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東北の球児たち

 投稿者:ジロー  投稿日:2010年10月12日(火)20時49分28秒
返信・引用
  久しぶりの書き込みです。
山形を会場に行なわれた秋の東北大会の決勝が、本日行なわれ、東北高校が5対3で光星
学院を下し、優勝しました。どちらも県1位校で、試合内容もよく、すんなり選抜されそ
うです。
3連休もあり、じっくり見ることができた中で、気になった選手を挙げてみます。

上村健人 投手 東北2年 183 87 右投左打
名門東北のエースで5番で主将。球速は130キロ台半ばといったところですが、やや
もっさりした印象で、球速表示ほどの速さは感じません。むしろパワーのあるバッティ
ングのほうが眼を引きました。体型の割にはフィールディングも悪くなく、将来は野手
のほうが、よいように思えます。余談ですが東北には上村をリリーフする小柄な左腕で
夏井康吉という投手がいますが、富士大学の夏井健吉選手の弟でしょうか(名前も二人
合わせて「健康」ですし)?

秋田教良 投手 光星学院2年 175 74 右投右打
130キロ台後半の速球とスライダーを軸にした好投手です。昨秋の東北大会優勝投手
秋田商業の片岡と似たような感じもしますが、球威では片岡を上回る印象です。選抜の
舞台でも好投手の一人に数えられると思います。

田村龍弘 三塁手 光星学院1年 171 75 右投右打
準決勝の仙台育英戦で3ホーマー、2回戦でも1発うっています。両翼100mのYZ
タカスタの右中間に放り込んだパワー、スイングとも1年生とは思えません。来年以降が
非常に楽しみなスラッガーです。光星学院は田村の他にも、金山、川上、北条と好打者が
揃っています。

この他では、聖光学院の歳内ですが、コンディションがいまひとつのようでした。初戦の
鶴岡東戦は7回コールド勝ちでしたが9安打されており、準々決勝の仙台育英戦では、4
対1とリードして迎えた終盤、2ランなどで追いつかれ、9回に得意のSFFが高めに入
り、サヨナラ3ランを浴びて4対7で負けました。福島県大会の成績はよかったようです
が、国体などが間に入り、コンディションの調整が難しかったのかも知れません。また地
元山形では、酒田南の會田隆一郎(181 81 右投右打)が目を引きました。コンス
タントに130キロ台後半をマークする速球は、1年生としては立派なものです。打撃も
良く、北照の又野をやや小型にしたタイプです。球速表示ほど速く見えないことや、変化
球(スライダーとチェンジアップ)がまだ今一つという欠点もありますが、来年、再来年
の山形を代表する投手になるでしょう。一方山形中央の横山は、県大会では制球に苦しん
でおり、やや伸び悩みの印象です。
 
    (蔵建て男) ご無沙汰しております、貴重な新チーム情報ありがとうございます。

いろいろ楽しみな選手がいるようですが、やはり横山のような大型左腕は、なかなか上手く育つのは難しいですね。そういった意味では、菊池雄星(西武)などは、本当に上手く秋~春に向けて伸びた選手だと思います。

東北勢の長く厳しい冬を、たくましく乗り越えてきて欲しいものです。
 
 

坂元悠貴投手について

 投稿者:宮崎の巨人ファン  投稿日:2010年10月12日(火)10時54分57秒
返信・引用
   初めて投稿します。
 さて、延岡学園の坂元悠貴投手についてですが、地元の情報筋によりますと、伸び悩みの原因は、

 ①怪我によるもの。
 ②他に有力な投手がいなかった為、少し気が緩んだ部分があった。

そうです。また、↑②に関連して、一時期エースナンバーを剥奪されたそうです。

 坂本投手の変化球については、「カーブしか投げられない」そうです。
 
    (蔵建て男) そうでしたか、個人的には大変期待していた選手だけに、物足りないものを感じておりました。

怪我もあり、少し取り組みにも課題があったんですね。次の環境で、自分をどう磨いて行けるのか、資質は高いものがあるだけに頑張ってもらいたいものです。
 

2010年夏 甲子園28

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年10月12日(火)01時30分6秒
返信・引用
  皆様今晩は。今日は、勤務中から眼の調子が悪く、帰宅後すぐに寝たのですが、未だにまだ本調子ではありません。あまり無理しない程度に軽く更新して、また眠りにつきたいと思います。

△川満 昴弥(沖縄・興南2年)投手 175/70 右/右

(どんな選手?)

選抜優勝後の興南において、島袋不在の投手陣のなか経験積み、着実に成長してきた投手です。凄みこそないのですが、洗練されたマウンド捌きで、今後の活躍が期待されるセンス抜群の好投手です。

(投球内容)

少し上半身主導で肩だけで投げる感じのフォームは気になるのですが、コンスタントに140キロ前後の球速を誇り、手元までキレの好い球を投げ込みます。少し体が突っ込むことがあり、シュート回転する球も少なくないのですが、体ができたら充分にこれは修正可能だと考えられます。

変化球は、縦に鋭く落ちるフォークボールをすでに使いこなせ、ブレーキの効いたカーブなども投げ込みます。もう少し中間球のスライダーなどを使えるようになると、投球が窮屈になることを防げるのではないのでしょうか。

両サイドにきっちり投げ分けられる制球力がありながら、縦の変化も使えるなど、高校生としてはレベルの高い投球ができます。島袋のような投球センスもあり、クィックも1.2秒前後と、完成度の高さを伺わせます。

(今後は)

中背の体格の投手で、一冬越えてどのぐらいの上積みが積めるのか注目されます。まだ体が出来ていると言うほどではないので、一冬越えれば、だいぶビシッとして来ると思います。そうすれば、コンスタントに140キロ台を投げ込める全国レベルの投手に育っていそうです。

現状は、センスが優先しているタイプなので、ドラフト候補と言うよりは、大学進学タイプの好投手にと言う印象はありますが、どうでしょう?いずれにしても、今後も末永く野球界で活躍できる可能性を持った投手、そういった印象を受けました。

△坂元 悠貴(宮崎・延岡学園3年)投手 178/62 左/左

(どんな選手?)

とてもゆったりとして、奥行きのあるフォームから投げ込んで来る本格左腕です。個人的には、1年夏からその成長を楽しみにしていたのですが、球速的にはそれから2年間の間に、ほとんど伸びなかった投手です。

(投球内容)

ゆったりとしたテイクバックから、常時120キロ台後半~130キロ台中盤の速球を投げ込みます。球速表示はイマイチなのですが、それ以上に感じさせる球質はあります。変化球は、曲がりながら落ちるスライダーのみなのですが、この球のキレはなかなか見るべきものがあります。ただこの球が、低めのストライクゾーンからボールゾーンに逃げて行く時は好いのですが、高めに甘く浮いて痛打される場面が目立ちました。

左腕としては、それほどするほど鋭い牽制はみられず。更にクィックも1.3秒台後半と基本的にできません。その分「間」を重視したスタイルで、ランナーを背負ってからのピッチングに課題を残します。

マウンド捌きもよく、両サイドに球を投げ分けることもでき、宮崎予選の30回1/3イニングで、四死球は僅かに3個と言う安定ぶり。それでも痛打されてしまうのは、やはり球威・球速が物足りず、球種も乏しく単調だからと言うことになるのだと思います。

(今後は)

1年夏に初めて見た時は、2年後は上位指名候補としてプロから注目される投手になると思っておりました。その後2年時は確認できなかったのですが、あまり順調な3年間ではなかったのでしょうか?

持っている資質・投手としてのスジも好いと思うのですが、爆発しきれ無かった要因がわかりません。ただ貴重な本格派左腕なので、今後も大学などでの成長・活躍が期待されます。ゆるやかな成長曲線を描く姿に、今後も何処かで出会えることを楽しみに待ちたいと思います。本当の意味で才能が開花するのは、これからなのかもしれません。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2010年夏 甲子園27

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年10月11日(月)04時10分42秒
返信・引用
  皆様今晩は。何故か明日も仕事があるのですが、こんな時間に書き込んでいる管理人(笑)。今日もまったり、甲子園の続きでも。

△吉田 忠浩(徳島・鳴門3年)投手 175/73 右/右

(どんな選手?)

今年の徳島予選5試合をすべて完投して投げ勝ってきたタフネス右腕です。チームから全幅の信頼が置かれている、安定感のある投手でした。

(投球内容)

球速は、常時135キロ前後ぐらいで、何かスポッとミットに収まるようなタイプです。そのため手元でキレや伸びを感じるタイプではありません。その他には、カーブ・スライダーを織り交ぜるオーソドックスなタイプなのですが、ヒット打たれているのは甘く入った返球が多い感じです。

ただ両サイドに適度に投げ分けられるコントロールはあるみたいで、徳島県予選の40イニングで四死球は10個ほど制球・マウンド捌きは安定しております。

(今後に向けて)

特にフォームに癖はありませんし、球速もけして遅くはありません。ただ速球の質・変化球レベル・フォームなど、格別際だつ特徴はないので、上のレベルで何を見出して行けるのかだと思います。地方大学レベルならば、野球を続けて行けるだけのものがあります。そこで志しを高く持って今後も取り組んでゆければ、再び何処かでまた会える気がする投手です。

○真栄平 大輝(沖縄・興南)一塁 179/80 右/左

(どんな選手?)

春・夏連覇した興南の不動の4番打者です。ボールをグシャと潰すような圧倒的なスイングは、今年の高校生の中でも、一番の迫力だったのではないのでしょうか。ただこの夏は、けして状態が良いとは言えませんでした。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.45秒前後ぐらいで、かなり左打者としては遅い選手です。そのため足を売りにすることはありません。ただ遅いながらも、最後までけして勢いを落とさない野球への姿勢は素晴らしいものがあります。

一塁手としても、けして上手くはありませんが、ソツなくこなせる能力があります。沖縄県予選の6試合でも、失策は0と安定。一塁手としてならば、上のレベルでも充分通用しそうです。

(打撃内容)

春季九州大会で、生で観た時に、この選手の凄まじいスイングは圧巻でした。ただその反面、打球がそれほど上に上がるタイプと言うよりは、圧倒的な体の力・振れるスイングで叩き潰すタイプであり、元来はボールを運べる長距離打者ではない気が致します。

甲子園でも、力み過ぎたのか?打球を引っかける場面が目立ちました。調子が悪くなると、打球が上がらないタイプなのかもしれません。あえて夏は、フォーム分析などは致しませんが、その辺は充分改善は可能だと考えます。

(今後に向けて)

一塁手のうえに走力に欠け、本質的に長距離打者ではないことを考えると、やはり高卒プロと言うタイプではないのでしょう。実際進学が濃厚だそうですが、持っている打撃能力・破壊力は、高校球界でも屈指のものがあります。中央の強豪大学に進むのでしょうから、4年間でどんな成績を残すのか、個人的には大変楽しみです。今後も、ずっと見守ってゆきたい選手の1人です。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

神奈川

 投稿者:みなとみらい  投稿日:2010年10月10日(日)14時50分54秒
返信・引用
  来年の神奈川は本格派大型右腕

斎藤(横浜高)
服部(横浜商大高)

この2人に尽きるでしょう

秋の神奈川大会準決勝、横浜ー商大戦でのこの2人の投手戦はホント素晴らしかった
横浜5安打、商大7安打、スコアは2-1で横浜が勝ちましたが
服部を甲子園で見たかったというのが本音です
 
    (蔵建て男) 来年の神奈川は、この2人なんですね。2人も上位指名候補として、来年大いに期待されてそうで、個人的にもぜひ生で確認したいところです。  

秋季千葉県大会

 投稿者:千葉県元球児  投稿日:2010年10月10日(日)12時57分2秒
返信・引用
  蔵さん、大変ご無沙汰しております。
最近は野球と離れた生活を送っており、秋季千葉県大会も知らず知らずのうちに決勝を残すのみとなっておりました。

【3回戦】
専修大松戸‐習志野
「吼えた!ねじ伏せた!上沢、習志野を完封」
http://www.hb-nippon.com/chiba/report/555-hb-chiba-game2010/6999-20100921001

【準々決勝】
千葉経大附‐千葉明徳
「千葉経済が千葉明徳の好投手・鈴木を攻略!」
http://www.hb-nippon.com/chiba/report/555-hb-chiba-game2010/7109-20101007001

木更津総合‐千葉英和
「木更津総合、壮絶な打撃戦を制し、ベスト4進出!」
http://www.hb-nippon.com/chiba/report/555-hb-chiba-game2010/7110-20101007002

そして迎えた昨日の準決ですが、
千葉経大附8‐4東海大浦安
木更津総合7‐2専修大松戸(7回降雨コールド)
となり、千葉経大附と木更津総合が関東大会出場へ駒を進めました。
戦前の予想では持丸監督が就任3年目?を迎え、千葉県No1右腕の上沢を筆頭に、タレント揃いの専修大松戸の評判がかなり高かったんですが・・・
木更津総合と千葉経大附の打線はかなりハイレベルのようです。共に投手陣が課題のようですが。
他のところでは千葉明徳の鈴木。
MAX148キロとの情報もあり、準々決勝では本来の姿とは程遠く、千葉経大附打線に捕まってノックアウトされたようですが、上沢同様、非常に楽しみな右腕が出てきました。
 
    (蔵建て男) ご無沙汰しております。千葉明徳のピッチャーは、そんなに速いですか。習志野投手も素材は好いですし、来年の千葉球界は楽しみですね。春季大会で、ぜひ彼等の成長を生で観てみたいと思います。  

2010年夏 甲子園26

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年10月10日(日)08時55分19秒
返信・引用
  皆様おはようございます。まだ大会4日目の第四試合のレポートなので、まだ半分ぐらい甲子園レポートが残っております(笑)。さて、今日もまったり甲子園レポートの続きから。

△岩元 俊樹(高知・明徳義塾3年)投手 178/75 右/右

(どんな選手?)

絶対的なエースがいなかった明徳義塾において、エースナンバーを付けていた投手です。テイクバックは小さめでスケールはないのですが、140キロ前後の球をコンスタントに投げ込みます。

(投球内容)

常時130キロ台後半~MAX141キロを記録するように、ボールにはそれなりに勢いがあり、球速・球質は悪くない投手です。変化球は、しっかり身体を捻り出すフォームではないので、横滑りするスライダーとのコンビネーションのみ。球種は少なくやや単調な印象はあるのですが、大まか両サイドに投げ分けられるコントロールがあり、被安打が少ないのが特徴です。

投球の殆どが、真ん中~高めのゾーンにしか行かないのが気になるのですが、両サイドへの投げ分けに狂いがないので、連打を浴びる可能性が低いのでしょう。その辺の力量が買われて、安定感でエースナンバーをもらっていたかもしれません。まあ球種が少ないことからも、先発よりもリリーフでの登板。試合終盤の緊迫した場面を中心に起用されていたのかもしれません。牽制も鋭く、マウンド捌きにも破綻はありませんでした。

(今後に向けて)

すでに投手としては、それなりのレベルには到達しております。今後は、攻めのバリエーションなどを増やしつつ、特徴のある投手になっていって欲しいと思います。比較的地味なタイプなので、関東や地方の有力大学に進むと言うよりは、少し劣る実力校で腕を磨きたいタイプでしょうか。体格的にもバランスが取れておりますし、まだまだ良くなる可能性は秘めていると思います。今後も地道に伸びて来ることを期待して、そっとその時を待ちたいです。

△シング・アンドリュー(高知・明徳義塾)右翼 178/75 右/右

(どんな選手?)

腰の座った構えから繰り出す強烈な打球と、強肩を活かした身体能力の高さが自慢の選手です。ドラフトに向け、プロ志望届けを提出した将来楽しみな外野手です。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.6秒弱(左打者換算で4.3秒弱)程度と言うことで、基準レベルよりはやや劣ります。その辺は、高知予選5試合で、0盗塁の数字からも読み取れます。

右翼手としては、それほど打球への反応や勘が優れているようには感じられませんが、地肩の強さには目を見張るものがあります。上のレベルでも、肩を売りにできる強さがありそうです。

走力・守備力ではアピールするほどのものはありませんが、肩と言う天性の資質を持っているのは魅力です。

(打撃内容)

身体が強いので、打球は強烈です。昨秋見たときは、内角の難しい球を引っ張ってレフトスタンドへ放り込むパンチ力で魅了しましたが、この夏にはライト方向にも強く打ち返すなど打撃の幅が広がってきました。

以前よりも深く腰を沈まなくなった気が致しますが、スクエアスタンスで、グリップを高めに添えた強打者スタイル。バランスの好い構えが、印象的です。

仕掛けは「遅すぎる仕掛け」を採用しておりますが、日本人にはない筋力の強さとヘッドスピードがあり、その辺は気にしなくて良さそうです。ギリギリまでボールを引きつけて、小さなステップで踏み込みます。残念なのは、踏み込んだ足のつま先が開いてしまっていることでしょうか。もう少し内に力を溜め込めることができると、打撃の内容も変わってきそうです。

打撃の準備段階であるトップ自体は浅いのですが、上からボールを捉えるまでコンパクトで無駄がありません。それでも腕力の強さを活かして、強くバットを振り抜きます。目線もブレないのですが、あとは開きを我慢できれば、かなり変わってきそうです。如何にも日本人が真似できないタイプの打撃フォームをしております。

(今後は)

肩とシンプルな打撃を活かし、何処まで伸びるか注目したいです。ただ肉体の資質に優れているだけでなく、ボールを見極める選球眼にも優れた資質を秘めております。これに技術と経験が磨かれば、将来打撃でアピールできるレベルまで到達できるかもしれません。けして長距離タイプではないのですが、身体に強さがあるので、それだけでボールをスタンドに叩き込める資質もあります。

プロ志望届けを提出していることからも、将来的には四国アイランドリーグあたりを視野に入れているのかもしれません。打つ方の資質と肩と言う武器に、どんどん進化を続けて欲しいところです。これからも、その成長ぶりを確認できたらと思っております。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2010年夏 甲子園25

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年10月10日(日)00時08分0秒
返信・引用 編集済
  皆様今晩は。せっかく休日も、ハードディスクに溜まったドラマを4本も見ていたら、一日終わってしまいました。何故かドラフトが近づくと、更新以外のことがしたくなる管理人です。ではでは、今日もまったりと甲子園レポートも続きでも。

△田村 和麻(埼玉・本庄一3年)投手 182/80 右/左

(どんな選手?)

投げては140キロ台の速球を投げ込み、打ってはチームの3番打者として、強烈な打球を放つ投打の要的存在です。

(投球内容)

オーソドックスなフォームから、常時130キロ台後半~MAX143キロの球速を誇るなど、球威・球速はそれなりのストレートを投げ込んできます。ただその球速表示ほど球が来ないので、あまり存在感の感じない速球なのが残念。変化球は、90キロ台のスローカーブも織り交ぜるも、大半はスライダーとチェンジアップ中心です。

外角中心に、適度に球を集めることができます。右打者には、外角高めに速球とスライダーを、左打者には外角にチェンジアップを多投する配球。埼玉予選の7試合の50イニングで、四死球は7つ。実にイニング対し1/7以下なのですから、四球で自滅するタイプではありません。ただマウンド捌きには、それほどセンスは感じませんし、球速、投球内容の割に、インパクトに欠ける投球をするのは何故でしょうか?

(今後は)

一定レベルの基礎技術はあるのですが、ストレートの質が悪いので、奪三振も少なくもの足りません。この球質の改善を図りつつ、何か武器になる球を身につけたいものです。上半身と下半身のバランスが取れたフォームになってくれば、球質も変わって来るものと思われます。地力はありそうな投手だけに、大学などで大きく化けるかもしれません。そういったことを密かに期待したい投手でした。

○北川 倫太(高知・明徳義塾2年)左翼 185/82 右/左

(どんな選手?)

1年秋から、チームの4番を任される強打者です。特に広角に打ち返す中距離打者なのですが、ボールをインパクトの際にしっかり押し込める打撃には、見るべきものがあります。凄みよりも、上手さが光るタイプです。

(守備・走塁面)

ただこれだけの打力を誇りながらも、一塁まで塁間は4.6秒前後と、左打者としては遅いです。その辺は、高知予選の5試合で、盗塁0個の数字でも証明。けして、足を売りにできるタイプではありません。

以前よりは、打球に対する反応・キャッチングは上手くなってきました。それでも高校生としては並レベル、上のレベルを意識すると中の下レベルぐらい。また肩も、中の下以下であり、けして強いとは言えません。そう考えると、守備・走力の能力は低く、来年ドラフト候補として注目するには、スペックが物足りないことは否めません。

(打撃内容)

物凄くボールを捉えるミート力が非凡だとか、ボールを飛ばす能力が図抜けていると言うよりは、甘い球を逃さず押し込む「鋭さ」に磨きがかかってきました。

スクエアスタンスで、懐深くバランスよく構えます。仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用するなど、以前は「遅すぎる仕掛け」を採用していたのですが、だいぶ動作に時間的余裕が生まれました。打撃に「間」が取れるようになり、緩急などの対応が上手くなり、打撃の幅が大幅に広がってきています。真っ直ぐ踏み込んだ足下が以前はブレていたのですが、今はカカトを地面にめり込ませることで、だいぶロスが減り打ち損じも減りました。

少しバットを「トップ」の位置まで持って来るのが遅れ気味でしたが、ボールを上から叩けるようになり、以前よりもスムーズにボールが捉えるられるようにスイング軌道を修正。そこからインパクトの際にしっかりボールを押し込みつつ、大きな弧を描いてボールを叩きます。フォロースルーの形などを見ると、遠くにボールを運ぶタイプと言うよりは、強い打球で野手の間を抜けてゆく中距離タイプ。あとは、目線のブレが大きいので、頭の動きが小さくなると、技術的には極めて完成度の高い打者になると思います。

(今後に向けて)

昨秋に比べると、見違えるほど打撃技術を向上させて来ております。そういった意味では、同じ2年生の左の強打者である中内 大登(英明)や丸子 達也(広陵)などと比べても技術は、完全に上です。

ただ守備・走力のレベルが低いのと、本質的に中距離打者と言うポイントからも、来年プロに行けるタイプかと言われると疑問が残るところ。大学などで実績を残すことで、その実力を証明してゆくタイプかもしれません。ただ現2年生世代では、すでに全国トップランクの打力であるのは確かで、これからもその進化ぶりを期待して見守ってゆきたい選手でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

雨中に散った下町のダルビッシュ

 投稿者:DINAMO-JIN  投稿日:2010年10月 9日(土)23時29分0秒
返信・引用
  行こうか止めようかギリギリまでかなーり迷いましたが、夜半から降り続く雨が一旦は小降りになったので、向かいました!昭和市民球場!
昭島市民球場は初めて足を運びましたが、駅からかなり近いのがGood!です。スタンドはかなり小さく5000人も入るかどうかぐらい。先日、帝京が国士舘に敗れたのが確かここの球場だったと思いますが、きっとスタンドは人で埋め尽くされていたのではないでしょうか。本日は雨模様ということもあり、両校応援以外の観客はまばら。おかげで他人に支障なく傘を差して観戦できました。


本日のお目当ては吉本祥二【足立学園/②/186-75/右投右打】投手。
夏の東東京大会緒戦で4回を投げて10三振を奪った投球が紙面にも取り上げられ、一躍注目を集める存在となりました。長身からMAX143㌔の速球を投げ下ろす本格派で、「下町のダルビッシュ」なんて書かれた日には一度は生で観たくなるというモノ。この秋のブロック代表決定戦では“都立の雄”城東を1安打完封して都本大会に進出しているということで、成長度合いにも期待ができそうだし気になるところ。とはいえ相手の東亜学園はそこそこの強豪校。勝ち進めるかどうかが微妙な相手でもあるだけに、意を決して足を運んだという次第です。

マウンド上の吉本は186cmの長身ということもあって、なかなかに見栄えがしますが、左膝がグッ!っと高く上がるフォームからしなやかに前で腕を振って投げ込むボールは、目測で常時130~137,138㌔ぐらいの速さ。時折「オッ!」っと目を見張るようなボールがきてましたが、或いは140㌔近いスピードがあったかもしれません。投球はほとんどがそのストレート主体。個人的にはダルビッシュというよりも、何となく岩隈(東北楽天)の高校時代を少し思い出すような感じでした。

2回にポテンヒットと四死球で満塁にして暴投と内野ゴロで2点を先制されますが、以降は立ち直り投手戦の展開に。四死球は与えますが、クリーンヒットを許さず5回終わって2-1で東亜学園がリードという接戦でした。が!6回裏再びヒットや四球でピンチを招き、9番投手の代打に押し出し四球を与え4点目を失ったところで降板。後続投手も打たれこの回一挙6失点を喫したのが響き、チームも1-8の7回コールドで敗退となりました。

開始から終了まで強弱はあったモノの絶えず降り続ける雨は、確かに本格派の吉本にとっては少々酷だったかもしれません。しかし、奪三振が一つもなかった(たぶん)ことからも分かるように、それなりのレベル相手ではまだまだ牛耳れるほどのボールの威力はないかな…というのが正直な感想。降板した段で打たれたヒットはわずか5本でしたが、四死球は4つずつぐらい。雨模様を考慮しても投球はまだまだ荒削りでした。

ハマったボールを投じた時の腕の振りには観るべきモノがありましたが、下半身や体幹はまだまだしっかりとした芯が備わってない感じなので鍛える余地がありそうです。逆に一冬超えてそのあたりがドッシリしてくると、体格にも恵まれるだけに、かなりの本格派になりそうな印象でした。


ドラフト候補とは外れますが、東亜学園で目に付いたのが2番の林建太選手(たぶん)。身長は恐らく160cm以下ではないでしょうか!?右投左打で小さな2番センター。とくれば思い出すのが昨年の花巻東の佐藤涼平選手。林も同じように小柄ながらなかなか俊敏な選手で、本日ヒットはなかったと思いますが、じっくり吉本のボールを見て四死球を選び再三出塁していました。繋ぎ役として良い働きをしていたと思います。
 
    (蔵建て男) 吉本祥二は、夏の修徳戦で生で観ました。このときは、計測したところ140キロ台を越えていたと記憶しております。スラッとした投手体型にはセンスを感じますし、一冬越えてビシッとして来ると、かなり楽しみな本格派だと思います。
足立学園自体、指導者も悪く無さそうな印象ですし、彼の成長には大いに期待です。東京では屈指の素材になるのではないのでしょうか。

佐藤涼平選手、ナイスガイでしたね。こういう選手は、プロ云々を越えて野球の醍醐味を思い起こさせてくれますね。林選手のプレーぜひ確認できたらと思います。
 

愛知大学野球リーグ

 投稿者:ブーマー・バフィー君  投稿日:2010年10月 9日(土)17時49分38秒
返信・引用
  この地区の大学野球リーグは、1部入れ替え制になっています。
(下位2チームが2部の上位2チームと入れ替え戦を行います。)
リーグのレベルも非常に高く、プロ・社会人ともに活躍する良い選手を多く輩出しています。
名城大には、阿部健太朗投手(4年伊香)以外にも、荒削りの189cmの大型で本格派の丹羽貴裕投手(4年杜若)がいます。
(ただ、変化球と制球力に課題が多く、社会人に進んで伸びて欲しい投手ではあります。)
むしろ、名城大には、3年生以下の下級生に注目したい選手がいます。
本格派左腕下平将一投手(2年東邦)は、2008年の『夏の甲子園』で、当時2年生だった長崎・清峰高の今村投手(現カープ)と2回戦で投げ合い、5-4で完投し、投げ勝っています。
身長は、173㎝と高くはありませんが、1部リーグに復帰したこの秋のリーグでも、阿部投手と共に、主戦で投げています。
(今後の成長が、非常に楽しみな投手の1人だと思います。)
また、1年生には、小泉泰樹選手(常葉学園橘)がいます。
昨年の『夏の甲子園』で、今宮のいる明豊高相手に、好試合をした庄司投手(現カープ)擁する常葉学園橘高の俊足・巧打で活躍した2塁手です。
(チームの主将も務め、この大会では、3試合12打数7安打率583でした。)
名城大学からは、清水・山内(いずれもドラゴンズ)といったプロ野球選手もいるので、今後も注目したいリーグであり、楽しみなチームの一つです。
 
    (蔵建て男) 愛知リーグは、一部・二部など非常に人材が豊富なリーグですよね。この層の厚さは、全国的に見ても東都二部に次ぐぐらいのレベルがあるのではないのでしょうか。

今年も、愛知の大学球界から指名される選手がでてくるのか密かに期待したいと思います。
 

2010年夏 甲子園24

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年10月 9日(土)07時53分36秒
返信・引用
  皆様おはようございます。今週も全国的に天気が冴えないとのことで、観戦は取りやめ、更新をシコシコ行って行きたいと思います。

△岡部 直人(三重・いなべ学園2年)投手 170/60 左/左

(どんな選手?)

小柄ながら、勢いのある速球と強烈な打球を放つ打撃で、攻守に才能を秀でた選手です。すでに完成度の高い選手でもあり、新チーム以後の活躍が期待される存在です。

(投球内容)

腕を強く振れるのが魅力のサウスポーであり、勢いで押す投球が身上です。その反面、体が突っ込んで、一辺倒になるきらいがあります。球速は、コンスタントに130キロ台後半~MAX140キロぐらいを記録し、思わず高めに来た球は振ってしまう怖さがあります。

変化球は、ほとんどがスライダーとのコンビネーションで、カーブをたまに投げる程度といった感じです。ただ細かい制球力はないのですが、ボールは適度に散っており、甘いところに入らないのが好いです。三重県予選でも22イニングで四死球は6個と、イニングに対し1/4強ぐらいと悪くありません。現状は、試合を作ってゆくような先発型ではないように見えますが、新チーム以後はそういったことも求められるでしょう。そういった時に、どんなピッチングを魅せるのか注目されます。

(今後に向けて)

新チーム以降は、三重を代表する投手、あるいは東海地区を代表する左腕として注目されそうな存在です。ただ上背がないのと、投球の引き出しが少ないので、その辺がこの一年でどのぐらい変わるかだと思います。体も小さいので、一冬越えて一回り二回り大きくなってくるのか注目されます。また野手としても、非凡な打撃センスがあるのですが、走力が塁間4.4秒弱と早くないので、その辺を考えると、希少価値から今後も投手としての活躍が期待されそうです。

○前田 克樹(高知・明徳義塾3年)投手&遊撃 178/72 右/右

(どんな選手?)

昨秋見た時は、背番号5をつけていた選手ですが、この夏は遊撃手として更に甲子園緒戦の本庄一戦でも先発のマウンドに上がりました。

(投球内容)

ポンポンとテンポ良く投げ込んで来るのが、この投手の一番の良さ。それでいて、足をジワ~と引き上げるなど、投球フォームの緩急が使える選手です。少々野手投げなフォームなのですが、頭を使って工夫しているのが伺える選手です。

投球フォームの割に、しっかり手元までキレて来る球質です。球速もコンスタントに130キロ台後半~140キロ台を記録し、球速・勢いを兼ね備えます。変化球は、鋭く切れ込むスライダーとシンカーのような球があります。

細かい制球力はありませんが、両サイドに投げ分けることができます。特に高知予選では2試合のみの登板でしたが、14イニングで四死球は僅か1個とコントロールで自滅するようなタイプではありません。野手が投手をやっているようなフォームですが、その割に頭を使って投げたり、投手として大きな破綻がないのは魅力。

(今後に向けて)

大学などに進んで、本格的に投手に専念すれば、まだまだ伸びる要素はあると思います。現状、速球とスライダー投手との印象が強いのですが、カーブやチェンジアップなど、もう少し緩急が使えるようになると楽しみです。球速も常時145キロ前後は出せるようになりそうですし、その時に実戦的な術も平行して磨ければ、ひょっとすると3,4年後にはドラフト候補になり得る可能性を秘めております。それなりの野球環境で続ける選手だと思うので、今後も密かに期待して見守ってゆきたいと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

(無題)

 投稿者:佐賀者  投稿日:2010年10月 8日(金)12時58分16秒
返信・引用
  唐津商 北方悠誠
178cm73kg、本格派右腕。
最速149㌔の威力ある直球を主体にカーブ、スライダーを織り交ぜる。
秋季佐賀大会優勝。
防御率1.20 被安打率3.40 奪三振率7.20 四死球率6.00

高校に入学後1年半ほどで球速15キロ以上アップで
一冬越したら150キロ越えすると思います。
 
    (蔵建て男) 残念ながら、全く知らない選手ですが、佐賀にそんな速い投手がいるんですか。順調に一冬越えて評判になるようならば、ぜひ来春は見てみたいと思います。  

2010年夏 甲子園23

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年10月 8日(金)03時46分21秒
返信・引用
  皆様今晩は。三週間後にドラフト会議があると言うことで、高校生や大学生は、プロ志望届けを出した選手を中心に、優先的に個別寸評を作成したりしようかなと思います。ただ今回の2人は、ドラフトが近くなければ、個別寸評で取り上げても好かった選手達です。

○長谷川 陽亮(福井・福井商3年)投手 182/80 右/右

(どんな選手?)

昨年の甲子園でも140キロ台の速球を投げ込み、早くから北信越を代表する投手として、プロからも注目されてきた本格派です。

(投球内容)

少し肘が下がって出てくることが多いのが気になるのですが、コンスタントに130キロ台後半~MAX145キロを記録する球速・伸びには見るべきものがあります。その反面、やや球威などに欠け、投球フォームからもボールを合わせやすい側面もあり、球そのものとしては、それほど威圧感は感じません。

変化球は、スライダーとのコンビネーション。この球も空振りを誘うと言うよりは、カウントを稼いだり、変化をつけるためのアクセントとしての役割を果たします。これだけの非凡な球速を誇っても、福井県予選ではイニング数を越えるような奪三振は奪えませんでした。そう彼の一番の課題は、単調な投球スタイルにあります。

ただこの選手、牽制はややモーションが大きく並なのですが、クィックは1.0秒台前半と極めて素早く、フィールディングも機敏と運動神経は高そうです。また最後まで全力で駆け抜けるなど、プレーへの貪欲さも感じます。ただそういった姿勢・運動能力はありますが、野球センスに少し欠けるタイプなのかなと思います。

制球力は、福井予選でも23回で、四死球14個とイニングの2/3弱とかなり悪いです。
マウンド捌きも、けしてセンスを感じさせるタイプではなく、現在は破綻のない程度といったレベルでしょうか。見ていても、無駄な球が多いなあと気がしてきます。

(今後に向けて)

プロ志望届けも提出しておりませんが、高卒プロには時期尚早であるように思えます。まずは、相手に嫌がられる投球を意識しながら、実戦力を高めて行って欲しいと思います。すでに140キロ台を連発できるように、ポテンシャルの高さは確かです。上手くスケールを増しつつ実戦力を磨けたら、3,4年後はプロをも視野に入れられる選手だと期待しております。今後の更なる飛躍を期待したい、有望株でした。

○近藤 佳史(三重・いなべ総合3年)投手 178/76 右/右

(どんな選手?)

早くから、三重屈指の好投手の1人として注目されていた投手です。それほど体は大きくないのですが、ボールを投げ降ろして来る豪快なフォームをしております。

(投球内容)

腕を強く振れ、ボールを投げ降ろして来る投球フォームには、力感が感じられます。その反面、体が突っ込んで来ることが多く、下半身とのバランスに課題を感じます。

球速は、130キロ台中盤~140キロぐらいと、見た目ほど球速は出ておりません。ただ投げ込まれる球には球威があり、それ以上の威圧感は感じさせる実戦的な球を投げ込みます。

変化球は、スライダーとチェンジアップ。特に左打者からは、このチェンジアップで三振を奪うケースが目立ちます。制球力も適度に両コーナーに散っており、これに縦の変化が加わるようだと楽しみではあります。牽制も鋭く、落ち着いたフィールディング・クィックも1.15秒前後と基準以内。マウンド捌き・制球力共にそれなりで、総合力は高い投手でした。

課題は、それまで自分のリズムで好投していても、一気にビッグイニングを作ってしまったりと単調に陥るところでしょうか。自分のペースで投げられる時は良いのですが、相手のペースに乗ってしまうと、それを打開する術・経験が物足りない気が致します。そういった踏ん張りを身につけられるのかが、これからの最大課題なのかもしれません。

(今後に向けて)

現状、総合力でまだ力不足を感じます。球速・セルフコントロール・バリエーションの増加・下半身の使い方など、課題も少なくありません。

課題克服のためには、大学や社会人などに進んで鍛錬する時間が欲しいです。ただ素材としては面白い選手であり、3・4年後プロをも充分視野に入れられる有望株です。個人的にも好みのタイプであり、着実に成長されることを期待したいです。志しを高く持って、有力大学や社会人など、レベルの高い世界で野球を続けて欲しい選手でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

愛知と岐阜の大学リーグ

 投稿者:kimi  投稿日:2010年10月 7日(木)23時56分53秒
返信・引用
  蔵さんこんばんは、
すっかり間があいてしまいましたが、9月18日と19日に岐阜と愛知の大学野球を観てきましたので簡単ですがレポートです。

18日は愛工大グラウンドに足を運びました。
第1試合は愛知学院大が名商大に3-2でサヨナラ勝ちしました。浦野と水野の好投手の投げ合いなので楽しみにしていたのですが、お互いあまり調子が良くなかったのか、毎回のようにランナーを背負う苦しい投球でした。水野は2年のときからフル回転してきた疲れからなのか、4年生になってからはあまりよくありません。希少なアンダースローなので、どこかで続けてほしいです。

第2試合は名城大のエース阿部健太朗(4年 伊香)がまずまずの好投をみせました。8月に明大グラウンドに遠征してきたときにも観ています。このときは明治の一軍相手に好投し、あとワンアウトの場面で追いつかれはしましたが、9回を完投して2失点でした。
がっしりした体格から重そうな球を投げ込みます。ストレートは140弱、スライダーにフォークがあり、時折カーブを投げます。制球はややアバウトなのですが四球で自滅するタイプではないです。ただ空振りをとれる球筋ではなく、三振が少ないのがネックです。この日は球場を後にした7回までで4つほど、好投した明大戦ではひとつだけでした。ほとんどが高めのボール球を振らせてのものです。
素材としては面白いのですがドラフト候補としては物足りず、現状は社会人でといった感じでしょうか。


続いて19日の岐阜大学リーグのレポートです。
中京学院大の池ノ内を観戦できる最後の機会でしたが、残念ながら登板しませんでした。2年の秋から各シーズン一度は観ており、最後のシーズンだったので投げてほしかったです。この日の時点で登板したのは先発した岐阜大戦のみだそうです。引退したわけではないとのことでしたが、春に覚醒した投球をみせていたので期待したのですが・・・。
今月に入ってプロ志望届を出しました。この大学からは社会人に進む選手も多分いなかったですし、育成でもいいのでどこかの球団に指名されてほしいです。

相手の中部学院は7番一塁で杉島隆文(2年 市岐商)を起用していました。3の0でまだまだ大学レベルの変化球に対応できていなかったのですが、力強いスイングは健在でした。先発した右サイドの大沼(2年 横浜隼人)は8回を7安打1失点でした。被安打は多いのですが、テンポ良く両サイドに投げるので早いカウントでの凡打が目立ちました。1年時から2戦目の先発を任されていることもあり、風格が出てきた感じです。

岐阜経大や中京学院大は下級生を積極的に使っていました。岐阜経大の吉田研斗(2年 大垣日大)や吉本将斗(1年 寒川)、松本拓真(1年 明豊)は主力として活躍していましたし、中京学院の4番を打つ澤登勝(1年 右/右 177/80 塩山)、最終回に登板した川辺拳志(1年 右/右 182/77 大垣日大)、小熊大翔(1年 左/左 170/64 堀越)も高校時から思い入れのある選手なので期待したいです。
 
    (蔵建て男) 秋には、愛知・岐阜の大学リーグ遠征も視野に入れておりましたが、資金不足・体調不良で断念でしているだけに、貴重な情報ありがとうございます。

池ノ内の投球は、私も気になっていたのですが残念でしたね。あと個人的に気になっているのは、福井工大の川端と言う投手。共にプロ志望届けも提出しているとのことで、果たしてドラフト当日に指名があるのか気になるところです。
 

秋季沖縄大会3

 投稿者:半島  投稿日:2010年10月 7日(木)12時57分57秒
返信・引用
  蔵さんこんにちは。
もう知っているかもしれませんが、沖縄は興南が優勝しました。まぁ強いですね。去年ほど圧倒的な感はないのですが、打線もまだ迫力には欠けますしミスも結構ありますので、何というかこのチームには勝てないなと思わせるものがあります。新チーム移行してまだ日も浅く途中に国体などを挟みながらで我喜屋監督もずっと見ていたわけではないのですがね。メンバーが殆ど変っても相変わらずの興南らしさを発揮するのですからこのチームの選手はホント鍛えられているなという印象です。
もう1校はあの東浜がいたとき以来となる沖縄尚学です。やはり安定した投手陣を背景に接戦を勝ち上がってきました。また試合が進むにつれ打線も勝負強さを出してきました。ある程度夏から出て主力だった選手も残っているのでそういった選手が力を発揮したかなと思います。ただ、エースの與座が脇腹痛ということで不安定な投球でしたので、ちょっと九州を勝ち抜くには不安があるかなと思います。恐らく総力戦になるでしょうね。

今回は糸満の選手と与勝のエース投手です。
まずは糸満から
神里 和毅(2年 175・69 右・左 右翼手)
スラっとしており投手かと思わせる選手です。
グリップは頭の位置くらいで軽く捕手寄りにし、スクエアで構える。背筋もしっかり伸ばし膝も適度に余裕を持たせて体格もあり雰囲気のよさを感じます。投手が着地するくらいに始動し、足をあまり上げずグリップもあまり動かさずスイングしてきます。スイングは大きく振り切ってきますしまずまず鋭いものがあります。打球などを見るとリストも強そうな印象ですし、腰の回転も強そうです。ただ、足元は堪えることが出来ないでしょうか。膝はそれなりに柔らかく使えるように感じました。頭の位置はあまり変わらないので選球眼も良さそうです。ボールも最後までしっかりと見ていますし集中力も高いですね。
観戦していた試合では相手投手のレベルがいまいちではありましたが、直球をしっかりと引きつけ叩いてライトからレフトへ強烈な風が吹いてるにも関わらず左中間を深く破る打撃を見せるなど、なかなかのセンスを持っていると思いました。
足も速く、上手くすっと走ってきます。守備に関しては良く分かりませんでしたが、ポジションから肩は強いのでしょう。
まだまだ細身で体はそこまで出来ていませんが、身体能力は高そうですし良いものを持っている選手だと思うので期待したいです。
宮城 知秀(2年 178・74 右・両 左翼手)
県内でも注目度の高い選手ですね。身体能力は高いですし、良いものは持っているけれども・・・とも感じさせる選手です。
夏に比べてクローズをスクエアに変え、スイングも妙な強引さがなくなりました。
以前のようにシャープに振ってきている印象です。ただ、それでもアッパー気味ですし、外の球はあまり叩けないように思います。
まぁ彼は間違いなくアベレージタイプだと思いますし、変に強引さが無くなったのは良かったのではないでしょうか。
試合では1打席目で出塁すると初球に盗塁を決めるなど新チームになって積極的なところが出てきました。また走塁も相手のミスも見逃さず次の塁を陥れるなど意識が高くなってきたように思います。
守備に関してはショートを任されておりましたが、良く分からず。ただ足運びや肩などは悪くないのでこのポジションを任せられるだけの身体能力はあるでしょう。
全体的に夏に比べると良くなってきたとは思いますが、とはいっても根本的に淡白さが残ってますし彼の場合はどこまで実践的な面を試合で出していけるかが今後のポイントになりそうです。

続いては与勝のエースです。
松元 勇樹(2年 176・80 右・右)
1年生のころから速い球を投げると評判の投手だったようで、昨秋見ましたがまぁ馬力は確かにあるなという感じの印象でした。ただ、この夏は興南相手に中盤まで好投して力を見せました。
振りかぶって足をすっと上げて軽く溜める。膝も適度に曲がっておりバランスは悪くないだろう。膝もつま先も2塁方向に向き捻ることを意識しているようだ。この状態でお尻を落とし、あまり蹴る動作をせずに足を曲げたまま着地するタイプだ。重心が下がってはいるが軽くインステップ気味で着地は速くあまりステップ幅もなく体重移動は小さそうな印象。グラブを空に向け打者に対して正対して使ってはいるが開きはそこまで速くはないか。テイクバックはまずまずなのだが腕と右肘のラインが下がっているような感じで後ろにまだ入っているのでちょっと右肩の負担は大きいのかもしれない。1年の頃から噂は聞くが怪我も多いと聞いていたが、肩の怪我ではないだろうか。肘はしっかりと鋭角に使えており、オーバーから投げ込みしっかりと振りきっているので体重ものっているだろう。しかしグラブの抱えはいまいちで甘さが残り体が一塁側へ流れることも多いので投球後のバランスはあまり良くない。
直球はまずまずキレがありますし高めでも振らせる勢いがあります。最速は130後半は出せますが、平均は130前後です。
変化球はスライダーとカーブで、スライダーが決め球の投手。横滑りしていき手元で曲がるので空振りを奪えるものです。
球種は少ないですが、制球はそれなりに良く縦と横が使えるので上手く投げ分け抑えています。
牽制やフィールディングなどのターンや動きは鋭いですが、送球が妙に引っかかっているような印象で低かったり高かったりと安定していません。マウンド捌きは安定しています。
個人的には負担の大きそうなフォームで体もそれなりにがっちりしていますし、いまいち素材としてはどうなんだろうなって感じさせる投手ですね。
まぁ力があるのは間違いないですし、予想を裏切りぐんと伸びていって欲しいです。
 
    (蔵建て男) 沖縄では、全国を勝ち抜くノウハウが、幾つかの学校で出来上がりつつあるように思えます。ですからそういった学校に戦力が整った時は、やはり他県の学校にとっては驚異ですね。

我喜屋監督の野球は、この夏一つの完成形を作り出したと思うのですが、また次の世代にいかに引き継がれてゆくのか興味津々です。秋季九州大会の沖縄勢の戦いっぷり期待しております。
 

2010年夏 甲子園22

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年10月 6日(水)20時30分59秒
返信・引用
  皆様今晩は。思ったように体に力の入らない管理人。今後の観戦場所を何処に絞るか悩んでおります。今日も甲子園の続きをまったりと行って行きたいと思います。

△吉田 将之介(富山・砺波工3年)投手 184/76 右/右

(どんな選手?)

長身から繰り出すMAX142キロを武器にする投手です。この夏の富山予選では、エース・健名の故障もあり5試合に登板。通算9イニングとリリーフ中心の登板だったようですが、自責点は1点と安定してました。

(投球内容)

かなりギクシャクした感じの動きで、ボールを担いで投げる感じの癖のあるフォームです。球速は、常時130キロ台~MAX140キロ。ただ、まだまだ球速ほどの球質はないように思えます。変化球は、スライダー・チェンジアップなど。球は適度に散っておりますが、制球力はけしてよくありません。

クィックも1.15~1.3秒ぐらいとバラツキがあり、フィールディングもイマイチ。牽制はそれなりに鋭いです。試合をまとめるセンス・制球力に課題があり、まだまだ恵まれた体格を生かし切れているとは言い難いです。

(今後は)

大学などで野球を続けた場合、指導者や環境次第で、どのぐらい変わるかは微妙です。かなり癖のあるフォームなので、その修正は厳しく、どう転ぶかは予測が困難。それでも我流でここまできたフォームなのでしょうから、資質は高いものがあるのでしょう。地方大学向きの素材だとは思いますが、体格にも恵まれているので、球は速くなるかもしれませんね。単なる素材型で終わらず、確かな実戦力も兼ね備えた逸材に育って欲しいものです。

○中園 洋輔(三重・いなべ総合3年)捕手 180/80 右/左

(どんな選手?)

中学時代は、中京大中京の森本隼平投手とバッテリーを組み、硬式野球で全国ベスト4。メキシコで行われた世界大会の日本代表として活躍した経歴の持ち主です。チームの4番・捕手として、まさにチームの攻守の要的存在。

(ディフェンス面)

どっしりと存在感のある構えで、ミットを示したあと下に下げることなく捕球いたします。特に素晴らしいのが、ボールをしっかり押し込みながら捕球できる力強いキャッチング。ただその反面、落ちて行く球に対し上から被せるようなキャッチングは少々気になりました。ワンバウンド処理など動きも悪くないのですが、けしてフットワークを生かすタイプではありません。投手に強くボールを返し、オレに任せろといった力強いタイプです。ただ2試合ほど試合の模様を見たのですが、いずれもスローイングの機会がありませんでした。地肩が、どの程度かわからなかったのは残念です。機会があれば、三重県大会の別の試合を観て、補足できればと思います。

(打撃内容)

少し脆いというか粗い印象は受けますが、打球は力強いものがあります。スクエアスタンスでバランスよく構えます。仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用。典型的な長距離打者の仕掛けで打ち出しますが、実際見ていると、それほど打球が上がるタイプには見えません。

足を軽く引き上げるタイプなので、打てるポイント・タイミングは限られているかなと思います。それだけに甘い球を逃さない「鋭さ」が求められます。ベース側にインステップして踏み込むので外の球を強く叩くことはできますが、インパクトの際にブレてしまうので、打ち損じが多いのが気になります。

あらかじめ「トップ」の位置にグリップを持ってきているので、ロスは小さいです。ただこうすると力みやすく、リストワークの柔軟性に欠けるのが残念です。バットを上から振り出すタイプで、意外にスイング軌道にロスはありません。また最後までバットを振り切るのは好いと思います。

(最後に)

下半身の盤石さと柔らかさを意識してプレーに心がければ、もっと打撃の確実性が増す気が致します。捕手としても、好い資質の持ち主。個人的には、夏の甲子園で非常に好感を持ちました。ぜひ大学などに進んでも、これからも注目して行きたい選手です。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2010年夏 甲子園21

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年10月 6日(水)03時51分16秒
返信・引用
  皆様今晩は。毎度まったり更新している管理人です。ドラフトまであと3週間あまり、最後の追い込みではないのですが、更新を進めて行きたいと思います。

△大西 一成(兵庫・報徳学園3年)投手 173/69 左/左

(どんな選手?)

凄みはないのですが、完成度の高い左腕です。兵庫予選の25回2/3イニングで、四死球僅か1と言う安定した制球力も自慢です。

(投球内容)

上背もなく、フォームもオーソドックスなので、それほど凄みのある投手ではありません。しかし落ち着いたマウンド捌きの左腕で、球速は常時130~中盤ぐらい。それにスライダーとのコンビネーションで、極たまにカーブを交える投球スタイルでしょうか。右打者には、アウトコース高めに速球とスライダー、インコース真ん中~低めにスライダーと速球で厳しくクロスに投げ込んできます。また左打者には、外角に速球とスライダーを集めてきます。

それほどピンポイントに集められると言うほどではないのですが、両コースに球を散らせることができ、勝負どころでは厳しいところを突ける投手です。ただストライクゾーンで投球をしたがる傾向があるので、もう少しボールゾーンに切れ込む変化球が欲しいかなと思います。

クィックも1.2秒前半と基準レベルですし、ボールの処理も冷静です。マウンド捌き・制球力共に、かなり完成度の高い投手と観て良さそうです。

(今後に向けて)

今後爆発的に、球威・球速を伸ばして来るタイプには見えませんが、緩やかな成長曲線を描き、大学などで卒業するまでに、あとコンスタントに5キロ程度速くなると、実戦派左腕として注目される存在になりそうです。

ピッチングも上手くまとまっておりますので、これに球威・球速などが増してくれば、大学レベルでも通用する左腕となりそうです。将来的にプロ云々の投手になれるかは微妙ですが、スピードアップが実現しつつ投球を磨けば、その可能性は否定はできません。密かにその成長を期待したい好投手でした。

△八代 和真(兵庫・報徳学園3年)中堅 170/62 右/左

(どんな選手?)

小柄ですが、三拍子バランスの取れた巧打者で、プロからも注目されていた選手です。如何にも嫌らしそうなタイプの揺さぶり型で、コツンコツン当ててくる打撃が持ち味です。

(守備・走塁面)

如何にも足は速そうに見えるのですが、実際のところは塁間4.2秒前後と、プロの基準レベルぐらいの脚力。甲子園では、すかさず盗塁も決めましたが、兵庫予選の7試合では、盗塁は0個。見た目ほど、足を売りにするタイプではありませんでした。

また中堅守備も、守備範囲が広く悪くないのですが、地肩はけして強くありません。むしろ上のレベルでは、中の下ぐらいのスローイングです。そう考えると、三拍子まとまっておりますが、けして図抜けたものではなく、プロが注目するほどの身体能力はないように思えます。

(打撃内容)

動作の無駄を極力削ることで、バットにボールを当てるミート力に優れた選手です。その一方で、非力さは否めないかなと言う印象はあります。

スクエアスタンスで、少し腰が引けた構えです。仕掛けは「遅すぎる仕掛け」を採用するなど、一定レベル以上の球威・球速への対応には苦労しそうです。足を少しだけ地面から浮かし、ベース側にインステップしながらボールを捌きます。緩急には脆く、内角の捌きは窮屈かもしれません。ただ外の球に対しては、足下もブレないのできっちり叩けるタイプです。

あらかじめ打撃の準備段階である「トップ」のところから、バットを振り出す極めてロスのすくないタイプです。ただトップを決めて打つ選手なので、リストワークには遊びがありませんので、意外に捌ける球は限られるかもしれません。また巧打者の割に、ボールを捉えるまでのスイングは、けして最短距離で叩けるスイングではありませんでした。特にこの手の打撃は、木製バット向きではないので、大学・社会人では、非力さは余計際だつかもしれません。

ただ目線はブレませんし、開きも我慢でき、軸足にも粘りを感じます。動作の無駄も極力省いているので、強くは叩けませんが当てるのは上手いタイプです。

(今後は)

それなりの強豪大学などで野球を続けて行ける素材だとは思います。しかしそこで、非力な打撃を改善できるのかは厳しいかもしれません。動作の無駄ばかりに意識を持たず、しっかり強く叩くんだと言う意識と、そのために必要な打撃のメカニズムをもう一度見直して欲しいと思います。今の段階では、典型的な高校レベルの巧打者といった感じで、プロのスカウトが注目するには、個人的?の内容でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

Re:報徳田村他

 投稿者:尼庵治  投稿日:2010年10月 5日(火)12時28分42秒
返信・引用
  > No.10232[元記事へ]

蔵建て男さんへのお返事です。

報徳の田村なんですが、何か過去に見たことがあるタイプだと、
ずっと引っかかっていたんですが、81年の準優勝校である
京都商業のエースだった井口と結構イメージが近い印象がありますね。
井口はカーブが鋭い投手でしたが、ストレートの軌道が非常に似ています。

身体的な成長がもう少し無いとプロに行くには厳しいかもしれない印象は
私も同意ですね。
ただ、県大会終盤~甲子園ではボールがやや高めに浮きがちだったのですが、
田村の本来のボールは甲子園でも数球有りましたが低めにしっかり指がかかったときに
打者がなすすべなく見逃すボールの切れの良さだと思います。

出来ればフルパフォーマンスの状態で戦えたら良かったのですが、
報徳はもう一人の先発投手だった二年生の中尾を春の近畿大会以降
故障か不調かで欠いていましたから、夏は大西、田村ともにちょっと負担が
大きくなってしまいましたね。
なお、ベンチ入りを外れる前の中尾はかなり良い投手でした。
秋にベンチ入り復帰したものの登板する姿を全く見ていないので
どこまでパフォーマンスが回復しているかが解らないのですが、
春の県大会時点では、順調に伸びればプロを意識できそうな投手でした。
 
    (蔵建て男) 井口ですか懐かしいですね。田村選手は、まだまだ若いですから、着実に力を付けて行って欲しいですね。いずれは、プロと言う意味で今後も期待して見守りたいと思います。  

2010年夏 甲子園20

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年10月 5日(火)03時45分53秒
返信・引用
  皆様今晩は。ドラフトまで4週間あまり。本当に甲子園のレポート&都市対抗の選手の紹介が終わるのか不安になってきた管理人。しかし時間を見つけてやって行くしかありません。今回は、大会4日目の第一試合からお送りしたいと思います。

△田村 伊知郎(兵庫・報徳学園1年)投手 170/70 右/左

(どんな選手?)

1年生ながら、甲子園緒戦の先発マウンドを託された完成度の高い投手です。洗練されたピッチングスタイルの持ち主で、大舞台でも持ち味を存分に発揮できたマウンド捌きでした。

(投球内容)

上背はないのですが、バランスの取れたフォームからコンスタントに135~MAX140キロ級の球を投げ込んできます。他にも、スライダー・チェンジアップなどを両サイドに散らします。少し球全体が高めに浮きますが、兵庫予選の24回1/3イニングで四死球6つと、イニングの1/4ぐらいに抑えるなど四球で自滅するタイプではありません。

牽制も鋭いですし、フィールディングも上手いが故に、緒戦は送りバントを処理する際に二塁セーフにさせてしまいましたが、動きは悪くありませんでした。クィックも1.1秒前後で投げられるなど、投球以外の部分も完成度が高いです。マウンド捌きなど洗練されており、ほぼ一年生としては申し分ないレベルにあります。

(今後は)

ただ上背の無さ・完成度の高さからも、今後投手として何処まで上積みが残されているのかは疑問です。これから体が大きくなれば話は別ですが、将来的にプロ云々と言うタイプではないように思えます。ただ1年生としては破格な内容。それだけに、今後も兵庫を代表する投手として、その活躍が注目されます。こういった選手の3年間の軌跡を追うのは楽しいもので、少しずつでも着実な成長を描くことを期待したいと思います。

△中山 翔也(富山・砺波工3年)投手&遊撃 178/71 右/左

(どんな選手?)

富山屈指の遊撃手と評判の選手ながら、主戦投手でもあります。甲子園でも先発したように、野球センスに優れた選手で、打者としても技術の高い好打者です。

(守備・走塁面)

セーフティバントの際には、塁間4.0秒を切りましたが、普通に振り抜いた場合は、4.4秒弱ぐらいと、けして足の速い選手ではありません。その証拠に、富山予選の5試合で盗塁は0個。けして足を売りにするタイプではないようです。

フィールディングや牽制などの動作を観る限り、さすがに動き・野球センスは悪くないように思えます。投手としても常時130キロ前後を記録する地肩の持ち主で、肩も基準以上のものがありそうです。遊撃手として、もう少しじっくり観てみたかった気が致します。

(打撃内容)

球に逆らわない打撃が持ち味の好打者です。ややスイングに強さはありませんが、ボールに合わせる上手さ・甘い球を逃さない「鋭さ」があるように感じられました。

スクエアスタンスでバランスよく立てているのですが、構えた時に力が入り過ぎで、固さを感じます。もう少し自分のリズムを刻んで揺らいだり、リラックスして構えたいところです。

仕掛けは「早めの仕掛け」を採用するように、アベレージ打者です。足を早めにしっかり引き上げ回し込んで踏み込みます。打撃の「間」が稼げるタイプなので、緩急に強いタイプだと思われます。ベース側にインステップして踏み込み、その足下がブレないなど、打ち損じも少ないタイプでしょう。

打撃の準備段階である「トップ」を早く作れているのですが、彼独特のリストワークなのでしょうが、ボールを呼び込む際に一度バットを更に後ろに引く癖があり、この辺が余計な動作として影響しなければと思います。ただ大きな弧を描くスイングの割に、インパクトまでのロスも感じませんし、最後まで綺麗に振り抜けるスイング軌道は非凡。これにもう少し強いスイングができるようになると、将来楽しみです。

(今後に向けて)

走力は物足りませんし、守備に関しては今回の観戦ではよくわからず。富山大会の模様を見直す際に、もう少し詳細を詰めたいと思います。

ただ打撃技術には素晴らしいものがあるので、あとは「強さ」「鋭さ」のあるスイングを意識すると面白いと思います。ある程度の大学レベルでも活躍できる土台はあるので、上のレベルに力負けしないスイングとスピードに慣れることではないのでしょうか。今後の活躍が楽しみな好打者でした。

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東京と埼玉の秋季大会

 投稿者:kimi  投稿日:2010年10月 2日(土)23時46分55秒
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  蔵さんこんばんは、

昭島市民球場に東京の秋季大会を観にいってきました。
帝京と国士舘の試合を目当てに行きましたが、第2試合が終わる頃には通路の階段にも座るところがないくらい満員で、外野席もかなり埋まっていました。


試合は国士舘が5-3で勝ちました。
帝京は先発の伊藤が3回途中で降板したのが誤算でした。立ち上がりから球がバラついている上、国士舘の打者がくさいコースに手を出してくれず、苦しい投球でした。
初回は二死一塁から連続四球、2回はヒットと死球で二死一二塁とピンチを招きます。なんとか後続を断ちますが、2回で40球を越えていました。3回は先頭打者を歩かせたあと、盗塁で二塁に進まれ4番友利にレフトオーバーの二塁打で1点差、一死一二塁となって7番巻島に三塁戦を抜かれるツーベースを打たれて同点、次打者のときに0-1となったところで渡邉に交代、伊藤はレフトに回りました。
交代した渡邉はその後のピンチはスクイズを外すなどして抑えますが、4回に一死二三塁から友利に三遊間を抜く2点タイムリー、続く一ノ瀬にはあわやホームランかというレフトオーバーのツーベースで5点目を失い、これが最後まで響きました。

捕手の本宮が盗塁をほとんど刺せなかったのも痛かったです。7個くらい盗塁されて刺したのは1度だけ、送球が高めに浮いて安定しなかったです。1年のときに神宮大会か何かで観たときはいい捕手だと思ったのですが・・・。
登板しませんでしたが、ブルペンで投げていた背番号16の木部(1年 180/70 右/右)が気になりました。線が細いですが、腕がよくしなっていましたし観てみたかったです。
帝京は大型チームのもろさでしょうか、リードを許してからは各打者が大振りになって力みが目立ちました。
旧チームから残ったレギュラーは3番の松本と4番の伊藤だけで、1年生中心のオーダーでした。6番を打つライトの石倉(1年 174/71 左/左)は三拍子そろった好打者で、ノックのときはライトから強肩ぶりをみせていました。


一方で国士舘は上位打線がよく振れており、帝京に劣らない打球の速さでした。1番サードの川内は塁に出たら積極的に走ってきました。4回は再三牽制を受けながらも完璧にクセを盗んで二盗三盗を決めました。4番レフトの友利は168/65と小柄ですが、パワフルな打撃で2安打3打点2四球と活躍します。9番ショートの山森は1年生ながら180/70とがっしりした体格の大型ショートでした。
エースの遠藤(2年 右/右 176・70)は下半身ががっしりした投手で、球速は130そこそこですが制球が安定していました。5回までに5三振を奪いますが、うち4個が見逃しで、右打者のアウトロー、左打者のインローのいっぱいのコースに決まっていました。疲れがみえた8回に降板しますが、打たせて取る投球で3点に抑えました。1回とエラーで失点した4回以外は7回まで3人ずつで終わらせます。内野の堅い守備にも助けられましたがよく投げました。


先週の日曜に埼玉の秋季大会を観戦してきましたのでこちらも少し。
県営、市営とハシゴして最後県営に戻りましたが、県営の2試合はこれといった収穫は無かったです。聖望の瀧瀬が観たかったのですが、登板しませんでした。
市営球場では狭山ヶ丘対浦和実、富士見対大宮西を観戦しました。
狭山ヶ丘はエース右腕の櫻井、背番号18の武藤がまずまずキレのある球を投げていました。
一番印象に残ったのは富士見の左腕川口でした。身長はそれほど無いようにみえますが、球に力があります。カーブの制球が悪く、右打者にしか投げられないのが欠点ですが、この球でカウントが取れるようになれば面白いかと思います。
 
    (蔵建て男) 全く新チームの試合は観に行ってないのでわからないのですが、帝京の選抜への可能性は途絶えたんですね。毎年大型チームを作るので、脆い側面は否めませんね。伊藤も順調さを欠いているようですが、人材が厚いチームですから、まだまだ一冬越えていろいろ出てきそうです。

関東一や国士舘なども、帝京の陰に隠れがちですが、毎年強いチームを作ってきます。東京からは、選抜出場校が出るでしょうから、密かに期待したいところです。
 

2010年夏 甲子園19

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年10月 2日(土)14時58分45秒
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  皆様こんにちは。今日は、家で静養中の管理人。ドラフトも近づいてきたので、もう少しページの更新ペースも早めたいのですが・・・。とりあえず、いつ終わるかわかりませんが、夏の甲子園レポートの続きから。

○峰下 智弘(佐賀・佐賀学園3年)投手 177/76 右/左

(どんな選手?)

昨夏には、すでに佐賀を代表する投手として、県内では存在感を示していた選手です。ただ昨夏観た時は、120キロ台後半~130キロ台前半ぐらいだったので、すでに完成度の高い投手でしたが、この一年で球速を10キロ近く伸ばしてきた成長力にも注目です。

(投球内容)

体重移動も滑らかで、腕の振りも柔らかい綺麗な投球フォームの投手です。球速も常時130キロ台後半~MAX142キロぐらい。球にそれほど凄みはありませんが、キレのある球をコーナーや低めに集めてきます。変化球は、カーブ・スライダー・フォークと一通りものがあります。

右打者の外角で、球を出し入れできる投球術・制球力があります。その一方で、やや左打者には球が抜け気味に行く傾向がありますが、その分縦の変化で制球力の甘さを補うことができております。

元々野手としての才能も注目されてきた選手なのですが、その割にはフィールディング・牽制・クィックなどは並レベルで、動作に機敏さが感じられないのは気になります。マウンド捌き・投球センス・制球力なども、すでにある程度完成されている投手との印象で、やはり将来は投手としてみたい選手です。

(今後は)

もう少し投球フォームに強弱を付けたり、背筋を鍛え体幹に力強さが出てくると将来楽しみです。まずは、大学などに進み、そのセンスに凄みを加えて欲しいと思います。筋の良い投手なので、力強さが増せば、3,4年後はプロをも意識できる選手に育つかもしれませんね。

△鈴木 駿平(北北海道・旭川実3年)投手 178/77 左/左

(どんな選手?)

体を丸めたフォームから少々荒っぽいのですが、適度に投球を締めることができる左腕です。今年の北海道を代表する左腕として、プロからも注目される存在でした。

(投球内容)

体を丸めて投げるフォームで、コンスタントに135キロ前後(MAXで137キロぐらい)の速球に、大きなカーブとスライダーを交えた投球です。この夏の北北海道予選では、52回1/3イニングで、四死球は7個と実にイニングの1/7以下と実に制球力が好いのかなと思いきや、実際にはかなりアバウトなタイプです。むしろ荒れ球が持ち味ながら、ストライクゾーンの枠の中には集められ、四球を出さない破綻のない制球が持ち味と言ったタイプでしょうか。

実際には、ヒットを打たれるのはストレートと言うよりは、甘くなったカーブやスライダーであることも少なくありません。牽制は平均的、クィックは1.0~1.15秒ぐらいと高速。ただ試合をまとめるセンスがあるようには見えず、かなり荒削りに見えてしまうタイプです。この辺は一見ラフに見えますが、要所は締めてる大野雄大(佛教大)に似たタイプなのかもしれません。

(今後に向けて)

まずは、大学などで細かい制球・球の威力・投球術・変化球など総合力を引き上げることが求められます。ただかなり微妙なフォームなので、しっかりした指導者がいる環境に進んで欲しいですね。昔から北海道の高校にからは、伸び伸びした環境のせいか勢いのある左腕をよく輩出するのですが、大学や社会人で実戦的な術を身につけようとして、伸び悩む逸材が少なくありません。三井浩二(元西武)のように大成した例は稀なのですが、個性を生かし持ち味を損なうことなく伸びて行って欲しいと願うばかりです。

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2010年夏 甲子園18

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 9月29日(水)18時50分33秒
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  皆様こんにちは。今日は、時間に余裕ができたので、この時間から書き込めます。

○中村 惣平(長崎・長崎日大2年)投手 176/70 右/右

(どんな選手?)

中背から繰り出す切れ味鋭い変化球が持ち味で、ストレートも鋭い腕の振りを活かして、しっかりリリースでボールが切れる投手です。

(投球内容)

キレのある常時135キロ前後のストレートに加え、カーブ・スライダーなどの変化球のブレーキ・キレが好い投手です。右打者には外角球を集められ、左打者には外角高めに少し抜け気味ですが、ボールを集めてきます。

フィールディングも上手く、マウンド捌きにも優れ、その投球フォーム・腕の振りからも高い野球センスが感じられます。

(今後に向けて)

体がもう一回り、二回り大きくなって、この冬を越えてこられそうだと、来年に向けて非常に楽しみな選手です。個人的には、こういった腕の振りが鋭い投手は大変好みなのですが、こちらの思い描いたような成長を魅せてくれるのか、密かに期待したいですね。

△高尾 宗一郎(長崎・長崎日大3年)左翼 180/85 右/右

(どんな選手?)

腰の据わった構えから、破壊力ある打撃で昨夏も活躍した選手です。しかし、今年も昨夏と同じ7番・左翼手として出場。思ったほど大きな成長は遂げられなかったようです。

(守備・走塁面)

昨夏に引き続き、正確な一塁までのラップは計測できず。そのプレースタイルや、長崎予選5試合で盗塁は0個と言うことからも、それほど足を売りにするタイプではなさそうです。

左翼手としても、ボールの追い方などを観ていると、けして上手い外野手ではなさそうです。高校生としては肩は悪くありませんが、上のレベルを意識すると少々もの足りません。

(打撃内容)

昨夏からそうですが、とにかく腕っぷしの強さで、強引に持って行くタイプの選手でした。非凡なパワーがありながら7番を任されていたのは、やはり粗い面があるからなのでしょう。

少しクローズ気味に足を置きますが、腰がグッと沈んだ構えには力強さを感じます。ただ構えた時に「揺らぎ」がなく、少し固いというか脆そうな感じは致します。

昨夏は、仕掛けが遅すぎたので、今年は「早めの仕掛け」を採用。足を早めに高く引き上げるのですが、足を地面に降ろすタイミングが早すぎて、この打撃をモノにできていない感じです。真っ直ぐ踏み込んだ足下がブレないのは好いのですが、いち早く下半身が固定されてしまい打てる球が限られます。

打撃の準備段階である「トップ」にも早くグリップを持て来てゆき、トップ自体も深く悪くはありません。バットを寝せながらも、大きな弧を描いてフルスイングするので、ツボにはまれば破壊力のある打撃が期待できます。

ただ目線のブレが大きかったり、早めに腰が逃げたり、軸足が崩れたりと、打撃フォーム自体は、かなり乱れております。2年生の頃から目立っていた打力の持ち主だけに、好い指導者に巡り会えれば、崩れた打撃も修正できるのではないのでしょうか。

(今後は)

守備・走力ではやや苦しいのですが、地方大学でも野球に力を入れているところで、なんとか続けて欲しい選手です。自分を変えて行こうと言う姿勢が観られる選手なので、なんとか好い結果に結びつくことを願ってやみません。

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2010年夏 甲子園17

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 9月27日(月)20時05分33秒
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  皆様今晩は。いっこうに甲子園レポートのペースが上がってきませんが、地道にやって行きたいと思います。

△小野田 俊介(西東京・早稲田実3年)右翼 180/72 右/右

(どんな選手?)

昨春の選抜では、新2年生ながら140キロ台を記録するストレートで、将来を嘱望された本格派右腕でした。しかしながら最終学年では、4番・右翼手として出場。その非凡な才能を持った投手を捨て、野手一本で挑んできました。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.55秒前後(左打者換算で4.25秒前後)と、若干プロの基準である4.2秒を下回るぐらいの脚力です。西東京予選の6試合でも、盗塁は0。実際のプレースタイルを見る限り、足を売りにするタイプではなさそうです。ただ全く動けない選手ではありません。

それほど打球への反応・守備範囲は広く感じませんが、球際では強いところを魅せてくれました。元々投手だっただけに、肩も強いです。そういった意味では、鍛えようによっては、上のレベルでも強肩外野手として、存在感を示す可能性は充分あると思います。

(打撃内容)

1人だけドラフト候補が混じっていると言った感じの選手で、均整のとれた体格が目を惹きます。ただ試合を観る限り、スイングのキレに欠け、まだまだ粗い印象は生で観ても受けました。またこの夏の甲子園でも、同様の印象を受けます。肉体の強さがあるので、当たれば強い打球を打てるのですが、なかなか当たらないのが歯がゆいところです。

前足を引いてグリップを高めに添えて、ボールを呼び込みます。打席でも、強打者としての雰囲気が臭って来る雰囲気があります。仕掛けは「平均的仕掛け」を採用し、これは中距離・ポイントゲッターが多く採用する仕掛けです。そのため本質的には、中距離打者なのではないのでしょうか。

足を回し込んで「間」を作れるので、緩急に対してはある程度対応できるものと思われます。ただ残念なのは、踏み込んだ足下がインパクトの際にブレてしまい打ち損じが多かったり、地面からすぐ離れるので打球がセンターからレフト方向へ引っ張る打球に偏ると言うこと。この辺が、脆さであったり、打てる球が限られる理由かもしれません。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのも少し遅れ気味なので、一定レベル以上の投手には苦労するでしょうし、ボールを捉えるまでのスイングにもロスが感じられ、対応力が低いのが伺えます。ただ大きな弧を描くので、しっかり捉えた打球は力強く飛んで行きます。

(今後は)

走力は並レベルですが、強肩・強打の外野手としての期待は集まります。そのためにも、足下の盤石さを意識し、地面をしっかり長く地面を捉えられるようになると、右方向への打撃も可能になり、幅が広がりそうです。

かなり技術的には課題が多い選手なので、将来的に大成できるのかは微妙なのですが、スケールの大きな強打者として、大学などでの成長が期待されます。いずれは早慶戦を盛り上げてくれるような打者に、ぜひ育って頂きたいと思います。

△植田 周馬(岡山・倉敷商3年)左翼 172/70 右/左

(どんな選手?)

昨夏は、7番左翼手として甲子園に出場し、一年後の今年は、5番・左翼手として甲子園に戻ってきました。早稲田実業戦では結果がでないまま甲子園をあとにしましたが、元来は対応力のある打撃が自慢です。巨人の小笠原のように、膝を柔らかく使いながら、大きな弧を描きながら、おもいっきりバットを振って来るフルスイングが魅力です。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.3秒台とやや左打者では劣る走力。そのため岡山予選の6試合でも、盗塁は1個と足を売りにするタイプではなさそうです。ただ最後まで全力で走り抜けるプレースタイルには好感が持てました。

また左翼手としても昨夏もそうですが、ほとんど印象が残りません。高校レベルで左翼をやっていると言うことは、守備力・地肩などには、特に光るものはないのかもしれません。

どうも守備・走力に関しては、無難だとしても売りにするほどではないのではないのでしょうか。

(打撃内容)

左オープンスタンスから、グリップを高めに添えた強打者スタイル。ただ構えた時に、もう少しリラックスしても好いのかなと思います。仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用するように、中距離・ポイントゲッタータイプ。

ベース側に強くインステップして踏み込んで来るのが特徴で、なんとか足下のブレも抑え込んでおります。外の球を強く叩けるのは魅力ですが、内角が窮屈になりやすいタイプです。ただ膝を伸縮させて打ちに行くので、低めの球への対応には独特のものがありそうです。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは並ですが、ややボールを捉えるまでのスイングにロスを感じます。しかしながらその分大きな弧を描き、最後までしっかり振り抜くのが、この選手の身上です。

頭が上下に動き過ぎて、目線が大きくブレます。開きは我慢できておりますが、軸足が完全に崩れてしまいバランスを崩すのはいただけません。荒削りですが、強く思いっきり叩くと言う姿勢は賛同できます。ただ、まだまだ基礎が不安定です。

(今後は)

守備・走力でのアピール度が低いので、如何に打撃でアピールできるかにかかっております。これだけスイングしても、元々ボールを捉えるセンスは好いので、ある意味打撃のポテンシャルはかなり高いのでしょう。好い指導者に巡り会えれば、個性を伸びしてもらい大化けするかもしれません。強く思いっきりの姿勢を維持しながら、打撃の基礎を大事にして欲しいと思います。小笠原(巨人)のような打者に、ぜひ育って頂きたいと願います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

(無題)

 投稿者:ki  投稿日:2010年 9月27日(月)01時04分5秒
返信・引用
  お久しぶりです。京都では秋季高校野球2次戦が行われています。福知山成美vs立命館宇治の好カード。結果は7-4で不祥事明けの成美が勝利をおさめました。中でも、福知山成美の3番近畿屈指の好打者桑原が9回にダメ押しのバックスクリーン特大ホームランを放ちました。不祥事もあり、全国はまだ有名ではありませんが、去年の秋の近畿大会ではPL学園のプロ注目右腕多司からも特大の一発を打っている注目のバッターです。
ぜひとも、福知山成美桑原選手には注目してほしいです。
 
    (蔵建て男) 近畿屈指の打者なんですね、桑原選手。ぜひこれから、大きくクローズアップされることを期待しております。昨年の多司から本塁打を打ったことも評価に値できますね。  

秋季沖縄大会2

 投稿者:半島  投稿日:2010年 9月26日(日)21時48分49秒
返信・引用
  前回書き忘れましたが、大会もベスト8が出そろい来週の土日に九州行のチームが決まりそうです。中商・興南・沖縄工・首里東から1校、沖尚・前原・八商工・宮古から1校です。
おそらく前者は中商・興南のどちらかでしょうし、2日に試合が行われます。戦力的には中商だとは思いますが、ここは勝てるチームとは言えないので興南にも付け込む隙はあるでしょう。ただ、多和田を興南打線が打ち崩すことも考え辛いのでやはり中商が有利かなとは思いますが。後者は難しいですね。戦力的には沖尚かなと思うのですがいまいち強さを発揮していませんし、八商工は今回紹介する花城が投打の中心で秋段階では簡単に打てる投手でもないので有利さはありますが打線はそこまででもないので決め手に欠けるかなと。前原や宮古も力はありますがどのチームが来るか予測できませんね。ただ、どこが来ても力はあると思います。

今回は八重山勢の選手についてです。八重山も八商工も初戦で当たってどちらかが敗れるという組み合わせになってしまいましたが、やはりどちらもまずまず力はあるなと感じさせました。
まずは八重山から。
花城 直(八重山2年 180・80 右・右 投手)
なんとこの秋に148をマークし相変わらずの馬力を見せました。
夏からフォームを変えてきましたね。ノーワインドアップから、足をじんわり上げてくる。膝も適度に曲がっているのでバランスは良いだろう。膝やつま先も2塁方向に向き捻ることを意識しているようだ。ショート方向へ軽く蹴って軽くお尻を落とし曲げながら着地するタイプ。グラブを斜めに大きく使って投げることが出来ており開きは抑えられているだろう。テイクバックはまずまず大きく上手く隠すことが出来ているだろうし腕の振りは相変わらず力強さがあるが、少し夏と比べると位置が下がったかな?あと少ししなやかさが出てきたかなと思います。その為球のキレが良くなってきた印象。グラブも抱えられておりますがちょっと甘いでしょうか。
個人的には宮国を意識したようなフォームに感じました。お手本としては良い投手を選んだかなと思います。球速が伸びたのもフォームが変わりバランスが良くなったからかなと。腕の位置も少し下がり振りにしなやかさが出たと思うので球質も良くなった印象です。
スライダーの曲がりやキレも良くなりました。
ただ、相変わらず制球は不安定というか暴れていますね。まぁストライクゾーンの中に投げ込むといった感じでしょうか。
まぁ十分すぎるほど馬力は分かったので、先発としてどういう投球するかが見たいのですがこれだけの球を投げていながらも新人大会や地区大会などで打ち込まれたと聞きますし若干不安があります。夏に見た印象も先発としてはどうかなと感じも受けましたので。ちょっと大嶺に似たような雰囲気があるように思います。
ただ、意識は高いようですしフォームもバランスも良くなっていますのでセンスは良いと思います。
春の投球に期待したいです。
映像です。画質や位置もあまり良くないですが
http://www.youtube.com/watch?v=pTTfddeHjLk
一応夏の映像 http://www.youtube.com/watch?v=-Fq-3zrV5mg
慶田盛 要(2年 171・60 右・右 三塁手)
試合前のシートノックや素振りで足腰の強さが目立っていました。
グリップは耳くらいであらかじめ捕手寄りにし、軽くクローズで構える打者です。適度に腰を落とし構えていますし背筋も伸ばしているのでしっかり投手を捉えることができていると思います。軽くバットを揺らしながらリズムをとり、投手が着地する時に始動しあまり足も上げず、グリップも動かさずスイングしてきます。スイングはなかなか鋭いですし、足元も崩れないのは良いですが、左肘が体に近いのでやや硬さを感じます。ただ振り切ってくるのは良いですね。膝も開きも堪えていますし腰の開きも抑えることが出来ているので捉えた打球は鋭いです。頭の位置もそこまで変わらないので選球眼は良いのではないでしょうか。
守備もまずまず良いですし、肩も強いです。バネがあるので足もなかなか速かったです。
小柄ですが更に振り込んで体も出来てくるとなかなか面白い打者になるかもしれません。

続いて八商工です。
花城大輔(2年 173・65 右・右 投手)
春の糸満戦にも見た投手ですが、印象としてはそこまで変わっていないかなと感じました。
ノーワインドアップから足を上げ、膝やつま先はショート方向だが、腰に捻りを加えている。膝も適度に曲がりバランスは悪くないだろう。ここでサード方向へ勢いよく蹴ると同時にお尻を落とし腰をくの字に曲げ、膝を曲げながら着地をするタイプだ。グラブはやや正対気味に使われているが開きはそこまで速くはない。もう少し斜めに使いたいか。ステップ幅は大きいが少しインステップ気味な印象だ。テイクバックもまずまず大きく、スリークウォーターのやや上から投げ込んでくる。腕もしなりグラブもしっかり抱えられているので投げ終わりのバランスは良い。腰もしっかり回転しており体重も前に乗っている。
直球は最速141をマークしましたし、延長になった試合でも130後半をコンスタントに叩きだしておりそのスタミナや基礎体力は前チームからのエースということもあってかなりのものがあります。変化球はスライダー・カーブ・チェンジアップでしょうか。どれもまずまずですし、スライダーやカーブは曲がり・キレも十分です。
制球もちょっと暴れている感じもありますが、カウントに困るということはないです。
クイック・牽制やフィールディングは上手いです。
彼が良いのは察知能力で、上手く察知してポンポンとストライクを取ったり時間をかけたりします。間の使い方は抜群で場面や打者によって変えたりもします。
高校段階では結構完成されている投手という感じですね。経験も豊富で崩れない投手です。
4番を任されている打者としては、グリップは耳の位置であらかじめ捕手寄りに軽く引き、スクエアで構える選手です。程度に腰を落としており、背筋も変に曲がることなく伸びていますし、投手をしっかり見据えることが出来ていると思います。体を軽く揺らしながらリズムを取り投手が着地する直前くらいに始動し、足を軽く上げてスイングしてきます。ただ、グリップが一度少し斜め上に上がってまた下に落とし後ろに引くという独特な癖がありますね。おそらく自分なりのリズムを測っているのでしょうが、直したほうがいいように思います。スイングはやはり投手らしく足腰安定しているのでなかなか鋭いものがありますし、足元もぶれていないので安定感があります。
4番打者という感じではないですが、投球同様良い場面で打ちますし勝負強いです。
投打ともにレベルが高い選手ですが、投手としてはほぼ出来ている印象なので野手としてのほうがこれからを考えた場合良いのかなと思います。
映像です http://www.youtube.com/watch?v=IQUVd34ZTKM
屋良部 慎治(2年 172・65 右・右 捕手)
花城の球を受ける女房役ですね。前チームではサードのレギュラーでした。一番を任されている選手です。
グリップの位置はあまり高くなく肩の位置くらいで体に近いためやや窮屈さを感じさせる。スクエアで構えるが、腰も適度に落とし膝にも余裕があるのでバランスも良く投手をしっかりと見据えることが出来ているだろう。投手が着地する直前に始動し足を軽く上げ、スイングはなかなかキレがあり鋭いです。しっかりと振り切り腰の回転も強いのでつぼに嵌ると外野の頭を越す打球も放つ。足元も堪えることが出来ておりますし、膝や腰の開きもまずまず抑えられています。内を捌けるかに関しては良くわからず。
タイプ的にはいわゆる一般的な一番打者というよりも強打の一番打者といった感じですね。小柄ではありますが、捉えた打球は鋭く球足も速いものがあります。
また右にも大きいあたりが打てる選手です。
まだまだ捕手としては経験不足な面もあってかキャッチングやバウンド処理はいまいちです。ただ肩は強いですし送球もまずまずです。
前チームからのレギュラーですし、捕手を任されるなどセンスは良いのでしょうから期待したいです。
 
    (蔵建て男) 注目の花城投手は、かなり上半身の強い投げ方をする選手ですね。確かに足の上げ方などは、宮国投手の影響を受けている感じが致します。ぜひ来年は、生で観てみたい選手です。

これからも、沖縄レポート宜しくお願い致します。
 

2010年夏 甲子園16

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 9月26日(日)08時41分4秒
返信・引用
  皆様おはようございます。今日は観戦に行こうとも思ったのですが、上手く日帰り遠征ができそうもありませんし、近場の観戦もどうしても観たいと言うカードがないので、休養とさせて頂こうと思います。その分更新作業やビデオ観戦などを進めて、ドラフトに向けてしっかりと準備を進めて行きたいと思います。

△鈴木 健介(西東京・早稲田実業3年)投手 173/72 右/左

(どんな選手?)

テンポよくポンポンと投げ込んで来るタイプの好投手で、特に思わずタイミングが狂わされるチェンジアップで空振りを誘える貴重な存在です。

(投球内容)

上背はないのですが、ポンポンと相手に考える時間を与えないで投げ込むのがこの投手の投球スタイル。球速は、常時130~136キロ程度と際だつものはありませんが、手元でしっかり伸びて来る実戦的な球質です。変化球は、カーブ・スライダー・チェンジアップ。特にチェンジアップの威力に特徴があり、この球は上のレベルでも武器にできそうです。

クィックも1.2秒前後で基準レベルはありますし、フィールディングも一歩目が早く上手そうです。またこまめに二塁などに牽制を入れるなど、牽制にはそれなりの自信も伺えます。制球は大まかに両サイドに散らすことはできるのですが、意外にアバウトで西東京予選では、31回2/3イニングで17四死球と、イニングの半数以上の割合で出すなど、けして細かいコントロールがあるわけではありません。その辺を度胸とマウンド捌きの上手さで補うタイプでしょうか。

(今後は)

大舞台でも、自分も持ち味を発揮できる度胸は、六大学など中央の大学向きです。ただ選手層の厚い早稲田に進むとなれば、まだまだ球速・細かい制球などの部分で改善が求められます。

比較的早い段階からの活躍が期待されますが、そのためには基礎となる部分をしっかり構築しておきたいところ。いずれにしてもプロ云々と言うよりは、アマ球界で長く活躍することが期待されるタイプの投手だと思います。ぜひ将来は、早慶戦を盛り上げるような投手に育って頂きたいと思います。

△川合 祐太朗(岡山・倉敷商2年)一塁 176/86 右/左

(どんな選手?)

下半身が安定していて、軸がブレない打撃ができます。インパクトでもボール押し込める選手で、強烈な打球を生み出します。守備・走力でのアピールには欠けますが、打撃に関しては光るものがある選手です。

(守備・走塁面)

一塁までのタイムは計測できませんでしたが、その体格が示す通り、試合を観る限り動けるタイプの選手は見えません。実際に岡山予選の6試合では、盗塁は0。足を売りにすることはないと言うよりも、足は遅そうです。

一塁手としても、けして機敏ではありません。しかし軽快ではないにしろ、堅実にはプレーしている印象で、その辺は岡山予選で失策0と言う数字からも伺えます。

(打撃内容)

すでに打席での雰囲気がある強打者で、安定した下半身を土台に強烈な打球を生み出します。前足を引いた右オープンスタンスで構え、リラックスして構えられているのが好いです。

ただ強打者にしては、仕掛けは「早めの仕掛け」を採用するなど、アベレージ打者の傾向が強く、体のパワー・強さがあるので強烈な打球を生み出すタイプ。そのためボールがオーバーフェンスすると言うよりは、岡山予選.429厘が示す通り、脆さがないのが自慢です。

ただ、まだまだ上半身の力が勝ってしまい、踏み込んだ足下がインパクトの際にブレてしまったり、足の上げ下げが大きく目線がブレやすいなど、課題が多いのも確か。これから更なる進化が求められます。

(今後に向けて)

恐らく新チーム結成以降は、中国地区を代表する強打者として注目されると思います。ただ守備・走力でのアピールは乏しそうなので、来春ドラフト候補になり得るかは疑問です。しかし打撃のポテンシャルは極めて高く、非常に将来が楽しみ。その成長を期待して、今後も見守って行きたいと思います。

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2010年夏 甲子園15

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 9月25日(土)08時16分55秒
返信・引用
  皆様今晩は。岩手への遠征が、台風のため中止。今日は、その変わりに積極的な更新が出来ればと思っております。少々ここ数日忙しく、こちらの掲示板への書き込みが滞ってしまいました。今日からまた、甲子園レポートの続きをお送りして行きたいと思います。

△河村 太(山口・南陽工3年)捕手 165/65 右/右

(どんな選手)

チームの2番・捕手を務めるなど、難しい役どころを担う野球センスが光る好捕手。体格や身体能力には恵まれないところを、頭で補うタイプでしょうか。実際に、6月の春季中国大会で見てきた選手です。

(ディフェンス面)

小柄なので、フットワークが機敏な身軽な捕手です。そのためワンバウンド処理への対応も素早く、打球への対応が速いのが特徴です。ミットを軽く示したあと、下に降ろさないので低めの球への対応も立ち遅れません。冷静な岩本輝のペースを崩さない安定したプレースタイルには好感が持てます。ただ残念なのは、捕手として小柄な上に、地肩がやや物足りない点です。こう考えるとセンスは好いのですが、上のレベルでは肉体的なポテンシャルでは見劣る部分があることは否めません。

(打撃内容)

お尻を突き出した、独特の構えをする選手です。一塁までの塁間も、4.65秒前後(左打者換算で4.35秒前後)と基準よりはかなり遅く、足を売りにするタイプではありません。
打棒自体にそれほど光るものはなく、あくまでもつなぎ役に徹します。

ただ仕掛けが遅すぎて、スピードボールへの対応には苦労しそうなタイプ。ベース側にしっかりインステップするのは好いのですが、無理に引っ張ろうとして窮屈になることがあります。やはりセンターから右方向への意識を徹底させたいところ。地味ながらも、堅実なプレーを期待したいタイプです。

(今後に向けて)

地方大学あたりならば、野球を続けて行ける素材だと思います。持ち得るセンスは悪くないので、自分の役割をしっかり噛み締めながら頑張って欲しいと思います。いつか全国大会などで、元気な姿に出会ってみたい選手でした。

◯森本 隼平(愛知・中京大中京3年)遊撃 178/77 右/左

(どんな選手?)

投手としては、度重なる故障で評価を落としましたが、評判の高い遊撃手として夏の甲子園では登場致しました。3番・遊撃手として出場し、選抜NO.1の打撃技術と褒めた技量を何処まで伸ばしてきたのか注目してみました。

(守備・走塁面)

一塁までの到達タイムは、4.2秒前後とプロの基準レベルの脚力の持ち主です。ただ愛知予選の6試合で、盗塁は0。それだけに以前からも指摘するように、足で積極的にアピールするタイプではありません。ただ最後まで勢いを落とせず、一生懸命走ろうと言う気持ちが、プレー全体から伝わってきた点は、春よりも精神的な部分で一回り成長したのではないのでしょうか。

遊撃手としては、非常に丁寧にボールを扱い、かつ軽快なものがあります。この気持を忘れなければ、上のレベルでも遊撃手として頑張って行けそうです。元々140キロ級の球を投げ込んでいただけに、地肩も基準レベルを上回ります。ただ痛めたのもあるのでしょうが、丁寧なプレーをする選手なので、強い返球を無理にしようとはしません。選抜で心配されたスピード感も、思ったほど悪くありませんでした。将来的にも、ニ遊間を担って行ける素材だと思います。

(打撃内容)

愛知予選では、打率.455厘を残し、高い打撃技術支えられた対応力のある打撃を披露致しました。ただ甲子園緒戦の南陽工戦では、4打数ノーヒットで結果が出ずに終り、まだまだ一定レベル以上の投手には、弱さを露呈致しました。

課題は、ミートセンスや、それを支える技術は極めて高いのに、スイングの「強さ」と言う観点では、それほど成長が感じられなかったところ。もしくは、高校の時点では基準を満たすレベルまで到達できなかった点にあります。

(今後に向けて)

将来的に守備では、ニ遊間は厳しいかなと思っていたのですが、この夏はその可能性を大きく広げたことは明るい材料となりました。更に野球への意識も向上し、丁寧かつ全力でプレーできる姿勢は、彼が伸びて行く過程で大きな手助けになることでしょう。

ただ先にも述べた通り、まだ高卒プロと言う圧倒的な能力を示すまでには至らず、「強さ」「鋭さ」を追求して今後も野球に取り組んで欲しいところです。強豪大学でも活躍して行ける野手としての資質がある選手だけに、このまま志を高く持って取り組んで頂きたいと願います。4年後には一体どんな選手に育っているのか、個人的には大変期待せずにはいられません。

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秋季沖縄大会

 投稿者:半島  投稿日:2010年 9月23日(木)18時58分4秒
返信・引用
  蔵さんこんばんは。
沖縄大会も順調に進み今日でベスト8が出揃いました。まぁ新チームは今年と比べても落ちるかなとは思いますが、というか今年がハイレベルすぎましたね、良い選手は出てきております。
今回は気になってた選手などを紹介したいと思います。

まずは久米島高校から
安村 大樹(1年 170・75 右・右 投手)
体格は確かに上背はあまりないですが、お尻まわりが結構しっかりとしていますし肩幅もあるのでそこまで小ささを感じません。そしてマウンド上では大きく見えますね。
フォームは、ノーワインドアップで踏み出しの幅も大きく、足をゆっくりと高く上げ、軸足の膝は適度に曲げておりあまり力みを感じずバランスはいいです。軽く溜めて、あまり足を伸ばさずお尻も落とさないタイプで、左足の着地は結構早く体の開きも早いですね。大き目のテイクバックでオーバーから投げ込んできます。グラブの抱えの意識はあるもののやや甘く投げ終わった後は一塁側に体が流れていきます。腕の振りはしなやかさをあまり感じず、アーム式の振りといった感じ。またやや上体に頼ったフォームといえそうです。上記動画ではかなり開きが早く腕が遠回りしている感じです。ただ徐々に修正しますし、多分立ち上がりが悪い投手なんだと思います。
直球はMAX146とも言われていますが、今日の試合で144をマークしておりあながち誇張ではなさそうです。ただ、平均は130前半で要所で力を入れるといった感じですね。メリハリというかペース配分も出来る投手ですね。しかし開きが速いのもあってか結構芯で捉えられるケースが多いです。そこまで苦も無く振りぬかれたりもしますし、フォームにまだ課題は多いと思います。
変化球はスライダー(110前後)カーブ(90台)チェンジアップ(100台)でしょうか。どれもまずまずですし、それらを駆使して組み立てることも出来ます。
制球は内と外にある程度投げ分けるという感じでしょうか。
マウンド捌きも落ち着いて安定していますし、フィールディングなどもいいです。球速が目立ちますが総合力の高い投手だと思います。
強靭な背筋を活かして投げる直球はなかなかですし、もう少しフォーム良くなればもっと早く良い球がくるのではないかと思います。
映像です http://www.youtube.com/watch?v=r6MTIrDQZKU
平良 隆志(2年 175・70 右・右 中堅手)
グリップの位置は耳の辺りと高めに添えてありバットは立たせ、あらかじめ捕手寄りに構える。スクエアスタンスですがやや幅が狭い印象で、また膝にあまり余裕がないので背筋は伸ばしているのはいいですが堅さを感じさせまずね。投手をしっかりと見ることはできているでしょうか。投手が踏み込む直前で始動するタイプ。グリップの位置はあまり動かさずに振ってくるのは良いですが、スイングワーク自体はやや硬さが感じられるも大きいスイングで振りきってきます。ただヘッドスピードに鋭さを感じないので腕っぷしに頼ったスイングと言えそう。しかし、右腕の押し込みは強いですね。そして足元もぶれているため強い打球を打つことは出来ていません。ただ、頭の位置はそれほど変わらないので選球眼は良いでしょうか。
肩も強いですし、足もまずまずかなと思います。塁に積極的な姿勢を出しますしまさにチームの柱ですね。身体能力も高いですし体格も良いものがあるのでスイングを更に磨いていけば県内では注目される打者になるかもしれません。

続いて浦商から2名程、惜しくも先日敗れてしまいましたが注目度の高い選手もおりますし春に期待したいです。
佐村 トラヴィス 幹久(2年 190・73 右・右 投手)
ノーワインドアップから投げるタイプで、足をすっと上げるもそこまでは高くないが軸足は適度に曲げていたのでバランスは悪くない。軽く溜め軸足の膝を曲げ軽くお尻を落とし、少し蹴って伸ばさずに曲げて着地するタイプ。ただ、あまりお尻も落とさず足も伸ばさないので着地は早い印象だ。グラブは打者と正対して使うので上手く壁を使うことが出来てないかなと思います。また引き込みも早いでしょう。腰の回転にやや堅さが見られグラブの使い方も相まって開きが早く、またテイクバックはまずまず大きいものの肘があまり鋭角に使えないのでアーム式の振りという感じを受ける。スリークウォーターよりやや上から投げ込んでくる。グラブ自体はしっかりと抱えられているので投げ終わりのバランスは悪くない。腕の振りはしっかり振ってはくるものの体に絡みつくような感じではないかなと思う。そんなに負担が大きいようには思えないが、しなやかさには欠けるかなといった印象です。
制球は案外安定していますがそこまで低めに集るわけでもないので見易さもあって打ちやすいかなとも思います。変化球はスライダーとフォークでしょうか。そこまで際立つものではないですね。
マウンド捌きは平均的というか悪くは無いですが、リズムが単調なので打たれているときはずるずるいってしまいます。牽制やクイックはまずまず。フィールディングもそこまで悪くないですししっかり鍛えられている感じです。センスは悪くないでしょう。
まぁこの手の投手は高校段階ではなかなか難しいでしょうから、経験も少ないようですしいろいろと吸収してこれからの礎にして欲しいかなと思います。冬の間に基礎的な部分を徹底的に磨いて欲しいですね。
映像です http://www.youtube.com/watch?v=KIiBQ0iE8i4
玉城 大夢(浦添商業2年 166・90 右・右 捕手)
軽く膝と腰を曲げ気持ち分開いて構え、グリップの高さは肩よりやや上くらいか、投手がモーションに入って時に左足をクローズ気味に移動させ、投手が着地した直後に始動する選手だ。足もあまり上げないので目線も大きくぶれない。ただ、グリップが内に移動しておりそのタイミングもやや遅いので少し立ち遅れてしまうのと、内の特にインハイ辺りを上手く捌けないのではないと感じる。しかし、スイングは非常に鋭く力強い。また足元もぶれておらず捉えた打球の球足は速い。膝もぎりぎりまで開くのを抑えているため体も開かず、壁を保つことができている。しっかりと腰も回転しておりスイングのフォロースルーも大きいので遠くまで飛ばすことができる選手です。
対応力や勝負強さはそのままに更に遠くへ飛ばせるようになってきたかなと思います。先日の交流試合でもそのスイングの迫力は抜けていましたし、初戦の沖水戦ではライトへ初めてホームランも打ったようで打者としては県内では一番でしょう。総合的に見てもここ最近の右打者ではトップクラスだと思います。まぁもう少し身長がですが・・・。
捕手としてもキャッチングなどは良くなりましたが、バウンド処理はまだまだです。肩は強くなってきました。2年時点でチームを引っ張っていこうとする姿勢もありましたし、3年になってそこが強くなってきたかなと思います。
持ち前の意識の高さもありますし、順調に成長していると思います。楽しみな打者ですし春に期待したいです。
映像です http://www.youtube.com/watch?v=YrI6Zj3HL4k
 
    (蔵建て男) 新チームの逸材レポートありがとうございます。動画があるとよりイメージが鮮明になりますね。私はあまりビデオ撮影を行わない方なのですが、やっぱり読み手に情報を伝えると言う意味では、重要なアイテムだと思います。
また文章がより、生き生きとリアルものになる気が致しますね。これからも、どうか宜しくお願い致します。

個人的には、佐村 トラヴィス投手。プロ志望届けを提出すれば指名されるであろう 南 貴樹(浦和学院)投手を彷彿させます。
 

2010年夏 甲子園14

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 9月22日(水)07時14分58秒
返信・引用
  う~ん、ドラフトまで一ヶ月余り、未だに夏のレポートをやっていて好いのでしょうか?と言っても進まないので、シコシコ更新して行きたいと思います。

△関 祐汰(栃木・佐野日大3年)投手 178/75 左/左

(どんな選手?)

腕を豪快に振り下ろして来る、ダイナミックなフォームが魅力の左腕です。

(投球内容)

球速的には、常時130~135キロ弱程度と際だつものはありませんが、腕をしっかり振って来るので、手元までの勢いは悪くありません。変化球は、スライダーとのコンビネーション。カウントを稼ぐ球と、ストライクゾーン~ボールゾーンに切れ込むものがあり、特に後者のボールを活かすのが上手いです。

左投手らしく、投球フォームと見分けの難しい牽制でランナーを刺します。フィールディングは並で、投球センス・マウンド捌きなどには、それほど際だつものは感じませんが、制球・ピッチングスタイルとしては、大きな破綻はありません。

(今後に向けて)

体格もありますし、豪快さもあります。ひょっとすると、大学あたりで化けると面白いかもしれませんね。高校時代はあまり騒がれなくても、今後注目される存在になれるかもしれません。今後の成長を密かに期待してみたい投手でした。

△白井 慶一(東東京・関東一3年)投手 175/76 左/左

(どんな選手?)

腕が遠回りに振られる「外旋」するフォームなのですが、ピッチングの上手い実戦的な左腕です。

(投球内容)

ストレートは、130~135キロ程度と、球速が示す通り、それほど際だつものはありません。むしろこの投手は、カーブ・スライダー・スクリューなどの多彩な変化球とのコンビネーションを活かして討ち取るピッチングできるタイプです。

クィックは、1.2秒前後と基準レベル・フィールディングも上手いです。東東京予選の39イニングで13四死球に抑えるなど、基準の1/3以下に抑える制球力も○。投球術に優れ、野球センスの高い選手です。

(今後は)

今後、何処まで上積みがあるのかは微妙なのですが、常時135~140キロ台前半ぐらいに球速を伸ばしつつ、今の投球スタイルを維持できたのならば、実戦派左腕として面白い存在になっているでしょう。スケールはありませんが、そういった成長を期待してみたいと思います。

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2010夏 甲子園13

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 9月21日(火)04時41分56秒
返信・引用 編集済
  皆様今晩は。毎度祝日でも仕事があるので、ビデオ観戦も進まない管理人です。今宵も甲子園のレポートの続きでも。

△土倉 将(石川・遊学館2年)投手 171/63 右/右

(どんな選手?)

2年生ながら、甲子園の大舞台でもリラックスして投げられているのが、とても好いですね。体格・球そのものには凄みはないのですが、自分のペースに相手を引き込める投球術には、観るべきものがありました。

(投球内容)

スリークオーター気味のフォームから、コンスタントに135キロ強(MAX137キロぐらいか)のストレートに、スライダー・シンカーだかツーシームのような少しシュート回転して沈む球を持っております。

ベースカバーも早く、フィールディングもまずまず。牽制もそれなりで、クィックも1.1秒前後・石川県予選でも投球回数の1/5以下に抑える四死球率など、安定した制球力が自慢です。マウンド捌きも安定しており、自分のペースで大舞台でも投げられる度胸と相手を自分のペースに引き込む術には、高い野球センスを感じさせます。

(今後は)

体格・完成度などからも、来年ドラフト候補云々と言うタイプにはならないと思います。ただ高校生としては完成度が高いので、新チームの対戦校レベルだと、なかなか攻略は困難そうです。ただ更に本人が上を目指すならば、そのレベルでは満足することなく、全国を意識した球の威力・変化球レベルなどを身につけてもらいたいものです。いずれにしても、2011年度の石川を代表する好投手になれそうです。

○山岸 裕介(石川・遊学館3年)捕手 171/75 右/左

(どんな選手?)

1年生の頃から活躍する北信越地区を代表する強打の捕手です。体は小さいのですが、ボールを遠くに運ぶ術を身につけており、将来的には打撃を売りに活躍することが期待されます。

(ディフェンス面)

1年生の頃から試合に出ているので、堂々としたプレースタイルが垣間見られます。ミットを投手に示し、特に下げることなく捕球するのでワンバウンド処理に立ち後れることもありません。。投手の投球テンポを意識したリードもできておりますし、ボールを押し込むような捕球もできますし、またフットワークも機敏です。

ただ残念なのは、キャッチングやプレースタイルが雑です。また地肩は悪くないのですが、塁間2.0秒強ぐらいのスローイングは、けして図抜けたものではありません。そういったスローイング能力・捕手的適正などを考えると、上のレベルで捕手と言う微妙な気が致します。

(打撃内容)

石川県予選では、打率.750厘と図抜けた打率を残しました。腰が深く沈んだ重厚感のある構えである一方、あまり柔軟性のあるタイプではありません。むしろ甘い球を逃さない「鋭さ」などを売りにする一発必撃タイプです。

体は小さいのですが「遅めの仕掛け」を採用する長距離打者スタイル。足を小さくステップさせ、ベース側に踏み込んできます。またその足下がブレないので、打ち損じが少ないタイプです。

早めにグリップをトップの位置に持って行くので、極めてロスが少ないのですが、リストの柔軟性に欠けます。基本的に広角に打ち返せるタイプなのでしょうが、緩急には脆いタイプかと思います。残念なのは、少しバットの先端が下がり気味で、ボールを捉えるまでのスイングにもロスを感じさせます。それでもフォロースルーでグリップも高い位置にあり、ボールを遠くに運ぶことができる選手です。強くバットを振り切るだけでなく、遠くに運べるのがこの選手の大きな特徴です。

(今後に向けて)

確か初めて観たのは、1年生の春季の北信越大会だったかと思います。その頃から堂々としたプレーぶりが目を惹いた御山の大将的な選手です。そのプレースタイルからも、捕手と言うよりは、攻撃的な捕手以外の野手向きな性格だと思います。将来的には、打力を活かして早い段階からコンバートすることが望ましいと考えます。

走力は、最後までしっかり走らないので正確なタイムは計測できず。ただ石川大会の5試合で2盗塁を決めており、けして遅くはなさそうです。また地肩も強いので、フットワークも機敏なので、二塁あたりか外野あたりに適正がありそう。

体は小柄ですが、この選手は本質的にスラッガーとしての資質があります。仕掛けも遅くボールをギリギリまで引きつけられますし、体の各部分も強いですし、何よりフォロースルーを活かしてボールも運べます。もう少し身体を柔らかく使えれば、強豪大学レベルでも打力でアピールできるレベルまで育つのではないのでしょうか。あとは、方向性を間違わずに真摯に野球に向き合って欲しいと願うばかりです。

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岐阜秋季大会準決勝

 投稿者:kimi  投稿日:2010年 9月20日(月)23時34分27秒
返信・引用
  蔵さんこんばんは

ご無沙汰しております。少し時間ができましたので書き込みます。
週末に3連休が取れ、久しぶりに帰省して3日間観戦に行ってきました。
今日は長良川球場で岐阜の秋季大会を観てきましたのでそのレポートです。

岐阜大会は緒戦で県岐商が進学校の大垣北に負け、甲子園出場校の土岐商は前日の準々決勝で大垣日大に負け、市岐商や城北も早い段階で敗退するなど、有力高校が次々と負けていく波乱含みの展開でした。センバツ経験者が残る大垣日大が一歩抜けてるのかなという気がします。

第1試合 岐阜第一 10-0 岐阜工業
初回から効率よく得点を挙げた第一が圧勝しました。初回先頭の番場がセンターオーバーのスリーベース(センターが打球見失ったのでエラーぽいですが)でチャンスを作ると、続く葉栗のライト前ヒットで先制、バントで進めると4番日比野がツーランを放ってあっという間に3点をあげます。
各打者ともに逆方向に強い打球を飛ばしていました。バントはセーフティー気味のが多く、相手のエラーを誘うこともありました。

この試合で目立っていたのは1番セカンドの番場駿と4番ファーストの日比野泰志でした。今の2年生の代に積極的に選手を集めたようでようやく成果が出つつあります。番場は1年の夏に1番レフトで出場していましたが、ストレートに力負けしていましたしまだまだ力不足な感じでした。この日は3の2で犠打2つとトップバッターとしては十分な働きでした。ミートが上手く、小柄ですがリストが強いので打球が伸びます。
右の長距離タイプの日比野は初回にツーランを放つとその後も打ち続け、タイムリー2本を含む5打数4安打と大当たりでした。初回に甘いインハイをレフトスタンドに叩き込むと、以後は外中心の攻めになりました。時折来るインコースはきっちり捉えてきますし、外の球は右方向へおっつけます。ライト前ヒットは痛烈でしたし、少々芯をはずしても鋭い打球を打ってきます。
県内では屈指のスラッガーですし、東海大会でどれだけ打てるか楽しみです。

岐阜工業は組み合わせに恵まれたとはいえ、ベスト4は大健闘かと思います。2年前の代には東邦ガスに進んだ浅野という剛球タイプのエースがいましたが、他の年は失礼ながら注目してみていたことはありませんでした。野球よりもサッカーが有名な学校ですし。
先発の背番号9の下川が打たれ、4回からエースの田内を登板させますが、疲れからか身体にキレがなかったです。ガタイのいい投手で、フォームはぎこちないですが時折伸びのあるいい球を投げていました。


第2試合 大垣日大 4-0 中京
大垣日大が試合巧者ぶりを発揮して快勝しました。
エース葛西は6安打を浴びるも要所を締めて連日の完封でした。外角いっぱいに決まるストレート、ベースを掠めるように外から入ってくるスライダーは健在でした。7回に連打を浴び、無死一二塁で4番の都築を迎えますが、左中間抜けようかという当たりをセンター安藤嘉がダイビングキャッチして抑えると、後続を断って最大のピンチを切り抜けました。葛西は確かによかったのですが、4回までの球数が40球近くと中京の早打ちにも助けられました。もう少し球数を投げさせればなあと思いながら観てました。

日大はスタメンに5人の右打者を並べ、旧チームの左偏重打線とは異なる布陣でした。唯一の一年生スタメンの7番ショート上木は大型ショートとして面白い選手です。右方向にも長打を放っていました。エースの葛西が5番に入っていたのも驚きました。スイングに力強さは感じないのですが、しっかりミートしてセンター中心に打ち返すなど2安打の活躍でした。

中京はエースの菅原がいまいちでした。身長は170後半から180くらいでしょうか。ひょろっとした左腕です。球速は120後半くらいで、たまにビシッとした球が来ますが、抜け球が多いです。制球はアバウトで降板する5回途中までで5四死球を出します。目を引いたのはその後に投げた宮地という背番号10の右投手でした。近くに関東の某球団のスカウトがいたのですが、宮地がお目当てだったようです。球速は140前後くらいで、重そうな球を投げます。ほとんどがストレートで、変化球は1割くらいでしたが日大打線が打ちあぐねていました。
4番の都築は好打者揃いのチームの中では貴重なスラッガーでした。この日は葛西の前に4の0でしたが、きっちり外のスライダーを捉えていました。

長々とすみません。他の日のは余力あるときにでも。
 
    (蔵建て男) レポートいつもありがとうございます。まだまだよく知らない選手が多く、なるほどと思いながら読ませていただきました、ぜひ今後の参考にさせてくださいませ。この時期に関東のスカウトが、岐阜の選手を見にきたりするんですね。一冬超えて宮地選手が、どんな成長を遂げるのか気にしてみたいと思います。

日比野選手、東海地区屈指のスラッガーと言うことは、今後大いに注目される存在になりそうですね。またのレポート、お待ちしております。

お礼の方、今日にもお送りできると思いますので、どうか宜しくお願い致します。
 

2010年夏 甲子園12

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 9月19日(日)23時20分46秒
返信・引用 編集済
  いや~、やることが一杯溜まってしまい、なかなか更新がはかどりません。一つ一つやって行くしかないとはいえ、本当に進ません。もう一日、休日を頂きたい(笑)。

△赤松 茂樹(愛媛・宇和島東2年)投手 172/72 右/右

(どんな選手?)

あまり上背はないのですが、それでも2年生ながら、MAX140キロを記録するなど、秋以降四国では話題になりそうな投手でした。

(投球内容)

オーソドックスなフォームから、常時135~MAX140キロを甲子園で記録。ピンチでも動じることなく、自分の持ち味を発揮したハートも評価したいポイント。変化球も、スライダー・フォークなどを織り交ぜ、ボールを両サイドに投げ分けるコントロールもある。

(今後に向けて)

現在は、それほど驚くような球はないし、そのフォーム・投球内容からも、それほどスケールは感じさせない。順調にこの冬を越えれば、2011年度の愛媛・もしくは四国を代表する投手になれそうだ。一冬越えた、更なる成長を期待したい。


△宮本 涼(岩手・一関学院3年)遊撃 175/75 右/左

(どんな選手?)

チームの3番・遊撃手を務める、攻守の要的存在。特にとっさの判断に優れる遊撃守備には、目を見張るものがあった。

(守備・走塁面)

一塁までの到達ラップは、基準である4.2秒弱ぐらい。ただ岩手予選の6試合で、盗塁は1個と言うことからも、それほど足を売りにするタイプではなさそうだ。

遊撃手としても、判断が好い選手なのだが、地肩があまりないせいなのか?岩手予選6試合で、失策は6個とイマイチ。守備自体の動きは好いのだが、安定感に欠けるようだ。いずれにしても上のレベルでは、守備・走力でアピールできるほどのものはない。

(打撃内容)

グリップを高く添えて、アゴをしっかり引き、隙なしの集中力で打席に立てている選手です。ただ仕掛け自体は「遅めの仕掛け」で問題はないのですが、ベース側に足を置き、ノーステップで打ちに行く独特のスタイルなので、打てるポイントはかなり限られていそう。

ボールを捉える時も、足下がブレずに我慢できておりますし、トップをいち早く作り、そのまま振り下ろすロスの少ないスタイル。その時に、少しボールを捉えるまでのスイング軌道にロスがあるのですが、ヘッドを下げることなく振り抜くことで、ドアスイングは免れております。

(今後に向けて)

現状、守備・走力に抜けたものはなく、打撃もかなり癖のあるフォームです。そのため上のレベルで野球を続けられたとしても、そこで活躍するのは難しいかもしれません。ただ野球への意識・集中力は好い選手なので、どんどん壁を乗り越えて行ってくれることが期待されます。また何処かでその成長した姿に出会えることを、今から楽しみに待ちたいと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2010年夏 甲子園11

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 9月19日(日)10時55分55秒
返信・引用
  皆様こんにちは。福岡から戻ってきましたが、今日は近場の試合会場に午後から足を運ぼうと思っております。甲子園のレポートもまったりと進んでおりますが、実際にはそうも悠長に行っていられません。今日の夜にかけて1人、個別寸評を進めて行けたらと思います。

△山本 喬之(愛媛・宇和島東3年)投手 177/73 右/右

(どんな選手?)

ややもっさりした感じの投手なのですが、すでに縦の変化を武器にできる貴重な高校生です。リストに名前があがっていたので、今回初めてチェックを入れてみました。

(投球内容)

球速は、常時130キロ前後~MAXで130キロ中盤ぐらい。綺麗な回転のストレートと言うよりは、微妙に手元で変化しているような癖球です。圧倒的に横滑りスライダーとのコンビネーションを多投し投球を組み立てるのですが、この球が高めに浮いて痛打を浴びる場面が目立ちます。もう少しスライダーの精度を上げるか、速球に磨きをかける必要性を感じます。

ただこの投手、狙って縦に落として空振りを誘える技術があります。ただこの球を活かすためにも、もう少し速球のキレ・勢いを増さないと、上のレベルでは振ってくれない気が致します。

牽制はそれなり鋭いですし、クィックも1.05秒前後と素早いです。制球は、ストライクゾーンに球を集め有利な状況を作れます。そういった投球センス・野球センスは悪くないので、もう少し速球に磨きをかけたいところです。

(今後に向けて)

現状、上のレベルで活躍して行けるのかと言われれば、かなり厳しいといった印象は否めません。そのためにも速球のキレ・勢いに磨きをかけつつ、スライダー・フォーク(縦スラ?)の精度を高めて行くことが求められます。志しを高く持てば、まだまだ変わって来ることも期待できるでしょう。今後また、何処かで出会える日を楽しみに待ちたいと思います。

△三浦 真吾(愛媛・宇和島東3年)遊撃 172/72 右/左

(どんな選手?)

チームの3番・遊撃手を担う攻守の要的な存在です。特に肩の強さを活かした、遊撃守備が目に付きました。

(守備・走塁面)

フットワーク・キャッチングには可も不可もなしといった基準レベルの遊撃手です。ただ地肩に関しては、基準以上に強く、上のレベルでもやって行けるポテンシャルを感じさせます。

ただ一塁までの塁間は、4.35強ぐらいと、基準である4.2秒に比べるとだいぶ劣ります。実際愛媛予選の6試合で、盗塁は0個。上のレベルでも、足を売りにできるタイプではなさそうです。

(打撃内容)

甲子園では結果が出ずよくわからなかったので、愛媛大会の模様も観てみました。その結果、この選手ボールを捉えるセンスは悪くないように思えます。

グリップを下げて体の近くに添える、少々内が窮屈な構えには見えます。それでもカカトをトントンして自分のリズムを刻み力みは感じられません。仕掛けは「早めの仕掛け」を採用するように、右に左へ打ち返すアベレージヒッターです。

特徴的なのは、足を引き上げることなく、いきなり地面をなぞるように回し込むこと。これにより、打撃のロスを少なくできます。真っ直ぐ踏み出した足下もブレないので、外角の球でもしっかり叩けます。緩急、コースにも対応しうる幅広い打撃が期待できます。

トップも早く作れており、バットの先端も下がることなくしっかり振り抜きます。軸も安定しておりますし、高校生としてはレベルの高い技術を持っております。

(今後に向けて)

甲子園では、肩がソコソコあるな程度の印象でしたが、愛媛大会の模様をみると、かなり技術的に高く、ミート力のある選手であることがわかりました。

将来的に遊撃手としては厳しいかもしれませんが、地肩はあるのでその身体能力を活かしたプレーヤーになることが期待されます。技術はしっかりしておりますし、独自の打撃技術も垣間見られており、これは指導者が云々と言うよりは、自分が深く野球を探求するなかで考え身につけたものだと考えられます。上のレベルでも結果を残せるだけの下地はあり、今後どのような活躍を魅せてくれるのか気になる選手です。ぜひ志しを高く持って、野球を続けて欲しい選手でした。

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2010年夏 甲子園10

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 9月17日(金)02時48分31秒
返信・引用
  皆様今晩は。来週は、祭日が二日あるようですがいずれも出勤。その代わりと言うわけではないのですが、今の職場に入って初めての三連休になります。明日の夜から遠征して、土曜日の夜に戻って来る予定。ドラフトまで一ヶ月あまりなので、更新を進めて行きたいと思います。

△狩野 亜也(群馬・前橋商)投手 175/68 左/左

(どんな選手?)

甲子園の2回戦・北大津戦に、リリーフとして登場。柔らかい腕の振りを活かしたMAX139キロを記録する、力投派サウスポーです。この選手、春季関東大会を観戦した試合では完投し、勢いのあるボールを投げ込んでおりました。

(投球内容)

柔らかい腕の振りから、右打者内角クロスへ食い込む強気の投球が身上です。甲子園では、コンスタントに130キロ台を記録し、MAX139キロまで到達。特に高めのへの速球には勢いがあり、この球で空振りを誘えます。

変化球は、110キロ前後のカーブだかスライダーぐらいか。この選手、球の勢いにかまけた力投派かと思いきや、冷静にマウンドをハズしたり、鋭い牽制を多く挟みます。またクィックも1.15秒前後でまとめられており、なかなかランナーにつけいる隙を与えません。ベースカバーも遅くないですし、根本的な野球センスは悪くないように思えます。

課題は関東大会の時にも書きましたが、ボールが高めに集まる傾向が強いこと。特に右打者外角に投げ込む逆クロスへの球が浮いて、この球を北大津の強力打線が見逃してはくれませんでした。またスライダーぐらいしか目立たない変化球も、今後は攻めのバリエーションを増やす必要性を感じます。

(今後は)

中背ですが、まだボールは速くなるのではないのでしょうか。チームの2番手以降の選手なので、中央の大学への進学は厳しいかもしれませんが、こういった選手を育てるのが上手い、関甲新リーグなどの地方リーグの関係者は、その将来性を見逃さないと思います。将来は、140キロ台を連発できる速球派左腕への可能性も充分秘めており、その成長が期待されます。その頃までに、如何に投手としての総合力も引き上げられるかで、将来プロに行けるかが決まりそうです。可能性のある選手だけに、志しを高く持って今後も取り組んで欲しい1人です。

△原 力斗(群馬・前橋商3年)左翼 183/77 右/右

(どんな選手?)

大型ながら鋭いスイングが特徴で、外野手の頭を越すような長打が魅力。早くから名前があがっていた選手で、今回チェックを入れてみました。春季関東大会でもセンターオーバーの長打を放ったのを観ましたが、甲子園の宇和島東戦でもレフトオーバーのツーベースを放つなど、破壊力のある打撃を魅せてくれました。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.65秒前後(左打者換算で4.35秒前後に相当)と、基準である4.2秒に比べるとかなり劣る脚力です。そのタイムが示す通り、群馬県予選の6試合では、盗塁無し。けして足を売りにするタイプではなさそうです。

また左翼手としての守備を観ても、ことごとく頭の上を越される場面が多く、けして打球への勘や反応が好い選手には見えません。またその返球を見る限り肩もあまり強くなく、左翼手であるのも頷けます。走・守でアピールするのは、正直厳しいタイプだと思います。

(打撃内容)

破壊力のある打撃が自慢である一方で、群馬予選打率.190厘の数字が示す通り、脆さがあるのも確か。この粗さを解消できるのかが、今後の課題。

クローズスタンスで打席に立つスタイル。クローズスタンスで一番大切なのは、高めの緩い球以外は、センターから右方向へはじき返す意識を徹底させること。しかし彼の場合、踏み込んだ足下が、早く地面から離れるレフト方向へ巻き込む打撃になっている点。そのため緩い変化球はレフト方向に引っ張れますが、低めの球や速球を引っかける場面が目立つはずです。

「早めの仕掛け」を採用し、足を大きく引き上げベース側に強烈にインステップして踏み込みます。と言うことは、外の球を強く意識して上から叩き行きます。しかし外の球も引っ張り行くと言う無理な打撃が、この選手の確実性を低下させていると思います。

こういった打撃の矛盾を変えて行かない限り、この選手の対応力は改善されないでしょう。そこが一つ、この選手が今後活躍して行けるのかの別れ目だと思われます。

(今後に向けて)

上のレベルでは、守備・走力をアピールして行けるほどのものはありません。そのため打撃で勝負と言うタイプなのですが、現状矛盾する打撃が幅を狭めております。今後も野球を続けて行けるのかは微妙ですが、根本的な打撃の意識改革に期待したいと思います。持っている資質は悪くないだけに、なんとも惜しい選手です。そういったことを指導してくれる環境で、野球を続けて欲しいと願うばかりです。

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都市対抗続き

 投稿者:ホエールズ  投稿日:2010年 9月16日(木)22時55分59秒
返信・引用
  昨年は社会人外野手が豊作で、都市対抗で活躍した荻野がまさかの入札1位と評価を上げ、結果を残した長野が予定通りの1位、今一つだった清田が4位と事前予想から評価を下げ、荒波が見送られました。都市対抗が評価の分かれ目となったようで、今年こその荒波は三振ばかりで最後は代打を送られてしまい、ちょっと厳しいですね。
2年前に横浜の外れ1位候補だった岩見(大阪ガス)は四球が印象に残り、波がありそうな感じで、2年前の蓬莱(王子製紙)を思い起こしました。
昔の即戦力は高卒社会人が王道だったのが、大学進学率が上がって大学卒中心になり、社会人選手の”旬”の時期が短くなっているかも知れませんね。
 
    (蔵建て男) 結局社会人野球で、何を得るのかだと思うですよね。岩見なども、どうも大学時代よりも劣化しており、コントロールがあそこまで悪い投手ではなかった気が致しますが・・・。

ただ年々社会人野球のレベルダウン・活力が失われているのは確かでありながら、これは!と言う画期的な案を提案できずにいる社会人球界にも責任があります。いろいろしがらみがあるとは思いますが、もう少し世間の興味を引きつけるような大会運営・システムの構築を望みたいです。特に日本選手権あたりでは、時期が時期なのでプロのファームや独立リーグのチームなどを巻き込んだ巨大大会を呼びかけても好いのではないのでしょうか?
 

2010年夏 甲子園9

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 9月16日(木)04時59分49秒
返信・引用
  皆様おはようございます。昨日は、完全に予定が狂ってしまい、更新もままならない一日となりました。それでも、なんとか週末まで頑張って行きたいと思います。

△中村 大雄(滋賀・北大津3年)中堅 174/70 右/右

(どんな選手?)

チームの6番・中堅を担う選手で、真っ直ぐ後ろに伸びる打球を好捕するなど、高いディフェンス力が魅力です。個人的には目に付きませんでしたが、名前があがっていたのでチェックを入れてみました。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間を4.4~4.5秒弱(左打者換算で4.1~4.2秒弱)と走り抜けるなど、基準を上回る脚力がある選手です。ただ滋賀県予選5試合で、盗塁は0。6番と言う打順からも、足を売りにするタイプではありません。

中堅守備に関しては、打球への反応・球際への強さなど、キャッチングは悪くなさそうです。ただ地肩に関しては、それほど強いようには見えず。その点で、上のレベルではどうなのかな?と思います。

(打撃内容)

滋賀予選では、前足を軽く引きながら重心を深く沈め、グリップを低めに添える癖のある構え。甲子園では、構えた時からセンターカメラからの映像で背番号が読み取れるような、内にグリップが入り込むクローズ気味な構えなど、相手によって多少フォームを変えているのかもしれません。

ただこの選手、足を比較的早く引き上げるのですが、その足が早めに地面に着いてしまい、上半身だけでボールを対応しようとする傾向があります。またボールを打ちに行く時に、グリップが奥に入り込んで、バットがスムーズに出てきにくいです。これらの二つの大きな欠点が、対応力に暗い陰を落とします。

(今後に向けて)

上のレベルでも通用するディフェンス力の持ち主だと思いますが、打撃では癖があって、苦労することが予想されます。もう少しオーソドックスな打ち方を身につけて、視野を広げた時に、どんなプレーを魅せてくれるのか注目したいと思います。また何処かで出会える日を、楽しみにしたいと思います。

○野口 亮太(群馬・前橋商3年)投手 163/57 左/左

(どんな選手?)

下級生から活躍する、洗練されたマウンド捌き・投球術が魅力の実戦派です。上背はないのですが、いわゆる「ピッチングができる投手」であり、試合をきっちり作れる貴重な存在サウスポー。

(投球内容)

フォームには癖がなく、オーソドックスな左腕。球速は130キロ前後ぐらいなのですが、球にキレがあり球速表示以上に感じさせます。変化球は、カーブ・スライダー・スクリューなど一通りあり、その球を両サイドに散らせてきます。

ベースカバーも早く、二回戦の北大津戦でも魅せた本塁へのグラブトスなど、フィールディングは非常に上手いです。牽制も鋭いのですが、クィックができない(しない)のは、どうなのかな?と言う疑問は持ちました。制球力・投球術など、極めて野球センスの高い選手です。

気になるのは、やはり全国レベルの打線相手になると、球威・球速不足が否めません。いくら制球力・ピッチングが上手くても、癖のないフォームと球の威力が物足りなければ、上のレベルでは厳しいです。その点を如何に改善できるのかに、今後はかかっていると言っても過言ではありません。

(今後に向けて)

ピッチングが上手いですし、制球力がある選手なので、上のレベルでも早い段階から起用できると思います。ただ先に述べたように、球威・球速が物足りませんから、大学などで如何にその点を改善して行けるのか?

その一方で、ミートセンスに優れた打撃は非凡なものがあります。フィールディングなどの動きの機敏さからも、内野手としての適正にも期待が持てる選手。投手として伸び悩むようならば、そういった選択肢も考えられます。いずれにしても、野球センスが光る好選手でした。

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都市対抗

 投稿者:ホエールズ  投稿日:2010年 9月16日(木)01時09分7秒
返信・引用
  大変ご無沙汰しています。
都市対抗開催期間は水道橋駅側の東京ドーム通路に掲げられる各チームの看板とドーム前広場の関係者集合所の様子を毎年見ていますが、今年は常連大企業の撤退を実感しました。
惜しくも優勝を逃しましたが、JR九州の濱野投手は完成度が高く、さすがだと思いました。ただ、スピード感が今一つな気がしており、即戦力には違いないのですが、プロで主力投手になるイメージ湧きませんでした。昨年も残留しており、会社の安定性や年齢的にもプロ入りは厳しい気がしています。一方、補強選手の金城投手(エナジック)はぎこちないフォームですが、新聞記事にある140キロ台のストレートと110キロ台のカーブの緩急だけでなく、ストレートに角度があり、右打者が打ちにくそうな印象を受けました。今年は左腕投手の候補者が少ないので、もう少しセットアッパー候補として注目を受けても良いかと。
昨年トヨタの投手では個人的に佐竹>大谷>中沢の評価だったのですが(実際のドラフトでは大違い…)、今年の佐竹は見逃し三振が思い通りにはとれなくなった感じです。
 
    (蔵建て男) 佐竹も、ドラフト適齢期を過ぎ、モチベーションがそこまで上がらないのかもしれません。彼が何処までプロ志望だったのかは定かではありませんが、トヨタでなければまたプロの道も開けていたのかもしれません。中澤の活躍を観ると、佐竹がプロで全く通用しなかったと言うことはなかったと思うのですが・・・。

濱野は右打者には絶対的な強さがありますが、相変わらず左打者には弱いです。この欠点を改善できないと、年齢も年齢だけにプロ入りは厳しいかもしれませんね。
 

2010年夏 甲子園8

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 9月15日(水)03時10分34秒
返信・引用 編集済
  皆様今晩は。今日もまったり甲子園のレポートの続きでも。今回は、将来が楽しみな2人の北大津の選手達をご紹介致します。

○横江 巧真(滋賀・北大津3年)投手 181/84 右/左

(どんな選手?)

腕の振りが素晴らしく、常時140キロ台の勢いのある速球で押せる投手です。制球力には欠けるのですが、将来は150キロ台を期待できる素材が魅力。

(投球内容)

上半身の力が勝って、下半身がついてこない感じの力投派です。そのため殆どの球が高めに抜けてしまいますが、それでも常時140キロ台~MAX144キロの速球には、高い将来性を感じさせました。変化球もスライダーがあるようなのですが、その球も高めに浮き、曲がりもさほど際だつものがありません。現状は、ストレートで押すのみと言った感じの投手でした。

またランナーがいてもクィックができない、イニング数に近い数の四球を出すなど、課題は山積みです。しかし将来的にも、試合をまとめる技術を見出せるかは疑問で、あくまでも球の勢いで押すリリーフタイプだと割り切るべきではないのでしょうか。

(今後に向けて)

将来は、150キロ台を期待できるだけの、肉体的な強さ・腕の振り・素材としての奥行きも感じさせる選手です。とりあえず欠点は目をつむり、長所を伸ばしてくれる環境で野球を続けて行くことを期待します。個人的には、プリンスホテルから西武2位で入団した前田勝宏を思い出しました。ちまちま小さくまとまることなく、夢の160キロ台も期待したくなるようなスケールの大きな選手に育って欲しいものです。

○小谷 太郎(滋賀・北大津3年)右翼 176/68 右/左

(どんな選手?)

懐の深い構えでボールを呼び込み、柔らかいリストワークとボールを見極める選球眼が光る強打者です。2010年度の関西を代表する打者であり、甲子園でもホームランを放ち、その存在感は実証されました。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.25秒弱ぐらい。基準である4.2秒に近いタイムであり、けして足は遅くありません。ただ滋賀県予選の5試合で1盗塁の数字が示す通り、足でアピールするタイプではありません。

右翼手としてはキャッチング危なっかしくは見えますが、破綻のないレベルにはありそうです。地肩に関しては中の上レベルで、あとはキャッチング・スローイングの精度を向上させることが求められます。走・守共に際だつものはありませんが、けして見劣るレベルではありません。

(打撃内容)

左オープンスタンスで、グリップを低く添えます。この選手の最大の良さは、打撃が柔らかく、ボールを見極める選球眼にも優れている点です。甲子園では本塁打を放ちましたが、本質的には広角打ち返す中距離タイプの強打者だと思われます。

仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用する中距離・ポイントゲッター。足を回し込むので「間」が作れ、打てるポイントは多そうです。左打者らしくアウトステップするのですが、その分真ん中~内角よりの球は引っ張って長打を呼び込み、踏み込んだ足下がブレないので左方向へも打球が飛ばせます。

打撃の準備段階であるトップを作るのも遅くないですし、バットを寝せながらも、ヘッドを立てながらスイングできており、ボールを捉えるまでのスイングに大きなロスは感じさせません。ボールを懐近くまで呼び込み、思いっきり引っぱたきます。当てるのではなく、振り切るスイングを身上としております。

(今後に向けて)

甲子園や滋賀大会などの模様を観て考えましたが、やはり高校からプロとなると、守・走が並なだけに、総合力で見劣ります。打撃には非凡なものがありますので、大学や社会人に進んで、三拍子の引き上げに努めて欲しいと思います。

天性の柔らかさとボールを見極められる選球眼があり、強豪大学や社会人でも活躍が期待できます。ぜひその打力を活かして、アマ球界を代表する打者に育って頂きたいです。

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2010年夏 甲子園7

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 9月14日(火)03時31分10秒
返信・引用 編集済
  なかなか甲子園のレポートもはかどりませんが、ドラフトまであと1ヶ月半。なんとか都市対抗と甲子園の短評程度は、終わらせたいと思います。うんなわけで、今日も大会二日目の第一試合に出場した選手達から。

△牛場 友哉(静岡・常葉橘3年)捕手 169/72 右/右

(どんな選手?)

昨年も甲子園に出場していた選手で、庄司 準人(広島)投手とバッテリー組んで活躍致しました。小柄ですが、好守と小力のある打撃が魅力です。

(ディフェンス面)

小柄ですが、投手が投げやすいようにどっしり座り、しっかりミットを示します。そしてグラブを下げないので、低めの球への対応も悪くありません。昨年までは、打球への反応がワンテンポ遅いと思ったのですが、その辺もだいぶ解消されておりました。ただ気になったのは、ボールを捕球しに行くときに、グラブだけで捕りに行ったりと雑な面が見られたり、普段は投手に軽く返球しているのが、送球が雑になったりとムラのあるプレースタイルが気になりました。

スローイングも捕ってから投げるまでの流れは良いのですが、ちょっと肩だけで投げる点は気になります。それでも塁間1.95秒前後のスローイングは安定しており、その点では評価できます。フットワークも機敏ですし、リードセンスも悪くありません。ムラッ気と丁寧さに心がければ、上のレベルでも捕手としてやって行ける選手だと思います。

(打撃内容)

小柄ですが、チームの4番を担うように、非力さは感じさせませんし、むしろツボにはまれば長打力のあるパンチの効いた打撃が魅力です。

構えた時に、かなり肩が内に入ったクローズ気味な形になります。そして少し力が入りすぎて、力みがちな構えが気になります。仕掛けは「遅すぎる仕掛け」を採用するなど、長距離打者タイプ。ただ実際には強打者ではありますが、スラッガーではないように思えます。

ベース側にしっかりインステップして踏み込む選手であり、外の球を強く叩けるスタイル。クローズ気味に入る選手なので、球威のない変化球以外は、徹底的に右方向への意識が欲しいのですが、この選手は結構引っ張る打撃が目立ちます。

その辺の打撃の矛盾と言うか方向性は、今後しっかり見定めて行く必要があるのではないのでしょうか。走力も塁間4.5秒弱(左打者換算で4.2秒弱)と、基準を上回る能力。そのため、結構動ける選手です。

(今後は)

攻守にバランスの取れたプレーヤーです。そのため上のレベルでも、ある程度活躍して行ける下地はあります。ただ自分の方向性・投手への配慮など、もっと深く野球を見つめる必要性を感じます。けして頭が悪い選手ではないと思うので、自ら進むべき方向を切り開いて欲しいと思います。その答えが見えた時、大学のみならず社会人などで野球を続けて行けるプレーヤーになっているのではないのでしょうか。

△岡本 拓也(滋賀・北大津2年)投手 170/55 右/右

(どんな選手?)

普段は、腕がしっかり振れる躍動感溢れるスリークオーターですが、時には下手投げる変則投手でもあります。また滋賀大会の35イニングで、四死球は僅か2個と言う抜群の制球力も魅力です。

(投球内容)

スリークオーターから、常時130~MAX136キロぐらいのストレートを投げ込みます。変化球も、右打者低めにスライダー・左打者外角にシンカーを使い、右打者の内角にもシュート系の球を投げ込みます。

内外角に球を投げ分けたり、四球を出せない制球力はあるのですが、球威・球速が物足りないので、甘くない球でも痛打されるケースが目立ちます。クィックは、1.2~1.3秒ぐらいとやや遅いのですが、ベースカバーなどは遅くありません。投球を組み立てるセンス・制球力はそれなりで、あとは如何に球威・球速などのパワーアップを図れるかではないかと思います。

(今後に向けて)

小柄ですが、イキのいいピッチングができます。その割に投球に粗さはなく、実戦力があるのが魅力です。あとは、来年に向けてどのぐらい球威・球速を増したりと、スケールを身につけられるのか、あるいは更に投手としての総合力を引き上げられるのか注目したいです。高卒プロと言ったタイプではありませんが、来年度の滋賀を代表する好投手になると思います。新チーム以後の活躍に、期待したいですね。

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退部

 投稿者:Mr.ストレートキャップ  投稿日:2010年 9月12日(日)20時18分54秒
返信・引用
  こんにちは。東京六大学野球も昨日開幕しましたね。
久々に早稲田の試合を見ていたのですが・・・、試合前のノックのときに、
あの選手がいないことに気づきました。
そうです、ハンカチ王子と同級生で、斎藤と同じく一年春からレギュラーで
四番を任された原寛信選手です!
昨年秋に二割にも満たない低打率で不調に苦しみ、スタメン落ち・打順降格・代打送られの三重苦。
最終学年に復活を期待したはずが、いつのまにか名簿からも名前が消えてしまって・・・
経験のない挫折が彼から野球にピリオドを打つことを決断させたのか、はたまたケガに苦しめられたのか。
いずれにせよ、私としてはとても残念です。
 
    (蔵建て男) 詳しいことは書けませんが、部内で問題を起こしたらしく、春のシーズン前に野球部を辞めたと思います。

1年生の頃からリーグ戦で活躍してきた選手。今後、何処かで出会えることを待ちたいと思います。
 

2010年夏 甲子園6

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 9月12日(日)10時14分53秒
返信・引用
  10月終わりのドラフトまでには、こちらの掲示板での甲子園・都市対抗ののレポートは、終えたいと思っております。そのため、あまりのんびりとはしていられません。ドラフトに関わりそうな選手に関しては、いつもどおり個別寸評を作成したいと思います。

△長谷川 彦(静岡・常葉橘3年)投手 174/68 左/左

(どんな選手?)

甲子園では制球を乱し、4回で10安打4失点と、持ち味を発揮できないまま終わりました。しかし元来は、左スリークオーターから、両サイドに球を投げ分ける、コントロールが身上です。

(投球内容)

かなりサイドハンドに近いスリークオーターから、125~130キロ強のストレートを投げ込んできます。球威・球速・球のキレなどは物足りないのですが、左横手独特の球筋を活かしながら、両サイドに粘り強くボールを集めます。

主な変化球は、スライダーとのコンビネーション。たまにですが、シュート系の球も投げるような気が致します。静岡予選では、50イニングを投げて、被安打は1イニングあたり、基準である70%割る34(68%)と抑えており、四死球も1/3以下どころか0.14個であることからも、その持ち味が発揮できなかったことが数字の上からも伺えます。実際静岡大会の模様などを観ていても、甲子園でのデキは残念に思えました。

左腕ですが、牽制は基準以下。クィックも1.25~1.4秒と動作が大きいのが気になります。ただフィールディングは基準レベルはあり、試合をまとめるセンスなども悪くありません。

(今後に向けて)

更に肘を下げて、左サイドとして特徴を出して行くか、パワーアップを図って球威・球速を増して行くのかのいずれかの方向性に走るのか気になります。ただ貴重な左横手候補ですが、現状は上のレベルでも活躍して行けるのかは微妙なレベル。まずは、地方大学などに進んで、自分の技量を高めて行って、更に上を目指して欲しいと思います。

△稲角 航平(静岡・常葉橘3年)遊撃 176/68 右/右

(どんな選手?)

旧チームからのレギュラーで、昨夏も甲子園を経験いたしました。今年は、2番・遊撃手として、貴重なバイプレーヤーとして存在感を示しました。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間を、4.4秒弱(左打者換算で4.1秒弱)で走り抜けられるなど、プロレベルに混ぜても俊足レベルの選手です。静岡予選の6試合でも、盗塁を4個決めるなど、それなりに走れる走力がありそうです。

最大の売りは、軽快な動きを魅せる内野守備。グラブ捌き、スローイングなどを観ていても、将来的に上のレベルでも二遊間での活躍を予感させる選手です。現時点では滅法上手いとは思いませんが、地肩も基準以上ですし、その成長ぶりが楽しみです。

将来的には、守備・走力共に、中の上レベルのプレーヤーまではは育ちそうです。これを、売りにできるレベルまで引き上げられるのかが、一つ大きなポイントではないのでしょうか。

(打撃内容)

軽くクローズ気味に立ちながら、ボールに身体をぶつけるように叩きに行くのが、この選手の特徴です。

二番打者ですが、足をしっかり引き上げ、ボールに向かってベース側にしっかり踏み込みます。そして早めに腰を開き、インステップながらレフト・ショート方向に引っ張る打球が多いのが、この選手の持ち味のようです。身体ごとぶつけて、思いっきり引っ張る、このスタイルのため、非力さを感じません。

多少上下に目線がブレるのは気になりますが、バットを上から下に振り下ろすと言うシンプルなスタイルで、大きなロスがありません。どのレベルの野球でも、ある程度結果を残せるタイプの選手ではないのでしょうか。

(今後に向けて)

守備・走力の現時点でのレベルも悪くありませんし、将来的にも期待が持てる選手です。打撃も派手さはありませんが、レベルの高い大学リーグでも、それに対応しうる可能性を感じます。

将来的にプロと言う領域になると、何処まで守備・走力を高めて行けるのかにかかっていると思いますが、打撃は地味ながらも結果をそれなりに残せそうです。あとは、右方向への打撃をもう少し磨けば、幅が広がります。あえて高いレベルの野球に身を置き、自分を高めて行ってみては如何でしょうか?それに応え得るだけの、可能性を秘めた選手だと評価いたします。

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2010年夏 甲子園5

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 9月11日(土)22時30分48秒
返信・引用
  なかなか家でのんびりできる日もないのですが、今日は泊まりの遠征を中止したので、明日に向けて、少し時間ができました。と言うことで、少し間が空いてしまいましたが、甲子園のレポートの続きでも。

◯中内 大登(香川・英明2年)右翼 185/75 右/左

(どんな選手?)

2011年度世代では、丸子 達也(広陵)と並ぶ、来年度期待のスラッガーです。技術的には課題が多いのですが、それでも結果を残してしまう圧倒的なポテンシャルが魅力です。

(守備・走塁面)

2試合ほど見たのですが、一塁までの正確なラップも計測できなければ、守備・地肩に関しても、あまり参考となるサンプルはありませんでした。ただそのプレースタイルや、この夏の香川予選5試合で盗塁0と言う数字からも、足を売りにするタイプには見えません。

守備に関しても、それほど守備範囲は広くないと思うのですが、右翼をやっていることからも、きっとそれなりに肩は強いのでしょう。その辺は、一度ぜひ生でその勇姿を見てみたい選手です。

(打撃内容)

グリップを下げて、脇の近くに添える窮屈な構えなのですが、意外にどんな球にも対応しうる対応力を身につけております。そのため、この夏の香川県予選でも打率.571厘とハイアベレージをマーク。それに加え、独特のアッパースイングから繰り出される打球は、ツボにはまれば、軽々スタンドインの圧倒的なパワーが、この選手の最大の魅力です。

仕掛けも遅すぎますし、踏み込んだ足元もブレます。ボールを打ちに行くときも、グリップが下がり、体の遠くを通ってボールを捉えに行きますから、非常にロスがあります。それでも強引なまでのアッパースイングで、ボールをスタンドにぶち込みます。もう、この技術でも結果を残すのですから、持っている器が違うのでしょう。

(今後に向けて)

もう、この選手レベルになると理屈ではありません。ただ守備・走力を売りにするタイプではなさそうなので、やはり打撃で圧倒的なものを示し続けないと、プロ入りは厳しいかもしれません。ただそういった圧倒的なものを示し続けられるだけの可能性を、強く感じさせる選手です。あえて細かいことは気にせずに、大きく育って欲しいと願うばかりです。

△田中 大樹(青森・八戸工大一3年)一塁 182/80 右/左

(どんな選手?)

チームの4番・一塁を担う、打線の核となる存在です。中村紀(現楽天)のような、独特のグリップを引きこむリストワークこそが、この選手の最大の持ち味です。

(守備・走塁面)

左打者ながら、一塁までの塁間が4.45秒前後と、プロの基準である4.2秒に比べると、だいぶ劣るタイムです。その数字が示すとおり、青森県予選6試合でも盗塁は0個。この数字からも、足を売りにするタイプではないようです。

ただ一塁守備に関しては、いち早く打球に反応したり、ワンバウンドするような難しい球も上手くすくうなど、動きは悪くありません。数字からも、青森予選6試合で失策は0と堅実なプレーぶりが伺えます。ただ体を伸ばして捕球するような柔軟性がないのが、少し一塁手としては物足りない部分。その辺もできるようになると、味方の送球が乱れても、フォローしてくれる頼れる一塁手になるのではないのでしょうか。

(打撃内容)

青森県大会では、軽くクローズ気味だった構えを、恐らく甲子園では対戦相手の左投手の球を呼び込みやすくするために、かなりクローズのきつい構えに変えておりました。

バリバリの強打者のイメージがあるのですが、「早めの仕掛け」を採用するように、本質は広角に打ち返す対応力が優先したタイプだと思います。金属バットや体の強さが相まって、長打を売りにするようなイメージがありますが、、上のレベルでは上手さが光るタイプになりそうです。

独特のリストワークと早く引き上げた足の回しこみの「間」を活かした打撃が、大きな特徴です。そのため緩急の変化にもついて行ける打てるポイントが多いタイプであり、足元もしっかりブレないでスイングできておりますし、下半身の使い方は上手いです。

気になるのは、グリップを引きこむ癖自体は早めに始動するので問題はないのですが、その後にもう一度グリップを更に引く癖があるようで、これが一つ素直に振り出せない大きな要因のようです。そういった無駄な動作や、もう少しボールを捉えるまでのスイング軌道が修正されれば、もっと素直に結果になって現れても不思議ではありませんも

柔らかく対応できる分、軸も動いたり、崩れてしまったりしてしまう欠点もあり、まだまだ課題も少なくありません。今後時間をかけて、自分の欠点を修正して欲しいところです。

(今後に向けて)

地方大学ならば、野球を続けて行ける素材だと思います。独特のリズムを大切に、欠点を修正が成し得れば、大学などでも中心選手として活躍できる可能性は充分秘めていると思います。自慢の打力を活かして、もっともっと伸びていって欲しい選手でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2010年夏 甲子園4

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 9月 8日(水)00時44分43秒
返信・引用
  皆様今晩は。前の職場よりも出勤時間が30分ほど早いために、なかなか朝の書き込みがままなりません。できれば、ここの掲示板にも朝・夜の二度の投稿を行い、更新ペースを早めたいのですが・・・。

△上野山 奨真(和歌山・智弁和歌山2年)投手 182/78 右/右

(どんな選手?)

数多くの投手が公式戦でも投げた智弁和歌山の中でも、最も登板数・イニングが多かったのが、この選手です。180センチ台の大型サイドでもあり、来年に向けてどのような成長を遂げるのか興味深いです。

(投球内容)

横手投げと言っても、真横から下がった位置から腕が出てくるので、そのストレートは少し浮き上がって来る感じが致します。その独特の球筋に加え、球にはキレがあるのが特徴です。球速は、常時135キロ前後で、MAXで139キロと言われております。

気になるのはスライダー・シンカーなど横手らしい球種はあるのですが、それほど精度・キレがよくない点にあります。ただ右打者に関しては、両サイド低めに球を集められる制球力があります。しかし左打者には、ストライクゾーンの枠の中に、ストレートを投げ込むだけと言った感じ。そのため制球力・投球術には課題を残します。特に制球に関しては、和歌山予選において、15回1/3イニングで14四死球を与えたように、リリースが不安定でバラツキも目立ちました。

牽制・フィールディングは平均レベル。クィックは、1.1秒強ぐらいと基準である1.2秒を上回り素早いです。ただ繊細な投球・制球力があるわけではないので、まだまだ試合をまとめる能力は物足りません。

(今後に向けて)

球威・球速を追求するのか、投球の繊細さを求めるのか、今大きな岐路に立っている気が致します。実際のところ新チーム以後は、エースとしての期待を担い、より実戦的な投球を目指すことになるでしょう。しかし本質的には、もっとパワーアップを図る方向で進化するタイプではないかと思います。いずれにしても、もう少し左打者への制球力・変化球のレベルアップを図らないと、全国レベルで勝ち抜くだけの安定感は、身につけられないのではないのでしょうか。繊細さとパワーアップの両方を伸ばせれば、最終学年ではプロからも注目される存在になれそうです。

○中山 勇也(青森・八戸工大一3年)投手 181/75 右/右

(どんな選手?)

右のスリークオーターで、コース一杯を突く精度の高い制球力が自慢です。球にも伸びを感じさせますし、凄みよりも実戦力で勝負できる貴重な高校生です。

(投球内容)

スリークオーターと言っても、かなりサイドに近い感じの腕の出です。球速は、常時135キロ強~MAX144キロを記録し、その球質にも伸びを感じさせます。その球を、右打者には両サイド一杯に投げ分けたり、左打者にはアウトコース高めに集めることができます。

スライダー・シンカーと言う変化球を持ち合わせ、右打者外角に小さく切れ込むスライダーには威力こそ並ですが、制球に優れます。左打者に外角低めに決まるシンカーには威力があり、この球で空振りを誘うケースが目立ちます。青森県予選では、イニング数を上回る奪三振を奪っている点も見逃せません。

牽制・フィールディングは平均的。それでも打球処理を、落ち着いて行えます。クィックも1.1秒弱であり、かなり素早いと言え、牽制技術を補います。冷静なマウンド捌き・高い制球力を活かした投球術の持ち主で、安心して観ていられる選手です。

(今後に向けて)

高卒プロと言ったような凄みはありませんが、大学に進んでも1年生から頭角を現せそうな選手です。すでに投球の土台もしっかりできておりますし、この持ち味を生かしながら、素直にパワーアップして球威・球速を増すことができると、3,4年後にはドラフトを意識できる選手になれそうです。今後の更なるレベルアップを、期待して止みません。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

リンクについて

 投稿者:半島  投稿日:2010年 9月 8日(水)00時32分8秒
返信・引用
  とりあえずこちらで返信させていただきます。ただの返信なので表示しなくても良いですよ。
リンクはフリーなので、というかそう言ってもらえてあり難いです。是非とも宜しくお願いします。
 
    (蔵建て男) 遅ればせながら、ページの方、リンクさせて頂きました。

私のページのリンク集「迷いの門」にあるアマチュア野球系HPに掲載させて頂きました。
http://members2.jcom.home.ne.jp/kuratateo/mayoinomon%209.htm

これからも益々のご活躍、楽しみにしております。
 

2010年夏 甲子園3

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 9月 7日(火)07時07分39秒
返信・引用
  こうまったり甲子園のレポートなんか書いていると、本当にドラフトまでに、甲子園と都市対抗のレポートを書き終えることができるのか?個人的に疑問になってきました。ただ今日で都市対抗の録画も終わるので、帰宅後はビデオ観戦も進められるとは思うのですが・・・。

△富高 央崇(熊本・九州学院3年)三塁 172/73 右/右

(どんな選手?)

旧チームでも5番・三塁手として活躍。軸のブレない安定した下半身が自慢なのですが、その反面・柔軟性に欠ける傾向があります。大きな弧を描いたスイングで、ボールをしっかり振り抜くタイプの強打者です。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.6秒強(左打者換算で4.3秒強に相当)ぐらいと、基準を下回る脚力です。そのため熊本予選の6試合でも、盗塁は0。足を売りにするタイプではありません。

三塁手としては、強肩で動きの好い選手です。ただスローイングに難があり、球筋が安定しないのが気になります。将来的には、動きの良さを活かしてセカンドや地肩を活かして外野あたりに落ち着くのではないのでしょうか。

(打撃内容)

軸がブレないのが、この選手の最大の魅力。そして大きな弧を描き、フォロースルーまでしっかりバットを振ってきます。けして本塁打連発と言う長距離砲ではないのですが、外野手の頭を越えるような長打・パンチ力が目立ちます。

仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用するように、狙い球をあらかじめ絞るタイプ。小さなステップで「間」が取れるタイプでないので、ストレートには強いのですが、緩急に脆い側面があるようです。

また踏み込んだ足下が、地面から離れるのが早いタイプなので、打球はセンターからレフト方向へ巻き込む打撃が目立ちます。そのため右方向への打球が少なく、打撃の幅を狭めています。

ややボールを捉えるまでにロスを感じさせるスイングであり、その辺が、もう少し無駄がなくなると、対応力も増して来そうです。

(今後に向けて)

守備・走力でのアピールには欠けますが、甘い球を逃さない「鋭さ」を磨いて欲しい選手です。もう少しリラックスして「柔らかさ」を意識したプレーを心がけたいですね。大学などでも野球を続けて行ける素材だけに、いつかまた大学選手権あたりで、その成長した勇姿を観られる日を楽しみにしたいと思います。

△坂井 宏志朗(熊本・九州学院2年)捕手 171/72 右/両

(どんな選手?)

タレント揃いの九州学院の守りの要的存在です。テンポの好いリードを心がけ、好投手・渡辺政孝の好投を導きます。

(ディフェンス面)

ミットをしっかり示し、投手に的を絞りやすいキャッチングを心がけます。ミットを下げる癖がないので、ワンバウンド処理への対応にも立ち後れません。打球への反応もそれなりで、プレー1つ1つに集中できている印象。心地の良いリードを心がけるなど、投手に配慮したプレーができる好捕手です。ただ二塁までのスローイングは、2.05秒前後と地肩も並で、現時点ではそれほど際だつものはありません。体格も小柄で、ポテンシャルよりもセンス・配慮に秀でたタイプです。

(打撃内容)

重心をグッと沈めた腰の入った打撃をする選手です。ただ仕掛けが「遅すぎる仕掛け」を採用するなど、一定レベルの球速・キレのある球には差し込まれる可能性が高そうです。

そのため打てる球は限られていそうですが、その分「トップ」を早めに作って、ロスの少ないスイングで、対応しようと言う意識が感じられます。強打者タイプの多い九州学院の打線にあって、コンパクトで、肘を上手くたたむような上手さもある巧打者です。足を上げてから地面を捉えるまでの時間に余裕が持てれば、打撃の幅も大きく広がりそうです。

(今後に向けて)

仕掛けの問題さえ解決すれば、上半身の動きには好いものがあるので、打撃が開眼するかもしれません。現在はまだ、ディフェンスで一杯一杯なのかもしれませんが、最終学年に向けて、攻守の中心選手としてしての自覚を期待したいと思います。ちょっとしたことで、大きく華開きそうな選手でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

Re:

 投稿者:KG  投稿日:2010年 9月 6日(月)07時01分18秒
返信・引用
  > No.10204[元記事へ]

蔵建て男さんへ

おはようございます。
萩原選手は177 80です。一年生では割と上背ある方かと…
 
    (蔵建て男) ご指摘ありがとうございます。体格に関しては、私の完全に勘違いで失礼致しました。  

2010年夏 甲子園2

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 9月 6日(月)05時28分2秒
返信・引用 編集済
  皆様おはようございます。今週は、土日両方とも観戦に行っていたので、なかなかビデオ観戦なども進みませんでした。なんとか時間を見つけて、少しずつ行って行きたいと思います。

○山下 翼(熊本・九州学院2年)中堅 173/62 右/両

(どんな選手?)

旧チームでは、1年生ながら核弾頭として活躍していた選手。今季は、3番打者として活躍。俊足・好守・巧打の三拍子揃った、来年楽しみな好選手です。

(守備・走塁面)

塁間を3.95秒前後で走り抜けられる俊足。熊本予選でも、6試合で5盗塁を決め、甲子園でも盗塁を決めるなど、走力だけでなく盗塁を決めるセンスも兼ね備えます。

中堅手としての地肩はよくわからなかったのですが、広い守備範囲を誇り、なかなか上手い外野手との印象があります。今後、上のレベルを意識しても、守備・走力でアピールできる数少ない素材ではないのでしょうか。

(打撃内容)

ボール逆らわない柔らかいバッティングが魅力です。ちょっと自分のリズムを刻めないのは気になりますが、真っ直ぐ足を揃えた構えにも大きな欠点は感じられません。

仕掛けも「早めの仕掛け」を採用するなど生粋のアベレージヒッター。足をしっかりまわし込むことで「間」が作れますから、緩急・スピードの変化にも対応できるタイプ。ただベース側にしっかりインステップして来るので、外の球をきっちり叩ける強さがある反面、食い込んで来る右投手内角への球筋には窮屈さを感じます。それでも踏み込んだ足下がブレないでスイングできるなど開きが我慢でき、巧打者ながらひ弱さは感じさせません。

打撃の準備段階である「トップ」も早めに作れているのですが、少々ボールを捉えるまでにはロスを感じます。この辺の技術を改善して上手く振り出せるようになると、更に対応力を増すことができそうです。それでもバットの先端が下がらないように、ヘッドを立ててスイングできているので、ボールをフェアゾーンに落とせる確率も高いです。

目線のブレも少ないですし、開きも我慢でき、軸足にも強さをそれなりに感じます。けして飛び抜けて高い資質は感じないのですが、九州学院の指導が徹底されており、全国レベルの技術を身につけております。

(今後に向けて)

上背があまりなく、それほど身体が大きくないのでドラフト候補としては微妙です。それでも、守備・走力のポテンシャルはあり、打撃も水準レベルの技量を有します。来年までの一年間で、何処まで打力や心身共に凄みを増せるのか注目したいです。志しを高く持って取り組めば、高校からプロに行ける可能性を秘めた素材ではないのでしょうか。

△萩原 英之(熊本・九州学院1年)一塁 171/65 右/左

(どんな選手?)

1年生ながら4番に座り・フォロースルーを活かしてボールを遠くに運べる長打力を秘めた選手。引っ張る打撃だけでなく、左方向にも打ち返すことができ、広角に打てる中距離タイプと言うのが、この選手の本質かもしれません。

(守備・走塁面)

残念ながら、一塁手と言うことで、あまりよくわかりませんでした。ただ、熊本予選6試合で盗塁は0。現状その走力如何に関わらず、足を売りにするタイプではなさそう。

一塁手としての動きは、それほど悪いようには見えません。けして動けない選手ではないと思うので、新チーム以後、別のポジションへコンバートされるかもしれません。

(打撃内容)

グリップを高く添えた強打者スタイルです。ただ自分のリズムを刻めないタイプなので、少し柔軟性に欠ける印象はあります。

仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用するなど、中距離・ポイントゲッタータイプで、勝負強さを売りにします。

足を引き上げてまわし込むので「間」があるように見えるのですが、地面に足を降ろすのが早すぎて、下半身が早めに固定されて上半身だけで対応しているのが気になります。そのため打てる球は、かなり限られる選手ではないのでしょうか。ベース側にしっかり踏み込むので強い打球は望めますが、やはり内角は窮屈な上に、踏み込んだ足下もブレることが少なくありません。やはり上半身に頼ったスイングをしているのが伺われます。

ただその反面、上半身の動きは好いです。あらかじめグリップを捕手方向に引いているので「トップ」を作るのは早いので、スピードボールには立ち後れません。更にバットから上から出るので、ボールを捉えるまで無駄なくしっかり当てることができます。それでいてボールを捉えたあとも、フォロースルーを活かし最後までバットを振ることができます。このことで打球をしっかり遠くまで運ぶことができ、小柄ながら長打力を秘めた打撃が期待できるのでしょう。

(今後に向けて)

守備・走塁など、将来に向けてややマイナス材料が多い選手です。また打撃も、下半身の使い方に課題があり、ここを改善できるかにかかっております。その一方で、スイング軌道などの上半身の技術には、目を見張るものがあります。小手先の打撃に走らず、下半身と上手く連動させたスイングを身につけられれば、最終学年では熊本のみならず、九州を代表する強打者になれると思います。今後も、じっくりと応援して行きたい選手でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

大学野球・秋季

 投稿者:京虎  投稿日:2010年 9月 5日(日)11時58分9秒
返信・引用
  蔵さん、こんにちは。連日の観戦、お疲れ様です。今日は神宮のようですが、体調は大丈夫ですか?私は、いつも日陰にいるにもかかわらず、夏の京都大会の生観戦よりも堪えました。昨日の暑さは尋常ではなかったです。実際、京大の応援団で倒れる人がいたくらいですから。

①育成枠
昨日も少し話しましたが、準硬式やクラブチームの大会を視察して、育成枠になりえる人材を見つけられたらな、と感じます。これはスポーツ新聞で、某球団が明石の軟式高校野球全国大会を視察したという記事を拝見したからです。今は多くのセ・リーグ球団が育成枠を採用しています。しかし、準硬式などに足を運んでいる人は少ないのではと思いました。某球団は、私のアンチ球団ですが、他のセの球団も見習うべきだと思いました。

②関西学生野球第1節
第1試合では、小林誠司ですね。やはり彼の存在が大きいと思いました。彼は非常に気配りが出来ますね。味方の控え選手が拾う前に、自分でバットを拾いにいってました。ただ、課題はモチベーション維持かなと思います。7月の5リーグ対抗戦では送球を乱したり、甘い球を逃したりしていました。しかし、11年度では今のところ、プロを意識できる大社の捕手は彼くらいではないでしょうか?
第2試合は、密かに近大の武内が登板するのではと思い、観戦していました。結局、近大は5人投手を投入しましたが、彼の登板はなく、ブルペンでも彼らしき選手はいなかったです。ここでの登板がないというのは、もう社会人に進むということだと考えます。
第2試合でがっかりしたのは中後です。投球内容よりも、姿勢が気になりました。まるでプロ選手になったかのような態度でした。カバー遅い、牽制いい加減、打席になかなか入らない、凡打とわかればすぐ走塁やめる、等です。これが顕著なのが、4回表の守りです。バント処理で、一塁悪送球し、自らピンチを招きました。さすがにここで懲罰交代させられました。試合は、立命がこのチャンスをものにし、3点先制し、このまま逃げ切りました。
近大の試合を見て、同志社の春秋連覇も十分ありうると思います。ただ、神宮代表は5リーグ対抗優勝の阪神大学リーグの秋優勝チームと(大野復帰前提で)仏教という去年と同じ顔ぶれになるのではないでしょうか。藤井が昨日のようなピッチングのままでは、少し上の試合では苦しいと感じたからです。京大の打者一人打ち取るのに5球以上要することが多かったです。

③夏の京都大会
どこかで今年の京都大会のビデオ集まらなかったと聞いて、持参しました。正解でしたね^^このビデオは敗れた平安と京都成章が確実に見れますが、ざっと見たところ、ドラフトという観点では収穫に乏しいのではないでしょうか。平安のチアぐらいでしょうか。(笑)個人的には、平安は男子高時代の友情応援のほうが好みですが。
ベスト8の試合のビデオもあるはずですが、見つかりません。見つけたらまた連絡します。

最後に、9月はまだ残暑厳しいとのことなので、蔵さんは今後も遠征続くとのことですので、体調気をつけてください。私も見れる範囲で観戦します。
 
    (蔵建て男) 先日は、球場で失礼致しました。育成枠と言う制度をフルに活かすには、やはり新たな試みをいろいろ試すのに使って欲しいと思います。軟式や準硬式など、まだまだ優れた人材は多いと思うので。

小林に関しては、今年度組にいないレベルの捕手だと評価しております。あとは、全国レベルやプロを意識した打力が何処まで伸びるのか気になるところです。中後は少ししか観ませんでしたが、立命相手に135キロ前後の速球しか投げず、なんだか残念に思いました。そういった野球への意識も問われる最終学年に、どんなプレーをするのか来季は注目してみたいと思います。

京都大会のビデオありがとうございます。想定外の出来事で、とても嬉しかったです。また遠征の折には、ぜひお声をおかけくださいませ。
 

2010年夏 甲子園1

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 9月 5日(日)06時08分30秒
返信・引用
  皆様おはようございます。都市対抗の観戦や遠征などで、なかなか始められなかった夏の甲子園のレポートを、こちらでスタートさせます。詳しいレポートが必要な選手は、個別寸評を作成致しますが、そうではない選手はこちらで短評を作成して行きたいと思います。

△井 翔平(熊本・九州学院3年)右翼 173/70 右/左

(どんな選手?)

昨年は2年生ながら4番を務めていた選手でしたが、今年は一番打者になりました。好打者と言うよりは、鋭いヘッドスピードを活かした上手さと強さを兼ね備えた強打打者です。

(守備・走塁面)

チームの一番打者を務めますが、けして足を売りにするタイプではありません。ただ昨年計測した時は、塁間4.4秒ぐらいと左打者の基準である4.2秒からは見劣っておりましたが、甲子園では4.25秒ぐらいと、基準レベルに近い走力があることは確認できました。

右翼手であるのは、昨年と変わりません。地肩に関してはよくわかりませんでしたが、それほど上手い守備には見えませんでした。少なくても、上のレベルで守備・足を売りにするほどではないので、破綻のないレベルまで引き上げたいところです。

(打撃内容)

鋭く野手の間を抜けて行く、二塁打・三塁打が多いタイプです。特に甘い球を逃さない「鋭さ」は昨年から目立つなど、打席での集中力には好いモノがありました。また膝を上手く使ってついてゆける対応力があります。

「早めの仕掛け」を採用するなど、対応力を重視したスタイルです。ただしっかりベース側に踏み込んで打つ選手で、その足下がブレないので、開かずに強い打球が望めます。ただ内角の捌きが少し窮屈なのが、右投手の食い込んで来る球筋と対峙することの多い左打者としてはどうなのかな?と言う不安はあります。

「トップ」を早く作ることで打撃の準備もしっかり出来てボールを待てますし、バットの先端が下がらないでスイングできているので、フェアゾーンにボールを落とせる確率は高そうです。技術的に大きな破綻がない選手で、上のレベルでも通用するだけの下地があります。

(今後は)

それほど体格に恵まれていないのと、守備・走力でのアピール度に欠けることからも、大学などで野球を続けるタイプかと思います。かなりの打撃レベルにある選手なので、地方の有力大学のみならず、六大学や東都などの強豪ひしめくリーグでも、活躍できる可能性を感じます。今後も長い目で見守って行きたい選手でした。

○渡辺 政孝(九州学院 3年)投手 178/76 右/右

(どんな選手?)

140キロ台の好投手が揃った2010年度の熊本大会において、甲子園に導いた原動力になったこの渡辺投手は、130キロ台中盤の球速で比較的地味な存在だった。それでも両サイド・低めに丹念にボールを集められる制球力・集中力は見事で、試合の最後まで気持ちを切らさずに好投したのは評価したいポイント。

(投球内容)

右打者の外角一杯に、速球・スライダー・シンカー系の球を集めます。左打者には、両サイドにきっちり投げ分ける制球力があり、高校生としては非常にレベルの高い制球力があります。熊本県予選でも、47イニングで、四死球は僅か5個。実にイニングの1/9以下と言う精度の高いコントロールが、この選手の最大の売りです。

球速こそ常時130~135キロ程度で、MAXで139キロと言われている投手。それほど球のキレ・勢い・球威には図抜けたものはありません。また右打者には、内角を厳しく突く場面はほとんど観られないのですが、左打者への両サイドの投げ分けを観る限り、意識して技術を磨けば、そのことは充分できるものと考えられます。牽制もそれなりですし、クィックも1.15秒弱とまずまず。マウンド捌き・制球力など、投手として試合をまとめるセンスにも優れます。

(今後に向けて)

球威・球速・決め手になる変化球などの観点で見ると、まだまだ物足りないものはあります。したがって大学や社会人に進んで、力を付けて欲しい選手です。しかし高校生離れした制球力の精度を持っているだけに、この土台を元にパワーアップを図ることができたら、上のレベルでも活躍して行ける選手です。今の制球力でコンスタントに140キロ台のストレートでも投げ込めたら、今後ドラフト候補として注目されると思います。志しを高く持って、更なる進化を期待してみたい好投手でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

交流試合&秋季組み合わせ

 投稿者:半島  投稿日:2010年 9月 3日(金)00時21分38秒
返信・引用
  蔵さんこんばんは。
今日は岡山・沖縄の交流試合の模様を見に行ったのでそのレポートです。岡山からは玉野光南が来県しました。ただ、県勢は中部商業、浦添商業、沖縄尚学と新人大会で観戦したチームなのでかなり簡単に書きたいと思います。

中商0-2光南
中商は多和田が先発完投、4回まで完全に抑える好投を見せました。この試合も前回同様直球と変化球を織り交ぜて打たせて取る投球。この試合はセルラーで行われていたこともあり球速を確認することが出来ました。直球は常時130~135くらいで最速は137、スライダーは110中盤でカーブは90台。あとは110前後のチェンジアップを投げていたと思います。この試合は緩急をつけた投球で特に90台のスローカーブが有効でした。
9回を完投し被安打5奪三振5四死球0のという投球内容でした。
中商はやや雑な攻めで新人大会とはまるで別のチームでちょっとがっかりでした。その中でもやはり中根は光っていました。
光南は丸山ー松岡という恐らく3番手、4番手の投手が投げていました。丸山は荒れ気味で球威のある球を投げていましたが、個人的には投手センスに欠けるかなといった印象。松岡は小柄ですがなかなか総合力が高い投手でした。1年ですし、もう少し身長が大きければ良いのですが・・・。

浦商2-8光南
浦商の先発は佐村。前回よりも状態が良かったと思いますが、初回から打ち込まれました。はどうやら新球を試していたとのことで腕が振れてなかったようです。ただ、そういった面も大きいでしょうが、フォームにあまりためがなくリズム・テンポが単調で、また開きが速く出どころが見えやすいなのかなと感じたのでそういったとこも影響しているのではないかなと。また投球面を考えても幅が狭いかなと思うので課題も多いように感じました。その後は小刻みな投手リレーで何とか試合を持ち直しました。その中で2回を投げた宮里は1年ですし体格も良くこれからが楽しみな投手でした。
浦商は玉城が意地のタイムリーを放ちましたが、序盤の失点が重かったです。
光南は中商と同じ投手リレーで印象は変わらず。
ここは思った以上に打線のレベルが高く皆繋ぐ意識を徹底していたのには驚きでした。夏の主力がほとんど残っているのではないかと思います。

沖尚3-1光南
沖尚の先発は山田という1年生右腕。沖尚らしく癖のない綺麗なフォームで、7回を投げて被安打3四死球0失点1という素晴らしい内容を見せました。球速はあまり出てはいないですが球速以上にキレのよさと力を感じる球質でした。またスローカーブも使えなかなか緩急つけた投球でした。まだ1年ですしこれからが楽しみです。その後は名城とつなぎ最後はエースの與座が締めました。最速は138となかなかスピード能力があるとこを魅せました。
沖尚は左打者がほとんどですね。確かに力はあるのですが打線のバランスとしては悪いように感じました。平安山はやはりパンチ力ある打者ですし、1年の砂川も楽しみな打者だと思いました。
光南は小川という左腕でしたが、あまり際立つものがないかなといった印象でした。ただランナー出しても粘り強い投球で試合を作っていました。

光南の注目の石塚は4番ライトでフルイニング出場でした。投手としてはみれず。捉えた時の打球は鋭く強いですが、通算20本打っているようですが、あまりスラッガー的な印象はなくライナー性の打球で間を割るというタイプに見えました。あと、やや粗さもあると思います。
捕手の安部は体格も良く肩もまずまずで、打撃も柔らかさがありました。逆方向にも大きく打てますし技術だけなら打線の中でも一番かも知れません。体が出来てくると注目を集める選手になるかと思います。

以上が交流試合のレポートです。

そして11日から秋季大会が開かれます。
http://www.kouyaren-okinawa.jp/H22aki0901.pdf
新チームは抜けたチームがいないので何処が来るかは予想が付かないですが、組み合わせを見る限り恐らく一校は中商か興南になるかなと思います。あと一校は予想が付かないですね。初戦は八重山・興南・前原・久米島を見に行こうと思っています。どのような大会になるか楽しみです。

それと最後に、私事ですがブログ開設しました。
http://yanbarukyujou.blog74.fc2.com/
宜しければリンクさせていただいても宜しいでしょうか?宜しくお願いします。
 
    (蔵建て男) 交流試合の貴重な書き込みありがとうございます。リンクの件ぜひお願い致します。私の方でもさせて頂いて宜しいでしょうか?

わからない選手も多いのですが、来年に向けて楽しみですね。恐らく11年度は、沖縄に来訪することになろうかと思いますので、ぜひ参考にさせてくださいませ。
 

世界大学選手権1

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 8月29日(日)06時07分26秒
返信・引用
  皆様おはようございます。世界大学選手権で取り上げようと思った選手は4人。しかしそのうち2人は、秋のリーグ戦で確認が近々ありそうなので今回は回避。と言うことで、世界大学戦選手権のレポートは、これが最初で最後。

○長谷川 雄一(近畿大 4年)左翼 177/80 右/右 (済美出身)

(どんな選手?)

最終学年になるまで、個人的には気にしたことのない選手でした。しかし世界大学選手権の選考会では、鋭いヒットを連発。その勢いで、代表に選出。更にスタメンで試合に出場していたほどの選手です。春季リーグ戦では、打率.326厘 0本 6打点 ながら、自身初のベストナインに選出されました。

(守備・走塁面)

残念ながら私の観戦した試合では、正確な一塁までのラップは計測できず。それでも相手の隙を突いて、いっきにセカンドをおとしめたり、春のリーグ戦で3盗塁を決めるなど、全く動けない選手ではありません。

左翼手としても、それほど下手な選手には見えず。地肩も代表合宿を観る限り、それほど弱かった記憶はございません。この辺は、秋のリーグ戦で再度観られる可能性もあるので、じっくり観てこられたらと思います。

ただ守備・走力をプロで売りにするほどのレベルではないと思いますので、あくまでも破綻のないレベルと言う程度ではないのでしょうか?

(打撃内容)

この選手の最大の良さは、甘い球を逃さない「鋭さ」にあります。打席での集中力・相手の隙を突くプレーこそ、この選手の真骨頂。広角に鋭くはじき返す打撃が持ち味です。

前足を引いて、グリップの高さは平均的。腰の座りは悪くないのですが、全体のバランス・両目で前を見据えると言った意味では癖があります。それでも身体を揺らいで自分のリズムで打席に立てており、悲観するほど悪い構えではありません。

仕掛けは「早めの仕掛け」を採用するなど、アベレージ打者の傾向が強いです。足を回し込み「間」を作れる選手で、緩急に対応しうる打てるポイントの多いタイプ。真っ直ぐ踏み込むことで、内外角いずれにも無難に対応。踏み込んだ足下もブレないなど、どんな球にも対応しうる万能型です。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのも平均的で、上からロスなくボールを捉えます。スイングはコンパクトですが、最後までしっかり振り抜きます。ボールを遠くに運ぶと言うよりは、鋭い当たりで野手の間を抜けて行くタイプです。

足の上げ下げするも目線のブレは小さく、開きも我慢でき、軸足も安定。国際試合でも結果を残せたのは納得です。大きな欠点がなく、上のレベルでも通用する技術を持っております。

(今後に向けて)

守備・走塁に派手さはないのですが、打撃技術・集中力・意識の高さには観るべきものがあります。プロと言う素材ではないと思いますが、高いレベルのチームでも、主力選手としてやって行ける選手だと思います。強豪社会人チームなどで、長く中心選手として活躍してくれるのではないかと期待しております。

○井上 晴哉(中央大 3年)DH 180/100 右/右  (崇徳出身)

(どんな選手?)

その巨体が目を惹く選手ですが、崇徳時代から日本人離れしたパワーが魅力の選手です。恐らく今の大学・社会人の中では、屈指のスラッガーではないのでしょうか。

(守備・走塁面)

塁間4.95秒前後(左打者換算でも4.65秒前後)で、高校時代よりも明らかに体重が重くなり動けません。春のリーグ戦14試合でも、盗塁は0。本当に動けないのだと思います。

リーグ戦でも一塁を守ります。失策は0のように、一塁の守備は無難に務めているように思えます。上のレベルでも一塁もしくはDHになりそうです。完全に守備・走力には目をつむり、打撃で勝負のタイプです。

(打撃内容)

まだまだ粗いのですが、ボールの軌道が他の野手とは違います。ただパワーがあるのではなく、本当に遠くに飛ばす才能に恵まれている天性のスラッガー。ただ好い時はとことん固め打ちをするのですが、悪い時は全く打てない浮き沈みの激しいタイプです。それでも今春は、打率.354厘 3本塁打 15打点と好成績を残し、自身2度目のベストナインに選ばれました。

両足を揃え、グリップを高めに添える強打者スタイル。腰の据わり・全体のバランス・両目で前を見据える姿勢などは並。自分でリズムを刻めないのが、一つ脆さの要因かもしれません。

仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用。投手の重心に合わせて前にチョンとステップしますが、そのあとの始動が遅れないのが、このタイプでも成功している理由です。

ただ小さくステップするタイプなので「間」が作れるタイプではありません。そのため様々な変化に対応しうると言うよりは、狙い球を絞って、その球を逃さず叩くスラッガータイプです。強打者ながらアウトステップをする選手で、ボール引っ張ってレフト方向に長打を打つのを得意としているようです。それでもインパクトの際に、足下がブレないのは救いです。

トップの位置にあらかじめグリップを引いているので、振り出しが遅れることはありません(その代わりリストの柔軟性には欠けます)。ボールを捉えるまでのスイングは並ですが、大きな弧を描きつつ、フルスイングでバットを振り抜きます。フォロースルーでもグリップを高い位置まで引き上げるなど、ボールを遠くに運ぶ術も身につけております。

目線のブレは並レベルですが、身体の開きも我慢でき、軸足にも強さを感じさせます。多少粗い部分はあるのですが、だいぶ技術的には欠点が改善され、その動作からは天性のスラッガーを感じさせます。

(今後に向けて)

プロでも長打を売りにできる数少ない資質の持ち主です。まだまだ粗く脆い部分は見受けられますが、大きな欠点は改善されつつあります。プロの指導者・環境で揉まれれば、いずれは和製大砲として大成する可能性がある選手だと思います。ただ最終学年では、注目されるなか結果を残せるのかどうか?その辺の精神的なタフさも含めて考えて行きたいと思います。それでも大学・社会人球界では、久々に現れた大砲候補ではないのでしょうか。

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2010年 大学選手権22

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 8月28日(土)07時41分27秒
返信・引用
  皆様おはようございます。大学選手権のレポートは、今回が最終回。このあと、世界大学選手権に出場し、短評が未発表の選手のレポートを行い、残りの期間は秋のシーズンを前に、六大学の選手のレポートなどを行おうかなと思います。それを終えたら、甲子園のレポートと移って行きたいと思います。

△木村 篤史(東洋大 4年)左翼 177/76 左/左 (愛工大名電出身)

(どんな選手?)

この春に、素質が一気に開花した強打者です。日本一チーム・東洋大の4番を任せられる、勝負強さが売り。リーグ戦では、打率.458厘で首位打者を獲得・2本塁打 12打点の成績で、自身初のベストナインにも選出されました。

(守備・走塁面)

左翼の守備を見る限り、けして上手い外野手には見えません。また地肩も強くないように見えます。一塁までの到達タイムは計測できませんでしたが、リーグ戦でも12試合で1盗塁の数字が示す通り、足を売りにするタイプでもないようです。

守備・走力に関してはイマイチで、完全に打撃を売りにするタイプです。

(打撃内容)

今シーズンは、甘い球を逃さない「鋭さ」に磨きがかかりました。前足を引いて、グリップの高さは平均的。腰の据わり・全体のバランス・両目で前を見据える姿勢も良く、カカトをトントンと揺らぎ、自分のリズムでも打席に立てております。

仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用する中距離・ポイントゲッター。足を回し込み「間」を作ることができるので、ある程度緩急への対応しうる打てるポイントが多い選手です。その足を真っ直ぐ踏み込むことで、内外角の球にも無難に対応しようとする姿勢が伺われる万能型。踏み込んだ足下もブレないで、しっかりスイングができます。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのが少し遅れがちなのが気になりますが、けしてグリップは奥に入ることなく素直にバットが出てきます。インパクトまで少し遠回りにも見える軌道も、バットを短く持ちロスを減らし対応します。その代わり、強打者の割に、スイングの弧は小さめで、フォロースルーも効かせるような強打者のスイングではありません。むしろ長打は、しっかりミートした球を、身体の強さで叩くタイプの打者だと言えそうです。

ボールを呼び込む際に、多少頭が動きます。それでも身体の開きは我慢でき、軸足もそれなりに安定しているのが救いです。ロスの多い荒々しい強打者ではなく、どんな球にも対応しうる万能型の技術を優先しているタイプです。

(今後に向けて)

守備・走塁面でのアピールに欠けますが、東洋の4番・東都での実績からも、社会人で野球を続けて行ける選手だと思います。トップが立ち後れるのを注意すれば、大きな欠点はありません。これからも、その強打でアマ球界を盛り上げていって欲しい1人です。

○伊藤 隼太(慶応大 3年)右翼 176/82 右/左 (中京大中京出身)

(どんな選手?)

全日本でも4番を任されるなど、どっしりした下半身を元に、勝負強さが売りの選手です。すでに、来年のドラフト候補としても注目される存在です。この春は、打率.286厘・2本塁打・12打点とやや物足りない数字。それでも自身初のベストナインに輝きました。

(守備・走塁面)

下半身がガッチリした体格なので、それほど足が早そうには見えません。それでも塁間を4.1秒前後で走り抜けるなど中の上レベルの脚力はあります。ただ春のシーズン13試合で、盗塁は僅か1個と言うことからも、走力を売りにするタイプではありません。

右翼手としての動きは、まずまずだと思います。地肩もまずまず強いですし、守備に関しては、中の上レベルはすでに期待できます。そういった意味では、大学の先輩・高橋由伸(巨人)を彷彿させますが、彼よりはワンランク守備に関しても劣る気が致します。

(打撃内容)

自分の型を崩さない打撃が魅力であり、その一方で膝の固さから来る柔軟性の無さが、少し気になります。ただその勝負強い打撃は、ポイントゲッターとしての魅力は感じさせます。

軽い左オープンスタンスで、グリップを高めに添える強打者スタイル。腰がグッと深く沈み、安定した下半身を元にバランスの良さを感じます。両目で前を見据える姿勢も良いのですが、自分のリズムを刻めるタイプではないので、少し脆いと言うか硬い印象を受けます。

仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用するなど、長距離打者が多く採用するスタイルです。実際のプレーを観ていると、明らかに中距離タイプの打者に見えるので、将来的に対応力を増すために始動を幾分早めることになるかもしれません。

始動が遅い割に足を少し回し込むので、水準以上のスピード・キレのある球には差し込まれる可能性があります。左打者らしくアウトステップする打者なので、基本的にレフト方向へ流す打撃よりも、ライト方向に巻き込む打撃を得意とします。それでも踏み込んだ足下がブレないで叩けますので、ある程度左方向への打撃も期待はできます。

あらかじめ捕手方向にグリップを持ってきているので、「トップ」を作るのが遅れることはありません。しかしトップ自体をしっかり作ることができない選手で、また非常に浅い中途半端な選手です。

それでもバットのヘッドを立てながらスイングできるので、ボールをフェアゾーンに落とす確率が高いです。大きなロスは感じさせないスイングで、スイングの弧・フォロースルーは強打者らしく、それなりに大きいです。ただスイングの形を見る限り、スラッガーと言うよりは、完全に中距離打者との印象が強いです。

最大の良さは、頭の位置も安定し、身体の開きも我慢でき、軸足も安定しております。体軸が大きく崩れないので、安定した打撃は期待できます。打球を遠くに運ぶと言うよりは、強い打球で野手の間を抜けて行く二塁打の多い中距離タイプです。

(今後に向けて)

守備・走力は、売りにできるほどではないにしろ、プロの基準レベルを満たします。打撃の実績・内容からも、大学球界を代表する存在です。ただ個人的には、高校時代から少し固さを感じており、あまりピンと来るタイプではありません。

高橋由伸の大学時代よりは数段劣りますし、同じ六大学ならば稲葉(日ハム)のような勝負強さとパンチ力を兼ね備えた強打者に育てばと思います。ただ残した実績・内容からも、来年の上位候補。またプロでの活躍も期待できるだけの下地もあり、今後も要注目の1人ではないのでしょうか。

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2010年 大学選手権21

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 8月25日(水)20時01分53秒
返信・引用 編集済
  皆様こんにちは。今日は、真っ直ぐ家に帰ってきたので、この時間にも書き込めます。今日も大学選手権のレポートを行って行きたいと思います。

△佐藤 貴穂(東洋大 4年)捕手 180/78 右/右 (春日部共栄出身)

(どんな選手?)

昨年は、日米大学野球で全日本代表に選ばれた選手です。また今春のリーグ戦では、課題であった打撃が開花し、打率.419厘 2本塁打 12打点の成績をマークし、自身2度目のベストナインに選出されました。

(ディフェンス面)

重心を低く沈め、身体を小さくしミートを大きく魅せて、投手に的を絞りやすいキャッチングに心がけます。ミットをしっかり示したあと下げないので、低めの球への対応も悪くありません。打球への反応・フットワークなども好く、投手への返球も強弱を付けて状況に応じて使い分けられる選手です。地肩こそ塁間1.95秒前後と、プロを意識するのには少々物足りないのですが、こういった投手に配慮できる捕手センスが、この選手の最大の魅力です。

(打撃内容)

これまで打撃に関しては、正直好いと思ったことはありませんでした。ただ非力さはなかったので、如何に対応力を向上させるのかが課題でありましたが、今春のリーグ戦では飛躍的に数字を伸ばしました。

両足は揃えているのですが、軽くクローズ気味に構えます。グリップを下げ気味に添えつつ、腰の座りは悪くないのですが、少し癖のある構えです。自分のリズムも刻めず、どうなのかな?と思います。

仕掛けは「遅すぎる仕掛け」を採用するなど、一定レベル以上の球速・キレには差し込まれる傾向にありそうです。この点を改善して行かないと、プロレベルの投手相手には苦労しそうです。

小さくアウトステップするタイプで、「間」がないので打てる球は限られおります。そのため、打てる球を逃さないで叩く鋭さが求められます。また踏み込んだ足下がブレてしまうので、基本的に外に逃げて行くような球を捌くのは辛いです。あくまでも引っ張って巻き込むのが、この選手の持ち味です。

打撃の準備段階であるトップを作るのはそれなりですが、少しグリップが奥に入り込み、ヘッドの出はイマイチです。そのためボールを捉えるまでのスイングにもロスがあり、ボールを捉える時もバットの先端が下がり気味で、ボールをフェアゾーンに落とす確率は低そうです。

目線のブレは小さいのですが、身体の開きが我慢できず、軸足も不安定です。調子の波の激しいタイプではないのでしょうか。ヘッドスピード・打球には強さが出てきておりますし、グランドで自分の打撃ができるようになったことは大きいです。ただ技術的に大きく改善されているわけではないので、研究されると脆いのではないのでしょうか。

(今後は)

地肩・打撃のポテンシャルを考えると、ドラフト候補と考えるには物足りません。ただ投手に配慮できる捕手的資質の高い選手であり、これに打力もついてきたとなると、社会人ならば活躍できる可能性は充分あると思います。今後も長くアマ球界で活躍してくれる選手ではないかと期待しております。

○林崎 遼(東洋大 4年)遊撃 174/80 右/右 (東洋大姫路出身)

(どんな選手?)

2010年度の大学球界を代表する内野手の1人であり、今春のリーグ戦でも打率.295厘 1本打 4打点の数字を残し、自身2度目のベストナインに輝きました。二遊間を守れるディフェンス力と、小力のある打撃が魅力の選手です。

(ディフェンス面)

小回りが効きスピード感のあるプレーは、遊撃よりも二塁手向きだと思われます。地肩はまずまずなのですが、上のレベルで遊撃手としては、少々もの足りません。

塁間4.15秒前後(左打者換算で3.85秒前後)に相当する脚力の持ち主ですが、実際には盗塁を決めることは少なく、足を売りにするタイプではありません。

守備・走力共に、けしてポテンシャルは悪くありませんが、それほど売りにできるほど図抜けたものはありません。

(打撃内容)

両足を揃えて、グリップの高さは平均的。腰の据わり・全体のバランスはよく、両目で前を見据える姿勢は平均的。それでも小刻みに揺らぎ、自分のリズムで打席に立てております。

仕掛は「早めの仕掛け」を採用するなど、アベレージ打者としての傾向が強いです。足を回し込み「間」が作れる選手で、緩急に対応しうる幅広いポイントを持っております。ベース側にインステップして踏み込み、その足下もブレないでしっかり踏み込めます。

少しトップを作るのが遅れ気味なのが気になるのと、ボールを捉えるまでのスイングは平均的。それでもバットの先端が下がることなく、最後までしっかり振り切ります。目線のブレは平均的ですが、身体の開きも抑えられ、軸足も安定しております。打撃には、大きな波はなさそうなタイプです。

アベレージ傾向が強い割に、非力さがないのが好いです。持っている潜在能力は高く、もっと図抜けた成績を残してもと思いますが、まだまだその能力を充分生かし切れていないと思います。

(今後に向けて)

ちょっとドラフトにかかるには、アピールに欠けるかなと思います。守備・走力・打撃もソコソコと特徴が見出しにくいです。持っているポテンシャルには好いモノがあるので、ラストシーズンで素質が爆発するようだと楽しみです。もう少しグリップをトップの位置に引くのを早めたり、ボールを捉えるまでのスイングにロスがなくなると、その潜在能力を素直に引き出せるかもしれませんね。密かに期待して、今後も見守りたいと思います。

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榎下陽大ですが

 投稿者:尼庵治  投稿日:2010年 8月25日(水)08時00分26秒
返信・引用
  最新記事の出身高校が鹿児島商工になってますよ。正しくは鹿児島工です。  
    (蔵建て男) ご指摘ありがとうございます。早速修正させて頂きました。  

2010年 大学選手権20

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 8月25日(水)02時55分48秒
返信・引用
  皆様今晩は。なかなか余裕を持てない毎日が続いておりますが、今週中に大学選手権のレポートを終えることができればと思っております。

◎小林 誠司(同志社大 3年)捕手 178/70 右/右(広陵出身)

(どんな選手?)

広陵時代は正直ノーマークの選手でしたが、今や学生球界を代表する捕手として、2011年度のドラフト上位候補と期待される存在です。ただ今春は、怪我のためシーズンの大部分を棒に振りましたが、なんとか大学選手権には間に合いました。

(ディフェンス面)

グラブをしっかり投手に示し、そのまま降ろさないでキャッチングできる選手です。ミットも動かさずにしっかり捕球できますし、低めの球への対応も立ち後れません。打球への反応・フットワークも好く、昨秋までの課題であった、少し小手先だけでボールを捕りに行くキャッチングにも進歩を感じます。また地肩もプロに混ぜてもA級の素材で、塁間1.8秒台前後をコンスタントに記録します。ただ世界大学選手権の選考会では、力みから制球を乱す場面も多く、まだまだそのポテンシャルを安定して引き出す能力には課題があります。それでも捕手としての資質・センスなどは、2010年度組にはいない大物です。

(打撃内容)

その一方で、打撃に関してはあまり印象がありません。恐らく高校時代ノーマークだったのは、その辺に影響があるものかと思います。スクエアスタンスで、グリップの高さは平均的。腰の据わり・全体のバランスも良く、両目で前を見据えも悪くありません。身体を軽く揺らぎ自分のリズムで立てるなど、構えには大きな問題がありません。

仕掛は「平均的な仕掛」を採用しているようで、中距離・ポイントゲッタータイプ。足を回し込み、打つまでに「間」を作れることからも、緩急に対応しうるタイプです。真っ直ぐ踏み込んだ足下もブレることなく我慢できます。以前は、もっと足を引き上げる際に、内側に膝を閉める傾向にあったのですが、その辺は改善されてきているように思えます。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは並レベルですが、以前よりもボールを捉えるまでのスイングが、遠回りにバットが出ているように思えます。スイングの弧・フォロースルーなどはしっかり取れているので、見かけ以上にボールを運ぶ長打力は秘めているように思えます。

頭の動きは小さめで、目線のブレは小さいです。腰の逃げは早いのですが、足下がブレないで開きをある程度で抑えます。軸足にも強さが感じられておりますので、体軸の安定感は好い選手です。

対応力・長打力共に、それほど際だつものはありません。ただそうかと言って、けして破綻があるほど打力がないわけでもありません。まずは、ボールを捉えるまでのスイング軌道を、もう少しインサイドアウトのロスの少ないものにする必要があるのではないのでしょうか。

(今後は)

全国大会や国際大会などをどんどん経験して、志しを高く持って頑張って頂きたい選手です。これだけの大学生捕手は、数年に一度レベル選手だけに、プロレベルに見合った打力が備わって来るようだと、一気にドラフト最上位指名も期待できる素材です。

昨年までの欠点である膝の閉めや小手先のキャッチングを改善できるようになってきているなど、課題を修正する意欲とセンスを感じさせます。打力の成長とディフェンスの安定を身につけられれば、本当に楽しみな選手です。

△坂井 貴文(東洋大 4年)右翼 175/75 右/左 (春日部共栄出身)

(どんな選手?)

常勝軍団の中心選手としてのリーグ戦での実績も充分の選手で、粘り強い打撃とパンチ力を秘めた強打者です。

(ディフェンス面)

一塁までの塁間は、4.0~4.2秒ぐらいでまとめるなど、中の上レベルの脚力があります。ただこの選手、その走力の割に盗塁をすることが少なく、足でアピールするタイプではけしてありません。

右翼手としても、それほど勘の良い選手だとは思いません。ただ地肩はまずまず強いので、その点では評価できます。こうやって観てみると、走力・地肩などのポテンシャルはあるものの、それを充分活かすことが出来ておりませんし、そういったセンスには欠ける選手なのかもしれません。

(打撃内容)

正直実績の割に、ピンと来たことがありません。ボールに食らいつく姿勢・甘い球を逃さない鋭さなどがあるのは認めるのですが、何かインパクトに欠けるのは何故でしょうか?ツボにはまれば長打を放つなど、パンチ力も秘めているのですが・・・。

両足を揃え、前の足のカカトを浮かして構えます。グリップを下げ気味に添え、腰の据わり・全体のバランス・両目前を見据える姿勢なども良い選手です。

仕掛は「早めの仕掛け」を採用しているようで、アベレージ打者の傾向が強いです。真っ直ぐ踏み込んだ足下が、地面から早めに離れる傾向があるのが、少し気になります。

打撃の段階である「トップ」を作るのは遅くありません。バットを寝せて振り出すのですが、ボールを捉えるまでには大きなロスは感じさせません。仕掛けの割に長打が放てるのは、スイングの弧が大きく、フォロースルーの段階でもグリップが高い位置まで引き上がっており、ボールを遠くに運ぶ術を身につけているからでしょう。

目線のブレは小さく、身体の開きも我慢できています。ただ前に軸足が崩れるなど、突っ込まないように注意したいです。ヘッドスピードは平均的ですが、ボールを捉えるセンス・食らいつく姿勢・甘い球を逃さない集中力には観るべきものがあります。どのレベルの野球に入っても、それなりに数字を残せるタイプかと思います。

(今後に向けて)

守備・走力に特徴がなく、打力は基準レベル以上のものがありますが華がありません。それだけに、大学からプロに行くようなタイプではないように思えます。それでも高いレベルで野球をやってきた環境や、その姿勢・実績からも、社会人に入れば1年目からレギュラーとしての活躍を期待できる資質はあると思います。今後もう少し守備・走力を磨くことができれば、2年後はドラフト候補として注目されるかもしれませんね。

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2010年 大学選手権19

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 8月24日(火)03時36分37秒
返信・引用
  皆様今晩は。やはり勤務のある日は、正直余裕がありません。今後如何に時間を見出してゆくのかは、私の大いなる課題です。この一週間、いろいろ考えて行きたいと思います。

△小林 寛(八戸大 1年)投手 180/80 右投げ (光星学院出身)

(どんな選手?)

バランスの取れた投球フォームで、一年生ながら活躍した選手です。春の関東遠征で八戸大戦を見た時も、この投手が先発でした。その時は、常時135キロ前後だったので、ワンランク球威・球速を増してきたのかもしれません。

(投球内容)

観戦日はリリーフでの登場でもあり、コンスタントに140キロ台をマーク(MAX144キロ)し、手元までしっかり伸びのある球を投げ込んでおりました。変化球は、スライダー・フォークなど。そういった球を交えながら勝負するバランス型の投球スタイルです。

クィックは、1.2~1.25秒ぐらいと平均的。フィールディングも並レベル。マウンド捌きなどは悪くないのですが、この日は緊張もあったのか?結構制球にバラツキがありました。

(今後に向けて)

物凄く凄みのあるタイプではありません。ただこのまま総合力を引き上げられるならば、将来は有望な選手だと思います。すでにあるレベルまで来ている投手で、今後の上積みがどれだけ残っているのかは微妙ですが、更に北の大地で大きく伸びることが期待される一人です。

△赤間 謙(東海大 2年)投手 180/80 右/右 (東海大山形出身)

(どんな選手?)

東海大山形時代から、ドラフト候補として注目されていた速球派です。少しそっくり返るような癖のあるフォームが気になりますが、速球の勢い・球速は、首都リーグでも菅野(東海大3年)に次ぐレベルにあります。

(投球内容)

投球のほとんどは、速球で押すパワーピッチ。その球速は、コンスタントに145キロ前後を記録し、速球の勢いには見るべきものがあります。ただ変化球は、ドロンとした100キロ前後のカーブぐらいで、変化球レベルは低く制球もアバウトです。

クィックは、1.2秒台前半と破綻はないのですが、制球力・試合をまとめる能力に欠け、あくまでも力で押すのが現状です。それだけに、もう一つ確実に使える変化球を修得することが、まず大きな課題ではないのでしょうか

(今後に向けて)

左のエース高山亮太(4年)が抜ける来年は、第二戦の先発もと期待されそうなところですが、実際のところはリリーフで活路を見出して行くタイプではないのでしょうか。今後どのように成長して行くのか、見守って行きたい一人です。このまま順調に伸びて行ければ、秋には150キロの大台も見えてくるかもしれません。

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興南優勝!

 投稿者:半島  投稿日:2010年 8月22日(日)23時57分29秒
返信・引用
  興南が優勝しましたね。
今回は優勝の大本命といわれ春夏連覇と周りからも期待されその重圧なども大きかったと思いますが、見事な戦いぶりを見せてくれました。本当に素晴らしかったです。
興南の選手やスタッフ、球場で応援してくださった方々には本当にありがとうといいたいです。
まぁ今回のチームは県内では秋から完成度がずば抜けており、それが選抜の舞台で全国にも十分通用することを示し今回はそれをさらに上回る精度の高さを見せつける試合展開でした。このチームの試合の支配能力の高さは素晴らしいです。これほどまでに安心して診られるチームも過去に無かったですし、これからももう無いのではないかと思うくらいのチームでした。このようなトーナメントでは運や勢いが重要になりますが、それ以上に実力で勝ち取った優勝だと思います。一番優勝が期待できるチームがしっかりと優勝を果たしたということの意味は大きいのではないかと思います。県内他校もこれを励みにそして自分達も出来るのだと自信を持って欲しいですね。そうしていくことで沖縄の更なるレベルアップが図れるかと思います。
いずれにせよ興南の優勝は沖縄の野球界にとって大きな節目になりました。この経験を糧に、これで終わりではないので続けることが大事になります。そういった意識を監督・選手はもちろん周りで支える方々ももっていくことが必要になってくるのではないでしょうか。もう球児にとって夏は終わり、秋季がもう目の前に迫っています。新チームでどのようなチーム・選手が飛び出してくるか楽しみです。
 
    (蔵建て男) 高校野球史に残るチームでしたね。あの松坂大輔のいた横浜高校以来の完成度の高いチームだと思います。

今後も毎年のように、沖縄の代表が全国を狙えるチームが出てくることを期待します。素晴らしいものを、魅せてくれました。

選手・関係者・県民の皆様には、とても感謝しております。
 

2010年 大学選手権18

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 8月22日(日)15時00分40秒
返信・引用
  皆様こんにちは。今日も大学選手権のレポートの続きでも。

△林 哲也(中央学院大 2年)投手 170/73 右/右 (松商学園出身)

(どんな選手?)

松商学園時代から、長野では知られた投手でした。非常にオーソドックスなフォームながら、大学選手権でもMAX144キロを記録するなど、これから千葉リーグを代表する投手への期待が高まる投手です。

(投球内容)

上背の無さと普通過ぎるフォームから、球速はコンスタントに140キロ台を記録するも、それほど怖さのある投手ではありません。変化球は、カーブ・スライダー・フォークなどありますが、高めに抜けることが多いです。

クィックは、1.05~1.2秒弱にまとめられ、牽制もなかなか鋭いです。投球をまとめるセンスや制球力も悪くありませんが、これと言った武器はありません。

(今後に向けて)

コンスタントに140キロ台を記録する速球は、千葉リーグでも上位レベル。今後は、その速球を活かす術を磨いて欲しいですね。今は、千葉リーグに速い球を投げられる投手がいると言うことを頭に置きながら、今後の成長を期待したいと思います。

○山形 晃平(慶応大 1年)投手 176/74 右/左 (土佐高出身)

(どんな選手?)

非常にバランスの取れたフォームから、145キロ前後の快速球を投げ込む好投手です。マウンド捌きも1年生とは思えないほど落ち着いておりますし、今後の活躍が期待される存在です。今春のリーグ戦では、6試合に登板。 1勝0敗 防御率5.68ながら、存在感を示すシーズンとなりました。

(投球内容)

コンスタントに140キロ台を記録し、大学選手権の中央大戦では先発して、MAX147キロを記録。球質はキレ型で、空振りを奪えるものがあります。ただ球威はあまりないので、甘く入ると怖い面があります。

変化球も、右打者に外角に集められる確かなものがあり、左打者にはチェンジアップを外角に集めます。制球力・マウンド捌きにも優れたタイプで、どうして春のシーズンの防御率がここまで悪いのかは疑問です。ただ縦の変化には乏しいので、本当の意味での決めてに欠ける傾向にはあります。

牽制も極めて鋭く、フィールディングも上手い。クィックも1.15~1.20秒にまとめられ、野球センスに優れます。

(今後に向けて)

中背なんで、今後あとどのぐらいスケールを増して行けるのかは微妙です。しかし今の球の勢いでも実戦力を磨けば、大学球界を代表するだけの投手になれる能力はあると思います。凄みで圧倒するスケール型よりも、隙なしの鋭さを磨いて、相手につけいる隙を与えないような投手に育って欲しいですね。

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2010年 大学選手権17

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 8月22日(日)08時18分44秒
返信・引用
  皆様おはようございます。今日中に、残りの大学選手権の模様を観て(一度簡単には観ましたが)、今週中にすべて寸評を完成したいと思います。できれば金曜日に始まる都市対抗を前に、春の六大学の逸材についても、終えられたらと考えております。

△平川 貴大(同志社大 3年)投手 180/75 右/右 (上宮太子出身)

(どんな選手?)

西口文也(西武)テイストの上半身主導ながら、鋭い腕の振りを武器にする好投手です。今春のリーグ戦では、3勝1敗ながら、防御率0.78で、関西学生リーグの最優秀防御率に輝きました。

(投球内容)

球速は、常時140キロ前後ながら、大学選手権の東海大戦では、MAX144キロまで到達。少しシュート回転して中に入って来るのは気になるのですが、キレの好い球を投げ込んできます。

変化球は、スリークオーターを活かしたスライダーとチェンジアップのキレ。この二つの変化球とストレートを、コーナーに集めて討ち取ります。ただ球威がないので、甘くなると怖い側面があります。

牽制は並ですが、クィックは1.05秒前後と高速。マウンド捌き・制球力共に、そこそこのまとまりがあります。

(今後に向けて)

やや変則ですが、来年までにもうワンランク球威を増してストレートにボリューム感が出てくると、関西を代表するドラフト候補としてマークできる存在だと思います。ドラフト指名濃厚な藤井貴之(4年)あたりも、3年時は微妙な力量だったことを考えると、更なる上積みも期待できるかもしれません。最終学年でのブレイクを密かに期待します。

△山添 良太(同志社大 3年)投手 180/74 右/右 (松阪高出身)

(どんな選手?)

大学選手権では、コンスタントに140キロ台を記録し、力のある球を投げ込んでおりました。リーグ戦では、藤井・平川の陰に隠れがちですが、来年に期待を持たせる素材です。

(投球内容)

ややテイクバックが大きめなフォームから、ダイナミックに140キロ台(MAX145キロ)のストレートを投げ込みます。変化球は、カーブ・スライダー・ツーシームなどを確認。ただリリースにはバラツキがあり、制球力に課題を感じさせる投手です。

牽制は平均レベルで、クィックも1.2~1.25秒ぐらいと基準レベル。制球力・マウンド捌きはもう一つで、現状は球の勢いで押すリリーフ向きな投手かと思います。

(今後に向けて)

エースの藤井が抜ける来年は、平川に次ぐ存在として期待されそうです。ただあまり試合をまとめるセンスはなさそうなので、結果としてリリーフ中心の起用に収まる気も致します。ただ関西学生の中では、上位クラスの球速がある選手でしょうから、来年に期待を持たせる1人。何処まで総合力が引き上げられるかは微妙ですが、静かに見守りたい存在です。

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2010年 大学選手権16

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 8月21日(土)15時14分12秒
返信・引用
  皆様こんにちは。今日は休日で、夜に飲み会があるので、それまでに書き込み等を行って行きたいと思います。それにしても甲子園、興南の一方的な試合になりましたね。

△内山 拓哉(東洋大 3年)投手 175/70 右/右  (浦和学院出身)

(どんな選手?)

1年生の頃からリーグ戦で投げていて、経験豊富な投手です。サイドハンドから繰り出す常時140キロ台~140キロ台中盤のストレートが魅力なのですが、今春のリーグ戦では僅か2試合のみの登板に留まりました。来年のドラフト候補として期待の高まる投手なのですが・・・。

(投球内容)

サイドから勢いのある140キロ台の速球で押しまくる投手です。大学選手権では、MAXで146キロを記録。変化球は、スライダーにシンカーのような球があるようですが、ほとんど速球しか投げ込んでおりませんでした。

両サイドに投げ分ける制球力はあるのですが、その殆どの球が真ん中~高めに集まります。ここでと言う時の本物の制球力などはなく、現状は球の勢いにかまけた投球が目立ちます。その投球内容は、完全に下級生の頃の方が良かったです。

(今後に向けて)

ストレートの勢い・球速はドラフト候補級です。しかし制球力・変化球・マウンド捌きなどは、好調時じゃないとバラツキが目立ちます。来年プロ入りを目指すのならば、相当総合力を引き上げないと苦しいかなと思います。秋のシーズンに、どんなピッチングを披露してくれるのか、立て直しに期待したいところです。

△安達 平(広島経済大 4年)投手 184/82 右投げ (瀬戸内出身)

(どんな選手?)

長身から投げ降ろす速球が武器の投手で、大学選手権の中央学院大戦で先発致しました。リーグ戦では、4勝0敗 防御率0.26の文句なしの成績で、リーグMVPとベストナイン・最優秀防御率などを総なめしました。

(投球内容)

長身を活かした角度のある速球は、常時130キロ台後半~MAXで142キロを記録。しかしその球以上に絶対的な自信を持つのが、スライダーです。このスライダーを武器に、速球・フォーク(縦スラ)などをたまに投げ込んできます。

基本は、両サイドに球を集めて、打たせて取る投球が身上なのでしょう。クィックは、1.15秒前後とそれなりで、破綻のマウンド捌き・制球力の持ち主です。ただ投球テンポが遅く、個人的にはあまりリズム感がなくて、好きになれない投手でした。

(今後に向けて)

リーグ戦での実績・内容からも、中国地区の社会人チームや独立リーグ系のチームで、野球を続けて行けるだけの能力はありそうです。現状、緩急・縦の変化など総合力では物足りませんが、更に総合力を引き上げてくるようだと、2年後は候補にあがる可能性は秘めていると思います。地方には、知らない投手でも力のある選手がいるんだなと改めて実感させられた選手でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2010年 大学選手権15

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 8月21日(土)01時54分0秒
返信・引用
  皆様今晩は。ようやく週末を迎えることができ、少し余裕ができてきました。今回も、大学選手権の逸材をご紹介して行きたいと思います。

○福谷 浩司(慶応大 2年)投手 182/85 右/右 (横須賀高出身)

(どんな選手?)

高校時代から愛知では知られていた速球派投手です。高校時代は、荒削りな印象でしたが、だいぶまとまってきましたし、球威・球速も昨年よりもパワーアップして参りました。春のシーズンでは、2勝2敗 防御率3.08と際だつ数字ではなかったのですが、チームの主戦として優勝に貢献した選手です。

(投球内容)

オーソドックスなフォームながら、コンスタントに145~MAX151キロを記録する馬力のある投球は、アマ球界でもトップクラスの勢いがあります。変化球も、カーブ・スライダー・チェンジアップとあり、特にチェンジアップを武器にしています。

ただこれだけの球がありながら、イマイチ数字が残せないのは、制球力がアバウトな上に、投球リズムなどのマウンドセンスがもう一つなところ。牽制は並なものの、クィックは1.05秒前後と高速。そういった一つ一つの技術を今、名門野球部で日々修得しているところです。

(今後に向けて)

1年生の頃から頭角を現しながらも、昨年よりもコンスタントに5キロ程度速くなっており、高校時代から比べると確実に球威・球速を増してきました。相変わらず粗い・細かいセンスに欠けるところはあるのですが、順調に最終学年を迎えれば、その球威・球速でドラフト候補にあがることは間違いありません。

左打者に対する制球力・武器であるチェンジアップの精度に磨きをかければ、絶対的な投球をしても不思議ではありません。大学選手権の好投が自信になり、更にその資質を伸ばしてくることを期待します。まさに今、伸び盛りの投手と言えるのではないのでしょうか。

△鹿沼 圭佑(東洋大4年)投手 178/73 右/右  (桐生一出身)

(どんな選手?)

昨年は、チームの絶対的クローザーとして君臨し、神宮でも150キロ級の球を投げ込んでました。また春のリーグ戦では、MVPを活躍するなど大変勢いがあった選手です。しかし今春のリーグ戦では、3勝1敗 防御率3.08と並の成績。完全に昨年の勢いはない状態での出場でした。

(投球内容)

中背の上に、威圧感のないオーソドックスなフォームです。そのため150キロ級の球を投げ込まない限り、打者はそれほど苦になりません。しかし大学選手では、常時135キロ前後で、MAXでも140キロ強ぐらいと、球威・球速・フォームなどもの足りません。むしろそのストレートは、常に手元でボールを動かしているような微妙な回転の癖球を投げているように思えます。

変化球は、カーブ・スライダー・チェンジアップと一通りありますが、スライダーとのコンビネーションで投球を組み立てます。右打者の内外角にはボールを投げ分けられますが、やや左打者にはアバウトになります。牽制は鋭く、クィックも1.05秒と素早く、フィールディングも悪くありません。ただ甘くない球を痛打される投球フォームと、勢いをなくした速球だけでは、なんとも物足りません。

(今後に向けて)

かつての150キロ級のストレートが回復すれば、ドラフト候補として注目してみる価値はありますが、現状は140キロもままらない状況で、候補としては考えにくいです。それを補うだけの技術・制球力・イヤらしさなどがあれば好いのですが、そこまでのものは感じません。

このまま行けば、有力社会人チームで野球を続けることになろうかと思います。今春の内容を見る限り、ドラフト戦線からは完全に後退したと行った感じです。ただ150キロ近いフォーシームと癖のあるツーシームの使い分けができるようだと、今後の投球にも期待は残すことになろうかと思います。もう一度秋のシーズンに、最終チェックができたらと考えます。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2010年 大学選手権14

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 8月19日(木)23時55分52秒
返信・引用
  皆様今晩は。久々にこの時間に書き込めますし、こちらの掲示板での書き込みは、思いの外空いてしまいました。もうここで取り上げる大学選手権の逸材は、それほど多くないと思いますが、少しずつ進めて行きたいと思います。最低でも秋のシーズンが始まる、9月までには終えたいと思っております。

△宮川 将(大体大 2年)投手 183/83 右/右 (大体大浪商出身)

(どんな選手?)

大体大浪商時代は、大阪NO.1右腕と言われた投手です。私自身、夏の大阪予選を観に行って☆☆を付けたほどの投手でした。凄みはないのですが、ボリューム感のあるストレートを投げ込む投手で、安定した制球力とテンポの良さが魅力の投手でした。大体大入学後も順調に実績を重ね、この春は4勝0敗 防御率1.23の好成績で、リーグの敢闘賞を受賞致しました。

(投球内容)

この日のグランドは、足場が悪く地面を掴んで踏ん張って投げるフォームの彼には、持ち味が発揮し難い状況でした。球速こそコンスタントに140キロ台を記録し、MAX147キロまで記録しておりましたが、ボールは高めに抜けて、持ち味の制球力が生かせませんでした。

変化球も、カーブ・スライダー・チェンジアップなど、一通りのものがあります。クィックも1.25秒前後でまとまるなど、元来は投球術・試合をまとめるセンス・制球力にはセンスを感じさせます。むしろ、ある程度完成されている投手との印象が強く、今後何処まで資質を伸ばせるのか、そちらの方が気になっておりました。

(今後に向けて)

正当派右腕として、2年後が楽しみな投手です。すでにリーグではある程度の実績を残しつつあるので、今後はリーグで絶対的な存在・あるいは全国で通用する術を身につけて欲しいですね。そういった力を身につけられれば、自ずと更に上のレベルが見えて来るはずです。現状に満足することなく、精進されることを期待しております。

△松原 匡志(同志社大 4年)中堅 178/73 左/左 (天理出身)

(どんな選手?)

天理時代から、振り抜きの好いシャープなスイングには定評のあった選手です。今春のリーグ戦でも、打率.326厘 1本 11打点 の成績を残し、リーグ4度目のベストナインに輝きました。今や、関西学生球界を代表する外野手と呼べる存在です。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.3秒強ぐらいと、プロの基準レベルである4.2秒に比べると少し劣ります。ただリーグ戦では、8盗塁を記録する通り、かなりの俊足ぶりをアピール。実際には、もっと速いタイムで走り抜けられるかもしれません。

三拍子バランスの取れたプレーヤーと評判で、中堅守備を見る限り、それなりに上手い選手なのかなと思います。ただ外野からの返球を見る限り、それほど強肩ではないのではないのでしょうか。

上のレベルで足を売りにできる、守備を売りにできるのかは微妙ですが、けして走・守のレベルは低い選手ではないようです。

(打撃内容)

大学選手権でも、そのシャープなスイングで、持ち味を発揮致しました。基本的には、野手の間を鋭く抜けて行くタイプの強打者で、チームの3番を担います。

ほぼ両足を揃えて、グリップを高く添える強打者スタイル。腰の据わり・全体のバランス・両目で前を見据える姿勢などは良く、グリップ付近も揺らぎ自分のリズムで打席に立てております。少々癖のあるフォームですが、理には適った構えです。

仕掛は「平均的な仕掛」を採用する中距離・ポイントゲッター。足を回し込むなど「間」が作れる選手なので、緩急に対応しうる打てるポイントの多い選手です。また左打者ながらベース側にインステップして踏み込む選手であり、外の球をセンターからレフト方向へ叩く打撃に主眼が置かれております。ただ残念なのは、踏み込んだ足下が意外に短い時間で地面から離れているので、本当の意味で外に逃げる球を我慢して捌けるのかは微妙なタイプかと思います。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは遅くはないのですが、物凄く深くしっかりトップを作る選手です。そのため打球に勢いが生まれる反面、グリップが内側に入り込んでしまいバットの出があまりスムーズではありません。

バットを寝せて振り出すタイプで横の変化には強そうですが、縦の変化にはどうなのでしょうか?ただそれでもバットの先端が下がらないように、ヘッドを立ててスイングできるので、ボールをフェアゾーンに落とせるタイプです。スイングの弧は大きくないのですが、最後まできっちり振り抜きます。そのため左の好打者タイプですが、非力感は感じません。

ただ、頭の動きは大きめで目線のブレは小さくありません。また足下が盤石ではないので、開きも充分我慢できているとは言い難いです。その欠点を軸足の粘り強さで補っているタイプでしょうか。

(今後に向けて)

関西を代表する野手として、ドラフト候補のリストににも載ることが少なくありません。しかしプロとなると、売りにできるほどの絶対的なものがなく、ドラフト候補と言う感じは致しません。社会人などに進んで野球を続けて行ける力はあると思うので、また上のレベルで実績を残すことで、2年後候補として名前があがって来ることを期待したいと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

(無題)

 投稿者:アバター  投稿日:2010年 8月18日(水)11時39分14秒
返信・引用
  いつも拝見させていただき感謝しています。
しかし、クレジットをもっていない高校生の自分は東南西北を見ることが出来ません。よって最新寸評が全く見れず古い寸評しか見れません。
おこがましいようですが出来れば誰でも見れるこちらで寸評していただけるとありがたく思います。
 
    (蔵建て男) すでに「野球兼」でも発表したように、8月一杯で有料ページをやめる方向で開放を初めております。

そのためドラフト前までには、すべての有料記事を皆様に一般閲覧できるようにしたいと考えておりますので、どうかお待ち頂ければ幸いです。
 

沖縄新人大会

 投稿者:半島  投稿日:2010年 8月18日(水)07時55分13秒
返信・引用
  蔵さん、おはようございます。
毎日熱戦が続く甲子園ですが、沖縄では新人大会が開かれました。
その決勝戦と3位決定戦を見に行ったのでそのレポートです。
3位決定戦は沖縄尚学―首里、決勝戦は中部商業―浦添商業という組み合わせでした。
まぁ今回は各校の新チームにどのような選手がいるのかを見に行く目的でしたのであまり選手について細かくは見ていません。ただ、個人的には新チームは中商と浦商が強いだろうと見ていたのでこの組み合わせはある程度思ってた通りかなと思いました。
浦商に関しては、既にチームに玉城という柱がおり、その存在感が大きいですしそしてプレーぶりを見てもナイスガイなので彼を中心に纏まるだろうなと思いました。投手に関しては枚数いますがはっきりとした軸が出てくればといった印象です。その投手は佐村投手になりそうですが。
中商は、多和田・中根の存在が大きいですね。彼ら二人は脆さが無いですし自分から崩れるタイプの選手ではないと思います。試合を見てもカバーリングの意識が高くチームとしてもなかなか良かったです。この二人を中心に本当の意味で強いチームになるかもしれません。
沖尚は、夏も主戦として投げていた與座と主軸の平安山と上間も残っており毎年纏まりのある好チームを作りますし、投手陣も枚数いてやはり力があるでしょうから来年は久しぶりに沖尚の存在感が大きくなるかもしれないです。
興南には川満と大城が残りますし、投手陣も枚数いますから来年も強いでしょう。大城はおそらく一番になるのかな?個人的には国吉をお手本にして打撃を伸ばして欲しいです。そしてなんといっても我喜屋監督ですから、またしっかりとしたチームを作るんでしょうね。
おそらくこの4チームが中心になるのではないかと思っています。糸満は1年生大会を制してますし力がありますが、実際のとこをまだ良くわかりません。ただここは素材が多いので期待したいです。八重山は花城がおりますが、投打ともに今年よりは落ちるでしょうから少し厳しいかもしれません。沖水も有望な一年生が多いようなので期待したいです。与勝は旧チームから2年生が主力なので台風の目になるチームかもしれません。
個人的な見解はこれくらいにして試合についてのレポートです。

3位決定戦 沖尚6―0首里
首里はいろいろな場面でミスが多く、効果的に追加点をあげた沖尚が勝ちました。
首里の先発は10番をつけた嘉手川という子でした。どうやら一年生のようで、線は細いですが体も大きく本格派タイプで2年後が楽しみな投手だと思います。少し腰が高いですがまずまず力がある球を投げておりました。しかし制球も乱れやや不安定な印象で4回2失点で降板。5回からはエースの宮城が登板、しかし前述のように守備のミスが多く相手打線を抑えることができませんでした。
沖尚は坂という左腕が先発。こちらも1年生なのかな?一般的な好左腕という感じでやはり沖尚らしくまとまっています。ほぼ直球とカーブだけで投球しランナーを出しても粘り強かったです。6回からエースの與座が登板し、夏の経験からか非常に落ち着いた投球を展開。夏同様キレの良い直球を制球よくコーナーに決め、変化球で打たせて取る投球でした。夏の沖水戦が自信にもなっているのでしょう、相手打線もやや弱かったですが貫禄ある姿でした。しかし、沖尚の右腕はみんな似ています。もちろん個々によって細かい部分で違いがありますが、フォームのメカニズム的にはほぼ同じなのかなと思いました。特にフィニッシュから投げ終わりの姿が一緒です。東浜投手のような感じで、そういう指導方法なんでしょうね。比嘉監督はやはり投手育成は上手いと思います。みんな基本的な部分はきっちり出来ていますしね。
6回に代打で先発を外れていた平安山が登場し、打った瞬間にいった!と思わせる打球でライトスタンドへホームランを放ち差を広げました。夏の時も感じましたが、やはり彼は沖尚打線の中で一番スイングに鋭さと力強さがあります。7回のチャンスの場面には代打で上間が登場しセンターへ強烈なタイムリーを放ちました。夏に比べるとグリップの少し位置を下げオープン気味になったでしょうか。スイングはコンパクトになりだいぶ鋭くなりました。しかしこの二人は代打で登場しきっちり結果を残しましたし、打球を見ても他とは違いますから別格な印象でした。
沖尚は投手陣は安定していますし、去年・今年と打てず負けましたが、信頼できる打者もいるので十分上を狙えるチームだと思います。ただ、良い右打者がいないんですよね。中心になりそうな選手がすべて左でしたので右に一人でも出てくると良いのですが。
首里はミスも多く、正直これで良くここまで勝ち残ってきたなと印象でした。技術的・体力的なものもありますが、場面を想定したプレーが頭にあまり入っていないかなとも思いました。ちょっと漫然とプレーしすぎかなと。ただ、新人大会でここまで試合できた経験は貴重ですし、この経験を秋にしっかり活かして欲しいですね。

中商5×―4浦商(9回サヨナラ)
軽い試合の模様です
http://www.youtube.com/watch?v=fgOacBhB1yg
一応両投手のフォームが写りますね。
ライバル校同士の対決は力と力、意地と意地のぶつかりあいでした。逆転につぐ逆転、そしてサヨナラと非常に面白い試合になりました。まだまだ新チーム発足して間が無くミスもありましたが、要所では締まったプレーも見られ決勝戦にふさわしい試合になりました。
試合は初回・2回と1点ずつを加えた中商がこのままいくかと思われましたが、3回に満塁のチャンスをつくり一気に逆転。その後やや落ち着きましたが、6・7回に中商が1点ずつ加え逆転しましたが、8回に浦商は一死後2塁打を放つと次の打者は強烈なセカンドゴロがまさかのイレギュラーで同点となりました。9回裏は死球で出た走者を短打でつなぎ最後は主将の宮里が三遊間を割るタイムリーで試合を決めました。
浦商の先発は190近い長身の佐村投手、前日は9回完投、その前の再試合となった試合では5回を投げており3連投で正直体に疲れが残っていただろうと思います。ただ、状態が悪かったですが彼を見れただけでも大きな収穫でした。やはりこれだけの体格ですからまだまだ線が細くバッテリーを組む玉城とは身長は20センチも差がありますがお尻と太ももは玉城が2倍くらい太かったです(笑)フォームはそこまで詳しくは見ていませんが、振りはアーム式で腰の回転も堅い印象で、あまりお尻も落とせず踏み幅も狭く腰が高いフォームですね。ただ、牽制もまずまずですし、クイックは案外うまかったです。制球も荒れ荒れかと思いきや思った以上に悪くないです。フィールディングは体の大きさもあいまって少し緩慢にも見えました。変化球はスライダーとフォーク?があったと思います。本来であればもう少し球威のある球を投げるのでしょうが、疲労もあって勢いと力に欠けましたね。初回にエラーもあって先制されると2回の先頭に2塁打を打たれたとこで降板。次はもっと状態が良い投球を見たいです。佐村の後を受けたのは新垣という左腕。がっちりとした体格で力投型かと思いきやカーブ・チェンジアップ(スクリュー?)を使う緩急のある投球。四死球も多かったですが打たせてとる粘り強い投球でした。旧チームから4番の玉城は結果を残せませんでしたが、いい打者であることは分かっているので捕手としてのプレーを見ていました。少し物足りなさがあった肩ですが鋭く強いですし送球も安定しておりよかったです。リードもカウントや相手そして試合展開を見ながらという感じの印象で悪くは無かったと思います。キャッチングは良くなっていたと思いますが、バウンド処理はやはり体が即座に動けてなかったので少し逸らしたりするのが気になりました。でも投手にしっかり配慮できますし、上手く間を入れてもくるので適正としては良いものがあるのではないかと感じました。浦商で他に気になったのはショートの瑞慶覧選手。守備の動きも良いですし、2番を任されていますがそこまで弱さを感じませんでした。他にも何人かおり秋にもう一度見たときにしっかりと見ていきたいです。
中商の先発は多和田。試合前に遠投している姿を見たりしましたが、やはり彼はしなやかですよ。東浜や運天もしなやかでしたが彼らより柔らかさがあると思います。
初回の投球を見た印象は、かなり抑えて投げているという印象でした。球速は120そこそこかな?ただしっかり活きた球ですし、やはりキレがあります。1・2回順調に抑えましたが、自身のタイムリーで1点を追加した直後の三回に一死後連打と死球で満塁に、この回の浦商はカウント取りに来る直球をセンターから逆を意識した打撃で満塁になったときも外角低めの難しい球をサードの頭を越すタイムリー、そして中継の送球が乱れる間に一塁走者も還り逆転に成功しました。次の打者は4番の玉城でしたが、フルカウントまでいくもインハイを振らせて三振にとりました。その後は直球を狙われてたので変化球から入るなどしっかり組み立てなおしてきました。逆転の直後に前述のように同点にされますが、再び玉城スライダーで見逃し三振にとるなど、しっかりと切り替え後続を断ちました。こういったところは彼の強さでしょうか。4点を奪われはしましたが、勝負ところでは三振を奪いますし注意する玉城に関しては完璧でした。基本的には三振も奪える投手ですが打たせてとることもでき、春夏の経験が大きく活きていると思います。球種はスライダー・縦のスライダー?・緩いカーブ・チェンジアップかと思います。ただ、カウントが取れる軽く変化する球も見られそれが気になりました。直球を狙われていたので変化球から入りカウントも取れますし、緩いカーブも挟むなど緩急をつけた投球で左打者にも胸元厳しく攻めれますし、内に曲がりながら落ちる縦スラ?は悉く空振りしていました。だいぶ投球の幅が広がったと思います。春から考えるとかなりの進歩ですね。ただ、気になるのは点を直後に返されていること、どちらも先頭は抑えましたが次の打者に打たれて失点しているので気を抜かず集中して投げて欲しいですね。でもこの試合で気になったのはホントにこれくらいでしょうか。このまま怪我無く順調に伸びれば十分プロを意識できる投手になると思います。現状でも県内投手陣の中では抜けた存在だと思いますし期待したいです。
野手で気になったのは3番に入った中根。1年のころから出てった選手ですが戻ってきたようです。今年の3年生とウマがあわなかったのでしょう。初回を見て良い打撃センスだと思いました。上手くひじを畳んで内の球にも対応しますし、選球眼も良く見事なバットコントロールでした。7回逆転のチャンスとなる一死1・2塁の場面でまわり早めに追い込まれますが粘ってフルカウントまでもっていき高めに入った球を見逃さずライトへ打つなどそのセンスと集中力は見事でした。なかなか難しい場面ですが見事に応えた彼は素晴らしかったです。ただ当たりが良すぎてランナー帰れませんでしたが。他に気になったのは捕手の宮里リードと強肩ぶりが光りました。このチームの捕手はホント強肩です。打撃も5番なのでもう一度よく見たいです。
中商はランナーいなくとも捕手からの返球毎にショートセカンドがカバーするなどカバーリングの意識が高いチームという印象。そういった細かいとこへの意識が出てきたのは良い事だと思いました。このチームは基本的に局面でのミスが出るチームなので。こういった試合展開をものにしましたし少しずつ勝てるチームになっていくかもしれません。
ただ、一番の懸念材料は控え投手でしょうか。多和田が4試合連続完投という事で投手層が薄いのだと思います。信頼できる2番手が出てくると十分九州を狙えるチームです。また、大物打ちがいなかったですね。ただ、レギュラー番号でぶーちゃんのような選手がいたので彼がその選手だと思いますが。

もちろんまだまだ2年生は把握しきれていないので秋の大会が楽しみです。今回見たい選手も見れましたし秋の観戦もポイントが絞れたかなと思います。お暑い日が続きますが体に気をつけてくださいね。
 
    (蔵建て男) 早くも沖縄は、来春に向けて始動し始めたですね。毎度詳しいレポートありがとうございます。

来年度組は、非常に楽しみな選手が多いようなので、来年もまた沖縄にお邪魔させて頂くかもしれません。またの遠征大いに楽しみにしております。

これからも余裕のある時に、秋季大会のレポートお願い致します。
 

今年の高校1・2年生について

 投稿者:アーセン  投稿日:2010年 8月17日(火)01時04分24秒
返信・引用
  蔵さん、こんばんは。
いつも楽しく拝見しております。

ベスト8が出揃いつつある今夏の甲子園ですが、
例年に無く、下級生の主力が目立つ年であるように思います。
1・2年生が4番を打っていたり、バッテリー毎下級生というチームも
珍しくありません。

それほど今の1・2年生には、現時点でドラフト候補として意識できるほど
高レベルな選手が多いのでしょうか。

私は試合を見ていて、粒揃いだなとは感じますが、それほど強烈な印象を受けた選手は
今のところいないのですが。
 
    (蔵建て男) どうしても下級生には、今後の可能性も加味して温かく見守るので、毎年将来は楽しみと言われているようには思えます。

本当に豊作かどうかは、今年のドラフトが終わった時に、来年の候補になり得る選手を調べて並べてみるとおおよそわかります。ただ冷静に比較できる数字や材料を揃えていないので、これもあくまでも印象でしかないのですが。

ただ候補は多くても、超目玉がいない年もあります。さて来年は、どうなのでしょうか?
 

2010年 大学選手権 13

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 8月15日(日)17時39分4秒
返信・引用
  皆様こんにちは。甲子園全校チェックをしていたおかげで、全くこちらの掲示板に書き込むことができませんでした。ようやく全校が出揃ったので、大学選手権の続きを行って行きたいと思います。できれば都市対抗が始まるまでに、この大学選手権のレポートは、終えられたらと思います。

△松葉 貴大(大体大 3年)投手 177/73 左/左

(どんな選手?)

肩を痛めていた関係で、大学には外野手として入学してきたそうです。バッティング投手を務めるうちに、評価が高まりチームの主力選手へと成長致しました。春のリーグ戦では、5勝4敗 防御率1.24の成績で、リーグMVPに輝きました。

(投球内容)

オーソドックスなフォームから、常時135キロ前後ぐらいの球速ですが、球速表示以上に感じさせる球を投げ込みます。変化球は、スライダー・シュート系などの横の変化中心で、基本的に打たせて取るタイプの投手です。

しかしながら、試合の中では140キロ台を連発し、最速145キロを記録する場面もありました。秘めたる能力は、そのぐらいはあるのかもしれません。ただ大学選手権の東海大戦では、序盤好投するも中盤以降、甘く入った球を痛打されK.Oされました。

牽制はそれほど鋭いものは入れず、クィックも1.2~1.35秒とそれほど上手くはありません。フィールディングは、野手で入学しただけあって悪くありません。ただ投球センスに優れたタイプと言うほどでもなく、破綻のないレベル。今後、如何に武器になる球や投球を身につけるのか、あるいは好投していても、それを持続できる心身のスタミナを身につけられるかだと思います。

(今後は)

あと2年の間に、どのぐらい資質を伸ばして行けるのか注目したいです。幸いチームメイトの同学年には、宮川将と言う右のライバルがいます。お互い切磋琢磨して精進してゆけば、最終学年ではドラフト候補として注目されるかもしれません。今後も注目して行きたい選手でした。

△小原 礼史(大体大 4年)二塁 173/75 右/右 (福岡城東出身)

(どんな選手?)

チームの4番を務める選手で、春のリーグ戦では打率.306厘 1本 3打点ながら、リーグ3度目のベストナインに輝きました。特に、軽快な二塁守備が魅力の選手です。

(守備・走塁面)

残念ながら、今回の観戦では正直よくわかりませんでした。ただ二塁守備は軽快で、なかなか上手い選手ではないかと思います。ただ走力や地肩など、まだまだわからないことも多いです。

(打撃内容)

両足を揃えたスクエアスタンスですが、幾分ベース側にクローズスタンス気味に立っています。グリップの高さは平均的で、腰の据わり・全体のバランスは悪くありませんが、両目で前を見据えると言う意味ではイマイチです。また自分のリズムで立てていないので、少し脆い感じを受けます。

仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用するなど、中距離・ポイントゲッタータイプ。足を回しこみ、真っ直ぐ踏み込んだ足元は、インパクトの際にブレないのは好いです。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのが遅れがちなのが気になりますが、深くは取れているので強い打球は望めます。ただ少しグリップが奥に入り気味で、ヘッドの出はスムーズではありません。

バットを寝せて、横で切るのように振り出すので、縦の変化に何処まで対応できるのかは微妙。時々そのスイングが波打つのも気になります。足を上げ下ろすタイプなので、目線のブレも生じやすいです。体の開き、軸足は安定しているのが救いですが。

(今後に向けて)

リーグでも実績のある選手ですから、社会人でも野球は続けて行けるかもしれません。ただ今のレベルだと、社会人で活躍できるのかは微妙かなと思います。ディフェンス面をアピールしつつ、打力を磨いて欲しいと思います。できれば、もう少しじっくり見てみたい選手でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

注目の5日目

 投稿者:投手マニア  投稿日:2010年 8月12日(木)01時51分6秒
返信・引用
  今日の甲子園は、田中(大分工)白根(開星)木村(仙台育英)一二三(東海大相模)と、注目の投手が続々と登場しましたが、前評判通りとはいきませんでしたね。
特に田中は楽しみだっただけに棒球が多く残念でした・・・

むしろ、延岡学園の二番手、仙台育英の二番手投手の方が生きた球を投げてたように思います。腕の振りや全体のバランスも良かったですし。

今まで見た印象だと、成田の中川が一番ですかね。智弁がフルスイングするとはいえ、空振りが獲れるというのは、球速で測れないスゴイものを持っているのかと。
 
    (蔵建て男) 仙台育英の田中は、今日の2回戦でも登板しておりますね。その内容次第では、充分に指名の可能性もありそうです。

中川共々、秋のドラフトで指名されるのか楽しみです。
 

中内大登選手

 投稿者:くま  投稿日:2010年 8月 8日(日)14時50分41秒
返信・引用
  大昔に鳥取西の鈴木投手に感動して、そのことをどこかに書きたくなっての投稿以来で、お久しぶりです。
香川英明高の2年生4番打者の中内大登選手の投稿がありましたが、自分も全くの同感です。
県予選レベルでは、オーラが違いました。(予選決勝では、大差の場面(13-0)でも敬遠された。)
フォローの大きな速いスイングで、多少ポイントがずれても根こそぎ持っていきそうな感じで、スイングにスケールがあります。
打球が速く、また、フライ軌道の打球を狙えるので、ホームランも量産できるタイプです。
横浜やPLのような名門ではないので、経験値が足りないとは思いますが、素材だけなら、2年生の強打者では丸子(広陵)に匹敵する、もしくは上かも、と思いました。
 
    (蔵建て男) 資質的には、丸子に匹敵する選手だと思います。非常にスケールの大きな楽しみな選手ですね。期待して見守って行きたいと思います、またの書き込みお待ちしております。  

2010年 大学選手権 12

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 8月 7日(土)17時07分17秒
返信・引用
  いよいよ、今日から甲子園が始まりました。大会初日から、プロ注目選手が登場したり、評価が更に上がったのではないかと思わせる選手もおりました。上位指名確実と言う、超大物はいない大会ですが、一人でもドラフトを盛り上げてくれる選手が出てくることを期待しております。

△河津 尚幸(奈良産業大 3年)投手 179/72 左投げ (市川出身)

(どんな選手?)

テイクバックを小さめにとったフォームから投げ込む左腕です。今春のリーグ戦では、3勝1敗 防御率1.60と安定。まだ絶対的なものはありませんが、全国レベルでも通用する実力を身につけつつあります。

(投球内容)

球速は、135キロ前後~後半ぐらいと、やや球威・球速に物足りないものを感じます。変化球は、左打者からはボールが見にくそうなスライダーとカーブ。現状、右打者に対応しうるシュート系の球は見られません。基本は、空振りを誘うような球の威力で勝負すると言うよりは、両サイドに球を散らせて、打たせて取る投球が身上です。

フィールディングは、素早くマウンドを駆け下り、一気にセカンドで刺すような反応良さを魅せます。クィックも状況に応じて使いわけ、わざと塁間1.75秒前後のスローイングを魅せる有山(大阪桐蔭出身 2年)捕手の強肩を引き出せたり、タイミングを狂わせたりと、クレバーなピッチングをします。

(今後に向けて)

来年に向けて、もうワンランク・球威・球速を増して行ければ、ドラフト候補として来年はマークされることになるのではないのでしょうか。投球も上手いですし、制球もまとまっております。シュート系の球を修得するなど、ピッチングの幅も広げたいですね。いずれにしても、来年度の関西大学球界では注目の左腕だと思います。

△山村 陽平(西日本工業大 4年)投手 176/78 右投げ (国際開洋第二出身)

(どんな選手?)

中背の体格から、オーソドックスなフォームで投げ込んできます。大会前には、MAX145キロと聞いていたのですが、大学選手権では常時130キロ前後ぐらいと、少々拍子抜けしました。しかしながら、上背の割にはボールに角度を感じさせますし、球速表示以上には感じさせる実戦的な投手です。

(投球内容)

出ても135キロぐらいまでと言った球速でしたが、球の勢いは悪くありませんでした。カーブ・スライダー・チェンジアップなども織り交ぜ、相手の的を絞らせないのが、この投手の身上だと思います。

両サイドを突く制球力と球の変化で、相手を翻弄するタイプ。マウンドから素早く駆け下りて来るフィールディングなどの動きは悪くありません。制球・マウンド捌きには破綻がなく、球の威力で圧倒するタイプではなく、完全に総合力で勝負する実戦派でした。

(今後は)

投手としてのまとまりはありますし、大学選手権まで出場を果たしてきたことからも、社会人でも野球を続けて行ける選手かもしれません。ただ奈良産業大戦でも、序盤は完璧に抑えていたものの、中盤以降攻略されたのは、素材としての奥行きの無さからではないのでしょうか。その辺も含めて、今後どうやって自分の色・特徴を見出してゆくのか注目されます。現状の力だと、社会人に入れても活躍できるのかは微妙ですので。

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2010年 大学選手権11

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 8月 7日(土)08時57分18秒
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  皆様おはようございます。ようやく休日にも入り(私用山積みですが)、野球に時間も割けそうです。大学選手権のレポートもまったりやっておりますが(秋のシーズンまでには終えたい)、今週からは、甲子園の模様も加わってきます。身体が幾つあっても(笑)。

△佐藤 将太郎(函館大 3年)投手 177/78 右/右 (横浜創学館出身)

(どんな選手?)

横浜創学館時代から、神奈川では好投手として知られていた投手です。函館大に進んでからも、主戦として活躍。今春のリーグ戦では、5勝1敗 防御率1.08で、リーグMVPに輝きました。

(投球内容)

ノーワインドアップから、軽く投げている感じのフォームです。球速は、ほとんどが130~135キロぐらい(MAX138キロ)で、むしろ速さだけならば、高校時代の方が速かったのではないかと思えるほどです。変化球は、カーブ・スライダー・チェンジアップなど。特に外角中心に、ボールを丹念に投げ込み、打たせて取るのが身上です。

クィックは、1.3秒前後と、けして素早くありません。鋭い牽制もあまり入れませんが、1.8秒台の強肩捕手がそれを支える図式です。フィールディングに関しては、非常に落ち着いてボールを処理します。マウンド捌き・制球力は安定しており、完成度の高いピッチャーです。

(今後に向けて)

来年、ドラフト候補云々と言うタイプではないと思います。ただ実績もありますし、ある程度の能力もあるので、社会人などでも野球を続けて行ける力はありそうです。その中で、如何に実績を残しアピールするのか、それ次第で今後の展望が広がってゆきそうです。現在は、北海道を代表する好投手といった位置付けです。

△長谷川 拓哉(函館大 3年)遊撃 183/73 右/右 (聖望学園出身)

(どんな選手?)

大型ながら、チームの4番・遊撃手を務める攻守の要。春のリーグ戦では、打率.323厘 1本塁打 5打点の数字を残し、その勢いで大学選手権・東亜大戦では、レフトスタンドに放り込んでおりました。

(守備・走塁面)

この体格と打順から、遊撃手を任されると言うことは、かなりポテンシャルが高い選手だと見て好いだろう。ただ東亜大戦では、守備・走力をはっきりわかる内容ではなかった。この部分に関しては、続く2回戦の模様を確認して、詳細を詰めたいと思う。

(打撃内容)

恵まれた体格が目を惹き、おもいっきりの好いスイングをする選手です。ただ完全に引っ張り専門のプルヒッターだけに、打てる幅は限られているのかなと言う印象は強く受けました。

前足を軽く引いて、グリップを高めに添えます。腰の据わり、全体のバランスは平均的で、両目でしっかり前を見据えられているのは好いです。軽くグリップ付近を揺らぎ、力みすぎないように構えられています。

仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用するように、中距離・ポイントゲッタータイプです。ただ身体の力が強いのと、フォロースルーを大きくとってボールを遠くに運ぶ術は持っています。

足を大きく引き上げ、まわしこんえ踏み込みます。この動作を見ていても、ある程度、緩急などに対応しうる可能性は感じます。少しベース側に踏み込むのですが、その際につま先が開き気味で、外角の球を右方向へと言う意識はなく、甘い球を引っ張って巻き込むのに終始したスタイルです。そのため上手くツボにはまれば、スタンドインできるタイプです。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは平均的。ボールを捉えるまでのスイング軌道は可も不可もなし。ただボールを捉える時は、それほどバットの先端が下がるようなことはなく、そこからフォロースルーまでは大きくきっちり振り抜くことで、ボールを遠くに運びます。打球の強さもありますし、体格にも恵まれスケールのある打撃が可能です。

(今後に向けて)

外角への対応や右方向への打撃などに疑問は持ちますので、打てる球は限られていそうです。ただこの体格で遊撃を任される肉体的なポテンシャルとスケールは、来年に向けて楽しみです。守備力・走力次第では、ドラフト候補としてマークされる素材かもしれません。もう一試合ぐらいみて、詳細を詰めて行きたい選手でした。

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明日から甲子園

 投稿者:香川出身熊本在住  投稿日:2010年 8月 6日(金)18時05分22秒
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  管理人さん、みなさん、はじめましてこんにちは。
明日からいよいよ甲子園が始まりますね。
私が応援している香川と熊本の代表校には
高卒で即、今年のドラフトを騒がすような選手は見当たりませんが
下級生には楽しみな選手が何人もいます。
特に香川英明高の2年生4番打者 中内大登選手 右左 185 75は
まだ全国的には無名に近いですがとてもスイングが鋭く
素晴らしい打者だと思うので全国のみなさんに是非注目してもらいたいです。
それと登板するかどうかは正直分かりませんが
香川英明の2年生で大型左腕の松本竜也選手 191 72や
九州学院で1年生ながら4番を務める萩原英之選手 右左 177 80
などは来年以降注目だと思います。
 
    (蔵建て男) 中内・松本の両選手は、来年に向けて楽しみですね。九州学院の萩原選手も期待しております。

今年の熊本は、140キロ台を記録すると言われていた投手が、例年以上に多かったと聞きます。彼らが見られなかったのは残念でしたが、将来に向け楽しみな選手が確認できるのは嬉しいですね。またの書き込みお待ちしております。
 

2010年 大学選手権10

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 8月 5日(木)06時50分1秒
返信・引用
  皆様今晩は。雑用に終われてなかなか更新が進みませんが、少しずつ今やれることを行って行ければと思います。今回も大学選手権の続きから。

△石山 智也(北海道大 4年)投手 183/77 右投げ (北広島出身)

(どんな選手?)

今春のリーグ戦では、5勝1敗 防御率0.71の好成績で、MVPにも輝いた選手です。投手経験が浅いとのことですが、完成度の高いピッチングをしてきます。日本ハムもマークしていると言う噂の投手でしたが、スケールよりも総合力で勝負するバランス型の投手でした。

(投球内容)

オーソドックスなフォームから、135~140キロぐらいの角度のあるストレートを投げ込んできます。それほど手元までの球威・球速・キレは感じさせるような存在感のある球ではありません。その球を内外角に集めつつ、縦・横2種類のスライダーを使い分けて来るようなピッチングでした。

フィールディングも落ち着いておりますし、クィックも1.10~1.15秒と基準を満たすだけの素早さがあります。投球も組み立てられるタイプですし、制球・マウンド捌き・変化球共に破綻はありません。両サイドを突きつつ、縦の変化も交え、相手の的を絞らせない多彩なコンビネーションが自慢です。

(今後に向けて)

投手歴は浅いそうですが、すでにピッチングとしては完成されつつあります。肉体的にも、今後何処まで球速を伸ばせる伸び代が残っているのかは微妙かなと思います。大卒プロと言うよりは、社会人など更にレベルの高い野球を経験し、そこで実績を残してからでも、プロを意識するのは遅くないのではないのでしょうか。

◯竹田 隼人(四国学院大 2年)投手 179/75 右/右 (呉港出身)

(どんな選手?)

四国学院大史上、最も速い球を投げ込む投手ではないのでしょうか?コンスタントに145キロ前後の球速を誇り、その球がナチュラルに変化するクセ球です。一見粗そうなピッチングスタイルですが、今春のリーグ戦では4勝1敗 防御率1.21と安定した内容を残しました。

(投球内容)

スラッとした投手体型から、癖のないフォームで投げ込みます。腕を強く振れる良さがある一方で、強い上半身を支えるだけの下半身が未熟です。そのため着地までの粘り・間がなく、突っ込むことが多いのが課題でしょうか。

ストレートは、コンスタントに145キロ前後を記録。綺麗な縦回転のボールが伸びてくるのではなく、常に汚い回転で変な曲がりをする癖球なのが特徴です。これは意識してなのか?投げ方の問題なのかはわかりません。また制球にはバラツキがあり、変化球も確認できたものはスライダーのみ。まだまだ投球を組み立てる、制球が云々、変化球がと言うほどの内容ではありませんでした。

(今後に向けて)

とりあえず、四国に速い球を投げられる大学生が現れたと言う感じでしょうか。ただ素材的には面白いので、これから2年間の間に、如何にその才能を磨いて行き、更に実戦力を身につけられるかだと思います。己が向上心を持って取り組められれば、社会人のみならず、ドラフト候補としても、最終学年では注目されるかもしれません。まずは、更に存在感を高めて、全日本合宿などにも招集されるような存在になって欲しいですね。久々に四国の大学生でから楽しみな選手が出てきました。

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2010年 大学選手権9

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 8月 3日(火)04時50分26秒
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  皆様今晩は。今日は、気温こそ低かったのですが、湿度が高かったのか?朝から嫌な汗をかきました。お風呂介助で大量の水分を失ったのか?午後は、やたら水分を身体が欲しておりました。少し脱水気味だったのかもしれませんね、皆様も水分補給は充分してくださいませ。熱中症は、命取りになりかねませんので。

△阿部 一也(三重中京大 4年)投手 178/73 右/右 (徳島工出身)

(どんな選手?)

2年前の大学選手権でも登板し、その存在感を示した投手。当時からMAX142キロを記録していたのですが、こちらが思ったほど伸びてこなかったのが、正直残念でした。

(投球内容)

スリークオーターから、135キロ前後のストレートと、125キロ強のスライダー・それにシンカー系の球を投げ込んできます。圧倒的にスライダーを多投する投球で、以前ほど勢いで押す感じの投球ではありませんでした。

牽制の動きこそ鋭かったのですが、クィックも1.3秒台と遅く、制球もバラツキ気味。試合をまとめるタイプと言うよりは、リリーフタイプだと思います。

(今後に向けて)

正直この大会の内容を見る限り、社会人で野球が続けて行けるのかは微妙な位置づけだと思います。個人的には、期待していた投手だけに残念です。もし野球への情熱があるようならば、もう一度原点に立ち戻って、自らの資質を磨いて行って欲しいと思います。潜在的には、好いものを持っていると思いますので。

○則本 昴大(三重中京大 2年)投手 177/73 右投げ (八幡商出身)

(どんな選手?)

球にはバラツキがあるのですが、グイグイと140キロ台後半のストレートで押す、将来が楽しみな投手です。球速表示の厳しい東京ドームでも、MAX149キロを連発しておりました。

(投球内容)

中背で、オーソドックスなフォームの投手です。それでもコンスタントに145キロを越えてくるストレートの球速、勢いには見るべきものがあります。変化球は、右打者にはスライダー。左打者には、チェンジアップ系の球を投げ込みます。

フィールディングはあまり上手くなさそうなのすが、クィックは1.05~1.15秒ぐらいと素早いです。細かい制球力はなく、球の勢いに任せたタイプのようです。

(今後に向けて)

実戦力にはまだまだ欠けるのですが、東京ドームでMAX149キロを連発したスピード能力は一級品です。残りの2年間で、球速だけでなく実戦力に磨きがかけられるようになれば、最終学年ではドラフト候補として大いに注目される存在になり得るかもしれません。あとは、如何に本人が志しを高く持って野球に取り組めるのか。それほど素材に奥行きは感じませんが、今後の成長ぶりが楽しみな投手でした。

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2010年 大学選手権の逸材8

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 8月 1日(日)22時29分45秒
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  皆様今晩は。結局この二日間、あまりビデオ観戦もできないほど、私用に追われていた管理人。それでも少しずつでも、片付けられることは片付けられてホッとしております。今回も大学選手権の続きから。

△池尻 達哉(三重中京大 4年)投手 177/80 右/右 (市尼崎出身)

(どんな投手?)

今春のリーグ戦では、MVPに輝きチームを大学選手権に導いた投手です。スリークオーターから、内外角をきっちり投げ分けられる制球力と度胸が自慢です。

(投球内容)

球速は、コンスタントに130キロ台後半~140キロ台前半ぐらいを記録。ビシッと力強いストレートを両サイドに投げ分けます。特に左右の打者問わず、胸元一杯まで厳しく攻められるのが特徴。両サイドへの制球力には、確かなものがあります。

また速球だけでなく、いつでもカウントが取れる小さく横滑りするスライダーが武器。の外角にこのスライダーを集め、左打者には外角に沈むシンカーだか、フォーク系の球を投げ込みます。クィックも1.15秒弱ですし、フィールディングも悪くありません。アウトコース一杯の微妙なゾーンで勝負できる投球術もありますし、かなり完成度の高い投球が可能です。

(今後に向けて)

大卒プロと言った圧倒的なポテンシャルは感じませんが、社会人レベルならば通用するだけの確かな力はありそうです。制球力・マウンド捌き・球の威力とバランスが取れているので、2年後はドラフト候補として注目されるかもしれません。あとワンランク上の球速と、売りにできるぐらい変化球に磨きがかかると楽しみです。

△長谷川 亮佑(三重中京大 2年)投手 180/80 左/左 (三重出身)

(どんな選手?)

均整の取れた体格から140キロ台を記録できる左腕として、これからの成長が期待される存在です。大学選手権ではまだまだでしたが、元来は両サイドに投げ分けて来るタイプだと思われます。

(投球内容)

球速は、コンスタンに130キロ台後半~140キロ台前半。絶対的な球の威力はありませんが、2年生にしてこのスピードを出せることに期待して取り上げてみました。変化球は、左腕らしい大きなカーブ。これがしっかり曲がりきって決まれば好いのですが、曲がりきらずに抜けたり、真ん中に甘く入ったりと、まだまだ精度としては低いです。

現状、この二つの球しか使える球種はないのは不満。更に速球は、真ん中~高めに集まり、クィックもできないなど課題も多いです。まだ投球を組み立てると言うよりは、ただ投げているだけと言った感じです。ただ速球に関しては、ある程度両サイドに散らせるので、この制球を活かして、打たせて取る投球を磨いて欲しいと思います。

(今後に向けて)

まだまだ、全国で通用するレベルではないように思えます。ただ左腕から一定レベルの球速と均整の取れた体格・オーソドックスなフォームなど、資質を伸ばせる材料は揃っております。このまま弛まぬ努力を続けて行ければ、最終学年では東海地区を代表する左腕に育っていても不思議ではありません。今後の成長ぶりを、じっくりと見守って観たい投手でした。

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大阪大会決勝

 投稿者:M&T  投稿日:2010年 8月 1日(日)21時34分16秒
返信・引用
  関西ではNHKと朝日放送でW中継やっててチャンネルをカチャカチャしながら見てました。
履正社の山田はこの試合前年ながらノーヒット。
しかしながら予選で打率4割台は立派です。
何となく一昨年の浅村(大阪桐蔭→西武)を思い出します。

相手の大体大浪商の北畑投手が良かったです。
まだ2年生ながら球速は140キロ前後で投球テンポも制球力もなかなか。
初回にエラー絡みで1点取られ、9回さすがにスタミナ切れで2失点、合計3失点でしたが
全般的に大崩れしなさそうな感じなので来年が楽しみな投手です。
 
    (蔵建て男) 北畑投手は、来年楽しみですね。TV中継が少ない上に、人材の豊富な大阪には、どうしても毎年足を運ぶことになります。来年もきっと何度も足を運ぶことになるんでしょうね。できれば兵庫にも足を延ばしたかったところですが。  

東東京準決勝の巻@

 投稿者:DINAMO-JIN  投稿日:2010年 7月31日(土)12時24分13秒
返信・引用
   劇的な逆転サヨナラ勝ちで関東一が修徳を破り代表の座を掴んだ東東京大会ですが、日曜日の準決勝でその両校を直接観てきました。
 先週末の神宮もうだるような暑さ。あまりにシンドくなったので、第2試合の5回が終わったところで帰宅。というヘタレ観戦になってしまいました。。。

【修  徳 9-2 国 士 舘】
お得意の機動力を生かしたソツのない攻めで先手を取ったのは国士舘。2点のリードを奪った時にはしっかりと自分たちのペースで試合を進めているように映ったし、帝京をコールドで下した勢いが感じられた。
修徳のほうは走者を出しながらも拙攻続きで序盤は得点に至らず。しかし、3回に一気に逆転すると地力に勝る分、その後も着々と加点、三ツ俣も尻上がりに調子を上げ7回コールドで勝利を収めた。

[三ツ俣大樹 ③(修  徳) 投 手 177/83 右投右打]
とにかく野手としての評価が高いので、そういった先入観を持って観戦に臨んだが、実際に投手として観てみると、これがなかなかに悪くない。常時セットからの投球で、下半身の安定したフォームから球質の重そうなストレートを投げ込んでくるが、観た感じマウンド捌き含め急造投手のそれではなかった。

立ち上がりから調子が上がるまでの間隙を付かれた格好で2失点を喫したが、中盤に入ってからボールの伸びが目に見えて良くなり、球速は中盤以降は常時137~142㌔ぐらい。144、146㌔というボールもあった。翌日紙面では「MAX149㌔」と出ていたが、確かに1球だけその表示のボールがあった。ただ、打者に打たれた折りのボールなので、もしかすると打球計測かもしれない。

115㌔強のスライダーをMIXしたスタイルで、丹念に投球を重ねる感じ。ストライクを取るという意味でのコントロールには破綻がなかった。投手として即プロタイプというほどのスケール感や凄みは感じなかったが、大学あたりでなら早い段階から十分通用するように見受けたが、本人の意向もあり投手は高校までとなるのだろうか。

そんな投手として以上に評価が高い野手としての素養は正直よく分からなかった。強い打球を投ゴロゲッツーに仕留めた際の反応と動きは俊敏だったが、その他の面に関してはこの試合では不明。
打っても4番と投打の中心だが、とにかく相手に警戒されており、最初の3打席は四球。6回の4打席目にライトへ軽打したHITが1本とその打棒の真髄を窺い知るまでには至らなかった。ただし、これだけ並外れた警戒をされる時点で、相当な打棒を秘めているのは間違いない。上のステージでの活躍を期待したい。

[菊入 滉平 ③(修  徳) 捕 手 176/70 右投右打]
事前知識もないまま観た選手だが、強肩強打を誇るなかなかに良い選手だった。攻守に動きは俊敏で、二盗を決めるなど足もありそう。フットワークも悪くないしスローイングも素速く正確。まさに“動ける捕手”といった印象。
打つほうでは三ツ俣の前の3番に座るが、スイングはシャープで強さを感じられる振りだったし、よく分からなかった三ツ俣を除くと修徳では一番良い打者だと感じた。

[高橋 直樹 ③(国 士 舘) 右翼手 167/65 右投左打]
ガッツ溢れる快足巧打のリードオフマンとして昨春の選抜でも注目を集めた選手。この日は三ツ俣の141㌔の速球を引っ張っての内野安打1本。塁上でのリードは大きく、やはり50㍍5秒8という足にはかなり自信を持っていることが窺えた。
攻守にスピード感あるプレーが魅力で、肩はそれほど強くないが送球の素早さでカバーする感じ。上のレベルでもしぶとい1,2番タイプとして重用されるだけの素養は十分。さらに打撃に鋭さが増せば赤星憲広のような選手になれるかも!?

[遠藤 尚樹 ②(国 士 舘) 投 手 右投]
3番手のリリーフで登板した背番号⑱の2年生右腕。オーソドックスな右上手投げで、火の点いた修徳打線を止められず短いイニングの投球だったが、ストレートは常時132~135㌔ぐらいをマーク。まだまだ力強さには欠けるが、2年夏の時点ではまずまずのスピードを誇る。
国士舘は、この試合先発した川内翔太も確か2年生(川内は長身からの速球と変化球のコンビネーションで打たせて取るタイプ)。この夏、大きな経験を積んだ2年生が、秋、そして一冬超えてどんな成長を遂げるかには注目したい。



【関 東 一 10-3 成立学園】
初回は両投手、力の入った投球を見せたが、暑さと連戦の影響もあったのか、2回以降はガクンとボールの威力が落ちたように映った。序盤は点を取り合い、両投手の出来を考慮すると、乱打戦になることも脳裏に過ぎったが、中盤以降地力に勝る関東一が得点を積み重ね、7回コールドで勝利。

[白井 慶一 ③(関 東 一) 投 手 175/76 左投左打]
2年前の甲子園では当時1年生ながらメンバー入りし甲子園のマウンドにも立っている。左上手から割と力投してくるタイプで、初回は常時130㌔強、右打者の懐にクロスファイアーを決め三振に斬って取ったボールはMAX135㌔をマーク、なかなかに力強いストレートだったが、試合が進むに連れてペースダウン?
落差のある100㌔を割るようなカーブにチェンジアップも交えていたかもしれない。
連戦疲労とあの暑さを考慮するとだいぶ消耗していた部分もあったのかもしれないが、完調であればそれなりに計算が立つタイプだと思うので、甲子園での良い投球に期待したい。

[宮下 明大 ③(関 東 一) 三塁手 180/82 右投右打]
この選手も2年前の甲子園ベンチ入りメンバー。通算40本塁打を超えるという東京屈指のスラッガーで、SIZE通り立派な体躯をしている。足はそれほど速くなさそうだったし、まだ粗さが散見する面もあるが、攻守にパワーを秘めているのは間違いなく、一気に右中間フェンスに達した球足の速い二塁打には、その強打の片鱗を観た気がした。即プロというより大学等で伸びるタイプという印象だが、さらにプレー全体に鋭さが増すと面白い。

[西潟 栄樹 ③(成立学園) 投 手 176/79 右投右打]
エースで4番と投打の中心。昨秋は7回参考ながら完全試合を達成し注目された。MAX140㌔との触れ込みもどこかで見掛けたが、初回に130㌔を少し超えたぐらいで、以降は目に見えてスピード、球威が落ち、5回途中5失点で降板した。春から肘の状態が思わしくなかったようなので、その影響も多分にあったのだろう。
ガッチリとした体格で、三ツ俣(修徳)同様下半身が安定したフォームの土台は悪くないので、上のレベルでさらに鍛えれば、本格派の好投手として今後も注目を集めるはず。



決勝は周知の通り関東一が逆転サヨナラで劇的勝利!
戦前は修徳のほうに少し分があるかと思っていただけに驚きました。
関東一も投の白井、打の宮下と投打に軸が揃い、脇を固める選手にも好選手がいるので、甲子園での活躍に期待したいところです。
 
    (蔵建て男) 春から、この世代は春季大会を観てきました。そんな中、関東一や国士舘は見られずじまい。ある意味TV中継まで勝ち上がってきてくれたことは、嬉しくもあります。

三ツ俣大樹(修徳)は、私も生で観た時はよくわかりませんでした(野手として)。ただTV中継で何試合かあるので、その辺も含めて総合的に判断したいと思います。

西潟 栄樹(成立学園)は、私の観た試合では140キロ前後を連発しておりました。ただ腕を強く振る選手なので、身体への負担は大きいそうでした。下半身も弱いので、まだまだこれからの投手だと思います。

今年の東京は、神奈川大会よりも見ていて面白かったです。ドラフト候補は数えるほどでしたが、大学などで伸びてきそうな選手は何人もおりました。来年も積極的に、春季大会に足を運べたらと思います。
 

(無題)

 投稿者:佐賀者  投稿日:2010年 7月31日(土)01時56分43秒
返信・引用
  佐賀注目投手
2年生
北方 悠誠(唐津商)
178cm 73kg
右投右打
MAX145km
直球を最速145㌔まで伸ばし本格派右腕エースに成長。2年春NHK杯4強入り。

1年生
中原涼太(早稲田佐賀・投手)
173cm 69kg
右投左打
MAX135km/h
今年佐賀県で開校した早稲田大学の系属校である早稲田佐賀のエースで
昨夏の全日本少年軟式野球で、金泉中の4強進出に貢献した主戦。
右上手から力強い直球とスライダーを投げ分ける。打撃でも中軸を担い、長打力がある。
 
    (蔵建て男) 昨夏は、佐賀大会の模様を大量に拝見できまして、現3年生の現状はよくわかっておりました。また下級生に楽しみな選手が多いとのことで、今年も見ることができれば注目したいと思います。

佐賀大会は、比較的地味な扱い方をされるのですが、面白い選手が多いので驚きました。ぜひどんどん好い選手を、全国の皆様にご紹介くださいませ。
 

2010年 大学選手権の逸材7

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月29日(木)03時37分27秒
返信・引用 編集済
  皆様今晩は。今日は、ようやく帰宅後少し「迷スカウト」活動ができました。できれば甲子園が始まるまでに、大学選手権のレポートを終えたいですね(無理か)。

○中根 祐二(東北福祉大3年)投手 180/78 右/右 (仙台育英出身)

(どんな選手?)

これまでは、その素材の良さを活かし、伸び伸びと投げてきた中根祐二。しかしこの春は、チームの名実共にエースとして活躍。5勝0敗 防御率0.53の成績を残し、リーグMVPを獲得した。

(投球内容)

チームのエースとして挑んだ今年の大学選手権。しかし立ち上がりから、何処か体調でも悪いのではないかと思われるほど、今まで見てきた中で一番悪い内容だった。彼の最大の良さは、手元までしっかり伸びて来るストレートの質。この日は、MAXで146キロまで記録していたが、球質と言う意味では非常に物足りないものがあった。それだけでなく、ストレートは全体的に上吊り、カーブ・チェンジアップなどの変化球も制球も悪く、苦しいピッチングが続いた。またスライダーらしき球が陰を潜め、制球だけでなく、攻めのバリエーションにも乏しかった印象がある。

クィックは、1.2秒弱。元来牽制もまずまず上手い選手で、フィールディングの動きも悪くありません。ただ、それほど試合をまとめるセンス・組み立てる技術に非凡なものがある選手ではありません。破綻のない投球と、球の威力で勝負するタイプです。

(今後に向けて)

リーグ戦では、申し分のない内容を示せました。その点では、今後に向けて大きな自信となったシーズンだったのだと思います。ただ全国を舞台に、あるいは先のレベルを意識してとなると、まだまだ物足りないものがあります。総合力を引き上げて、来年は上位候補に相応しい実力を身につけて欲しいですね。現在の内容・実績からしても、来年のドラフト指名は、確実といえるほどの選手ですから。

△桑鶴 雄太(東北福祉大4年)投手 181/78 右/右  (光星学院出身)

(どんな選手?)

光星学院時代から、プロからも注目されてきた本格派。少々担ぐような独特のフォームながら、下級生の時からリーグ戦で活躍してきた選手。しかし私自身確認できたのは、2年ぶりぐらい。春のリーグ戦でも登板は僅か1試合と、現状はあまり登板には恵まれていない。

(投球内容)

独特のフォームから繰り出される速球は、キレのある常時130キロ台後半~MAX144キロ。2年前の神宮大会の時には、MAX147キロまで記録していたように、球の勢い・投球内容とも、その時に比べると物足りない。

変化球は、スライダーとフォークらしき縦の変化球。制球も大まかながら、両コーナーに投げ分けて、打たせて取る投球が身上。高校時代から実績のある投手なので、マウンド捌き・制球力・総合力などには大大きな破綻はない。

(今後に向けて)

現状の内容や状況を考えると、社会人に進むことになるだろう。大学時代は、やや伸び悩んだ感は否めないが、その才能が再び光り輝くのは、社会人に進んでからなのかもしれない。環境さえ恵まれれば、いっきにドラフト候補へと言う期待も高まる選手。今後の活躍も、注意深く見守って行きたい。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

独立リーグから二人

 投稿者:TAMO2  投稿日:2010年 7月28日(水)23時36分18秒
返信・引用
  ご無沙汰しております。

二人紹介します。

赤嶺祥悟・投手・右投・愛媛マンダリンパイレーツ

145km/hのエッジの効いた、見るからに重そうな真っ直ぐと、切れの良いスライダー、そして人を喰ったような90km/hを割るスローカーブ。

格下の打者を相手にすると、素晴らしいところに決まるが、強打者にはコントロールを乱すところが課題。


最上奨吾・投手・右投げ・紀州レンジャーズ
145km/hの真っ直ぐと、普通くらい(失礼)のスライダー。真っ直ぐは、非常に切れが良いと思う。何よりも、投げ方が綺麗であり、そして確かまだ18歳。ただし、NPBでやっていくにはスタミナに不安があるとのこと(某球団編成部の方のコメント)。

では、また、目に付いた選手がいたら報告します。
 
    (蔵建て男) 貴重な独立リーグ情報ありがとうございます。残念ながらBC・アイランドリーグの観戦予定は入っているのですが、愛媛の試合は含まれておりません。

ただ指名に向けて具体的な話が出てくれば、2人ともぜひ足を運んでみたいですね。なかなか独立リーグで140キロ台中盤を出せる投手は、貴重ですから。恐らく独立系の選手達の名前が浮上して来るのは、秋口あたりからだと思います。

また何かありましたら、いろいろ教えてくださいませ。
 

2010年 大学選手権6

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月28日(水)07時07分15秒
返信・引用 編集済
  皆様おはようございます。やはり週末の遠征疲れなどで、なかなか更新がはかどりません。しかし疲れも癒えてきたので、今日あたりはできれば個別寸評なども作って行けたらと思います。

○東明 大貴(桐蔭横浜大3年)投手 177/76 右/右 (宮田出身)

(どんな選手?)

春のリーグ戦では、7勝0敗 防御率1.44の絶対的な数字を残し、リーグMVPに輝きました。柔らかい腕を活かした投球が魅力で、縦にしっかり腕が振れるようになり、フォークなども上手く指先から抜けて落とせるようになりました。

(投球内容)

柔らかい腕のしなりを活かし、常時140~MAX144キロのキレのある球を投げ込んできます。変化球は、カーブ・スライダー・シュート・フォークなど一通りあります。この投手の最大の良さは、両サイドをきっちり投げ分けられる制球力。特に打者の内角を厳しく突ける度胸があります。それでいて縦の変化もあり、打者としては的を絞り難いです。以前は、速球が癖球的な傾向があったのですが、腕の振りが縦にしっかり振れる軌道になり、しっかりとキレのある球が投げられるようになりました。

ただその一方で、綺麗過ぎる球筋の投手なので、そのコントロールが甘く入ると怖いです。手元でのキレを身上とする投手なので、疲労が溜まってキレが鈍るようだと心配。そういった意味では、年間を通してキレを維持できるのか?疲れがたまってキレが鈍った時に、どのようなピッチングをして来るのか見てみたいところです。

(今後に向けて)

投球をしっかり組み立てられる投球術・制球力・マウンドセンスを兼ね備えます。凄みはないのですが、即戦力候補として指名される可能性を秘めております。ただ将来的には、試合を作れるセンスで先発での活躍も期待できますが、縦の変化を武器にリリーフで大成するタイプかもしれません。このまま順調に行けば、来年のドラフト指名も充分意識できる実力を備えつつあります。

○浦野 博司(愛知学院大3年)投手 178/78 右/右 (浜松工出身)

(どんな選手?)

春のリーグ戦では、6勝1敗 防御率0.70の好成績で、リーグMVPに輝いた投手です。対戦相手の桐蔭横浜大の東明がキレのある球とのピンポイントの制球力で勝負するタイプならば、こちらは出所を隠すフォームと球速以上魅せる球の威力で勝負する実戦派です。

(投球内容)

球速こそ、常時140キロ前後ぐらいと際だつものはないのですが、手元までビシッと勢いの落ちない球質には目を見張るものがあります。特にリリースでは、指先まで力を伝えられる本物のストレートを投げ込みます。その反面、意外に一つ一つの球にはバラツキが見られ、制球はアバウトな部分が見られます。それでも右打者には、アウトコース高めに速球とスライダーを集められますが、左打者にはアバウトに両サイドを投げ分けるといったタイプで、2種類のスライダー、フォークなど、ストレートと変化球の球の変化・緩急で討ち取る総合力タイプ。

ただクィックは、1.05秒前後と素早く、マウンド捌き・試合を壊さない制球力はあるので、実戦力はそれなりに高い選手です。しかしながら本当の制球力がないので、接戦でのポカには気をつけたいところです。

(今後に向けて)

現時点では、対戦相手の東明(桐蔭横浜大)との完成度の差で、僅差の負けとなりました。しかし持ち得る速球の質や、外角での微妙な球の出し入れはできる選手なので、現状は先発向きなのでしょう。左打者への制球力などを高められれば、彼も来年ドラフト候補としてマークできる存在です。志しを高く持って、大学からプロを目指して欲しい東海地区を代表する存在です。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

(無題)

 投稿者:永久欠番55  投稿日:2010年 7月26日(月)07時52分57秒
返信・引用
  おはようございます。

観戦お疲れ様でした。私は良いところで観ようと朝から舞洲にいました。それらしい人がいたら一言挨拶だけでもと思いましたが、愛知に立ち寄られたのですね。舞洲の行き帰りも大変だったでしょうし、充分ケアなさってくださいませ。

ところで今回観戦された中で下級生も含め、他に気になった選手はいましたか?個人的に履正社の2名の二年生、海部・石井に対する蔵さんの評価が気になります。
 
    (蔵建て男) 私自身、あれだけ多くの人を舞洲で見たのは初めてでした。なかなか、あの中で私らしき人を見つけるのは見つかったと思います(笑)。また機会があったら、ぜひお声をおかけくださいませ。

暑さも暑さだったので、かなり三年生に絞って、それ以外の打席では結構日陰に非難しておりました。海部は、左の好打者タイプですね。ミートセンスあって好い選手だと思うのですが、守備・走力か何かプロで売りにできるぐらいじゃないと、なかなか指名され難いタイプだと思います。まだ2年生ですが、パッと見では大学タイプかなと。すでにプロからも注目している石井は、逆にバリバリの強打者と言う感じですね。こちらも打撃を売りにするしても、守備・走力含めてどうなのかな?と言う部分が気になります。

幸い履正社は、甲子園行きを決めましたので、彼等もじっくり見てみたいと思います。野手にタレントの多いチームで、甲子園でどんな打撃を魅せてくれるのか気になるところです。
 

夏季沖縄大会4

 投稿者:半島  投稿日:2010年 7月26日(月)00時42分33秒
返信・引用
  蔵さん、こんばんは。
大会も終わり、個人的にもいろいろと少し一段落して最近は余裕が生まれてきました。なるべく余裕があるうちにと思い沖縄のレポートも今回で一気に終わらせたいと思います。蔵さんもこの時期は週末を使って全国各地への遠征で本当に大変だろうなと思います。僕は県内のみの観戦ですが太陽がきつくてなかなか辛かったです。お体には本当にお気を付けください。
この代の選手は初めて1年から見続けてきたのでかなり思い入れがありますね。島袋投手は1年夏に、宮国投手は1年秋に見た投手で、この2人が最後の夏の決勝という最高の舞台で対戦するというのはとても感慨深いものがありました。そして、この代は個人的にはここ最近の中でも平均レベルはかなり高いと思っていたので、初の選抜2校出場そして3度目の選抜優勝と結果をしっかりと残したことも嬉しかったです。3年生には次のステージでの活躍を願っております。
来年以降に目を向けると、まず八重山の花城投手ですが、来年の沖縄球界を引っ張る存在になると思います。すでにスカウト陣の注目も高くいろいろとチェックしているようでした。ただ、今はまだ上体に頼った投球という感じですし、沖縄の投手特有の粗さがあるようにも思いますね。まぁ個人的な好みを言うとやはり多和田投手ですかね。今の2年生投手は今年と違って、身長も高く体格の良いのが結構いるのでスカウト好みする投手が多いかもしれません。浦商の佐村(188)・玉那覇(184)、八重山の花城(180)、小禄の宮城(181)、中商の多和田(179)といった感じです。まぁ恐らく秋以降にも新たな投手が出てくるでしょう。今年の投手は島袋投手に代表されるように完成度が高くまとまったタイプの投手が多くて、将来性という点ではやや魅力に欠けるタイプが多かったですね。平均レベルは近年と比べても高かったと思いますが。来年は今年とは逆の感じになるかもしれません。野手に関しては今年と比べて小ぶりかもしれないですね。
秋は、まだ浦商の上記2投手をまともに見てないので是非とも観戦したいと思います。特に佐村投手は既に142をマークするなど是非見たいです。花城投手も長いイニングではどうなるか確認したいと思っています。
今回は沖縄水産と糸満の2校を一気に投稿します。糸満はずっと期待してただけに今回はチームとしての強さを見せて勝ち上がっていく姿を見れて嬉しかったです。沖縄水産は2年連続で4強入りしもはや古豪ではなくなりましたね。

玉城 英輔(沖縄水産3年 175・73 右・右 三塁手&投手)
沖縄水産の主将でもあり、投手も任され、打順では一番などチームからの信頼も厚い選手のようです。タイプ的には一般的な一番というよりも強打の一番という感じでしょうか。
グリップの位置も高く、捕手よりに引いており右肩もあらかじめ後ろに引いてスクエアに構えます。足を着地する直前で始動し振ってきます。スイングは力強いですが、少し堅いかなといった印象があります。インコースは上手く捌けないかなとも感じました。足元ぶれていないので打球もなかなか力強く鋭いです。
守備に関してはあまり印象に残っておりません。ただ、投手も任されているだけあって肩は強いです。足はまずまず速いと思います。
投手に関しては、やや野手投げといった感じでスリークウォーターから投げてきます。制球はあまり良くないですが、直球はなかなかの勢い、そして荒れているので打者からしたらやりにくいでしょうか。また変化球も一通り投げてきます。
ただ、タイプ的には投手よりも野手だと思います。これからも活躍を期待したいです。

上地 泰史(沖縄水産3年   右・右 捕手)
4番を任され強肩強打の捕手です。
グリップもかなり高く先端を投手寄りにし揺らしながら、スクエアで構えるいかにも強打者といった感じのスタイルです。投手が着地した時に始動し、足もあまり動かさないスイングしてきます。スイングは大きく、ハマれば大きい当たりも打てそうです。
捕手としてはミットをあまりしっかり示すような感じではなかったので投手としては少し投げにくいかもしれません。ただすぐに強く返球するなどテンポの良さを重視しているようです。肩は強いですし送球も良いです。
まだまだ全体的に粗いかなとも思いますね。小柄ですが体は強そうですし、良いものは持っていると思うのでこれからの成長に期待したいです。

新城 祐介(沖縄水産3年 178・78 右・右 投手)
秋に観戦しましたが春には見れず、この夏にどこまで伸びているか楽しみでした。久しぶりに見た印象は、かなりお尻や太ももが大きくなったなと思いました。今夏は開幕2週間前までまともに投げれなかったようですし、準決勝でもかなり満身創痍な状態でした。テレビから見てもきついんだろうなといった感じを受けましたね。ただ、沖尚戦ではある程度元気な姿で投げていたのでそれを含めて書きたいと思います。
振りかぶって足をゆったりと高めに上げ、腰を落としオーバーから投げてきます。グラブの引き込みはやや早いでしょうか、しっかりと最後まで抱えられ投げ終わりのバランスも良いです。本来であればかなり腕の振りは鋭いものがありましたが、準決勝ではだいぶきつそうでした。変化球はスライダー・カットボール・チェンジアップ・フォークでしょうか。どれもまずまずだったと思います。直球はかなりキレがありましたしなかなかの勢いでした。観戦した試合では140越えてたものもあったかもしれません。制球はまずまずですが、細かい制球力があるという感じではありませんでした。
クイックや牽制なども鋭く、フィールディングも落ち着いており上手いです。マウンド捌きも安定していた印象です。
打者としては長打力という点ではチーム一ではないかなと思いました。右にも左にも大きく高い当たりを打てますし勝負強いです。
今夏を万全の状態で向かえることが出来なかったのが非常に残念です。ただ、投手としての素材は今年の投手陣の中でも高いものがあると思うので、しっかりと怪我を治し次のステージの活躍を期待したいです。



宮国 椋丞(糸満3年 184・74 右・右 投手)
もはや名前は全国区の投手ですね。最後の夏ですが、今までの脆さが何だったのかと感じるくらい気力・体力ともに充実していました。決勝では思わぬ大差が出ましたが、大会を通してその大器の片鱗は見せたと思います。
いつかご自身で取り上げると思いますが、個人的にこの夏感じたことを書きたいと思います。
今夏は変わったと感じたのが2点ありました。まずは、テイクバックです。以前のような岩隈チックに腕を隠し振ってくるのではなく、隠しつつ勢いをつけて振ってくるようになりました。その為か、直球に勢いが出てきてチャレンジマッチや招待野球の頃に比べると格段に良かったと思います。ただ、とは言っても甘く入ってきたら怖さを感じますが。
もう一つ変わったなと感じたのはメンタル面です。今までこの恵まれた体格の割にはイマイチ存在感に欠けますし、気迫が感じられないかなといった印象でした。体格やタイプ的には共通点があるであろう東浜投手と比べるとそこに大きな差があるように思いました。しかし、観戦した前原戦や中商戦ではそれを外には出さなくとも強い気持ちで投げているように感じました。ピンチ迎えても冷静に腕を強く振って抑えていました。だいぶ頼もしい投手になってきたかなと思いましたね。ただ、点を取られだすと少し弱気の虫が出るように思います。興南戦で打たれて差がつけられた時の青ざめていた表情が印象的でした。少し切り替え方が下手かなとも感じました。また、話し方や口調もぼそぼそとした印象で、弱気を感じさせる投手でもあります。手先も器用でしょうし、持ちえるセンスも高いと思いますから、体を作っていけば将来的にはかなり楽しみな投手になると思いますが、そういったところが大きな課題になっていくかもしれません。
変化球は、スライダー・カットボール・カーブ・チェンジアップ・フォーク・ツーシームと多彩でどれもまずまずで器用に投げ分けます。制球も良いですね。右打者には直球とカットボールを中心に、決め球としてはスライダー・フォークという感じでした。左打者には直球とツーシーム・チェンジアップでしょうか。中商戦のように三振も多く奪えますが、スタミナ面に不安があるので決勝ではなるべく打たせてとることを意識した投球に感じました。
クイックや牽制・フィールディングも良いですし、マウンド捌きも落ち着いています。
この夏はスカウトも毎試合結構来ましたし、評価自体もかなり上がったと思います。将来性は抜群でしょうから志望を出せば中位か下位で指名してくる球団もあるかと思います。でも、個人的にはやはり大学経由のほうが良いんではないかというのは変わらないかなと思いました。大学にしても引く手数多でしょうから、意識を高く心を強く持って大きく伸びて欲しいです。

島袋陽平(糸満3年 181・78 右・右 捕手)
身体能力抜群で強肩が売りの捕手ですね。この選手も宮国投手と同じようにイマイチ存在感に欠けるというか、どちらかというとチームを鼓舞し引っ張るというタイプではなかったですが、招待野球の頃くらいからそういった意識が出てくるようになり今夏はまさにチームの守備の柱でした。
守備に関して気になったのはバウンド処理やキャッチングですね。基本的に球際への意識が少し低いかなといった印象があります。パスボールなども多いですし、課題としてはそこまで改善されていないかなと思いました。リードに関しては、まずは投手の強みを活かすことを意識したリードという印象です。ただ、勘の良さや観察眼については良く分からず。送球は相変わらず早いですし、コントロールも良いです。チャレンジマッチまでは自信があるのでしょうか、ランナーを注意しても走るなら2塁で刺せばいいやと思っていたように感じました。しかし、招待野球のときには意識が高くなっており、隙があれば一塁で刺そうといった姿勢が見えていました。決勝でも2度牽制で刺すなどその姿勢が結果にも表れていましたね。課題としては、もう少し展開や流れを読みプレーすることかなと思います。決勝で大量点許しても自分から間を取ろうとしませんし、ファーストストライクからどんどん振ってくる興南の打者に対して配球がやや不用意だったんじゃないかとそのシーンを見直したら感じましたね。こちらも切り替え方やそうなった時のメンタル面にやや不安かもしれません。まぁ課題は多いかと思いますが、修正していくことができるでしょうし大学などでも捕手としてやっていける選手なんじゃないかと思います。
打撃では、以前と比べてグリップの位置をかなり下げており、胸の辺りくらいでした。軽く捕手寄りにあらかじめ引いて、シンクロ打法のようにタイミングをとりそのままの位置から振ってきます。構えにあまり見栄えはしませんが、スイングには結構迫力がありハマったら大きい当たりを放つことができるんじゃないかと初戦見たときに思いましたが、決勝でまさにその通りの一発がでていました。以前と違って確かに強打と言われても納得するようなスイングではありました。足元や頭もそこまでぶれていないと思います。やはり体はまだ細身ですがパワーはあるんだなと感じさせましたね。しかし、ボールを捉えるセンスは個人的にはやはりイマイチかなと思いますね。
全体的に課題は多いですが、抜群の身体能力を活かす体と術を身につければ大きく伸びていくんじゃないかと思います。本人も大学志望らしいので4年後を楽しみにしたいと思います。

金城 秀一郎(糸満3年 173・71 右・右 右翼手&投手)
小柄ながら糸満の打者の中では一番パワーがあり、投手としても140オーバーをマークするなど身体能力抜群ですね。
グリップをかなり高く添え背筋を伸ばし、気持ち分開いて構えます。始動はかなり早くバットを捕手側に引き足も結構高く上げインに踏み込んでスイングしてきます。スイングはかなりパワフルに振ってきます。当たれば飛ぶでしょう。頭は少し動いてるかなとも思いますが、足元はぶれていないと思います。内は上手く捌けるかは少し疑問を感じます。この選手は直球には強く島袋君の直球でもある程度対応できるようです。ただ、ひざを柔らかく使えるという感じではないので変化球は上手く捌けないようですね。また見極めもそこまで良くないと思います。確かにパワーはありますが、総じて粗いというか結構癖があるなーというのが個人的な印象ですね。
足もありますが、あまり走る意識は高くないように思います。守備は上手いですし強肩です。
投手としては、振りかぶって足も高く上げ、腰を落としサイドよりやや上の位置から投げてきます。かなり腕を強く振って投げているように感じました。そのためちゃんとグラブも抱えられています。
変化球はスライダー・カーブ・シュート・ツーシーム・チェンジアップがあるようですが、基本的にはスライダーとシュートたまにカーブという感じでしょうか。直球は手元でもかなり勢いありますし、球速に見合ったものがあると思います。直球に関して言えば糸満の投手陣の中でも一番かもしれません。ただ、制球は悪く浮いてしまいますし、シュートを投げているのかそれともシュート回転しているのかちょっと良くわからない球もありました。
個人的には野手としても悪くないですが、これだけの球が投げれるのであれば投手のほうが面白いかもなとも思います。サイド気味でこれだけの球を投げれる投手もそうはいないのではないかとも思いました。
いずれにせよ小柄ながら身体能力は抜群なのでこれからの活躍を期待したいです。

宮城 知秀(糸満2年 178・68 右・両 左翼手)
2年生ながら糸満打線のキーマンですね。秋から夏まで何度か見ていますが、個人的にはやや尻すぼみ感があります。今夏は打率もあまり良くなかったですね。
腰を落とし軽くくの字に曲げ、クローズに構えバットの先端を投手寄りにし体を揺らしながら構える選手です。始動は早めで、バットの出もスムーズですし今まで書いてきたように広角に打てる打者です。頭はあまり動かないので選球眼は良いですが、足元はぶれていたように感じました。この選手の好きなコースは真ん中低めのやや内寄りです。このコースに来ると確実に振ってきますし、上手く掬いあげれると外野の頭を越す長打になります。今までにも観戦した試合で長打を放った時は殆どこのコースでした。今夏にあまり打率を残せなかったのは強い打球を打とうと意識したからでしょうか。今までと違って少し強引なスイングも目立ちました。パワーもありますが基本的には逆らわず弾き返す打撃が売りだと思うのでそれを忘れないで欲しいですね。足はテレビ中継でいうには11秒75ということでかなり早いです。それを活かしてセーフティーをしてきたりもします。ただ、あまり足を活かした打撃をするという意識は感じませんね。これだけの足があるのなら、もう少し意識して活かす方向にもっていっても良いのでは?とも思ったりもします。あと、この手のタイプらしく淡泊な印象もありもったいないかなとも思います。せっかくの武器があるのでそれを活かせるように粘り強さと嫌らしさをもっと身につけて欲しいです。新チーム以降は間違いなく中心選手ですが一番に固定してほしいと思いました。
足は速いですが、あまり盗塁の意識は高くないかと思います。決勝では2盗塁を決め、準決勝では一度仕掛けましたがそれまでは0ですし、そこらへんの意識がまだ高くないのでしょう。
やればできる選手ではあると思いますが、ちょっとスマートにやろうとしすぎてるように感じます。もう少し自分の武器を活かして色を出して欲しいかなと思いました。見る機会はこれからも当然多いでしょうから期待したいです。

かなりの分量になりましたが、これで失礼します。蔵さんの寸評を楽しみにしております。
 
    (蔵建て男) 来年の沖縄の逸材は、体格にも恵まれているですね。大体沖縄と北海道を交互に行っているような気が致しますが、来年は沖縄の年になりそうです。

糸満の選手の印象は、私が春季九州大会で抱いた印象と近いです。変わってきた面もあると言うことで、沖縄大会の模様が観られるのを今から楽しみにしております。
 

南北海道大会

 投稿者:たけのこ  投稿日:2010年 7月26日(月)00時15分10秒
返信・引用
  みなさまこんばんわ
蔵さん、はじめまして、いつも楽しく拝見しておりますm(_ _)m
北北海道大会は蔵さんが注目していた武修館が負けてしまいましたね。
武修館のチアの子、かわいかったですよw
今日の南北海道大会は函館大有斗と北照がともにコールドで勝ちました。
春に甲子園でうっかり突き指していた北照の又野くんが絶好調です。
素人なのでみなさまの様な細かい評は書けませんが
明日も球場で選手たちを応援してきたいと思います。おじゃましましたm(_ _)m
 
    (蔵建て男) 今年になってあまり上田投手のことが話題にならないのは気になります。そんな中で、決勝まで勝ち進んでくれたことは素直に嬉しいです。この投手、生で観たかったのですが残念でした。それにチアも(笑)。  

予選で気になった選手

 投稿者:kimi  投稿日:2010年 7月25日(日)23時56分45秒
返信・引用
  蔵さんこんばんは、

久しぶりに書き込みます。
毎週のように観戦には行っているのですが、平日忙しいこともありなかなか書き込む時間がありませんでした。他の方と一部かぶってしまい恐縮ですが、気になった選手を簡単に紹介します。

吉本 祥二(足立学園 2年 投手 右/右 186/75)
新聞に下町のダルビッシュと紹介されてました。
元々は帝京の試合目当てで足を運んだので、そのあとの足立学園と科学技術戦は少し観て帰るつもりでした。あまりにも力の差があり、バットにボールが当たっただけで大歓声でしたのでそれほど凄みは感じませんでしたが、2年生ですし素材は面白いです。
真上から投げ下ろす球は角度があり、高めの球は良く伸びていました。クイックはいまいち、変化球はスライダーとチェンジアップらしき球を稀に投げるくらいで大半はストレートでした。

平山 照起(市立川口 3年 投手 右/左 170/59)
エースですが2番を打つ好打者です。
右サイドの投手で、球速は120くらい、スライダーにスローカーブをまぜてきます。序盤から毎回安打を打たれるなど投手としては底が見えてしまっている感がありますが、俊足巧打の打撃は魅力でした。
特に9回二死無走者で回ってきた場面では、初球を打ってライト前ヒットの後にすかさず二盗を決めていました。

出羽 祐平(伊奈学園総合 2年 投手兼外野 右/右 176/75)
プロフよりもずんぐりして見えます。観戦した試合では8番レフトで出場し、試合を決める走者一掃のスリーベースを放つなど2安打の活躍でした。最終回途中からマウンドに上がりました。
10球近くしか投げませんでしたが、なかなか重そうな球を投げ込んできました。変化球はほとんど投げなかったので分かりませんが、球の伸びはやや物足りない感じでした。

佐野 泰雄(和光 3年 投手 左/左 177/75)
緒戦は中継がありテレビでは見ていたのですが、実際にバックネット裏で見るとかなり重そうな球がきていました。球威だけなら観戦した中でもトップクラスです。
腕の振りがいいですし、スライダーやカーブもコースに投げてきます。コントロールはまずまずですが、時折り高めに抜ける球がありました。
観戦した所沢北戦では2失点で敗れてしまいましたが、完璧に打たれたのはどんぴしゃでタイミングを合わされたタイムリー2本のみで、後は13奪三振を奪うなど圧巻の投球でした。

及川 貴将(第四商業 3年 投手 185/80 右/右)
敗れた日野戦を観ました。大型投手ですが柔らかく、腕の振りもよかったです。球速は目測で130中盤から後半くらいでしょうか。右打者のアウトローにストレートとスライダーを投げ込んでおり、そうそう打たれる気がしません。大学や社会人で鍛えれば面白そうです。
初回に二死から二点を失いますが、2回以降は3安打に抑えます。8回二死からライト前に打たれますが、それ以外の2本はは打ち取った当たりが内野安打になったものでした。
強打の4番豊田に対して1打席目は死球でしたが、以降3打席は3三振と完璧に抑えます。厳しいコースにストレートとスライダーが決まっていました。

中川 諒(成田 3年 投手 右/右 180/80)
4回戦と決勝を観戦しました。決勝では1安打無四球と完璧な内容でした。アウトコースにあれだけきっちり投げられたら打てないですね。ゆったりしたフォームのためか、ランナーを出すとテンポが悪いように感じました。
球速は130中盤くらいですが、球速以上に伸びがあります。

準決勝で負けてしまった習志野ですが、背番号12でベンチ入りしている佐藤ともう一人、期待の一年生捕手がいるそうです。2年の泉澤、1年の在原が伸びれば来年以降も楽しみです。

先日は平塚で一二三を観ました。新聞には150キロ出たと大きく載っていましたし、確かに速かったのですが、投球が単調なこともあって9安打を打たれていました。完封したものの、相手の拙攻に助けられた感じです。次の慶應戦で真価が問われそうですね。


岐阜予選では中京が二回戦で負けました。2回戦の美濃加茂戦がひとつの山かと思ってましたが、毎年好投手がいる美濃加茂の壁は厚かったようですね。加藤は解禁後の練習試合でほとんど投げていなかったようです。最後は野手としての出場にとどまりましたが、無理に投げさせなかったのは今後のことを考えるとよかったのではないでしょうか。
対外試合禁止処分の影響は思ったよりも大きかったです。噂のあった2選手以外にも、秋の時点でスタメンだった野手がほとんど登録から外れていたり背番号2桁で控えになっていました。昔からこういう話は多かったのですが、ここまでメンバーが入れ替わるのは初めてかと思います。

中京が敗れたブロックでは多治見がベスト4に勝ち上がりました。県立の進学校ですが、近年東海大相模の方を監督に呼んでからは急激に力をつけてきました。今年も相模グラウンドに遠征してきてます。昔は毎年のように一回戦負けだったので驚きです。準決勝で敗れてしまいましたが、今後注目して見てみたいです。
明日の決勝は大勢は県岐の優勝とみていますが、なんとか土岐商にがんばってほしいです。
 
    (蔵建て男) この中では、佐野(和光)は、プロ注目の左腕のようですね。埼玉大会の録画をお願いした方に、彼の投げる試合の録画をお願いしたのですが、無事見られると好いのですが。

吉本(足立学園)は、まだ球威に欠ける部分はありますが、秋以降の活躍も楽しみな本格派。

中京の加藤は、結局負けた試合も投げないまま終わったんですね。ああいった素材型左腕は、本当に微妙なバランスの上に成り立っている気が致します。再び次の環境で、復活できることを祈っております。結局素材的に、彼を上回るほど左腕がいたのか?と言われると今でも疑問ですから。
 

2010年 大学選手権5

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月24日(土)08時39分24秒
返信・引用
  皆様おはようございます。昨日は、今朝から何処に遠征しようかと遅くまで悩んでいたら、結局更新できないまま朝を迎えてしまいました。九州への遠征を画策しておりましたが、疲労度がピークに達しているのと、いろいろ私用を溜め込んでおりまして、今回は回避。明日の大阪への日帰り遠征のみにしようかと思っております。今日の午前中に用が片付いて、更に余力があれば、遠征するかもしれませんが、明日一本に絞る可能性大です。

さて今朝も、大学選手権の続きから。

△対馬 和樹(九州共立大 1年)捕手 181/86 右/右 (駒大苫小牧出身)

(どんな選手?)

2年春の春季北海道大会で見て、最終学年ではドラフト候補として騒がれるだろうと期待していた選手です。しかし最終学年では、そのプレーを確認できず。結局それほど騒がれることなく、どうしているのかな?と思っておりました。しかし今回の大学選手権では、1年生ながら九州共立大のマスクをかぶり、思わぬ再会を果たしました。

(ディフェンス面)

ミットをしっかり投手に示すのですが、一度降ろしてしまう癖があります。ただ打球への反応もよく、低めへのミットの出し方も悪くないので、それほど悲観しなくても好いかもしれません。ボールをしっかり押し込めるキャッチングもあり、捕球は好い選手だと思います。

高校時代は、投手を叱咤激励するような強い返球が見られましたが、まだまだ1年生と言うこともあり、先輩に遠慮しているのか?軽く返球している場面が目立ちます。スローイングも塁間1.8秒台前半と、捕ってから素早さ・地肩の強さは目を惹きます。ただ投手も悪いのですが、モーションを盗まれるケースも多く、中央学院大戦では、盗塁を多く許しておりました。まだまだ素材に頼った部分もあり、実戦に即した術を磨いていって欲しいと思います。

(打撃内容)

塁間4.4秒前後(左打者換算で4.1秒前後)と、かなり動ける身体能力の持ち主です。身体も強いので打球も強烈なのですが、まだまだ粗いと言うか脆い印象は否めません。

スクエアスタンスで、グリップの高さは平均的。腰の据わり・全体のバランスはイマイチなものの、両目で前を見据える姿勢は悪くありません。

仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用するなど、強打者・スラッガータイプ。軽く足を真っ直ぐ踏み出しますが、踏み込んだ足下が地面から離れるのが早いタイプなので、基本的にセンターからレフト方向に引っ張るタイプだと思われます。

高校時代同様に、バットを寝せて出して来ます。そのためボールを捉えるまでに、やや遠回りの軌道を辿ります。ただバットの先端は下がらないので、ドアスイングと言うほどではありませんが、確実性の低いスイングです。

目線のブレは並ですが、腰の開きはやや早く、軸足も崩れ気味です。当たれば大きいですが、基本的に確実性に乏しいタイプかと思います。この辺の打撃レベルの向上が、今後の課題でしょうか。

(今後に向けて)

捕手としての素材は、改めてプロを意識できる素材だと思いました。ただ、まだまだ実戦力には乏しい部分もあり、打撃も含めて今後4年間で、何処までの選手に育つのか気になります。4年後は、マスコミやスカウトからも騒がれる、真のドラフト候補へ育って頂きたいと思います。

○大瀬良 大地(九州共立大 1年)投手 186/82 右/右 (長崎日大出身)

(どんな選手?)

長崎日大時代にも、☆☆を付けたほどの選手で、もし進学を希望しなければ、確実にプロから指名されたほどの選手でした。入学早々頭角を現し、春のシーズンでは防御率0.63とリーグ1位で、ベストナインにも輝きました。

(投球内容)

大学選手権の中央学院大戦では、ほとんどストレートで押す内容でした。球速は、140キロ台後半~151キロぐらい出ており、更にボールの勢いと言う意味では、高校時代よりもパワーアップしているように思えます。

変化球は、1球だけスライダーを投げました。高校時代は、カーブ・フォークなども上手く織り交ぜたピッチングスタイルでしたし、リーグ戦での成績をみると、元来はもっとまとまったピッチングができるはずです。

大学選手権では、力で押そうと言う意識が強すぎて、制球のバラツキが目立ちました。クィックは、1.15~1.25秒ぐらいでまとめるなど基準レベル。ただ牽制は、投げるように見せかけるだけで、実際には鋭い送球は見られませんでした。この辺は、高校時代から同様の課題であるように思えます。

(今後に向けて)

改めてこの春の活躍、大学選手権での投球で、その存在を示すことができたのは確かです。しかし高校時代の勇姿を知るものからすれば、少し雑になったかなあと言う印象も受けました。

パワーアップしたのは確認できましたが、今後リーグを背負って立つ存在になるのでしょうから、実戦力も伴ったピッチングを期待したいです。年々尻つぼみになることなく、スケールアップして行ける向上心に期待したいですね。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

鹿実

 投稿者:ゆう  投稿日:2010年 7月23日(金)23時10分8秒
返信・引用
  お疲れさまです。鹿児島は昨日、決勝があり2年ぶりに鹿児島実業が出場を決めました。
注目選手をあげさせてください。

用皆(3年)左投げ左打ち
背番号1をつけている選手で恐らく甲子園でも先発すると思いますが、彼はピッチングより打撃を注目してみてください。監督曰く、鹿実史上最高の左打者です!3番打者です。

野田(2年)左投げ左打ち
背番号11ながら実質的にはエース的な起用をされます。用皆がやばいなと感じたらすぐにでてきます。身長は169ながらキレのいい最速140の直球とスライダーが持ち味です。特に右打者への内角クロスファイヤーは素晴らしいです。やや四死球が多いですが、攻めての結果で大崩れするタイプではありません。


以上の選手を注目してみてください。
 
    (蔵建て男) 沖縄に引き続き、鹿児島の代表が決まりましたね。用皆選手は、野手として注目なんですね。甲子園での活躍楽しみです。

来年は、戸田(樟南)が、鹿児島では楽しみですね。春季九州大会で見ていて、来年のドラフト候補として非常に楽しみな左腕だと評価しております。惜しくも甲子園は逃しましたが、秋以降の活躍に期待しております。
 

夏季・沖縄大会4

 投稿者:半島  投稿日:2010年 7月23日(金)21時22分6秒
返信・引用
  蔵さんこんばんは。ご存知のように沖縄は興南が順当に優勝し甲子園に出場します。まぁ秋から見ていますが、県内では興南ほど完成度が高いチームはいないですね。春にほぼ完成されていたと思いますが、今は自信がみなぎっていて凄い安心感がありますし、精度の高さに驚かされます。個々の選手の能力云々より質というか完成度に大きな差があったと思います。出場するからには春夏連覇を期待したいですが、一戦一戦の相手に勝つことを目標に勝ち上がって欲しいです。何よりも控えである砂川・川満の両投手に奮起して欲しいです。
また、中部商業の印象について触れていましたが、ほぼ同じ印象です。毎回負ける時は自分達の余計なミスが出てそれが点に絡んでしまう、そんな印象です。試合運びの拙さや要所での脆さが負ける試合では必ず出てしまうのは、もはやそういう組織文化があるんだろうなと感じてしまいます。これを変えるには校風などの部分で根本的にそして全面的に変えていくしかないかと思います。多和田投手はそこまで脆さがあるようには感じませんが、支える周りの選手には感じるので意識改善して取り組んで欲しいです。多和田投手には期待しているだけに是非とも県外での経験を積んで欲しいです。チームとしての印象だと、個人的には糸満にも同じような印象がありますね。
今日は4強にも残った八重山の選手です。興南戦では思わぬ大差がついてしまいましたが、新チーム以降期待していただけに最後の夏も勝ちあがってきて嬉しかったです。

花城 直(八重山2年 180・80 右・右 投手)
雑誌では既に最速145、パンフでも豪腕とかかれており楽しみにしていた投手でした。観ていた試合ではコールドで勝つかと思いましたが相手の奮起もありコールドが無くなったので見ることができました。運が良かったです。
勝手な想像ですが、正直2年生なのでそこまで身体は出来てないだろと思っていました。しかし、非常に下半身・上半身ともにがっちりしており全体的に逞しい体つきです。エースの宮良君とはかなり対照的で驚きました。
振りかぶって足をゆったりと上げ、しっかりと軸足に体重を乗せますが、あまり腰を落とさずオーバーから投げ込んできます。腕の振りはかなり力強く、ぶん!っといった感じで振って来ます。グラブも抱えられており投げ終わりのバランスも悪くないです。振りかぶってから足を上げるまで松坂チックな感じですね。ただ、準決勝での投球をみるとノーワインドアップになっておりましたが、制球を意識したのでしょうか?恐らく普段は振りかぶって投げる投手だと思いますが。
観戦した試合では直球は最速144をマーク、ただそこまで速さというかキレを感じず球質は球威型のように感じました。変化球はスライダーとカーブでしょうか。どれもまずまずだったと思います。制球は直球に関しては高めに浮いてしまい結構荒れていますが、変化球はそれに反して低めにある程度コースに決まっていました。直球は低め意識しすぎて力が入り捕手の手前でバウンドしたりとそこらへんのセルフコントロールに課題があるように思います。
牽制はそれなりに鋭いですが、クイックはそこまで上手くはないです。フィールディングはまずまず良かったと思います。マウンド捌きについてはあまり良くわかりませんでした。
彼はマウンド上でよく吠えますし、気合型というかそんな印象ですね。それが良い具合に作用すればいいですが、力入り過ぎたときなどでどうなるかが気になるところです。あとはやはり先発の時にどういう投球をするかが気になりますね。ただ、個人的には繊細さというか器用さには欠けそうな選手のように感じたりもします。また、表情などを見ても投手としての鋭さを感じないのが少し不安な点ではあります。
フォームに関しては大きな癖も無くまずまず良いと思います。個人的にはもう少し腰を落とせるようになれば威力・球速が更に増してくるんじゃないかと感じました。
多和田君が柔だとしたら彼は剛の選手ですね。新チーム以降は間違いなく注目される存在になると思うのでぜひ期待したいです。

宮良 匡(八重山3年 176・62 右・左 投手)
八重山のエースで大黒柱の投手です。相変わらず細身な体型ですが春と比べても球の威力を増してきました。
ノーワインドアップから足を高く上げ、腰を落としオーバー気味に投げてきます。テイクバックは大きくひねり出すようにとってきます。以前と比べて体の開きも抑えられ、腰の回転と腕の動きが連動するようになり、体への負担は減ったかなと思いました。とはいえ負担が大きそうなフォームではありますが。グラブも抱えられ腕をしっかり振り、軸足の蹴りもありますが体重はそこまで乗ってきてないかなと感じました。投げ終わりのバランスも良いです。
春はイマイチ力強さを感じなかった直球ですが、それなりに勢いや球威が出てきたと思います。観戦した試合では最速139でした。他の試合では140中盤も投げたようですね。しかし、まだまだ物足りなさがあります。変化球は春と変わらずスライダー・カーブ・ツーシーム・チェンジアップだったと思いますが、恐らくチェンジアップのキレ・精度が良くなりスライダーと上手く組み合わせて投球ができるようになりました。またカーブやツーシームも精度を増してきており、だいぶ投球の幅が広がったように感じました。ただ、制球はまだ荒れ気味という感じですね。春の時にも感じましたが、この投手はどうも得点圏などに背負うと力が入るのか球が甘く入ってくる傾向がありますね。そこを逃さず打たれ失点するケースが目立ちます。本人からしたら無意識かもしれませんが、そこが課題になると思います。
牽制は鋭いですが、クイックはテイクバックが変わらないのであまり上手くありません。フィールディングなどを見ると反応も速いですし、落ち着いていて上手いです。マウンド捌きも安定しています。
投手として持ちえるセンスは高いですし、身体も細く素材としても魅力があると思うので大学などに進学して活躍を期待したいです。

崎山 翔太(八重山3年 179・78 右・右 一塁手)
八重山が誇る強打者も最終学年になりました。昨夏から見てますが個人的には今年の打者の中でも好みの打者です。春と比べてもお尻周りが大きくなりだいぶバットをふりこんできたのかなという印象でした。
グリップの位置も高くあらかじめ捕手寄りに、軽く開いてオープン気味に適度に落とし構えます。ただ、結構背を反ったような感じになるので投手が良く見えるか、バットの出が良いかどうかが気になりました。軽くバットを寝かし揺らしながらリズムをとり、投手が踏み込んだときに始動してきます。インステップ気味に踏み込み、スイングは弧を描くような感じで鋭いです。足元もぶれていないと思います。春には変化球の見極め対応に課題を残しましたが、今夏は一打席では凡退してもその後の打席ではある程度アジャストすることができるようになりました。また、逆方向にも強い打球を打てるようになり、元気がなかった春に比べても打撃も良くなってきたと思います。
守備は無難にこなしていますが、お尻が大きくなったので足は遅くなりましたね。
まぁ打撃は良いですが、それ以外はうりに出来るものがあるタイプなので打撃はもちろんですが、総合的に力を伸ばしていって欲しいです。
 
    (蔵建て男) 花城投手は、大変話題になっておりますね。来年の沖縄球界を引っ張って行く存在でしょうか?夏の模様が確認して、これは!と思うものがありましたら、来年も沖縄にお邪魔させて頂く可能性は高くなると思います。八重山は見ていないので、どんなチームなのか確認できるのが楽しみです。  

2010年 大学選手権4

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月22日(木)01時19分44秒
返信・引用
  皆様今晩は。昨日設置したデジタルUHFのアンテナ・やはり千葉の中継は微妙です。今日は、千葉TVを録画していたのですが、録画終盤から受信いたしません。他の局は受信しているので、アンテナ故障と言うよりは、微妙なさじ加減で受信したり、しなかったりと言う感じでしょうか。一応明日からMXTVでの東京予選の録画中心になると思いますが、この状態が続くようだと、微妙な違いですがブースターの設置も来年に向けて考えないと行けないかもしれません。なかなか物事は、単純に行かないことが多いです。

△荒木 雅仁(金沢学院大 2年)投手 181/70 右投げ (金沢辰巳丘出身)

(どんな選手?)

今春のリーグ戦では、6勝1敗 防御率 0.86 を記録し、リーグMVPを獲得致しました。2年生ながら、大車輪の活躍でチームを神宮に導き、リーグを背負って行くことが期待される選手です。

(投球内容)

少しボールを置きに来るようなフォームのため、球速こそ135~142キロぐらいは記録しておりましたが、ボールに球威・伸びに欠ける威圧感のない球です。それでも、この球を魅せ球にしつつ、カーブ・スライダー・チェンジアップなどを投げ込み、試合を作ります。

牽制・フィールディングなども基準以上ですし、クィックも1.05秒前後と高速で、総合力で勝負するタイプ。細かい制球力はありませんが、ストライクゾーンの枠の中にボールを集められ、制球に大きな破綻はありません。

(今後に向けて)

凄みはないのですが、適度に試合を作ることができる選手です。これは!と言う武器がないのと、球にボリューム感がないので、その辺が改善できてくると将来は楽しみです。すでに全国レベルの実力は身につけているので、更に今後の2年間で、社会人など上で続けて行けるだけの下地を磨いて欲しいと思います。課題を克服して行ければ、最終学年でドラフト候補にもなりえるかもしれません。その成長ぶりを期待して、今後も見守りたいと思います。

△鷲尾 直紀(大阪学院大 4年)左翼 180/75 右/右 (大産大附出身)

(どんな選手?)

高校時代は、通算30本塁打以上を残し、強肩・俊足・強打の三拍子揃った外野手として注目されました。大学入学後も、1年春から首位打者に輝くなど順調な活躍。しかし今春のリーグ戦では、僅か1安打しか放てませんでした。それでも4番を外されないなど、監督の信頼が厚い選手です。その期待に応えて、大学選手権の金沢学院大戦では、あわやサイクル安打の4安打を放つ活躍を魅せました。

(守備・走塁面)

私が簡単に見た感じでは、この試合レフトにはボールがまともに飛ばなかった気が致します。そのため、その守備力はよくわかりませんでした。また守備位置もレフトと言うことで、それほど肩は強くないのか?何処か痛めてしまっているのかもしれません。

また走力に関してもよくわからず。ただリーグ戦でも盗塁は記録しておらず、足を売りにするタイプでもないようです。高校時代は三拍子揃った選手との評判でしたが、その辺に関しては疑問に思えてきました。機会があれば、秋にも確認できればと思います。

(打撃内容)

精神的に余裕ができた第四打席には、右中間ツーベースこそ放ちましたが、基本的にボールを引っ張る打球が目立ちます。これが力みからなのか?それとも元来そうかは定かではありません。強烈なスイングで打球が抜けてゆくと言うよりは、意外にボールが飛んで行くタイプの強打者です。ただそうかと言ってスラッガーと言う感じではないのですが、フォロースルーを活かしてボールを運ぶことができる選手です。

前足を引いて、重心を後ろ足にかけて立ちます。グリップを高めに添えつつ、腰の据わり・全体のバランスは癖を感じさせます。両目で前を見据える姿勢は好いのですが、自分のリズムを刻むことはないので、何処か脆そうな印象は否めません。

仕掛けは「早めの仕掛け」を採用するなど、アベレージ打者の傾向が強いです。しかし足を早めに高く引き上げるのですが、これは打撃の幅を広げると言うよりは、大きく踏み込む色彩が強いです。ただせっかく早めに引き上げた足も、膝を内側に捻るために、タイミングがそこで狂ってしまいます。真っ直ぐ踏み込んだ足元は、少しブレますが悲観するほどではありません。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのが、少し遅いです。またグリップも結構奥に入り込むので、ヘッドの出はあまりスムーズではないように思えます。それでも上から叩く意識はあり、インパクトまでのスイング軌道に破綻はありません。そこからフォロースルーを活かしつつ、最後までバットを振りきります。ヘッドスピードは並みですが、ボールを遠くに運ぶことができます。ただ打撃に言えるのは、線で捉えると言うよりは、点でボールを捉えるタイプ。それゆえにタイミングがピタッとはまらないと、なかなか結果が残せないタイプかと思います。

(今後に向けて)

残念ながら今回の観戦では、守備・走力がわからず。更に打撃も、試合では大いにアピールできましたが、粗い印象は否めませんでした。それだけに対応力を如何に向上させて行けるのかが、今後の課題かと思います。しかしこの大学選手権の活躍もあり、社会人などで野球を続けて行ける可能性は広がったと思います。今後もその成長ぶりを密かに期待して、注目して行きたい選手でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

福岡大会

 投稿者:セルベージャ  投稿日:2010年 7月22日(木)00時15分22秒
返信・引用
  九国大付属が飯塚高校に七回コールドゲームで敗れました。投打で圧倒しました。 今年の飯塚は、捕手の金子君を中心に、かなり投打にバランスが良いなと感じました。  プロ注目の九国大付属の榎本選手は、残念でした。蔵さんの寸評を楽しみにしたいと思います。それと楽しみな一年生が3人いたので、秋季大会に期待しています。  
    (蔵建て男) 九州国際大附は、破れてしまいましたか。若生監督の元、好いチームを作ってくるので、上位まで来るかなと思い確認しませんでおりました。中継があったのかは定かではありませんが、もしありましたら、ぜひ榎本の成長ぶりなどを楽しみに拝見したいと思います。

飯塚の金子捕手は好い選手ですね。プレースタイル的には、福岡城東の中谷以上に好みです。しかし評価となると、中谷のほうが高くなりそうです。毎年福岡は、好い選手を輩出いたしますね。
 

岩手大会・2

 投稿者:まさ  投稿日:2010年 7月21日(水)22時47分21秒
返信・引用
  風張投手の伊保内負けてしまいましたね。
明日は行って春の県大会のように撮影する気満々だったのですが、、
まあ、こればかりは仕方ありませんね。
あとは、秋にどの順位で指名されるのか、他の進路を選ぶのか興味深いです。

あと、前回の書き込みで紹介した、一関第一高校の
2年生192センチ投手こと千葉建佑君の投球の模様です。
まだ線が細くて、ただ強い球を投げ込んでいるだけという印象かも
知れませんが、巨人の木村正太投手が育った高校の投手なだけに
木村投手のような成長曲線を描いてほしいなと思いました。
http://www.youtube.com/watch?v=-4GhBf5dUXo
http://www.youtube.com/watch?v=oNQQwOAoqYE
http://www.youtube.com/watch?v=xubQAAk9lKA
 
    (蔵建て男) この間に書き込みを拝見する限り、今年も岩手には楽しみな選手が多いようですね。なかなか簡単に行ける地ではないのですが、観光としても魅力を感じております。また来年、大物出現を期待しておりますよ。  

奈良大附、松田浩幸投手

 投稿者:M&T  投稿日:2010年 7月20日(火)21時20分38秒
返信・引用
  昨日の奈良北戦TVで観戦しておりました。
スピードはガン表示出ませんでしたが130中盤ぐらいでしょうか。
でも球には非常に力があり、コントロールも良かったです。
何よりランナーが出ても動揺するそぶりも見せず、ハートが非常に強い投手と見ました!
奈良北も近年力をつけてる学校なのですが、それにコールド勝ちするとはなかなかの実力です。

センバツで浜田(宮崎商)、小野(自由が丘)と言った左の好投手を見ましたが総合力で彼らより上だと思いました!
 
    (蔵建て男) 昨夏から、かなり奈良では目立った存在ですね。実戦力もありますし、全国レベルの投手だと思います。

ぜひ甲子園で、その存在をアピールして欲しいですね。
 

連投千葉マリン。

 投稿者:DINAMO-JIN  投稿日:2010年 7月20日(火)20時39分47秒
返信・引用
  ご無沙汰しています。
すっかり季節投稿者になりつつありますが…。
昨日の千葉マリンに行って来ました。

実は一昨日の千葉ロッテvs西武戦も行っているので、わずか?13時間ほど後に再訪というOVER30には結構キツイ行軍でした。そもそもは18日に朝霞で和光・佐野を観て、その足で江戸川で帝京の試合を覗き、夜のプロ野球に行くはずだったのですが、あまりの疲労感(汗)に高校野球を一旦は断念。

ただし!予選も白熱してきた段でどこにも足を伸ばさないのももったいないので、いろいろ日程を調べていたところ、未定だった19日の千葉大会の会場発表がされており、千葉マリンがかなり面白そうだったので、観戦に出向いたというわけです。



到着すると既に第1試合の成田vs京葉は2回終了。成田が9-0と大量リード中でした。
成田の先発は中川諒投手(180/80 右投右打:3年)。もしかして温存もあると思っていたので嬉しい誤算でした。既に紙面などでも「成田の新特急」などと取り上げられていますが、本人も意識しているという先輩“唐川チック”なフォームから、コンスタントに130~137㌔ぐらいの速球を投じてきます。特に始動の際のグラブの位置とか、ゆったり足を上げる感じは確かに本家ソックリ。

変化球は110㌔台後半ぐらいのスライダーでしょうか、なかなか良いキレで三振の山を築いていましたが、今朝の紙面を見ると5回で10奪三振とか。
見た目それほど機敏さは感じませんが、牽制で一塁走者を刺すなど、フィールディング等の動きは悪くないようです。

既に大量リードしている段から観たので、何割ぐらいの力の入れ具合は正直分かりませんでしたが、リラックスして楽に放っているように見えました。ただ、ボールの伸びやキレは、さすがに“本家”の高校時代ほどではないかと思います。もちろん素材は悪くないので、大学・社会人あたりで大成していくタイプでしょうか。



続く第2試合はこの日のお目当て、この夏の間に絶対一度は観ておきたかった山下斐紹捕手(178/78 右投左打:3年)擁する習志野の登場です。今春の県大会を制した習志野は、今大会優勝候補筆頭といって差し支えないと思いますが、相手が強豪・拓大紅陵。正直、どちらが勝ってもおかしくない顔合わせだけに逃せない一戦でした。

習志野の先発は背番号⑳の泉澤涼太(182/77 右投右打:2年)。いきなり先頭打者に風による不運なレフト前ヒットを落とされますが、2番以降を三者連続三振。常時セットからの投球で、力感はあまり感じませんが、涌井秀章(西武)の高校時を何となく思い出すようなコンパクトなフォームから、130㌔を超す速球に外角への制球が良いカーブ、スライダーを交えなかなか快調な立ち上がりでした。

その勢いのまま習志野がその裏4点を先制。4番の山下の一ニ塁間を抜くタイムリーが皮切りとなりました。拓大紅陵の先発は左腕エースの加藤貴之(左投左打:3年)。MAX140㌔なんて触れ込みも今夏の紙面で見掛けましたが、実際はMAX130㌔を超えるかどうかぐらい。横回転で身体の開くスリークオーターからサイド気味のフォームで、キレで勝負するタイプに映りました。

習志野先発泉澤の出来も相まって、もしかすると点差が開いて一気にコールドも…と過ぎりましたが、2回以降は8回裏に習志野が逆転するまで終始拓大紅陵ペースに。習志野先発泉澤は3回0/3、3失点で降板、エース左腕・高橋亮太(174/74 左投左打:3年)にスイッチとなりましたが、拙守や不運な当たりがヒットになるなど、泉澤にとってはちょっと不運な面もありました。ただ、体格にも恵まれる投手だけに、今後の成長次第では来年注目を集める投手になりそうです。

じわじわと追い上げる拓大紅陵は6回に追い付くと、8回には3番中野拓躍(右投右打:3年)が高橋のストレートを思い切り良く強振しレフトスタンドへ叩き込む一発!遂にリードを奪いました。中野はライトの守備でも再三風に流される難しい当たりを好捕していましたが、拓大紅陵は全体的に習志野以上に締まった守備をしていたのが印象的でした。
立ち直った加藤の前に2回以降の習志野打線は連打も出ない有様。山下も2,3打席目は連続空振り三振を喫するなど、変則気味の左腕にどうにもタイミングが上手く取れません。いよいよ敗色濃厚にも思われたのですが…。

迎えた8回裏、エラーと3番福田将儀のライト線への二塁打が出て、ノーアウトニ、三塁の初回以来ともいえる絶好のチャンス!打席には4番の山下。鋭くバットを振りぬくとライナー性の当たりがグングン伸び、やや前目だったセンターの頭上を超える逆転の2点タイムリー三塁打に!

チャンスにキッチリ回ってきて、しかも結果を残すあたり、そういう星…じゃないですけど、やはり何かを持っている選手なのかもしれません。この山下、俊足も注目されているようですが、一塁→二塁→三塁へ加速して走る様は、確かになかなかのスピード感がありました。
結局、この回更にもう1点を追加した習志野が7-5で勝利。拓大紅陵は失点した1回と8回以外はほぼ自分たちのペースで試合を進めていただけに、惜しまれるこの2イニングでの大量失点でした。個人的には戦前からこの試合の勝者が今夏千葉を制するのでは…と見ていたので、勢いの付く勝ち方をした習志野がこのまま覇権を掴む気がしていますが、どうなることでしょう。



注目の山下は逆転打でまた一つ株が上がった↑のではないでしょうか。紙面のコメントでは風の影響を考慮して打球を上げないよう意識していたようですが、鋭いライナーを放つ打撃こそがこの選手の持ち味のようにも感じました。右足を大きく上げるダイナミックな強打者スタイルのフォームで、同じ右投左打の捕手ということもあり、“阿部慎之助2世”という形容も見掛けたりしますが、決して彼のように本塁打を量産するタイプではないように見受けました。

守備では自慢の強肩で盗塁を二つ刺しています。特に2回、投球がワンバウンドになり山下が弾いたところ、すかさずディレード・スチールを試みたランナーを刺した送球は◎。モーションが素速くコントロールが正確、そして低い弾道で真っ直ぐ伸びていくボールは、なるほどプロ注!だけのことはあります。リードやキャッチングの細かい面は正直よく分かりませんが、このスローイングだけでも高評価を得られそうですし、高校球界で屈指の捕手なのは間違いなさそうです。
個人的にはドラフト中位ぐらいで指名される選手と評しますが、捕手ながら足もありますし、他のポジションでもできる可能性を秘めていると思います。

他、習志野では1番を打つショートの宮内和也(右投右打:2年)も動きのよさが目を惹きました。小柄ですが俊敏で肩もまずまず、打ってもセンターに鋭い当たりを飛ばせる打撃には好感が持てます。まだ2年生のようなので、こちらも更にプレー全体に鋭さが増すようだと、来年はかなり注目される存在になるのではないでしょうか。



ちなみに成田と習志野は順当に双方勝ちあがれば準決勝で相対します。中川vs山下の顔合わせも、実現すればまた楽しみなところです。
 
    (蔵建て男) ご無沙汰しております、詳しいレポートありがとうございました。

山下は、大きく精神的に成長。スローイングも随分と改善し、安定してきておりますね。この夏の模様も、今日はじめてTV中継を録画できたので、もう一度じっくり見られたらと思います。宮内は、私が春季大会で見た試合でも大活躍でした。

中川のピッチングも、ぜひ今後のために抑えておきたいところです。どうしても夏の予選は、いろいろ網羅してやろうと、無理がたたりますね。お互い体には充分気をつけましょう。
 

(無題)

 投稿者:ki  投稿日:2010年 7月20日(火)13時36分13秒
返信・引用
  お久しぶりです。
京都では、塔南高校のプロ注目右腕森脇投手が評判通りのピッチングを
みせています。
今日も完封し二試合連続完封です。
次は、昨年優勝の龍谷大学付属平安との対戦です。
この夏は、投げようと思えばいつでも140キロ台中盤は放るレベルまで
きています。ちょっと並みの高校生では打てないです。


蔵さんは、森脇投手の高卒即プロの可能性に関してはどのようにお考えですか?
 
    (蔵建て男) 春季大会で見に行った時は、ブルペンのみの登板で確認できず。また昨夏の内容からも、かなり完成度の高いタイプかと思いました。

高校生としては、かなりのレベルに達している印象はあります。ただその分、体格・伸び代と言う意味ではどう判断されるのか?個人的には、強豪大学などのステップを踏んで、プロに入るタイプかなと言う印象をうけています。ぜひ最後の夏の模様を見てみたいのですが、京都・大阪大会の中継録画をお願いしていたかたが、今年から録画できない状況になったようで、決勝まできてくれないとみられそうもないのは残念です。
 

2009年愛知&2010年神奈川

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月20日(火)02時37分58秒
返信・引用
  いや~正直家にいて、溜まったビデオをどんどん見て更新を行ないたい状況です。休日は、最後の夏とばかりに連日生観戦づくし。そのため家のことも、仕事も大量に貯めこんでいて、大変なことになっております。今日は、2009年の愛知の逸材と2010年度の神奈川の逸材を行って行きたいと思います。

△都築 弘晃(愛知・東邦3年)捕手 184/75 右/右

(どんな選手?)

強肩の大型捕手として注目されている選手です。ただ打撃は脆く、その改善が求められます。

(ディフェンス面)

私が確認した試合では、その強肩ぶりは確認できず。けしてグラブをしっかり示すタイプではないのですが、グラブを下げることなく捕球致します。ボールの押し込みも悪くなく、キャッチングは悪くないように思えます。また軽く返球するなど、強肩を鼓舞するタイプでもなければ、投手をガンガン叱咤激励して引っ張るタイプでもないようで、意外に配慮型の捕手であるように思えました。現時点では、ディフェンス面が目立つ選手だと言えそうです。

(打撃内容)

恵まれた体格だけに、当たれば強烈で力強いです。昨夏は、7番で出場しておりましたが、ただ如何せん脆い。塁間を4.5秒前後(左打者換算で4.2秒前後)で走り抜けられるように、けして動けない選手ではありません。

前足を軽く引いて、グリップを高めに添え、あらかじめ捕手方向に引いて構えます。腰の据わりこそ悪くありませんが、全体のバランス・両目で前を見据える姿勢などはイマイチ。構えた時に力が入り過ぎで、もう少しリラックスして構えたいです。

仕掛けは「遅すぎる仕掛け」を採用。リリース直前に始動するので、どうしても一定レベル以上の球速・キレに対応しきれません。小さくベース側にインステップして来るのですが、インパクトの際に足元がブレてしまうのも、開きを誘発してよろしくないです。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは、けして遅くありません。高く引き上げたグリップを、上から振り下ろすようなダウンスイング。そのためボールを捉えるまでのスイングには、大きなロスは感じません。しかしバットの先端が下がってボールを捉えるので、どうしてもボールをフェアゾーンに落とす確率は低いように思えます。ただ最後までしっかりバットを振れるので、しっかり捉えられた打球は強烈だと思います。

(今後に向けて)

残念ながらスローイングは確認できませんでしたが、ディフェンス面は想像以上に好い選手でした。その一方で、将来的にも改善が可能か微妙な、脆い打撃が気になります。体は強いので、当たれば強い打球が期待できます。あとは、その確率を如何に引き上げられるのかだと思います。この一年で、どのぐらい成長したのか?ぜひ確認したいですね。

◯大石 竜太(神奈川・横浜3年)二塁 172/66 右/左

(どんな選手?)

1年の頃から、名門・横浜高校で遊撃のレギュラーとして活躍。その高い野球センスに、将来を嘱望されていた選手です。しかし2年時には伸び悩み、ようやく最終学年で輝きを取り戻しつつある選手です。

(ディフェンス面)

一塁までの塁間は、4.2~4.25秒ぐらいと、ほぼプロの基準レベル。けして上のレベルで足を売りにするほどではないように思えます

またこの夏は、二塁手として出場。ノーステップでアウトにできるなど、地肩も悪くありません。フットワーク・グラブ捌きなども、さすがに上手いです。ただ少しスローイングが雑なのか?その辺が気になります。上手い選手だとは思いますが、けしてミスの少ないタイプではないように思えます。

守備・走力共に、上のレベルでも通用するだけのものはあると思います。その一方で、売りにできるほどの精度・能力があるかは微妙です。セカンド守備に関しては、将来的に名手級と謳われる可能性もありますが、守備に関して最後まで丁寧にやろうという意識を忘れないで欲しいです。

(打撃内容)

ボールを確実に、ミートポイントで捉えて来るセンスには見るべきものがあります。またそのスイング自体も、けしてひ弱なことはなく、基準レベルのスイングはしてきます。

前足を軽く引いて、グリップの高さは平均的、あらかじめ捕手方向に引いて構えます。腰の据わり・全体のバランス・両目で前を見据える姿勢などは、それなりです。あらかじめ自分のリズムを刻むような「揺らぎ」は見られませんが、特に脆い・固いと言う印象は受けません。

仕掛けは「早めの仕掛け」を採用するように、アベレージ打者の傾向が強いです。早めに足を引き上げ、空中でその姿勢をキープします。始動してからの「間」が取れる選手なので、様々な緩急に対応しうるポイントの多い選手です。ただ左打者にしては、ベース側に踏み込む選手なので、けしてひ弱さはなく、強く外のボールが叩けます。また踏み込んだ足元もインパクトの際にブレないなど、下半身の使い方はレベルが高いです。

あらかじめグリップを捕手側に置いているわりに、バットを完全に引くのは遅い気が致します。このへんが少しスピードのある投手に対し、どうなのかな?と思います。バットを上から振り出し、ミートポイントまで最短距離で捉えます。バットの先端が下がることもないので、ボールをフェアゾーンに落とせます。コンパクトでロスのないスイングが何より魅力です。それでいて、ヘッドスピードも・スイングの強さも基準レベルのものがあります。

頭の動きも小さく、目線のブレも少ないです。体の開きも我慢でき、軸足も崩れないので、安定した打撃が期待できます。打撃に関しては「トップ」の形成さえ意識できれば、上のレベルでも十分に活躍できる下地はあると思います。

(今後に向けて)

高校からプロと言う圧倒的なポテンシャルありませんが、名門大学・強豪社会人チームでも、野球を続けて活躍して行ける可能性を感じます。高校時代には、素質爆発と言うほどには至っておりませんが、野球選手としてのセンスの良さは随所に垣間見られます。

一つ一つのプレーを丁寧に、確実にやって行こうと言う姿勢を失わなければ、今後も期待が持てる選手です。高校~大学~社会人など、末永く見守ってみたい好選手でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

寺岡選手について

 投稿者:セルベージャ  投稿日:2010年 7月19日(月)21時46分32秒
返信・引用
  ご無沙汰にしてます。東海大学第五の寺岡選手ですが、どうも、肘の具合が良くないようですが、打撃の方に期待しています。  
    (蔵建て男) どうもそのようですね。大学などでの立て直しを、個人的には期待しております。  

岩手大会

 投稿者:まさ  投稿日:2010年 7月19日(月)21時41分54秒
返信・引用
  岩手県大会も順調に日程が進み、伊保内高校の風張投手も
緒戦で好投して評価がうなぎのぼりな様ですね。
爪も治ってキレキレの変化球を投げ込んではいますが、
今大会は打たせて取る投球内容をしているので、直球は
もう少し出てもいいのかな?という気がします。

明日(20日)勝てば、22日の盛岡大附との
対戦になるでしょうから、そこまで行けば、打たせて取る
ピッチングではない、本気のストレートを見る事が
出来ると思いますので、その試合は是非見に行きたいなと
思っています。
http://www.youtube.com/watch?v=dYJ7604tp08
http://www.youtube.com/watch?v=BlzDBJzUUJE

今回は、今年の岩手県大会の注目選手の一部を紹介します。
現時点では、このサイトに上がる選手ではないのでしょうが、
上手く育っていけば楽しみと思えるような選手達です。

【一戸高校 川向紀世彦投手 3年】
184センチ94キロのサウスポー。
重そうな球をズドンと投げ込みます。打撃もなかなかパワフル。
選手としてはまだまだかと思いますが、初戦で敗退後は
大学に進学して野球を続ける事を明言したようで、今後どう
成長していくのか非常に楽しみです。
http://www.youtube.com/watch?v=YBabDyZ0HiU
http://www.youtube.com/watch?v=heZDUYWlNqQ

【久慈高校 菊地和大投手 3年】
今年の春季岩手大会の優勝投手、球速はそんなに無いのですが、
球の出所が見えない変則的な投げ方で打者を翻弄する左腕です。
打撃のスイングも一見打てそうには見えないのですが、
ホームランを放ったりと、隠れた野球センスがある選手です。
http://www.youtube.com/watch?v=k20KqvTqxmc
http://www.youtube.com/watch?v=hfUNtP0A8ag

【一関学院高校 宮本涼内野手 3年生】
打撃センスでは県内ナンバー1とも呼ばれる存在
ミート技術の高さがあります。

【一関第一高校 千葉建佑投手 2年生】
身長192センチから投げ下ろす130キロ台のストレートは迫力満点。
今後、成長していけば、来年のドラフト候補も見えてくるのでは
ないかと思える楽しみな素材です。

【盛岡第一高校 小野寺健太投手 2年】
岩手ナンバー1進学校の盛岡第一で2年生でエースナンバー
180キロ76キロくらいという、投手らしい体型。
中学時代に全中大会でベスト8になったことがあり、
今後どう成長していくか楽しみです。

動画とか、紹介できるような選手があればまた紹介差し上げたいと思います。
 
    (蔵建て男) 今日の試合で、風張のいる伊保内は破れてしまいましたね。今日の投球内容はわかりませんが、スカウトの評価も高いようなので、高卒プロへの期待も高まります。  

2010年 神奈川大会1

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月17日(土)03時09分7秒
返信・引用
  皆様今晩は。本格的に夏の甲子園予選・神奈川大会も始まり、有力校が続々とTV中継に登場してきました。今回は、2010年度の最新の予選の模様から、注目すべき選手達を取り上げてみたいと思います。まずは、今年初めてみた横浜高校の試合から。

○齋藤 健汰(神奈川・横浜2年)投手 183/80 右/右

(どんな選手?)

松坂大輔に代表されるように、横浜高校の右腕らしく、速球だけでなく変化球も含めた総合力で勝負するタイプです。特に、腕がしっかり振れるのが魅力です。

(投球内容)

正当派の本格派で、恐らく球速は、コンスタントに135キロ前後は出ているのではないのでしょうか?手元までの伸びやには欠けますが、ボールに勢いは感じさせます。速球で空振りを誘うと言うよりは、ストレートで詰まらせたりして見せ球にしつつ、変化球も織り交ぜてコンビネーションで討ち取ります。

変化球は、横滑りするスライダーを軸に、カーブ・チェンジアップ・フォークなど、一通りの球種を持っております。右打者の外角中心に球を集め、破綻のない制球力とマウンド捌きの選手です。クィックも1.0~1.1秒ぐらいと素早く、牽制もそれなり。総合力の高い投手と言う印象を受けました。

(今後に向けて)

秋の新チーム以後は、来年のドラフト候補としての期待を担える存在だと思います。すでに一定レベルに到達しているので、更に球の威力・自分の色を出して行くことが求められます。特にからだの「キレ」を意識して練習に取り組めば、高校からプロに行ける可能性を秘めた素材ではないのでしょうか。非常に将来が、楽しみな投手だと思います。

○新井 健吾(神奈川・横浜3年)一塁 177/81 右/右

(どんな選手?)

下級生の時から強打者として、将来を嘱望されていた選手でした。ただ伸び悩んだのか?現状は5番打者を務めるように、まだ絶対的な存在ではありません。しかし秘めたるポテンシャルは、かなり高いものを持っているのではないのでしょうか。

(守備・走塁面)

一塁手だけに、それほど守備でのアピールには欠ける印象です。しかし、その動きなどを見ていると、けして動けない選手ではありませんし、一塁ならば無難にこなすだけの能力はありそうです。ただ上のレベルで、他のポジションを担えるだけの地肩・守備力があるかは、この試合だけではよくわかりませんでした。

送りバントをした時の一塁到達タイムは、4.4秒弱。これを打者換算すると4.1秒弱に相当し、なかなかの俊足と言うことになります。ただあらかじめ走り出す一歩目の早い送りバントは、到達タイムが少し早くなるので鵜呑みはできません。それでも基準レベルに近いタイムは出せる能力はありそうで、けして動けない選手ではないようです。

(打撃内容)

ヘッドスピードも強烈で、かなりパワフルな打撃が魅力です。前足を引いてグリップを高めに添えた強打者スタイル。腰の据わり・全体のバランスも並ぐらいですが、両目で前を見据える姿勢はよくありません。ただグリップ付近を揺らぐなど、自分のリズムでリラックスして構えられている点は良いと思います。

仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用するなど、天性のスラッガーの資質を秘めております。始動は遅いのですが、足を回し込みつつベース側にインステップして踏み込み、インパクトの際にも足下がブレずにスイングできます。ただステップも狭く、腰の回転を活かして巻き込むのが得意です。逆に右方向への打撃が可能なのか、気になるところです。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのが遅く、一定レベル以上の投手への対応が気になります。また「トップ」自体をしっかり作れないまま振り出すタイプです。バットを上から振り出すので、ボールを捉えるまでのロスはあまり感じません。またバットの先端が下がることなく振り抜けるので、広い面でボールを捉えることができます。スイング軌道やフォロースルーなどを見ていると、上から引っぱたく感じのスイングで、それほどボールを遠くに運ぶと言うよりは、身体のパワーを使って、強烈な打球で打ち砕くタイプかなと感じます。ただ仕掛けの性質上、上手く導けば長距離砲への可能性も秘めていると思います。

頭の動きは並ぐらいも、開きは我慢でき、軸足にも強さは感じます。すでに基準レベルのヘッドスピードもあり、打撃に関しては、可能性を感じさせる選手です。

(今後に向けて)

現状は、高校からプロに行くような、圧倒的なものは感じません。しかし持ち得るポテンシャルは素晴らしいので、甲子園などの大舞台を経験し、眠れる資質が引き出されるようだと非常に面白い選手だと思います。打つことの潜在能力は、プロ級のものを秘めた素材ではないのでしょうか。導き方次第では、面白い選手だと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

夏季沖縄大会3

 投稿者:半島  投稿日:2010年 7月16日(金)22時31分28秒
返信・引用
  蔵さんこんばんは。
順調にいけば明後日の今頃には沖縄代表が決まってるんですね。今年は確かに大きな波乱も無く順当に各校が勝ち上がってきましたね。まぁ興南の確率が高そうですが、個人的には糸満か八重山に来て欲しいです。
今日は春にも投稿しましたが中部商業の選手達です。

多和田 真三郎(中部商業2年 179・65 右・右 投手)
個人的には春に彼を見て来年彼が県を代表する右腕になると感じた選手です。春に比べて順調に伸びてきたように思いました。
セットから足をゆっくりと高く上げ腰を落としオーバーから投げてきます。手足も長いですし腕の振りもしなやかですね。西原戦では相変わらず深く沈んで膝が地面に着くくらいでしたが、糸満戦ではそこまでいかず、ちょうどいいバランスで投げていました。春はあまりにも大きく踏み込みますし、彼はかなり身体が柔らかい投手だと思いますが、正直下半身や腰に負担がかかりそうなフォームだと思っていたので糸満戦くらいのフォームが一番良いように感じました。グラブもしっかり抱えられており投げ終わりのバランスもいいです。また、球持ちもいい投手だと思います。肩関節・股関節の可動域が広い選手です。春と比べても彼なりのリズムというかテンポが出てきましたね。それと、マウンド上でも立ち姿が映えるようになり雰囲気が出てきましたね。
春は良いときは手が出ないけど、置きにいったりとバラツキがあった印象の直球ですが、だいぶ安定してきましたように感じました。手元ですーっと伸びてきてある程度球威を感じさせる直球です。糸満戦では130前後で最速は130後半ぐらいだと思いますが、それ以上に感じますし空振りが取れる球質ですね。変化球はスライダーとカーブ、縦の変化もあったかもしれません。スライダーは横滑りしますし、カーブもまだやや腕が緩むように感じますがある程度使えるものとなっていました。制球は安定してきましたが良いほうではありません。ただ、以前のように置きにいくことなくしっかりとした球を投げてある程度カウント作れるようになったので安定感は増したと思いました。
牽制はまずまず鋭いも、クイックはテイクバックが変わらないので正直まだまだです。フィールディングも良いですし、マウンド捌きも良いですね。
糸満戦は大一番でしたが、立ち上がりは完璧でしたし、失点してもその後淡々ときっちり抑えていました。精神面も強いというか太い投手だと思います。
身体もまだまだ細いですが、それに見合わない活きの良い直球を投げてくる投手です。個人的にはやはり彼が今まで見た2年生投手の中では一番好みですね。フォームは大きな癖も無くバランスが良いです。身体を作っていけばもっと良い球を放れるようになると思います。また、自信が付いたのかかなり落ち着いてますし、精神面が一番成長したのではないかと思います。新チームでは間違いなくエースでしょうし、まずは秋の九州大会出場を期待したいです。

上地 悠作(中部商業3年 169・60 右・右 遊撃手)
春にお伝えした選手です。
グリップの位置は耳くらいで気持ちぶん足を開いたオープンで構えます。軽くバットを寝かせ体を揺らしながらリズムを取り始動は早めに振ってきます。スイングはまずまず鋭いですし、ある程度広角に打てる選手です。2番らしく選球もいいですし器用なタイプですね。
守備は反応も早く、足も速いですし、グラブ捌きも良いです。結構バネを感じさせる選手で肩も強いですし、送球も良いですね。守備力は県内でも上位の選手ではないでしょうか。
守備力があるタイプの選手ですがこの手のタイプにしては、打撃も良いものがありますので走攻守纏まっているのでこれからも活躍を期待したいです。

津波古 隆太(中部商業3年 171・72 右・右 左翼手)
中部商業の4番を任される選手。
グリップの位置は高めに添え捕手寄りにスクエアで構えます。軽く腰を落とし少しバットを寝かせ、投手が着地したときに始動してきます。下半身が充実しており体を軸にスイングしていますし鋭いです。インサイドをどう捌くかは良く分からず。足元もぶれてませんし、選球もまずまず良いです。逆方向にも強烈な打球を飛ばしますし打撃は良い選手です。糸満戦では宮国投手の浅いな変化球に惑わされていましたが、中途半端なスイングはせず自分のスイングを心掛けていました。やはり4番打者らしくプライドがある強打者だなという感じを受けました。
守備は追い方や反応は悪くないですしまずまずです。肩もまずまず良いですね。
中部商業の選手らしく体幹が強い選手ですね。去年4番だった山川選手と比べるとややスケールに劣るかなという印象がありますが、大学などでも活躍していける選手だと思います。

徳元 千真(中部商業3年 171・67 右・右 捕手)
5番を任され守備の要の捕手の選手です。小柄ですがこちらもがっちりした体格ですね。
まずは捕手として、基本的には膝をつけない選手で、ミットの示し、キャッチング、反応などはまずまず良いと思います。春はかなり強気に投手陣の制球にやや不安があるにもかかわらず内角をがんがん攻めてくる配球で、投手を引っ張るタイプの捕手ですが全体的に投手への配慮など繊細さには欠け、自分に自信があるのでしょうがプレーも粗いかなといった印象でした。実際、春の八重山戦では死球で無駄なランナーを出し、自らの三塁牽制悪送球で逆転を許し敗れてしまうなど良くない面が目立ちました。それが効いたのか、今夏は外内を上手く使う配球でした。また、全体的に繊細さが出てきて引っ張るタイプでしたから捕手として纏まってきたかなと感じました。肩は強いですし、送球も安定しており刺せる肩だと思います。
グリップは頭の位置くらいである程度後ろに引き、ややガニ股気味に開いて構える選手です。軽くバットを寝かせリズムをとり、投手が足を下ろす時くらいに始動して、スイングはコンパクトな感じでまずまず鋭いです。肘を上手く畳んでるので内も捌けるかと思います。
最後の夏ということで捕手としてもだいぶ成長してきたかなと感じました。大学などでも捕手を続けれる選手だと思うので活躍を期待したいです。
 
    (蔵建て男) 数年前まで沖縄予選と言えば、実力伯仲でシード校が早々消える大会が目立ちました。しかし近年全国で通用する野球をするチームが、毎年のように出現し、そういったチームが確実に結果を残し甲子園に行くようになってきたと思います。またそういったチームは、全国でも結果を残しておりますね。

中部商の野球は、古き沖縄の伝統を引き継ぐタイプで、少々全国を勝ち抜くには粗い印象はあります。その分豪快さはあるのが特徴だと思うのですが・・・。
 

2009年 愛知大会2

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月16日(金)04時11分41秒
返信・引用
  皆様今晩は。う~ん、思ったように「迷スカウト」活動できないモドカシサに頭を悩ます毎日です。そんな中、今日は、昨年の愛知大会の続きでも。

△上戸 悠真(愛知・東邦3年)左翼 175/64 右/右

(どんな選手?)

派手さはないのですが、確実にミートポイントでボールを捉えられるセンスとディフェンス力に優れた守備を兼ね備えた好選手です。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、少し緩めて4.65秒強ぐらい。これを左打者換算すると4.35秒強ぐらいですが、実際には4.2秒前後で走り抜けられる、プロの基準レベルの走力はありそうです。そうかと言って、プロで売りにできるほどの絶対的な走力があるかと言われると疑問です。

その一方で、左翼手ながら球際での強さ、回り込みの良さなど、ディフェンス力の良さは光りました。ただ左翼を守っていたように、試合では確認できませんでしたが、肩についてはどうなのかな?と言う疑問は残ります。

(打撃内容)

明確な特徴・印象が残り難いタイプです。それでも気がつけば、ボールを捉えフェアゾーンに落とせるミートセンスがあり、結果を残せるタイプです。特に非凡な球の捌きがあるとか、強靭なパワーがあるとか、ヘッドスピードが鋭いとか、そういったタイプではありません。

かなりクローズに構える選手で、グリップは高めに添えた強打者スタイル。腰の据わりこそ悪くありませんが、癖があり、両目で前を見据える姿勢も良くありません。

仕掛けは「遅すぎる仕掛け」を採用するなど、一定レベル以上の球速・キレに差し込まれないか気になります。軽くインステップして、ベース側に踏み込みます。インパクトの際にもブレないので、外の球をきっちり叩けるタイプです。

あらかじめグリップを引いて構える選手なので、トップを作るのは遅くありません。高くあげたグリップを、バットを寝かせながら振り下ろします。ボールを捉えるまでのロスは感じませんし、バットの先端が下がることなくボールを捉えられるので、フェアゾーンにボールを落とす確率が高いです。ただスイングの弧は小さく、強打者と言うよりは、巧打者の傾向が強いように思えます。

(今後に向けて)

高卒プロのような、圧倒的なポテンシャルは感じません。ただ技術的には癖が強いものの、高いものがあります。三拍子バランスの取れた身体能力兼ね備え、有力大学などへの進学も期待できる素材ではないのでしょうか。そういった意味では、これから長くその成長を見守って行けるのではないかと言う期待を持たせてくれる選手でした。最終学年で、どのぐらいの選手になっているのか、気になるところです。

△上村 勇太(愛知・東邦3年)投手 180/73 左/左

(どんな選手?)

旧チームからエースナンバーを付けている左腕投手ですが、気持ちの強さを活かした勢いで押すタイプの左腕です。ただ現在までのMAXは137キロ程度と言うことで、それほど一冬超えて伸びていないのかな?と言う気も致します。

(投球内容)

かなり突っ込んで、投げ急ぐ感じのフォームです。そのため着地までの粘りに欠けるので一辺倒な印象は受けますし、リリースもバラツキます。

昨夏の時点で、速球は常時130キロ強~135キロぐらいの勢いは感じさせてくれました。ただ速球とスライダーとのコンビネーション投手なのですが、制球が安定しません。そんな中、カーブではきっちりカウントを取れており、この球があることで、投球を組み立てることができておりました。

エースナンバーを付けている割には、まとまり、制球力に不安があり、かなりアバウトと言うか、微妙なバランスの上で成り立っている感じです。けしてマウンド捌きが洗練されているとか、野球センスを感じさせるタイプではありません。勢いで押せる時は好いのですが、そうでない時はどうなのかな?と言う疑問は残ります。

(今後に向けて)

この一年で、どのぐらい安定感・総合力を引き上げられたのか気になるところです。いずれにしても、高卒プロとか、そういった絶対的なものは感じません。どういった自分の特徴を見出しているのか、その成長ぶりをぜひ確認できればと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

ノーステップ打法について

 投稿者:素人  投稿日:2010年 7月15日(木)20時34分57秒
返信・引用
  最近T岡田やカープの岩本、西武の坂田などノーステップ打法を取り入れて覚醒する打者が多いですが、この打法はどんなメリットがあるんでしょうかか?  
    (蔵建て男) 目線が狂いにくく、上体も突っ込まないでボールをしっかり捉えやすいメリットはあると思います。

ボールを線で捉えると言うよりは、点で捉える打撃なので、元来はあまり確実性が高くありません。そのため日本人には向かない技術なのですが、日本人離れした肉体の持ち主ならば、使いこなせる可能性は高いです。あとは打てるゾーンは限られているので、その球を逃さず叩く「鋭さ」が求められます。
 

レンタル掲示板
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