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2010年 大学選手権 12

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 8月 7日(土)17時07分17秒
返信・引用
  いよいよ、今日から甲子園が始まりました。大会初日から、プロ注目選手が登場したり、評価が更に上がったのではないかと思わせる選手もおりました。上位指名確実と言う、超大物はいない大会ですが、一人でもドラフトを盛り上げてくれる選手が出てくることを期待しております。

△河津 尚幸(奈良産業大 3年)投手 179/72 左投げ (市川出身)

(どんな選手?)

テイクバックを小さめにとったフォームから投げ込む左腕です。今春のリーグ戦では、3勝1敗 防御率1.60と安定。まだ絶対的なものはありませんが、全国レベルでも通用する実力を身につけつつあります。

(投球内容)

球速は、135キロ前後~後半ぐらいと、やや球威・球速に物足りないものを感じます。変化球は、左打者からはボールが見にくそうなスライダーとカーブ。現状、右打者に対応しうるシュート系の球は見られません。基本は、空振りを誘うような球の威力で勝負すると言うよりは、両サイドに球を散らせて、打たせて取る投球が身上です。

フィールディングは、素早くマウンドを駆け下り、一気にセカンドで刺すような反応良さを魅せます。クィックも状況に応じて使いわけ、わざと塁間1.75秒前後のスローイングを魅せる有山(大阪桐蔭出身 2年)捕手の強肩を引き出せたり、タイミングを狂わせたりと、クレバーなピッチングをします。

(今後に向けて)

来年に向けて、もうワンランク・球威・球速を増して行ければ、ドラフト候補として来年はマークされることになるのではないのでしょうか。投球も上手いですし、制球もまとまっております。シュート系の球を修得するなど、ピッチングの幅も広げたいですね。いずれにしても、来年度の関西大学球界では注目の左腕だと思います。

△山村 陽平(西日本工業大 4年)投手 176/78 右投げ (国際開洋第二出身)

(どんな選手?)

中背の体格から、オーソドックスなフォームで投げ込んできます。大会前には、MAX145キロと聞いていたのですが、大学選手権では常時130キロ前後ぐらいと、少々拍子抜けしました。しかしながら、上背の割にはボールに角度を感じさせますし、球速表示以上には感じさせる実戦的な投手です。

(投球内容)

出ても135キロぐらいまでと言った球速でしたが、球の勢いは悪くありませんでした。カーブ・スライダー・チェンジアップなども織り交ぜ、相手の的を絞らせないのが、この投手の身上だと思います。

両サイドを突く制球力と球の変化で、相手を翻弄するタイプ。マウンドから素早く駆け下りて来るフィールディングなどの動きは悪くありません。制球・マウンド捌きには破綻がなく、球の威力で圧倒するタイプではなく、完全に総合力で勝負する実戦派でした。

(今後は)

投手としてのまとまりはありますし、大学選手権まで出場を果たしてきたことからも、社会人でも野球を続けて行ける選手かもしれません。ただ奈良産業大戦でも、序盤は完璧に抑えていたものの、中盤以降攻略されたのは、素材としての奥行きの無さからではないのでしょうか。その辺も含めて、今後どうやって自分の色・特徴を見出してゆくのか注目されます。現状の力だと、社会人に入れても活躍できるのかは微妙ですので。

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2010年 大学選手権11

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 8月 7日(土)08時57分18秒
返信・引用
  皆様おはようございます。ようやく休日にも入り(私用山積みですが)、野球に時間も割けそうです。大学選手権のレポートもまったりやっておりますが(秋のシーズンまでには終えたい)、今週からは、甲子園の模様も加わってきます。身体が幾つあっても(笑)。

△佐藤 将太郎(函館大 3年)投手 177/78 右/右 (横浜創学館出身)

(どんな選手?)

横浜創学館時代から、神奈川では好投手として知られていた投手です。函館大に進んでからも、主戦として活躍。今春のリーグ戦では、5勝1敗 防御率1.08で、リーグMVPに輝きました。

(投球内容)

ノーワインドアップから、軽く投げている感じのフォームです。球速は、ほとんどが130~135キロぐらい(MAX138キロ)で、むしろ速さだけならば、高校時代の方が速かったのではないかと思えるほどです。変化球は、カーブ・スライダー・チェンジアップなど。特に外角中心に、ボールを丹念に投げ込み、打たせて取るのが身上です。

クィックは、1.3秒前後と、けして素早くありません。鋭い牽制もあまり入れませんが、1.8秒台の強肩捕手がそれを支える図式です。フィールディングに関しては、非常に落ち着いてボールを処理します。マウンド捌き・制球力は安定しており、完成度の高いピッチャーです。

(今後に向けて)

来年、ドラフト候補云々と言うタイプではないと思います。ただ実績もありますし、ある程度の能力もあるので、社会人などでも野球を続けて行ける力はありそうです。その中で、如何に実績を残しアピールするのか、それ次第で今後の展望が広がってゆきそうです。現在は、北海道を代表する好投手といった位置付けです。

△長谷川 拓哉(函館大 3年)遊撃 183/73 右/右 (聖望学園出身)

(どんな選手?)

大型ながら、チームの4番・遊撃手を務める攻守の要。春のリーグ戦では、打率.323厘 1本塁打 5打点の数字を残し、その勢いで大学選手権・東亜大戦では、レフトスタンドに放り込んでおりました。

(守備・走塁面)

この体格と打順から、遊撃手を任されると言うことは、かなりポテンシャルが高い選手だと見て好いだろう。ただ東亜大戦では、守備・走力をはっきりわかる内容ではなかった。この部分に関しては、続く2回戦の模様を確認して、詳細を詰めたいと思う。

(打撃内容)

恵まれた体格が目を惹き、おもいっきりの好いスイングをする選手です。ただ完全に引っ張り専門のプルヒッターだけに、打てる幅は限られているのかなと言う印象は強く受けました。

前足を軽く引いて、グリップを高めに添えます。腰の据わり、全体のバランスは平均的で、両目でしっかり前を見据えられているのは好いです。軽くグリップ付近を揺らぎ、力みすぎないように構えられています。

仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用するように、中距離・ポイントゲッタータイプです。ただ身体の力が強いのと、フォロースルーを大きくとってボールを遠くに運ぶ術は持っています。

足を大きく引き上げ、まわしこんえ踏み込みます。この動作を見ていても、ある程度、緩急などに対応しうる可能性は感じます。少しベース側に踏み込むのですが、その際につま先が開き気味で、外角の球を右方向へと言う意識はなく、甘い球を引っ張って巻き込むのに終始したスタイルです。そのため上手くツボにはまれば、スタンドインできるタイプです。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは平均的。ボールを捉えるまでのスイング軌道は可も不可もなし。ただボールを捉える時は、それほどバットの先端が下がるようなことはなく、そこからフォロースルーまでは大きくきっちり振り抜くことで、ボールを遠くに運びます。打球の強さもありますし、体格にも恵まれスケールのある打撃が可能です。

(今後に向けて)

外角への対応や右方向への打撃などに疑問は持ちますので、打てる球は限られていそうです。ただこの体格で遊撃を任される肉体的なポテンシャルとスケールは、来年に向けて楽しみです。守備力・走力次第では、ドラフト候補としてマークされる素材かもしれません。もう一試合ぐらいみて、詳細を詰めて行きたい選手でした。

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明日から甲子園

 投稿者:香川出身熊本在住  投稿日:2010年 8月 6日(金)18時05分22秒
返信・引用
  管理人さん、みなさん、はじめましてこんにちは。
明日からいよいよ甲子園が始まりますね。
私が応援している香川と熊本の代表校には
高卒で即、今年のドラフトを騒がすような選手は見当たりませんが
下級生には楽しみな選手が何人もいます。
特に香川英明高の2年生4番打者 中内大登選手 右左 185 75は
まだ全国的には無名に近いですがとてもスイングが鋭く
素晴らしい打者だと思うので全国のみなさんに是非注目してもらいたいです。
それと登板するかどうかは正直分かりませんが
香川英明の2年生で大型左腕の松本竜也選手 191 72や
九州学院で1年生ながら4番を務める萩原英之選手 右左 177 80
などは来年以降注目だと思います。
 
    (蔵建て男) 中内・松本の両選手は、来年に向けて楽しみですね。九州学院の萩原選手も期待しております。

今年の熊本は、140キロ台を記録すると言われていた投手が、例年以上に多かったと聞きます。彼らが見られなかったのは残念でしたが、将来に向け楽しみな選手が確認できるのは嬉しいですね。またの書き込みお待ちしております。
 

2010年 大学選手権10

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 8月 5日(木)06時50分1秒
返信・引用
  皆様今晩は。雑用に終われてなかなか更新が進みませんが、少しずつ今やれることを行って行ければと思います。今回も大学選手権の続きから。

△石山 智也(北海道大 4年)投手 183/77 右投げ (北広島出身)

(どんな選手?)

今春のリーグ戦では、5勝1敗 防御率0.71の好成績で、MVPにも輝いた選手です。投手経験が浅いとのことですが、完成度の高いピッチングをしてきます。日本ハムもマークしていると言う噂の投手でしたが、スケールよりも総合力で勝負するバランス型の投手でした。

(投球内容)

オーソドックスなフォームから、135~140キロぐらいの角度のあるストレートを投げ込んできます。それほど手元までの球威・球速・キレは感じさせるような存在感のある球ではありません。その球を内外角に集めつつ、縦・横2種類のスライダーを使い分けて来るようなピッチングでした。

フィールディングも落ち着いておりますし、クィックも1.10~1.15秒と基準を満たすだけの素早さがあります。投球も組み立てられるタイプですし、制球・マウンド捌き・変化球共に破綻はありません。両サイドを突きつつ、縦の変化も交え、相手の的を絞らせない多彩なコンビネーションが自慢です。

(今後に向けて)

投手歴は浅いそうですが、すでにピッチングとしては完成されつつあります。肉体的にも、今後何処まで球速を伸ばせる伸び代が残っているのかは微妙かなと思います。大卒プロと言うよりは、社会人など更にレベルの高い野球を経験し、そこで実績を残してからでも、プロを意識するのは遅くないのではないのでしょうか。

◯竹田 隼人(四国学院大 2年)投手 179/75 右/右 (呉港出身)

(どんな選手?)

四国学院大史上、最も速い球を投げ込む投手ではないのでしょうか?コンスタントに145キロ前後の球速を誇り、その球がナチュラルに変化するクセ球です。一見粗そうなピッチングスタイルですが、今春のリーグ戦では4勝1敗 防御率1.21と安定した内容を残しました。

(投球内容)

スラッとした投手体型から、癖のないフォームで投げ込みます。腕を強く振れる良さがある一方で、強い上半身を支えるだけの下半身が未熟です。そのため着地までの粘り・間がなく、突っ込むことが多いのが課題でしょうか。

ストレートは、コンスタントに145キロ前後を記録。綺麗な縦回転のボールが伸びてくるのではなく、常に汚い回転で変な曲がりをする癖球なのが特徴です。これは意識してなのか?投げ方の問題なのかはわかりません。また制球にはバラツキがあり、変化球も確認できたものはスライダーのみ。まだまだ投球を組み立てる、制球が云々、変化球がと言うほどの内容ではありませんでした。

(今後に向けて)

とりあえず、四国に速い球を投げられる大学生が現れたと言う感じでしょうか。ただ素材的には面白いので、これから2年間の間に、如何にその才能を磨いて行き、更に実戦力を身につけられるかだと思います。己が向上心を持って取り組められれば、社会人のみならず、ドラフト候補としても、最終学年では注目されるかもしれません。まずは、更に存在感を高めて、全日本合宿などにも招集されるような存在になって欲しいですね。久々に四国の大学生でから楽しみな選手が出てきました。

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2010年 大学選手権9

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 8月 3日(火)04時50分26秒
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  皆様今晩は。今日は、気温こそ低かったのですが、湿度が高かったのか?朝から嫌な汗をかきました。お風呂介助で大量の水分を失ったのか?午後は、やたら水分を身体が欲しておりました。少し脱水気味だったのかもしれませんね、皆様も水分補給は充分してくださいませ。熱中症は、命取りになりかねませんので。

△阿部 一也(三重中京大 4年)投手 178/73 右/右 (徳島工出身)

(どんな選手?)

2年前の大学選手権でも登板し、その存在感を示した投手。当時からMAX142キロを記録していたのですが、こちらが思ったほど伸びてこなかったのが、正直残念でした。

(投球内容)

スリークオーターから、135キロ前後のストレートと、125キロ強のスライダー・それにシンカー系の球を投げ込んできます。圧倒的にスライダーを多投する投球で、以前ほど勢いで押す感じの投球ではありませんでした。

牽制の動きこそ鋭かったのですが、クィックも1.3秒台と遅く、制球もバラツキ気味。試合をまとめるタイプと言うよりは、リリーフタイプだと思います。

(今後に向けて)

正直この大会の内容を見る限り、社会人で野球が続けて行けるのかは微妙な位置づけだと思います。個人的には、期待していた投手だけに残念です。もし野球への情熱があるようならば、もう一度原点に立ち戻って、自らの資質を磨いて行って欲しいと思います。潜在的には、好いものを持っていると思いますので。

○則本 昴大(三重中京大 2年)投手 177/73 右投げ (八幡商出身)

(どんな選手?)

球にはバラツキがあるのですが、グイグイと140キロ台後半のストレートで押す、将来が楽しみな投手です。球速表示の厳しい東京ドームでも、MAX149キロを連発しておりました。

(投球内容)

中背で、オーソドックスなフォームの投手です。それでもコンスタントに145キロを越えてくるストレートの球速、勢いには見るべきものがあります。変化球は、右打者にはスライダー。左打者には、チェンジアップ系の球を投げ込みます。

フィールディングはあまり上手くなさそうなのすが、クィックは1.05~1.15秒ぐらいと素早いです。細かい制球力はなく、球の勢いに任せたタイプのようです。

(今後に向けて)

実戦力にはまだまだ欠けるのですが、東京ドームでMAX149キロを連発したスピード能力は一級品です。残りの2年間で、球速だけでなく実戦力に磨きがかけられるようになれば、最終学年ではドラフト候補として大いに注目される存在になり得るかもしれません。あとは、如何に本人が志しを高く持って野球に取り組めるのか。それほど素材に奥行きは感じませんが、今後の成長ぶりが楽しみな投手でした。

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2010年 大学選手権の逸材8

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 8月 1日(日)22時29分45秒
返信・引用
  皆様今晩は。結局この二日間、あまりビデオ観戦もできないほど、私用に追われていた管理人。それでも少しずつでも、片付けられることは片付けられてホッとしております。今回も大学選手権の続きから。

△池尻 達哉(三重中京大 4年)投手 177/80 右/右 (市尼崎出身)

(どんな投手?)

今春のリーグ戦では、MVPに輝きチームを大学選手権に導いた投手です。スリークオーターから、内外角をきっちり投げ分けられる制球力と度胸が自慢です。

(投球内容)

球速は、コンスタントに130キロ台後半~140キロ台前半ぐらいを記録。ビシッと力強いストレートを両サイドに投げ分けます。特に左右の打者問わず、胸元一杯まで厳しく攻められるのが特徴。両サイドへの制球力には、確かなものがあります。

また速球だけでなく、いつでもカウントが取れる小さく横滑りするスライダーが武器。の外角にこのスライダーを集め、左打者には外角に沈むシンカーだか、フォーク系の球を投げ込みます。クィックも1.15秒弱ですし、フィールディングも悪くありません。アウトコース一杯の微妙なゾーンで勝負できる投球術もありますし、かなり完成度の高い投球が可能です。

(今後に向けて)

大卒プロと言った圧倒的なポテンシャルは感じませんが、社会人レベルならば通用するだけの確かな力はありそうです。制球力・マウンド捌き・球の威力とバランスが取れているので、2年後はドラフト候補として注目されるかもしれません。あとワンランク上の球速と、売りにできるぐらい変化球に磨きがかかると楽しみです。

△長谷川 亮佑(三重中京大 2年)投手 180/80 左/左 (三重出身)

(どんな選手?)

均整の取れた体格から140キロ台を記録できる左腕として、これからの成長が期待される存在です。大学選手権ではまだまだでしたが、元来は両サイドに投げ分けて来るタイプだと思われます。

(投球内容)

球速は、コンスタンに130キロ台後半~140キロ台前半。絶対的な球の威力はありませんが、2年生にしてこのスピードを出せることに期待して取り上げてみました。変化球は、左腕らしい大きなカーブ。これがしっかり曲がりきって決まれば好いのですが、曲がりきらずに抜けたり、真ん中に甘く入ったりと、まだまだ精度としては低いです。

現状、この二つの球しか使える球種はないのは不満。更に速球は、真ん中~高めに集まり、クィックもできないなど課題も多いです。まだ投球を組み立てると言うよりは、ただ投げているだけと言った感じです。ただ速球に関しては、ある程度両サイドに散らせるので、この制球を活かして、打たせて取る投球を磨いて欲しいと思います。

(今後に向けて)

まだまだ、全国で通用するレベルではないように思えます。ただ左腕から一定レベルの球速と均整の取れた体格・オーソドックスなフォームなど、資質を伸ばせる材料は揃っております。このまま弛まぬ努力を続けて行ければ、最終学年では東海地区を代表する左腕に育っていても不思議ではありません。今後の成長ぶりを、じっくりと見守って観たい投手でした。

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大阪大会決勝

 投稿者:M&T  投稿日:2010年 8月 1日(日)21時34分16秒
返信・引用
  関西ではNHKと朝日放送でW中継やっててチャンネルをカチャカチャしながら見てました。
履正社の山田はこの試合前年ながらノーヒット。
しかしながら予選で打率4割台は立派です。
何となく一昨年の浅村(大阪桐蔭→西武)を思い出します。

相手の大体大浪商の北畑投手が良かったです。
まだ2年生ながら球速は140キロ前後で投球テンポも制球力もなかなか。
初回にエラー絡みで1点取られ、9回さすがにスタミナ切れで2失点、合計3失点でしたが
全般的に大崩れしなさそうな感じなので来年が楽しみな投手です。
 
    (蔵建て男) 北畑投手は、来年楽しみですね。TV中継が少ない上に、人材の豊富な大阪には、どうしても毎年足を運ぶことになります。来年もきっと何度も足を運ぶことになるんでしょうね。できれば兵庫にも足を延ばしたかったところですが。  

東東京準決勝の巻@

 投稿者:DINAMO-JIN  投稿日:2010年 7月31日(土)12時24分13秒
返信・引用
   劇的な逆転サヨナラ勝ちで関東一が修徳を破り代表の座を掴んだ東東京大会ですが、日曜日の準決勝でその両校を直接観てきました。
 先週末の神宮もうだるような暑さ。あまりにシンドくなったので、第2試合の5回が終わったところで帰宅。というヘタレ観戦になってしまいました。。。

【修  徳 9-2 国 士 舘】
お得意の機動力を生かしたソツのない攻めで先手を取ったのは国士舘。2点のリードを奪った時にはしっかりと自分たちのペースで試合を進めているように映ったし、帝京をコールドで下した勢いが感じられた。
修徳のほうは走者を出しながらも拙攻続きで序盤は得点に至らず。しかし、3回に一気に逆転すると地力に勝る分、その後も着々と加点、三ツ俣も尻上がりに調子を上げ7回コールドで勝利を収めた。

[三ツ俣大樹 ③(修  徳) 投 手 177/83 右投右打]
とにかく野手としての評価が高いので、そういった先入観を持って観戦に臨んだが、実際に投手として観てみると、これがなかなかに悪くない。常時セットからの投球で、下半身の安定したフォームから球質の重そうなストレートを投げ込んでくるが、観た感じマウンド捌き含め急造投手のそれではなかった。

立ち上がりから調子が上がるまでの間隙を付かれた格好で2失点を喫したが、中盤に入ってからボールの伸びが目に見えて良くなり、球速は中盤以降は常時137~142㌔ぐらい。144、146㌔というボールもあった。翌日紙面では「MAX149㌔」と出ていたが、確かに1球だけその表示のボールがあった。ただ、打者に打たれた折りのボールなので、もしかすると打球計測かもしれない。

115㌔強のスライダーをMIXしたスタイルで、丹念に投球を重ねる感じ。ストライクを取るという意味でのコントロールには破綻がなかった。投手として即プロタイプというほどのスケール感や凄みは感じなかったが、大学あたりでなら早い段階から十分通用するように見受けたが、本人の意向もあり投手は高校までとなるのだろうか。

そんな投手として以上に評価が高い野手としての素養は正直よく分からなかった。強い打球を投ゴロゲッツーに仕留めた際の反応と動きは俊敏だったが、その他の面に関してはこの試合では不明。
打っても4番と投打の中心だが、とにかく相手に警戒されており、最初の3打席は四球。6回の4打席目にライトへ軽打したHITが1本とその打棒の真髄を窺い知るまでには至らなかった。ただし、これだけ並外れた警戒をされる時点で、相当な打棒を秘めているのは間違いない。上のステージでの活躍を期待したい。

[菊入 滉平 ③(修  徳) 捕 手 176/70 右投右打]
事前知識もないまま観た選手だが、強肩強打を誇るなかなかに良い選手だった。攻守に動きは俊敏で、二盗を決めるなど足もありそう。フットワークも悪くないしスローイングも素速く正確。まさに“動ける捕手”といった印象。
打つほうでは三ツ俣の前の3番に座るが、スイングはシャープで強さを感じられる振りだったし、よく分からなかった三ツ俣を除くと修徳では一番良い打者だと感じた。

[高橋 直樹 ③(国 士 舘) 右翼手 167/65 右投左打]
ガッツ溢れる快足巧打のリードオフマンとして昨春の選抜でも注目を集めた選手。この日は三ツ俣の141㌔の速球を引っ張っての内野安打1本。塁上でのリードは大きく、やはり50㍍5秒8という足にはかなり自信を持っていることが窺えた。
攻守にスピード感あるプレーが魅力で、肩はそれほど強くないが送球の素早さでカバーする感じ。上のレベルでもしぶとい1,2番タイプとして重用されるだけの素養は十分。さらに打撃に鋭さが増せば赤星憲広のような選手になれるかも!?

[遠藤 尚樹 ②(国 士 舘) 投 手 右投]
3番手のリリーフで登板した背番号⑱の2年生右腕。オーソドックスな右上手投げで、火の点いた修徳打線を止められず短いイニングの投球だったが、ストレートは常時132~135㌔ぐらいをマーク。まだまだ力強さには欠けるが、2年夏の時点ではまずまずのスピードを誇る。
国士舘は、この試合先発した川内翔太も確か2年生(川内は長身からの速球と変化球のコンビネーションで打たせて取るタイプ)。この夏、大きな経験を積んだ2年生が、秋、そして一冬超えてどんな成長を遂げるかには注目したい。



【関 東 一 10-3 成立学園】
初回は両投手、力の入った投球を見せたが、暑さと連戦の影響もあったのか、2回以降はガクンとボールの威力が落ちたように映った。序盤は点を取り合い、両投手の出来を考慮すると、乱打戦になることも脳裏に過ぎったが、中盤以降地力に勝る関東一が得点を積み重ね、7回コールドで勝利。

[白井 慶一 ③(関 東 一) 投 手 175/76 左投左打]
2年前の甲子園では当時1年生ながらメンバー入りし甲子園のマウンドにも立っている。左上手から割と力投してくるタイプで、初回は常時130㌔強、右打者の懐にクロスファイアーを決め三振に斬って取ったボールはMAX135㌔をマーク、なかなかに力強いストレートだったが、試合が進むに連れてペースダウン?
落差のある100㌔を割るようなカーブにチェンジアップも交えていたかもしれない。
連戦疲労とあの暑さを考慮するとだいぶ消耗していた部分もあったのかもしれないが、完調であればそれなりに計算が立つタイプだと思うので、甲子園での良い投球に期待したい。

[宮下 明大 ③(関 東 一) 三塁手 180/82 右投右打]
この選手も2年前の甲子園ベンチ入りメンバー。通算40本塁打を超えるという東京屈指のスラッガーで、SIZE通り立派な体躯をしている。足はそれほど速くなさそうだったし、まだ粗さが散見する面もあるが、攻守にパワーを秘めているのは間違いなく、一気に右中間フェンスに達した球足の速い二塁打には、その強打の片鱗を観た気がした。即プロというより大学等で伸びるタイプという印象だが、さらにプレー全体に鋭さが増すと面白い。

[西潟 栄樹 ③(成立学園) 投 手 176/79 右投右打]
エースで4番と投打の中心。昨秋は7回参考ながら完全試合を達成し注目された。MAX140㌔との触れ込みもどこかで見掛けたが、初回に130㌔を少し超えたぐらいで、以降は目に見えてスピード、球威が落ち、5回途中5失点で降板した。春から肘の状態が思わしくなかったようなので、その影響も多分にあったのだろう。
ガッチリとした体格で、三ツ俣(修徳)同様下半身が安定したフォームの土台は悪くないので、上のレベルでさらに鍛えれば、本格派の好投手として今後も注目を集めるはず。



決勝は周知の通り関東一が逆転サヨナラで劇的勝利!
戦前は修徳のほうに少し分があるかと思っていただけに驚きました。
関東一も投の白井、打の宮下と投打に軸が揃い、脇を固める選手にも好選手がいるので、甲子園での活躍に期待したいところです。
 
    (蔵建て男) 春から、この世代は春季大会を観てきました。そんな中、関東一や国士舘は見られずじまい。ある意味TV中継まで勝ち上がってきてくれたことは、嬉しくもあります。

三ツ俣大樹(修徳)は、私も生で観た時はよくわかりませんでした(野手として)。ただTV中継で何試合かあるので、その辺も含めて総合的に判断したいと思います。

西潟 栄樹(成立学園)は、私の観た試合では140キロ前後を連発しておりました。ただ腕を強く振る選手なので、身体への負担は大きいそうでした。下半身も弱いので、まだまだこれからの投手だと思います。

今年の東京は、神奈川大会よりも見ていて面白かったです。ドラフト候補は数えるほどでしたが、大学などで伸びてきそうな選手は何人もおりました。来年も積極的に、春季大会に足を運べたらと思います。
 

(無題)

 投稿者:佐賀者  投稿日:2010年 7月31日(土)01時56分43秒
返信・引用
  佐賀注目投手
2年生
北方 悠誠(唐津商)
178cm 73kg
右投右打
MAX145km
直球を最速145㌔まで伸ばし本格派右腕エースに成長。2年春NHK杯4強入り。

1年生
中原涼太(早稲田佐賀・投手)
173cm 69kg
右投左打
MAX135km/h
今年佐賀県で開校した早稲田大学の系属校である早稲田佐賀のエースで
昨夏の全日本少年軟式野球で、金泉中の4強進出に貢献した主戦。
右上手から力強い直球とスライダーを投げ分ける。打撃でも中軸を担い、長打力がある。
 
    (蔵建て男) 昨夏は、佐賀大会の模様を大量に拝見できまして、現3年生の現状はよくわかっておりました。また下級生に楽しみな選手が多いとのことで、今年も見ることができれば注目したいと思います。

佐賀大会は、比較的地味な扱い方をされるのですが、面白い選手が多いので驚きました。ぜひどんどん好い選手を、全国の皆様にご紹介くださいませ。
 

2010年 大学選手権の逸材7

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月29日(木)03時37分27秒
返信・引用 編集済
  皆様今晩は。今日は、ようやく帰宅後少し「迷スカウト」活動ができました。できれば甲子園が始まるまでに、大学選手権のレポートを終えたいですね(無理か)。

○中根 祐二(東北福祉大3年)投手 180/78 右/右 (仙台育英出身)

(どんな選手?)

これまでは、その素材の良さを活かし、伸び伸びと投げてきた中根祐二。しかしこの春は、チームの名実共にエースとして活躍。5勝0敗 防御率0.53の成績を残し、リーグMVPを獲得した。

(投球内容)

チームのエースとして挑んだ今年の大学選手権。しかし立ち上がりから、何処か体調でも悪いのではないかと思われるほど、今まで見てきた中で一番悪い内容だった。彼の最大の良さは、手元までしっかり伸びて来るストレートの質。この日は、MAXで146キロまで記録していたが、球質と言う意味では非常に物足りないものがあった。それだけでなく、ストレートは全体的に上吊り、カーブ・チェンジアップなどの変化球も制球も悪く、苦しいピッチングが続いた。またスライダーらしき球が陰を潜め、制球だけでなく、攻めのバリエーションにも乏しかった印象がある。

クィックは、1.2秒弱。元来牽制もまずまず上手い選手で、フィールディングの動きも悪くありません。ただ、それほど試合をまとめるセンス・組み立てる技術に非凡なものがある選手ではありません。破綻のない投球と、球の威力で勝負するタイプです。

(今後に向けて)

リーグ戦では、申し分のない内容を示せました。その点では、今後に向けて大きな自信となったシーズンだったのだと思います。ただ全国を舞台に、あるいは先のレベルを意識してとなると、まだまだ物足りないものがあります。総合力を引き上げて、来年は上位候補に相応しい実力を身につけて欲しいですね。現在の内容・実績からしても、来年のドラフト指名は、確実といえるほどの選手ですから。

△桑鶴 雄太(東北福祉大4年)投手 181/78 右/右  (光星学院出身)

(どんな選手?)

光星学院時代から、プロからも注目されてきた本格派。少々担ぐような独特のフォームながら、下級生の時からリーグ戦で活躍してきた選手。しかし私自身確認できたのは、2年ぶりぐらい。春のリーグ戦でも登板は僅か1試合と、現状はあまり登板には恵まれていない。

(投球内容)

独特のフォームから繰り出される速球は、キレのある常時130キロ台後半~MAX144キロ。2年前の神宮大会の時には、MAX147キロまで記録していたように、球の勢い・投球内容とも、その時に比べると物足りない。

変化球は、スライダーとフォークらしき縦の変化球。制球も大まかながら、両コーナーに投げ分けて、打たせて取る投球が身上。高校時代から実績のある投手なので、マウンド捌き・制球力・総合力などには大大きな破綻はない。

(今後に向けて)

現状の内容や状況を考えると、社会人に進むことになるだろう。大学時代は、やや伸び悩んだ感は否めないが、その才能が再び光り輝くのは、社会人に進んでからなのかもしれない。環境さえ恵まれれば、いっきにドラフト候補へと言う期待も高まる選手。今後の活躍も、注意深く見守って行きたい。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

独立リーグから二人

 投稿者:TAMO2  投稿日:2010年 7月28日(水)23時36分18秒
返信・引用
  ご無沙汰しております。

二人紹介します。

赤嶺祥悟・投手・右投・愛媛マンダリンパイレーツ

145km/hのエッジの効いた、見るからに重そうな真っ直ぐと、切れの良いスライダー、そして人を喰ったような90km/hを割るスローカーブ。

格下の打者を相手にすると、素晴らしいところに決まるが、強打者にはコントロールを乱すところが課題。


最上奨吾・投手・右投げ・紀州レンジャーズ
145km/hの真っ直ぐと、普通くらい(失礼)のスライダー。真っ直ぐは、非常に切れが良いと思う。何よりも、投げ方が綺麗であり、そして確かまだ18歳。ただし、NPBでやっていくにはスタミナに不安があるとのこと(某球団編成部の方のコメント)。

では、また、目に付いた選手がいたら報告します。
 
    (蔵建て男) 貴重な独立リーグ情報ありがとうございます。残念ながらBC・アイランドリーグの観戦予定は入っているのですが、愛媛の試合は含まれておりません。

ただ指名に向けて具体的な話が出てくれば、2人ともぜひ足を運んでみたいですね。なかなか独立リーグで140キロ台中盤を出せる投手は、貴重ですから。恐らく独立系の選手達の名前が浮上して来るのは、秋口あたりからだと思います。

また何かありましたら、いろいろ教えてくださいませ。
 

2010年 大学選手権6

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月28日(水)07時07分15秒
返信・引用 編集済
  皆様おはようございます。やはり週末の遠征疲れなどで、なかなか更新がはかどりません。しかし疲れも癒えてきたので、今日あたりはできれば個別寸評なども作って行けたらと思います。

○東明 大貴(桐蔭横浜大3年)投手 177/76 右/右 (宮田出身)

(どんな選手?)

春のリーグ戦では、7勝0敗 防御率1.44の絶対的な数字を残し、リーグMVPに輝きました。柔らかい腕を活かした投球が魅力で、縦にしっかり腕が振れるようになり、フォークなども上手く指先から抜けて落とせるようになりました。

(投球内容)

柔らかい腕のしなりを活かし、常時140~MAX144キロのキレのある球を投げ込んできます。変化球は、カーブ・スライダー・シュート・フォークなど一通りあります。この投手の最大の良さは、両サイドをきっちり投げ分けられる制球力。特に打者の内角を厳しく突ける度胸があります。それでいて縦の変化もあり、打者としては的を絞り難いです。以前は、速球が癖球的な傾向があったのですが、腕の振りが縦にしっかり振れる軌道になり、しっかりとキレのある球が投げられるようになりました。

ただその一方で、綺麗過ぎる球筋の投手なので、そのコントロールが甘く入ると怖いです。手元でのキレを身上とする投手なので、疲労が溜まってキレが鈍るようだと心配。そういった意味では、年間を通してキレを維持できるのか?疲れがたまってキレが鈍った時に、どのようなピッチングをして来るのか見てみたいところです。

(今後に向けて)

投球をしっかり組み立てられる投球術・制球力・マウンドセンスを兼ね備えます。凄みはないのですが、即戦力候補として指名される可能性を秘めております。ただ将来的には、試合を作れるセンスで先発での活躍も期待できますが、縦の変化を武器にリリーフで大成するタイプかもしれません。このまま順調に行けば、来年のドラフト指名も充分意識できる実力を備えつつあります。

○浦野 博司(愛知学院大3年)投手 178/78 右/右 (浜松工出身)

(どんな選手?)

春のリーグ戦では、6勝1敗 防御率0.70の好成績で、リーグMVPに輝いた投手です。対戦相手の桐蔭横浜大の東明がキレのある球とのピンポイントの制球力で勝負するタイプならば、こちらは出所を隠すフォームと球速以上魅せる球の威力で勝負する実戦派です。

(投球内容)

球速こそ、常時140キロ前後ぐらいと際だつものはないのですが、手元までビシッと勢いの落ちない球質には目を見張るものがあります。特にリリースでは、指先まで力を伝えられる本物のストレートを投げ込みます。その反面、意外に一つ一つの球にはバラツキが見られ、制球はアバウトな部分が見られます。それでも右打者には、アウトコース高めに速球とスライダーを集められますが、左打者にはアバウトに両サイドを投げ分けるといったタイプで、2種類のスライダー、フォークなど、ストレートと変化球の球の変化・緩急で討ち取る総合力タイプ。

ただクィックは、1.05秒前後と素早く、マウンド捌き・試合を壊さない制球力はあるので、実戦力はそれなりに高い選手です。しかしながら本当の制球力がないので、接戦でのポカには気をつけたいところです。

(今後に向けて)

現時点では、対戦相手の東明(桐蔭横浜大)との完成度の差で、僅差の負けとなりました。しかし持ち得る速球の質や、外角での微妙な球の出し入れはできる選手なので、現状は先発向きなのでしょう。左打者への制球力などを高められれば、彼も来年ドラフト候補としてマークできる存在です。志しを高く持って、大学からプロを目指して欲しい東海地区を代表する存在です。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

(無題)

 投稿者:永久欠番55  投稿日:2010年 7月26日(月)07時52分57秒
返信・引用
  おはようございます。

観戦お疲れ様でした。私は良いところで観ようと朝から舞洲にいました。それらしい人がいたら一言挨拶だけでもと思いましたが、愛知に立ち寄られたのですね。舞洲の行き帰りも大変だったでしょうし、充分ケアなさってくださいませ。

ところで今回観戦された中で下級生も含め、他に気になった選手はいましたか?個人的に履正社の2名の二年生、海部・石井に対する蔵さんの評価が気になります。
 
    (蔵建て男) 私自身、あれだけ多くの人を舞洲で見たのは初めてでした。なかなか、あの中で私らしき人を見つけるのは見つかったと思います(笑)。また機会があったら、ぜひお声をおかけくださいませ。

暑さも暑さだったので、かなり三年生に絞って、それ以外の打席では結構日陰に非難しておりました。海部は、左の好打者タイプですね。ミートセンスあって好い選手だと思うのですが、守備・走力か何かプロで売りにできるぐらいじゃないと、なかなか指名され難いタイプだと思います。まだ2年生ですが、パッと見では大学タイプかなと。すでにプロからも注目している石井は、逆にバリバリの強打者と言う感じですね。こちらも打撃を売りにするしても、守備・走力含めてどうなのかな?と言う部分が気になります。

幸い履正社は、甲子園行きを決めましたので、彼等もじっくり見てみたいと思います。野手にタレントの多いチームで、甲子園でどんな打撃を魅せてくれるのか気になるところです。
 

夏季沖縄大会4

 投稿者:半島  投稿日:2010年 7月26日(月)00時42分33秒
返信・引用
  蔵さん、こんばんは。
大会も終わり、個人的にもいろいろと少し一段落して最近は余裕が生まれてきました。なるべく余裕があるうちにと思い沖縄のレポートも今回で一気に終わらせたいと思います。蔵さんもこの時期は週末を使って全国各地への遠征で本当に大変だろうなと思います。僕は県内のみの観戦ですが太陽がきつくてなかなか辛かったです。お体には本当にお気を付けください。
この代の選手は初めて1年から見続けてきたのでかなり思い入れがありますね。島袋投手は1年夏に、宮国投手は1年秋に見た投手で、この2人が最後の夏の決勝という最高の舞台で対戦するというのはとても感慨深いものがありました。そして、この代は個人的にはここ最近の中でも平均レベルはかなり高いと思っていたので、初の選抜2校出場そして3度目の選抜優勝と結果をしっかりと残したことも嬉しかったです。3年生には次のステージでの活躍を願っております。
来年以降に目を向けると、まず八重山の花城投手ですが、来年の沖縄球界を引っ張る存在になると思います。すでにスカウト陣の注目も高くいろいろとチェックしているようでした。ただ、今はまだ上体に頼った投球という感じですし、沖縄の投手特有の粗さがあるようにも思いますね。まぁ個人的な好みを言うとやはり多和田投手ですかね。今の2年生投手は今年と違って、身長も高く体格の良いのが結構いるのでスカウト好みする投手が多いかもしれません。浦商の佐村(188)・玉那覇(184)、八重山の花城(180)、小禄の宮城(181)、中商の多和田(179)といった感じです。まぁ恐らく秋以降にも新たな投手が出てくるでしょう。今年の投手は島袋投手に代表されるように完成度が高くまとまったタイプの投手が多くて、将来性という点ではやや魅力に欠けるタイプが多かったですね。平均レベルは近年と比べても高かったと思いますが。来年は今年とは逆の感じになるかもしれません。野手に関しては今年と比べて小ぶりかもしれないですね。
秋は、まだ浦商の上記2投手をまともに見てないので是非とも観戦したいと思います。特に佐村投手は既に142をマークするなど是非見たいです。花城投手も長いイニングではどうなるか確認したいと思っています。
今回は沖縄水産と糸満の2校を一気に投稿します。糸満はずっと期待してただけに今回はチームとしての強さを見せて勝ち上がっていく姿を見れて嬉しかったです。沖縄水産は2年連続で4強入りしもはや古豪ではなくなりましたね。

玉城 英輔(沖縄水産3年 175・73 右・右 三塁手&投手)
沖縄水産の主将でもあり、投手も任され、打順では一番などチームからの信頼も厚い選手のようです。タイプ的には一般的な一番というよりも強打の一番という感じでしょうか。
グリップの位置も高く、捕手よりに引いており右肩もあらかじめ後ろに引いてスクエアに構えます。足を着地する直前で始動し振ってきます。スイングは力強いですが、少し堅いかなといった印象があります。インコースは上手く捌けないかなとも感じました。足元ぶれていないので打球もなかなか力強く鋭いです。
守備に関してはあまり印象に残っておりません。ただ、投手も任されているだけあって肩は強いです。足はまずまず速いと思います。
投手に関しては、やや野手投げといった感じでスリークウォーターから投げてきます。制球はあまり良くないですが、直球はなかなかの勢い、そして荒れているので打者からしたらやりにくいでしょうか。また変化球も一通り投げてきます。
ただ、タイプ的には投手よりも野手だと思います。これからも活躍を期待したいです。

上地 泰史(沖縄水産3年   右・右 捕手)
4番を任され強肩強打の捕手です。
グリップもかなり高く先端を投手寄りにし揺らしながら、スクエアで構えるいかにも強打者といった感じのスタイルです。投手が着地した時に始動し、足もあまり動かさないスイングしてきます。スイングは大きく、ハマれば大きい当たりも打てそうです。
捕手としてはミットをあまりしっかり示すような感じではなかったので投手としては少し投げにくいかもしれません。ただすぐに強く返球するなどテンポの良さを重視しているようです。肩は強いですし送球も良いです。
まだまだ全体的に粗いかなとも思いますね。小柄ですが体は強そうですし、良いものは持っていると思うのでこれからの成長に期待したいです。

新城 祐介(沖縄水産3年 178・78 右・右 投手)
秋に観戦しましたが春には見れず、この夏にどこまで伸びているか楽しみでした。久しぶりに見た印象は、かなりお尻や太ももが大きくなったなと思いました。今夏は開幕2週間前までまともに投げれなかったようですし、準決勝でもかなり満身創痍な状態でした。テレビから見てもきついんだろうなといった感じを受けましたね。ただ、沖尚戦ではある程度元気な姿で投げていたのでそれを含めて書きたいと思います。
振りかぶって足をゆったりと高めに上げ、腰を落としオーバーから投げてきます。グラブの引き込みはやや早いでしょうか、しっかりと最後まで抱えられ投げ終わりのバランスも良いです。本来であればかなり腕の振りは鋭いものがありましたが、準決勝ではだいぶきつそうでした。変化球はスライダー・カットボール・チェンジアップ・フォークでしょうか。どれもまずまずだったと思います。直球はかなりキレがありましたしなかなかの勢いでした。観戦した試合では140越えてたものもあったかもしれません。制球はまずまずですが、細かい制球力があるという感じではありませんでした。
クイックや牽制なども鋭く、フィールディングも落ち着いており上手いです。マウンド捌きも安定していた印象です。
打者としては長打力という点ではチーム一ではないかなと思いました。右にも左にも大きく高い当たりを打てますし勝負強いです。
今夏を万全の状態で向かえることが出来なかったのが非常に残念です。ただ、投手としての素材は今年の投手陣の中でも高いものがあると思うので、しっかりと怪我を治し次のステージの活躍を期待したいです。



宮国 椋丞(糸満3年 184・74 右・右 投手)
もはや名前は全国区の投手ですね。最後の夏ですが、今までの脆さが何だったのかと感じるくらい気力・体力ともに充実していました。決勝では思わぬ大差が出ましたが、大会を通してその大器の片鱗は見せたと思います。
いつかご自身で取り上げると思いますが、個人的にこの夏感じたことを書きたいと思います。
今夏は変わったと感じたのが2点ありました。まずは、テイクバックです。以前のような岩隈チックに腕を隠し振ってくるのではなく、隠しつつ勢いをつけて振ってくるようになりました。その為か、直球に勢いが出てきてチャレンジマッチや招待野球の頃に比べると格段に良かったと思います。ただ、とは言っても甘く入ってきたら怖さを感じますが。
もう一つ変わったなと感じたのはメンタル面です。今までこの恵まれた体格の割にはイマイチ存在感に欠けますし、気迫が感じられないかなといった印象でした。体格やタイプ的には共通点があるであろう東浜投手と比べるとそこに大きな差があるように思いました。しかし、観戦した前原戦や中商戦ではそれを外には出さなくとも強い気持ちで投げているように感じました。ピンチ迎えても冷静に腕を強く振って抑えていました。だいぶ頼もしい投手になってきたかなと思いましたね。ただ、点を取られだすと少し弱気の虫が出るように思います。興南戦で打たれて差がつけられた時の青ざめていた表情が印象的でした。少し切り替え方が下手かなとも感じました。また、話し方や口調もぼそぼそとした印象で、弱気を感じさせる投手でもあります。手先も器用でしょうし、持ちえるセンスも高いと思いますから、体を作っていけば将来的にはかなり楽しみな投手になると思いますが、そういったところが大きな課題になっていくかもしれません。
変化球は、スライダー・カットボール・カーブ・チェンジアップ・フォーク・ツーシームと多彩でどれもまずまずで器用に投げ分けます。制球も良いですね。右打者には直球とカットボールを中心に、決め球としてはスライダー・フォークという感じでした。左打者には直球とツーシーム・チェンジアップでしょうか。中商戦のように三振も多く奪えますが、スタミナ面に不安があるので決勝ではなるべく打たせてとることを意識した投球に感じました。
クイックや牽制・フィールディングも良いですし、マウンド捌きも落ち着いています。
この夏はスカウトも毎試合結構来ましたし、評価自体もかなり上がったと思います。将来性は抜群でしょうから志望を出せば中位か下位で指名してくる球団もあるかと思います。でも、個人的にはやはり大学経由のほうが良いんではないかというのは変わらないかなと思いました。大学にしても引く手数多でしょうから、意識を高く心を強く持って大きく伸びて欲しいです。

島袋陽平(糸満3年 181・78 右・右 捕手)
身体能力抜群で強肩が売りの捕手ですね。この選手も宮国投手と同じようにイマイチ存在感に欠けるというか、どちらかというとチームを鼓舞し引っ張るというタイプではなかったですが、招待野球の頃くらいからそういった意識が出てくるようになり今夏はまさにチームの守備の柱でした。
守備に関して気になったのはバウンド処理やキャッチングですね。基本的に球際への意識が少し低いかなといった印象があります。パスボールなども多いですし、課題としてはそこまで改善されていないかなと思いました。リードに関しては、まずは投手の強みを活かすことを意識したリードという印象です。ただ、勘の良さや観察眼については良く分からず。送球は相変わらず早いですし、コントロールも良いです。チャレンジマッチまでは自信があるのでしょうか、ランナーを注意しても走るなら2塁で刺せばいいやと思っていたように感じました。しかし、招待野球のときには意識が高くなっており、隙があれば一塁で刺そうといった姿勢が見えていました。決勝でも2度牽制で刺すなどその姿勢が結果にも表れていましたね。課題としては、もう少し展開や流れを読みプレーすることかなと思います。決勝で大量点許しても自分から間を取ろうとしませんし、ファーストストライクからどんどん振ってくる興南の打者に対して配球がやや不用意だったんじゃないかとそのシーンを見直したら感じましたね。こちらも切り替え方やそうなった時のメンタル面にやや不安かもしれません。まぁ課題は多いかと思いますが、修正していくことができるでしょうし大学などでも捕手としてやっていける選手なんじゃないかと思います。
打撃では、以前と比べてグリップの位置をかなり下げており、胸の辺りくらいでした。軽く捕手寄りにあらかじめ引いて、シンクロ打法のようにタイミングをとりそのままの位置から振ってきます。構えにあまり見栄えはしませんが、スイングには結構迫力がありハマったら大きい当たりを放つことができるんじゃないかと初戦見たときに思いましたが、決勝でまさにその通りの一発がでていました。以前と違って確かに強打と言われても納得するようなスイングではありました。足元や頭もそこまでぶれていないと思います。やはり体はまだ細身ですがパワーはあるんだなと感じさせましたね。しかし、ボールを捉えるセンスは個人的にはやはりイマイチかなと思いますね。
全体的に課題は多いですが、抜群の身体能力を活かす体と術を身につければ大きく伸びていくんじゃないかと思います。本人も大学志望らしいので4年後を楽しみにしたいと思います。

金城 秀一郎(糸満3年 173・71 右・右 右翼手&投手)
小柄ながら糸満の打者の中では一番パワーがあり、投手としても140オーバーをマークするなど身体能力抜群ですね。
グリップをかなり高く添え背筋を伸ばし、気持ち分開いて構えます。始動はかなり早くバットを捕手側に引き足も結構高く上げインに踏み込んでスイングしてきます。スイングはかなりパワフルに振ってきます。当たれば飛ぶでしょう。頭は少し動いてるかなとも思いますが、足元はぶれていないと思います。内は上手く捌けるかは少し疑問を感じます。この選手は直球には強く島袋君の直球でもある程度対応できるようです。ただ、ひざを柔らかく使えるという感じではないので変化球は上手く捌けないようですね。また見極めもそこまで良くないと思います。確かにパワーはありますが、総じて粗いというか結構癖があるなーというのが個人的な印象ですね。
足もありますが、あまり走る意識は高くないように思います。守備は上手いですし強肩です。
投手としては、振りかぶって足も高く上げ、腰を落としサイドよりやや上の位置から投げてきます。かなり腕を強く振って投げているように感じました。そのためちゃんとグラブも抱えられています。
変化球はスライダー・カーブ・シュート・ツーシーム・チェンジアップがあるようですが、基本的にはスライダーとシュートたまにカーブという感じでしょうか。直球は手元でもかなり勢いありますし、球速に見合ったものがあると思います。直球に関して言えば糸満の投手陣の中でも一番かもしれません。ただ、制球は悪く浮いてしまいますし、シュートを投げているのかそれともシュート回転しているのかちょっと良くわからない球もありました。
個人的には野手としても悪くないですが、これだけの球が投げれるのであれば投手のほうが面白いかもなとも思います。サイド気味でこれだけの球を投げれる投手もそうはいないのではないかとも思いました。
いずれにせよ小柄ながら身体能力は抜群なのでこれからの活躍を期待したいです。

宮城 知秀(糸満2年 178・68 右・両 左翼手)
2年生ながら糸満打線のキーマンですね。秋から夏まで何度か見ていますが、個人的にはやや尻すぼみ感があります。今夏は打率もあまり良くなかったですね。
腰を落とし軽くくの字に曲げ、クローズに構えバットの先端を投手寄りにし体を揺らしながら構える選手です。始動は早めで、バットの出もスムーズですし今まで書いてきたように広角に打てる打者です。頭はあまり動かないので選球眼は良いですが、足元はぶれていたように感じました。この選手の好きなコースは真ん中低めのやや内寄りです。このコースに来ると確実に振ってきますし、上手く掬いあげれると外野の頭を越す長打になります。今までにも観戦した試合で長打を放った時は殆どこのコースでした。今夏にあまり打率を残せなかったのは強い打球を打とうと意識したからでしょうか。今までと違って少し強引なスイングも目立ちました。パワーもありますが基本的には逆らわず弾き返す打撃が売りだと思うのでそれを忘れないで欲しいですね。足はテレビ中継でいうには11秒75ということでかなり早いです。それを活かしてセーフティーをしてきたりもします。ただ、あまり足を活かした打撃をするという意識は感じませんね。これだけの足があるのなら、もう少し意識して活かす方向にもっていっても良いのでは?とも思ったりもします。あと、この手のタイプらしく淡泊な印象もありもったいないかなとも思います。せっかくの武器があるのでそれを活かせるように粘り強さと嫌らしさをもっと身につけて欲しいです。新チーム以降は間違いなく中心選手ですが一番に固定してほしいと思いました。
足は速いですが、あまり盗塁の意識は高くないかと思います。決勝では2盗塁を決め、準決勝では一度仕掛けましたがそれまでは0ですし、そこらへんの意識がまだ高くないのでしょう。
やればできる選手ではあると思いますが、ちょっとスマートにやろうとしすぎてるように感じます。もう少し自分の武器を活かして色を出して欲しいかなと思いました。見る機会はこれからも当然多いでしょうから期待したいです。

かなりの分量になりましたが、これで失礼します。蔵さんの寸評を楽しみにしております。
 
    (蔵建て男) 来年の沖縄の逸材は、体格にも恵まれているですね。大体沖縄と北海道を交互に行っているような気が致しますが、来年は沖縄の年になりそうです。

糸満の選手の印象は、私が春季九州大会で抱いた印象と近いです。変わってきた面もあると言うことで、沖縄大会の模様が観られるのを今から楽しみにしております。
 

南北海道大会

 投稿者:たけのこ  投稿日:2010年 7月26日(月)00時15分10秒
返信・引用
  みなさまこんばんわ
蔵さん、はじめまして、いつも楽しく拝見しておりますm(_ _)m
北北海道大会は蔵さんが注目していた武修館が負けてしまいましたね。
武修館のチアの子、かわいかったですよw
今日の南北海道大会は函館大有斗と北照がともにコールドで勝ちました。
春に甲子園でうっかり突き指していた北照の又野くんが絶好調です。
素人なのでみなさまの様な細かい評は書けませんが
明日も球場で選手たちを応援してきたいと思います。おじゃましましたm(_ _)m
 
    (蔵建て男) 今年になってあまり上田投手のことが話題にならないのは気になります。そんな中で、決勝まで勝ち進んでくれたことは素直に嬉しいです。この投手、生で観たかったのですが残念でした。それにチアも(笑)。  

予選で気になった選手

 投稿者:kimi  投稿日:2010年 7月25日(日)23時56分45秒
返信・引用
  蔵さんこんばんは、

久しぶりに書き込みます。
毎週のように観戦には行っているのですが、平日忙しいこともありなかなか書き込む時間がありませんでした。他の方と一部かぶってしまい恐縮ですが、気になった選手を簡単に紹介します。

吉本 祥二(足立学園 2年 投手 右/右 186/75)
新聞に下町のダルビッシュと紹介されてました。
元々は帝京の試合目当てで足を運んだので、そのあとの足立学園と科学技術戦は少し観て帰るつもりでした。あまりにも力の差があり、バットにボールが当たっただけで大歓声でしたのでそれほど凄みは感じませんでしたが、2年生ですし素材は面白いです。
真上から投げ下ろす球は角度があり、高めの球は良く伸びていました。クイックはいまいち、変化球はスライダーとチェンジアップらしき球を稀に投げるくらいで大半はストレートでした。

平山 照起(市立川口 3年 投手 右/左 170/59)
エースですが2番を打つ好打者です。
右サイドの投手で、球速は120くらい、スライダーにスローカーブをまぜてきます。序盤から毎回安打を打たれるなど投手としては底が見えてしまっている感がありますが、俊足巧打の打撃は魅力でした。
特に9回二死無走者で回ってきた場面では、初球を打ってライト前ヒットの後にすかさず二盗を決めていました。

出羽 祐平(伊奈学園総合 2年 投手兼外野 右/右 176/75)
プロフよりもずんぐりして見えます。観戦した試合では8番レフトで出場し、試合を決める走者一掃のスリーベースを放つなど2安打の活躍でした。最終回途中からマウンドに上がりました。
10球近くしか投げませんでしたが、なかなか重そうな球を投げ込んできました。変化球はほとんど投げなかったので分かりませんが、球の伸びはやや物足りない感じでした。

佐野 泰雄(和光 3年 投手 左/左 177/75)
緒戦は中継がありテレビでは見ていたのですが、実際にバックネット裏で見るとかなり重そうな球がきていました。球威だけなら観戦した中でもトップクラスです。
腕の振りがいいですし、スライダーやカーブもコースに投げてきます。コントロールはまずまずですが、時折り高めに抜ける球がありました。
観戦した所沢北戦では2失点で敗れてしまいましたが、完璧に打たれたのはどんぴしゃでタイミングを合わされたタイムリー2本のみで、後は13奪三振を奪うなど圧巻の投球でした。

及川 貴将(第四商業 3年 投手 185/80 右/右)
敗れた日野戦を観ました。大型投手ですが柔らかく、腕の振りもよかったです。球速は目測で130中盤から後半くらいでしょうか。右打者のアウトローにストレートとスライダーを投げ込んでおり、そうそう打たれる気がしません。大学や社会人で鍛えれば面白そうです。
初回に二死から二点を失いますが、2回以降は3安打に抑えます。8回二死からライト前に打たれますが、それ以外の2本はは打ち取った当たりが内野安打になったものでした。
強打の4番豊田に対して1打席目は死球でしたが、以降3打席は3三振と完璧に抑えます。厳しいコースにストレートとスライダーが決まっていました。

中川 諒(成田 3年 投手 右/右 180/80)
4回戦と決勝を観戦しました。決勝では1安打無四球と完璧な内容でした。アウトコースにあれだけきっちり投げられたら打てないですね。ゆったりしたフォームのためか、ランナーを出すとテンポが悪いように感じました。
球速は130中盤くらいですが、球速以上に伸びがあります。

準決勝で負けてしまった習志野ですが、背番号12でベンチ入りしている佐藤ともう一人、期待の一年生捕手がいるそうです。2年の泉澤、1年の在原が伸びれば来年以降も楽しみです。

先日は平塚で一二三を観ました。新聞には150キロ出たと大きく載っていましたし、確かに速かったのですが、投球が単調なこともあって9安打を打たれていました。完封したものの、相手の拙攻に助けられた感じです。次の慶應戦で真価が問われそうですね。


岐阜予選では中京が二回戦で負けました。2回戦の美濃加茂戦がひとつの山かと思ってましたが、毎年好投手がいる美濃加茂の壁は厚かったようですね。加藤は解禁後の練習試合でほとんど投げていなかったようです。最後は野手としての出場にとどまりましたが、無理に投げさせなかったのは今後のことを考えるとよかったのではないでしょうか。
対外試合禁止処分の影響は思ったよりも大きかったです。噂のあった2選手以外にも、秋の時点でスタメンだった野手がほとんど登録から外れていたり背番号2桁で控えになっていました。昔からこういう話は多かったのですが、ここまでメンバーが入れ替わるのは初めてかと思います。

中京が敗れたブロックでは多治見がベスト4に勝ち上がりました。県立の進学校ですが、近年東海大相模の方を監督に呼んでからは急激に力をつけてきました。今年も相模グラウンドに遠征してきてます。昔は毎年のように一回戦負けだったので驚きです。準決勝で敗れてしまいましたが、今後注目して見てみたいです。
明日の決勝は大勢は県岐の優勝とみていますが、なんとか土岐商にがんばってほしいです。
 
    (蔵建て男) この中では、佐野(和光)は、プロ注目の左腕のようですね。埼玉大会の録画をお願いした方に、彼の投げる試合の録画をお願いしたのですが、無事見られると好いのですが。

吉本(足立学園)は、まだ球威に欠ける部分はありますが、秋以降の活躍も楽しみな本格派。

中京の加藤は、結局負けた試合も投げないまま終わったんですね。ああいった素材型左腕は、本当に微妙なバランスの上に成り立っている気が致します。再び次の環境で、復活できることを祈っております。結局素材的に、彼を上回るほど左腕がいたのか?と言われると今でも疑問ですから。
 

2010年 大学選手権5

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月24日(土)08時39分24秒
返信・引用
  皆様おはようございます。昨日は、今朝から何処に遠征しようかと遅くまで悩んでいたら、結局更新できないまま朝を迎えてしまいました。九州への遠征を画策しておりましたが、疲労度がピークに達しているのと、いろいろ私用を溜め込んでおりまして、今回は回避。明日の大阪への日帰り遠征のみにしようかと思っております。今日の午前中に用が片付いて、更に余力があれば、遠征するかもしれませんが、明日一本に絞る可能性大です。

さて今朝も、大学選手権の続きから。

△対馬 和樹(九州共立大 1年)捕手 181/86 右/右 (駒大苫小牧出身)

(どんな選手?)

2年春の春季北海道大会で見て、最終学年ではドラフト候補として騒がれるだろうと期待していた選手です。しかし最終学年では、そのプレーを確認できず。結局それほど騒がれることなく、どうしているのかな?と思っておりました。しかし今回の大学選手権では、1年生ながら九州共立大のマスクをかぶり、思わぬ再会を果たしました。

(ディフェンス面)

ミットをしっかり投手に示すのですが、一度降ろしてしまう癖があります。ただ打球への反応もよく、低めへのミットの出し方も悪くないので、それほど悲観しなくても好いかもしれません。ボールをしっかり押し込めるキャッチングもあり、捕球は好い選手だと思います。

高校時代は、投手を叱咤激励するような強い返球が見られましたが、まだまだ1年生と言うこともあり、先輩に遠慮しているのか?軽く返球している場面が目立ちます。スローイングも塁間1.8秒台前半と、捕ってから素早さ・地肩の強さは目を惹きます。ただ投手も悪いのですが、モーションを盗まれるケースも多く、中央学院大戦では、盗塁を多く許しておりました。まだまだ素材に頼った部分もあり、実戦に即した術を磨いていって欲しいと思います。

(打撃内容)

塁間4.4秒前後(左打者換算で4.1秒前後)と、かなり動ける身体能力の持ち主です。身体も強いので打球も強烈なのですが、まだまだ粗いと言うか脆い印象は否めません。

スクエアスタンスで、グリップの高さは平均的。腰の据わり・全体のバランスはイマイチなものの、両目で前を見据える姿勢は悪くありません。

仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用するなど、強打者・スラッガータイプ。軽く足を真っ直ぐ踏み出しますが、踏み込んだ足下が地面から離れるのが早いタイプなので、基本的にセンターからレフト方向に引っ張るタイプだと思われます。

高校時代同様に、バットを寝せて出して来ます。そのためボールを捉えるまでに、やや遠回りの軌道を辿ります。ただバットの先端は下がらないので、ドアスイングと言うほどではありませんが、確実性の低いスイングです。

目線のブレは並ですが、腰の開きはやや早く、軸足も崩れ気味です。当たれば大きいですが、基本的に確実性に乏しいタイプかと思います。この辺の打撃レベルの向上が、今後の課題でしょうか。

(今後に向けて)

捕手としての素材は、改めてプロを意識できる素材だと思いました。ただ、まだまだ実戦力には乏しい部分もあり、打撃も含めて今後4年間で、何処までの選手に育つのか気になります。4年後は、マスコミやスカウトからも騒がれる、真のドラフト候補へ育って頂きたいと思います。

○大瀬良 大地(九州共立大 1年)投手 186/82 右/右 (長崎日大出身)

(どんな選手?)

長崎日大時代にも、☆☆を付けたほどの選手で、もし進学を希望しなければ、確実にプロから指名されたほどの選手でした。入学早々頭角を現し、春のシーズンでは防御率0.63とリーグ1位で、ベストナインにも輝きました。

(投球内容)

大学選手権の中央学院大戦では、ほとんどストレートで押す内容でした。球速は、140キロ台後半~151キロぐらい出ており、更にボールの勢いと言う意味では、高校時代よりもパワーアップしているように思えます。

変化球は、1球だけスライダーを投げました。高校時代は、カーブ・フォークなども上手く織り交ぜたピッチングスタイルでしたし、リーグ戦での成績をみると、元来はもっとまとまったピッチングができるはずです。

大学選手権では、力で押そうと言う意識が強すぎて、制球のバラツキが目立ちました。クィックは、1.15~1.25秒ぐらいでまとめるなど基準レベル。ただ牽制は、投げるように見せかけるだけで、実際には鋭い送球は見られませんでした。この辺は、高校時代から同様の課題であるように思えます。

(今後に向けて)

改めてこの春の活躍、大学選手権での投球で、その存在を示すことができたのは確かです。しかし高校時代の勇姿を知るものからすれば、少し雑になったかなあと言う印象も受けました。

パワーアップしたのは確認できましたが、今後リーグを背負って立つ存在になるのでしょうから、実戦力も伴ったピッチングを期待したいです。年々尻つぼみになることなく、スケールアップして行ける向上心に期待したいですね。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

鹿実

 投稿者:ゆう  投稿日:2010年 7月23日(金)23時10分8秒
返信・引用
  お疲れさまです。鹿児島は昨日、決勝があり2年ぶりに鹿児島実業が出場を決めました。
注目選手をあげさせてください。

用皆(3年)左投げ左打ち
背番号1をつけている選手で恐らく甲子園でも先発すると思いますが、彼はピッチングより打撃を注目してみてください。監督曰く、鹿実史上最高の左打者です!3番打者です。

野田(2年)左投げ左打ち
背番号11ながら実質的にはエース的な起用をされます。用皆がやばいなと感じたらすぐにでてきます。身長は169ながらキレのいい最速140の直球とスライダーが持ち味です。特に右打者への内角クロスファイヤーは素晴らしいです。やや四死球が多いですが、攻めての結果で大崩れするタイプではありません。


以上の選手を注目してみてください。
 
    (蔵建て男) 沖縄に引き続き、鹿児島の代表が決まりましたね。用皆選手は、野手として注目なんですね。甲子園での活躍楽しみです。

来年は、戸田(樟南)が、鹿児島では楽しみですね。春季九州大会で見ていて、来年のドラフト候補として非常に楽しみな左腕だと評価しております。惜しくも甲子園は逃しましたが、秋以降の活躍に期待しております。
 

夏季・沖縄大会4

 投稿者:半島  投稿日:2010年 7月23日(金)21時22分6秒
返信・引用
  蔵さんこんばんは。ご存知のように沖縄は興南が順当に優勝し甲子園に出場します。まぁ秋から見ていますが、県内では興南ほど完成度が高いチームはいないですね。春にほぼ完成されていたと思いますが、今は自信がみなぎっていて凄い安心感がありますし、精度の高さに驚かされます。個々の選手の能力云々より質というか完成度に大きな差があったと思います。出場するからには春夏連覇を期待したいですが、一戦一戦の相手に勝つことを目標に勝ち上がって欲しいです。何よりも控えである砂川・川満の両投手に奮起して欲しいです。
また、中部商業の印象について触れていましたが、ほぼ同じ印象です。毎回負ける時は自分達の余計なミスが出てそれが点に絡んでしまう、そんな印象です。試合運びの拙さや要所での脆さが負ける試合では必ず出てしまうのは、もはやそういう組織文化があるんだろうなと感じてしまいます。これを変えるには校風などの部分で根本的にそして全面的に変えていくしかないかと思います。多和田投手はそこまで脆さがあるようには感じませんが、支える周りの選手には感じるので意識改善して取り組んで欲しいです。多和田投手には期待しているだけに是非とも県外での経験を積んで欲しいです。チームとしての印象だと、個人的には糸満にも同じような印象がありますね。
今日は4強にも残った八重山の選手です。興南戦では思わぬ大差がついてしまいましたが、新チーム以降期待していただけに最後の夏も勝ちあがってきて嬉しかったです。

花城 直(八重山2年 180・80 右・右 投手)
雑誌では既に最速145、パンフでも豪腕とかかれており楽しみにしていた投手でした。観ていた試合ではコールドで勝つかと思いましたが相手の奮起もありコールドが無くなったので見ることができました。運が良かったです。
勝手な想像ですが、正直2年生なのでそこまで身体は出来てないだろと思っていました。しかし、非常に下半身・上半身ともにがっちりしており全体的に逞しい体つきです。エースの宮良君とはかなり対照的で驚きました。
振りかぶって足をゆったりと上げ、しっかりと軸足に体重を乗せますが、あまり腰を落とさずオーバーから投げ込んできます。腕の振りはかなり力強く、ぶん!っといった感じで振って来ます。グラブも抱えられており投げ終わりのバランスも悪くないです。振りかぶってから足を上げるまで松坂チックな感じですね。ただ、準決勝での投球をみるとノーワインドアップになっておりましたが、制球を意識したのでしょうか?恐らく普段は振りかぶって投げる投手だと思いますが。
観戦した試合では直球は最速144をマーク、ただそこまで速さというかキレを感じず球質は球威型のように感じました。変化球はスライダーとカーブでしょうか。どれもまずまずだったと思います。制球は直球に関しては高めに浮いてしまい結構荒れていますが、変化球はそれに反して低めにある程度コースに決まっていました。直球は低め意識しすぎて力が入り捕手の手前でバウンドしたりとそこらへんのセルフコントロールに課題があるように思います。
牽制はそれなりに鋭いですが、クイックはそこまで上手くはないです。フィールディングはまずまず良かったと思います。マウンド捌きについてはあまり良くわかりませんでした。
彼はマウンド上でよく吠えますし、気合型というかそんな印象ですね。それが良い具合に作用すればいいですが、力入り過ぎたときなどでどうなるかが気になるところです。あとはやはり先発の時にどういう投球をするかが気になりますね。ただ、個人的には繊細さというか器用さには欠けそうな選手のように感じたりもします。また、表情などを見ても投手としての鋭さを感じないのが少し不安な点ではあります。
フォームに関しては大きな癖も無くまずまず良いと思います。個人的にはもう少し腰を落とせるようになれば威力・球速が更に増してくるんじゃないかと感じました。
多和田君が柔だとしたら彼は剛の選手ですね。新チーム以降は間違いなく注目される存在になると思うのでぜひ期待したいです。

宮良 匡(八重山3年 176・62 右・左 投手)
八重山のエースで大黒柱の投手です。相変わらず細身な体型ですが春と比べても球の威力を増してきました。
ノーワインドアップから足を高く上げ、腰を落としオーバー気味に投げてきます。テイクバックは大きくひねり出すようにとってきます。以前と比べて体の開きも抑えられ、腰の回転と腕の動きが連動するようになり、体への負担は減ったかなと思いました。とはいえ負担が大きそうなフォームではありますが。グラブも抱えられ腕をしっかり振り、軸足の蹴りもありますが体重はそこまで乗ってきてないかなと感じました。投げ終わりのバランスも良いです。
春はイマイチ力強さを感じなかった直球ですが、それなりに勢いや球威が出てきたと思います。観戦した試合では最速139でした。他の試合では140中盤も投げたようですね。しかし、まだまだ物足りなさがあります。変化球は春と変わらずスライダー・カーブ・ツーシーム・チェンジアップだったと思いますが、恐らくチェンジアップのキレ・精度が良くなりスライダーと上手く組み合わせて投球ができるようになりました。またカーブやツーシームも精度を増してきており、だいぶ投球の幅が広がったように感じました。ただ、制球はまだ荒れ気味という感じですね。春の時にも感じましたが、この投手はどうも得点圏などに背負うと力が入るのか球が甘く入ってくる傾向がありますね。そこを逃さず打たれ失点するケースが目立ちます。本人からしたら無意識かもしれませんが、そこが課題になると思います。
牽制は鋭いですが、クイックはテイクバックが変わらないのであまり上手くありません。フィールディングなどを見ると反応も速いですし、落ち着いていて上手いです。マウンド捌きも安定しています。
投手として持ちえるセンスは高いですし、身体も細く素材としても魅力があると思うので大学などに進学して活躍を期待したいです。

崎山 翔太(八重山3年 179・78 右・右 一塁手)
八重山が誇る強打者も最終学年になりました。昨夏から見てますが個人的には今年の打者の中でも好みの打者です。春と比べてもお尻周りが大きくなりだいぶバットをふりこんできたのかなという印象でした。
グリップの位置も高くあらかじめ捕手寄りに、軽く開いてオープン気味に適度に落とし構えます。ただ、結構背を反ったような感じになるので投手が良く見えるか、バットの出が良いかどうかが気になりました。軽くバットを寝かし揺らしながらリズムをとり、投手が踏み込んだときに始動してきます。インステップ気味に踏み込み、スイングは弧を描くような感じで鋭いです。足元もぶれていないと思います。春には変化球の見極め対応に課題を残しましたが、今夏は一打席では凡退してもその後の打席ではある程度アジャストすることができるようになりました。また、逆方向にも強い打球を打てるようになり、元気がなかった春に比べても打撃も良くなってきたと思います。
守備は無難にこなしていますが、お尻が大きくなったので足は遅くなりましたね。
まぁ打撃は良いですが、それ以外はうりに出来るものがあるタイプなので打撃はもちろんですが、総合的に力を伸ばしていって欲しいです。
 
    (蔵建て男) 花城投手は、大変話題になっておりますね。来年の沖縄球界を引っ張って行く存在でしょうか?夏の模様が確認して、これは!と思うものがありましたら、来年も沖縄にお邪魔させて頂く可能性は高くなると思います。八重山は見ていないので、どんなチームなのか確認できるのが楽しみです。  

2010年 大学選手権4

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月22日(木)01時19分44秒
返信・引用
  皆様今晩は。昨日設置したデジタルUHFのアンテナ・やはり千葉の中継は微妙です。今日は、千葉TVを録画していたのですが、録画終盤から受信いたしません。他の局は受信しているので、アンテナ故障と言うよりは、微妙なさじ加減で受信したり、しなかったりと言う感じでしょうか。一応明日からMXTVでの東京予選の録画中心になると思いますが、この状態が続くようだと、微妙な違いですがブースターの設置も来年に向けて考えないと行けないかもしれません。なかなか物事は、単純に行かないことが多いです。

△荒木 雅仁(金沢学院大 2年)投手 181/70 右投げ (金沢辰巳丘出身)

(どんな選手?)

今春のリーグ戦では、6勝1敗 防御率 0.86 を記録し、リーグMVPを獲得致しました。2年生ながら、大車輪の活躍でチームを神宮に導き、リーグを背負って行くことが期待される選手です。

(投球内容)

少しボールを置きに来るようなフォームのため、球速こそ135~142キロぐらいは記録しておりましたが、ボールに球威・伸びに欠ける威圧感のない球です。それでも、この球を魅せ球にしつつ、カーブ・スライダー・チェンジアップなどを投げ込み、試合を作ります。

牽制・フィールディングなども基準以上ですし、クィックも1.05秒前後と高速で、総合力で勝負するタイプ。細かい制球力はありませんが、ストライクゾーンの枠の中にボールを集められ、制球に大きな破綻はありません。

(今後に向けて)

凄みはないのですが、適度に試合を作ることができる選手です。これは!と言う武器がないのと、球にボリューム感がないので、その辺が改善できてくると将来は楽しみです。すでに全国レベルの実力は身につけているので、更に今後の2年間で、社会人など上で続けて行けるだけの下地を磨いて欲しいと思います。課題を克服して行ければ、最終学年でドラフト候補にもなりえるかもしれません。その成長ぶりを期待して、今後も見守りたいと思います。

△鷲尾 直紀(大阪学院大 4年)左翼 180/75 右/右 (大産大附出身)

(どんな選手?)

高校時代は、通算30本塁打以上を残し、強肩・俊足・強打の三拍子揃った外野手として注目されました。大学入学後も、1年春から首位打者に輝くなど順調な活躍。しかし今春のリーグ戦では、僅か1安打しか放てませんでした。それでも4番を外されないなど、監督の信頼が厚い選手です。その期待に応えて、大学選手権の金沢学院大戦では、あわやサイクル安打の4安打を放つ活躍を魅せました。

(守備・走塁面)

私が簡単に見た感じでは、この試合レフトにはボールがまともに飛ばなかった気が致します。そのため、その守備力はよくわかりませんでした。また守備位置もレフトと言うことで、それほど肩は強くないのか?何処か痛めてしまっているのかもしれません。

また走力に関してもよくわからず。ただリーグ戦でも盗塁は記録しておらず、足を売りにするタイプでもないようです。高校時代は三拍子揃った選手との評判でしたが、その辺に関しては疑問に思えてきました。機会があれば、秋にも確認できればと思います。

(打撃内容)

精神的に余裕ができた第四打席には、右中間ツーベースこそ放ちましたが、基本的にボールを引っ張る打球が目立ちます。これが力みからなのか?それとも元来そうかは定かではありません。強烈なスイングで打球が抜けてゆくと言うよりは、意外にボールが飛んで行くタイプの強打者です。ただそうかと言ってスラッガーと言う感じではないのですが、フォロースルーを活かしてボールを運ぶことができる選手です。

前足を引いて、重心を後ろ足にかけて立ちます。グリップを高めに添えつつ、腰の据わり・全体のバランスは癖を感じさせます。両目で前を見据える姿勢は好いのですが、自分のリズムを刻むことはないので、何処か脆そうな印象は否めません。

仕掛けは「早めの仕掛け」を採用するなど、アベレージ打者の傾向が強いです。しかし足を早めに高く引き上げるのですが、これは打撃の幅を広げると言うよりは、大きく踏み込む色彩が強いです。ただせっかく早めに引き上げた足も、膝を内側に捻るために、タイミングがそこで狂ってしまいます。真っ直ぐ踏み込んだ足元は、少しブレますが悲観するほどではありません。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのが、少し遅いです。またグリップも結構奥に入り込むので、ヘッドの出はあまりスムーズではないように思えます。それでも上から叩く意識はあり、インパクトまでのスイング軌道に破綻はありません。そこからフォロースルーを活かしつつ、最後までバットを振りきります。ヘッドスピードは並みですが、ボールを遠くに運ぶことができます。ただ打撃に言えるのは、線で捉えると言うよりは、点でボールを捉えるタイプ。それゆえにタイミングがピタッとはまらないと、なかなか結果が残せないタイプかと思います。

(今後に向けて)

残念ながら今回の観戦では、守備・走力がわからず。更に打撃も、試合では大いにアピールできましたが、粗い印象は否めませんでした。それだけに対応力を如何に向上させて行けるのかが、今後の課題かと思います。しかしこの大学選手権の活躍もあり、社会人などで野球を続けて行ける可能性は広がったと思います。今後もその成長ぶりを密かに期待して、注目して行きたい選手でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

福岡大会

 投稿者:セルベージャ  投稿日:2010年 7月22日(木)00時15分22秒
返信・引用
  九国大付属が飯塚高校に七回コールドゲームで敗れました。投打で圧倒しました。 今年の飯塚は、捕手の金子君を中心に、かなり投打にバランスが良いなと感じました。  プロ注目の九国大付属の榎本選手は、残念でした。蔵さんの寸評を楽しみにしたいと思います。それと楽しみな一年生が3人いたので、秋季大会に期待しています。  
    (蔵建て男) 九州国際大附は、破れてしまいましたか。若生監督の元、好いチームを作ってくるので、上位まで来るかなと思い確認しませんでおりました。中継があったのかは定かではありませんが、もしありましたら、ぜひ榎本の成長ぶりなどを楽しみに拝見したいと思います。

飯塚の金子捕手は好い選手ですね。プレースタイル的には、福岡城東の中谷以上に好みです。しかし評価となると、中谷のほうが高くなりそうです。毎年福岡は、好い選手を輩出いたしますね。
 

岩手大会・2

 投稿者:まさ  投稿日:2010年 7月21日(水)22時47分21秒
返信・引用
  風張投手の伊保内負けてしまいましたね。
明日は行って春の県大会のように撮影する気満々だったのですが、、
まあ、こればかりは仕方ありませんね。
あとは、秋にどの順位で指名されるのか、他の進路を選ぶのか興味深いです。

あと、前回の書き込みで紹介した、一関第一高校の
2年生192センチ投手こと千葉建佑君の投球の模様です。
まだ線が細くて、ただ強い球を投げ込んでいるだけという印象かも
知れませんが、巨人の木村正太投手が育った高校の投手なだけに
木村投手のような成長曲線を描いてほしいなと思いました。
http://www.youtube.com/watch?v=-4GhBf5dUXo
http://www.youtube.com/watch?v=oNQQwOAoqYE
http://www.youtube.com/watch?v=xubQAAk9lKA
 
    (蔵建て男) この間に書き込みを拝見する限り、今年も岩手には楽しみな選手が多いようですね。なかなか簡単に行ける地ではないのですが、観光としても魅力を感じております。また来年、大物出現を期待しておりますよ。  

奈良大附、松田浩幸投手

 投稿者:M&T  投稿日:2010年 7月20日(火)21時20分38秒
返信・引用
  昨日の奈良北戦TVで観戦しておりました。
スピードはガン表示出ませんでしたが130中盤ぐらいでしょうか。
でも球には非常に力があり、コントロールも良かったです。
何よりランナーが出ても動揺するそぶりも見せず、ハートが非常に強い投手と見ました!
奈良北も近年力をつけてる学校なのですが、それにコールド勝ちするとはなかなかの実力です。

センバツで浜田(宮崎商)、小野(自由が丘)と言った左の好投手を見ましたが総合力で彼らより上だと思いました!
 
    (蔵建て男) 昨夏から、かなり奈良では目立った存在ですね。実戦力もありますし、全国レベルの投手だと思います。

ぜひ甲子園で、その存在をアピールして欲しいですね。
 

連投千葉マリン。

 投稿者:DINAMO-JIN  投稿日:2010年 7月20日(火)20時39分47秒
返信・引用
  ご無沙汰しています。
すっかり季節投稿者になりつつありますが…。
昨日の千葉マリンに行って来ました。

実は一昨日の千葉ロッテvs西武戦も行っているので、わずか?13時間ほど後に再訪というOVER30には結構キツイ行軍でした。そもそもは18日に朝霞で和光・佐野を観て、その足で江戸川で帝京の試合を覗き、夜のプロ野球に行くはずだったのですが、あまりの疲労感(汗)に高校野球を一旦は断念。

ただし!予選も白熱してきた段でどこにも足を伸ばさないのももったいないので、いろいろ日程を調べていたところ、未定だった19日の千葉大会の会場発表がされており、千葉マリンがかなり面白そうだったので、観戦に出向いたというわけです。



到着すると既に第1試合の成田vs京葉は2回終了。成田が9-0と大量リード中でした。
成田の先発は中川諒投手(180/80 右投右打:3年)。もしかして温存もあると思っていたので嬉しい誤算でした。既に紙面などでも「成田の新特急」などと取り上げられていますが、本人も意識しているという先輩“唐川チック”なフォームから、コンスタントに130~137㌔ぐらいの速球を投じてきます。特に始動の際のグラブの位置とか、ゆったり足を上げる感じは確かに本家ソックリ。

変化球は110㌔台後半ぐらいのスライダーでしょうか、なかなか良いキレで三振の山を築いていましたが、今朝の紙面を見ると5回で10奪三振とか。
見た目それほど機敏さは感じませんが、牽制で一塁走者を刺すなど、フィールディング等の動きは悪くないようです。

既に大量リードしている段から観たので、何割ぐらいの力の入れ具合は正直分かりませんでしたが、リラックスして楽に放っているように見えました。ただ、ボールの伸びやキレは、さすがに“本家”の高校時代ほどではないかと思います。もちろん素材は悪くないので、大学・社会人あたりで大成していくタイプでしょうか。



続く第2試合はこの日のお目当て、この夏の間に絶対一度は観ておきたかった山下斐紹捕手(178/78 右投左打:3年)擁する習志野の登場です。今春の県大会を制した習志野は、今大会優勝候補筆頭といって差し支えないと思いますが、相手が強豪・拓大紅陵。正直、どちらが勝ってもおかしくない顔合わせだけに逃せない一戦でした。

習志野の先発は背番号⑳の泉澤涼太(182/77 右投右打:2年)。いきなり先頭打者に風による不運なレフト前ヒットを落とされますが、2番以降を三者連続三振。常時セットからの投球で、力感はあまり感じませんが、涌井秀章(西武)の高校時を何となく思い出すようなコンパクトなフォームから、130㌔を超す速球に外角への制球が良いカーブ、スライダーを交えなかなか快調な立ち上がりでした。

その勢いのまま習志野がその裏4点を先制。4番の山下の一ニ塁間を抜くタイムリーが皮切りとなりました。拓大紅陵の先発は左腕エースの加藤貴之(左投左打:3年)。MAX140㌔なんて触れ込みも今夏の紙面で見掛けましたが、実際はMAX130㌔を超えるかどうかぐらい。横回転で身体の開くスリークオーターからサイド気味のフォームで、キレで勝負するタイプに映りました。

習志野先発泉澤の出来も相まって、もしかすると点差が開いて一気にコールドも…と過ぎりましたが、2回以降は8回裏に習志野が逆転するまで終始拓大紅陵ペースに。習志野先発泉澤は3回0/3、3失点で降板、エース左腕・高橋亮太(174/74 左投左打:3年)にスイッチとなりましたが、拙守や不運な当たりがヒットになるなど、泉澤にとってはちょっと不運な面もありました。ただ、体格にも恵まれる投手だけに、今後の成長次第では来年注目を集める投手になりそうです。

じわじわと追い上げる拓大紅陵は6回に追い付くと、8回には3番中野拓躍(右投右打:3年)が高橋のストレートを思い切り良く強振しレフトスタンドへ叩き込む一発!遂にリードを奪いました。中野はライトの守備でも再三風に流される難しい当たりを好捕していましたが、拓大紅陵は全体的に習志野以上に締まった守備をしていたのが印象的でした。
立ち直った加藤の前に2回以降の習志野打線は連打も出ない有様。山下も2,3打席目は連続空振り三振を喫するなど、変則気味の左腕にどうにもタイミングが上手く取れません。いよいよ敗色濃厚にも思われたのですが…。

迎えた8回裏、エラーと3番福田将儀のライト線への二塁打が出て、ノーアウトニ、三塁の初回以来ともいえる絶好のチャンス!打席には4番の山下。鋭くバットを振りぬくとライナー性の当たりがグングン伸び、やや前目だったセンターの頭上を超える逆転の2点タイムリー三塁打に!

チャンスにキッチリ回ってきて、しかも結果を残すあたり、そういう星…じゃないですけど、やはり何かを持っている選手なのかもしれません。この山下、俊足も注目されているようですが、一塁→二塁→三塁へ加速して走る様は、確かになかなかのスピード感がありました。
結局、この回更にもう1点を追加した習志野が7-5で勝利。拓大紅陵は失点した1回と8回以外はほぼ自分たちのペースで試合を進めていただけに、惜しまれるこの2イニングでの大量失点でした。個人的には戦前からこの試合の勝者が今夏千葉を制するのでは…と見ていたので、勢いの付く勝ち方をした習志野がこのまま覇権を掴む気がしていますが、どうなることでしょう。



注目の山下は逆転打でまた一つ株が上がった↑のではないでしょうか。紙面のコメントでは風の影響を考慮して打球を上げないよう意識していたようですが、鋭いライナーを放つ打撃こそがこの選手の持ち味のようにも感じました。右足を大きく上げるダイナミックな強打者スタイルのフォームで、同じ右投左打の捕手ということもあり、“阿部慎之助2世”という形容も見掛けたりしますが、決して彼のように本塁打を量産するタイプではないように見受けました。

守備では自慢の強肩で盗塁を二つ刺しています。特に2回、投球がワンバウンドになり山下が弾いたところ、すかさずディレード・スチールを試みたランナーを刺した送球は◎。モーションが素速くコントロールが正確、そして低い弾道で真っ直ぐ伸びていくボールは、なるほどプロ注!だけのことはあります。リードやキャッチングの細かい面は正直よく分かりませんが、このスローイングだけでも高評価を得られそうですし、高校球界で屈指の捕手なのは間違いなさそうです。
個人的にはドラフト中位ぐらいで指名される選手と評しますが、捕手ながら足もありますし、他のポジションでもできる可能性を秘めていると思います。

他、習志野では1番を打つショートの宮内和也(右投右打:2年)も動きのよさが目を惹きました。小柄ですが俊敏で肩もまずまず、打ってもセンターに鋭い当たりを飛ばせる打撃には好感が持てます。まだ2年生のようなので、こちらも更にプレー全体に鋭さが増すようだと、来年はかなり注目される存在になるのではないでしょうか。



ちなみに成田と習志野は順当に双方勝ちあがれば準決勝で相対します。中川vs山下の顔合わせも、実現すればまた楽しみなところです。
 
    (蔵建て男) ご無沙汰しております、詳しいレポートありがとうございました。

山下は、大きく精神的に成長。スローイングも随分と改善し、安定してきておりますね。この夏の模様も、今日はじめてTV中継を録画できたので、もう一度じっくり見られたらと思います。宮内は、私が春季大会で見た試合でも大活躍でした。

中川のピッチングも、ぜひ今後のために抑えておきたいところです。どうしても夏の予選は、いろいろ網羅してやろうと、無理がたたりますね。お互い体には充分気をつけましょう。
 

(無題)

 投稿者:ki  投稿日:2010年 7月20日(火)13時36分13秒
返信・引用
  お久しぶりです。
京都では、塔南高校のプロ注目右腕森脇投手が評判通りのピッチングを
みせています。
今日も完封し二試合連続完封です。
次は、昨年優勝の龍谷大学付属平安との対戦です。
この夏は、投げようと思えばいつでも140キロ台中盤は放るレベルまで
きています。ちょっと並みの高校生では打てないです。


蔵さんは、森脇投手の高卒即プロの可能性に関してはどのようにお考えですか?
 
    (蔵建て男) 春季大会で見に行った時は、ブルペンのみの登板で確認できず。また昨夏の内容からも、かなり完成度の高いタイプかと思いました。

高校生としては、かなりのレベルに達している印象はあります。ただその分、体格・伸び代と言う意味ではどう判断されるのか?個人的には、強豪大学などのステップを踏んで、プロに入るタイプかなと言う印象をうけています。ぜひ最後の夏の模様を見てみたいのですが、京都・大阪大会の中継録画をお願いしていたかたが、今年から録画できない状況になったようで、決勝まできてくれないとみられそうもないのは残念です。
 

2009年愛知&2010年神奈川

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月20日(火)02時37分58秒
返信・引用
  いや~正直家にいて、溜まったビデオをどんどん見て更新を行ないたい状況です。休日は、最後の夏とばかりに連日生観戦づくし。そのため家のことも、仕事も大量に貯めこんでいて、大変なことになっております。今日は、2009年の愛知の逸材と2010年度の神奈川の逸材を行って行きたいと思います。

△都築 弘晃(愛知・東邦3年)捕手 184/75 右/右

(どんな選手?)

強肩の大型捕手として注目されている選手です。ただ打撃は脆く、その改善が求められます。

(ディフェンス面)

私が確認した試合では、その強肩ぶりは確認できず。けしてグラブをしっかり示すタイプではないのですが、グラブを下げることなく捕球致します。ボールの押し込みも悪くなく、キャッチングは悪くないように思えます。また軽く返球するなど、強肩を鼓舞するタイプでもなければ、投手をガンガン叱咤激励して引っ張るタイプでもないようで、意外に配慮型の捕手であるように思えました。現時点では、ディフェンス面が目立つ選手だと言えそうです。

(打撃内容)

恵まれた体格だけに、当たれば強烈で力強いです。昨夏は、7番で出場しておりましたが、ただ如何せん脆い。塁間を4.5秒前後(左打者換算で4.2秒前後)で走り抜けられるように、けして動けない選手ではありません。

前足を軽く引いて、グリップを高めに添え、あらかじめ捕手方向に引いて構えます。腰の据わりこそ悪くありませんが、全体のバランス・両目で前を見据える姿勢などはイマイチ。構えた時に力が入り過ぎで、もう少しリラックスして構えたいです。

仕掛けは「遅すぎる仕掛け」を採用。リリース直前に始動するので、どうしても一定レベル以上の球速・キレに対応しきれません。小さくベース側にインステップして来るのですが、インパクトの際に足元がブレてしまうのも、開きを誘発してよろしくないです。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは、けして遅くありません。高く引き上げたグリップを、上から振り下ろすようなダウンスイング。そのためボールを捉えるまでのスイングには、大きなロスは感じません。しかしバットの先端が下がってボールを捉えるので、どうしてもボールをフェアゾーンに落とす確率は低いように思えます。ただ最後までしっかりバットを振れるので、しっかり捉えられた打球は強烈だと思います。

(今後に向けて)

残念ながらスローイングは確認できませんでしたが、ディフェンス面は想像以上に好い選手でした。その一方で、将来的にも改善が可能か微妙な、脆い打撃が気になります。体は強いので、当たれば強い打球が期待できます。あとは、その確率を如何に引き上げられるのかだと思います。この一年で、どのぐらい成長したのか?ぜひ確認したいですね。

◯大石 竜太(神奈川・横浜3年)二塁 172/66 右/左

(どんな選手?)

1年の頃から、名門・横浜高校で遊撃のレギュラーとして活躍。その高い野球センスに、将来を嘱望されていた選手です。しかし2年時には伸び悩み、ようやく最終学年で輝きを取り戻しつつある選手です。

(ディフェンス面)

一塁までの塁間は、4.2~4.25秒ぐらいと、ほぼプロの基準レベル。けして上のレベルで足を売りにするほどではないように思えます

またこの夏は、二塁手として出場。ノーステップでアウトにできるなど、地肩も悪くありません。フットワーク・グラブ捌きなども、さすがに上手いです。ただ少しスローイングが雑なのか?その辺が気になります。上手い選手だとは思いますが、けしてミスの少ないタイプではないように思えます。

守備・走力共に、上のレベルでも通用するだけのものはあると思います。その一方で、売りにできるほどの精度・能力があるかは微妙です。セカンド守備に関しては、将来的に名手級と謳われる可能性もありますが、守備に関して最後まで丁寧にやろうという意識を忘れないで欲しいです。

(打撃内容)

ボールを確実に、ミートポイントで捉えて来るセンスには見るべきものがあります。またそのスイング自体も、けしてひ弱なことはなく、基準レベルのスイングはしてきます。

前足を軽く引いて、グリップの高さは平均的、あらかじめ捕手方向に引いて構えます。腰の据わり・全体のバランス・両目で前を見据える姿勢などは、それなりです。あらかじめ自分のリズムを刻むような「揺らぎ」は見られませんが、特に脆い・固いと言う印象は受けません。

仕掛けは「早めの仕掛け」を採用するように、アベレージ打者の傾向が強いです。早めに足を引き上げ、空中でその姿勢をキープします。始動してからの「間」が取れる選手なので、様々な緩急に対応しうるポイントの多い選手です。ただ左打者にしては、ベース側に踏み込む選手なので、けしてひ弱さはなく、強く外のボールが叩けます。また踏み込んだ足元もインパクトの際にブレないなど、下半身の使い方はレベルが高いです。

あらかじめグリップを捕手側に置いているわりに、バットを完全に引くのは遅い気が致します。このへんが少しスピードのある投手に対し、どうなのかな?と思います。バットを上から振り出し、ミートポイントまで最短距離で捉えます。バットの先端が下がることもないので、ボールをフェアゾーンに落とせます。コンパクトでロスのないスイングが何より魅力です。それでいて、ヘッドスピードも・スイングの強さも基準レベルのものがあります。

頭の動きも小さく、目線のブレも少ないです。体の開きも我慢でき、軸足も崩れないので、安定した打撃が期待できます。打撃に関しては「トップ」の形成さえ意識できれば、上のレベルでも十分に活躍できる下地はあると思います。

(今後に向けて)

高校からプロと言う圧倒的なポテンシャルありませんが、名門大学・強豪社会人チームでも、野球を続けて活躍して行ける可能性を感じます。高校時代には、素質爆発と言うほどには至っておりませんが、野球選手としてのセンスの良さは随所に垣間見られます。

一つ一つのプレーを丁寧に、確実にやって行こうと言う姿勢を失わなければ、今後も期待が持てる選手です。高校~大学~社会人など、末永く見守ってみたい好選手でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

寺岡選手について

 投稿者:セルベージャ  投稿日:2010年 7月19日(月)21時46分32秒
返信・引用
  ご無沙汰にしてます。東海大学第五の寺岡選手ですが、どうも、肘の具合が良くないようですが、打撃の方に期待しています。  
    (蔵建て男) どうもそのようですね。大学などでの立て直しを、個人的には期待しております。  

岩手大会

 投稿者:まさ  投稿日:2010年 7月19日(月)21時41分54秒
返信・引用
  岩手県大会も順調に日程が進み、伊保内高校の風張投手も
緒戦で好投して評価がうなぎのぼりな様ですね。
爪も治ってキレキレの変化球を投げ込んではいますが、
今大会は打たせて取る投球内容をしているので、直球は
もう少し出てもいいのかな?という気がします。

明日(20日)勝てば、22日の盛岡大附との
対戦になるでしょうから、そこまで行けば、打たせて取る
ピッチングではない、本気のストレートを見る事が
出来ると思いますので、その試合は是非見に行きたいなと
思っています。
http://www.youtube.com/watch?v=dYJ7604tp08
http://www.youtube.com/watch?v=BlzDBJzUUJE

今回は、今年の岩手県大会の注目選手の一部を紹介します。
現時点では、このサイトに上がる選手ではないのでしょうが、
上手く育っていけば楽しみと思えるような選手達です。

【一戸高校 川向紀世彦投手 3年】
184センチ94キロのサウスポー。
重そうな球をズドンと投げ込みます。打撃もなかなかパワフル。
選手としてはまだまだかと思いますが、初戦で敗退後は
大学に進学して野球を続ける事を明言したようで、今後どう
成長していくのか非常に楽しみです。
http://www.youtube.com/watch?v=YBabDyZ0HiU
http://www.youtube.com/watch?v=heZDUYWlNqQ

【久慈高校 菊地和大投手 3年】
今年の春季岩手大会の優勝投手、球速はそんなに無いのですが、
球の出所が見えない変則的な投げ方で打者を翻弄する左腕です。
打撃のスイングも一見打てそうには見えないのですが、
ホームランを放ったりと、隠れた野球センスがある選手です。
http://www.youtube.com/watch?v=k20KqvTqxmc
http://www.youtube.com/watch?v=hfUNtP0A8ag

【一関学院高校 宮本涼内野手 3年生】
打撃センスでは県内ナンバー1とも呼ばれる存在
ミート技術の高さがあります。

【一関第一高校 千葉建佑投手 2年生】
身長192センチから投げ下ろす130キロ台のストレートは迫力満点。
今後、成長していけば、来年のドラフト候補も見えてくるのでは
ないかと思える楽しみな素材です。

【盛岡第一高校 小野寺健太投手 2年】
岩手ナンバー1進学校の盛岡第一で2年生でエースナンバー
180キロ76キロくらいという、投手らしい体型。
中学時代に全中大会でベスト8になったことがあり、
今後どう成長していくか楽しみです。

動画とか、紹介できるような選手があればまた紹介差し上げたいと思います。
 
    (蔵建て男) 今日の試合で、風張のいる伊保内は破れてしまいましたね。今日の投球内容はわかりませんが、スカウトの評価も高いようなので、高卒プロへの期待も高まります。  

2010年 神奈川大会1

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月17日(土)03時09分7秒
返信・引用
  皆様今晩は。本格的に夏の甲子園予選・神奈川大会も始まり、有力校が続々とTV中継に登場してきました。今回は、2010年度の最新の予選の模様から、注目すべき選手達を取り上げてみたいと思います。まずは、今年初めてみた横浜高校の試合から。

○齋藤 健汰(神奈川・横浜2年)投手 183/80 右/右

(どんな選手?)

松坂大輔に代表されるように、横浜高校の右腕らしく、速球だけでなく変化球も含めた総合力で勝負するタイプです。特に、腕がしっかり振れるのが魅力です。

(投球内容)

正当派の本格派で、恐らく球速は、コンスタントに135キロ前後は出ているのではないのでしょうか?手元までの伸びやには欠けますが、ボールに勢いは感じさせます。速球で空振りを誘うと言うよりは、ストレートで詰まらせたりして見せ球にしつつ、変化球も織り交ぜてコンビネーションで討ち取ります。

変化球は、横滑りするスライダーを軸に、カーブ・チェンジアップ・フォークなど、一通りの球種を持っております。右打者の外角中心に球を集め、破綻のない制球力とマウンド捌きの選手です。クィックも1.0~1.1秒ぐらいと素早く、牽制もそれなり。総合力の高い投手と言う印象を受けました。

(今後に向けて)

秋の新チーム以後は、来年のドラフト候補としての期待を担える存在だと思います。すでに一定レベルに到達しているので、更に球の威力・自分の色を出して行くことが求められます。特にからだの「キレ」を意識して練習に取り組めば、高校からプロに行ける可能性を秘めた素材ではないのでしょうか。非常に将来が、楽しみな投手だと思います。

○新井 健吾(神奈川・横浜3年)一塁 177/81 右/右

(どんな選手?)

下級生の時から強打者として、将来を嘱望されていた選手でした。ただ伸び悩んだのか?現状は5番打者を務めるように、まだ絶対的な存在ではありません。しかし秘めたるポテンシャルは、かなり高いものを持っているのではないのでしょうか。

(守備・走塁面)

一塁手だけに、それほど守備でのアピールには欠ける印象です。しかし、その動きなどを見ていると、けして動けない選手ではありませんし、一塁ならば無難にこなすだけの能力はありそうです。ただ上のレベルで、他のポジションを担えるだけの地肩・守備力があるかは、この試合だけではよくわかりませんでした。

送りバントをした時の一塁到達タイムは、4.4秒弱。これを打者換算すると4.1秒弱に相当し、なかなかの俊足と言うことになります。ただあらかじめ走り出す一歩目の早い送りバントは、到達タイムが少し早くなるので鵜呑みはできません。それでも基準レベルに近いタイムは出せる能力はありそうで、けして動けない選手ではないようです。

(打撃内容)

ヘッドスピードも強烈で、かなりパワフルな打撃が魅力です。前足を引いてグリップを高めに添えた強打者スタイル。腰の据わり・全体のバランスも並ぐらいですが、両目で前を見据える姿勢はよくありません。ただグリップ付近を揺らぐなど、自分のリズムでリラックスして構えられている点は良いと思います。

仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用するなど、天性のスラッガーの資質を秘めております。始動は遅いのですが、足を回し込みつつベース側にインステップして踏み込み、インパクトの際にも足下がブレずにスイングできます。ただステップも狭く、腰の回転を活かして巻き込むのが得意です。逆に右方向への打撃が可能なのか、気になるところです。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのが遅く、一定レベル以上の投手への対応が気になります。また「トップ」自体をしっかり作れないまま振り出すタイプです。バットを上から振り出すので、ボールを捉えるまでのロスはあまり感じません。またバットの先端が下がることなく振り抜けるので、広い面でボールを捉えることができます。スイング軌道やフォロースルーなどを見ていると、上から引っぱたく感じのスイングで、それほどボールを遠くに運ぶと言うよりは、身体のパワーを使って、強烈な打球で打ち砕くタイプかなと感じます。ただ仕掛けの性質上、上手く導けば長距離砲への可能性も秘めていると思います。

頭の動きは並ぐらいも、開きは我慢でき、軸足にも強さは感じます。すでに基準レベルのヘッドスピードもあり、打撃に関しては、可能性を感じさせる選手です。

(今後に向けて)

現状は、高校からプロに行くような、圧倒的なものは感じません。しかし持ち得るポテンシャルは素晴らしいので、甲子園などの大舞台を経験し、眠れる資質が引き出されるようだと非常に面白い選手だと思います。打つことの潜在能力は、プロ級のものを秘めた素材ではないのでしょうか。導き方次第では、面白い選手だと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

夏季沖縄大会3

 投稿者:半島  投稿日:2010年 7月16日(金)22時31分28秒
返信・引用
  蔵さんこんばんは。
順調にいけば明後日の今頃には沖縄代表が決まってるんですね。今年は確かに大きな波乱も無く順当に各校が勝ち上がってきましたね。まぁ興南の確率が高そうですが、個人的には糸満か八重山に来て欲しいです。
今日は春にも投稿しましたが中部商業の選手達です。

多和田 真三郎(中部商業2年 179・65 右・右 投手)
個人的には春に彼を見て来年彼が県を代表する右腕になると感じた選手です。春に比べて順調に伸びてきたように思いました。
セットから足をゆっくりと高く上げ腰を落としオーバーから投げてきます。手足も長いですし腕の振りもしなやかですね。西原戦では相変わらず深く沈んで膝が地面に着くくらいでしたが、糸満戦ではそこまでいかず、ちょうどいいバランスで投げていました。春はあまりにも大きく踏み込みますし、彼はかなり身体が柔らかい投手だと思いますが、正直下半身や腰に負担がかかりそうなフォームだと思っていたので糸満戦くらいのフォームが一番良いように感じました。グラブもしっかり抱えられており投げ終わりのバランスもいいです。また、球持ちもいい投手だと思います。肩関節・股関節の可動域が広い選手です。春と比べても彼なりのリズムというかテンポが出てきましたね。それと、マウンド上でも立ち姿が映えるようになり雰囲気が出てきましたね。
春は良いときは手が出ないけど、置きにいったりとバラツキがあった印象の直球ですが、だいぶ安定してきましたように感じました。手元ですーっと伸びてきてある程度球威を感じさせる直球です。糸満戦では130前後で最速は130後半ぐらいだと思いますが、それ以上に感じますし空振りが取れる球質ですね。変化球はスライダーとカーブ、縦の変化もあったかもしれません。スライダーは横滑りしますし、カーブもまだやや腕が緩むように感じますがある程度使えるものとなっていました。制球は安定してきましたが良いほうではありません。ただ、以前のように置きにいくことなくしっかりとした球を投げてある程度カウント作れるようになったので安定感は増したと思いました。
牽制はまずまず鋭いも、クイックはテイクバックが変わらないので正直まだまだです。フィールディングも良いですし、マウンド捌きも良いですね。
糸満戦は大一番でしたが、立ち上がりは完璧でしたし、失点してもその後淡々ときっちり抑えていました。精神面も強いというか太い投手だと思います。
身体もまだまだ細いですが、それに見合わない活きの良い直球を投げてくる投手です。個人的にはやはり彼が今まで見た2年生投手の中では一番好みですね。フォームは大きな癖も無くバランスが良いです。身体を作っていけばもっと良い球を放れるようになると思います。また、自信が付いたのかかなり落ち着いてますし、精神面が一番成長したのではないかと思います。新チームでは間違いなくエースでしょうし、まずは秋の九州大会出場を期待したいです。

上地 悠作(中部商業3年 169・60 右・右 遊撃手)
春にお伝えした選手です。
グリップの位置は耳くらいで気持ちぶん足を開いたオープンで構えます。軽くバットを寝かせ体を揺らしながらリズムを取り始動は早めに振ってきます。スイングはまずまず鋭いですし、ある程度広角に打てる選手です。2番らしく選球もいいですし器用なタイプですね。
守備は反応も早く、足も速いですし、グラブ捌きも良いです。結構バネを感じさせる選手で肩も強いですし、送球も良いですね。守備力は県内でも上位の選手ではないでしょうか。
守備力があるタイプの選手ですがこの手のタイプにしては、打撃も良いものがありますので走攻守纏まっているのでこれからも活躍を期待したいです。

津波古 隆太(中部商業3年 171・72 右・右 左翼手)
中部商業の4番を任される選手。
グリップの位置は高めに添え捕手寄りにスクエアで構えます。軽く腰を落とし少しバットを寝かせ、投手が着地したときに始動してきます。下半身が充実しており体を軸にスイングしていますし鋭いです。インサイドをどう捌くかは良く分からず。足元もぶれてませんし、選球もまずまず良いです。逆方向にも強烈な打球を飛ばしますし打撃は良い選手です。糸満戦では宮国投手の浅いな変化球に惑わされていましたが、中途半端なスイングはせず自分のスイングを心掛けていました。やはり4番打者らしくプライドがある強打者だなという感じを受けました。
守備は追い方や反応は悪くないですしまずまずです。肩もまずまず良いですね。
中部商業の選手らしく体幹が強い選手ですね。去年4番だった山川選手と比べるとややスケールに劣るかなという印象がありますが、大学などでも活躍していける選手だと思います。

徳元 千真(中部商業3年 171・67 右・右 捕手)
5番を任され守備の要の捕手の選手です。小柄ですがこちらもがっちりした体格ですね。
まずは捕手として、基本的には膝をつけない選手で、ミットの示し、キャッチング、反応などはまずまず良いと思います。春はかなり強気に投手陣の制球にやや不安があるにもかかわらず内角をがんがん攻めてくる配球で、投手を引っ張るタイプの捕手ですが全体的に投手への配慮など繊細さには欠け、自分に自信があるのでしょうがプレーも粗いかなといった印象でした。実際、春の八重山戦では死球で無駄なランナーを出し、自らの三塁牽制悪送球で逆転を許し敗れてしまうなど良くない面が目立ちました。それが効いたのか、今夏は外内を上手く使う配球でした。また、全体的に繊細さが出てきて引っ張るタイプでしたから捕手として纏まってきたかなと感じました。肩は強いですし、送球も安定しており刺せる肩だと思います。
グリップは頭の位置くらいである程度後ろに引き、ややガニ股気味に開いて構える選手です。軽くバットを寝かせリズムをとり、投手が足を下ろす時くらいに始動して、スイングはコンパクトな感じでまずまず鋭いです。肘を上手く畳んでるので内も捌けるかと思います。
最後の夏ということで捕手としてもだいぶ成長してきたかなと感じました。大学などでも捕手を続けれる選手だと思うので活躍を期待したいです。
 
    (蔵建て男) 数年前まで沖縄予選と言えば、実力伯仲でシード校が早々消える大会が目立ちました。しかし近年全国で通用する野球をするチームが、毎年のように出現し、そういったチームが確実に結果を残し甲子園に行くようになってきたと思います。またそういったチームは、全国でも結果を残しておりますね。

中部商の野球は、古き沖縄の伝統を引き継ぐタイプで、少々全国を勝ち抜くには粗い印象はあります。その分豪快さはあるのが特徴だと思うのですが・・・。
 

2009年 愛知大会2

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月16日(金)04時11分41秒
返信・引用
  皆様今晩は。う~ん、思ったように「迷スカウト」活動できないモドカシサに頭を悩ます毎日です。そんな中、今日は、昨年の愛知大会の続きでも。

△上戸 悠真(愛知・東邦3年)左翼 175/64 右/右

(どんな選手?)

派手さはないのですが、確実にミートポイントでボールを捉えられるセンスとディフェンス力に優れた守備を兼ね備えた好選手です。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、少し緩めて4.65秒強ぐらい。これを左打者換算すると4.35秒強ぐらいですが、実際には4.2秒前後で走り抜けられる、プロの基準レベルの走力はありそうです。そうかと言って、プロで売りにできるほどの絶対的な走力があるかと言われると疑問です。

その一方で、左翼手ながら球際での強さ、回り込みの良さなど、ディフェンス力の良さは光りました。ただ左翼を守っていたように、試合では確認できませんでしたが、肩についてはどうなのかな?と言う疑問は残ります。

(打撃内容)

明確な特徴・印象が残り難いタイプです。それでも気がつけば、ボールを捉えフェアゾーンに落とせるミートセンスがあり、結果を残せるタイプです。特に非凡な球の捌きがあるとか、強靭なパワーがあるとか、ヘッドスピードが鋭いとか、そういったタイプではありません。

かなりクローズに構える選手で、グリップは高めに添えた強打者スタイル。腰の据わりこそ悪くありませんが、癖があり、両目で前を見据える姿勢も良くありません。

仕掛けは「遅すぎる仕掛け」を採用するなど、一定レベル以上の球速・キレに差し込まれないか気になります。軽くインステップして、ベース側に踏み込みます。インパクトの際にもブレないので、外の球をきっちり叩けるタイプです。

あらかじめグリップを引いて構える選手なので、トップを作るのは遅くありません。高くあげたグリップを、バットを寝かせながら振り下ろします。ボールを捉えるまでのロスは感じませんし、バットの先端が下がることなくボールを捉えられるので、フェアゾーンにボールを落とす確率が高いです。ただスイングの弧は小さく、強打者と言うよりは、巧打者の傾向が強いように思えます。

(今後に向けて)

高卒プロのような、圧倒的なポテンシャルは感じません。ただ技術的には癖が強いものの、高いものがあります。三拍子バランスの取れた身体能力兼ね備え、有力大学などへの進学も期待できる素材ではないのでしょうか。そういった意味では、これから長くその成長を見守って行けるのではないかと言う期待を持たせてくれる選手でした。最終学年で、どのぐらいの選手になっているのか、気になるところです。

△上村 勇太(愛知・東邦3年)投手 180/73 左/左

(どんな選手?)

旧チームからエースナンバーを付けている左腕投手ですが、気持ちの強さを活かした勢いで押すタイプの左腕です。ただ現在までのMAXは137キロ程度と言うことで、それほど一冬超えて伸びていないのかな?と言う気も致します。

(投球内容)

かなり突っ込んで、投げ急ぐ感じのフォームです。そのため着地までの粘りに欠けるので一辺倒な印象は受けますし、リリースもバラツキます。

昨夏の時点で、速球は常時130キロ強~135キロぐらいの勢いは感じさせてくれました。ただ速球とスライダーとのコンビネーション投手なのですが、制球が安定しません。そんな中、カーブではきっちりカウントを取れており、この球があることで、投球を組み立てることができておりました。

エースナンバーを付けている割には、まとまり、制球力に不安があり、かなりアバウトと言うか、微妙なバランスの上で成り立っている感じです。けしてマウンド捌きが洗練されているとか、野球センスを感じさせるタイプではありません。勢いで押せる時は好いのですが、そうでない時はどうなのかな?と言う疑問は残ります。

(今後に向けて)

この一年で、どのぐらい安定感・総合力を引き上げられたのか気になるところです。いずれにしても、高卒プロとか、そういった絶対的なものは感じません。どういった自分の特徴を見出しているのか、その成長ぶりをぜひ確認できればと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

ノーステップ打法について

 投稿者:素人  投稿日:2010年 7月15日(木)20時34分57秒
返信・引用
  最近T岡田やカープの岩本、西武の坂田などノーステップ打法を取り入れて覚醒する打者が多いですが、この打法はどんなメリットがあるんでしょうかか?  
    (蔵建て男) 目線が狂いにくく、上体も突っ込まないでボールをしっかり捉えやすいメリットはあると思います。

ボールを線で捉えると言うよりは、点で捉える打撃なので、元来はあまり確実性が高くありません。そのため日本人には向かない技術なのですが、日本人離れした肉体の持ち主ならば、使いこなせる可能性は高いです。あとは打てるゾーンは限られているので、その球を逃さず叩く「鋭さ」が求められます。
 

10年大学選手権&09年愛知大会

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月15日(木)04時53分52秒
返信・引用
  皆様今晩は。なかなか思い通りにことが運ばない毎日が続きます。しかし週末が近づいてきたので、今週の観戦も考えて行きたいですね。梅雨の長雨も困るのですが、梅雨明けの炎天下での観戦も、これまた困ります。今年はまだ、本当の意味で猛暑での観戦は、経験していないので・・・。

◎中篠 健佑(東日本国際大2年)投手 174/68 右投げ (川越初雁出身)

(どんな選手?)

今春のリーグ戦では、4勝1敗の好成績に加え、34イニングで防御率0.00と絶対的な数字を残した投手です。また大学選手権では、140キロ台の球速を連発し、MAX148キロまで記録。将来が非常に楽しみな投手でした。

(投球内容)

この選手の素晴らしいのは、腕を非常に鋭く振れる点です。投球の基本とは、腕が振れること、まさにこのことに尽きます。この腕の振りの良さを活かして、大学選手権では140キロ台を連発。キレの好い快速球は、MAX148キロまで到達する勢いがありました。

腕の振りが好いので、スライダー・チェンジアップ・縦スラ(フォーク?)などの変化球のキレも良く、打者の空振りを誘えます。腕の振りだけでなく、フォーム全体のバランス・体重移動なども良く、変化球も適度に両サイドに投げ分けられるものがあり、適度なまとまりを感じさせます。どちらかと言うと、試合を作るといったタイプよりも、リリーフで勢いで押すタイプではないかと思います。クィックも1.2~1.3秒ぐらいと破綻のない選手でした。

(今後に向けて)

細かい部分では、それほどしっかりしたものはありませんが、大きな破綻もありません。すでにその実力は、リーグ内での絶対的な投球だけでなく、全国レベルでも通用することを証明してくれました。最終学年までに、順調に好調を維持できれば、大学からプロに行ける可能性を秘めております。今後も更なる進化を期待しつつ、見守り続けたい投手でした。

△小森 誠(愛知・東邦3年)投手 184/75 右/右

(どんな選手?)

長身から繰り出す、角度と球威のある速球が魅力です。昨夏の時点では、まだまだ細かい部分で課題が多かったのですが、将来性を感じさせる投手です。

(投球内容)

球速は、昨夏の時点で130~135キロぐらいといった感じで、伸びやキレは感じませんが、球威がある球質です。そのため、この球で詰まらせて討ち取るのが、この投手の身上です。変化球は、カーブ・スライダー。今は、縦の変化を覚えているようですが、MAX138キロ程度とのことで、あまり伸びていないのかもしれません。

気になるのは、せっかくの長身投手なのに、ボールのほとんどが真ん中~高めのゾーンに集まると言うこと。キレや伸びに欠けるので、高めのゾーンで空振りが誘えません。クィックは、1.1秒弱と言うことで、さすが名門で鍛えられているだけのことはあると思いますが、元来投球センスなどを感じさせるタイプではないように思えます。

(今後に向けて)

今年のプレーを確認していないので、なんとも言えませんが、大型故に、その成長には時間がかかるかもしれません。この一年でのスケールアップには期待したい投手なのですが、本当の意味で本格化するのは、大学など次のステップを踏んだ舞台かもしれません。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2010年 大学選手権3

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月14日(水)01時40分36秒
返信・引用
  皆様今晩は。休日は遠征続きなどで、なかなか家にいられない&身体が休めない管理人。しかしながら、今できることを少しずつ行って行けたらと思います。今回も、少し間が開いてしまいましたが、大学選手権で気になった選手をご紹介して行きたいと思います。

△浜崎 浩大(東日本国際大3年)投手 175/72 右投げ (北海道栄出身)

(どんな選手?)

今春のリーグでは、5勝0敗 防御率0.68の好成績で、優勝の原動力になった選手です。その活躍が認められ、リーグMVPに輝きました。

(投球内容)

少し突っ立ち気味に、腰高な投げ方の投手です。そのため球が、真ん中~高めのゾーンに集まるのが気になります。それでも球速は、コンスタントに140~MAX144キロを記録するなど、それなりの球速はあります。ただ基本的にキレ型の球質なので、高めに甘く入ると球威に欠け、全国レベルの打者相手だと怖いことが証明された大会でした。

変化球は、右打者にはスライダー、左打者にはチェンジアップ中心に組み立てます。牽制・フィールディングなども基準レベル以上で、クィックも1.10~1.15秒ぐらいでまとめるなど、マウンド捌き・野球センスは悪くありません。ストライクゾーンに球を集められる制球力はありますが、冒頭に述べたように真ん中~高めに速球も変化球も集まるところが最大の課題です。

(今後に向けて)

リーグ戦では、文句なしの実績を残しました。来年には最終学年を迎え、どのような進化を遂げるのか?気になるところです。ただドラフト候補になり得るのか?と言われると、現状は少々厳しいかなと。それでも力のある投手なので、社会人などで野球を続けて行ける素材かと思います。将来的に、球威を増したり実戦力を磨くことができれば、面白い存在になり得そうです。

◯山平 恭正(福岡大)捕手 181/88 右/右 (れいめい出身)

(どんな選手?)

2年前に大学選手権で出場した時は、その強打を活かして一塁手として出場致しました。この時対戦した斎藤佑樹(早大)投手のストレートにも、力負けしない打力を示しました。れいめい高校時代も見たことがある選手だったのですが、強打の捕手だったこともあり、上級生になり捕手として再コンバートされました。その分、ディフェンスに集中する意味で、打順は下位打線になっておりました。

(ディフェンス面)

大型な体格を活かし、どっしりと構える存在感のあります。ミットをしっかり投手に示すことで、投手にとって的を絞りやすいタイプです。そのミットを下げないで捕球できるので、低めの球への対応も立ち遅れることなく対応できます。打球への反応も悪く無いですし、キャッチングの際のボールの押し込みも悪くありません。

捕手としても、軽くボールを返球するなど、意外に配慮型です。圧倒的な球のないエース斎藤翔平の投球を支えるリードからも、ディフェンスセンス・捕手的適正も悪くないように思えます。今回は残念ながら、高校時代県下屈指と謳われたスローイングを確認できなかったのは残念。それでもディフェンスに関しては、想像以上に好いものがありました。

(打撃内容)

恵まれた体格から、鋭いヘッドスピードを活かした強打者です。それでいて、ボールをミートポイントで捉えるセンスも兼ね備えるなど、力強さ+技もある選手でした。

スクエアスタンスで、グリップを高めに添えた強打者スタイル。全体にバランスの取れた構えなのですが、自分のリズムを刻む選手ではないので、少し柔軟性に欠ける印象が残ります。それでも打席では、独特の雰囲気が魅力。

仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用するなど、スラッガータイプです。しかし実際には、スイング軌道などを観ていると、それほどボールが上に上がるタイプには見えません。スラッガーとしての資質は秘めていると思いますが、技術的にそれを阻害しているのかもしれません。

足を軽くあげて降ろすと言うシンプルなスタイルです。打撃に「間」があるタイプではないので、緩急に脆く打てるポイントは限られていると思います。そのため狙い球をあらかじめ絞って、その球を逃さず叩く「鋭さ」が求められます。ベース側にインステップしながら踏みつつ、インパクトの際も足元がブレないで叩けます。ただ地面から、足が離れるのが早いタイプなので、基本的には三遊間・レフト方向に引張るプルヒッターのようです。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのが遅れ気味ですが、それでも以前よりは「トップ」を作れるようになったのは成長です。ボールを上から叩く意識が徹底されており、ボールを捉えるまでにロスがないのが特徴です。バットの先端も下がることなく、的確にボールを捉えます。下級生の頃は、もっと大きな弧を描きつつ、フォロースルーを活かした強打者タイプだったのですが、今は確実性を重視したスタイルに移行致しました。

最後までしっかりバットを振りきれる良さはあるのですが、以前よりもスイングに「強さ」がなくなり、バットの振込みも減っているのではないのでしょうか?それでもシンプルな動作故に、目線のブレも少ないです。以前欠点だった腰の逃げの速さも解消され、軸足の崩れも少ないタイプです。

(今後に向けて)

元々走力があるタイプではないので、この選手は、捕手をしてナンボだと思います。想像以上に捕手としての適正・能力を持っており、先輩である岳野(西武)の大学時代と比べてもヒケを取らないように思えます。あとは、地肩がどの程度なのか、秋には生で確認したい選手です。

一方、打撃に関しては、完全に対応力重視で、強打者としての魅力は薄れました。ただ「トップ」の作りや腰の逃げの速さなどの欠点は解消されており、シンプルな動きで無駄が少ないタイプです。

個人的には、ディフェンス面では好感が持てたものの、打撃の魅力が薄れたのは残念。ドラフト候補なのかどうかは、ぜひ秋に生で見て判断できればと思います。強打者としてよりも、一捕手としてみたいと思わせてくれる選手でした。

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長崎県予選注目の清峰‐海星戦

 投稿者:よぅ  投稿日:2010年 7月13日(火)00時57分58秒
返信・引用
  海星11‐8清峰

長崎では初戦から、先月のNHK杯準決の再戦
清峰は秋、春と初戦敗退なのでノーシード
今日は気付いただけで10人以上スカウトがきてました。

海星…この前、ビッグNの場外というとんでもない特大ホームランを打った五番江越が今日も中段に運ぶホームランとフェンス手前の飛球、後は敬遠。
好投手だと粗さを感じてたけど、中野から打ったのは見事。
センターですが投げても140だしますし、俊足、素材としては素晴らしいです。
そして身長は低いですが、これまで見た野手でNo.1だと思ってる二年四番の永江、ショートが本職の背番号『6』です。
春から投手に変更して、いきなりエースとして春九予選は常時130前後、センスで抑えてる感じでした。
しかし今日は8失点完投の内容でしたが、最後三振に取ったMAX145が2球、真っ直ぐの30球くらいが140越えてました。
なかなかこれから永江がショートに入るのは見れないと思いますが、上に行くには、ショートととしてもっとみたいですね。
打撃では今日無安打、打たない永江を初めて見ました。
ただ打撃センス、守備範囲の広さに肩の強さ、取ってからの速さ、来年確実に騒がれると思います。
そして中学からのスター候補二年古賀咲也が代打でタイムリー。ケガもダイブ癒えて登板もありそうなので期待です。

清峰…三番宮原はNHK杯で三本ホームラン打ってる左の強打者、今日はタイムリー一本に終わる
投手の中野はもっとやれると思うが、前回のNHK杯に続いて海星打線につかまる。常時133位で、MAX138でした。

今日の試合は雨の試合で7回表で10対2。
清峰がコールドのピンチに裏の攻撃で6点取って全校応援での大盛り上がり。
とても初戦とは思えない試合で非常に楽しめました
 
    (蔵建て男) 海星の江越には、12球団のスカウトが集結したそうですね。緒戦としては、もったないほどの好カードでしたね。その期待に応えるべく素晴らしい試合だったようです。海星には、ぜひ甲子園に来て欲しいと思っております。  

2010年 大学選手権2

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月10日(土)03時52分12秒
返信・引用 編集済
  皆様今晩は。これから朝一の飛行機で遠征する予定です。もう寝てしまうと起きられないので、このまま書き込み等を行って出かけたいと思います。今日も大学選手権の続きから。

◯伏見 寅威(東海大 2年)捕手 180/78 右/右 (東海大四出身)

(どんな選手?)

強肩・強打の捕手として、東海大四時代から注目されていた選手です。個人的にも高校時代には、北海道に遠征して見に行った選手です。東海大入学後も順調に伸びてきており、2年生にしてチームの4番を務めます。今春は、首都リーグの首位打者にも輝き、二度目のベストナインに輝きました。

(ディフェンス面)

大きな身体を小さく屈めつつもミットを大きく魅せるタイプ。ただミットをしっかり示して構える選手ではありせんので、それほど投手は的を見定めやすいタイプではありません。それでもミットを下げないで捕球できるので、ワンバウンド処理など低めの球への対応は悪くないです。ボールを捕球する際にはミットがブレないなど、審判からは、カウントをコールされやすいタイプかと思います。意外に御山の大将かなと思いきや、正確にピッチャーのミットめがけて返球することを心がけるなど、そういった配慮はできる選手です。

ただ菅野とのやりとりを観ていると、彼が首を振る場面も少なくありません。少なくてもリードの主導権は菅野にあり、まだまだ全幅の信頼は勝ち得ていないように思えます。また捕ってから素早いスローイングは、1.9秒台を記録。図抜けた地肩ではありませんが、高校時代よりは制球が安定してきたように思えます。物凄くセンスを感じさせると言う選手ではありませんが、捕手として破綻のないレベルになってきていると思います。高校時代は、打球への反応なども鈍く意識の低さを感じましたが、その辺もだいぶ成長してきたと思います。

(打撃内容)

特にミートセンスに優れるとか、長打力が非凡とか言うタイプには見えません。それでも今春の首都リーグの首位打者でもあり、甘い球を逃さない「鋭さ」が身についてきたのではないのでしょうか。

高校時代と、それほど打撃技術は変わっていないように思えます。この選手の欠点は、膝の柔軟性に欠けるところです。ただボールの絞り込みや集中力などは増してきており、後ろが小さく前が大きくのスイングの基本が、できつつあります。打撃に関しては、目に見えての変化には乏しいのですが、少し高校時代よりも成長していてきるのではないのでしょうか。

(今後に向けて)

攻守に、緩やかな成長を感じます。それでも捕手としてのセンス・打者としての膝の固さなど気になるところは残ります。それでも最終学年では、ドラフト候補としてマークできる存在になりそうです。アマ球界を代表する捕手として、今後も注目して行きたい存在です。

△斎藤 翔平(福岡大 3年)投手 179/83 右投げ (延岡学園出身)

(どんな選手?)

オーソドックスな右の本格派ですが、安定した制球力を背景に、リーグのMVPに輝きました。この選手確か以前生で観ていると思うのですが、それほど見栄えがする投手ではありませんでした。それでも大学選手権では、MAX145キロの球速を記録するなど、かなり力強くもなっています。

(投球内容)

大学選手権では、立ち上がりなど微妙な制球力に苦しみ、リズムに乗れませんでした。球速こそ130キロ台後半~MAX145キロを記録。角度のある速球が、ミットにビシッと突き刺さります。変化球は、カーブ・スライダー・フォークと多彩。その球を、両サイドに投げ分けつつ、縦の変化も混ぜて、相手の的を絞らせないで討ち取るタイプのようです。

大学選手権では、高めに浮いた球を痛打されるなど持ち味は充分発揮できませんでした。ただ元来はもっと制球力が好いはずですし、クィックも1.15秒前後とまずまず。ただフィールディングに関しては?疑問が残りました。マウンド捌きなどは、リーグ防御率0.77が示すとおり安定感が自慢です。

(今後に向けて)

今のところ、来年のドラフト候補かと言われれば微妙な感じです。それでも内容次第では、可能性がないわけではありません。来年もぜひもう一度チェックを入れて、見極めてみたいと思います。今後の更なる成長を期待してみたい一人です。

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夏季沖縄大会2

 投稿者:半島  投稿日:2010年 7月 9日(金)23時07分28秒
返信・引用
  蔵さん、こんばんは。
沖縄は今週末には4強が出揃い、いよいよ佳境です。また、日曜には中商―糸満があり、土曜の結果次第で浦商―八重山と、例年であれば決勝でもおかしくないようなカードが組まれるので非常に楽しみです。今年は奥武山で球速が表示されていることもあり、誰がどのくらい出したかという情報が出てきますが、宮国投手が147を出したそうで本格化しつつあるようです。また、下級生投手でも何人か140越えがいるみたいなので来年も楽しみです。来年度の投手は今年と違って体格に恵まれた投手が多いので個人的にもこれから出会えるのを楽しみみにしてます。
あと、僕も録画をして蔵さんのお力になりたいですが、如何せんテレビがないので録画することができないです・・・。申し訳ございません。
今回は敗れた高校の選手を取り上げたいと思います。

沖縄水産6-3沖縄尚学(延長13回)
新旧沖縄の伝統校対決ですが、沖縄水産が地力に勝っていたかなという感じでした。沖縄尚学はまだまだ完全復活というわけではなさそうです。ただ、下級生が中心でしたので新チーム以降は楽しみです。
與座 健人(沖縄尚学2年 172・63 右・右 投手)
背番号は10番ですが、この試合は先発で延長13回まで投げていた投手です。
セットから、足を上げややオーバー気味に投げてくる投手です。腕の振りは柔らかいんが特徴ですね。しかし、あまりためが無くリズムとしてはやや単調かなという印象です。ただ、グラブも抱えられておりますし投げ終わりのバランスも良いです。
直球は目測で常時130前半くらいでしょうか、キレ型ですし、勢いもあるので相手打線もなかなか捉えることは出来ていませんでした。変化球はスライダー・カットボール・カーブがあったかと思います。どれもまずまずといった感じで大きな破綻はないです。制球はゾーンの中でやや暴れるといった感じで細かい制球はないですが、カウントに困ることはない投手です。
牽制はまずまず上手いですが、クイックはそこまでかなと、フィールディングはやはり鍛えられており落ち着いておりますし上手いです。
この試合では、得点圏に走者を良く背負っておりましたが、守備陣の助けもありましたが、粘り強く投げていました。また13回まで投げても直球のキレはそこまで落ちたようにはみえませんでしたのでスタミナはある投手だと思います。
やはり沖尚らしくまとまりがある投手です。来年までどのように成長するか楽しみです。

平安山 良恭(沖縄尚学2年 171・78 左・左 右翼手)
小柄ですが非常にがっちりとした体型です。打順は5番を任されており強打タイプの選手です。
グリップは頭くらいの位置にあり、顔の前で捕手寄りにスクエアで構えます。バットを立たせゆっくりと揺らしリズムをとり、投手が踏み込む直前くらいに始動してきます。スイングは鋭いですし力強いです。手首の強さを感じます。足元や頭もそこまでぶれていなかったと思います。打つポイントはそこまであるようには感じませんでしたが、甘い球や打てるコースは見逃さず振って来ます。
大きい当たりを打つというよりライナー性の強烈な打球を放つタイプの選手です。
守備や肩はまずまずといった感じで、そこまで破綻は無いですが少々物足りないかもしれません。足はそこまで遅くは無いですが売りにする選手ではないですね。ただ、相手守備陣やバッテリをー良く見ており隙があれば狙う雰囲気があります。基本的にはかなり意識が高い選手だと思います。
細かいとこまで意識が高い選手なので、これからも順調に伸びていくのではないかと思います。

上間 祐輔(沖縄尚学1年 178・80 右・左 一塁手)
1年ながら既にスタメンで出場するなど期待のルーキーのようです。
ブリップは肩の位置くらいで、あらかじめ捕手寄りにセットしスクエアで構えます。こちらもバットを立たせ軽く揺らしながらリズムをとり、踏み込む直前くらいに始動してくる選手です。スイングはなかなか大きいですが、足元もぶれておりまだまだ鋭さや力強さには欠けるかなと感じました。ただ、タイプ的には巧打者というよりは強打者なのでこれからの成長に期待したいです。
守備はまずまず無難にこなしておりました。ただ、本来の守備位置かどうかはわからないのでこれからまた確認してみたいです。
今夏ではある程度片鱗は見せることができたと思うので、これからの成長に期待したいです。最終学年では真栄平選手にも負けない打者になって欲しいですね。

中部商業4-1西原
強打といわれる西原打線を中商投手陣がパスボールの1点に抑え、打線も6回に集中打を見せ地力を見せました。中商はやはり昨年に比べると小粒ですが、纏まりがありバランスも良いですね。

池味 翔也(西原3年 167・65 右・右 投手)
秋から投手としての姿を見てみたかった選手ですが、今夏にようやく見ることが出来ました。
ノーワインドアップから、足を上げ腰を落としスリークウォーター気味に投げてきます。力強く腕を振り、グラブも抱えれておりますのでバランスはまずまず悪くは無いです。全体的にカクカクした感じで滑らかではないですね。
直球は最速145といわれているくらいなのでなかなかの勢いがあります。ただ球威型かなといった印象で空振りを奪うとか差し込まれるような球質ではありませんでした。ツーシーム・スライダー・カーブあたりを投げていたと思います。基本的にはスライダー中心に投球を組み立てます。制球はまずまずでした。
やはり経験豊富なだけあってマウンド捌きも良く、クイック・牽制・フィールディングは上手かったです。
打者としては秋からそこまで印象は変わっていません。ミートが上手く巧打タイプの印象です。個人的にはもう少しスイングに鋭さが欲しいですね。
野球センスに優れていますし、地肩もあるなど小柄ながら身体能力に優れた選手なのでこれからも野球を続けていくことができると思います。ただ、やはり野手の選手かなと感じました。

島袋 翼(西原3年 160・70 右・右 遊撃手)
こちらも小柄ながら、4番を任されておりなかなかの強打者と聞いておりました。かなり下半身が充実している選手です。
グリップも高く捕手寄りに、スクエアに構えます。始動も遅めで足を軽く上げインステップ気味に踏み込んでスイングしてきます。足元はぶれていなかったと思います。体を軸としてきれいに弧を描くようなスイングでなかなか鋭く力強さもありますね。あまり強引に引っ張ったりせず、逆方向にも強烈な当たりを飛ばすこともできます。ただ、飛距離が出るというよりはライナー性の打球で間を割るといった感じです。選球眼もまずまず良く自分の得意なコースは見逃さずに振ってきます。
個人的には中部商業の津波古選手に体型も似ていますし、タイプも似ているかなと思います。
守備は破綻なく無難にこなしていたと思いますが、将来的には遊撃手というタイプではないように感じました。
体格には恵まれませんが打撃は良い選手なので、このまま野球を続けていくことができると思います。
 
    (蔵建て男) いよいよTV中継もある、ベスト4が出揃いましたね。今年は、沖縄にしては波乱の少ない大会ではなかったのでしょうか?

特に春季九州大会ではボロボロだった、糸満の巻き返しを期待しております。
 

Re:奈良大会

 投稿者:M&T  投稿日:2010年 7月 9日(金)21時06分18秒
返信・引用
  スイマセン。下の投稿勘違いしてました!
郡山と奈良大附、王寺工と法隆寺国際両方とも3回戦以降に当たります。

奈良テレビのHPからトーナメント表プリントアウトしたんですが、
対戦のラインが印刷されなかった為に勘違いしてしまいました。
訂正させて頂きます。
 
    (蔵建て男) そうでしたか、見られる可能性が広がって好かったです。ただ郡山って、緒戦で敗れてしまったような話しを訊きましたが・・・  

2010年 大学選手権1

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月 9日(金)01時05分47秒
返信・引用
  皆様今晩は。現在、連日大学選手権の再放送がなされております。そこで自分の部屋では録画できず、別の部屋のHDDに収めたままの試合の中継分も、自分の手元で見られるようになりました。そこで今回から、現在行っている全国の逸材と平行して、今日から2010年度の大学選手権の模様もレポートして行きたいと思います。ドラフト候補に関しては、個別に寸評を作成して行きたいと思います。

○岡島 豪郎(白鴎大 3年)捕手 174/68 右/左 (関東学園大出身)

(どんな選手?)

今春のリーグ戦では、打率.320厘 5本 17打点 と言う非凡な長打力を放ち、3度目のベストナインに輝いたリーグ屈指の強打者です。

(ディフェンス面)

グラブをしっかり投手に示すタイプではないのですが、ミットを下げることなくボールを捕球できる選手です。そのため、ワンバウンド処理などの低めへの対応も悪くありません。この選手、キャッチングも柔らかく、強打者ながら捕手らしい側面を魅せます。投手へも軽く返球するなど、けして叱咤激励して引っ張るタイプかと思いきや、意外に配慮型の捕手なのかなと感じました。スローイングの球筋を見る限り、地肩もかなり強いです。ただ計測時には、完全にモーションが盗まれていたこともあり、到達タイムは2.05秒前後と際だつものはありませんでした。もう少し反応や次の動作への移行などに、素早さ・集中力を磨きが欲しいかなと思います。ただ打力だけでなく、捕手としてもプロを意識できる素材であることがわかったことは、今回大きな収穫でした。

(打撃内容)

的確にミートポイントで捉えるセンスが図抜けているわけではないのですが、菅野(東海大)レベルの投手相手でも、ある程度対応できるだけの打力は、上のレベルを推し測る意味では、大いに参考になった試合でした。

前足を引いて立ち、グリップの高さは平均的で、あらかじめ捕手方向に添えます。腰の据わり・全体のバランス・両目で前を見据える姿勢などもよく、バットを前に倒して揺らぎます・全体的には、理に適った好い構えだと思います。

仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用。ツボにはまった時のパンチ力はありますが、本質的には、中距離・ポイントゲッタータイプだと思います。足を引き上げ回し込む「間」が作れる選手なので、打てるポイントは多そうです。真っ直ぐ踏み込んだ足下は、カカトをめり込ませることで、ブレを最小限に抑えられます。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは平均的。ただボールを捉えるまでに、少し時間がかかります。それが一つ、上のレベルを意識すると課題だと感じます。それでもバットの先端を下げることなくスイングできるので、ドアスイングと言うほどではありません。ただ強く最後までバットを振り切るとか、ヘッドスピードが強烈と言うよりは、上手く合わせるのが上手いタイプなのかなと言う印象があります。

頭のブレは並みぐらい。やや体の開きが速いのは気になります。軸足には、ある程度粘りが感じられる点は好いと思います。ただ打撃に関しては、プロとなると「凄み」「強さ」「鋭さ」といった部分で、まだ物足りないのは確かです。

(今後に向けて)

まだ来年のドラフト確実と言う絶対的なものは感じませんが、ディフェンス力もあり、打力もそれなりのものがあります。そういった攻守に渡るバランスを兼ね備えていることからも、来年ドラフト候補としてマークできる選手であるのは間違いなさそうです。雰囲気的には、少し大学時代の阿部慎之助(巨人)を彷彿させるものがあります。志を高く持って、この一年取り組めれば、大学からプロに行ける選手ではないのでしょうか。

◯塚田 正義(白鴎大 3年)遊撃 178/69 右/右 (古河一出身)

(どんな選手?)

古河一時代は全国的に知られた選手ではなかったのですが、白鴎大入学直後から頭角を現してきた選手です。以後、リーグを代表する強打者として実績を残してきました。特に最短距離でボールを捉えるスイングが主流のアマチュア球界では珍しく、ヘッドのしなりを活かしたスイングができる、数少ない逸材です。

(守備・走塁面)

正確タイムは計測できておりませんが、過去の試合を見る限り、盗塁をバシバシ決めるような走力はなさそうです。けして、足を売りにするタイプではないと思います。

下級生の頃は、三塁手をしておりました。ただ当時から、あまり守備に魅力を感じたことはありません。ただ遊撃手としては、守備範囲は広そうです。地肩も強いのですが、スローイングの制球が不安定なのが気になります。長い距離へのスローイングに課題があるのか?あるいは、無理な体勢からのスローイングに課題があるのかはわかりませんが、上のレベルで遊撃手として見るのはきついかなと思います。三塁もしくは外野あたりが適任だと思うのですが、けして反応等は悪くないので、キャッチングの精度次第では、強打の二塁手と言う選択もあるかもしれません。

(打撃内容)

ツボにはまった時のスイングは見事ですが、少し確実性が低いのが気になります。クローズスタンスで、つま先立ちして構えます。グリップの高さは平均的で、あらかじめ捕手方向に添えます。腰の据わり・全体のバランスは好いのですが、クローズ故に、少し前の見据えはよくありません。全体的に、力が入りすぎかなと言う印象を受けました。

仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用。本質的には、中距離・ポイントゲッタータイプなのだと思います。足を大きく引き上げて、ベース側に強くインステップして踏み込みます。打てるポイントが多いと言うよりは、強く踏み込むことに主眼を置いたスイングです。踏み込んだ足元が、地面から離れるのが早いタイプなので、上手く巻き込めた時は好いのですが、外の球を我慢して叩くといった部分ではどうなのかな?と思います。それでもクローズスタンスを採用している以上、高めの緩い球以外は、センターから右方向に打つのが鉄則。そこをしっかり認識してクローズスタンスを採用しているのであれば、問題はないと思います。

グリップをあらかじめ捕手方向に引いているので、打撃の準備段階である「トップ」を作るのが遅れることはありません。グリップが内に入り込んでいるので、少しヘッドの出が遅れて出てくる感じです。ボールを捉えるまでのスイング軌道は、けして最短距離と言うロスの少ないタイプではないのですが、独特のしなりを効かせたスイングをするためには仕方ありません。インパクトの際にバットの先端が下がるのが気にはなるのですが、ヘッドスピードが鋭いので、ドアスイングと言うほどではありません。また最後まできっちり振り抜き、フォローまで持ってこられるプロ仕様のスイングができます。

頭のブレ・体の開きが多少見られますが、軸足には強さを感じます。技術的には癖や課題も多いのですが、素材としては魅力がある選手です。

(今後に向けて)

プロを意識するには、守備・走力とのバランス。打撃も対応力に課題を感じます。ただ、そのスイングは魅力だけに、来年も継続して追いかけてみたい一人でした。現状来年のドラフト候補として見るのは微妙なのですが、ことスイングに関しては、プロ級だと言えるでしょう。

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奈良大会

 投稿者:M&T  投稿日:2010年 7月 8日(木)21時55分31秒
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  奈良予選の組み合わせ確認致しました。
奈良テレビは今年から3回戦からの放送になるそうです。(1、2回戦はワンゼグ放送のみだとか。)

しかしながら注目校の奈良大附と郡山が2回戦までに激突。
注目候補がいる王寺工業も2回戦までに強豪の法隆寺国際(旧斑鳩)と対戦してしまいます・・・。

従ってこれらの学校が3回戦以降で録画できるかどうか分かりませんので
どうかご了承下さいませ・・・。
 
    (蔵建て男) 年々高校野球の中継枠が減るのは、非常に残念です。その状況で、有力校が早めに潰し合う自体なのは残念です。

奈良大会の模様、今年も楽しみにしております。お手数ですが、宜しくお願い致します。
 

2009年 岐阜の逸材4!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月 8日(木)01時57分4秒
返信・引用 編集済
  皆様今晩は。今回で岐阜大会の逸材はラスト。次回からは、次なる県・愛知大会に入って行きたいと思います。

△前田 拓磨(岐阜・土岐商3年)投手 171/65 左/左

(どんな選手?)

小柄な左スリークオーターで、低めやコーナーを丹念に突く好投手です。実戦的な投手なので、その投球にどのぐらい磨きがかかって来ているのか注目されます。

(投球内容)

昨夏の時点で、常時125~130キロ強ぐらいと、驚くような球威・球速はありませんでしたが、球にはそれなりに勢いを感じさせてくれるものがありました。変化球は、カーブやスライダーとのコンビネーション。特にスライダーが、低めからボールゾーンに切れ込むなど浮かないのが好いところです。ストレートは、外角の出し入れを中心に投球が組み立てられる選手です。

牽制は、積極的に二塁牽制を入れるなど悪くありません。ただクィックは、1.3秒台とイマイチ。ただ試合をまとめるマウンド捌き・制球力を併せ持つ実戦的なタイプです。

(今後に向けて)

この一年間で、どの程度実戦力に磨きがかかったのか気になるところです。けして凄みのあるタイプではないのですが、順調に成長していれば、大学などでも野球を続けて行ける素材だと思います。ぜひその成長が気になる投手でした。

△福田 晃規(岐阜・県岐阜商2年)遊撃 175/72 右/左

(どんな選手?)

昨夏は、1年生ながら遊撃手として、同じく1年生の酒井田照人と共に、交互で試合に出場していた選手です。なにより大きな弧を描きながら、思いっきり振り抜けるスイングが魅力です。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間を4.45秒強と左打者としては、けして速くはありません。そういった意味では、将来的にも足を売りにするタイプにはならないと思います。

また遊撃手としては、まだまだ不安定な部分が目立ちました。ただ地肩は基準以上なので、その辺を活かしたポジションならば面白いと思います。如何せんまだ一年生だったので、この一年で随分と成長はしてきていると思われます。

(打撃内容)

スクエアスタンスで、グリップを高めに添え、あらかじめ捕手側に引いて構えます。腰の据わり・全体のバランス・両目で前を見据える姿勢も悪くなく、バランスの取れた構えが印象的です。

仕掛けは「少し遅すぎる仕掛け」で、全体的に始動が遅すぎるのが気になります。足を小さくステップさせて打つタイプなことからも、あらかじめ狙い球を絞って叩くタイプあり、緩急への対応は心配です。それでも真っ直ぐ踏み込んだ足下はブレないので、開きを我慢でき、打ち損じは少ないタイプかと思います。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは遅れがちなのは気になります。バットを寝かせながらも、バットの先端が下がらずスイングできるので、ドアスイングにはなりません。大きな弧を描きつつ、最後まできっちり振り抜ける強打者タイプです。

頭の動きも小さく、目線のブレは小さいはず。身体の開きは我慢でき、軸足にもそれなりに粘りを感じます。ヘッドスピードも悪くありませんし、強打者としての可能性を感じさせます。

(今後に向けて)

守備・走塁でのアピールには欠けますが、打撃では大きなスイングが、強打者としての片鱗を感じさせる選手です。ただ本質的にスラッガーと言うタイプではないだけに、守備・走力との兼ね合いも重要になります。順調に伸びているようで、名前もちょくちょく聞かれます。最終学年では、東海地区を代表する選手に育って欲しいですね。

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2009年夏 岐阜の逸材3!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月 7日(水)06時03分46秒
返信・引用
  皆様おはようごいます。今日も岐阜大会のレポートをお送りして行きたいと思います。

△広瀬 直人(岐阜・中京3年)一塁 180/93 右/右

(どんな選手?)

旧チームから4番を務める強打者で、パワフルな打撃が売りの選手です。それでいて、右方向への打球も伸びるなど、ある程度の対応力も身につけております。

(守備・走塁面)

一塁までの到達タイムは計測できず。しかしそのプレーを実際見る限り、足を売りにするタイプには見えません。また守備も一塁と言うことで、アピールに欠けるタイプです。昨夏の時点では、完全に打撃の比重が大きかった選手でした。

(打撃内容)

体に力があるので、打球は速いです。ただ大型故に、スイングの鋭さに欠け、もっとキレが欲しいかなと言う印象は受けました。スクエアスタンスで、グリップを高く引き上げた強打者スタイル。アゴをグッと引き、打席でも威圧感のある構えです。少々力が入り過ぎかなと思いきや、結構理にかなった構えになっております。

仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用。本質的には、広角に打てる中距離打者なのかもしれません。足を引き合げ回しこむタイプで「間」が取れるので、打てるポイントは少なくないと思います。ただステップの幅が狭く窮屈なので、インパクトの際にブレてしまいがちです。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは平均的ですし、スイング軌道も大きな破綻はありません。ただインパクトの際にバットの先端が下がるので、ボールを幅広い面で捉え難いのが気になりました。最後までバットを振りぬき、フォロースルーではグリップを高い位置まで引き上げるので、ボールを遠くに運ぶことができます。ただヘッドスピードに、もう少し「鋭さ」が欲しいと思います。

目線のブレは少ないのですが、開きが我慢できず、体も前に突っ込む欠点があります。このへんが改善できているようだと、安定した打撃が期待できるようになると思います。

(今後について)

2010年度の岐阜を代表する打者になると思います。この一年もの間に、どの程度成長しているのか気になりますね。守備・走力含めて、ぜひもう一度確認してみたい選手でした。

△白木 裕也(岐阜・岐阜城北3年)投手 左/左

(どんな選手?)

昨夏は、背番号18を付けてリリーフとして登板していました。荒れ球ですが、ボールに勢いがあり、制球にも大きな破綻はありませんでした。ただ今年になっても話題になっていないことからも、あまり順調にきていないのかなと言う不安はよぎります。

(投球内容)

左腕から繰り出す速球は、すでに昨夏の時点で常時130~速い球では135キロぐらい出ていそうでした。変化球は、横滑りするスライダーとのコンビネーション。クィックは、1.1秒台~1.3秒台と球種によって変わって来るような感じが致します。多少球はバラツキますが、大まかに両サイドに投げ分けることができます。悲観するほど荒れ荒れの投手ではなかったのですが、球種に乏しく単調になりやすい傾向はあるのかもしれません。

(今後に向けて)

それ故にリリーフ中心の登板で、あまり陽の目をみないのかもしれません。しかし持ち得るポテンシャルは秘めているので、順調に成長しているのならば、急に名前が夏に浮上して来るタイプかもしれません。密かにその活躍を期待して、この夏を楽しみにしておきたいと思います。

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2009年 岐阜の逸材2!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月 6日(火)04時19分2秒
返信・引用
  皆様今晩は。少々間が開いてしまいましたが、今回も2009年度の大会から、岐阜の逸材をご紹介して行きたいと思います。

○桜田 陽介(岐阜・県岐阜商3年)投手 176/72 左/左

(どんな選手?)

中背の左腕投手なのですが、柔らかさも球の勢いも適度なまとまりもある、なかなか好投手です。順調に伸びていれば、もっと騒がれても好いのかなと思える投手でした。ただ県岐阜の選手は、最後の夏に向けてグ~ンと伸びてくる選手も多いので、ラストサマーの活躍を思わず期待したくなる選手でした。

(投球内容)

腕の振りもシャープですし、身のこなしも柔らかい左腕です。球速も、昨夏の時点で130~135キロぐらいでは出ていそうでしたし、左腕らしいドロンとした大きなカーブでカウントも整えられます。また右打者の外に逃げるシュートボールもあり、両サイドを広く使えるピッチングです。

制球も細かさはないものの、破綻がないレベルだと思います。マウンド捌きも悪くないですし、そういった総合力も兼ね備え、けして球の勢いにかまけた投手ではありません。

(今後に向けて)

中背の体格からも、順調に伸びていたとしても、高卒プロと言うほどのスケール感があるのかは微妙です。しかし一般的な成長曲線を辿っているのならば、常時135~140キロ級の左腕に育っているのではないかと期待が持てます。

チームには、松田 佑樹(3年)と言う好投手もいるので、彼が試合を作り、この桜田がリリーフ専門のピッチングスタイルなのかな?と思えるのですがどうなのでしょうか?個人的には、この夏のブレイクを密かに期待してみたい投手でした。

○井貝 星良(岐阜・県岐阜商3年)三塁 170/70 右/左

(どんな選手?)

小柄ながら、旧チームから4番を務める打力と、高い身体能力を兼ね備えます。昨夏は三塁手でしたが、現在は捕手として活躍。甘い球を逃さない「鋭さ」があり、かつセーフティバントで揺さぶることもできる、強弱を付けたプレースタイルも魅力です。

(守備・走塁面)

三塁手としては、正直よくわかりませんでした。別の試合を観て、詳細を詰められればと思います。ただ捕手としては、正確なスローイングと強肩ぶりにも定評がある選手です。

ただセーフティバントを試みた時の一塁到達タイムは、3.8秒強。セーフティバントなど、最初から走り出して打っているような場合は、本来のタイムよりも0.3秒ぐらいはプラスすると、おおまかな走力は計測できる。そう考えると4.1秒ぐらいであり、中の上レベルの脚力は兼ね備えていることがわかる。

少なくても身体能力は、上のレベルに混ぜても通用するだけのポテンシャルはありそうです。ただそれが、売りにできるほどなのか?と言われると、その辺が大きな見極めの対象となりそう。

(打撃内容)

物凄くボールを捉えるセンスに優れるとか、小柄でも飛ばすことには非凡さがあると言ったタイプではありません。甘い球を逃さない「鋭さ」が自慢で、時にはセーフティバントで揺さぶるなど、視野の広いプレーができます。

ほぼスクエアスタンスで、グリップの高さは平均的。腰の据わり・全体のバランス・両目での前の見据え方も悪くなく、適度な揺らぎも見られ、力みのない好い構えだと思います。

仕掛けは、平均的な仕掛けを採用するなど、中距離・ポイントゲッタータイプ。足を引き上げてから、まわし込みゆっくり踏み込めるところからも、幅広いポイントを持つタイプです。左打者らしくアウトステップして踏み込むのですが、踏み込んだ足のつま先をきっちり閉じつつ、インパクトの際にもブレないのが好いです。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは並ぐらいなのですが、その際にグリップを引き込んで打ちに行くタイプなので、その辺が一定レベル以上の投手に対峙した時に、どうなのかな?と言う疑問は残ります。

それでもバットのヘッドを立てながら、大きなロスなく最後までしっかり振り抜きます。昨夏の時点では、それほどヘッドスピード・打球の鋭さに光るものはありませんでした。ただボールを捉えるセンスは悪くないので、むしろ強打者と言うよりも好打者タイプかなと感じます。

足を上げ下げする割に、頭の動きが小さく目線のブレが少なそうなのが好感です。開きも我慢できますし、軸足にも粘りを感じます。技術的には、非常に完成度の高いタイプではないのでしょうか。

(今後に向けて)

捕手としてのプレーは確認できていないのですが、ドラフト候補と言うよりは、その洗練されたプレースタイルからも、トップクラスのアマチュアで活躍して行けるタイプの選手ではないかと期待します。

野球への意識・集中力も高そうですし、大いにこの夏の活躍も期待できそうなタイプです。ぜひ捕手としてのプレーを、確認してみたい選手でした。

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2009年夏 岐阜の逸材1!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月 2日(金)00時00分18秒
返信・引用
  皆様今晩は。今日から、全国の逸材は岐阜に入って行きます。

○松田 佑樹(岐阜・県岐阜商3年)投手 178/69 右/左

(どんな選手?)

昨夏甲子園でも登板した投手です。好調時には、グイグイと力のある球を投げ込みます。現在は、MAX139キロまで到達しており、夏の予選では140キロ越えが期待されます。

(投球内容)

オーソドックスな右上手投手ですが、昨夏の時点で常時135キロ級の勢いのあるストレートを投げておりました。変化球も、カーブでカウントを稼ぎつつ、縦スラだか高速で沈む縦の変化球があり、この球がなかなか有効です。特にこの投手、腕をしっかり振れるのが魅力です。

試合を組み立てるタイプと言うよりは、グイグイと力で押すタイプのリリーフ型です。むしろ一冬超えて140キロ台中盤ぐらいまで伸びているかと思っていたのですが、現状はそこまでにはなっていないようです。

(今後に向けて)

高卒プロと言ったほどの勢いはないのかもしれませんが、将来性は高いと見ております。この夏にどんな投球を魅せるのか?少し期待して見守りたい存在です。

△酒井田 照人(岐阜・県岐阜商2年)遊撃 172/63 右/右

(どんな選手?)

高い野球センスとダイナミックな遊撃守備が魅力です。昨夏も、1年生ながらベンチ入りし、試合に出場していたほどの選手です。

(守備・走塁面)

残念ながら、一塁までタイムは計測できず。ただ遊撃手としてのフットワークの軽さ・地肩の強さなどは、なかなかものがあります。身体は大きくないのですが、なかなかスケールの大きなダイナミックな動きを魅せます。あとは、繊細さなどがどの程度なのか、もう少し詳しくみてみたい選手です。

(打撃内容)

スクエアスタンスで、グリップは平均的な高さで、あらかじめ捕手側に引いて構えます。腰の据わり・全体のバランスはソコソコも、両目で前を見据える姿勢は並み。少し力が入りすぎて、固さを感じさせるのが惜しいところ。

仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用する中距離・ポイントゲッタータイプ。足をしっかり引き上げ、ベース側にインステップで踏み込みます。ただインパクトの際に、足元がブレてしまうなど、開きが我慢できないのが残念。

あらかじめ捕手側にグリップを引いているので、打撃の準備段階である「トップ」を作るのは遅くなりません。インパクトまでのスイング軌道やその後のスイングを見ていても、大きなロスは感じません。特にフォロースルーが、きっちり取れているのは好いと思います。

ただ頭も結構動くので、目線がブレやすいです。体の開きも我慢しきれず、軸足も崩れ気味です。そういった意味では、体軸に課題が多い選手です。

(今後に向けて)

昨夏の時点では、それほど打力に光るものは感じません。ただダイナミックな遊撃守備は、繊細さも併せ持つようだと将来楽しみです。再来年には、岐阜を代表する内野手として、活躍されることを期待します。そのためにも打撃のレベルアップが、不可欠ではないのでしょうか。

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2009年 三重の逸材2!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月30日(水)01時51分47秒
返信・引用
  なんだか今サッカーが行われております。個人的には全く興味がないのですが、この時間帯のアクセスが急落しているのは、皆様の関心が物凄く高いことを感じます。野球界で話題になるのは、賭博ではと思ってしまう今日この頃です。

△吉田 健志(三重・海星3年)投手 181/63 左/左

(どんな選手?)

昨夏の時点で、すでに背番号1を付けていた選手です。かなり上下にブレの激しい癖のあるフォームのサウスポーです。

(投球内容)

少し岡島(レッドソックス)チックな投げ方から繰り出される速球は、昨夏の時点で125~130キロぐらい。それほど際だつ球威・球速・キレはありませんでしたが、両サイドにアバウトに投げ分ける制球力はあるようです。それに左腕らしい大きなカーブと時折スライダーらしき球を織り交ぜます。

制球力・マウンド捌きに大きな破綻はないのですが、フィールディング・牽制などはもう一つで、クィックもできないなど、そういった投球以外の部分に課題を残します。

(今後に向けて)

左打者には、球の見難いタイプだと思います。特に私が見た昨夏の菰野戦では、左の強打者が揃う同校の打線に対し、インハイを厳しく突く投球が目立ちました。

高卒プロとか、そういったスケール型ではないのですが、2010年度の三重を代表する左腕として、県内ではそれなりに注目される可能性があります。この一年で、どのぐらい成長しているのか、ちょっと気になる存在でした。

△奥野 孝太(三重・菰野3年)左翼 170/62 左/左

(どんな選手?)

昨夏の時点で、4番を任されていた強打者です。体は小さいのですが、勝負強い打撃が売りのようです。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.35秒ぐらいと、基準である4.2秒に比べると、だいぶ劣る印象があります。そのため将来的にも、上のレベルで足を売りにすることはないと思われます。

また左翼手としての、打球への反応・処理などにも、少し見た感じでは光るものはありませんでした。またその返球を観ていると限り、肩が強いと言うタイプではないようです。

少なくても、守備・走力でアピールする選手ではなく、やはり打撃で勝負といったタイプではないのでしょうか。

(打撃内容)

私が見た昨夏の海星戦では、持ち味が発揮できず残念な内容でした。前足を引いて、グリップを低めに添えます。腰の据わり・全体のバランス・両目の見据え方も平均的です。それほど揺らぎも見られず、可も不可もなしといった感じの構えです。

仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用。生粋のスラッガーには見えませんが、ボールをよ~く引きつけて叩くタイプの打者だと思います。足を引き上げ回し込み、真っ直ぐ踏み出した足がインパクトの際にブレないのは好いのですが、あらかじめつま先を開き気味に着地するので、ボールを引っ張って巻き込むことを強く意識したスタイルだと思われます。

残念なのは、打撃の準備である「トップ」を作るのが遅れがちなところです。また、私が見た試合は状態も悪かったのでしょう、バットの先端が下がり気味で、インパクトまでも少しロスが感じられました。ただ頭の動きが小さく、目線の狂いが少ないのは優れた資質だと思います。あとは、もう少しスイングに、鋭さ・強さが欲しいかなと思います。

(今後に向けて)

三重を代表する名門「海星の4番」を、2年生の頃から任されている実力者です。当然、その勝負強さで、今年も活躍が期待される一人でしょう。ただ守備・走力でアピールするタイプではないだけに、その打棒に期待が集まります。ここでアピールして、ぜひ大学などへの扉をこじ開けて頂きたいと思います。

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2009年 滋賀&三重

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月29日(火)01時33分11秒
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  皆様今晩は。なかなか思い通りには更新できませんが、少しずつ行って行きたいと思います。今回は、滋賀の最後の一人と三重に入って行きます。

△丸山 直輝(滋賀・近江3年)投手 181/75 右/右

(どんな選手?)

昨夏は、背番号18を付けて登板しておりました。スリークオーターから繰り出す勢いのある球を投げ込みます。現在は、MAXで140ロに到達したと言われております。

(投球内容)

昨夏の時点では、スリークオーターから繰り出す速球は、常時130キロぐらいだったと思います。少しシュート回転されるところがあり巻き込まれると怖いです。変化球は、スライダーとのコンビネーション。

制球は、枠の中に集められるコントロールはあり、元来は低めを丹念に突いて打たせて取るのが身上のようです。特にマウンド捌きなど、投球センスに特別なものは感じませんでした。

(今後に向けて)

体格にも恵まれ、球にも勢いがあった投手なので、その成長が気になります。昨夏は、スライダーと速球のコンビネーションだっただけい、もう少し投球の幅が広がることを期待致します。ドラフト候補云々と言うことはないと思いますが、まだまだ伸び代はありそうなで、少し長い目で見守ってみたい投手でした。

△関 啓扶(三重・菰野3年)投手 180/77 右/右

(どんな選手?)

MAX148キロを誇り、東海地区屈指の本格派右腕だと言われている選手です。ただ私が見た昨夏の海星戦では、連投の疲れなのか、制球・球の走り共に、素質の片鱗を感じさせてくれませんでした。

(投球内容)

この日のストレートは、常時130キロ程度だと思いますが、制球・球の勢い・球質共に光るものはありませんでした。変化球は、ほとんどがスライダーとのコンビネーション。安心してカウントが取れると言う意味では、このスライダーのほうが安定していると言った感じでした。

他にもカーブやシンカー系の球があるのですが、それほど大きな意味は持っておりません。この日は、常にボールが先行するなど制球は不安定。フィールディング・牽制などは平均ぐらい。クィックは、1.20~1.25秒ぐらいと基準レベルです。それほどマウンド捌きには、センスを感じさせるタイプではありませんでした。

(今後に向けて)

この一年で、どのぐらいの成長を遂げたのか大いに気になります。今や、東海屈指の素材だと言うことですから、相当なレベルアップが期待できそうです。ぜひ高校からプロに行くような圧倒的なポテンシャルを示して欲しいと思います。

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2009年 滋賀の逸材2!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月28日(月)00時02分41秒
返信・引用
  皆様今晩は。久々に二日間観戦に行かないで過ごしましたが、私用で終われてしまい更新がままなりませんでした。来週末からは、本格的に夏の観戦に入りますので、ここまで時間がある日々もしばらくないかもしれません。ただ今年は、正直上手く乗り越える自信がありません・・・。

さて今回は、滋賀の逸材の最終回。明日からは、東海地区の逸材に入って行きたいと思います。

△宮城 慎之介(滋賀・滋賀学園3年)投手 178/70 右/右

(どんな選手?)

均整の取れた体格から、昨夏の時点でチームの主力投手として活躍していた選手です。現在、MAXで138キロぐらいまで球速を伸ばしているとのことで、その成長が楽しみな本格派です。

(投球内容)

オーソドックスな右上手投手で、球速は昨夏の時点でも130~135キロぐらい出ていたような気が致します。変化球は、縦横二種類のスライダーを武器にしているようで、この球にもそれなりの威力を感じます。

やや速球は高めに抜け気味ですが、変化球は低めに集まります。マウンド捌き・制球力には破綻がなく、牽制・フィールディングも基準レベル。クィックも1.05~1.10秒ぐらいと素早いです。全体にバランスの取れた好投手といった感じです。

(今後に向けて)

2010年度の、滋賀を代表する投手だと思います。昨夏の時点では、格別抜けた部分はなかったものの、縦の変化も使えますし、速球のレベルも低くなく、夏には140キロぐらいまで期待できる素材ではないかと思います。高卒プロ云々と言うことはないと思いますが、有力大学など、その将来が楽しみな選手です。少し長い目で、見守ってみたい一人ですね。

△近藤 隼(滋賀・近江3年)一塁 182/75 右/右

(どんな選手?)

グリップを高めに添えた、見るからに強打者といった感じの選手です。すでに昨夏の時点で、4番・一塁手として出場しておりました。打撃を全面に出したプレースタイルです。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.7秒弱ぐらいで、左打者換算で4.4秒弱ぐらいと、足は早くありません。ただ一塁手としての動きは悪くなさそうで、全く動けない選手ではありません。そのため現在は、外野を務めているのでしょう。

(打撃内容)

バリバリの強打者で、パワフルな打撃が自慢です。スクエアスタンスで構え、グリップを高めに添える強打者スタイルです。腰の据わり・全体のバランスは並程度ですが、両目で前を見据える姿勢は悪くありませんでした。

仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用するように、典型的な強打者・スラッガータイプです。ただ足を引き上げ、ベース側にインステップして踏み込みます。そのため外の球を強く叩けますし、それに必要な足元のブレがないのも好いです。ただ引き上げた足が地面を捉えるのが早いので、下半身が早く固定され上半身だけで打ちに行ってしまうのが気になります。

また打撃の準備段階である「トップ」を作るのも遅れ気味で、ボールを捉えるまでのスイング軌道にも課題が残ります。ただしっかりバットを振りきれるのは好いところでしょうか。

(今後に向けて)

2010年度の滋賀を代表する強打者の一人となりそうです。ただ当たれば破壊力があるのですが、何処まで脆さを改善できたのかが気になります。その辺が改善できていれば、上のレベルでも強打を売りに活躍できそうです。

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夏季沖縄大会

 投稿者:半島  投稿日:2010年 6月27日(日)18時08分14秒
返信・引用
  蔵さん、こんばんは。
ご存知のように沖縄は既に開幕し、熱戦が繰り広げられております。今日は前回の投稿の時に観に行くと言った試合を観戦してきたので投稿させていただきます。
開邦1-8南風原(7回コールド)
南風原が力の差を見せた試合となりました。
個人的には南風原の金城投手がどうなったかと、全中3位という成績を残し入学してきた1年の當間投手が見たかったですが、先発は1番をつけた知らない投手でした。

金城 弘樹(南風原2年 176・60 右・右 投手)
金城投手は5回から登板。セットからスリークウォーターで投げてくる投手です。春と比べると腕の振りも力強くなり体重も前に乗ってくるようになったのでフォームに勢いが出てきたように感じました。ただ、少し腕の位置は下がったかな?
直球は130中盤くらいでしょうか、春に比べるとやはり手元での勢い球威を増してきてビシッとした力のある球を投げ込んでいました。変化球はカットボール・スライダーを投げていたと思います。どちらもまずまずキレがありました。
今回はちょっと相手打線が弱いということもありますが、春から比べても順調に伸びてきてると思います。来年の楽しみな投手のうちの一人です。ただ、そこまで素材が良いとかという風ではないと思うので総合力を高めていって欲しいです。

糸満11-1前原(5回コールド)
一回戦最大のカードはまさかの展開になりました。正直、糸満のほうが上なのは間違いですが今までの戦いぶりをみると接戦になるかと思っていたのでビックリしました。ただ、この試合の糸満は非常に強かったです。絶対に勝つんだという気持ちと、何をするべきかということをしっかり意識しそれをきっちり行っていました。何より相手の隙を逃さないですし、ミスを確実に点に結び付けていました。打つほうもしっかり見極め、甘く入ってきたら見逃さなかったです。そして、セーフティーなどでも揺さぶるなど大技小技絡めた攻めをしていました。相変わらずミスもありましたが、この試合は勝てるという手応えも恐らくあったこともあり動揺することなく落ち着いていました。
まだ、1試合だけですがこういう戦いをすることが出来れば間違いなく勝ち上がっていくと思います。個々の能力は高いのでどこまでチーム力を高めていくことができるか楽しみです。
一方前原にとってはかなり意外な展開になってしまいました。先発は宮里投手でしたが、調子がイマイチで細かい制球に苦労していました。間を取るなどして切り替えながら投げていましたが糸満打線を抑えることが出来ませんでした。ただ、春に比べて伸びてきているかといわれたら正直微妙かなとも感じました。恐らくこれからも野球を続けていくと思うので頑張って欲しいです。やはり素質は高いものがあるので。また、個人的に期待している砂川選手はこの日はライト・4番で先発していました。2打席しかみることが出来ませんでしたが、宮国投手から外角低目を左中間破る2ベースを放つなどスイングに力強さと鋭さがありました。しかし、相変わらず積極的なのは良いですがもう少し球を見てもいいんじゃないかと思います。追い込まれたくないという意識があるのかなと感じます。新チーム以降は恐らくまた捕手に戻るでしょうから玉城選手(浦商)とともに県内を代表する打てる捕手になると思います。
糸満の宮国投手は、テイクバックを以前のように戻し強く腕を振ることを意識しているようで春以降見てきましたが一番勢い・球威が良かったです。とはいえやはり甘く入ってきたら怖い部分もありますが。今回一番良かったのは気持ちを全面に出して投球していたことだと思います。今まではこの体のわりに存在感が無かったのが不満でしたが、今回は非常に良かったです。県上位打線相手ではちょっとまだ厳しいかなと思うとこもありますが、これから調子と能力を伸ばしていけば一本立ちしてくるかもしれません。捕手の島袋選手はだいぶグリップの位置を下げ(胸の辺りくらい)あまり捕手側に引かず構えるようになりました。ただ、スイングはなかなか鋭く力強い打球を飛ばしていました。いまいちスケール感はないですが、現状ではこれがいいかもしれません。
やはり打倒興南の一番手は糸満だなと感じさせてくれました。このままチーム・選手とも成長していってもらいたいです。

本部1-2真和志(9回サヨナラ)
本部・嘉手刈投手、真和志・久田投手の息詰まる投手戦になりました。
本部が8回に先制しましたが、9回真和志は先頭を出し送ってきましたが、これを嘉手刈投手が2塁へ送球ミス。タイミング的にはアウトだっただけにもったいなかったです。これで外間投手へとスイッチになりましたが、これが裏目にでてサヨナラとなってしまいました。

嘉手刈 裕史(本部3年 167・62 左・左 投手)
春にもお伝えした投手です。小柄ではありますが個人的には県内では島袋投手に次ぐ左腕だと思っています。
フォームはそこまで春からそこまで変わっていません。振りかぶって足をゆったり上げるなど、彼なりの独特の間がある投手です。この日は調子は普通くらいでしょうか、春の南風原戦のような勢いのある直球ではありませんでした。球速は120後半くらいだと思います。ただ、球持ちも良いですしタイミングもが取りづらくキレ型なので、どうしても打者は差し込まれるという感じでした。変化球はカーブ・縦横スライダー・チェンジアップだったと思います。本人いわくその日の出来を見ながら組み立てるとのことで、右打者にはチェンジアップ、左打者にはカーブを中心に組み立てていました。ある程度三振も取れる投手だと思いますが、打たせて取ることを意識した投球でした。序盤はフォームが乱れてたのか制球がやや乱れていましたが、しっかりとカウント持ち直してきますし、修正してきた中盤以降はストライク先行の投球でした。
クイックはそこまで上手くはないかなと感じますが、首の動きなどでランナーを制しますし牽制も上手いです。フィールディングも落ち着いていて上手いです。マウンド捌きは洗練されていますし、この試合結構ランナー背負う投球でしたが非常に落ち着いており、打たれるなと思わせなかったです。精神面も強いですね。
小柄なのが本当に残念ですが、投球が出来る左腕で非常にセンスは高い投手だと思います。大学などでもやっていけるレベルの投手だと思うので、これからも期待したいです。

久田 大貴(真和志3年 175・64 右・右 投手)
事前に好投手だと聞いていましたが予想以上に良い投手でした。スラッとした細身で投手体型という感じです。
振りかぶって足を高く上げ、スリークウォーターから投げてくる投手です。彼は非常に腕の振りが柔らかく、かつ鋭く力強いです。そのため、一塁側に体重がいくこともしばしばですが、グラブはしっかり抱えられているのでバランスは悪くありません。
直球はこの試合恐らく140超えたのもいくつかあったと思います。非常にキレも良くなかなかの勢いでした。変化球はスライダー・カットボール・カーブ・チェンジアップでしょうか。スライダーは綺麗に横滑りしていくものでカウントも取れますし、決め球にもなり右打者からしたら厄介な球でしょう。基本的にはこの腕の位置なのでスライダー投手で、カーブはだいぶ体が緩み滅多に使うことは無いです。チェンジアップも時折混ぜるといった感じでした。細かい制球はないですが、ある程度コーナーにしっかり投げわけることが出来ます。
クイックは上手く、牽制も鋭かったです。フィールディング・マウンド捌きも良かったです。
彼はとても気持ちを全面に出した投球をしてきます。8回に先制を許しましたが、ちょっとは気落ちするかなと思った次の打者にこの試合で一番勢いがある直球を投げてきました。やはり強気で気持ちが折れない投手だと思います。
気持ちを前面に出した投球ですが、牽制で刺すなど冷静さもあるところも良いですね。大学などでもやっていける投手だと思うので期待したいです。
 
    (蔵建て男) 早速の最新の沖縄レポートありがとうございます。宮國が復調気味と言うのが明るい話題ですね。ぜひ好調時の宮國を見てみたいと思います。
今年も、沖縄勢の熱い戦いを期待しております。
 

2009年 滋賀の逸材1

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月27日(日)09時06分10秒
返信・引用
  皆様おはようございます。今日から、全国の逸材シリーズは、近畿最後の県・滋賀に入りたいと思います。もう少し、平日の観戦に行けない日に、ページの更新ができたらと思うのですが・・・。

△奥村 健介(滋賀・比叡山2年)投手 170/68 右/右

(どんな選手?)

中学時代から県内では知れ渡っていた選手のようで、1年夏には大事な試合を任されるまでになった好投手です。

(投球内容)

恐らく昨夏の時点では、常時125キロ前後ぐらいだったと思います。しかし現在は、MAX140キロまで到達したと言いますから、かなり体もビシッとしてきたのでしょうか。昨夏までは、まだまだ球威・球速・キレとも、物足りない感じでした。

この投手の良さは、むしろ横滑りするスライダーと、思わずタイミングが狂わされるチェンジアップの威力にあります。両サイドに球を散らし、変化球で的を絞らせない投球が身上です。それに、カーブなどを織り交ぜてきます

クィックは、1.25秒~1.30秒ぐらいと少々遅い傾向にありますが、牽制は悪くありません。さすがに経験豊富で、マウンド捌きは安定しており、制球もそれなりです。

(今後に向けて)

まだまだ球のキレ・球威に物足りないものがありましたが、かなりこの一年で改善されてきているのではないかと期待します。体も小さいですしスケール型ではないので、プロ云々の素材ではないと思いますが、新チーム以後は滋賀を代表する好投手としての活躍が期待できそうです。

△久保出 明裕(滋賀・比叡山3年)投手 179/70 左/左

(どんな選手?)

吉見祐治(横浜~ロッテ)左腕のような、長い手足とゆったりとしたモーションで投げ込む投手です。

(投球内容)

ゆったりとしたモーションから、上体を鋭く振ることで、125~130キロぐらいの球速でも、それなりの勢いを感じさせてくれました。ストレートが、高めに集まるのですが、低めのボールゾーンに、スライダーを集められるのが、この投手の良さです。

制球は、高めにですが両サイド散らすことができ、可も不可もなしといった感じ。牽制・フィールディングは並レベルですが、クィックはできませんでした。

格別マウンド捌きに優れるとか、制球力が好いわけではないのですが、重心を深く沈めたフォームは、適度に左打者には打ちにくさがありそうです。凄みはないのですが、低めに球が集まるようだと、粘り強い投球が期待できそうです。

(今後に向けて)

昨夏の時点では、それほど際立つものはありませんでした。それでも更にキレが出てくるようだと、結構面白いかなと思わせてくれる左腕です。今後も、ジワジワと成長を遂げて行くタイプの投手だと思うので、大学あたりまで道が切り開くような活躍を、この夏は期待してみたいと思います。

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2009年 京都の逸材3!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月26日(土)11時01分17秒
返信・引用 編集済
  皆様こんにちは。今日は、予定していた仙台や京都への遠征は取りやめ、体を休めることに致しました。この二日間でやらなければ行けないことも山積みなので、時間を見つけて更新して行きたいと思います。

全国の逸材シリーズ、今回で京都は最終回。次回からは、近畿最後の県となる滋賀に入りたいと思います。またこの春・京都で話題だった西山 勇弥(京都・府中工)投手は、春季大会で見られたので、そこからのレポートとなります。

△島本 浩也(京都・福知山成美3年)投手 174/57 左/左

(どんな選手?)

凄みはないのですが、非常にバランスの取れたフォームから繰り出す球には安定感があります。ボールを出し入れできる投球術に、低めに球を集める制球力を兼ね備えるサウスポーです

(投球内容)

昨夏の時点では、125~130キロぐらいで、やや球威に欠ける傾向がありました。それでも外角や低めに球が集められる選手で、左腕らしいカーブとのコンビネーションに、たまに低めに切れ込むスライダーをおりまぜてきます。

球威や威圧感がないので、それほど甘くない球でも高めに打たれてしまう傾向はありますが、現在はMAX136キロまで成長したとの話し。クィックも1.25秒弱ですし、試合を作ることができるタイプです。2010年度の京都を代表する、サウスポーに成長していることでしょう。

(今後に向けて)

ドラフト候補云々と言うタイプではありませんが、安定感があり、使い勝手の好い左腕として、上のレベルでの活躍も期待されます。今後の伸び代よりは、すでに今ある実戦力で勝負するタイプ。それでもこの一年で、どのぐらい力強くなったのか気になるところです。今後も機会があれば、ぜひ確認したい好投手でした。

△西山 勇弥(京都・府中工3年)投手 178/70 右/右

(どんな選手?)

MAX142キロを投げ込む速球派として、春の京都大会では話題になっていた投手です。むしろこの投手は、速球よりもスライダーに絶対的な自信を持っており、この球は、高校生レベルではわかっていても打てないシロモノでした。

(投球内容)

私が観戦したのは、試合途中の6回からなので、すでにかなり球の勢いが無くなっていたのだと思います。そのため球速は、125~MAX85マイル(136キロ)程度。球威・球速・キレなどの観点から見ても、ドラフト候補云々と言う感じではありませんでした。

ただ外角低めに決まるスライダーのキレがあり、わかっていも乙訓打線が、この球を空振ります。この右打者外角低めへの制球力が、この投手の生命線です。牽制・フィールディングなどはイマイチですが、クィックは1.1秒前後となかなか素早いです。テンポの良さなど、総合力で勝負するタイプで、けしてスケールで圧倒するタイプではないと思います。

(今後に向けて)

大学などに進んで、体がビシッとして来ると、切れ味鋭いスライダーが生きて、ドラフト候補にもなりえる存在になるかもしれません。ただ現時点では、夏の連戦に耐え得るだけの基礎体力があるのかは微妙で、スライダーを多投するピッチングが予想されます。3,4年後に、どのぐらいの投手に育っているのか、その時にまた見てみたい投手でした。

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2009年 京都の逸材2

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月25日(金)01時46分50秒
返信・引用
  皆様今晩は。新しい環境に移り、平日どのぐらい更新ができるのかが、一つ大きな課題でした。そういった意味では、今週はもう少し、この全国の逸材を進めたかったと言うのが本音です。余裕がありそうでなかった感じで、もう少し更新をいろいろ進めたかったですね。

◯駒月 仁人(京都・塔南2年)捕手 175/78 右/右

(どんな選手?)

昨夏は、すでに1年生ながらスタメン出場。強打・好守の捕手として、なかなか目立つ存在でした。

(ディフェンス面)

ミットを軽く示した後、下げないので低めの対応は悪くありません。打球への反応・フットワークも悪くないのですが、ちょっと手先だけでボールを捕りに行く傾向があり、その辺が気になります。一球、一球しっかりボールを押しこんでキャッチングできるなど、ディフェンス力はなかなかものがあります。地肩についてはよくわからなかったのと、強気な内角攻めが、裏目にでるなどリード面にも課題を残しておりました。どちらかと言うと、イケイケの積極型なので、もう少し大胆さだけでなく、慎重さも加わればと思います。

(打撃内容)

1年生ながら、なかなかヘッドスピードも基準レベルありました。その力強いスイングからも、速球には強いと思うのですが、昨夏の時点では変化球への対応が劣っておりました。この一年間で、どのぐらい対応できるようになったのか気になるところです。

(今後に向けて)

地肩がどのレベルなのかはわからないのですが、打撃・ディフェンスレベルは有望です。変化球への技術向上が観られれば、最終学年では京都屈指の捕手として注目されるのではないでしょうか。今後も大いに期待して見守りたい選手の一人でした。

△中村 充(京都・京都外大西3年) 172/63 左/左

(どんな選手?)

身体は大きくないのですが、左スリークオーターから、ポンポンとテンポ良く投げ込んできます。ストライクを先行できるコントロールと、内角を強気に攻める投球が持ち味です。

(投球内容)

2年夏の時点で、コンスタントに125~130キロ級のキレのある球を投げ込んできます。現在は、MAX136キロまで数字を伸ばしていると聞きます。変化球は、カーブ・スライダー。特に左打者の背中越しから、外角低めに切れ込むスライダーには、なかなかのものがあります。特にスライダーが、低めに集まるのが良いですね。

昨夏の時点では、クィックができませんでした。フィールディング・牽制は基準レベルあり、マウンド捌き・試合をまとめるセンスは悪くありません。スケールで押すタイプではなく、投球センス・度胸で試合を作るタイプです。

(今後に向けて)

両サイドに球を散らせて討ち取るタイプで、けして三振をバシバシ奪うとか、球の勢いで抑え込むタイプではありません。ただその投球レベルからも、関西の大学あたりに進んで、今後も活躍が期待できる存在です。貴重な実戦派左腕ですから、少し長い目で追いかけてみたい好投手です。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 京都の逸材1

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月22日(火)22時37分31秒
返信・引用 編集済
  全国的に、夏の予選が本格化するまで20日前後しか時間がないのに、未だに西日本の逸材紹介が終わりきらない管理人。さすがに少々焦りが生じはじめました。今日は、そんな中、京都の逸材をお送りしたいと思う。

△酒居 知史(京都・龍谷大平安3年)投手 175/70 右/右

(どんな投手?)

頭のブレが小さく、安定した下半身を活かしたフォームが魅力の投手です。腕や身体を強く振るダイナミックスさはありませんが、安心して観ていられる投手です。

(投球内容)

球速は、すでに昨夏の時点で、常時130キロ前後~MAXで135キロぐらいは出ていたのではないのでしょうか。球質は手元でピュッと来る感じですが、時々シュート回転するのが気になります。変化球は、カーブ・スライダー。両サイドに球を散らせて、打たせて取るのが身上です。

牽制やフィールディングは平均的。クィックは、1.20~1.25秒前後と基準レベル。制球・マウンド捌きにも破綻はなく、バランスの取れた好投手だと思います。

(今後に向けて)

それほどこの一年で、球威・球速は伸ばしてはいないようです。しかし土台がしっかりしており、投球もできる投手なので、大学などに進んでも野球が続けて行ける素材ではないのでしょうか。高卒プロ云々の素材ではないと思いますが、ぜひこの夏に、その成長ぶりを確かめてみたい一人です。

◯森脇 亮介(京都・塔南3年)投手 175/70 右/右

(どんな選手?)

すでに昨夏の時点から、京都NO.1と呼び声高い投手でした。そしてMAX146キロまで伸ばし、プロからも注目されている投手です。

(投球内容)

中背ながら、バネの効いた躍動感のあるフォームをしております。昨夏私が見た試合では、ストレートの制球にバラツキが感じたりシュート回転するなど、むしろ光ったのは、一度浮きながら沈む、独特のスライダーの方でした。それに縦に割れるカーブもたまに投げておりました。

ストレートのバラツキは目立ちましたが、基本的に両サイドに投げ分けられる制球力はありますし、試合を作るセンス・マウンド捌きなどにも優れ、バッティングにも優れた高い野球センスが売りです。当然ながら、1.15秒前後のクィック・鋭い牽制などなど、総合力は2年生離れしておりました。

(今後に向けて)

この春の春季大会で、ブルペンでの投球のみは確認できました。確かに常時140キロ級を感じさせる球の勢いがある選手です。ただ体格は中背で、かなりの完成度を誇る選手だけに、伸び代と言う部分は微妙です。高卒即プロと言うよりは、有力大学や社会人に進んで技量を磨き、実績を残してプロを目指すタイプの選手ではないかと思っております。ただ今年に入ってからの投球は確認できていないので、ぜひこの夏は、確認してみたい一人でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

関甲新大学リーグ観戦から

 投稿者:花菱パチェコ  投稿日:2010年 6月20日(日)14時58分46秒
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  もう一件。

市川功久(177/84右右/投手・浦和学院→上武大4年)
“柳の様なフォーム”とは反する石井貴と大塚晶と谷口功一を足したかのようなやや硬めのフォーム。お尻の落とし方も縦気味で緩い球はない。
先発した日は、なかなかの速球を中心に左内角低めへフォーク、右外角にスラで勝負処でスバッと右外角低めに直球を決めるなど観られたけど、変な表現だけど、武骨で馬力あるヤツを突貫工事して先発が勤まるよう作り上げていったかの様な印象。

翌日、優勝決定戦。スクランブル登板で中盤からリリーフ。この日は速かった!
おそらく140後半はあったかもしれない。その代わり連投の所為もあるのか球が制御しきれず、どうしても高く上ずる。
フォークと速球で高低を意識した配球に。
しかし彼の適性はリリーバーなのを確信した。
リーグ2位の投手成績だがおそらく畑違いの先発でこれだけやってきたのだ。起用法や環境の変化や今後の指導によってはドラフト候補になれるのではないかと思いました。

穂坂 豪(180/73左左/投手・桐生第一→上武大1年)
無駄に反ったりもせず、ワレで力溜め込んでフィニッシュも力感たっぷり。田辺学や篠田純みたいな雄々しいフォーム。俊足の部類に入る足もあり運動能力は高い。右内角に切れ込む140超の速球の威力は同時期の山崎敏よりある。見栄えならサイコー。

高校時代からの印象ですが、これはいずれプロに送り込まなければいけない素材だと思ってます。

優勝決定戦の中盤に登板。
上位とはいえ左が続くイニング。そこで乱れまくり四球四球。あげくに置きにいって右打者の白鴎大・塚田に左中間柵越えHRを決められてしまう。当然これで降板となりました。

昨年、ビデオ紹介したまんま。球速以外は成長してませんでした。

しかし1年生で、大事な試合に登板させたのからして期待の高さを伺わせます。

カーブ時の腕緩み改善と制球力をなんとか高めてもらいたいです。
 
    (蔵建て男) 市川投手は、課題が多いみたいですが、速いんですね。ぜひ秋には見てみたい一人です。

穂坂選手は、高校時代は野手でのイメージが大きいですね。今は、投手として野球を続けているんですか。大型左腕として、将来楽しみですね。期待して見守ってみたいと思います。
 

関甲新大学リーグ観戦から

 投稿者:花菱パチェコ  投稿日:2010年 6月20日(日)12時32分16秒
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  蔵さん、こんにちは!
観戦して目についた選手紹介を続けます。

劉 昌俊(184/90右右/投手・作新学院→作新学院大3年)
コンパクトなテイクバックからきれいにワレ続けられ実に日本的なフォーム。だけど矛盾する様だが粘りがないというか、ただ悪癖な連鎖による開きになってないのは幸い。
観戦した日のMAX146キロ。その割に手元の威力は感じない。
球種は縦横スラに緩るスラ。右に内外角へ直球、スラをおおよそに投げられ、左を苦にしてるカンジもなく、先発として一応の投球術はあるようです。やや高くなったりピンチはスラ頼りになるものの先発してひどく乱れる事もない。
だけど勝てないんですよ。
破綻なくまとまってますが逆に恐さなく合わされやすい面もあるでしょう。
また反応やリズムの悪いフィールディングも気になりました。
今後直球を磨いていく必要がありますが、いずれにしても将来像は直球見せ球に組み立てていく総合力タイプか。守備含めて精度上げていって実績を残していってもらいたいと思いました。

佐藤嘉鉱(188/98右右/投手・清水商→山梨学大4年)
胸板厚く重心落とさずいわゆるガイジン的フォーム。スラ、フォークに見せ球程度の緩る振りスローカーブもあるが武器は140キロ半ばの角度ある速球。適度に荒れながら右外角に決める力はあります。
やや遠回りの腕の振りだけに内角は上手くないですが先発より短いイニングを任せていけたらおもしろいと思います。
矢貫を思い出しました。
 
    (蔵建て男) 劉 昌俊は、高校時代から球には威力はありましたが、そんな感じの選手でしたね。ポテンシャルは高いだけに、惜しい選手です。

山梨学院大の投手は、そんなに速いですか。秋まで野球を続けているのならば、ぜひ見てみたいですね。春は、渋滞に巻き込まれて関甲新リーグに足をのばせなかっただけに残念です。
 

2009年 奈良&大阪

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月20日(日)00時41分17秒
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  皆様今晩は。今朝でかけるまでに、この書き込みを終えてから出かけたかったのですが、それができずに世界大学選手権の選考会に行きました。今回の書き込みで奈良・大阪を終え、明日からは、京都に入って行きたいと思います。

△松村 鷹介(奈良・高田商3年)投手 175/75 左/左

(どんな選手?)

中背の体格から適度なまとまりと、MAX135キロのストレートを投げ込む左腕です。

(投球内容)

昨夏は、背番号9を背負い登板しておりました。球速は、常時125キロ前後といった感じで、驚くような球威・球速・キレは感じられませんでした。変化球は、カーブ・スライダーなど特に際立つ威力はないのですが、速球も含めて大まかに両サイドに散らせる制球力があります。

左腕らしく牽制は悪くありませんが、昨夏の時点ではクィックはできませんでした。マウンド捌き・投手としての総合力としては、破綻のないまとまりがあります。

(今後に向けて)

現在は、投打にチームの中心選手として活躍しているそうです。格別凄みはありませんが、総合力のある左腕として、奈良でも注目されるかと思います。全体的にレベルアップがなされているとすれば、更に大学などへの扉も開かれそうです。ぜひその成長ぶりを見てみたい選手でした。

△畑瀬 聡史(大阪・関大北陽3年)投手 180/78 右/左

(どんな選手?)

昨夏は、チームを大阪予選の決勝戦まで導く原動力となりました。ドラフト候補の田村丈と切磋琢磨して、更なる成長期待したい投手。現在は、MAX140キロまで到達したと言われます。

(投球内容)

体格にも恵まれ、そこから繰り出す速球は、昨夏の時点で130~135キロぐらいでした。その球速表示以上に見える、球の伸びが自慢の選手です。変化球は、縦に割れるカーブやスライダーなど、速球が高めに行くぶん、低めに変化球が集まるのは救いです。

速球のほとんどが、真ん中~高めに集まる傾向が気になります。右打者には、アウトコース高めにボールを集められますが、左打者には枠の中に集められればといったタイプです。そのため細かいコースの投げ分けはできず、制球力はあまり高くありません。ただピンチでも冷静なマウンド捌きは印象的でフィールディングも上手いですし、クィックも1.15~1.25秒ぐらいでまとめられるなど、総合力がないわけではありません。

(今後に向けて)

高卒プロとかそういったタイプではないと思いますが、正統派の本格派として、更に上のステップでの活躍も期待させてくれるものがあります。変化球や細かい制球力の進化次第では、今後大学よりも上での活躍も期待できそうです。少し長い目で見てみたい、なかなかの投手でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

ベスト4左腕

 投稿者:うどんの国  投稿日:2010年 6月19日(土)23時37分46秒
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  今日の練習試合の結果がブログに掲載されていました。

高松北 14対0 穴吹(7回コールド)
高松北 16対9 穴吹(8回コールド)

一試合目は奴賀の完封。被安打3、10奪三振、max141キロを記録しました。打線は20安打を打ちました。
春の香川県大会でベスト4に入ったチームですが,変則ながら左腕で141k/mは近年の香川県としては珍しい投手です。昨冬の台湾遠征県選抜メンバーでもあるので注目ですね。
奴賀康弘(ぬかやすひろ)君楽しみです。

http://takakaita-baseball.cocolog-nifty.com/blog/

 
    (蔵建て男) この投手のことはよく知りませんでした。MAX140キロ以上を投げられるとなると、香川でも屈指の左腕と言うことになりそうですね。
夏の予選では、どんな活躍を魅せてくれるのか注目して見守りたいと思います。

これからも「うどんの国」の情報楽しみにしております。
 

(無題)

 投稿者:花菱パチェコ  投稿日:2010年 6月18日(金)15時39分50秒
返信・引用
  蔵さんこんにちは!
遅くなってしまいましたが関甲新大学リーグの観戦から目についた選手を紹介します。

三木 亮(173/72右右/三塁手・遊学館→上武大1年)
絶不調らしい前田憲麻がスタメンを外れその代わりにサードを任された三木。打順は下位ながらクセのない構えからなかなかの打撃が備わっており、甘い球ならHRを決めるパンチを魅せたかと思ったら、軽く合わせセンター前に弾く芸当も。
いかにもセンスありそうなんだけど、圧倒される強打とか馬力とか貪欲な走などといった様な突出したアピール出来るものは漂わず、それが昨年の指名漏れに繋がったのかと勝手に想像しました。
守備は元ショートからコンバートされたにしてはステップ、ターンとリズムよく無駄が伺えない上手い雰囲気がありました。

小川裕生(185/75左左/左翼手・八王子→上武大1年)
いきなり三番を任される打撃は稲葉(日ハム)みたいな雰囲気。これだけの体格で、どちらかというと積極的なのかもしれないけど、脆く崩されたかの様な空振りは観せず、器用にバットコントロールしていけます。ラインドライブヒッターの資質を感じます。
脚力は一塁駆け抜けの最速で4.07でしたが足を売り物にする程ではなさそうです。しかし大柄って速く見えなかったりするものなので、もうすこし脚力を観ていきたいです。
 
    (蔵建て男) 選手層の厚い上武大には、さすがに一年生が活躍しているんですね。ぜひ秋には確認行きたいところです。

今後もぜひ、北関東の選手情報楽しみにしております。
 

2009年 奈良の逸材4!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月18日(金)06時47分1秒
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  皆様おはようございます。昨日は、余力充分だと思って帰ってきたのですが、帰宅後いろいろやっていたら眠くなって朝方まで寝てしまいました。馴れない環境で、いろいろ気疲れなどをしているのだと思います。さて今回も奈良の逸材の続きでも。

○大西 佑季(奈良・智弁学園2年)二塁 170/67 右/右

(どんな選手?)

打席での集中力が光る選手で、いわゆる「鋭さ」を持った好選手です。俊足・好打も魅力で、非常に野球センスと内面の強さを感じさせるナイスガイです。

(守備・走塁面)

残念ながら、私の観た試合では、あまり二塁手として力量はよくわかりませんでした。ただフットワークの良い選手なので、下手と言うことはないと思います。

一塁までの塁間は、4.45秒強ぐらい。これを左打者換算にすると4.15秒強ぐらいに相当し、基準レベル以上の脚力はありそうです。特にベースランニングの速さなどにも、光るものがありました。

(打撃内容)

スイングはコンパクトなのですが、小力もあってパンチ力があります。ボールに食らいつく姿勢も良いですし、非常に甘い球を逃さない「鋭さ」がある選手です。

ベース側に早めにつま先立ちして、グリップの高さは平均的。腰の据わり・全体のバランスも良く、特にアゴをグッと引いてボールを見据え、非常に集中力を感じさせる構えです。

仕掛けは「遅すぎる仕掛け」を採用しているので、どうしても一定レベル以上のスピードに対しどうなのかなと言うのが気になります。小さくステップした足が、インパクトの際にブレないのは良いです。ボールできるだけ引きつけて、動作の無駄を極力減らして対応するタイプの打者だと思います

打撃の準備段階である「トップ」を作るのも遅いのが気になるのですが、バットを上から最短距離でボールを捉え、ヘッドが下げないようにしつつ、フォローまでしっかり振り抜きます。そのため鋭く、スイングにはひ弱さは感じさせません。

目線のブレも少ないフォームですし、開きも我慢でき、軸足にも強さを感じます。ボールを捉えるセンス・意識の高さもある選手で、今後の成長が非常に楽しみです。

(今後に向けて)

高校生としては稀な集中力の持ち主です。更に打撃の技量も高く、足も悪くありません。もしこれに、守備力も兼ね備えるようだと、身体は小さいのですが、高卒プロなんかも最終学年では期待できるかもしれません。昨夏見た中では、きらりと光る好選手でした。

△岩本 大祐(奈良・智弁学園3年)右翼 177/76 右/左

(どんな選手?)

昨夏は、5番・右翼手として出場。特に強肩を中心とした守備に光るものがありました。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.2秒前後と、プロの基準レベルの脚力です。ただ上のレベルで、足を売りにするほどの絶対的なものはありません。

守備に関しても、それほどよくわかりませんでした。ただ動き自体は良く、身体能力の高さは感じられました。特に外野からの返球は強く、上のレベルでも通用する地肩の持ち主だと言えそうです。

(打撃内容)

正直、打撃に関しては、あんまり印象に残っていません。通算15本塁打のパンチ力と、勝負強さが売りの選手だと言うことです。

左オープンスタンスで、グリップは高く、捕手側に引いて構えます。腰の据わり・全体のバランス・両目で前を見据える姿勢も悪くないと思いますが、もう少しリズムを刻んだりして、自分のペースでリラックスして構えられると良いですね。

仕掛けは「平均的」~「遅めの仕掛け」の中間ぐらい。中距離~長距離打者の間ぐらいの仕掛けです。足を軽く上げ、アウトステップ。なんとかインパクトの際にブレを防ぐことはできているのですが、足のつま先が開き気味で、エネルギーを内に閉じ込められていないかなと思います。

ただ打撃の準備段階である「トップ」を作るのは早く、速いボールに立ち遅れるタイプではありません。そこから少し大きな軌道を描きつつインパクトを迎えますが、その時にバットの先端は下がることなく、ボールを広い面で捉えられています。ただ強打者の割に、フォロースルーではグリップが高い位置まで引上って来るタイプではないので、それほどボールを遠くに運ぶタイプではないのではないのでしょうか。

ただ昨夏の時点では、強く叩くとかスイングが鋭いと言うこともなく、ボールを捉えるセンスも並で、打撃では格別感心は致しませんでした。

(今後に向けて)

守備・走力共に、基準レベルの身体能力を兼ね備えた強打者です。この一年の間に、どのぐらい打撃レベルが引き上げられたのか注目したいです。ただ高卒プロとか、そういった絶対的なものは感じられず、関西などの大学で野球を続けて行く選手ではないのでしょうか。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 奈良の逸材3!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月17日(木)19時06分8秒
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  皆様こんにちは。今日は、真っ直ぐ家に帰ってきましたので、こんな時間に書き込めます。と言うのは、昨日の夜中に、一度書き込んだのですが、サーバーメンテナンスで受け付けられずに、更に書いた内容も消えてしまいました。そこで、再度同じ内容を打ち込まないと行けない、非常にめんどい作業です。

△藤井 健友(奈良・郡山3年)捕手 175/87 右/右

(どんな選手?)

奈良屈指の好投手・上西秀明とバッテリー組み、特にキャッチングの上手さが目立つ好捕手です。

(ディフェンス面)

ガッチリした捕手体型の選手で、ミットを示して下げないので、ワンバウンド処理や低めへのグラブ捌きが上手いです。特に一球一球しっかり捕球できる選手であり、キャッチングが上手いです。

フットワーク・リードセンスなども良いのですが、長年の付き合いなのか投手への返球が、少し雑と言うか不安定なのが気になりました。スローイングは、塁間2.15秒強ぐらいと際立つものはありません。ただ制球は安定しているところは、実戦向きだと思います。

(打撃内容)

体に強さがあるので、ヘッドスピードもあり、打球も強いです。右方向への打撃も可能ですが、少々脆いと言うか粗い印象は否めませんでした。またボール球を振る選球眼の悪さもあり、その辺を如何に改善できるかだと思います。

前足を浮かし、グリップを高めに添えます。腰の据わりは良いのですが、全体のバランス・両目で前を見据える姿勢はイマイチ。ただグリップ付近を揺らいでおり、固いと言う感じは致しません。

仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用。強打者・スラッガータイプの仕掛けです。足をしっかり引き上げ強く踏み込むのが特徴です。そして踏み込んだ足元がブレないので、打ち損じは少ないタイプだと思います。

ただ打撃の準備段階である「トップ」を作るのが遅れ気味で、速い球への対応が気になります。バットも遠回りにでるので、対応力はイマイチ。それでもバットの先端が下がらず、鋭いヘッドスピードでこなすので、ドアスイングと言うことはありません。最後までしっかりバットを振り切れるのは良いところです。基本的に強烈な打球が、野手の間を抜けてゆくタイプの打者だと言えます。頭のブレは見られますが、体の開きは我慢でき、軸足にも強さが感じられます。

(今後に向けて)

キャッチングの良さ・リードセンスなど、なかなか捕手としての資質はある選手だと思います。ただ地肩に光るものはないので、プロ云々と言う素材ではありません。

また打撃も粗い部分があるので、関西あたりの有力大学に進んで、その技量を磨いて欲しいと思います。それでも2010年度の奈良を代表する捕手だと言えるでしょう。

◯米田 尭弘(奈良・智弁学園)投手 178/75 右/右

(どんな選手?)

中背から投げ込む、オーソドックスな本格派右腕です。ただかつての若田部健一(元ソフトバンク)投手のように、何処か腹筋と言うか体幹に力強さが感じられない投手です。しかし、時々体重がグッと乗ったボールを投げ込み、この球がコンスタントに投げられるようになると、将来非常に楽しみだなと思わせてくれるところがあります。

(投球内容)

球速は、昨夏の時点で130~135キロぐらい。ボールにも角度が感じられ、時々素晴らしい球を投げ込みます。変化球は、カーブのような役割を果たす、曲がりながら落ちるスライダーとのコンビネーション。

両サイドにボールを投げ分けられる制球力があるのですが、コースを突いた球があっさり打たれるなど、球が見やすいのか、単調なコンビネーションに原因があるのかわかりませんが、その辺が気になるところでした。

クィックは、1.25~1.35秒前後とやや遅いものの、牽制・フィールディングは基準レベル。両サイドに投げ分ける制球力はしっかりしており、マウンド捌きなどにも破綻はない。

(今後に向けて)

体ができてくると、将来面白い投手に化けるかもしれません。すでに体も昨夏よりも一回り大きくなったようで、MAX140キロにも到達したと言われます。高卒プロといった成長は遂げないと思いますが、何か武器になるものを見出しつつ、ストレートに磨きがかかれば、将来面白い投手になるのではないかと言う期待を抱けるます。2010年度の奈良を代表する投手と言えるのではないのでしょうか。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 奈良の逸材2!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月15日(火)01時44分41秒
返信・引用
  皆様今晩は。もう本格的に夏の予選が始まるまで3週間ぐらいしかないんでしょね。すでに週末からは、沖縄大会や北海道のブロック予選などの開始も近づいてきました。

△片山 泰士(奈良・一条3年)投手 180/78 左/左

(どんな選手?)

180センチ台の大型左腕ながら、適度なまとまりのある投手です。一冬越えて、どのぐらいの投手になっているのか、その将来性も楽しみな投手でした。

(投球内容)

手元でぴゅっと来るような125~130キロぐらいの速球を、昨夏の時点から投げ込んでおりました。左腕らしい大きなカーブでも、しっかりカウントが稼げます。細かいコントロールはないのですが、枠の中には球を集められる制球力はあるようです。ただ牽制は平均レベルで、クィックも1.35秒前後とあまり上手くありません。マウンド捌き・投球内容には破綻がない投手で、一冬越えてどのぐらい伸びて来ているのかが気になります。

(今後に向けて)

大型ですが、意外に投球の基礎のできている良い投手でした。まだ伸びる余地を感じますし、球の威力も悪くありませんでした。一冬越えて伸びているようならば、今年の奈良は左腕揃いの中でも、注目される1人に育っているのではないんでしょうか。ちょっと気になる選手でした。

○上西 秀明(奈良・郡山3年)投手 167/63 右/右

(どんな選手?)

小柄ですが、球の威力・制球力・投球レベルなど、かなり高いレベルでまとまっている好投手です。いわゆる「投球のできる選手」で、ピッチングがしっかり組み立てられるのがdです。

(投球内容)

小柄な上手投げ投手ですが、両サイドにしっかり球を投げ分ける高い制球力を誇ります。特に右打者の内角を厳しく攻められること、外角低めにスライダーを集めてることができるなど、投球がしっかり作れるいるのが良いところです。

球速は、すでに昨夏の時点で、常時130~135キロぐらいは出ていた感じです。スライダーも、カーブのように曲がりながら落ちる代物で、それよりも更に遅いカーブもあるように思えます。ただ高いを、、追い込んでからの決め手不足が、これからの課題かと思います。

(今後は)

すでにある程度のところまで完成していた投手なので、今後の伸びしろと言う意味ではどうなのかな?と言う気は致します。しかし更に一冬越えて伸びて来ているようだと、中々困難な好投手になっているのではないのでしょうか。2010年度の奈良を代表する好投手であるのは間違いないと思われます。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 奈良の逸材1!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月14日(月)07時02分41秒
返信・引用
  皆様おはようございます。今日から勤務が代わるので、でかけるまであまり時間がありません。一体どのぐらい書き込めるのか微妙ですが、夜もどうなるかわからないので、少しだけ書き込んで出かけたいと思います。

◯松田 浩幸(奈良・奈良大附3年)投手 174/60 左/左

(どんな選手?)

下級生の時から、奈良を代表する好投手として県内でその名を轟かせていた投手です。今やプロ注目の左腕として熱い視線を浴びていると聞きます。この夏に、一気にブレイクして欲しい一人です。

(投球内容)

オーソドックスなフォームですが、ボールに角度を感じます。昨夏の時点では、常時130キロぐらいからMAXで135キロぐらいではなかったかと思います。ストレートのキレや伸びなどに際立つものは感じませんでしたし、それほどボールに勢いは感じませんでした。

ただ両サイドボールを投げ分けられる制球力は確かで、カーブ・スライダーを織り交ぜ、安定感が抜群です。これで、あと5キロぐらい速くなっているのならば、完成度の高い左腕として、プロから注目されるのも頷けるところです。

制球・テンポ・マウンド捌きも洗練され、牽制も左投手らしく悪く無いですし、クィックも1.15前後。スケールよりも安定感・完成度が自慢です。

(今後に向けて)

素材としての奥行や凄みは感じませんが、安心して観ていられる貴重な左腕です。これに、素直に肉付けして伸びていれば、確かに面白い存在です。順調に伸びているようなので、最後の夏に向け、大いにクローズアップされそうですね。ぜひ最後の夏には、その勇姿をチェックしてみたい投手でした。

△日下 翔太(奈良・五條3年)投手 181/69 左/左

(どんな選手?)

まだまだ未完成な部分は多かったのですが、恵まれた体格から繰り出される球には、その将来性を感じさせる楽しみな大型左腕です。

(投球内容)

昨夏の時点では、その球速は125~130キロぐらいだと思いますが、ズバッと来る速球には、将来面白い球を投げるのではないかと言う期待をもたせます。

変化球は、カーブ・スライダーなどですが、まだまだその精度は低く、速球が楽しみといった素材でした。その速球も高めに浮いたりと、制球もイマイチ。フィールディングは悪くなかったですし、クィックも1.2秒前後と基準レベル。あとは、制球・テンポ・マウンド捌きなどを、如何に磨いて行けるのかだと思います。

(今後に向けて)

素材としては、体格もありますし、その内容からも、まだまだ良くなると言う期待を持たせてくれる選手です。ただ課題も多いのも確かで、この一年間でどう育っているのかは気になるところ。ただその完成度からも、本格化するのは更に次の環境で野球を続けてからではないのでしょうか。ただどんな成長を遂げているのかは、大いに気になるサウスポーでした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

春の中国地区の高校生

 投稿者:hiroshijin  投稿日:2010年 6月13日(日)21時19分30秒
返信・引用
  お久しぶりです。今回は春のシーズン明けから今まで見てきた中で、気になった高校生選手をピックアップしていきたいと思います。

大下 祐馬投手(崇徳3年) 175cm72kg 右投げ左打ち
秋の中国大会にも出場した好投手です。以前は一度打者に背中を見せるくらいまで体をひねっていましたが、春になってひねりがなくなり、一般的なフォームで投げるようになりました。球速は142km/hを記録した試合もありましたが、随分と力を抜けた投球をしているせいか、数字ほどの威力は感じませんでした。逆に制球は良くなり、以前の課題であったスタミナの部分は大きく成長しました。
この投手の大きな特徴は、右打者の内角にどんどんシュートを投げ込んでくるところです。もともとスリークォーター気味の腕の振りで、内外角を問わずに直球がシュート回転するので、逆にそれを利用している感じがします。それだけに右打者相手には詰まったゴロが多くなります。逆に左打者にはやや弱さを感じるのですが、こちらも内角に積極的に投げ込んで、見逃しの三振や詰まった打球を誘ってきます。
課題はとにかくむらが多いことです。その日によって調子に差があるのが明らかに出てしまうのは問題でしょう。あとは走者がたまるとムキになって力勝負に行きがちになってしまうことでしょうか。それゆえに球威もあるし、多彩な球種を持っているのに投球が雑に見えてしまうのです。このあたりを改善できれば、もっといい投手になるのでしょうが。

濱田 晃弘外野手(崇徳3年)186cm92kg 右投げ左打ち
飛距離だけならば広島1といわれるスラッガーです。ただ、すべての打席で長打を狙っているのでは、と思わせるようなアッパースイングで、非常に荒削りな選手です。
最大の魅力はそのパワーでしょう。秋には尾道しまなみ球場の右中間場外に運んだり、広陵の有原投手から米子市民球場のバックスクリーンに運んだりと芯さえ食えばどこまででも飛んでいくような飛距離があります。また、打撃の魅力に隠れがちですが、なかなか足が速く、ベースランニングも積極的です。大型選手にだけに、これは貴重な魅力だと思います。
ただ、守備に関しては肩が弱く、平凡だと思います。将来的にみるとレフトかファーストに固定されてしまいそうです。
場面に応じた打撃とか、シャープなスイングの習得とか課題は多くありますが、運動能力は高いのでまさに原石みたいな存在です。今後環境が変わることで、大きく伸びる可能性は秘めていると思います。


中川 皓太投手(山陽2年)左投げ左打ち
以前は175cmだったと思いますが、どうもかなり身長が伸びたように感じます。その辺は今月末にはメンバー一覧表が出てくると思いますので確認したいと思います。山陽高校の実質のエースですが、いまだに秘密兵器扱いされている投手です。
秋には肘の故障のためにリリーフでの登板しかなく、本領発揮とはいきませんでした。そして11月の1年生大会で、MAX135km/hと急激にパワーアップして優勝に貢献します。そして春になって、本大会では1回戦の尾道商業戦で完投して、次の広陵との対決に期待が高まったわけですが、そこでは登板がなく、本格化は夏まで持ち越された格好です。
大きく上体をそらす独特のフォームには変わりありません。ただ、直球が130km/h以上を平均的に超えるようになったため、この球でファールを誘って、縦のカーブ、チェンジアップで面白いように三振が取れるようになりました。少なくとも、序盤の球が生きているうちは無敵でしょう。
ただ、フォームの負担が大きいのが原因なのか、5回くらいには制球があやしくなり、終盤には球威も落ちてしまいます。まだまだ1試合を投げきれるだけのスタミナは備わっていません。しかも打たせて取るタイプではないので、1打者に対する球数が非常に多いこともあり、1試合に130球以上平気で投げさせられることも、少し不安ではあります。
左腕独特の縦のカーブに背が高くなったことで角度が加わってきているので、来年には必ず県内を代表する存在になるでしょう。それだけに、アフターケアだけは大切にして、故障の予防に努めてほしいです。

北田 純投手(倉吉東3年) 181cm78kg 右投げ右打ち
140km/h以上の速球を誇る鳥取1の投手です。ただ、この春は不調だったらしく中国大会の出場を逃したばかりか県大会4位で、山陰大会の出場も逃しました。運よく広陵高校と練習試合があったので、そこで実際に見ることができました。このときはプロのスカウトも多数来ていて、普段とは違った緊張感がありました。
この試合では8回7被安打3失点と、事前に不調と聞いていた割にはまとまった結果を残しました。足をあげたときに体を軽くひねるプチ・トルネード投法で、腰が横回転になり、腕の振りが横ぶりになるのが気になりました。それゆえ直球はシュート回転するのですが、球質が重そうで、多少シュートしながら沈む球筋なので、目が慣れていない広陵打線は凡打を繰り返した印象があります。ただ、思い切りよく腕が振れ、スライダーもチェンジアップもなかなか良く曲がるので、素質は高いと感じます。また、走者が出てからもリズムを変えたりしてそれなりに粘れるので、ごつごつした見た目に似合わず頭もいいのかな、と感じる部分はありました。
この日はストライクゾーンのなかでおおよそに散らばって、四死球は2でおさまりましたが、細かい制球とは無縁のタイプなので、調子が悪いとどうなるのか、という不安はあります。まだまだ現状では非常に粗い感じがして、本格化はもう少し先かと思います。ただ、今年の鳥取の感じを見るからに、この投手に甲子園に進んでほしいという願望はありますが。

梶谷 晋平投手(出雲2年)171cm63kg 左投げ左打ち
春の島根大会準決勝で開星打線を5安打に抑え込み、中国大会では高川学園相手に16奪三振を記録した投手です。非常に軽い投球モーションでスピンの利いた直球を投げてくるために、平均120km/h前後でもなぜか打ち損じてしまう、不思議な投球が魅力です。
MAXでも127km/h程度の速球を基本にスライダーとチェンジアップを組み合わせてくるのですが、速球の回転が最後まで死なないためか、甘いコースでも打ち損じる打者が多かったです。制球はそれなりに乱れがちなのですが、不利なカウントからでも丹念にコースを狙ってきている印象は受けました。ただ、高川戦での16奪三振は、審判の広いストライクゾーンに助けられた印象はぬぐえません。
現状でのイメージは何回りも小さくした成瀬投手(ロッテ)ですね。基礎体力もなさそうで、制球も結構荒れるしスタミナ面でも不安はあります。ただ、開星戦でも高川戦でもそういった上体から粘っていけるので好結果にはつながりましたが。ただ、将来的に体力が付いてくると、普通の投手になってしまう危険性も高いと思います。来年以降も含めて、将来像が分かりづらい選手だと思います。

磯本 龍志外野手(関西3年) 170cm69kg 右投げ左打ち
選抜での4打席連続三振が記憶に新しいですが、それ以来の観戦で、「こんなに雑な選手だったかな」という印象を受けました。選抜で3番を打ったことで、秋の中国大会に見せていた基本はひきつけて流し打ち、甘い球は振りぬいて長打という打撃は消えうせたように感じます。打順は2番に戻りましたが、力みすぎの打撃は相変わらずです。塁間を3.9秒で走れるだけの走力があるだけに残念です。

石塚 賢次投手(玉野光南2年)188cm 右投げ右打ち
昨年秋からエースとなっている投手です。長身から柔らかいフォームで、見た目的には岩隈投手を彷彿とさせます。MAXは144km/hとのことですが、まだまだ体の強さが足りない印象で、球速の割には痛打を浴びる素材型の投手です。
非常に柔らかい腕の振りのスリークォーターで、140km/h弱の直球とスライダーを軸に投げ込んできます。ただ、前述したとおり線が細いので、球威がないのと細かい制球が不十分で三振は取れないし被安打は多いです。また単調な感じにも見受けられるので、投手としてはまだまだ学ぶべき点は多いと思います。
打者として倉敷マスカットスタジアムのレフトスタンド中段に本塁打を叩き込みましたし、身体能力は非常に高いものを持っています。それだけに、それを支える馬力をつければ、と昨秋から思っているのですが、いまだに成長したようには感じられません。高校野球最後のシーズンに向けて、どれだけ変化するのか見守っていけたら、と思います。

以上長くなり申し訳ありませんが、現状での自分なりの高校生のリストです。今回はあえて中国大会不出場組を中心にしていきました。どうしても「あれもこれも」状態になって見づらくなってしまってすみません。この週末に都市対抗中国予選もありますので、今度は折を見て大学・社会人の選手も紹介していけたら、と思います。
 
    (蔵建て男) 私が、昨夏・今春と見られていない、中国地区の有望選手情報ありがとうございます。

ぜひ参考にさせてください。今後の観戦にも、大いに役立させていただきますね。
 

2009年夏 兵庫の逸材2!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月13日(日)08時35分46秒
返信・引用
  皆様おはようございます。今日の朝は、兵庫大会の第二弾。夜には、できれば奈良の逸材に入って行きたいと思っております。今日は、近場のベイスターズ長浦グランドに、東京ガスとシーレックスの試合があるので、そちらを観戦に行きたいと思います。

◯堀田 健吾(兵庫・育英3年)投手 173/70 左/左

(どんな選手?)

左のサイドに近いスリークオーターで、シニア全国制覇の経験を持つ、洗練されたマウンド捌きに定評があります。2010年度の関西を代表する左腕の一人と言えるのではないのでしょうか。

(投球内容)

すでに完成の高い投手で、その球速も130~135キロぐらいは、昨夏の時点で出ていたのではないのでしょうか。それ以上にキレ型の球質であり、ボールを速く魅せます。

変化球は、カーブ・スライダーなどで、シュート系の球が見られなかった気が致します。右打者には、両サイドに投げ分けられますが、左打者にはストライクゾーンの枠の中に集めるといったアバウトなものです。特に左打者の背中越しから来るような球筋であるはずなのに、高めに甘く入る球を痛打される場面が目立ちました。少なくてもこの投手は、左スリークオーターでありながら、左対左の有利さには欠けている気が致します。

経験豊富な投手といった感じで、マウンド捌きはさすがです。フィールディングなども巧いのですが、ボール全体が真ん中~高めに浮くのが、球威のあるタイプではないだけに怖いです。

(今後に向けて)

体も大きくなく、すでに完成度の高い投球をしていたので、この一年間でどのぐらい伸びているのか気になります。現在は、MAX140キロにまで到達したと言われる投手なので、その成長ぶりが楽しみです。この夏は、兵庫屈指の捕手・井村 展章(兵庫・育英)とのバッテリー共々、ぜひチェックを入れてみたい選手でした。

◯下村 将吾(兵庫・社3年)中堅 右/左

(どんな選手?)

全く名前はあがっていなかったのですが、昨夏の兵庫大会の準決勝・育英戦で、好投手・堀田健吾投手の球を、苦になくはじき返す打撃には、光るものがありました。

(守備・走塁面)

昨夏は、3番・中堅手として出場。残念ながら、一塁までタイムは計測できず。体型はスマートであり中堅手をやっていることからも、けして動けない選手ではありません。

中堅手としてのディンフェンス力も、ちょっと打球への判断が悪い気も致しますが、平均レベルぐらいはありそうです。ただ地肩に関しては、基準レベルより劣る印象で、肩を売りにするほどではないと思います。この夏見られる機会がありましたら、ぜひその辺も注目してみてみたい選手でした。

(打撃内容)

左打席から、鋭いあたりを連発します。特に内角高めのストレートを振り抜いて、右中間を破っていた当たりは圧巻であり、それでいて三遊間にも綺麗に抜けて行くなど、長短絡めて、幅広い方向に打ち返せる打撃が魅力です。

まだ下級生だったので、極端にスイングが鋭かったわけではないのですが、けしてひ弱な選手ではありません。器用にボールを捉えると言うよりは、スパンと綺麗に振り抜くタイプ。この一年の間に、どのぐらい「鋭さ」「強さ」を身につけているのか気になるところです。

(今後に向けて)

これほどの選手が、全く話題になっていないのかは正直気になるところです。順調に伸びていれば、兵庫を代表する外野手として、名前があがってきていても不思議ではありません。ぜひその成長ぶりが気になる好打者でした。

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2009年 兵庫の逸材!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月12日(土)08時42分31秒
返信・引用
  皆様おはようございます。今日から、全国の逸材も兵庫に入ってゆきます。ただ兵庫大会の模様は、準決勝の二試合なので、明日からは奈良の逸材を取り上げて行ければと思っております。

△黒木 秀太(兵庫・関西学院3年)三塁 175/77 右/右

(どんな選手?)

昨夏は、6番・三塁手として出場しておりました。今は、持ち前の野球センスを活かして、核弾頭として活躍しているのだとか。三拍子バランスの取れたプレーヤーです。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間を、4.35秒ぐらいで走り抜けられる脚力があります。これを左打者に換算すると4.05秒前後ですから、プロの基準である4.2秒をかなり上回る俊足です。ただ上のレベルで足を売りにするほどの快速となると、塁間3.8秒台ぐらいの脚力は欲しいので、あとはいかに走塁センスなどで、補って行く必要がありそうです。

三塁手としてもバウンドの合わせ方なども上手く、三塁手としては、まずまずのものがありました。また地肩も基準以上で、確かに守備・走力では中の上レベルのものがありそうです。新チーム以降は、もっと守備的負担の大きなポジションを担っているかもしれませんね。

(打撃内容)

これといった特徴は感じませんでした。右にも左にも打球を飛ばすことのできる、幅広い打撃が身上のようです。打力の向上が、一つ上のレベルで活躍するための大きなポイントになるかもしれませんね。

(今後に向けて)

持ち得る野球センス・身体能力・守備・走力のレベルは、上のレベルでも野球を続けて行けるだけのものを感じます。ただ打撃には、昨夏の時点は図抜けたものはありませんでしたから、この一年でどのぐらい伸びてきたか気になるところです。ぜひ成長した姿を、確認できる日を楽しみにしております。

△藤本 佑真(兵庫・滝川二3年)一塁 172/80 右/右

(どんな選手?)

旧チームでは、5番・一塁手として出場しておりました。小柄ながら、パンチの効いた打撃が自慢の強打者です。

(守備・走塁面)

残念ながら、一塁までのタイムは計測できず。また一塁手と言うことで、守備に関してもよくわかりませんでした。ただ昨年も一塁をやっていたことかとからも、それほど守備・走力でアピールするタイプには見えませんでした。

(打撃内容)

小柄ですが、強打者タイプの選手です。それでいて、右方向への打球が目立つ、器用さをすでに持っていました。通常、右方向への打撃が理解できるようになるには、高校生でも最終学年になってからと言う選手が多いんです。しかし彼は、そういった打撃を下級生の頃からできると言うのは、ある種の器用さがあるのか、精神的に成熟していて割り切りができるのか、あるいは体が固く、打球がそちら方向に飛びやすいのかいずれかだと思います。

(今後に向けて)

上のレベルでは、強打を売りにすると言うよりは、ある程度対応力を重視したスタイルに移行するかもしれません。守備・走力に光るものはなさそうですが、打撃には良いものを持っているので、それを伸ばして行きたいですね。三拍子、のバランスの好い成長を期待しています。

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組み合わせ決定!

 投稿者:半島  投稿日:2010年 6月12日(土)07時57分28秒
返信・引用
  蔵さん、おはようございます。
いよいよ沖縄では全国に先駆けて来週から予選が始まります。そして昨日組み合わせ抽選が行われました。
http://www.kouyaren-okinawa.jp/H22natsu0611.pdf
興味があればこちらでご確認ください。

組み合わせを見る限り興南が比較的恵まれたかなと思います。準決勝までは島袋に大きな負担がかかることなく勝ちあがれそうです。
嘉手納は不祥事で練習を自粛しているようで夏は厳しいかなと思います。ただでさえ元気がないですし。このブロックは浦商・八重山が有力かと思います。
小禄は因縁のある沖水・沖尚がまた同じブロックになり真の決着をつけることになりそうです。
糸満は厳しい組み合わせになりました。実力校が揃った上、初戦の相手が前原なのでもしかしたら初戦敗退もありえるかと思います。一回戦最大の好カードです。糸満は昨年は前原に破れているのでリベンジを果たしたら勢いに乗り勝ち上がるかもしれません。打線が今までのようなら前原の宮里投手は崩せないと思うのでまさしくチーム力が問われるかと思います。他に有力なのはやはり中商でしょうか。夏にはきっちり仕上げて来るでしょうから、このブロックでは一番有力かなと思います。

一回戦は観に行けるか分かりませんが、糸満ー前原、本部ー真和志は時間を作って観に行こうかと思います。
何にせよ来週から始まるのが待ちきれないほど楽しみです!
 
    (蔵建て男) いよいよ来週から、夏の予選が始まるんですね。今年は、選抜や春季沖縄大会で、沖縄勢を3校ほど見られましたが、果たしてそれ以外の学校が勝ち上がってくるのか注目です。

また余裕のある時にでも、レポート楽しみに待っております。
 

智和歌山藤井は

 投稿者:未掲載の男  投稿日:2010年 6月12日(土)04時56分20秒
返信・引用
  甲子園ではフォークで台頭したはずです。あのフォークがあって特徴がないなんて言われた選手は可哀相です

選抜の逸材ではスルーだったのでびっくりしましたが、高校生はちょっとしたことで変わるのでそれこそ二回戦ではフォームすら変わっている選手もいるのでもうちょっと張り巡らせて欲しいです  掲載するならせめても選抜の内容は見直すべきです


あ~毎度投稿反映しなくていいんで
 
    (蔵建て男) 選抜で取り上げたなかったのは、そこまでの選手だとは個人的に思わなかったこと。そして今回取り上げたのは、その後に彼の名前がリストに浮上してきたからです。

当然選抜時にも一回戦で先発しているから見ておりますし、今回も新たに作成するために、2回戦の興南戦の模様を参考にしました。

しかし興南戦に関しては、寸評で触れたチェンジアップのように見えた球がフォークだったかもしれません。しかし私は投げた球種を一球・一球全部記録し、どの球が打たれて、どの球で三振を奪っているかもみましたが、圧倒的に変化球の頻度はスライダー中心でした。その投球を見る限り、あれでフォークが武器だとは・・・。
 

2009年 和歌山&兵庫の逸材3!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月12日(土)00時04分40秒
返信・引用
  皆様今晩は。和歌山の逸材は、これが最終回。明日からは、兵庫の逸材にも入って行きたいと思います。

△川上 弘喜(和歌山・串本3年)一塁 178/77 右/右

(どんな選手?)

旧チームから4番を任されている選手で、一塁を守っておりました。現在は、強肩を活かした強打の三塁手のようです。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、少し緩めて4.8秒弱ぐらい。これを左打者換算するお、4.5秒弱に相当し、更に緩め方にもよりますが、大体0.2秒ぐらい緩めないと緩めるのでは違います。そう考えると、全力で駆け抜けると4.6秒弱(左打者換算で4.3秒弱)ぐらいで走り抜けられる平均的な脚力はありそうです。ただこのタイムで走り抜けたとしても、上のレベルで足を売りにするほどではありません。

また昨夏は、一塁手での出場だったので、正直その守備力・地肩はよくわかりませんでした。一応強肩三塁手と言うことなので、肩にはそれなりのものがあるのでしょう。この辺は、もし今年チェックができる機会があるのならば、ぜひしてみたいところです。

(打撃内容)

スクエアスタンスで、グリップを高めに添え、バットを前に倒して構えます。腰の座りは深く、全体のバランス・両目で前を見据える姿勢は並ぐらいです。軽くグリップは揺らいでおりますが、全体的に力が入りすぎかなと思います。

仕掛けは「早めの仕掛け」を採用。見た目はバリバリの強打者に見えますが、いち早く始動して対応力を重視したスタイルです。足を引き上げ回し込むので「間」が作れて、緩急に対応しうるスタイルです。真っ直ぐ踏み込んだ足元ブレないので、体の開きやパワーロスを防げます。

ただ残念なのは、打撃の準備段階である「トップ」を作るのが立ち遅れているだけでなく、しっかり作れないままスイングに入ります。バットを上から降ろすのですが、バットの先端が下がってしまい、スイングが波打つのが気になります。

頭の動きは平均的ですが、体の開きが抑えられ、軸足にも強さが感じれます。トップの作りとスイング軌道の改善ができれば、面白いと思います。

(今後に向けて)

昨夏は、走力・守備力でのアピール度が低い選手との印象を受けましたが、強肩の三塁手しかも強打者と言うのであれば、印象は格段に変わってきます。打撃では課題も少なくありませんが、上半身の動きが改善できれば、大きく変われるかもしれません。その辺を期待して、最後の夏を待ちたいと思います。貴重な右の大型三塁手ですから。

△藤井 健(和歌山・智弁和歌山3年)投手 178/76 右/右

(どんな選手?)

秋の公式戦登板がなかったものの、選抜緒戦の高岡商業戦で選抜し、4安打9奪三振1失点と好投した投手です。

(投球内容)

中背の体格から、バランスの取れたフォームで投げ込んでくるオーソドックスタイプです。球速は、選抜で135~MAX140ぐらい。際立った伸びや勢いは感じませんが、適度なスピードがある選手です。ただリリースが安定しないのか、続く優勝した興南戦では、ボールが抜けることが多かったです。

変化球は、スライダーとチェンジアップ。特にスライダーが武器の投手で、この球を多投致します。クィックは、1.2~1.3秒強ぐらいと平均的。マウンド捌き・制球力共に、格別センスは感じませんが、破綻はないレベルです。

(今後に向けて)

高卒プロとかそういったタイプではありません。まずは、これといった特徴がないので、何か武器になるものを見つけて欲しいと思います。当然関西の大学あたりに進んで野球を続けて行ける素材だと思います。大学に進んでも、近いうちにまた何処かで出会えそうな投手でした。

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2009年 和歌山の逸材2!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月11日(金)08時17分39秒
返信・引用
  皆様おはようございます。すっかり大学選手権の方に時間を取られてしまいましたが、今日から再び、全国の逸材シリーズでも。夏の予選が本格的始まるまで、あと一ヶ月ほど。この期間の間に、できるだけ全国の逸材をペースをあげてご紹介して行きたいと思います(正直焦ってます)。今回も和歌山の逸材の続きを、できれば夜にでも兵庫の逸材に入って行けたらと思っております。

△宮崎 由郎(和歌山・初芝橋本3年)一塁 179/76 右/左

(どんな選手?)

思いっきりの良いスイングが魅力の強打者で、昨夏の時点で3番・一塁手として出場しておりました。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間を4.65秒前後かかる選手で、左打者としては相当遅いタイムです。実際もう少し速くは走れると思いますが、上のレベルで足を売りにすることはないと思われます。

ただ一塁手としては、けして打球の反応や動きなどは悪くないように思えます。最終学年では、他のポジションを担っているかもしれません。ただ、守備・走力共に、アピールするほどのものはなく、完全に打撃重視のプレースタイルの選手といった感じです。

(打撃内容)

とにかくバットを強く振れることが素晴らしいところです。スクエアスタンスで、グリップの高さは平均的。腰の据わり・両目で前を見据える姿勢は並なのですが、全体のバランスの取れた構えです。軽く揺らいではいるのですが、もう少し肩の力を抜いて構えられると良いのではないのでしょうか。

仕掛けは「遅すぎる仕掛け」を採用。これだと一定レベル以上の球速・キレに差し込まれるので、若干始動を早めることで余裕を持ちたいですね。足を小さく浮かし真っ直ぐ踏み込むのですが、その際に足下がブレて開きを我慢できません。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは平均的で、バットを寝せて出すのですが、バットの先端が下がることなく振り抜けているので問題はないと思います。非常に上半身の力が強くバットを強く振れます。ただその反面、支える下半身が弱いのが大きな課題かと思います。

(今後に向けて)

下半身と上半身のバランスの取れたスイングを身につけられれば、強打者として、今年の夏の活躍が楽しみです。守備・走塁も破綻のないレベルまで引き上げられていれば、上のレベルでも野球を続けて行ける素材かもしれません。2010年度の和歌山を代表する強打者として、その成長を期待したい選手でした。

△吉元 裕(和歌山・智弁和歌山3年)投手 178/67 左/左

(どんな選手?)

凄みはないのですが、左腕から非常に安定した制球力の持ち主です。これで球威・球速を増したらと思うのですが、現状でMAX136キロ程度とのこと。

(投球内容)

ゆったりとしたフォームから投げ込む正当派のサウスポーです。球速は、125~130キロぐらいで、大きなカーブとのコンビネーション。この投手、球自体たいしたことはないのですが、安心してカウントを整え、投球を組み立てられる貴重な左腕です。

その反面・威圧感・爆発力に欠ける側面があり、もう少し芯が入ってくればと思うのですが、なかなかこういうタイプはそうも行きません。大学などに進み、ゆっくりとした成長曲線で伸びることを期待したいと思いますが、本人が目標をどのぐらいに設定し、向上心を持って取り組めるかも大きいと思います。

(今後に向けて)

投手として必要のセンス・感覚の良さには良いモノがあります。ただ智弁和歌山にありがちな、その才能に奢ってしまいプライドが邪魔し、その後あまり伸びない選手が少なくありません。体幹や下半身・腕の振りなど、身体全体を根本的に改善して行ける向上心があるのならば、今後大いなる飛躍が期待できるかもしれませんし、そのときに今の投球スタイルを土台に維持できるのかがポイントになると思います。最後の夏に、その可能性を少しでも感じられると良いのですが・・・。個人的には、長い目で見守って行きたい選手でした。

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2009年 和歌山の逸材1

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月 9日(水)09時00分53秒
返信・引用
  皆様おはようございます。今朝は、和歌山の逸材の続きでも。和歌山の後は、兵庫を予定しております。

△上村 凌平(和歌山・南部3年)投手 178/77 右/右

(どんな選手?)

中背のオーソドックスな投手といった感じでしたが、現在ではMAXで141キロまで球速を伸ばしていると言います。ただ私が昨夏の模様を見た感じでは、4番を打つ打撃の方に将来性を感じました。

(投球内容)

ノーワインドアップから投げ込んで来る投手では、昨夏の時点では常時125~130キロぐらいの普通の投手でした。変化球も、カーブ・スライダーとオーソドックス。格別制球力・マウンド捌きも平均的で、クィックこそ1.1秒前後と素早かったのですが、牽制は平均的。野手としての適正も、打撃以外にはあまり感じられませんでした。ただ逆に言えば、大きな破綻もない総合力の持ち主で、素直に全体を肉付けして行ければ結果が残せるタイプだとは思います。

(打撃内容)

スクエアスタンスで、グリップを高めに添える強打者スタイルです。腰の据わり・全体のバランス・両目で前を見据える姿勢は並みぐらいなのですが、自分のリズムを刻めないので、どうしても脆さは感じます。

仕掛けも、「遅すぎる仕掛け」を採用するので、一定レベル以上の球速・伸びへの対応はつらそう。足を小さく引き上げ踏み込むのですが、外の球に対し足元がブレてしまうので、開きが我慢できないことがあります。そのため早く腰が逃げてしまう上に、引っ張りへの意識が強すぎるので、外にスライダー投げていれば大丈夫といった感じです。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは遅くないのですが、グリップが奥に入り込んでヘッドの出が悪いです。バットもボールを捉えるまで非常に遠回りであり、対応力に課題を残します。ただ大きな遠心力を活かせますし、バットもしっかり振り切れる選手なので、甘く巻き込める球に対しては、強打を発揮致します。その変わり、緩急・コースに関しても、打てる球は、非常に限られた選手です。

(今後に向けて)

投手としてのスケールは感じませんが、適度なまとまりがあります。その一方、野手としてのスケールは感じますが、技術的に課題が多く、改善しきれるのかは微妙です。どちらをとるのかは難しいのですが、もし球速が、常時135キロ級で、MAXで140キロを超えてくるようならば、投手を続ける方が無難だと思います。ただその際には「開き」の速さや「体重移動」など、まだまだ改善しないと行けない課題も少なくありません。最後の夏に、どんな成長した姿を魅せてくれるのか、密かに期待して待ちたいと思います。

△阪口 哲也(和歌山・市和歌山 3年)二塁 178/70 右/左

(どんな選手?)

力強さは感じないのですが、振り抜きの良さが綺麗な好打者です。チームの核弾頭を務める俊足・好守の二塁手でした。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.2秒前後とちょうどプロの基準レベルです。ただ上のレベルで足を売りにするほど、絶対的なスピードは感じません。

また二塁手としては、キャッチング・フットワークなどは、まずまず上手い部類だと思います。ただスローイングの強弱がつけられない選手なので、そういったミスは少なくなさそうです。それに肩はあまり強くないのか、力をセーブしないとコントロールをつけられないのか不安な部分は残りました。

守備・走力に関しては、上のレベルでも通用するレベルにはあるようです。ただそこから、売りにできるほどかといわれれば、まだまだ物足りないものがありました。今後の精進を期待したいところです。

(打撃内容)

ボールを的確に捉え、綺麗に捌く技術に優れた選手です。前足を引いて構え、投手の重心が下がる時に、つま先立ちに切り替えます。腰の据わり・全体のバランスも好いのですが、ボールを肩口が見据える姿勢なので、ボールを的確に追えるかが微妙。また非常に集中した意識の高さを感じさせる構えなのですが、揺らぎはなく、もう少し「柔らかさ」を意識した構えでも好いのではないかと思います。

仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用。強打者・スラッガータイプなのではなく、生粋の2番打者タイプと言うのが、本質なのかもしれません。足を小さく浮かし、インステップして踏み込みます。踏み込んだ足元がブレないのが好いですし、インステップでも低めの球を上手く拾える選手なので、あまり内角が窮屈に見えません。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのも平均的ですし、ヘッドを立てながら、綺麗に振り抜きます。頭のブレも小さく、開きも我慢。あとは、もう少し軸足に強さなり粘りが出てくると好いと思います。またスイングに「強さ」が足りないので、その辺が改善されてくると面白いと思います。

(今後に向けて)

守備ではスローイング・打撃では「強さ」が、大きな課題です。これさえクリアできれば、非常にセンスのある打者なので、将来は面白い存在だと思います。夏には、大きくクローズアップされてくる可能性を秘めた好打者ではないのでしょうか。その成長が、非常に気になる存在です。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年夏 広島&和歌山1

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月 8日(火)08時49分18秒
返信・引用
  今日から大学選手権が始まります。それに従い、こちらの全国の逸材の更新ペースが少し遅れるかもしれません。どの程度のペースで更新して行けるのかは不明ですが、夏の予選まで時間がないので、できるだけペースを上げて行きたいと考えております。今朝は、広島の残り1人と今日から和歌山の逸材に入って行きます。

△佃 勇典(広島・広島商3年)右翼&投手178/76 右/左

(どんな選手?)

昨夏は、5番・右翼手として出場。そのためMAX136キロを誇ると言う投球は、確認できませんでした。準々決勝の誠之館戦では、サヨナラとなる犠牲フライを放ち勝利を呼び込む活躍を見せた選手です。

(守備・走塁面)

走力に関しては、少し勢いを緩めて4.4秒弱。勢いを殺さなければ、塁間4.3秒前後でしょうか?高校生としては遅くありませんが、上のレベルで足を売りにすることはなさそうです。

また右翼手としても、それほど上手い外野手には見えませんでした。若干返球する場面はあったのですが、画面が切り替わってしまいよくわからず。ただその球の勢いからも、地肩は基準レベルからそれ以上のものはありそうです。ただそのプレースタイルからも、走力・守備力でアピールするような選手ではない気が致します。

(打撃内容)

準々決勝・準決勝の試合を観る限り、縦の変化に脆い印象を受けました。しっかりと大きな弧を描いた大きなスイングができるのが魅力です。

ほぼスクエアスタンスで構え、グリップの高さは平均的に、バットを立てて構えます。後ろ足に重心をかけて立つのですが、腰の据わりと両目で前を見据える姿勢は悪くありません。ただ自分でリズムを刻めない割には、それほど固さは感じません。

仕掛けは「遅すぎる仕掛け」を採用。そのため一定レベル以上のスピードや伸びには、苦労する可能性が高いです。足を少しだけ地面から浮かし、少しベース側に踏み込んで打ちに行きます。ただインパクトの際に足下がブレて地面から早く離れるので、カベをキープできずに早く開いて縦の変化について行けません。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのも立ち後れ気味です。少し遠回りにバットが出るものの、バットの先端が下がらないので、大きな弧を描いたスイングは魅力です。これにヘッドスピードが加わってくれば、それほどスイング軌道は悲観しなくても良いと思います。強打者としての可能性は、感じさせてくれました。

(今後に向けて)

身体能力が微妙なので、野手として評価すべき選手なのかは微妙です。まずは、足下を固めて、突っ込まないフォームを確立すること。そうすれば、大きな弧を活かした強打者としての可能性も感じます。夏にはぜひ、打者としての成長のみならず、投手としてのピッチングも観られたらと思います。

○浅尾 勇斗(和歌山・市立和歌山3年)投手 178/80 右/右

(どんな選手?)

チームの4番・右翼手を、旧チームから務めている選手です。投手としてもマウンドに上がる投手で、下半身をあまり使えないのですが、上体の強さを活かした力強い速球には、観るべきものがあります。

(投球内容)

少々野手投げで荒っぽいのですが、非常に腕の振り・上体の強さを感じさせるフォームです。すでに昨夏の時点でも、常時135キロ前後は出ていそうな勢いを感じます。変化球は、カーブ・スライダー・などがありますが、かなり球にバラツキが観られ、細かい婚トールはありません。

それでもカウントが悪くなれば、力を緩めてカウントを整えたり、ポンポンと勢いのある球で、有利な状況は作れます。これだけの球の勢いがあると、並の高校では太刀打ちできず、全国レベルの打者じゃないと厳しい球を投げておりました。

(今後に向けて)

打者としても、懐が深く強打者としての雰囲気のある選手です。長打力はあるのですが、少々対応力には物足りなさを感じさせました。ただ投手と言うタイプではないのですが、馬力があるので、実に力強い球を投げ込みます。順調にスケールアップしているのならば、この夏には140キロ台をコンスタントに投げ込める投手になっていてもおかしくはありません。ひょっとすると、夏に向けて大きくクローズアップされてくる1人かもしれませんね。

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一二三のサイドについて

 投稿者:kimi  投稿日:2010年 6月 7日(月)22時42分0秒
返信・引用
  蔵さんこんばんは
日曜に東海大相模のグラウンドに帝京との練習試合を観にいってきました。
練習試合ですので書き込みは控えようかと考えましたが、ニッカンの紙面にも写真入で掲載されてましたし、スポニチにも載ってましたので書き込ませていただきます。

サイドに転向した一二三は初めて確認しましたが、言われてるほど悪くは無かったです。正直もっと悪い状態かと思ってました。
第2試合では145を何度か計測しましたし、平均でも139~143でした。スライダーの精度は高かったですし制球もよかったです。高校生で145キロ投げるサイドスローなんてなかなかいませんし、中堅私学なら十分押さえられるかと。ただ去年の秋と比較すると絶対的な凄みや本格派としての魅力は薄れてしまった感じです。

2試合目は2イニングを6人で抑えましたが、1試合目では結構打たれてました。登板した7回に先頭の伊藤に低めの球をバックスクリーンに運ばれると、8回にも先頭の田口に左中間を破られる三塁打を打たれるなど3回を2失点でした。低目をついても長打を打たれていましたし、球威が落ちたようにみえました。


第1試合が終わるとスカウトやメディアはほとんど帰ってしまいました。
しかし、この日の一番のお目当ては帝京の渡辺という二戦目に先発した一年生左腕でした。
身長は180前半くらいで、ちょっと太り気味ですがキレのある球を投げ下ろしていました。春季大会でもベンチ入りしていたそうです。
あまり細かいことは書けませんが、変化球のキレも良かったですし、最速で137、平均130前半から中盤と1年生にしてはなかなかです。立ち上がりに1点を失いますが、相模相手に4回を3安打1失点と好投しました。

帝京は8回と9回の先頭から岡部がマウンドに上がります。投球を観るのはかなり久しぶりでしたが、8回は四球とヒット、9回はストレートの四球でアウトを取れないまま交代(ライトの守備に戻る)しました。鈴木伊藤山崎と右投手ばかりですし、実戦で使える左腕がいないので、渡辺は重宝されるのではないでしょうか。
 
    (蔵建て男) 帝京のあの巨神兵に、更に左の1年生が加わったんですか。恐ろしい投手陣ではありますが、得てして大型チームは脆い側面があるので、夏には油断することなく東京大会を駆逐してきて欲しいです。

一ニ三は、昨夏までも調子を大きく崩していて、なかなか上手く行かない側面があるようですね。持ち味が発揮し結果が出せるのであれば、サイドと言うのもありだと私は思います。ただ気分展開で一時的なものと言うことが前提ならば、やはり大学などで立て直しを図り、プロを目指して欲しいかなと思います。
一体最後の夏を、どういった形で締括るのか気になるところです。なんやかんやいって、彼に匹敵する素材は、神奈川にはいないでしょうから。
 

白鴎大

 投稿者:花菱パチェコ  投稿日:2010年 6月 7日(月)13時31分12秒
返信・引用
  蔵さんお久しぶりです。
選手権直前となってしまいましたが、白鴎大の選手の見所をお伝えします。
☆仲尾次オスカル(二年)…総じて速さ強さなく、フォームに粘りもなく、見栄えもしない。凡庸な印象。スラと直球のコンビネーションをアベレージ低く決められ投球に粘りありMVP左腕となりました。注目の小柄右腕・武藤悟章がシーズン序盤に肩を故障し、苦しい台所のところを支え完全にエースの活躍です。でも球は遅いし強烈なものもないしプロを意識しにくいなぁ。

☆金伏ウーゴ(三年)…先発左腕。上体のアクションの割に下半身の並進は静か。常時セットだけに制球意識のフォームでイチ、ニィ、の~~~サンッと間のあるリズムは杉内を意識してるのかな。スラあるがフツーで左右打者への投球術云々の域でなく、適度に荒れる140超の速球の比重が高い力投型です。

☆岡島豪郎(三年)…ベストナインの外野から元の捕手となって0.320、5HR、17打点と打点王とベストナイン獲得の活躍した三番打者。
イニング間スローイングは本気度伺えないが最速1.93で試合では2.13で刺せない場面がありました。ミット抱えず開いて投げる特徴あり。
打撃は軸足に体重残し下半身を止めてアッパーなのかすくい上げている感。もしかしてツイスト打法?ただHRを観られたけど安打量産はイメージしにくい雰囲気でした。

☆塚田正義(三年)…4番ショート。昨年も二神を打ち、全日本合宿選出と全国レベルを証明している。踏み込みもスイングも強くないが速さはあるようで小柄ながらもパンチあるのはそのおかげか。
守備はやや腰高だがリズム悪くなく安心してみていられます。
ただプロを意識すると長打が売りというより、持ち前の出塁率の高さと、ゆとりある構えから狙い撃ちする技術から、いやらしい打者になれるかもしれません。土橋タイプを目指してほしいです。


またあとで他の関甲新大リーグの選手を紹介しますね。
 
    (蔵建て男) ご無沙汰しております。白鴎大の選手たちの情報ありがとうございます。昨日は、残念な負けでしたが、秋のリベンジを期待しております。

今春は、リーグ戦に行けなかったので、レポート楽しみにしてますね。
 

2009年 広島の逸材2!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月 7日(月)08時55分38秒
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  皆様おはようございます。どうも普段歩かない人間が、遠征で歩き過ぎたみたいで、膝に違和感を感じる管理人。気持ちと身体が一緒ではないこと、日々実感する今日この頃。今日は、広島の逸材の続きでも、広島のあとは、近畿に入り、和歌山を特集する予定です。

△金尾 元樹(広島・如水館2年)一塁 右/右

(どんな選手?)

昨夏、一年生ながら8番・一塁手として出場していた選手です。ガッチリした体格から、思いっきり振って来る強打が自慢です。リストに名前があったので、今回取り上げてみたいと思います。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.9秒前後(左打者換算で4.6秒前後)。この走力からも、基本的に動ける選手ではありません。また守備も一塁と言うことで、守・走でアピールするタイプではなく、完全に打撃オンリーの選手といった感じでした。

(打撃内容)

その打撃も、バットを振れる魅力はあるのですが、まだまだ粗いです。特に内角の球は、まず当てることはできても、捌けそうにもないといった感じのスイングで、その対応力に課題を感じます。

前足を引いて、グリップの高さは平均的。腰の座りは悪くないのですが、あらかじめ開き気味に構えているわりに、両目で前を見据える姿勢はイマイチ。ただ自分のリズムを刻めており、バランスはイマイチでも、リラックスして構えられているのは良いと思います。

仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用するなど、バリバリの長距離・強打者タイプ。足を軽く上げて、ベース側に離れた方向に踏み出すアウトステップ打者。どうしても「間」がない強打者タイプなので、狙い球を逃さず叩くことが求められます。しかしインパクトの際に、足下がブレてしまい、打ち損じの多いタイプ。また早く腰が逃げて行く割に、足下も踏ん張れないので、外に投げてれいれば大丈夫といった感じのスイングでした。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのも立ち後れ気味。腰が早く逃げて、バットも遠回りに出てくるので、ボールを捉えるまでに課題を感じます。それでもバットの先端が下がらないように、レベルスイングはできているのが救いです。ただバットをしっかり振り切れるのは良いのですが、フォロースルーを行かせないタイプなので、ボールを遠くに運ぶと言うよりは、強い打球が野手の間を抜けて行くといったタイプだと思います。現状は、思いっきり引っ張って、身体の強さで長打を呼び込む粗いタイプといった印象です。

(今後に向けて)

まだまだ下級生でもあり、課題が多い選手です。将来的にも、守備・走塁でアピールできない選手だけに、如何にその打撃で圧倒できるかにかかっております。抑えるポイントを抑えて、広島を代表する強打者として、その存在感を示して行って欲しい選手でした。

△中川 皓太(広島・山陽2年)投手 左/左

(どんな選手?)

元々リストにも載っていない選手だったのですが、1年生にしては、それなりの球を投げていたので、気になってチェックすることに致しました。

(投球内容)

足をしっかり引いて、ノーワインドアップから静かに足を引き上げて来るタイプです。そのストレートは、125~130キロ近く投げていた感じです。1年生の左腕と言うことを考えれば、なかなか有望だと思いました。また左腕らしい、大きなカーブを投げられる投手です。このカーブを軸に、制球・マウンド捌き、牽制などに破綻はなく、投球の基礎はできている感じです。

お尻は、それほどしっかり落とせていない上に、着地までの時間を稼げておらず、それであのカーブを投げるのですから、身体への負担が心配されます。背中を後ろに反り、無理に腕に角度をつけて投げ降ろすのは、気になる材料。アフターケアには、充分注意して頂きたいと思います。

グラブを最後まで抱え、足の甲の押しつけは悪くないので、制球に大きな破綻はなさそうなフォームです(実際の投球を観ても)。「着地」「体重移動」には課題を抱えるフォームですが「開き」「球持ち」は、悪くはなさそうです。ただ腕は振れているのですが、前にしっかり体重が乗って行かないので、ボールにもう一つ勢いがないのが残念です。

(今後に向けて)

今年になっても特に名前があがっていないのは、故障で投げられないのか?完全に伸び悩んでいるのか?なのは定かではありません。ただ1年夏の時点では、基準レベルの左腕であり、順調に伸びて行けば、最終学年で広島を代表する左腕に育つのではないかと言う期待があります。これからどのような成長を遂げて行くのか?今後も見守って行きたい選手でした。

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中国大会準決勝

 投稿者:hiroshijin  投稿日:2010年 6月 6日(日)21時09分37秒
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  蔵さんお久しぶりです。昨日は宇部までお疲れ様です。昨日の試合中に蔵さんらしき方をお見かけしたのですが、恥ずかしいものがありお話しすることができませんでした。今度お見かけしましたら、挨拶に伺ってもよろしいでしょうか。

今日は準決勝の高川学園対柳井商工、広島工対岡山東商のレポートを書きたいと思います。今週末くらいにはこの春の野球シーズンが始まってから見てきた試合の中で気になった選手をピックアップしていきたいと思います。

第1試合

柳井商工03000001=4
高川学園30010001=5

柳商:篠原-山本
高川:橋田-赤岸

柳商の篠原が初回1アウトだけ、高川の橋田が4回の先頭打者の途中までと先発投手が早くに降板しました。橋田投手は昨日、11回で11奪三振を奪ったのですが今日は制球が悪く交代までに7安打を浴びました。164cmと小柄な左クォーターでスピードも130km/h過ぎくらいなのでキレがないとどうしようもないですね。かなりインステップするので細かい制球も利きそうにないですし。
2番手投手の出来が鍵となった試合ですが、柳商・山本、高川・赤岸ともに粘りを見せました。山本は130km/h中盤くらいの速球とスライダーで12三振とりました。ただ、170cmと小柄ですし、球威を求められないタイプですから中軸打者にはいい当たりをされていた印象です。赤岸は元々遊撃手で先発して強肩という印象がありましたが、見事なまでの「野手投げ」で球速は130km/h前後くらいに感じました。ただ、無四死球と制球は安定していたので、ヒットは打たれながらもしのぐことはできました。攻守ともに非常に粗っぽいのですが、182cmと大柄ですしパワーも感じますのでこの先は楽しみです。惜しむらくはもう少し走力があれば(塁間4.6秒くらい)と思います。
試合は9回に柳商が追いつくのですがその裏に高川が内野安打と河本の好走塁でサヨナラゲームとなりました。野手は現状では見所のある選手はいませんでした。高川学園は東亜大学の前監督の中野氏が指揮を執っており、この日も4番にセーフティースクイズさせたり積極的な走塁で「らしさ」を感じさせました。ただ、前日も17三振、今日も12三振というのは気になります。柳商は15安打を放ちましたが決定打が出ず、攻守にミスが多かったです。

第2試合
県工102100000=4
東商000010100=2

県工:石田
東商:星野-人見

昨日リリーフで146km/hを記録した星野の投球に注目しましたが、今日は球速はさほどではなく制球もばらついて、広島工打線にカウントを取りにくる直球を狙い打たれました。5回で6被安打5四死球3奪三振4失点(自責点2)と、悪い面ばかり出た感じです。スタミナを考えて球速を抑えたのかと思いますが、かえって制球まで乱れて逆効果となってしまいました。また、走者を許すと単調になってしまうし、冷静さを欠いた守備のミスもありました。岡山大会の準決勝と決勝では先発として完投したみたいですが、やはりリリーフで短いイニングを集中して投げることが合っていると実感しました。
広島工の石田は岡山東商打線が死球を怖がらずに踏み込んできたことで10安打を浴びました。左打者に逆方向を狙われると投球が苦しくなる印象を持ちました。今日は138km/hの球速を出していましたが、高めで空振りが取れるような球威がないし左打者に食い込むような球種も持っていないので、対応がしやすいのでは、と感じました。ただ、後半苦しい投球になりながらも踏ん張ったのは、県大会から通じても初めて苦しむ場面を見ただけに評価できます。3月をノースローですごした肩の不調も回復したみたいですし、夏までにMAX143km/hといわれた球威の復活を見たいものです。
野手としては東商の藤原、広島工の和田に注目しました。ともに俊足が武器の選手です。藤原は3.9秒台の塁間タイムを見せたものの、打撃が粗くそれを生かす場面があまりなかったです。和田は先制と4点目のタイムリーを放ちました。どちらもあたりは良くなかったものの、1本目は三塁線、2本目は二遊間とバットコントロールで何とか運んだ感じです。ただ、その後のチャンスで無謀にも本盗を敢行して失敗して流れを止めたり、人見投手のスライダーにまったく合わずに2三振したりと感覚でプレーするタイプの選手特有のムラッ気も見せました。たまに天才的なプレーをする選手なので評価は難しいところです。

追伸:広島県の逸材の更新ありがとうございます。如水の2選手はともに現状不調に苦しんでします。山田は夏の思い切りの良さは影を潜めてしまいました。そして池内はかなり深刻は制球難で、フォームもキャッチボール投法のようなクォーターに変更して球威もなくなりました。現状では130km/h前後の直球と荒れだすと止まらない制球なので昨夏の輝きは完全に失われています。現在も一応エースですが、それらしい働きはほぼできていません。
盈進は新チームになってからまったく見ることができていないので、上野選手は良くわかりません。ただ、現状では野手に専念しているみたいです。県大会初戦の総合技術戦では同点だったか逆転だったかのタイムリーを放っているみたいですし4番の働きはしているものと思われます。仕事と個人の都合で夏の予選はほとんど見ることができそうにないのですが、何とか時間を作って確認したいと思っております。
以上長文になりましてすみませんでした。
 
    (蔵建て男) 日中ウトウトばかりしていて、大変お恥ずかしいばかりです。ぜひ次回は、お声をおかけくださいませ。

さて私が観戦した翌日のレポート、大変参考になります。特に星野は、かなり粗い素材なので、そういった側面もあるのではないかと思って、あえて評価は保留にしようと思っておりました。とても参考になるレポート有り難うございます。その他の選手達の印象も、非常に似た印象を私も受けました。
ぜひ今後のレポート、楽しみに待っております。どうか宜しくお願い致します。
 

2009年 広島の逸材1!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月 6日(日)09時56分51秒
返信・引用
  皆様おはようございます。私も歳なんですね、さすがに昨日の宇部の日帰り遠征で疲れが抜けません。しばらく回復するのに、時間がかかりそうです(笑)。今回、春季中国地区に遠征してきたのは、丁度今、中国地区の選手達(広島が最後ですが)を取り上げているのも大きかったです。特に今大会出場していたチームは、ほとんど昨夏のビデオには映っていなかったチームばかり。それだけに、なかなか新鮮なものがありました。2010年度は、広島に良い選手が多いので、機会あれば(3月にも社会人選抜で足を運んだような)夏の予選にも足を運んでみたい地域です。今朝は、広島のレポートの続きをお送りしたいと思います。

○池内 昌平(広島・如水館3年)投手 左投げ

(どんな選手?)

左のスリークオーターから、腕のをしっかり振れるフォームとピンチでも動じない度胸満点の実戦的なサウスポーです。現在では、MAX138キロまで球速が伸びているとのことで、夏には140キロ台に到達して来るようだと楽しみな存在です。

(投球内容)

昨夏の時点では、常時130キロ前後ぐらいかなと言う感じでしたが、左スリークオーター独特の球筋と、勝負どころにも強い度胸満点の投球には観るべきものがありました。変化球は、カーブ・スライダーなど。マウンド捌きなどは良い投手なのですが、結構球はバラついて、細かいコントロールはありません。ただ球は暴れながらも、ストライクゾーンにはポンポンと集められる制球力・テンポの良さはありそうです。

足を地面に向かって延ばし、前に倒れ込む感じのフォームなので、お尻の落としは期待できません。そのため将来的にも、見分けの難しいカーブやフォークのような縦系の習得は厳しいと思います。

グラブを最後までしっかり抱え込めていないので、どうしても両サイドの制球は不安定です。おまけに、大きく腕が外回りしてブンと振って来る感じなので、細かいコントロールは、つきにくいタイプです。

ただ左サイドに近いフォームなので、ボールの出所は、見えにくいと思われます。ただ「球持ち」が良いタイプではないので、細かいコントロール厳しく、あくまでも枠の中に集めると言う大雑把なタイプだと思います。

腕がしっかり振れるのが、最大の魅力です。ただ前にしっかり体重が乗って行くと言うタイプではないので、ボールへの伸びは期待できず、あくまでも上体と腕の振りの鋭さで、キレを生み出せるのかが、ポイントになります。

(今後に向けて)

癖のあるフォームが持ち味の実戦派で、それほどスケールのあるタイプではありません。ただ細かいコントロールはありませんが、ポンポンと追い込むだけの制球力はあり、打ちづらさと勝負強さがあります。

上手く成長して行けば、夏に向けて評価を急上昇させた延江大輔(オリックス1位指名)のような活躍も期待できなくはありません。むしろ2年夏の時点では、個人的には同時期の延江よりも魅力を感じます。ただこの手のタイプは、本当に伸びるのか微妙であり、むしろ延江のようなパターンは、例外かもしれません。勝負強い左投手は貴重なので、そういった意味では、夏までその成長には注意を払いたい存在です。

△上野 晃暉(広島・盈進3年)投手 右投げ

(どんな選手?)

現在は、MAX138キロの速球を活かして投手をしているようなのですが、私の観た試合では、4番・右翼手を務めておりました。旧チームから4番を託される打力の持ち主で、思いっきり振って来るスイングが魅力です。

(守備・走塁面)

残念ながら、一塁までの到達タイムは計測できませんでした。ただ身体付きからは、それなりに動けそうな選手との印象は受けます。ただ足を売りにするほどではないかもしれませんが。

また地肩も、あんまりよくわかりませんでした。しかしMAX138キロを記録すると云うことで、高校生としてはA級の強肩は期待できそうです。また右翼手としては、それなりにの動きを魅せており、身体能力が高いだけでなく、守備力も適度に備わっていそうです。

ただ守備・走力共に、よくわからなかった部分も多いので、夏にできれば確認したいところです。

(打撃内容)

残念ながら、試合では結果がでませんでしたが、思いっきりの良いスイングが目立ちました。スクエアスタンスで、グリップを高めに構えます。腰の据わり・全体のバランス・両目で前を見据える姿勢などは悪くありませんが、自分のリズムが刻めずに、少し固さを感じます。

仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用するなど、長距離・強打者タイプです。足を軽く浮かし、真っ直ぐ踏み込んで、なんとか強靱な上半身の振りにも、足下がブレないようにスイングできております。打てるポイントは限られておりますが、当たれば破壊力抜群の打撃が期待できると思います。

早めに打撃の準備段階である「トップ」を作れます。そこから振り出すのですが、少々遠回りのスイング軌道なので、対応力には課題を残します。それでもヘッドスピードは鋭く、バットの先端もそれほど下がらないので、ドアスイングというほどの癖は感じません。最後までしっかり振り切れるのは魅力です。

頭の動きは平均的で、開きもなんとか我慢できております。ただ軸足の粘りには欠けるので、脆さがあるのは否めません。

(今後に向けて)

粗いタイプの強打者と言う印象は、昨夏の時点では否めませんでした。しかしながら、打席での雰囲気もあり、身体能力が備わっているようだと面白い存在ではあります。

実際評価は、打者として高いのか投手として高いのかは、ピッチングを観ていないので、なんとも言えません。ただそれなりのスケールは感じられるので、ぜひ成長した姿を、確認してみたい選手でした。

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富山の逸材

 投稿者:富山県民  投稿日:2010年 6月 5日(土)22時23分55秒
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  蔵さんこんばんわ

昨年、夏の甲子園に出場した南砺福野(富山)のエース上田航平投手が成長しております。昨年と変わり、振りかぶらずにグローブを胸元まであげるフォームで、制球力が格段に向上。直球も最速145㌔まで上がり、縦横のスライダーの他に大きく曲がるカーブも覚え、投球に幅が広がりました。
また、牽制や間合いなどメリハリが出てきて投手らしい選手に成長しております。
夏は、センバツ出場した高岡商業とぜひ決勝でもう一度戦っていただき、
夏連覇『南砺福野(上田)』VS春夏連覇『高岡商業(鍋田)』の再戦を希望したいものです。
 
    (蔵建て男) 元々フォームの土台の好い投手なので、順調に伸びてきて嬉しいです。夏の予選では、黒部越えも兼ねて日程が合うと嬉しいですね。

昨夏からどのぐらい伸びているのか、確認できる日が楽しみです。
 

2009年 島根&広島の逸材

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月 4日(金)22時39分47秒
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  ええ本当なら今頃、松本でBCリーグのナイターを見終えて、宿に戻っているぐらいの時間でしょうか。しかし今私がいるのは、自宅の六畳間。遠征は、明日一日の日帰り遠征と変更致しました。今回は、島根の逸材1人と広島の逸材1名、ご紹介したいと思います。

△岩成 翔太郎(島根・出雲商3年)投手 右投げ

(どんな選手?)

安定した下半身を元に、バランスの良いフォームで投げ込む好投手です。昨夏の時点で、かなり完成されている投手との印象を受けました。

(投球内容)

オーソドックスな右上手投手で、現在MAX136キロと言われる投手です。この速球に加え、縦に割れるカーブやスライダーを武器にして投球を組み立ててきます。特に右投手には珍しく、左打者に対し制球が安定しておりますが、右打者にはやや球が上吊る傾向にあるようです。

クィックも1.05秒強ぐらいと素早く、マウンド捌き・制球力も安定しており、カーブを低めに集めて空振りを誘える投手でした。

投球フォームは、お尻を一塁側に落とせるフォームなので、将来的に見分けの難しいカーブや縦系の習得を期待できるフォームです。しかしそのためには、着地までの時間を稼ぎたいです。

グラブは内に抱えられ、足の甲での地面の押しつけもできており、更に「球持ち」も悪くないので、将来的にも高い制球力が期待できます。

ただ「着地」の早さからか、身体の「開き」が早い傾向にあります。腕の角度に無理はなく「球持ち」も悪くありません。ただもっと腕を強く振れるようになりたいですし、前へもしっかり「体重移動」ができるようになると、ボールに勢いが出てくると思います。

(今後に向けて)

土台となるとフォームは悪くないので、素直に肉付けして行ければ、伸びて行けると思います。ただ「着地」までの粘りや「開き」「体重移動」と上のレベルを想定すると、まだまだ課題が多いのも確かです。夏までの成長次第で、今後上のレベルで、野球で通用するかどうかも決まって来るかもしれません。2010年度の島根を代表する好投手として、期待して見守りたい1人でした。

△山田 春秀(広島・如水館3年)中堅 171/61 右/左

(どんな選手?)

昨夏の時点で、1番・中堅手を務めており、鋭いスイングをする選手です。打席でも微動だしないで構える、独特の雰囲気のする好打者です。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間を、4.1秒弱で走破できる脚力は、プロに混ぜても俊足レベルの脚力です。ただこの試合では、あまり中堅手としての能力はわからずといった感じで、もし機会があれば、守備・地肩などに注目したいです。

(打撃内容)

この試合では、かなり内角を厳しく突かれて、打撃が封じられておりました。それでも当たり自体は悪くなく、強いスイングができる選手です。足を少しだけ引いて、グリップを下げて構えます。腰の据わりが浅く、全体のバランスや両目で前を見据える姿勢に特徴はありませんが、バットを立てて集中して構えます。

仕掛けは、一度ベース側につま先立ちして、それから再度ステップする「遅すぎる仕掛け」を採用。一定レベル以上の球速・キレのある投手には、立ち後れやすい仕掛けです。

足を小さくベース側に少しインステップします。その足下がブレないでスイングできているのは良いのですが、少し内が窮屈になります。また打てるポイントは限られている選手なので、如何に狙い済まして甘い球を逃さないのがポイントになると思われます。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは遅くないのですが、バットを上から振り降ろす際に、バットの先端が下がってしまうのは残念です。そのため、こねてしまうことも少なくありません。

頭のブレは小さく、開きも我慢でき、軸足にも強さを感じます。仕掛けの改善とインステップの改善をすれば、もう少し打撃の幅が広がりそうです。あくまでも強い打球は打てますが、好打者タイプだと思いますので。

(今後に向けて)

ちょっと守備力はわかりませんでしたが、基準を上回る脚力持ち主です。野球への意識も高く、上のレベルでも野球を続けて行けそうな素材です。まずは、強豪大学などに進んで、更なる精進を期待したいですね。恐らく2010年度の広島を代表する好打者の1人になるのではないのでしょうか。

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2009年 鳥取の逸材1

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月 4日(金)09時15分16秒
返信・引用
  皆様おはようございます。ようやく全国の逸材シリーズもエンジンがかかって参りました。今日は、鳥取の逸材。夜にでも鳥取・島根の逸材を行い、明日には広島に入って行きたいと思います。本格的な夏の予選が始まる、7月前半には、全国の逸材紹介を終えて、夏に備えられたらと思っております。

△岡垣 旭紀(鳥取・鳥取商3年)左翼 右/左

(どんな選手?)

空振りしても、型が崩れないバランスの良いフォームと、少々差し込まれても左中間を抜けて行くようなパワーがある選手です。それでいて、変化球に上手く合わせる器用さを併せ持ちます。

(守備・走塁面)

2試合ほど観ましたが、残念ながら走力に関しては、正確なタイムは計測できませんでした。しかしその動きを見る限り、足を売りにするタイプには見えません。

また左翼手としても、打球の追いかたなどをみていると、かなり危なっかしくて上手くありません。肩も中の下ぐらいでしょうか。上のレベルを意識すると、走力・守備力でのアピールに欠けるのが残念です。

(打撃内容)

その反面から、1年秋から4番を務める打撃には光るものがあります。小柄ですが、パンチ力と上手さを兼ね備えた勝負強さが売りの選手です。

スクエアスタンスで足を揃え、グリップの高さは平均的。腰の据わり・全体のバランスも良く、両目で前を見据える姿勢は並ぐらい。軽くグリップ付近を揺らぎ、非常に集中した構えを魅せる選手です。

仕掛けは「早めの仕掛け」を採用。強打者ですが、本質的にはアベレージ打者の傾向が強く、身体の強さで強打に結びつける選手です。始動してからボールを捉えるまでの「間」が取れていることからも、緩急に対する対応は高く、打てるポイントは多そうです。左打者らしくアウトステップに踏み込み、その足が開かずブレないので打ち損じも少なく、カベを崩さずに突っ込まないで我慢できます。

残念なのは、打撃の準備段階である「トップ」までは早く作れているのですが、グリップが身体の奥に入り込んでしまいスピードボールに差し込まれやすい点。そしてインパクトまで遠回りなスイング軌道でロスが大きい点です。それでもバットの先端が下がらないようにヘッドを立てて、しっかり捉えたボールはフェアゾーンに落とせます。バットを最後まで振り切れる選手で、ヘッドスピードも基準レベルのしっかりしたものがあります。

何より頭のブレが小さく、開きも我慢でき、軸足に強さを感じる体軸の安定感・バランスの良さはピカイチです。こと打つことに関しては、良いものを持っている選手だと言えそうです。

(今後に向けて)

上背がないことや、守備・走力でのアピール度に欠けるのは、上のレベルを意識すると残念なところです。しかしそれを補って余りある打撃能力のある選手で、地方の有力大学ならば野球を続けて行ける素材だと思います。地方で揉まれて、中央の関係者を見返してやる、そんな反骨精神のある選手に育って欲しいと思います。野球への意欲も感じる選手なので、今後の活躍にも期待です。

△水嶋 真哉(鳥取・鳥取城北3年)中堅 178/74 右/左

(どんな選手?)

均整の取れた体格の持ち主で、三拍子揃ったプレーが自慢の選手です。2010年度の鳥取を代表する打者になれる素材だと思います。

(守備・走力)

昨夏は5番など、それほど走力をアピールできる打順ではありませんでした。しかしながら、塁間は4.1~4.25秒ぐらいと、基準レベル~中の上レベルはあり、プロに混ぜても見劣りしない走力の持ち主です。だからといって、上のレベルで足を売りにできるほどの絶対的なスピードはありません。

中堅手としては、守備範囲も広く、なかなか上手い選手だと思います。ただ地肩に関してはよくわからなかったので、この辺が気になるところ。今年もし観られる機会があったら、注目してみたいと思います。

(打撃内容)

ただ昨夏の時点では、守備・走力のレベルが悪くない反面、打撃に関しては、それほど光るものはありませんでした。ただ膝を柔らかく使えるので、低めの球を上手く当てることができる点が非凡です。

左オープンスタンスで、グリップを高めに添えます。腰の据わり・全体のバランスがアンバランスで、前の見据えや揺らぎが観られて固さは感じませんが、癖のある構えです。

仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用し、対応力と長打力をバランス良く兼ね備えた中距離タイプです。しかしタイプ的には、生粋のアベレージタイプだと思えます。足を回し込み、着地までの「間」は作れるので、緩急には対応しやすいのです。ただ足を降ろすのが早過ぎて、下半身が早めに固定されてしまい、小手先のバッティングになりがちです。特にしっかりベース側にインステップして踏み込むのですが、それが余計に内角の捌きを窮屈にしている印象もあります。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのも、少し遅れ気味です。ボールを捉えるまでのスイング軌道は平均的。ただバットの先端が下がらないようにスイングできているのは、ボールを的確に捉える意味では良いと思います。ただ、どうしてもボールをこねてしまう傾向があり、非凡なミートセンスはありますが、ボールを強く叩き振り切ると言う、基礎ができていないのが、上のレベルを考えると不安です。

頭のブレもそれなりで、身体の開きは我慢できているのですが、軸足の安定感に欠け崩れやすいです。型をあえて崩しながら当てられるのが、彼の非凡さでもあり欠点でもあります。

(今後に向けて)

守備・走力に関しては、上のレベルでも通用する選手だと思います。高校生としては、上位の部類でしょう。ただ打撃に関しては、木製バットを使用し、相手投手レベルが格段に上がることを想定すると、今後かなり苦労するかもしれません。

ドラフト候補とは言い難いのですが、その辺が改善されて来ると、上のレベルでの活躍も期待できます。やはり最大の課題は、スイングの根本的な改善にある選手です。非凡なミートセンスがあるのだから、当てるだけでなく振り切るスイングを身につけて、才能を生かして欲しいと願います。

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山口&鳥取の逸材!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月 3日(木)09時44分56秒
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  皆様おはようございます。今朝は、山口の逸材が1人残っているのと、鳥取の逸材に入ってゆきたいと思います。岡山はすでに終わっているので、明日には、島根・広島と入っていって、中国地区を終えたいと思います。

△豊田 将士(山口・熊毛南3年)投手 168/65 右/右

(どんな選手?)

重心を深く沈めたスリークオーターです。ただ試合では、僅か2球しか観られなかったので、なんとも言い難い状況です。ただリストにも名前を掲載している選手なので、あえて取り上げてみました。

(投球内容)

130キロ台の速球を投げ込む投手とのことですが、一球だけなんでなんとも言えませんが120キロ台に見えました。もう一つの球は、スライダー。この手のフォームの選手は、カーブを投げようとすると腕が緩みがちになりますし、将来的にフォークのような球種は覚え難く、スライダーやシンカー系の球とのコンビネーション投手になるものと思われます。

少し前に倒れ込んで来る感じのフォームなので、お尻は一塁側に落とせません。それでも大きく前にステップすることで重心を深く沈ませ、低めに球を集めることが期待できます。また着地を遅らせることで、タイミングを合わせ難い粘っこい投球も期待できます。

グラブを最後まで抱えられており、両サイドへの投げ分けは悪くないと思います。それに低めにコンスタントに集められるようならば、ねちっこく打たせて取る投球は期待できるのではないのでしょうか。

どうしても身体が早く開く、サイド特有のフォームです。しかし着地が遅いだけでなく、ボールも前で離せるなど「球持ち」の良さも魅力です。実際に投球はほとんど確認できなかったのですが、フォームを観る限り粘り強いイヤラシイ投球が期待できます。

(今後に向けて)

今後、爆発的に球威・球速を増して来るタイプではないように思えます。それでも最終学年で、コンスタントに135キロぐらいまで投げられるようになれば、非常にイヤラシイ実戦派への成長も期待できるかもしれません。そういった意味で、2010年度の山口を代表する好投手への期待を、最後の夏までにしてみたいと思います

○三上 大介(鳥取・鳥取商3年)二塁 右/左

(どんな選手?)

チームの1番・セカンドを務める選手で、右に左へと打ち返す対応力のある打撃が魅力です。特にリストワークが柔らかく、ボールに合わせるセンスが際だちます。

(守備・走塁面)

一つ一つの動きにメリハリがあり、キビキビした動きに好感が持てます。物凄くキャッチングやフットワークに非凡さは感じないのですが、意識の高い選手なのだと思います。地肩も基準レベルはあり、肩が弱いからセカンドをやっていると言う印象はありません。守備・肩に関しては、高校生としては悪くありません。最終学年までには、更なる成長を望めれば、上のレベルでも二遊間を担えるかもしれません。

走力は、一塁までの塁間を4.2秒ぐらいで走り抜けます。これは、丁度プロの基準レベルにあたります。ただ好守・巧打タイプにしては、プロを意識すると並レベルの走力なのは残念です。

(打撃内容)

右に左へと打ち返し、特に変化球に合わせる技術には、目を見張るものがあります。左オープンスタンスで構え、グリップの高さは平均的。腰の据わり・全体のバランス・両目で前を見据える姿勢も良く、自分のリズムも刻め、非常に柔らかさを感じさせる良い構えです。

仕掛けは、一度ベース側につま先立ちしてから、再度ステップする「遅すぎる仕掛け」を採用。そのため変化球には合わせられても、一定レベル以上の球速・キレに対応できるのかが気になります。

足を小さくステップさせ、真っ直ぐ踏み込みます。踏み込んだ足が、インパクトの際にブレないので、左方向への逆らわない打撃も苦にしません。始動してからの「間」がなく、ボールを絞り込んで打つタイプに思えますが、天性のリストワークを活かし、変化球にも非凡な対応力を示します。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのが少し遅れがちなのが気になりますが、ヘッドを縦ながら綺麗に振り抜けるのは印象的です。ボールを上手く、右に左へとフェアゾーンに落とします。

頭のブレも小さいので、目線が動かないのが良いです。また開きも我慢でき、軸足にも粘りが感じられるので、難しい球にも粘り強く食らいつけます。しいて言うならば、まだまだスイングにシャープさはあっても、強さは物足りません。その辺が、最終学年でどのように進化しているのか気になるところです。

(今後に向けて)

ボールを捉えるセンスは、中国・四国地区でもトップランクの選手ではないのでしょうか。ただその非凡さは感じられるものの、本当に全国レベルの投手と対峙したときに、そのスピードボールに対応できるのかが、一つ気になるポイントです。

守備・走力も、昨夏の時点で基準レベルがあり、更に進化しているようだと楽しみです。これにスイングに「強さ」が出てくるようだと、かなり期待できる選手ではないのでしょうか。ぜひ最終学年のプレーを確認したい、好感の持てる選手でした。

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六大学新人戦

 投稿者:kimi  投稿日:2010年 6月 2日(水)23時51分11秒
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  蔵さんこんばんは
昨日今日と時間ができましたので神宮で六大学新人戦を観てきました。

春の新人戦に行くのは初めてでしたが、普段オープン戦でも観れない選手が多数確認できたりと収穫が多かったです。エラーが多いのはこの時期なのでしょうがないのかなと思いますが、それにしても多かったです。
取り上げたい選手がたくさんいますので簡単に紹介します。

立教大5-0早稲田大
早稲田の先発横山(聖光学院)はまずまずの投球でしたが、球の伸びは高校時の方があったようにみえました。右腕をダランと下げるフォームだったのがオーソドックスなフォームになっていました。
6回まで投げて4安打2失点、3回に二死一二塁からつまったピッチャーゴロを一塁へ悪送球したのと、6回二死二塁で平本の詰まった打球がセンター前に落ちてタイムリーになったりと、打ち込まれて失点したわけではありません。ただ身体がまだできていないのか、思ったよりボールがきていませんでした。最速136,7あたりで平均は120後半から前半で、カーブなどの変化球でかわす感じでした。
7回からは観たかった小山田(古河三)が登板します。いきなり147,8キロを連発しますが、外野のまずい守備もあってツーベースを許します。ランナーを背負うと球速がガタっと落ち、さらにストライクが入らなくなって一死満塁のピンチを招きます。ここは内野の好プレーで無失点に抑えますが、続く8回には長短打を浴びて3失点でした。

打撃陣は2安打完封負けといいところがありませんでした。先発の小室を打てないのは仕方ない気がしますが、2番手以降の投手は3人とも制球難で四球を連発していたので、ここで得点できなかったのは勿体なかったです。地引・森厚・江塚と中軸は魅力的ですが、似たようなタイプの右打者が並ぶのはどうかなあという感じです。守備ではセカンドの深澤の堅実な守備が目立ちました。

立教はリーグ戦でも投げている小室(日野)が好投しました。球速は135前後ですが、制球が良く低めのカーブが決まるのでなかなか打てないですね。平原(帝京)が観たかったのですが、メンバー表には名前があったのですが二試合ともベンチ入りしていないようでした。
一番印象に残ったのが9番センターの大石(桐光)でした。守っては守備範囲の広さで投手を助けますし、打撃では粘って出塁したりセーフティースクイズを決めたりと、とにかく相手の嫌がることをしてきます。こういう選手がいるチームは強いですね。
既にリーグ戦でも出場している西藤、熊谷、松本らは非常に振れていました。


法大10-1東大
こちらは序盤からグダグダであまり見所がありませんでした。
法政は奈良(法政)、中村(久慈東)、内(総合技術)、梅田(秀丘館)とつなぎますが、最後に投げた梅田が力のある140キロ台のストレートを投げ込んだ以外はあまり印象に残りませんでした。

東大はリーグ戦でも投げている香取(筑波大駒場)が先発しました。常時130中盤でスライダーのキレがよく、カーブにチェンジアップがあるなど、現時点である程度完成されています。
打ち取った打球を内野手がファンブルしたり悪送球したりと、失点した3回4回だけでエラー5個でした。さらに記録には残らないのですがファールフライを落としたりと、投手の足を引っ張りました。香取は制球は悪くはないのですが、厳しいところを狙うあまりフルカウントにしてしまうことが多く、粘られて歩かせることが多いです。4回途中で降板しますが、124球は多すぎです。


慶大4-1法大
続いて今日の試合です。所用があったので球場に着いたときは既に6回でした。
法政先発の船本(桐蔭)がサイドスローになっていて驚きました。高校時代は長身から投げおろしていましたが、まだ転向して日が浅いのかぎこちなさが残るフォームでした。一度沈んでから投げてきますが、グラブが下がったままで抱え込めていません。七分くらいの力で投げるような感じですが、常時130後半で時々140前半が出ていました。序盤は146,7キロが出ていたらしいです。スライダーに少し落ちる球しか確認できませんでした。サイド投手らしく、左右を広く突いてきました。

慶応は先発した只野はほとんど観られませんでしたが、金子と白村が確認できたのは大収穫でした。金子は2回を無安打無失点、登板した7回は2つのエラーで一死一二塁にピンチを招きますが、落ち着いて後続を断ちました。136、7キロ(最速は141)のストレートにカーブスライダーが両サイド低めによく決まっていました。
最終回に登板した白村は力強いストレートで押してきました。スポニチには最速153と出ていますが、このときの球がカットしたファールだったのでほんとに出ていたかどうかは微妙です。ファールを拾ったかもですし・・・。ただストレートはほとんど140後半から150でした。二人目の打者からはあまりコースを狙わずに力任せにストレートを投げ込んできていました。最終学年になる頃にはドライチ候補になっていることを期待してます。


立大11-8明大
一時は明治が6-1とリードしますが、明治投手陣の乱調と内野のエラーで立教の逆転勝ちでした。
明治は先発の田中優(木更津総合)がピリッとしません。決め球のタテスラをほとんど投げてなかった(投げたかもしれないですが落ちていない)ようですし、常にボールが先行する苦しい投球でした。2番手の村方(城北)も球威不足に加えて甘い球が多かったです。
4番手で登板した関谷(日大三)は140前半を計測するも変化球が甘く入り、打ち込まれていました。
打者では2年生の代の豪華メンバーが並んでいました。川嶋克(日南学園)、宮武(三重)、小室(昌平)、竹内(日大三)、石畑(広陵)がマルチ安打、小川(横浜)もヒットこそ1本でしたがよく振れていました。

以上長々と失礼しました。
早稲田は4年生が卒業する来年以降が心配ですが、立教と慶応は来期以降も楽しみなメンバーがそろっていました。特に立教は岡部・小室らの主力が2年生なのでこれから強くなりそうです。法政は2日続けて打てなかったところが、明治は投手が打ち込まれたのが不安材料ですね。
 
    (蔵建て男) 私は、ドラフト対象年度の選手主体の観戦をするので、過去新人戦に足を延ばしたことは数えるほどしかありません。しかしリーグ戦では観られないような、将来楽しみな選手が沢山出場しているのは魅力ですね。

白村は、球速表示以上に魅せる尋常でない球の伸びが魅力だった投手でしたが、それに球速も伴うようになってきたんですね。慶応らしい個性豊かなフォームですが、個性をどう生かして伸ばして行けるのかプロ出身の指導者の手腕が楽しみです。

本当に六大学や東都を観ていると、人材が豊富だなと思います。この中から、秋のリーグ戦でどんな選手が飛び出すのか今から楽しみです。
 

神奈川大学リーグ2

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月 2日(水)08時05分54秒
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  高校生リストの作成が終わったので、もう少し朝の間に短評を書き込んで行きたいと思います。今回も、神奈川リーグの選手について、簡単に触れて行きたいと思います。

◯松本 翔(関東学院大 4年)投手 175/75 右/右 (室戸出身)

(どんな選手?)

リーグ戦での経験も豊富で、チームのエース格の投手です。しかし今シーズンは、先発ではなく、リリーフで活躍しました。球速はそれほどでもないのですが、腕をしっかり振れる選手で、手元までしっかりボールが来るのが印象的です。

(投球内容)

中背の体格ですが、腕をしっかり振ってくるフォームからは、常時135~速い日には140キロ台を記録してきます。そのため実際生で見ていても、球速表示以上に感じさせてくれる球質の良さが魅力です。

変化球は、カーブ・スライダー・フォーク(チェンジアップ)と一通りあり、制球・テンポ・強弱など投球センスも悪くありません。クィックも1.05~1.15秒ぐらいで早いですし、牽制もなかなか鋭いです。投手としてのスケール感はありませんが、社会人レベルならば、1年目から登板機会に恵まれそうな実戦力があります。

(今後に向けて)

プロと言うスケールや素材としての奥行きは感じませんが、腕がしっかり振れる投球で、多彩な変化球も活きるタイプです。この腕の振りや変化球を損なわれないようにしつつ、常時140~MAXで140キロ台中盤ぐらいまで出せるようになれれば、プロでも即戦力候補として面白い存在になり得るかもしれません。

社会人で野球を続けて行ける素材ですから、志を高く持って、更なる進化を期待したいですね。2年後には、即戦力を担えるような評価で、あえて目標をプロに設定して精進して欲しい選手です。

△板谷 和(神奈川大 2年)投手 180/75 右/右 (東京高出身)

(どんな選手?)

テイクバックがしっかり取れない、少し突っ込んだ感じのフォームの投手です。それでもコンスタントに140キロ前後をたたき出せるボールの勢いが自慢です。

(投球内容)

少し癖のあるフォームながら、球速は130キロ台後半~MAXで143キロまで記録するなど、神大の中では最も速い球を投げる投手ではないのでしょうか。ただ腕をひねり出してなげられない腕の振りなので、スライダーやシンカー系の球速豊かな変化球は投げられますが、カーブやフォークなどの修得は、将来的にも厳しいものと思われます。

リリースも全然安定せず、相当ボールがバラツキ制御できません。ストレートがこの調子ですから、力を抜いて投げるスライダーで確実にカウントが取れるようにならないと、投球を組み立てることは困難です。

クィックこそ1.05秒ぐらいと高速ですが、制球・マウンド捌き・変化球レベルは低く、とりあえず速い球が投げられる投手がいると言うことで覚えておきたい選手です。

(今後に向けて)

現状は、かなり粗い投手なので、何処まで投球ができるまでになるのか注目したいです。と言っても、特別肉体の資質が図抜けているとか、スケール感・威圧感のある素材ではないので、多少まとまったからといって、即ドラフト候補と言うような選手でもありません。まずは、リーグで通用するだけの実戦力を磨き、そこから一つ一つ段階を踏んで、課題を克服していって欲しいと思います。

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京産大&関東学院大 1

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月 2日(水)07時38分29秒
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  皆様おはようございます。今朝は、京産戦から1人と、神奈川リーグの中継から1人。神奈川リーグに関しては、オープン戦で、桐蔭横浜大・神奈川大・横浜商科大・関東学院大と観戦し、リーグ戦で二日ばかり鶴見大と神奈川工科大の試合を観戦し、なんとか春の間に全校を観ることができました。先日のTV中継では、初日に横浜商科大VS桐蔭横浜大の第一戦が中継されましたが、商科大はオープン戦で観戦してきた時から、それほど目新しいものはなかったので、以前オープン戦レポート(有料ページの方ですが)を書いたので、今回は回避。桐蔭横浜大は、大学選手権に出場しますから、そのときに取り上げたいと思います。今回は、大学選手権に出場しない神奈川大と関東学院大の下級生選手達について、少し触れて行きたいと思います。

△岩崎 慶侍(京都産業大 1年)投手 185/75 左/左 (京都すばる出身)

(どんな選手?)

まだ線は細いのですが、スラッとした投手体型の本格派左腕で、球筋も良く将来楽しみな投手です。この春は、9試合に登板して、2勝1敗 防御率 1.82の好成績を残しました。同じく1年生で活躍した山田 和毅(紫野出身)と共に、チームの将来を担います。

(投球内容)

ストレートは、常時135~MAX87マイル(139.2キロ)を記録するなど、結構勢いのある球を投げ込んできます。ただまだ、ボールにボリューム感はなく、甘く入ると長打を食らう危険性は感じます。実際試合でも、高めに甘く入る球を痛打され、失点を重ねておりました。

変化球は、カーブ・スライダー。しかし投球の多くは、ストレートで押してきます。特に右打者には、使える変化球が少なく、その傾向が顕著になります。マウンド捌き・制球力などなど、まだまだ総合力は物足りない印象は否めません。

(今後に向けて)

身体ができてくると、将来は140キロ台をバシバシ記録してくれそうな本格派左腕です。これといった変化球や、投球センスは感じませんが、そうかといって極端にノーコンであったり、力任せで加減がわからないタイプではありません。上手くパワーアップできると、最終学年では、関西を代表する左腕として、プロからも注目される存在になれそうです。

△石塚 将司(関東学院大 2年)投手 186/71 右/右 (都立杉並出身)

(どんな選手?)

このTVの試合が、公式戦初登板と言う投手でした。スラッとした投手体型の選手で、柔らかい腕の振りに将来性を感じさせる、スリークオーターです。

(投球内容)

球速は、常時135~MAXで140キロを記録するなど、ボールの勢いは悪くありません。ただまだまだ線が細く、高めに甘く入る球には球威がないので、長打を食らいます。

変化球は、ツーシーム的な高速シュートと、大きく曲がりすぎる120キロ弱のスライダー。それにストレートも若干カットさせているのか、腕の振りから来るクセ球なのかはよくわかりません。

両サイドに適度に球が散っており、制球・マウンド捌きなども破綻がない選手です。ただ現状、スライダーの制御もできていないので、ストレートを微妙に動かす以外に、使える変化球はないようで、まだまだです。

(今後に向けて)

やはりもう少し、使える変化球を増やしたいかなと思うのと、身体にもっと芯が入って来ると好いかなと思います。資質は悪く無いですし、投手としての大きな破綻は感じないので、素直に肉付けできれば、それなりの投手にはなれそうです。現状、まだまだ投手としての形ができていないので、どういった進化を遂げるのかはイメージしにくいのですが、関東学院に一人、楽しみな下級生がいることがわかったと言うことで好いのではないのでしょうか。

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2010年 龍産戦2

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月 1日(火)09時14分56秒
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  皆様おはようございます。今朝も龍産戦の試合から、今日は関西の学生球界を代表する野手を取り上げてみたいと思います。

△上羽 清継(龍谷大 4年)二塁 175/70 右/左 (智弁和歌山出身)

(どんな選手?)

チームの主将として、またリードオフマンとして引っ張る、俊足・巧打の選手です。昨年の日米野球の代表合宿にも招集されるなど、関西学生リーグを代表する存在です。しかしこの春は不調だったようで、規定打席にも名前が載っておりませんでした。

(守備・走塁面)

塁間を4.0秒を切るような俊足を誇る選手です。足で揺さぶり、盗塁を試みるイヤラシイタイプの巧打者です。絶対的な脚力の持ち主ではないと思いますが、更に上のレベルでも俊足だと言えそうです。

二塁手としても、広い守備範囲と地肩の強さが目立ちます。ただスローイングが雑な傾向が昨年からあり、気にして試合前練習を観ておりました。しかし相変わらずといった感じで、試合でもミスをしたりと、そういった部分が身体能力が高いだけに残念です。

(打撃内容)

昨春のリーグ戦では、打率.471厘とハイアベレージをマークしたように、対応力のある打撃が持ち味です。

前足を軽く引きながら、グリップを高めに添えます。腰の据わり・全体のバランス・両目で前を見据える姿勢なども良く、自分のリズムで立てておりますし、昨年ほど構えた時に力みが感じられくなったのは良いと思います。

仕掛けは「早すぎる仕掛け」を対応。これだとフォームの「間」を変えられてしまうとタイミングが狂わせやすくなるので、投手の重心が下がり始めてから始動しても良いかなと思います。

足を長く空中で引き上げており「間」を作れる選手なので、緩急には幅広く対応できそうです。ややベース側に踏み込むことで外角の球をきっちり叩けるので、巧打者にしては非力さがないのは好感です。ただ左の巧打者タイプは、基本的にアウトステップなので、せめて真っ直ぐ踏み込むことを基本とした方が良いのではないのでしょうか。踏み込んだ足下もブレないので、きっちり叩くことはできるはずです。

いち早くトップの位置にグリップを持って来ることで、立ち後れるのを防いでおります。ただ少しトップが浅いのとグリップを引くのが遅れ気味なのが、今シーズンの打撃に微妙に影響しているのかなと思いました。バットも上から叩くと言うよりは、寝せながらバットの先端が下がらないようにヘッドを立ててスイングして、ボールを拾うタイプ。スイング軌道にも欠点はなく、シャープなスイングができております。

頭のブレも小さく、開きも我慢でき、軸足にも粘りが感じられます。特に技術的には大きな欠点はなく、完成度の高いフォームです。打撃の微妙な狂いは、充分修正できる範疇であり、それほど悲観することはないと思います。

(今後に向けて)

ただ大学からプロといったような、圧倒的なものは感じません。守備にしても走力にしても、打撃にしても、まだまだ甘い部分が感じられます。この辺を高い意識を持って取り組められれば、2年後あたりにプロと言う可能性も秘めていると思います。

あとネクストなどでも、あまりプレーに入って行けていないと言うか集中力を欠いている印象がありました。また巧打者と言う割には、意外に繊細さの性格のようで、その辺も気になる材料です。いろいろ主将として自分のプレー以外にも大変な部分が多いとは思いますが、これを乗り越えることで、また大きく成長できると思います。秋には、文句なしの成績で、その力を見せつけて欲しいと思います。

○加藤 辰祐(龍谷大 4年)一塁 183/78 右/左 (育英出身)

(どんな選手?)

関西の学生球界を代表する強打者で、スイングの強さには素晴らしいものがあります。その反面少々脆い部分があり、その辺の対応力が今後埋めることができるのかが気になるところ。この春のシーズンは乗り切れなかったようですが、それでも打率.279厘 2本塁打・8打点と地力のあるところを魅せました。

(守備・走塁面)

昨年の大学選手権では、左翼を守っておりました。しかしこの春は、4番・一塁手として出場。一塁手としての打球への反応など、その動きは悪くないと思います。

また塁間を4.15~4.30秒ぐらいで走り抜けるなど、180センチ台の大型野手ですが、動けない選手ではありません。足を売りにすることはないと思いますが、基準レベルの脚力はありそうです。

(打撃内容)

昨年よりも、バットをしっかり振れるようになり、力感が増しました。懐の深い構えから、強打者としての雰囲気を臭わせる選手です。今や打球の強さは、今年の大学球界でもトップランクの選手と言えるのではないのでしょうか。ただちょっと粗いと言うのが、まだまだ残念なところです。

スクエアスタンスで、グリップを高めに添えた強打者スタイル。腰の据わり・全体のバランス・両目で前を見据える姿勢もそれなりで、力まないように軽くグリップ付近を揺らぎます。

仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用。強打者らしく、ボールを引きつけて叩くスタイルで、将来的にも長打を売りにできる可能性があります。投手の重心の沈みに合わせて、自分の重心も沈ませてシンクロし、タイミングを合わせます。足を軽く引き上げ、ベース側にインステップ。外の球をしっかり強く叩ける反面、右投手の内角へ食い込んで来るクロスへの球筋には、少々窮屈さは感じさせます。それでも踏み込んだ足下はブレないなど、甘く入った球は逃しません。

残念なのは、打撃の準備段階である「トップ」を作るのが遅く(バットを引くのが遅い)、速いボールに立ち後れやすいところです。バットを上から振り下ろして来るタイプで、ボールを捉えるまでのロスは感じません。ただバットのしなりを活かして飛ばすタイプではないので、仕掛けが遅い割に打球が遠くに飛んで行くと言うよりは、野手の間を鋭く抜けて行くようなボールを引っぱたくタイプです。

また上から振り下ろす分、インパクトの際にはバットの先端が下がり気味で、フェアゾーンにボールを落としにくいスイングです。ヘッドスピードは、相当バットを振り込んでいるのか尋常じゃなく鋭くなっておりますし、打球も強烈です。この点に関しては、今年の大学生でも1,2を争う存在ではないのでしょうか。

頭のブレは並ですが、開きも我慢でき、軸足にも強さを感じます。それほどフォロースルーを活かしてボールを運ぶタイプではありませんが、最後までしっかり振り切るスイングは、観ていて気持ちがいいです。

(今後に向けて)

まだまだ粗くミスショットが多い打撃と、守備・走塁面でのアピールに欠ける総合力の無さが一つ大きなネックになります。まだ打席では力みが感じられるので、もっと脱力して構えられる意識が欲しいですね。それに、もっと相手投手を観察するなどの探求心が欲しいと思います。

その辺の技術・意識が変わって来るようだと、2年後あたりは、社会人でも貴重な強打者タイプとして注目されるかもしれません。レベルの高いチームで揉まれて、更に上のレベルを目指して欲しいと思います。気持ちの強い選手なので、今後の成長が楽しみです。

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関西の大学野球

 投稿者:京虎  投稿日:2010年 6月 1日(火)03時43分54秒
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  蔵さん、こんばんは。5月の関西遠征でグラウンド整備中に声をかけたものです。マイル表示のスピードガンとリュックでわかりました^^
今更、5月の生観戦のレポートで申し訳ありませんが、あの日の私の行動と大阪学院大について簡単に感じたことを述べます。

 まず、5月7日の午前は、わかさスタジアムで、春季京都大会を観戦しました。京都成章と北嵯峨です。この試合は、ドラフト目線で観戦していません。京都成章の監督が奥本氏(現塔南監督で、かつては大家、倉のバッテリーを指導した)から現監督の松井氏に変わり、近年あまり評判がよくなかったからです。しかし、生観戦すると、内野のカバーリングはしっかりしていましたし、周りが言うほど悪くなかったです。ただ、内野手のスローイングが危なっかしかったのは気になりました。
 この試合を前半見て、皇子山球場に移動し、関西学生野球を観戦しました。私がついた時には第1試合の5回裏近大の攻撃途中でした。武内が先発で、既に降板してたことがあとからわかりました。ですから、2番手の白井が先発だと思ってました。
 白井浩樹:制球かなり荒れていた。そのため相手が狙い球を絞れていない印象。速球は130あるかないか。
 中後悠平:8回から登板。打者6人完全に抑える。関西レベルでは、リリーフでは格が違う印象。気になったのは、守備の意識が高くないということ。カバーリングも遅く、ピッチャーゴロではいい加減に1塁に投げていた。9人目の野手という意識が薄く感じた。
 その他、若松政宏はケガのためか出場していませんでした。立命館は金子侑司がショートで出場していましたが、打席を確認できたのは1打席で、四球だったため、よくわからず。生で見ても線が細く感じました。

 第2試合は、同志社と関西学院の対戦。同志社はエースの藤井が登板しました。
 藤井貴之:目測で常時140前後出てました。近くに座っていた若手スカウトが部長に「144」と報告していたのは聞き取れました。この日の彼のMaxだと思います。この日の藤井はもともと制球があるタイプではないですが、抜け球が多かったですね。右打者には外中心、左打者には内外にスライダーを投げ分けていました。相手が中軸とはいえ、甘くない球を痛打されていたのは気になりました。
 結局、藤井は4回で降板しました。同志社は明らかに2、3戦目を見据えてました。降板後は殆どのスカウトは撤収していました。この関西学院戦は勝ち点とれませんでしたが、原因として同立戦のストレート勝ちを見る限り、小林誠司が戦線離脱していたことが大きかったようです。同志社大は、主将は藤井貴之ですが、事実上のリーダーは小林誠司ではないかと思います。小林と3年の生島は昨秋後、監督に「練習量を増やすべき」と訴えたそうですから。この貪欲さが優勝へとつながったのは言うまでもありません。

 再びわかさへ移動し、龍産戦を5回まで観戦しました。
 松岡裕也:初めて観ました。神宮で140台を連発したと聞きましたが、実際は140も出ていなく、評判倒れだなと感じました。
 駒谷謙:実は今年2度目の観戦ですが、速球に威力を感じませんでした。制球もアバウトでした。投球の7割近くが変化球でした。右打者にはシンカーがありますが、空振りを取れるものではありません。
 岩橋慶侍:近年、不振続きの京産大が優勝戦線に絡めたのも、大院大相手に勝ち点を奪えたのも、駒谷ではなく、この1年生左腕です。初めて観戦した大院大3回戦も7回に相手打線に捉えられ始めた駒谷を8回からリリーフし、6人を完全に抑えました。速球は目測で130半ばくらいかと思います。しかし、非常に力がありますし、まだ体が完全に出来ていないと思いますので、これからが本当に楽しみです。

 先日、リーグ優勝を決めました大阪学院大ですが、正直なところ、関東の野球ファンは小林寛の雄姿を神宮で見たいだろうが、それは極めて難しいというのが生観戦をしての率直な感想でした。理由はチームの打力のなさからです。決して状態がいいとは言えない駒谷相手でも点を取れる気配が感じられませんでした。3戦目でかなり疲労が残っていて、球にバラツキが目立っていました。その後、まさか殆どの試合で先発完投し、優勝に貢献するとは思いませんでした。1期で3桁の投球回数を記録する先発投手は近年では小林寛くらいではないでしょうか?

 今年は、関西の大学球界にも、好投手が目白押しで、ドラフト指名候補が多数雑誌に掲載されておりますが、実際指名されるのは、大野雄大と小林寛と藤井貴之くらいだと考えます。

 最後に、5リーグ対抗戦ですが、今年も会場はわかさスタジアムで、6月25~27日に予定されています。
 
    (蔵建て男) 先日は、お声をおかけ頂きありがとうございます。精力的な観戦頭が下がります。龍産戦の選手達については、ほぼ同様の印象を持っております。他は観られていないので、ぜひ参考にさせてくださいませ。

5リーグ対抗戦の日程ありがとうございます。時期的にも観戦の有力な候補です。ただお目当ては、大学選手権で観られなかった 小山(天理大)や今季観られていない 松永(関西国際大)あたりのチェックが主な目的になります。

小山あたりの情報がありましたら、教えて頂けると幸いです。ドラフト候補と呼べるほどの選手なのかどうか?
 

2010年春 龍産戦1,

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月 1日(火)00時15分32秒
返信・引用 編集済
  皆様今晩は。こちらの掲示板では、ちょっと書き込みが開いてしまい申し訳ございません。関西六大学の龍谷大VS京都産業大のTV中継の模様を、現地の方から送って頂きました。この試合、私も生で5回まで観て宿に戻ったのですが、私が宿に戻る間観られなかった中継の模様が確認出来て良かったです。特にこの二校は、大学選手権にも出場しておりませんので、センターカメラからの映像と生で確認できて収穫がありました。

△駒谷 謙(京都産業大 4年)投手 184/81 右/右 (福知山成美出身)

(どんな選手?)

福知山成美時代は、甲子園で難攻不落の好投手として活躍した選手です。京都産業大に進んでからも、順調に実績を積んで最終学年を迎えました。

(投球内容)

かなり球の出所が見難いサイドハンドです。ただ高校時代から135~140キロぐらい投げていたのに、今は常時130キロ前後~MAX83マイル(132.8キロ)程度しか出なくなっており、球威・球速不足を否めません。ただスライダーのキレは尋常ではなく、この球が生命線。

ただ高校時代よりも、球速が落ちただけでなく、制球もバラツキが目立つようになりました。何か大きな怪我でもして、その能力が損なわれてしまったのではないかと思ってしまいます。変化球は他にシンカーなども織り交ぜますが、それほど絶対的な球種ではありません。クィックは1.15~1.2秒ぐらいと基準でレベル。リーグ戦で実績も豊富なことからも、マウンド捌きは悪くありません。

(今後に向けて)

現状、ドラフト候補云々と言う選手ではありません。高校時代よりも、球威・球速が劣り、投球の繊細さも薄れました。現状、大学時代の実績もありますから、社会人で野球は続けることにはなると思います。ただそこで活躍できるのかは、ストレートの復活が一つ条件になるのではないのでしょうか。高校時代の勇姿を知るものからすると、非常に物足りない印象を受けました。

△松岡 裕也(龍谷大 4年)投手 174/72 右/右  (広島商出身)

(どんな選手?)

昨年の大学選手権では、神宮でMAX146キロを記録した好投手です。スリークオーターからテンポの良い投球が魅力。リーグを代表する実績も併せ持ちます。

(投球内容)

スリークオーターから繰り出す速球は、常時135~MAX87マイル(139.2キロ)程度で、実際生で観ていても、そのキレや伸び・勢いは並程度で際だつものはありませんでした。それに右打者には、内外角一杯に、左打者には、アウトコース一杯に球を集めるコントールは見事です。変化球は、スライダー・シュート・シンカーなどを持ちますが、絶対的な球種はないようです。

クィックは、1.2~1.25秒ぐらいに、牽制も鋭く、フィールディングも機敏です。マウンド捌き・制球力はさすがですが、少々力強さに、物足りない印象は否めませんでした。

(今後に向けて)

昨年も神宮での投球を観たときに、140キロ台中盤の球速を叩き出しても、ドラフト候補と言う感じはしなかったのですが、今回もそのような印象を受けました。投球も制球に優れるのですが、もう少しボール球を振らせる術を身につけたいですね。投球の微妙な出し入れもできる投手なので、何か空振りの取れる変化球があると大きいです。

現状、社会人に進むことになると思いますが、すでに完成度の高い投手なので、早くからチームの戦力になれそうです。もうワンランク・ツーランク球に強さが増すと面白いと思いますが、何処までその成長が見込めるかは微妙です。むしろ更に実戦力を高めることで、成長して行くタイプではないのでしょうか。

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(無題)

 投稿者:takuma  投稿日:2010年 5月31日(月)03時06分4秒
返信・引用
  蔵さんこんばんは

リーグ戦前に九共大監督が黄金期作れると話していたらしいですが、7年振りの10連勝での優勝です。
5-0、防御率0.6で榎下抑え二冠、昨日はMAX149の一年大瀬良に、大瀬良以上の安定感、脅威の柔軟性、身長185の二年生エース左腕川満。
この2人は神宮では必見です。
ただ昨日榎下はノーヒットピッチで5エラー3失点負けは可哀想すぎですが
 
    (蔵建て男) 最終学年の榎下が観られないのは残念ですが、世界大学選手権の代表候補メンバーで観られることを期待したいですね。

大瀬良が素晴らしいとの評判は聞いております。高校時代からの力量からすれば、更に伸びていればかなり期待できそうです。好投手・川満とのコンビで、大学選手権を勝ち上がっていって欲しいものです。選手権で彼等の勇姿が観られることを楽しみにしております。
 

招待野球2

 投稿者:半島  投稿日:2010年 5月28日(金)00時41分20秒
返信・引用
  蔵さん、こんばんは。
招待野球2日目についてです。
嘉手納 000 010 000 1 H6
相模  401 000 000 5 H11

嘉手納 : 池原、山城 - 眞謝
相模 : 福島、元木 - 大城卓
嘉手納の先発は、池原。まず先頭の渡辺が右中間へ深い当たりを放つとお見合いしてしまいぽとりと落ち3塁打となりピンチを背負うと、続く伊地知に打球は前進守備のショートへ、しかしこれをトンネルしてしまいあっさり相模が先制。これで流れを掴むとその後も続き電光石火で4点を奪います。個人的に気になったのは嘉手納にイマイチ元気がないこと、特に池原が淡々と投球しているのが気になりました。相模の先発は福島で中背右腕。目立つような球速・キレはありませんが、制球・テンポが良い投手でした。直球とカーブで緩急をつけたピッチングを披露、嘉手納打線はなかなか打ち崩すことができませんでした。
初回以降はランナーだしても落ち着いた投球を見せた池原ですが、味方のミスもあり1点を追加されます。投手としてはやはりそこまで伸びた印象はなく、投手としては頭打ちでしょうね。打順は6番と下げられており、投打ともにあまり元気がないなといった感じでした。
7回からは左腕の山城が登板、相変わらずの変則的なフォームで相模打線もやりにくそうなスイングをしていました。球速は120ちょいですが思った以上にキレもありますし、選抜前の練習試合などとも比べても変化球の精度が増してきたなと感じました。
嘉手納は1点を返しますが、相模の投手陣を終始崩すことが出来ませんでした。
何か本当に覇気がないですし、チームとして自信をなくしているのかなと思いました。夏直前なので少し心配です。

相模001 102 200 6 H13
糸満001 001 101 4 H13

相模 : 近藤、長田、江川、一二三 - 大城卓
糸満 : 諸見里、宮國、平良、金城秀 - 島袋、新垣
糸満は諸味里、相模は近藤と両右腕の先発で始まった試合。先制したのは相模、1死後渡辺が振り逃げで出て2塁へ、2死となりますが田中の打球は平凡な三ゴロとなりますがこの送球がずれセーフとなります。田中が挟まれるよう誘ってきたとこにこの回変わった捕手の新垣がこれまた2塁に悪送球となり自分達のミスで先制点を献上してしまいます。ちょっと投手がかわいそうでした。こういう所ですねこのチームは。しかしその裏近藤投手を攻め押し出しで同点としますが、その後は続かずイマイチリズムに乗れません。その直後の4回は先頭を出し、きっちりと送りあっという間に勝ち越し点を奪います。相模は糸満とは対照的に良くつながりますね。こういった所を見習って欲しいです。5回から宮国が登板しますが6・7回と直球を打たれ合わせて4失点を許してしまいます。糸満は何とか食らい付いていきますが最後まであと一本が出ずという展開でした。
糸満は春季やチャレンジマッチの時に比べたら纏まりが出てきたかなと感じましたが、相変わらず余計なミスが多いですし、得点力がないです。ミスが出るのは仕方ないですがそれを打線でカバーできないのは痛いですね。この試合もヒットは相模と一緒で四死球は多くもらいましたが4点です。しかし、その内の2点は押し出し・パスボールなので打って奪ったのは2点しかありません。この勝負弱さは深刻です。個々の打者をみる限り打てないわけではないんですがねぇ。監督の采配も?が多く本当にいろんな意味でもったいないチームです。
選手についての感想を、先発の諸味里投手は上手く変化球も交え、まとまってきたかなと感じました。春九でも試合を終わらせないようしっかりと投げてたみたいですが、いろいろと自信を付けてきたのかもしれません。宮国は最速139をマークしましたがどうしても直球に力がない。状態としては春九よりは良かったみたいですが、球威がないので良く飛ばされていました。諸味里投手から変わったとたん外野の頭を越える打球を打たれていました。熱心に見ていたスカウトの方もいましたが、どういう風に感じたんでしょうか。個人的には大学経由が良いように思います。個人的にはカーブを上手く交ぜて緩急をつけた投球をしないと上のレベルの打線相手では厳しいように思います。ただ、この試合あまりスライダーを投げていなかったように感じました。もしかしたら手の内を隠したのでしょうか。
野手では、まず島袋捕手ですが、2回裏の1打席の初球に危険球を受け交代したので打撃がどうなったかを見ることはできませんでした。ただ、守備で気になったのは2回ほどフォークを後ろへ逸らすシーンが見られました。前々からありましたが、そこらへんの対応に課題があると思います。ただ、以前は大人しいプレースタイルでしたが今回の試合で少しプレーがガツガツしてきたかなと感じました。貪欲に頑張ってほしいです。2年生の宮城選手はやはりスイングがまだ弱い印象で上のレベルの投手になると少し厳しいかなと思います。個人的に気になるのは、淡白な感じがあるのでもう少し粘り強さが欲しいですね。まぁこれは糸満の他の打者にも言えますが。
収穫としては、春・チャレンジマッチと見れなかった照屋が見れたことと何といっても金城の投手が見れたことでした。照屋は秋に比べるとだいぶスイングに力強さを増し両打席で鋭いヒットを飛ばしていました。また見事なセーフティーを決めるなど1番打者としての役割を果たしていました。こういうタイプの選手がこれまで糸満にはいなかったので大きいでしょうね。ただもう少し塁上で揺さぶって欲しいなと思います。そして何より金城の投手には驚きました。小柄ながらスイングも力強く鋭い打球を飛ばしておりやはり身体能力高い選手だと思いましたが、サイドよりやや上の位置から140キロ台をバンバン出してくるとは思いませんでした。勢いもなかなかですし、制球も思った以上に良かったです。直球だけしか投げてなかったと思いますが、相模の打者も押されていました。夏にはもう少し長いイニングを見てみたいです。
糸満はやはり力のある選手が多いチームです。しかしまだまだ興南との差は大きいので予選の1戦1戦で成長し力のあるチームになってほしいです。

4試合見ましたが、やはり興南はちょっと抜けてるかなと思いましたね。投手層や選手層も厚く隙が無いです。ただ一発勝負なので何が起こるか分かりませんし、各校もいろいろ包囲網しいてくると思いますので楽しみです。
 
    (蔵建て男) 私が、春季九州大会で観た糸満の印象もほぼ同じです。宮國の不調な上に、バックがミスをしまくり足を引っ張りました。特に捕手・島袋のキャッチングミスは、あの試合だけで4つや5つぐらいはあったのではないのでしょうか?ああいったプレーを観ると、興南との差は歴然に感じました。けして個々のポテンシャルは悪くないだけに、確かになんとも惜しいチームです。

個別寸評でも触れましたが、現状だと宮國も大学経由かなと思います。元となるフォームの土台は好いので、素直に肉付けすれば伸びると思います。現状球威不足は否めず、プロは厳しいかなと思います。大学の4年間で、その辺を強く意識トレーニングすることで、大いに進化することを期待したいですね。
 

北海道大学

 投稿者:北の国から  投稿日:2010年 5月27日(木)10時29分33秒
返信・引用
  国立の北海道大学が昨日、4度目の全日本選手権出場を決めました。
エースの石山くんは140km/hを超す直球主体の投手です。3年時までは捕手として出場することもあったので異色の投手だと思います。

もし観戦の時間がありましたら6月8日の東京ドーム第4試合に出場予定なのでご観戦してください。
 
    (蔵建て男) 貴重な情報有り難うございます。これから大学選手権を観るのが楽しみになりました。全チームの試合をチェックすることになると思いますので、ぜひその際には触れさせて頂くことになると思いますので。  

2009年 山口の逸材2!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 5月27日(木)03時44分6秒
返信・引用
  皆様今晩は。少々余裕なく書き込めませんでしたが、夏の予選までにどんどん書き込んで行きたいと思います。今回も、山口の選手達をご紹介したいと思います。

○塚田 洸大(山口・岩国商3年)投手 右/左

(どんな選手?)

昨夏の時点ではまだまだ線は細かったのですが、外角への制球に非常に優れた投手です。背番号3を付けておりましたが、非常に綺麗なフォームで投げ込む投手との印象があります。

(投球内容)

球速こそ、125~130キロぐらい(現在MAX136キロと言われる)で、それほど球威・球速には光るものはありませんでした。しかしながら、右打者の外角一杯に決められる制球力は抜群。ただその球が高めに浮くところを、痛打される時があります。このストレートに加え、スライダー・フォークなどもあるようですが、それほどまだ絶対的な威力は感じません。

クィックは、1.15秒前後と素早く、マウンド捌き・制球力なども悪くありません。背番号3と言っても、野手が投手をやっていると言うよりは、控え投手が、一塁をやっているといった感じの選手です。

お尻をしっかり一塁側に落とせるフォームで、将来的にも見分けの難しいカーブやフォークなどの縦の変化を武器にできる可能性があります。まだまだ腕を強く振ったり、地面の蹴り足が弱いなど、躍動感・力感に欠ける部分があったのですが、その辺が如何に改善できるのかがポイントだと思います。

(今後に向けて)

一冬越えて、どのぐらい身体に「強さ」が出てきたのか気になるところです。土台は好いので、それに上手く筋力が付けば、素直に伸びて行ける投手ではないのでしょうか。身体の芯ができてくれば、将来楽しみな投手だと思います。

△迫 亮平(山口・宇部工3年)投手 右投げ

(どんな選手?)

少々前に倒れ込む感じのフォームで、地面に足が着きそうなところから、大きく前へステップする独特のフォームです。現在は、MAX136キロまで到達していると言われております。

(投球内容)

やや癖のあるフォームから、昨夏の時点では125~130キロぐらいのストレートに、カーブ・スライダー・フォークなど、一通りの変化球を投げ込んでおりました。制球は、破綻のない程度で、それほど細かい投げ分けはできません。

クィックは、1.20~1.25秒ぐらいと基準レベル。フィールディングは、中々上手い選手です。ただマウンド捌き・制球力など、それほど光るものは感じませんでした。

また投球フォームも「着地」のタイミングを遅らせるのには好感が持てますが、お尻を落とせる一塁側に落とせるタイプではありません。それでも腕に角度を付けようとするので、かなり身体への負担は大きいのではないかと思います。

身体の「開き」も早く、「球持ち」も早く、「体重移動」も不十分なのが気になります。それ程甘くないコーナーへの速球が打たれるのは、せっかく着地を遅らせてタイミングをずらしても、身体の「開き」が早いからではないのでしょうか。

(今後に向けて)

昨夏の時点では、少々上のレベルで活躍するのは厳しいかなと感じました。ただ、この変則スタイルの長所を生かしつつ、欠点を改善できれば変則投手としての活路は見出せるかもしれません。一冬越えて、その辺の努力の跡が観られるのか注目したいと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

大学野球

 投稿者:hiroshijin  投稿日:2010年 5月26日(水)20時56分7秒
返信・引用
  お久しぶりです。最近自分のブログで精一杯で、こちらへの投稿が疎かになってしまいました。すみません。
今回は広島六大学と中国六大学の代表が決まったので簡単な紹介をしたいと思います。
広島六大学は広島経済大学が優勝しました。元々圧倒的な戦力を誇っているので当然ですが。4番に座った平岡義貴(2年・広島商)が打率5割で首位打者となり今まで柳田悠岐(4年・広島商)に負担がかかりがちだったのを軽減できました。これにより打線につながりが出来てチーム打率3割以上になりました。
投手陣は村上泰規(3年・広島商)・安達平(4年・瀬戸内)・渡部一也(2年・広島市工)の3人でほとんど回しました。ともに130後半の速球を持ち村上はシュートとスライダーで安達はスライダーとフォーク、渡部はチーム1の球威と高速スライダーという持ち味があります。
中国六大学は東亜大学が久々に復活です。昨秋最下位の時にはなりをひそめたいやらしい野球が復活しました。164㎝と小柄ながら首位打者に輝いた村田選手(3年・岩国商)がその典型でしょうか。投手では右横手の藤原直城(3年・出雲北陵)と村岡豊(4年・南陽工)が踏張りました。ともに球速はないものの、緩急で粘る投球を持ち味としています。
最近中国地方の大学勢はなかなか全国で勝てないでいるのでそろそろ、という思いはありますね。厳しいとは思いますがなんとか1勝を期待します。
 
    (蔵建て男) プロ注目の柳田選手が大学選手権に来てくれることは、個人的に大変嬉しいですね。

中国六大学は、昨秋遠征した際に観ましたが、中々各校レベルが高く感心致しました。全国レベルの投手が出てくれば、野手陣などのレベルは低くないので面白いと思います。期待して大学選手を見守りたいです。
 

2009年 愛媛&山口

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 5月25日(火)08時23分34秒
返信・引用
  皆様おはようございます。少しずつ全国の逸材シリーズを進め、なんとか夏の予選前には、一通りの選手の紹介を終えたり、ページもその準備に入りたいと思います。ただ6月には、大学野球一番のの祭典・大学選手権もあるので、そのペースを何処まで上げることができるのか、私自身わかりませんが。今回は、愛媛でコメントしていなかった選手と新しく山口にも入って行きたいと思います。

△山崎 貴之(山口・華陵3年)外野 177/77 右/左

(どんな選手?)

昨夏は、2番・中堅手として出場。確実にミートポイントでボールを捉える高い対応力が売りの選手です。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間を、左打者ながら4.45秒前後と、かなりタイム的には遅いのは気になる。もっと速いタイムも叩き出せるのかもしれないが、足を売りにすると言うタイプではないのだろう。

ただ中堅守備の動きも悪くなく、地肩も基準以上のものはありそうで、守備に関しては悪くない。2年夏の時点でこのぐらい動けるのだから、最終学年ではかなり、高校生としては上手い部類にまで成長するのではないのだろうか。

(打撃内容)

左打者にしては珍しく、クローズスタンスで打席に立つ。グリップを下げ気味に腰の据わった構えになっている。ただ仕掛けは「遅すぎる仕掛け」を採用。打撃動作の無駄を、極力無くすことで対応してくるタイプ。

足を小さく浮かしベース側にインステップ。そのため打てる球は限られていそうだが、踏み込んだ足下はブレないので、外の球でもしっかり拾うことができている。あらかじめトップに近い位置にグリップを持ってきており、速い球に立ち後れないように対応。バットを寝せて出すタイプだが、バット先端が下がらないようにヘッドを立ててスイングできているので、ボールをフェアゾーンに落とすことができる。

ボールを強く叩くことよりも、高い確率で捉えることに主眼が置かれており、木製バットでの対応では苦労しそうだが、金属バットならば、これもありだろう。

(今後に向けて)

走力の無さと木製バットへの対応を考えると、少々上のレベルでの活躍には不安が残る。ただ根本的に、ボールをミートポイントで確実に捉えるセンスは優れているので、いずれは上手く対応できるようになるかもしれない。2010年度の山口を代表する好打者として、その成長を見守って行きたい。

△山本 倬哉(愛媛・済美3年)投手 182/75 左/左

(どんな選手?)

180センチ台の大型左腕で、昨夏の時点でMAX136キロだったと言われる選手です。

(投球内容)

昨夏の時点では、それほど信頼度が高くなかったのか?なかなか登板しているのが、観られなかった選手です。本格派の左腕で、常時125~130キロ強ぐらいのストレートに、カーブ・スライダーなどを織り交ぜてきます。ただ制球は、かなりアバウトで、細かいコースの投げ分けや、投球をしっかり組み立てていると言うよりは、ストライクゾーンに球を集めて来るといった感じの投手でした。

クィックは、1.25秒前後と平均的で、フィールディングも並レベルぐらい。マウンド捌き・投球センスには、まだまだ課題を残すタイプの投手です。

(今後に向けて)

昨夏は、済美には3年生も含めて4人の投手がおりました。彼は、その中の1人。そのうち彼と同学年の投手が他に2人いるなど、現状もチーム事情はそれほど変わっていないのではないかと想像致します。今年になって、彼の評判を殆ど聞かないことからも、その状況は心配されます。

体格にも恵まれているので、大学などで野球を続けられる機会に恵まれれば、そこで才能が一気に開花するかもしれませんね。できれば高校生の間に、その才能開花を観てみたい本格左腕です。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

沖縄招待野球1

 投稿者:半島  投稿日:2010年 5月24日(月)19時27分5秒
返信・引用
  蔵さん、こんばんは。
土日の東海大相模の招待野球を2日連続で観戦することができました。結果は県勢の全敗でしたが、夏直前での強豪との試合で非常に参考になりました。
相模はやはり強いですね。スイングも力強く甘く入ってきたら逃さないのが印象的でした。ただ、長打はあまり多くなく単打が多く、そこまで強力だとか破壊力のある打線という印象ではなかったですね。目立ってたのは双子の大城選手、共に4試合通してよく打っていました。どちらも4試合フル出場し5割越えだったと思います。地元ということで気合が入っていたのでしょう。相模は名門らしく卒の無さ・まとまりを魅せてくれました。

相模400 002 300  9  H14
小禄000 000 001  1  H3

小禄 : 宜野座、宮城、山里 - 新崎、大城幸
東海大相模 : 近藤、福島、一二三 - 大城卓

この試合の注目は小禄の投手陣がどれほど通用するかでした。先発は宜野座投手、チャレンジマッチで嘉手納や興南打線を抑えた投手でしたが、立ち上がりを狙われあっという間に4失点、その後は粘りの投球で5回まで毎回のように走者をだしましたが抑えます。しかし、6回に味方のミスも絡み2失点しこの回で降板しました。彼は調子自体は普通だったと思います。球速は直球は常時130そこそこ最速は138、スライダー110前後、フォーク120前後でした。やはり直球に力がありますしまずまずキレもあるのですが、変化球特にスライダーの精度が悪いので苦しい投球でした。相模打線は甘い球は逃してはくれません。またクイックがイマイチなのと捕手の肩もあんまりなので良く走られていました。興南も夏に対戦する時はこういうとこを突いてくるでしょうからバッテリー間で対策を練る必要があるでしょうね。ただ、直球はあると程度通用すると感じましたし、思った以上にマウンド捌きも良いいのでこれからもまだまだ伸びていく投手だと思います。7回には宮城投手が登板、2年生で初めてみる投手でしたが身長も高く恵まれた体格で注目しました。直球は120後半くらいですが、結構勢いのある球を投げていました。しかし、ヒット・四球を与えたとこですぐ交代、まだまだ投球が出来る投手ではないのでしょう。素材は良いと思うので来年に期待したいです。マウンドを受けた山里投手でしたが、相模打線を抑えることができず3点を奪われてしまいます。しかし、8・9回は三振を奪ったりするなど持ち味を魅せてくれました。直球は120そこそこですが、球速以上に感じさせる球質でキレの良さを見せてくれました。愛媛との交歓試合では野村高校を完封したようでこちらも来年が楽しみな投手です。
相模は2年生の近藤投手が先発、非常にテンポが良く快調なピッチングでした。直球は130中盤で最速は141をマークしなかなかの勢いを感じさせます。ただ、137・8くらいの直球が一番勢いと力を感じさせました。変化球はスライダー115前後、カーブ105前後、フォークが120前後と満遍なく投げてくるような投球。しかし、変化球は目立つような精度・キレが無いので全国レベルの打線が相手では厳しいかもしれません。そして、糸満戦でも投げましたが、走者を背負ったりなど自分のリズムで投げれなくなった時が課題でしょうか。また、フィールディングや牽制は上手いですがクイックはイマイチですね。
小禄は終始近藤投手のリズムを崩せず、付き合う結果となりました。持ち味である粘り強さが見られなかったのは残念です。正直、シード4校の中では一番スイングが頼りなく見えましたね。期待している大城選手は唯一中身のある安打を放ちましたが、やや力が入っている印象で気負いすぎた面がみられました。小禄は名前負けしていた感じを受けました。県外慣れしていないのかな?
一二三投手は9回に登場、投球練習からあんまりフォームにキレがないなとか力強さに欠けるなと思いましたが、実際に投げてみると直球は120そこそこで最速は126、回転も悪く制球できていない、四球・死球で力を入れて投げたら打者の頭を越える大暴投で1点を献上、力を入れると制球できないのでこれ以降は殆どカーブの投球でした。正直酷かったですね。この状態では興南戦は投げてもボコボコだろうなと思いました。そして昨日はご存知のようにサイドでの投球・・・。一体どうしちゃったんでしょう?


興南003 100 000  4  H10
相模010 040 000  5  H8

興南:砂川、川満、島袋 - 山川、外間
相模: 長田、江川 - 大城卓

非常に中身の濃い面白い試合でした。
相模の先発は2年生左腕の長田投手、急遽なのか最初からその予定だったのかはわかりません、投球練習からこの投手じゃちょっと興南を抑えるのは厳しいかなと思いましたが、まず先頭の国吉が3球目をセンターへ強烈な打球、続く慶田城も2球目を同じくセンターへ、いずれもアウトになりましたがやはり興南のスイング・打球は違うなと感じさせるものでした。我如古は四球を選んだ後、真栄平は初球外角低めの直球を地を這うような強烈な打球でセンターへ、流石でした。この3つの打球が効いたのか、2回は平凡な凡フライをセンターが目測を誤り後ろへ下がりすぎたためポテンヒットにしてしまうシーンも見られ、興南の打球の鋭さや力強さはやはり全国でもトップクラスなんだなと感じさせましたね。
興南の先発は砂川投手、秋から見ていますがだいぶ安定し落ち着いて見ていられる投手になったかなと思いますが、やはり相模打線を抑えるには少し力不足かなと感じました。初回・2回とチャンスを潰し、その裏にあっさりと先制点を許します。しかし、3回には先頭の国吉が再びセンターへ弾き返し出塁すると、後も続き無死満塁で真栄平、観客の期待が高まり、良い角度で上がった打球でしたが、根元だったため失速、しかしあっさりと犠飛で同点、その後も続き2点を追加し逆転しました。この回で長田投手は降板となりました。まだまだ力不足でしたね。後を受けたサイドの江川投手でしたが、4回に今度はレフトに入った一二三が打球判断を誤り1点を追加されます。ですが、その後は2死から四球を出して余計な走者背負ったり、再三得点圏に背負いましたが、勝負所では強気にそして見事な制球を見せ興南打線を抑えます。
相模は5回表に牽制で刺し、2回に交代で入った伊地知が好捕をみせ流れを掴むと、その裏先頭をだし次も続くと、山川がすかさずタイムをとり間を入れますが、止めることができず連打で1点差に詰め寄ります。そして砂川から川満に交代となりますが逆転を許します。
交代直後は打たれた川満ですが、6回は100そこそこの緩いカーブを意識的に多めに投げ、2三振を奪うなど流れを引き寄せる投球をみせると、7回には島袋が登場、先頭の1番渡辺はエラーで出塁しますが山川から変わった外間が見事な送球で盗塁を刺すと、この試合ラッキーボーイ的な存在だった伊地知を空振り三振、3番田中を見逃し三振に奪い流れを持ってきます。8回再び国吉が内野安打で出塁し送りバント・進塁打で2死三塁で4番真栄平、しかしここは江川投手の渾身の投球で詰まらせフライに打ち取りこれで試合は決しました。
展開的には再三のチャンスを活かせなった興南といずれもしっかりと活かした相模という感じでした。安打も興南が多く終始押していた印象がありますが、江川投手を中心に耐え切ったなと思います。5回以降はノーヒットだったと思います。こういった試合をモノにしたのは相模にとっても大きいでしょうね。興南にとっても内容はどうであれ負けたわけですから夏に向けたモチベーションになるでしょうね。しかしやはり興南は強いなぁと思わせてくれる試合でした。
島袋投手は最速139を出し、ある程度状態が戻ってきたかなと思いました。ただ、まだまだ本調子ではないでしょう。砂川・川満の両投手が計算ができるようになってきたので準決勝・決勝をピークに持ってくるんじゃないかと思います。

2日目の様子はまた後日まとめて投稿したいと思います。
 
    (蔵建て男) 沖縄の招待試合のレポート有り難うございます。選抜帰りで、春季神奈川大会では早々敗退してしまった東海大相模。しかし選手層も厚く、地力はやはり神奈川でもトップ級です。

一二三の復調にもよりますが、夏にはチームを整えて来るのではないかと期待されます。一二三なしで、興南と互角の対戦ができたことは、選手達にとって大いに自信になったのではないのでしょうか。
 

2009年 岡山大会

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 5月24日(月)04時41分16秒
返信・引用
  皆様今晩は。なかなか、こちらで書き込める余裕がなかったのですが、ようやく時間ができたので、書き込めます。これから夏の大会に向けて、ガンガン全国の逸材を進めて行けると思いますので、皆様どうか宜しくお願い致します。今回は、昨夏の岡山大会準決勝の模様から。

○花岡 竜也(岡山・作陽3年)投手 178/70 右/右

(どんな投手?)

全身使って投げ込んで来る本格派で、腕の振りの良さと強気に内角を突く投球が魅力です。それでいて、しっかりピッチングを組み立てられる投球術もあり、中々の好投手。甲子園に出場した倉敷商も、彼に代わってからは完全に抑え込まれました。

(投球内容)

バランスが良く、かつ身体を使ったフォームから常時130~135キロぐらいの伸びのある速球を投げ込んできます。変化球は、横滑りするスライダーとのコンビネーションと球種は少ないのですが、内角を厳しく突ける投手で、両コーナーに球を投げ分ける幅広さがそれを補います。

クィックは、1.3秒前後とあまり早くないのですが、フィールディングも上手く、マウンド捌き・投球術も安定しており、野球センスは悪くない投手です。制球もまとまっており、力と技がバランスよく取れた好投手でした。

投球フォームも、お尻を一塁側に落とせますし、着地までの時間も稼げているので、将来的に見分けの難しいカーブや縦系の球種の修得も期待できます。現在は、スライダーとのコンビネーションのみですが、もっとバリエーションは増やせると思います。

グラブは、最後まで内に抱えられているので、両サイドへの投げ分けはできます。ただ足の甲での押しつけが、つま先のみの上体の高いフォーム。それを、無理に腕に角度をつけることで抑え込むと言う強引さもあります。その辺が、身体への負担も考えると少し気になる部分です。

投球の4大動作である「着地」「球持ち」「開き」「体重移動」と言う観点でも大きな欠点はなく、高校生にして「着地」までの時間も稼げますし、ボールにしっかり伝えられるリリースにも好感が持てます。しいて言えば「体重移動」は悪いとは思いませんが、投げ終わったあとに、大きく一塁側に流れます。

腕を強く振ることができるので、将来的には速球と変化球の見分けの難しい、かなり厄介な投手になれそうです。

(今後に向けて)

もうひとまわり、身体が昨夏より大きくなっているようだと、かなり楽しみな投手だと思います。この春の内容はわかりませんが、2010年度の岡山を代表する投手に育っているのではないかと期待させてくれる投手です。順調に育っていれば、夏には140キロ台オーバーも期待できるのではないのでしょうか?

△植田 周馬(岡山・倉敷商3年)左翼 171/66 右/左

(どんな選手?)

昨夏は、7番・左翼手として出場。甲子園も経験した選手です。変化球などにも、しっかりボールを合わせることのできる対応力のある打撃が魅力です。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、左打者ながら4.3秒前後と並です。また左翼手としてのプレーも、正直よくわからず。もう少し別の試合で細かく観てみたいのですが、肩はあまり強くないように見えました。そのため、守備・走力で魅了するタイプではなさそうです。

(打撃内容)

けして長距離打者ではないのですが、ボールをしっかりミートポイントで捉えるセンスに優れます。

前足を軽く引き、グリップを高めに添えます。気になるのは、前足を引いている割に、両目でしっかり前を見据えられないところでしょうか。仕掛けは「早めの仕掛け」を採用するなど、やはり生粋のアベレージヒッターのようです。

引き上げた足を、空中で長くキープするように「間」を充分とって、踏み込むタイミングを伺います。そのため緩急に対応しやすく打てるポイントは多いと思います。真っ直ぐから少しベース側にインステップして踏み込める選手で、外の球でも強く叩けます。踏み込んだ足下が少しブレるところがあるのですが、悲観するほどではありません。

気になるのは、トップの位置までバットを持って来るのが遅れがちになり、速い球に立ち後れる可能性が高いです。少し肘が下がって出てくるので、スイング軌道はどうかな?と思ってみておりましたが、大きなロスはないので問題ないと思います。バットを寝せて、幅広くボールを捉えるタイプであり、最後までしっかり振り切れるスイングも魅力です。そのため巧打者でも、当てに行くようなタイプではありません。

(今後に向けて)

身体能力が高くない巧打者タイプなので、評価としては厳しいものがあると思います。ただ的確にミートポイントで捉えられる打撃センスは良いので、その点では2010年度の岡山でもトップクラスの打者に育つのではないかと期待できます。プロ云々の素材ではないのですが、今後もアマ球界で活躍して行って欲しい選手でありました。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

風張蓮投手

 投稿者:まさ  投稿日:2010年 5月22日(土)22時02分25秒
返信・引用
  蔵さん、こんばんは

ドラフト関係のサイトでも次第に名が知られてきた(ように感じられる)
岩手・伊保内高校の風張蓮投手、岩手県春季大会の2回戦の昨日の試合も
(サンスポと報知の東北版によると)10球団のスカウトが、わざわざ
アクセスが悪いところまで見に来たらしいですね。

その、風張投手、地区予選の時に右手中指の爪を割ってしまい、
その影響で中間あまり調整できていなかったとの事で、昨日の2回戦こそ
緩急をつけた直球とフォークだけの投球で7回2安打完封したらしいですが、
今日行われた花巻東戦では、ボールが高めに上ずってストライクを入れるのにも
やっと、変化球も投げ(られ)ず、ストレートに狙いを絞られて滅多打ちに遭って、
5回14安打10失点(確か)と、散々な内容でした。
言うまでも無く、自己ワーストの投球内容だったでしょう。

イニングごとの投球練習も途中で軽めにしたり、ストレートも全然走ってなかった事からも
爪割れの影響が大きかったのかな?と感じさせられました。
夏は完璧な状態で望んで欲しいものです。


当初、You Tubeに上げる為に、今日の試合の映像を撮りに行ったのですが、
今日の投球内容はあまりにも参考にならないのでお蔵入りにしようと思っています。
ただ、蔵さんがご覧になりたいと言うのであれば、後日Youtubeにアップして
アドレスをお教えしますが、、

※メールアドレスは、去年の夏に岩手県大会の動画DVDをいくつかお送りする際に
教えていただいたので分かります。
 
    (蔵建て男) いろいろ気を遣って頂き有り難うございます。ぜひ貴重な映像拝見させて頂きたいと思います。その雰囲気だけでも、味わいたいのでお願い致します。

今年の大きな目的は、岩手に遠征することです。ただ今回は、岩手でも北部地域の開催で、残念ながら観戦が難しい状況でした。ぜひ夏は観戦に行き、平泉観光でもして帰りたいと思っております。
 

(無題)

 投稿者:M&T  投稿日:2010年 5月22日(土)21時48分42秒
返信・引用
  大院大の小林寛投手が龍谷大相手にノーヒットノーランだそうです。
指名されても下位or育成ぐらいだと思ってましたがこれは評価が上がるかも知れませんね。
 
    (蔵建て男) そうらしいですね。ただチームとしては、大学選手権は厳しそうな状況です。5リーグ対抗戦か、秋のリーグ戦でもぜひ確認してみたい投手です。  

社会人オープン戦と愛知大学リーグ

 投稿者:kimi  投稿日:2010年 5月19日(水)22時36分46秒
返信・引用
  蔵さんこんばんは、

土曜から月曜まで所用で帰省していまして、月曜にトヨタスポーツセンターでトヨタ対三菱重工神戸の試合を観てきました。
トヨタのグラウンドには初めて行きましたが、球場は新しく非常にきれいでした。グランパスの練習場や系列の高校があったりと広い敷地内にあり、球場隣のサッカー場では選手が調整していました。これまで社会人チームのグラウンドには関東と東海で10箇所くらい足を運んでいますが、その中でも一番ではないかと思います。

試合は5-5の引き分けでした。
トヨタは先発の菊川が制球難で、甘く入ったところを痛打されるなど5回5失点でした。一方で神戸先発の守安は素晴らしい投球で、序盤は打てる気がしませんでした。5回まで1失点に抑えていましたが、6回以降はばてたのか急に球が甘くなり、6,7回に2点ずつ失い、トヨタに追いつかれます。その後両チームともチャンスを活かせずに引き分けに終わりました。

一番の収穫は守安を確認できたことでした。
球速は平均130後半で、たまに140越えがでるくらいですが、序盤はほとんど甘い球がありませんでした。厳しいコースにキレのある球を投げ込みますのでそうそう打てません。5回終了時で4安打1失点でしたが、いい当たりは一本だけでした。6回に入ると疲れと相手打線のタイミングがあってきたことがあり、連打などで2点を失います。さらに7回にはコースをねらいすぎて四球でランナーをためると、代打の田中幸長に2点タイムリーを浴びて同点となり、この回で降板しました。5回までは割と低めに決まっていたボールが6回からは高めに浮いていました。
そのあと湯浅、古野と1イニングずつ投げました。湯浅は横浜商大時代に観ているはずですが、ほとんど記憶に残っていません。真上から投げおろすストレートは力がありましたし、最速でも144を記録していました。

野手では今年の候補として名前が挙がる八木賢吾が9番キャッチャーで出場していました。4打席ともランナー無しの場面で回ってきますが、1安打2四球ときっちり仕事をしました。追い込まれるまでは慎重にボールを見てきますし、もう少し上位を打たせても面白そうです。出塁した後も大きなリードを取っており、ピッチャーに何度も牽制させていました。
ディフェンスではイニング間送球であまりビシッとした球が行かなかったのが気になりました。手を抜いているわけではないのでしょうが、ワンバンだったりセカンド方向にそれたりしていました。実際に盗塁を刺すところを見たかったのですが、守安の牽制が上手いこともあって相手は一度も走ってきませんでした。


トヨタ先発の菊川は重そうな130後半の球を低めに投げ込んできますが、カウントを悪くしてストライクを取りに行った球を打たれていました。ランナーがいないときは低めにポンポン投げてゴロを打たせるのですが、イニングによってもムラがありました。

6回からは高卒2年目の久保地涼太(右/右 180/72 土佐)がマウンドに上がります。高校時代は全く知らない選手で、観たのも初めてですが素材的に面白い投手でした。
右オーバーの投手で、体重移動がスムーズですし、腕もよく振れています。いまの速かったなと思った球が134と、球速以上に速く見えました。最速は141,2くらいです。変化球は曲がりの小さいスライダーにカーブ、ドロンと落ちるフォークらしき球がありました。
4回を投げて1安打でしたが、四死球が3つありましたし、フルカウントが多かったです。公式戦の競った場面ではまだ使い辛いかとは思いますが、今後が楽しみな投手でした。来年はドラフト候補に挙がるよう、実績を積んでいってほしいです。

この日は投げなかったのですが、別の日に観たオープン戦で祖父江がセットアッパーとして8回から登板していました。大学の時は反動をつけるような感じでセットから投げていましたが、今はゆったりと振りかぶるワインドアップになっていました。ボールの勢いは伸びているようにみえました。常時142前後でしたが、稀に146,7キロ出ていました。


土曜は観戦に行けませんでしたが、日曜に愛知大学リーグを観てきました。
中部大と愛工大との試合は勝ち点を落としたほうが入替戦確定で、後の無い中部大は石川が8回のピンチでリリーフ登板しました。前日150球近く投げた影響もあり、ほとんどがシンカーでした。ストレートは135しか出ていなかったので、翌日の3戦目を考えてセーブしたのかと。
中部大先発の平野は8回途中まで無失点と、この日も好投しました。スライダーとシュートが両サイドに決まっており、速いテンポでポンポン投げてきます。前回同様要所では両サイド低めにストレートを投げますし、左打者の低めに逃げていくスライダーも効果的でした。最速138と、前回よりもスピードがでていました。
翌日の3戦目では、石川の後を受けてリリーフ登板して4回をゼロに抑え、入替戦回避に大きく貢献しました。プロ云々という投手ではないのですが、左が不足している社会人チームなら面白いのではないかと思います。

石川以上に観たかったのが愛大の伊佐地佑紀(右/右 179/73 津島北)でした。昨年までは中継ぎ登板が主でしたが、今期は主に2戦目の先発を任されています。毎試合ヒットを打たれる割には、自責点は3点以内に抑えています。
この日は毎回のように中京大に10安打4失点で完投勝ちしました。毎回のようにヒットを多く打たれますが、四死球は死球が1つのみ、1-3からでも低めのカーブでストライクが取れるように非常に制球の良い投手です。
ストレートは130中盤から後半くらいにみえました。あとで確認したところ、アベレージはそのくらいですが、最速で144が出ていたのは驚きました。カーブにスライダー、落ちる球があったのですがタテスラかと思います。
これといったスピードボールや決め球となる変化球はありませんが、試合を作る能力は高いです。まだ2年生なので今後の活躍に期待したいです。

今年の4年生は育成も含めて複数名ドラフト指名があるかと期待していたのですが、現時点では石川くらいでしょうか。
この日中継ぎで3イニング投げた中京大の上杉は調子を落としていますし、同じ中京大の東間は4番キャッチャーでの出場でしたが攻守に精彩を欠いていました。愛工大の藤川はケガで出遅れましたし、エースの長瀬は今シーズンは観ていませんが打たれてますね。ショートの荻野も社会人かなあという気がします。名商大の水野は秋の活躍次第ですかね。上杉は秋に復活することを期待しています。
二部では名城大のエース阿部が気になっていますが、まだ未観戦なので秋に確認できればと思います。
 
    (蔵建て男) 毎度貴重な東海地区のレポート有り難うございます。下級生や若い選手に勢いがある選手が多そうですね。

今年の愛知リーグの4年生には、楽しみな選手が多いと期待していました。しかしどうも、春は芳しくない選手が多いですね。ぜひ秋には訪れたいと思っているので、彼等の巻き返しを期待したいところです。
 

田内選手について

 投稿者:四国住人  投稿日:2010年 5月17日(月)12時50分36秒
返信・引用
  新聞では秋に比べて身長が3センチ伸びて174センチ、体重67キロとアップしています。球速も秋のmax141から現在145らしいです。  
    (蔵建て男) ご報告有り難うございます。早速リストの方にも反映させて頂きました。ぜひ今後も注目して行きたい投手ですね。来年あたりは、神宮あたりで、その勇姿が観られるのではないかと期待しております。  

2010年 春季四国大会5!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 5月16日(日)22時01分36秒
返信・引用 編集済
  春季関東大会2回戦は、その詳細はよくわかりませんが、試合の結果の方は入ってきました。私の見たい選手がいるチームは勝ち上がったようなので、明日は茨城まで頑張って足を延ばしたいと思います。

春季四国大会のレポートは、今回が最終回となります。

◯岩田 修治(香川・寒川3年)中堅 164/62 右/左

(どんな選手?)

小柄なのですが、三拍子揃ったハイセンスのプレーヤーとして、すでに甲子園でも結果を残している選手です。最終学年を迎えそのセンスには、更に磨きがかかったようです。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間を、4.0秒前後で走り抜けられる俊足ぶりは健在で、セーフティバントなどで揺さぶるイヤラシイタイプの巧打者です。四球も選べますし、自分の役割もよくわかっている選手だと思います。上のレベルでも足を売りにできるほど絶対的なスピードがあるのかは微妙ですが、今後もこの足を活かしたプレーを全面に出して行く選手だと思います。

守備も、打球への反応がよく、落下点にいち早く回り込みます。体の割には、地肩も基準以上のものはありそうですし、守備・走力に関しては、上のレベルでも充分通用しそうです。

(打撃内容)

非常に小柄ですが、体付きはガッチリしておりますし、打球は力強いです。実際にこの春季大会でも、外野手の前に鋭くはじき返すだけでなく、レフトオーバーの長打を放っているなど、巧打者ではあるのですが、非弱さがないところが好感です。

前足を軽く引いてグリップを下げ気味に添え、バランスよく構えられております。自分のリズムも刻めており、リラックスした中にも適度な緊張感も保った好い構えだと思います。

仕掛けは、巧打者タイプなのですが「遅めの仕掛け」を採用。実は、スラッガー以外にも、こういった二番タイプの選手には、ギリギリまでボール見定めてからプレーするので「遅めの仕掛け」を採用する選手は少なくありません。将来的には、生粋の二番打者になれる選手なのかもしれません。

始動が遅い分、足をあげて着地するまでの「間」が少ないことからも、打つ球をあらかじめ絞って叩くタイプ選手です。ベース側から離れた方向に踏み出すアウトステップ打者ですが、左打者の多くはこれを採用しております。また踏み込んだ足元が、インパクトの際にブレないなど、しっかりと打ち損じ少なく叩けるタイプです。

気になるのは、少々打撃の準備段階である「トップ」を作るのが遅れ気味であること。そのため一定レベル以上の球速・キレのある投手には、差し込まれやすいかもしれません。それでも上から上手くヘッドを立てて叩けており、外の球でもしぶとくヒットゾーンに落とせるタイプです。スイング軌道にロスはなく、コンパクトにフォローまで振りきれております。コンパクトさの中にも、しっかり叩けると言うスイングで大事な部分が抑えられた振りです。

技術的には、トップの作りが遅い点を除けば、大きな課題は見当たらないレベルの高い選手です。この体格でも、高いパフォーマンスを支えているのは、彼の持っている野球センスと確かな技術によるところなのでしょう。

(今後に向けて)

今後大きく化けるとか、そういった高い伸び代は感じられません。ただ頭の好いプレーヤーですし、意識も高いので、レベルに順応した活躍は期待できるのではないのでしょうか。高卒プロとかそういった類の選手ではないのですが、全国の有力大学に進んでも、レギュラーをはって行ける素材です。志を高く持って取り組んで行ければ、松本哲也(巨人)のような選手になれる可能性を秘めていると期待しております。今後も注目して行きたい、ナイスガイでした。

◯田内 亘(高知・岡豊3年)投手 171/62 右/右

(どんな選手?)

小柄ですが、2010年度において、四国NO.1の投手だと思います。秋以来の観戦でしたが、今回はリリーフでの登場でした。

(投球内容)

球速は、135~140キロ前半ぐらいだと思います。ボールの球威・球速・勢いなどは、秋とそれほど変わっていないように思えます。変化球は、ブレーキの好いカーブに、縦のスライダーといった感じでしたが、改めて好い投手だなと思えてきます。

秋からの成長は、ほとんど見られなかった鋭い牽制を魅せるようになったこと。元々フィールディングや1.1秒台のクィックもできますし、一段と実戦的になってきました。もちろん投球を組み立てるセンス・経験豊富なマウンド捌きも健在です。

ただ右打者には、外角にきっちり球を集められる制球力は健在ですが、相変わらず左打者に甘く入る球を痛打される欠点は改善されておりませんでした。その辺を改善して行かないと、レベルがあがるほど左の強打者は増えてゆきますから、上のレベルでは苦労する要因かもしれません。

(今後について)

あと10センチ上背があったら、ドラフト最上位で消えるぐらいの、投手としてのセンスと力を兼ね備えている選手です。ただ彼レベルになると、全国の強豪大学や社会人などに進んでも、充分に野球を続けて行ける素材でしょう。

ただ昨秋から目に見えて大きな成長がないだけに、今後は肉体面の大きな上積みは期待できないかもしれません。今後は、より実戦力・総合力を高めて行けるのかにかかっております。そういった地道の努力を続けて行けるのか、投手としても人間としても引き出しを多く持っているかなどが気になるところです。将来的には、更に実戦力に磨きがかかれば、大学や社会人経由でプロ入りできるかもしれません。期待して今後も見守って行きたい選手です。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2010年 春季四国大会の逸材4!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 5月16日(日)07時42分39秒
返信・引用
  関東でも、春季関東大会が始まりました。私は、本当は日曜の観戦を予定していたのですが、事情が変わり月曜日への観戦が濃厚となりました。一人どうしても確認しておきたい選手がいるのですが、今日勝ってくれると好いのですが・・・。

さて春季四国大会の逸材シリーズも、あと二回。今回も、レポートの続きを行って行きたいと思います。

△高橋 涼平(香川・藤井学園寒川3年)投手 175/56 右/右

(どんな選手?)

昨夏も甲子園で投げていた投手で、内角を厳しくつく投球が目立ちました。一冬超えて、相変わらずの体つきではあったのですが、今度は外角中心に集めつつ、縦の変化を得意とするタイプへと変貌しつつあります。

(投球内容)

普段は、130キロ前後ぐらいと、球威・球速面では昨夏から変わらないか、少し落ちたのではないかと思われる内容でした。ただ時々、指にかかった速球には見るべきものがあります。変化球は、小さく横滑りするスライダーと縦に落差のあるフォークとのコンビネーション。また外にチェンジアップ気味の球でカウントを整えてきます。

元々両サイドへの制球は確かだったのですが、昨夏が厳しく内角を突く配球だったのに比べると、今は外角中心の配球に、縦の変化をつける投球に変わってきました。マウンド捌き・制球力も安定し、クィックも1.15秒前後・牽制もそれなりで、フィールディングも上手い選手です。投球には大きな破綻はなく、適度にまとまっている好投手です。

(今後に向けて)

思ったほど一冬超えて、球威・球速・体つきと変わってこなかったところは残念です。中背で線も細いので、スケール感のある素材ではありませんが、大学レベルでも野球を続けて行ける選手だと思います。体を大きくすることも、投手の仕事だと思って、積極的にウエートや筋力をつけて欲しいかなと思います。持っているセンスは悪くないので、これにパワーがついて来ると、見違えるほど好い投手になるかもしれませんね、頑張れ!

△下坂 充洋(高知・岡豊3年)捕手 173/62 右/右

(どんな選手?)

昨秋も観ているはずなのですが、とりあげるのは今回が初めて。四国屈指の好投手・四国屈指の投手・田内亘をリード選手です。

(ディフェンス面)

投手の好投を導くが如く、テンポの好いリードを心がけます。グラブを軽く示したあと、いったん下げてしまう癖はあるのですが、柔らかいグラブ捌きとミットの出し方の良さで、これを補います。

気になるのは、少しドシッと座り過ぎで、次の動作への移行が遅れ気味になっているのではないかと思います。捕ってから素早い動作ができるのに、塁間は2.05秒以上かかるスローイングなどを観ていると余計にそう思います。また地肩自体も、それほど強いようには見えませんでした。

(打撃内容)

チームの6番を担うなど、バリバリの強打者ではないようです。スクエアスタンスで、バットを高めに添えバランスよく構えます。構えた時に、自分のリズムを刻めていないので、少々脆いのではないかと感じさせます。

仕掛けは「遅すぎる仕掛け」を採用。投手の重心が下がる時にベース側につま先立ちし、リリース後に動き出すと言う、極めて遅い仕掛けを採用致します。これだと相手レベルが上がると、対応に苦労します。

足を少しだけ地面から浮かし、真っ直ぐ踏み込みます。始動から着地までの「間が少ないので、どうしても打てる球は限られそうですし、ステップが狭いので懐が窮屈な印象を受けます。ある程度インパクトの際には、足元が踏ん張れているので、外の球には対応できそうですが、内角は苦しそうです。

最大の欠点は、打撃の準備段階である「トップ」の位置にバットを持って来るのが遅い点です。すなわちグリップを引くのが遅すぎると思います。バットは上か叩くダウンスイングを心がけているので、インパクトまでのロスは感じません。弧も小さめでコンパクトなのですが、この内角の捌きとトップを作るのが遅れることが、大きな課題であるように思えます。基本的に構えは強打者スタイルですが、打撃はコンパクトヒッターだと思います。

(今後に向けて)

まだまだ攻守に課題も多く、現状のままでは上で野球を続けられたとしても、そこで活躍を望むのは厳しいかなと思います。ただ持っている資質は、けして悪くないと思います。志を高く持って真摯に取り組めれば、道は開けてくるのではないのでしょうか、頑張れ!

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2010年 春季四国大会の逸材3

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 5月14日(金)08時21分46秒
返信・引用
  皆様おはようございます。明日からの北関東遠征を控え、どんな風にまわれば良いか、いろいろ頭を悩ます管理人。なかなかレポートが進みませんが、少しずつ行って行きたいと思います。今朝の春季四国大会の続きから。

△中越 広基(愛媛・野村3年)一塁 175/65 左/左

(どんな選手?)

昨夏は、秋山 拓巳(西条-阪神4位)投手のストレートに力負けしないしっかりしたスイングができる選手で、一番・一塁手を担う選手です。セーフティバントで揺さぶったりする強弱をつけた打撃ができる選手です。特に、センターからライト方向に引っ張る打撃が目立ちます。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.25秒弱ぐらいと、ほぼ基準レベルの脚力。上のレベルで足を売りにできるほどではありませんが、高校生レベルでは悪くありません。

一塁手としての動きも悪くなく、フライなどを追っていても危なっかしさがありません。走力がソコソコあるように、けして守備力が低いから一塁をやっていると言うよりは、打撃を活かすためのポジションなのかもしれません。

(打撃内容)

セーフティバントを決めたり、チームバッティングも意識してなのか?ライト方向に引っ張る打撃が目立ちます。

スクエアスタンスで足を揃え、グリップを低い位置に、あらかじめ捕手方向に引いて立っております。腰の据わりなどは悪くないのですが、もう少し背筋を伸ばしてボールを見やすい体勢にした方が良いのではないのでしょうか?

仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用。生粋のアベレージタイプと思いきや、中距離で勝負強さを売りにするスタイルです。足を引き上げ、少しベースから離れた方向に踏み出すアウトステップ。その足下が、インパクトの際にブレないのは良いと思います。

早めに打撃の準備段階である「トップ」の位置にグリップがあるのは良いのですが、グリップを下げたまま振り出すので、どうしても窮屈になりヘッドの出が悪く内角がとくに窮屈です。ボールもこねやすいですし、背筋を伸ばしてバットを振り出すスペースを確保できる余裕が欲しいかなと思います。ただスイング自体には、ひ弱さは感じられないのは救いだと思います。ボールを捉えるまでの術を磨けば、まだまだ先が楽しみです。

(今後に向けて)

守備面でのアピールが、どうしてもポジション柄不足するのは残念です。しかし走力は基準レベルあり、けして悪くはありません。打撃は、かなり癖のあるスタイルなので、これを如何に改善できるかにかかっております。ただ夏までに時間がないので、恐らくそういったことに取り組むのは、次のステップに進んでからになるのではないのでしょうか。更に志しを高く持って、進化を続けて行けることを期待してやみません。頑張れ!

△岡田 譲二(愛媛・野村3年)右翼 175/68 右/左

(どんな選手?)

チームの3番・右翼手を務める選手で、打撃の中心的な存在です。ボールを捉えるセンスとボールの捌きには、非凡なものがあります。

(守備・走塁面)

ただこの手の好打者にしては、塁間4.55秒前後と走力がないのが残念です。このタイムが遅かったとしても、上のレベルで足を売りにすることはないと思います。

ただ今回の観戦で、右翼手としてはまずまずの動きをする選手だと言うのがわかってきました。また肩も強く守備に関しては、それなりにアピールできるものがある選手です。

(打撃内容)

昨夏は、秋山 拓巳(西条-阪神4位)投手がムキになって勝負に来た球を粉砕するなど、その的確にミートポイントで捉えられる打撃センスは、四国でも指折りのものがあります。ただ秋季大会では、その打撃センスが発揮できなかったのは残念でした。

昨夏あたりは、スクエアスタンスでバランス良く構えられたと記憶しております。しかしこの春は、あらかじめ捕手方向にグリップを引きすぎて力みが感じれますし、背筋も猫背気味で、ボールをしっかり見据えているとは言い難いです。今の構えに関しては、個人的に疑問を持ちます。自分の得意な球を逃さず絞り込みたいのはわかりますが、好打者タイプなのですから、もっと広くボールを呼び込む体勢でボールを待ちたいところです。

仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用。中距離・勝負強さを売りにするタイプだと言えます。軽く足を地面から浮かし、ベースから離れた方向に踏み出すアウトステップ。この辺は昨夏と変わらないのですが、踏み込んだ足下が地面から離れるのが少し早くなり、身体の開きが早くなっている気が致しました。すなわち打撃に、粘り強さが薄れておりました。

打撃の準備段階である「トップ」の位置に、あらかじめグリップを持ってきます。この辺は、夏と比べるときっちり早めに作れるようになりました。ただその分、バットの出が悪くなった気が致します。外の球は綺麗に振り抜けるスイングは良いのですが、昨夏よりもボールを捉えるまでのスムーズに欠けます。非凡なミートセンスを活かすだけの、技術に課題がある気が致します。

(今後に向けて)

走力がないのが気になるのですが、守備でアピールできるのは大きいです。また根本的な打撃の潜在能力は高く、あとはそれを活かす術を、思考錯誤の末見つけることだと思います。大学などで野球を続けて行ける素材だと思いますので、そこでの素質開花を期待したいと思います。少し長い目で見守ってみたい選手です、頑張れ!

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