縄に行きたいと思っています。良い選手も多そうですし、楽しみですね。

浦和学院に関しては、作秋の模様を観る限り、似た印象を受けますね。浦添商の遠征が、このような状況で中止にならないか
心配ですが。
 

2010年秋 神奈川リーグ&中国大会

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 3月13日(日)17時32分4秒
返信・引用 編集済
  皆様こんにちは。この二日間アマチュア野球の観戦に行かず、更新できる時間はあったのですが、やっぱりモチベーションはあまり上がりません。それでも少しずつでも、今できることをやってゆけたらと思います。

△岩崎 瞬平(桐蔭横浜大)右翼 176/75 右/右 (木更津総合出身)

(どんな選手?)

チームの4番を務める選手で、打席でも高い集中力を感じさせる好感が持てる選手です。4番打者ですが、三拍子のバランスの取れたプレーヤー。

(守備・走塁面)

残念ながら、一塁までの到達タイムは計測できませんでしたが、出塁するとすかさず盗塁を試みるなど、それなりの走力と積極さを感じさせます。

右翼手としても、なかなかの強肩の持ち主。プロレベルに混ぜても、強肩外野手として存在感をアピールするだけのものがあります。

(打撃内容)

この選手の素晴らしいのは、打席で非常に集中力を感じさせてくれること。野球への意識が非常に高い選手なのではないかと思います。スクエアスタンスで、腰を深く沈めて構えます。グリップの高さは平均的、全体のバランス・両目で前を見据える姿勢は平均的でしょうか。

仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用するように、中距離・ポイントゲッタータイプ。足を軽く回しこむ「間」は作れているので、緩急などの変化にはある程度対応できそうなタイプです。まっすぐ踏み出した足元が、インパクトの際に多少ブレてしまうのが気になる部分。腰の開きも早く、元来内角の球を巻き込むのが得意そうです。それでもミートのポイントが後ろなので、意外に右方向への打球も苦になりません。

気になるのは、バットを引くのが遅く「トップ」を作れるのが遅い点。そのため一定レベル以上の球速・キレに対応できるのかが気になります。またトップ自体もしっかり作れないまま振り出すので、中途半端な振り出しと言う印象は否めません。少し遅れて出てくるようなスイングは、右方向への打球の伸びが期待できそう。それでも目線はブレず、軸足も安定している点は好感がもてます。

(今後は)

神奈川大学リーグでは、かなり好感が持てるプレーヤーです。守備・走力がある上に、右のパンチの効いた打者と言うことで、プロからの需要はあるタイプです。ただそのためには、上のレベルでも通用するだけの対応力・圧倒的な存在感を示せるのかがポイントになりそう。最終学年でのプレーぶりを、注目してみるだけの価値はありそうです。

△福田 峻(鳥取・鳥取中央育英2年)投手 177/65 左/左

(どんな選手?)

秋季中国大会に出場していた選手で、「報知高校野球」のリストに名前があがっていたので、今回取り上げることに致しました。左サイドから投げ込む、技巧派です。

(投球内容)

かなり腰高なフォームから、軽く投げているような感じの投手です。球速は、恐らく115~120キロぐらいしか出ていないのではないのでしょうか。球速よりも、左右に投げわけるコントロールと左横手独特の球筋を生かす投球スタイル。

変化球は、カーブ・スライダーなど。ただやや速球は高いものの、変化球も両サイドに投げわけられる制球力があります。四球などで自滅するタイプではありませんが、牽制・フィールディングなどの技術は未熟で、この一冬の間にどのぐらい改善されるのか気になるところです。

(今後は)

惜しくも選抜出場は逃しましたが、まだまだ全国レベルの投手とは言えませんでした。夏に備えて、何処まで実戦派としての総合力を高めて来るのか期待したいところ。その成長した姿を、甲子園で確認出来る日を楽しみにしております。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2010年秋 神奈川大学リーグ2

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 3月12日(土)15時05分5秒
返信・引用
  皆様こんにちは。地震からほぼまる一日経って、私の方はほぼ元の生活を取り戻しつつあります。そこで今回は、通常どおりページを更新させて行きたいと思います。私が皆様にできることと言えば、そのぐらいですから。

△福田 芳幸(横浜商科大 3年)投手 180/79 右/左 (九州学院出身)

(どんな選手?)

九州学院時代は、ドラフト候補として注目された投手。横浜商科大進学後は、1年生の間に年間10勝ほどの勝ち星をあげたものの、その後の2年間では6勝止まりと、完全に伸び悩んでおります。それでも神奈川大学リーグを代表する投手ですし、2011年度注目の投手の存在です。

(投球内容)

球速は、135~MAX140キロ程度と驚くような球威・球速はありません。一時の悪い時に比べると、少し球のキレを取り戻しつつあるのかなと言う気は致します。チェンジアップを武器に、カーブやフォークなど多彩な変化球を織り交ぜ、相手の的を絞らせないバランス型投手。

牽制も鋭く、クィックも1.15秒前後ぐらいと基準レベル内。マウンド経験も豊富で、投球センスは悪くありません。ただ全体的に速球も変化球も、真ん中~高めのゾーンにボールが集中。ボールに勢いがある投手ではないので、その辺が痛打を浴びやすい最大の要因ではないのでしょうか。

(今後は)

最終学年を迎え、これまでの不調をいかに断ち切ることができるのか注目されます。現状は、その実績もであるので社会人で野球を続けて行くことはできそうです。果たしてドラフト候補になり得るのか?春先から注目してみたいと思います。

△畑中 翔(横浜商科大 3年)捕手 177/77 右/左 (日南学園出身)

(どんな選手?)

日米野球の選考会にも選ばれたことがある、神奈川リーグを代表する捕手です。強肩・強打の捕手として、その将来性を嘱望されている選手。

(ディフェンス面)

ミットをしっかり投手に示し、的を絞りやすく配慮する選手です。グラブを一度下げてしまう癖はあるのですが、低めの球に対しても両手でしっかり捕球しようとしたり、身体で止めに行こうとする姿勢には好感。軽く返球するあたりも、投手のことを常に配慮することのできるタイプの捕手かと思います。キャッチングでのボールの押し込みも悪くないですし、スローイングも塁間1.85~1.95秒ぐらいでまとめられ、地肩・スローイング共にドラフト候補としても中の上レベルはありそうです。あとは、その精度含めて今後は注目して行きたいと思います。

(打撃内容)

パンチの効いた打撃が、日南学園時代から注目されてきました。前足を引いてカカトを浮かして構えます。グリップの高さは平均的で、バットを立てて添えます。腰の据わり・全体のバランスは並ですが、両目でしっかり前を見据えられているのは良いです。

仕掛けは「遅すぎる仕掛け」を採用するなど、一定レベル以上の球速・キレには立ち後れそう。足を少しだけ上げてベース側にインステップ。左打者ですが、外の球を強く叩くことを主眼にしており、右投手のクロスに食い込んで来る球筋への対応が課題になります。それでも踏み込んだ足下はブレず、スイングできている点は好感が持てます。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのが遅れ気味で、速いボールに立ち後れやすい。またバットも少し遠回りに出てくるので、ボールを捉える対応力に課題。それでもスイングの弧は大きく、バットをしっかり最後まで振り切って来るので、捉えた打球は強烈な特徴があります。

(今後は)

捕手としてはソコソコも、打者としては上のレベルを意識するには、まだ物足りません。神奈川リーグを代表する捕手として期待したい部分もあるのですが、昨秋までのプレーを見る限り社会人タイプかなと思います。そのイメージを払拭してくれるような活躍を、今年は期待してみたいと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

オープン戦続き

 投稿者:半島  投稿日:2011年 3月11日(金)07時25分58秒
返信・引用
  蔵さん、おはようございます。
高校も練習試合解禁となり選抜出場校などが県内に集まって試合をしているようです。ただ、高校の練習試合はあまり情報が集まらないのが難点です・・・。見ることができたらまたレポートとして送りたいと思います。
今日は前回の亜大のオープン戦レポートの続きです。

亜大1-6エナジック
エ 金城、与那嶺、難波、大城―和田
亜 山崎、仲宗根、柏、大下、諏訪、棚上―下館、嶺井、牛場

亜大は下級生中心ながら多くの投手を登板させましたが、エナジック打線が各投手を捉えて効果的に追加点を上げて勝利しました。まぁやはり社会人打線相手ではちょっと下級生投手は物足りないかなという印象でしたね。

エナジックの先発はお目当ての金城賢一投手。この時期で先発ということもあるのか思った以上に迫力や力感を感じませんでしたが、それでも直球は常時140前後でなかなか球はキレておりました。亜大打線はベストメンバーではなかったようですが、3回を投げて被安打2無四球奪三振5という危なげない投球で、力の差を見せつけたという感じでした。
個人的な印象は、体の開きは早いかなと感じますが、腕の振りは柔らかいですしなかなか鋭かったです。ただ、案外ダイナミックさが無かったですね。直球とカーブを主体に組み立てており、制球も安定していました。クロスファイヤーでズバッと三振を奪ったり高めの球を振らせるなど直球のキレは良かったです。ただ、変化球はそれほど際立つものがなくちょっと物足りなさが残るかなと感じましたね。今年は注目されていますし、プロ入りを視野に入れた1年でしょうからどういう成績を残すか楽しみです。

亜大の先発は恐らく山崎(帝京)。もちろん初めて生で見ましたが、こちらも常時140前後のキレのある直球を投げていました。ただ、ストライクとボールがはっきりとしていて終始バラつきがありましたし、常に得点圏に走者を背負っての投球だったので結構不安定でした。結局3回を投げて被安打4四死球2奪三振4という成績でした。一応、三振は奪えていますし球の威力は社会人相手でも通用したのかなと思います。
その後はお互いに細かい投手交代をして経験を積ませていました。亜大は柏(波佐見)や大下(崇徳)も投げさせるなどリーグ戦に向けて1年生投手も試しているのかなという感じでしたね。大下投手は前にレポートしましたが、柏投手は長身細身でまだまだひ弱を感じますが、しっかりと体を作っていければ面白いかなと思います。


亜大0-0沖電
沖 狩俣、知念―渡慶次
亜 東浜、藤本、九里、松田―嶺井

お互いの打線がかなり湿っており、正直点が入る気がしない試合でした。東浜投手が登板した以外は見所が無かったかなと思います。

沖電の先発は狩俣(沖縄国際大)。小柄で特に何かしら凄みのある球を投げるわけではないですが、非常に安定した投球で恐らくメンバーを揃えていたであろう亜大打線に付け入る隙を与えませんでした。7回を投げて被安打3無四球奪三振4とほぼ完璧な投球でした。後を継いだのは知念(沖水)。高校以来に見ましたが、順調に力を付けているようでした。この時一緒に捕手も山川(興南)へと交代となり若いバッテリーになりますが、特に緊張もしなかったようで無難にまとめて亜大打線を抑えていました。
亜大の先発の東浜は、通常はセットから投げていましたが、時折振りかぶって投げたりと実戦でいろいろと試しているようでした。調子自体はそこそこといった感じで、三人で締めたのが一度だけと走者を背負う投球が多かったですが、それでもきちっと要所を締めて点を与えませんでした。やはり彼は点を奪われるというイメージがあまり湧かない投手ですね。話はちょっと逸れますが、多和田もそういうタイプの投手です。6回を投げて被安打5無四球奪三振5としっかりと纏めるあたりは流石という印象です。亜大は後の回をそれぞれ1イニングずつ任せて沖電打線を抑えていました。

この後沖電と大阪ガスのオープン戦を見ました。亜大との試合とは打って変わって打ち合いとなり大味な試合でした。
沖電の打者では照屋(浜松大)と大城(沖水)が目立っており鋭い当たりを飛ばしておりました。金城(八商工)は2試合ともスタメンで出場しており、大阪ガスとの試合ではホームランやタイムリーを放つなど勝負強さはやはり変わらないなと感じさせるものの、2番ファーストという立ち位置で、構えを見てもスケールダウンしたような印象だったので、正直悪い意味でびっくりしました。
仲宗根も2イニングほど投球を見ましたが、プロ入りとなるとちょっと物足りないかなと感じました。


レポートは以上ですが、競技会の結果の上位20選手を知ることができたのでこちらに載せたいと思います。
中商・多和田(遠投103M)
興南・大城晃二(遠投106M・打撃100M以上(全体で28位なので推定ですが・・・))
糸満・宮城知秀(打撃113M(2年の中では一番の成績)、100m11秒38 )
宮古・平良誠弥(遠投106M)平山翔也(打撃106M)
沖尚・當銘翔(遠投110M、打撃106M)
久米島・安村大樹(遠投103M、打撃110M)平良隆志(100M走14秒81、立三跳8M30)
前原・砂川景史郎(打撃107M)屋宜駿杜(遠投103M)
与勝・松元勇樹(打撃106M)
浦添工業・手登根祥(約110M)
浦添商業・玉城大夢(打撃100M以上(全体で23位なので推定))
まぁやはり有力どころはしっかりと成績残していますね。個人的に驚きだったのはやはり安村(久米島)です。小柄な体格でおまけに1年生とは思えない成績を残していてこれほどまでに身体能力高いのが意外でした。身長がもう少しあればと思ってしまいますね・・・。ただ、3年時には大いに注目されるだけの選手になって欲しいです。
 
    (蔵建て男) 毎度貴重なレポートと競技会の情報ありがとうございます。こういった競技会の情報が聞こえて来るのは、沖縄と徳島ぐらいでしょうか。

金城は、全国大会でのアピール次第では、充分にプロ入りを意識できる素材だと思います。ただ何処まで実戦での投球ができるのか。仲宗根は、物足りないですか。昨年は、その勇姿を確認できていないだけに、近況が気になるところでした。
いつも情報ありがとうございます。
 

2010年秋 神奈川大学リーグ1

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 3月 8日(火)03時23分42秒
返信・引用
  もう一ヶ月もすれば、2011年度の春季リーグもスタートするわけですが、その前に旧4年生で取り上げておきたい選手が残っているので、今回は触れてゆきたいと思います。

△中嶋 將貴(桐蔭横浜大 4年)中堅 183/82 右/右 (桜美林出身)

(どんな選手?)

均整の取れた体格が目をひく選手で、三拍子バランスの取れたプレーヤー。実際にドラフト候補としても名前が上がった選手で、今後もさらなる飛躍が期待される存在です。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、少し緩めて4.8秒強(左打者換算で4.5秒強)と言うことで、これはかなりプロの基準である4.2秒に比べても遅いタイムです。実際全力で走り抜けたとしても4.5秒台ぐらいであり、走力に関しては基準からそれ以下ぐらいと際立つものはないのかもしれません。

ただ中堅手としての動きはまずまずで、とくに地肩の強さには目を見張るものがあります。恐らくプロが評価したポイントがあるとするならば、この守備だったのではないのでしょうか。

(打撃内容)

チームでは2番打者を務めるなど、地味な役回りの選手です。右オープンスタンスで、腰を深く沈めた独特の構え。しっかり両目で前を見据えられており、構えからは力みは感じられません。

仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用するように、天性の2番打者。ギリギリまでボールを見定めてから始動するタイプです。足を軽く回しこみ、アウトステップさせて踏み込みます。すなわち内角を強く意識したスタイルですが、踏み込んだ足元がブレないので、外角でも真ん中~高めのゾーンの球ならば、ある程度対応できそうです。

あらかじめトップの位置にグリップを引いているので、速いボールに立ち遅れ難いです。ただ遊びがない分、打てる球は限られている気が致します。またバットの振り出しもやや遠回りで、ボールをロスなく捉えられると言うスイングではありません。最後までしっかり振りきれるのは魅力ですが、2番タイプならばもう少しインサイドアウトの無駄のない振り下ろしが求められます。

(今後は)

どこのチームで野球を続けてゆくかは存じませんが、守備と言う売りがあるだけに、その門戸はありそうです。あとは、打撃の対応力を高めて、走塁でもアピールして欲しいところです。今後もどこかで出会える機会があったら、じっくり見てみたい選手でありました。

△河田 貴之(桐蔭横浜大 4年)投手 176/72 左/左 (関東一出身)

(どんな選手?)

2010年のシーズン最初の試合で出会った選手であり、中背ながら中々好い球を投げる左腕でした。飛躍を期待していたのですが、結局活躍することなく終わってしまった惜しい選手です。丁度秋のTV中継の試合で登板の機会があったので、取り上げてみたいと思います。

(投球内容)

オーソドックスなフォームの左腕で、球速はコンスタントに130キロ台後半の球を投げ込みます。キレもまずまずで、球自体はかなり好いものがあります。変化球は、カーブ・スライダーなどオーソドックスなスタイル。フィールディングは並レベルで、クィックは1.2秒台後半と早くはありませんが、左腕なのでそれほど悲観することはないと思います。

私が観た春のオープン戦や、この秋のリーグ戦の投球では、それほど制球に不安があるようには見えませんでした。しかしリーグ戦での登板が少ないことからも、その辺に課題があるのではないのでしょうか。

(今後は)

今後の進路はわかりませんが、可能性を持っている選手です。球そのものの威力ならば、社会人でもやって行けそうな素材です。なんとかその才能を開花させられないかなと思う惜しい選手ですね。ぜひ今度は、どこかで大きく成長したその勇姿を、確認できればと思っております。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2010年 神宮大会11

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2011年 3月 7日(月)13時01分33秒
返信・引用
  少々間が開いてしまいましたが、神宮大会のレポートが、大学の部で少し残っていたので行ってみたいと思います。今日は、神奈川大のバッテリーから。

△木村 佳吾(神奈川大 4年)投手 187/70 右/右 (九州国際大附出身)

(どんな選手?)

神奈川大学リーグを代表する好投手として、活躍してきた選手です。最後のシーズンには、神宮大会に出場し、その存在感を示しました。卒業後は、セガサミーで現役を続けるそうです。

(投球内容)

球速は、135~140キロぐらいで、驚くような球威・球速はありません。しかしカーブ・スライダー・ツーシーム・チェンジアップなど、実に球種が多彩で相手に的を絞らせません。制球も適度に両サイドに散らすことができ、マウンド捌きなども安定しています。

牽制も鋭いですし、クィックも1.0~1.1秒でまとめられ、非常に素早い動きが目を惹きます。その反面、そういった野球センスは感じさせる一方で、球に凄みがない、球威に欠けるなど、物足りない部分があるのも否めません。

(今後は)

典型的な社会人タイプの好投手で、もう少しストレートに球威・球速などボリューム感が出てきて欲しいですね。投球も上手いですし変化球も悪くないので、ストレートが変わって来ると、そのまま結果となって素直に現れそうです。今後も彼の進化ぶりを期待して、見守りたいと思います。

△足立 祐一(神奈川大 3年)捕手 176/77 右/右 (桜美林出身)

(どんな選手?)

桜美林時代は、東京都の大会で決勝まで行ったことのある実績の持ち主です。今や神奈川リーグを代表する捕手に成長致しました。

(ディフェンス面)

投手を気遣い頭を使ってプレーする、捕手らしい捕手です。ミットを軽く示し、グラブを下げないで捕球するので、低めの球へもそれなりに対応できます。ただキャッチング自体それほど光るものはなく、スローイングも塁間2.1秒台と、ドラフト候補としては考えにくいものがあります。典型的なアマタイプの好捕手といった感じです。

(打撃内容)

打球が、センターからレフト方向に引っ張る典型的なプルヒッターと言う気が致します。スクエアスタンスでバランスよく構えます。少し構えが固いかなと言う印象は受けますが。

仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用するなど長距離打者タイプ。足を軽く引き上げ、まっすぐ踏み込みます。ただステップが狭く腰の回転を促す引っ張り専門の打撃です。

ややバットを引くのが遅く、打撃の準備段階であるトップをしっかり作れないのが気になります。肘が下がって腰が早く逃げるタイプなので、真ん中~内角よりの球は巻き込めますが、外角それも低めの球への対応は苦しそうです。当たれば大きいですが、確実性の低い打てる球が限られたタイプなのでしょう。

(今後は)

多少打撃が粗いのは、捕手と言うポジション柄ありなのかもしれません。ただ捕手としては捕手らしい選手で好いのですが、プロ云々と言うほどの地肩などのポテンシャルがあるタイプではありません。上のレベルでも通用するレベルなのかも微妙ですが、今年の神奈川大学球界を代表する選手として、その可能性を見極めてゆきたいと思います。


http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

お願い

 投稿者:Mr.R  投稿日:2011年 2月26日(土)11時35分48秒
返信・引用
  古い個別寸表にある写真が見られなくなっているのですが、もう一度復活できないでしょうか?  
    (蔵建て男) ページに掲載できる容量の関係で、少しずつ画像の方は減らして行く方向です。
そのため残念ながら、画像の復活は厳しいですね(何処にもう保存していたかも把握仕切れていないので)。

大変申し訳ございませんが、ご了承くださいませ。
 

(無題)

 投稿者:  投稿日:2011年 2月24日(木)20時22分21秒
返信・引用
  佐藤拓也の足は、すごく速いですよ。
中学時代、100メートルで茨城県3位です。
 
    (蔵建て男) そうでしたか、ぜひ選抜などでも注目してみたいと思います。  

オープン戦

 投稿者:半島  投稿日:2011年 2月24日(木)20時08分29秒
返信・引用
  蔵さん、こんばんは。
亜大と県内大学とのオープン戦を見に行ったのでそのレポートです。エナジックや沖電とも組まれているのでそれも見に行く予定です。
亜大は下級生中心のようですが、なかなか楽しみな選手もおりました。ただ、各チーム野手に関しては特に目につく選手はいませんでした。

名桜3-3亜大
名 蔵当、平良、金城、川上―上間、?
亜 九里、藤本、諏訪、仲宗根―渡、牛場

名桜はメンバーを揃えてきたようでエースの蔵当が先発でした。亜大は長身右腕の九里。
両投手とも立ち上がりは上々でしたが、九里は2回に先頭をヒットで出すと後続にも繋がれ4安打で1点を奪われ名桜が先制します。一方の蔵当は快調なピッチングで3回で降板しますが、被安打1四球1奪三振5というほぼ完璧な投球でした。
九里もその後は立ち直り4・5と三人で締め結局5回1失点で降板しました。6回からは長身左腕の藤本が登板したものの、交代直後を狙われヒットと2ベースで1点を追加されてしまいます、8回には変則左腕の諏訪が登板しますがこちらも登板直後に失点し3点差をつけられます。
亜大は名桜の投手陣を打ちあぐねて7回まで1安打でしたが、8回に登板した名桜の4番手の川上を攻め一気に同点に持ち込みます。9回もサヨナラのチャンスを作りましたが、家局内野ゴロに打ち取られて試合終了。
亜大の打者は終始淡泊でしたが、8回の最初のチャンスで同点に持ち込んだのは流石でした。ただ、下級生中心とはいえこの打線じゃ将来的に厳しいかなとも感じました。

蔵当 一幸(名桜大新4年 168・65 右腕 中部商業出身)
大城(ENEOS)と共に下級生の頃から投手陣の柱でした。秋季リーグで防御率0.33と県内の大学球界では抜けた存在です。
ノーワインドアップから足をすっと高く上げて、あまり溜めてこず、足を軽く蹴って腰を落としオーバーから投げ込んできます。グラブは打者と正対気味で、大きく使えませんし引き込みも早いので体の開きはかなり早いです。腕の振りは、肘から抜けてきますし、なかなか鋭かったです。グラブも抱えられていますが、蹴りあげも大きく腕もしっかりと振るので体が一塁側に流れるケースが良くあります。
直球は快速球型で、常時130中盤くらいでしょうか。変化球はスライダー・カーブ・ツーシーム・チェンジアップ・フォークかな。何か際立つ変化球を持っているわけじゃないですが、どれもまずまずといった感じで満遍なく使えます。
制球も安定しているので、変化球を多投して打たせて取る投球ですね。ただ、要所でズバッと直球を決めてくるのでなかなか憎いです。
牽制も上手く、フィールディングも良さそうです。非常に経験豊富なのでポイントを抑えているな~と感じさせる投手なのでマウンド捌きも洗練されてますね。
まぁプロタイプではないですが、アマチュア球界で息の長い投球を期待したいタイプです。

九里 亜連(亜細亜大新2年 186・82 右・右 投手 岡山理科大付属出身)
この試合の先発投手。恵まれた体格から角度をある球筋が魅力的でした。
セットから足を高めに上げて、軽く溜めます。足はそれほど伸ばしませんが腰を落とし、真上から投げ込んできます。グラブは斜め方向に使いますが、開きはやや早いでしょうか。テイクバックは結構小さめですが、腕の振りはなかなか力強いです。グラブも抱えられているので投げ終わりのバランスは良いのですが、蹴りあげも小さく思った以上に体重が乗ってこない印象です。
高校時代に比べればだいぶ体つきが良くなってフォームも安定してきたのでしょうけども、制球を意識しているのかこじんまりとしていて、その体格の割にはあまり迫力を感じませんね。
直球は球威型ですが、抑え目に投げているでしょうからやや威力に欠けます。球速としては140前後は出ていたかもしれません。変化球はスライダー・カーブ・フォークでしょうか。基本的には直球とカーブでカウント稼いでフォークで仕留めたいようです。ただ、フォークもまだ精度にバラつきありますね。
制球は横はそれなりに使えますが、高めに入ってくる傾向があります。ただ、破綻はないですね。
クイックや牽制はまずまず、フィールディングも動きにキレはないですが悪くありません。
マウンド捌きは平均的というか、そこまでセンスを感じず。
まだまだ素材型という印象を受けますね。もう少し動きやフォームにキレが出てくると良いかなと思います。

藤本晃次(亜細亜新2年 188・70 左腕 投手 金光大阪出身)
2番手で登板した投手です。点も取られ現状はまだまだですが、このサイズの左腕なのでこれから注目されるかもしれません。
まだまだ線も細く腰を落とせず上半身主導のフォームですが、腕も斜めに大きく使え体の開きは抑えられています。スリークウォーター気味に投げてくるので左打者からするとやり辛いかもしれません。フォームのバランスはそれほど悪くないなと思います。
直球は130ちょいくらいでしょうか、変化球はスライダー・カーブがあると思います。威力・制球・精度とも平均的であまり怖さが無いですね。もう少し体ができて力強さ増してくると楽しみな投手だと思います。


沖国3-10亜大
沖 与儀、安里、仲村、比嘉―屋宜
亜 大下、棚上、?―牛場、嶺井

オープン戦2戦目は思わぬ大差がつきました。試合の状況もあり7回終了後に退散しましたが、その後も点を取られたみたいですね。
沖国の先発はエース与儀、亜大の先発は新一年の大下。
与儀はスライダー投手であまり面白みはありませんでしたが、制球も良く経験も豊富なのでのらりくらりと投げ分け、4回をほぼ完璧に抑えました。大下は初回は緊張からか制球が甘くピンチを迎えましたが、これを乗り切ると波に乗っていきました。非常に落ち着いた投球を展開し6回には味方のエラーが続き無死1・3塁となりますが、狙い通りの内野ゴロ2つで無失点で切り抜け、結局6回を無失点でした。高校卒業したてとは思えないほど落ち着いて度胸満点の投手という印象です。
沖国は5回から継投に入りますが、出す投手が打ち込まれ大差がついてしまいました。
この試合では藤嶺(秋田南出身)が打撃で目立っていました。先制打やとどめの2ランを放つなど勝負強さが目立っていました。珍しくパワーグリップで持つ選手で、リストワークの柔らかさには欠けますがやはり嵌った時の打球は強烈なものがありました。新1年みたいですが、なかなか雰囲気も良かったです。あまり体格には恵まれませんが、期待したい野手の一人です。

大下佑馬(亜細亜大新1年 176・? 右・右 投手 崇徳出身)
中背ですが体格もがっちりとした骨太という印象で、投球もかなり落ち着いて投げていたので新2・3年かなと思ったら1年とのことで驚きました。投球を見ても高校からこれくらい投げられれば注目を集めただろうなと感じましたが、やはり注目投手だったようですね。
ノーワインドアップからゆったりと足を上げ、長めに溜めます。立ち姿のバランスも良いです。足を伸ばし軽く蹴って、腰を落としオーバーから投げ込んできます。腕の振りはしなやかさはそこまでですが、力強さがあり、肘から抜けてきます。グラブも斜めに使えていますし体の開きは抑えられています。投げ終わりのバランスは良いのですが、インステップが強めで蹴りあげも小さいのでじっくり溜めたわりには使いきれていない印象ですね。
まぁバランスの良いフォームだと思います。踏み込みがもう少し改善されてくるともっと良い球が投げられるのではないでしょうか。
直球は130中盤かな?なかなか勢いありますし、手元でもキレがあるように感じます。ただ、どちらかというと球威型でしょうか。変化球はスライダー・カーブ・シュートでシュートが得意というシュートピッチャーですね。基本的には直球とシュートにスライダーをちょくちょく交ぜる投球で、やや単調さがあります。ただ、カーブを要所で織り交ぜてきますし、縦気味に落ち低めに集まるので、球速差もありタイミングを狂わされ空振りをしてしまう打者も目立ちました。
制球は安定していました。
クイックや牽制はまずまずで、打球への反応も良く無難に捌くなどフィールディングも良いと思います。終始落ち着いていますし、味方のミスが続いても上手く切り替えて抑えますし、なかなか気持ちが強いですね。マウンド捌きも安定しています。
素材としてのスケール感はないですし、やや単調さがある投球面なので物足りなさがあり大学進学は良い選択だったと思います。更に実戦力を磨いていけばその先も開かれるかもしれません。亜大でもエースになれる投手だと思うので期待して見守っていきたいです。
 
    (蔵建て男) 今回での地震で、お気遣い頂きありがとうございました。沖縄では、一足早くオープン戦がいろいろ行われているのですね。

大下佑馬は、楽しみみたいですね。東浜共々、その成長が楽しみです。名桜大や沖縄国際などは、なかなか普段こちらでは観られない選手。
ぜひ面白い選手がいたら、また教えてくださいませ。

ところで浦添商が春先に、神奈川に遠征してくるみたいですね。もし時間が合うようならば、観に行けたらと思っております。
 

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