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2010年 大学選手権3

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月14日(水)01時40分36秒
返信・引用
  皆様今晩は。休日は遠征続きなどで、なかなか家にいられない&身体が休めない管理人。しかしながら、今できることを少しずつ行って行けたらと思います。今回も、少し間が開いてしまいましたが、大学選手権で気になった選手をご紹介して行きたいと思います。

△浜崎 浩大(東日本国際大3年)投手 175/72 右投げ (北海道栄出身)

(どんな選手?)

今春のリーグでは、5勝0敗 防御率0.68の好成績で、優勝の原動力になった選手です。その活躍が認められ、リーグMVPに輝きました。

(投球内容)

少し突っ立ち気味に、腰高な投げ方の投手です。そのため球が、真ん中~高めのゾーンに集まるのが気になります。それでも球速は、コンスタントに140~MAX144キロを記録するなど、それなりの球速はあります。ただ基本的にキレ型の球質なので、高めに甘く入ると球威に欠け、全国レベルの打者相手だと怖いことが証明された大会でした。

変化球は、右打者にはスライダー、左打者にはチェンジアップ中心に組み立てます。牽制・フィールディングなども基準レベル以上で、クィックも1.10~1.15秒ぐらいでまとめるなど、マウンド捌き・野球センスは悪くありません。ストライクゾーンに球を集められる制球力はありますが、冒頭に述べたように真ん中~高めに速球も変化球も集まるところが最大の課題です。

(今後に向けて)

リーグ戦では、文句なしの実績を残しました。来年には最終学年を迎え、どのような進化を遂げるのか?気になるところです。ただドラフト候補になり得るのか?と言われると、現状は少々厳しいかなと。それでも力のある投手なので、社会人などで野球を続けて行ける素材かと思います。将来的に、球威を増したり実戦力を磨くことができれば、面白い存在になり得そうです。

◯山平 恭正(福岡大)捕手 181/88 右/右 (れいめい出身)

(どんな選手?)

2年前に大学選手権で出場した時は、その強打を活かして一塁手として出場致しました。この時対戦した斎藤佑樹(早大)投手のストレートにも、力負けしない打力を示しました。れいめい高校時代も見たことがある選手だったのですが、強打の捕手だったこともあり、上級生になり捕手として再コンバートされました。その分、ディフェンスに集中する意味で、打順は下位打線になっておりました。

(ディフェンス面)

大型な体格を活かし、どっしりと構える存在感のあります。ミットをしっかり投手に示すことで、投手にとって的を絞りやすいタイプです。そのミットを下げないで捕球できるので、低めの球への対応も立ち遅れることなく対応できます。打球への反応も悪く無いですし、キャッチングの際のボールの押し込みも悪くありません。

捕手としても、軽くボールを返球するなど、意外に配慮型です。圧倒的な球のないエース斎藤翔平の投球を支えるリードからも、ディフェンスセンス・捕手的適正も悪くないように思えます。今回は残念ながら、高校時代県下屈指と謳われたスローイングを確認できなかったのは残念。それでもディフェンスに関しては、想像以上に好いものがありました。

(打撃内容)

恵まれた体格から、鋭いヘッドスピードを活かした強打者です。それでいて、ボールをミートポイントで捉えるセンスも兼ね備えるなど、力強さ+技もある選手でした。

スクエアスタンスで、グリップを高めに添えた強打者スタイル。全体にバランスの取れた構えなのですが、自分のリズムを刻む選手ではないので、少し柔軟性に欠ける印象が残ります。それでも打席では、独特の雰囲気が魅力。

仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用するなど、スラッガータイプです。しかし実際には、スイング軌道などを観ていると、それほどボールが上に上がるタイプには見えません。スラッガーとしての資質は秘めていると思いますが、技術的にそれを阻害しているのかもしれません。

足を軽くあげて降ろすと言うシンプルなスタイルです。打撃に「間」があるタイプではないので、緩急に脆く打てるポイントは限られていると思います。そのため狙い球をあらかじめ絞って、その球を逃さず叩く「鋭さ」が求められます。ベース側にインステップしながら踏みつつ、インパクトの際も足元がブレないで叩けます。ただ地面から、足が離れるのが早いタイプなので、基本的には三遊間・レフト方向に引張るプルヒッターのようです。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのが遅れ気味ですが、それでも以前よりは「トップ」を作れるようになったのは成長です。ボールを上から叩く意識が徹底されており、ボールを捉えるまでにロスがないのが特徴です。バットの先端も下がることなく、的確にボールを捉えます。下級生の頃は、もっと大きな弧を描きつつ、フォロースルーを活かした強打者タイプだったのですが、今は確実性を重視したスタイルに移行致しました。

最後までしっかりバットを振りきれる良さはあるのですが、以前よりもスイングに「強さ」がなくなり、バットの振込みも減っているのではないのでしょうか?それでもシンプルな動作故に、目線のブレも少ないです。以前欠点だった腰の逃げの速さも解消され、軸足の崩れも少ないタイプです。

(今後に向けて)

元々走力があるタイプではないので、この選手は、捕手をしてナンボだと思います。想像以上に捕手としての適正・能力を持っており、先輩である岳野(西武)の大学時代と比べてもヒケを取らないように思えます。あとは、地肩がどの程度なのか、秋には生で確認したい選手です。

一方、打撃に関しては、完全に対応力重視で、強打者としての魅力は薄れました。ただ「トップ」の作りや腰の逃げの速さなどの欠点は解消されており、シンプルな動きで無駄が少ないタイプです。

個人的には、ディフェンス面では好感が持てたものの、打撃の魅力が薄れたのは残念。ドラフト候補なのかどうかは、ぜひ秋に生で見て判断できればと思います。強打者としてよりも、一捕手としてみたいと思わせてくれる選手でした。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 
 

長崎県予選注目の清峰‐海星戦

 投稿者:よぅ  投稿日:2010年 7月13日(火)00時57分58秒
返信・引用
  海星11‐8清峰

長崎では初戦から、先月のNHK杯準決の再戦
清峰は秋、春と初戦敗退なのでノーシード
今日は気付いただけで10人以上スカウトがきてました。

海星…この前、ビッグNの場外というとんでもない特大ホームランを打った五番江越が今日も中段に運ぶホームランとフェンス手前の飛球、後は敬遠。
好投手だと粗さを感じてたけど、中野から打ったのは見事。
センターですが投げても140だしますし、俊足、素材としては素晴らしいです。
そして身長は低いですが、これまで見た野手でNo.1だと思ってる二年四番の永江、ショートが本職の背番号『6』です。
春から投手に変更して、いきなりエースとして春九予選は常時130前後、センスで抑えてる感じでした。
しかし今日は8失点完投の内容でしたが、最後三振に取ったMAX145が2球、真っ直ぐの30球くらいが140越えてました。
なかなかこれから永江がショートに入るのは見れないと思いますが、上に行くには、ショートととしてもっとみたいですね。
打撃では今日無安打、打たない永江を初めて見ました。
ただ打撃センス、守備範囲の広さに肩の強さ、取ってからの速さ、来年確実に騒がれると思います。
そして中学からのスター候補二年古賀咲也が代打でタイムリー。ケガもダイブ癒えて登板もありそうなので期待です。

清峰…三番宮原はNHK杯で三本ホームラン打ってる左の強打者、今日はタイムリー一本に終わる
投手の中野はもっとやれると思うが、前回のNHK杯に続いて海星打線につかまる。常時133位で、MAX138でした。

今日の試合は雨の試合で7回表で10対2。
清峰がコールドのピンチに裏の攻撃で6点取って全校応援での大盛り上がり。
とても初戦とは思えない試合で非常に楽しめました
 
    (蔵建て男) 海星の江越には、12球団のスカウトが集結したそうですね。緒戦としては、もったないほどの好カードでしたね。その期待に応えるべく素晴らしい試合だったようです。海星には、ぜひ甲子園に来て欲しいと思っております。  

2010年 大学選手権2

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月10日(土)03時52分12秒
返信・引用 編集済
  皆様今晩は。これから朝一の飛行機で遠征する予定です。もう寝てしまうと起きられないので、このまま書き込み等を行って出かけたいと思います。今日も大学選手権の続きから。

◯伏見 寅威(東海大 2年)捕手 180/78 右/右 (東海大四出身)

(どんな選手?)

強肩・強打の捕手として、東海大四時代から注目されていた選手です。個人的にも高校時代には、北海道に遠征して見に行った選手です。東海大入学後も順調に伸びてきており、2年生にしてチームの4番を務めます。今春は、首都リーグの首位打者にも輝き、二度目のベストナインに輝きました。

(ディフェンス面)

大きな身体を小さく屈めつつもミットを大きく魅せるタイプ。ただミットをしっかり示して構える選手ではありせんので、それほど投手は的を見定めやすいタイプではありません。それでもミットを下げないで捕球できるので、ワンバウンド処理など低めの球への対応は悪くないです。ボールを捕球する際にはミットがブレないなど、審判からは、カウントをコールされやすいタイプかと思います。意外に御山の大将かなと思いきや、正確にピッチャーのミットめがけて返球することを心がけるなど、そういった配慮はできる選手です。

ただ菅野とのやりとりを観ていると、彼が首を振る場面も少なくありません。少なくてもリードの主導権は菅野にあり、まだまだ全幅の信頼は勝ち得ていないように思えます。また捕ってから素早いスローイングは、1.9秒台を記録。図抜けた地肩ではありませんが、高校時代よりは制球が安定してきたように思えます。物凄くセンスを感じさせると言う選手ではありませんが、捕手として破綻のないレベルになってきていると思います。高校時代は、打球への反応なども鈍く意識の低さを感じましたが、その辺もだいぶ成長してきたと思います。

(打撃内容)

特にミートセンスに優れるとか、長打力が非凡とか言うタイプには見えません。それでも今春の首都リーグの首位打者でもあり、甘い球を逃さない「鋭さ」が身についてきたのではないのでしょうか。

高校時代と、それほど打撃技術は変わっていないように思えます。この選手の欠点は、膝の柔軟性に欠けるところです。ただボールの絞り込みや集中力などは増してきており、後ろが小さく前が大きくのスイングの基本が、できつつあります。打撃に関しては、目に見えての変化には乏しいのですが、少し高校時代よりも成長していてきるのではないのでしょうか。

(今後に向けて)

攻守に、緩やかな成長を感じます。それでも捕手としてのセンス・打者としての膝の固さなど気になるところは残ります。それでも最終学年では、ドラフト候補としてマークできる存在になりそうです。アマ球界を代表する捕手として、今後も注目して行きたい存在です。

△斎藤 翔平(福岡大 3年)投手 179/83 右投げ (延岡学園出身)

(どんな選手?)

オーソドックスな右の本格派ですが、安定した制球力を背景に、リーグのMVPに輝きました。この選手確か以前生で観ていると思うのですが、それほど見栄えがする投手ではありませんでした。それでも大学選手権では、MAX145キロの球速を記録するなど、かなり力強くもなっています。

(投球内容)

大学選手権では、立ち上がりなど微妙な制球力に苦しみ、リズムに乗れませんでした。球速こそ130キロ台後半~MAX145キロを記録。角度のある速球が、ミットにビシッと突き刺さります。変化球は、カーブ・スライダー・フォークと多彩。その球を、両サイドに投げ分けつつ、縦の変化も混ぜて、相手の的を絞らせないで討ち取るタイプのようです。

大学選手権では、高めに浮いた球を痛打されるなど持ち味は充分発揮できませんでした。ただ元来はもっと制球力が好いはずですし、クィックも1.15秒前後とまずまず。ただフィールディングに関しては?疑問が残りました。マウンド捌きなどは、リーグ防御率0.77が示すとおり安定感が自慢です。

(今後に向けて)

今のところ、来年のドラフト候補かと言われれば微妙な感じです。それでも内容次第では、可能性がないわけではありません。来年もぜひもう一度チェックを入れて、見極めてみたいと思います。今後の更なる成長を期待してみたい一人です。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

夏季沖縄大会2

 投稿者:半島  投稿日:2010年 7月 9日(金)23時07分28秒
返信・引用
  蔵さん、こんばんは。
沖縄は今週末には4強が出揃い、いよいよ佳境です。また、日曜には中商―糸満があり、土曜の結果次第で浦商―八重山と、例年であれば決勝でもおかしくないようなカードが組まれるので非常に楽しみです。今年は奥武山で球速が表示されていることもあり、誰がどのくらい出したかという情報が出てきますが、宮国投手が147を出したそうで本格化しつつあるようです。また、下級生投手でも何人か140越えがいるみたいなので来年も楽しみです。来年度の投手は今年と違って体格に恵まれた投手が多いので個人的にもこれから出会えるのを楽しみみにしてます。
あと、僕も録画をして蔵さんのお力になりたいですが、如何せんテレビがないので録画することができないです・・・。申し訳ございません。
今回は敗れた高校の選手を取り上げたいと思います。

沖縄水産6-3沖縄尚学(延長13回)
新旧沖縄の伝統校対決ですが、沖縄水産が地力に勝っていたかなという感じでした。沖縄尚学はまだまだ完全復活というわけではなさそうです。ただ、下級生が中心でしたので新チーム以降は楽しみです。
與座 健人(沖縄尚学2年 172・63 右・右 投手)
背番号は10番ですが、この試合は先発で延長13回まで投げていた投手です。
セットから、足を上げややオーバー気味に投げてくる投手です。腕の振りは柔らかいんが特徴ですね。しかし、あまりためが無くリズムとしてはやや単調かなという印象です。ただ、グラブも抱えられておりますし投げ終わりのバランスも良いです。
直球は目測で常時130前半くらいでしょうか、キレ型ですし、勢いもあるので相手打線もなかなか捉えることは出来ていませんでした。変化球はスライダー・カットボール・カーブがあったかと思います。どれもまずまずといった感じで大きな破綻はないです。制球はゾーンの中でやや暴れるといった感じで細かい制球はないですが、カウントに困ることはない投手です。
牽制はまずまず上手いですが、クイックはそこまでかなと、フィールディングはやはり鍛えられており落ち着いておりますし上手いです。
この試合では、得点圏に走者を良く背負っておりましたが、守備陣の助けもありましたが、粘り強く投げていました。また13回まで投げても直球のキレはそこまで落ちたようにはみえませんでしたのでスタミナはある投手だと思います。
やはり沖尚らしくまとまりがある投手です。来年までどのように成長するか楽しみです。

平安山 良恭(沖縄尚学2年 171・78 左・左 右翼手)
小柄ですが非常にがっちりとした体型です。打順は5番を任されており強打タイプの選手です。
グリップは頭くらいの位置にあり、顔の前で捕手寄りにスクエアで構えます。バットを立たせゆっくりと揺らしリズムをとり、投手が踏み込む直前くらいに始動してきます。スイングは鋭いですし力強いです。手首の強さを感じます。足元や頭もそこまでぶれていなかったと思います。打つポイントはそこまであるようには感じませんでしたが、甘い球や打てるコースは見逃さず振って来ます。
大きい当たりを打つというよりライナー性の強烈な打球を放つタイプの選手です。
守備や肩はまずまずといった感じで、そこまで破綻は無いですが少々物足りないかもしれません。足はそこまで遅くは無いですが売りにする選手ではないですね。ただ、相手守備陣やバッテリをー良く見ており隙があれば狙う雰囲気があります。基本的にはかなり意識が高い選手だと思います。
細かいとこまで意識が高い選手なので、これからも順調に伸びていくのではないかと思います。

上間 祐輔(沖縄尚学1年 178・80 右・左 一塁手)
1年ながら既にスタメンで出場するなど期待のルーキーのようです。
ブリップは肩の位置くらいで、あらかじめ捕手寄りにセットしスクエアで構えます。こちらもバットを立たせ軽く揺らしながらリズムをとり、踏み込む直前くらいに始動してくる選手です。スイングはなかなか大きいですが、足元もぶれておりまだまだ鋭さや力強さには欠けるかなと感じました。ただ、タイプ的には巧打者というよりは強打者なのでこれからの成長に期待したいです。
守備はまずまず無難にこなしておりました。ただ、本来の守備位置かどうかはわからないのでこれからまた確認してみたいです。
今夏ではある程度片鱗は見せることができたと思うので、これからの成長に期待したいです。最終学年では真栄平選手にも負けない打者になって欲しいですね。

中部商業4-1西原
強打といわれる西原打線を中商投手陣がパスボールの1点に抑え、打線も6回に集中打を見せ地力を見せました。中商はやはり昨年に比べると小粒ですが、纏まりがありバランスも良いですね。

池味 翔也(西原3年 167・65 右・右 投手)
秋から投手としての姿を見てみたかった選手ですが、今夏にようやく見ることが出来ました。
ノーワインドアップから、足を上げ腰を落としスリークウォーター気味に投げてきます。力強く腕を振り、グラブも抱えれておりますのでバランスはまずまず悪くは無いです。全体的にカクカクした感じで滑らかではないですね。
直球は最速145といわれているくらいなのでなかなかの勢いがあります。ただ球威型かなといった印象で空振りを奪うとか差し込まれるような球質ではありませんでした。ツーシーム・スライダー・カーブあたりを投げていたと思います。基本的にはスライダー中心に投球を組み立てます。制球はまずまずでした。
やはり経験豊富なだけあってマウンド捌きも良く、クイック・牽制・フィールディングは上手かったです。
打者としては秋からそこまで印象は変わっていません。ミートが上手く巧打タイプの印象です。個人的にはもう少しスイングに鋭さが欲しいですね。
野球センスに優れていますし、地肩もあるなど小柄ながら身体能力に優れた選手なのでこれからも野球を続けていくことができると思います。ただ、やはり野手の選手かなと感じました。

島袋 翼(西原3年 160・70 右・右 遊撃手)
こちらも小柄ながら、4番を任されておりなかなかの強打者と聞いておりました。かなり下半身が充実している選手です。
グリップも高く捕手寄りに、スクエアに構えます。始動も遅めで足を軽く上げインステップ気味に踏み込んでスイングしてきます。足元はぶれていなかったと思います。体を軸としてきれいに弧を描くようなスイングでなかなか鋭く力強さもありますね。あまり強引に引っ張ったりせず、逆方向にも強烈な当たりを飛ばすこともできます。ただ、飛距離が出るというよりはライナー性の打球で間を割るといった感じです。選球眼もまずまず良く自分の得意なコースは見逃さずに振ってきます。
個人的には中部商業の津波古選手に体型も似ていますし、タイプも似ているかなと思います。
守備は破綻なく無難にこなしていたと思いますが、将来的には遊撃手というタイプではないように感じました。
体格には恵まれませんが打撃は良い選手なので、このまま野球を続けていくことができると思います。
 
    (蔵建て男) いよいよTV中継もある、ベスト4が出揃いましたね。今年は、沖縄にしては波乱の少ない大会ではなかったのでしょうか?

特に春季九州大会ではボロボロだった、糸満の巻き返しを期待しております。
 

Re:奈良大会

 投稿者:M&T  投稿日:2010年 7月 9日(金)21時06分18秒
返信・引用
  スイマセン。下の投稿勘違いしてました!
郡山と奈良大附、王寺工と法隆寺国際両方とも3回戦以降に当たります。

奈良テレビのHPからトーナメント表プリントアウトしたんですが、
対戦のラインが印刷されなかった為に勘違いしてしまいました。
訂正させて頂きます。
 
    (蔵建て男) そうでしたか、見られる可能性が広がって好かったです。ただ郡山って、緒戦で敗れてしまったような話しを訊きましたが・・・  

2010年 大学選手権1

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月 9日(金)01時05分47秒
返信・引用
  皆様今晩は。現在、連日大学選手権の再放送がなされております。そこで自分の部屋では録画できず、別の部屋のHDDに収めたままの試合の中継分も、自分の手元で見られるようになりました。そこで今回から、現在行っている全国の逸材と平行して、今日から2010年度の大学選手権の模様もレポートして行きたいと思います。ドラフト候補に関しては、個別に寸評を作成して行きたいと思います。

○岡島 豪郎(白鴎大 3年)捕手 174/68 右/左 (関東学園大出身)

(どんな選手?)

今春のリーグ戦では、打率.320厘 5本 17打点 と言う非凡な長打力を放ち、3度目のベストナインに輝いたリーグ屈指の強打者です。

(ディフェンス面)

グラブをしっかり投手に示すタイプではないのですが、ミットを下げることなくボールを捕球できる選手です。そのため、ワンバウンド処理などの低めへの対応も悪くありません。この選手、キャッチングも柔らかく、強打者ながら捕手らしい側面を魅せます。投手へも軽く返球するなど、けして叱咤激励して引っ張るタイプかと思いきや、意外に配慮型の捕手なのかなと感じました。スローイングの球筋を見る限り、地肩もかなり強いです。ただ計測時には、完全にモーションが盗まれていたこともあり、到達タイムは2.05秒前後と際だつものはありませんでした。もう少し反応や次の動作への移行などに、素早さ・集中力を磨きが欲しいかなと思います。ただ打力だけでなく、捕手としてもプロを意識できる素材であることがわかったことは、今回大きな収穫でした。

(打撃内容)

的確にミートポイントで捉えるセンスが図抜けているわけではないのですが、菅野(東海大)レベルの投手相手でも、ある程度対応できるだけの打力は、上のレベルを推し測る意味では、大いに参考になった試合でした。

前足を引いて立ち、グリップの高さは平均的で、あらかじめ捕手方向に添えます。腰の据わり・全体のバランス・両目で前を見据える姿勢などもよく、バットを前に倒して揺らぎます・全体的には、理に適った好い構えだと思います。

仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用。ツボにはまった時のパンチ力はありますが、本質的には、中距離・ポイントゲッタータイプだと思います。足を引き上げ回し込む「間」が作れる選手なので、打てるポイントは多そうです。真っ直ぐ踏み込んだ足下は、カカトをめり込ませることで、ブレを最小限に抑えられます。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは平均的。ただボールを捉えるまでに、少し時間がかかります。それが一つ、上のレベルを意識すると課題だと感じます。それでもバットの先端を下げることなくスイングできるので、ドアスイングと言うほどではありません。ただ強く最後までバットを振り切るとか、ヘッドスピードが強烈と言うよりは、上手く合わせるのが上手いタイプなのかなと言う印象があります。

頭のブレは並みぐらい。やや体の開きが速いのは気になります。軸足には、ある程度粘りが感じられる点は好いと思います。ただ打撃に関しては、プロとなると「凄み」「強さ」「鋭さ」といった部分で、まだ物足りないのは確かです。

(今後に向けて)

まだ来年のドラフト確実と言う絶対的なものは感じませんが、ディフェンス力もあり、打力もそれなりのものがあります。そういった攻守に渡るバランスを兼ね備えていることからも、来年ドラフト候補としてマークできる選手であるのは間違いなさそうです。雰囲気的には、少し大学時代の阿部慎之助(巨人)を彷彿させるものがあります。志を高く持って、この一年取り組めれば、大学からプロに行ける選手ではないのでしょうか。

◯塚田 正義(白鴎大 3年)遊撃 178/69 右/右 (古河一出身)

(どんな選手?)

古河一時代は全国的に知られた選手ではなかったのですが、白鴎大入学直後から頭角を現してきた選手です。以後、リーグを代表する強打者として実績を残してきました。特に最短距離でボールを捉えるスイングが主流のアマチュア球界では珍しく、ヘッドのしなりを活かしたスイングができる、数少ない逸材です。

(守備・走塁面)

正確タイムは計測できておりませんが、過去の試合を見る限り、盗塁をバシバシ決めるような走力はなさそうです。けして、足を売りにするタイプではないと思います。

下級生の頃は、三塁手をしておりました。ただ当時から、あまり守備に魅力を感じたことはありません。ただ遊撃手としては、守備範囲は広そうです。地肩も強いのですが、スローイングの制球が不安定なのが気になります。長い距離へのスローイングに課題があるのか?あるいは、無理な体勢からのスローイングに課題があるのかはわかりませんが、上のレベルで遊撃手として見るのはきついかなと思います。三塁もしくは外野あたりが適任だと思うのですが、けして反応等は悪くないので、キャッチングの精度次第では、強打の二塁手と言う選択もあるかもしれません。

(打撃内容)

ツボにはまった時のスイングは見事ですが、少し確実性が低いのが気になります。クローズスタンスで、つま先立ちして構えます。グリップの高さは平均的で、あらかじめ捕手方向に添えます。腰の据わり・全体のバランスは好いのですが、クローズ故に、少し前の見据えはよくありません。全体的に、力が入りすぎかなと言う印象を受けました。

仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用。本質的には、中距離・ポイントゲッタータイプなのだと思います。足を大きく引き上げて、ベース側に強くインステップして踏み込みます。打てるポイントが多いと言うよりは、強く踏み込むことに主眼を置いたスイングです。踏み込んだ足元が、地面から離れるのが早いタイプなので、上手く巻き込めた時は好いのですが、外の球を我慢して叩くといった部分ではどうなのかな?と思います。それでもクローズスタンスを採用している以上、高めの緩い球以外は、センターから右方向に打つのが鉄則。そこをしっかり認識してクローズスタンスを採用しているのであれば、問題はないと思います。

グリップをあらかじめ捕手方向に引いているので、打撃の準備段階である「トップ」を作るのが遅れることはありません。グリップが内に入り込んでいるので、少しヘッドの出が遅れて出てくる感じです。ボールを捉えるまでのスイング軌道は、けして最短距離と言うロスの少ないタイプではないのですが、独特のしなりを効かせたスイングをするためには仕方ありません。インパクトの際にバットの先端が下がるのが気にはなるのですが、ヘッドスピードが鋭いので、ドアスイングと言うほどではありません。また最後まできっちり振り抜き、フォローまで持ってこられるプロ仕様のスイングができます。

頭のブレ・体の開きが多少見られますが、軸足には強さを感じます。技術的には癖や課題も多いのですが、素材としては魅力がある選手です。

(今後に向けて)

プロを意識するには、守備・走力とのバランス。打撃も対応力に課題を感じます。ただ、そのスイングは魅力だけに、来年も継続して追いかけてみたい一人でした。現状来年のドラフト候補として見るのは微妙なのですが、ことスイングに関しては、プロ級だと言えるでしょう。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

奈良大会

 投稿者:M&T  投稿日:2010年 7月 8日(木)21時55分31秒
返信・引用
  奈良予選の組み合わせ確認致しました。
奈良テレビは今年から3回戦からの放送になるそうです。(1、2回戦はワンゼグ放送のみだとか。)

しかしながら注目校の奈良大附と郡山が2回戦までに激突。
注目候補がいる王寺工業も2回戦までに強豪の法隆寺国際(旧斑鳩)と対戦してしまいます・・・。

従ってこれらの学校が3回戦以降で録画できるかどうか分かりませんので
どうかご了承下さいませ・・・。
 
    (蔵建て男) 年々高校野球の中継枠が減るのは、非常に残念です。その状況で、有力校が早めに潰し合う自体なのは残念です。

奈良大会の模様、今年も楽しみにしております。お手数ですが、宜しくお願い致します。
 

2009年 岐阜の逸材4!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月 8日(木)01時57分4秒
返信・引用 編集済
  皆様今晩は。今回で岐阜大会の逸材はラスト。次回からは、次なる県・愛知大会に入って行きたいと思います。

△前田 拓磨(岐阜・土岐商3年)投手 171/65 左/左

(どんな選手?)

小柄な左スリークオーターで、低めやコーナーを丹念に突く好投手です。実戦的な投手なので、その投球にどのぐらい磨きがかかって来ているのか注目されます。

(投球内容)

昨夏の時点で、常時125~130キロ強ぐらいと、驚くような球威・球速はありませんでしたが、球にはそれなりに勢いを感じさせてくれるものがありました。変化球は、カーブやスライダーとのコンビネーション。特にスライダーが、低めからボールゾーンに切れ込むなど浮かないのが好いところです。ストレートは、外角の出し入れを中心に投球が組み立てられる選手です。

牽制は、積極的に二塁牽制を入れるなど悪くありません。ただクィックは、1.3秒台とイマイチ。ただ試合をまとめるマウンド捌き・制球力を併せ持つ実戦的なタイプです。

(今後に向けて)

この一年間で、どの程度実戦力に磨きがかかったのか気になるところです。けして凄みのあるタイプではないのですが、順調に成長していれば、大学などでも野球を続けて行ける素材だと思います。ぜひその成長が気になる投手でした。

△福田 晃規(岐阜・県岐阜商2年)遊撃 175/72 右/左

(どんな選手?)

昨夏は、1年生ながら遊撃手として、同じく1年生の酒井田照人と共に、交互で試合に出場していた選手です。なにより大きな弧を描きながら、思いっきり振り抜けるスイングが魅力です。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間を4.45秒強と左打者としては、けして速くはありません。そういった意味では、将来的にも足を売りにするタイプにはならないと思います。

また遊撃手としては、まだまだ不安定な部分が目立ちました。ただ地肩は基準以上なので、その辺を活かしたポジションならば面白いと思います。如何せんまだ一年生だったので、この一年で随分と成長はしてきていると思われます。

(打撃内容)

スクエアスタンスで、グリップを高めに添え、あらかじめ捕手側に引いて構えます。腰の据わり・全体のバランス・両目で前を見据える姿勢も悪くなく、バランスの取れた構えが印象的です。

仕掛けは「少し遅すぎる仕掛け」で、全体的に始動が遅すぎるのが気になります。足を小さくステップさせて打つタイプなことからも、あらかじめ狙い球を絞って叩くタイプあり、緩急への対応は心配です。それでも真っ直ぐ踏み込んだ足下はブレないので、開きを我慢でき、打ち損じは少ないタイプかと思います。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは遅れがちなのは気になります。バットを寝かせながらも、バットの先端が下がらずスイングできるので、ドアスイングにはなりません。大きな弧を描きつつ、最後まできっちり振り抜ける強打者タイプです。

頭の動きも小さく、目線のブレは小さいはず。身体の開きは我慢でき、軸足にもそれなりに粘りを感じます。ヘッドスピードも悪くありませんし、強打者としての可能性を感じさせます。

(今後に向けて)

守備・走塁でのアピールには欠けますが、打撃では大きなスイングが、強打者としての片鱗を感じさせる選手です。ただ本質的にスラッガーと言うタイプではないだけに、守備・走力との兼ね合いも重要になります。順調に伸びているようで、名前もちょくちょく聞かれます。最終学年では、東海地区を代表する選手に育って欲しいですね。

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2009年夏 岐阜の逸材3!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月 7日(水)06時03分46秒
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  皆様おはようごいます。今日も岐阜大会のレポートをお送りして行きたいと思います。

△広瀬 直人(岐阜・中京3年)一塁 180/93 右/右

(どんな選手?)

旧チームから4番を務める強打者で、パワフルな打撃が売りの選手です。それでいて、右方向への打球も伸びるなど、ある程度の対応力も身につけております。

(守備・走塁面)

一塁までの到達タイムは計測できず。しかしそのプレーを実際見る限り、足を売りにするタイプには見えません。また守備も一塁と言うことで、アピールに欠けるタイプです。昨夏の時点では、完全に打撃の比重が大きかった選手でした。

(打撃内容)

体に力があるので、打球は速いです。ただ大型故に、スイングの鋭さに欠け、もっとキレが欲しいかなと言う印象は受けました。スクエアスタンスで、グリップを高く引き上げた強打者スタイル。アゴをグッと引き、打席でも威圧感のある構えです。少々力が入り過ぎかなと思いきや、結構理にかなった構えになっております。

仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用。本質的には、広角に打てる中距離打者なのかもしれません。足を引き合げ回しこむタイプで「間」が取れるので、打てるポイントは少なくないと思います。ただステップの幅が狭く窮屈なので、インパクトの際にブレてしまいがちです。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは平均的ですし、スイング軌道も大きな破綻はありません。ただインパクトの際にバットの先端が下がるので、ボールを幅広い面で捉え難いのが気になりました。最後までバットを振りぬき、フォロースルーではグリップを高い位置まで引き上げるので、ボールを遠くに運ぶことができます。ただヘッドスピードに、もう少し「鋭さ」が欲しいと思います。

目線のブレは少ないのですが、開きが我慢できず、体も前に突っ込む欠点があります。このへんが改善できているようだと、安定した打撃が期待できるようになると思います。

(今後について)

2010年度の岐阜を代表する打者になると思います。この一年もの間に、どの程度成長しているのか気になりますね。守備・走力含めて、ぜひもう一度確認してみたい選手でした。

△白木 裕也(岐阜・岐阜城北3年)投手 左/左

(どんな選手?)

昨夏は、背番号18を付けてリリーフとして登板していました。荒れ球ですが、ボールに勢いがあり、制球にも大きな破綻はありませんでした。ただ今年になっても話題になっていないことからも、あまり順調にきていないのかなと言う不安はよぎります。

(投球内容)

左腕から繰り出す速球は、すでに昨夏の時点で常時130~速い球では135キロぐらい出ていそうでした。変化球は、横滑りするスライダーとのコンビネーション。クィックは、1.1秒台~1.3秒台と球種によって変わって来るような感じが致します。多少球はバラツキますが、大まかに両サイドに投げ分けることができます。悲観するほど荒れ荒れの投手ではなかったのですが、球種に乏しく単調になりやすい傾向はあるのかもしれません。

(今後に向けて)

それ故にリリーフ中心の登板で、あまり陽の目をみないのかもしれません。しかし持ち得るポテンシャルは秘めているので、順調に成長しているのならば、急に名前が夏に浮上して来るタイプかもしれません。密かにその活躍を期待して、この夏を楽しみにしておきたいと思います。

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2009年 岐阜の逸材2!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月 6日(火)04時19分2秒
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  皆様今晩は。少々間が開いてしまいましたが、今回も2009年度の大会から、岐阜の逸材をご紹介して行きたいと思います。

○桜田 陽介(岐阜・県岐阜商3年)投手 176/72 左/左

(どんな選手?)

中背の左腕投手なのですが、柔らかさも球の勢いも適度なまとまりもある、なかなか好投手です。順調に伸びていれば、もっと騒がれても好いのかなと思える投手でした。ただ県岐阜の選手は、最後の夏に向けてグ~ンと伸びてくる選手も多いので、ラストサマーの活躍を思わず期待したくなる選手でした。

(投球内容)

腕の振りもシャープですし、身のこなしも柔らかい左腕です。球速も、昨夏の時点で130~135キロぐらいでは出ていそうでしたし、左腕らしいドロンとした大きなカーブでカウントも整えられます。また右打者の外に逃げるシュートボールもあり、両サイドを広く使えるピッチングです。

制球も細かさはないものの、破綻がないレベルだと思います。マウンド捌きも悪くないですし、そういった総合力も兼ね備え、けして球の勢いにかまけた投手ではありません。

(今後に向けて)

中背の体格からも、順調に伸びていたとしても、高卒プロと言うほどのスケール感があるのかは微妙です。しかし一般的な成長曲線を辿っているのならば、常時135~140キロ級の左腕に育っているのではないかと期待が持てます。

チームには、松田 佑樹(3年)と言う好投手もいるので、彼が試合を作り、この桜田がリリーフ専門のピッチングスタイルなのかな?と思えるのですがどうなのでしょうか?個人的には、この夏のブレイクを密かに期待してみたい投手でした。

○井貝 星良(岐阜・県岐阜商3年)三塁 170/70 右/左

(どんな選手?)

小柄ながら、旧チームから4番を務める打力と、高い身体能力を兼ね備えます。昨夏は三塁手でしたが、現在は捕手として活躍。甘い球を逃さない「鋭さ」があり、かつセーフティバントで揺さぶることもできる、強弱を付けたプレースタイルも魅力です。

(守備・走塁面)

三塁手としては、正直よくわかりませんでした。別の試合を観て、詳細を詰められればと思います。ただ捕手としては、正確なスローイングと強肩ぶりにも定評がある選手です。

ただセーフティバントを試みた時の一塁到達タイムは、3.8秒強。セーフティバントなど、最初から走り出して打っているような場合は、本来のタイムよりも0.3秒ぐらいはプラスすると、おおまかな走力は計測できる。そう考えると4.1秒ぐらいであり、中の上レベルの脚力は兼ね備えていることがわかる。

少なくても身体能力は、上のレベルに混ぜても通用するだけのポテンシャルはありそうです。ただそれが、売りにできるほどなのか?と言われると、その辺が大きな見極めの対象となりそう。

(打撃内容)

物凄くボールを捉えるセンスに優れるとか、小柄でも飛ばすことには非凡さがあると言ったタイプではありません。甘い球を逃さない「鋭さ」が自慢で、時にはセーフティバントで揺さぶるなど、視野の広いプレーができます。

ほぼスクエアスタンスで、グリップの高さは平均的。腰の据わり・全体のバランス・両目での前の見据え方も悪くなく、適度な揺らぎも見られ、力みのない好い構えだと思います。

仕掛けは、平均的な仕掛けを採用するなど、中距離・ポイントゲッタータイプ。足を引き上げてから、まわし込みゆっくり踏み込めるところからも、幅広いポイントを持つタイプです。左打者らしくアウトステップして踏み込むのですが、踏み込んだ足のつま先をきっちり閉じつつ、インパクトの際にもブレないのが好いです。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは並ぐらいなのですが、その際にグリップを引き込んで打ちに行くタイプなので、その辺が一定レベル以上の投手に対峙した時に、どうなのかな?と言う疑問は残ります。

それでもバットのヘッドを立てながら、大きなロスなく最後までしっかり振り抜きます。昨夏の時点では、それほどヘッドスピード・打球の鋭さに光るものはありませんでした。ただボールを捉えるセンスは悪くないので、むしろ強打者と言うよりも好打者タイプかなと感じます。

足を上げ下げする割に、頭の動きが小さく目線のブレが少なそうなのが好感です。開きも我慢できますし、軸足にも粘りを感じます。技術的には、非常に完成度の高いタイプではないのでしょうか。

(今後に向けて)

捕手としてのプレーは確認できていないのですが、ドラフト候補と言うよりは、その洗練されたプレースタイルからも、トップクラスのアマチュアで活躍して行けるタイプの選手ではないかと期待します。

野球への意識・集中力も高そうですし、大いにこの夏の活躍も期待できそうなタイプです。ぜひ捕手としてのプレーを、確認してみたい選手でした。

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2009年夏 岐阜の逸材1!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 7月 2日(金)00時00分18秒
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  皆様今晩は。今日から、全国の逸材は岐阜に入って行きます。

○松田 佑樹(岐阜・県岐阜商3年)投手 178/69 右/左

(どんな選手?)

昨夏甲子園でも登板した投手です。好調時には、グイグイと力のある球を投げ込みます。現在は、MAX139キロまで到達しており、夏の予選では140キロ越えが期待されます。

(投球内容)

オーソドックスな右上手投手ですが、昨夏の時点で常時135キロ級の勢いのあるストレートを投げておりました。変化球も、カーブでカウントを稼ぎつつ、縦スラだか高速で沈む縦の変化球があり、この球がなかなか有効です。特にこの投手、腕をしっかり振れるのが魅力です。

試合を組み立てるタイプと言うよりは、グイグイと力で押すタイプのリリーフ型です。むしろ一冬超えて140キロ台中盤ぐらいまで伸びているかと思っていたのですが、現状はそこまでにはなっていないようです。

(今後に向けて)

高卒プロと言ったほどの勢いはないのかもしれませんが、将来性は高いと見ております。この夏にどんな投球を魅せるのか?少し期待して見守りたい存在です。

△酒井田 照人(岐阜・県岐阜商2年)遊撃 172/63 右/右

(どんな選手?)

高い野球センスとダイナミックな遊撃守備が魅力です。昨夏も、1年生ながらベンチ入りし、試合に出場していたほどの選手です。

(守備・走塁面)

残念ながら、一塁までタイムは計測できず。ただ遊撃手としてのフットワークの軽さ・地肩の強さなどは、なかなかものがあります。身体は大きくないのですが、なかなかスケールの大きなダイナミックな動きを魅せます。あとは、繊細さなどがどの程度なのか、もう少し詳しくみてみたい選手です。

(打撃内容)

スクエアスタンスで、グリップは平均的な高さで、あらかじめ捕手側に引いて構えます。腰の据わり・全体のバランスはソコソコも、両目で前を見据える姿勢は並み。少し力が入りすぎて、固さを感じさせるのが惜しいところ。

仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用する中距離・ポイントゲッタータイプ。足をしっかり引き上げ、ベース側にインステップで踏み込みます。ただインパクトの際に、足元がブレてしまうなど、開きが我慢できないのが残念。

あらかじめ捕手側にグリップを引いているので、打撃の準備段階である「トップ」を作るのは遅くなりません。インパクトまでのスイング軌道やその後のスイングを見ていても、大きなロスは感じません。特にフォロースルーが、きっちり取れているのは好いと思います。

ただ頭も結構動くので、目線がブレやすいです。体の開きも我慢しきれず、軸足も崩れ気味です。そういった意味では、体軸に課題が多い選手です。

(今後に向けて)

昨夏の時点では、それほど打力に光るものは感じません。ただダイナミックな遊撃守備は、繊細さも併せ持つようだと将来楽しみです。再来年には、岐阜を代表する内野手として、活躍されることを期待します。そのためにも打撃のレベルアップが、不可欠ではないのでしょうか。

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2009年 三重の逸材2!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月30日(水)01時51分47秒
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  なんだか今サッカーが行われております。個人的には全く興味がないのですが、この時間帯のアクセスが急落しているのは、皆様の関心が物凄く高いことを感じます。野球界で話題になるのは、賭博ではと思ってしまう今日この頃です。

△吉田 健志(三重・海星3年)投手 181/63 左/左

(どんな選手?)

昨夏の時点で、すでに背番号1を付けていた選手です。かなり上下にブレの激しい癖のあるフォームのサウスポーです。

(投球内容)

少し岡島(レッドソックス)チックな投げ方から繰り出される速球は、昨夏の時点で125~130キロぐらい。それほど際だつ球威・球速・キレはありませんでしたが、両サイドにアバウトに投げ分ける制球力はあるようです。それに左腕らしい大きなカーブと時折スライダーらしき球を織り交ぜます。

制球力・マウンド捌きに大きな破綻はないのですが、フィールディング・牽制などはもう一つで、クィックもできないなど、そういった投球以外の部分に課題を残します。

(今後に向けて)

左打者には、球の見難いタイプだと思います。特に私が見た昨夏の菰野戦では、左の強打者が揃う同校の打線に対し、インハイを厳しく突く投球が目立ちました。

高卒プロとか、そういったスケール型ではないのですが、2010年度の三重を代表する左腕として、県内ではそれなりに注目される可能性があります。この一年で、どのぐらい成長しているのか、ちょっと気になる存在でした。

△奥野 孝太(三重・菰野3年)左翼 170/62 左/左

(どんな選手?)

昨夏の時点で、4番を任されていた強打者です。体は小さいのですが、勝負強い打撃が売りのようです。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.35秒ぐらいと、基準である4.2秒に比べると、だいぶ劣る印象があります。そのため将来的にも、上のレベルで足を売りにすることはないと思われます。

また左翼手としての、打球への反応・処理などにも、少し見た感じでは光るものはありませんでした。またその返球を観ていると限り、肩が強いと言うタイプではないようです。

少なくても、守備・走力でアピールする選手ではなく、やはり打撃で勝負といったタイプではないのでしょうか。

(打撃内容)

私が見た昨夏の海星戦では、持ち味が発揮できず残念な内容でした。前足を引いて、グリップを低めに添えます。腰の据わり・全体のバランス・両目の見据え方も平均的です。それほど揺らぎも見られず、可も不可もなしといった感じの構えです。

仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用。生粋のスラッガーには見えませんが、ボールをよ~く引きつけて叩くタイプの打者だと思います。足を引き上げ回し込み、真っ直ぐ踏み出した足がインパクトの際にブレないのは好いのですが、あらかじめつま先を開き気味に着地するので、ボールを引っ張って巻き込むことを強く意識したスタイルだと思われます。

残念なのは、打撃の準備である「トップ」を作るのが遅れがちなところです。また、私が見た試合は状態も悪かったのでしょう、バットの先端が下がり気味で、インパクトまでも少しロスが感じられました。ただ頭の動きが小さく、目線の狂いが少ないのは優れた資質だと思います。あとは、もう少しスイングに、鋭さ・強さが欲しいかなと思います。

(今後に向けて)

三重を代表する名門「海星の4番」を、2年生の頃から任されている実力者です。当然、その勝負強さで、今年も活躍が期待される一人でしょう。ただ守備・走力でアピールするタイプではないだけに、その打棒に期待が集まります。ここでアピールして、ぜひ大学などへの扉をこじ開けて頂きたいと思います。

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2009年 滋賀&三重

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月29日(火)01時33分11秒
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  皆様今晩は。なかなか思い通りには更新できませんが、少しずつ行って行きたいと思います。今回は、滋賀の最後の一人と三重に入って行きます。

△丸山 直輝(滋賀・近江3年)投手 181/75 右/右

(どんな選手?)

昨夏は、背番号18を付けて登板しておりました。スリークオーターから繰り出す勢いのある球を投げ込みます。現在は、MAXで140ロに到達したと言われております。

(投球内容)

昨夏の時点では、スリークオーターから繰り出す速球は、常時130キロぐらいだったと思います。少しシュート回転されるところがあり巻き込まれると怖いです。変化球は、スライダーとのコンビネーション。

制球は、枠の中に集められるコントロールはあり、元来は低めを丹念に突いて打たせて取るのが身上のようです。特にマウンド捌きなど、投球センスに特別なものは感じませんでした。

(今後に向けて)

体格にも恵まれ、球にも勢いがあった投手なので、その成長が気になります。昨夏は、スライダーと速球のコンビネーションだっただけい、もう少し投球の幅が広がることを期待致します。ドラフト候補云々と言うことはないと思いますが、まだまだ伸び代はありそうなで、少し長い目で見守ってみたい投手でした。

△関 啓扶(三重・菰野3年)投手 180/77 右/右

(どんな選手?)

MAX148キロを誇り、東海地区屈指の本格派右腕だと言われている選手です。ただ私が見た昨夏の海星戦では、連投の疲れなのか、制球・球の走り共に、素質の片鱗を感じさせてくれませんでした。

(投球内容)

この日のストレートは、常時130キロ程度だと思いますが、制球・球の勢い・球質共に光るものはありませんでした。変化球は、ほとんどがスライダーとのコンビネーション。安心してカウントが取れると言う意味では、このスライダーのほうが安定していると言った感じでした。

他にもカーブやシンカー系の球があるのですが、それほど大きな意味は持っておりません。この日は、常にボールが先行するなど制球は不安定。フィールディング・牽制などは平均ぐらい。クィックは、1.20~1.25秒ぐらいと基準レベルです。それほどマウンド捌きには、センスを感じさせるタイプではありませんでした。

(今後に向けて)

この一年で、どのぐらいの成長を遂げたのか大いに気になります。今や、東海屈指の素材だと言うことですから、相当なレベルアップが期待できそうです。ぜひ高校からプロに行くような圧倒的なポテンシャルを示して欲しいと思います。

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2009年 滋賀の逸材2!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月28日(月)00時02分41秒
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  皆様今晩は。久々に二日間観戦に行かないで過ごしましたが、私用で終われてしまい更新がままなりませんでした。来週末からは、本格的に夏の観戦に入りますので、ここまで時間がある日々もしばらくないかもしれません。ただ今年は、正直上手く乗り越える自信がありません・・・。

さて今回は、滋賀の逸材の最終回。明日からは、東海地区の逸材に入って行きたいと思います。

△宮城 慎之介(滋賀・滋賀学園3年)投手 178/70 右/右

(どんな選手?)

均整の取れた体格から、昨夏の時点でチームの主力投手として活躍していた選手です。現在、MAXで138キロぐらいまで球速を伸ばしているとのことで、その成長が楽しみな本格派です。

(投球内容)

オーソドックスな右上手投手で、球速は昨夏の時点でも130~135キロぐらい出ていたような気が致します。変化球は、縦横二種類のスライダーを武器にしているようで、この球にもそれなりの威力を感じます。

やや速球は高めに抜け気味ですが、変化球は低めに集まります。マウンド捌き・制球力には破綻がなく、牽制・フィールディングも基準レベル。クィックも1.05~1.10秒ぐらいと素早いです。全体にバランスの取れた好投手といった感じです。

(今後に向けて)

2010年度の、滋賀を代表する投手だと思います。昨夏の時点では、格別抜けた部分はなかったものの、縦の変化も使えますし、速球のレベルも低くなく、夏には140キロぐらいまで期待できる素材ではないかと思います。高卒プロ云々と言うことはないと思いますが、有力大学など、その将来が楽しみな選手です。少し長い目で、見守ってみたい一人ですね。

△近藤 隼(滋賀・近江3年)一塁 182/75 右/右

(どんな選手?)

グリップを高めに添えた、見るからに強打者といった感じの選手です。すでに昨夏の時点で、4番・一塁手として出場しておりました。打撃を全面に出したプレースタイルです。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.7秒弱ぐらいで、左打者換算で4.4秒弱ぐらいと、足は早くありません。ただ一塁手としての動きは悪くなさそうで、全く動けない選手ではありません。そのため現在は、外野を務めているのでしょう。

(打撃内容)

バリバリの強打者で、パワフルな打撃が自慢です。スクエアスタンスで構え、グリップを高めに添える強打者スタイルです。腰の据わり・全体のバランスは並程度ですが、両目で前を見据える姿勢は悪くありませんでした。

仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用するように、典型的な強打者・スラッガータイプです。ただ足を引き上げ、ベース側にインステップして踏み込みます。そのため外の球を強く叩けますし、それに必要な足元のブレがないのも好いです。ただ引き上げた足が地面を捉えるのが早いので、下半身が早く固定され上半身だけで打ちに行ってしまうのが気になります。

また打撃の準備段階である「トップ」を作るのも遅れ気味で、ボールを捉えるまでのスイング軌道にも課題が残ります。ただしっかりバットを振りきれるのは好いところでしょうか。

(今後に向けて)

2010年度の滋賀を代表する強打者の一人となりそうです。ただ当たれば破壊力があるのですが、何処まで脆さを改善できたのかが気になります。その辺が改善できていれば、上のレベルでも強打を売りに活躍できそうです。

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夏季沖縄大会

 投稿者:半島  投稿日:2010年 6月27日(日)18時08分14秒
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  蔵さん、こんばんは。
ご存知のように沖縄は既に開幕し、熱戦が繰り広げられております。今日は前回の投稿の時に観に行くと言った試合を観戦してきたので投稿させていただきます。
開邦1-8南風原(7回コールド)
南風原が力の差を見せた試合となりました。
個人的には南風原の金城投手がどうなったかと、全中3位という成績を残し入学してきた1年の當間投手が見たかったですが、先発は1番をつけた知らない投手でした。

金城 弘樹(南風原2年 176・60 右・右 投手)
金城投手は5回から登板。セットからスリークウォーターで投げてくる投手です。春と比べると腕の振りも力強くなり体重も前に乗ってくるようになったのでフォームに勢いが出てきたように感じました。ただ、少し腕の位置は下がったかな?
直球は130中盤くらいでしょうか、春に比べるとやはり手元での勢い球威を増してきてビシッとした力のある球を投げ込んでいました。変化球はカットボール・スライダーを投げていたと思います。どちらもまずまずキレがありました。
今回はちょっと相手打線が弱いということもありますが、春から比べても順調に伸びてきてると思います。来年の楽しみな投手のうちの一人です。ただ、そこまで素材が良いとかという風ではないと思うので総合力を高めていって欲しいです。

糸満11-1前原(5回コールド)
一回戦最大のカードはまさかの展開になりました。正直、糸満のほうが上なのは間違いですが今までの戦いぶりをみると接戦になるかと思っていたのでビックリしました。ただ、この試合の糸満は非常に強かったです。絶対に勝つんだという気持ちと、何をするべきかということをしっかり意識しそれをきっちり行っていました。何より相手の隙を逃さないですし、ミスを確実に点に結び付けていました。打つほうもしっかり見極め、甘く入ってきたら見逃さなかったです。そして、セーフティーなどでも揺さぶるなど大技小技絡めた攻めをしていました。相変わらずミスもありましたが、この試合は勝てるという手応えも恐らくあったこともあり動揺することなく落ち着いていました。
まだ、1試合だけですがこういう戦いをすることが出来れば間違いなく勝ち上がっていくと思います。個々の能力は高いのでどこまでチーム力を高めていくことができるか楽しみです。
一方前原にとってはかなり意外な展開になってしまいました。先発は宮里投手でしたが、調子がイマイチで細かい制球に苦労していました。間を取るなどして切り替えながら投げていましたが糸満打線を抑えることが出来ませんでした。ただ、春に比べて伸びてきているかといわれたら正直微妙かなとも感じました。恐らくこれからも野球を続けていくと思うので頑張って欲しいです。やはり素質は高いものがあるので。また、個人的に期待している砂川選手はこの日はライト・4番で先発していました。2打席しかみることが出来ませんでしたが、宮国投手から外角低目を左中間破る2ベースを放つなどスイングに力強さと鋭さがありました。しかし、相変わらず積極的なのは良いですがもう少し球を見てもいいんじゃないかと思います。追い込まれたくないという意識があるのかなと感じます。新チーム以降は恐らくまた捕手に戻るでしょうから玉城選手(浦商)とともに県内を代表する打てる捕手になると思います。
糸満の宮国投手は、テイクバックを以前のように戻し強く腕を振ることを意識しているようで春以降見てきましたが一番勢い・球威が良かったです。とはいえやはり甘く入ってきたら怖い部分もありますが。今回一番良かったのは気持ちを全面に出して投球していたことだと思います。今まではこの体のわりに存在感が無かったのが不満でしたが、今回は非常に良かったです。県上位打線相手ではちょっとまだ厳しいかなと思うとこもありますが、これから調子と能力を伸ばしていけば一本立ちしてくるかもしれません。捕手の島袋選手はだいぶグリップの位置を下げ(胸の辺りくらい)あまり捕手側に引かず構えるようになりました。ただ、スイングはなかなか鋭く力強い打球を飛ばしていました。いまいちスケール感はないですが、現状ではこれがいいかもしれません。
やはり打倒興南の一番手は糸満だなと感じさせてくれました。このままチーム・選手とも成長していってもらいたいです。

本部1-2真和志(9回サヨナラ)
本部・嘉手刈投手、真和志・久田投手の息詰まる投手戦になりました。
本部が8回に先制しましたが、9回真和志は先頭を出し送ってきましたが、これを嘉手刈投手が2塁へ送球ミス。タイミング的にはアウトだっただけにもったいなかったです。これで外間投手へとスイッチになりましたが、これが裏目にでてサヨナラとなってしまいました。

嘉手刈 裕史(本部3年 167・62 左・左 投手)
春にもお伝えした投手です。小柄ではありますが個人的には県内では島袋投手に次ぐ左腕だと思っています。
フォームはそこまで春からそこまで変わっていません。振りかぶって足をゆったり上げるなど、彼なりの独特の間がある投手です。この日は調子は普通くらいでしょうか、春の南風原戦のような勢いのある直球ではありませんでした。球速は120後半くらいだと思います。ただ、球持ちも良いですしタイミングもが取りづらくキレ型なので、どうしても打者は差し込まれるという感じでした。変化球はカーブ・縦横スライダー・チェンジアップだったと思います。本人いわくその日の出来を見ながら組み立てるとのことで、右打者にはチェンジアップ、左打者にはカーブを中心に組み立てていました。ある程度三振も取れる投手だと思いますが、打たせて取ることを意識した投球でした。序盤はフォームが乱れてたのか制球がやや乱れていましたが、しっかりとカウント持ち直してきますし、修正してきた中盤以降はストライク先行の投球でした。
クイックはそこまで上手くはないかなと感じますが、首の動きなどでランナーを制しますし牽制も上手いです。フィールディングも落ち着いていて上手いです。マウンド捌きは洗練されていますし、この試合結構ランナー背負う投球でしたが非常に落ち着いており、打たれるなと思わせなかったです。精神面も強いですね。
小柄なのが本当に残念ですが、投球が出来る左腕で非常にセンスは高い投手だと思います。大学などでもやっていけるレベルの投手だと思うので、これからも期待したいです。

久田 大貴(真和志3年 175・64 右・右 投手)
事前に好投手だと聞いていましたが予想以上に良い投手でした。スラッとした細身で投手体型という感じです。
振りかぶって足を高く上げ、スリークウォーターから投げてくる投手です。彼は非常に腕の振りが柔らかく、かつ鋭く力強いです。そのため、一塁側に体重がいくこともしばしばですが、グラブはしっかり抱えられているのでバランスは悪くありません。
直球はこの試合恐らく140超えたのもいくつかあったと思います。非常にキレも良くなかなかの勢いでした。変化球はスライダー・カットボール・カーブ・チェンジアップでしょうか。スライダーは綺麗に横滑りしていくものでカウントも取れますし、決め球にもなり右打者からしたら厄介な球でしょう。基本的にはこの腕の位置なのでスライダー投手で、カーブはだいぶ体が緩み滅多に使うことは無いです。チェンジアップも時折混ぜるといった感じでした。細かい制球はないですが、ある程度コーナーにしっかり投げわけることが出来ます。
クイックは上手く、牽制も鋭かったです。フィールディング・マウンド捌きも良かったです。
彼はとても気持ちを全面に出した投球をしてきます。8回に先制を許しましたが、ちょっとは気落ちするかなと思った次の打者にこの試合で一番勢いがある直球を投げてきました。やはり強気で気持ちが折れない投手だと思います。
気持ちを前面に出した投球ですが、牽制で刺すなど冷静さもあるところも良いですね。大学などでもやっていける投手だと思うので期待したいです。
 
    (蔵建て男) 早速の最新の沖縄レポートありがとうございます。宮國が復調気味と言うのが明るい話題ですね。ぜひ好調時の宮國を見てみたいと思います。
今年も、沖縄勢の熱い戦いを期待しております。
 

2009年 滋賀の逸材1

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月27日(日)09時06分10秒
返信・引用
  皆様おはようございます。今日から、全国の逸材シリーズは、近畿最後の県・滋賀に入りたいと思います。もう少し、平日の観戦に行けない日に、ページの更新ができたらと思うのですが・・・。

△奥村 健介(滋賀・比叡山2年)投手 170/68 右/右

(どんな選手?)

中学時代から県内では知れ渡っていた選手のようで、1年夏には大事な試合を任されるまでになった好投手です。

(投球内容)

恐らく昨夏の時点では、常時125キロ前後ぐらいだったと思います。しかし現在は、MAX140キロまで到達したと言いますから、かなり体もビシッとしてきたのでしょうか。昨夏までは、まだまだ球威・球速・キレとも、物足りない感じでした。

この投手の良さは、むしろ横滑りするスライダーと、思わずタイミングが狂わされるチェンジアップの威力にあります。両サイドに球を散らし、変化球で的を絞らせない投球が身上です。それに、カーブなどを織り交ぜてきます

クィックは、1.25秒~1.30秒ぐらいと少々遅い傾向にありますが、牽制は悪くありません。さすがに経験豊富で、マウンド捌きは安定しており、制球もそれなりです。

(今後に向けて)

まだまだ球のキレ・球威に物足りないものがありましたが、かなりこの一年で改善されてきているのではないかと期待します。体も小さいですしスケール型ではないので、プロ云々の素材ではないと思いますが、新チーム以後は滋賀を代表する好投手としての活躍が期待できそうです。

△久保出 明裕(滋賀・比叡山3年)投手 179/70 左/左

(どんな選手?)

吉見祐治(横浜~ロッテ)左腕のような、長い手足とゆったりとしたモーションで投げ込む投手です。

(投球内容)

ゆったりとしたモーションから、上体を鋭く振ることで、125~130キロぐらいの球速でも、それなりの勢いを感じさせてくれました。ストレートが、高めに集まるのですが、低めのボールゾーンに、スライダーを集められるのが、この投手の良さです。

制球は、高めにですが両サイド散らすことができ、可も不可もなしといった感じ。牽制・フィールディングは並レベルですが、クィックはできませんでした。

格別マウンド捌きに優れるとか、制球力が好いわけではないのですが、重心を深く沈めたフォームは、適度に左打者には打ちにくさがありそうです。凄みはないのですが、低めに球が集まるようだと、粘り強い投球が期待できそうです。

(今後に向けて)

昨夏の時点では、それほど際立つものはありませんでした。それでも更にキレが出てくるようだと、結構面白いかなと思わせてくれる左腕です。今後も、ジワジワと成長を遂げて行くタイプの投手だと思うので、大学あたりまで道が切り開くような活躍を、この夏は期待してみたいと思います。

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2009年 京都の逸材3!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月26日(土)11時01分17秒
返信・引用 編集済
  皆様こんにちは。今日は、予定していた仙台や京都への遠征は取りやめ、体を休めることに致しました。この二日間でやらなければ行けないことも山積みなので、時間を見つけて更新して行きたいと思います。

全国の逸材シリーズ、今回で京都は最終回。次回からは、近畿最後の県となる滋賀に入りたいと思います。またこの春・京都で話題だった西山 勇弥(京都・府中工)投手は、春季大会で見られたので、そこからのレポートとなります。

△島本 浩也(京都・福知山成美3年)投手 174/57 左/左

(どんな選手?)

凄みはないのですが、非常にバランスの取れたフォームから繰り出す球には安定感があります。ボールを出し入れできる投球術に、低めに球を集める制球力を兼ね備えるサウスポーです

(投球内容)

昨夏の時点では、125~130キロぐらいで、やや球威に欠ける傾向がありました。それでも外角や低めに球が集められる選手で、左腕らしいカーブとのコンビネーションに、たまに低めに切れ込むスライダーをおりまぜてきます。

球威や威圧感がないので、それほど甘くない球でも高めに打たれてしまう傾向はありますが、現在はMAX136キロまで成長したとの話し。クィックも1.25秒弱ですし、試合を作ることができるタイプです。2010年度の京都を代表する、サウスポーに成長していることでしょう。

(今後に向けて)

ドラフト候補云々と言うタイプではありませんが、安定感があり、使い勝手の好い左腕として、上のレベルでの活躍も期待されます。今後の伸び代よりは、すでに今ある実戦力で勝負するタイプ。それでもこの一年で、どのぐらい力強くなったのか気になるところです。今後も機会があれば、ぜひ確認したい好投手でした。

△西山 勇弥(京都・府中工3年)投手 178/70 右/右

(どんな選手?)

MAX142キロを投げ込む速球派として、春の京都大会では話題になっていた投手です。むしろこの投手は、速球よりもスライダーに絶対的な自信を持っており、この球は、高校生レベルではわかっていても打てないシロモノでした。

(投球内容)

私が観戦したのは、試合途中の6回からなので、すでにかなり球の勢いが無くなっていたのだと思います。そのため球速は、125~MAX85マイル(136キロ)程度。球威・球速・キレなどの観点から見ても、ドラフト候補云々と言う感じではありませんでした。

ただ外角低めに決まるスライダーのキレがあり、わかっていも乙訓打線が、この球を空振ります。この右打者外角低めへの制球力が、この投手の生命線です。牽制・フィールディングなどはイマイチですが、クィックは1.1秒前後となかなか素早いです。テンポの良さなど、総合力で勝負するタイプで、けしてスケールで圧倒するタイプではないと思います。

(今後に向けて)

大学などに進んで、体がビシッとして来ると、切れ味鋭いスライダーが生きて、ドラフト候補にもなりえる存在になるかもしれません。ただ現時点では、夏の連戦に耐え得るだけの基礎体力があるのかは微妙で、スライダーを多投するピッチングが予想されます。3,4年後に、どのぐらいの投手に育っているのか、その時にまた見てみたい投手でした。

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2009年 京都の逸材2

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月25日(金)01時46分50秒
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  皆様今晩は。新しい環境に移り、平日どのぐらい更新ができるのかが、一つ大きな課題でした。そういった意味では、今週はもう少し、この全国の逸材を進めたかったと言うのが本音です。余裕がありそうでなかった感じで、もう少し更新をいろいろ進めたかったですね。

◯駒月 仁人(京都・塔南2年)捕手 175/78 右/右

(どんな選手?)

昨夏は、すでに1年生ながらスタメン出場。強打・好守の捕手として、なかなか目立つ存在でした。

(ディフェンス面)

ミットを軽く示した後、下げないので低めの対応は悪くありません。打球への反応・フットワークも悪くないのですが、ちょっと手先だけでボールを捕りに行く傾向があり、その辺が気になります。一球、一球しっかりボールを押しこんでキャッチングできるなど、ディフェンス力はなかなかものがあります。地肩についてはよくわからなかったのと、強気な内角攻めが、裏目にでるなどリード面にも課題を残しておりました。どちらかと言うと、イケイケの積極型なので、もう少し大胆さだけでなく、慎重さも加わればと思います。

(打撃内容)

1年生ながら、なかなかヘッドスピードも基準レベルありました。その力強いスイングからも、速球には強いと思うのですが、昨夏の時点では変化球への対応が劣っておりました。この一年間で、どのぐらい対応できるようになったのか気になるところです。

(今後に向けて)

地肩がどのレベルなのかはわからないのですが、打撃・ディフェンスレベルは有望です。変化球への技術向上が観られれば、最終学年では京都屈指の捕手として注目されるのではないでしょうか。今後も大いに期待して見守りたい選手の一人でした。

△中村 充(京都・京都外大西3年) 172/63 左/左

(どんな選手?)

身体は大きくないのですが、左スリークオーターから、ポンポンとテンポ良く投げ込んできます。ストライクを先行できるコントロールと、内角を強気に攻める投球が持ち味です。

(投球内容)

2年夏の時点で、コンスタントに125~130キロ級のキレのある球を投げ込んできます。現在は、MAX136キロまで数字を伸ばしていると聞きます。変化球は、カーブ・スライダー。特に左打者の背中越しから、外角低めに切れ込むスライダーには、なかなかのものがあります。特にスライダーが、低めに集まるのが良いですね。

昨夏の時点では、クィックができませんでした。フィールディング・牽制は基準レベルあり、マウンド捌き・試合をまとめるセンスは悪くありません。スケールで押すタイプではなく、投球センス・度胸で試合を作るタイプです。

(今後に向けて)

両サイドに球を散らせて討ち取るタイプで、けして三振をバシバシ奪うとか、球の勢いで抑え込むタイプではありません。ただその投球レベルからも、関西の大学あたりに進んで、今後も活躍が期待できる存在です。貴重な実戦派左腕ですから、少し長い目で追いかけてみたい好投手です。

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2009年 京都の逸材1

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月22日(火)22時37分31秒
返信・引用 編集済
  全国的に、夏の予選が本格化するまで20日前後しか時間がないのに、未だに西日本の逸材紹介が終わりきらない管理人。さすがに少々焦りが生じはじめました。今日は、そんな中、京都の逸材をお送りしたいと思う。

△酒居 知史(京都・龍谷大平安3年)投手 175/70 右/右

(どんな投手?)

頭のブレが小さく、安定した下半身を活かしたフォームが魅力の投手です。腕や身体を強く振るダイナミックスさはありませんが、安心して観ていられる投手です。

(投球内容)

球速は、すでに昨夏の時点で、常時130キロ前後~MAXで135キロぐらいは出ていたのではないのでしょうか。球質は手元でピュッと来る感じですが、時々シュート回転するのが気になります。変化球は、カーブ・スライダー。両サイドに球を散らせて、打たせて取るのが身上です。

牽制やフィールディングは平均的。クィックは、1.20~1.25秒前後と基準レベル。制球・マウンド捌きにも破綻はなく、バランスの取れた好投手だと思います。

(今後に向けて)

それほどこの一年で、球威・球速は伸ばしてはいないようです。しかし土台がしっかりしており、投球もできる投手なので、大学などに進んでも野球が続けて行ける素材ではないのでしょうか。高卒プロ云々の素材ではないと思いますが、ぜひこの夏に、その成長ぶりを確かめてみたい一人です。

◯森脇 亮介(京都・塔南3年)投手 175/70 右/右

(どんな選手?)

すでに昨夏の時点から、京都NO.1と呼び声高い投手でした。そしてMAX146キロまで伸ばし、プロからも注目されている投手です。

(投球内容)

中背ながら、バネの効いた躍動感のあるフォームをしております。昨夏私が見た試合では、ストレートの制球にバラツキが感じたりシュート回転するなど、むしろ光ったのは、一度浮きながら沈む、独特のスライダーの方でした。それに縦に割れるカーブもたまに投げておりました。

ストレートのバラツキは目立ちましたが、基本的に両サイドに投げ分けられる制球力はありますし、試合を作るセンス・マウンド捌きなどにも優れ、バッティングにも優れた高い野球センスが売りです。当然ながら、1.15秒前後のクィック・鋭い牽制などなど、総合力は2年生離れしておりました。

(今後に向けて)

この春の春季大会で、ブルペンでの投球のみは確認できました。確かに常時140キロ級を感じさせる球の勢いがある選手です。ただ体格は中背で、かなりの完成度を誇る選手だけに、伸び代と言う部分は微妙です。高卒即プロと言うよりは、有力大学や社会人に進んで技量を磨き、実績を残してプロを目指すタイプの選手ではないかと思っております。ただ今年に入ってからの投球は確認できていないので、ぜひこの夏は、確認してみたい一人でした。

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関甲新大学リーグ観戦から

 投稿者:花菱パチェコ  投稿日:2010年 6月20日(日)14時58分46秒
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  もう一件。

市川功久(177/84右右/投手・浦和学院→上武大4年)
“柳の様なフォーム”とは反する石井貴と大塚晶と谷口功一を足したかのようなやや硬めのフォーム。お尻の落とし方も縦気味で緩い球はない。
先発した日は、なかなかの速球を中心に左内角低めへフォーク、右外角にスラで勝負処でスバッと右外角低めに直球を決めるなど観られたけど、変な表現だけど、武骨で馬力あるヤツを突貫工事して先発が勤まるよう作り上げていったかの様な印象。

翌日、優勝決定戦。スクランブル登板で中盤からリリーフ。この日は速かった!
おそらく140後半はあったかもしれない。その代わり連投の所為もあるのか球が制御しきれず、どうしても高く上ずる。
フォークと速球で高低を意識した配球に。
しかし彼の適性はリリーバーなのを確信した。
リーグ2位の投手成績だがおそらく畑違いの先発でこれだけやってきたのだ。起用法や環境の変化や今後の指導によってはドラフト候補になれるのではないかと思いました。

穂坂 豪(180/73左左/投手・桐生第一→上武大1年)
無駄に反ったりもせず、ワレで力溜め込んでフィニッシュも力感たっぷり。田辺学や篠田純みたいな雄々しいフォーム。俊足の部類に入る足もあり運動能力は高い。右内角に切れ込む140超の速球の威力は同時期の山崎敏よりある。見栄えならサイコー。

高校時代からの印象ですが、これはいずれプロに送り込まなければいけない素材だと思ってます。

優勝決定戦の中盤に登板。
上位とはいえ左が続くイニング。そこで乱れまくり四球四球。あげくに置きにいって右打者の白鴎大・塚田に左中間柵越えHRを決められてしまう。当然これで降板となりました。

昨年、ビデオ紹介したまんま。球速以外は成長してませんでした。

しかし1年生で、大事な試合に登板させたのからして期待の高さを伺わせます。

カーブ時の腕緩み改善と制球力をなんとか高めてもらいたいです。
 
    (蔵建て男) 市川投手は、課題が多いみたいですが、速いんですね。ぜひ秋には見てみたい一人です。

穂坂選手は、高校時代は野手でのイメージが大きいですね。今は、投手として野球を続けているんですか。大型左腕として、将来楽しみですね。期待して見守ってみたいと思います。
 

関甲新大学リーグ観戦から

 投稿者:花菱パチェコ  投稿日:2010年 6月20日(日)12時32分16秒
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  蔵さん、こんにちは!
観戦して目についた選手紹介を続けます。

劉 昌俊(184/90右右/投手・作新学院→作新学院大3年)
コンパクトなテイクバックからきれいにワレ続けられ実に日本的なフォーム。だけど矛盾する様だが粘りがないというか、ただ悪癖な連鎖による開きになってないのは幸い。
観戦した日のMAX146キロ。その割に手元の威力は感じない。
球種は縦横スラに緩るスラ。右に内外角へ直球、スラをおおよそに投げられ、左を苦にしてるカンジもなく、先発として一応の投球術はあるようです。やや高くなったりピンチはスラ頼りになるものの先発してひどく乱れる事もない。
だけど勝てないんですよ。
破綻なくまとまってますが逆に恐さなく合わされやすい面もあるでしょう。
また反応やリズムの悪いフィールディングも気になりました。
今後直球を磨いていく必要がありますが、いずれにしても将来像は直球見せ球に組み立てていく総合力タイプか。守備含めて精度上げていって実績を残していってもらいたいと思いました。

佐藤嘉鉱(188/98右右/投手・清水商→山梨学大4年)
胸板厚く重心落とさずいわゆるガイジン的フォーム。スラ、フォークに見せ球程度の緩る振りスローカーブもあるが武器は140キロ半ばの角度ある速球。適度に荒れながら右外角に決める力はあります。
やや遠回りの腕の振りだけに内角は上手くないですが先発より短いイニングを任せていけたらおもしろいと思います。
矢貫を思い出しました。
 
    (蔵建て男) 劉 昌俊は、高校時代から球には威力はありましたが、そんな感じの選手でしたね。ポテンシャルは高いだけに、惜しい選手です。

山梨学院大の投手は、そんなに速いですか。秋まで野球を続けているのならば、ぜひ見てみたいですね。春は、渋滞に巻き込まれて関甲新リーグに足をのばせなかっただけに残念です。
 

2009年 奈良&大阪

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月20日(日)00時41分17秒
返信・引用
  皆様今晩は。今朝でかけるまでに、この書き込みを終えてから出かけたかったのですが、それができずに世界大学選手権の選考会に行きました。今回の書き込みで奈良・大阪を終え、明日からは、京都に入って行きたいと思います。

△松村 鷹介(奈良・高田商3年)投手 175/75 左/左

(どんな選手?)

中背の体格から適度なまとまりと、MAX135キロのストレートを投げ込む左腕です。

(投球内容)

昨夏は、背番号9を背負い登板しておりました。球速は、常時125キロ前後といった感じで、驚くような球威・球速・キレは感じられませんでした。変化球は、カーブ・スライダーなど特に際立つ威力はないのですが、速球も含めて大まかに両サイドに散らせる制球力があります。

左腕らしく牽制は悪くありませんが、昨夏の時点ではクィックはできませんでした。マウンド捌き・投手としての総合力としては、破綻のないまとまりがあります。

(今後に向けて)

現在は、投打にチームの中心選手として活躍しているそうです。格別凄みはありませんが、総合力のある左腕として、奈良でも注目されるかと思います。全体的にレベルアップがなされているとすれば、更に大学などへの扉も開かれそうです。ぜひその成長ぶりを見てみたい選手でした。

△畑瀬 聡史(大阪・関大北陽3年)投手 180/78 右/左

(どんな選手?)

昨夏は、チームを大阪予選の決勝戦まで導く原動力となりました。ドラフト候補の田村丈と切磋琢磨して、更なる成長期待したい投手。現在は、MAX140キロまで到達したと言われます。

(投球内容)

体格にも恵まれ、そこから繰り出す速球は、昨夏の時点で130~135キロぐらいでした。その球速表示以上に見える、球の伸びが自慢の選手です。変化球は、縦に割れるカーブやスライダーなど、速球が高めに行くぶん、低めに変化球が集まるのは救いです。

速球のほとんどが、真ん中~高めに集まる傾向が気になります。右打者には、アウトコース高めにボールを集められますが、左打者には枠の中に集められればといったタイプです。そのため細かいコースの投げ分けはできず、制球力はあまり高くありません。ただピンチでも冷静なマウンド捌きは印象的でフィールディングも上手いですし、クィックも1.15~1.25秒ぐらいでまとめられるなど、総合力がないわけではありません。

(今後に向けて)

高卒プロとかそういったタイプではないと思いますが、正統派の本格派として、更に上のステップでの活躍も期待させてくれるものがあります。変化球や細かい制球力の進化次第では、今後大学よりも上での活躍も期待できそうです。少し長い目で見てみたい、なかなかの投手でした。

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ベスト4左腕

 投稿者:うどんの国  投稿日:2010年 6月19日(土)23時37分46秒
返信・引用
  今日の練習試合の結果がブログに掲載されていました。

高松北 14対0 穴吹(7回コールド)
高松北 16対9 穴吹(8回コールド)

一試合目は奴賀の完封。被安打3、10奪三振、max141キロを記録しました。打線は20安打を打ちました。
春の香川県大会でベスト4に入ったチームですが,変則ながら左腕で141k/mは近年の香川県としては珍しい投手です。昨冬の台湾遠征県選抜メンバーでもあるので注目ですね。
奴賀康弘(ぬかやすひろ)君楽しみです。

http://takakaita-baseball.cocolog-nifty.com/blog/

 
    (蔵建て男) この投手のことはよく知りませんでした。MAX140キロ以上を投げられるとなると、香川でも屈指の左腕と言うことになりそうですね。
夏の予選では、どんな活躍を魅せてくれるのか注目して見守りたいと思います。

これからも「うどんの国」の情報楽しみにしております。
 

(無題)

 投稿者:花菱パチェコ  投稿日:2010年 6月18日(金)15時39分50秒
返信・引用
  蔵さんこんにちは!
遅くなってしまいましたが関甲新大学リーグの観戦から目についた選手を紹介します。

三木 亮(173/72右右/三塁手・遊学館→上武大1年)
絶不調らしい前田憲麻がスタメンを外れその代わりにサードを任された三木。打順は下位ながらクセのない構えからなかなかの打撃が備わっており、甘い球ならHRを決めるパンチを魅せたかと思ったら、軽く合わせセンター前に弾く芸当も。
いかにもセンスありそうなんだけど、圧倒される強打とか馬力とか貪欲な走などといった様な突出したアピール出来るものは漂わず、それが昨年の指名漏れに繋がったのかと勝手に想像しました。
守備は元ショートからコンバートされたにしてはステップ、ターンとリズムよく無駄が伺えない上手い雰囲気がありました。

小川裕生(185/75左左/左翼手・八王子→上武大1年)
いきなり三番を任される打撃は稲葉(日ハム)みたいな雰囲気。これだけの体格で、どちらかというと積極的なのかもしれないけど、脆く崩されたかの様な空振りは観せず、器用にバットコントロールしていけます。ラインドライブヒッターの資質を感じます。
脚力は一塁駆け抜けの最速で4.07でしたが足を売り物にする程ではなさそうです。しかし大柄って速く見えなかったりするものなので、もうすこし脚力を観ていきたいです。
 
    (蔵建て男) 選手層の厚い上武大には、さすがに一年生が活躍しているんですね。ぜひ秋には確認行きたいところです。

今後もぜひ、北関東の選手情報楽しみにしております。
 

2009年 奈良の逸材4!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月18日(金)06時47分1秒
返信・引用
  皆様おはようございます。昨日は、余力充分だと思って帰ってきたのですが、帰宅後いろいろやっていたら眠くなって朝方まで寝てしまいました。馴れない環境で、いろいろ気疲れなどをしているのだと思います。さて今回も奈良の逸材の続きでも。

○大西 佑季(奈良・智弁学園2年)二塁 170/67 右/右

(どんな選手?)

打席での集中力が光る選手で、いわゆる「鋭さ」を持った好選手です。俊足・好打も魅力で、非常に野球センスと内面の強さを感じさせるナイスガイです。

(守備・走塁面)

残念ながら、私の観た試合では、あまり二塁手として力量はよくわかりませんでした。ただフットワークの良い選手なので、下手と言うことはないと思います。

一塁までの塁間は、4.45秒強ぐらい。これを左打者換算にすると4.15秒強ぐらいに相当し、基準レベル以上の脚力はありそうです。特にベースランニングの速さなどにも、光るものがありました。

(打撃内容)

スイングはコンパクトなのですが、小力もあってパンチ力があります。ボールに食らいつく姿勢も良いですし、非常に甘い球を逃さない「鋭さ」がある選手です。

ベース側に早めにつま先立ちして、グリップの高さは平均的。腰の据わり・全体のバランスも良く、特にアゴをグッと引いてボールを見据え、非常に集中力を感じさせる構えです。

仕掛けは「遅すぎる仕掛け」を採用しているので、どうしても一定レベル以上のスピードに対しどうなのかなと言うのが気になります。小さくステップした足が、インパクトの際にブレないのは良いです。ボールできるだけ引きつけて、動作の無駄を極力減らして対応するタイプの打者だと思います

打撃の準備段階である「トップ」を作るのも遅いのが気になるのですが、バットを上から最短距離でボールを捉え、ヘッドが下げないようにしつつ、フォローまでしっかり振り抜きます。そのため鋭く、スイングにはひ弱さは感じさせません。

目線のブレも少ないフォームですし、開きも我慢でき、軸足にも強さを感じます。ボールを捉えるセンス・意識の高さもある選手で、今後の成長が非常に楽しみです。

(今後に向けて)

高校生としては稀な集中力の持ち主です。更に打撃の技量も高く、足も悪くありません。もしこれに、守備力も兼ね備えるようだと、身体は小さいのですが、高卒プロなんかも最終学年では期待できるかもしれません。昨夏見た中では、きらりと光る好選手でした。

△岩本 大祐(奈良・智弁学園3年)右翼 177/76 右/左

(どんな選手?)

昨夏は、5番・右翼手として出場。特に強肩を中心とした守備に光るものがありました。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.2秒前後と、プロの基準レベルの脚力です。ただ上のレベルで、足を売りにするほどの絶対的なものはありません。

守備に関しても、それほどよくわかりませんでした。ただ動き自体は良く、身体能力の高さは感じられました。特に外野からの返球は強く、上のレベルでも通用する地肩の持ち主だと言えそうです。

(打撃内容)

正直、打撃に関しては、あんまり印象に残っていません。通算15本塁打のパンチ力と、勝負強さが売りの選手だと言うことです。

左オープンスタンスで、グリップは高く、捕手側に引いて構えます。腰の据わり・全体のバランス・両目で前を見据える姿勢も悪くないと思いますが、もう少しリズムを刻んだりして、自分のペースでリラックスして構えられると良いですね。

仕掛けは「平均的」~「遅めの仕掛け」の中間ぐらい。中距離~長距離打者の間ぐらいの仕掛けです。足を軽く上げ、アウトステップ。なんとかインパクトの際にブレを防ぐことはできているのですが、足のつま先が開き気味で、エネルギーを内に閉じ込められていないかなと思います。

ただ打撃の準備段階である「トップ」を作るのは早く、速いボールに立ち遅れるタイプではありません。そこから少し大きな軌道を描きつつインパクトを迎えますが、その時にバットの先端は下がることなく、ボールを広い面で捉えられています。ただ強打者の割に、フォロースルーではグリップが高い位置まで引上って来るタイプではないので、それほどボールを遠くに運ぶタイプではないのではないのでしょうか。

ただ昨夏の時点では、強く叩くとかスイングが鋭いと言うこともなく、ボールを捉えるセンスも並で、打撃では格別感心は致しませんでした。

(今後に向けて)

守備・走力共に、基準レベルの身体能力を兼ね備えた強打者です。この一年の間に、どのぐらい打撃レベルが引き上げられたのか注目したいです。ただ高卒プロとか、そういった絶対的なものは感じられず、関西などの大学で野球を続けて行く選手ではないのでしょうか。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 奈良の逸材3!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月17日(木)19時06分8秒
返信・引用
  皆様こんにちは。今日は、真っ直ぐ家に帰ってきましたので、こんな時間に書き込めます。と言うのは、昨日の夜中に、一度書き込んだのですが、サーバーメンテナンスで受け付けられずに、更に書いた内容も消えてしまいました。そこで、再度同じ内容を打ち込まないと行けない、非常にめんどい作業です。

△藤井 健友(奈良・郡山3年)捕手 175/87 右/右

(どんな選手?)

奈良屈指の好投手・上西秀明とバッテリー組み、特にキャッチングの上手さが目立つ好捕手です。

(ディフェンス面)

ガッチリした捕手体型の選手で、ミットを示して下げないので、ワンバウンド処理や低めへのグラブ捌きが上手いです。特に一球一球しっかり捕球できる選手であり、キャッチングが上手いです。

フットワーク・リードセンスなども良いのですが、長年の付き合いなのか投手への返球が、少し雑と言うか不安定なのが気になりました。スローイングは、塁間2.15秒強ぐらいと際立つものはありません。ただ制球は安定しているところは、実戦向きだと思います。

(打撃内容)

体に強さがあるので、ヘッドスピードもあり、打球も強いです。右方向への打撃も可能ですが、少々脆いと言うか粗い印象は否めませんでした。またボール球を振る選球眼の悪さもあり、その辺を如何に改善できるかだと思います。

前足を浮かし、グリップを高めに添えます。腰の据わりは良いのですが、全体のバランス・両目で前を見据える姿勢はイマイチ。ただグリップ付近を揺らいでおり、固いと言う感じは致しません。

仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用。強打者・スラッガータイプの仕掛けです。足をしっかり引き上げ強く踏み込むのが特徴です。そして踏み込んだ足元がブレないので、打ち損じは少ないタイプだと思います。

ただ打撃の準備段階である「トップ」を作るのが遅れ気味で、速い球への対応が気になります。バットも遠回りにでるので、対応力はイマイチ。それでもバットの先端が下がらず、鋭いヘッドスピードでこなすので、ドアスイングと言うことはありません。最後までしっかりバットを振り切れるのは良いところです。基本的に強烈な打球が、野手の間を抜けてゆくタイプの打者だと言えます。頭のブレは見られますが、体の開きは我慢でき、軸足にも強さが感じられます。

(今後に向けて)

キャッチングの良さ・リードセンスなど、なかなか捕手としての資質はある選手だと思います。ただ地肩に光るものはないので、プロ云々と言う素材ではありません。

また打撃も粗い部分があるので、関西あたりの有力大学に進んで、その技量を磨いて欲しいと思います。それでも2010年度の奈良を代表する捕手だと言えるでしょう。

◯米田 尭弘(奈良・智弁学園)投手 178/75 右/右

(どんな選手?)

中背から投げ込む、オーソドックスな本格派右腕です。ただかつての若田部健一(元ソフトバンク)投手のように、何処か腹筋と言うか体幹に力強さが感じられない投手です。しかし、時々体重がグッと乗ったボールを投げ込み、この球がコンスタントに投げられるようになると、将来非常に楽しみだなと思わせてくれるところがあります。

(投球内容)

球速は、昨夏の時点で130~135キロぐらい。ボールにも角度が感じられ、時々素晴らしい球を投げ込みます。変化球は、カーブのような役割を果たす、曲がりながら落ちるスライダーとのコンビネーション。

両サイドにボールを投げ分けられる制球力があるのですが、コースを突いた球があっさり打たれるなど、球が見やすいのか、単調なコンビネーションに原因があるのかわかりませんが、その辺が気になるところでした。

クィックは、1.25~1.35秒前後とやや遅いものの、牽制・フィールディングは基準レベル。両サイドに投げ分ける制球力はしっかりしており、マウンド捌きなどにも破綻はない。

(今後に向けて)

体ができてくると、将来面白い投手に化けるかもしれません。すでに体も昨夏よりも一回り大きくなったようで、MAX140キロにも到達したと言われます。高卒プロといった成長は遂げないと思いますが、何か武器になるものを見出しつつ、ストレートに磨きがかかれば、将来面白い投手になるのではないかと言う期待を抱けるます。2010年度の奈良を代表する投手と言えるのではないのでしょうか。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2009年 奈良の逸材2!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月15日(火)01時44分41秒
返信・引用
  皆様今晩は。もう本格的に夏の予選が始まるまで3週間ぐらいしかないんでしょね。すでに週末からは、沖縄大会や北海道のブロック予選などの開始も近づいてきました。

△片山 泰士(奈良・一条3年)投手 180/78 左/左

(どんな選手?)

180センチ台の大型左腕ながら、適度なまとまりのある投手です。一冬越えて、どのぐらいの投手になっているのか、その将来性も楽しみな投手でした。

(投球内容)

手元でぴゅっと来るような125~130キロぐらいの速球を、昨夏の時点から投げ込んでおりました。左腕らしい大きなカーブでも、しっかりカウントが稼げます。細かいコントロールはないのですが、枠の中には球を集められる制球力はあるようです。ただ牽制は平均レベルで、クィックも1.35秒前後とあまり上手くありません。マウンド捌き・投球内容には破綻がない投手で、一冬越えてどのぐらい伸びて来ているのかが気になります。

(今後に向けて)

大型ですが、意外に投球の基礎のできている良い投手でした。まだ伸びる余地を感じますし、球の威力も悪くありませんでした。一冬越えて伸びているようならば、今年の奈良は左腕揃いの中でも、注目される1人に育っているのではないんでしょうか。ちょっと気になる選手でした。

○上西 秀明(奈良・郡山3年)投手 167/63 右/右

(どんな選手?)

小柄ですが、球の威力・制球力・投球レベルなど、かなり高いレベルでまとまっている好投手です。いわゆる「投球のできる選手」で、ピッチングがしっかり組み立てられるのがdです。

(投球内容)

小柄な上手投げ投手ですが、両サイドにしっかり球を投げ分ける高い制球力を誇ります。特に右打者の内角を厳しく攻められること、外角低めにスライダーを集めてることができるなど、投球がしっかり作れるいるのが良いところです。

球速は、すでに昨夏の時点で、常時130~135キロぐらいは出ていた感じです。スライダーも、カーブのように曲がりながら落ちる代物で、それよりも更に遅いカーブもあるように思えます。ただ高いを、、追い込んでからの決め手不足が、これからの課題かと思います。

(今後は)

すでにある程度のところまで完成していた投手なので、今後の伸びしろと言う意味ではどうなのかな?と言う気は致します。しかし更に一冬越えて伸びて来ているようだと、中々困難な好投手になっているのではないのでしょうか。2010年度の奈良を代表する好投手であるのは間違いないと思われます。

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2009年 奈良の逸材1!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月14日(月)07時02分41秒
返信・引用
  皆様おはようございます。今日から勤務が代わるので、でかけるまであまり時間がありません。一体どのぐらい書き込めるのか微妙ですが、夜もどうなるかわからないので、少しだけ書き込んで出かけたいと思います。

◯松田 浩幸(奈良・奈良大附3年)投手 174/60 左/左

(どんな選手?)

下級生の時から、奈良を代表する好投手として県内でその名を轟かせていた投手です。今やプロ注目の左腕として熱い視線を浴びていると聞きます。この夏に、一気にブレイクして欲しい一人です。

(投球内容)

オーソドックスなフォームですが、ボールに角度を感じます。昨夏の時点では、常時130キロぐらいからMAXで135キロぐらいではなかったかと思います。ストレートのキレや伸びなどに際立つものは感じませんでしたし、それほどボールに勢いは感じませんでした。

ただ両サイドボールを投げ分けられる制球力は確かで、カーブ・スライダーを織り交ぜ、安定感が抜群です。これで、あと5キロぐらい速くなっているのならば、完成度の高い左腕として、プロから注目されるのも頷けるところです。

制球・テンポ・マウンド捌きも洗練され、牽制も左投手らしく悪く無いですし、クィックも1.15前後。スケールよりも安定感・完成度が自慢です。

(今後に向けて)

素材としての奥行や凄みは感じませんが、安心して観ていられる貴重な左腕です。これに、素直に肉付けして伸びていれば、確かに面白い存在です。順調に伸びているようなので、最後の夏に向け、大いにクローズアップされそうですね。ぜひ最後の夏には、その勇姿をチェックしてみたい投手でした。

△日下 翔太(奈良・五條3年)投手 181/69 左/左

(どんな選手?)

まだまだ未完成な部分は多かったのですが、恵まれた体格から繰り出される球には、その将来性を感じさせる楽しみな大型左腕です。

(投球内容)

昨夏の時点では、その球速は125~130キロぐらいだと思いますが、ズバッと来る速球には、将来面白い球を投げるのではないかと言う期待をもたせます。

変化球は、カーブ・スライダーなどですが、まだまだその精度は低く、速球が楽しみといった素材でした。その速球も高めに浮いたりと、制球もイマイチ。フィールディングは悪くなかったですし、クィックも1.2秒前後と基準レベル。あとは、制球・テンポ・マウンド捌きなどを、如何に磨いて行けるのかだと思います。

(今後に向けて)

素材としては、体格もありますし、その内容からも、まだまだ良くなると言う期待を持たせてくれる選手です。ただ課題も多いのも確かで、この一年間でどう育っているのかは気になるところ。ただその完成度からも、本格化するのは更に次の環境で野球を続けてからではないのでしょうか。ただどんな成長を遂げているのかは、大いに気になるサウスポーでした。

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春の中国地区の高校生

 投稿者:hiroshijin  投稿日:2010年 6月13日(日)21時19分30秒
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  お久しぶりです。今回は春のシーズン明けから今まで見てきた中で、気になった高校生選手をピックアップしていきたいと思います。

大下 祐馬投手(崇徳3年) 175cm72kg 右投げ左打ち
秋の中国大会にも出場した好投手です。以前は一度打者に背中を見せるくらいまで体をひねっていましたが、春になってひねりがなくなり、一般的なフォームで投げるようになりました。球速は142km/hを記録した試合もありましたが、随分と力を抜けた投球をしているせいか、数字ほどの威力は感じませんでした。逆に制球は良くなり、以前の課題であったスタミナの部分は大きく成長しました。
この投手の大きな特徴は、右打者の内角にどんどんシュートを投げ込んでくるところです。もともとスリークォーター気味の腕の振りで、内外角を問わずに直球がシュート回転するので、逆にそれを利用している感じがします。それだけに右打者相手には詰まったゴロが多くなります。逆に左打者にはやや弱さを感じるのですが、こちらも内角に積極的に投げ込んで、見逃しの三振や詰まった打球を誘ってきます。
課題はとにかくむらが多いことです。その日によって調子に差があるのが明らかに出てしまうのは問題でしょう。あとは走者がたまるとムキになって力勝負に行きがちになってしまうことでしょうか。それゆえに球威もあるし、多彩な球種を持っているのに投球が雑に見えてしまうのです。このあたりを改善できれば、もっといい投手になるのでしょうが。

濱田 晃弘外野手(崇徳3年)186cm92kg 右投げ左打ち
飛距離だけならば広島1といわれるスラッガーです。ただ、すべての打席で長打を狙っているのでは、と思わせるようなアッパースイングで、非常に荒削りな選手です。
最大の魅力はそのパワーでしょう。秋には尾道しまなみ球場の右中間場外に運んだり、広陵の有原投手から米子市民球場のバックスクリーンに運んだりと芯さえ食えばどこまででも飛んでいくような飛距離があります。また、打撃の魅力に隠れがちですが、なかなか足が速く、ベースランニングも積極的です。大型選手にだけに、これは貴重な魅力だと思います。
ただ、守備に関しては肩が弱く、平凡だと思います。将来的にみるとレフトかファーストに固定されてしまいそうです。
場面に応じた打撃とか、シャープなスイングの習得とか課題は多くありますが、運動能力は高いのでまさに原石みたいな存在です。今後環境が変わることで、大きく伸びる可能性は秘めていると思います。


中川 皓太投手(山陽2年)左投げ左打ち
以前は175cmだったと思いますが、どうもかなり身長が伸びたように感じます。その辺は今月末にはメンバー一覧表が出てくると思いますので確認したいと思います。山陽高校の実質のエースですが、いまだに秘密兵器扱いされている投手です。
秋には肘の故障のためにリリーフでの登板しかなく、本領発揮とはいきませんでした。そして11月の1年生大会で、MAX135km/hと急激にパワーアップして優勝に貢献します。そして春になって、本大会では1回戦の尾道商業戦で完投して、次の広陵との対決に期待が高まったわけですが、そこでは登板がなく、本格化は夏まで持ち越された格好です。
大きく上体をそらす独特のフォームには変わりありません。ただ、直球が130km/h以上を平均的に超えるようになったため、この球でファールを誘って、縦のカーブ、チェンジアップで面白いように三振が取れるようになりました。少なくとも、序盤の球が生きているうちは無敵でしょう。
ただ、フォームの負担が大きいのが原因なのか、5回くらいには制球があやしくなり、終盤には球威も落ちてしまいます。まだまだ1試合を投げきれるだけのスタミナは備わっていません。しかも打たせて取るタイプではないので、1打者に対する球数が非常に多いこともあり、1試合に130球以上平気で投げさせられることも、少し不安ではあります。
左腕独特の縦のカーブに背が高くなったことで角度が加わってきているので、来年には必ず県内を代表する存在になるでしょう。それだけに、アフターケアだけは大切にして、故障の予防に努めてほしいです。

北田 純投手(倉吉東3年) 181cm78kg 右投げ右打ち
140km/h以上の速球を誇る鳥取1の投手です。ただ、この春は不調だったらしく中国大会の出場を逃したばかりか県大会4位で、山陰大会の出場も逃しました。運よく広陵高校と練習試合があったので、そこで実際に見ることができました。このときはプロのスカウトも多数来ていて、普段とは違った緊張感がありました。
この試合では8回7被安打3失点と、事前に不調と聞いていた割にはまとまった結果を残しました。足をあげたときに体を軽くひねるプチ・トルネード投法で、腰が横回転になり、腕の振りが横ぶりになるのが気になりました。それゆえ直球はシュート回転するのですが、球質が重そうで、多少シュートしながら沈む球筋なので、目が慣れていない広陵打線は凡打を繰り返した印象があります。ただ、思い切りよく腕が振れ、スライダーもチェンジアップもなかなか良く曲がるので、素質は高いと感じます。また、走者が出てからもリズムを変えたりしてそれなりに粘れるので、ごつごつした見た目に似合わず頭もいいのかな、と感じる部分はありました。
この日はストライクゾーンのなかでおおよそに散らばって、四死球は2でおさまりましたが、細かい制球とは無縁のタイプなので、調子が悪いとどうなるのか、という不安はあります。まだまだ現状では非常に粗い感じがして、本格化はもう少し先かと思います。ただ、今年の鳥取の感じを見るからに、この投手に甲子園に進んでほしいという願望はありますが。

梶谷 晋平投手(出雲2年)171cm63kg 左投げ左打ち
春の島根大会準決勝で開星打線を5安打に抑え込み、中国大会では高川学園相手に16奪三振を記録した投手です。非常に軽い投球モーションでスピンの利いた直球を投げてくるために、平均120km/h前後でもなぜか打ち損じてしまう、不思議な投球が魅力です。
MAXでも127km/h程度の速球を基本にスライダーとチェンジアップを組み合わせてくるのですが、速球の回転が最後まで死なないためか、甘いコースでも打ち損じる打者が多かったです。制球はそれなりに乱れがちなのですが、不利なカウントからでも丹念にコースを狙ってきている印象は受けました。ただ、高川戦での16奪三振は、審判の広いストライクゾーンに助けられた印象はぬぐえません。
現状でのイメージは何回りも小さくした成瀬投手(ロッテ)ですね。基礎体力もなさそうで、制球も結構荒れるしスタミナ面でも不安はあります。ただ、開星戦でも高川戦でもそういった上体から粘っていけるので好結果にはつながりましたが。ただ、将来的に体力が付いてくると、普通の投手になってしまう危険性も高いと思います。来年以降も含めて、将来像が分かりづらい選手だと思います。

磯本 龍志外野手(関西3年) 170cm69kg 右投げ左打ち
選抜での4打席連続三振が記憶に新しいですが、それ以来の観戦で、「こんなに雑な選手だったかな」という印象を受けました。選抜で3番を打ったことで、秋の中国大会に見せていた基本はひきつけて流し打ち、甘い球は振りぬいて長打という打撃は消えうせたように感じます。打順は2番に戻りましたが、力みすぎの打撃は相変わらずです。塁間を3.9秒で走れるだけの走力があるだけに残念です。

石塚 賢次投手(玉野光南2年)188cm 右投げ右打ち
昨年秋からエースとなっている投手です。長身から柔らかいフォームで、見た目的には岩隈投手を彷彿とさせます。MAXは144km/hとのことですが、まだまだ体の強さが足りない印象で、球速の割には痛打を浴びる素材型の投手です。
非常に柔らかい腕の振りのスリークォーターで、140km/h弱の直球とスライダーを軸に投げ込んできます。ただ、前述したとおり線が細いので、球威がないのと細かい制球が不十分で三振は取れないし被安打は多いです。また単調な感じにも見受けられるので、投手としてはまだまだ学ぶべき点は多いと思います。
打者として倉敷マスカットスタジアムのレフトスタンド中段に本塁打を叩き込みましたし、身体能力は非常に高いものを持っています。それだけに、それを支える馬力をつければ、と昨秋から思っているのですが、いまだに成長したようには感じられません。高校野球最後のシーズンに向けて、どれだけ変化するのか見守っていけたら、と思います。

以上長くなり申し訳ありませんが、現状での自分なりの高校生のリストです。今回はあえて中国大会不出場組を中心にしていきました。どうしても「あれもこれも」状態になって見づらくなってしまってすみません。この週末に都市対抗中国予選もありますので、今度は折を見て大学・社会人の選手も紹介していけたら、と思います。
 
    (蔵建て男) 私が、昨夏・今春と見られていない、中国地区の有望選手情報ありがとうございます。

ぜひ参考にさせてください。今後の観戦にも、大いに役立させていただきますね。
 

2009年夏 兵庫の逸材2!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月13日(日)08時35分46秒
返信・引用
  皆様おはようございます。今日の朝は、兵庫大会の第二弾。夜には、できれば奈良の逸材に入って行きたいと思っております。今日は、近場のベイスターズ長浦グランドに、東京ガスとシーレックスの試合があるので、そちらを観戦に行きたいと思います。

◯堀田 健吾(兵庫・育英3年)投手 173/70 左/左

(どんな選手?)

左のサイドに近いスリークオーターで、シニア全国制覇の経験を持つ、洗練されたマウンド捌きに定評があります。2010年度の関西を代表する左腕の一人と言えるのではないのでしょうか。

(投球内容)

すでに完成の高い投手で、その球速も130~135キロぐらいは、昨夏の時点で出ていたのではないのでしょうか。それ以上にキレ型の球質であり、ボールを速く魅せます。

変化球は、カーブ・スライダーなどで、シュート系の球が見られなかった気が致します。右打者には、両サイドに投げ分けられますが、左打者にはストライクゾーンの枠の中に集めるといったアバウトなものです。特に左打者の背中越しから来るような球筋であるはずなのに、高めに甘く入る球を痛打される場面が目立ちました。少なくてもこの投手は、左スリークオーターでありながら、左対左の有利さには欠けている気が致します。

経験豊富な投手といった感じで、マウンド捌きはさすがです。フィールディングなども巧いのですが、ボール全体が真ん中~高めに浮くのが、球威のあるタイプではないだけに怖いです。

(今後に向けて)

体も大きくなく、すでに完成度の高い投球をしていたので、この一年間でどのぐらい伸びているのか気になります。現在は、MAX140キロにまで到達したと言われる投手なので、その成長ぶりが楽しみです。この夏は、兵庫屈指の捕手・井村 展章(兵庫・育英)とのバッテリー共々、ぜひチェックを入れてみたい選手でした。

◯下村 将吾(兵庫・社3年)中堅 右/左

(どんな選手?)

全く名前はあがっていなかったのですが、昨夏の兵庫大会の準決勝・育英戦で、好投手・堀田健吾投手の球を、苦になくはじき返す打撃には、光るものがありました。

(守備・走塁面)

昨夏は、3番・中堅手として出場。残念ながら、一塁までタイムは計測できず。体型はスマートであり中堅手をやっていることからも、けして動けない選手ではありません。

中堅手としてのディンフェンス力も、ちょっと打球への判断が悪い気も致しますが、平均レベルぐらいはありそうです。ただ地肩に関しては、基準レベルより劣る印象で、肩を売りにするほどではないと思います。この夏見られる機会がありましたら、ぜひその辺も注目してみてみたい選手でした。

(打撃内容)

左打席から、鋭いあたりを連発します。特に内角高めのストレートを振り抜いて、右中間を破っていた当たりは圧巻であり、それでいて三遊間にも綺麗に抜けて行くなど、長短絡めて、幅広い方向に打ち返せる打撃が魅力です。

まだ下級生だったので、極端にスイングが鋭かったわけではないのですが、けしてひ弱な選手ではありません。器用にボールを捉えると言うよりは、スパンと綺麗に振り抜くタイプ。この一年の間に、どのぐらい「鋭さ」「強さ」を身につけているのか気になるところです。

(今後に向けて)

これほどの選手が、全く話題になっていないのかは正直気になるところです。順調に伸びていれば、兵庫を代表する外野手として、名前があがってきていても不思議ではありません。ぜひその成長ぶりが気になる好打者でした。

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2009年 兵庫の逸材!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月12日(土)08時42分31秒
返信・引用
  皆様おはようございます。今日から、全国の逸材も兵庫に入ってゆきます。ただ兵庫大会の模様は、準決勝の二試合なので、明日からは奈良の逸材を取り上げて行ければと思っております。

△黒木 秀太(兵庫・関西学院3年)三塁 175/77 右/右

(どんな選手?)

昨夏は、6番・三塁手として出場しておりました。今は、持ち前の野球センスを活かして、核弾頭として活躍しているのだとか。三拍子バランスの取れたプレーヤーです。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間を、4.35秒ぐらいで走り抜けられる脚力があります。これを左打者に換算すると4.05秒前後ですから、プロの基準である4.2秒をかなり上回る俊足です。ただ上のレベルで足を売りにするほどの快速となると、塁間3.8秒台ぐらいの脚力は欲しいので、あとはいかに走塁センスなどで、補って行く必要がありそうです。

三塁手としてもバウンドの合わせ方なども上手く、三塁手としては、まずまずのものがありました。また地肩も基準以上で、確かに守備・走力では中の上レベルのものがありそうです。新チーム以降は、もっと守備的負担の大きなポジションを担っているかもしれませんね。

(打撃内容)

これといった特徴は感じませんでした。右にも左にも打球を飛ばすことのできる、幅広い打撃が身上のようです。打力の向上が、一つ上のレベルで活躍するための大きなポイントになるかもしれませんね。

(今後に向けて)

持ち得る野球センス・身体能力・守備・走力のレベルは、上のレベルでも野球を続けて行けるだけのものを感じます。ただ打撃には、昨夏の時点は図抜けたものはありませんでしたから、この一年でどのぐらい伸びてきたか気になるところです。ぜひ成長した姿を、確認できる日を楽しみにしております。

△藤本 佑真(兵庫・滝川二3年)一塁 172/80 右/右

(どんな選手?)

旧チームでは、5番・一塁手として出場しておりました。小柄ながら、パンチの効いた打撃が自慢の強打者です。

(守備・走塁面)

残念ながら、一塁までのタイムは計測できず。また一塁手と言うことで、守備に関してもよくわかりませんでした。ただ昨年も一塁をやっていたことかとからも、それほど守備・走力でアピールするタイプには見えませんでした。

(打撃内容)

小柄ですが、強打者タイプの選手です。それでいて、右方向への打球が目立つ、器用さをすでに持っていました。通常、右方向への打撃が理解できるようになるには、高校生でも最終学年になってからと言う選手が多いんです。しかし彼は、そういった打撃を下級生の頃からできると言うのは、ある種の器用さがあるのか、精神的に成熟していて割り切りができるのか、あるいは体が固く、打球がそちら方向に飛びやすいのかいずれかだと思います。

(今後に向けて)

上のレベルでは、強打を売りにすると言うよりは、ある程度対応力を重視したスタイルに移行するかもしれません。守備・走力に光るものはなさそうですが、打撃には良いものを持っているので、それを伸ばして行きたいですね。三拍子、のバランスの好い成長を期待しています。

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組み合わせ決定!

 投稿者:半島  投稿日:2010年 6月12日(土)07時57分28秒
返信・引用
  蔵さん、おはようございます。
いよいよ沖縄では全国に先駆けて来週から予選が始まります。そして昨日組み合わせ抽選が行われました。
http://www.kouyaren-okinawa.jp/H22natsu0611.pdf
興味があればこちらでご確認ください。

組み合わせを見る限り興南が比較的恵まれたかなと思います。準決勝までは島袋に大きな負担がかかることなく勝ちあがれそうです。
嘉手納は不祥事で練習を自粛しているようで夏は厳しいかなと思います。ただでさえ元気がないですし。このブロックは浦商・八重山が有力かと思います。
小禄は因縁のある沖水・沖尚がまた同じブロックになり真の決着をつけることになりそうです。
糸満は厳しい組み合わせになりました。実力校が揃った上、初戦の相手が前原なのでもしかしたら初戦敗退もありえるかと思います。一回戦最大の好カードです。糸満は昨年は前原に破れているのでリベンジを果たしたら勢いに乗り勝ち上がるかもしれません。打線が今までのようなら前原の宮里投手は崩せないと思うのでまさしくチーム力が問われるかと思います。他に有力なのはやはり中商でしょうか。夏にはきっちり仕上げて来るでしょうから、このブロックでは一番有力かなと思います。

一回戦は観に行けるか分かりませんが、糸満ー前原、本部ー真和志は時間を作って観に行こうかと思います。
何にせよ来週から始まるのが待ちきれないほど楽しみです!
 
    (蔵建て男) いよいよ来週から、夏の予選が始まるんですね。今年は、選抜や春季沖縄大会で、沖縄勢を3校ほど見られましたが、果たしてそれ以外の学校が勝ち上がってくるのか注目です。

また余裕のある時にでも、レポート楽しみに待っております。
 

智和歌山藤井は

 投稿者:未掲載の男  投稿日:2010年 6月12日(土)04時56分20秒
返信・引用
  甲子園ではフォークで台頭したはずです。あのフォークがあって特徴がないなんて言われた選手は可哀相です

選抜の逸材ではスルーだったのでびっくりしましたが、高校生はちょっとしたことで変わるのでそれこそ二回戦ではフォームすら変わっている選手もいるのでもうちょっと張り巡らせて欲しいです  掲載するならせめても選抜の内容は見直すべきです


あ~毎度投稿反映しなくていいんで
 
    (蔵建て男) 選抜で取り上げたなかったのは、そこまでの選手だとは個人的に思わなかったこと。そして今回取り上げたのは、その後に彼の名前がリストに浮上してきたからです。

当然選抜時にも一回戦で先発しているから見ておりますし、今回も新たに作成するために、2回戦の興南戦の模様を参考にしました。

しかし興南戦に関しては、寸評で触れたチェンジアップのように見えた球がフォークだったかもしれません。しかし私は投げた球種を一球・一球全部記録し、どの球が打たれて、どの球で三振を奪っているかもみましたが、圧倒的に変化球の頻度はスライダー中心でした。その投球を見る限り、あれでフォークが武器だとは・・・。
 

2009年 和歌山&兵庫の逸材3!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月12日(土)00時04分40秒
返信・引用
  皆様今晩は。和歌山の逸材は、これが最終回。明日からは、兵庫の逸材にも入って行きたいと思います。

△川上 弘喜(和歌山・串本3年)一塁 178/77 右/右

(どんな選手?)

旧チームから4番を任されている選手で、一塁を守っておりました。現在は、強肩を活かした強打の三塁手のようです。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、少し緩めて4.8秒弱ぐらい。これを左打者換算するお、4.5秒弱に相当し、更に緩め方にもよりますが、大体0.2秒ぐらい緩めないと緩めるのでは違います。そう考えると、全力で駆け抜けると4.6秒弱(左打者換算で4.3秒弱)ぐらいで走り抜けられる平均的な脚力はありそうです。ただこのタイムで走り抜けたとしても、上のレベルで足を売りにするほどではありません。

また昨夏は、一塁手での出場だったので、正直その守備力・地肩はよくわかりませんでした。一応強肩三塁手と言うことなので、肩にはそれなりのものがあるのでしょう。この辺は、もし今年チェックができる機会があるのならば、ぜひしてみたいところです。

(打撃内容)

スクエアスタンスで、グリップを高めに添え、バットを前に倒して構えます。腰の座りは深く、全体のバランス・両目で前を見据える姿勢は並ぐらいです。軽くグリップは揺らいでおりますが、全体的に力が入りすぎかなと思います。

仕掛けは「早めの仕掛け」を採用。見た目はバリバリの強打者に見えますが、いち早く始動して対応力を重視したスタイルです。足を引き上げ回し込むので「間」が作れて、緩急に対応しうるスタイルです。真っ直ぐ踏み込んだ足元ブレないので、体の開きやパワーロスを防げます。

ただ残念なのは、打撃の準備段階である「トップ」を作るのが立ち遅れているだけでなく、しっかり作れないままスイングに入ります。バットを上から降ろすのですが、バットの先端が下がってしまい、スイングが波打つのが気になります。

頭の動きは平均的ですが、体の開きが抑えられ、軸足にも強さが感じれます。トップの作りとスイング軌道の改善ができれば、面白いと思います。

(今後に向けて)

昨夏は、走力・守備力でのアピール度が低い選手との印象を受けましたが、強肩の三塁手しかも強打者と言うのであれば、印象は格段に変わってきます。打撃では課題も少なくありませんが、上半身の動きが改善できれば、大きく変われるかもしれません。その辺を期待して、最後の夏を待ちたいと思います。貴重な右の大型三塁手ですから。

△藤井 健(和歌山・智弁和歌山3年)投手 178/76 右/右

(どんな選手?)

秋の公式戦登板がなかったものの、選抜緒戦の高岡商業戦で選抜し、4安打9奪三振1失点と好投した投手です。

(投球内容)

中背の体格から、バランスの取れたフォームで投げ込んでくるオーソドックスタイプです。球速は、選抜で135~MAX140ぐらい。際立った伸びや勢いは感じませんが、適度なスピードがある選手です。ただリリースが安定しないのか、続く優勝した興南戦では、ボールが抜けることが多かったです。

変化球は、スライダーとチェンジアップ。特にスライダーが武器の投手で、この球を多投致します。クィックは、1.2~1.3秒強ぐらいと平均的。マウンド捌き・制球力共に、格別センスは感じませんが、破綻はないレベルです。

(今後に向けて)

高卒プロとかそういったタイプではありません。まずは、これといった特徴がないので、何か武器になるものを見つけて欲しいと思います。当然関西の大学あたりに進んで野球を続けて行ける素材だと思います。大学に進んでも、近いうちにまた何処かで出会えそうな投手でした。

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2009年 和歌山の逸材2!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月11日(金)08時17分39秒
返信・引用
  皆様おはようございます。すっかり大学選手権の方に時間を取られてしまいましたが、今日から再び、全国の逸材シリーズでも。夏の予選が本格的始まるまで、あと一ヶ月ほど。この期間の間に、できるだけ全国の逸材をペースをあげてご紹介して行きたいと思います(正直焦ってます)。今回も和歌山の逸材の続きを、できれば夜にでも兵庫の逸材に入って行けたらと思っております。

△宮崎 由郎(和歌山・初芝橋本3年)一塁 179/76 右/左

(どんな選手?)

思いっきりの良いスイングが魅力の強打者で、昨夏の時点で3番・一塁手として出場しておりました。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間を4.65秒前後かかる選手で、左打者としては相当遅いタイムです。実際もう少し速くは走れると思いますが、上のレベルで足を売りにすることはないと思われます。

ただ一塁手としては、けして打球の反応や動きなどは悪くないように思えます。最終学年では、他のポジションを担っているかもしれません。ただ、守備・走力共に、アピールするほどのものはなく、完全に打撃重視のプレースタイルの選手といった感じです。

(打撃内容)

とにかくバットを強く振れることが素晴らしいところです。スクエアスタンスで、グリップの高さは平均的。腰の据わり・両目で前を見据える姿勢は並なのですが、全体のバランスの取れた構えです。軽く揺らいではいるのですが、もう少し肩の力を抜いて構えられると良いのではないのでしょうか。

仕掛けは「遅すぎる仕掛け」を採用。これだと一定レベル以上の球速・キレに差し込まれるので、若干始動を早めることで余裕を持ちたいですね。足を小さく浮かし真っ直ぐ踏み込むのですが、その際に足下がブレて開きを我慢できません。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは平均的で、バットを寝せて出すのですが、バットの先端が下がることなく振り抜けているので問題はないと思います。非常に上半身の力が強くバットを強く振れます。ただその反面、支える下半身が弱いのが大きな課題かと思います。

(今後に向けて)

下半身と上半身のバランスの取れたスイングを身につけられれば、強打者として、今年の夏の活躍が楽しみです。守備・走塁も破綻のないレベルまで引き上げられていれば、上のレベルでも野球を続けて行ける素材かもしれません。2010年度の和歌山を代表する強打者として、その成長を期待したい選手でした。

△吉元 裕(和歌山・智弁和歌山3年)投手 178/67 左/左

(どんな選手?)

凄みはないのですが、左腕から非常に安定した制球力の持ち主です。これで球威・球速を増したらと思うのですが、現状でMAX136キロ程度とのこと。

(投球内容)

ゆったりとしたフォームから投げ込む正当派のサウスポーです。球速は、125~130キロぐらいで、大きなカーブとのコンビネーション。この投手、球自体たいしたことはないのですが、安心してカウントを整え、投球を組み立てられる貴重な左腕です。

その反面・威圧感・爆発力に欠ける側面があり、もう少し芯が入ってくればと思うのですが、なかなかこういうタイプはそうも行きません。大学などに進み、ゆっくりとした成長曲線で伸びることを期待したいと思いますが、本人が目標をどのぐらいに設定し、向上心を持って取り組めるかも大きいと思います。

(今後に向けて)

投手として必要のセンス・感覚の良さには良いモノがあります。ただ智弁和歌山にありがちな、その才能に奢ってしまいプライドが邪魔し、その後あまり伸びない選手が少なくありません。体幹や下半身・腕の振りなど、身体全体を根本的に改善して行ける向上心があるのならば、今後大いなる飛躍が期待できるかもしれませんし、そのときに今の投球スタイルを土台に維持できるのかがポイントになると思います。最後の夏に、その可能性を少しでも感じられると良いのですが・・・。個人的には、長い目で見守って行きたい選手でした。

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2009年 和歌山の逸材1

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月 9日(水)09時00分53秒
返信・引用
  皆様おはようございます。今朝は、和歌山の逸材の続きでも。和歌山の後は、兵庫を予定しております。

△上村 凌平(和歌山・南部3年)投手 178/77 右/右

(どんな選手?)

中背のオーソドックスな投手といった感じでしたが、現在ではMAXで141キロまで球速を伸ばしていると言います。ただ私が昨夏の模様を見た感じでは、4番を打つ打撃の方に将来性を感じました。

(投球内容)

ノーワインドアップから投げ込んで来る投手では、昨夏の時点では常時125~130キロぐらいの普通の投手でした。変化球も、カーブ・スライダーとオーソドックス。格別制球力・マウンド捌きも平均的で、クィックこそ1.1秒前後と素早かったのですが、牽制は平均的。野手としての適正も、打撃以外にはあまり感じられませんでした。ただ逆に言えば、大きな破綻もない総合力の持ち主で、素直に全体を肉付けして行ければ結果が残せるタイプだとは思います。

(打撃内容)

スクエアスタンスで、グリップを高めに添える強打者スタイルです。腰の据わり・全体のバランス・両目で前を見据える姿勢は並みぐらいなのですが、自分のリズムを刻めないので、どうしても脆さは感じます。

仕掛けも、「遅すぎる仕掛け」を採用するので、一定レベル以上の球速・伸びへの対応はつらそう。足を小さく引き上げ踏み込むのですが、外の球に対し足元がブレてしまうので、開きが我慢できないことがあります。そのため早く腰が逃げてしまう上に、引っ張りへの意識が強すぎるので、外にスライダー投げていれば大丈夫といった感じです。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは遅くないのですが、グリップが奥に入り込んでヘッドの出が悪いです。バットもボールを捉えるまで非常に遠回りであり、対応力に課題を残します。ただ大きな遠心力を活かせますし、バットもしっかり振り切れる選手なので、甘く巻き込める球に対しては、強打を発揮致します。その変わり、緩急・コースに関しても、打てる球は、非常に限られた選手です。

(今後に向けて)

投手としてのスケールは感じませんが、適度なまとまりがあります。その一方、野手としてのスケールは感じますが、技術的に課題が多く、改善しきれるのかは微妙です。どちらをとるのかは難しいのですが、もし球速が、常時135キロ級で、MAXで140キロを超えてくるようならば、投手を続ける方が無難だと思います。ただその際には「開き」の速さや「体重移動」など、まだまだ改善しないと行けない課題も少なくありません。最後の夏に、どんな成長した姿を魅せてくれるのか、密かに期待して待ちたいと思います。

△阪口 哲也(和歌山・市和歌山 3年)二塁 178/70 右/左

(どんな選手?)

力強さは感じないのですが、振り抜きの良さが綺麗な好打者です。チームの核弾頭を務める俊足・好守の二塁手でした。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.2秒前後とちょうどプロの基準レベルです。ただ上のレベルで足を売りにするほど、絶対的なスピードは感じません。

また二塁手としては、キャッチング・フットワークなどは、まずまず上手い部類だと思います。ただスローイングの強弱がつけられない選手なので、そういったミスは少なくなさそうです。それに肩はあまり強くないのか、力をセーブしないとコントロールをつけられないのか不安な部分は残りました。

守備・走力に関しては、上のレベルでも通用するレベルにはあるようです。ただそこから、売りにできるほどかといわれれば、まだまだ物足りないものがありました。今後の精進を期待したいところです。

(打撃内容)

ボールを的確に捉え、綺麗に捌く技術に優れた選手です。前足を引いて構え、投手の重心が下がる時に、つま先立ちに切り替えます。腰の据わり・全体のバランスも好いのですが、ボールを肩口が見据える姿勢なので、ボールを的確に追えるかが微妙。また非常に集中した意識の高さを感じさせる構えなのですが、揺らぎはなく、もう少し「柔らかさ」を意識した構えでも好いのではないかと思います。

仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用。強打者・スラッガータイプなのではなく、生粋の2番打者タイプと言うのが、本質なのかもしれません。足を小さく浮かし、インステップして踏み込みます。踏み込んだ足元がブレないのが好いですし、インステップでも低めの球を上手く拾える選手なので、あまり内角が窮屈に見えません。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのも平均的ですし、ヘッドを立てながら、綺麗に振り抜きます。頭のブレも小さく、開きも我慢。あとは、もう少し軸足に強さなり粘りが出てくると好いと思います。またスイングに「強さ」が足りないので、その辺が改善されてくると面白いと思います。

(今後に向けて)

守備ではスローイング・打撃では「強さ」が、大きな課題です。これさえクリアできれば、非常にセンスのある打者なので、将来は面白い存在だと思います。夏には、大きくクローズアップされてくる可能性を秘めた好打者ではないのでしょうか。その成長が、非常に気になる存在です。

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2009年夏 広島&和歌山1

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月 8日(火)08時49分18秒
返信・引用
  今日から大学選手権が始まります。それに従い、こちらの全国の逸材の更新ペースが少し遅れるかもしれません。どの程度のペースで更新して行けるのかは不明ですが、夏の予選まで時間がないので、できるだけペースを上げて行きたいと考えております。今朝は、広島の残り1人と今日から和歌山の逸材に入って行きます。

△佃 勇典(広島・広島商3年)右翼&投手178/76 右/左

(どんな選手?)

昨夏は、5番・右翼手として出場。そのためMAX136キロを誇ると言う投球は、確認できませんでした。準々決勝の誠之館戦では、サヨナラとなる犠牲フライを放ち勝利を呼び込む活躍を見せた選手です。

(守備・走塁面)

走力に関しては、少し勢いを緩めて4.4秒弱。勢いを殺さなければ、塁間4.3秒前後でしょうか?高校生としては遅くありませんが、上のレベルで足を売りにすることはなさそうです。

また右翼手としても、それほど上手い外野手には見えませんでした。若干返球する場面はあったのですが、画面が切り替わってしまいよくわからず。ただその球の勢いからも、地肩は基準レベルからそれ以上のものはありそうです。ただそのプレースタイルからも、走力・守備力でアピールするような選手ではない気が致します。

(打撃内容)

準々決勝・準決勝の試合を観る限り、縦の変化に脆い印象を受けました。しっかりと大きな弧を描いた大きなスイングができるのが魅力です。

ほぼスクエアスタンスで構え、グリップの高さは平均的に、バットを立てて構えます。後ろ足に重心をかけて立つのですが、腰の据わりと両目で前を見据える姿勢は悪くありません。ただ自分でリズムを刻めない割には、それほど固さは感じません。

仕掛けは「遅すぎる仕掛け」を採用。そのため一定レベル以上のスピードや伸びには、苦労する可能性が高いです。足を少しだけ地面から浮かし、少しベース側に踏み込んで打ちに行きます。ただインパクトの際に足下がブレて地面から早く離れるので、カベをキープできずに早く開いて縦の変化について行けません。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのも立ち後れ気味です。少し遠回りにバットが出るものの、バットの先端が下がらないので、大きな弧を描いたスイングは魅力です。これにヘッドスピードが加わってくれば、それほどスイング軌道は悲観しなくても良いと思います。強打者としての可能性は、感じさせてくれました。

(今後に向けて)

身体能力が微妙なので、野手として評価すべき選手なのかは微妙です。まずは、足下を固めて、突っ込まないフォームを確立すること。そうすれば、大きな弧を活かした強打者としての可能性も感じます。夏にはぜひ、打者としての成長のみならず、投手としてのピッチングも観られたらと思います。

○浅尾 勇斗(和歌山・市立和歌山3年)投手 178/80 右/右

(どんな選手?)

チームの4番・右翼手を、旧チームから務めている選手です。投手としてもマウンドに上がる投手で、下半身をあまり使えないのですが、上体の強さを活かした力強い速球には、観るべきものがあります。

(投球内容)

少々野手投げで荒っぽいのですが、非常に腕の振り・上体の強さを感じさせるフォームです。すでに昨夏の時点でも、常時135キロ前後は出ていそうな勢いを感じます。変化球は、カーブ・スライダー・などがありますが、かなり球にバラツキが観られ、細かい婚トールはありません。

それでもカウントが悪くなれば、力を緩めてカウントを整えたり、ポンポンと勢いのある球で、有利な状況は作れます。これだけの球の勢いがあると、並の高校では太刀打ちできず、全国レベルの打者じゃないと厳しい球を投げておりました。

(今後に向けて)

打者としても、懐が深く強打者としての雰囲気のある選手です。長打力はあるのですが、少々対応力には物足りなさを感じさせました。ただ投手と言うタイプではないのですが、馬力があるので、実に力強い球を投げ込みます。順調にスケールアップしているのならば、この夏には140キロ台をコンスタントに投げ込める投手になっていてもおかしくはありません。ひょっとすると、夏に向けて大きくクローズアップされてくる1人かもしれませんね。

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一二三のサイドについて

 投稿者:kimi  投稿日:2010年 6月 7日(月)22時42分0秒
返信・引用
  蔵さんこんばんは
日曜に東海大相模のグラウンドに帝京との練習試合を観にいってきました。
練習試合ですので書き込みは控えようかと考えましたが、ニッカンの紙面にも写真入で掲載されてましたし、スポニチにも載ってましたので書き込ませていただきます。

サイドに転向した一二三は初めて確認しましたが、言われてるほど悪くは無かったです。正直もっと悪い状態かと思ってました。
第2試合では145を何度か計測しましたし、平均でも139~143でした。スライダーの精度は高かったですし制球もよかったです。高校生で145キロ投げるサイドスローなんてなかなかいませんし、中堅私学なら十分押さえられるかと。ただ去年の秋と比較すると絶対的な凄みや本格派としての魅力は薄れてしまった感じです。

2試合目は2イニングを6人で抑えましたが、1試合目では結構打たれてました。登板した7回に先頭の伊藤に低めの球をバックスクリーンに運ばれると、8回にも先頭の田口に左中間を破られる三塁打を打たれるなど3回を2失点でした。低目をついても長打を打たれていましたし、球威が落ちたようにみえました。


第1試合が終わるとスカウトやメディアはほとんど帰ってしまいました。
しかし、この日の一番のお目当ては帝京の渡辺という二戦目に先発した一年生左腕でした。
身長は180前半くらいで、ちょっと太り気味ですがキレのある球を投げ下ろしていました。春季大会でもベンチ入りしていたそうです。
あまり細かいことは書けませんが、変化球のキレも良かったですし、最速で137、平均130前半から中盤と1年生にしてはなかなかです。立ち上がりに1点を失いますが、相模相手に4回を3安打1失点と好投しました。

帝京は8回と9回の先頭から岡部がマウンドに上がります。投球を観るのはかなり久しぶりでしたが、8回は四球とヒット、9回はストレートの四球でアウトを取れないまま交代(ライトの守備に戻る)しました。鈴木伊藤山崎と右投手ばかりですし、実戦で使える左腕がいないので、渡辺は重宝されるのではないでしょうか。
 
    (蔵建て男) 帝京のあの巨神兵に、更に左の1年生が加わったんですか。恐ろしい投手陣ではありますが、得てして大型チームは脆い側面があるので、夏には油断することなく東京大会を駆逐してきて欲しいです。

一ニ三は、昨夏までも調子を大きく崩していて、なかなか上手く行かない側面があるようですね。持ち味が発揮し結果が出せるのであれば、サイドと言うのもありだと私は思います。ただ気分展開で一時的なものと言うことが前提ならば、やはり大学などで立て直しを図り、プロを目指して欲しいかなと思います。
一体最後の夏を、どういった形で締括るのか気になるところです。なんやかんやいって、彼に匹敵する素材は、神奈川にはいないでしょうから。
 

白鴎大

 投稿者:花菱パチェコ  投稿日:2010年 6月 7日(月)13時31分12秒
返信・引用
  蔵さんお久しぶりです。
選手権直前となってしまいましたが、白鴎大の選手の見所をお伝えします。
☆仲尾次オスカル(二年)…総じて速さ強さなく、フォームに粘りもなく、見栄えもしない。凡庸な印象。スラと直球のコンビネーションをアベレージ低く決められ投球に粘りありMVP左腕となりました。注目の小柄右腕・武藤悟章がシーズン序盤に肩を故障し、苦しい台所のところを支え完全にエースの活躍です。でも球は遅いし強烈なものもないしプロを意識しにくいなぁ。

☆金伏ウーゴ(三年)…先発左腕。上体のアクションの割に下半身の並進は静か。常時セットだけに制球意識のフォームでイチ、ニィ、の~~~サンッと間のあるリズムは杉内を意識してるのかな。スラあるがフツーで左右打者への投球術云々の域でなく、適度に荒れる140超の速球の比重が高い力投型です。

☆岡島豪郎(三年)…ベストナインの外野から元の捕手となって0.320、5HR、17打点と打点王とベストナイン獲得の活躍した三番打者。
イニング間スローイングは本気度伺えないが最速1.93で試合では2.13で刺せない場面がありました。ミット抱えず開いて投げる特徴あり。
打撃は軸足に体重残し下半身を止めてアッパーなのかすくい上げている感。もしかしてツイスト打法?ただHRを観られたけど安打量産はイメージしにくい雰囲気でした。

☆塚田正義(三年)…4番ショート。昨年も二神を打ち、全日本合宿選出と全国レベルを証明している。踏み込みもスイングも強くないが速さはあるようで小柄ながらもパンチあるのはそのおかげか。
守備はやや腰高だがリズム悪くなく安心してみていられます。
ただプロを意識すると長打が売りというより、持ち前の出塁率の高さと、ゆとりある構えから狙い撃ちする技術から、いやらしい打者になれるかもしれません。土橋タイプを目指してほしいです。


またあとで他の関甲新大リーグの選手を紹介しますね。
 
    (蔵建て男) ご無沙汰しております。白鴎大の選手たちの情報ありがとうございます。昨日は、残念な負けでしたが、秋のリベンジを期待しております。

今春は、リーグ戦に行けなかったので、レポート楽しみにしてますね。
 

2009年 広島の逸材2!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月 7日(月)08時55分38秒
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  皆様おはようございます。どうも普段歩かない人間が、遠征で歩き過ぎたみたいで、膝に違和感を感じる管理人。気持ちと身体が一緒ではないこと、日々実感する今日この頃。今日は、広島の逸材の続きでも、広島のあとは、近畿に入り、和歌山を特集する予定です。

△金尾 元樹(広島・如水館2年)一塁 右/右

(どんな選手?)

昨夏、一年生ながら8番・一塁手として出場していた選手です。ガッチリした体格から、思いっきり振って来る強打が自慢です。リストに名前があったので、今回取り上げてみたいと思います。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.9秒前後(左打者換算で4.6秒前後)。この走力からも、基本的に動ける選手ではありません。また守備も一塁と言うことで、守・走でアピールするタイプではなく、完全に打撃オンリーの選手といった感じでした。

(打撃内容)

その打撃も、バットを振れる魅力はあるのですが、まだまだ粗いです。特に内角の球は、まず当てることはできても、捌けそうにもないといった感じのスイングで、その対応力に課題を感じます。

前足を引いて、グリップの高さは平均的。腰の座りは悪くないのですが、あらかじめ開き気味に構えているわりに、両目で前を見据える姿勢はイマイチ。ただ自分のリズムを刻めており、バランスはイマイチでも、リラックスして構えられているのは良いと思います。

仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用するなど、バリバリの長距離・強打者タイプ。足を軽く上げて、ベース側に離れた方向に踏み出すアウトステップ打者。どうしても「間」がない強打者タイプなので、狙い球を逃さず叩くことが求められます。しかしインパクトの際に、足下がブレてしまい、打ち損じの多いタイプ。また早く腰が逃げて行く割に、足下も踏ん張れないので、外に投げてれいれば大丈夫といった感じのスイングでした。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのも立ち後れ気味。腰が早く逃げて、バットも遠回りに出てくるので、ボールを捉えるまでに課題を感じます。それでもバットの先端が下がらないように、レベルスイングはできているのが救いです。ただバットをしっかり振り切れるのは良いのですが、フォロースルーを行かせないタイプなので、ボールを遠くに運ぶと言うよりは、強い打球が野手の間を抜けて行くといったタイプだと思います。現状は、思いっきり引っ張って、身体の強さで長打を呼び込む粗いタイプといった印象です。

(今後に向けて)

まだまだ下級生でもあり、課題が多い選手です。将来的にも、守備・走塁でアピールできない選手だけに、如何にその打撃で圧倒できるかにかかっております。抑えるポイントを抑えて、広島を代表する強打者として、その存在感を示して行って欲しい選手でした。

△中川 皓太(広島・山陽2年)投手 左/左

(どんな選手?)

元々リストにも載っていない選手だったのですが、1年生にしては、それなりの球を投げていたので、気になってチェックすることに致しました。

(投球内容)

足をしっかり引いて、ノーワインドアップから静かに足を引き上げて来るタイプです。そのストレートは、125~130キロ近く投げていた感じです。1年生の左腕と言うことを考えれば、なかなか有望だと思いました。また左腕らしい、大きなカーブを投げられる投手です。このカーブを軸に、制球・マウンド捌き、牽制などに破綻はなく、投球の基礎はできている感じです。

お尻は、それほどしっかり落とせていない上に、着地までの時間を稼げておらず、それであのカーブを投げるのですから、身体への負担が心配されます。背中を後ろに反り、無理に腕に角度をつけて投げ降ろすのは、気になる材料。アフターケアには、充分注意して頂きたいと思います。

グラブを最後まで抱え、足の甲の押しつけは悪くないので、制球に大きな破綻はなさそうなフォームです(実際の投球を観ても)。「着地」「体重移動」には課題を抱えるフォームですが「開き」「球持ち」は、悪くはなさそうです。ただ腕は振れているのですが、前にしっかり体重が乗って行かないので、ボールにもう一つ勢いがないのが残念です。

(今後に向けて)

今年になっても特に名前があがっていないのは、故障で投げられないのか?完全に伸び悩んでいるのか?なのは定かではありません。ただ1年夏の時点では、基準レベルの左腕であり、順調に伸びて行けば、最終学年で広島を代表する左腕に育つのではないかと言う期待があります。これからどのような成長を遂げて行くのか?今後も見守って行きたい選手でした。

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中国大会準決勝

 投稿者:hiroshijin  投稿日:2010年 6月 6日(日)21時09分37秒
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  蔵さんお久しぶりです。昨日は宇部までお疲れ様です。昨日の試合中に蔵さんらしき方をお見かけしたのですが、恥ずかしいものがありお話しすることができませんでした。今度お見かけしましたら、挨拶に伺ってもよろしいでしょうか。

今日は準決勝の高川学園対柳井商工、広島工対岡山東商のレポートを書きたいと思います。今週末くらいにはこの春の野球シーズンが始まってから見てきた試合の中で気になった選手をピックアップしていきたいと思います。

第1試合

柳井商工03000001=4
高川学園30010001=5

柳商:篠原-山本
高川:橋田-赤岸

柳商の篠原が初回1アウトだけ、高川の橋田が4回の先頭打者の途中までと先発投手が早くに降板しました。橋田投手は昨日、11回で11奪三振を奪ったのですが今日は制球が悪く交代までに7安打を浴びました。164cmと小柄な左クォーターでスピードも130km/h過ぎくらいなのでキレがないとどうしようもないですね。かなりインステップするので細かい制球も利きそうにないですし。
2番手投手の出来が鍵となった試合ですが、柳商・山本、高川・赤岸ともに粘りを見せました。山本は130km/h中盤くらいの速球とスライダーで12三振とりました。ただ、170cmと小柄ですし、球威を求められないタイプですから中軸打者にはいい当たりをされていた印象です。赤岸は元々遊撃手で先発して強肩という印象がありましたが、見事なまでの「野手投げ」で球速は130km/h前後くらいに感じました。ただ、無四死球と制球は安定していたので、ヒットは打たれながらもしのぐことはできました。攻守ともに非常に粗っぽいのですが、182cmと大柄ですしパワーも感じますのでこの先は楽しみです。惜しむらくはもう少し走力があれば(塁間4.6秒くらい)と思います。
試合は9回に柳商が追いつくのですがその裏に高川が内野安打と河本の好走塁でサヨナラゲームとなりました。野手は現状では見所のある選手はいませんでした。高川学園は東亜大学の前監督の中野氏が指揮を執っており、この日も4番にセーフティースクイズさせたり積極的な走塁で「らしさ」を感じさせました。ただ、前日も17三振、今日も12三振というのは気になります。柳商は15安打を放ちましたが決定打が出ず、攻守にミスが多かったです。

第2試合
県工102100000=4
東商000010100=2

県工:石田
東商:星野-人見

昨日リリーフで146km/hを記録した星野の投球に注目しましたが、今日は球速はさほどではなく制球もばらついて、広島工打線にカウントを取りにくる直球を狙い打たれました。5回で6被安打5四死球3奪三振4失点(自責点2)と、悪い面ばかり出た感じです。スタミナを考えて球速を抑えたのかと思いますが、かえって制球まで乱れて逆効果となってしまいました。また、走者を許すと単調になってしまうし、冷静さを欠いた守備のミスもありました。岡山大会の準決勝と決勝では先発として完投したみたいですが、やはりリリーフで短いイニングを集中して投げることが合っていると実感しました。
広島工の石田は岡山東商打線が死球を怖がらずに踏み込んできたことで10安打を浴びました。左打者に逆方向を狙われると投球が苦しくなる印象を持ちました。今日は138km/hの球速を出していましたが、高めで空振りが取れるような球威がないし左打者に食い込むような球種も持っていないので、対応がしやすいのでは、と感じました。ただ、後半苦しい投球になりながらも踏ん張ったのは、県大会から通じても初めて苦しむ場面を見ただけに評価できます。3月をノースローですごした肩の不調も回復したみたいですし、夏までにMAX143km/hといわれた球威の復活を見たいものです。
野手としては東商の藤原、広島工の和田に注目しました。ともに俊足が武器の選手です。藤原は3.9秒台の塁間タイムを見せたものの、打撃が粗くそれを生かす場面があまりなかったです。和田は先制と4点目のタイムリーを放ちました。どちらもあたりは良くなかったものの、1本目は三塁線、2本目は二遊間とバットコントロールで何とか運んだ感じです。ただ、その後のチャンスで無謀にも本盗を敢行して失敗して流れを止めたり、人見投手のスライダーにまったく合わずに2三振したりと感覚でプレーするタイプの選手特有のムラッ気も見せました。たまに天才的なプレーをする選手なので評価は難しいところです。

追伸:広島県の逸材の更新ありがとうございます。如水の2選手はともに現状不調に苦しんでします。山田は夏の思い切りの良さは影を潜めてしまいました。そして池内はかなり深刻は制球難で、フォームもキャッチボール投法のようなクォーターに変更して球威もなくなりました。現状では130km/h前後の直球と荒れだすと止まらない制球なので昨夏の輝きは完全に失われています。現在も一応エースですが、それらしい働きはほぼできていません。
盈進は新チームになってからまったく見ることができていないので、上野選手は良くわかりません。ただ、現状では野手に専念しているみたいです。県大会初戦の総合技術戦では同点だったか逆転だったかのタイムリーを放っているみたいですし4番の働きはしているものと思われます。仕事と個人の都合で夏の予選はほとんど見ることができそうにないのですが、何とか時間を作って確認したいと思っております。
以上長文になりましてすみませんでした。
 
    (蔵建て男) 日中ウトウトばかりしていて、大変お恥ずかしいばかりです。ぜひ次回は、お声をおかけくださいませ。

さて私が観戦した翌日のレポート、大変参考になります。特に星野は、かなり粗い素材なので、そういった側面もあるのではないかと思って、あえて評価は保留にしようと思っておりました。とても参考になるレポート有り難うございます。その他の選手達の印象も、非常に似た印象を私も受けました。
ぜひ今後のレポート、楽しみに待っております。どうか宜しくお願い致します。
 

2009年 広島の逸材1!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月 6日(日)09時56分51秒
返信・引用
  皆様おはようございます。私も歳なんですね、さすがに昨日の宇部の日帰り遠征で疲れが抜けません。しばらく回復するのに、時間がかかりそうです(笑)。今回、春季中国地区に遠征してきたのは、丁度今、中国地区の選手達(広島が最後ですが)を取り上げているのも大きかったです。特に今大会出場していたチームは、ほとんど昨夏のビデオには映っていなかったチームばかり。それだけに、なかなか新鮮なものがありました。2010年度は、広島に良い選手が多いので、機会あれば(3月にも社会人選抜で足を運んだような)夏の予選にも足を運んでみたい地域です。今朝は、広島のレポートの続きをお送りしたいと思います。

○池内 昌平(広島・如水館3年)投手 左投げ

(どんな選手?)

左のスリークオーターから、腕のをしっかり振れるフォームとピンチでも動じない度胸満点の実戦的なサウスポーです。現在では、MAX138キロまで球速が伸びているとのことで、夏には140キロ台に到達して来るようだと楽しみな存在です。

(投球内容)

昨夏の時点では、常時130キロ前後ぐらいかなと言う感じでしたが、左スリークオーター独特の球筋と、勝負どころにも強い度胸満点の投球には観るべきものがありました。変化球は、カーブ・スライダーなど。マウンド捌きなどは良い投手なのですが、結構球はバラついて、細かいコントロールはありません。ただ球は暴れながらも、ストライクゾーンにはポンポンと集められる制球力・テンポの良さはありそうです。

足を地面に向かって延ばし、前に倒れ込む感じのフォームなので、お尻の落としは期待できません。そのため将来的にも、見分けの難しいカーブやフォークのような縦系の習得は厳しいと思います。

グラブを最後までしっかり抱え込めていないので、どうしても両サイドの制球は不安定です。おまけに、大きく腕が外回りしてブンと振って来る感じなので、細かいコントロールは、つきにくいタイプです。

ただ左サイドに近いフォームなので、ボールの出所は、見えにくいと思われます。ただ「球持ち」が良いタイプではないので、細かいコントロール厳しく、あくまでも枠の中に集めると言う大雑把なタイプだと思います。

腕がしっかり振れるのが、最大の魅力です。ただ前にしっかり体重が乗って行くと言うタイプではないので、ボールへの伸びは期待できず、あくまでも上体と腕の振りの鋭さで、キレを生み出せるのかが、ポイントになります。

(今後に向けて)

癖のあるフォームが持ち味の実戦派で、それほどスケールのあるタイプではありません。ただ細かいコントロールはありませんが、ポンポンと追い込むだけの制球力はあり、打ちづらさと勝負強さがあります。

上手く成長して行けば、夏に向けて評価を急上昇させた延江大輔(オリックス1位指名)のような活躍も期待できなくはありません。むしろ2年夏の時点では、個人的には同時期の延江よりも魅力を感じます。ただこの手のタイプは、本当に伸びるのか微妙であり、むしろ延江のようなパターンは、例外かもしれません。勝負強い左投手は貴重なので、そういった意味では、夏までその成長には注意を払いたい存在です。

△上野 晃暉(広島・盈進3年)投手 右投げ

(どんな選手?)

現在は、MAX138キロの速球を活かして投手をしているようなのですが、私の観た試合では、4番・右翼手を務めておりました。旧チームから4番を託される打力の持ち主で、思いっきり振って来るスイングが魅力です。

(守備・走塁面)

残念ながら、一塁までの到達タイムは計測できませんでした。ただ身体付きからは、それなりに動けそうな選手との印象は受けます。ただ足を売りにするほどではないかもしれませんが。

また地肩も、あんまりよくわかりませんでした。しかしMAX138キロを記録すると云うことで、高校生としてはA級の強肩は期待できそうです。また右翼手としては、それなりにの動きを魅せており、身体能力が高いだけでなく、守備力も適度に備わっていそうです。

ただ守備・走力共に、よくわからなかった部分も多いので、夏にできれば確認したいところです。

(打撃内容)

残念ながら、試合では結果がでませんでしたが、思いっきりの良いスイングが目立ちました。スクエアスタンスで、グリップを高めに構えます。腰の据わり・全体のバランス・両目で前を見据える姿勢などは悪くありませんが、自分のリズムが刻めずに、少し固さを感じます。

仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用するなど、長距離・強打者タイプです。足を軽く浮かし、真っ直ぐ踏み込んで、なんとか強靱な上半身の振りにも、足下がブレないようにスイングできております。打てるポイントは限られておりますが、当たれば破壊力抜群の打撃が期待できると思います。

早めに打撃の準備段階である「トップ」を作れます。そこから振り出すのですが、少々遠回りのスイング軌道なので、対応力には課題を残します。それでもヘッドスピードは鋭く、バットの先端もそれほど下がらないので、ドアスイングというほどの癖は感じません。最後までしっかり振り切れるのは魅力です。

頭の動きは平均的で、開きもなんとか我慢できております。ただ軸足の粘りには欠けるので、脆さがあるのは否めません。

(今後に向けて)

粗いタイプの強打者と言う印象は、昨夏の時点では否めませんでした。しかしながら、打席での雰囲気もあり、身体能力が備わっているようだと面白い存在ではあります。

実際評価は、打者として高いのか投手として高いのかは、ピッチングを観ていないので、なんとも言えません。ただそれなりのスケールは感じられるので、ぜひ成長した姿を、確認してみたい選手でした。

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富山の逸材

 投稿者:富山県民  投稿日:2010年 6月 5日(土)22時23分55秒
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  蔵さんこんばんわ

昨年、夏の甲子園に出場した南砺福野(富山)のエース上田航平投手が成長しております。昨年と変わり、振りかぶらずにグローブを胸元まであげるフォームで、制球力が格段に向上。直球も最速145㌔まで上がり、縦横のスライダーの他に大きく曲がるカーブも覚え、投球に幅が広がりました。
また、牽制や間合いなどメリハリが出てきて投手らしい選手に成長しております。
夏は、センバツ出場した高岡商業とぜひ決勝でもう一度戦っていただき、
夏連覇『南砺福野(上田)』VS春夏連覇『高岡商業(鍋田)』の再戦を希望したいものです。
 
    (蔵建て男) 元々フォームの土台の好い投手なので、順調に伸びてきて嬉しいです。夏の予選では、黒部越えも兼ねて日程が合うと嬉しいですね。

昨夏からどのぐらい伸びているのか、確認できる日が楽しみです。
 

2009年 島根&広島の逸材

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月 4日(金)22時39分47秒
返信・引用
  ええ本当なら今頃、松本でBCリーグのナイターを見終えて、宿に戻っているぐらいの時間でしょうか。しかし今私がいるのは、自宅の六畳間。遠征は、明日一日の日帰り遠征と変更致しました。今回は、島根の逸材1人と広島の逸材1名、ご紹介したいと思います。

△岩成 翔太郎(島根・出雲商3年)投手 右投げ

(どんな選手?)

安定した下半身を元に、バランスの良いフォームで投げ込む好投手です。昨夏の時点で、かなり完成されている投手との印象を受けました。

(投球内容)

オーソドックスな右上手投手で、現在MAX136キロと言われる投手です。この速球に加え、縦に割れるカーブやスライダーを武器にして投球を組み立ててきます。特に右投手には珍しく、左打者に対し制球が安定しておりますが、右打者にはやや球が上吊る傾向にあるようです。

クィックも1.05秒強ぐらいと素早く、マウンド捌き・制球力も安定しており、カーブを低めに集めて空振りを誘える投手でした。

投球フォームは、お尻を一塁側に落とせるフォームなので、将来的に見分けの難しいカーブや縦系の習得を期待できるフォームです。しかしそのためには、着地までの時間を稼ぎたいです。

グラブは内に抱えられ、足の甲での地面の押しつけもできており、更に「球持ち」も悪くないので、将来的にも高い制球力が期待できます。

ただ「着地」の早さからか、身体の「開き」が早い傾向にあります。腕の角度に無理はなく「球持ち」も悪くありません。ただもっと腕を強く振れるようになりたいですし、前へもしっかり「体重移動」ができるようになると、ボールに勢いが出てくると思います。

(今後に向けて)

土台となるとフォームは悪くないので、素直に肉付けして行ければ、伸びて行けると思います。ただ「着地」までの粘りや「開き」「体重移動」と上のレベルを想定すると、まだまだ課題が多いのも確かです。夏までの成長次第で、今後上のレベルで、野球で通用するかどうかも決まって来るかもしれません。2010年度の島根を代表する好投手として、期待して見守りたい1人でした。

△山田 春秀(広島・如水館3年)中堅 171/61 右/左

(どんな選手?)

昨夏の時点で、1番・中堅手を務めており、鋭いスイングをする選手です。打席でも微動だしないで構える、独特の雰囲気のする好打者です。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間を、4.1秒弱で走破できる脚力は、プロに混ぜても俊足レベルの脚力です。ただこの試合では、あまり中堅手としての能力はわからずといった感じで、もし機会があれば、守備・地肩などに注目したいです。

(打撃内容)

この試合では、かなり内角を厳しく突かれて、打撃が封じられておりました。それでも当たり自体は悪くなく、強いスイングができる選手です。足を少しだけ引いて、グリップを下げて構えます。腰の据わりが浅く、全体のバランスや両目で前を見据える姿勢に特徴はありませんが、バットを立てて集中して構えます。

仕掛けは、一度ベース側につま先立ちして、それから再度ステップする「遅すぎる仕掛け」を採用。一定レベル以上の球速・キレのある投手には、立ち後れやすい仕掛けです。

足を小さくベース側に少しインステップします。その足下がブレないでスイングできているのは良いのですが、少し内が窮屈になります。また打てるポイントは限られている選手なので、如何に狙い済まして甘い球を逃さないのがポイントになると思われます。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは遅くないのですが、バットを上から振り降ろす際に、バットの先端が下がってしまうのは残念です。そのため、こねてしまうことも少なくありません。

頭のブレは小さく、開きも我慢でき、軸足にも強さを感じます。仕掛けの改善とインステップの改善をすれば、もう少し打撃の幅が広がりそうです。あくまでも強い打球は打てますが、好打者タイプだと思いますので。

(今後に向けて)

ちょっと守備力はわかりませんでしたが、基準を上回る脚力持ち主です。野球への意識も高く、上のレベルでも野球を続けて行けそうな素材です。まずは、強豪大学などに進んで、更なる精進を期待したいですね。恐らく2010年度の広島を代表する好打者の1人になるのではないのでしょうか。

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2009年 鳥取の逸材1

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月 4日(金)09時15分16秒
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  皆様おはようございます。ようやく全国の逸材シリーズもエンジンがかかって参りました。今日は、鳥取の逸材。夜にでも鳥取・島根の逸材を行い、明日には広島に入って行きたいと思います。本格的な夏の予選が始まる、7月前半には、全国の逸材紹介を終えて、夏に備えられたらと思っております。

△岡垣 旭紀(鳥取・鳥取商3年)左翼 右/左

(どんな選手?)

空振りしても、型が崩れないバランスの良いフォームと、少々差し込まれても左中間を抜けて行くようなパワーがある選手です。それでいて、変化球に上手く合わせる器用さを併せ持ちます。

(守備・走塁面)

2試合ほど観ましたが、残念ながら走力に関しては、正確なタイムは計測できませんでした。しかしその動きを見る限り、足を売りにするタイプには見えません。

また左翼手としても、打球の追いかたなどをみていると、かなり危なっかしくて上手くありません。肩も中の下ぐらいでしょうか。上のレベルを意識すると、走力・守備力でのアピールに欠けるのが残念です。

(打撃内容)

その反面から、1年秋から4番を務める打撃には光るものがあります。小柄ですが、パンチ力と上手さを兼ね備えた勝負強さが売りの選手です。

スクエアスタンスで足を揃え、グリップの高さは平均的。腰の据わり・全体のバランスも良く、両目で前を見据える姿勢は並ぐらい。軽くグリップ付近を揺らぎ、非常に集中した構えを魅せる選手です。

仕掛けは「早めの仕掛け」を採用。強打者ですが、本質的にはアベレージ打者の傾向が強く、身体の強さで強打に結びつける選手です。始動してからボールを捉えるまでの「間」が取れていることからも、緩急に対する対応は高く、打てるポイントは多そうです。左打者らしくアウトステップに踏み込み、その足が開かずブレないので打ち損じも少なく、カベを崩さずに突っ込まないで我慢できます。

残念なのは、打撃の準備段階である「トップ」までは早く作れているのですが、グリップが身体の奥に入り込んでしまいスピードボールに差し込まれやすい点。そしてインパクトまで遠回りなスイング軌道でロスが大きい点です。それでもバットの先端が下がらないようにヘッドを立てて、しっかり捉えたボールはフェアゾーンに落とせます。バットを最後まで振り切れる選手で、ヘッドスピードも基準レベルのしっかりしたものがあります。

何より頭のブレが小さく、開きも我慢でき、軸足に強さを感じる体軸の安定感・バランスの良さはピカイチです。こと打つことに関しては、良いものを持っている選手だと言えそうです。

(今後に向けて)

上背がないことや、守備・走力でのアピール度に欠けるのは、上のレベルを意識すると残念なところです。しかしそれを補って余りある打撃能力のある選手で、地方の有力大学ならば野球を続けて行ける素材だと思います。地方で揉まれて、中央の関係者を見返してやる、そんな反骨精神のある選手に育って欲しいと思います。野球への意欲も感じる選手なので、今後の活躍にも期待です。

△水嶋 真哉(鳥取・鳥取城北3年)中堅 178/74 右/左

(どんな選手?)

均整の取れた体格の持ち主で、三拍子揃ったプレーが自慢の選手です。2010年度の鳥取を代表する打者になれる素材だと思います。

(守備・走力)

昨夏は5番など、それほど走力をアピールできる打順ではありませんでした。しかしながら、塁間は4.1~4.25秒ぐらいと、基準レベル~中の上レベルはあり、プロに混ぜても見劣りしない走力の持ち主です。だからといって、上のレベルで足を売りにできるほどの絶対的なスピードはありません。

中堅手としては、守備範囲も広く、なかなか上手い選手だと思います。ただ地肩に関してはよくわからなかったので、この辺が気になるところ。今年もし観られる機会があったら、注目してみたいと思います。

(打撃内容)

ただ昨夏の時点では、守備・走力のレベルが悪くない反面、打撃に関しては、それほど光るものはありませんでした。ただ膝を柔らかく使えるので、低めの球を上手く当てることができる点が非凡です。

左オープンスタンスで、グリップを高めに添えます。腰の据わり・全体のバランスがアンバランスで、前の見据えや揺らぎが観られて固さは感じませんが、癖のある構えです。

仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用し、対応力と長打力をバランス良く兼ね備えた中距離タイプです。しかしタイプ的には、生粋のアベレージタイプだと思えます。足を回し込み、着地までの「間」は作れるので、緩急には対応しやすいのです。ただ足を降ろすのが早過ぎて、下半身が早めに固定されてしまい、小手先のバッティングになりがちです。特にしっかりベース側にインステップして踏み込むのですが、それが余計に内角の捌きを窮屈にしている印象もあります。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのも、少し遅れ気味です。ボールを捉えるまでのスイング軌道は平均的。ただバットの先端が下がらないようにスイングできているのは、ボールを的確に捉える意味では良いと思います。ただ、どうしてもボールをこねてしまう傾向があり、非凡なミートセンスはありますが、ボールを強く叩き振り切ると言う、基礎ができていないのが、上のレベルを考えると不安です。

頭のブレもそれなりで、身体の開きは我慢できているのですが、軸足の安定感に欠け崩れやすいです。型をあえて崩しながら当てられるのが、彼の非凡さでもあり欠点でもあります。

(今後に向けて)

守備・走力に関しては、上のレベルでも通用する選手だと思います。高校生としては、上位の部類でしょう。ただ打撃に関しては、木製バットを使用し、相手投手レベルが格段に上がることを想定すると、今後かなり苦労するかもしれません。

ドラフト候補とは言い難いのですが、その辺が改善されて来ると、上のレベルでの活躍も期待できます。やはり最大の課題は、スイングの根本的な改善にある選手です。非凡なミートセンスがあるのだから、当てるだけでなく振り切るスイングを身につけて、才能を生かして欲しいと願います。

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山口&鳥取の逸材!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月 3日(木)09時44分56秒
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  皆様おはようございます。今朝は、山口の逸材が1人残っているのと、鳥取の逸材に入ってゆきたいと思います。岡山はすでに終わっているので、明日には、島根・広島と入っていって、中国地区を終えたいと思います。

△豊田 将士(山口・熊毛南3年)投手 168/65 右/右

(どんな選手?)

重心を深く沈めたスリークオーターです。ただ試合では、僅か2球しか観られなかったので、なんとも言い難い状況です。ただリストにも名前を掲載している選手なので、あえて取り上げてみました。

(投球内容)

130キロ台の速球を投げ込む投手とのことですが、一球だけなんでなんとも言えませんが120キロ台に見えました。もう一つの球は、スライダー。この手のフォームの選手は、カーブを投げようとすると腕が緩みがちになりますし、将来的にフォークのような球種は覚え難く、スライダーやシンカー系の球とのコンビネーション投手になるものと思われます。

少し前に倒れ込んで来る感じのフォームなので、お尻は一塁側に落とせません。それでも大きく前にステップすることで重心を深く沈ませ、低めに球を集めることが期待できます。また着地を遅らせることで、タイミングを合わせ難い粘っこい投球も期待できます。

グラブを最後まで抱えられており、両サイドへの投げ分けは悪くないと思います。それに低めにコンスタントに集められるようならば、ねちっこく打たせて取る投球は期待できるのではないのでしょうか。

どうしても身体が早く開く、サイド特有のフォームです。しかし着地が遅いだけでなく、ボールも前で離せるなど「球持ち」の良さも魅力です。実際に投球はほとんど確認できなかったのですが、フォームを観る限り粘り強いイヤラシイ投球が期待できます。

(今後に向けて)

今後、爆発的に球威・球速を増して来るタイプではないように思えます。それでも最終学年で、コンスタントに135キロぐらいまで投げられるようになれば、非常にイヤラシイ実戦派への成長も期待できるかもしれません。そういった意味で、2010年度の山口を代表する好投手への期待を、最後の夏までにしてみたいと思います

○三上 大介(鳥取・鳥取商3年)二塁 右/左

(どんな選手?)

チームの1番・セカンドを務める選手で、右に左へと打ち返す対応力のある打撃が魅力です。特にリストワークが柔らかく、ボールに合わせるセンスが際だちます。

(守備・走塁面)

一つ一つの動きにメリハリがあり、キビキビした動きに好感が持てます。物凄くキャッチングやフットワークに非凡さは感じないのですが、意識の高い選手なのだと思います。地肩も基準レベルはあり、肩が弱いからセカンドをやっていると言う印象はありません。守備・肩に関しては、高校生としては悪くありません。最終学年までには、更なる成長を望めれば、上のレベルでも二遊間を担えるかもしれません。

走力は、一塁までの塁間を4.2秒ぐらいで走り抜けます。これは、丁度プロの基準レベルにあたります。ただ好守・巧打タイプにしては、プロを意識すると並レベルの走力なのは残念です。

(打撃内容)

右に左へと打ち返し、特に変化球に合わせる技術には、目を見張るものがあります。左オープンスタンスで構え、グリップの高さは平均的。腰の据わり・全体のバランス・両目で前を見据える姿勢も良く、自分のリズムも刻め、非常に柔らかさを感じさせる良い構えです。

仕掛けは、一度ベース側につま先立ちしてから、再度ステップする「遅すぎる仕掛け」を採用。そのため変化球には合わせられても、一定レベル以上の球速・キレに対応できるのかが気になります。

足を小さくステップさせ、真っ直ぐ踏み込みます。踏み込んだ足が、インパクトの際にブレないので、左方向への逆らわない打撃も苦にしません。始動してからの「間」がなく、ボールを絞り込んで打つタイプに思えますが、天性のリストワークを活かし、変化球にも非凡な対応力を示します。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのが少し遅れがちなのが気になりますが、ヘッドを縦ながら綺麗に振り抜けるのは印象的です。ボールを上手く、右に左へとフェアゾーンに落とします。

頭のブレも小さいので、目線が動かないのが良いです。また開きも我慢でき、軸足にも粘りが感じられるので、難しい球にも粘り強く食らいつけます。しいて言うならば、まだまだスイングにシャープさはあっても、強さは物足りません。その辺が、最終学年でどのように進化しているのか気になるところです。

(今後に向けて)

ボールを捉えるセンスは、中国・四国地区でもトップランクの選手ではないのでしょうか。ただその非凡さは感じられるものの、本当に全国レベルの投手と対峙したときに、そのスピードボールに対応できるのかが、一つ気になるポイントです。

守備・走力も、昨夏の時点で基準レベルがあり、更に進化しているようだと楽しみです。これにスイングに「強さ」が出てくるようだと、かなり期待できる選手ではないのでしょうか。ぜひ最終学年のプレーを確認したい、好感の持てる選手でした。

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六大学新人戦

 投稿者:kimi  投稿日:2010年 6月 2日(水)23時51分11秒
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  蔵さんこんばんは
昨日今日と時間ができましたので神宮で六大学新人戦を観てきました。

春の新人戦に行くのは初めてでしたが、普段オープン戦でも観れない選手が多数確認できたりと収穫が多かったです。エラーが多いのはこの時期なのでしょうがないのかなと思いますが、それにしても多かったです。
取り上げたい選手がたくさんいますので簡単に紹介します。

立教大5-0早稲田大
早稲田の先発横山(聖光学院)はまずまずの投球でしたが、球の伸びは高校時の方があったようにみえました。右腕をダランと下げるフォームだったのがオーソドックスなフォームになっていました。
6回まで投げて4安打2失点、3回に二死一二塁からつまったピッチャーゴロを一塁へ悪送球したのと、6回二死二塁で平本の詰まった打球がセンター前に落ちてタイムリーになったりと、打ち込まれて失点したわけではありません。ただ身体がまだできていないのか、思ったよりボールがきていませんでした。最速136,7あたりで平均は120後半から前半で、カーブなどの変化球でかわす感じでした。
7回からは観たかった小山田(古河三)が登板します。いきなり147,8キロを連発しますが、外野のまずい守備もあってツーベースを許します。ランナーを背負うと球速がガタっと落ち、さらにストライクが入らなくなって一死満塁のピンチを招きます。ここは内野の好プレーで無失点に抑えますが、続く8回には長短打を浴びて3失点でした。

打撃陣は2安打完封負けといいところがありませんでした。先発の小室を打てないのは仕方ない気がしますが、2番手以降の投手は3人とも制球難で四球を連発していたので、ここで得点できなかったのは勿体なかったです。地引・森厚・江塚と中軸は魅力的ですが、似たようなタイプの右打者が並ぶのはどうかなあという感じです。守備ではセカンドの深澤の堅実な守備が目立ちました。

立教はリーグ戦でも投げている小室(日野)が好投しました。球速は135前後ですが、制球が良く低めのカーブが決まるのでなかなか打てないですね。平原(帝京)が観たかったのですが、メンバー表には名前があったのですが二試合ともベンチ入りしていないようでした。
一番印象に残ったのが9番センターの大石(桐光)でした。守っては守備範囲の広さで投手を助けますし、打撃では粘って出塁したりセーフティースクイズを決めたりと、とにかく相手の嫌がることをしてきます。こういう選手がいるチームは強いですね。
既にリーグ戦でも出場している西藤、熊谷、松本らは非常に振れていました。


法大10-1東大
こちらは序盤からグダグダであまり見所がありませんでした。
法政は奈良(法政)、中村(久慈東)、内(総合技術)、梅田(秀丘館)とつなぎますが、最後に投げた梅田が力のある140キロ台のストレートを投げ込んだ以外はあまり印象に残りませんでした。

東大はリーグ戦でも投げている香取(筑波大駒場)が先発しました。常時130中盤でスライダーのキレがよく、カーブにチェンジアップがあるなど、現時点である程度完成されています。
打ち取った打球を内野手がファンブルしたり悪送球したりと、失点した3回4回だけでエラー5個でした。さらに記録には残らないのですがファールフライを落としたりと、投手の足を引っ張りました。香取は制球は悪くはないのですが、厳しいところを狙うあまりフルカウントにしてしまうことが多く、粘られて歩かせることが多いです。4回途中で降板しますが、124球は多すぎです。


慶大4-1法大
続いて今日の試合です。所用があったので球場に着いたときは既に6回でした。
法政先発の船本(桐蔭)がサイドスローになっていて驚きました。高校時代は長身から投げおろしていましたが、まだ転向して日が浅いのかぎこちなさが残るフォームでした。一度沈んでから投げてきますが、グラブが下がったままで抱え込めていません。七分くらいの力で投げるような感じですが、常時130後半で時々140前半が出ていました。序盤は146,7キロが出ていたらしいです。スライダーに少し落ちる球しか確認できませんでした。サイド投手らしく、左右を広く突いてきました。

慶応は先発した只野はほとんど観られませんでしたが、金子と白村が確認できたのは大収穫でした。金子は2回を無安打無失点、登板した7回は2つのエラーで一死一二塁にピンチを招きますが、落ち着いて後続を断ちました。136、7キロ(最速は141)のストレートにカーブスライダーが両サイド低めによく決まっていました。
最終回に登板した白村は力強いストレートで押してきました。スポニチには最速153と出ていますが、このときの球がカットしたファールだったのでほんとに出ていたかどうかは微妙です。ファールを拾ったかもですし・・・。ただストレートはほとんど140後半から150でした。二人目の打者からはあまりコースを狙わずに力任せにストレートを投げ込んできていました。最終学年になる頃にはドライチ候補になっていることを期待してます。


立大11-8明大
一時は明治が6-1とリードしますが、明治投手陣の乱調と内野のエラーで立教の逆転勝ちでした。
明治は先発の田中優(木更津総合)がピリッとしません。決め球のタテスラをほとんど投げてなかった(投げたかもしれないですが落ちていない)ようですし、常にボールが先行する苦しい投球でした。2番手の村方(城北)も球威不足に加えて甘い球が多かったです。
4番手で登板した関谷(日大三)は140前半を計測するも変化球が甘く入り、打ち込まれていました。
打者では2年生の代の豪華メンバーが並んでいました。川嶋克(日南学園)、宮武(三重)、小室(昌平)、竹内(日大三)、石畑(広陵)がマルチ安打、小川(横浜)もヒットこそ1本でしたがよく振れていました。

以上長々と失礼しました。
早稲田は4年生が卒業する来年以降が心配ですが、立教と慶応は来期以降も楽しみなメンバーがそろっていました。特に立教は岡部・小室らの主力が2年生なのでこれから強くなりそうです。法政は2日続けて打てなかったところが、明治は投手が打ち込まれたのが不安材料ですね。
 
    (蔵建て男) 私は、ドラフト対象年度の選手主体の観戦をするので、過去新人戦に足を延ばしたことは数えるほどしかありません。しかしリーグ戦では観られないような、将来楽しみな選手が沢山出場しているのは魅力ですね。

白村は、球速表示以上に魅せる尋常でない球の伸びが魅力だった投手でしたが、それに球速も伴うようになってきたんですね。慶応らしい個性豊かなフォームですが、個性をどう生かして伸ばして行けるのかプロ出身の指導者の手腕が楽しみです。

本当に六大学や東都を観ていると、人材が豊富だなと思います。この中から、秋のリーグ戦でどんな選手が飛び出すのか今から楽しみです。
 

神奈川大学リーグ2

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月 2日(水)08時05分54秒
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  高校生リストの作成が終わったので、もう少し朝の間に短評を書き込んで行きたいと思います。今回も、神奈川リーグの選手について、簡単に触れて行きたいと思います。

◯松本 翔(関東学院大 4年)投手 175/75 右/右 (室戸出身)

(どんな選手?)

リーグ戦での経験も豊富で、チームのエース格の投手です。しかし今シーズンは、先発ではなく、リリーフで活躍しました。球速はそれほどでもないのですが、腕をしっかり振れる選手で、手元までしっかりボールが来るのが印象的です。

(投球内容)

中背の体格ですが、腕をしっかり振ってくるフォームからは、常時135~速い日には140キロ台を記録してきます。そのため実際生で見ていても、球速表示以上に感じさせてくれる球質の良さが魅力です。

変化球は、カーブ・スライダー・フォーク(チェンジアップ)と一通りあり、制球・テンポ・強弱など投球センスも悪くありません。クィックも1.05~1.15秒ぐらいで早いですし、牽制もなかなか鋭いです。投手としてのスケール感はありませんが、社会人レベルならば、1年目から登板機会に恵まれそうな実戦力があります。

(今後に向けて)

プロと言うスケールや素材としての奥行きは感じませんが、腕がしっかり振れる投球で、多彩な変化球も活きるタイプです。この腕の振りや変化球を損なわれないようにしつつ、常時140~MAXで140キロ台中盤ぐらいまで出せるようになれれば、プロでも即戦力候補として面白い存在になり得るかもしれません。

社会人で野球を続けて行ける素材ですから、志を高く持って、更なる進化を期待したいですね。2年後には、即戦力を担えるような評価で、あえて目標をプロに設定して精進して欲しい選手です。

△板谷 和(神奈川大 2年)投手 180/75 右/右 (東京高出身)

(どんな選手?)

テイクバックがしっかり取れない、少し突っ込んだ感じのフォームの投手です。それでもコンスタントに140キロ前後をたたき出せるボールの勢いが自慢です。

(投球内容)

少し癖のあるフォームながら、球速は130キロ台後半~MAXで143キロまで記録するなど、神大の中では最も速い球を投げる投手ではないのでしょうか。ただ腕をひねり出してなげられない腕の振りなので、スライダーやシンカー系の球速豊かな変化球は投げられますが、カーブやフォークなどの修得は、将来的にも厳しいものと思われます。

リリースも全然安定せず、相当ボールがバラツキ制御できません。ストレートがこの調子ですから、力を抜いて投げるスライダーで確実にカウントが取れるようにならないと、投球を組み立てることは困難です。

クィックこそ1.05秒ぐらいと高速ですが、制球・マウンド捌き・変化球レベルは低く、とりあえず速い球が投げられる投手がいると言うことで覚えておきたい選手です。

(今後に向けて)

現状は、かなり粗い投手なので、何処まで投球ができるまでになるのか注目したいです。と言っても、特別肉体の資質が図抜けているとか、スケール感・威圧感のある素材ではないので、多少まとまったからといって、即ドラフト候補と言うような選手でもありません。まずは、リーグで通用するだけの実戦力を磨き、そこから一つ一つ段階を踏んで、課題を克服していって欲しいと思います。

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京産大&関東学院大 1

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月 2日(水)07時38分29秒
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  皆様おはようございます。今朝は、京産戦から1人と、神奈川リーグの中継から1人。神奈川リーグに関しては、オープン戦で、桐蔭横浜大・神奈川大・横浜商科大・関東学院大と観戦し、リーグ戦で二日ばかり鶴見大と神奈川工科大の試合を観戦し、なんとか春の間に全校を観ることができました。先日のTV中継では、初日に横浜商科大VS桐蔭横浜大の第一戦が中継されましたが、商科大はオープン戦で観戦してきた時から、それほど目新しいものはなかったので、以前オープン戦レポート(有料ページの方ですが)を書いたので、今回は回避。桐蔭横浜大は、大学選手権に出場しますから、そのときに取り上げたいと思います。今回は、大学選手権に出場しない神奈川大と関東学院大の下級生選手達について、少し触れて行きたいと思います。

△岩崎 慶侍(京都産業大 1年)投手 185/75 左/左 (京都すばる出身)

(どんな選手?)

まだ線は細いのですが、スラッとした投手体型の本格派左腕で、球筋も良く将来楽しみな投手です。この春は、9試合に登板して、2勝1敗 防御率 1.82の好成績を残しました。同じく1年生で活躍した山田 和毅(紫野出身)と共に、チームの将来を担います。

(投球内容)

ストレートは、常時135~MAX87マイル(139.2キロ)を記録するなど、結構勢いのある球を投げ込んできます。ただまだ、ボールにボリューム感はなく、甘く入ると長打を食らう危険性は感じます。実際試合でも、高めに甘く入る球を痛打され、失点を重ねておりました。

変化球は、カーブ・スライダー。しかし投球の多くは、ストレートで押してきます。特に右打者には、使える変化球が少なく、その傾向が顕著になります。マウンド捌き・制球力などなど、まだまだ総合力は物足りない印象は否めません。

(今後に向けて)

身体ができてくると、将来は140キロ台をバシバシ記録してくれそうな本格派左腕です。これといった変化球や、投球センスは感じませんが、そうかといって極端にノーコンであったり、力任せで加減がわからないタイプではありません。上手くパワーアップできると、最終学年では、関西を代表する左腕として、プロからも注目される存在になれそうです。

△石塚 将司(関東学院大 2年)投手 186/71 右/右 (都立杉並出身)

(どんな選手?)

このTVの試合が、公式戦初登板と言う投手でした。スラッとした投手体型の選手で、柔らかい腕の振りに将来性を感じさせる、スリークオーターです。

(投球内容)

球速は、常時135~MAXで140キロを記録するなど、ボールの勢いは悪くありません。ただまだまだ線が細く、高めに甘く入る球には球威がないので、長打を食らいます。

変化球は、ツーシーム的な高速シュートと、大きく曲がりすぎる120キロ弱のスライダー。それにストレートも若干カットさせているのか、腕の振りから来るクセ球なのかはよくわかりません。

両サイドに適度に球が散っており、制球・マウンド捌きなども破綻がない選手です。ただ現状、スライダーの制御もできていないので、ストレートを微妙に動かす以外に、使える変化球はないようで、まだまだです。

(今後に向けて)

やはりもう少し、使える変化球を増やしたいかなと思うのと、身体にもっと芯が入って来ると好いかなと思います。資質は悪く無いですし、投手としての大きな破綻は感じないので、素直に肉付けできれば、それなりの投手にはなれそうです。現状、まだまだ投手としての形ができていないので、どういった進化を遂げるのかはイメージしにくいのですが、関東学院に一人、楽しみな下級生がいることがわかったと言うことで好いのではないのでしょうか。

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2010年 龍産戦2

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月 1日(火)09時14分56秒
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  皆様おはようございます。今朝も龍産戦の試合から、今日は関西の学生球界を代表する野手を取り上げてみたいと思います。

△上羽 清継(龍谷大 4年)二塁 175/70 右/左 (智弁和歌山出身)

(どんな選手?)

チームの主将として、またリードオフマンとして引っ張る、俊足・巧打の選手です。昨年の日米野球の代表合宿にも招集されるなど、関西学生リーグを代表する存在です。しかしこの春は不調だったようで、規定打席にも名前が載っておりませんでした。

(守備・走塁面)

塁間を4.0秒を切るような俊足を誇る選手です。足で揺さぶり、盗塁を試みるイヤラシイタイプの巧打者です。絶対的な脚力の持ち主ではないと思いますが、更に上のレベルでも俊足だと言えそうです。

二塁手としても、広い守備範囲と地肩の強さが目立ちます。ただスローイングが雑な傾向が昨年からあり、気にして試合前練習を観ておりました。しかし相変わらずといった感じで、試合でもミスをしたりと、そういった部分が身体能力が高いだけに残念です。

(打撃内容)

昨春のリーグ戦では、打率.471厘とハイアベレージをマークしたように、対応力のある打撃が持ち味です。

前足を軽く引きながら、グリップを高めに添えます。腰の据わり・全体のバランス・両目で前を見据える姿勢なども良く、自分のリズムで立てておりますし、昨年ほど構えた時に力みが感じられくなったのは良いと思います。

仕掛けは「早すぎる仕掛け」を対応。これだとフォームの「間」を変えられてしまうとタイミングが狂わせやすくなるので、投手の重心が下がり始めてから始動しても良いかなと思います。

足を長く空中で引き上げており「間」を作れる選手なので、緩急には幅広く対応できそうです。ややベース側に踏み込むことで外角の球をきっちり叩けるので、巧打者にしては非力さがないのは好感です。ただ左の巧打者タイプは、基本的にアウトステップなので、せめて真っ直ぐ踏み込むことを基本とした方が良いのではないのでしょうか。踏み込んだ足下もブレないので、きっちり叩くことはできるはずです。

いち早くトップの位置にグリップを持って来ることで、立ち後れるのを防いでおります。ただ少しトップが浅いのとグリップを引くのが遅れ気味なのが、今シーズンの打撃に微妙に影響しているのかなと思いました。バットも上から叩くと言うよりは、寝せながらバットの先端が下がらないようにヘッドを立ててスイングして、ボールを拾うタイプ。スイング軌道にも欠点はなく、シャープなスイングができております。

頭のブレも小さく、開きも我慢でき、軸足にも粘りが感じられます。特に技術的には大きな欠点はなく、完成度の高いフォームです。打撃の微妙な狂いは、充分修正できる範疇であり、それほど悲観することはないと思います。

(今後に向けて)

ただ大学からプロといったような、圧倒的なものは感じません。守備にしても走力にしても、打撃にしても、まだまだ甘い部分が感じられます。この辺を高い意識を持って取り組められれば、2年後あたりにプロと言う可能性も秘めていると思います。

あとネクストなどでも、あまりプレーに入って行けていないと言うか集中力を欠いている印象がありました。また巧打者と言う割には、意外に繊細さの性格のようで、その辺も気になる材料です。いろいろ主将として自分のプレー以外にも大変な部分が多いとは思いますが、これを乗り越えることで、また大きく成長できると思います。秋には、文句なしの成績で、その力を見せつけて欲しいと思います。

○加藤 辰祐(龍谷大 4年)一塁 183/78 右/左 (育英出身)

(どんな選手?)

関西の学生球界を代表する強打者で、スイングの強さには素晴らしいものがあります。その反面少々脆い部分があり、その辺の対応力が今後埋めることができるのかが気になるところ。この春のシーズンは乗り切れなかったようですが、それでも打率.279厘 2本塁打・8打点と地力のあるところを魅せました。

(守備・走塁面)

昨年の大学選手権では、左翼を守っておりました。しかしこの春は、4番・一塁手として出場。一塁手としての打球への反応など、その動きは悪くないと思います。

また塁間を4.15~4.30秒ぐらいで走り抜けるなど、180センチ台の大型野手ですが、動けない選手ではありません。足を売りにすることはないと思いますが、基準レベルの脚力はありそうです。

(打撃内容)

昨年よりも、バットをしっかり振れるようになり、力感が増しました。懐の深い構えから、強打者としての雰囲気を臭わせる選手です。今や打球の強さは、今年の大学球界でもトップランクの選手と言えるのではないのでしょうか。ただちょっと粗いと言うのが、まだまだ残念なところです。

スクエアスタンスで、グリップを高めに添えた強打者スタイル。腰の据わり・全体のバランス・両目で前を見据える姿勢もそれなりで、力まないように軽くグリップ付近を揺らぎます。

仕掛けは「遅めの仕掛け」を採用。強打者らしく、ボールを引きつけて叩くスタイルで、将来的にも長打を売りにできる可能性があります。投手の重心の沈みに合わせて、自分の重心も沈ませてシンクロし、タイミングを合わせます。足を軽く引き上げ、ベース側にインステップ。外の球をしっかり強く叩ける反面、右投手の内角へ食い込んで来るクロスへの球筋には、少々窮屈さは感じさせます。それでも踏み込んだ足下はブレないなど、甘く入った球は逃しません。

残念なのは、打撃の準備段階である「トップ」を作るのが遅く(バットを引くのが遅い)、速いボールに立ち後れやすいところです。バットを上から振り下ろして来るタイプで、ボールを捉えるまでのロスは感じません。ただバットのしなりを活かして飛ばすタイプではないので、仕掛けが遅い割に打球が遠くに飛んで行くと言うよりは、野手の間を鋭く抜けて行くようなボールを引っぱたくタイプです。

また上から振り下ろす分、インパクトの際にはバットの先端が下がり気味で、フェアゾーンにボールを落としにくいスイングです。ヘッドスピードは、相当バットを振り込んでいるのか尋常じゃなく鋭くなっておりますし、打球も強烈です。この点に関しては、今年の大学生でも1,2を争う存在ではないのでしょうか。

頭のブレは並ですが、開きも我慢でき、軸足にも強さを感じます。それほどフォロースルーを活かしてボールを運ぶタイプではありませんが、最後までしっかり振り切るスイングは、観ていて気持ちがいいです。

(今後に向けて)

まだまだ粗くミスショットが多い打撃と、守備・走塁面でのアピールに欠ける総合力の無さが一つ大きなネックになります。まだ打席では力みが感じられるので、もっと脱力して構えられる意識が欲しいですね。それに、もっと相手投手を観察するなどの探求心が欲しいと思います。

その辺の技術・意識が変わって来るようだと、2年後あたりは、社会人でも貴重な強打者タイプとして注目されるかもしれません。レベルの高いチームで揉まれて、更に上のレベルを目指して欲しいと思います。気持ちの強い選手なので、今後の成長が楽しみです。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

関西の大学野球

 投稿者:京虎  投稿日:2010年 6月 1日(火)03時43分54秒
返信・引用
  蔵さん、こんばんは。5月の関西遠征でグラウンド整備中に声をかけたものです。マイル表示のスピードガンとリュックでわかりました^^
今更、5月の生観戦のレポートで申し訳ありませんが、あの日の私の行動と大阪学院大について簡単に感じたことを述べます。

 まず、5月7日の午前は、わかさスタジアムで、春季京都大会を観戦しました。京都成章と北嵯峨です。この試合は、ドラフト目線で観戦していません。京都成章の監督が奥本氏(現塔南監督で、かつては大家、倉のバッテリーを指導した)から現監督の松井氏に変わり、近年あまり評判がよくなかったからです。しかし、生観戦すると、内野のカバーリングはしっかりしていましたし、周りが言うほど悪くなかったです。ただ、内野手のスローイングが危なっかしかったのは気になりました。
 この試合を前半見て、皇子山球場に移動し、関西学生野球を観戦しました。私がついた時には第1試合の5回裏近大の攻撃途中でした。武内が先発で、既に降板してたことがあとからわかりました。ですから、2番手の白井が先発だと思ってました。
 白井浩樹:制球かなり荒れていた。そのため相手が狙い球を絞れていない印象。速球は130あるかないか。
 中後悠平:8回から登板。打者6人完全に抑える。関西レベルでは、リリーフでは格が違う印象。気になったのは、守備の意識が高くないということ。カバーリングも遅く、ピッチャーゴロではいい加減に1塁に投げていた。9人目の野手という意識が薄く感じた。
 その他、若松政宏はケガのためか出場していませんでした。立命館は金子侑司がショートで出場していましたが、打席を確認できたのは1打席で、四球だったため、よくわからず。生で見ても線が細く感じました。

 第2試合は、同志社と関西学院の対戦。同志社はエースの藤井が登板しました。
 藤井貴之:目測で常時140前後出てました。近くに座っていた若手スカウトが部長に「144」と報告していたのは聞き取れました。この日の彼のMaxだと思います。この日の藤井はもともと制球があるタイプではないですが、抜け球が多かったですね。右打者には外中心、左打者には内外にスライダーを投げ分けていました。相手が中軸とはいえ、甘くない球を痛打されていたのは気になりました。
 結局、藤井は4回で降板しました。同志社は明らかに2、3戦目を見据えてました。降板後は殆どのスカウトは撤収していました。この関西学院戦は勝ち点とれませんでしたが、原因として同立戦のストレート勝ちを見る限り、小林誠司が戦線離脱していたことが大きかったようです。同志社大は、主将は藤井貴之ですが、事実上のリーダーは小林誠司ではないかと思います。小林と3年の生島は昨秋後、監督に「練習量を増やすべき」と訴えたそうですから。この貪欲さが優勝へとつながったのは言うまでもありません。

 再びわかさへ移動し、龍産戦を5回まで観戦しました。
 松岡裕也:初めて観ました。神宮で140台を連発したと聞きましたが、実際は140も出ていなく、評判倒れだなと感じました。
 駒谷謙:実は今年2度目の観戦ですが、速球に威力を感じませんでした。制球もアバウトでした。投球の7割近くが変化球でした。右打者にはシンカーがありますが、空振りを取れるものではありません。
 岩橋慶侍:近年、不振続きの京産大が優勝戦線に絡めたのも、大院大相手に勝ち点を奪えたのも、駒谷ではなく、この1年生左腕です。初めて観戦した大院大3回戦も7回に相手打線に捉えられ始めた駒谷を8回からリリーフし、6人を完全に抑えました。速球は目測で130半ばくらいかと思います。しかし、非常に力がありますし、まだ体が完全に出来ていないと思いますので、これからが本当に楽しみです。

 先日、リーグ優勝を決めました大阪学院大ですが、正直なところ、関東の野球ファンは小林寛の雄姿を神宮で見たいだろうが、それは極めて難しいというのが生観戦をしての率直な感想でした。理由はチームの打力のなさからです。決して状態がいいとは言えない駒谷相手でも点を取れる気配が感じられませんでした。3戦目でかなり疲労が残っていて、球にバラツキが目立っていました。その後、まさか殆どの試合で先発完投し、優勝に貢献するとは思いませんでした。1期で3桁の投球回数を記録する先発投手は近年では小林寛くらいではないでしょうか?

 今年は、関西の大学球界にも、好投手が目白押しで、ドラフト指名候補が多数雑誌に掲載されておりますが、実際指名されるのは、大野雄大と小林寛と藤井貴之くらいだと考えます。

 最後に、5リーグ対抗戦ですが、今年も会場はわかさスタジアムで、6月25~27日に予定されています。
 
    (蔵建て男) 先日は、お声をおかけ頂きありがとうございます。精力的な観戦頭が下がります。龍産戦の選手達については、ほぼ同様の印象を持っております。他は観られていないので、ぜひ参考にさせてくださいませ。

5リーグ対抗戦の日程ありがとうございます。時期的にも観戦の有力な候補です。ただお目当ては、大学選手権で観られなかった 小山(天理大)や今季観られていない 松永(関西国際大)あたりのチェックが主な目的になります。

小山あたりの情報がありましたら、教えて頂けると幸いです。ドラフト候補と呼べるほどの選手なのかどうか?
 

2010年春 龍産戦1,

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 6月 1日(火)00時15分32秒
返信・引用 編集済
  皆様今晩は。こちらの掲示板では、ちょっと書き込みが開いてしまい申し訳ございません。関西六大学の龍谷大VS京都産業大のTV中継の模様を、現地の方から送って頂きました。この試合、私も生で5回まで観て宿に戻ったのですが、私が宿に戻る間観られなかった中継の模様が確認出来て良かったです。特にこの二校は、大学選手権にも出場しておりませんので、センターカメラからの映像と生で確認できて収穫がありました。

△駒谷 謙(京都産業大 4年)投手 184/81 右/右 (福知山成美出身)

(どんな選手?)

福知山成美時代は、甲子園で難攻不落の好投手として活躍した選手です。京都産業大に進んでからも、順調に実績を積んで最終学年を迎えました。

(投球内容)

かなり球の出所が見難いサイドハンドです。ただ高校時代から135~140キロぐらい投げていたのに、今は常時130キロ前後~MAX83マイル(132.8キロ)程度しか出なくなっており、球威・球速不足を否めません。ただスライダーのキレは尋常ではなく、この球が生命線。

ただ高校時代よりも、球速が落ちただけでなく、制球もバラツキが目立つようになりました。何か大きな怪我でもして、その能力が損なわれてしまったのではないかと思ってしまいます。変化球は他にシンカーなども織り交ぜますが、それほど絶対的な球種ではありません。クィックは1.15~1.2秒ぐらいと基準でレベル。リーグ戦で実績も豊富なことからも、マウンド捌きは悪くありません。

(今後に向けて)

現状、ドラフト候補云々と言う選手ではありません。高校時代よりも、球威・球速が劣り、投球の繊細さも薄れました。現状、大学時代の実績もありますから、社会人で野球は続けることにはなると思います。ただそこで活躍できるのかは、ストレートの復活が一つ条件になるのではないのでしょうか。高校時代の勇姿を知るものからすると、非常に物足りない印象を受けました。

△松岡 裕也(龍谷大 4年)投手 174/72 右/右  (広島商出身)

(どんな選手?)

昨年の大学選手権では、神宮でMAX146キロを記録した好投手です。スリークオーターからテンポの良い投球が魅力。リーグを代表する実績も併せ持ちます。

(投球内容)

スリークオーターから繰り出す速球は、常時135~MAX87マイル(139.2キロ)程度で、実際生で観ていても、そのキレや伸び・勢いは並程度で際だつものはありませんでした。それに右打者には、内外角一杯に、左打者には、アウトコース一杯に球を集めるコントールは見事です。変化球は、スライダー・シュート・シンカーなどを持ちますが、絶対的な球種はないようです。

クィックは、1.2~1.25秒ぐらいに、牽制も鋭く、フィールディングも機敏です。マウンド捌き・制球力はさすがですが、少々力強さに、物足りない印象は否めませんでした。

(今後に向けて)

昨年も神宮での投球を観たときに、140キロ台中盤の球速を叩き出しても、ドラフト候補と言う感じはしなかったのですが、今回もそのような印象を受けました。投球も制球に優れるのですが、もう少しボール球を振らせる術を身につけたいですね。投球の微妙な出し入れもできる投手なので、何か空振りの取れる変化球があると大きいです。

現状、社会人に進むことになると思いますが、すでに完成度の高い投手なので、早くからチームの戦力になれそうです。もうワンランク・ツーランク球に強さが増すと面白いと思いますが、何処までその成長が見込めるかは微妙です。むしろ更に実戦力を高めることで、成長して行くタイプではないのでしょうか。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

(無題)

 投稿者:takuma  投稿日:2010年 5月31日(月)03時06分4秒
返信・引用
  蔵さんこんばんは

リーグ戦前に九共大監督が黄金期作れると話していたらしいですが、7年振りの10連勝での優勝です。
5-0、防御率0.6で榎下抑え二冠、昨日はMAX149の一年大瀬良に、大瀬良以上の安定感、脅威の柔軟性、身長185の二年生エース左腕川満。
この2人は神宮では必見です。
ただ昨日榎下はノーヒットピッチで5エラー3失点負けは可哀想すぎですが
 
    (蔵建て男) 最終学年の榎下が観られないのは残念ですが、世界大学選手権の代表候補メンバーで観られることを期待したいですね。

大瀬良が素晴らしいとの評判は聞いております。高校時代からの力量からすれば、更に伸びていればかなり期待できそうです。好投手・川満とのコンビで、大学選手権を勝ち上がっていって欲しいものです。選手権で彼等の勇姿が観られることを楽しみにしております。
 

招待野球2

 投稿者:半島  投稿日:2010年 5月28日(金)00時41分20秒
返信・引用
  蔵さん、こんばんは。
招待野球2日目についてです。
嘉手納 000 010 000 1 H6
相模  401 000 000 5 H11

嘉手納 : 池原、山城 - 眞謝
相模 : 福島、元木 - 大城卓
嘉手納の先発は、池原。まず先頭の渡辺が右中間へ深い当たりを放つとお見合いしてしまいぽとりと落ち3塁打となりピンチを背負うと、続く伊地知に打球は前進守備のショートへ、しかしこれをトンネルしてしまいあっさり相模が先制。これで流れを掴むとその後も続き電光石火で4点を奪います。個人的に気になったのは嘉手納にイマイチ元気がないこと、特に池原が淡々と投球しているのが気になりました。相模の先発は福島で中背右腕。目立つような球速・キレはありませんが、制球・テンポが良い投手でした。直球とカーブで緩急をつけたピッチングを披露、嘉手納打線はなかなか打ち崩すことができませんでした。
初回以降はランナーだしても落ち着いた投球を見せた池原ですが、味方のミスもあり1点を追加されます。投手としてはやはりそこまで伸びた印象はなく、投手としては頭打ちでしょうね。打順は6番と下げられており、投打ともにあまり元気がないなといった感じでした。
7回からは左腕の山城が登板、相変わらずの変則的なフォームで相模打線もやりにくそうなスイングをしていました。球速は120ちょいですが思った以上にキレもありますし、選抜前の練習試合などとも比べても変化球の精度が増してきたなと感じました。
嘉手納は1点を返しますが、相模の投手陣を終始崩すことが出来ませんでした。
何か本当に覇気がないですし、チームとして自信をなくしているのかなと思いました。夏直前なので少し心配です。

相模001 102 200 6 H13
糸満001 001 101 4 H13

相模 : 近藤、長田、江川、一二三 - 大城卓
糸満 : 諸見里、宮國、平良、金城秀 - 島袋、新垣
糸満は諸味里、相模は近藤と両右腕の先発で始まった試合。先制したのは相模、1死後渡辺が振り逃げで出て2塁へ、2死となりますが田中の打球は平凡な三ゴロとなりますがこの送球がずれセーフとなります。田中が挟まれるよう誘ってきたとこにこの回変わった捕手の新垣がこれまた2塁に悪送球となり自分達のミスで先制点を献上してしまいます。ちょっと投手がかわいそうでした。こういう所ですねこのチームは。しかしその裏近藤投手を攻め押し出しで同点としますが、その後は続かずイマイチリズムに乗れません。その直後の4回は先頭を出し、きっちりと送りあっという間に勝ち越し点を奪います。相模は糸満とは対照的に良くつながりますね。こういった所を見習って欲しいです。5回から宮国が登板しますが6・7回と直球を打たれ合わせて4失点を許してしまいます。糸満は何とか食らい付いていきますが最後まであと一本が出ずという展開でした。
糸満は春季やチャレンジマッチの時に比べたら纏まりが出てきたかなと感じましたが、相変わらず余計なミスが多いですし、得点力がないです。ミスが出るのは仕方ないですがそれを打線でカバーできないのは痛いですね。この試合もヒットは相模と一緒で四死球は多くもらいましたが4点です。しかし、その内の2点は押し出し・パスボールなので打って奪ったのは2点しかありません。この勝負弱さは深刻です。個々の打者をみる限り打てないわけではないんですがねぇ。監督の采配も?が多く本当にいろんな意味でもったいないチームです。
選手についての感想を、先発の諸味里投手は上手く変化球も交え、まとまってきたかなと感じました。春九でも試合を終わらせないようしっかりと投げてたみたいですが、いろいろと自信を付けてきたのかもしれません。宮国は最速139をマークしましたがどうしても直球に力がない。状態としては春九よりは良かったみたいですが、球威がないので良く飛ばされていました。諸味里投手から変わったとたん外野の頭を越える打球を打たれていました。熱心に見ていたスカウトの方もいましたが、どういう風に感じたんでしょうか。個人的には大学経由が良いように思います。個人的にはカーブを上手く交ぜて緩急をつけた投球をしないと上のレベルの打線相手では厳しいように思います。ただ、この試合あまりスライダーを投げていなかったように感じました。もしかしたら手の内を隠したのでしょうか。
野手では、まず島袋捕手ですが、2回裏の1打席の初球に危険球を受け交代したので打撃がどうなったかを見ることはできませんでした。ただ、守備で気になったのは2回ほどフォークを後ろへ逸らすシーンが見られました。前々からありましたが、そこらへんの対応に課題があると思います。ただ、以前は大人しいプレースタイルでしたが今回の試合で少しプレーがガツガツしてきたかなと感じました。貪欲に頑張ってほしいです。2年生の宮城選手はやはりスイングがまだ弱い印象で上のレベルの投手になると少し厳しいかなと思います。個人的に気になるのは、淡白な感じがあるのでもう少し粘り強さが欲しいですね。まぁこれは糸満の他の打者にも言えますが。
収穫としては、春・チャレンジマッチと見れなかった照屋が見れたことと何といっても金城の投手が見れたことでした。照屋は秋に比べるとだいぶスイングに力強さを増し両打席で鋭いヒットを飛ばしていました。また見事なセーフティーを決めるなど1番打者としての役割を果たしていました。こういうタイプの選手がこれまで糸満にはいなかったので大きいでしょうね。ただもう少し塁上で揺さぶって欲しいなと思います。そして何より金城の投手には驚きました。小柄ながらスイングも力強く鋭い打球を飛ばしておりやはり身体能力高い選手だと思いましたが、サイドよりやや上の位置から140キロ台をバンバン出してくるとは思いませんでした。勢いもなかなかですし、制球も思った以上に良かったです。直球だけしか投げてなかったと思いますが、相模の打者も押されていました。夏にはもう少し長いイニングを見てみたいです。
糸満はやはり力のある選手が多いチームです。しかしまだまだ興南との差は大きいので予選の1戦1戦で成長し力のあるチームになってほしいです。

4試合見ましたが、やはり興南はちょっと抜けてるかなと思いましたね。投手層や選手層も厚く隙が無いです。ただ一発勝負なので何が起こるか分かりませんし、各校もいろいろ包囲網しいてくると思いますので楽しみです。
 
    (蔵建て男) 私が、春季九州大会で観た糸満の印象もほぼ同じです。宮國の不調な上に、バックがミスをしまくり足を引っ張りました。特に捕手・島袋のキャッチングミスは、あの試合だけで4つや5つぐらいはあったのではないのでしょうか?ああいったプレーを観ると、興南との差は歴然に感じました。けして個々のポテンシャルは悪くないだけに、確かになんとも惜しいチームです。

個別寸評でも触れましたが、現状だと宮國も大学経由かなと思います。元となるフォームの土台は好いので、素直に肉付けすれば伸びると思います。現状球威不足は否めず、プロは厳しいかなと思います。大学の4年間で、その辺を強く意識トレーニングすることで、大いに進化することを期待したいですね。
 

北海道大学

 投稿者:北の国から  投稿日:2010年 5月27日(木)10時29分33秒
返信・引用
  国立の北海道大学が昨日、4度目の全日本選手権出場を決めました。
エースの石山くんは140km/hを超す直球主体の投手です。3年時までは捕手として出場することもあったので異色の投手だと思います。

もし観戦の時間がありましたら6月8日の東京ドーム第4試合に出場予定なのでご観戦してください。
 
    (蔵建て男) 貴重な情報有り難うございます。これから大学選手権を観るのが楽しみになりました。全チームの試合をチェックすることになると思いますので、ぜひその際には触れさせて頂くことになると思いますので。  

2009年 山口の逸材2!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 5月27日(木)03時44分6秒
返信・引用
  皆様今晩は。少々余裕なく書き込めませんでしたが、夏の予選までにどんどん書き込んで行きたいと思います。今回も、山口の選手達をご紹介したいと思います。

○塚田 洸大(山口・岩国商3年)投手 右/左

(どんな選手?)

昨夏の時点ではまだまだ線は細かったのですが、外角への制球に非常に優れた投手です。背番号3を付けておりましたが、非常に綺麗なフォームで投げ込む投手との印象があります。

(投球内容)

球速こそ、125~130キロぐらい(現在MAX136キロと言われる)で、それほど球威・球速には光るものはありませんでした。しかしながら、右打者の外角一杯に決められる制球力は抜群。ただその球が高めに浮くところを、痛打される時があります。このストレートに加え、スライダー・フォークなどもあるようですが、それほどまだ絶対的な威力は感じません。

クィックは、1.15秒前後と素早く、マウンド捌き・制球力なども悪くありません。背番号3と言っても、野手が投手をやっていると言うよりは、控え投手が、一塁をやっているといった感じの選手です。

お尻をしっかり一塁側に落とせるフォームで、将来的にも見分けの難しいカーブやフォークなどの縦の変化を武器にできる可能性があります。まだまだ腕を強く振ったり、地面の蹴り足が弱いなど、躍動感・力感に欠ける部分があったのですが、その辺が如何に改善できるのかがポイントだと思います。

(今後に向けて)

一冬越えて、どのぐらい身体に「強さ」が出てきたのか気になるところです。土台は好いので、それに上手く筋力が付けば、素直に伸びて行ける投手ではないのでしょうか。身体の芯ができてくれば、将来楽しみな投手だと思います。

△迫 亮平(山口・宇部工3年)投手 右投げ

(どんな選手?)

少々前に倒れ込む感じのフォームで、地面に足が着きそうなところから、大きく前へステップする独特のフォームです。現在は、MAX136キロまで到達していると言われております。

(投球内容)

やや癖のあるフォームから、昨夏の時点では125~130キロぐらいのストレートに、カーブ・スライダー・フォークなど、一通りの変化球を投げ込んでおりました。制球は、破綻のない程度で、それほど細かい投げ分けはできません。

クィックは、1.20~1.25秒ぐらいと基準レベル。フィールディングは、中々上手い選手です。ただマウンド捌き・制球力など、それほど光るものは感じませんでした。

また投球フォームも「着地」のタイミングを遅らせるのには好感が持てますが、お尻を落とせる一塁側に落とせるタイプではありません。それでも腕に角度を付けようとするので、かなり身体への負担は大きいのではないかと思います。

身体の「開き」も早く、「球持ち」も早く、「体重移動」も不十分なのが気になります。それ程甘くないコーナーへの速球が打たれるのは、せっかく着地を遅らせてタイミングをずらしても、身体の「開き」が早いからではないのでしょうか。

(今後に向けて)

昨夏の時点では、少々上のレベルで活躍するのは厳しいかなと感じました。ただ、この変則スタイルの長所を生かしつつ、欠点を改善できれば変則投手としての活路は見出せるかもしれません。一冬越えて、その辺の努力の跡が観られるのか注目したいと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

大学野球

 投稿者:hiroshijin  投稿日:2010年 5月26日(水)20時56分7秒
返信・引用
  お久しぶりです。最近自分のブログで精一杯で、こちらへの投稿が疎かになってしまいました。すみません。
今回は広島六大学と中国六大学の代表が決まったので簡単な紹介をしたいと思います。
広島六大学は広島経済大学が優勝しました。元々圧倒的な戦力を誇っているので当然ですが。4番に座った平岡義貴(2年・広島商)が打率5割で首位打者となり今まで柳田悠岐(4年・広島商)に負担がかかりがちだったのを軽減できました。これにより打線につながりが出来てチーム打率3割以上になりました。
投手陣は村上泰規(3年・広島商)・安達平(4年・瀬戸内)・渡部一也(2年・広島市工)の3人でほとんど回しました。ともに130後半の速球を持ち村上はシュートとスライダーで安達はスライダーとフォーク、渡部はチーム1の球威と高速スライダーという持ち味があります。
中国六大学は東亜大学が久々に復活です。昨秋最下位の時にはなりをひそめたいやらしい野球が復活しました。164㎝と小柄ながら首位打者に輝いた村田選手(3年・岩国商)がその典型でしょうか。投手では右横手の藤原直城(3年・出雲北陵)と村岡豊(4年・南陽工)が踏張りました。ともに球速はないものの、緩急で粘る投球を持ち味としています。
最近中国地方の大学勢はなかなか全国で勝てないでいるのでそろそろ、という思いはありますね。厳しいとは思いますがなんとか1勝を期待します。
 
    (蔵建て男) プロ注目の柳田選手が大学選手権に来てくれることは、個人的に大変嬉しいですね。

中国六大学は、昨秋遠征した際に観ましたが、中々各校レベルが高く感心致しました。全国レベルの投手が出てくれば、野手陣などのレベルは低くないので面白いと思います。期待して大学選手を見守りたいです。
 

2009年 愛媛&山口

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 5月25日(火)08時23分34秒
返信・引用
  皆様おはようございます。少しずつ全国の逸材シリーズを進め、なんとか夏の予選前には、一通りの選手の紹介を終えたり、ページもその準備に入りたいと思います。ただ6月には、大学野球一番のの祭典・大学選手権もあるので、そのペースを何処まで上げることができるのか、私自身わかりませんが。今回は、愛媛でコメントしていなかった選手と新しく山口にも入って行きたいと思います。

△山崎 貴之(山口・華陵3年)外野 177/77 右/左

(どんな選手?)

昨夏は、2番・中堅手として出場。確実にミートポイントでボールを捉える高い対応力が売りの選手です。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間を、左打者ながら4.45秒前後と、かなりタイム的には遅いのは気になる。もっと速いタイムも叩き出せるのかもしれないが、足を売りにすると言うタイプではないのだろう。

ただ中堅守備の動きも悪くなく、地肩も基準以上のものはありそうで、守備に関しては悪くない。2年夏の時点でこのぐらい動けるのだから、最終学年ではかなり、高校生としては上手い部類にまで成長するのではないのだろうか。

(打撃内容)

左打者にしては珍しく、クローズスタンスで打席に立つ。グリップを下げ気味に腰の据わった構えになっている。ただ仕掛けは「遅すぎる仕掛け」を採用。打撃動作の無駄を、極力無くすことで対応してくるタイプ。

足を小さく浮かしベース側にインステップ。そのため打てる球は限られていそうだが、踏み込んだ足下はブレないので、外の球でもしっかり拾うことができている。あらかじめトップに近い位置にグリップを持ってきており、速い球に立ち後れないように対応。バットを寝せて出すタイプだが、バット先端が下がらないようにヘッドを立ててスイングできているので、ボールをフェアゾーンに落とすことができる。

ボールを強く叩くことよりも、高い確率で捉えることに主眼が置かれており、木製バットでの対応では苦労しそうだが、金属バットならば、これもありだろう。

(今後に向けて)

走力の無さと木製バットへの対応を考えると、少々上のレベルでの活躍には不安が残る。ただ根本的に、ボールをミートポイントで確実に捉えるセンスは優れているので、いずれは上手く対応できるようになるかもしれない。2010年度の山口を代表する好打者として、その成長を見守って行きたい。

△山本 倬哉(愛媛・済美3年)投手 182/75 左/左

(どんな選手?)

180センチ台の大型左腕で、昨夏の時点でMAX136キロだったと言われる選手です。

(投球内容)

昨夏の時点では、それほど信頼度が高くなかったのか?なかなか登板しているのが、観られなかった選手です。本格派の左腕で、常時125~130キロ強ぐらいのストレートに、カーブ・スライダーなどを織り交ぜてきます。ただ制球は、かなりアバウトで、細かいコースの投げ分けや、投球をしっかり組み立てていると言うよりは、ストライクゾーンに球を集めて来るといった感じの投手でした。

クィックは、1.25秒前後と平均的で、フィールディングも並レベルぐらい。マウンド捌き・投球センスには、まだまだ課題を残すタイプの投手です。

(今後に向けて)

昨夏は、済美には3年生も含めて4人の投手がおりました。彼は、その中の1人。そのうち彼と同学年の投手が他に2人いるなど、現状もチーム事情はそれほど変わっていないのではないかと想像致します。今年になって、彼の評判を殆ど聞かないことからも、その状況は心配されます。

体格にも恵まれているので、大学などで野球を続けられる機会に恵まれれば、そこで才能が一気に開花するかもしれませんね。できれば高校生の間に、その才能開花を観てみたい本格左腕です。

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沖縄招待野球1

 投稿者:半島  投稿日:2010年 5月24日(月)19時27分5秒
返信・引用
  蔵さん、こんばんは。
土日の東海大相模の招待野球を2日連続で観戦することができました。結果は県勢の全敗でしたが、夏直前での強豪との試合で非常に参考になりました。
相模はやはり強いですね。スイングも力強く甘く入ってきたら逃さないのが印象的でした。ただ、長打はあまり多くなく単打が多く、そこまで強力だとか破壊力のある打線という印象ではなかったですね。目立ってたのは双子の大城選手、共に4試合通してよく打っていました。どちらも4試合フル出場し5割越えだったと思います。地元ということで気合が入っていたのでしょう。相模は名門らしく卒の無さ・まとまりを魅せてくれました。

相模400 002 300  9  H14
小禄000 000 001  1  H3

小禄 : 宜野座、宮城、山里 - 新崎、大城幸
東海大相模 : 近藤、福島、一二三 - 大城卓

この試合の注目は小禄の投手陣がどれほど通用するかでした。先発は宜野座投手、チャレンジマッチで嘉手納や興南打線を抑えた投手でしたが、立ち上がりを狙われあっという間に4失点、その後は粘りの投球で5回まで毎回のように走者をだしましたが抑えます。しかし、6回に味方のミスも絡み2失点しこの回で降板しました。彼は調子自体は普通だったと思います。球速は直球は常時130そこそこ最速は138、スライダー110前後、フォーク120前後でした。やはり直球に力がありますしまずまずキレもあるのですが、変化球特にスライダーの精度が悪いので苦しい投球でした。相模打線は甘い球は逃してはくれません。またクイックがイマイチなのと捕手の肩もあんまりなので良く走られていました。興南も夏に対戦する時はこういうとこを突いてくるでしょうからバッテリー間で対策を練る必要があるでしょうね。ただ、直球はあると程度通用すると感じましたし、思った以上にマウンド捌きも良いいのでこれからもまだまだ伸びていく投手だと思います。7回には宮城投手が登板、2年生で初めてみる投手でしたが身長も高く恵まれた体格で注目しました。直球は120後半くらいですが、結構勢いのある球を投げていました。しかし、ヒット・四球を与えたとこですぐ交代、まだまだ投球が出来る投手ではないのでしょう。素材は良いと思うので来年に期待したいです。マウンドを受けた山里投手でしたが、相模打線を抑えることができず3点を奪われてしまいます。しかし、8・9回は三振を奪ったりするなど持ち味を魅せてくれました。直球は120そこそこですが、球速以上に感じさせる球質でキレの良さを見せてくれました。愛媛との交歓試合では野村高校を完封したようでこちらも来年が楽しみな投手です。
相模は2年生の近藤投手が先発、非常にテンポが良く快調なピッチングでした。直球は130中盤で最速は141をマークしなかなかの勢いを感じさせます。ただ、137・8くらいの直球が一番勢いと力を感じさせました。変化球はスライダー115前後、カーブ105前後、フォークが120前後と満遍なく投げてくるような投球。しかし、変化球は目立つような精度・キレが無いので全国レベルの打線が相手では厳しいかもしれません。そして、糸満戦でも投げましたが、走者を背負ったりなど自分のリズムで投げれなくなった時が課題でしょうか。また、フィールディングや牽制は上手いですがクイックはイマイチですね。
小禄は終始近藤投手のリズムを崩せず、付き合う結果となりました。持ち味である粘り強さが見られなかったのは残念です。正直、シード4校の中では一番スイングが頼りなく見えましたね。期待している大城選手は唯一中身のある安打を放ちましたが、やや力が入っている印象で気負いすぎた面がみられました。小禄は名前負けしていた感じを受けました。県外慣れしていないのかな?
一二三投手は9回に登場、投球練習からあんまりフォームにキレがないなとか力強さに欠けるなと思いましたが、実際に投げてみると直球は120そこそこで最速は126、回転も悪く制球できていない、四球・死球で力を入れて投げたら打者の頭を越える大暴投で1点を献上、力を入れると制球できないのでこれ以降は殆どカーブの投球でした。正直酷かったですね。この状態では興南戦は投げてもボコボコだろうなと思いました。そして昨日はご存知のようにサイドでの投球・・・。一体どうしちゃったんでしょう?


興南003 100 000  4  H10
相模010 040 000  5  H8

興南:砂川、川満、島袋 - 山川、外間
相模: 長田、江川 - 大城卓

非常に中身の濃い面白い試合でした。
相模の先発は2年生左腕の長田投手、急遽なのか最初からその予定だったのかはわかりません、投球練習からこの投手じゃちょっと興南を抑えるのは厳しいかなと思いましたが、まず先頭の国吉が3球目をセンターへ強烈な打球、続く慶田城も2球目を同じくセンターへ、いずれもアウトになりましたがやはり興南のスイング・打球は違うなと感じさせるものでした。我如古は四球を選んだ後、真栄平は初球外角低めの直球を地を這うような強烈な打球でセンターへ、流石でした。この3つの打球が効いたのか、2回は平凡な凡フライをセンターが目測を誤り後ろへ下がりすぎたためポテンヒットにしてしまうシーンも見られ、興南の打球の鋭さや力強さはやはり全国でもトップクラスなんだなと感じさせましたね。
興南の先発は砂川投手、秋から見ていますがだいぶ安定し落ち着いて見ていられる投手になったかなと思いますが、やはり相模打線を抑えるには少し力不足かなと感じました。初回・2回とチャンスを潰し、その裏にあっさりと先制点を許します。しかし、3回には先頭の国吉が再びセンターへ弾き返し出塁すると、後も続き無死満塁で真栄平、観客の期待が高まり、良い角度で上がった打球でしたが、根元だったため失速、しかしあっさりと犠飛で同点、その後も続き2点を追加し逆転しました。この回で長田投手は降板となりました。まだまだ力不足でしたね。後を受けたサイドの江川投手でしたが、4回に今度はレフトに入った一二三が打球判断を誤り1点を追加されます。ですが、その後は2死から四球を出して余計な走者背負ったり、再三得点圏に背負いましたが、勝負所では強気にそして見事な制球を見せ興南打線を抑えます。
相模は5回表に牽制で刺し、2回に交代で入った伊地知が好捕をみせ流れを掴むと、その裏先頭をだし次も続くと、山川がすかさずタイムをとり間を入れますが、止めることができず連打で1点差に詰め寄ります。そして砂川から川満に交代となりますが逆転を許します。
交代直後は打たれた川満ですが、6回は100そこそこの緩いカーブを意識的に多めに投げ、2三振を奪うなど流れを引き寄せる投球をみせると、7回には島袋が登場、先頭の1番渡辺はエラーで出塁しますが山川から変わった外間が見事な送球で盗塁を刺すと、この試合ラッキーボーイ的な存在だった伊地知を空振り三振、3番田中を見逃し三振に奪い流れを持ってきます。8回再び国吉が内野安打で出塁し送りバント・進塁打で2死三塁で4番真栄平、しかしここは江川投手の渾身の投球で詰まらせフライに打ち取りこれで試合は決しました。
展開的には再三のチャンスを活かせなった興南といずれもしっかりと活かした相模という感じでした。安打も興南が多く終始押していた印象がありますが、江川投手を中心に耐え切ったなと思います。5回以降はノーヒットだったと思います。こういった試合をモノにしたのは相模にとっても大きいでしょうね。興南にとっても内容はどうであれ負けたわけですから夏に向けたモチベーションになるでしょうね。しかしやはり興南は強いなぁと思わせてくれる試合でした。
島袋投手は最速139を出し、ある程度状態が戻ってきたかなと思いました。ただ、まだまだ本調子ではないでしょう。砂川・川満の両投手が計算ができるようになってきたので準決勝・決勝をピークに持ってくるんじゃないかと思います。

2日目の様子はまた後日まとめて投稿したいと思います。
 
    (蔵建て男) 沖縄の招待試合のレポート有り難うございます。選抜帰りで、春季神奈川大会では早々敗退してしまった東海大相模。しかし選手層も厚く、地力はやはり神奈川でもトップ級です。

一二三の復調にもよりますが、夏にはチームを整えて来るのではないかと期待されます。一二三なしで、興南と互角の対戦ができたことは、選手達にとって大いに自信になったのではないのでしょうか。
 

2009年 岡山大会

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 5月24日(月)04時41分16秒
返信・引用
  皆様今晩は。なかなか、こちらで書き込める余裕がなかったのですが、ようやく時間ができたので、書き込めます。これから夏の大会に向けて、ガンガン全国の逸材を進めて行けると思いますので、皆様どうか宜しくお願い致します。今回は、昨夏の岡山大会準決勝の模様から。

○花岡 竜也(岡山・作陽3年)投手 178/70 右/右

(どんな投手?)

全身使って投げ込んで来る本格派で、腕の振りの良さと強気に内角を突く投球が魅力です。それでいて、しっかりピッチングを組み立てられる投球術もあり、中々の好投手。甲子園に出場した倉敷商も、彼に代わってからは完全に抑え込まれました。

(投球内容)

バランスが良く、かつ身体を使ったフォームから常時130~135キロぐらいの伸びのある速球を投げ込んできます。変化球は、横滑りするスライダーとのコンビネーションと球種は少ないのですが、内角を厳しく突ける投手で、両コーナーに球を投げ分ける幅広さがそれを補います。

クィックは、1.3秒前後とあまり早くないのですが、フィールディングも上手く、マウンド捌き・投球術も安定しており、野球センスは悪くない投手です。制球もまとまっており、力と技がバランスよく取れた好投手でした。

投球フォームも、お尻を一塁側に落とせますし、着地までの時間も稼げているので、将来的に見分けの難しいカーブや縦系の球種の修得も期待できます。現在は、スライダーとのコンビネーションのみですが、もっとバリエーションは増やせると思います。

グラブは、最後まで内に抱えられているので、両サイドへの投げ分けはできます。ただ足の甲での押しつけが、つま先のみの上体の高いフォーム。それを、無理に腕に角度をつけることで抑え込むと言う強引さもあります。その辺が、身体への負担も考えると少し気になる部分です。

投球の4大動作である「着地」「球持ち」「開き」「体重移動」と言う観点でも大きな欠点はなく、高校生にして「着地」までの時間も稼げますし、ボールにしっかり伝えられるリリースにも好感が持てます。しいて言えば「体重移動」は悪いとは思いませんが、投げ終わったあとに、大きく一塁側に流れます。

腕を強く振ることができるので、将来的には速球と変化球の見分けの難しい、かなり厄介な投手になれそうです。

(今後に向けて)

もうひとまわり、身体が昨夏より大きくなっているようだと、かなり楽しみな投手だと思います。この春の内容はわかりませんが、2010年度の岡山を代表する投手に育っているのではないかと期待させてくれる投手です。順調に育っていれば、夏には140キロ台オーバーも期待できるのではないのでしょうか?

△植田 周馬(岡山・倉敷商3年)左翼 171/66 右/左

(どんな選手?)

昨夏は、7番・左翼手として出場。甲子園も経験した選手です。変化球などにも、しっかりボールを合わせることのできる対応力のある打撃が魅力です。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、左打者ながら4.3秒前後と並です。また左翼手としてのプレーも、正直よくわからず。もう少し別の試合で細かく観てみたいのですが、肩はあまり強くないように見えました。そのため、守備・走力で魅了するタイプではなさそうです。

(打撃内容)

けして長距離打者ではないのですが、ボールをしっかりミートポイントで捉えるセンスに優れます。

前足を軽く引き、グリップを高めに添えます。気になるのは、前足を引いている割に、両目でしっかり前を見据えられないところでしょうか。仕掛けは「早めの仕掛け」を採用するなど、やはり生粋のアベレージヒッターのようです。

引き上げた足を、空中で長くキープするように「間」を充分とって、踏み込むタイミングを伺います。そのため緩急に対応しやすく打てるポイントは多いと思います。真っ直ぐから少しベース側にインステップして踏み込める選手で、外の球でも強く叩けます。踏み込んだ足下が少しブレるところがあるのですが、悲観するほどではありません。

気になるのは、トップの位置までバットを持って来るのが遅れがちになり、速い球に立ち後れる可能性が高いです。少し肘が下がって出てくるので、スイング軌道はどうかな?と思ってみておりましたが、大きなロスはないので問題ないと思います。バットを寝せて、幅広くボールを捉えるタイプであり、最後までしっかり振り切れるスイングも魅力です。そのため巧打者でも、当てに行くようなタイプではありません。

(今後に向けて)

身体能力が高くない巧打者タイプなので、評価としては厳しいものがあると思います。ただ的確にミートポイントで捉えられる打撃センスは良いので、その点では2010年度の岡山でもトップクラスの打者に育つのではないかと期待できます。プロ云々の素材ではないのですが、今後もアマ球界で活躍して行って欲しい選手でありました。

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風張蓮投手

 投稿者:まさ  投稿日:2010年 5月22日(土)22時02分25秒
返信・引用
  蔵さん、こんばんは

ドラフト関係のサイトでも次第に名が知られてきた(ように感じられる)
岩手・伊保内高校の風張蓮投手、岩手県春季大会の2回戦の昨日の試合も
(サンスポと報知の東北版によると)10球団のスカウトが、わざわざ
アクセスが悪いところまで見に来たらしいですね。

その、風張投手、地区予選の時に右手中指の爪を割ってしまい、
その影響で中間あまり調整できていなかったとの事で、昨日の2回戦こそ
緩急をつけた直球とフォークだけの投球で7回2安打完封したらしいですが、
今日行われた花巻東戦では、ボールが高めに上ずってストライクを入れるのにも
やっと、変化球も投げ(られ)ず、ストレートに狙いを絞られて滅多打ちに遭って、
5回14安打10失点(確か)と、散々な内容でした。
言うまでも無く、自己ワーストの投球内容だったでしょう。

イニングごとの投球練習も途中で軽めにしたり、ストレートも全然走ってなかった事からも
爪割れの影響が大きかったのかな?と感じさせられました。
夏は完璧な状態で望んで欲しいものです。


当初、You Tubeに上げる為に、今日の試合の映像を撮りに行ったのですが、
今日の投球内容はあまりにも参考にならないのでお蔵入りにしようと思っています。
ただ、蔵さんがご覧になりたいと言うのであれば、後日Youtubeにアップして
アドレスをお教えしますが、、

※メールアドレスは、去年の夏に岩手県大会の動画DVDをいくつかお送りする際に
教えていただいたので分かります。
 
    (蔵建て男) いろいろ気を遣って頂き有り難うございます。ぜひ貴重な映像拝見させて頂きたいと思います。その雰囲気だけでも、味わいたいのでお願い致します。

今年の大きな目的は、岩手に遠征することです。ただ今回は、岩手でも北部地域の開催で、残念ながら観戦が難しい状況でした。ぜひ夏は観戦に行き、平泉観光でもして帰りたいと思っております。
 

(無題)

 投稿者:M&T  投稿日:2010年 5月22日(土)21時48分42秒
返信・引用
  大院大の小林寛投手が龍谷大相手にノーヒットノーランだそうです。
指名されても下位or育成ぐらいだと思ってましたがこれは評価が上がるかも知れませんね。
 
    (蔵建て男) そうらしいですね。ただチームとしては、大学選手権は厳しそうな状況です。5リーグ対抗戦か、秋のリーグ戦でもぜひ確認してみたい投手です。  

社会人オープン戦と愛知大学リーグ

 投稿者:kimi  投稿日:2010年 5月19日(水)22時36分46秒
返信・引用
  蔵さんこんばんは、

土曜から月曜まで所用で帰省していまして、月曜にトヨタスポーツセンターでトヨタ対三菱重工神戸の試合を観てきました。
トヨタのグラウンドには初めて行きましたが、球場は新しく非常にきれいでした。グランパスの練習場や系列の高校があったりと広い敷地内にあり、球場隣のサッカー場では選手が調整していました。これまで社会人チームのグラウンドには関東と東海で10箇所くらい足を運んでいますが、その中でも一番ではないかと思います。

試合は5-5の引き分けでした。
トヨタは先発の菊川が制球難で、甘く入ったところを痛打されるなど5回5失点でした。一方で神戸先発の守安は素晴らしい投球で、序盤は打てる気がしませんでした。5回まで1失点に抑えていましたが、6回以降はばてたのか急に球が甘くなり、6,7回に2点ずつ失い、トヨタに追いつかれます。その後両チームともチャンスを活かせずに引き分けに終わりました。

一番の収穫は守安を確認できたことでした。
球速は平均130後半で、たまに140越えがでるくらいですが、序盤はほとんど甘い球がありませんでした。厳しいコースにキレのある球を投げ込みますのでそうそう打てません。5回終了時で4安打1失点でしたが、いい当たりは一本だけでした。6回に入ると疲れと相手打線のタイミングがあってきたことがあり、連打などで2点を失います。さらに7回にはコースをねらいすぎて四球でランナーをためると、代打の田中幸長に2点タイムリーを浴びて同点となり、この回で降板しました。5回までは割と低めに決まっていたボールが6回からは高めに浮いていました。
そのあと湯浅、古野と1イニングずつ投げました。湯浅は横浜商大時代に観ているはずですが、ほとんど記憶に残っていません。真上から投げおろすストレートは力がありましたし、最速でも144を記録していました。

野手では今年の候補として名前が挙がる八木賢吾が9番キャッチャーで出場していました。4打席ともランナー無しの場面で回ってきますが、1安打2四球ときっちり仕事をしました。追い込まれるまでは慎重にボールを見てきますし、もう少し上位を打たせても面白そうです。出塁した後も大きなリードを取っており、ピッチャーに何度も牽制させていました。
ディフェンスではイニング間送球であまりビシッとした球が行かなかったのが気になりました。手を抜いているわけではないのでしょうが、ワンバンだったりセカンド方向にそれたりしていました。実際に盗塁を刺すところを見たかったのですが、守安の牽制が上手いこともあって相手は一度も走ってきませんでした。


トヨタ先発の菊川は重そうな130後半の球を低めに投げ込んできますが、カウントを悪くしてストライクを取りに行った球を打たれていました。ランナーがいないときは低めにポンポン投げてゴロを打たせるのですが、イニングによってもムラがありました。

6回からは高卒2年目の久保地涼太(右/右 180/72 土佐)がマウンドに上がります。高校時代は全く知らない選手で、観たのも初めてですが素材的に面白い投手でした。
右オーバーの投手で、体重移動がスムーズですし、腕もよく振れています。いまの速かったなと思った球が134と、球速以上に速く見えました。最速は141,2くらいです。変化球は曲がりの小さいスライダーにカーブ、ドロンと落ちるフォークらしき球がありました。
4回を投げて1安打でしたが、四死球が3つありましたし、フルカウントが多かったです。公式戦の競った場面ではまだ使い辛いかとは思いますが、今後が楽しみな投手でした。来年はドラフト候補に挙がるよう、実績を積んでいってほしいです。

この日は投げなかったのですが、別の日に観たオープン戦で祖父江がセットアッパーとして8回から登板していました。大学の時は反動をつけるような感じでセットから投げていましたが、今はゆったりと振りかぶるワインドアップになっていました。ボールの勢いは伸びているようにみえました。常時142前後でしたが、稀に146,7キロ出ていました。


土曜は観戦に行けませんでしたが、日曜に愛知大学リーグを観てきました。
中部大と愛工大との試合は勝ち点を落としたほうが入替戦確定で、後の無い中部大は石川が8回のピンチでリリーフ登板しました。前日150球近く投げた影響もあり、ほとんどがシンカーでした。ストレートは135しか出ていなかったので、翌日の3戦目を考えてセーブしたのかと。
中部大先発の平野は8回途中まで無失点と、この日も好投しました。スライダーとシュートが両サイドに決まっており、速いテンポでポンポン投げてきます。前回同様要所では両サイド低めにストレートを投げますし、左打者の低めに逃げていくスライダーも効果的でした。最速138と、前回よりもスピードがでていました。
翌日の3戦目では、石川の後を受けてリリーフ登板して4回をゼロに抑え、入替戦回避に大きく貢献しました。プロ云々という投手ではないのですが、左が不足している社会人チームなら面白いのではないかと思います。

石川以上に観たかったのが愛大の伊佐地佑紀(右/右 179/73 津島北)でした。昨年までは中継ぎ登板が主でしたが、今期は主に2戦目の先発を任されています。毎試合ヒットを打たれる割には、自責点は3点以内に抑えています。
この日は毎回のように中京大に10安打4失点で完投勝ちしました。毎回のようにヒットを多く打たれますが、四死球は死球が1つのみ、1-3からでも低めのカーブでストライクが取れるように非常に制球の良い投手です。
ストレートは130中盤から後半くらいにみえました。あとで確認したところ、アベレージはそのくらいですが、最速で144が出ていたのは驚きました。カーブにスライダー、落ちる球があったのですがタテスラかと思います。
これといったスピードボールや決め球となる変化球はありませんが、試合を作る能力は高いです。まだ2年生なので今後の活躍に期待したいです。

今年の4年生は育成も含めて複数名ドラフト指名があるかと期待していたのですが、現時点では石川くらいでしょうか。
この日中継ぎで3イニング投げた中京大の上杉は調子を落としていますし、同じ中京大の東間は4番キャッチャーでの出場でしたが攻守に精彩を欠いていました。愛工大の藤川はケガで出遅れましたし、エースの長瀬は今シーズンは観ていませんが打たれてますね。ショートの荻野も社会人かなあという気がします。名商大の水野は秋の活躍次第ですかね。上杉は秋に復活することを期待しています。
二部では名城大のエース阿部が気になっていますが、まだ未観戦なので秋に確認できればと思います。
 
    (蔵建て男) 毎度貴重な東海地区のレポート有り難うございます。下級生や若い選手に勢いがある選手が多そうですね。

今年の愛知リーグの4年生には、楽しみな選手が多いと期待していました。しかしどうも、春は芳しくない選手が多いですね。ぜひ秋には訪れたいと思っているので、彼等の巻き返しを期待したいところです。
 

田内選手について

 投稿者:四国住人  投稿日:2010年 5月17日(月)12時50分36秒
返信・引用
  新聞では秋に比べて身長が3センチ伸びて174センチ、体重67キロとアップしています。球速も秋のmax141から現在145らしいです。  
    (蔵建て男) ご報告有り難うございます。早速リストの方にも反映させて頂きました。ぜひ今後も注目して行きたい投手ですね。来年あたりは、神宮あたりで、その勇姿が観られるのではないかと期待しております。  

2010年 春季四国大会5!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 5月16日(日)22時01分36秒
返信・引用 編集済
  春季関東大会2回戦は、その詳細はよくわかりませんが、試合の結果の方は入ってきました。私の見たい選手がいるチームは勝ち上がったようなので、明日は茨城まで頑張って足を延ばしたいと思います。

春季四国大会のレポートは、今回が最終回となります。

◯岩田 修治(香川・寒川3年)中堅 164/62 右/左

(どんな選手?)

小柄なのですが、三拍子揃ったハイセンスのプレーヤーとして、すでに甲子園でも結果を残している選手です。最終学年を迎えそのセンスには、更に磨きがかかったようです。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間を、4.0秒前後で走り抜けられる俊足ぶりは健在で、セーフティバントなどで揺さぶるイヤラシイタイプの巧打者です。四球も選べますし、自分の役割もよくわかっている選手だと思います。上のレベルでも足を売りにできるほど絶対的なスピードがあるのかは微妙ですが、今後もこの足を活かしたプレーを全面に出して行く選手だと思います。

守備も、打球への反応がよく、落下点にいち早く回り込みます。体の割には、地肩も基準以上のものはありそうですし、守備・走力に関しては、上のレベルでも充分通用しそうです。

(打撃内容)

非常に小柄ですが、体付きはガッチリしておりますし、打球は力強いです。実際にこの春季大会でも、外野手の前に鋭くはじき返すだけでなく、レフトオーバーの長打を放っているなど、巧打者ではあるのですが、非弱さがないところが好感です。

前足を軽く引いてグリップを下げ気味に添え、バランスよく構えられております。自分のリズムも刻めており、リラックスした中にも適度な緊張感も保った好い構えだと思います。

仕掛けは、巧打者タイプなのですが「遅めの仕掛け」を採用。実は、スラッガー以外にも、こういった二番タイプの選手には、ギリギリまでボール見定めてからプレーするので「遅めの仕掛け」を採用する選手は少なくありません。将来的には、生粋の二番打者になれる選手なのかもしれません。

始動が遅い分、足をあげて着地するまでの「間」が少ないことからも、打つ球をあらかじめ絞って叩くタイプ選手です。ベース側から離れた方向に踏み出すアウトステップ打者ですが、左打者の多くはこれを採用しております。また踏み込んだ足元が、インパクトの際にブレないなど、しっかりと打ち損じ少なく叩けるタイプです。

気になるのは、少々打撃の準備段階である「トップ」を作るのが遅れ気味であること。そのため一定レベル以上の球速・キレのある投手には、差し込まれやすいかもしれません。それでも上から上手くヘッドを立てて叩けており、外の球でもしぶとくヒットゾーンに落とせるタイプです。スイング軌道にロスはなく、コンパクトにフォローまで振りきれております。コンパクトさの中にも、しっかり叩けると言うスイングで大事な部分が抑えられた振りです。

技術的には、トップの作りが遅い点を除けば、大きな課題は見当たらないレベルの高い選手です。この体格でも、高いパフォーマンスを支えているのは、彼の持っている野球センスと確かな技術によるところなのでしょう。

(今後に向けて)

今後大きく化けるとか、そういった高い伸び代は感じられません。ただ頭の好いプレーヤーですし、意識も高いので、レベルに順応した活躍は期待できるのではないのでしょうか。高卒プロとかそういった類の選手ではないのですが、全国の有力大学に進んでも、レギュラーをはって行ける素材です。志を高く持って取り組んで行ければ、松本哲也(巨人)のような選手になれる可能性を秘めていると期待しております。今後も注目して行きたい、ナイスガイでした。

◯田内 亘(高知・岡豊3年)投手 171/62 右/右

(どんな選手?)

小柄ですが、2010年度において、四国NO.1の投手だと思います。秋以来の観戦でしたが、今回はリリーフでの登場でした。

(投球内容)

球速は、135~140キロ前半ぐらいだと思います。ボールの球威・球速・勢いなどは、秋とそれほど変わっていないように思えます。変化球は、ブレーキの好いカーブに、縦のスライダーといった感じでしたが、改めて好い投手だなと思えてきます。

秋からの成長は、ほとんど見られなかった鋭い牽制を魅せるようになったこと。元々フィールディングや1.1秒台のクィックもできますし、一段と実戦的になってきました。もちろん投球を組み立てるセンス・経験豊富なマウンド捌きも健在です。

ただ右打者には、外角にきっちり球を集められる制球力は健在ですが、相変わらず左打者に甘く入る球を痛打される欠点は改善されておりませんでした。その辺を改善して行かないと、レベルがあがるほど左の強打者は増えてゆきますから、上のレベルでは苦労する要因かもしれません。

(今後について)

あと10センチ上背があったら、ドラフト最上位で消えるぐらいの、投手としてのセンスと力を兼ね備えている選手です。ただ彼レベルになると、全国の強豪大学や社会人などに進んでも、充分に野球を続けて行ける素材でしょう。

ただ昨秋から目に見えて大きな成長がないだけに、今後は肉体面の大きな上積みは期待できないかもしれません。今後は、より実戦力・総合力を高めて行けるのかにかかっております。そういった地道の努力を続けて行けるのか、投手としても人間としても引き出しを多く持っているかなどが気になるところです。将来的には、更に実戦力に磨きがかかれば、大学や社会人経由でプロ入りできるかもしれません。期待して今後も見守って行きたい選手です。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2010年 春季四国大会の逸材4!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 5月16日(日)07時42分39秒
返信・引用
  関東でも、春季関東大会が始まりました。私は、本当は日曜の観戦を予定していたのですが、事情が変わり月曜日への観戦が濃厚となりました。一人どうしても確認しておきたい選手がいるのですが、今日勝ってくれると好いのですが・・・。

さて春季四国大会の逸材シリーズも、あと二回。今回も、レポートの続きを行って行きたいと思います。

△高橋 涼平(香川・藤井学園寒川3年)投手 175/56 右/右

(どんな選手?)

昨夏も甲子園で投げていた投手で、内角を厳しくつく投球が目立ちました。一冬超えて、相変わらずの体つきではあったのですが、今度は外角中心に集めつつ、縦の変化を得意とするタイプへと変貌しつつあります。

(投球内容)

普段は、130キロ前後ぐらいと、球威・球速面では昨夏から変わらないか、少し落ちたのではないかと思われる内容でした。ただ時々、指にかかった速球には見るべきものがあります。変化球は、小さく横滑りするスライダーと縦に落差のあるフォークとのコンビネーション。また外にチェンジアップ気味の球でカウントを整えてきます。

元々両サイドへの制球は確かだったのですが、昨夏が厳しく内角を突く配球だったのに比べると、今は外角中心の配球に、縦の変化をつける投球に変わってきました。マウンド捌き・制球力も安定し、クィックも1.15秒前後・牽制もそれなりで、フィールディングも上手い選手です。投球には大きな破綻はなく、適度にまとまっている好投手です。

(今後に向けて)

思ったほど一冬超えて、球威・球速・体つきと変わってこなかったところは残念です。中背で線も細いので、スケール感のある素材ではありませんが、大学レベルでも野球を続けて行ける選手だと思います。体を大きくすることも、投手の仕事だと思って、積極的にウエートや筋力をつけて欲しいかなと思います。持っているセンスは悪くないので、これにパワーがついて来ると、見違えるほど好い投手になるかもしれませんね、頑張れ!

△下坂 充洋(高知・岡豊3年)捕手 173/62 右/右

(どんな選手?)

昨秋も観ているはずなのですが、とりあげるのは今回が初めて。四国屈指の好投手・四国屈指の投手・田内亘をリード選手です。

(ディフェンス面)

投手の好投を導くが如く、テンポの好いリードを心がけます。グラブを軽く示したあと、いったん下げてしまう癖はあるのですが、柔らかいグラブ捌きとミットの出し方の良さで、これを補います。

気になるのは、少しドシッと座り過ぎで、次の動作への移行が遅れ気味になっているのではないかと思います。捕ってから素早い動作ができるのに、塁間は2.05秒以上かかるスローイングなどを観ていると余計にそう思います。また地肩自体も、それほど強いようには見えませんでした。

(打撃内容)

チームの6番を担うなど、バリバリの強打者ではないようです。スクエアスタンスで、バットを高めに添えバランスよく構えます。構えた時に、自分のリズムを刻めていないので、少々脆いのではないかと感じさせます。

仕掛けは「遅すぎる仕掛け」を採用。投手の重心が下がる時にベース側につま先立ちし、リリース後に動き出すと言う、極めて遅い仕掛けを採用致します。これだと相手レベルが上がると、対応に苦労します。

足を少しだけ地面から浮かし、真っ直ぐ踏み込みます。始動から着地までの「間が少ないので、どうしても打てる球は限られそうですし、ステップが狭いので懐が窮屈な印象を受けます。ある程度インパクトの際には、足元が踏ん張れているので、外の球には対応できそうですが、内角は苦しそうです。

最大の欠点は、打撃の準備段階である「トップ」の位置にバットを持って来るのが遅い点です。すなわちグリップを引くのが遅すぎると思います。バットは上か叩くダウンスイングを心がけているので、インパクトまでのロスは感じません。弧も小さめでコンパクトなのですが、この内角の捌きとトップを作るのが遅れることが、大きな課題であるように思えます。基本的に構えは強打者スタイルですが、打撃はコンパクトヒッターだと思います。

(今後に向けて)

まだまだ攻守に課題も多く、現状のままでは上で野球を続けられたとしても、そこで活躍を望むのは厳しいかなと思います。ただ持っている資質は、けして悪くないと思います。志を高く持って真摯に取り組めれば、道は開けてくるのではないのでしょうか、頑張れ!

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2010年 春季四国大会の逸材3

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 5月14日(金)08時21分46秒
返信・引用
  皆様おはようございます。明日からの北関東遠征を控え、どんな風にまわれば良いか、いろいろ頭を悩ます管理人。なかなかレポートが進みませんが、少しずつ行って行きたいと思います。今朝の春季四国大会の続きから。

△中越 広基(愛媛・野村3年)一塁 175/65 左/左

(どんな選手?)

昨夏は、秋山 拓巳(西条-阪神4位)投手のストレートに力負けしないしっかりしたスイングができる選手で、一番・一塁手を担う選手です。セーフティバントで揺さぶったりする強弱をつけた打撃ができる選手です。特に、センターからライト方向に引っ張る打撃が目立ちます。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.25秒弱ぐらいと、ほぼ基準レベルの脚力。上のレベルで足を売りにできるほどではありませんが、高校生レベルでは悪くありません。

一塁手としての動きも悪くなく、フライなどを追っていても危なっかしさがありません。走力がソコソコあるように、けして守備力が低いから一塁をやっていると言うよりは、打撃を活かすためのポジションなのかもしれません。

(打撃内容)

セーフティバントを決めたり、チームバッティングも意識してなのか?ライト方向に引っ張る打撃が目立ちます。

スクエアスタンスで足を揃え、グリップを低い位置に、あらかじめ捕手方向に引いて立っております。腰の据わりなどは悪くないのですが、もう少し背筋を伸ばしてボールを見やすい体勢にした方が良いのではないのでしょうか?

仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用。生粋のアベレージタイプと思いきや、中距離で勝負強さを売りにするスタイルです。足を引き上げ、少しベースから離れた方向に踏み出すアウトステップ。その足下が、インパクトの際にブレないのは良いと思います。

早めに打撃の準備段階である「トップ」の位置にグリップがあるのは良いのですが、グリップを下げたまま振り出すので、どうしても窮屈になりヘッドの出が悪く内角がとくに窮屈です。ボールもこねやすいですし、背筋を伸ばしてバットを振り出すスペースを確保できる余裕が欲しいかなと思います。ただスイング自体には、ひ弱さは感じられないのは救いだと思います。ボールを捉えるまでの術を磨けば、まだまだ先が楽しみです。

(今後に向けて)

守備面でのアピールが、どうしてもポジション柄不足するのは残念です。しかし走力は基準レベルあり、けして悪くはありません。打撃は、かなり癖のあるスタイルなので、これを如何に改善できるかにかかっております。ただ夏までに時間がないので、恐らくそういったことに取り組むのは、次のステップに進んでからになるのではないのでしょうか。更に志しを高く持って、進化を続けて行けることを期待してやみません。頑張れ!

△岡田 譲二(愛媛・野村3年)右翼 175/68 右/左

(どんな選手?)

チームの3番・右翼手を務める選手で、打撃の中心的な存在です。ボールを捉えるセンスとボールの捌きには、非凡なものがあります。

(守備・走塁面)

ただこの手の好打者にしては、塁間4.55秒前後と走力がないのが残念です。このタイムが遅かったとしても、上のレベルで足を売りにすることはないと思います。

ただ今回の観戦で、右翼手としてはまずまずの動きをする選手だと言うのがわかってきました。また肩も強く守備に関しては、それなりにアピールできるものがある選手です。

(打撃内容)

昨夏は、秋山 拓巳(西条-阪神4位)投手がムキになって勝負に来た球を粉砕するなど、その的確にミートポイントで捉えられる打撃センスは、四国でも指折りのものがあります。ただ秋季大会では、その打撃センスが発揮できなかったのは残念でした。

昨夏あたりは、スクエアスタンスでバランス良く構えられたと記憶しております。しかしこの春は、あらかじめ捕手方向にグリップを引きすぎて力みが感じれますし、背筋も猫背気味で、ボールをしっかり見据えているとは言い難いです。今の構えに関しては、個人的に疑問を持ちます。自分の得意な球を逃さず絞り込みたいのはわかりますが、好打者タイプなのですから、もっと広くボールを呼び込む体勢でボールを待ちたいところです。

仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用。中距離・勝負強さを売りにするタイプだと言えます。軽く足を地面から浮かし、ベースから離れた方向に踏み出すアウトステップ。この辺は昨夏と変わらないのですが、踏み込んだ足下が地面から離れるのが少し早くなり、身体の開きが早くなっている気が致しました。すなわち打撃に、粘り強さが薄れておりました。

打撃の準備段階である「トップ」の位置に、あらかじめグリップを持ってきます。この辺は、夏と比べるときっちり早めに作れるようになりました。ただその分、バットの出が悪くなった気が致します。外の球は綺麗に振り抜けるスイングは良いのですが、昨夏よりもボールを捉えるまでのスムーズに欠けます。非凡なミートセンスを活かすだけの、技術に課題がある気が致します。

(今後に向けて)

走力がないのが気になるのですが、守備でアピールできるのは大きいです。また根本的な打撃の潜在能力は高く、あとはそれを活かす術を、思考錯誤の末見つけることだと思います。大学などで野球を続けて行ける素材だと思いますので、そこでの素質開花を期待したいと思います。少し長い目で見守ってみたい選手です、頑張れ!

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2010年 春季四国大会の逸材2! 

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 5月13日(木)03時29分53秒
返信・引用
  皆様今晩は。なかなか余裕のない毎日を過ごしておりますが、少しずつ更新を進めて参りたいと思います。今回は、春季四国大会の模様から。

△西口 元気(徳島・小松島3年)投手 177/76 左/左

(どんな選手?)

昨秋の四国大会の時にも取り上げた選手なのですが、小さなテイクバックから繰り出す球が打ちにくく、基本的には打たせて取る好投手タイプです。

(投球内容)

昨秋から球威・球速と言う意味では、ほとんど変わっておらず、思ったほど伸びていないのは残念でした。むしろ球の勢いならば、秋の方があったのではないかと思えるぐらいです。

変化球は、カーブ・スライダーなど。ただ外に逃げる球は、スクリューと言うよりも、シュートなのかもしれません。一冬超えての成長は、以前よりもバラツキが減り、両サイドへの投げ分けは安定してきたのではないのでしょうか?

右打者には、真ん中~高め中心ですが、両サイドに球が散り、勝負どころでは内角低めのボールゾーンに、カーブやスライダーを集めてきます。左打者には、内角に速球、外角にカーブで投球を組み立ててきます。ただマウンド捌きなどには破綻はないのですが、クィックなどができないところが気になります。

(今後に向けて)

一冬超えて、目に見えての成長が見られなかったのは残念です。骨格のしっかりした正統派の左腕だけに、もう少し長い目で見守りたいと思います。2010年度の徳島を代表する左腕だとは思いますが、今後も大学などで野球を続けてゆけると思います。志を高く持って、地道な努力を続けて欲しいと願います。夏には、目に見えて良くなったと書けるような進化を期待しております、頑張れ!

△山本 史典(徳島・小松島2年)一塁 183/88 右/右

(どんな選手?)

チームの5番・一塁手を務める選手で、恵まれた体格を活かした長打力が売りの選手です。春季四国大会でも、ホームランを放ちました。

(守備・走塁面)

残念ながら、この試合では一塁までの到達タイムは計測できませんでした。また守備もファーストで、生で見てみないとよくわからない部分が多いです。ただその体格からも、守備や足を売りにするタイプには見えませんでしたが・・・。これからの観戦の際には、この辺を重点的に見てみたいと思います。

(打撃内容)

大型なので少し動きは緩いのですが、少しぐらいタイミングが崩されてもスタンドインさせるパワーは、なかなかのものです。

軽くクローズ気味に立ち、グリップを高めに添える強打者スタイルです。どっしり感があり、力みもあまり感じられず好い構えだと思います。仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用するなど、バリバリの強打者のイメージがありますが、本質的には中距離で勝負強さを売りにするタイプだと思われます。

足を早めに大きく引き上げるのですが、その割に着地までタイミングを図っているわけではないので、単に動作が大きいだけと言う気もしなくはありません。ただ真っ直ぐからちょっとアウトステップ気味に踏み込むのですが、その足元がインパクトの際にブレないのは好いと思います。

早めに打撃の準備段階である「トップ」の位置にバットを持ってきて、上から振り下ろしてきます。そのためボールを捉えるまでのスイングには大きなロスは感じないのですが、腰が早く逃げて、ボールを払うようなスイングになってしまうのは気になります。しっかりボールを潰せるようなスイングを身につけないと、上のレベルでは厳しいと思います。

足の上げ下げが大きい分、目線も動きやすく打撃が安定しにくいです。体の開きが我慢できたり、軸足に粘りが感じられるので、泳いである程度は対応できます。ただいつも、こんな感じのスイングでは、結果は多くは望めない気が致します。もう少し強く・鋭いスイングを意識して欲しいなと思います。

(今後に向けて)

守備・走力も含めて、最後の夏までには充分時間が残されております。そのため持っている肉体の力には恵まれているのですから、それを活かす技術を磨いて欲しいですね。そうすれば徳島のみならず、四国を代表する強打者になれる可能性を秘めていると思います。ぜひ来年の今頃には、そういった存在に育っていることを期待しております、頑張れ!

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岩本(近大付)

 投稿者:HATA  投稿日:2010年 5月12日(水)06時45分53秒
返信・引用
  先日の関西遠征で蔵さんが注目されていた近大附属高校の岩本雅至は現在2年生です。
下級生ながら既に4番を任されていますね
 
    (蔵建て男) やっぱり2年生だったんですね。打席の集中力・雰囲気は、ただモノではないものを漂わせておりました。投手としても、スピードはないのですが、なかなかの野球センスを感じさせてくれた選手です。

秋口ぐらいから、関西でも話題の選手として注目されるかもしれませんね。その成長が気になる大物君でした。
 

春季沖縄大会5

 投稿者:半島  投稿日:2010年 5月11日(火)21時43分40秒
返信・引用
  蔵さん、こんばんは。
春季大会を観戦してきて投稿をさせていだたきましたが、今回が最後になります。
春季で初めて見た選手もおりなかなか楽しめました。これから夏に向けてさらに伸びてほしいと思います。また2年生の選手も何人か観戦できこちらもこれからの成長が楽しみです。個人的には投手に関しては、まだ見れてない選手も多いでしょうが、来年度は蔵さんも春季大会で観戦された川満投手(興南)と多和田投手(中部商業)が沖縄を代表する投手になるんではないかと思います。野手に関してはやはり宮城選手(糸満)でしょうか。
今年の夏は興南が抜けてるとはいえ激戦が予想されるので非常に面白い大会になりそうです。ただ、6月後半くらいからは忙しくなりそうなので観戦に行けるかどうかが微妙そうですが・・・。
個人的には宮里投手(前原)・嘉手刈投手(本部)はもう一度観たいと思っているのでなるべく時間を作って観戦に行きたいと思います。

最後は浦添商業の選手です。
比嘉 嵐志(浦添商業3年 175・65 右・右 投手)
秋にも観戦できお伝えした選手です。以前軽く触れましたが、この冬でフォーム変えてきました。
セットからノーワインドアップで、足をすっと上げ体に巻きつくような感じで、少し溜めた後軽くお尻を落として、スリークウォーターから投げてきます。少し開きが早いように感じ、またやや腰が高い印象でした。グラブもしっかり抱えられ、軸足の蹴り上げもあり投げ終わりのバランスも良いです。
球種はスライダー・カットボール・カーブがあったかと思います。直球は秋と比べると球威はやや落ちたかなと感じましたが、キレは増してきた印象でした。制球はだいぶ良くなりしっかりと低目を突くことができておりました。右打者には膝元あたりに直球を交えつつ外へのスライダーで打ち取るといった配球でした。しかし左打者にはこれ!という決め球がないので、少し配球に苦労しているかなと思いました。以前からそれは感じていた部分ではありますが、制球が纏ってきたぶん強く感じましたね。荒れ球気味だったのが上手く作用していた投手だと思っていたので。観戦していた試合でも左打者に痛打されていました。ここらへんが夏に向けての課題になってくると思います。
牽制・クイック・フィールディングはやはり鍛えられているので上手いですね。マウンド捌きも良いですし、精神的にも強い投手という印象は変わりませんでした。
球種は少ないですが、投球はできる投手だと思うので夏に向けて一段と総合力を高めて欲しいですね。

玉城 大夢(浦添商業2年 167・84 右・右 捕手)
打順も4番で守りの要である捕手を任され、2年生ではありますが既に攻守の要となっている選手です。
フットワークはまずまずだと思いますが、キャッチングは練習試合の時などに観戦した時はぽろぽろしたりキャッチ出来ず後ろへ逸らす場面が見られましたのでやや難があるかなと思います。肩は強いですし、送球はまずまず早いもコントロールがあまり良くないので実際に仕掛けられた時に刺せるかと言われたらちょっと微妙だと思います。リード面もまだまだ勉強する必要があるかと思います。ただある程度状況は読める選手でタイムのタイミングも悪くないですし、自ら要求して先輩方を呼び守備のタイムをとるなど全く物怖じせずにプレーしています。まぁ、当たり前と言えば当たり前ですが。ただそれができるだけ先輩方からの信頼も厚いのでしょう。
以前も書きましたが、本当に真面目で熱心な選手だと思うのでこれからの捕手としての成長ぶりも楽しみです。
打撃では、気持ち分軽く開きオープン気味、程度に腰を落とし、グリップの位置は頭くらいと高め、体を揺らしリズムをとり投手が足を上げきったとこくらいから始動し足を高めに上げインに踏み込み振ってきたかと思います。スイングは鋭さもあり力強さも感じさせました。足元や頭の位置はそこまでぶれてないかと思います。ただスイングは横から出てくる感じであまり角度を感じさせないのは気になる部分です。
彼の良さは何といっても勝負強さですね。ランナーが得点圏にいる時や、ここぞの時の集中力はかなりのものがあります。観戦した試合でもきっちりとタイムリーを放っていました。ただロングヒッターではなくあくまでも点を入れることを重視する打者で、本塁打はあくまでもヒットの延長というタイプではないかと思います。実際そこまで通算は多くないんじゃないかな。
足も見た目で思うより早く、浦商伝統の最後まで緩めず走り切る走塁は見ていて気持ちがいいですね。
2年生ながら既にチームの顔と言える存在ですが、ただちょっと負担が大きいかなと思います。しかし順調に成長していますので新チーム以降も楽しみな選手の一人です。

山城 征記(浦添商業3年 173・70 右・右 一塁手)
小柄ではありますが広角に打ち分ける打撃で、県内屈指の打線を誇る浦商打線の中でも一番のセンスを誇る選手でないかと思います。
スクエアスタンスで構え踵を軽く浮かし、グリップはあらかじめ後ろで位置は顎くらい、腕を揺らしリズムをとり、投手が沈みきったとこで始動し足を上げインに踏み込んできたかと思います。スイングは秋に比べるとだいぶ鋭さを増してきました。頭の位置や足元はあまりぶれているようには感じませんでした。
選球眼も良いですし、外角の球をしっかり叩いてライトへもっていきますし、内角も興南との練習試合で島袋投手の直球をやや甘かったとはいえ肘を上手くたたみ三塁へ強烈な打球を放っておりましたのである程度上手く捌ける選手だと思います。またきっちり芯で捉えミート力も高いですね。ただ打球はあまり上がらずゴロが多い打者です。
守備はグラブ裁きも柔らかくしっかり鍛えられていますね。打球への反応も早く球際にも強い選手です。足も速く小柄ですが身体能力の高さを感じさせます。
一冬越えて順調に伸びてきてるんじゃないかと思います。このまま怪我なく夏を迎えて欲しいですね。


カラム選手はそこまで秋と変わったようには感じませんでしたので割愛させていただきます。
また、大嶺選手は秋の豪快な荒々しいスイングがバスター気味に構えることでなりを潜めてしまっていて非常に残念でした。彼の持ち味は豪快なスイングだと思うので、今一度その姿を取り戻して欲しいです。
 
    (蔵建て男) お忙しいなか、毎度詳しいレポートありがとうございます。また観戦の折には、沖縄球児の最新情報をお願い致します。  

2010年 四国の逸材1

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 5月11日(火)21時27分51秒
返信・引用
  皆様今晩は。高知の方から送って頂いた、春季四国大会の模様・4試合を見終えました。今回は、昨秋も取り上げた選手達が、一冬超えてどんな成長を遂げているのか取り上げてみたいと思います。またもう一人は、春季大会では別に、昨夏の香川大会から四国を代表する選手をピックアップしてみたいと思います。

△平井 孝冶(香川・尽誠学園3年)外野&投手 178/79 左/左

(どんな選手?)

残念ながら、昨夏の香川大会の中継の模様は8回裏からのもの。そのため、この選手の投球1イニングのみしか確認できず、評判の打者としてのプレーは確認できませんでした。ただこの投手、昨夏は、2年生ながらチームのエース格として活躍した左腕です。

(投球内容)

オーソドックスなフォームの左腕ですが、体を鋭く使えるのが持ち味で、2年生ながらまとまった感じの投手でした。MAX138キロと言われる速球は、常時130キロ前後ぐらい、球にはそれなりの勢いが感じます。左腕らしい大きなカーブとスライダーを織りまぜてきます。それほど細かい制球力はないようでしたが、、四球で自滅するようなタイプでもなく、マウンド捌きも悪くありません。フィールディングの動きやその所作からも、野球センスが良い選手なのだと思います。きっと野手としても、長距離打者と言うよりは、野手の間を鋭く抜ける当たりを放ちそうなタイプだと感じられます。

(今後に向けて)

寸評を作れるほどの材料に乏しいのですが、投手としての伸び代はあまり感じられません。ただセンスがある点と左腕と言うアドバンテージがあるので、実戦派左腕としての可能性は感じなくもありません。ただ野手としての力量がよくわからないので、なんとも言えませんが、その辺をどう見るかだと思います。

見た感じドラフト候補と言うスケール感よりも、大学タイプの好選手と言う雰囲気です。本人も六大学で野球をしたいと言う希望があるようなので、ぜひ投手でも野手でも香川屈指の存在になって、有力大学への扉をこじ開けて欲しいですね。そういった可能性は、充分に秘めているのではないのでしょうか。

△川原 央(徳島・小松島3年)捕手 174/83 右/右

(どんな選手?)

チームの4番・捕手を務める攻守の要的な存在で、何より塁間1.95秒級のスローイングは、四国屈指と評判です。

(ディフェンス面)

4番・捕手と言う立場からも、チームをガンガン引っ張る俺様捕手を想像したのですが、意外にそうでもないように思えます。中背でガッチリした体格ですが、投手へ軽く返球したりと、叱咤激励して引っ張るタイプと言うよりは、気遣い熟慮型なのかもしれません。

ミットを軽く示したあと、ミット降ろしてしまう癖があるので、少しワンバウンド処理など低めの球への対応などが、少し立ち遅れる傾向はあります。それでも打球への反応・勘は悪くないので、それでソコソコできてしまう部分はあるのでしょう。

ボールを押し戻すような力強いキャッチングではないのですが、グラブの出し方なども悪くなく、難しい球にも対応できます。そのためキャッチング自体は、けして下手の捕手ではありません。四国随一と言われるスローイングは、捕ってから非常に小さいなモーションで送球できます。そのためかなりのタイムをたたき出せるようですが、相手が警戒して四国では走ってきません。ただ捕ってから投げ急ぐためか、制球の精度に関しては、どうなのかなと思いました(悪送球で進塁されておりました)。それがたまたまなのか、安定しないのかは、もう少し他の試合を見てないとわかりません。

ただ捕手センス抜群だとは思いませんが、この選手は捕手をして評価されるべき選手だと思います。打力はありますが、かなり脆い部分があり、上のレベルでは苦労するかもしれませんので。

(打撃内容)

元々早めに腰が逃げる欠点があったので、それを補う意味でクローズスタンスで構えています。クローズスタンスで気をつけないポイントは、高めの力のない球以外は、絶対にボールを引っ張っては行けないこと。センターから右方向への意識を徹底させないと、ボールをことごとく引っ掛けることになります。ただこの選手、この意識は徹底されているように思えます。

構えも力まないように、常に体を動かして自分のリズムを刻むように心がけるなど、何か工夫しようと言う意図は感じられます。もう少し肩の力を抜いて構えられると好いと思います。

仕掛けは強打者ですが「早めの仕掛け」を採用し、意外に緩急にしうる動作をしております。踏み込みはアウトステップ。これが開きを誘発しているのですが、高めの甘い球をフルスイングして引っ張りこみたいのならば、これもありだと思います。少々地面から足が離れるのが早いようにも見えますが、インパクトの際のブレもなんとか抑えられているように思えます。

打撃の準備段階である「トップ」も早く作れているので、スピードボールに立ち遅れる可能性も少ないです。ただ気になるのは、どうしても肘が下がってボールを捉えるまでに、スイングが遠回りになっております。ただ上から振り下ろすスイングは、ボールへの対応力をあげますが、バットをしならせて遠くに運ぶと言う強打者には、必ずしも適しているとはいえません。彼の場合、ロスは感じさせるのですが、フォロースルーを活かして、ある程度ボールを運ぶタイプの強打者です。むしろ体にキレを出すことに心がけ、スイングをもっとシャープにしたいですね。

またボールを的確に捉えるが如く、バットの先端が下がらないようにインパクトできております。そのためしっかりボールを捉えさえすれば、ボールに力を伝えられるスイングだと思います。またボールを捉えてからフォローまでのスイング軌道は、けしてドアスイングにはなっておりません。

頭のブレ・体の開きも抑えられ、軸足の強さなども感じられます。かなり脆く力任せな印象を受けましたが、いろいろ考えて野球に取り組もうと言う、試行錯誤のあとが感じられます。少なくても感覚ではなく、頭を使って努力できるタイプの選手ではないのでしょうか。

(今後に向けて)

捕手として悪い選手ではないので、その精度を高めていって欲しいですね。けして肉体のポテンシャルに頼ったタイプではなく、結構考えてプレーしようとする意識が感じられます。

打撃も課題は多いのですが、技術と言うのは何を優先するかでも、その形は変わってきます。目指すべき方向性によって、その方法論は多岐にわたります。ただそういったことに頭を巡らせながら、自分の形を探して行こうと言う意識はあるようなので、型にはまった指導をする環境よりも、自分で考え道を切り開くことをヨシとする環境に身を置いて欲しい選手です。けして天才肌ではないと思いますが、いつか自分の形が固まって来ると信じます。

高卒でプロに入る素材ではないと思いますが、まだまだ伸びて行けるタイプだと思います。高い肉体のポテンシャルを秘めながら、考えようと言う姿勢が感じられる点には好感が持てます。長い目で見れば、面白い選手ではないかと思います。これからも見守って行きたい選手でした。

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2010年 春季四国大会1

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 5月11日(火)07時52分19秒
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  皆様おはようございます。ようやく関西遠征の疲れも癒えてきて、書き込みができる元気が出てきました。選抜のレポートをなんとか終えて出かけたので、今日からは、選抜組以外の選手を、ここでも紹介して行きたいと思います。また個別寸評では、2月から観戦を初めて行って、印象的な選手などを個別寸評で取り上げて行きたいと思います。

今回は、遠征も考えたものの、ゴールデンウイーク中だったことも断念した春季四国大会の模様を、今年も送って頂きました。昨秋の秋季四国大会で見た選手が多いのですが、一冬越えた成長を確認。また選抜に出場した選手のチームは、選抜でコメントしなかった選手について、今回は触れて行きたいと思います。

△谷川 匠(高知・高知高3年)投手 176/70 右/右

(どんな選手?)

昨秋も取り上げたのですが、一冬越えてだいぶ身体が大きくなったようです。少々突っ立ち気味のフォームから投げ込む投手なのですが、高校生では珍しい縦の変化を武器にします。確か選抜では登板の機会なく敗退してしまったと思いますが、春季大会では筒井を休ませる名目もあり、背番号1を背負って登場致しました。

(投球内容)

球速は、コンスタントに130キロ前後~135キロぐらい出ている感じの球を投げ込んできます。昨秋から、それほど速球の球威・球速に変化は感じませんが、外角中心に球を集められます。特に昨秋もそうですが、左打者の外角よりの球が、ツーシーム的に少し沈みながら逃げて行く傾向にあります。両サイドへの投げ分けは安定しているのですが、ストレートに関しては高低を中心にバラツキがあるように感じます。まだまだリリースが、安定仕切れていないのかもしれませんね。

変化球は、小さく横滑りするスライダー、縦に鋭く落ちる縦スラ(フォーク?)とのコンビネーション。特に縦の変化を多様する珍しい高校生です。ただ打たれているのは、速球ではなく、これらの変化球が甘く入る時。その辺を注意して投球できると、もっと投球レベルが上がりそうです。

クィックは、1.1~1.2秒ぐらいとまずまず。マウンド捌きには破綻はなく、制球には、まだバラツキが目立ちます。恐らく持ち味は、低めやコーナーに丹念に球を集めつつ、縦の変化で仕留めると言うパターン。これが確立されれば、なかなか隙を魅せないコンビネーションも期待できそうです。

(今後に向けて)

球一つ一つの精度・威力を増すことが求められます。またそれを期待できるだけの、余力はこの選手には残されているのではないのでしょうか。有力大学への進学は厳しいかもしれませんが、志しを高く持てば、関西の中堅校や地元四国の有力校などで、野球を続けてゆける道は充分期待できそうです。更にそこで志しを高く持って取り組めれば、社会人など、その先の世界も見えてきてそうです。夏には甲子園で、その勇姿を全国のファンに見せつけて欲しいです。

△田所 知弥(香川・丸亀2年)投手 174/69 右/右

(どんな選手?)

この選手は初めてみましたが、スリークオーターから、低めを丹念に突く投球が身上です。2年生ながら経験豊富なマウンド捌きの選手でしたが、大会前にねんざして調整不足だったようで、本来の制球力が損なわれていたのではないかと思われます。

(投球内容)

球速は、恐らく常時125~MAXで130キロ強ぐらい。速球で押す時の球の勢いは、新2年生と言うことを考えれば合格点です。ただこの選手は、低めに小さく横滑りするスライダーやシンカーを集めて討ち取るのが身上だと思うのですが、この日はかなり速球を中心に、球がバラついておりました。

クィックは、1.05~1.15秒ぐらいと動作に素早く、野球センス・運動神経は良さそうな選手です。中背で、今後の伸び代はあまり感じさせませんが、あと1年半でどのぐらいの投手に育つのか注目したいところです。

(今後に向けて)

今後、香川を代表する好投手として、これからの活躍が期待されます。ただこの試合でノックアウトされても笑っているように(苦笑いだとは思いますが)、もっと悔しさを全面に出して欲しいですね。まだまだ、こんなもので終わって欲しくない選手ですから。

今後、球威・球速が爆発的に伸びると言うよりは、制球力や変化球の精度を高めることで、力量を延ばして行けるタイプかと思います。探求心を失うことなく精進して、全国に通用する力を養って欲しいと願うばかりです。

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三菱横浜の選手と愛知大学リーグ

 投稿者:kimi  投稿日:2010年 5月 9日(日)22時49分29秒
返信・引用
  蔵さんこんばんは、

今日は西武第二球場に三菱重工横浜と西武二軍の交流戦を観にいってきました。
重工の先発は新人の久保淳平(左/左 186/85 九州共立大)で、初めて観る投手でした。球威は無さそうに見えますがストレートが手元で少し落ちるのか、西武の打者が打ちあぐねていました。強力西武打線にこの微妙に変化する球を軸にゴロの山を築きます。5回を投げて斉藤のソロホームランの1失点のみと上々の出来でした。西武第二は真後ろからは観ることができないため斜め後からの観戦でしたが、カーブ・スライダーは確認できました。
2番手で投げた鶴田祥平(178/77 右/右 日体大)も社会人に進んでからは初観戦でした。最後に観たのが去年10月の横浜市長杯1回戦で、このときは最速146キロ、9回二死で交代するまで3安打無失点と過去最高の投球で、社会人でも楽しみだと期待していました。ただスリークォーターだったフォームが手首を立てたサイドスローになっていました。相変わらず空振りは少ないのですが、テンポ良く投げて2回を無失点と好投しました。
鶴田の後に高田、ゴンザレスが1イニングずつ投げました。高田は社会人になってからはオープン戦でも投げているのを観たことなかったので貴重でした。右打者には外に抜けてしまうことが多く、2つの四球を出しますが、左打者3人からはきっちりアウトをとりました。


すみません、ここから本題です。
1週間ほどあいてしまいましたが、5月1日に観戦した愛知大学リーグのレポートです。
お目当ては中京大上杉と中部大石川でしたが、上杉は内容が悪く、石川は登板しませんでした。

愛知学院大5-0中京大
中京大先発の上杉が序盤から不安定でした。制球はばらついていましたし、初球の甘い球をねらい打たれるなど5回までに毎回の8安打で3失点といいところなく降板しました。
愛学の先発は3年の浦野でした。先発としてみるのは初めてでしたが、終始危なげない投球で4安打3四球の完封勝ちでした。制球はややアバウトですが、要所ではインローの厳しいコースに投げ込んでくるなどなかなか的を絞らせませんでした。
両投手の最速は、上杉が143,浦野が139でした。

元気の無かった中京大ですが、9番ショートで昨年の中京大中京で主将だった山中渉伍が、8番キャッチャーで2年の金田忠大(北大津)が出場していました。試合前ノックで肩の強い子が目を引きましたがそれが金田でした。イニング間送球でも低めに伸びる球を投げてきていましたし、時々スタメンで起用されているようなので今後が楽しみです。正捕手の東間はベンチ入りしていませんでした。
山中は開幕からずっと9番ショートで起用されています。まだまだ大学のレベルに力負けしている印象を受けましたが、名商大との二戦目には4安打と活躍しています。去年の優勝メンバーのレギュラーはほとんど東六や東都に進みましたが、あえて地元に残ったのは指導者を目指すのかなと思います。


名商大3-2中部大
最大の誤算は石川の先発回避でした。先発は平野という4年生の軟投派の左腕でした。
二人組のスカウトが観にきていましたが、ベンチ入りしていないのを聞くと苦笑いして帰っていきました。
石川は翌日の2戦目は先発して完封勝ちしていますのでケガではないと思うのですが、結局3戦目は連投を避けて平野が先発して負けてます(石川はリリーフで登板)ので、よく分からない起用でした。
平野はのらりくらりとした左腕で、球威はないのですが低めにカーブやチェンジアップを投げて打たせて取るタイプでした。最速136で常時130前半くらいです。打てそうで打てなく、名商大も大振りになって9回まではゼロに抑えられます。9回になれてきたのか連打で追いつかれますが、よく投げたと思います。
中部大は4番が1年生の村瀬恭大(左/左 土岐商)でした。開幕時はスタメンではなかったのですが、3節目からスタメン出場するようになると、以降は4番ファーストで定着します。この日も他の打者が手を焼いたアンダースローの水野にたいして一番タイミングがあっていました。野手の間を抜く中距離タイプの巧打者です。
3番を打つ俊足巧打の柴田も同じ土岐商出身(2年)で、地元の高校の選手がそろって主軸を打っているのは嬉しいことでした。

名商大は水野が延長11回を完投と、この日も孤軍奮闘でした。通常135は出るはずがこの日は最速130と、スピードはいつもよりも落ちていました。相手打線は左打者を7人並べてきましたが、高めにホップするボール球で空振りがとれますし、シンカーもあるのであまり苦にしません。
2年の頃は1戦目2戦目を連投で完投したりと一人で投手陣を支えてきた投手です。名商大の試合を観にいくと必ず彼が先発していました(ほとんど完投)。思い入れのある投手ですし、なんとか最終学年では神宮のマウンドで投げてほしいです。


前々回の書き込みにいただいたコメントですが、岐阜の中京は夏は出場できますが、5月31日まで対外試合禁止処分の上にノーシード、投打の主軸が出場できないという噂もあるので相当厳しいです。なんとかテレビ中継が確実なベスト8には残ってほしいのですが・・。エース加藤の負担が増えるため、組み合わせによっては温存することも考えられるので、観戦なさる日は慎重に決められたほうがいいかと思います。グラウンドは学校近くの山奥にありますが、練習試合は非公開だったはずです。
 
    (蔵建て男) 毎度東海地区の詳しいレポート参考になります。高校時代観たことのある選手も多く、なんとなくその姿が浮かんで来るようなレポート有り難うございます。

石川の不可解な緒戦回避は、何だったでしょうね?期待の上杉ももう一つと言うことで、15日は愛知リーグの遠征も視野に入れていたのですが、彼等の復調を期待して秋に照準を絞ることに致しました(引退していないことを祈る)。高校時代から、金田君は目立つ存在でしたからね。今は、良い捕手を育てる中京大に進んでいるのですか。

そうですか、加藤の情報は充分に調べた上で行いたいと思います。きっと加藤が登板すると言う試合になれば、全国のスカウト30名以上が、岐阜城北の伊藤(中日)の時のように大挙して集まることになるんでしょうね。個人的には、前回・稲葉山城を観ないで帰ってきたんで、今度は観光も兼ねて行きたいと思っております。
 

龍産戦

 投稿者:M&T  投稿日:2010年 5月 8日(土)21時36分1秒
返信・引用
  本日ナイター開催。さっきまでTV中継見てました。
蔵さんは関西遠征との事ですがご覧になってるのでしょうか?

京産大はエース駒谷が乱調で4回途中で降板。
代わって登板した1年生左腕の岩橋(京都すばる出身)のピッチングがすばらしかったです。
中継では球速表示は出ませんでしたがおそらく140キロ前後ぐらい。
球が非常に走ってましたし、コントロールもいい具合にバラけて危険なコースには行ってなかったです。
途中で何度かランナーは出すのですが、とても落ち着いててその後の龍大の得点を許しませんでした。

まだ体の線は細いですが、これから体つきがしっかりして経験を積んでいけば、
4年後捕縄に楽しみなピッチャーになってると思います。

TV録画しておりますので蔵さんには追ってDVD送付させて頂きます。
 
    (蔵建て男) 岩橋投手は、生で観ましたが中々素晴らしい球を投げ込んでおりましたね。私が計測した中では、87マイル(139.2キロ)が最速でしたが、140キロを越えるストレートも出ていたかもしれません。

いつもイロイロ配慮して頂き本当に有り難うございます。もし可能ならば同立戦の中継もありましたら、お願いできたら幸いです。今回の遠征で、関西学生も観れませんでしたし。藤井(同志社)は、怪我でもしたんですかね?
 

沖縄春季大会4

 投稿者:半島  投稿日:2010年 5月 8日(土)10時30分23秒
返信・引用
  蔵さん、おはようございます。
関西遠征とのことですが実りの多い遠征になると良いですね。
今回は八重山高校と八重山商工の選手の紹介です。

宮良 匡(八重山3年 176・61 右・左 投手)
昨年から気になっていた投手、このデータよりは体を作っているとは思いますが、それでもかなり細身な体型です。
ノーワインドアップから、足をすっと上げ軽くお尻を落とし、左腕を大きく使い勢いをつけ、テイクバックも大きめでやや開きが早いもスリークウォーターより少し上から投げ込んできます。ややインステップ気味かな?グラブもしっかり抱えられ、軸足の蹴り上げも大きいです。個人的な感覚ですが、フォームの上半身と下半身のバランスがあまり合ってないような感じがするんですよね。肩や腰辺りに負担がかかり怪我をしてしまいそうな気がします。また、体重も前にはきますがイマイチ乗りきってない印象があります。
球種はスライダー・カーブ・ツーシーム・チェンジアップ?があったかと思います。スライダーは横滑りしていくもので曲がりも大きく鋭く曲がってきます。しかしそれ以外の変化球は威力・精度はイマイチかなと思いました。直球はキレ型でそこまで球威を感じさせませんでした。制球はあまり良くなく結構アバウトでゾーンに投げ込むといった印象でした。ただスライダーは内から曲げてるのも見られたのですが、狙ってなのかがよく分かりませんでした。この投手は打たれだすと止まらない所があり、得点圏にランナーを背負うと力むのか直球も変化球も甘く入る部分が見られ、連打を浴び失点を積み重ねるといったシーンが見られました。そういったところが課題になってくると思いますし、スライダー以外の変化球を磨いていく必要があると思います。
クイックはまずまずも牽制はあまり鋭くはありません。フィールディングは鍛えられていると思いました。マウンド捌きもまずまず良く、上手く間をとりながら自分のペースで投げれていました。
この投手は味方が攻守を見せると戻る時にその選手を待って声をかけていいきますし、ベンチでも笑顔をみせたりと、仲間からの信頼も厚い投手かと思います。まさにエースという感じでしょうか。
まだまだ体も細いですしフォームのバランスもイマイチな印象なので、そういった部分を矯正していけば今でも十分力があるので相手打線からしたら怖い投手になるかと思います。

崎山 翔太(八重山3年 178・76 右・右 一塁手)
個人的には県内の右打者の中で好きな打者で期待している選手です。ただ今春は、下位に下げられており調子を崩していたのかな?という感じでした。しかし美里戦で本塁打も放ったようなのでやはり力のある打者だと思います。
肩幅程度に開いたスクエアスタンスで、グリップは捕手寄りで頭の位置くらいに添えられ高いです。程よく腰を落とした感じ、そして無駄な力が入ってない印象で非常に強打者の雰囲気がある選手です。投手の重心が沈んできたとこで始動してきたかと思います。足はあまり高く上げず内に踏み込んできます。スイングは綺麗な弧を描くようなスイングでフォロースルーもきっちりいれてくる選手です。秋と比べてもヘッドスピード増してきた印象でした。頭の位置や足元もそこまでぶれてないと思います。
選球眼はまずまず良く、直球には強いです。ただ変化球、特に右投手の外低めに決まるスライダーの見極めができておらず、手を出し空振りといったシーンがよく見られ、そこらへんの学習能力はあまり高くないかもしれません。変化球の見極めが上手くできないのが不調の要因かもしれません。様子を見てもあまり元気があるようには見えず、かなり悩んでるかなといった印象でした。
守備に関してはグラブ捌きもまずまず柔らかく、バントへの反応も良いです。足はまずまず速いかなと思いますが、まぁやはりタイプ的には足を売りにする選手ではないです。
今春は自分でも思ったような打撃ができず悩んでいたと思いますが、練習にも課題をもって取り組んで不調を乗り越えていって欲しいです。非常に期待しているだけに夏は思いっきりのいいスイングと元気な姿がみたいです。

松原 範和(八重山3年 173・73 右・両 三塁手&投手)
夏・秋と見ていて威力のある直球と安定した制球でなかなかの好投手だなと感じさせた選手ですが、今春は野手としての素質も見せてくれました。
右打席では、スクエアに構え、適度に腰を落としどっしりとした印象を受けます。グリップも捕手寄り高めに添えられ、投手が沈んできたときに始動してきたかと思います。足を軽く上げ振ってきます。スイングは下半身が安定している印象で、鋭くシャープで力強さを感じさせます。足元もぶれているように感じさせませんし、頭の位置もそこまで変わらないかと思います。打球は速いですが、ライナー性の打球で守備の間を割るといった感じでしょうか。左打席では、軽くオープン気味に構えグリップの位置も後ろ寄りにはありますが、右打席と比べるとそこまで迫力は感じさせません。あまり強く叩けない巧打型といった感じでしょうか。
守備はまずまず無難にこなしていた印象で、やはり肩は強いですし送球は安定しております。足もなかなか速いですね。
投手としても見れましたので触れます。振りかぶって足をすばやく上げ、体重を前に移動する時に軽くためて着地し、スリークォーターよりやや上の位置から力強く振って投げてきます。グラブも抱えられ、軸足の蹴り上げもあります。以前はあまりためがなくリズムとしては単調な印象でしたが、今春ではためが見られるようになりました。ただ上体が先に来るようなった感じがしますね。
そこまで長い回は見れなかったのですが、球種は以前と変わらないと思います。直球の勢いや球威はなかなかのものがあり、この点なら宮良投手より上でしょうね。制球は上記のような感じなので多少荒れ球気味になったかなと思いました。
クイック・牽制・フィールディングはやはり上手いです。マウンド捌きも良いですし、精神的にも強い投手でしょうね。
投打に力を見せていますしやはり野球センスに優れた選手なんだと思います。ただ打席は右のほうが良いように思いますね。また背筋がかなり強い選手なように感じます。
これからも総合力高めていって欲しいですね。

田中 貴也(八重山商工3年 175・65 右・左 捕手)
たしか昨年の夏から出場していたかと思うので、もしかしたら管理人様もご覧になったかもしれません。今年の商工は打力がなく堅守が持ち味と言われていますが、その堅守の要の選手です。
キャッチング・フットワークもまずまずで、何と言っても相手打者の動きを観察しながらの好リードが光ります。花城投手はあまり球種が多い投手ではないので、横と高さをめいっぱいに使ったリードをしていました。タイムの取るタイミングも良く投手に状況を読める選手だと思いますし、1試合しか見ていませんが恐らく投手によってそういった対応を変えていける選手なんじゃないかと感じました。肩は強いですが、スローイングの早さ・コントロールの良さが目を引きますね。2回仕掛けられましたが2回とも完璧な送球でした。これには観戦に来ていたスカウトも目を引いたようです。
打順は3番を任されております。スクエアスタンスから、適度に腰を落とし、グリップはある程度後ろへ引き高さは耳の位置くらいで、投手が沈み始めた時に始動してきたかと思います。足を引き上げ回しこむような感じでした。スイングはそれなりにキレや柔らかさはありますが、足元がぶれてる印象であまり力強さを感じさせませんでした。スイングはまだまだ磨く必要があると思います。
打撃にひ弱さは感じますが、捕手としての能力は高いものがあると感じる選手なので大学などで捕手を続けていける選手だと思うので揉まれて磨かれていって欲しいですね。
 
    (蔵建て男) いつも沖縄の最新情報ありがとうございます。この時期の春季大会は、関西では戦力を隠す傾向が強く(地元の方によると、その傾向は大阪の強豪校ぐらい)、投手を目当てに行くと、なかなか思い通りの観戦ができません。そのため今回も、そういった傾向にあい、収穫は5分程度に留まりました。

沖縄では、夏に向けて続々と名前があがって来る時期ですね。半島さんのレポートで多くの有望選手を網羅して頂いているので、そんなには知らない選手が突然浮上して来ることはなくなったと思いますが。それでもあっと驚くニュースターの出現も期待してやみません。
 

2010年 選抜の逸材28!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 5月 8日(土)04時19分53秒
返信・引用
  一応公約通り、2010年の選抜の逸材の最後を、なんとか関西遠征前に掲載することができました。この春チェックしてきた選手のレポートや全国の逸材シリーズを、関西から戻ってきてからは行いたいと思います。

◯山崎 康晃(東東京・帝京3年)投手 176/70 右/右

(どんな選手?)

やや上体が突っ込むのが気になりますが、腕や上半身を鋭く振ることで、非常に手元まで伸びのある球を実現しているのが光ります。選抜でもMAX144キロを記録し、その素質の片鱗を伺わせました。

(投球内容)

中背の体格から、全身を鋭く振って投げ込む力投派です。球速は、コンスタントに140キロ前後を叩き出し、手元までしっかり伸びてくる球筋にも好感です。変化球は、縦・横二種類のスライダー。細かいコントロールありませんが、縦の変化とボールの勢いで、短いイニングならば力で押せる投手です。クィックも1.15秒弱と、基準を上回る素軽さもあり、さすが名門の投手と言う気が致します。

投球フォームは、ワインドアップから意外に足をゆっくり静かに始動し始めます。お尻を一塁側に落とせる選手なのですが、着地までの粘りがないのが残念。この時間を確保できれば変化球のキレも、もっと増して来るし、フォームにもイヤらしさが出てくるでしょう。

グラブは、最後まで内に抱えられているのは好感。ただ足の甲の押し付けが浅いので、どうしても球が上吊りやすい傾向にあります。

何より素晴らしいのは、体の「開き」も早すぎることはないですし、腕の角度も無理がなく、「球持ち」もいいです。そのためボールにしっかりバックスピンがかけられ、手元まで伸びのある球を実現しております。

上体が突っ込みがちな部分は、ステップをもう少し広く取れるように鍛錬して欲しいですね。腕も強く振れるので、速球との見分けの難しい変化球も期待できそうです。

(今後に向けて)

試合を作ったり、細かい投球術・制球には不安が残りますが、投球フォームは思ったよりも実戦的であり、更に球威・球速を増して行くことで、素直にそれが結果に現れるタイプだと思います。

「着地」と「ステップ」に課題の残るフォームであり、「間」や「粘り」と言うことを常に意識して取り組むと、とても良い投手になると思います。腕を鋭く振ることを忘れずにポイントを抑えられれば、高校からとは言いませんが、将来プロへの可能性も充分期待できる素材ではないのでしょうか。今後の更なる進化を期待したい投手です。

△阿知羅 拓馬(岐阜・大垣日大3年)投手 187/85 右/右

(どんな選手?)

中学時代から話題の大器だったそうですが、故障などもあり伸び悩んでいる本格派です。神宮大会では、試合の最後に少しだけ出てきただけなので、正直よくわかりませんでした。今回少しじっくり見られたことは、大いに参考になりました。

(投球内容)

ランナーがいなくても、セットポジションから投げ込んできます。その速球は、常時135~MAXで140キロを超える程度。その球速以上に、ボールに球威・球速がなく、やや物足りないものに見えました。変化球は、少し押し出すように投げるカーブ・スライダー・フォークなどがあるようですが、まだまだ絶対的な球種ではないようです。

制球は、外角中心に球は集められるのですが、ボールが見やすいのか、それほど甘くない球でも痛打される傾向にあります。フィールディングなどは悪くありませんが、試合を作ったりするセンスは並みで、それほど際立つものは感じられませんでした。

投球フォームは、お尻を一塁側にある程度落とせますし、着地も少し前への逃がしがあるので、早すぎることはありません。そういった意味では、将来的にも見分けの難しいカーブや縦の変化も期待できます。

グラブもしっかり内に抱えられているのですが、足の甲の押し付けが浅いので、ボールは高めに抜けやすいです。それを無理に高い位置から腕を振り下ろすことで、抑えようとしているところに、この選手の腕の振り滑らかさを損なっております。

フォームが直線的で、球が見やすいので「開き」も自然と速くなります。腕を無理に高い位置から投げ下ろすので、体への負担が大きく、故障に泣かされてきたことも頷けます。「球持ち」自体は良いですし、腕もしっかり振れるところは魅力です。あとは、「体重移動」が上手く行っていないので、これが上手くできると、もっとウエートがボールに乗って、手元まで勢いのある球が行くのではないのでしょうか。

(今後に向けて)

正直、秋から春に向けては伸びてきませんでした。この冬も順調ではなかったのかもしれませんんが、もう少し腕の振りを緩和して、自然体の角度を身につけたいですね。そうすれば体への負担も減り、フォーム全体にも良い循環が生まれそうです。

あとは、球威・球質が物足りないので、速球のレベルアップを期待したいです。腕の振りもお尻の落としも悪くない選手なので、速球が良ければ、変化球も振ってくれるようになると思います。持っている素材は悪くないので、それを活かす術が身につけば、まだまだ期待が持てます。ただそれは、大学などに進んで、良い指導者に恵まれたり、高い志があってのこと。3,4年後の将来を期待して、今後も見守って行きたいと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2010年 選抜の逸材27!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 5月 7日(金)09時09分39秒
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  皆様おはようございます。いよいよ選抜のレポートも残り2回。今回は、夏に向けて楽しみな3年生投手達をご紹介したいと思います。

△行弘 剛(福岡・自由ヶ丘3年)投手 180/75 右/右

(どんな選手?)

選抜では、僅か打者1名にしか投げなかったので、あまり詳細はわかりませんでした。しかし縦の変化を武器にする、貴重な高校生です。

(投球内容)

勢いのあるフォームから、138キロ・139キロと甲子園でも刻んだ通り、MAX140キロまで到達している投手です。ただこの投手の速球は、あくまでも見せ球。変化球であるフォークやスライダーを活かすためにあるようです。特に苦しい場面でも投げ続けるように、本人もこの縦の球に、最も信頼を置いている感じが致しました。高校生で厳しい場面でも確実に使えるフォークを持っているということは、一つ大きな武器だと言えるでしょう。

投球フォームは、フォークを武器にしている投手だけに、お尻の一塁側への落としも悪くありませんし、着地までも、それなりに足を逃がすことができています。あえて緩急を活かしてカーブ意識して使っても面白いかもしれません。

ただグラブを抱えているのに、最後すり抜けてしまい抱え切れていないのは残念。足の甲の押しつけも浅く、ボールも高めに抜けやすい傾向があるようです。秋の成績でも53回1/3イニングで四死球20個は、多いです。やはり細かい制球力がなく、この縦の変化を武器にした、リリーフでの登板が向いている感じが致します。

身体の「開き」は平均的で、「着地」「球持ち」「体重移動」は、まずまずなので、結構実戦的なフォームをしております。制球が改善されれば、腕も振れる選手なので、楽しみです。

(今後に向けて)

まだまだ投球にきめ細かさはありませんが、縦の変化は魅力です。緩急を活かしたカーブの修得や更にストレートにボリューム感・勢いなどが出てくると、将来に期待が持てます。高卒プロと言うのは厳しいと思いますが、大学・社会人などで上手く成長を遂げれば、いずれはプロと言う可能性も秘めていると期待します。志しを高く持って、今後も精進して欲しい選手ですね。

○鈴木 昇太(東東京・帝京3年)投手 180/82 右/右

(どんな選手?)

昨年までは、何か淡々と投げている感じで、素材として面白みを感じませんでした。しかし一冬越えた選抜では、しっかり投球に「間合い」を意識できるようになり、試合をより作れるようになっていたのには感心致しました。

(投球内容)

一球・一球状況に応じて「間合い」を変えて投げられるなど、かなり頭の良い投手だと思います。球速は、135~MAX140キロ程度と、秋と比べても目に見えて伸びていないのですが、球質そのものは、かなり伸びが出てきて向上しておりました。

特に打者の外角に集められる制球力は確かで、それでいて右打者内角を厳しく突くシュートボールは一球品です。カーブ・スライダー・フォークボールと、一通りの変化球を織り交ぜ、できるだけ投球が単調にならないような工夫が見られます。

クィックは、1.25秒前後とそれほど早くはありません。フィールディング・牽制などはまずまず。試合が作れるタイプなので、球全体の威力が更に増せば、夏に向けて楽しみだと思います。

(投球フォーム)

ランナーがいなくても、セットポジションから投げ込んできます。秋の成績も、54回2/3イニングで、四死球は僅か11個と、制球が安定しているのが、この投手の大きな特徴。

お尻をしっかり落とせる投手なのですが、引き上げた足を軽く二塁側に送るぐらいじゃないと、どうしても「着地」が早くなってしまいます。この「着地」までの粘りが出てくると、もっと多彩な変化球のキレも増して来るのではないのでしょうか。またタイミングの合わせやすいフォームにも、粘りが出てイヤらしさが出せると思います。

グラブが最後後ろから抜けてしまったり、足のつま先のみで地面を捉えている上体の高いフォームです。しかし「球持ちの良さ」を活かした指先の感覚を生かし制球の良さで安定しているので、この点は悲観しなくても良いと思います。

「着地」までの「間」が作れないので、「開き」が少し早く球が見やすいのが気になります。ただ「体重移動」は悪くありませんし、「球持ち」は結構良いのでは、その点では好感が持てます。

あとは、速球と多彩な変化球を武器にする総合力タイプだけに、もっと腕の振りや上体を鋭く使える「キレ」を身につけられると、もっと変化球が効果的に使えるようになるのではないのでしょうか。投球をまとめるセンス・組み立てる技術はあるので、一つ一つの球の精度・威力を増すことが、そのまま結果に反映されそうです。

(今後に向けて)

技術的には「着地」までの粘りを意識し、投球的には腕の振り・上体の鋭さを追求して欲しいと思います。すでに肉体的な伸びしろはあまり感じられないのですが、夏に更にワンランクプラスαの進化を感じさせてくれれば、高卒でプロに行けることも期待できます。夏に再度確認に行きたい投手で、肉体のポテンシャルに依存しない投球には好感が持てます。期待して、今後も見守りたい投手でした。

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2010年 選抜の逸材26!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 5月 6日(木)22時06分25秒
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  皆様今晩は。今日は、朝書き込めませんでしたので、帰宅後早めに書き込んで行きたいと思います。選抜の選手紹介も個別寸評1名(今日の夜予定)+選抜の逸材はNO.28までを予定しているので、明日の夜あたりには終えられると思います。選抜シリーズを終えて、気持ち良く関西に飛び立ちたいと思います。

今日は、来年に向けて楽しみな2年生投手を2人ご紹介したいと思います。いずれもリリー津での僅かな登板だったので、個別ではなくこちらで簡単に触れてみたいと思います。

○白崎 航(福井・敦賀気比2年)投手 184/77 右/右

(どんな投手?)

恵まれた体格に加え、非常に柔らかい腕の振りが魅力の本格派です。マウンドに立った時から威風堂々としており、とても雰囲気のある投手です。

(投球内容)

その柔らかい腕の振りから繰り出される速球は、常時135キロ前後~MAX139キロを記録。球にはすでに、それなりに勢いを感じさせるものがあります。また少しカーブのような曲がりながら落ちるスライダーを駆使し、この球とのコンビネーションで投球を組み立てます。

選抜の花咲徳栄戦では、左打者にボールが抜け気味だったり、高めに甘く入るスライダーを痛打されたりと、細かいコントロールはもう一つ。またイニングをまたいで登板した次のイニングで、先頭打者をあっさり四球を出してしまうあたりに、まだまだ本当のコントロールはないのかなと思えました。ただ秋の成績をみると、四死球率は、基準であるイニングの1/3以下に抑えるなど、元来は制球は安定しているタイプのようです。

投球フォームは、お尻を一塁側に落とせないタイプなので、将来的に見分けの難しいカーブやフォーク系の修得は厳しく(もしくは負担が大きく)、スライダー・チェンジアップを武器にする投手になりそうです。

ただグラブを内にしっかり抱えられる選手なので、両コーナーへの投げ分けができやすく、足の甲の粘りもあるので、これをもっとしっかり甲が地面に押しつけられれば、重心が適度に沈んで低めへも球が押し込めるようになるはずです。

身体の「開き」は、少し早め。「着地」への粘りに欠けるところが、最大の課題です。「球持ち」や「体重移動」に関しては平均的。腕をしっかり振れるのは良いのですが、腕を無理に高い位置から振り下ろそうとするので、身体への負荷が大きなフォームです。その辺を少し緩和できれば、もっと腕の回旋もスムーズになるのではないのでしょうか。

(今後に向けて)

体格も良いですし、腕の振りにも良いものがあります。素材としては中々魅力的な選手なので、あとはしっかり身体の「芯」ができてくると楽しみな存在です。そういった「体幹」を鍛えることで、上手く行けばドラフト候補として注目される存在になりえる投手だと思います。期待して見守りたい1人でした。

○宮川 祐輝(和歌山・智弁和歌山2年)投手 178/70 右/右

(どんな選手?)

腕のしなりが素晴らしく、ボールがワンテンポ遅れて出てくるような感じの投手です。選抜でもMAX140キロを記録するなど、来年度が楽しみな速球派です。

(投球内容)

常時130キロ台後半~MAX140キロを記録する速球には、中々勢いを感じさせてくれます。変化球は、カーブ・スライダーとのコンビネーションで、クィックも1.1秒前後とポテンシャルの高さを感じさせます。

ただ、球はかなり暴れて制球は不安定。今は、ストライクゾーンめがけて投げ込んでいるだけと言ったタイプで、投球を組み立てたり「間」を意識する余裕は、まだないようです。

投球フォームは、お尻を割合一塁側に落とせる上に、着地までも少し「間」が作れているところは、将来的に見分けの難しいカーブや縦系の球種への修得も期待できます。

グラブもしっかり内に抱えられているのですが、足の甲の押しつけが深すぎて、膝に土が付いてしまうのは、重心が沈み過ぎている証拠です。もう少し重心の沈みを緩和させてあげた方が、体重移動は滑らかになると思います。

身体の「開き」は、しなりを活かしているので平均的以上。「体重移動」「着地」も並ぐらいで、更に磨きがかかると楽しみです。何より「球持ち」が良いのは、この投手の特徴。こういった粘りがあるのが、この投手の可能性を広げます。

(今後に向けて)

僅かな登板だったので、よくわからない部分も多かったです。ただ実際の投球は、まだまだ未完成な素材型との印象を受けましたが、持ち得るフォームの土台の良さは一級品で、その資質の高さを活かすだけの、野球センスがあるかにかかっております。

現状、非常に微妙な位置づけの投手なのですが、身体が更に強くなり、もう少し効率の良いフォームを身につけられれば、来夏には150キロ近い球速も期待できそうな素材です。恐らく先発は、同じ2年生の上野山が試合を作り、リリーフエースとなる彼へのリレー、そんなチームにいずれはなって行くのではないのでしょうか。伸び悩む可能性も感じなくもないのですが、大きく育って欲しい選手です。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2010年 選抜の逸材25!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 5月 5日(水)07時44分40秒
返信・引用
  皆様おはようございます。昨日は、家にすぐに戻れて更新をスタートできました。おかげで、久々に満足の行く更新ができました。せっかく観戦に行っても、それをまとめる時間がないと言うのはなかなか辛いものです。特に見てすぐに書かないと、いくらメモしていても、なかなかイメージが湧きませんね。

△西田 明央(北海道・北照3年)捕手 175/85 右/右

(どんな選手?)

神宮大会の時にもレポートした選手ですが、ガッチリした体格ながら、非常に動作の切り返しが速い、高い運動神経と高校球界トップランクの1.75~1.8秒台でスローイングできる超高校級の選手です。ただ捕手としての資質に少々疑問を持っていたのですが、一冬超えてだいぶそれらしくなってきました。

(ディフェンス面)

元々身体能力が際立っていた選手だったのですが、かなりディフェンス面が成長しておりました。ミットを軽く示し下げないので、ワンバウンド処理への対応も素早く、ミットの出し方もよくなってきました。キャッチングもボールを押し込むと言うほどではないにしろ、捕球する際にミットを動かさないですし、リード面でも少し考えてプレーできるようになったと思います。元々ガッチリした体格の割に、フットワークも機敏でスローイングなど、次の動作への移行が素晴らしかった選手。選抜でも少々立ち遅れましたが、それでも1.8秒台後半のスローイングを魅せてくれました。ことスローイングに関しては、プロレベルに混ぜても充分に通用する速さと強さを持っております。投手への返球にも強弱を使いわけるなど、教えればそれなりに吸収して行ける選手ではないのでしょうか。

(打撃内容)

チームの5番を担う打撃に関しては、あまり結果がでませんでした。仕掛けの遅さやその動作からも、かなり打てる球は限られているかなと言う印象の選手。ただ秋田商の投手は、けして球速が速い投手ではないので、むしろこの試合では対応力の方に課題を残す試合となりました。

体に力のある選手で、スイングにも強さと鋭さがある選手です。あとは、ボールを捉える術を磨いて、夏までに打撃でも成長したところを魅せて欲しいと思います。ただこの試合では、塁間の到達タイムが、4.35~4.55弱ぐらいのものが多く、これを左打者換算すると4.05~4.25秒ぐらいと、走力でもプロの基準以内であることがわかります。将来的にも捕手を続けて行くと思いますが、他のポジションへの可能性も広がる身体能力の持ち主だと言うことがわかりました。

(今後に向けて)

これだけの身体能力と一定レベルの打力がありながら、プロ側からの評判は聞きません。やはりそれは、まだまだプロをも唸らせるだけの捕手としての資質が示せないからだと思います。ただ秋に比べると、だいぶ捕手らしくなってきたので、今後も捕手として続けて行ける可能性はあるのかなと言う印象を持ちました。

大学・社会人タイプの選手だと思いますが、その身体能力は間違いなく全国トップクラスです。この資質に、技術や捕手としての気遣い・きめ細かさを身につけたとき。更にその上のレベルが見えてくるのではないのでしょうか。

△片岡 元気(秋田・秋田商3年)投手 175/68 右/右

(どんな選手?)

神宮大会でも投げていたのですが、あまり気にならなかったので取り上げませんでした。今回は、名前もあがっていたので初めて取り上げてみました。ただ選抜では、僅か1イニングの登板のみで、変化球中心でよくわかりませんでした。

(投球内容)

中背の体格から投げ込む、オーソドックスな投手です。球速は、130キロ台中盤~MAX139キロまで記録しておりましたが、手元までの球威・勢いが物足りなく、球速ほど有難味のある球は投げません。変化球は、カーブ・スライダー。結構球もバラついていて、それほど細かい制球力もないのかなと思います。破綻のない程度にはまとまっているものの、何か武器となるものが欲しいですね。

投球フォームは、悪い癖はないです。お尻は、それほどしっかり一塁側に落とせませんが、そうかといって全くダメなわけではありません。そのため将来的にも、そこそこのカーブや縦の変化も身につけられる可能性を残します。

グラブも抱えられているわけではないのですが、最後まで体の近くにありますし、足の甲の押し付けも悪くありません。球持ちやバランスも悪くないので、体が出来てくれば、制球ももっと安定してきそうです。

投球の4大動作である「着地」「球持ち」「開き」「体重移動」も、どれも優れたものはありませんが、逆に欠点といえるほど悪い部分もありません。一つ一つの動作の意味を噛みしめて取り組んで行ければ、非常に実戦的な投手への変貌も期待できます。

(今後に向けて)

大きな特徴もなければ、大きな欠点もありません。今後の本人の意識づけ、努力次第では、いろいろな可能性が広がっている投手だと思います。今後物凄く球が速くなるかは疑問ですが、まだまだ体ができていると言うほどではなさそうなので、腕の振りの鋭さ・動作の繊細さを意識して自らを探求すれば、今後の成長も、まだまだ期待できるかもしれません。今後も、その存在を頭に留めておきたい存在でした。

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(無題)

 投稿者:近畿より  投稿日:2010年 5月 4日(火)23時22分49秒
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  蔵さん今晩は!本日、和歌山御坊市民球場にて日大三、済美、智辯和歌山の三チームによる練習試合がありました。甲子園でもなかなか見れない屈指の好カードとあって球場は非常に小さいですが満員、外野周辺外からもずら~っと人が集まっておりました。結果は日大対智辯3対3、日大対済美5対2、智辯対済美3対2でした。お目当てといいますか、西川ですが今日は2試合連続ホームラン!決して長打を売りにする選手ではないですが、やはりバットコントロールと天性の?しなやかな振り、巻き付く様なバットスイングは健在でした。ホームラン以外の打席も内容がよく久々にこれが西川かと思わせてくれるものでした。後、済美の鈴木投手・・・日大三に5点とられ敗れましたが、力強い球を放ってました。済美の捕手もイニング間ですが中々いい送球をしていました。恐らくエンドラン以外しかけるケースがなかったと思います。最後に日大山崎投手は智辯戦で先発完投していましたが、投手としても素晴らしいですが打者としても、高校生ではトップレベルではないかと思いました。長々とすみませんでした。  
    (蔵建て男) 済美は、確か秋季大会の模様を送ってもらってそれ見て以来観られておりません。日大三は、関東大会で生で見られるかもしれません。

西川ですが、一度生で観て、どんな意識でプレーしているのか見てみたい選手ですね。素材が良いのは、間違いところだと思うので。

西川には、あえて高卒プロにこだわったプレーを期待したいところです。
 

2010年 選抜の逸材24!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 5月 4日(火)22時26分45秒
返信・引用
  選抜の逸材シリーズも、すでに今日でようやく全チームが出揃う大会六日目の第一試合になります。いろいろ実際に生観戦もあって、ビデオ観戦が進まなったのもあるのですが、それ以上に、一度試合があった直後に試合を観て、簡単な感想などをブログに書いていたので、どうしても二度目の観戦となるとモチベーションがあまり上がらなかったのも大きな要因です。やはり観戦は、一回である程度仕上げらられるようにして行いと、二度手間になってしまいますね。夏の大会などに、この反省を活かしたいと思います。今回は、神宮大会でも見た学校同士の対戦なのですが、改めて触れてみたいと思います。

△大野 雅也(北海道・北照2年)遊撃 178/72 右/左

(どんな選手?)

中学時代から名の知れた選手だったようで、その将来が嘱望されている選手です。チームの1番・遊撃手を担うなど、高校に入ってからもチームの重要な役割を任されております。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.2秒弱を記録。神宮大会の時は、4.4秒ぐらいだったのだが、実際に1番打者を務め、44試合で17盗塁を決めていることからも、基準レベルの脚力はありそうだと思ったが、そのとおりだったのを確認。実戦でも、結構盗塁を決めていることからも、走塁への意欲、走塁技術も低くなさそうだ。

遊撃手としては、少々フットワークはぎこちないのですが、打球への一歩目が早く、守備範囲が広いのが特徴です。そのためキャッチングなどボールを捕るまでの動きに少し不安を感じるのと、スローイングもスナップで投げるタイプなので、あまり長い距離へのスローイングの制球には不安を感じさせる部分があります。そういった意味では、将来的には二塁あたりの方が、適正が高いかもしれません。

この選手は好打者タイプなので、やはりニ遊間を担ってなんぼの選手。それだけに最終学年までに、更にプレーの精度を高めて、上で通用するディフェンス力を身につけて欲しいところです。守備・走力に関しては、現時点では中ぐらいの選手なので、最終学年には中の上レベルには引き上げたいところです。

(打撃内容)

かなり打撃フォーム・打撃スタイルを秋より変えてきた印象があります。秋は、意外に強打者タイプを目指しているのか?と思いましたが、春は完全に好打者タイプに徹していました。

左オープンスタンスなのは変わらないのですが、グリップを高い位置にあったのを低めに落とし、力みをなくそうと言う意識が感じられます。全体のバランスが悪く、少々癖のある構えなのですが、両目でしっかり前を見据えられているのは良いと思います。

仕掛けは、投手の重心が上がりきった時に始動するなど「早すぎる仕掛け」に属します。これだけ早く始動してしまうと、投手が自分の意思でフォームを変えてしまうと、タイミングが狂わされてしまうのと、足を大変長く上げていないのといけないので、そのバランスをキープするのは大変難しいです。投手の重心が下がり始めてから始動しても、充分に時間的余裕はあるのではないかと思います。

またボールに向かってインステップして踏み込んでいたのを、かなり真っ直ぐ踏み込むオーソドックスなスタイルに変わってきました。これにより外の球を強く叩くことは薄れたのですが、真ん中から内角よりの球にもある程度対応しやすくなったと思います。自分の「間」をしっかり作れる選手なので、打てるタイミングの幅は広く、対応力の高い打撃が期待できます。また踏み込んだ足元もブレないので、打ち損じの少ないタイプの打撃が期待できます。

打撃の準備段階である「トップ」を早めめに作れているのですが、幾分バットを引くのが遅れ気味です。脇を閉めてボールを払うようなスイングに変わり、以前ほど強く叩く感じではなくなってきました。もう少しスイング自体は、秋のように力感のあるスイングの方が、木製バットでも対応しやすいと思います。

頭のブレも小さく、開きも我慢できます。ステップも狭いので、腰の回転でボールを捌くことが出来そうです。ただ以前よりも、打球に強さ・鋭さが薄れたのは残念でした。まだまだ、自分のフォームをいろいろ試して追求しているところだと思います。その探究心には、高く評価したいところです。

(今後に向けて)

走攻守適度にまとまった選手ですが、上のレベルで何か売りにできる圧倒的なものがないのが気になります。野球センスも良いですし対応力も高いのですが、現時点では大学タイプの好打者かなと思います。これから来年に向けて、何処まで武器になるもの、選手としてのスケールを身につけて行けるのか注目して行きたいです。現状の自分に満足することなく、上を意識できそうな選手なので、その辺を期待して見守りたいと思います。

△松橋 龍生(秋田・秋田商2年)三塁 170/82 右/左

(どんな選手?)

上背はないのですが、かなりガッチリした体格の選手です。チームの5番・三塁手を務め、勝負強い打撃が持ち味です。また秋には47試合で8本塁打を記録しましたが、これはチームでダントツの本塁打の多さでした。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間を4.45秒前後と、左打者の基準タイムである4.2秒に比べると、だいぶ遅いです。47試合で盗塁3個の数字が示す通り、けして足を売りにするタイプではありません。

また三塁手としても秋は、47試合で15個と非常に安定感に欠ける選手でした。しかし選抜でもミスはあったのですが、打球への反応などは悪くなく、かなりこの冬の間に上達したのではないのでしょうか。高校生としては基準レベルの守備力をもち、地肩も平均レベルはある選手でした。あとは、更なる安定感を追求して欲しいと思います。

守備・走力に関しては、現時点ではアピールするほどのものはありません。やはりこの選手は、打撃が売りの選手です。

(打撃内容)

北照戦では、残念ながら結果は出ませんでした。ただ非常にシンプルで、無駄のないスイング技術には、目を見張るものがありました。

グリップを下げ気味に、体の近くに添えるスタイル。腰の据わり・全体のバランス・両目でしっかり前を見据える姿勢などは、非常に理にかなった構えです。仕掛けは「早めの仕掛け」を採用。実際には、かなり対応力を重視したスタイルで、ホームランがそれでも多いのは、体が強いからなのでしょう。

足を少し浮かし、真っ直ぐから少しベース側に静かに踏み込みます。「間」が作れるスタイルなので、打てるタイミングのポイントは多い対応型です。少し足元がブレ気味になるのですが、なんとか最小限に抑えることができております。

気になるのは、打撃の準備段階である「トップ」を作るのが遅れ気味で、又野(北照)レベルのスピードには差し込まれる場面が目立ちました。スイング軌道は、バットの先端が下がらないでしっかり広い面で捉えられるスイングです。タイミングさえ合えば、フェアゾーンに落とせるタイプの選手です。少々内角が窮屈な印象は受けましたが、スイング軌道は悪くありません。スイングを見ていても、野手の間に向けて行くタイプの強打者だと思います。「鋭さ」を意識して、自慢の打撃を磨いて欲しいですね。

(今後に向けて)

守備・走力に光るものはありませんが、技術の高いスイングには、見るべきものがある選手です。更に全国や上のレベルを意識して、スピードに向けないスイングの強さ・鋭さを磨いて欲しいと思います。来年には、秋田のみならず東北を代表する強打者に成長されることを期待してやみません。

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三重大会決勝

 投稿者:kimi  投稿日:2010年 5月 4日(火)17時54分15秒
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  蔵さんこんにちは

2日に三重まで足を運びました。どこに行こうか迷いましたが、菰野といなべ総合の試合があるということで、三重の3位決定戦と決勝を観に行きました。
蔵さんも三重遠征を検討されたようですが、いなべは東海大会でも観戦できますし、菰野の西は登板しなかったので止めておいて正解かと思います。炎天下の中で10時から4時近くまで観戦するのはきつかったです。
松坂球場には初めて行きました。松坂に大学のときの友人がいたので、球場まで車でのせていってもらいましたが、バスはあまり本数が無かったみたいです。球場は駅から車で10分ほどで、タクシー使ってもそんなに高くはないと思います。
試合開始前に到着しましたが、座席数の少ない球場では既に日影の席はなく、日差しの強い中でずっと見てました。


3位決定戦 白子8-3菰野
三重は夏のシード権はポイントの高い順かららしく、計算方法はよく分からないのですが菰野はこの試合に負けてしまうとシード権を取れないと聞きました。なので関啓扶(右/右 177/79)が連投で投げるのかと期待したのですが、4番センターでの出場で最後まで登板しませんでした。打撃・守備・走塁ともに精彩を欠いていて登板する雰囲気は全くなく、相当疲れているように見えました。
スカウトが一人近くにいましたが、この試合が終わると帰ってしまいましたので関を観にきたようでした。
とにかく試合がグダグダで、全然進みません。両チームとも序盤からヒットや四死球が多い割には点が入らず、5回が終わった時点で既に1時間半を超えました。内外野の連係ミスなど記録に残らないエラーが多く、プレーしている選手には失礼ですが締まらない試合でした。高校野球で3時間近くかかった試合は久しぶりでした。


決勝 宇治山田商3-2いなべ総合
いなべのバッテリーに注目しましたが、調子が悪かったのか期待したほどの活躍ではなかったです。
エースの近藤佳史(右/右 178/77)は準々決勝、準決勝と温存しており、万全の状態のはずでしたが、立ち上がりが悪く3回までに毎回の5安打を浴びます。以降は立ち直り、9回完投して9安打3四球4失点という結果でした。
オーソドックスなフォームのオーバースロー投手です。ストレートは目測で130中盤から後半くらい、変化球は縦に大きく割れるカーブに横のスライダーと斜めに切れ込むスライダー、チェンジアップらしき落ちる球があります。
ストレートは重そうですし変化球の精度も高いのですが、全体的に球が高かったです。打たれた9安打のうち、5本が長打(ツリーベース2本)でしたが、ほとんどが高めの甘い球でした。
非常に礼儀正しい子で、マウンドに登るときとチェンジになってベンチに戻るとき、必ず帽子をとって一礼してからラインをまたいでいました。初回にマウンドに登るときに一礼する投手はみたことがありますが、彼のように最終回まで毎回欠かさずにお辞儀する選手は初めてです。

中園洋輔(右/左 179/82)は4番キャッチャーでの出場でした。
捕手としてはあまり肩が強くなかったです。イニング間の二塁送球ではビシッとした球がいかず、ほとんどがベース右方向へそれていました。初回に二盗を許しますが、低めの変化球を落としてしまい投げられませんでした。
打撃では内野ゴロの後外野フライ3つとノーヒットで、いずれも早いカウントから手を出して凡打に終わりました。相手投手が打たせて取る投手だったのですが、高めのボール球に手を出しているのが気になりました。
中園のあとを打つ5番レフト森山翔太(右/右 184/90)のほうがよく捕えていました。初回は二死二三塁からタイムリーツーベースを打ちますが、以後の三打席は走者無しの場面でしか回ってこなかったです。中園よりも相手は警戒しており、センターはほぼフェンス前で守っていたほどです。6番の岡田も3安打と当たっていましたが、1~4番がヒット1本だったので打線がつながりませんでした。
最終回に2番手の鈴木を攻め、一死二三塁と逆転サヨナラのチャンスを得ますが、後続が続かずにそのまま敗退しました。

宇治山田商は対照的に中軸がよく振れていました。
3番ピッチャーの江川将太(2年 左/左 172/65)が投打の中心でした。ソフトバンクの江川とは特につながりはありませんが、地元の友人いわくソフバンの江川と同じ中学で、この辺りでは江川姓が多いそうです。プロフよりも細見な感じで、投手よりも野手としてのほうが魅力な選手でした。
ピッチングでは8回まで投げて7安打4四死球でしたが、連打は許さずに2失点にまとめました。新聞にはカーブに二種類のスライダーがあると書いてありましたが、この日は大半がカーブで、ストレートとのコンビネーションで抑えました。フワッとした感じの落差のあるカーブは高めに浮くこともありますが、相手打線が振り回していたために長打を打たれることはありませんでした。ストレートも130出ないくらいで球威も無さそうなのですが、打てそうで打てません。


5月21日からは東海大会ですね。静岡の二校以外は新チームになってからみていますが、今年は本命不在といった感じでしょうか。中京大中京は決勝で森本が東邦に滅多打ちされて大敗しましたが、中スポによると森本は故障だそうです。さらに磯村・藤浪のレギュラーも故障で欠場しています。宗雲が実戦で投げられるようになった(決勝で1イニング投げた)のは明るい材料ですが・・・。東邦は上村に続く小森や池田がどこまで成長しているかだと思います。
準決勝で敗れはしましたが、尾関学園から校名変更した誉高校のエース伊藤が評価が高いようです。右サイドから140台のストレートを投げ込んでいたと地元紙に取り上げられていました。夏に機会があれば観にいきたいです。
先週に書き込んだように大垣日大、県岐商は投手不足ですし、いなべは近藤がこの日の状態なら厳しいですし、山商も投手が弱いです。
東海大会の週も帰省するかもしれませんので、行こうかどうか検討中ですが、メインが小牧球場というのが痛いです。アクセスのいい熱田あたりで開催してほしかったのですが・・・。

期待した割には収穫が薄かったのですが、友人とも久しぶりに会えましたし、松阪牛のステーキを食べてこれたので満足でした。
連休中は愛知大学リーグの一部やベーブルース杯にも足を運んだのですが、時間あるときにでも。
 
    (蔵建て男) 私も気になっていた三重大会のレポートありがとうございます。菰野の敗戦は、私にとっては東海大会観戦への最大の理由を失う要因となりました。

関は、あと一つ勝ってくれればと言う思いに(春ですので)、無理をしませんでした(ただショックは大きいです)。

近藤(いなべ総合)投手は、5/5日に横浜高校の長浜グランドにやって来る予定です。残念ながら仕事で見られないのですが、現状はあまり宜しくないようですね。

やっぱり関は見たかったなと言う思いは強く、夏には伊勢神宮参拝もかねて観戦に行きたいところです(中京の加藤と絡ませられれば最高です)。愛知リーグは、行くとすれば15日(土曜)を考えております。ただこの日には、関東大会や関甲新リーグもあるので、どれをとるのかは難しいですね。大学選手権出場をかねた東海3地区の代表決定戦が、草薙であると聞いたので、そちらも日程次第では観戦の候補になるかもしれません。
 

2010年 選抜の逸材23!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 5月 2日(日)10時04分29秒
返信・引用
  皆様おはようございます。世の中すっかりゴールデンウイークで、アマチュア野球も観戦日和なのですが、今日はまったりと観戦に行かないで休日を過ごさせてください。私のゴールディークも明日までなので。

○藤原 昴希(福岡・自由ヶ丘3年)投手 177/70 右/右

(どんな選手?)

自由ヶ丘には、エースの小野剛貴・選抜でMAX140キロを記録した行弘剛と共に、猛1人3年で力のある球を投げ込む投手が、この藤原投手だ。選抜では、登板の機会がないまま終わったものの、3人の中では最も球の力がある投手ではないかと思う。春季九州大会で観戦してきたので、今回は、彼のレポートを行いたい。

(投球内容)

少々球離れが早いフォームなので、制球が不安定な投手。しかしながら先発の小野が、早々とK.Oされる中、勢いづく長崎日大打線を、力で抑え込んだ。球速は、コンスタンに140キロ前後を記録し、MAX89マイル(142.6キロ)に到達。少しスリークオーター気味の腕の振りからは、カーブ・スライダーを織り交ぜる。

牽制も鋭く、クィックも1.2秒弱と基準レベル。フィールディングも合格点。試合を作ると言うよりは、球の勢いで押すリリーフタイプなのだろう。制球にはやや不安があるが、マウンド捌きも、それほど優れたタイプではない。

(今後に向けて)

ただ球の勢いはある投手なので、夏には更にクローズアップされてくるかもしれない。高卒プロとかそういったスケール感溢れる選手ではないが、夏には140キロ台中盤・将来は140キロ台後半ぐらいまで到達する可能性も秘めている。大学などでの成長次第では、ちょっと面白い存在になり得るかもしれない。

△古賀 翔大(福岡・自由ヶ丘3年)左翼 176/78 右/右

(どんな選手?)

旧チームから中心選手として出場していた選手で、チーム一の長打力と圧倒的な勝負強さが光る打線の核となる選手です。

(守備・走塁面)

左翼手としての、打球への反応・キャッチングなどを見ていると、けして上手い選手ではないように思えます。しかしながら秋の38試合では失策は0。守備範囲は広くはありませんが、大きなミスはしないタイプなのかもしれません。

選抜では、まともなタイムが計測できませんでした。しかしながら九州大会では、送りバントとはいえ、4.3秒弱(左打者換算で4.0秒弱に相当)の数字を叩き出すなど、けして動けない選手ではないことがわかりました。ただ秋の成績は、38試合で5盗塁ですから、積極的に走ると言うタイプではないようです。

守備・走塁に関しては、まだまだ課題が多いようで、打撃でアピールと言うタイプなのだと思います。

(打撃内容)

チームの中では、断トツの長打力と勝負強さを示す選手ですが、やはり上のレベルを意識すると脆い・粗い印象は否めません。特にスクエアスタンスで構えるのですが、グリップを高く引き上げた強打者スタイル。ただこのときに力みが感じられ、もう少しリラックスを心がけて構えたいものです。

仕掛けは、「平均的な仕掛け」を採用するなど、中距離・ポイントゲッタータイプ。打てるタイミングの幅は広そうなのは良いのですが、踏み込んだ足下がブレてしまうので、身体の開きが我慢できません。

また、打撃の準備段階である「トップ」を作るのが遅れ気味で、速いボールに振り遅れる傾向にあります。ボールを捉えるまでのスイングにもロスが感じられますが、バットの先端が下がらないことを意識して、インパクト~フォローまでは意外にコンパクトなスイングを致します。むしろ後ろを小さく、前を大きくがスイングの基本なので、スイング軌道の改善も、今後は求められて行くと思います。

(今後に向けて)

心身共に強そうなのは良いのですが、まだまだ粗い・脆い印象は否めません。そのため上のレベルでも、今のままだと苦労しそうです。けして守備・走力のレベルも高い選手ではないだけに、自慢の打撃を何処まで引き上げられるかにかかっております。夏までの更なる進化を期待して、今後も見守ってみたい選手でした。

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2010年 選抜の逸材22!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 5月 2日(日)03時50分38秒
返信・引用 編集済
  皆様今晩は。選抜の逸材シリーズも、恐らくあと1週間程度で終わると思います。これが終わったら、全国の逸材シリーズの続きを夏までに毎日のようにやって行きたいと思いますので、今しばらく選抜のレポートをお楽しみください。

△南 優希(徳島・川島)捕手 173/71 右/右

(どんな選手?)

秋季四国大会のレポートでも取り上げた選手なのですが、無類の勝負強さと捕手的センスを兼ね備えた攻守にバランスの取れた選手です。

(ディフェンス面)

上背はないのですが、ガッチリした捕手体型の選手です。投手への配慮を忘れないタイプの選手で、ミットを軽く示したあと、下に降ろさないのでワンバウンド処理などにも素早く対応できる選手です。それほどボールを押し返すような力強いキャッチングではないのですが、ボールを捕球した時にミットは動かしませんし、グラブの出し方も悪くありません。体だけで止めに行こうとしていたプレースタイルも、少し丁寧になったのではないのでしょうか。

秋見た時は、投手をどんどん叱咤激励するタイプとの印象を受けましたが、選抜では投手の気持ちも汲み取ろうとプレーに奥行きが出てきたところは好感です。選抜での収穫は、秋にわからなかったスローイングが見られたこと。捕ってからランナーの滑り込んで来るところにしっかり、どんぴしゃの送球を決めました。物凄く地肩が強いように見えませんでしたが、到達タイムは1.93秒ぐらいと、高校生捕手としてはA級です。 一見チームの攻守の中心選手で、御山の大将になりそうな立場ですが、周りに配慮したプレーのできる選手で、ディフェンス面にも良いものがある選手です。

(打撃内容)

この選手の最大の良さは、抜群の勝負強さにあります。そして打席での集中力にあるわけですが、選抜では持ち味があまり発揮できませんでした。 秋からの変化は、スクエアスタンスだった構えを、クローズ気味に変えたこと。グリップを高めに添えているのは変わらないのですが、仕掛けが「遅すぎる仕掛け」を採用するようになり、一定レベルのスピードに対応しきれるのか気になります。特に一二三(東海大相模)レベルの投手相手だと、その対応に苦労したのは、この仕掛にも原因があるのではないのでしょうか。

体が早く開いてしまう欠点を修正するためなのか、クローズ気味に構えアウトステップに踏み込んでいた足を、ほんの少しだけ地面から浮かして真っ直ぐ踏み込むようになりました。ただ「間」が取れる選手ではないので、かなり打てるポイント・コースは、今のスタイルだと限られます。足元がブレないので、甘い球を打ち損じしないことが求められます。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのは平均的。かなり秋は、遠回りだったスイング軌道を、平均レベルまで修正できつつあります。インパクトまでのロスが無くなったスイングの弧・フォロースルーなどは小さめになり、やや強打者らしさが無くなってしまったので、良し悪しは微妙です。

(今後に向けて)

ディフェンス面は、元々良かったのですが、更に一回り成長したように思えます。また打撃も、随分と変わっておりまして、良い部分が損なわれた一方、欠点であった部分も解消されており、そのバランス加減がまだ定まっておりません。もう少し上のレベルを意識すると、改善しないと行けないポイントはありますが、元々打席の集中力やスイングの強さはある選手なので、技術さえ伴えば上のレベルでも対応できるのではないかと思います。現状は、まだ上のレベルでは苦労するレベルにはあると思います。結構有力な大学に進んでも、やって行ける素材ではないのでしょうか。2010年度の四国を代表する捕手のみならず、打者として、更に上を目指して欲しい選手でした。

△小野 剛貴(福岡・自由ヶ丘)投手 173/67 左/左

(どんな選手?)

試合を壊さない安定感のあるサウスポーです。ただ選抜以後に見た春季九州大会では、かなり調子を落としている印象で、熊本工業に早々ノックアウトされてしまいました。

(投球内容)

オーソドックスな投げ方の左腕で、選抜ではMAX136キロまで到達。しかし九州大会では、125キロ前後程度しか出ておりませんでした。投球の多くは、カーブとのコンビネーションで、たまにスライダーやスクリュー系の球も織りまぜて来る感じです。 それほどコースに投げ分けるタイプと言うよりは、ストライクゾーンの枠の中にポンポン球を投げ込んで来るタイプです。

気になったのは、武器であるカーブが高めに甘く入り、その球を痛打される点です。もう少しボール球を振らせる術も身につけたいですね。 牽制などは悪くないのですが、クィックができなかったり、ベースカバーに遅れたりなど、投球意外の部分に課題が残ります。マウンド捌きなど、投球センスは悪くない選手です。

投球フォームも、お尻をしっかり落とせるフォームでありながら、着地もけして悪くありません。そのため見分けの難しいカーブや縦の変化も期待できるフォームです。その辺の下地はあるので、腕の振りが緩まないことを意識できれば、もっと速球と変化球の見分けつきにくくなるのではないのでしょうか。

グラブも内に抱える選手なので、両サイドの投げ分けは悪くないはずです。ただカーブなどは、腕が緩んで投げてしまうので、なかなか制球は難しいですね。もう少し中間球であるスライダーやシュート系球を多く混ぜて、カーブが狙い打たれるを避けたいです。

ただ足の甲が、地面に少しだけ着いているだけのフォームですから、どうしても腰高でボールも高めに浮きがちです。この辺が、将来的に改善出来るのか気になるポイントです。

体の開きも早くありませんし、腕の角度にも無理がありません。球持ちは平均的で、腕の振り・体重移動も悪くありません。けして球威・球速で押すタイプではないので、腕の振りが緩まないなど、技術面を磨いて総合力を引き上げて欲しいと思います。

(今後に向けて)

試合作れる左腕なので、上のレベルでもそれなりに重宝はされそうです。ただ春季大会での内容は悪く、夏に向けての立て直しに期待したいです。これといった特徴はありませんので、何か武器になるものを身につけたい選手でした。

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沖縄春季大会

 投稿者:半島  投稿日:2010年 5月 1日(土)10時40分23秒
返信・引用
  蔵さんおはようございます。
興南優勝しましたね。ホントに川満・砂川の両投手には良い経験と大きな自信がついたと思います。今大会で一層チーム力が付いたんではないかと思いますね。しかしここまで上手くいくと夏が怖いです。チーム状態のバイオリズムを上手く夏に仕上げていって欲しいです。ここらへんは我喜屋監督は経験豊富なので大丈夫だとは思いますが。ただ選手たちの間に心の隙が出来ることが一番怖いです。ここは監督がどう言おうと自分たちの意識次第なので。
夏までに個々の選手そしてチームとして更に力を付けるようだと春夏連覇が夢ではなくなるかもしれませんね。県民としては期待したいです。ただ沖縄は今年は例年以上に激戦になるんじゃないかとみているので、王者・興南といえどそう簡単にはいかないかもしれません。今から楽しみです。それにしてもこの興南に勝った小録はやはり強いんだなと感じさせてくれますね。その試合は見れなかったですが、九州大会でも3点に押さえたチームはいないわけですから。個人的にも好みのチームなので夏の戦いぶりに期待したいです。
今日は中部商業の選手です。去年と比べたら選手は小粒かなと思いますが、纏まりや投手力に関しては上かもしれません。やはり地力のあるチームです。

多和田 真三郎(中部商業2年 177・64 右・右 投手)
背番号は10ながら今大会は全試合先発し、浦添商業との試合でも完投するなど実質エースの活躍をした投手です。
セットからノーワインドアップで、足をゆっくりと引き上げ、しっかり腰を落とし、オーバーから投げてきます。手足は長く、テイクバックも大きいですね。そして写真で見ましたが、股関節がかなり柔らかいのでしょうか、引き上げた足をかなり大きく踏み込んで重心かなり低く投げてきます。
変化球はスライダーをカーブを確認。制球はあまり良くないです。直球はなかなか伸び・球威を感じさせる活きの良い球を投げていました。既にMAXが130後半とのことなのでもしかしたら夏には140を越えてくるかもしれません。ただあまりリリースポイントが安定してないのか勢いにバラツキがありますし、カウント取りにいこうとして置きにいくのも見られます。そういった球を痛打されていました。スライダーは曲がりもなかなか大きく、カーブも曲がりは大きいですし緩急差もありますがフォームに力感が無くなりますね。
牽制やフィールディングはまずまずも、クイックはあまり上手ではありません。
今のところ恐らく自信があるであろう直球の勢いを活かして抑えてるといった印象があります。もう少し投球の幅が出てくれば面白い投手だと思います。
馬力も感じさせますし、ある程度柔らかさといった部分も見られるので来年楽しみな投手の一人です。

徳元 千真(中部商業3年 171・65 右・右 捕手)
身長はそこまでですが、体格はがっちりしていてまさに捕手といった感じです。
打撃では5番を任されています。バットを気持ち分短く持ち、スクエアスタンスでグリップは高めに添えられ、バットを軽く寝かせ肘を揺らしながらリズムをとります。投手が沈みきったとこで始動してきます。スイングは大きく迫力があるというよりはコンパクトにそしてシャープに振ってきます。対応力は高くある程度きっちり捉えておりました。また内も肘をたたみ上手く捌いてきます。大きい当たりを打つというわけではないですが打撃レベルは高い選手だと思います。
守備面に関してはキャッチング・フットワークはまずまずといったとこでしょうか。強肩ですし、送球も早く安定しています。リードは内を強気でぐいぐい攻めてくる強気のリードが持ち味と言えば聞こえは良いですが、中商投手陣もそこまで制球は良くないので死球を与えて無駄な走者出すこともしばしばです。それでもリードを変えませんし、そこらへんの投手陣への配慮や流れを読む力はどうかなといった印象があります。またあまりタイムを取ってもこないのですし、準々決勝では自らの三塁への悪送球で逆転を許しそのまま敗戦となったので、正直プレー全体に繊細さがないかなと思います。
強肩で打撃も良いですが、個人的には捕手としては買えないですね。ただ今大会をきっかけに上手く伸びていってほしいです。


津波古 隆太(中部商業3年 169・72 右・右 右翼手)
中学の時は嘉手納の池原・真謝とともに全国優勝したときの4番だったそうです。中部商業でも4番を任されております。下半身は大きくがっしりとしてますが、ぼてっとしたお腹が気になります。
グリップは高めに添えられ、スクエアスタンスで軽くお尻を落として少し丸まった感じの構えです。体を揺らしながらリズムをとり、投手が沈みきった時に始動したかと思います。足をあまり上げずにクローズ気味に踏み込んできます。ヘッドスピードも鋭く、力強さを感じさせるスイングでした。またしっかり振り切ってきます。頭の位置がぶれる選手ですが、足元などはぶれていなかったと思います。
甘いとこは逃さず振ってきますし、捉えた打球はなかなか強烈です。ただあまり打てる幅はそこまで広くないかなといった感じがします。2試合ほど見ましたが正直まだまだ粗いといった感じです。強引にいき引っ掛けてしまうケースも目立ちました。またやや淡白でもう少し食らいつく姿勢が欲しいですね。打球は高く大きい当たりを打つというよりは強烈なライナー性の打球で野手の間を抜くといった感じでしょうか。はまった時の打球は目を見張るものがあります。
守備に関しては、打球の追い方などを見るとまずまずといった感じで、肩は良くわかりませんでしたが、ポジション柄それなりには強いだろうと思います。足はあまり速くありませんね。ただ走塁に関して意識はそれなりに高いと思います。
 
    (蔵建て男) 沖縄の強豪・中部商の選手たちについてありがとうございます。

興南は、想像以上に強いと言うか良く打ちますね。真栄平選手のスイングには、驚かされました。島袋の投球が、夏はどうなるのか?この辺が最大のポイントになりそうです。

ちょっと春季大会や選抜で見た糸満・嘉手納と興南の差は感じましたが、小録あたりがこれにどう絡むのか注目したいと思います。改めて興南の強さを実感した九州大会でした。
 

岐阜県春季大会決勝

 投稿者:kimi  投稿日:2010年 4月30日(金)22時50分14秒
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  蔵さんこんばんは

先日から帰省してまして、長良川球場に岐阜の春季大会決勝と3位決定戦を観に行ってきました。
当初は愛知大会に行こうかとも考えたのですが、中京と東邦以外の強豪が早々と敗退してしまったため止めました。愛知啓成と刈谷は観たかったのですが・・・。
決勝は大方の予想通りセンバツベスト4の大垣日大と昨夏の甲子園ベスト4の県岐商との対戦で、試合は8-0で県岐商の完勝でした。

試合は日大先発の渡邉(メンバー表では内野手登録)が初回に3点、3回に2点を失って阿知羅に交代します。渡邉は初めてみる投手でしたが、変化球がカーブのみで制球もばらつくなどいいところがありませんでした。初回から葛西と阿知羅がブルペンで投球練習をしていたのですが、阿知羅がマウンドに上がると葛西は投球練習を止めてしまいます。阿知羅は6回までは1安打に抑えますが、7回以降はタイミングを合わされ、2点を追加されました。県岐商は2番恩田と3番酒井田以外は左打者で、変則左腕の葛西が投げればまた違った展開になったと思いますが、夏のことを考えてか登板しませんでした。今日の岐阜新聞に阪口監督のコメントがのっており、渡邉について「思い出を作ってあげたい」と書いてあったので、最初から勝敗は度外視したのかなと思います。

県岐商先発の背番号10の松田は7回を投げて5安打2四球無失点と、強打の日大相手に好投しました。テンポよく低めに伸びのある球を投げてきますし、自分の間合いで投げるため日大は打ちあぐねていました。二死からストレートの四球を出したりと、簡単に二死をとったあとにランナーを出すことが多いところは課題でした。8回に登板した背番号11の村田、9回に登板したエースナンバーの櫻田は先発の松田に比べると球威不足にみえました。登板しませんでしたが、もう一人横山という背番号17の右投手もブルペンで待機していました。
昨年秋に背番号1をつけていた三輪という大型右腕がおり、一冬越しての成長ぶりを期待していましたが、なぜか背番号18で内野手登録になっていました。昨年の秋季県大会準決勝で、リリーフ登板して中京打線を延長14回まで無失点に抑えたのが松田でした。三輪が投手を辞めてしまったのであれば、松田にかかる負担が大きく、夏は投手陣がやや足りない気がします。

打線の方は1~5番までと二人の投手が甲子園経験者ですし、元々試合運びは上手いです。
打撃では3番の酒井田以外はバットを一握り短く持っていたのが気になりました。4番の井貝も短く持ってコンパクトに振ってきたのに対し、小柄な酒井田だけはバットを長く持ち、全打席ホームラン狙いのようなスイングでした。1打席目はインハイをあわやホームランかというレフトフェンス直撃のツーベースを放ちました。ややアッパー気味でしたがボールを上手くバットに乗せるような打ち方で、以降4打席はノーヒットだったものの外野の深いところへ大飛球を飛ばしていました。昨年は右方向への打球も多かったのですが、ひっぱり中心になっていました。毎打席ホームランを期待させ、非常に魅力的な選手です。
上位から下位まで鋭いスイングで、先発全員の12安打でした。

大垣日大は対照的に、全員がバットを長く持ってフルスイングしていました。
秋の県大会、神宮大会、センバツと毎回打順がころころ変わるもののレギュラーは固定されていたはずですが、神宮大会で活躍した森田将健だけがスタメン落ちしていたのが気になりました。背番号は20になっており、なぜか試合前のノックではショートを守っていました。グラウンドが滑りやすくなっていたので、ショートの守備に関してはよくわかりませんでした。
打線も全体的に元気がなく、振りが鈍かったです。先発の松田には付け入る隙が何度かありましたがあと一本がでません。8回には二番手の村田から三連続四球で一死満塁のチャンスをもらいますが内野ゴロゲッツーとこの日最大のチャンスも無得点でした。
代打で出場した大型野手の竹中、ショートの守備に入った上木は1年生ながらベンチ入りしていました。夏にまたチェックしたいです。


朝雨が降った影響で、試合は1時間遅れで始まりました。決勝の前に3位決定戦があり、こちらも途中から観戦しました。
進学校の加納が土岐商に8-1まさかの7回コールド勝ちでした。この日は朝方に雨が降った影響でグラウンドには大量の砂が撒かれていましたが、この影響なのかとにかく内野が滑ります。特にゴロの正面に回り込んだときに、バランスを崩してはじいてしまう場面が目立ちました。土岐商はフライアウトが多かったのですが、加納はゴロが多く、結果的にこれがエラーを誘う形になって大量点へとつながりました。
加納は進学校として知られていますが、ガタイのいい選手が多かったです。5番を打つエース永井は、制球はアバウトでしたがボールは手元で伸びていましたし、なかなかの好投手でした。
一方の土岐商も二番手で投げた桂川という大型右腕が低めにキレのある球を投げていました。1イニングのみで10球も投げなかったのですが、この日観た投手の中では一番印象に残りました。

今年の選手権予選は県岐商と大垣日大のどちらかで堅いと思っていましたし、春季大会も両校の決勝になりましたが、県岐商は投手陣に不安が残りますし、日大は葛西頼みと課題が多いです。
県岐商は初戦で聖徳に8回まで負けていましたし、日大も初戦に進学校の可児に延長12回と大苦戦しましたし、ほんと高校野球はわからないですね。加納は全くノーマークでしたし、夏に機会があればじっくり観たいです。
 
    (蔵建て男) やはり岐阜は、この二強が強いんですね。夏は、中京も出場できるんですよね?スカウティング的には、加藤の投球が注目を浴びる大会になりそうですね。

東海大会での岐阜勢の活躍にも期待しておりまし。
 

2010年 選抜の逸材21!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 4月30日(金)08時48分44秒
返信・引用 編集済
  昨日は、ゴールデンウイーク中は遠征をしないと書いたのですが、今どうしようか迷っているところです。でも混むし高いし、地元で見たいカードもあるしと言うことで、今日一日悩みながら、東都観戦をしてこようと思います。

△東谷 祐希(徳島・川島3年)投手 167/62 右/右

(どんな投手?)

秋季四国大会の模様でもレポートした投手で、小柄ながら「試合を作る」ことができる投手で、安心して観ていられる好投手です。

(ピッチング内容)

ゆったりとしたモーションから投げ込む、右サイドハンド投手です。球速は125~130キロ弱ぐらいで、昨秋よりは若干球速が増したかなといった程度ですが、それほど大きな変化は感じられませんでした。

変化球は、サイドらしくスライダーとシンカーとのコンビネーション。ただこの選手、枠の中には苦になく球は集められますが、それほどピンポイントの制球力に優れているわけではありません。それでもテンポの良さ・マウンド捌きの良さ・外角への制球が安定しているので、投球に大きな破綻はありません。

秋からの一番の成長は、1.2秒前後だったクィックが1.0秒前後と非常に素早くなった点。相変わらず右サイドの宿命とも言うべき、左打者の攻めへの課題は残すものの、粘り強く投球が続けられる選手です。

(今後に向けて)

目について秋から春にかけて大きな成長を遂げたようには見えませんでした。しかしその投球が、全国上位レベルである大垣日大相手にも、充分通用したことは、大いなる自信になったことでしょう。「鋭さ」などのキレを強く意識して、夏も徳島大会を勝ち上がってきて欲しいと期待しております。

△森田 将健(岐阜・大垣日大3年)中堅 174/68 右/左

(どんな選手?)

大垣日大の核弾頭を務める選手で、走攻守バランスの取れたプレーヤーです。特に秋の神宮大会では大暴れをした選手だったのですが、選抜ではイマイチ精彩を欠いたのが残念でした。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.15秒前後と、それほど際だつ数字ではありませんでした。神宮大会の時も4.1秒前後でしたから、やはり走力自体は、この辺なのでしょう。それでも秋の成績では、51試合で28盗塁を決めるなど、かなり走れる選手のようです。

また中堅守備も、打球への反応・守備範囲も広く、地肩もまずまず強いなど、むしろ選抜では守備力の方が光りました。秋見た時は左翼手で、打球への反応・キャッチングなど、かなり危なっかしかったのですが、中堅を任されるようになり、守備力は大幅にUPしたように思えます。

こと守備・走力に関しては、基準を満たすだけの能力はあるようです。むしろ問題は、選抜で湿ってしまった打撃の方にありそうです。

(打撃内容)

今大会で気になったのは、プレー全体に一番打者にしては、貪欲さが感じられなかった点です。その辺が、大会通じても元気なく映ってしまいました。秋の時のように、好い時は良くても、ダメだとからっきしと言うように、浮き沈みが激しいタイプなのかもしれません。

左オープンセンスで構え、グリップを下げて構えます。投手が重心を下げて来る時に、自分の腰もグッと沈ませるスタイルの選手です。ただ気になるのは仕掛けが「遅すぎる仕掛け」を採用。これだと一定レベル以上のスピードやキレのある投手には差し込まれやすいですね。

足を小さく前にステップさせるタイプで、打てるタイミングは限られていると思います。ただ踏み込んだ足下はブレないので、打ち損じは少ないタイプかと思います。

打撃の準備段階である「トップ」の位置にグリップがあるのですが、ボールが到達する少し前にバット更に引くので、ワンテンポ遅れやすいです。それでも上から少しこねるようなスイングではあるものの、コンパクトで鋭いスイングはできております。

何より動作が小さい分、頭のブレ・身体の開き・軸足の粘りが感じられ、体軸のロスが小さいスイングができているのは魅力です。ただ動作自体は、秋と殆ど変えていないようです。

(今後に向けて)

気持ちの面で、選抜では乗り切れなかった印象です。更に全国レベルのスピードに対応するのには、仕掛けやトップの形成に課題があります。この辺を改善して行けないと、上のレベルで活躍するのは厳しいかもしれません。守備・走力がある選手だけに、ちょっと惜しいかなと言う印象です。夏までの立て直し、安定した打撃ができる精神的な成長を期待したいですね。

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2010年 選抜の逸材20!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 4月30日(金)03時24分45秒
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  皆様おはようございます。これから今日も出勤して行かなければ行かないのですが、帰宅後あたりからは、少し積極的な更新もできるかもしれません。一応今週は、遠征する予定はございませんので。

△中野 悠佑(大阪・大阪桐蔭2年)投手 178/76 右/右

(どんな選手?)

2年生ながら選抜では、MAX140キロを記録した投手です。腕のしなりが柔らかく、ボールが遅れて出てくるところが最大の魅力。今後の更なる成長が、期待される存在です。

(投球内容)

球速は、常時130~MAX140キロぐらい。腕のしなりを活かして、手元までしっかり伸びて来るストレートが魅力です。変化球もカーブ・スライダー・フォークなど、すでに一通りの球種を使いわけております。制球は、やや高めに浮くことが多いのですが、両サイドの投げ分けは悪くありません。クィックも1.05秒前後でまとめるなど、名門の投手だけに、総合力は高いです。

ただそういった一つ一つの動作・球は悪くないのですが、不思議とピンと来ない投手です。その最大の要因は、投球にしてもフォームにしても、メリハリに欠けるからではないのでしょうか。

また投球フォームに関しては、お尻を一塁側に落とせる投手なので、見分けの難しいカーブや縦の変化は期待できそうです。ただ引き上げた足を幾分二塁方向に送らないと、着地までの粘りがなく、その恩恵も活かせません。

グラブは内に抱えられているので、左右への投げ分けはできますし、足の甲への押しつけも悪くないのですが、その時間をもっと長くできる粘りが欲しいです。

投球の4大動作である「着地」「球持ち」「開き」「体重移動」の部分では、「着地」までの粘りを作れるのかが最大の課題で、あとの部分は平均的です。

(今後に向けて)

投球内容・フォームにしても「間」を常に意識して取り組めるかどうかが、一つ大きなポイントになるのではないのでしょうか。そうじゃないと、ただただ投げているだけと言う感じで、投球にメリハリがございません。そういったものを作って行けるようだと、来年は大阪を代表する投手として、秋から注目されて行くのではないのでしょうか。

△葛西 侑也(岐阜・大垣日大2年)投手 176/71 左/左

(どんな投手?)

けして上背があるわけではないのですが、長い手足を活かし左サイドから投げ込む、独特の球筋が武器の技巧派左腕です。作秋は、1年生ながら主戦として活躍し、チームを秋の日本一に導きました。

(投球内容)

神宮大会の時よりも若干球速が上がり、MAXで136キロまで到達しました。ストレートの球威・球速はないのですが、両サイドにしっかり投げ分けられるコントロールが身上です。変化球は、カーブとのコンビネーションで、スライダーは陰を潜めた変わりに、シュート系の球もあったように思えます。

特に右打者外角への制球は見事で、それでいてインハイを突きます。また左打者の背中越しから来るような独特の球筋が売りでありながら、左打者のインハイを厳しく突くことができる投手で、これが彼の最大の武器です。右打者にも左打者にも、両サイドにきっちりボールを投げ分けつつカーブで緩急をと言うのが、この投手のピッチングスタイル。

また左投手らしく、非常に牽制が上手いのも大きな武器。クィックも1.2秒弱でコンスタントに放れるなど、一見モーションが大きそうに見えるのですが、ランナーを釘付けにできる技術を持っております。

(今後に向けて)

まだ新2年生でありながら、すでに全国レベルの投球ができる貴重な左腕です。球速に関しても、130キロ台を越えて来るなど、けして遅くはありません。ただ勿論、そこで勝負するタイプではないのですが。

ただ高卒プロと言う臭いのして来る投手ではないのですが、これだけのピッチング・制球力がありながら、常時135キロ前後~MAXで140キロぐらいまで叩き出せるようになるならば、高卒でプロをも検討しないと行けないかもしれません。ただ緩やかな成長曲線を描いて行くタイプでしょうから、地道に一つ一つの段階を辿って、力を付けて行って欲しい選手でした。

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2010年選抜の逸材19!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 4月29日(木)03時16分31秒
返信・引用 編集済
  皆様今晩は。こちらでは、少し間が空いてしまい申し訳ございません。本当は、九州遠征中に怒濤の書き込みをして、一気に選抜のレポートを終えたいと考えておりました。しかし、遠征前日に東都観戦をしていたら、その準備ができないまま九州遠征に。更に九州から戻ってきても少し反動が出て、ようやく今日、選抜のレポートがかける体勢が整いました。残り1/3程度だとは思うのですが、5月の上旬ぐらいまでかかると思いますが、しばらくまったりお付き合いくださいませ。

△坂本 拓弥(千葉・東海大望洋3年)捕手 180/82 右/右

(どんな選手?)

チームの4番・捕手と言う、野手の要的存在です。今後の活躍が期待される大型捕手です。

(ディフェンス面)

ミットをしっかり示すタイプの捕手ではないのですが、特にミットを下げる癖はないようなので、ワンバウンド処理などに立ち後れることは少なそうです。一球、一球のボール押し込みや打球への反応は並なのですが、少々キャッチングが雑になるところが気になります。

体格は好いのですが、特にディフェンス面でセンス・技術の高さなどは感じられない選手です。今回は、地肩の強さなどスローイングに関してはよくわからず。その辺も含めて、何処かでもう一度観てみたいです。

(打撃内容)

捕手と言うポジションですが、かなり打力が売りの選手です。軽く前足こそ引いていますが、ほぼスクエアスタンス。グリップの高さも平均的で、ボールをしっかり両目で見据えて構えられているのが好いですね。

仕掛けは「遅すぎる仕掛け」を採用。動作全体が、後手後手に回っているので、一線級のスピードのある投手に対しては、かなり苦労しそうです。

足を小さくステップさせて、真っ直ぐから少しベース側にインステップして踏み込みます。始動してからの「間」がないことからも、打てるポイントは限られているタイプです。ただその割に、インパクトの際に足下がブレてしまうので、打ち損じは多いタイプではないのでしょうか。

打撃の準備段階である「トップ」を作るのも遅れ気味で、更にグリップを内に引き込むので、バットが素直に出てきません。そのためボールを捉えるポイントは、やや後ろの方なのでセンターから右方向への打球が多いのではないのでしょうか。ただボールを捉えるまでにはロスが感じられるものの、インパクトの際にバットの先端が下がらずに、広い面でボールを捉えることができ、インパクト後のスイング軌道は悪くありません。

ただ頭の動きは大きく、開きも我慢できない傾向にあるのは気になる材料です。確かにスイングの強さもまずまずなのですが、もう少し東海大系列の選手に多い、キレと言うものを追求して欲しいところです。

(今後に向けて)

恐らく系列の東海大などの強豪大学で野球を続けて行く選手だと思います。ただ上のレベルでは、打撃を活かして他のポジションにコンバートすることになるかもしれません。塁間を4.5秒強(左打者換算で4.2秒強に相当)で走り抜けるなど基準レベルの脚力もあります。

捕手としてはあまり関心しませんでしたが、打者としての可能性は悪くありませんでした。できれば、もう少しじっくり見てみたい選手。夏にもう一度出会えることを楽しみにしております。

△尾沢 賢人(千葉・東海大望洋2年)投手 180/76 右/右

(どんな選手?)

エース長友の肩痛などもあり、その穴を埋めるべく急成長してきた選手です。恵まれた体格の持ち主ですが、現状は速球よりもカーブを多投するピッチングスタイルです。

(投球内容)

選抜では、ほんの僅かの投球だったので、正直よくわかりませんでした。ただ速球よりも、圧倒的にカーブが多いことからも、この球を武器にする投手なのでしょう。

お尻を一塁側に落とせるタイプなので、見分けの難しいカーブや縦系の球の修得は期待できるフォームです。しかしそのためには「着地」までの時間が必要なのですが、全く粘りなく地面を捉えてしまうのが大いなる課題です。

グラブの抱えも、最後にほどけてしまいますし、足の甲の押しつけも殆どできないので、上体が高く、ボールの抑えが難しいフォームです。投球の4大動作に当てはめると「開き」「球持ち」「体重移動」「着地」とすべてに課題があり、まだまだこれからの投手との印象を受けました。

(今後に向けて)

下級生から真下(現ベイスターズ)の控えてして活躍していたエース・長友と比べると、実戦力と言う意味では課題の多そうな投手です。ただ彼よりも体格には恵まれているので、ストレートを磨くことができればと言う印象はあります。

現状は、すべての面でまだまだで、相当な精進が必要ではないのでしょうか。ただ秋の成績などをみると、長友以上の登板数を経験しており、彼以上の防御率を残している実績もあります。それだけに、高校レベルで満足することなく、更に上に行っても野球を続けて行けるような技術を磨いて欲しいと思います。また来年までに、どのぐらい成長するのか、期待して見守りたいと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

関甲新リーグ

 投稿者:kimi  投稿日:2010年 4月28日(水)00時19分17秒
返信・引用
  蔵さんこんばんは、
日曜に関甲新リーグを観戦に行ってきました。

バスの本数が少なかった記憶があるので、早めに出発して9時半には本庄駅についたのですが、バスが10時ちょうどまでなく、着いたときには既に3回になっていました。今シーズンは平成国際大のグラウンドでの開催がないのが痛いです。
去年の秋は行かなかったので約1年ぶりの観戦でした。高校時代はそれほど知られていなかった選手が多いのですが、1年生で活躍する選手も多く、改めてレベルの高さを感じました。

第1試合 白鴎大6-5山梨学院大
白鴎大先発の金伏ウーゴは速い球を投げ込んできますが、ボールがシュート回転して制球が安定しません。投げるときの頭の位置が一定ではなかったですし、開きの速いフォームのためなのかなあと思いました。後で球速を聞いたら、最速145で常時140前半だったので驚きました。確かに腕はよく振れていたのですが、そこまで速いと思わなかったので・・・。4回途中で降板しますが、2番手で登板した新谷(アラヤ)という右サイドよりやや上から投げる投手がのらりくらりとした投球で8回までを1失点に抑え、その後の逆転を呼び込みました。
打撃陣は去年とレギュラーはあまり変わっていませんでしたが、1年生では7番一塁で国本(平塚学園)、8番三塁で山城(沖縄尚学)が出場していました。国本将希(右/左 178/73 平塚学園)は2打席目以降、いずれもランナーを置いて回ってきますが、2安打1四球(押し出し)とシュアな打撃できっちりつなぎました。4番の塚田は警戒されてランナーなしの場面でも臭いところをついて歩かされていました。

山梨学院の先発は高梨裕稔(右/右 185/74 士気)という1年生投手でした。長身からキレのある球を低めに集め、6回を岡島のソロホームランの1点のみに抑えます。3回り目となる6回からはタイミングが合ってきており、この回で降板しました。
7回からは連投でエースの佐藤が登板します。去年よりも制球・球威が上がっており、成長の跡が伺えました。7回は簡単に三者凡退に打ち取ったのですが、8回は一死から四球と死球でピンチを迎えます。次打者はピッチャーゴロに打ち取りますが、セカンドへの送球をショートが落球し、チェンジのはずが一転満塁のピンチになります。このあと押し出し四球、右中間への走者一掃の三塁打で逆転、次打者に四球を与えて降板しました。ほんとエラーが勿体なかったです。
打者では観たかった山内はスタメン落ちでした。代わりにファーストに入っていた林も左打ちなので調子が悪かったということでしょうか。その山内は9回に代打で登場し、低めの変化球に泳ぎながらもポテンヒットを放ちました。8番捕手で出場の本多は1打席目にライトへホームラン、2打席目も外の変化球をうまくおっつけてライト前タイムリーと活躍しました。ただ守備ではイニング間送球で一度も全力で投げない(ケガしてるわけではなく)のがひっかかりました。
山梨学院は先週に上武大から勝ち点を上げてこの節までは首位でしたが、3位に後退してしまいました。ただ去年滅多打ちにあっていた佐藤は成長してましたし、全体的に戦力が底上げした感じでした。

第2試合 上武大8-7作新学院大
上武大が2-7から終盤に逆転し、そのまま逃げ切りました。
上武大は先発の齋藤がピリっとせず、4回までは1失点に抑えますが、5回にエラーがらみで逆転されて降板、後を次いだトルネード投法の山下も連続死球で押し出しなど、この回6点を失います。
一方で作新先発の劉も毎回のように得点圏にランナーを背負う苦しい投球でした。6回までに6安打3四死球ながらなんとか2点に抑えます。7回は二死一二塁のピンチで4番成田にツーベース、続く小川はショートゴロに打ち取りますが、ショートの悪送球で2点を追加して、5-7と追い上げられます。8回は2番手の横山(1年 左/左 173/72 水戸短大附)が連続死球で降板し、作新は3番手の小林(2年 右/右 174/82 今市工)に交代します。次打者のバントが小フライでセカンドランナーが封殺され、二死一塁となりますが、続く加藤が粘って歩くと、途中出場の伊藤が逆転スリーランを打ち、一気に逆転しました。伊藤亮太(2年 右/左 185/81 埼玉栄)は大型ショートとして気になる打者でした。
上武は松井や安達など4年生レギュラーが大勢抜け、さらに前田がスタメン落ちでしたが、さすがに強いです。6回以降は山下、竹本、市川が好投して1安打1四球無失点、出したランナーはいずれもゲッツーで、追加点を許さなかったのが逆転につながりました。
最終回に登板した市川功久(4年 右/右 177/84 浦和学院)は前日に完投勝ちした今期のエースです。去年の神宮大会でも投げておらず昨シーズンは1試合1イニングのみの登板でした。2,3球チェンジアップらしき球を投げた以外は全部ストレートで押してきました。高めの抜け球が多いのが気になりましたが、最速147で常時145でした。全く知らない選手でしたが、こういう4年生投手が出てくるところが強みなのかと思います。

前田は試合前ノックでは一塁を守っていました。3回の守備から登場し、4回には一死二三塁のチャンスで回ってきますが、インハイに詰まって内野フライ。次の回の守備から交代しました。ケガしていないか心配です。
上武大は2番遊撃で三木(遊学館)、5番指名打者で小川(八王子)が1年生ながらスタメン出場していました。三木は目立った活躍がなく途中交代しますが、小川は3安打の活躍でした。ヒットはいずれも球に逆らわずに打ったセンター前へのものでした。

他新入生で気になる選手は上武大の村瀬(享栄)と山梨学院の平井(富士学苑)くらいですが、全く知らなかった選手が急に活躍するのがこのリーグの面白いところなので、秋にまた新戦力が出てくることを期待したいです。
以上長文で失礼しました。
 
    (蔵建て男) 行ってみないと、どんな状況になっているかわからない関甲新リーグの最新レポート大変参考になります。

市川と言う投手が出てきて、そんな投球をすると言うところが、如何にも上武の層の厚さを感じさせますね。

大変お世話になっているリーグなので、是非足を伸ばしたいのですが、春のリーグ戦で日程が調整できるのかは微妙です。

やはり首都圏から足を運ぶ人間としては、平成国際大のグランドが会場にないのは、かなり足を延ばすには辛いですね。
 

大石・自己MAX更新も痛恨の逆転負け!

 投稿者:DINAMO-JIN  投稿日:2010年 4月27日(火)00時37分28秒
返信・引用
   随分とご無沙汰しております。
 野球観戦もこれが今年初…という有様ですが、東京六大学となると更に久方ぶり。スカイAでの放送はちょくちょく観ているのですが、どうも自宅で楽して観る癖が付くと、なかなか球場に足を運ばなくなるモノで…(^^;
 いけません!

 さて…。
 逆転で明大が勝利を飾ったこの試合。追いかける明大の勢いが感じられただけに、「もしかして6回から早めに大石に繋ぐことも有り得るな…」と、5回終了後のインターバルの時には思ったモノですが、結局6回も福井が続投。
 しかし、この福井が先頭打者に出塁を許し、次打者にボールを2球続けたところで大石にスイッチ。経験豊富な大石とはいえ「こっからはキツイだろう」と感じるくらい、どうにも中途半端に見えた迷いの継投が、結局勝負を分けたように思います。
 連勝で勝ち点を得た明大は首位に立ちましたが、攻守にバランス良く選手も粒揃いなだけに、昨秋に続いての連覇も十分にあるのではないでしょうか。

 第一試合の途中から足を運んだので、ネット裏は早々に満杯。仕方なく?一塁側内野席に陣取りましたが、違った角度から観ることで、見えてきたモノもあったような気がしました。


■早稲田大■
◆ 大石 達也 ④ 投 手→中堅手【福岡大大濠】182/76 右投左打 MAX155㌔!!!!
 前出の場面でリリーフ登板。できれば7回からの3イニングで抑えたいという指揮官の思惑があったのだろうが、結局それが裏目に出た形での起用になった。個人的には4回(長いとは思うが…)いかせるのであれば、やはり回の頭から行くべきだったと思う。

 今朝の紙面で「自己MAX更新」の文字が躍った通り、調子自体は決して悪くなかったと思う。手元でのボールの伸びはやはり他の投手とは一線を画すモノがあった。
 無死一塁カウントノーツーからマウンドに立ち、犠打とファウルフライ犠飛で二死三塁、なかなかリズムに乗り切れない両校先発投手とは、コントロールの精度が明らかに違う!テンポ良く小気味良く簡単に二死までこぎ着けた。

 迎えた7番の山内に対しても力のこもった投げっぷり。153、154、155…と1球ごとに上がっていく球速にスタンドもどよめいていた。山内に粘られたものの最後はドン詰まりの内野ゴロ。打ちとってリリーフ成功と思いきや!ダッシュして捕球した二塁手がなかなかボールを離せず、内野安打となり同点に。
 次打者は前日本塁打を浴びていた上本。ここは四球で歩かせるも、迎えた代打の川嶋はこれがリーグ戦初打席。ここを凌げばまだまだ勝機はあるという場面だったが、追い込んでからスライダーを右中間に運ばれ2失点!これははたから見ていてもかなり効いてるように映った。更にタイムリーを浴びてもう1失点。

 続く7回に回ってきた打席にそのまま立った時には、一旦プッツリ切れたまま続投させるのはどうなんだ??と思ったが、その裏の守備からは何とそのままセンターの守備位置に。追いつくなり逆転するなりしたら再びマウンドに…ということだったのだろう。
 野手としての才も監督には買われているのは有名だし、開幕前のオープン戦ではそういう機会もあったと記憶しているが、この春のリーグ戦での野手出場は恐らく初のはず。

 ただ、7回に隈部のボールを上手く合わせ左中間にHITを放ったが、この日全く打ちそうなオーラが感じられなかった早大野手陣に比べて、この大石のほうが遥かに打席での雰囲気を感じたのもまた事実。将来性は間違いなく投手のほうが勝ると思っているが、登板がない時に野手として使いたくなる気持ちは分からなくもなかった。

 9回に迎えたこの日2打席目は見逃しの三振で最後の打者に。大石にとってこの明大2連戦は苦い記憶を残すことになったが、個人的には今秋のドラフト候補の中でNo.1(要はアマNo.1)だと見ているだけに、是非とも巻き返してほしいし期待したい。

◆ 福井 優也 ④ 投 手【済  美】177/78 右投右打 MAX150㌔
 1球だけ150㌔をマークしたボールがあったと思うが、もしかしたら記憶違いかもしれない。それでもコンスタントに145㌔前後のボールを投じていた。ボールの威力はドラフト上位級だと思うし、スライダーのキレも悪くないのだが、如何せん投球がまとまらない。

 前述の通り6回にランナーを残して降板したが、被安打は僅か2本。にも関わらず常に走者を背負っていたような印象を受ける。ボールスリーになる機会も多く、安定感やリズムという面ではやはり物足りない。
 結構テークバックが大きいフォームなのだが、そこで力むとどうしても前で振り切れず、結果ボールが浮いたり…という具合になるように見受けられたが…。

◆ 大野 健介 ③ 投 手【静 岡 商】169/62 左投左打 MAX142㌔
 大石の後を受けて7回裏から2イニングを無失点に抑えた。スピードはコンスタントに135㌔前後をマーク。投球にそれなりに纏まりはあるが、例えば先発して長いイニングを抑えれるかというと、まだ経験が足りないようにも映った。4年生に強力投手陣を揃える早大だが、彼らが今秋でいなくなることを考えると、下級生にも経験を積ませる必要はあるかも。

◆ 松永 弘樹 ④ 遊撃手【広  陵】174/70 右投右打
 大石に最も打ちそうなオーラを感じるほど湿っていた早大打線。そんな中チーム5安打中2安打を放ったのがこの松永。といっても目を惹いたのは、派手さは感じないが“いぶし銀タイプ”の堅実な守備。攻守に洗練されたモノは感じるだけに、春秋のリーグ戦でそれなりの打撃成績を残せば、プロへの道が拓けるかもしれない。



■明 治 大■
◆ 西嶋 一記 ④ 投 手【横  浜】186/89 左投左打 MAX139㌔
 見事な体格とそこから漂わす雰囲気はプロ級だが、ストレートは130~137㌔ぐらいの球速帯。最初に観たのが高1の秋だが、その頃からあまりスピードは伸びていないようだ。
 左腕とはいえ、即プロとなるともう少し投球の精度が高いか、もしくはアベレージであと5㌔ぐらいのスピードがないと厳しいだろう。

 横からの視点なので細かい球種までは判別できなかったが、カーブ、スライダーにスクリュー系のボールも放っていたか。福井同様とにかくスリーボールになるケースが多く、なかなかテンポ良く試合を進めるには至らない。それでも立ち上がりの悪さを突かれて2失点した以降、得点を与えない粘投を続けたことが、結果的にチームの逆転に繋がった。

◆ 難波 剛太 ③ 投 手【春日部共栄】177/72 右投右打 MAX141㌔
 西嶋の後を受けて6回1イニングを封じた。さほど速さは感じないが手元でキレてそうなボールを放る。福井あたりとは対照的に後ろで右手が身体から離れず、後ろ小さく前でしっかり振れるといったフォーム。スケール感はさほど感じなかったが、投球に破綻がないタイプだ。

◆ 森田 貴之 ③ 投 手【大垣日大】175/74 右投右打 MAX149㌔
 サイズよりもガッチリ大きく見える体躯。3イニングを無失点に抑え最後を締めた。常時145㌔級の速球は威力十分で、ストレートの力という点では、この日に観た投手の中で一番だったと思う。
 緒戦で完封した野村&難波&森田の明大トリオは、今年の早大トリオに続いてドラフト的にかなり注目を集める存在になることだろう。

◆ 荒木 郁也 ③ 遊撃手【日 大 三】180/75 右投左打
 ご存知明治の誇るリードオフマン。攻守にスピード感溢れるのが最大の魅力で、昨年守ったセンターやセカンドができるのもユーティリティという意味では◎。
 この日は大石からダメ押しの5点目となるセンターへ抜けるHITを放ったが、他に2四球を選ぶなど幾度も出塁し勝利に貢献した。

◆ 中村 将貴 ③ 中堅手【関  西】178/67 右投左打
 バットを持った腕が鞭のように振れる柔らかいバッティングが高校時代から目を惹いた選手だけに、故障がちだった投より将来性は断然!打のほうにアリと思っていたが、層の厚い強豪で中軸を張っていることからも、そのことが実証されていると思う。
 この日は無安打で3三振と結果は残せなかったが、随所に打撃センスの片鱗は感じられた。元投手だけに肩もそこそこあるし、外野守備を観る限り足も結構動いていた。もう少し身体に力が付いてくるようだと、非常に楽しみな存在。
 
    (蔵建て男) ご無沙汰しております、レポート楽しみに待っておりました。大石は、この春ストレート単体では、球速は出ているけど、それほどでもないのかなと思います。ただ最初の立教戦で見事だったのは、腕の振りが同じ変化球の良さにありました。その辺をもう少し活かしてくれると、ムキになってストレートが打たれるケースも減るのではないのでしょうか。

福井の球の迫力は素晴らしいのですが、みんな球が高めに集まるか抜けます。この辺が抑えられると好いのですが、それができないことが多いのが彼の最大の課題ではないのでしょうか。

荒木は、野球への意欲は変わってきたように思えます。ただあんまり頭を使ってプレーすると言うよりは、ポテンシャルの高さと感覚でプレーするタイプ。その辺が、思わぬミスや脆さを発揮するのが気になります。ただ持っているののは、今年の野手の中でもトップクラスでしょうね。プロでは、外野手ではないのでしょうか。
 

(無題)

 投稿者:よぅ  投稿日:2010年 4月26日(月)00時31分43秒
返信・引用
  せっかく福岡にきてるみたいでしたので、早目に言えば良かったのですが、今日大瀬良が投げて被安打2完封で、デビューから18回無失点です。
オープン戦合わせると40回防御率0を続けてるみたいです。
 
    (蔵建て男) 大瀬良は、モノの違いを魅せているんですね。まあ私の場合、下級生は見られればラッキー程度にしか考えていないので、また何処かで見られる機会があるでしょう。

個人的には、西南学院大の八木を見に、久留米まで足を延ばそうかと思ったのですが、持病が悪化して行けなかったのが残念でした。もし見られる機会があったら、宜しくお願い致します。
 

長友投手

 投稿者:D.O  投稿日:2010年 4月24日(土)08時18分57秒
返信・引用
  長友投手を取り上げていただき、ありがとうございました。

秋の関東大会で初めてみましたが、
このときは故障の影響もあったのか、制球が定まらず大荒れの投球でした。
ただ、力のある球を投げており、万全であれば全国でも通用するのではと思っていました。

春の選抜をテレビで観戦しましたが、秋関のときよりはだいぶ良くなったようでした。
初回二者連続三振を奪い、3者凡退で抑えたときは「これはいける!」と思いましたが、
その後秋関を思い出させるような投球が続いてしまいました。

蔵さんがご指摘のとおり、力のある球を時折投げるのですが、
それがコンスタントに出ないのがもどかしいところでした。

ただ、相手の大阪桐蔭も長友をよく研究していたようで、狙い球を絞って鋭く振りぬいていたように見受けられました。

それと2番手で登板した尾澤投手の評価も是非聞いてみたいと思っています。
選抜では2/3イニングしか投げていないのであまり評価の材料がなかったかもしれませんが、
カーブの制球が良く、ストレートも秋関のときよりも威力が増していたようにみえました。

体も大きいしこれからの成長が楽しみな投手だと思います。

お忙しいとは存じますが、千葉にも足を運んでいただき好選手を発掘していただければ嬉しく思います。
 
    (蔵建て男) 選抜では、カーブを多投し、あまりストレートが見られず残念でした。

全体的に腰高のフォームで、課題も多いなと感じたのが率直なところ。まだまだ新2年生ですから、この経験を生かして成長して行って欲しいと思います。
 

2010年 選抜の逸材18!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 4月23日(金)09時47分2秒
返信・引用 編集済
  皆様おはようございます。今日は、九州遠征の準備を進めながら時間を見つけて、更新などして行けたらと思います。雨で天候が微妙なのですが、もし東都第三戦・中央VS立正大の試合を行うようなら、都合をつけて観戦に行きたいと思います。

◯長友 昭憲(千葉・東海大望洋3年)投手 173/83 右/右

(どんな投手?)

上背ないのですが、安定した下半身を土台に、MAX147キロを投げ込むと評判の速球派右腕です。打者や状況に応じて、明らかに力を加減を変えて投げており、良くいえば手の抜き方を知っている投手、悪く言えば良い状態を長く持続できる力が、まだない投手だと言えるのでしょう。

(投球内容)

初回こそMAX141キロまで到達し、その球の勢い・伸びには、中々評判どおりの良さがありました。変化球もブレーキの効いたスライダー・カーブ・フォーク系の落ちる球もあるなど一通りものはあるようです。さすがにマウンド経験も豊富なようで、牽制も中々鋭いですし、フィールディングも悪くありません。クィックは1.25~1.40秒とあまり上手いとは言えませんが、一応できるレベルにはあります。下級生の時から見ておりますが、それほど大きく変わった印象はありませんでした。

基本的には、左右の両方の打者に対しても、外角中心に投球を組み立ててくるようです。外角への制球はそれなりなのですが、内角へのコントロールはつかず、高めにカーブが抜けたり、速球が抜け気味に行くことも少なくありません。

これだけの球を持っていながら、意外に三振が取れないのは、球が見やすい・打ちやすいだけでなく、勝負どころでの脆さ・勝負弱さを持っている気が致します。内角への厳しいコントロールがないのと球の見やすさで、外角にしっかり投げても、その球を踏み込まれて打たれる場面が目立ちます。意外に実戦的と思いきや、そうではない部分が見られます。

投球フォームをみていても、お尻を一塁側にしっかり落とせるフォームではないので(改善はできそうなフォームですが)、現時点ではカーブの際にも腕が緩みますし、縦の鋭い変化は期待しにくいです。グラブは、終始体の近くにあるのですが、足の甲の押し付けは極めて短いので、フォーム後半に力を伝えきれず、低めに押し込むのも下手な投手です。

投球の4大動作に当てはめても「着地」「球持ち」「開き」「体重移動」の観点で言えば、「球持ち」と「体重移動」は悪くありませんが、「着地」までの粘りに欠け、ボールの出所も早く見える「開き」の早いフォームです。またこの手の投手にしては、腕が体に巻きつくぐらい強く腕を叩きつけても良いはずですが、それが意外にできません。

(今後に向けて)

体幹に「強さ」を感じさせる投手なので、あとはもっと「鋭く」体を使うことを意識したいですね。投球に強弱を付けるのは悪いことと言いませんが、ある程度平均して、高い能力を出せる心身共に強さやスタミナを磨くべきかと思います。もう少し実戦的な投手かなと思ったのですが、以外にそうではないことがわかりました。

当然大学などに進んで、野球を続けて行ける素材だとは思います。ただ、まだまだ夏の千葉予選を勝ち抜いて行くには、高めないと行けない課題が多いようです。更に大学・社会人への可能性を秘めている投手だけに、志しを高く持って取り組んで頂きたいと思います。

△福本 翼(大阪・大阪桐蔭3年)投手 184/62 左/左

(どんな投手?)

下級生の時から、大阪桐蔭の主戦として活躍してきた技巧派左腕です。昨年も大阪桐蔭の試合を何試合か観ましたが、彼を一度も生で見ることができませんでした。

(投球内容)

長身でスラッとした体型が目を惹きますが、線は細く体幹に力強さを感じさせる投手ではありません。ゆったりとしたモーションながら、膝のクッションを活かして高い位置まで足を引き上げるフォームです。球速は、常時125キロ程度で、球威・球速に欠け甘く入ると怖い側面はあります。ただ腕が長く、球の出どころの見悪いタイミングの計りにくいイヤラシイフォームです。

立ち上がりは、そのストレートが高めに浮いたり、カーブもしっかり曲がりきらずスライドしておりましたが、4回ぐらいからストレートも外角・それも低めの微妙なところに集められる高い制球力を発揮。カーブも左腕らしい、ブレーキの大きなカーブが決まるようになって持ち味を発揮し始めました。

球種は、主にこの二つの球とのコンビネーション。元来は外角低めにストレート・内角低めにカーブを集めるのが右打者への攻めのようです。また左打者には、内角にストレート・外角にカーブと言う逆の攻めを魅せてきます。牽制は左腕らしく下手ではありませんし、クィックは1.15~1.35秒ぐらいと、結構幅があります。わざと江村捕手にスローイングさせるために、クィックのスピードに幅を持たせているのかもしれません。

四球で自滅するタイプではないので、立ち上がりに球が浮くところを打ち込まれなければ、持ち味の低めやコーナーを丹念に突くねちっこい投球が期待できます。更に何かイヤラシイシュート系の球を武器にできると、投球の幅も大きく広がるかもしれませんね。

お尻をしっかり落とせるタイプではなく、ボールの出所の観づらさと長い腕のしなりがイヤラシイ左腕です。またスリークオーター気味なので、左打者には少し背中越しから来るようなイヤラシイ球筋だと思われます。その球を内角胸元に投げ込まれるのですから、たまりません。

グラブをしっかり抱えられていないのですが、終始体の近くにあるので左右の投げ分けも期待できます。足の甲の押し付けの粘り・深さが足りないので、下半身を活かしてと言うよりは、指先の感覚を頼りに上半身主導でボールをコントロールするタイプです。

そのため「球持ち」の長さ・球の出どころの見にくさなど「開き」の遅さが光るフォームである反面「着地」までの粘りや「体重移動」には物足りないものがあります。ただ、こういったタイプの投手なので、「着地」までのあっさり感は無くしたいですが、ベースとなるフォームは、それほど修正する必要はないと思われます。上半身主導のフォームですから、もっと上体や腕を鋭く振るだけの筋力・意識を持ちたいところです。

(今後に向けて)

投手としては、中々面白いものを持っていると思います。東海大望洋戦でも、4回ぐらいから持ち味が発揮できてきました。大学や社会人で、その持ち味・イヤらしい投球を追求できる探究心・努力できる才能があれば、技巧派左腕として、社会人あたりまで野球を続けて行けるかもしれません。球威・球速不足は否めませんが、それよりも「鋭さ」や「キレ」を追求して、投球を極めて頂きたいところです。

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沖縄春季大会3

 投稿者:半島  投稿日:2010年 4月22日(木)20時35分50秒
返信・引用
  蔵さん、こんばんは。
いよいよ九州遠征ですね。糸満の選手の印象も気になるところですが、個人的にはチームの印象が気になりますね。僕は糸満の選手は能力も高いですし、興南に全然負けていないと思います。選手もいろいろなタイプがおり幅がありますし控え選手も含めた選手層の厚さでは上ではないかと見ています。そして投手層も厚く、今春も継投で勝ち進み経験を積ませながら勝ち上がってきましたし、夏に向けての準備もしっかりしてきたなと思いました。どちらかと言えば糸満のほうが巨大戦力という印象があります。
ただ、個々の選手は良いのですがチームとしての完成度がイマイチかなと思ってしまうんですよね。糸満も昨年は興南程ではなくても2年生主体のチームでしたが、まだまだ上手くかみ合っていないという感じがします。冬の間あまりチーム練習を行ってこなかったってのも多分にあるでしょうが、細かいところの差が非常に大きいと思いました。そこらへんは監督の指導もあるんだと思いますが。
まぁ何にせよ期待しているチームですし夏にはぜひ全国の舞台で見たいと思っているので、九州大会をなるべく勝ち進みいろいろな経験をし、それを糧に選手・チームとも大きく伸びていって欲しいです。
今回はいろいろな高校の選手を紹介します。

川満 昂弥(興南2年 175・66 右・右 投手)
チャレンジマッチで観ることができたので投稿させていただきます。
ノーワインドアップから足をゆっくり軽く内に捻るように上げ、腰を落とし、真上から投げ下ろすように腕を振ってきます。グラブもしっかり抱えられていますし、投げ終わりのバランスも良いです。秋と比べるとフォームに勢いが出てきて、体重が前に来るようになってきたかなと思います。ただ、リリース直前にミットから目線をそらし、腕を強く振って投げるようになりました。
球種はスライダー・フォークがあったと思います。縦スラかと思ったらフォークだったんですね。直球はやはり球威に欠ける快速球ですが、キレと伸びはなかなかのものがあります。ミート力とバットコントロールの上手い宮城選手(糸満)がカットしにいこうといましたが空振り三振というシーンが見られました。この球質なのでフライアウトが多い印象ですね。フォークもまずまず落差ありますし、手元で落ちるのでキレがあります。糸満の打者が空振りしているシーンも結構見られました。制球に関してはあまり良くは無いですが、ある程度内・外と投げ分けますし低めに集めることが出来ていました。
一旦目線を切るので向かってくる打球にはどうかなと思いますが、バント処理やベースカバーなどは早かったです。クイック・牽制などはまずまずでした。
消耗度が大きそうなフォームなので長い回を任せるのは難しいのかもしれません。選抜前の練習試合でも5回くらいを目安に交代していたようです。我喜屋監督は夏は島袋投手が投げない時は砂川―川満の継投で勝ち上がって行きたいと思っているかもしれないですね。
打者としてはそこまで集中してみていませんでしたが、スイングにはそこまで力強さはないもミート力は高そうでした。またセンターが軽くハンブルしている間に2塁を陥れるなど足はかなり速いですし、走塁の意識も高いと思います。
個人的には投球内容を見ても興南投手陣の中では2番手といえると思います。九州大会でも投げる機会は多いでしょうからその経験を活かし、夏までにもっと伸びて欲しいですね。

宮里 勝輝(前原3年 170・72 右・右 投手)
中部商業との試合で先発していました。背番号は10でしたが、やはり実質エースだと思います。
踏み出しの幅も大きく、振りかぶって、足を高く上げ、少しひねりを加え、軽くお尻を落とし、オーバーから投げ込んできます。グラブも抱えられ、軸足の蹴り上げもあり、投げ終わりのバランスは悪くありません。秋と比べると開きも抑えられ、出どころも見えにくくなったかなと思います。かなり投手っぽくなったと思います。また捻りを加えたことも変わった部分ですね。
変化球は横滑りするスライダーと曲がりながら軽く落ちるスライダー、そしてカーブがあったと思います。秋は腕を力強く振ってきましたが、今春はシャープになおかつしっかり振ってきているといった印象でした。球威は落ちたかなと感じましたが、それでも伸びあがってくるように感じる直球の威力は抜けているものがあります。また、左右各打者の内を厳しく突くことが出来るようになり、特に右打者の膝元や外角への制球はかなり安定してきました。変化球も低めに集めること出来るようになり、またカーブを上手く織り交ぜながら緩急をつけた投球できるようになったので、だいぶ投球の幅が広がったという印象です。
牽制は鋭くなり、フィールディングも反応良く素早いです。クイックはまずまず速いです。またしっかりと自分のテンポ・間合いで投げることができておりマウンド捌きも良かったです。一冬超えて投手としてだいぶ伸びてきたなと思います。
ただ、セットになると直球の威力が落ちてしまうのは相変わらずでしょうか。しかし、制球が安定したので低めに丁寧に投げることができ、その部分でカバーしてるかなと感じました。また秋は打たれだすと集中力が切れてたような投球をしていましたが、今春ではそのようなシーンは見られず上手く切り替えながら投げていました。
秋と比べると本当に投手として成長したかなと感じました。直球に関しては今大会見た投手の中でも抜けてるものがあるので夏までにどれくらい成長するか期待したいです。

平良 大悟(糸満3年 174・74 右・右 投手&三塁手)
チャレンジマッチで投球が見れたので触れたいと思います。糸満の投手では3番手です。
この冬の間にだいぶお尻が大きくなり、全体的にかなりがっちりしてきました。
軽く振りかぶり、足をすっと上げ軽く溜め、スリークウォーターから投げてきます。体重移動もスムーズでグラブも抱えられ、投げ終わりのバランスも悪くないです。
初回・2回と明らかに球にキレが無くそこを興南打線が逃さず打って失点こそしましたが、以降は徐々に腕の振りに力強さとキレが出てきて直球や変化球も見違えるようになって来ました。
球種はスライダー・カーブ・シンカー?があったと思います。基本は直球とスライダー、シンカーを混ぜて投げていたかと思います。球質はどちらかといえばキレ型ですね。制球はまずまずで悪くは無いです。
牽制・クイック・フィールディングなどは鍛えられていています。
打撃は、グリップは結構高めの位置に置き、軽くオープンに開き踵を浮かせ腕と踵を動かすようにしてタイミングをとるタイプです。投手が沈んだ時に始動だったかなと思います。
スイングは力強いですが、あまりミート力は高いようには思いませんでした。はまった時の打球は鋭く強いですね。
守備面では無難にこなしていたと感じますが、肩は強いでしょうが送球が手投げのような印象なのとワンテンポが遅れてきますのでコントロールや際どいタイミングはどうなのかなと思いました。足はそこまで速くはないと思います。
 
    (蔵建て男) 糸満・興南(嘉手納は見られませんでした)を生で観てきました。糸満は、ミス連発で持ち味を全く発揮できないままの敗戦で残念な結果に終わりました。

しかし興南は、好い意味で選抜での優勝が自信に変わったのか、面白いようにヒットが出ます。試合前練習などではそれなりにミスはあるのですが、試合ではミスが連発することがありません。

そういった細かい部分での野球の質の差は、両校の間にかなりあるのではないかと思います。興南の選手達は、一回りも二回りも成長しているのではないかと思いました。
 

2010年 選抜の逸材17!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 4月22日(木)07時32分3秒
返信・引用 編集済
  皆様おはようございます。いっこうに終りを見せない選抜レポートは、現在大会4日目の第3試合。明日から大会5日目に入ります。出場全校が出揃うのが、大会六日目の第一試合+α一回戦で出場しなかった選手などもあります。なんとか九州遠征中に、怒涛のかき込み(余力があれば)を行い、こちらに戻って来る時には、選抜のレポートを終えたいと考えております。ただそのためには、短評とはいえど簡単に試合の模様を見直さなければ行きません。そこで、今日と明日の間に、最低でもあと4試合の模様はチェックして、寸評を書く準備を行い、九州に向かいたいと思います。

◯松田 渉吾(三重・三重高3年)右翼 167/62 左/左

(どんな選手?)

昨年見た時は、実戦派左腕としてチェックした選手でしたが、選抜では登板の機会はありませんでした。バットに当てるのが上手い選手ですが、当て逃げではなく綺麗に振り抜いて捌くスイングができるところは好感です。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.25秒弱程度と、ほぼプロの基準レベルぐらいの脚力です。実際秋の成績は、26試合で2盗塁と、その脚力以上に盗塁が少ないのが気になります。

右翼手としての守備力は、正直よくわかりませんでした。ただ昨夏の時点で130キロ前後をコンスタントに投げるなど地肩は悪くないはずだと思います。ただ試合での返球を見てみると、肩イカれてるのでは?と心配になる部分もありました。

いずれにしても、好打者タイプの割に守備・走力が目立タイプではないのが残念でした。もう少し別の試合の模様を見て、詳細を詰めたいと思います。

(打撃内容)

秋の26試合で本塁打は0と言う数字からも、パンチ力があるタイプでありません。ただ実際には、野手の頭を超えるような二塁打は多いタイプで、バリバリのアベレージタイプではないようです。

スクエアスタンスでグリップを下げ気味に、非常にリラックスして構えられているのが特徴です。特に顔がしっかり正面を向き、両目で的確にボールを捉えられる姿勢には好感が持てます。

仕掛けは「平均的な仕掛け」を採用するように、けしてオーバーフェンスタイプではないのですが、二塁打・三塁打の多いタイプの中距離・ポイントゲッターのようです。足を引き上げ回しこむように、打てるタイミングのポイントは多めで、対応力のある打撃が期待できます。またベース側にインステップするように、実際には巧打者と言うよりは外の球を強く叩ける強打者的な傾向が見られます。踏み込んだ足元も開くことなく、我慢してボールを叩けるので、打ち損じは少ないタイプかと考えられます。

打撃の準備段階であるトップは、とても深くそれでいて奥に入らない理想的な形は作れているのですが、バットを引くのが遅く速い球に差し込まれそうです。インパクトまでのスイング軌道に破綻はなく、綺麗にボールを捌けるスイングは魅力です。ヘッドスピードもシャープですし、好打者でありながら非力さは感じられません。

(今後に向けて)

その打撃センス・打撃技術などを観ていると、上のレベルでも通用するだけの技量はありそうです。今後大学などでの活躍も期待できそうですが、先に書いたように、守備・走力での総合力が求められるタイプ。それだけに、守備・走力にも力を入れて、夏までにはアピールできる存在になって欲しいと思います。ただ打撃には、光るものがある選手です。

△林 正也(愛媛・今治西2年)投手 175/65 右/左

(どんな選手?)

昨秋の神宮大会でも見た投手ですが、ゆったりと振りかぶって来る本格派投手で、秋の時点でMAX138キロを記録しておりました。選抜では120キロ台中盤までのスピード表示しか出ませんでしたが、あれはガンの調子が悪かったのではないかと思えるほど、数字が低く出ておりました。ただ一冬超えた成長が感じられたか?と言われると疑問な大会でした。

(投球内容)

選抜では、120キロ台のストレートとカーブのとのコンビネーション。短いイニングであったのも確かなのですが、高めに抜ける球も少なくありませんでした。球の勢い・体つき・制球力共に、秋と大きく変化した印象はありません。元々この投手の最大の良さは、上体や腕を鋭く振れる点です。このことに関しては非凡なものを持っております。

投球フォームは、非常に躍動感があるフォームは魅力的です。ただ少し背中を後ろに傾けすぎかなと感じられます。お尻は、一塁側にしっかり落とせるフォームなので、武器であるカーブの他にも、将来的には縦の変化も期待できます。

ただグラブをしっかり最後まで内に抱えきれていないのと、足の甲の粘りが短いので、制球力は不安定になりがちです。「着地」「球持ち」「体重移動」なども悪くないのですが、「開き」が早いのが顕著です。どうしても開きを抑えようとすると、腕が振れなくなり、持ち味を失いかね無いので、持ち味を損なわないように、以下に欠点を改善できるのかが課題です。あとは、無理に腕を上から振ろうしているので、その辺の角度を緩和させてあげることで、腕の振りがスムーズになり、体への負担も小さくなるのではないのでしょうか。

(今後に向けて)

秋から春にかけて、体つきも変わっておらず、投球内容にも成長が感じられませんでした。怪我でもあって、順調さを欠いたのでしょうか?ただ、まだ新2年生だけに、残された時間はあります。自分の課題と向きあって、少しずつ上のレベルで通用する、全国レベルの投手に育って欲しいと思います。秋口からは、四国でも話題になる投手の一人だと評価しております。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2010年 選抜の逸材16!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 4月21日(水)07時36分43秒
返信・引用
  九州遠征の準備が整いました。一応予報では今のところ天候は大丈夫そうとのことで、無事観戦できたらと思います。最大のポイントは、観戦三日目に予定している明豊が、緒戦を勝ってくれるかどうかだと思っております。また現地で、如何に選抜のレポートを書き込めるかも重要な仕事となります。ただ慣れないキーボードの打ち込みは、かなり辛い作業にはなると思うですが・・・。少しでもその前に、自宅でできる分は、どんどん更新したいと思っております。

○増田 大樹(三重・三重高3年)投手 169/76 左/左

(どんな投手?)

左のスリークオーターからキレのある球を投げ込む実戦派左腕です。すでに「投手としての形」がある程度できている投手で、しっかり投球を組み立てられる左腕です。今後の伸びしろを期待すると言うよりは、今あるベースに工夫を重ねて行くことで、更なる進化を遂げて行くタイプの投手ではないのでしょうか。

(投球内容)

投球のほとんどは、速球とスライダーのコンビネーションで組み立ててきます。左打者の背中越しから来るような独特の球筋の速球は、常時135~MAX139キロ。技巧派左腕ですが、左腕としてはかなりの球速の持ち主です。また手元でしっかりキレる球質も良いです。

変化球は、スライダー。このスライダーは、空振りを誘うと言う切れ味ではなく、あくまでも速球とのアクセント・カウントを稼ぐための球種です。時々、このスライダーが高めに浮いて痛打されます。左腕にしては鋭い牽制を入れない投手ですが、クィックは1.1秒前後ですし、ベースカバーも素早いなど、マウンド捌き、制球力含めて、野球センスに優れた選手です。

(今後は)

身体は小さいのですが、体格はしっかりしておりますし、投球もできる左腕は貴重です。左スリークオーターを活かした球筋もありますし、大学・社会人などでやって行ける可能性を秘めていると思います。もうワンランク・球威・球速を増して来るようだと、大学などでも
かなりの活躍が見込めるのではないのでしょうか。比較的早い段階から、頭角を現す可能性のある楽しみな投手ですね。

△濱元 大希(愛媛・今治西3年)遊撃 172/65 右/左

(どんな選手?)

神宮大会では、その隙のなしの構え・意識から非常に楽しみな選手だと絶賛した選手です。しかしこの選抜では、結果がでないばかりでなく、送りバントを失敗するなど、持ち味を発揮できないまま、一回戦で姿を消しました。

(守備・走塁面)

一塁までの塁間は、4.1秒強ぐらいで走破する、中の上レベルの脚力です。ただプレー全体にはスピード感が感じられ、動作の1つ1つに高い集中力も感じられるなど、その走力以上に、盗塁を狙って奪える可能性を秘めた選手だと思います。ちなみに秋の成績は、36試合で12盗塁と、チーム1の盗塁数を誇りました。

また遊撃手としても、打球への一歩目の勘の良さが目立ちます。それでいてボールを丁寧に扱うと言う意識もあり、現状キャッチング・スローイング・フットワーク共に際だつものはありませんが、将来的には上のレベルでも二遊間を担えるスピード感を秘めていると秋の時点で評価いたしました。選抜時は、際だって成長したと言う感じではありませんでしたが、遊撃手としてはかなりプレーが安定してきましたし、地肩も基準以上のものがあります。派手なプレーよりも、確実に自分のできるプレーを行うプレーヤーに成長して欲しいと願います。

基本的に、秋とフォームに大きな変化は感じません。もう少し構えた時に、リラックスして力みを減らすこと。それにインパクトの際に、バットの先端が下がり気味なので、ヘッドを立てる意識で振り抜けると、打ち損じも減るような気が致します。

「遅すぎる仕掛け」の問題は、大変デリケートな部分なので、春~夏の短期間に取り組むべき課題ではないと思います。ただ相変わらずヘッドスピードは鋭いですし、打席での集中力も悪くありません。逆にこの責任感の強さが、裏目に出てしまった試合ではないのでしょうか。

(今後に向けて)

けして努力を怠って劣化したとは思いません。ただ悪い方へ悪い方へ悪循環した感じの試合でした。高卒プロと言うのは難しいと思いますが、意識も高そうな選手なので、大学などでの活躍を期待したいと思います。

この経験を糧にして、夏はどんな成長・結果を残してくれるのか、個人的には大変興味が有る選手です。若いのですから、いろいろ自分にあったものを探す人間的な幅を身につけて欲しいと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

2010年 選抜の逸材15!

 投稿者:蔵建て男メール  投稿日:2010年 4月20日(火)21時45分49秒
返信・引用
  皆様今晩は。余裕があれば、選抜のレポート。九州遠征の際に、現地からどんどん書き込んで行こうかなと思います(たぶんすることないだろうから)。そのための準備を、ここ数日は進めて参りたいと思います。

今日は、私が評価する云々と言うよりも、事前にリストに掲載していた選手だったので、ご紹介したいと思います。

△大田 大和(兵庫・神戸国際大附3年)投手 175/83 右/右

(どんな選手?)

エース・岡本健と並ぶ140キロ右腕と言われていた選手で、どんな投手なのか気になっておりました。中背から力強い速球を投げ込む投手です。特に腕をしっかり振れるのが、この投手の最大の良さです。

(投球内容)

球速は、常時135キロ前後なのですが、球の伸び・勢いを兼ね備えた力強いストレートを投げ込んできます。変化球もカーブ・横滑りするスライダー、それに内角へのストレートはシュート回転して内に食い込んできます。縦の変化は無い選手で、両サイドを突く投球が身上のようです。意外に制球力は安定しておりますが、短いイニングにエネルギーをぶつけてくるリリーフタイプと言う印象です。

投球フォームは、お尻を一塁側に落とせないタイプなので、見分けの難しいカーブや縦系の修得は厳しいかもしれません。またグラブの抱え込みが、最後ほどけてしまうのは残念。それでも、足の甲を深く押しつけて投げ込めるところは、質の良いストレートを期待できます。

投球フォームの最大の課題は「開き」が早い点。これを改善して行かないと、いくら球速を増してその効果は薄いのではないのでしょうか。「着地」「球持ち」「体重移動」は、けして悪くないだけに残念です。

(今後は)

身体に力がある選手なので、将来的には、まだ球威・球速を増して行けるのではないのでしょうか。「開き」の改善をしつつ、スケールアップを望めれば、大学などでも頭角を現す存在になれるかもしれません。

△日野 玲央奈(愛媛・今治西3年)投手 170/75 左/左

(どんな投手?)

今治西の3本柱の中でも、主に先発をして試合を作る左腕です。球威・球速はありませんが、大崩れない投手なので、監督しては安心して先発させられるタイプだと思います。

(投球内容)

球速は、常時125キロ前後で、MAXでも130キロ出るか出ないかぐらいの投手です。変化球は、カーブ・スライダー・シュート系の球があるようです。特に大きなカーブをよく投げるのですが、この球が甘く入って打たれるケースが目立ちます。

制球は、ストライクゾーンの枠の中に入れるのには苦労しませんが、コースを投げ分けたり、厳しいコースを狙って投げ込む制球力はないようです。また左腕ですが、牽制は平均レベルで、クィックは1.4秒弱程度と出来ないようです。試合を作るセンス・マウンド捌きには優れますが、上のレベルでも通用する何かが欲しいですね。

お尻を三塁側に落とせるわけではないので、今使っているカーブが、上のレベルで通用するような見分けの難しいカーブには見えないのが残念。技巧派投手にしては、グラブの抱えも甘いですし、足の甲の押しつけもつま先のみの上体が高いフォームです。そのため左右・高低の制球力もアバウトで、なんとか指先の感覚の良さで誤魔化そうといった感じに見えます。

「開き」が比較的遅く「球持ち」も悪くありません。「着地」までの粘りも、それなりでですが、「体重移動」はもう一つなので、あまり前にボールが乗って行くような勢いは感じられません。もし今のフォームならば、上体や腕をもっと鋭く振ってキレを出して行くしかないと思います。



(今後は)

う~ん、ちょっと今の球威・投球内容だと、上のレベルで活躍するのは厳しいかもしれません。ただ左腕で試合を作れる存在は貴重ですし、フォームとしては実戦的な技術は持っております。あとは、動作一つ一つをしっかりやったり、実際の投球でも、何か武器になるものが欲しいところです。今のままだと、高校生レベルの好投手で終わることになるのではないのでしょうか。

△佐々木 裕弥(愛媛・今治西3年)投手 171/64 右/左

(どんな投手?)

典型的な力投派投手で、力のある球でグイグイ押して来るのが身上です。選抜では、あっと言う間での交代でしたが、MAX135キロのストレートで三振も奪っておりました。

(投球内容)

投球内容に関しては、如何せん僅か数球だけだったので、なんとも言えません。MAXでは140キロと言われる投手で、その片鱗は伺うことができました。この投手、力投派ですが、けして四球で自滅するような制球力が悪い投手ではないようです。

(今後に向けて)

この大会だけではよくわかりませんでした。ただ夏には、甲子園で140キロ台をも投げられる可能性は感じられた投手だけに、ぜひ再び、この地に戻ってきて欲しいと思います。

http://blue.ap.teacup.com/kuratateo/

 

岩本輝

 投稿者:ジャンヌダルク  投稿日:2010年 4月20日(火)00時18分16秒
返信・引用
  先日春の山口県大会、南陽工-防府の試合を観戦してきました。この両チームは秋の県大会1回戦でも対戦しており、そのときは防府が2-1で南陽工に勝利。その後防府は県大会優勝を果たしています。今回は南陽工が5-2でリベンジに成功しました。

今回観戦の一番の目的は南陽工のエース岩本。その成長ぶりについてですが、まず体つきが良くなっていました。下半身がガッチリしていて恐らく75kgあたりまで体重が増えているのではないかと思います。この日は立ち上がりストライクとボールがはっきり分かれて不安定だったのですが、味方打線が逆転してくれるとテンポも良くなり、三振やフライアウトを多く取れるようになりました。ストレートは球威が去年よりアップして体重増がそのまま威力のアップにつながっているという感じです。近くにいた高校生のスピードガンで最速142キロを計測していました。しっかり指にかかった時の球はおぉ!と思わず唸らされましたね。スライダーのキレも抜群で、右打者にはアウトコースにスライダーを集め空振りを奪うシーンが多く見られました。

南陽工は控え右腕の浅田もまずまず力のあるボールをブルペンで投げ込んでいたので(浅田のフォームはパッと見で東海大相模の一二三っぽい)投手力は問題ないと思います。3番の目代を中心とした打線がどれだけ援護できるかが夏の甲子園に出られるかどうかのポイントとなりそうです。

あと、この試合の次の試合に出場していた徳山高校にいる羽野というキャッチャーの肩が素晴らしかったです。投手の調子が悪く大量リードを許す展開でも、ランナーへの牽制やセカンドへの送球のコントロールが良く、スクイズを読んで挟殺プレーに持ち込むなど集中力が最後まで切れていませんでした。打撃でも1回戦でホームランを打ったようです。

今年の山口県は本命不在で意外なチームが甲子園に出てくる可能性が十分にあります。というのも上位のチーム(宇部商や岩国)の力が落ちてきていて、かつ有力選手が県内に分散しているためどんぐりの背比べ状態になってしまい、甲子園で勝てるレベルのチームが見当たらない状況です。元プロ選手の大越監督率いる早鞆が近いうち強豪に育ってくれるといいのですが…。
 
    (蔵建て男) 岩本は、順調に来ているようですね。山口は、分散傾向ですか。この中から、全国の勝てるチームが一校出てくると、そこを中心にグッとレベルが上がるんですけどね。

山口にも、そういったチームが現れることを期待しております。
 

(無題)

 投稿者:近畿より  投稿日:2010年 4月19日(月)18時39分26秒
返信・引用
  蔵さん西川遥輝評について返信頂きありがとうございました。先日も春季大会を観戦してきましたが、何かやっぱり元気がないというか覇気がないというか・・・スカウトも来てました。少し形にこだわりすぎ感が強く感じました。一年の時のがむしゃらな気持ちを早く思いだしてほしいと思います。  
    (蔵建て男) 一年の夏の甲子園の勇姿は忘れられませんね。あの生き生きしたプレーを、ぜひ最後の夏は期待したいところです。  

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